このお題でFFDQ創作小説を書いてみよう【第二章】
・恥じらい
・抵抗
・梅雨入り
・うた
・心に残った言葉
・ビートに乗せて
・天気
・血
・クロスオーバー
・幼馴染
・兄弟
( 各1票 )
抜けがあったらすみません。
保守のついでに個人的な意見を書かせてください。
>>243でまとめられていた案ですが、自分はこのスレの共通の「お題」に作品が集まるって
いうのが楽しくて参加させてもらってました。
ただ、現状書き手がいないのは事実で…。
だとしたら、こういうのはどうだろう?
書き手が集まるまでの間、「書きたくなるような」あるいは「(再)プレイさせたくなるような」
場面を書いていく、というのは。
前スレで発案者自身が最終的に「萌え」というテーマで書いてもらえればなと言っていた
けれど、今ここでやれば良いんじゃないかな?
すごく広義なお題になるけど<<SSで○○の魅力を語る>>
千一夜やDQ小説スレ立て直しのテンプレとかの議論に使う分には良いんじゃないかなと思います。
(SS関係の総合スレ不在ってことなんですよね、現状)
<<なんでもあり>>で。
>>248-249 まとめありです。
立場的には自分で言うところの
・まったりと書かれたお題に対して書く体制にする
に近いですかね。
もう少し余裕が作れれば
とりあえず前回書いてた話を完結させます。
あとお題が多くて選べない方は上から順に消化していってもいいかもしれませんね。
目標は全部書く・・・かな。
252 :
お知らせ:2005/05/30(月) 23:06:43 ID:tc/S/KsC
保守
254 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/03(金) 06:51:58 ID:1o0qIEmi
捕手
久しくこの板見てなかった者です。
コテハン変えて気分一新してなんか書きます。
期待はできません。自分の書くものってどうにも微妙なものばかりだし。
まあ、でもよろしく
おお!頑張れ〜!
結局、今はどういう体制なんでしょう。
お題は今あがっていればなんでもOKですか?
お題<<なんでもあり>>
魔界の奥底、デスキャッスルの地下実験場に邪悪な気配が漂う。
進化の秘法を用いた禍々しい実験により、新たな魔物が日々開発されていた。
実験を行うのは魔王の臣下にして最高の魔術の使い手、大魔道。
そして実験の立会人は、魔王デスピサロその人であった。
「今宵は今晩は……私が秘法の管理者にして実験オペレーター兼プロデューサーの
大魔道でございます」
「そして私がそれを見守る魔王デスピサロ……さて、今日の実験の内容についてだが」
「はい、既に計画は立てられております」
大魔道はメモ調に書かれた流暢な字を読み上げる。
「なんといっても今日びは吉日。ミニデーモン系魔物の新種を生み出すに絶好の日和なのです」
「ほう、それは何故」
大魔道は得意満面の笑みをうかべる。
「何故といってそれは今日○月○日が、あの高名な料理人グレート・ザ・チキンの命日だから
でございます」
「うむ」
「かの料理人はこう言いました。『食に人間、魔物の区別はない。あるのはうまい食べ物と
不味くて食えない食べ物の二種類だけ。魔物とか人間とか料理とまったく関係ない。
ただそう言ってみたかっただけ』」
「そうだな」
さっそく腕まくりを始めてまな板包丁を握るデスピサロ。
大魔道はあわてて押さえて首を振る。
「魔王はじっと見守るだけでよいのです。手間暇かけて料理するのはしもべに任せて、
あなたは腹の具合を見越して食うに任せればよいのです」
「それはすまなかったな」
「では、実験を始めたいと想います!」
大魔道の目にキラリと光る何かがあった。
実験がはじまった。
「今日誕生するのは、新種ミニデーモン。名はなんと言う」
「はっ、コンセプトは料理関連ミニデーモンであり、生まれてくるのはそれに準じます。
既存のミニデーモンはフォーク持ちだらけですので、バリエーションを作ります。
テーブルの上に並べば色とりどり見事な配列、右手に握れば肉を裂き、左手に握れば
肉を運んで口に入れ、はたまた代わりを持ち替えれば熱いスープをすくいあげる、
世にも不思議な三段活用!」
「名はなんという!」
「命名神マリナンにでも訊け!おりゃーー」
そして実験は完了した。
秘法をつかい、釜の中から生まれてきたのはスプーンとナイフをもったミニデーモンだった。
