私はリリィ。パパと一緒にママを探す旅に出ているの。
今日は私がお城の中で生まれた夢を見たんだけど、パパは笑ってるだけ。
でも、不思議な夢だったな。こんなにはっきり覚えているんだもん。
船が着いたら、船を貸してくれたおじさんとかわいい女の子が来ていたから、
お友達になろうと話しかけたら、女の子はフローラちゃんだとわかった。
だけど、船を下りたらもうお別れ。もっと仲良くしたかったな。
いつまで待ってもネタは出てこないし、
>>302を参考に女5主人公でネタを書いてみます。
もし、途中で行き詰まってしまったらスイマセン。
その心意気だけで充分GJ!
期待して待つ。
船を下りたらパパは大人の話があるからって、私に地図を渡してほったらかし。
仕方ないから、港の外に出たら魔物が襲ってきてもう大変。
でも、必死に応戦していたら、途中でパパが助けに来てくれて倒してくれた。
やっぱり、パパは強いね。私もパパみたいに強くなれるかな?
パパについて行ったら、サンタローズってところに着いたの。
途中、魔物に何度か出会っちゃったけど、パパが強いから怖くなかったよ。
そうそう、ここで久しぶりにビアンカお姉ちゃんに会ったの。
ビアンカお姉ちゃんが本を読んでくれようとしたたんだけど、
ビアンカお姉ちゃんも読めなかったみたい。ちょっとがっかり。
パパが洞窟の中に入っていったので、私もこっそり洞窟の中に。
魔物が出てちょっと大変だったけど、何とか奥の方に入っていったよ。
そしたら、奥の方でおじさんの上に石が乗っていたから、助けてあげたの。
助けてあげたら自分1人で戻っていったけど、大丈夫なのかな?
あっさりめで.。゚+.(゚ー゚)。+.゚ イイ!!
頑張ってください!
323 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/18(木) 21:38:08 ID:pqDAqiFk
aaaaaaaaaaa
今日はビアンカお姉ちゃんと一緒にサンタローズからアルカパに行った。
アルカパにはビアンカお姉ちゃんのお父さんが経営している宿屋があるんだよ。
アルカパに着いて、ビアンカお姉ちゃんと一緒に外に遊びに行ったら、動物をいじめている子がいたの。
かわいそうだと思っていたら、ビアンカお姉ちゃんがその子にいじめないように話しかけてきたんだけど、
「助けて欲しければお化け退治してこい」なんて言ってくるのよ。ひど〜い。
でも、ビアンカお姉ちゃんがキレちゃって、お化け退治の約束をしちゃったの。
嫌だけど、ビアンカお姉ちゃんが勝手に約束しちゃったから仕方ないよね。
325 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/19(金) 22:11:40 ID:RHGd3wvQ
夜、ビアンカお姉ちゃんが私を起こしてきて、お化け退治に行くことになっちゃった。
怖いから嫌だと言いたかったけど、ビアンカお姉ちゃんに嫌われたくないから言えなかったの。
でも、ビアンカお姉ちゃんは墓の中に隠れちゃうし、怖いお化けはいっぱい出てくるし、もう最悪!
それでも、何とかお化け退治は終わったけど、二度と行きたくない!
ところで、最後にビアンカお姉ちゃんが受け取った光る玉は何だったんだろう?
翌朝、約束通りいじめられていた動物を解放してもらったので、私が飼う事になったの。
ビアンカお姉ちゃんが名前を付けてくれる事になったので、チロルにしたんだけど、
ゲレゲレって名付けようとしたビアンカお姉ちゃんに、いじめっ子の影が見えたのは気のせいかな?
だけど、これでビアンカお姉ちゃんとはお別れ。本当はもっとずっと遊びたかったのに…
ビアンカお姉ちゃんが本当のお姉ちゃんだったら、ずーと一緒だったのにね。
328 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/21(日) 01:01:19 ID:lI0Ije5R
支援
サンタローズに帰ったら、光る玉を見せて欲しいと知らないお姉ちゃんに声を掛けられたの。
悪いお姉ちゃんじゃなさそうだったし、見せてあげたら綺麗だねなんて褒めてくれたのよ。
宿屋に戻ると、また知らない女の子がいたんだけど、名前を聞いたらベラちゃんと言ってた。
家の地下に来て欲しいと言われたので行ってみたら、見た事もない階段が現れていたんだ。
ベラちゃん、これに登れって事かな?
ベラちゃんの言われたとおり、階段を上ってみるとそこには妖精の村があった。
村のエルフに春風のフルートを取り戻して欲しいと頼まれてしまい、
その場の雰囲気に飲み込まれてしまって、なぜか引き受ける事になっちゃった。
ビアンカお姉ちゃんがお化け退治を引き受けたときって、こんな感じだったのかな?
チロルもベラちゃんもついてきてくれるのだが、私達で大丈夫なのか心配だ。
心配しても引き受けちゃったものは仕方ないので、とりあえず洞窟に行ってみた。
洞窟の奥で鍵の技法を覚えたら、今度は春風のフルートのある氷の館へ。
中は滑るので、行きたいところになかなか行けず、安請け合いするんじゃなかったと反省。
でも、何とか春風のフルートを取り戻せたから、まあいいか。
パパ達に妖精の村の話をしても信じてくれなさそうなので、このことは私の心の中にしまっておいた。
そして、パパはまたサンタローズを離れてどこかに出かける事になって、私もついて行く事に。
途中、関所があったのだが、パパの顔パスで通してくれた。パパってすごいんだね。
でも、意味もなく、階段を上ったり降りたりしちゃうんだから、格好良さ半減。
パパが行った先は何とラインハットのお城。しかも、王様の知り合いだというからびっくり。
その後、パパからヘンリー王子と城の中を見学するように言われたんだけど、
ヘンリー王子は私に向かって子分にしてやるとか言ってきて、デリカシーのなさにうんざり。
でも、一応パパの知り合いの王子様だから、つきあってあげないといけないんだよね。
仕方なく、ヘンリー王子と遊んでいたら、変な人が突然現れてヘンリー王子を連れ去っていったの。
びっくりして、パパに報告したら黙ってついて行くように言われ、移籍の中に入っていったのよ。
パパは強くなったねと褒めてくれたけど、今はそれどころじゃない気分。
なんで、こんな王子のために私がつきあわなければならないの?全く人騒がせなんだから。
人を騒がせておきながら、助けに来てくれたパパや私に向かってヘンリー王子は逆ギレ。
さすがのパパもそんなヘンリー王子をはたいて怒っちゃった。まあ、当然よね。
でも、この直後に魔物が現れ、パパが応戦している間にヘンリー王子と逃げるように言われ、
入口まで逃げたら、今度は魔物の親玉みたいなのが現れたが、私達では手に負えなかった。
意識が遠のく中でパパが一生懸命戦っている音が聞こえている。パパ頑張って。
でも、私達の首に冷たいものがあてがわれた時、本当は助けて欲しかった。しかし、パパは戦い続けた。
そして、パパの「縁の世界に生きようとするものは力を示さなければならない」との声が聞こえ、
その直後、私の目の前が真っ暗になった。もうダメかもしれない………
気付いてみたら、私は全く知らない場所にいた。結局、あれから殺されちゃったのかも。
でも、いいの。パパだって、私に恨みがあってやった訳じゃないから。
