【脳筋】クリフトとアリーナの想いは3【ヘタレ】

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1名前が無い@ただの名無しのようだ
いつから? ゲーム中では明確な描写はなかったよね?
クリフトとアリーナの関係性について語り合うスレです。
SS、AA職人大歓迎。虐殺房はスルー
ハードな考察もラブラブも変態もドジンも歓迎。
前スレはこちらhttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1054024302/
テンプレは>>2-10あたり
2名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 00:53:59 ID:PIyflMwF
まんこ
3関連スレ:05/02/10 00:57:20 ID:jaokQSZ/
クリフト、アリーナ関連スレの案内(スレ立て時現在、100レス以上のものだけ抜粋)

アリーナの黒タイツについてのみ語るスレ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1092711916/

ククールVSテリーVSクリフト
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1102489519/
4名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 01:02:31 ID:bgOuUVIT
>>1
乙!
5名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 01:05:00 ID:LPGmNWFn
>>1
乙斗星
61:05/02/10 01:06:37 ID:jaokQSZ/
それではみなさんホシュ&補完おながいします。
7名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 01:06:59 ID:iR3iGoiZ
>>5
遺影!
8名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 01:08:00 ID:iIXGQc/k
   ,. -−、
   | |田||
   |__,|_||  
   L..、_,i  
  ぐ/|.゚ー゚ノゝ
   K~キチス
   ∪i÷-|j
    Li_,_/」  
     .し'`J   

  .__△__ 
  ヽ___/
.  / ,ノノハ)) 
. (9ノノ(,゚.ヮ゚ノi  
@〃とヾ二)つ .
. ん'vく/___iゝ  
    .じ'i_ノ
9名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 01:16:12 ID:bgOuUVIT
即死判定ってどれくらいだ?
10名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 01:17:23 ID:PIyflMwF
  , '     , '  f     |       l    ',   ヽ.  ,'   __ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_ノヽ_ノヽ
. /     ./    {.       {       j  ,  }    .! /   )
,'     ,' i    ヽ、,\-┘    '-y、   i      |, '   <
!       , ! !   ./,, ==ゝ、    _ノ__,ヽノ  丿 i !      !    新スレ乙!
t     | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´  rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ     丿
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´    ∠__
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ  .fノ          ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-
      ', l  }  .:::::::::.  ,〜-┐ .::::::. }|  ヾ、
       l ゝ、_`      /    l    ,.' !    }.}  、
      ノ  _.  \     {   ,'   , イ ヽ  ノノ  丿!
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、 ヽ - '  _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ     ノ
11名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 01:43:12 ID:vpRsdvj7
新スレ乙です。
いやまさか自分が考えたスレタイが採用されるとは夢にも。
これからも自分からSS書いていくかもしれないのでもしこれから書きたくなったら心を広くしてみてやってください。
12(  ゚ ∇゚):05/02/10 01:44:47 ID:VNT0YRrK
     /:::::::   :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
    /::::::::::::   ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
   i:::::::::::::::::   ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
   ヽ::::::::::::::::   :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ     / ̄ ̄|||  |  |
    ヽ:::::::::::::.,-‐"~~      ~^`ヽ、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ.  /    /   ―┼―┼―
     ヽ:^~ヽ;;;;_、-‐::‐‐‐‐‐--、;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/     /        |  │
    /´//ヽ~/// // //ヽヽ/ヽヽ;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/    /         /  || /
  / / // //// // //     i:|ヽ"ヽ;;;;;;;ヽ/;;;;;;;;;;;;::/    /         /    __/
`:ヽ、/ // / |:| | | |/| |;/ ー‐‐---- ))))ヽ;;;;;ヽ;;;;/
  /`ヽ// / λ/ ヽヽヽヽ       /ノ:;'.ノ、;;;ノ    / ̄ニ―v―ニ-v-、
 ィ―| |`:; . ':|/   ゛ ~^`  _,....,,,,_    ~;:|=――――/- //       ニ|――ニ=-
<<二二二.ヽ |,r''"~゙`'    '"    `。 ,;|二二二二二(  | |-       ニニ/// )
 `━━━`',.ヽ゚。           ......。  ┝━━━━━| (        ニj――'
    ,'. ,' '"'、 '、 :::::: く      '''''' ゚  jjヽゝ::、::、   .-ヽ_/ ニ=    ニニ=-
  ;'.':,' /~^ヽ 丿、   匸 ̄ヽ    ,ィ'ヽ、i、ヽ、 ヽ ( 、'") )、 \    ニ|-
    /i ヽ,_i///:`ヽ、   ̄"゙;_、-‐~-ヽ ヽiヽヽ  `ー-'^ / i.  ニ   ニ|=
    、ヽ   //  |;;ii~^'‐-‐''^  、"~`;;ヽ ヽ;;;;iヽ`ー--‐'~ ノ  |     ニニ=-
     iヽ、___ /  //^~;i:::::::;;i'    /‐-、    /;;i∩、‐-‐‐^~ノ  |=   ニ|-
「ほらほらアリーナちゃん、脳みそまで筋肉か試してやるよ!」
「ははは!もう死にやがった!!」
13名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 01:58:05 ID:LPGmNWFn
   ,. -−、
   | |田||
   |__,|_||  
   L..、_,i  
  ぐ/|.゚ー゚ノゝ
   K~キチス
   ∪i÷-|j
    Li_,_/」  
     .し'`J   

  .__△__ 
  ヽ___/
.  / ,ノノハ)) 
. (9ノノ(,゚.ヮ゚ノi  
@〃とヾ二)つ .
. ん'vく/___iゝ  
    .じ'i_ノ


これかわいいな〜
14名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 02:04:49 ID:iIXGQc/k
>>13

DQFF板のAA保管庫
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1096817753/l50

ここの9,10あたりからの引用です。
15名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 03:24:52 ID:blet70I9

      俺たち 極悪非道のDQ地雷僧侶ブラザーズ
      今日も作戦聞かずにジゴスパとザラキの雨嵐!
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   . +     .           ,.-− 、 zaki
       vagikurosu       ||田| |
    .         ,〃彡ミヽ   ||_|__|   +
      .    + 〈((/(~ヾ》.  i、_,..」      zaraki
 . jigosupaku    ヾ巛゚∀゚ノ" 八゚∀゚|∩ゝ
          .  /~'i':=:!}つと{i゙キチ'i!ノ        +
        +   ん、」"Yヾl   !÷-〈   himesamahoimi
              i†=!=iノ . く_i_,_/」
     tanbarin   〈゙/.|-l  . (.ノ`J   +
           .     ̄
16名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 09:04:22 ID:NDve6HDl
age
17名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 22:04:27 ID:NfzMYrxr
職人さん町
18名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/10 23:45:13 ID:k/5ya+vI
   /    // ̄ ̄\ヽ             /: : : : .   :`l、
   |   │| /^l l^ヽ |            ∠-'''´: ̄ ̄``ヽ、|
   |   │| l:::::l l:::::l |           /: : : : .       . : \
   |   │|┌┐┌┐|          l : : : : ._,: -‐-:、_ . : .:.:/
   |   │| l::::l .|::::l .|          l_ ,::-'''´ _,. --:、_`''-、_/
   |   │\┘.└'/|          |_,. ,.::-: :|| |   `''-、|
   |──┴────┤          .|,l.|,l-、!ー┘ニニ二r|!r-、
   l::-‐―――‐―=―‐ヽ      r‐:-.、 iハ!'´li゙}゙f|  '´lリ` |l}、l  ,r‐‐v‐、
   /   ノ リ ル' レ' リ リ`ー-ー`    /   (_i_ノl l;  ̄.ソ     ̄ j「ノノヽ.(_ァ ノ .)
  / レヽ| '"^二´   `ニ^h     /ヽ、_,..:.:.:,ノヾ!  Lャ-     ,!r':. ヾ:. .  ' ,ノ゙)
 く  { ^r  ゙⌒////(⌒ { |    l:.: .  '. .:.:/ .:',  ーニ-''"  /::.:i:.: `:.: .  `ー-く
  ヽ ヽ.( ij       ∠ィ リ     >、.__,. ': .;ノ / i、  ー' /! ヽ ::.: :`.ヽ.、__)  )
.  ヽ ド、 r ⌒`ー--‐1 ,'    (    '. .:.:  _」 \_/ ,!  `ヽ、、_:.: : . ヽ、,ノ
    ヽl ト、ヽ.       l /     \__,,、-‐''"´ |i    , ′    `ー- 、..__,ノ゙
     リ \` -─- , '      /   `‐- _ ′!    /  !  _,..、 ''"´  ``丶、
 ─- ..⊥.   ` ー- イ-‐''" ̄ヽ. /  _   ヾ    ̄`` r┴'''"´ ̄   -''゙    


19名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 01:57:49 ID:UieAoEm3
ここまでテンプレ、と。
20名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 03:26:18 ID:Tz/fv6iK
ごめん、>>15の左側だれだかわからん。
21名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 03:33:00 ID:tnlk7AFn
8のククール修道僧
はぐメタ剣装備できたり意外と共通点あるな
性格は全然だが
22名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 11:51:07 ID:ISO2k3oz
>19
いいアリーナもテンプレ入りかよ!
23名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 16:25:37 ID:dZCBuXqE
新スレほしゅ。
24名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 19:33:10 ID:XhRfofCk
  , '     , '  f     |       l     ',   ヽ.  ,'
. /     ./    {. ,. ‐=≡lヽ     ト=ヽ }    .! /
,'     ,' i    ヽ、,. -‐┘    '- 、   i     |, '
!       , ! !   ./,, ==、      __,ヽノ  丿 i !
t     | t ヽ、/ '' 〃_)l     rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´  
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ  .fノ
      ', l  }  ///         /// |  ヾ、
       l ゝ、_`       ‐ -      /    }.}   ヾ、
      ノ  _.  \            イ    ノノ   / l
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、      _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ     ノ
25名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 22:11:03 ID:aGlmVeZD
   /    // ̄ ̄\ヽ             /: : : : .   :`l、
   |   │| /^l l^ヽ |            ∠-'''´: ̄ ̄``ヽ、|
   |   │| l:::::l l:::::l |           /: : : : .       . : \
   |   │|┌┐┌┐|          l : : : : ._,: -‐-:、_ . : .:.:/
   |   │| l::::l .|::::l .|          l_ ,::-'''´ _,. --:、_`''-、_/
   |   │\┘.└'/|          |_,. ,.::-: :|| |   `''-、|
   |──┴────┤          .|,l.|,l-、!ー┘ニニ二r|!r-、
   l::-‐―――‐―=―‐ヽ      r‐:-.、 iハ!'´li゙}゙f|  '´lリ` |l}、l  ,r‐‐v‐、
   /   ノ リ ル' レ' リ リ`ー-ー`    /   (_i_ノl l;  ̄.ソ     ̄ j「ノノヽ.(_ァ ノ .)
  / レヽ| '"^二´   `ニ^h     /ヽ、_,..:.:.:,ノヾ!  Lャ-     ,!r':. ヾ:. .  ' ,ノ゙)
 く  { ^r  ゙⌒////(⌒ { |    l:.: .  '. .:.:/ .:',  ーニ-''"  /::.:i:.: `:.: .  `ー-く
  ヽ ヽ.( ij       ∠ィ リ     >、.__,. ': .;ノ / i、  ー' /! ヽ ::.: :`.ヽ.、__)  )
.  ヽ ド、 r ⌒`ー--‐1 ,'    (    '. .:.:  _」 \_/ ,!  `ヽ、、_:.: : . ヽ、,ノ
    ヽl ト、ヽ.       l /     \__,,、-‐''"´ |i    , ′    `ー- 、..__,ノ゙
     リ \` -─- , '      /   `‐- _ ′!    /  !  _,..、 ''"´  ``丶、
 ─- ..⊥.   ` ー- イ-‐''" ̄ヽ. /  _   ヾ    ̄`` r┴'''"´ ̄   -''゙    



26名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 23:40:41 ID:1b1YOzlt
新スレ記念にちょっとSS書いてみた。

「ああ、まただめだった。」
満身創痍で宿屋に帰ってくるアリーナ。
「もうっ、いったいどこにあるのよ、パテギアの種というのは。」
「姫様、落ち着きなされ。勇者殿も探してくださっておられることですし。」
ブライがなだめる。アリーナはここのところ連日例の洞窟にパテギアの種を探し求めていたのだった。
しかし、いつも収穫なしだった。
「そんなこと言ったって、クリフトが…クリフトが手遅れになったらどうするのよ!!」
「何を縁起でもない。大丈夫です、案じなされ。クリフト殿はきっと助かります。」
「ブライ、よくそんな悠長なことが言ってられるわね。ああ、もう、どうすればいいの!!」
そう言いながら鉄の爪を外し、床に叩きつけるアリーナ。
「…とにかく、焦っていては何もなりませぬ。今日はゆっくり休んで、頭を冷やしなされ。」
「頭なら洞窟で十分冷えたわよ!!」
そう吐き捨てるとアリーナは、部屋のドアを蹴破り出ていった。
そうは言うものの、ブライの言う通りで、アリーナは夜空の下でしばし自分を落ち着かせることにした。
「…いったい、どうすればいいんだろう。いくら探しても見つからないし。
 パテギアの種さえあれば…いや、パテギアの根っこさえあればいいんだ。
 どうにかして根っこを手に入れられないかしら…」
アリーナは星を見ながら考えていた。
「…根っこ…根っこなのよね…でももう絶滅した…どこにも見つからない…
 どこにもないものを手に入れるには…
 ……そうだ!!」
ふと妙案が浮かんだアリーナは、すぐさまブライのところに飛んでいき、言い放った。
「明日、町中のもの…草も木も土も石も食べ物も飲み物も着るものも金も銀も銅も鉄も、とにかくいろんなものを寄せ集めて!!
 さあ、明日は戦いだわ。今日は早く寝なくちゃ。」
そう言うとすぐに床につくアリーナ。ブライはあっけにとられたままだった。
27名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 23:43:02 ID:1b1YOzlt
翌朝、ブライはアリーナに言われたとおり、町中のあらゆるものを集めてきた。
「姫様、いったい何をなさるおつもりですじゃ。」
「探しても見つからないなら、パテギアの根っこを作るのよ!!」
あまりの予想外の答えに驚くブライ。
「姫様、何をおっしゃいます。おやめくだされ、そのような愚かなことは。
 第一、神でもない人間が、生き物を創造することなど、できるものですか。」
「何を非科学的なことを言ってるのよ。神なんてものが本当にいると思ってるの。
 それならどうして、人一倍信心深いクリフトがあんな目に遭わなくちゃいけないのよ。」
一理あるようなないような理屈だが、ブライはそれ以上言い返すことができなかった。
「さあ、ゆっくりしてる場合じゃないわ。早く始めなきゃ。」
アリーナはパテギア作りに取りかかった。
とにかく片っ端から、切って、叩いて、煮て、焼いて、試行錯誤を繰り返した。
小さい頃からこのような作業はやったこともないアリーナ。時には火だるまになり、時には血まみれになりながら、それでもひたすらパテギア作りを試みた。
昼下がり。
「うっ、あっ、あぁぁぁぁーっ!!」
朝から苦闘していたアリーナだったが、とうとう力尽きて倒れた。体は傷だらけ、火傷だらけで、多量の血が流れていた。
「姫様!!」
ブライが慌てて、手にいっぱいの薬草を抱えて走ってくる。
「姫様、もう、本当におやめくだされ!!こんなことをしても、何にもなりませぬ。」
「何を言ってるのよ…こんなことで諦められないわよ。」
体中に薬草をすりこみながら、アリーナは言った。
「クリフトは…クリフトはもっと苦しんでるんだから…」
「…わかり申した。気の済むまでやってくだされ。ただし、くれぐれも姫様の身に万一のことがありませんよう、お願いいたします。」
「わかってるわよ、私はちょっとやそっとのことでへこたれたりしないから大丈夫よ。お気遣いありがとう。」
ブライは不安だったが、アリーナを信じ、見守ることにした。
「…とは言うものの、さてどうすればいいのやら。もう少し、もう少しでできそうなんだけど…
 こういう時こそ落ち着かなくちゃね、ブライの言う通り。えっと、あれをああしたらああなって、これがこうだから・・・」
28名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 23:44:16 ID:1b1YOzlt
アリーナはしばし休んで、今までの試行の結果をじっくり振り返り、考える。
「…だから、あれがああで、これがこうで…そうか、もしかしたら、これでいけるかも。」
「何かわかりましたか、姫様。」
「ブライ、卵と小麦粉と、それからひのきの棒を持ってきて。」
「え、あ、ははっ。」
何故それがパテギアの根っこと関係あるのか訳がわからぬまま、アリーナの言ったものを持ってきた。
「さあ、見ててよ。これでできると思うわ。」
アリーナは火をおこし、小麦粉と卵を混ぜ合わせたかと思うと、それを火の上で炙っているひのきの棒にかけ、棒を回した。
するとまた混ぜ合わせたものを棒にかけて回しながら炙り、また混ぜ合わせたものをかけ、これを繰り返した。
しばらくすると、ひのきの棒には大きな塊ができていた。
「さあ、これで多分、できたはずよ。」
アリーナはその塊からひのきの棒を抜き、塊の両端を切り落とした。
すると、驚くことに、そこには木の切り株のようなものができていた。
「できた…できたわよ!!ついにできたのよ、パテギアの根っこが!!」
「おお、姫様、素晴らしい!…しかしそれは根っこというよりは切り株ではござらんか。」
「ええい、細かいことを気にするでない!!さあ、今すぐこれをクリフトのところに持って行くわよ!!」
アリーナはすぐに駆けて行った。ブライは半信半疑ながらもついて行った。
29名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 23:45:18 ID:1b1YOzlt
「クリフト!!持ってきたわよ!!パテギアの根っこを。さあ早く、これを食べて!!」
切り株を手にして部屋に駆け込むアリーナ。目を覚ましたクリフトに切り株を差し出す。
「これを…ですか?これをそのまま食べて大丈夫なのですか?」
「大丈夫、噛んだって歯茎から血が出るものじゃないから。パテギアの根っこは柔らかいみたいだから。」
言われるままに切り株を食べるクリフト。
すると、見る見るクリフトの顔色がよくなり、たちまち病気は治った。
「おお、これがパテギアの根っこの力。姫様、私のためにこれを…
 こんなにボロボロになられて…さぞかし苦労されたことでしょう。ありがたい。何とお礼を申してよいのやら。」
「礼には及ばないわ。クリフトが元気になってくれただけで、何よりの幸せ。」
「クリフトさん、ついに手に入れ…あれ?」
ちょうどその時、勇者が戻ってきた。
「あ、ありがとうございました、私のために。でももう大丈夫です、病気は治りました。」
「は、はあ…」
何が何だかわからぬまま、本物のパテギアの根っこを持って呆然とする勇者。
「これも愛の力なのかもしれんな。」と、ブライは呟いた。

本当に愛の力だったのか、それともブラシーボ効果か、はたまた小麦粉と卵で治る程度の病気だったのかは、定かではない。
しかしこのことはあっという間にミントス中に広まり、それ以後アリーナの作ったその菓子は「パテギアーム・クリフテーン(ミントス語で「クリフトのパテギア」の意味)」という名で作られるようになり、ミントスの名産品となった。
後にその名が訛って「バームクーヘン」となり、世界中に広まったのである。
30名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/11 23:52:51 ID:pvRhlv+C
>>26-29
乙!
バームクーヘン秘話面白い。
31名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/12 14:24:18 ID:Z/nUbXYw
乙!バームクーヘン食いたくなってきた…

んで、クリアリのケコーン式には思い出のバームクーヘンが出され、
それからケコーン式の引き出物でバームクーヘンが出る事が一般に広まった…

・・・と勝手に解釈
32前スレ961:05/02/13 02:48:54 ID:d98vic3c
http://www.geocities.jp/iwahashisato/kuriari2.html

前スレが1000消費したので約束してたHTML化できました。
凄い大変だった。いつもの職人さんの苦労が身にしみて分かった。
33名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/13 09:11:20 ID:utUIjDtF
>>32
乙!!
34名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/13 10:46:57 ID:YMIXNcqH
>>32
マジで乙!!!助かる!!!
これでいつでも読めるな
35名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/13 21:31:38 ID:ojFwhcQw
このスレのっけから充実してるね。みんな乙彼!
36名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/14 15:00:45 ID:H5VITfLS
バレンタイン保守
37名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/14 18:26:29 ID:BmrLKC1s
ドジンシやSSで、クリフトがアリーナに
紅茶を振る舞うシーンをよく見る気がするんだが、
小説か何かにそういう設定あったっけ?
それとも単にそういうイメージがあるからなのか。
38名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/14 21:10:03 ID:Cb37OM8L
たしかプリンセスアリーナにそういうシーンがあった。
それを元にしてるかわからないけど。
でも王族には紅茶って似合う気がする。
39名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/15 01:08:55 ID:rjbzsZFq
>38
thx。
プリアリか。自分知らんはずだ。
だらけ漁ってもなかなか見つからないんだよな。
40名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/15 12:00:50 ID:3DygnMIC
>>39
プリアリはなー打ち切り感強かったなー・・・。
自分結構好きだったんだけど、シナリオ製作者途中で交代して、そっからがいまいちになったような気がした。
でもまぁ終盤はクリフト(それなりに)たくましくなってたし、いっか。
41名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/16 23:21:00 ID:d/4OjPem
ほしゅage
42名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/16 23:44:28 ID:DclxX5B2
               /\
             /   ヽ
           , '"´ ̄ ̄¨゙丶、
          〈           〉
          ヽ,r '_,.二二._ヽr'
            レ{l_ll_lLl|{'^}j.]j
       ,. - 、 {f1゙{.fj  f「}゙h)}r= 、
.      (( rル介ゝ. r'ァ /彳V  }j
      ゝ. ニ´,リjr=i≧<ユ{ヽ ー<
.      { `ァ=iニ「ヽ二二_)ノイ}う、`ヽ))
      └L、_ヽ|.|`ー=ニ二´イ.|.レ `ぐ
.       / \l/ "- ‐ ‐‐  Yニ´べ
      〈  く. ト  =- ‐  ,ィ ,ゝ- 〉
       ゝ./ヽ.!_r,ェ.v__,l/\,.く
      //‘ーェ',イーrゞェ'ィ‐r'、_,:ッく ヽ
     / ./ /,`7 l |    l. l \. ヽ \
    / / / l / l  !   l.  |  ヽ. i.  ヽ
   ,'  ! ,' レ'  l  l  /  |   ,〉 |   \
.   i │  ├r-.___,. -┴ '「   l     \
   l.  |    l      l  |    |、         \
.  |.  |     |     ,'  l     l |         _>
.   !  :|     l   j / !  ヽ 、 ,{     ,. -‐ '´
  |  l-‐.、 j ゙''´ { │   l  ゙" l   /
  ヽ  |   ヽ.l     L__」ー-、l.   l-‐ '
   \ !   ,l    ノ     〉、 _,ト
      `  f‘ー-‐'´〉      l  ̄  |
       l   _/      l    '〉
         j=='テ′     └r三‐イ
      ノ=、 ノ          l -=ゝ、
     ヾ== ''"         ヾ' ==┘
43名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/16 23:52:58 ID:zgKzaGxb
プリアリってクリフト×アリーナじゃないよね?
3巻までしか持ってないけど、フェイミンとのキスシーン(人工呼吸?)
を見て、クリアリ派の自分としてはちょっとショックを覚えた。
あれがきっかけで、フェイミンってクリフトの事好きになっちゃうんだっけ?

