今こそDQ6のリメイクを本気で考えますよの8

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663名前が無い@ただの名無しのようだ
>>658-660
シナリオの読みが足りない。

まず、ムドーとの対決姿勢を明らかにしていたのはレイドックだったが、影響は他の国にも及んでいる。
証拠として住民から「世界が平和になった」というセリフは世界のあちこちで聞くことが出来る。
これはムドー討伐の知らせを聞いたからこそ存在するもので、そうでなければ根拠がない。

次にムドーを倒した後の目標だが、まずレイドックから出る時は自分の身体を取り戻す事と
平和になった世界を見て回る事になっているのは分かることだと思う。

さて世界を見て回って何を知る事が出来たかというと、次に訪れるのはモンストルとアークボルト。
この二つに共通する点は「魔物襲来の残響」というところ。
モンストルは過去の戦闘から悲惨な宿命を背負う事になってしまった男の話だし、
アークボルトは生き残りのモンスターが人間の社会生活を阻害している話になっている。
さらにこの頃から噂に上りだす「眠り病」も相俟って不穏な空気が流れ出す。

そしてジャミラスだ。
彼は表向きは平和なように見せかけておいて陰で人々を闇に陥れている存在で、
これだけでも人々の「平和になった」ムードに大きな影を落とす意味を持つ。
さらに演説では「たとえムドーが滅びようとも〜魔族は滅びぬ!」と大見得を切るが
これも今まであった不穏なムードを決定的にするもので、「ムドー討伐では終わらない」事を
明示するものだ。
最後に「……さまっ!」と言う事でこれは決定的になる。

そして「真の敵はいずこに…?」というクエストへと繋がり、カルベローナ、ゼニスといった
ところを経てデスタムーアに辿りつくわけだ。

まあ若干の描写不足は否定しないが、少なくともムドーだけでそうやってひっぱるシナリオよりは
こちらの方が圧倒的に質は高いと思う。
リメイクでは会話によってかなりの部分が補足されると考えているので、「目標が良く分からない」
という意見はかなり減る事だと思うよ。