やっぱDQ6は最高だった

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798名前が無い@ただの名無しのようだ
さて、一方『ドラゴンクエスト(DQ)』シリーズ。
特に『V』『W』『X』『Z』『[』あたりで下手に「感動した」なんて言うと、
「『いちご100%』で感動した」というのと同じくらい、
人間の底の浅さが垣間見えてしまう、ある意味危険な大作RPG。
DQシリーズは、そのライバルといえる『ファイナルファンタジー』シリーズとは対照的に、
根強い「DQ=ガキゲー」の構図が存在することでも有名だ。
その理由は突き詰めれば、「キャラのガキ臭さと共に比例するストーリーの薄さ」という一点に尽きる。
今や、したり顔で「FFはキャラゲー、DQこそが最高のゲーム」なんて言おうものなら、「かわいそうな子」扱いだ。
「感情移入」という言葉を重要視するあまり、
「無口で、自我が無く、仲間の言葉に流され、流れで竜王(笑)を倒し、気づけば実は勇者で、
流れでハッピーエンド」という主人公。まさに今の子供達のように事なかれ主義的考えの主人公。
「おい、コイツを動かしてるのは俺だろ。俺だったらこんな行動しねえぞ絶対」とは思うものの、
主人公には自我が無いため、仲間の言葉の言うなりに行動するしかない。
「主人公=自分」と思い込んでいる、かわいそうなプレイヤーがDQをするのに、
結局流れに逆らう事が出来ず、楽しめない。
少々強引かもしれないが、消防とDQ信者には
「映画を素直に楽しめない、内容が理解できない」という共通点があるんじゃないか。