ただ、これからどうすればいいんだろう?って考えていたら、あの生意気なヘンリー王子の声が。
あんたも殺されたんだね。そもそも、原因はあんたなのだから当然の結果よね。
そんな感じだから、私とヘンリー王子は大げんか。でも、あの世に行ってまで何をやっているんだろう。
そう気付いた私達はヘンリー王子の提案で現世に戻る手段を一緒に探すことになった。
現世に戻る手段を探すと決めたものの、そんなに簡単に見つかるはずもない。当然と言えば当然か。
さすがのヘンリー王子もあの世に連れて行かれたから、多少は危機感を持っている感じ。
とりあえず、出会った人に色々と話を聞いてみるのが地道だが早道だと信じて、人を捜してみたの。
それで分かったのは、魔物に殺された人が増えているって事。やっぱり、何かありそうね。
それから、色々な人に話しかけてみたのだけど、いまいちピンと来ないことばっかり。
困っていたら、ある老人が私達に話しかけてくれたんだ。
ちょっと期待できそうなので、今までのいきさつを話すと、その老人は私達の目をじっと見てきたのよ。
すると、私達に伝えなければならないことがあると言って、私達を老人の家に案内してくれたの。
私達のますます期待がふくらんだのだが、その前に学ばなければならないことがあるんだって。
どうしようかとヘンリー王子と相談して、しばらく老人のお世話になることにしてもらったんだ。
その老人、昔は先生をやっていたそうで、私達に勉強を教えてくれるの。
老人の教えてくれる授業は面白くて、私は最初から楽しんでいる。
一方、ヘンリー王子は最初つまらなさそうにしていたけど、段々と夢中になってきているみたい。
後で聞いてみたら、かつては面白い授業をする名物先生と言われていたんだって。
(。∀°)
独自路線に入ってから良くなってきた
がんばれ
気付いてみたら、約10年間も老人の先生から色々な事を学ばせて頂いた。
総仕上げとして先生から卒業試験を課されたが、私もヘンリー王子も合格点を戴いた。
あのヘンリー王子の人間が出来てきたのは先生のおかげだと思っている。
そして、先生は私達に出会ったときに伝えなければならない事をようやく話してくれた。
十数年前、現世で光の教団という名の集団の活動が活発になった。
この光の教団は力が全てという野生動物と同じような世界を創世するため、
その考えに従い、教団の力を誇示するため、力の弱い子供達を次々と殺害していった。
また、殺害されて彷徨った魂を泥人形に宿させ、奴隷として大神殿の建設に当たらせている。
ところが、君達は他の魂と違って生きた目をしていたので、奴隷にされる前に目をつけた。
一方、光の教団に対抗する天空人という民族がおり、稀に勇者と呼ばれる者が現れるそうだ。
天空を支配するマスタードラゴンの指揮に従っていればいいという考えを持つ民族であるが、
ここ最近、指揮官であるはずのマスタードラゴンを見かけなくなったという噂があるようだ。
もし、力が全てという光の教団に対抗し、マスタードラゴンによる創世を望むのであれば、
その勇者を捜し出し、指揮官であるマスタードラゴンに会って欲しい。
どちらの創世を望むもの自由だが、それを判断できる能力は身につけさせたはずだ。
明日、目を覚ませば君達は現世に戻っているので、思った通り動いてくれ。
どうやら、私達は創世という重大な任務を与えられたようだ。
確かに、これでは子供の頃の私達に話したところで判断なんて出来ない。
私達が殺される前、パパが最後に言った縁という言葉は光の教団が目指す方向だ。
もしかしたら、この先パパと対抗する事になるかしれないと考えるだけで苦悩する。
でも、ヘンリー王子に相談すると、現世に戻ってから考えればいいじゃないかと言う。
今考えても結論は出ないだろうから、ヘンリー王子の言うとおりかもしれない。
翌日、目が覚めるとそこは修道院の中。これで、本当に現世に戻れたのだろうか?
シスターの話を聞くと、修道院の近くで倒れていた私達を保護したそうだ。
あと、私達と一緒にマリアさんという女性を保護したそうで、これから洗礼を受けるそうだ。
私はどうしてもマリアさんの事が気になったので、洗礼を受ける前に話を聞かせてもらった。
実は、マリアさんは不手際を起こしたために光の教団に一度処刑されたのだが、
運良く私達と一緒に現世に戻れたとの事。この話を聞いて、本当に現世に戻れた事を確認した。
マリアさんは現世に戻れた事を感謝し、争いのない静寂な世界になるよう祈りを捧げる事を決めたそうだ。
争いのない静寂な世界………これが、私達の目指すべき創世の道筋なのだろうか?
fa
マリアさんの洗礼が終わった後、ヘンリー王子がマリアさんは綺麗な人だよな〜って。
私はどうなの?って尋ねてみたら、見慣れた顔だから何とも思わないって。
お世辞でもいいから、綺麗だねって言ってくれたっていいのに。もう、わかってないんだから。
それじゃ、マリアさんにも好かれないわよ。って言いたかったが、負け惜しみみたいだからやめた。
マリアさんの洗礼も終わったし、これ以上修道院に長居するのも悪いので、
ヘンリー王子とシスターに言われた修道院の北にある街に行ってみることにした。
cx
最下層到達だが頑張れ
修道院の北にある街はオクラルベリーというところらしい。
カジノがあったりと、結構賑わっている。中には怪しい店もあるそうだ。
ヘンリー王子と一緒に色々な店を回っていたら、モンスターじいさんという怪しい人に出会った。
自称有名人らしいが、私もヘンリー王子もそんな事は知らない。
ところが、この人も私達の目をじっと見て「カリスマ性を感じる」と言ってくる。まるで、あの先生みたいに。
さらに、そのカリスマ性を持ってすれば、モンスターを仲間にする事が出来るとか。
ただ、モンスターは力が全てという思想を持っているため、力を示して服従させる必要があるとか。
これって、光の教団が目指す創世の方向だよねと尋ねたら、肯定も否定もしなかった。
あと、仲間を連れて行くための馬車が必要だと言われたので、店の開く夜まで待って馬車を購入した。
でも、本当にこれでモンスターが仲間になるのかな?本当に仲間が増えれば心強いけどね。
>>348 うは、ほんとだ
よくここまで潜行したもんだ
,.'´,^!´ヽ
i卅<0>》 / ̄ ̄ ̄
川^ヮ^ノ! < 姉さん、落ちるわよ。
巛(づ○つ \___
./_,バ)
ん,__!_リ
やれやれ…
何のアテもない旅だが、オクラルベリーからとりあえず北に向かって行った。
その間も何度か魔物を相手にしたが、仲間になりそうな気配は全くしない。
やっぱり、あのおじさんが言った事はでたらめだったのかも。
最初からあまり信用していなかったので、悔しくも悲しくもないけどね。
>>351 2chはsage進行でもdat落ちしませんので、sage進行でお願いします。
結局、モンスターが仲間になることがないままサンタローズに到着。
郷愁に浸るはずだったのに、村はラインハットの兵士たちによって焼き払われたそうだ。
一瞬、ヘンリー王子の方を振り向いたのだが、ヘンリー王子は黙ったまま。
感想を求めたところで、自分がいない間に故郷が変貌していたらお互い何も言えないよね。
老人の話を聞くと、パパが洞窟に大事な何かを隠していたのを見たというので、
洞窟の中に入ってみることにしてみた。一体、何を隠したんだろう?