>>40
シナリオ製作者が交代って、誰に代わったの?
44名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/17 11:18:41 ID:4RK1owei
プリアリのあらすぢキボンヌ
45名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/17 22:52:59 ID:Lt+uq40B
すみません、プリアリって何ですか?
宜しければお教え下さい。
46名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/17 23:07:06 ID:HCbaWKyN
>>45
「ドラゴンクエスト プリンセスアリーナ」
(脚本・小松崎康弘 作画・八坂麻美子)
エニックスから出てる(Gファンタジーコミックス)。
1〜5巻まで出てるけど、入手困難(1、2巻は割と楽に入手可)
ちなみに、話的にはドラクエ2章にオリジナルキャラとか付け足した感じ。
旅立ちからエンドール大陸に渡るまでが描かれているらしい。
全巻持ってないのであまり詳しくなくてスマソ。
47名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/17 23:14:39 ID:Lt+uq40B
>>46
わざわざ有難うございます。
探してみます。
48名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/18 10:11:15 ID:WTVqXqsT
>>42
いつも思うんだが、
FC版のアリーナは足太すぎ。
しかも筋肉の太さなんだよな。
鍛えてたらあんなもんって言われたらそれまでだが。
PS版のアリーナはいい感じだ。
って言うか大好きだ。
49名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/18 10:32:39 ID:5WK4rq9K
鍛えてたらあんなもんだよ。タワラちゃんの脚を参照。
50名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/20 00:02:48 ID:pM+SYOYP
アリーナのむちっとしたふとももをノコギリで直接切り落としたい
51名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/20 00:56:13 ID:lwcDjSZ9
              ヽ \
             ./ \ \  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ∧_∧/     ̄  < またきたか!!
      (;´Д`)     i i i    \______
      /    ヽ _   i i i--、
     ./| |   | |   ̄ ̄ ̄ |:::::|.
    / \ヽ/| |       ノ__ノ..
   /   \\| |
   / /⌒\ し(メ    .i i i . .
 / /    > ) \  ノノノ
/ /     / /    .\_  サ゛ックサ゛ック
し'     (_つ   /:::::/::...   /ヽ
          ; "ノ・ ./∴: / )i iヽ-、_へ    ,ヘ
          '',, : :―― / / i i i iヽ . ̄ ゛― ノ /
    n_    _/;>>50 i  .ノ / /ノ-' ̄ ゛ ― 、__ノ
52名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/20 18:02:37 ID:iSaF67o0
アリーナのハミ乳ビキニ姿が見たい
53名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/20 20:17:57 ID:/N4Lr1EX
それは見たい( ̄¬ ̄*)
54名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/21 07:10:36 ID:AOw/VpFp
クリフトにククールの服を無理やり着せてみたい
55名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/21 21:59:31 ID:29OlRTrF
■こんなクリアリはダメだ!!














クリフトがアンガールズ
56名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/21 22:02:50 ID:lxUVJc7k
ひ、姫様…その…あの…すっ、好き…
ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャーン
57名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/22 17:48:44 ID:fpt4+Rm/
■こんなクリアリはダメだ!!














アリーナもアンガールズ
58名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/22 19:55:54 ID:EVvIUHHC
アリーナの目玉をくりぬいて半狂乱のアリーナに無理矢理食べさせてあげたい
59名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/22 20:13:25 ID:y0KKkO0R
ほしゅage
60名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/22 22:01:42 ID:WHuthuZJ
ク「この私が盾となって姫様をお守り致します!」
ア「エェー、私盾装備できないわよー」
はい
ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャーン
61名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/23 13:17:14 ID:bNq86Kq8
            / | |━╋━ | /   |    |     >>58
            /  ヽ、 ┃ ノ ノ   |     .|    ∩ ∩ 00
           /    ヽ┴ ' ノ     l    .l  (二 ニ 二)
           /-‐――――-、,,_   ノ    |    ∪ | |
          |           ゛ー'、,,_   |      //
          |_,,-――-、_       ゛‐、|      ∪
        /"         ̄`−、_    }
       <__           _,,-‐ワ. l     (二ニ二)
         /,::::: ̄l ̄'――' ̄ ̄":::::://^l     (二ニ ̄フ
        (( |:::∧|(●)    (●)::://::::::ヽ      ノ /
        V ヽ|ヽ|  \___/ `//)/:::::::〉     (__ノ
            _∧   \/   ノノ‐|'‐'~ノヽ、
         r‐'/   ヽ      / ノ  /   〉、     (~)
        r'l 〈   ,//`ー‐T " //  /   / ヽ   (二 ニ)
      //./ | /〈  ,,ノノ|~`' ̄/  /   /       (ニ 二)
     ,,/,, '   |  〉| '-┴┴' ̄ ̄  ./   /        l l
  ,,-‐'     ノヽ〈 ヽ、___,,,、-‐"~    /          (._)

(唱えてやった 唱えてやった)
62名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/23 13:43:23 ID:H1nvfN+9
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄

・・・しかしMPが足りない!
63名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/23 20:29:04 ID:Z4T1gJNQ
「ねぇクリフト。これでブライの頭を叩いたらどうなるかな?」
そういうと一本の杖を差し出すアリーナ。
「えっ、マグマの杖ですから気を失うと思いますが・・・」
「死にはしないのね」
そう言い残して杖を振りながらクリフトの前から立ち去る。
「・・・って姫様、どちらにいかれるのですかっ!?」
「もちろんブライのとこよ」
アリーナの前に回り込んでクリフトがアリーナに言う。
「ど、どうされたのですか?ブライ様に何か恨みでもあるのですか?」
「別にそんなんじゃないよ」
「で、では何故ブライ様の頭を叩こうなどと・・・」
「だから理由なんてないの。ただこれで頭叩いたらどうなるか知りたいだけなのっ!」
何故かキレるアリーナ。
64名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/23 22:53:53 ID:Z4T1gJNQ
「姫様、杖で叩いたりしたらブライ様が怪我をされますからおやめ下さい」
「そんなの叩かないとわからないじゃないっ!」
「叩かなくてもわかります!」
うつむくアリーナ。
「・・・」
「わかって頂けましたか?」
顔を上げてクリフトに告げる。
「じゃぁトルネコにする」
「はぃ?」
「ブライはやめてトルネコにするの」
「あの・・・姫様、そういうことではなく・・・」
「もういい。ついてこないで」
そういってトルネコのところへ向かうアリーナ。
65名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/23 23:00:17 ID:Z4T1gJNQ
あきらめてアリーナを見送り、自室で本を読んでいたその時、
階下からあぎゃ〜っとトルネコの悲鳴が聞こえた。
クリフトが階下へ向かおうとしたとき、さらにあぎゃ〜っとブライの悲鳴が聞こえた。
現場へ到着するとマグマの杖を手に持ったまま立ちつくすアリーナがいた。
「姫様、落ち着きましたか?」
やさしくなだめるように問いかけて手に持っている杖を奪う。
「やっぱり気絶しちゃった。思った以上に簡単に気絶したからびっくりした」
落ち着いた様子でそうつぶやいたアリーナ。
66名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/23 23:09:05 ID:c8EqQxgy
2つ目までは面白かった
67名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/23 23:11:31 ID:Z4T1gJNQ
トルネコとブライは後頭部に一撃食らって気絶していた。
幸いにも出血や骨折などは見受けられなかったので大事には至らなかった。
「姫様、二度とこんなことはしないようにお願いします」
そういうとクリフトはトルネコとブライをベッドに運んでいった。

運び終えて寝室から出てくるクリフトに声をかけたのはライアンだった。
「どうされたクリフト殿」
「かくかくしかじか」
「さようであるか」
アリーナの行動に疑問を抱くライアン。
「以前にもこのようなことが?」
「いえ、今回が初めてでして・・・」
「思春期ゆえの行動であろうか」
「理由がどうであれ、今後はこのようなことがないように気をつけますので」
「あまり気を落とさずに」
ライアンとの話を終えるとクリフトはアリーナの部屋に向かった。
68名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/23 23:22:43 ID:Z4T1gJNQ
「姫様、よろしいですか」
ドアをノックしてアリーナに問いかける。
少ししてドアが開く。
「姫様。先ほどのことですが・・・」
「中に入って」
そういって部屋にクリフトを招き入れる。
「何故あのようなことをしたのですか?」
「ダッフンダッ!」
変な顔をしながら言い放つアリーナ。
「は、はい?」
「ダッフンダッ!」
「な、何なんですかその『ダッフンダ』というのは?」
「オチよ。オチ」
「お、オチ?」
「そうオチ」
「この状況でその『オチ』が必要なのですか?」
「あたりまえじゃないっ!」
>>63,>>64っていい感じだったのに>>65でベクトルが大きくずれてるじゃない」
「そ、そう言われればそうですね。>>66でも指摘されてますし・・・」
「ベクトルがずれたから頭が真っ白になったの」
「あぁそれで無理に終わらせようとしてたんですか・・・」
「そうよ」
「それにしても今時『ダッフンダッ』はないと思うんですが」
69名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/23 23:29:09 ID:Z4T1gJNQ
「しょうがないじゃない。それしか浮かばなかったんだから」
「・・・よっぽど追い込まれてたんですね・・・」
「他には>>56をパクってジャンガジャンガで終わるのもありかと思ったんだけど、
 ちょっと長いから文章的にオチないと思ったの。これでもちゃんと考えた結果なんだから」
「お言葉ですが、『ダッフンダ』では落ちないと思いますよ」
「なんでよ。ちゃんとしたオチとして世間に認められたのよ」
「ここは2chですので、笑いの敷居はそんなに低くないんですよ」
「な、なんだってー!」
「・・・」
「これもダメなの?」
「・・・もう部屋に戻ります」
「ちょっとオチるまで一緒にいてよクリフト!あたし一人だと寒いじゃない。ってちょっとクリフトー!!」



おわりぽ
70名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/24 00:41:30 ID:1HDZamr2
はい
ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャーン
71名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/25 14:25:04 ID:1hvus0Ni
( ゚д゚)ポカーン
72名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/25 17:43:20 ID:AJGk2kXL
( ゚д゚)ナニコノスレ…
73名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/26 01:08:05 ID:cvF5x2wU
SS投下してもよろしい?
74名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/26 01:15:17 ID:z41DoNNf
……許可なんて求めなくていいから早く頼む。
75名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/26 11:43:40 ID:1nHxnbI2
窒息しそうなスレですね^^
7673:05/02/26 14:43:11 ID:cvF5x2wU
>>74
今推敲してるからちょっと待ってくれ
多分夜くらいになるかと
77名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/26 21:57:08 ID:Wz17Y1S1
期待あげ
78名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/26 23:22:14 ID:k4cIPxr+
>>76
期待

自分も今SS書いてるので書き終わったら投稿しますね。
791/5:05/02/27 02:42:34 ID:/lqs+HkT
73です。
やっと終わりました…あんまし自信ないけど。
人によってはあれかもしれないんで苦手な人はスルーしてください。

薄暗い部屋の中。
髪を撫でられる感触がして、アリーナは重たげに目を開けた。
どうやら少し眠ってしまっていたらしい。
まだ夜中であると判り、ほっとする。外は、満月。
部屋にはカーテン越しに優しい月の光が入ってきている。

視線を移すと、そこには最愛の人の顔があった。
「クリフト…」
「姫様」
視線が重なる。
そして、唇に優しい感触。

――こんな日が、本当に来るなんて。
802/5:05/02/27 02:48:21 ID:/lqs+HkT
半年前、初めて想いを伝えたあの日も、今日と同じ満月だった。
冒険か終わり、消えていた人々がこのサントハイムの城に戻ってきて間もない頃。
意を決して扉をノックした、あの日。
――クリフト…私、あなたのことが好き。
旅のさなか、彼が倒れたときに気付いた自分の本当の気持ち。
それだけを言うのに、どれだけの勇気を要しただろう。

――私もです。ずっとお慕い申しておりました。愛しております、アリーナ様。
彼はそういって、優しく抱きしめてくれた。恐れや不安を打ち消すように。
そして、初めてのキス。
それ以上、言葉は要らなかった。

それ以来、月に一度はこうして人目を忍んで逢瀬を重ねている。
朝が来れば、また王女と臣下に戻らなければならない。
恋人同士でいられるのは、夜明けまでのわずかな時間だけ。
こうして過ごす時間が、クリフトとの時間がいとおしい。
813/5:05/02/27 02:49:42 ID:/lqs+HkT
「ずっとこうしていられればいいのにな」
言ってしまって、はっとなる。
初めて意識してしまった。今まで触れないようにしてきた可能性を。
彼と二度とこうして会うことすらできなくなるかも知れないということを。
一国の王女である以上、彼と結ばれることは許されないこと。
この恋が知られてしまえば、たちどころに引き裂かれてしまうだろう。
クリフトとの永久の断絶…想像したくはないが、脳裏を過ぎってしまう。

アリーナの顔に影が差したのを、彼は見逃さなかった。
「どうなさいました、姫様」
「…ううん、なんでもないから気にしないで」
「いえ、私に話してください。どんなことでもいいんです」
彼は目の前の恋人を真っ直ぐに見つめながら言った。
この瞳に、嘘はつけない。
824/5:05/02/27 02:59:06 ID:/lqs+HkT
「…本当にたいしたことではないの。ただ…その…
 私って、王女として生まれてこなかったほうがよかったのかな、と思って。
 だってほら、私が王女なんかじゃなければ、クリフトだって私のために
 こんなに苦労しなくたってよかったわけじゃない。
 それに…王族とかじゃなきゃもしこのことが他の誰かに知られてしまっても
 そのことであなたと会えなくなったりはしないじゃない…」

いつの間にか泣いてしまっていたらしい。クリフトがが涙をそっと拭いてくれた。
「…私は、神に感謝しております。このような運命を私に与えてくださったことを。
 あなたが王女様だったからこそ、私は姫様とめぐり合うことができたのです。
 そのうえ、今こうして思いを通じ合わせることまでできたのです。
 …私はこれ以上、何も望んではおりません」
「でも…クリフトは怖くないの?」
「姫様…」
「私…クリフトを失うのが怖い。
 もし今クリフトと引き離されてしまったら、と思うと…」
835/5:05/02/27 03:01:54 ID:/lqs+HkT
不意に、クリフトはアリーナを強く抱きしめた。
「姫様…正直、私も怖いのです。しかしこれだけは約束させてください。
 たとえどのような時であっても、私は姫様のお傍にいるということを…」
そっとささやく。その一言が不安が瞬く間に溶かしていく。
これがクリフトの強さ。この強さに、今までずっと守られてきたんだと思う。
「クリフト…」
アリーナもクリフトの背中に手を回す。
「好き」
「私もです、姫様」
腕に力が込められる。優しく、それでいてしっかりと。
全身にクリフトの暖かさが伝わってくる。
夜が明けるまで、この温もりに身を委ねていたい…せめて今夜だけは。

いつしか不安は完全にかき消えていた。
8473:05/02/27 03:07:10 ID:/lqs+HkT
以上です。
ちょっと見切り発車で投下してしまったのですが…
SS書いたのは初めてです。文章書くって難しい…
85名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/27 03:09:10 ID:wQEEU2cp
>79-83
GJ!!最高だよキミ!!
最近見たSSの中では一番良かった!
8678:05/02/27 03:26:34 ID:Q3KC8gpW
>>79-83
乙!!