「成功しました。これでフォーク持ちと並べればまさにフルコース。どんな料理が来ても
この魔物たちなら必ずやたらふく食べてくれるでありましょう!」
「決まったな、今日からおまえたちはミニデーモン改め完食デーモンと名乗るがいい」
「さあ夜も更けてまいりました。名残りおしいのですが今宵はこれでお別れです。
次回は明日、同じ時間。テーマはミステリー貯金箱でお会いしましょう。さようなら」
「料理バンザイ!」
そして仕事を終えて汗をかいた彼らは、自室に戻り静かな眠りについていった。
このようにして、魔界では魔王とその側近による世にも恐ろしい実験が
日々くり返されるのであった。
めでたし、めでたし。
以上です。なんかテキトーだな
◆HHOM0Pr/qI 04/12/30 03:55:49 ID:i8LQbhJ1
FINAL FANTASY IV #0034 1章 2節 砂塵(1)
「出やがった!」
足元がぐらついた、と思った瞬間、鋭い二つの切先が砂の下から現れる。高々と吹き上がった砂煙が、陽光を受けて金色に染まった。
不意打ちを食らった交易商たちは、経験を積んだ者から順に、荷車を捨ててその場を離れようとする。
輝く靄の中に浮かび上がる、大蛇とよく似た長い影。巨大な甲虫ハンドレッグが、獲物の気配を察し巣から這い出てきたのだ。
遥か頭上に鎌首をもたげた捕食者が、足をもつれさせながら逃げ惑う、若い商人に踊りかかる。
湾曲した顎が、若者の背を捉える寸前。セシルは虫の真下にもぐりこみ、その腹に深々と刃を差し込んだ。
大きくのけぞるハンドレッグ。予想を越える力に、危うく剣を持っていかれそうになる。
力任せに引き抜くと、体節の継ぎ目を狙って再び剣を突き入れた。同時に、刀身に込めた暗黒の力を解き放つ。
勝負はついた。
でたらめに宙をかく無数の足を避け、セシルはハンドレッグの側を離れた。ほどなくして倒れた虫が、盛大な砂埃を巻き起こす。
「……すげえ、やったぜ!」
ビッグスの声を契機に、一目散に逃げた商人たちが、おそるおそる背後を振り返った。
なおも激しく身をよじり、虚しく地面に尾を打ち付ける大百足の姿を見て、皆の間に歓声が広がる。
犠牲者が出なかったことを喜ぶのはもちろんだが、戻った商人たちが、痙攣を続けるハンドレッグに取り付いたため、セシルは呆気に取られた。
思わず、横のビッグスを振り返る。20年以上キャラバンを率いてきたという男は、満面の笑みを浮かべ、セシルの労をねぎらった。
彼曰く、これも砂漠の恵みの一部──市に持ち込めば、いい値がつくのだそうだ。
「気ぃつけろ! まだ動いてるぞ!
こらそこ! しっかりラクダ見てろ!」
ベテランの商人たちから、活気に満ちた指示が飛ぶ。
甲皮や腱は天幕に、毒は薬の材料に。巨体は見る間に解体され、荷車に収まってしまった。
誤爆です、すいません。ほんとすいません。
263 :
お題一覧:2005/06/10(金) 00:04:43 ID:gGQn7/ON
04.10.13:ラスボス戦
04.10.20:はじめてのたたかい
04.10.27:生命の価値
04.11.03:インフレーション
04.11.10:故郷
04.11.17:親子
04.11.24:お祭り
04.12.01:矛盾、抱えたまま
04.12.15:風
04.12.22:プレゼント
05.01.26:願い
05.04.13:再会
05.04.20:本
05.04.27:色
05.05.04:憂鬱
05.05.10:(お題候補一覧より)
恥じらい
抵抗
梅雨入り
うた
心に残った言葉
ビートに乗せて
天気
血
クロスオーバー
幼馴染
兄弟
SSで○○の魅力を語る
なんでもあり
--------------------
たぶんそうだと思われます
>>257
>>257 挙がってるお題から好きなものを書いてく方針でお願いします〜。
>>258-260 謎生物誕生ですねw
オリジナル設定が少し出すぎてる気がしましたが、
テンポの良い実験のやり取りは面白かったと思います。
デスピサロの趣味が料理なら生き地獄ですね。
>>261-262 お構いなく。
気が向いたら是非こちらにも投稿どうぞ。
>>263 まとめお疲れ様です。
えーと、21さんにはなんと申し上げればいいのか……。
何を書いても弁解になってしまうので謝罪はしませ……お、お許しください←オイ!