かつて、一度入った事のある洞窟だが、かなり昔の事なので迷ってしまった。
ようやく奥に着いたら、1本の剣と手紙を見つけた。手紙にはこう書いてあった。
リリィよ。お前がこの手紙を読んでいるということは、
何らかの理由で、私はもうお前のそばにはいないのだろう。
すでに知っているかもしれんが、創世を企てる者の動きが活発になってきている。
私は新たな世界を作ると言い残し、突然いなくなった妻のマーサを捜すため旅をしている。
私の妻、つまりお前の母にはとても不思議な力があった。
私にはよく分からぬが、その能力は新たな世界に通じるものらしい。
多分、妻はその能力ゆえに創世を企てる者に利用されたのだろう。
リリィよ!伝説の勇者を捜すのだ!
私の調べた限り、本当の創世が出来るのは天空の武器と防具を身につけた勇者だけなのだ。
私は世界中を旅して、天空の剣を見つけることができた。
しかし、未だ伝説の勇者は見つからぬ……
リリィよ!残りの防具を探し出し勇者を見つけ、そして、お前が新たな世界を作るのだ。
私はお前を信じている。頼んだぞリリィ!
あの先生が言った通り、私とヘンリー王子は創世という重い任務を負ってしまったのだろう。
今まで、創世について深く考えていなかったヘンリー王子も、この時ばかりは違う。
何やら大変な話になってきたと言っていたが、運命から逃げ出すわけにはいかない。
とりあえず、伝説の勇者と言われる者と伝説の防具を見つける事が先決だ。
356 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/09(金) 02:42:26 ID:uwteevP5
「フローラさん、実は私、あの人と子供の頃出来心でセックスしたことあるの…」「ええ?」
「妊娠はしなかったけど、ガンガンやられたわ」
伝説の勇者と言われる者と伝説の防具を見つける事が先決だなんて意気込んだけど、
今のところ全くアテがないので、ビアンカ姉さんのいるアルカパに行ってみる事にした。
ところが、ビアンカ姉さんのいた宿屋は他の人に売られて、山奥の村に行ってしまったとか。
久しぶりに再会して創世について相談しようと思っていたのに、こんな時に限って…
ビアンカ姉さんがいないので、仕方なく他の人に話を聞いてみる事に。
ところが、口をついて出てくるのはラインハットの悪口ばかり。
ヘンリー王子も、その話を聞くたびに難しい表情に変化していくのがわかる。
こういう時って、どうやって声を掛けていいのか分からないので、黙るしかなかった。
でも、最後に創世の鍵を握る伝説の勇者について話を聞く事が出来た。
その勇者は昔、秩序と混沌の間で揺れ動く世界で1つの道筋を示し、新たな世界を作ったとか。
ただ、今は生きているはずもなく、その子孫ならいるのではないかという話だった。
つまり、伝説の勇者は生きていないという事で、いきなり出鼻をくじかれてしまった。
せめて、その子孫の誰かに会って、新たな望みに賭けるしかないのかな?
夜になり、宿屋で休もうとしていたら、ヘンリー王子がラインハットに帰りたいと言い出してきた。
あんな状況では、心配になって帰りたくなったのだろう。アテのない旅だし、別にいいけどね。
先生からもパパからも創世だとか言われて、私もヘンリー王子もちょっと疲れてきているから、
創世の事は忘れて、ラインハットへ寄り道するのもいい気分転換にはなるだろう。
ラインハットに行く途中、関所で足止めを食らってしまったが、
ヘンリー王子だとわかると兵士が久しぶりの再会に感動し、すぐに通してくれた。
それにしても、ベッドに蛙を入れるなんてヘンリー王子らしい。
ようやくラインハットに着いたのだが、周辺の人達の話を聞いてみたら、
ラインハットも力が全てという思考に支配されている気がした。
とにかく城の中に入ろうとしたが、太后の許可が必要だと兵士に追い出されてしまった。
ヘンリー王子の顔パスも効かないみたいだし、どうすればいいんだろう?
城の中に入れず諦めようかと思っていたら、ヘンリー王子が裏ルートがあるからと言ってきた。
さすがだねと思ったところで、自分の国の城の事だから当たり前か。
ヘンリー王子について行ったら、途中でみすぼらしい女が牢に閉じこめられていたので、
話を聞いたら10年前にヘンリー王子をさらわせた太后本人だという。
あんたのせいで、創世なんてややこしい事を引き受けさせられたんだと文句を言おうとしたら、
なぜかヘンリー王子に止められた。一番の被害者であるはずなのに、ヘンリー王子も大人になったんだね。
裏ルートの洞窟を抜け、何とか城の中に侵入する事が出来た。
早速、ヘンリー王子はデール国王に太后が地下牢に閉じこめられている事を報告。
すると、デール国王は不思議な鏡の伝説が書いた本を紹介してくれ、倉庫の鍵を受け取った。
倉庫にたくさんある書物の中からデール国王が言っていたを探し出し、目を通してみた。
ここから南の方角に古い塔が建っており、その中には、真実の姿を映し出す鏡が奉られている。
しかしその塔の扉には鍵がかかっており、その鍵は修道僧が持っている。と書いてあった。
まずは、塔の扉の鍵を持っている修道僧を探さないといけないようね。
突然、ヘンリー王子が修道僧と言えば、あの修道院しかないと言い出してきた。
確かに可能性としては考えられるけど、その断言口調はちょっと怪しいわね。
私がマリアさんに会いたいから?と尋ねてみたら、否定しながらも顔が赤い。
ヘンリー王子、図星だよ。でも、私も他に思いつかないので、とりあえず向かってみる事に。
久しぶりにあの修道院に戻ってきたわけだが、時間がないので早速本題を切り出す。
シスターの態度が思わしくないので、やっぱり違ったのかなと思っていたら、
マリアさんが今までのお礼に自分がついて行くと言ってくれ、鏡のある塔に向かう事になった。
一応、塔には無事到着したが、マリアさん、本当に大丈夫なの?
マリアさんが塔の扉を開けようとしたら、なんと普通に開いてしまった。
鍵を使ったような形跡がないので、マリアさんも不思議な力を持っているのかな?