序盤の線部分が見やすくて良いと思いました。
後は特徴的な文章で短くまとまっているので非常に見やすいです。

とえらそに言いましたがとにかくお疲れ様です。

>>78でSS書くとか言いましたがこのSSの後だとあまり良く見えないかも。
87名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/27 05:55:39 ID:QydpunnL
少女漫画みたい。。。。
88名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/27 16:27:40 ID:/lqs+HkT
>>86

+      +
+   +  +  +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ドキドキワクワクテッカテカ
 (0゜∪ ∪ +   +      
 と__)__) +
89名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/27 18:23:32 ID:Q3JYTShf
>>86
俺がまた>>63-69の続きのSSを書くから。
その後なら気持ちよく書けるだろ?
今夜にでも酒飲みながら書くから待ってて。
9078:05/02/27 21:05:12 ID:Q3KC8gpW
>>88
輝いて見える

>>89
もう書く準備万全なのだが・・・
とりあえず待ってます。
9189:05/02/27 23:05:11 ID:Q3JYTShf
>>90
すまん。
仕事になったのでちょっと行ってくる。
とりあえず書き込んでくれ。
9278:05/02/27 23:11:32 ID:Q3KC8gpW
>>91
そろそろ寝ようと思ったのだが・・・
とりあえず偉そうなこと書いたお詫びに書きます。
侘びになるかは分かりませんが。
客観的にどう見えるかは分かりませんが個人的には文はともかくストーリーは好きです。
931/8:05/02/27 23:33:14 ID:Q3KC8gpW
サントハイム王国。
この国は領土も広く、良い人もたくさんいます。
私はこの国の王女として、何不自由なく育った。
ある日、私は訳があって持ち前の格闘の腕を活かして世界を救う旅に出た。
皆王女が格闘技なんて変だって言うけど私はそんな事無いと思う。
だって、神様は私たちに同じだけの力をくれるってクリフトが言ってたし、実際は私は世界一の格闘家になれた。

そんなわけで、周りを全く見れていない私にとってクリフトとの昨夜の初めての体験は、
私に知らないことをたくさん知らせてくれた。
クリフトは顔を赤らめながらも私への思いを明かしてくれたし、私もクリフトもお互いの色々なことが分かった気がする。

クリフトと私の間に誕生した新しい生命を知らせるため、このことを王であるお父様に知らせる。
私の結婚を強く望んでいたから、お父様は必ず許可を出してくれると思ったから、頭を低くしているクリフトを見て
私は「しっかりしなさい」の意をこめて裏手をクリフトに打とうとした時、お父様は言う。
「駄目だ」
私は手の動きを止め、信じられない表情で相手を見つめると私なりの講義をする。
それでも、王の立場として「平民」同然であるクリフトに娘を与えるわけにはいかなかった。
それに加えてアリーナに手を出したことに酷く腹を立て、兵に追放を命じる。
クリフトは何人かの兵によって両腕の自由を奪われ、足を引きづられ、どこかへ連れられる。
世界を救ったほどの剣術を持つクリフトにしてみればこんな弱々しい兵を振り払えないはずがないのだが何故か無抵抗。
私はもちろん兵をとめにかかったけど、後ろにいた兵に口を押さえられ、私は段々と意識が遠くなる。
兵は眠り薬を私の口に含ませたようで、霞んでいく目でクリフトを見つめ、やがて完全に意識を失う。
城の外に出されたクリフトは未練を残したような口調で私の名を呼んだけどそれに気付く事も、答えることもできなかった。
942/8:05/02/27 23:42:16 ID:Q3KC8gpW
城を追放されたクリフトは兵によってイカダに乗せられた。
死刑が無いサントハイムでの、最も重い罪。
クリフトは聖職者ながらアリーナを犯してしまった罪を大いに悔やみ、
サントハイム神官の証である十字架をそっとサントハイム大陸へと置いた。
イカダが流れ始め、その様を王が見つめる。
いつまでもいつまでも広い海を流れる彼の運命は波だけに任せられた。

そんなクリフトの想いが交差するよう、私はサントハイムの医療室で目覚める。
目の前にはマスクをして医療器具を持った医師達。
その人たちが手術によって私とクリフトの大切な大切な子供を取り除くのだと分かると、
私は世界一の格闘家ならではの力で手足を縛っているものを砕くと一目散にサントハイム城を出て行った。
いつも私を止める門番の声も町の賑やかな話し声も耳に入らない。
ただただ、私は漠然とクリフトのいる城の外へと走っていった。

愛するクリフトを追い求めて・・・
953/8:05/02/27 23:51:37 ID:Q3KC8gpW
城下町サラン。
私はこの町に何らかの光明があるように思えた。
でも違った。あるのはただの絶望のみ。
看板に書かれたクリフトのこと。
人々の口からクリフトの悪い噂が私の耳に入ってくる。
聞きたくない! 信じたくない!!
私は泣きたい気持ちを抑え、目も耳もつむりながらサランを抜けていった。

昨日の幸福が嘘だったかのような心の中の大きな大きな絶望。
それでも涙をこらえて必死に前向きに進もうとする。
私はとにかくクリフトを探すため、北のテンペへ向かった。
いつもは何とも無い山道も足が重く、思ったように進まない。
顔はもう涙でびっしょり濡れていて、前はほとんど見えていなかった。
前の崖にも、足元の石にも気付かず、前へと足を動かす。
案の定私は石につまずき、目の前の崖からまっすぐと下に落ちた。
かなりの高さだったので私は上空からの空気の圧力にも耐えられないほど厳しい姿勢になる。
それが原因となり、体が変に回転して私は頭から地面に叩きつけられた。
体力には自信がある私だけど、この衝撃には耐えられなかった。
目も開けられないまま、私はそこで意識を失った。
964/8:05/02/27 23:57:01 ID:Q3KC8gpW
鳥の声が響く、平和という言葉がぴたりと似合いそうな村。
私はその村の暖かい布団の中で目覚めた。
「おはようございます。」
声の高い女性の言葉が私の耳に入ってくる。
その声に応え、私が体を起こすと後頭部に激痛が走る。
「痛っ」
思わず声を上げ、身を起こし両手で頭を抱える。
様子を見て事態を察知した女性は薬箱で私の傷を癒してくれた。


「・・・それじゃ、何も覚えてないんですね?」
女性が尋ねると私は首を縦に弱々しく振った。
その時の私は崖から落ちた衝撃で記憶を失っていたみたい。
その女性の話によると、この村はテンペと呼ばれ、私はこの村を救ったらしいのだが、少しも思い出せない。
それでも心の中には忘れてはいけない男の姿がぼんやりと描かれていた。
その像をいくら年月を重ねても、いくら心の中を探ろうとも、全く形にならない。

とにかく私は記憶が戻るまで、この村に留まることになりました。
975/8:05/02/28 00:06:27 ID:UG7Iy4+G
あの日から5年。
すっかり町にも溶け込み、出産も経験した私は今や日課となった農業に励むため、今日も畑へ。
そんな私の姿を見て、5年前私を救った女性とその夫が話し合う。
「あの時、あの子がいなかったら私とあなたは結婚できなかったのよね。」
女がそう言うと男もそれに答える。
「あの子の瞳、それに心がとても強かった。そして武術も・・・」
「本当に、あの時あの子が死ななくて良かったわ。」
2人は私を見て微笑みながら、目線を下に落とす。
2人の目線の先にある、生まれて4年になる私の子供。
この子は生まれてからずっとこの村で育っていた。

その子供を見てまた女は微笑して言う。
「この子の父親、どんな人なのかな?」
少しあこがれも混じった声に、夫はそっと答えた。
「きっと、あんな良い子が選んだ人だから、素敵な人なんじゃないのかな」
「うん、そうね。早く記憶が戻るといいんだけど・・・明日でもう5年目ね。」
畑のベンチからも見える日めくりカレンダーを見ながら言う。

2人が空を見上げている時、仕事が終わった私は間に入る。
3人に声をかけ、仕事が終わった時決まってやる子供を抱き上げる動作。
座っていた2人が腰をあげると小屋に入るようすすめてくれた。
私は元気よく返事をするといつもの小屋へと戻っていった。
986/8:05/02/28 00:14:49 ID:UG7Iy4+G
夜。若い男がふらつく足取りで村に入る。
その男は弱々しく私がいる小屋の戸を叩き、私が扉を開けると細い声で言った。
「申し訳ありません。三日三晩飲まず食わずでお金もないんです。もしよろしければ・・・」
そう言うと若い男はその場に倒れこむ。
私は男の体を受け止めると、助けを借りて家の布団へと運んだ。


「おはようございます」
5年前、私が言われたセリフをそのまま男に言った。
男は頭を低くして礼を言おうとしたみたいだけど、私の顔を見て驚いて私の知らない名を叫ぶ。
「ア、アリーナ様!?」
私はこの人が記憶の在りし日の私を知っていると分かると、積極的に聞いた。
そしてわかった。
私の名がアリーナであること。
私がサントハイムからやってきたこと。
この男と私が「愛」で結ばれていたこと・・・。

「クリフト」と名乗るその男はサントハイムから流されたけど私の姿をどうしても見たくて死を覚悟でここまで来たらしい。
私はクリフトに連れられ、今まで世話になった人に別れを告げ、2人だけの子供ともに村を後にした。
99名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/28 00:24:55 ID:phKAe+3E
4円
1007/8:05/02/28 00:27:43 ID:UG7Iy4+G
「どうしても、思い出せませんか?」
クリフトが2人の子供抱きながらアリーナに語りかける。
クリフトはまだ私が知らないことを2つ言っていない。
私がサントハイムの王女であること、そして世界一の格闘家であること。
そのことを言ってしまうと衝撃が強すぎると判断したらしく、その時は何も言わなかった。
「ひ・・・いえ、アリーナ。どうしてもあなたに言わなければならないことがあります。驚きませんか?」
そんなことを急に言われて、私は少し戸惑った。
「はい」か「いいえ」。その答えを出そうとした矢先、草村から何十匹もの犬があらわれた。
クリフトは落ち着いて、私に子供を預けると、腰のバッグに入っていた短剣を素早く取り出すと次々とその魔犬をなぎ倒していく。
「すごい・・・」
私があっけにとられていく中、一匹の犬が私に襲い掛かる。
防御の仕方を忘れた私は、子供をかばうことを第一に考える姿勢をとる。
私は犬の突進によって後ろに弾き飛ばされる。
「姫様!」
クリフトが思わず叫ぶと、最後の魔犬を倒すとすぐに私の元へ来た。
子供は無事だったけど、私はひどい怪我を負っていた。
クリフトは最大の治癒呪文をかけると、私の顔色が徐々に変わる。
懐かしい匂い。なつかしい感触。その全てがこの呪文に含まれていた。

私は全てを思い出し、泣きながら愛しい人の名前を叫ぶ。
「クリフト!」
クリフトはその声で全てを察知し、抱きついてきた私を体で受け止めた。
そして二人は感情も赴くままに口付けを交わした。
あの夜よりも永く永く、あの夜よりも甘い甘い口付け・・・
1018/8:05/02/28 00:30:05 ID:UG7Iy4+G
私は5年ぶりに、愛する男の前で満面の笑みを見せた。
サントハイムに戻るのは少し怖いけど、きっと許してくれるだろう。
これからも私はことの人を愛することをやめないと思う。
神様が与えてくれた運命の人だから・・・

Fin...
102名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/28 00:34:56 ID:sidUSrP1
GJ!
103名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/28 00:44:51 ID:ARpzYcvv
>>101
文章はまだまだ精進の余地ありだが、まあ意欲は認める。
イカダに乗って流されるクリフトにはワロタ。
104名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/28 01:10:03 ID:xM49w46/
GJ!
ひきづられていくクリフトにワロタ
105名前が無い@ただの名無しのようだ:05/02/28 17:21:35 ID:35qnyfQX
GJ!
でもサントハイムの人々はこんな近くにいながらアリーナのことを
探さなかったのだろうか・・・?
とはいえ、クリアリSSとしてはいい話だったYO!!また書いてくれ!
106101:05/02/28 20:00:27 ID:UG7Iy4+G
>>102-105
感想ありがとう。
前スレ合わせてSS書くのこれで4回目なんだけど今回は書くの難しかった。
テーマを大きくしすぎた・・・
アリーナ口調で文を書いていましたが途中でこんがらがった。
慣れないことはするもんじゃないです。

>>105
それも考えましたが書いてみたらかなり長くなったし訳分からなくなったので省きました。
一応アリーナのことを探したけどアリーナが見に覚えが無かったから見つからなかったということにしておいてください。
今思えば兵に見つかって訳が分からないアリーナをたまたまそこを通りかかったクリフトが助けるなんて展開の方が良かったかも。

実はこれ書く前に2つ話用意しててもう1つ話あるんですがその話はかなりバッドエンドなんで書くべきなのかどうなのか。
10773:05/03/01 01:12:09 ID:l+fCYGN2
>>101
乙です!
ストーリーが凄いですね。
これからもどんどんSS投下してください。

で、もう一つSS書いたんだがちょっとこれはベタな内容かな…
とりあえず投下しますね。
10873:05/03/01 01:59:13 ID:l+fCYGN2
PCが不調で書き込めん
また今度にします、スマソ
109103:05/03/01 02:23:20 ID:vuzFUIDg
ならば今夜は俺が書こうじゃないか。陳腐な話ですまんがな。

(1/3)
豪華な宿屋の中にしつらえられた休憩所に、一人の老魔道士が座っていた。
彼の見事な白鬚は窓から照らされる西日で赤く染まり、
老成した視線は斜向かいに見える客室の閉ざされたドアに注がれている。
「まあ、女らしいと言えば女らしい行いであることだし……な」
何やら言い訳めいた口調で、ブライは一人ごちた。

寝台に眠るクリフトの額に手を当てると、まるで火が点いたような熱さだった。
アリーナは拙い手つきでクリフトの服を脱がせ、彼の体を拭き始める。
大量の脂汗を吸い、柔らかな布は見る間に重く濡れそぼった。
アリーナはふと、クリフトの鎖骨の下を走る傷痕に目を留めた。
よく見ると、同じような古傷がいくつもあった。腕にも、肩にも、脚にも。
その時、クリフトの口から苦しげな喘ぎが漏れた。
「姫……様……」

傷の由来を、アリーナは知っていた。
この忠実な神官は、戦いのさなかアリーナをかばって傷を負うことがしばしばあった。
そしてそのような時、彼は何よりも先んじてアリーナに癒やしの呪文をかけ、
王女の肌についた小さな傷をも完全に消してしまうのが常だった。
そして自分はというと、たとえ深傷であれ安物の薬草で済ませてしまう。
クリフトの精神と肉体は、こうして少しずつ、しかし確実に摩耗していったのだ。
そして忍び寄る熱病の魔手。

どうしてクリフトだけが病に罹ったのか、アリーナには痛いほど解っていた。
110103:05/03/01 02:25:31 ID:vuzFUIDg
(2/3)
「クリフトの馬鹿……」
アリーナは寝台に身を預け、クリフトの体にそっと自分の体を重ねた。
自らの服越しであるにも関わらず、神官の熱い体温が
胸の双丘に伝わって、王女は頬を夕陽色に染めた。
「好きな人に傷ついてほしくないのは、私だって同じなんだよ……」

ああ、こうして眠っているクリフトにならば、こんなに簡単に告白できるのに。
でもひとたびクリフトが目を覚ますと、私はきっと怒ってしまうのだ。
初めて会った時にそうしたように。今までずっとそうしてきたように。
(ほんとにもう、あなたは要領が悪いんだから!)
(頼りにならないなあ。だからついてこないでって言ったのよ)
違うのに。本当は違うことを言いたいのに。
ありがとう。ごめんね。好きよ。愛してる。ずっとそばにいて。
私をひとりにしないで――――

アリーナは、自身の柔らかな唇をそっとクリフトの唇に重ねた。
王女の瞳から大粒の涙がいくつもこぼれ落ち、神官の頬を濡らした。
111103:05/03/01 02:28:00 ID:vuzFUIDg
(3/3)
客室から出てきたアリーナを見て、ブライは片眉を上げた。
彼女の瞳は決意にみなぎり、生気ある輝きを放っているのが見てとれた。
目が赤いのは、窓から差し込む夕陽のせいばかりではなかったろうが、
ブライは敢えてアリーナに声を掛けようとはしなかった。
アリーナは一瞬だけブライと視線を交わすと身を翻し、
二段飛ばしで階段を駆け下りていった。
律動的なアリーナの足音が遠ざかると、ブライはしわがれた声でぼそりと呟いた。
「どうせ、こんなことになるだろうと思っておったのだ」

アリーナは沈む夕陽よりも早く走る。南へ。ソレッタへ。

今は、強くなろう。
風よりも疾く敵に迫り、会心の一撃で敵を倒そう。
たとえ魔物の群が先んじて襲いかかってきても、悉く身をかわそう。
あなたのために、私はどこまでも強くなろう。
私には、それしかできないから。

夕陽を受けた右手の鉄の爪が、まるで主人の意志を映すように、誇らかに輝いた。
112名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/01 14:12:36 ID:7HLaeYXT

そしてGJ
113名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/01 14:14:03 ID:7HLaeYXT
スマソ
ageてもた
114101:05/03/01 21:07:53 ID:FqYSYd/x
>>109-111
乙!
115名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/03 00:49:24 ID:J4pp0SEh
まとめサイト作ろうかと思ったんだが無理っぽい
誰かおながいします
116名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/05 00:52:03 ID:GIwlxnzJ
つくってもいいかなと思ったが、何をどうまとめるのかイマイチ判らん。
11732:05/03/05 01:26:16 ID:tk9lm0dm
>>115-116
前スレ保管した者ですが、過去に投稿されたSSやAAをまとめて一括とか?
テーブル形式にしたら出来そうですが他のまとめサイト見る限りでは結構大変そう。
とりあえず>>115はどんなの作りたいと思っていますか?

それと聞きたいことがあるんですが前スレの保管所ソース表示したら文字化けするんですがMETAタグとか上手く使えないんです。
METAタグ使えれば他の人に任せられるんですけどHPの知識持ってる人いませんか?
118116:05/03/05 01:40:50 ID:FFtS7LMo
とりあえずどこかにログを保管していくようにすればいいかな?
SSはさらに別枠つくって。
117さん、どういう状況?
119名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/05 01:43:28 ID:Jr5XxIJX
>>117
もしかしてメモ帳で開いてる?
文字化けするならTeraPadとかのエディタで開いてみるといいかも
120名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/05 05:39:01 ID:4LRJhXLF

こんなもの保管してどうするの?
121116:05/03/05 12:03:05 ID:GFoJA7EC
そうなんだよね…。
SSの保管ぐらいかなあ。
122115:05/03/05 12:22:05 ID:bL+jaWmz
>>117
とりあえずこういう感じのにできれば、と思ったんだが…(↓のは8の主姫のまとめサイトですが)
ttp://www.geocities.jp/eight_meteor/
自分で言っといてなんだけど>>120がいうように保管しなくていい気がしてきたorz
123名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/05 18:17:36 ID:iu9SSrYU
うん、いらないと思う。
124名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/05 21:46:53 ID:0OexV7AY
>>122
そこはSSが多いからまとめたほうがいいんだろうけど
ここはまとめなくてもログさえあれば読めるとオモ
125名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/06 14:56:35 ID:8V9j3pCQ

 

     ,へ、        /^i
     | \〉`ヽ-―ー--< 〈\ |
     7   , -- 、, --- 、  ヽ
    /  /  \、i, ,ノ    ヽ  ヽ
    |  (-=・=-  -=・=-  )  |
   /  <  / ▼ ヽ    >   、
  く彡彡   _/\_    ミミミ ヽ
   `<             ミミ彳ヘ
      >       ___/   \
     /         7      \
     |        /
126名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/07 22:47:05 ID:2tdozSC0
「ねぇクリフト、首にチョップしてもいい?」
「だめです」
「けちぃ〜」
「じゃあ、おっぱい揉ませて下さい」
「ブライにつうほうしますた」
127名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/08 03:52:33 ID:x3fBdztb
はい
ジャンガジャンガジャンガジャンガ(ry
128名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/08 04:07:54 ID:pBw1Ov9W
クリアリ小説読める携帯サイトないかな?
129名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/08 04:08:37 ID:pBw1Ov9W
クリアリ小説読める携帯サイトないかな
130名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/08 18:31:19 ID:SmMEXhZu

恋愛もギャグもグダグダなスレですね^^
131名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/08 22:04:13 ID:sDmkZ7wS
クリフトが絶対に言わないセリフ

「みんな死ねばいいのに」
132名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/09 22:57:41 ID:JhDwMIrk
学生の時、漫研でクリアリ書いてた娘がいて読ませてもらったけど、
あんときの小説が一番良かったかなぁ。
すげぇプラトニックで、クリフトはアリーナのそばに入るだけで幸せって感じで
セクースとかキスとか結婚したいなどの欲望は出てこない。
あの娘元気かなぁ。
133名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/10 00:02:43 ID:CGI3emy8
今その娘の内臓食ってる(笑)
体がピクンピクン痙攣していい感じです(⌒ー⌒)
134名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/10 21:04:31 ID:oFBwhZ5R
>>133
デブ専なんだね
135名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/13 22:00:08 ID:F7Zvb6yG
今夜が山田
136名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/14 19:52:07 ID:v1OfnWg7
バレンタインに続きホワイトデーも何もなしか……。
137名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/14 22:55:16 ID:1vfMDpUV
アリーナを自分の思いのままに操って自殺させるのが気持ち良い
生き返らせて何度でもアリーナを殺す感触を味わえる
138名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/15 22:52:01 ID:oqYY7Tqq
アリーナの頭にラバーをぐるぐる巻きにして、
中身の空気を抜いてみたい。
マッチ棒の先端のように固められた頭を抑えながらぴくぴく痙攣して
ゴムの臭いに包まれながらやがて冷たく動かなくなるアリーナたん…(´Д`)はぁはぁ
139名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/18 07:41:24 ID:SwQo8IaI
なんか前スレと最近まで良スレだったのに・・・。
正直このスレ好きだったから残念。
誰かSSうpしてくれ・・・
140名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/18 21:03:32 ID:NpSlgrHL
私も…。もうクリアリ職人さんいないのかなぁ…。クリアリってもうナシなの?
141名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/18 23:31:37 ID:f7KAuPZR
>>139-140

投稿しようと思ってるのだが中々時間が取れなくて下書きが出来ないんです。
下書きせずにいきなり書こうとしたら災難なことになるので。
今日から夜寝る前にでも時間取って何とか書きたいと思います。
「連作が書きたい」と思ってたので結構長いのでSS(ショート・ストーリー)とはいえないかも。
長いだけでつまらなかったらごめん。
142名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/18 23:38:53 ID:2y+MHV6Z
クリアリか……。
いつか書きたいと想っていても、今が旬の別のSS優先しちゃうんだよなあ……。
しかし今でも漏れにとって、クリアリはドラクエにおいて最も魅力的なカップルっす。
143名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 00:27:31 ID:qmXBEaDb
>>141
いや、この流れなら長くてもいいと思うよ。週に1〜2回の投稿ていうか
もっと遅いマッタリ連載みたいにしてくれても、それはそれで続きが
楽しみになったりするからね。
144名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 02:07:24 ID:uGRt28RA
アリーナの腹をかっ捌いて生モツ女体盛りにしてあげたい
生きたまま内臓をくわれ、美食家達の談笑を聞きながら絶命するアリーナ(≧∇≦)
145名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 02:22:42 ID:CEKGUV95
↑あぼーんされてるが、まあた頭の可哀想な人が来たのかな。