とりあえずネタを投下させてください。
お題はいくつか入っていると思います。
でもミックスジュースとかアレだし。あと題名もパクリだし:.` ;:.・∵ ゚ д:.`
【ワルツ】
マリアさんに言ってしまった。
「ここにいてほしい」
彼女にどう伝わったのかは分からない。でも……。
「……考えさせてください」
その言葉を聞いたとき、少し怖かった。
自分の中で何かを壊してしまった気がした。
ぼろを纏っていたのが嘘のような仕立て服。
あれほど軽めでいいと言ったのに。
あいつは今でも同じ服なのだろうか。
ひんやり冷たい窓枠に手を掛けて、遥か彼方の青色を探してみる。
「一緒に行こう」
あいつが声を掛けてくれていれば、俺は一人で庭園を歩きはしない。
気負い城を抜け出して、大通りで立ち尽くすこともない。
三人でいるのが楽しかった。
でもマリアさんはアベルを気にしてた。
あいつだって気付いていたはずなのに。
いつの間にか辺りの景色が淀んでしまっている。
こんなときくらい、明るく過ごしたい。
いや、むしろ神様に気を使わせているのかな。
あぁ、俺は何をやっているのだろう。
*** *** ***
おじいさんには出会えなかった。
いつも橋から河を眺めては、昔の話を聞かせてくれたり、私の話に頷いてくれるのに。
もう修道院に戻らなくてはいけなくて……。
でもすぐに帰ってくるかもしれません。
私は嫌な女なのかもしれない。
一人に少し話し掛けては、もう一人にも話を振る。
そうやって波風が立たないようにしてきた。
だって私が恨まれるよりも何よりも、
二人の仲が途切れてしまうのが怖かったから。
耳に響く音が激しくなって河辺の砂利は飲み込まれてしまいそうだった。
染みが増えていくにつれて、修道服が重く冷たく感じられる。
そう、すべてが流れてしまえばいい。
見上げていると、瞳から溢れ出たものも混じっているのに気付いた。
ふと手を高く伸ばしてみる。誰かが引き寄せてくれる期待を込めて。
と、そこに枝垂れた膨らみのある緑色が目に入る。
茸の魔物マッシュが傘代わりに持ってきてくれたのだ。
心配ばかりかけているマッシュにお礼を言うつもりでいたのに、
なぜか「ごめんなさい」と言ってしまった。
あれ? 私は誰に謝ろうとしたのかな。
*** *** ***
波に揺られていると、父さんを思い出す。
そして、樽の中に三人で収まっていたことも。
いま思うと僕の人生は逃げてばかりだ。
じゃあ僕は二人からも……。
残った花弁の一枚が答えを示してくれた。
「花占いですか?」
鎧の魔物サイモンが冷やかすように割り込んできた。
「うん。探し物は見つかりますか? って占ったんだけれど……
まだみたいだね」
僕の少女趣味に呆れてしまったのか、
サイモンは手の平を上に向けて甲板を降りてしまう。
僕は嘘を吐いた。本当はヘンリーとマリアさんと一緒にいたい、と占っていた。
神様の仕業なのか、それとも父さんが怒っているのかもしれない。
いつでも逢えるじゃないか、と言い聞かせてきたけれど……
次に逢えたとき、もう前の三人には戻れない。
そんな気がした。
大陸は雲がかっていた。
純白の帆はこの上ないくらいに太陽に晒されている。
きっとこの空が二人のところにも届いていくのだろう。
あともう少し、僕に勇気があれば……。
以上です。『DQ5』より。
質問です。
お題にある「クロスオーバー」ってのはパラレル設定で別ゲームの登場人物が同一世界にいるって事?
いたストみたいな感じですか?