もしかしたら、マリアさんは創世の鍵を握る人物かもしれないと感じた。
塔の中を探して、不思議な鏡らしきものを見つけ、ラインハットへと急いで戻った。
366 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/18(日) 01:21:00 ID:euHUwRPd
あげ
ラインハットに戻ると、なんと太后が2人並んでいた。
一方は牢に閉じこめられていた薄汚い本物。って事は、もう一方は偽物だ。
このために取りに行った不思議な鏡を偽物に向けると、偽物が正体を現した。
どうも、デール国王の読みは当たっていたようね。
不思議な鏡で正体を暴かれた偽物は逆ギレして私達に襲いかかってきたから、
私とヘンリー王子と近くで仲間にしたピエールのトリオで倒した。
その時、私は今まで悩んでいた創世の方向を争いのない静寂な世界にすると決めた。
理由は私や仲間達が力が全てと考える勢力によって不幸を背負わされた事が大きい。
彼らの勢力を抑えるための戦いは避けられないが、それが終われば静寂になると信じて。
私はヘンリー王子に創世の方向を決めた事を告げた。ヘンリー王子も賛同してくれた。
これからは2人で静寂な世界を作るために頑張ろうねと声を掛けたが、
ヘンリー王子はデール国王を見守るため、ラインハットに残る事を決断したようだ。
彼は「自分の国を作れないものが創世をする事なんて出来ない。だから、俺は残る事にした。
でも、お前は創世の方向を見つける事が出来た。お前は創世が出来ると信じている」と言い残して。
ついさっき2人で創世をすると決めたばかりなのに、これからの私は孤独なのね…
創世の方向を決めたのに、孤独になってしまった私は違う大陸に向かう事に。
最初に着いたところはポートセルミという港町。誰かが襲われていたので助けてやったら、
襲われていた農夫が私に化け物退治をお願いしてきた。
本当に困っている様子で無視するわけにもいかなくなって、結局、引き受けてしまった。
情けは人のためならずで、後で私に有益な情報をくれるかもしれないけどね。
指示されたとおりに化け物退治に向かったら、そこにいたのはなんと大きくなったチロルらしき動物が。
まさかと思い、昔ビアンカ姉さんからもらったリボンを見せると、急になついてきた。
やっぱりそうだったのね。これからは、私の仲間になって孤独感を少しでも紛らわさせてね。
でも、報告しに村に戻ったら、謝礼金はもらったけど冷たくあしらわれてしまった。
チロルは悪くないと思うけど、村に被害を与えたから仕方ないのかな?
半ば村を追い出されるように出て行った私は同じ大陸にあるルラフェンというところに着いた。
ベネットという人が知っている場所なら瞬間移動できる便利な呪文を研究しているそうで、
少し興味を持ってしまったばかりに彼の研究を手伝う事に。それは夜に生えるルラムーン草を取ってくる事。
草を取ってくる事ぐらいは何でもないので、夜になるまで街の人の情報を集める事にした。
街の人の話を聞くと、ヘンリー王子が結婚したというとんでもない情報が飛び込んできた。
創世を全て私に押しつけて自分は結婚したね。どうせ、お相手はマリアさんでしょ。
これはさっさとルラムーン草を取ってきて、ラインハットに確認しに行かなければいけないようね。
夜になったので、急いでルラムーン草を取ってきて、翌朝ベネットさんのところに持っていった。
途中で爆発したのだが実験は成功らしい。試してみると、ラインハットの前に一瞬で到着。
これは本当に便利な呪文ね。さて、ヘンリー王子の結婚の真相を確かめさせてもらうわよ。
城の中に入ると予想通りヘンリー王子のお相手はマリアさん。その抜け目のなさに脱帽。
周囲の評判でもアツアツらしく、結局ヘンリー王子が作ったのは世界でも国でもなく家族だったのね。
正直不満はあったけど、マリアさんの前でデリカシーのない事は出来ないので、我慢我慢。
その代わり、デール国王が勇者の使った盾がサラボナという街にあるという情報をくれた。
あなた、素晴らしい国王になるわよ。少なくとも、ヘンリー王子がなるよりはね。
JS
ルラフェンから南にある宿屋で一度休んで、洞窟を越えるとそこはサラボナという街だった。
デール国王が勇者の使った盾があると言っていた街に間違いなさそうね。
街のどこにあるか調べてみようとしたら、突然、犬が私の方に向かって走ってきた。
遠くで、女性の捕まえて下さいという声が聞こえるので捕まえようとしたら、その犬は私になついてきた。
その女性が言うには、この犬が他人になつくのは初めてだそうだ。私って、犬に好かれるタイプなのかな?
この機会に勇者の使った盾について尋ねてみたら、自分の家にあるとの事。これはラッキーだ。
彼女のものなら、交渉次第で天空の盾が入手できる。残りの鎧と兜で創世までもうすぐだ。
ちなみに、彼女の名前はフローラ。どこかで聞いた覚えがありそうだけど、どこで出会ったかな?
ところが、天空の盾は彼女の家の主人のものだったため、話は簡単でなかった。まあ、そうだよね。
また、その主人が彼女との結婚相手に盾を渡すと決めちゃったから、女である私にとってはほぼ絶望的。
その結婚相手の決め方がまた凄くて、炎のリングと水のリングを取って来いというもの。
それでも事情を詳しく話すと、誰かのサポートをして盾を譲ってもらうように頼んでみればとアドバイス。
しかし、なかなか交渉に応じてくれる人がおらず、唯一アンディだけが私の交渉に応じてくれた。
彼の目的はフローラさんであり、盾はなくてもいいとか。一時的だと思うけど、一緒に頑張ろうね。
保守
だけど、このアンディ。頼りないというか役立たず。私はこんな人とは結婚したくない。
こんな人のサポートをしなければならないなんて、盾がなければ遠慮したいぐらい。
でも、アンディの結婚を成功させなければ、私も盾を貰えず創世が行き詰まってしまう。
殆ど私と仲間達だけで取りに行った炎のリングをアンディに手渡し、次は水のリングを探しに。
あ〜あ、盾のためとはいえ、なんで初対面のアンディの結婚のサポートをしなきゃいけないのよ。
もし、男に生まれていたら、誰かのサポートなんてしなくても良かったのに。
こんなアンディに不満ばかりが積もるが、創世のためなら仕方がない。
ヘンリー王子に家族を作って逃げられ、私がやらなければいけないのだから。
水のリングがありそうな場所には鍵が掛かっており、鍵を開けてもらうために近くの村に入った。
そこには懐かしい人の姿が………もしかして、ビアンカ姉さん!やっぱり、間違いない。
感動の再会にアンディの事はすっかり忘れ、今までの事を全てはき出した。
保守
翌朝、ビアンカ姉さんと一緒に水のリングを取りに行ってくれる事になった。
アンディは足手まといになるので、村でお留守番。最初は不満だらけだったアンディのサポートも、
ビアンカ姉さんとの再会を演出しれくれたので、今ではアンディに感謝しているぐらい。
水のリングを取って、フローラさんとの結婚に全力サポートしてあげるから、盾は私に渡すのよ。
それにしても、ビアンカ姉さんと一緒に冒険するなんて十数年ぶりね。
ビアンカ姉さんはアンディと違って頼りになる。
小さい頃、お化け退治はもう嫌だなんて思っていたけど、今はビアンカ姉さんと一緒に冒険する事が楽しい。
水のリングは意外に炎のリングの時よりも簡単に入手できた。これで天空の盾が入手できるのね。
でも、これでまたビアンカ姉さんと別れる事になると思うと、また孤独になるのではないかと寂しくなった。
一度村に戻ってアンディと合流すると、水のリングをアンディに渡してサラボナに向かった。
あのアンディも私とビアンカ姉さんに感謝の言葉をかけてくれた時は、使命感を果たした気分。