卒業のシーズンだが、クリフトが神官学校かなんかを卒業するとき、アリーナはなんか言ってやったんだろうか?
146名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 12:12:42 ID:t+t4f818
私も書きかけSSがあります。
でも初めて書くのと話が長くなっていくのとで、まとまらないです。
大まかな話はできてるんですが、文章って難しいですね。
147名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/21(月) 21:19:39 ID:DnheP3vz
今書いているですけど
伝えたいことをきちんと文章に変換するのってすごく難しいなぁと感じてます。
ちなみにお題は「武闘大会に参加せず、街の学校に通学をするアリーナ」でつ。
148名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/21(月) 22:53:45 ID:jqGXQUk/
>>147
是非うpしてください
クリ×アリならなお良い
149名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/22(火) 23:47:31 ID:gfe7+nQw
あまり聞きたくないが、春コミはどうだったの?
150名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 00:07:59 ID:QGeOAi7F
書きかけSS完成待っててあげ
151名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 01:13:15 ID:KM6nQ/L5
>>150
待ってるよ
152141:2005/03/25(金) 22:34:17 ID:nxOmu5HL
アリーナの興奮は最高潮に達していた。
目の前に並ぶ強敵の数々。爪を構え、自信気に立ち尽くす彼女。
趣味は「格闘技」。そんな彼女だからこそこんな夢を見たのかもしれない。
また、それが長い旅の思い出の一ページだったのかもしれない。
とにかく、彼女は夢の中の興奮で、浅い眠りから覚めた。

「・・・」
目を開け、しばらく呆然と、ただ何もせず暗闇の辺りを見渡す。
「そっか・・・もう、終わったんだ。」
長い旅の途中、どんな楽しい戦いよりも望んだ生まれ故郷の安息。
それが果たされた今、あの楽しく辛かった旅の思い出だけが彼女の頭に住みついていた。
アリーナはそのまま眠らず、一晩中旅の思い出を脳裏で描いていた。
そして翌朝・・・

「アリーナ姫様がいません」
息を切らしながら、サントハイム国の兵士が、王に訴えかける。
「またか・・・」
王はため息をつき、頭を抱えながら兵士を下げる。
あのおてんば姫が大人しく城にいてくれるとは最初から思っていなかった。
ましてあの大冒険の後である。
まだ幼いアリーナが自分の興奮に打ち勝つ術は、なかった。
しかし王も馬鹿ではない。
国の救世主とはいえ、次世代のサントハイム国を担う王女を捕らえる準備は万全だった。
すぐさま支持をだすと、再度息をついて重たげな腰を下ろした。
153141:2005/03/25(金) 22:57:59 ID:nxOmu5HL
「ここまで来ればもう平気ね。」
夜中に城を抜けた後、ずっと走ってきたので体力自慢のアリーナの足もさすがにヘトヘトだった。
旅の途中、幾度となくしてきた旅立ちの後悔。
そんな後悔も戦いの喜びにすっかりかき消されていた。
そしてアリーナは疲れと眠気からか、その場で眠りに入ってしまった。

ガサッ
かすかな物音と同時にアリーナが目を覚ます。
彼女の前に現れたのは2匹の、見た目は人間だが目や気配は邪悪に包まれた魔物だった。
すぐに体を起こし、戦闘の体勢に入ると、大きな物音と同時に片方が飛び掛ってくる。
相手がそれほど強いわけではなかったが、体全体で相手を受け止めるのが精一杯だった。
長い間の戦闘に対するブランクは相当なもののようだ。

しばらく間を置いてからもう片方が飛び出し、杖をアリーナに向かってかさず。
杖の先からふいに飛び出した火球が彼女の体に当たる。
思わず声をあげてとびのくと相手の攻撃が入る。
相手の魔法に阻まれ、ろくに反撃もできないまま、アリーナの体はズタズタにひきさかれる。
相当の傷を負い、とうとう死を覚悟して目をつむった。

今までこういう時があれば必ずクリフト、他の皆が助けてくれた。
薄れ行く意識の中で改めて自分の非力さ、身勝手さ、そしてクリフトの大きさを確認して、気を失った。
154名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/26(土) 08:57:54 ID:QFyCql1/
期待age
155名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/26(土) 17:44:41 ID:itCJ0cVC
       ┌─┐
       │田│
       └─┤
    ,.'´,^!´ヽ.│
   / ,ノノハ))∩ サントハイム!
  (9ノノ(,゚.ヮ゚ノi彡   サントハイム!
 ┌─┬─⊂彡
 |田|
 └─┘
156名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/30(水) 00:14:33 ID:Myten+aj
続きマダー?
157141:2005/03/30(水) 04:51:00 ID:C+XspajL
>>156
ごめん、まだ一文字も書いてない・・・
>>150に期待してあげて。
158名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/30(水) 13:18:34 ID:NPleyFsX
最近ココ寂しいね…
けど、クリミネスレだけには負けたくないな。
自分はクリアリ派なので。
159名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/30(水) 18:34:38 ID:IxRYohJE
俺、勇アリ
160名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/31(木) 00:50:25 ID:moZ74JJx
いっそ勇アリもスレ立てれば?
161名前が無い@ただの名無しのようだ:皇紀2665/04/02(土) 00:41:51 ID:BXRwiKX3
保守age
162141:皇紀2665/04/02(土) 02:48:30 ID:I1gRCp/m
数日後、あれから気を失っていたアリーナは目を覚ました。
たくさんの傷、たくさんの痛みが残っていたが、持ち前の回復力で傷は大体ふさがっていた。
それでも数箇所に残る傷が体中の箇所箇所に響く。

「あの時からどうなったんだろう・・・」
目覚めた部屋を見渡すと、どうやら夢で無いことは明らかなようだ。
となると、あれからどうなったと心を探索しても当たりは無かった。

そんな事をしてる内に扉を開けると、一人の男が中に入ってくる。
「!」
人柄を見ると優しそうな人ではあるが、十分警戒をして恐る恐る話しかけた。
「誰?あなたは・・・一体?」
するとその男はアリーナに笑いかけながら返答をする。
「お目覚めになられましたね。私の名はアン、アンディ国の王子です。」
それを聞くとアリーナは思わず喉をゴクリとならし、自分を緊張に追いやった。
よく見れば王子なりのしっかりとした身分をしている。
アンディ国といえば、旅の途中には寄らなかったがサントハイムのもう一つの大国だ。
そういえば父様が話してたっけ。
その時は写真で見ただけだったが、近くに寄るとかなりの美人に見える。
まるで人間ではないかのような・・・

「どうしました?」
考え事をしていた内に、アンが緊張を破くかのような優しい声で問う。
顔を迫られたアリーナは頬を赤く染め上げた。
163141:皇紀2665/04/02(土) 03:00:37 ID:I1gRCp/m
―何故あの場面で私は助かったんだろう。
そんな疑問も吹き飛ばすほどの事態。
初めて会った自分と対等の身分の男。
それに恋をしてしまったとは露知らず、彼女は彼女なりの緊張の形を知らず知らずに示す。
「あの・・・、あなたはサントハイム国のアリーナ姫では?」
「え? 何で知っているの?」
急に聞かれ、体が自然に反応するように即座に答えを返した。

「私は、どこにいて、どうやってあなたに見つけられたの?」
勢いに任せ、アリーナは思い切って一番聞きたい事を聞いた。
するとアンは静かな笑みをこぼし、答えた。
「たまたまあそこを通っていたらあなたが魔物にやられていました。
最初は驚きましたが、すぐに魔物を振り払いました。そして、ここに連れてきて手当てをしたというわけです。」
更に男は続ける。
聞くところによるとアンはアリーナと同じく、王の言うことをロクに聞かず遊びまわっているらしい。
そして、旅を続けている内にアリーナの存在を知り、彼女の顔写真を見た途端、いわゆる「一目ぼれ」をしてしまったそうだ。
とにかく彼の話は長く、彼女は最後まで集中して聞いていなかったが大事なところはそんなところ。

「アリーナ様、失礼とは、存じますが・・・私と、その、・・・結婚してください」

突然のプロポーズにアリーナは少し戸惑う。
しかし相手は剣術も魔術も優れ、まさに彼女が理想としていた相手。
アリーナには断る術もなく、首を縦に振った。
164141:2005/04/02(土) 03:06:32 ID:I1gRCp/m
サントハイム王室。
今ここで一つの歓声があがろうとしている。
長年悩み続けた結婚相手問題の解消。それが今成された。
容姿的にも、身分的にも何ら問題は無い。
喜びのあまり思わず涙組む大臣とブライを横目にいそいそと王は結婚式の準備を始めた。

「なんか、大変なことになっちゃったような・・・」
王室から出たアリーナがため息交じりの不安をこぼす
それを聞き、アンがそっと追言する。
「大丈夫だよ。俺達は愛し合ってるんだから。」
そう言うと、そっとアリーナの優しい口唇に自分の唇を当てた。
急にされて、アリーナの顔がみるみる真っ赤に染まっていく。

「こんなところで・・・恥ずかしいよ。皆見てる。」
「そうだね。それじゃあ、アリーナの部屋に案内してよ。」
そう言うと、アリーナはアンを自分の部屋へと導いた。
その途中、聞きなれたおだやかな声が2人の耳元に飛び込んでくる。
その声の主は、言うまでも無い神官クリフトだ。
165FFDQ支援(▼皿▼)1/1 :2005/04/02(土) 20:35:01 ID:y36iUFOm
ああ、続きが!さらに続くのですね。嬉しい待ち時間です。楽しみにしています。
でもずいぶん遅い時間に書かれているようなので、ちょっと心配しました。
身体は大事にしてくださいね<141さん

ところで、時間ギリギリになってしまって申し訳ないのですが、現在FFDQ板が2ちゃんねるの
トーナメントに出場中です。そして21:45に、いろいろなAAを皆で一斉に書き込んで投票しようという
ことになっています。こちらのスレの方々とクリアリ(おまけ付き)で一斉に走りぬけたら
爽快なのではないかなと思ってお誘いに来ました。こちらのAAで、いかがでしょう?
質問などはこの下に書いたスレへお願いします。

詳しい説明:http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1112283261/473
注意して欲しいこと:http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1112283261/476
疑問質問などなどはhttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1112283261/l50へ

いつもはもっと気軽にクリアリ萌えとかかけるけれど、こういう文章は緊張しますね。
嫌な気持ちになられた方がおられたら、申し訳ありません。
見ているだけで、書き込むのは久しぶりだというのもあるのかもしれないです…。
166更にあげてしまってすみません!:2005/04/02(土) 20:35:51 ID:y36iUFOm
    ;;;⌒`)≡≡\ <__ _/   ,," />                       ┏━━━━━━━┓
;;⌒`) ⌒`)  Λノ\_,、、__、/⌒^⌒/.                 .        ┃l> <<FFDQ>>  ピッ!
⌒`)≡≡≡ /,_/      ⌒^⌒|/            __△__           ┃  アリーナ.     ┃
⌒`)⌒`) <|/       ─────────      ヽ___/          ┃  クリフト      ┃
  ───── ────  ────    ,. -−、  / ,ノノハ)) < ̄ ̄'"\   ┃  ブライ.       ┃
    | 、.ヽ   | 、.ヽ   | 、.ヽ   | 、.ヽ ─     | |田|||(9ノノ,゚.ヮ゚ノi<   ",,--, ミ .   ┗━━━━━━━┛
    |\    |\    |\    |\     ─ |__,|_|| @〃〉-二)つ    ヽ●lヘ,  ┏━━━━━━━━━━┓
    |      |      |      |    ─  ぐ/|TДTノゝ\/| ___i7 > __ニ_"_l_ ) .┃ チョコ・スラ ラッシュ. ┃
 ─── ─ __ ,, -ー 、,,       と| ̄||  ( ̄|つ、、   ι'       <,     ┗━━━━━━━━━━┛
         ヾミゝ _, ,_ヾジ ̄ ̄'"\ ι' ̄ ̄ ̄<__<        )  ">
──    |\  ヾ(,,´介`)<   ",,--, ミ  ─ ─   .\ <__   _/   ,,"/>
     _\\  (,,i  '''iつ    ヽ●lヘ,   ⌒`)   Λノ\_,、、__、/⌒^⌒/
 ── \ \ \ノ,,,__,,__l_> _ニ_"_l_ ) ⌒`)  ./,_/       ⌒^⌒|/ [[2ch2-********-**]]
── ─ <、、   <ι'       <,≡;⌒`)≡<|/"
;;⌒`)  ⌒`)<__<       )  ">     ⌒`)⌒`)
167名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/03(日) 13:05:14 ID:rQ5jujA4
>>165-166です。
FFDQ板はなんとかぎりぎりで本選へと勝ち抜けました。
昨夜は突然のお願いで申し訳ありませんでした。
またクリアリの可愛い(!?)AA等がありましたら
うかがうこともあるかもしれませんが、
その際は、どうぞよろしくお願いいたします。
168名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/04(月) 10:33:30 ID:aMXkRSmr
アルーナスレ少ないな・・・

ドラクエvsFFアイドル対決
みんなで投票しよう!!
アリーナはビアンカにまくられ差を広げられています
もっともっとアリーナに投票してトップに返り咲きましょう
http://www.37vote.net/game/1110075434/
169名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/07(木) 22:42:33 ID:4wx5YyZK
保守がてらなんか書こうと思ったんだが文章にならんorz
170名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 02:13:31 ID:2OU5YsBV
うわーSSってむずいな…。
書いてみたけど、これどうなんだろう…。
眠くなったので明日もう一度冷静な目で添削してから投下します。
171名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 15:46:21 ID:tM8jCv9F
>>170

+      +
+   +  +  +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ドキドキワクワクテッカテカ
 (0゜∪ ∪ +   +      
 と__)__) +
172名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 19:09:11 ID:/o3VZk7p
>>171
うわっ待たれてる…(*´Д`*)
どうしよう…。ちょっと添削してきます…。
173名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 19:42:55 ID:/o3VZk7p
よし、貼るか。
でもなんかありきたりな話かも…
しかも夜中に書いたから文章もおかしいし…。
まぁ大目に見てください…
1741/11:2005/04/08(金) 19:44:05 ID:/o3VZk7p
もう冒険を続けて何年になるだろう。
初めはただの好奇心とその護衛だった。
そんな冒険がここまで大きな意味を持つとは誰も思わなかった。
だけど、いつ終るか分からなかったこの冒険も、やっと終わりが見えてきた。
あと少し…あと少しでこの旅も終わる。
導かれし者たちはそれぞれの思いを胸に秘め、この旅を続けている。

そんな導かれし者の一人、サントハイムの神官クリフトは
この冒険を続けている上で二つの誇りを持っていた。
それは世界の平和の為に闘っているという事。
そしてもう一つは憧れの人を守っているという事だ。
この二つの大きな誇りが彼自身を支えていた。
この二つがなければ、長く辛い冒険の中で彼の心はとっくに折れていただろう。
そして彼は今日も冒険に出る。
憧れの人と共に。
1752/11:2005/04/08(金) 19:45:16 ID:/o3VZk7p
「クリフト!起きなさい!今日も良い天気よ!さぁ魔物を倒しに行くわよ!」
アリーナの朝は早い。
クリフトはいつもアリーナに叩き起こされる。
「姫様…あの…まだ5時なんですけど…」
「何言ってるのよ!早くサントハイムの人達を助けなきゃいけないんだから!
寝てる暇があったら魔物を倒すのよ!起きて!」
「は、はい…分かりました。起きます…」
「皆もう起きてるんだから!早くして!」
「は、はい…」
「じゃあ下で待ってるからね!」

クリフトはもそもそと起き、階段を降りロビーへ行く。
ロビーではいつものやり取りが行われていた。
「姫はいつも乱暴で困ります…もう少しおしとやかに…」
「うるさい、ジイ」
「な、なんという言葉使い…」
「うるさい、ジイ」
「…はぁ…誰に似たのやら…」
「うふふ。アリーナ姫は相変わらず元気ね」
「ミネア殿、笑い事ではありませぬ。もっとおしとやかになっていただかねば…」
「うっさい、ジイ」
「姫…はぁ…」
いつも通りの、微笑ましい会話だ。
1763/11:2005/04/08(金) 19:49:52 ID:/o3VZk7p
クリフトがロビーに降りると真っ先にアリーナが声をかけてきた。
「あ、クリフト!遅いわよ!」
「す、すみません」
「罰としてちょっと新しい技試させて!」
「ダメです。死んでしまいます」
「死なないわよ。手加減するから」
「でもこの前だってそう言って私死に掛けたじゃないですか」
「あれは…あれよ。ちょっと良い感じに急所に入っちゃっただけよ。今日はちゃんと気を付けるから!」
「ダメです。魔物で試せばいいじゃないですか」
「だっていきなり実戦で使って失敗したら大変でしょ。ね?ね?一回だけ!」
「無理です。じゃあ私もザラキを試させてください」
「あんた私を殺す気?それにあんたこそ魔物に試せばいいでしょ」
「魔物にザラキ唱えてもなぜか全然効かないんですよね…」
「ってかあんたザラキ連発やめなさいよ」
「え…ダメですか?ザラキ」
「ダメっていうか、一回効かなかったら諦めて別の攻撃しなさいよ。効かない相手に何度も何度も…」
「そうですね…。今度から気を付けます」
「うん、じゃあ技試させて」
「いやです」
「けちー」
こういう会話が冒険の合間の良い息抜きになっていたりする。

「さぁ!今日もいっぱい魔物倒すわよ!!」
1774/11:2005/04/08(金) 19:50:40 ID:/o3VZk7p
導かれし者たちは眠い目をこすりながら今日も冒険に出る。
今日は今までに行った事のない土地へ行く事になっていた。
その土地に旅の大きな手がかりがあるらしいのだ。
意気揚々と、一行は新たな地へと向かう。

どんなに旅慣れていても初めての土地は緊張する。
どんな未知の魔物が潜んでいるか分からないからだ。
中にはとてつもなく強い魔物もいる。
「どんな魔物でもかかってきなさい!」
アリーナは無類の格闘好きだ。
確かにアリーナは強い。
サントハイムではアリーナにかなう兵士はいなかった。
クリフトだって、アリーナと手合わせをして勝った事はない。
だが見た目は華奢な女の子だ。しかも一国の姫君だ。
「なんとしても守らなければ…」
クリフトはそんな思いでアリーナを見守る。
そしてアリーナはそんなクリフトの思いをわざと無視するようにいつも無茶をする。
だからクリフトはいつもアリーナから目が離せない。
1785/11:2005/04/08(金) 19:51:34 ID:/o3VZk7p
新しい土地の魔物は強かった。今までの魔物とは一味違う。
次々と襲ってくる魔物たち。苦戦の色は隠せない。
そんな中、魔物の一匹にアリーナは敵の痛恨の一撃をくらってしまった。
「いったーい…。今の魔物強かったわね…」
「姫様、大丈夫ですか!?傷口を見せてください!」
「大丈夫よ、このくらい。大した事ないわよ」
「いけません、もし大した事あったらどうするんですか!」
「何よ、そんなヤワじゃないわよ!クリフトのくせに生意気よ!」
「クリフトのくせにって…そんな事言わずに、傷口を見せてください」
「ベーだ。あんたになんか心配されたくないわよ!」
「姫様ぁ…」
いつもこんな感じだ。
憎まれ口ばかりで素直になってくれない。
「ふふふ。二人は本当に仲良しなのね。いいわねぇ(笑)」
突然、マーニャが話に入ってきた。
「マ、マーニャさん…い、いえ…、そんな…私は姫様に仕えるただの神官ですから…」
「そうなの?でもクリフトさんはアリーナ姫の事好きなんでしょ?」
「!!!」
(この人は姫様の目の前でなんて事を…)
「なななな、何を言うんですか…(汗)好きだなんて…そんな事ありませんよ!
変な事言わないでください!第一私なんて…やめてください…!」
「え〜そうなの?私ったらそうだとばっかり思ってたわ。うふふ」
「や、やめてくださいよ…マーニャさん…あはは……」
(なんて事を言う人だ…)
1796/11:2005/04/08(金) 19:54:44 ID:/o3VZk7p
クリフトは動揺をアリーナに悟られないようにアリーナの方を向いた。
「…あ、あははは…急に変な事言うからビックリしちゃいましたよ…ねぇ姫様…」
アリーナはムッとした表情でクリフトを睨んでいる。
「ひ、姫…様……?」
クリフトは怯えた。この顔は本気で怒ってる時の顔だ。
「あ、あの…姫様…?どうしたんですか…?」
「…何?」
「い、いえ…別に…」
「早く行くわよ」
「ひ、姫様…」
「何よ!?」
「いえ…なんでもないです…」