見たことがないのでどんなものかと。
まあそういうの。
よくネタスレでジョジョの奇妙なDQとか立つけど
>>268さん
>>269さん
( ・∀・) つ 〃∩ヘェーヘェーヘェーヘェー
そういう意味だったのですね。しかも偶然にも作っていたネタが
クロスオーバーっぽいものでした。
【そして伝説へ?】
魔法を封じられ、下界に追放され、不慮の事故によって利き腕を骨折したルビス。
そんな彼女を待ち受けていたものは内職の日々であった。
「あぁーもうっ!」赤髪を乱しながらルビスが紙箱を投げつける。
これでもか! というくらい中に詰まった布の服が壁に四散し、
色とりどりに落ちていくさまは美しくもあった。
「だいたい、膨大な数の服にペンでチェック入れて、
貰える金額がこれだけってのが信じられない。
布の服を作らされてる人達がデモを起こす気持ちも分かるわ」
怒るルビスの横で淡々と服を畳んでいくラーミアは、
元々神鳥でありながら変身魔法によって人間の姿を成している。
わざわざチェック入れのためだけに、である。
普段はあまり反論をしない彼女だったが、今回ばかりは口が滑ってしまった。
「でもデモをしている方々が始めからしっかりと作っていれば、
わたしたちがこんなに苦労することもないんですけれど……」
「あっ、そうか! ドちきしょう! デモしてる暇があったらちゃんと作れよ!」
威勢がいいのはここまでだった。叫んでも何も変わらない。そのくらいは分かっている。
二人は深い溜め息を吐くと、黙々と作業に戻っていった。
その時ルビスの携帯が鳴った。
世界観めちゃくちゃですね、とラーミアは言わない。何も言わない。
「……あっ、ボスキャラサービスの方ですか? いつもお世話になっております、ルビスです。
えっ? あっ、はい。ゼロムスさんが脳腫瘍?
ゼロムスさんって脳からヒヨコの足が生えた感じの方でしたっけ……代役?
一応ビッグバンは使えますけど……はいっ、分かりました。ありがとうございます!」
ルビスは携帯を切った。嫌な予感を感じて、ラーミアは出口の方向を確認する。
「これからFF4の世界に行くから。ラーミアも手伝って」
――レティ。お母さん、がんばるね……。
銀髪の聖騎士セシル。博愛の白魔術師ローザ。孤独の竜騎士カイン。
幻獣を操る少女リディア。忍者馬鹿エッジ。
彼らの前に立ち塞がるは、暗黒の元凶ゼロ……
ではなくスリット入りの軽鎧を着込んだルビスだった。
太ももの内側に少しシミが出来てますよ、とラーミアは言えない。死んでも言えない。
「はっはっはっ、よくきたな。貴様らのはらわたを食らい尽くしてやろう! ……あれっ?」
ルビスがボスキャラサービスから渡された紙をめくっていく。
『……などといった生々しいセリフではなく、暗闇や混沌といった社会悪に対して
鼓舞されるようなセリフをお願い致します』
ルビスは「ははっ」と照れ笑いをすると、後ろで紙を握りつぶした。
ふと見ると、四人が緊張の面持ちの中、ローザという女だけが
セシルに半身隠れるようにして微笑を浮かべている。許せなかった。
「ビッグバーン!」
掛け声とともに、空間が板を割るかのように区切られ、
戦士達を次元から現れた光が襲った。
――すごい! でもフライングです!
ラーミアが慌てて音響のスイッチを入れる。
戦いは凄まじいものだった。ルビス自体のHPは7000ほどだが、
後ろからラーミアが回復呪文を唱え、自身はフレアと称してメラゾーマを放つ。
また唯一ダメージを9999与えられるメテオに関しては、
ラーミアが凍てつく波動を用いて無力化していった。
そんな中、次々と倒れていく戦士達。ローザを最後まで残して
いたぶってやろうとする計画が功を奏し、男達は彼女をかばって最期を迎えるのだった。
ローザは地に伏せたセシルとカインの前で立ち尽くしていた。
そこへ一歩、また一歩とルビスが近付いてくる。
その手にはDQ史上最強の攻撃力を持つルビスの剣が握られていた。
柄しかなく、魔力を込めると赤い光の刀身が出来上がる。
「今日からあたしのことは、ダース・ルビスって呼んで」
と言っていたのが記憶に新しい。
ルビスが金髪を射程に捉え、ニヤリと笑った瞬間。彼女の思念がルビスの中を駆け巡った。
それはセシルとローザ、二人きりの世界。
「あれ? ローザ、白髪が生えてるよ」
「えっ? じゃあ、そのまま毛抜いちゃって」
「分かった」
「痛っ!」
「ごめん、大丈夫?」
「うん、ありがとう」
このくそ忌々しい映像に、何か引っ掛かる部分があった。
……そのまま毛抜い……ままけぬい……まけぬい……まけいぬ……負け犬!?