でも、私の本当の目的は天空の盾。これを入手しないと私の旅は行き詰まってしまう。
サラボナではフローラさんの父であるルドマンさんが結婚式の準備をして待っていた。
おめでとう、アンディ。ただ、私達のサポートがあってこそって事を忘れるんじゃないわよ。
とりあえず、サポート役としては結婚式の最後までつきあわせて頂きますからね。
落第保護
アンディの結婚式が終わった後、私達はルドマンさんに呼ばれた。
いよいよ、約束通りの盾が入手できるんだね。と思っていたら、
今度はシルクのヴェールを取りに行くように頼まれてしまった。盾はその後に渡すとの事。
この時、私は心の中で決めていた事をビアンカ姉さんに打ち明けるのを決心した。
これから、私と一緒に創世をして頂けませんか?と。ビアンカ姉さんは迷わず首を縦に振ってくれた。
もう、これからは孤独じゃないんだね。2人で一緒に争いのない静寂な世界を作ろうね。
村でのお使いを済ませたら、再びサラボナへ。今度こそ、天空の盾を入手しなければ。
だけど、ルドマンさんは教会の中に入っちゃって、盾を入手する前にアンディの結婚式を見物する事に。
フローラさんの花嫁姿は綺麗だったな。私もビアンカ姉さんもすっかり憧れモードに。
でも、私達はそれどころじゃないわね。創世が終わるまでは結婚なんて無理そう。
アンディの結婚式が終わり、ようやくルドマンさんから天空の盾を手渡され、
さらに、私達の事情を知ってか、ポートセルミにある船を自由に貸してくれる手配までしてくれた。
これでアンディのサポートはようやく完了。さて、船のあるポートセルミに行ってみましょうか。
ポートセルミで船を借りれたのはいいが、どこに行けばいいのかわからない。
でも、ビアンカ姉さんは迷わず南の方を指して、こっちはまだ行った事ないよねと言ってくれた。
ビアンカ姉さんは頼りになるよね。創世のパートナーになってくれて本当に良かった。
それからずっと南に向かっていくと、砂漠の大陸に到着した。でも、ここって何もなさそう。
ところが、ビアンカ姉さんは城のような建物があるのを見つけ、私に教えてくれた。
城があるのなら、取りあえず向かってみないとね。無駄足かもしれないけど。
でも、実際に城に入ってみると無駄足どころか、伝説の勇者にまつわる情報の宝庫。
おかげで、砂漠の暑い中を歩いた疲れも一気に吹っ飛んだ。
女王様が地下庭園にいるということで、挨拶しに行くと勇者の墓を案内してくれた。
はずだったのだが、実際は勇者の墓ではなく天空の兜がまつられていた。
これを入手すれば、残りは天空の鎧だけ。女王様は人が良さそうだし、交渉は容易いと思っていた。
ところが、女王様は私とビアンカ姉さんに兜をかぶせて合わないと分かると、
思い違いだったと言われたきり、交渉には取り合ってくれなかった。
もう一歩だったのに、この様子だと実際に伝説の勇者を連れてこないといけなさそう。
天空の兜の入手交渉には取り合ってくれなかった女王様だが、私達の事情は聞いてくれた。
伝説の勇者を捜し出し、争いのない静寂な世界を創世するために旅をしている事、
創世のためと言い残して突然いなくなってしまった母親と私達を見捨てた父親を捜している事を話すと、
女王様はその父親は遙か東の国グランバニアのパパス王ではないかと聞いてきた。
確かに、父親の名前はパパスだけど………えっ!私が王女だなんて冗談でしょ。
これにはビアンカ姉さんもびっくり。もっと驚いているのは、私自身。
でも、女王様がふざけているようには思えないし、これは確かめるしかなさそうね。
しかし、よくよく考えてみると、ラインハットの関所を顔パスで通ったり、
ラインハット前国王やヘンリー王子と知り合いだったりと、
国王という立場であってもおかしくないような事はいくつか思い当たる。
でも、これでビアンカ姉さんがよそよそしくなることだけは嫌だったので、
ビアンカ姉さんにはリリィは今までのリリィと同じように接して欲しいとお願いした。
遙か東の国グランバニアに行くため、船を東に向けて進めていくとネッドの宿屋に到着。
ここからは歩いて高い山をいくつか超えなければならないそうで、とりあえずここで一休み。
自分が王女という立場だったのを知ったけど、私は創世という役目を背負っている。
ヘンリー王子のように、ビアンカ姉さんを残して城に残ることは出来ないだろう。
もし、城に残るように頼まれても私は断ろうと思う。創世は私に与えられた義務だから。
あ
高い山を越えると言っても、旅慣れた私達にとっては大したことはなかった。
時々魔物が出てくるけど、優秀な仲間達がいるので問題なく進むことが出来た。
途中、チゾットの宿屋で一休みしたとき、ビアンカ姉さんにはネッドで決断した
グランバニアに行っても残らず創世に向かって旅を続けるつもりだと話した。
そして、今度はグランバニアに向かって山を下っていった。
396 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/10/12(水) 21:20:38 ID:hMz/BAEw
あげまづ
山を下ると、森の中に大きな城が見えた。ここがグランバニアなのね。
だけど、夜だったので城には入れず、城の周囲に小屋があったので訪ねてみた。
そこはサンチョさんの家で、私達が来たことを知ると急に泣き出してしまったので、
サンチョさんが落ち着いたところで今までの事情を話し、ここで一晩泊めさせてもらう事になった。
翌朝、サンチョさんが慌てたように現国王に私達が来たことを報告しに行った。
現国王はパパの弟のオジロンという方で、私達の帰りを歓迎してくれた。
でも、ビアンカ姉さんには綺麗な人だと言いながら、私には言ってくれなかったのがちょっと悔しい。
まず、オジロン王に今までの経緯を話し、両親や勇者に関する情報提供を求めてみた。
ところが、オジロン王は何を血迷ったのか、私に王位を譲るなんて事を言い始めた。
もちろん、私はその申し出を断った。国王の代わりはいても、創世の代わりはいないと。
オジロン王は何度も私に王位に就くよう言ってきたが、最後は私達の熱意に負けて諦めてくれ、
ようやく、オジロン王から解放された私達は新たな旅の前に一晩休むことにした。
次の日、グランバニアを訪れた旅人からサラボナのフローラさんに子供が生まれそうだという話を聞き、
サラボナへひとっ飛び。アンディのサポートは終わったけど、後見人としてはしっかり見守らないとね。
急いでルドマンさんのところに行くと、フローラさんはすでに男の子を生んでいた。ちょっと遅かったか。
でも、赤ちゃんはとってもかわいくて、これだけでもサラボナに来る価値があった。
フローラさんの子供を見届けた後、ビアンカ姉さんは父の事が気になるからと、
サラボナの北にある自分の村に帰る事になり、私もついて行く事になった。
実の父娘でない事は聞かされていたが、温かな家庭があるビアンカ姉さんが羨ましかった。
ただ、その事はまだビアンカ姉さんには話していないし、話すつもりもない。
今まで、争いのない静寂な世界を創世するために動いてきたが、伝説の勇者が現れる気配もなく、
これ以上、アテのない旅をする気力が段々と失われてしまった。
ビアンカ姉さんの父であるダンカンさんも身よりのない私を娘のようにかわいがってくれると言うし、
このままビアンカ姉さんとしばらく本当の姉妹のように過ごすのもいいかなと思い始めてきた。
新しい情報が入ってくるまで、この村でじっとしているのも、1つの方法ではないだろうかと。
別に創世を諦めたわけではないと自分に言い聞かせて、ダンカンさんの世話になる事に決めた。
毎回定期投下乙です!