その日、一日アリーナは機嫌が悪かった。改心の一撃がいつもより多く出た。
宿屋に戻ってもアリーナの周りだけ空気が張りつめていた。
アリーナは食事も取らず、部屋に引きこもってしまった。

(何か悪い事言ってしまったのかな…)
クリフトはずっと考えていた。
(でも思い当たる節と言えばマーニャさんのあの発言くらいだ…。
でも明らかに怒りの対象は私だ…。何故だ…。と、とりあえず謝らなければ…)

クリフトは意を決してアリーナの部屋へ向かった。
1807/11:2005/04/08(金) 19:55:37 ID:/o3VZk7p
「ひ、姫様…あの…」
「何?」
「あ、あの…。申し訳ありませんでした…」
「………なんで謝るの…?」
「え…。あ、あの…私が…えっと…姫様を…怒らせてしまったので…」
「…別に怒ってなんかないわよ」
クリフトはもう怖くて泣きそうだ。
「で、でも口もきいてくれませんでしたし…、
それにずっと私の事睨んでいらっしゃっいましたし…」
「生まれつきこういう目つきなんだからしょうがないでしょ!もう出てって!」
「あ、あの…姫様…」
バタン!
ドアに鍵をかけられてしまった…

クリフトは途方に暮れた。
(どうしよう…カンペキに怒ってる…)

クリフトは宿屋を出て川沿いの草むらに腰をおろした。
姫が本気で怒ったら誰も手がつけられない。
どうすれば機嫌を直してくれるのか、そもそも何故怒っているのか、
クリフトには全く分からなかった。
1818/11:2005/04/08(金) 19:56:59 ID:/o3VZk7p
しばらくして月も消えかけた頃、後ろの方から誰かが近づいてきた。
「クリフト…?」
アリーナだった。
「姫様…」
クリフトの横に座るアリーナ。
しばらく続く沈黙。

「あの…姫様…」
「…」
「申し訳ありません…。私…どうすれば良いのでしょう…
姫様の気の済むように…なんでも言ってください…」
「………なんで私が怒ってるのか…分からないの…?」
「は、はい…申し訳ありません…」
またしばらく黙るアリーナ。
1829/11:2005/04/08(金) 19:59:31 ID:/o3VZk7p
重い沈黙に耐えきれずクリフトが口を開いた。
「あの…姫様…」
「あんたが…さっき……」
「え…?」
不意にアリーナは喋り始めた。
でも声が小さくてよく聞き取れない。
「あんたが……す…き……ないって……」
「…?」
「私の事……き…じゃ………ないって……」
「あ、あの…姫様…」
「あんたが…さっき…私の事好きじゃ…ないって…
マーニャさんの言った事……あんなに必死に…否定するから…」

クリフトは、風の音に消える程小さなアリーナの声を必死に聞き取ろうとした。

「姫様…」
「…本当に……私の事好きじゃないの…?」
アリーナの顔は真っ赤だ…。こんな姫初めて見る。
「姫様…。あ、あの…その…。」
「…」
「…………好きです…」
「…」
「姫様…」
「………じゃあ…最初からそう言えば…いいじゃん……」
「…あの…ずっと機嫌が悪かったのは…」
「………あんたのせいよ…」
「…ごめんなさい…」
18310/11:2005/04/08(金) 20:02:05 ID:/o3VZk7p
しばらくの沈黙の後、アリーナが急に顔を上げて大きな声で言った。
「あ〜むかつく!なんで私がこんな事言わなきゃいけないのよ!!」
「ひ、姫様…(汗)」
「あんたのせいで一晩中眠れなかったわよ!」
「ご、ごめんなさい…」
「ごめんなさいじゃないわよ!クリフトのくせに!」
「姫様ぁ…」
いつもの姫だ。クリフトは安心した。
と、同時にいつもの姫に戻ってしまった…と少し残念な気持ちになった。

「もうこんな話はおしまい!明日も早いんだからもう寝るわよ!」
「あ…!あの…姫様!一つだけ…いいですか…?」
「なに…?」
「あの…姫様は…私の事…あの…その…どう思って…」
アリーナの顔がまた真っ赤になった。
その反応でアリーナの気持ちは分かった。
「…な、な…なんでそんな事…聞くのよ…。
…………そんなの…決まってるでしょ…」
「あの…それは……つまり…」
「好きよ!!!悪いの!?」
「ひ、姫様…」
「好きでもなければ…あんたみたいな男と一緒に冒険になんて出る訳ないでしょ!このバカ!」
「姫様…ありがとうございます…」
「何がありがとうよ…。もう…なんであんたみたいなの好きになっちゃったんだろ!」
「姫様…あの……頑張ります…。姫様にふさわしい男になります…」
「別に………今のままでいいわよ。変わる必要なんてないでしょ…」
「姫様…」
「…前から好きだったんだから……。知らなかったでしょ…?」
「はい…」
「バカ…」
18411/11:2005/04/08(金) 20:03:16 ID:/o3VZk7p
「姫様…」
クリフトは肩を抱き真っ直ぐアリーナの目を見つめる。
二つの瞳には自分の姿が映っていた。
月明かりは自分達だけを照らしているみたいだ。
アリーナの髪は草原の匂いがした。
「クリフト…」
「姫様…」
目を閉じる。
ゆっくりと近づく二人のシルエット。
あと3cmで唇が触れようとした時、
アリーナは野生の本能で視線を感じて後ろを振り向いた。
草むらの向こうで、ニヤニヤした導かれし者たちが見ていた。



おわり
185名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 20:04:18 ID:/o3VZk7p
おわりです!


…ごめんなさい。
186名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 21:02:00 ID:wFjAKfob
うむ。なかなかだったぞ!

クリアリの世界に数分間浸れたよ。
187名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 23:17:22 ID:f2T/MfTJ
>>185
サイコー!ブラッボゥ!!
にやにやして見てる一団に自分も参加したい
188名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 23:19:47 ID:f2T/MfTJ
あげてもたすんまそん
189名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 23:42:21 ID:/IH0eftN
あー、こういうノリのSS、大好きだなー。
漏れの経験からいって、こういうSS書けるのは人生のほんの一時期。
だから、考えずに、今のうちにガンガン書いていってほしいっす。
190名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 23:50:43 ID:DwozWzno
な、なんだこのとてつもなく甘酸っぱい香りは…!
GJ!GJ!癒し系だな!
191185:2005/04/09(土) 01:02:13 ID:gRmcSHkF
ふぅ…気に入ってもらえたようで嬉しいです。
ちなみに俺はクリミネのAAが好きで、どっちかと言えばクリミネ派だったんだけど、
このSS書いてるうちに気付いたらクリアリ派になってました。
また何か思いついたら書きます。
192名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/09(土) 21:09:47 ID:61D4G5Sk
>>191
GJ!
冒頭はネタ系のSSかと思ったが、アリーナのおてんば感が非常によかった!
感動した!
また投稿きぼんぬ!
193141:2005/04/10(日) 22:28:46 ID:wQ0kJcqT
>>174-184
乙です!

>>164までのSSですが何か別なものになってしまったような気がするので停止します。
訳が分からなくなってきたしクリアリじゃなくなってきましたし。
ごめんなさい...
>>189さんの言う通りSS書ける時期が過ぎてしまったのかも。

http://www.geocities.jp/iwahashisato/kuri-ari.html
>>32を改装してこんなの作ってみました。
明日辺りに小説・AAなんかをまとめてみようかと思います。誰か手伝って。
194名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/10(日) 22:58:06 ID:488c9Z1n
>185 GJ!
照れ隠しの否定を真に受けるアリーナに萌え〜。
「クリフとのくせに」にジャイアンのにほひが(w
195名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/10(日) 23:06:44 ID:Rf9IXUkd
>>193 乙

クリアリ関係の過去ログはこのあたりにあるよ
ttp://yotsuba.saiin.net/~1001ya/alflailawalaila/log-index.html
196名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/10(日) 23:37:01 ID:YcHimeSX
あの〜欲求不満なクリフトを見つけてしまうマーニャの話を書いてみたんだけど、投下してもよろしいかな?
141さんや185さんみたいに上手くないけど・・・

197名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/11(月) 00:35:26 ID:It+CayJZ
期待しております。
198141:2005/04/11(月) 15:46:14 ID:nXEpa58/
>>174-184に乙しか言ってなかったので謝罪。
読み直してみたけど本当良かったよ。
クリアリSSの見本みたいな感じですね。お疲れ様です。

>>195
thx!!

>>196
がんがれ〜
199196:2005/04/11(月) 23:28:06 ID:3XDw2mr5
改めて読み直してみたんですけど、書くの難しいです。

一応ストーリーは、

旅を重ねる毎に、アリーナへの想いが強くなっていき 欲求が徐々に抑えられなくなっていくクリフト。
ある宿に泊まった時、行き場の無い余分な「体力」を一人寂しく発散している所をマーニャに見つかってしまう。
弱みを握られたクリフトは、しばらくマーニャの召使としてコキ使われた挙句 「愛の告白」 を強要させられて・・・
っとどんどん話が複雑になってしまい、なかなかとまらないです。
こんなストーリーありきたりですかね・・・?
200名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/11(月) 23:33:55 ID:JxIuVzTa
>>199
いいよいいよー(*´Д`)
201名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/12(火) 23:13:18 ID:cXdlDgNK
>>199
「萌え」な内容ならなんでもええです。
なので期待あげ
202名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/12(火) 23:26:53 ID:6q/QVcaI
投下に期待してるなら、やたらめったageるでない。
203名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 00:10:55 ID:h77eh2UH
自分もちょいエロ話を書いてみました。気に入らなかったらスルーの方向で。
とりあえず、途中まで勝手に投下。


1.
「姫様・・・」
私は部屋に戻ると思わず持っていた聖書を『ドサッ』と
床に落とした。
なぜならアリーナが下着姿でランプの下に立っていたからだ。
「クリフト・・・」姫様はそっとささやくと恥ずかしそうに
顔を赤らめ胸を両手で隠していた。
『ごくっ』のどがなる。
「姫様・・・!何か着るものを・・・!」となけなしの理性で視線をそらし、
着ていた上着を姫様にそっとかぶせようとした。
「!!」しかし、その瞬間アリーナはクリフトに抱きついてきた。
「ひっ姫様!」ドックン、ドックン、ドックン
服の上からでも伝わってくるやわらかさと、ぬくもり、そして甘いにおいに
一瞬頭が真っ白になってしまった。
「抱いて・・・」とクリフトの胸に顔を埋めながらささやく。
「い、いけません・・・姫様・・・」弱弱しく断るがなおも強く誘惑する。
白く細い足をクリフトの股の間にからませてきた。
「・・・っ!」アリーナの太ももが、クリフトのスデに
熱く硬くなっている部分を刺激した。
「はぁ、はぁ、はぁ」呼吸が乱れていく。
「お願い・・・、クリフト・・・」上目遣いにアリーナは切なそうにクリフトを見た。
「はぁ、はぁ、姫様・・・!」
204名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 00:25:28 ID:I72+I32R
>>146です。
書けば書くほど話が長くなる…。
おまけに元々エロパロ板に書き込もうと思っていたものがエロ抜きになり、再びエロが入ってもいいかも?という状態になりつつあります。
エロなしで書いて、エロ部分だけエロパロに書き込むというのも手かなと思っていますが、

そもそも完成するのかどうか
205名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 00:26:18 ID:I72+I32R
>>203
げ、おじゃましました、続きドゾー
206名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 00:35:13 ID:h77eh2UH
2.
『ガバッ』と起き上がると、当たりは真夜中の森の中。
勇者達、旅の仲間はスデに燃えカスとなっている焚火のまわりで眠っていた。
「!!」強い射精感を感じて、股間を押さえながら慌てて森の奥深くに入っていく。
「・・・っ・・・!」クリフトは、大きな木の下に行くともどかしそうにベルトを取り、
ズボンを下ろそうとした。
「何してんの、クリフト?」アリーナの無邪気な愛らしい声に
『ドキッ』と心臓が一瞬氷ついた。
「クリフトが慌てて、森の中に入っていくから気になってきちゃった」と
いたずらっ子のように言いながらクリフトの傍に近寄ってきた。
「ひっ、姫様!いっ、いけません!それ以上、近寄っては!」
「どうして?」アリーナは、クリフトの忠告を無視してゆっくりと近寄ってくる。
困った!姫様に、気づかれてしまう!!
それに、もし姫様が私の隣にきたら、私は
我慢できる自信がない・・・!
「ねぇ、クリフト・・・」姫様の愛らしい声が真後ろで聞こえた、そして
腕にそっとふれくる。
『びくっ』それだけなのに感じてしまい、ついに抑えきれなくなって
強く姫様を抱きしめてしまった。
「クリフト・・・!?どうしたの!」
夢なんかじゃなく、生身の姫様のやわらかさは理性を奪っていく。
「姫様、姫様・・・」もっと近づきたくて、姫様を木の幹におしつけた。
そして、自分の熱くなっている部分を姫様のおなかに押し付ける。
「クックリフト、痛いよ・・・!話して!」姫様は格闘技が強いが、女性だ。
男である自分に力では勝てない。
「クリフト・・・!」じたばたともがいて抵抗する姫様に余計に興奮をあおられる。
「姫・・・っ・・・様・・・っ!」
「ちょっと、嫌・・・!」
「ひっ、姫様・・・もう・・・もう我慢できません!!!」
207名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 00:38:21 ID:h77eh2UH
3.目を覚ますと、そこは宿屋のベッドの上だった。
「はぁ、はぁ、はぁ」夢か・・・良かったー。ほっと安堵に胸をおろした。
しかし・・・あんな夢を見るなんて、私は・・・!神に仕える身として、
そして姫様の従者として失格だ!!
思わず頭をかかえるが、妙なスッキリ感がある。しかし、下半身の部分に妙な不快感。
慌てて、ふとんをめくると・・・
「・・・やっぱり・・・」

一瞬、夢の中の姫様を思い出した。長いブロンドの髪、白い肌、すんなりと伸びた手足、
愛くるしい大きな瞳、可愛らしい声、そしていくらおてんばとはいえ、溢れる気品、
姫様は魅力的だ。旅に出てからますます魅力が増してきているように感じる。
「はぁー」深くため息をつき私は、頭を抱えた。これから先の長旅、私の理性は
どこまでもってくれるのだろうか・・・

おわり。

すみません、なんてことのない夢オチでした。
失礼しました。
208名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 07:23:09 ID:1eEMqMje
>>207
禿しくGJといいたい
209196:2005/04/13(水) 11:26:19 ID:rGsvAjYx
おお! GJ! 続いて私も。。

勇者(男)が率いる8人のパーティはアネイルに到着した。
長距離の移動でみんな疲れたのか、真っ先に宿へ向かうと町の男が話しかけてきた。

男「やあ こんにちは。この町は初めてかい? なんならオレが案内しようか?」

★武器、道具屋 戦士リバストが眠る墓 教会の奥に飾られたよろい アネイル温泉 を順に案内された。
★男が薦める宿屋は高いので、町の入り口にある宿屋に泊まることにした。
★とりあえず休憩をとった後、この町の名物 アネイル温泉に マーニャ、ミネア、アリーナが入っていった。

★3人とも湯船に浸かりながら、一日の出来事を振り返る。

アリ「今日の魔物はいまいち物足りなかっな。弱っちいのばっかり。」

ミネ「でもこの先どんな手強い敵が現れるか、油断は禁物です。」

マー「ね、ね この町 カジノも無いみたいだし早いとこ別の町探さない?」

ミネ「姉さん!もうそんな無駄な浪費は絶対に許しませんよ。全くもう!」

マー「はあ やだやだ。これだからケチミネアは・・、少しのぼせてきちゃった。先に出るね・・・」

★マーニャは風呂から出ると、違和感を感じた。

マー「ん? まさか あの隙間は・・・」

★壁の隙間から僅かに見える光。しかしマーニャは気づかないフリをしてそっと温泉を出た。
210196:2005/04/13(水) 11:27:57 ID:rGsvAjYx
マー「まさかとは思うけど、念のため」

★マーニャは僅かに隙間が見える壁の裏側にそっと忍び足で向かって行った。そこで目にしたのは・・

クリ「ああ・・・アリーナ様 !」

シコシコシコ…、ピュッ!ドピュピュッ!!

クリ「ふう・・、気持ちよかった・・・は! 」

マー「ああ〜! 見たぞ!見たぞ!!見たぞ!!! 」

クリ「うわ!! お、お願いです!! このことは何とか御内密に・・・」

★マーニャの大きな声でミネアが隙間からその様子を覗いてしまう。

ミネ「え〜何々?? どうかしたの・・・キャアア!!」

★ミネアは初めて見たその生生しい肉棒にショックで風呂の中に駆け戻り、その恐怖をアリーナに伝えた。
★・・がミネアが見たのはどうやら下半身のみで誰なのかは解らなかったようだ。
★アリーナとミネアは、マーニャから覗き魔を撃退した事を聞くと、やっと温泉から出る事が出来たのでした。
211196:2005/04/13(水) 11:30:06 ID:rGsvAjYx
★そして弱みを握られたクリフトは、しばらくマーニャの召使としてコキ使われる日々が続くのでした・・・

マー「ほら、そこちゃんと拭いて。もう!全然キレイになってないじゃない。」
クリ「・・ちゃんと拭きましたよ、さっき」
マー「うっさいな〜! 汚したのはあたし。 キレイに掃除するのはあんたよ。文句あんの?」
ミネ「うわー酷い。姉さんちょっとやり過ぎ クリフトが可愛そう・・でもないか。次はこの水晶玉も磨くのよ?」

★ミネアは後に覗き犯をマーニャから聞かされていたようだ。

クリ 小声で「・・今に見てろよ」
マー「んん〜? なんか言ったかしら? あ! アリーナ発見! おお〜い!!」
クリ「わっわ! お止めください!!」

★・・そして数日後 クリフトはマーニャに呼び出されて宿屋の横にある池へ向かった。

マー「どう? 少しは反省した?」
クリ「・・はい。もうすっかり煩悩は消えて、神官としての修行に日々励んでおります。」
ミネ「ねーもう許してあげたら? だいぶ反省したみたいだし・・・私の心の傷はまだ癒えてないけど。」
マー「そうね、・・・でもな〜・・、よし。こうしよう! あんたアリーナに告白しなさい。それしかない、うん」
クリ「っは? こ、告・・白? ええ〜???(・・・なんでミネアまでいるんだろう・・)」
マー「何よ、その態度は。 ・・・言っちゃおうかな〜♪ アリーナに。 きっと嫌われちゃうんだろうな〜♪」
クリ「あわわ! それだけはどうかご勘弁を・・・」
マー「あんたってホント鈍くさいのね〜、好きなんでしょ? アリーナのこと。」
クリ「はっはい。」
マー「じゃあ決まったわね。明日の朝、決行。適当な場所にアリーナを呼び出す事。いい?」
212名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 13:19:32 ID:9KcsiQAa
キモっ!クリフト最悪。
アリーナ、かわいそう…
早く勇者と結ばれるといいね。
213196:2005/04/13(水) 14:23:59 ID:rGsvAjYx
やっぱキモイですよね、反省します

終了
214141:2005/04/14(木) 00:10:26 ID:OKsvrqly
>>203-207
乙!!
クリフトの妄想爆発!という感じですね。

>>209-211
乙!!
こういうSSの形もあり?
これで終わりなの?まだ続くのなら是非!