「グ……ズ……ギャァァァム」
ルビスの身体は光に包まれた。死への崩壊が始まったのである。
このままでは本当に逝ってしまう、と考えたラーミアは神鳥の姿に戻り、
ルビスを背中に乗せると、DQの世界へと飛び立った。
その時、倒れてしまった戦士達も蘇らせて。
ローザは不死鳥が世界を救ってくました、と神に祈ったという。
以後、FFの世界ではフェニックスが敬われるようになったとさ。
〜おしまい〜
274 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/16(木) 23:54:49 ID:/dwvM6OX
保守
保守
保守‥
277 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 00:50:43 ID:pUPcoS3W
少しざらりとした舌が少女の青白い肌を這う。
「……ン」
後ろから回した手のひらがマリベルの胸を包み込んだ。
「ッ!」
「やわらかくて気持ちいいね、マリベルの胸」
「やだ、や…」
やんわりともみしだく動きに少女は首を横に振る。赤く染まった耳にふふ、と少しだけ笑い、
アルスは親指をのばして朱鷺色の果実を軽く引っかいた。
「ひゃっ!」
「いやって言うワリには、気持ちよさそうな声だね?」
「ダメ……ッ! あ、たし…胸、そんなにおっきくないし……っ!」
後ろから聞こえてくる声に、少女はイヤイヤと首をふり続ける。少し涙の滲むような声音に
アルスはそうかな、と肩越しに少女の胸元を覗き込んだ。
「そんなことないよ。綺麗だし形がいいし―――揉みがいだって十分に、ある」
「やあ…」
アルスの言葉にマリベルは両手で顔を覆って小さく声を上げた。
恥ずかしい。
「だってだって、アルスの手の中にすっぽり、入っちゃうし…ッ!」
「うん、ちょうどぴったり」
「ち、小さいわよね?」
「だからそんなことはないってば。ぴったりだよ」
くすくすと笑いながらちゅっと耳たぶにキスをされて、恥ずかしさが頂点に来る。身をよじる少女
を相変わらず笑いながらアルスはやんわりと抱きとめた。
278 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 00:51:22 ID:pUPcoS3W
「…いいよね?」マリベルを後ろから抱きしめたままアルスはマリベルの耳元で囁いた。
「えっ!…何?…はぁぁっっ…!」
マリベルが返事をする前に、アルスはマリベルの柔らかな耳をそっと噛んだ。
「いやぁぁ…。耳は、耳は…。だめぇ…。」
普段はその長い髪で隠しているマリベルの小さな耳。しかしそこは誰にも打ち明けた事が無い
マリベルの一番の性感帯だった。
何故耳が一番感じるのをアルスは知っているんだろう?そんな事を考える間も無く
マリベルの身体に電流が走る。
くちゅ…くちゅ……いつしかアルスの舌先がマリベルの小さな耳の中に侵入してきた。
「はぁぁぁ…あっ、あっ…。」
身体の奥底から熱いものがこみ上げてくる。さっきアルスに触れられた朱鷺色の果実は
硬くなり、また触れられることを待ちわびている。
「可愛いよ、マリベル。」アルスはそう言うとマリベルの唇を自らの唇でそっと
ふさいだ。
(ッ!…ん…んん……。)
マリベルにとって初めてのキスだった。すこしおませなマリベルだが性的には
奥手だった。アルスがグレーテ姫とキスしたとき腹を立てたが本当はうらやましかったのだ。
(ん…ううん…。)
ふさがれた唇。キスがこんなに気持ちがいいなんてマリベルは知らなかった。
大好きなアルスとキスをしているという事実がマリベルの思考をマヒさせ、
心も身体も溶けるように熱く疼いている。
その時、不意にぬるっとした感触がマリベルの口の中を襲う。
アルスが舌を入れてきた。それはマリベルのキスに対する予想をはるかに越えていた。
くちゅ…くちゅ…。
「!!…ああぁ…」もうマリベルは何も考えることが出来ない。
そっと目を閉じ、何もかもアルスのされるがままだった。
279 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 00:52:06 ID:pUPcoS3W
長い長い口づけのあと、アルスの少しざらりとした舌が再び少女の青白い肌を這う。