あれから数年、伝説の勇者に関する情報は全く入ってこず、ただ時間が過ぎていく。
変わった事と言えば、ここ最近、ビアンカ姉さんが1人でサラボナに行く回数が多くなった気がする。
一緒に行きたいと言うと、大事な話があるから連れて行けないとか、私を遠ざける事がある。
普段のビアンカ姉さんならあり得ないはずなのに、なんでこの時だけは私を遠ざけようとするの?
ワクワクテカテカ
ある日、ビアンカ姉さんがまた1人でサラボナに行こうとするので、こっそり後をつけてみた。
サラボナでビアンカ姉さんを待っていたのはフローラさん。
フローラさんに会うなら、私も連れてきてくれたっていいのに。ビアンカ姉さんの意地悪〜
しばらく様子を見てみると、別荘の方へと入っていったので、見つからないように近づいてみる。
そこで私は聞いてはいけないものを聞いてしまった。まさか、ビアンカ姉さんが………
うお、なんなんだ!?
勇者誕生フラグか?
保守
訳あって保守します。
楽しみに待ってます
ビアンカ姉さんとフローラさんの関係は衝撃的だったが、私は胸の中にしまっておいた。
そして、ビアンカ姉さんに見つからぬよう先に急いで村へと帰った。
ダンカンさんが私の異変に気付いて心配してくれたが、少し疲れただけと誤魔化す。
私が村に帰ってからしばらくして、ビアンカ姉さんも村に帰ってきた。
出来るだけ普通に接するようにしたので、何とかビアンカ姉さんにはばれずに済んだ。
ついにきたか…
このアッサリした描写、焦らしますね(;´Д`)ハァハァ
あの件についてはなかった事にしようと思うのに、どうしても気になって仕方がない。
とはいえ、ビアンカ姉さんやフローラさんに直接尋ねる勇気なんて全くない。
また、あの時のように後をつけるのもリスクが高いので簡単には出来ない。
どちらにも動けない私にはもどかしさだけが残っていく。
保守
415 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/10/23(日) 23:38:59 ID:jrjCGzV9
保守
あれ、今日はリリィさんいらっしゃらないのかな
今日もビアンカ姉さんは私を置いてサラボナへと出かけようとした。
なぜか虫の居所が悪かった私は「私を置いていかないで!」とうっかり叫んでしまった。
すると、ビアンカ姉さんは何か覚悟を決めたような様子で「一緒に行く?」と言われた。
しまったと思ったが、もう遅い。私も覚悟を決め、ビアンカ姉さんと一緒にサラボナに向かった。
サラボナの別荘の中ではフローラさんが待っていた。
フローラさんは私が来たのに少し驚いた様子だったが、慌てるそぶりは全くなかった。
ビアンカ姉さんが私に事情を話すように言うと、フローラさんが話し始めた。
でも、その内容は私の予想していたものとは違っていた。
ワクワクテカテカ
フローラさんが話したのはアンディに対する不満や悪口。
アンディが頼りないのは私達がリングを取りに行ったときに分かっていたが、
フローラさんも結婚して、思った以上に酷いのを実感したのだろう。
そんなアンディに危機意識を持ってもらうため、
今までビアンカ姉さんに気があるそぶりをしていたそうだ。
ということは、あの件は単なる私の誤解だったみたい。
なんだってー
結局、私の誤解だというのが分かったけど、客観的に見てフローラさんは可愛いし、
もし、私が男として生まれていたら、アンディを押しのけていただろうな。
あっ、別に今の私がフローラさんに恋心を抱いた訳じゃないから誤解しないで。
ビアンカ姉さんだったらどうする?って聞いたら、何も言わずに首を縦に振った。
私、何か悪い事でも言ったのかな?やっぱり、フローラさんに何かされたのだろうか。
その晩、ビアンカ姉さんからリリィが女の子で良かったと言われた。
もし、リリィが男の子だったらフローラさんと結婚してしまって孤独になってしまうからだって。
あの質問にビアンカ姉さんが寂しそうにしていたのは、こういう事だったのかな?
私が男でも女でもビアンカ姉さんが大事な人であるのには変わりないと思うのだが、
フローラさんと結婚してしまったら、ビアンカ姉さんとは一緒に旅が出来なくなったのかもしれない。
ビアンカ姉さんの言うとおり、私が女の子として生まれて良かったと思った。
てす
あれからまた数年後、フローラさんの子供が10歳の誕生日を迎えたというので、
私とビアンカ姉さんはサラボナへ呼ばれた。あの男の子も、もう10歳になるのね。
その間、伝説の勇者の情報もなく、私の創世への道は止まったまま。
男の子は成長したのに、私は何も成長せず、ただ老けただけ。少し、情けない気持ちになった。
やはり男の子なのか、私の袋の中の武器や防具を見つけては遊んでいる。おもちゃじゃないのに。
しかも、一番大事な天空の剣と盾が格好いいので欲しいなんて言う。冗談じゃないわよ。
他の武器や防具ならともかく、これは創世のために欠かせないものなのよ。
そう私が注意しようとした矢先、突然、ビアンカ姉さんが大声でビンゴ!と叫ぶ。
ちょっと、ビアンカ姉さんまでどうしたのよ。何のことだかよく分からない。
混乱する私をなだめながら、ビアンカ姉さんが説明を始めた。
まず、天空の剣や防具が装備できるのは、創世の鍵を握る伝説の勇者だけのはず。
そして、目の前の男の子が普通にそれを身につけている。その瞬間、私達は気付いた。
そう、フローラさんの子供こそが伝説の勇者なのだと。果報は寝て待てとはよく言ったもの。
これで再び創世への活動が始められる。でも、その前にフローラさんの許可を得ないとね。
え?アンディってエルヘブンの血族なの?