PS:まとめサイトにSS集作ろうかと思うんですがちょっと多すぎて・・・
もしよければSS集見てくれると嬉しいです。
215名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 19:16:46 ID:ufCuHdn1
書くもの書くもの全部長くなる。
なんでみんなそんなに短くまとめられるの?
うpすると20レスくらいになっちゃうんだけど…
216名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 20:05:52 ID:SxOA4LOO
同じく。
217196:2005/04/15(金) 21:00:28 ID:6GrmPEhK
続き読みたいですか? 一応書いてありますけど・・・
218名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 21:31:20 ID:QA84GlBI
ヘタレイラネ
219名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 21:48:23 ID:W/wfJMOF
勇・クリ・アリの三角関係物の構想があるんだけど…
まとまんなそうだなぁorz
220名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/18(月) 02:31:48 ID:9awJb0cv
考えてみりゃこのスレはそういうネタもありなんだよね。
何にせよ書き上げられればだけど……。
221名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/19(火) 03:52:11 ID:cRskiLGY
なにがクリアリだよ…

馬鹿か?
222名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/20(水) 23:21:52 ID:cmBIspI9
141さん乙です
ところでまとめサイトにあったアンケートってどうなってるの?
223名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 23:45:31 ID:UHvSHuyZ
なんか寂れてるな…久々に投下しようかな。
224名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/27(水) 20:43:35 ID:8xM6QTZC
是非投下して
225名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/27(水) 20:44:04 ID:BDsiEXTe
ゴールデンレター)
このスレを見た人はコピペでもいいので30分以内に
7つのスレへ貼り付けてください。
そおすれば14日後、好きな人に告白され、
17日後にはあなたに幸せがおとずれるでしょう
226名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/27(水) 21:18:39 ID:Sf5Iqvd9
227本日はダウンロード板投票日!:2005/04/29(金) 18:04:11 ID:96qzD2e3
お話中すみません、全板トーナメント選対です。
来る30日、いよいよFFDQ板が本戦一回戦に出場することになりました。
今回、企画のひとつとして、21:45の一斉投票に好きキャラのオススメ
装備を書きこむことになっています。
あなたのオススメ装備を、投票スレで叫んでみませんか。

↓テンプレ集はこちらです。ラシ時間に向けて、どんどん増えていく予定です。
http://blosxom3.s60.xrea.com/0ch/test/read.cgi?bbs=dq&key=1114691764

また、テンプレ集にAAがない〜という方は、下記のテンプレに
オススメ装備を記入して、キャラAAを添えて持ってきてくだされば
テンプレをお作りいたします。 (時間なくて作れなかった場合はすみません…)
┏━━━━━━━━━━
┃ キャラ名
┃ E:武器
┃ E:兜
┃ E:服
┃ E:盾
┃ E:<<FF・ドラクエ>>
┗━━━━━━━━━━
完成型を作って持って来ていただく事も、もちろん大歓迎です!
装備欄は、武器に限りません。サポートアビリティや呼び出すことのできる召還獣の名前、
能力などなど、自由に付け加えてください。1〜2行程度なら装備欄を増やしても可。
それ以上は投票所の行数規定にひっかかる恐れがあるので欄外にどうぞ。

また、本日は同盟板の<<Download>>さん出場中です! よかったら投票お願いいたします。
↓今回の試合用に作られたイラスト集フラッシュです。どうぞごらんください。
http://yotsuba.saiin.net/~1001ya/FFDQ/arts.swf
↓詳しくは下記まで。苦情なども下記スレに。
【4/30は】全板トーナメント@FFDQ板12th【投票日】
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1114728375/
228名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 18:11:24 ID:l7kuTh+J
これワラタw

   /    // ̄ ̄\ヽ             /: : : : .   :`l、
   |   │| /^l l^ヽ |            ∠-'''´: ̄ ̄``ヽ、|
   |   │| l:::::l l:::::l |           /: : : : .       . : \
   |   │|┌┐┌┐|          l : : : : ._,: -‐-:、_ . : .:.:/
   |   │| l::::l .|::::l .|          l_ ,::-'''´ _,. --:、_`''-、_/
   |   │\┘.└'/|          |_,. ,.::-: :|| |   `''-、|
   |──┴────┤          .|,l.|,l-、!ー┘ニニ二r|!r-、
   l::-‐―――‐―=―‐ヽ      r‐:-.、 iハ!'´li゙}゙f|  '´lリ` |l}、l  ,r‐‐v‐、
   /   ノ リ ル' レ' リ リ`ー-ー`    /   (_i_ノl l;  ̄.ソ     ̄ j「ノノヽ.(_ァ ノ .)
  / レヽ| '"^二´   `ニ^h     /ヽ、_,..:.:.:,ノヾ!  Lャ-     ,!r':. ヾ:. .  ' ,ノ゙)
 く  { ^r  ゙⌒////(⌒ { |    l:.: .  '. .:.:/ .:',  ーニ-''"  /::.:i:.: `:.: .  `ー-く
  ヽ ヽ.( ij       ∠ィ リ     >、.__,. ': .;ノ / i、  ー' /! ヽ ::.: :`.ヽ.、__)  )
.  ヽ ド、 r ⌒`ー--‐1 ,'    (    '. .:.:  _」 \_/ ,!  `ヽ、、_:.: : . ヽ、,ノ
    ヽl ト、ヽ.       l /     \__,,、-‐''"´ |i    , ′    `ー- 、..__,ノ゙
     リ \` -─- , '      /   `‐- _ ′!    /  !  _,..、 ''"´  ``丶、
 ─- ..⊥.   ` ー- イ-‐''" ̄ヽ. /  _   ヾ    ̄`` r┴'''"´ ̄   -''゙       ヽ.


229本日週刊少年漫画投票日!:2005/05/02(月) 22:21:01 ID:PZl4LMq5
┣━━━┫       |: : : : : : :             . : : : /  [[2ch**-********-**]]
┃      ┃       `l : : : : ._,: -‐―――-:、_ . : .:.:/
┃  ┏━┫          `l_,::-'''´ _,. -―┬―-:、_`''-、_/
┃  ┗  ┃           |_,.::-'''::.i_i i: :|| | ,へ|: .i`''-、|
┣━━┳┛          |::i_i:」:-,l-、!ー┘',:-、L;_i_l:-、!
┃    ┃      r‐:-.、 .i^(∧ _| i'l^!   i'l^i |_ l/'^リ  ,r‐‐v‐、  わたしはこの装備が好き!
┗┫  ┃    /   (_i_ノ\ (ヘ ! |{(:|   |:)}| ! /ノ'/ヽ.(_ァ ノ )    ┏━━━━━━━━━━
┏┛  ┗┓ /ヽ、_,..:  .:.:,ノ`ーヘ.`"´ <! `゙゙´ /‐:く:.ヾ:. .  ' ,ノ゙)  ┃ キャラ名
┣━━━┫ l:.: .    '´. .:.:/.:|.:ト、  (.フ   .イ::.:i:.:`:.:    `ー-く    ┃ E:武器
┃      ┃  >、.__,. '゙ : : .;ノ.: :__;r个; 、__,. イ) ̄:\::.: :`.ヽ.、__)  )  ┃ E:兜
┃  ┏━┫ .(      _,.-i´|:.:.: :`ー---‐'´:.:.: :) ト、:.::.. ヽ、. ,ノ   ┃ E:服
┃  ┗  ┃  \ ,r‐‐'''´<:::::|: :L__:.:.:.:. : : .:_,-‐'´,ノ::::」-、_ .,ノ     ┃ E:盾
┣━━┳┛   (_L_、:_   l::::|_: :: :`ー--‐'´:.:.:.:_,ノ |::/    `.)       ┃ E:<<FF・ドラクエ>>
┃    ┃       / \ヽ !::|,`ー、:___    :_/ 、l/ ,  /\     ┗━━━━━━━━━━
┗┫  ┃     /     \i/: .      ̄ ̄   . : :Y´ ./.   \
┏┛  ┗┓  /     _/^{: : : .          . :}/`ー、__    `i  Team-FFDQ@GGN
230本日週刊少年漫画投票日!:2005/05/02(月) 22:22:03 ID:PZl4LMq5
こんばんは。全板トーナメント選対です。
先日は突然の宣伝すみませんでした。
上は企画で集められたAAです。
おかげさまで、FFDQは何とか勝ち残り、5/14のブロック決勝へと
コマを進めております。本当に ありがとうございました。

【21:45】全板トーナメント@FFDQ板13th【一斉投票】
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1114866387/
231名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/03(火) 01:09:18 ID:N2OWKX1s
支援age
232コピペだが:2005/05/05(木) 20:20:39 ID:GCe3fJ+j
アリーナ「ちくしょう…あたしのほうが生き残っちゃった!!クリフトーーーッ
ゴギャ
ドゴォーン
アリーナ「ちくしょう…なんてこった…あたしはこいつのことを好きだってことが
     今わかった…ザラキばっかり使うDQN神官と思ってたけれどそんな作戦
     に従わない、つっぱったあんたが好きだった……あんたのその戦い方は
     実はあたしを危険から早く解放させたいという気持ちの表れだったって
     ことが今になってわかった。あたしを助けるなといったのに…くそ!
     そのつっぱった性格のために……く…くく………
ドドドドド
アリーナ「やはりな…デスピサロあんた
ガオオオ
ドギャドギャドギャドギャッ
アリーナ「どうりで妙だと思ったぜ…この不死身…進化の秘法の賜物ってわけか
ドシューッ
デスピサロ「ぐえ!か…体が熱い!な…なんだこれはァーーー!?
アリーナ「人間に対する怨みのせいで自分の体の痛みが麻痺していたのか?
     どうやらあんたが使った進化の秘法は完璧なものじゃなかった
     ようだな。体の再生機能が限界点に…
デスピサロ「きさまあああーーーッ!!
ボゴオーーン
デスピサロ「!!
アリーナ「復讐心にまかせて短時間の間に何度も体の形を変えたせいで肉体が
     耐え切れなくなったようだな。ほれ!今こそ怨みのパワーで何とか
     してみろ。人間どもを根絶やしにするつもりなんだろ?なんとかして
     みろよ!あ!?こいよ!ここだよ さあどうしたデスピサロ!きなよ
デスピサロ「キサマなああんぞにィィィィィィーッ……
アリーナ「地獄でやってろ
233名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/08(日) 10:37:33 ID:2v6JdnHh
アリーナの口調にワラタ
234名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/08(日) 23:08:33 ID:43xOtwIw
アリーナを生きたままコンクリ詰めにして殺害して遊びたい
235名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/08(日) 23:57:33 ID:giBmKuob
それ、いい加減つまんないからもういいよ。
236名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/09(月) 01:44:17 ID:8tfp1Any
でもさ、窒息死って苦しいみたいだし、アリーナみたいに
可愛い女の子は生コンに詰められて身動きできないまま
苦しんで死ぬステキな体験をして欲しいよね(^〇^)
237名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/11(水) 21:57:57 ID:/OaLI8/Q
表現力が乏しい。
238名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/14(土) 01:07:50 ID:XgDU6R3U
アリーナは女子プロレスやったら楽しいと思う。

練習の初日に先輩のリンチを受けてその時腹を蹴られた事が
原因で内臓が破裂して死亡、無様にマットで転がる
アリーナの死体は袋詰めにされ山中に埋められ、
事務所に無かったことにされるアリーナとかミジメですごく可愛いな。
239名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/14(土) 11:25:11 ID:n9uu+IC+
今更ながら気付いたけど・・・
クリフトって鳥山絵の格好いいキャラや美形キャラの顔ではないな
どちらかというとヤムチャ系の平凡な顔
240名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/14(土) 11:43:54 ID:C/QdZv43
確かにw
でもFC版の攻略本にはモテるっぽい説明文が
241名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/14(土) 21:27:05 ID:FGhZNh7V
城の女中たちの憧れの的ってどこかに書いてあったような…
それにヤムチャは美形って設定だったとか聞いたことある。
でもCDシアターとPS2のクリフトはヘタレ。カッコいいの欠片も無い
242名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/14(土) 22:02:27 ID:C/QdZv43
まぁあれだ、ヘタレと言わずにさ、
母性本能くすぐり系と思えば。前向きに。
243名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 12:30:10 ID:G3n6pt62
それもそうだな。クリフト嫌いじゃないし、むしろああいうのがクリフトっぽいって思う。

でも初期設定の「生真面目な神官」とは少し違ってきてる。
「生真面目な神官」+「姫への妄想爆発」キャラになってきてるね。あるきかたにも書いてあった。
FC版では姫が好きって設定は無かった筈だけど、その後の書籍関連やCDシアター、同人誌で
クリ×アリの構図か固まりかけてきたと思う。

散々既出な意見なので今さら言う必要もないかもしれないけど…
244名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 20:46:15 ID:Y5GDD/dn
>>63のSSを書いた者です。
また"おてんば姫"のネタができました。
完成したら投稿します。
245名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/16(月) 01:54:22 ID:iS0q/Lzr
堤防の上に打ち上げられた瀕死のアリーナを担ぎ上げて
コンクリートの地面に投げ落とすとパーンって飛び散って割れるのが気持ちええ
246名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/16(月) 07:55:51 ID:zFaAIu2Q
>>244
待ってるんでよろしく
247名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 23:30:27 ID:2XE0pEmF
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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    |___________|
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 ゙l  |  ::              ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | 久々にザラキ
 . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | これを沢山使ってた
 . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < のが昔の俺なんだよな 今の俺は
   .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | 命令させろがあるから困る
    .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_
248名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 23:58:04 ID:AciNLWb6
>>247
テラワロスwww
249名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 15:00:47 ID:NPe0mTnj
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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    |___________|
 __,,::r'7" ::.              ヽ_
 ゙l  |  ::              ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | 久々にベホイミを姫様に。
 . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | これを他の女を見殺しにしてまでも
 . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < 姫様ばかりにかけたのが昔の俺なんだよな
   .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | 今の俺は命令させろがあるから困る
    .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_

250名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/22(日) 12:54:57 ID:autBPosn
知らない人にはさっぱりワカラン。
251名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/22(日) 21:54:31 ID:FfHEKX3e
ドラマチックにアリーナを殺害してシコりたい
252名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/22(日) 22:44:41 ID:7N0utjkL
age
253名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/22(日) 22:49:51 ID:30rchy73
FC版の第二章で、部屋を脱出する前にクリフトに話し掛けたときのセリフはガイシュツ?
254名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/23(月) 18:42:53 ID:Ai9AlIjj
「ひめに もしものことがあっては このクリフト…………。いや おうさまが どんなに なげかれることかっ!」
「…」が4文字ぶんあったよね。長い沈黙
255名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/24(火) 21:50:12 ID:Cf0nllBZ
自治スレッド@FF・ドラクエ板
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1110044927/
256名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 00:07:29 ID:/bhqO7F1
257名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/28(土) 14:14:49 ID:E4Bgfm8b
258名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/28(土) 19:43:59 ID:Ha7yh4Wr
259(  ゚ ∇゚):2005/05/28(土) 23:36:26 ID:NGGnFhPD
戦いに生きるお姫様、アリーナはすぐにでも
死んじゃう可能性があるから可愛いよね♪

リリパットAの放った矢がアリーナのふくよかな胸を
貫通して簡単に屍へと姿を変えるアリーナとか萌え。

やっぱりアリーナが”死ぬ”のがおいらの心に響くね。
ステータスの「しに」とか元気なお姫様が冷たい死体に
なっている様子を冷静に見下ろしたような表現が良い。

「しに」状態のアリーナを交差点の真ん中に放置したり
目立つ所に吊り下げたまま晒し者にして、立ち昇る腐臭に
軽蔑の視線を集めるオブジェにしてあげたいな!

(#⌒〇⌒#)
260名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/31(火) 23:10:59 ID:wTfK0X44
落ちちゃうよ。
261名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/31(火) 23:26:39 ID:Ptz+aNkF
もう落ちてもいいんじゃない?
誰もネタないみたいだし、変なのは湧くし。
262名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/01(水) 22:57:47 ID:YR8oNo2F
なにこの超ヘタレPSクリフトとバトルバカ姫様(´A')
263名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/02(木) 03:56:11 ID:XWUgMn5z
アリーナの肉を部位ごとに切り分けて計量してみたい
乳は400グラム、尻は1.6キログラム…
264名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/02(木) 03:59:39 ID:dbMmYxw4
ネタがどんどんありきたりになってきたところをみると、どうやら虐殺厨のほうもマンネリらしい。
265コピペ:2005/06/03(金) 12:01:44 ID:VxfIjpfd
幸せな記憶 1

「クリフト様、お茶を入れました。一休みしましょう」
僕はクリフト様に声をかけた。
ここはホフマンタウンの協会。クリフト様はこの新興地に神の教えを普及
させるためにこの地に派遣されてきた。
「ありがとう。でも、様はやめて下さい」
クリフト様はいつものようにおだやかに微笑む。
「でも、僕みたいな神父見習いからすれば、クリフト様は天の上のお方
ですよ」
「いやいや、神のもとに人はみな平等です。どうかクリフトと呼んで下さい」
僕はこの町に来てまだ1週間。神父になって人を導くお手伝いができれば、
そう思って見習いにしてもらった。そんな僕にもクリフトさんはいつも優しく
親切に接してくれる。とても世界を救った英雄の一人とは思えない。
「わかりました、クリフトさん。あの、ひとつお伺いしてよろしいですか」
「何なりと」
「クリフトさんは、どうしてこの町に来られたのですか。サントハイムで
神官長となるはずだったとお聞きしましたが」
僕は言ってから後悔した。いくらクリフト様が優しいからって、何てぶしつけな
ことを聞いてしまったんだろう。しかしクリフト様は気を悪くした様子もなく
おだやかな笑みを浮かべて言った。
「逃げてきた、かも知れませんね」
「逃げた?」
「ええ。私には、とても大切な人がいました。この世界の誰よりも大切な
人が。私はいつまでもその人のそばにいたかった」
「…」
266コピペ:2005/06/03(金) 12:02:45 ID:VxfIjpfd
幸せな記憶 2

「でも、あの方も近いうちに婿を迎え、婚礼するはずだ。それをこの目で
見ることに、私は耐えられそうにない。それで逃げてきたのです」
「クリフトさん…」
「一緒に旅をしていた人によく言われたもんです。クリフト、お前の気持ちは
わかっている。姫のためになら生命も惜しまぬその心情も理解している。
だが、お前では駄目だ。この国を守るために、姫に必要な男は崇拝者
ではなく、姫よりも強い男だ、とね」
「…」
「そう、その方の幸せな結婚を見るのがイヤで逃げ出してきたのです。
私は卑怯者です」
「でも、結婚するって具体的な話があったんですか」
「エンドールの王族から、前々から申し込まれていました。わが王様も
その気になりつつあります」
「でも…」
「もし私がその場にいれば、あの方をさらってどこかへお連れしようとする
かも知れません。そうなっては国際紛争となります。私はその場にいない
方がいいのです」
「それで、クリフトさんはよろしいのですか」
「私ではどうしようもありません。それに、私は自分が不幸とは思いません」
「…」
「姫…あの方は私にこう言ってくれました。自分が思う存分戦えるのは、
クリフトが回復してくれるという安心感があるから。他の人の回復では
そうはいかないって。私はその一言の思い出だけで生きていけます」
そこまで話して、クリフト様は不思議そうに私を見て言った。
「こんな自分の気持ちを人に話したことは始めてです。どうしてだろう。
なぜか、あなたには全て話したくなった」
267コピペ:2005/06/03(金) 12:04:16 ID:VxfIjpfd
幸せな記憶 3

「私も、同類だからかも知れませんね」
「同類?」
クリフト様は怪訝そうな顔になる。
「私はかつて、大切な人と旅をしていました。男の人ですが、って変な
趣味があるわけじゃないですよ。その人は私を仲間として扱ってくれ、
大切にしてくれました。でも、私がずっとそばにいることはその人のために
ならない、そう思って黙って離れたのです」
「そう、ですか…」
クリフト様はいたましそうに私を見ていった。自分の方が辛いはずなのに、
他者に気を配るのがこの方なのだろう。
「いや、つまらないことを申し上げました」
「いえ、そんな事はありません」
「お互い、寂しさに耐えて頑張れ、ということですね」
そう言って2人して笑い、そしてクリフト様は仕事に戻っていった。
「気が楽になりました。ありがとう、ホイミンさん」と言い残して。
僕は天を仰ぎ、ある人の面影を思い浮かべる。
ライアンさん。僕も寂しいけどなんとか見習い神父として頑張ってるよ。
僕でも何とかやってるんだから、クリフト様だってきっと大丈夫だよね。

私的BGM プリンセス・プリンセス「M」
268名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/03(金) 18:52:37 ID:0mDye3Lx
イイ(・∀・)
269名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 22:18:15 ID:lVDjeVe5
超ショートショートストーリー