マリベルの可愛らしい唇から放れたアルスの舌は、マリベルの首筋に幾重もの
ぬめった道筋を這わせていった。
「はぁっ…はぁっ。」 マリベルの口からかすかな喘ぎ声が漏れ始める。
いつもは勝ち気でアルスを叱り付けていたマリベルの口から恥ずかしい声が漏れている。
アルスはマリベルのかすかな喘ぎ声を聞いて、更に舌をうごめかせる。
ぴちゃ…ぴちゃ…ぴちゃ…。
アルスはマリベルの柔らかな身体を、そっと草むらに横たえた。
そしてアルスは服の上から少女の小さくしかし柔らかな胸をそっと触った。
「ああぁぁぁ!!!!」マリベルの身体が大きくビクンと跳ねた。
服の上からなのになんて気持ちがいいんだろう?小さな胸の先端の朱鷺色の果実は
これ以上にないくらい硬くなり癒されるのを待ちわびている。
「いや・・・いや・・・ああぁっ!」マリベルはイヤイヤと首を振る。
「何がいやなの?」
「だって…ホントに自信ないんだもん…。」
マリベルは顔を横に向けて泣きそうな声でアルスに訴える。
「大丈夫だよ。じっとしてて。」
アルスはそう言うとマリベルの服の前のボタンを外し始めた。
(見られる…。)マリベルは観念した。しかしその心と裏腹に全てをアルスに
ゆだねて、さらなる未知の世界へ連れて行ってもらいたい気持ちも芽生えていた。
その時マリベルにとって初めての、しかし温かな不思議な感触がマリベルの小さな
胸を包んだ。
「っ!はぁあああっ!あうっ!あうっ!」
アルスの唇がマリベルの胸の先端の朱鷺色の果実をやさしく含んでいる。
そして開いた左手で、左の乳房をやさしく包んでいる。
マリベルはその時、股間から何か温かい湿った何かが噴出したのを確実に感じた。
(やだ…あたし…感じてる…。)
しかし再びマリベルの思考はマヒし、温かい高みへと昇りつめていくのであった
280 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 00:52:39 ID:pUPcoS3W
「あっ、あぁっ、あっ…。」アルスの舌先がマリベルの小さな果実を転がし続ける。
時に優しく舐めまわし、時に軽くくわえ、空いた左手で柔らかな乳房をもみしだく。
くちゅ、くちゅ、ちゅぽ…。
「いやぁ…アルス…アルス…。ああぁぁ。」
マリベルは行き場を失った両手で胸元にうずまったアルスの頭を抱きしめた。
「マリベル…感じる?気持ち良いの?マリベルの乳首硬くなってとってもいやらしいよ。」
「あぁぁん…そんな事言っちゃいや…。恥ずかしい…。」
硬いグミのようなマリベルの朱鷺色の乳首を、アルスは一心不乱に舐めまわした。
アルスの舌先とマリベルの胸元が奏でる淫猥な響きが、すっかり陽(ひ)の
落ちたフィッシュベルの村はずれの草むらに響き渡った。
(はぁっ…もうダメ…。これ以上気持ち良くなったら…あたし…あたし…。)
怒涛のようなアルスの欲望に刺激され、マリベルの股間はすっかり濡れそぼって
いた。いつの間にかアルスはマリベルの上にのしかかっている。
舌と唇と手でマリベルの小さな、しかし飛び切り感じやすい胸を責めながら
アルスは密着させた下半身を細かく振動させていた。
(いやぁ…何か…硬いのが当たってる…。)
その時だった。マリベルの身体が陸に上げられた魚の様にピクン!と跳ねた。
「っ!ダメ、アルス、ダメ!」
アルスの指がいよいよマリベルの股間の一番敏感なところに触れたのだった。
(今触られたら…恥ずかしいぉ…)マリベルの秘密の部分はもう服の上からでも
わかるように、ぐっしょりと濡れていた。
アルスは再びマリベルの小さな耳を柔らかく噛んだ。
「あぁぁ。アルスぅ、アルスぅ…。」身体中の力が抜けていく。
一番感じる耳に触れられては、もうマリベルに抵抗する余裕は無い。
アルスはそっと服の上からマリベルの股間をそっと触った。
「あう、あぁ、あぁ…いやぁ…。」
マリベルは心地よさと恥ずかしさで顔をのけぞらせる。アルスは巧みにマリベルが
着ているワンピースのボタンを全て外し、そのすそから直に右手を滑り込ませた。
281 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 00:53:36 ID:pUPcoS3W
くちゅ、くちゅ…。下着の上からアルスはマリベルの陰部を柔らかくなではじめた。