エルヘブンの血族なのは魔物使いの能力に関連。
勇者の条件とは無関係。
魔物とも心を交わすエルヘブン民の中でも
ひときわ強い力を持ったマーサの血と
天空人の血が混じって勇者が誕生したとか
作中で語られてるはず。
そこは女主人公の限界だと思われ。
フローラさんは私達の事情を理解してくれたが、アンディは子供を創世の旅に連れ出すのを反対した。
まだ10歳になったばかりだし、大事な子供を危険な旅に出したくないという気持ちも理解できるが、
伝説の勇者が見つかってから、のんびり構えているわけにはいかない。困ったなぁ。
でも、そんな私達を後押ししてくれたのが意外にもルドマンさん。
自分の孫が伝説の勇者だと分かって大喜びし、鍛えてやってくれと私達に頼んできた。
アンディもルドマンさんには頭が上がらないようで、急に反対を口にしなくなった。
>>428-430 >>431の指摘通り、女主人公の限界です。
>>302のサイトでは「ふたなり」にしちゃったみたいだけど…
ようやく伝説の勇者が見つかったので、まず最初は天空の兜のあるテルパドールへ。
女王様が男の子に天空の兜をかぶせると、男の子の頭にぴったりとはまった。
もう、彼が伝説の勇者である事は間違いない。残る防具は天空の鎧のみ。
後は、彼を連れてマスタードラゴンに会い、争いのない静寂な世界を創るだけ。
フローラさん、ありがとう。でも、フローラさんって、天空の血を引いていたんだね。
さて、伝説の勇者を連れて新たな場所にと思っていたが、女王様からグランバニアへ戻るよう言われた。
オジロン王が新しい情報を得たからと言うらしいけど、また王位を押しつけてこないかちょっと心配。
でも、今回は伝説の勇者が見つかったから引き受けられないと、また断ればいいか。
さすがに、伝説の勇者を残して王位を引き受けろなんて言わないだろうと思うが。
(*゚д゚)、ペッ
437 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/03(木) 21:14:41 ID:ywPKiszR
とりあえずage
それでも新しい情報は欲しいので、グランバニアには行ってみる事にした。
オジロン王に新しい情報を尋ねに行くと、私の母親の故郷が偶然見つかったそうだ。
場所の名はエルヘブン。グランバニアの北の大陸にある事を教えてもらった。
ただ、そこに行くには、一度洞窟の中に入らないといけないそうだ。
洞窟をまっすぐ進んでいくと、3体の像とその先に扉があった。この先がエルヘブンなのだろうか。
でも、扉を開けてみようとするが全然開かない。ビアンカ姉さんや仲間達の力を借りるがそれでも開かない。
すると、ビアンカ姉さんがここは諦めて回り道しようと言ってきた。開かないのだから仕方ないね。
ただ、あの3体の像が気になるけど、あれが何かの鍵になってるのかも。
遠回りになったのかもしれないが、無事エルヘブンには到着した。
兵士に4人の長老に会うよう促され、そのまま長老の話を聞く事に。
なぜか私達が来る事はすでに分かっていたようで、彼らは普通の人ではないのだろう。
かつて、エルベブンの民は創世を司るエネルギーを大量に持っていたのだが、
時と共にそのエネルギーは徐々に減少してしまったそうだ。
そのため、洞窟内の開かずの扉も開けられなくなってしまったとの事。
ただ、私の母親だけは今でもそのエネルギーを大量に持っていたため、
光の教団が創世のために利用しようとしたのではないかという話だった。
もしかしたら、そんな母を持つ私も同じ創世を司るエネルギーを持っているのかもしれない。
そうであれば、伝説の勇者と巡り会うのは創世を義務づけられた私の運命なのだろうか。
長老以外の人の話を聞くと、世界のどこかに天空の神のいる城へ導く塔があるそうだ。
また、そこへ行くのに必要な魔法の絨毯も私達に譲ってくれた。
父親を嫌っていた割に私には親切にしてくれるなんて、私の創世を支持してくれたからなのだろうか。
草原や湖、海の上を自由に移動できる魔法の絨毯は非常に便利だ。
おかげで、予想よりも早く天空の神のいる城へ導く塔らしきものを見つける事が出来た。
ところが、上ってみると塔は途中で途切れており、そこから先へは進めない。
近くの人が天空の城は湖の底に沈んでしまったのでと、1本の杖を渡してくれた。
どうやら、この杖で塞いでいる道を開いて行ってこいという事らしい。
それらしき洞窟に入って奥に進んでいくと、人を乗せたトロッコが走り続けており、
助けを呼んでいたので助けてあげると、彼も天空の城に向かっているところだとか。
プサンと名乗る彼は天空の民だと言っていたけど、塔にいた人とはタイプが違う。
少し怪しいけど、危害を加えそうな感じはしないし、彼と一緒に天空の城へ向かう事にした。
洞窟を抜け、天空の城に到着すると、プサンさんがゴールドオーブがないと慌てていた。
説明によると、ゴールドオーブは天空の城を支えるもので、2つのうち1つがなくなったために、
天空の城も湖の底に沈んでしまったとの事。しかも、なくなったゴールドオーブは壊れてしまったらしく、
妖精の女王に作ってもらうしかないそうで、それを持ってきて欲しいと頼んできた。
天空の城が浮上しないと、マスタードラゴンにも会えないと言われると仕方がない。
ようやく、妖精の村に通じると言われている森に来た。
迷いの森と言われるだけあって、現在位置の把握もままならない。
しばらく適当に動いていたら、急に男の子が走り始めたので、慌ててついて行った。
行き着いた先でデジャヴを感じた。その光景を見ていると、子供の頃を徐々に思い出してきた。
そう、自分が創世の役割を背負わされるとはまだ知らなかった、あの頃を。
妖精が私に親しげに話すのを見たビアンカ姉さんが妖精と知り合いなのかと尋ねてきた。
そういえば、妖精の村に行ったのはビアンカ姉さんと別れた後だったんだよね。
妖精からホルンをもらい、支持された場所でホルンを鳴らすと、水面に城が浮かんできた。
この先に妖精の女王がいるんだよね。
プサンさんに頼まれた事を妖精の女王に伝えると、もう自分では作れないと言われてしまった。
天空城を浮上させる事は出来ないのかと思っていたら、1つだけ方法があるとの事。
それは昔に戻ってゴールドオーブを偽物とすり替えるというもの。
昔に戻るには上の階にある絵画の前に立つだけでいいらしいが、そんな事で昔に戻れるのだろうか?
448 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/13(日) 09:48:17 ID:9kC1AW8w
hgtr
とはいえ、親切にしてくれる妖精を疑っても仕方ないので、言われたとおりにしてみた。
すると、そこはサンタローズだった。ここが昔のサンタローズなのだろうか?