ブブカに、アリーナがビールの缶を手にしている写真が掲載された。

クリフト「姫様、この写真に出ているように、本当に酒を飲んだのですか?」

アリーナ「いいえ、この写真は、たまたま缶ビールの空き缶を片付けようとしている所を
     撮られたものです。私はお酒なんか飲んでいません」

その翌月のブブカに、アリーナが煙草を手にしている写真が掲載された。

クリフト「姫様、この写真に出ているように、本当に煙草を吸ったのですか?」

アリーナ「いいえ、この写真は、たまたま友達に煙草を持っててくれるように頼まれた所を
     撮られたものです。私は煙草なんか吸ってません」

またその翌月のブブカには、ベッドの上で、裸のアリーナと男が抱き合っている写真が掲載された。

クリフト「姫様……」

アリーナ「いいえ、この写真は、たまたま素股でしている所を撮られたものです。私は
     男の人のアレなんか入れてません」
270名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 00:49:17 ID:tV5N+hVj
>>260
  , '     , '  f     |       l    ',   ヽ.  ,'
. /     ./    {.       {       j  ,  }    .! / __ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_ノヽ_ノヽ
,'     ,' i    ヽ、,\-┘    '-y、   i      |, '   )
!       , ! !   ./ "'==、ハ,==",ヽノ  丿 i !    < お前に言われんでも
t     | t ヽ、/   `=・= ` ':-・=' iヾ,ヽ/ 丿ノ    !    
. \    t. ゝ-v’      ,  ヽ    ,'_ / ´     丿 わかっとるわ!
   ` ‐- !ゝf ‐、    .::::::.  `ー´ .::::::..fノ        ∠__
      ', l  }     , -−-、    }|  ヾ、       ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-
       l ゝ、_`      ''"''゙,.'   ,.' !    }.}  、
      ノ  _.  \           , イ ヽ  ノノ  丿
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、   '  _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ     ノ
271名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/07(火) 22:54:02 ID:8DLpwuPS
ワロス
272名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/10(金) 18:07:47 ID:R7ImNkLY
可愛いAAきぼん
273名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/12(日) 00:03:38 ID:ecmBUtSx
(=゚ω゚)っ[age]
274244:2005/06/16(木) 21:42:21 ID:ACWFPoAI
「町まであとどれくらい?」
「2時間もすれば着くかと思います」
「そんなに?もう歩くの疲れちゃったよ」
「では馬車に戻られますか?」
「いい。もうちょっと我慢する」
そういうとクリフトはアリーナが何か持っているのに気づいた。
アリーナが左手に持っているのは布の袋で、歩くたびに中からじゃりじゃりと音が鳴っている。
「この袋ね、ミネアに教わってあたしが縫ったんだよ」
その視線に気づいたアリーナがクリフトに答える。
「上手ですね。先ほどから音がしてますが、何を入れてるんですか」
クリフトの問いかけにアリーナは微笑んだだけで答えようとしない。
袋からはじゃりじゃりと音が鳴っている。
275名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/20(月) 00:26:49 ID:UYAy6xCX
age
276名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/20(月) 00:27:22 ID:UYAy6xCX
間違えた○| ̄|_
277名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/20(月) 15:27:43 ID:+koXt4Lv
わろす
278名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/23(木) 02:20:17 ID:Mlx1b/H3
279名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/23(木) 15:16:39 ID:/GCyudyu
イイヨイイヨー
280274つづき:2005/06/24(金) 23:43:15 ID:QuMm8p9I
「あの・・・姫様?」
堪りかねたクリフトが再度問う。
「石よ」
「石・・・ですか?」
「そう。石」
「・・・」
予想外の答えにクリフトが返答に困っているとアリーナは足を止め、落ちていたこぶし大の石を袋へ入れた。
「・・・何に使われるんですか?」
「ないしょ」
アリーナはまた微笑んで歩き始める。
袋からはじゃりじゃりと音が鳴っている。
281名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/27(月) 00:14:36 ID:olDM+pDD
気になるので続きキボンヌ
282名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/29(水) 19:18:02 ID:3s6oLY+A
今、住人は何人ぐらいなんだろうか。
283279:2005/06/29(水) 20:14:54 ID:pjHX9svR
284名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/29(水) 21:08:55 ID:IGjkFj19

永遠にアリーナ萌え
285名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/29(水) 21:59:15 ID:LUsHzrIi
>>282
ノシ
286名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/29(水) 22:14:46 ID:/orn4mA+
あ〜アリーナに蹴る殴るの暴行加えられてぇ〜
287280のつづき:2005/06/29(水) 22:15:43 ID:Wi5ygbNP
数時間後、一行は町に着いた。
クリフトが買出しから戻る途中、教会を見上げるアリーナを見つけた。
「きれいなステンドグラスよね。大きな鐘もあるし」
「そうですね。この町の中心的な建物になっているみたいです」
「こっちにある建物も立派ね」
「この町の地主の建物のようです。先ほど道具屋の主人が言ってました」
「へぇ。そっか・・・・・・地主ねぇ・・・・・・」
「どうかされました?」
「ううん。ところで買出しは終わったの?」
「ええ。これから宿に戻るところです」
「じゃぁいっしょに戻ろ。こっちの荷物持つよ」
「あっ、姫様、荷物は私が・・・」
言いかけたクリフトの左手の荷物は強引に奪われた。
「いーの。あたしが持たないと、こうできないでしょ」
クリフトの手を取り、寄り沿うように歩く。
時々見せるこの態度には神官は顔を赤らめるだけで何も言えなかった。
288名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/30(木) 00:56:53 ID:E5IHbba7
なにこの恥知らずは
289名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/01(金) 13:43:34 ID:5agT/Y17
想いよ届け!
290名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/03(日) 22:20:08 ID:kvPbFhg4
それでも6人はいるのか。
291名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/03(日) 23:33:27 ID:jYrXLdhg
ネタはないけどな。
292名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/04(月) 12:19:18 ID:E1o+5GUx
今日、クリアリのエロい夢を見たので
忘れないうちにSSにしてうpします。
293名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/04(月) 22:42:56 ID:BqnDy5sb
まだー?
age
294292:2005/07/05(火) 02:45:57 ID:UBzm3R7d
夢で見た話だから、つじつまあわないとこがありますがご容赦。

--

アリーナは不機嫌だった。

3日前に、ミネアがサントハイムに訪ねてきてからというもの、クリフトはミネアと
一緒にいることが多かった。
「ねえクリフト。ちょっといい?」
「あ、姫様。申し訳ありません。今ちょっと手が離せませんので、後程……」
そんな調子で、クリフトとミネアは、何かの資料を手に何か難しい話をしながら、
奥の部屋へと去っていく。
『何よ、クリフトのくせに……』
いつもなら何を差し置いても、何でしょうか姫様? と答えるクリフトが、自分を
ないがしろにしている。ただそれだけのことなのに、どうしてこんなにイライラする
のか、アリーナにはよく判らなかった。

次の日、クリフトは、結婚式を控えた恋人達にいろいろな教えや知識を伝えるための
講義を行なっていた。愛を神の前で誓うこと、夫婦になるということ、新しいひとつの
家庭を築いていくこと。神官としての大切な役目だった。
「そして、多くの夫婦は子を望みます。そしてまた、事情により望まぬこともあるで
しょう。正しい知識を持って……」
クリフトの話が、一瞬止まった。そこに、アリーナが入ってきたからだった。
295292:2005/07/05(火) 02:46:57 ID:UBzm3R7d
「ひ、姫様」
「何よ。続けて。あたしも、話を聞きにきたのよ」
そう言うとアリーナは一番後ろの席に腰を下ろした。もちろん、話を聞きにくることは
一向に構わないとクリフトも思ってはいたが、今日は日が悪かった。
今日は、妊娠に関する話。要するに「性教育」のような話だ。
望まぬ子を授かることが多くなっており、神官たちは不幸な子をこれ以上増やさない
ためにも、正しい知識を伝えていく必要があった。
こういった話は、伝える側が照れてしまうと、恥ずかしいこととして伝わってしまい、
正しい知識として伝えることが難しくなってしまう。クリフトはできる限り平常心を
保つよう努力する。
アリーナは、クリフトの話をじっと聞いていた。
『クリフトの、えっち……』
話の内容は生々しく、アリーナには少し刺激が強かった。

「姫様、あの」
講義が終わり、そそくさと立ち去ろうとするアリーナを追いかけ、クリフトが小走りで
近付いてきた。
「何よ。あたし、忙しいの。後にして」
久しぶりにクリフトから声をかけられたというのに、アリーナは振り返ることもなく、
急ぎ足でその場を立ち去ろうとした。ふと、ミネアがこちらに向かっているところが
視界に入る。
296292:2005/07/05(火) 02:47:34 ID:UBzm3R7d
「アリーナさん。クリフトさんのお話、いかがでしたか?」
「別に。興味ない」
アリーナは一瞬ミネアの顔を見ると、すぐに目を伏せて走り去る。ミネアの顔を見ると、
余計にイライラがつのるからだ。
「……姫様には、刺激が強い話だったかもしれませんね……」
「でも、大切なお話ですよ。いずれは、必要になるお話です」
「私からは、伝えたくなかったのですが……」
クリフトは袖口を意味もなく弄び、今にも爆発しそうな恥ずかしさに耐えていた。
「……クリフトさん。そろそろ、お返事をいただきたいのです」
ミネアもクリフトも、今までの緩んだ表情から一変し、険しい表情を見せた。
「……判りました。明日には……」
クリフトはミネアの顔をじっと見つめ、何かを決意したかのように、小さく頷いた。

「あー、もう何なのよ! すっきりしない! 全部クリフトのせいだ!」
夜中、アリーナは自分の部屋で、既に幾度となく破壊された壁に向かい、キックを
浴びせていた。しばらくするとそれにも飽き、外で身体を動かそうと勢いよく扉を
蹴破り、お気に入りの中庭へ走って向かう。
満月が明るく中庭を照らしていた。
アリーナはただがむしゃらに中庭を走り回り、木にパンチやキックを浴びせる。
「あ」
297名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/05(火) 02:52:24 ID:c8oeXUJT

298名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/05(火) 23:30:46 ID:jKGEhQrN
おいおいおい、夢の内容忘れたんじゃないだろうなぁ・・
299292:2005/07/06(水) 00:46:30 ID:ZpTp2BmO
ごめん。もうできあがってるんだけど、
急な出張でいま出先なのさ……。

帰ってからうpするよ……。
300名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/06(水) 10:19:50 ID:MAt/UUXe
性教育するクリフトテラワロス

エロまだ〜?
301名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/07(木) 09:45:21 ID:TQxBiA4F
叶わない恋だと知ってても いつも一番近くで君を見てた

突然の告白 困らせたね 忘れてと言ったけどもう遅いね
友達と思えたら君までこんなに悩ませることもないのに

ほかの誰かに恋ができるまで
うまく笑えるようになるまで
少し時間かかってしまうから 今は君の前から消えてみるよ

夢を見た 君と海で遊んでる 目が覚めて恋しくて少し泣いた
きっと君はこんな私の涙知ってる いつまでもくじけていられない

両手広げても優しくなれても
手には入らないものがあるよね
叶わない恋だと知ってても いつも一番近くで君を見てた

ほかの誰かに恋ができるまで
うまく笑えるようになるまで
少し時間かかってしまうけど
君は今までどおり 笑っていて
302287のつづき:2005/07/07(木) 21:50:00 ID:bh98z3a5
その夜、クリフトが寝ているとアリーナの部屋の扉が開く音がした。
足音はクリフトの部屋の前を通り過ぎ、廊下の奥へ進んでいる。
クリフトが廊下の様子を窺がうと案の定、アリーナの姿を確認できた。
こちらに気づかずにアリーナはそのまま屋上へつづく階段を登っていった。
「こんな時間に姫様は一体…」
クリフトは後を追った。
303名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/08(金) 23:13:52 ID:Se8mr++0
>>292まだぁ??
304名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/09(土) 23:30:33 ID:mO5ekiHB
>292
>294の「クリフトのくせに」に、そこはかとなくジャイアンのにほひが…
やっぱり、アリーナが上位っすか?(w
305292:2005/07/10(日) 21:40:00 ID:Wwx7leX7
すみません戻りました。続きます。

---

ふと中庭に面した廊下を見ると、何かぶつぶつと言いながら、クリフトが険しい
表情で歩いていた。これほどアリーナが大騒ぎしているというのに、全く気付いて
いない様子だった。
「クリフトー!」
アリーナはありったけの大声でクリフトの名を呼んだ。さすがにクリフトもその声に
驚き、我に返りアリーナの方へ向き返る。
「ひ、姫様。そちらでしたか」
「ちょっと、来なさい! ダメだとは言わせないわ!」
「は、はい」
あまりの迫力に、クリフトはびくびくしながらアリーナの元へ向かう。
「座りなさい」
アリーナは木の根元に腰を下ろし、自分の隣をばんばんと叩いた。クリフトは言われる
がままに、アリーナの隣に腰を下ろす。
「…………」
「…………」
しかし、それからのアリーナは無言だった。クリフトも何も言えず、気まずい沈黙の
時が流れる。アリーナは、あれほど話したいことがたくさんあったはずなのに、いざ
こうして話す機会があると、一体何を話すつもりだったのか、話したかったのか、思い
出せない。それほど、他愛のない話だったんだ、と思いをめぐらせていた。
「……あの。姫様……お話があります」
長い沈黙を破ったのはクリフトだった。
「これから私が申し上げることは、誰にも、お話しにならないで下さい」
「……うん……」
306292:2005/07/10(日) 21:40:57 ID:Wwx7leX7
「……私は、姫様のことを、ずっと、お慕いしておりました。……愛しています」
アリーナは、突然のことに驚き、クリフトの顔をじっと見つめた。背に満月を背負い、
その中に浮かぶクリフトの表情は、月の光が強くはっきりと読み取ることができない。
「……それって」
「姫様は、私のことを、どう思っておいでですか」
クリフトはアリーナの言葉を遮り、囁くように、しかし力強く、アリーナに問う。
「……クリフトは……あたしにとって、クリフトは……」
アリーナは必死で言葉を探す。まさか、生まれて初めての愛の告白を、クリフトから
受けるとは、微塵も思っていなかった。
「……頼りなくて……でも、頼りになる……兄弟、かな……」
その言葉に、クリフトはアリーナから視線を外した。
「それは……家族愛ですね。姫様にとって、私への愛は、家族愛……」
「うん……そうだね。家族……みたいに思ってる」
「判りました」
クリフトは立ち上がり、アリーナの方へ向き直る。
「妙なことを申し上げた無礼をお許し下さい。どうか、お忘れになって下さい」
表情こそいつもの笑顔だが、アリーナはその言葉に、どこかいつもと違うよそよそしさを
感じた。
クリフトは小さく一礼すると、足早にその場を立ち去った。
そのとき、アリーナは、このままクリフトが自分の元から離れていく寂しさを感じた。
307292:2005/07/10(日) 21:42:11 ID:Wwx7leX7
「お父様……今、何て?」
翌日、アリーナは父親の話に耳を疑った。
クリフトが、ゴッドサイドへ引っ越す、という話だった。
この世界を救った勇者の仲間として、是非ともクリフトをゴッドサイドへ迎えたい、と
いう話が来ているのだという。そして、今日の朝、クリフトはその話に承諾したという
ことだった。
ミネアもまた、ゴッドサイドへ迎えられた。そして、クリフトを迎えに来ていたという
のだ。
神に仕える者として、ゴッドサイドへ迎えられることは、とても名誉なことらしい。
アリーナには、全く、その価値は判らないが。
昨晩感じたクリフトのよそよそしさは、決別の表われだったのだろうか。
「……あたしに黙って、そんなこと決めるなんて、許さない!」
そう言うと、アリーナはクリフトを探しまわった。しかし、クリフトの姿が見えない。
『まさか……もう行っちゃったんじゃ……』
そんな不安がよぎったとき、ミネアの姿が見えた。ミネアはクリフトを迎えにきている
のだから、ミネアがいるということは、クリフトもまだサントハイムにいるのだろう。
アリーナは少しだけ安堵した。
「アリーナさん。お話があります」
「あたしは、ミネアと話すことなんて無い」
今はミネアと話している場合じゃない。そう思って、アリーナはその場を立ち去ろうと
したが、ミネアがその腕をつかんだ。
「あなたになくても、私にあるのです」
「離してよ」
「私は、クリフトさんを愛しています」
308292:2005/07/10(日) 22:20:29 ID:Wwx7leX7
「……!」
思ってもみなかったミネアの言葉に、アリーナは呆然とした。
「それ、クリフトには……」
「伝えました。そうしたら、クリフトさんはこうおっしゃられたのです」
──ミネアさんのお気持ちは、このクリフト、身に余るほど光栄なことです。しかし、
私は、……お気づきとは思いますが、姫様をお慕いしております──
「でも……クリフトさんの想いは、あなたには届かなかった。そうでしょ?」
「ど、どうしてその話……」
クリフトは確かにあの時、誰にも言わないで下さい、と言った。それは自分に対して
だけではなく、二人ともに、二人だけの秘密、ということではないのだろうか。
「ゴッドサイドに行くお話。あれは、アリーナさんに想いを伝えてから決める、と
おっしゃられていたのです」
「あたしに……」
「クリフトさんは、私をあなたの代わりにするような方ではないでしょう。でも、私は
クリフトさんと共にゴッドサイドへ向かいます。何年かかろうとも、クリフトさんの
お心を、私に向けさせてみせます。あなたを置いて、私と共にゴッドサイドへ向かう
ことをお決めいただいたことは、あなたと決別することをお決めになられたのですから」
アリーナの心に、ミネアの言葉がグサグサと刺さる。
どうして。クリフトのことは、兄弟のように思っていたのに……。
他の女の人と一緒になるかもしれない、ということを考えると、数日前に感じたあの
不機嫌の原因に到達した。
それは、嫉妬だった。
いつもクリフトは自分を第一にしてくれていた。それが当たり前だった。
それなのに、ここ最近は、自分以外の何か、誰かを優先していた……。
「……失ってみて初めて、大切さが判る、ということもあるでしょう。でも……もう、
遅いのです。アリーナさん」
アリーナはその言葉に、思わずミネアの頬を平手打ちした。
ミネアは突然のことに、その場に崩れ落ちる。
309292:2005/07/10(日) 22:21:47 ID:Wwx7leX7
「ズルい……ズルいよ……ミネアも、クリフトも」
「……姫様」
そこに立ちつくしていたのは、外出から戻ったクリフトだった。
「姫様。なんてことを」
クリフトは蹲るミネアに駈け寄ろうとした。が、アリーナがミネアの前に立ちはだかる。
「クリフト!」
アリーナは何かを言おうとする。でも、言葉が見つからない。クリフトは険しい表情で
アリーナを見つめた。
「姫様。そこを、おどき下さい」
「イヤ。どうして。クリフトは、あたしが好きなんでしょ。好きなのはミネアじゃない
でしょ。あたしの言うことを聞いてよ、クリフト……」
「……そのような姫様は、嫌いです……」
その言葉に、アリーナは自らの醜態に気付かされた。
自分が、クリフトの愛を受け入れなかっただけなのに。それなのに、勝手に嫉妬に狂って
……。
「……クリフト。もう……もう、遅いの?」
「……何が、でしょうか……?」
アリーナは答えなかった。その代わりに、アリーナはその場からそっと離れた。
クリフトがミネアを助け起こす。何か言葉を交わしているようだったが、アリーナには
その言葉は聞こえなかった。
「姫様」
クリフトの呼びかける言葉に、アリーナはそっと顔を上げた。いつもの、優しい表情の
クリフトがそこにいた。
「少し……お話をしましょう。お時間、よろしいですか?」
「うん……」