「いやぁ…ああぁ…。」股間から湿った音がする。マリベルにもはっきりと音が
聞こえるくらいに濡れている。
「たくさん濡れてるね。、マリベル。」
「いやぁ…もう恥ずかしいよぉ…。」
アルスはふっと笑い、右手をマリベルの下着の中に滑り込ませた。
「ああぁぁぁ!!いやぁぁ…。」
自分でもビックリするような大きな声が出る。マリベルは今までで一番大きな
声をあげてしまった。
マリベルの一番大切な秘密の場所に、ついにアルスの指が侵入してきたのだ。
「しっ。誰か来るよ、マリベル。」アルスはマリベルをなだめる。
「だって…だって…。あん、あっあっ…。」
マリベルは知らないうちに涙がこぼれていた。悲しいわけではない。痛いわけでもない。
今マリベルの身体を支配するのは、アルスの優しさと身体の芯から疼いてくる心地よさだけだった。
しゃり…しゃり…くちゅ…くちゅ…。
マリベルのはかなげな淫裂に沿ってアルスの指が往復している。
股間だけではない。アルスは巧みにマリベルの唇や首、胸元にぬめった舌を這わせてくる。
どれくらいの時間アルスの愛撫を受け続けたのだろう。しかしマリベルにとって
今この時は紛れも無く幸せなひとときだった。
「はぁっ!はぁッ!!ううぅう…ん。」
身体中が感じている。大好きなアルスに包まれている。
マリベルはあまりの心地よさに途絶えつつある意識を必死につないでいた。
「アルス…好きよ…、アルスぅ…。」
282 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 00:56:32 ID:pUPcoS3W
くちゅ、くちゅ…。アルスの指先がマリベルの淫裂をかき回し、唇はそっとはさむように
マリベルの乳首をくわえた。
唇に強弱を加え舌先を小刻みに動かして乳首にバイブレーションを送り込むと、
たまらなくなったのかマリベルは腰をくねらせ身悶える。
「あうっ、あうっ…。」
さらにマルスは左手でマリベルの左の乳房をゆるゆると撫でた。マリベルが言うとおり、
決して大きくはない胸だ。しかし失望はしない。マリベルにはその方が似合っている
気がするからだ。これからずっと愛し合う機会を増やしていけば、あるいは大きくなって
行くかもしれない。
気が付くと、マリベルが着ていたワンピースはボタンが全て外され、下着もとられて
マリベルは全裸に近い姿にされていた。
「綺麗だよ、マリベル。」
「えっ…あ、いや…恥ずかしい…。」
マリベルは正気に戻った。生まれたままの姿をアルスに見られている。
アルスの目の下には真っ白いマリベルの裸身があった。控えめだが張りのある
若々しい両方の乳房。その両方の頂きの頂上には硬くなった朱鷺色の乳首が、
鮮やかな色をして再び癒されるのを待ちわびている。
さらに真っ白な裸身の中で一箇所だけ漆黒の部分。マリベルの股間には、
けぶるように萌えた黒いヘアの群れがあった。胸と同様ヘアは薄めだが、若さゆえか
漆黒の中にツヤを秘めている。
こんもりと盛り上がった白い丘がその下に見えている。そして盛り上がった肉の丘の
中央にははかなげな淫裂が、たおやかに一筋刻み込まれている。
「…マリベルって髪は茶色なのに下は黒っぽいんだね。」
「っ!!」マリベルは真っ赤になる。
「バ、バカ、そんなこと言わないの!」
少しだけいつものマリベルが戻ってきた。
283 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 00:58:19 ID:pUPcoS3W
「可愛いよ…本当に可愛いよマリベル。」
アルスはマリベルの耳元で囁いた。マリベルは目を閉じて身も心も全てアルスに
ゆだねている。アルスは再びさっき以上の濃厚さでマリベルの唇を奪った。
キスしながらもマリベルの裸の胸を、腰を、わき腹を情熱的に撫でるのを忘れない。
「はぁ…ん、あっ、あっ。」
マリベルはもうためらうことをやめた。アルスに女としての本当の幸せに導いてもらおうと
決心した。その時だった。
「ひっ!ふぁわぁぁ、あうっ、あっっ。」
ついにアルスの舌先がマリベルの淫裂を捕らえたのだ。淫裂にそってアルスの舌先が上に下に
往復している。ぴちゃぴちゃといやらしい音がマリベルの股間から聞こえてくる。
(ああ、アルス…どうして?どうしてこんなに上手なの…?)