周りを見ても、ビアンカ姉さんも伝説の勇者の男の子もいない。
村の中を散策していると、なんと子供の頃の自分がそこにいたので声を掛け、
ゴールドオーブと偽物をすり替え、急いで村を出て行った。
本物のゴールドオーブをプサンさんのところに持っていき、台の上に乗せると天空城が浮上した。
そして、プサンさんは天空城を見回ると言って、城の操作を私達に任せてきた。
でも城を動かす前に、私達も天空城の中を見回る事にしてみた。
その中で、老人からマスタードラゴンを復活させるにはボブルの塔で
ドラゴンオーブを入手しなければならないという話を聞き、早速向かおうとした。
ところが、男の子が急におうちに帰りたいと言い始めたため、急遽サラボナへ行く事になった。
伝説の勇者と言ってもまだ10歳だし、おうちに帰りたいと言うのは当然かもしれない。
サラボナで私達を見つけたルドマンさんが壷の色を確認するように頼んできたため、
何の事かよく分からないまま、言われたとおり壷の色を確認したら赤く光っていた。
それをそのまま報告すると、慌てたように監視台の上に立つよう頼まれ、
言われたとおり立っていたら、魔物が私達に襲いかかってきた。ちょっと、何なのよこれ。
創世に向かっている私達だから何とか倒す事も出来たけど、普通の人なら無理よね。
私達が魔物を倒した後、重装備をしたルドマンさんがやってきて、魔物を倒した事に感心しきり。
孫である男の子には強くなったと褒め、私達に男の子のお小遣いと鍵を預けてきた。
これで気が済んだのか知らないけど、男の子からボブルの塔に行くんでしょと言っていた。
創世の旅は子供には辛いけど、伝説の勇者に選ばれたんだから、最後まで辛抱してね。
ボブルの塔付近まで天空城を動かし、塔を上っていくと上から中に入っていく構造になっていた。
それで天空城にいた老人がロープを用意していたんだ。なるほどね。
塔の中を進んでいくと、魔物が私の名を呼んで戦いを挑んできた。こいつも力が全てと考える奴か。
力が全てと考える奴の前ではこちらも力を示すしかない。例え、静寂な世界を望んでいても。
ところで、あいつが言っていたゲマとは弱肉強食の世界を創ろうとしている親玉なのだろうか。
その正体はすぐにわかった。私とヘンリー王子をあの世に送り込んだ魔物がゲマだったのだ。
私達を待ち伏せするなんて、単なる力馬鹿ではなさそうね。でも、私達にとっては絶好の機会。
あなたの大好きな力を示す方向で復讐させて頂きます。そして、静寂な世界を創るために。
長い戦いの結果、私達が勝利したに思えた。ところが、奴はくたばっていなかった。
そして、ミルドラースに報告をすると言い残し、奴は逃げ去った。
ミルドラース…こいつが弱肉強食の世界を望む大親分か。私はそう直感した。
彼らに創世させないため、マスタードラゴンを復活させるドラゴンオーブをようやく発見し、
天空城へと急いで戻った。弱肉強食の世界を創らせないためには、急がなければならない。
私達が天空城に戻ると、プサンさんが天空人に囲まれ、不振人物として問いつめられていた。
私も怪しいとは思っていたけど、やっぱりそうだったのか。悪い人ではなかったのに残念。
でも、ドラゴンオーブを貸して欲しいと言われたときは、思わず素直に渡してしまった。
すると、プサンさんがドラゴンに変身し、今まで問いつめていた天空人の態度が一変した。
プサンさんは静寂な世界を望むマスタードラゴンだったのだ。
最初から言ってくれればいいのにと思ったが、これで静寂な世界を創るお膳立ては出来た。
とりあえず、ボブルの塔で起きたことを報告し、マスタードラゴンを仲間にした。
マスタードラゴンは私達を大神殿に連れて行くと、そのまま去っていった。
一緒の戦ってくれるんじゃないの?と思ったが、マスタードラゴンはもういない。
神殿の隣の入り口から最後の防具である天空の鎧を入手すると、内部に突入。
なんとそこには私の母親を名乗る人が。でも、弱肉強食の創世には同意できない。
それが静寂な世界の掟だと答えたら、神官が正体を現してきた。
私達を騙すつもりだったのだろうが、創世の方向を決めた私達には通用しない。
神官を倒した後、神殿の奥を進んでいくと今度は神官の言っていたイブールが
弱肉強食の世界を創ってやると宣って戦いを挑んできたので、奴も倒した。
最期はゲマに裏切られ、役立たずと捨てられる始末。これも弱肉強食の世界を望んだ宿命だね。
王の二柱たる国は無し。その言葉をかみしめながらゆっくり眠るがいいよ。
争いのない静寂な世界なら、少なくとも掟に従っていれば生きていられたのに。
ゲマとイブールがいなくなった後、床の上には1つのリングが落ちていた。
リングを拾い、大神殿を出るとマスタードラゴンが迎えに来てくれていた。
なぜ、大神殿の中に来てくれなかったのか尋ねたら、敵を油断させるため姿を見せなかったと言う。
一旦、天空城に戻り、大神殿で拾ったリングを見せると、それは命のリングだと説明した。
その命のリングと残り2つのリングを女神像に奉納すると、魔界の扉が開くそうだ。
残り2つのリングと言えば、心当たりがあるのは炎と水のリングだ。
そう思い立った私達はサラボナへと駆けつけ、フローラさんにお願いしてリングを貸してもらった。
残すは弱肉強食の世界を創ろうとする勢力を倒し、私達が静寂な世界を創るだけだ。
保守代わりに適当に書き殴ったネタも残り1週間程度で終わりそうです。
ネタの構想がある人がいれば、そろそろ準備をお願いします。
再びマスタードラゴンを仲間にした私達はエルヘブンへ行く途中の洞窟へ入り、
その時は開かなかった扉の前に来た。マスタードラゴンが言ったとおり、
3つのリングを女神像に奉納すると、簡単に魔界への扉が開いた。そういう事だったのね。
この扉の向こうは魔界。創世への入口でもあるため、私達は緊張が走った。
佳境ですな
魔界の中を突き進んだ私達は弱肉強食の世界を創ろうとするミルドラースをひたすら捜した。
その途中、大神殿で見た私の母親を名乗る女性を見つけた。彼女は何かひたすら祈っていた。
私達の姿に気付くと、私に会えて良かったと話しかけてくれた。彼女は本当に母なのだろうか。
しかし、マスタードラゴンは光の教団に利用されたマーサも我々の創世の方向と相容れず、
争いのない静寂な世界を創るにはやむを得ないと言ってきた。覚悟はしていたが、辛い現実だ。
レズスレ、キモイ。
マーサは祈りが終わると、弱肉強食の世界を創ろうとするミルドラースを召喚してしまった。
もう、後には引けない。一度決めた創世の方向を全うするためには戦わざるを得ない。
静寂な世界を創るための掟に従い、感情を無にしてミルドラースと戦い、そして勝った。
これで新しい世界が創れる。そう思ったのもつかの間、今度は大きな光の玉が現れた。
465 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/26(土) 19:21:39 ID:jov5ZcMQ0
保守
これが光の教団たる所以なのだろうか。大きな光の玉は様々な戦いを潜り抜けた私達もを苦しめた。
それは私達に創世が出来るかどうかを試すかのようだ。あのマスタードラゴンも苦しんでいる。
それでも私達は新しい世界のために頑張った。そして、ギリギリのところで大きな光の玉を倒した。
これで弱肉強食の世界を創ろうとしていた光の教団は壊滅した。いよいよ、私達の役割が果たせるのね。
すると、大きな光の玉があった場所から新しい世界への入口から光が降り注いだ。
この先に待ち望んでいた争いのない静寂な世界が広がっているはず。
新しい世界に入る前、マスタードラゴンはこのように私達に言ってきた。
さすが、マーサの血を引くリリィと天空の血を引く伝説の勇者、そしてビアンカ。
新たな世界を創る力を見せてもらった、しかし、創世という敵のいない戦いが残っている。
だが、お前らならそれも出来るだろう。さあ、新しい世界に足を踏み入れるがいい。
また、新しい世界の入口からも声が聞こえてきた。それは私の両親の声のような気がした。
彼らは私達の叶えられなかった夢を叶えてくれた。さあ、こっちへおいで、と。
その声が私の母親なら、本当に弱肉強食の世界を望んでいたのだろうか?
今となってはもう分からない。ただ、私はそれが自分の意志ではなかったと信じたい。
さあ、行きましょ。ただ、新しい世界でも私とビアンカ姉さんは永遠に一緒だからね。
(完?)
>>302を見て勢いで始めましたが、一連のネタとしては
>>467で完了させたつもりです。
続きを勝手に書いてくれるのもいいですし、別のネタを書いてくれてもいいので、
このスレを保守してくれる職人さんをお待ちしてます。