クリフトの部屋で、アリーナはソファに腰掛ける。しょっちゅう来ていたこの部屋から、
クリフトの姿が消えるのは、いつになるのだろうか。
「何か、お飲みになりますか」
アリーナは首を振った。今は、何も喉を通りそうにない。
「姫様。私の昨日の言葉が、姫様を苦しめているのでしょうか」
クリフトはアリーナの隣に腰を下ろし、顔を覗き込んだ。
310292:2005/07/10(日) 22:22:22 ID:Wwx7leX7
「違うよ……あたしが、勝手に、ううん、違う……あたしの……」
うまく気持ちを伝える言葉が見つからない。
「……クリフトが、サントハイムからいなくなっちゃうのは、あたしのせいなの?」
どうしても言葉が見つからず、アリーナは話題を変えた。
「……姫様に、想いを抱くなど、姫様に近しい神官として、あってはならないことで
しょう。王様も、私なら、ということで信頼し、姫様の旅のお供のお許しをいただけ
たのでしょう。何より、私と姫様では身分が違います。例え、私の想いをお受けいた
だけたとしても、許されるものでは、ありませんから……」
クリフトはアリーナから目線を外し、気持ちを誤魔化すかのように少し早口で続ける。
「……だから、姫様のせいでは、決してありません」
「意味、わかんないよ……」
「申し訳ありません……」
「要するにさ。あたしが、クリフトを好きでも嫌いでも、ゴッドサイドへは行くつもり
だったんだ」
「それは……判りません」
「どうして」
「私への想いが、家族愛と知ったときに、決めたことだからです」
クリフトはまた、アリーナの方へ向き直った。
「あのとき、違う答えだったら、どうしたのか……それは、判らないのです」
「ミネアのことは、好きなの?」
「私が愛しているのは、姫様ただおひとりです」
一瞬の迷いもないその言葉を聞いて、アリーナは少し安心した。でも、その気持ちも、
時間の問題なのだろう。
「クリフト。クリフトがこの前言ってた。愛し合う恋人の話」
「えっ?」
アリーナは、クリフトの顔を見上げると、そのまま唇を重ねた。
「ひ、姫様、何を……」
「クリフトが言ってた。愛し合っていれば、こういうこと、するんでしょ。クリフトは、
こういうことを、望んでいるんでしょ」
アリーナはそのまま、クリフトをソファーに押し倒した。
311292:2005/07/10(日) 23:16:25 ID:Wwx7leX7
「お、お止め下さい、姫様。家族同士では、このようなことは許されません」
「家族じゃ、ないよ……」
アリーナの目から、今まで堪えていた涙が溢れ出した。
「家族なんかじゃ、ないよ! クリフト、クリフトは……家族なんかじゃ!」
クリフトに覆い被さるように、アリーナはクリフトを抱きしめた。クリフトの鼓動と
温もりが伝わり、アリーナは心地よい安心感を覚えた。
「あたし、クリフトのこと、男として見てたことなんて、ないのに……クリフトは、
いつのまにか、逞しくなってた。やっぱり、男なんだよ、クリフトは……」
「いけません、姫さうわっ」
アリーナは、クリフトの少し硬くなった部分に手を当てた。クリフトの身体中に、感じた
ことのない強い快感が駆け巡る。
「クリフト……あたしも……クリフトのこと、好きだよ……」
その部分を服から出し、アリーナは口に含んだ。確かにクリフトは愛の営みの話はしたが、
こんなことまで伝えた記憶はない。
「い、いけません、お止めくだ……」
許されない行為に対する理性と、本能による快感との瀬戸際。クリフトは、必死に理性を
保っていた。しかし、アリーナは止めることはしない。クリフトが気持ち良いと感じて
いることを察しているかのように。
「も……もう……本当に……姫様……姫様……!」
「きゃっ……」
一瞬、大きく脈打ったそれに、アリーナは驚き口を離した。そのとたんに、アリーナの
顔中に、白い液体がぶちまけられた。
「いや……ぁ……何……」
クリフトはただ呆然と、天井を見つめていた。強い快感と、強い倦怠感が同時に
襲ってくる。自分のもので穢され、呆然とするアリーナの顔が視界に入り、思わず
我に返る。
312292:2005/07/10(日) 23:17:14 ID:Wwx7leX7
「ひ、姫様! も、申し訳ございません! こ、このような失態……」
手元にあるハンカチで、クリフトはアリーナの顔を拭った。クリフトはもう泣きそうだ。
髪の毛に絡み付く液体は、何度拭いとろうとしても、うまく取れず、ただ焦るばかりだ。
「ミネアが言ってたの。失ってみて、初めて、大切だってことが判るって」
必死にアリーナの穢れを拭い取るクリフトの手を取り、アリーナが囁く。
「あたし。クリフトがいる生活が、当たり前だったの。だから、クリフトがあたしの
傍からいなくなるなんて、考えたことがなかったの。だから、家族みたいだって……
でも、家族より、もっともっと、近い存在があること、気付いてなかったの……」
アリーナは自分で穢れを拭うと、鏡に向かい、服装を正した。
クリフトも服装を正し、アリーナの元へ歩み寄る。
「……姫様。遅くは……ありません」
「え?」
「私は……必ず、帰ってきますよ。サントハイムへ」
クリフトの言葉から、昨日感じたよそよそしさは感じられなかった。
「姫様がもっともっとお強くなられるために、修行されるのと一緒です。私は、神官と
しての修行を積むため、ゴッドサイドへ向かいます。そして、必ず……帰ってきます」
クリフトは優しくアリーナの肩を抱くと、そっと口づけた。
アリーナはにっこりと笑って小さく頷いた。そして、部屋を後にした。
「私の出る幕は、ありませんでしたね……」
入れ違いにミネアがクリフトの部屋を覗き込んだ。
「あ、ミ、ミネアさん」
「少しでも、あなたのお心に、私を映して欲しかったのですが……」
「……申し訳ありません……」
ミネアの眼から、ひとすじの涙が零れた。
313292:2005/07/10(日) 23:18:32 ID:Wwx7leX7
ゴッドサイドへ旅立つ日、アリーナが見送りに来ていた。
「クリフト。浮気なんかしたら、許さないからね」
「わ、私には、そんな度胸はありません……」
「アリーナさん」
ミネアが、二人の会話の間に入る。
「大丈夫です。私がしっかり見張っておきますから。一日でも早く、あなたの元へお送り
いたします。そうでないと……私が、耐えられませんから」
そう言うとミネアは、アリーナに右手を差し出した。
「酷いことを言って、申し訳ありませんでした」
アリーナは、その右手をしっかりと握り締めた。
「あたしこそ。ひっぱたいたりして、ごめんなさい」

旅立ちの日は、雲ひとつない青空だった。
あの日の、旅立ちと同じように。

--
以上です。思ったより長くなっちゃった…。
小説なんて書いたの初めてなので文章おかしくてすみません、。
新婚のくせに旦那の横でこんな夢みちゃったよorz
314名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/11(月) 01:07:53 ID:d5LDUlxp
乙でございました。
315名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/11(月) 10:23:35 ID:XUV+iWNH
乙!

〉姫さうわっ
にクソワロタ。文章もなかなか…
もっと量をこなしてもらいたいな〜
しかしいい夢見たな…うらやましい。

え?新妻ですか?
ハァハァ
316名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/12(火) 22:12:56 ID:c9xKCLkU
,..-──- 、
                /. : : : : : : : : : \
           冒  /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ
            l l ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',
          ./〜ヽ{:: : : : :i '⌒'  '⌒' i: : : : :}     ________
           |__| {:: : : : | ェェ  ェェ |: : : : :}   /
.           .||ポサ.|| { : : : :|   ,.、  |:: : : :;! <  うわゎぁぁぁぁぁっ
         /|.l ン||_.ヾ: :: :i r‐-ニ-┐| : : :ノ   \
         |  ̄ -!、 ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ‐′      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |    −!   \` ー一'´丿 \
         ノ    ,二!\   \___/   /`丶、
        /\  /    \   /~ト、   /    l \
       / 、 `ソ!      \/l::::|ハ/     l-7 _ヽ
      /\  ,へi    ⊂ニ''ー-ゝ_`ヽ、    |_厂 _゙:、
      ∧   ̄ ,ト|    >‐- ̄`    \.  | .r'´  ヽ、
     ,ヘ \_,. ' | |    丁二_     7\、|イ _/ ̄ \
     i   \   ハ       |::::|`''ー-、,_/  /\_  _/⌒ヽ
___________________________________
このスレを見た人は、10年以内にかならず氏にます。
でも、逃れる方法はあります、
※10日以内に20箇所のスレにこれをはるのです。
すみません、僕も氏にたくないんだす

317名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/14(木) 04:47:14 ID:kEhHFFt4
318名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/14(木) 21:27:34 ID:qhdp6AfN
>>316
はいはいワロスワロス

そういやチェーンメールとかもそうなんだけど、こういうの(>>316の書き込み)も犯罪なんだってな
不可抗力だとか言い出す香具師もいそうだけど、チェーンメールの連鎖に加担した場合にも裁かれるそうな
319名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/15(金) 10:02:58 ID:1MJ3lc0u
チェーンメールといえば鎖帷子
320名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/17(日) 23:14:02 ID:CnWlahjP
>>292さん、乙
面白かったのでまた書いてくれること希望!
321名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/18(月) 13:57:25 ID:pNFXnAcb
恋する神官 映画化
322名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/19(火) 17:13:32 ID:PGNG80Fv
さうわっ
323名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/22(金) 01:19:30 ID:6oXrL6CX
たまにはageてみる。

過疎スレになっちゃったねえ…
324292:2005/07/25(月) 00:10:39 ID:HnHrsMwD
おひさしぶりです。
感想いろいろありがとうございました。

いろいろ、夢見やすいタイプなので、いくつか書きだめしたのですが
なんだか過疎スレになってしまったようですし、どっかにサイト借りてUPしようかと
思います。
いまごろになって4萌えになるとは思いませんでしたorz
325名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/29(金) 01:50:28 ID:96GDVqg5
いや今からでもここに書いてくれ
326名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/29(金) 08:55:51 ID:5N/F6Lqn
>>292
GJ!
萌えさせていただきました。

出来ればまた読みたいです。
327名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/31(日) 03:17:39 ID:RESyti0w
292さんのサイトらしきものを見つけてしまった。
キノコの名前の人かな?
328名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/31(日) 19:02:33 ID:p+yr4amn
マツタケマニアさん?!
329名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/31(日) 19:30:37 ID:RESyti0w
>>328
違う。どこまでオープンにしていいのかわからんが、
なんかのリンクサイト見てたら見つけた。
トラベラーだったかな?
ここに載ってる小説が載ってて、夢モノ書いてるって書いてた。
だからたぶん間違いないと思うんだけど。
他に2作あったけど、泣けた…。

過疎スレと思うなら、載せてくれよ〜。
330名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/01(月) 23:13:38 ID:nv9sRjza
テロテアリーナ
331名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/02(火) 14:55:36 ID:c6MoHLLB
洋楽好きの新妻ハァハァ
332名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/05(金) 00:33:40 ID:fX+2dOcX
うpまだ〜?
333名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/05(金) 01:09:10 ID:X8j7TI9V
思わず読み入った・・この人の他作見てぇ〜
334名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/05(金) 01:24:18 ID:3ZFPtAkv
>>330
スマスマだろ?
335292:2005/08/05(金) 16:34:13 ID:LEcRutm9
スランプ中…

次の話題お願いします…恥ずかしいからorz
336名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/08(月) 00:02:36 ID:SpcNoTsd
今年のコミケはどうなんだろうか?
337名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/11(木) 16:44:32 ID:LsnVF1vD
保全ついでにあげますよ。

コミケは行かないなあ。
今年は8ばっかりか?

しかし話題はつきちゃったのかね…
338名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/11(木) 17:34:59 ID:icJKvW8G
いつの間にかアリーナスレがここだけになってしまった件について
339名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/12(金) 01:09:56 ID:EDE1dJ5m
うp!うp!
なんでもいいから誰かうp!
340名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/13(土) 21:47:51 ID:Ulh4G+GO
コミケはいかがでした?
341名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/14(日) 14:42:46 ID:9pjkfVW8
クリアリ本いっぱい買えたよ。この土日萌えっぱなしw
342名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/14(日) 15:44:10 ID:UU0UqoaW
おのれ。不幸にな〜れ〜……。
343名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/14(日) 18:17:35 ID:cpzjw546
あまり出てないとオモってたから行かなかったけどいっぱい出てたんだね
344名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/15(月) 01:50:19 ID:xiAFUd4H
クリアリは根強い人気だね
345名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/19(金) 11:24:19 ID:rNM4/NCy
「ねぇクリフト、この草って薬草につかえないかな?」
「ぐぐれ」
346名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/20(土) 10:04:30 ID:9ZEBw/Qj
ブライ:ワロス
347名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/21(日) 11:29:33 ID:8eDwu895
コミケでは本いっぱいあるのか。
ホームページはいまもちゃんと更新してるとこって少ないよなあ。
くそう…。俺も萌えたい…。東京は遠い…。
348名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/21(日) 14:59:23 ID:28FWgl5f
いたストSPやってる人いる?
クリアリとは言い難い(…)けど、
ワザと負けてるっぽいクリフト萌え。
349名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/23(火) 16:23:54 ID:GC2WCGjU
いたストは絵が嫌だからやってないなあ。面白い?
なんか服も違うし。

忙しくてアクセスできないうちに職人さんは全滅しちゃったのか?
マーニャスレはコンスタントに書き込みあるのになあ…
350名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/24(水) 20:51:04 ID:ADptL+Jx
>>349
ゲームパッケージの裏は見たか?
ここのアリーナのセリフを
覆す事が出来るか否かなのだろうと思う
351名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/24(水) 21:26:16 ID:93R/PsCQ
>>350
349じゃないけど、どんなセリフだったん?
352349:2005/08/24(水) 21:35:43 ID:RWBdT+Y6
パッケージは手にとったこともない…
353名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/24(水) 22:06:37 ID:N2jd5dGY
>>351

アリーナ
「ねぇ ライアン。
クリフトじゃ 相手に
ならないと思わない?」

ライアン
「クリフトどのは 意外と
こういうのは 得意かも
しれませんぞ!」
354名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/24(水) 22:52:21 ID:RWBdT+Y6
そのくらいなら別に平気。
だけどやっぱり絵が嫌なんだよ絵が…。
355名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 04:29:49 ID:4ehvwesZ
DQN女子高生みたいだよな。
356名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 12:46:34 ID:g+ZKbBN5
個人的に攻略本に載ってる絵とか普通に可愛いと思うんだけど…
それは少数派なの?
357名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 14:12:19 ID:H2CqF6uz
プレステ版の上下巻になってる攻略本のクリフトはかっこよかった。
アリーナはケバいけど…
いたストの同人臭い絵というか少女マンガ風な絵は苦手だな…
358名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 20:02:44 ID:mpxBpAG4
さいたまスーパーアリーナ姫ってスレ落ちたの?
359名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 20:25:53 ID:jVp7KoZp
イラストのクリフトの持ってる剣は何の剣なんだろう。
銅の剣ではないみたいだし、鋼の剣は装備できないし、特別な剣というには地味すぎるし……
360名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 20:47:19 ID:TiGXMB8K
キャラ絵では剣装備してるのに初期装備はこんぼう。
サマルと一緒だな。

たぶん、儀礼用の剣なんじゃね?
361名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 21:06:24 ID:cMp5zFho
クリフトを見るとDQ4コマのロケット帽子ネタが思い出されます。懐かしい
362名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 21:16:32 ID:mpxBpAG4
背中に剣背負って抜きにくくないのかね
363名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 22:08:04 ID:TiGXMB8K
あの長さじゃ絶対抜けない。
364名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 22:28:47 ID:qO3P9czV
絶対うでつるぞ。
365名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 22:41:01 ID:H2CqF6uz
ひさしぶりに活気づいてますね
366名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/26(金) 21:58:55 ID:t90slIPV
蚕ですまんが4コマで思い出したクリフトとアリーナは
タイジャンのが好きだ。

ロケット帽子はエトー氏だっけ?
367名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/27(土) 02:01:03 ID:xfbliIDx
あー 萌えてえなあー
368名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/27(土) 06:28:54 ID:tZrUelKt
なんか急にクリアリにはまった。
369名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/27(土) 06:36:51 ID:tZrUelKt
ドラクエ4コマのクリアリはすずや那智の
祈りなさいクリフトが最初だったかな
そんな度胸があるならもっと昔に私にねっ。ってやつ。

次が染宮和子のクリフトの浮気者〜ってやつ。
次が新山たかしのいちゃつきネタ。

そして1Pコミック12巻の川本祐太郎!!
370名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/27(土) 15:11:46 ID:xfbliIDx
俺も急にはまったぞ。そして萌えたりない。コミケ行けばよかった…。
みんな四コマ読んでるんだね。読んだことないや。
プリアリは持ってるんだけど。

371名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/28(日) 22:14:01 ID:exz3+GoS
「あだ名ですか?」
「そう。さっきね、みんなで話しあってたの」
「あの、別に私は普通に名前で呼んで頂ければ構わないのですが」
「だめ。それじゃ面白くないの」
「そ、そうですか・・・」
「チャゲ」
「は、はい?」
「クリフトのあだ名よ」
「・・・え、えっ!?」
「いいあだ名よね」
「あ、あの、姫様、チャゲはちょっと・・・その・・・」
「気に入った?」
「・・・・・・は、はい・・・」
「あっミネアが呼んでるよ。チャゲ早く行こ」
「は、はい・・・」
372名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/28(日) 23:40:58 ID:K1a46l7X
ワロスw
373名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/30(火) 20:41:25 ID:8YUUTfR7
さっちゃん。

何故。
374名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/01(木) 02:45:24 ID:h6UBihZe
>>366
亀でスマソ、そうです。衛藤ヒロユキ氏です。
結構4コマ読んでた方いて嬉しいです。
ファミコン時代はそうでも無かったのに、リメイクPS版をやってからなぜか萌えてしまい・・・

プリアリも買いました。あのクリフトには始め戸惑いましたがw
375名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/04(日) 00:59:29 ID:X7RajgBy
ほっしゅ

職人さんカモーン
376名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/04(日) 01:33:11 ID:62wUOdp0
見苦しい
377名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/04(日) 21:40:56 ID:YvieBUh2
プリアリ
通称おかっぱクリフト成長記
だそうだが、そうなのか?

4コマクラブ(番外編)読み直してたら、キャラ人気投票で
1位 アリーナ
2位 クリフト
3位 スライム
4位 ですぴー
だった…
何票集まったんだか知らないが。そんな時代もあったんだな。
378名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/05(月) 00:38:13 ID:BY8uTANG
行く先々で女にもてもてなおかっぱクリフト物語

アリーナ?
なんか話にからんでたっけ?
が、読んだ感想
379名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/06(火) 16:53:25 ID:eDU/oQKq
好きなクリアリサイトがあるんだけど
日記は毎日更新してるのにクリアリ関係の更新はずっとなし
メールでクリアリ更新待ってますとか言えば違う?
でも敷居の高いサイトなんだよね…
380名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/06(火) 17:53:37 ID:Sav0I9VQ
掲示板に書いてみたら?あるかどうかわからんけど。
ただもうかなりのサイトは開店休業状態だし
期待できないかもな
381名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/07(水) 01:09:17 ID:d7TDh5mG
むしろそれはどこですか
382名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/07(水) 23:22:37 ID:cxWgL2rn
もしかして小説の一番下にWEB拍手付いてるところ?
383名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/08(木) 01:37:45 ID:vuyWHzN9
日記があって小説で敷居が高くてあんまり更新がなくて
web拍手がついてるとこ、っていうと、数字のサイトしか浮かばん…
384名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/08(木) 21:24:20 ID:HpWhWmE9
でもあのサイトって、たまーに忘れた頃に小話は
更新してないかい?
大幅な更新はなくても、たまに除いてみると何か
あるかも。
385名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/08(木) 21:49:08 ID:V5G3H7c2
379です。
掲示板はあるけど雰囲気が違うっぽいので書き込めず結局メールしてみました
今日「現在執筆中です」との返事が届いてとても喜んでます

ええとWEB拍手はどこにもついてませんでした
ついてたらこんなに悩まなくても良かったのになーと思います
386名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/09(金) 02:47:59 ID:uwteevP5
クリフト…アリーナで何回抜いたんだ?
クリフトはアリーナ、アリーナなんて言って
マーニャに誘惑されて簡単に童貞奪われてそう。
し終わった後はやっぱりアリーナって感じ…
マーニャも絶対アリーナに変な事教えてるよな
387名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/09(金) 18:26:40 ID:RNiMKchb
そんなこと言うならさ、どうやってマーニャがアリーナに教えてるか、お前が書いてみろよ。
…いや、書いてください。おながいしまつ。
388名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/10(土) 13:29:28 ID:me3xgTpg
なぜ
ちょい喧嘩ゴシなんだっ
まあ、ほとんど妄想なんだが、
でもありそうでね?
だて、片や踊り子、片やお姫様だぜ?
んんん〜?
389名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/10(土) 14:02:37 ID:f2AHNDta
クリアリもいいけど勇アリがいいんだけどなぁ。。。

クリアリスレで書いたら駄目か
390名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/10(土) 14:03:21 ID:f2AHNDta
あ、男勇者ね>勇アリ
たまに勇アリってなっていても女勇者とだったりしてかなり萎える。。。
391名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 19:24:39 ID:LnFMUWy9
男勇者って、なんか5でフローラ選ぶみたいな後ろめたさがあって嫌なので、
女勇者の方がマシE26
392名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/12(月) 22:04:12 ID:F8cpZPYr
5の勇者は主人公の息子じゃないの?
393名前が無い@ただの名無しのようだ
男勇者×アリーナ → 5で言えばフローラを選ぶような背徳感
クリフト×アリーナ → 5で言えばビアンカを選ぶような王道

ってことじゃないの?
5の勇者は関係ないと思うんだけど…。