マリベルは真っ白な頭の中でアルスに問うた。今マリベルを癒しているアルスはマリベルに
とって初めて見るアルスの姿だった。幼い頃から自分のそばにいた弟みたいなアルス。
キーファと3人で冒険をしながら、一日一日成長していく可愛いアルス。
世界を救い、今では誰からも尊敬され愛される素敵なアルス。
マリベルはそんなアルスの傍にずっといられたのが誇りだった。アルスの成長をずっと
見守り続けることが出来たのが嬉しかった。
しかし今見せるアルスの情熱的な愛撫。それはマリベルが初めて見るアルスの姿だった。
にちゃ…にちゃ…。アルスの舌がマリベルの淫裂をいやらしく舐めまわす。
そしてついにアルスの舌が、マリベルの淫裂の小さな真珠を捕らえた。
284 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 00:59:36 ID:pUPcoS3W
「っっ!!ああああ、あぅああん!」
信じられない程の快感の大波がマリベルを襲った。思わず白いのどを晒しのけぞってしまう。
「ひゃっ、ああぁっ、ああっ、あっ、あっ、!」
アルスの舌先がマリベルの秘密の真珠をこねくり回す。時にやさしく時に荒々しく、時に
ジュルジュルと淫らな音を響かせる。マリベルはこらえきれず腰を波打たせた。
ぴちゃ、ぴちゃ、じゅっ、じゅる…。
(ダメ、ダメ、あたし、あたし…もうダメェェっっ!!)
ついにマリベルの心と身体に大きな光が差し込んだ。
「あぁぁあぁぁ、アルス、イクよ、だめぇ…ダメェ、はあぁぁぁぁ!!」
マリベルの身体が大きく跳ねた。「あんっ、あうっ!ああっ!」
その時マリベルのたおやかな淫裂から大量の温かい蜜が溢れ出した。
アルスはそれを逃さない。さらにいやらしい音をたてながらそれを余さず飲み干した。
「アルス…アルス……」うわ言のようにつぶやきながらマリベルはついに意識を失った。
「…マリベル…マリベル…。」
どこか遠くからアルスの声がする。ぼぉっとした意識がだんだんと覚醒してくる。
マリベルはようやく正気に戻った。
「あ、アルス…。」
マリベルはアルスの顔を見つめてほっとした気持ちになった。初めての絶頂。未知の世界。
そこへいざなってくれた大好きなアルスの顔がそこにある。
「ずいぶん気持ち良さそうだったね?」と意地悪くアルスが聞く。
思わずマリベルはアルスの目を見つめながらコクンとうなずいた。
しかし思わずうなずいてしまった自分がだんだん恥ずかしくなり、頬が桃色に染まってくる
のが自分でもわかった。
「バ、バカ。調子に乗らないでよ!ホント、あたしにこんな恥ずかしいカッコさせて…。」
マリベルは自分のペースに戻そうとする。しかしアルスの淫らな指が再びマリベルの
朱鷺色の乳首を少し乱暴に引っ掻いた。
「ひゃぅっ!!」ビクンとマリベルの身体が跳ね上がる。
たったそれだけで再び淫裂が潤ってしまった。快楽の宴(うたげ)はまだ続いているのだ。
285 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 01:01:05 ID:pUPcoS3W
「気持ちいいんだろ?マリベル?」
「え…あ…、あん、あっ…。」
再びアルスの攻撃が始まった。一度絶頂を迎えたマルベルの身体は、もう何処に触れられても
感じてしまう。再びマリベルの蜜壺にアルスの指が侵入してきた。
「はぁっ、あうっ…あっ、あっ…ダメェ…アルスぅ…。」
すっかり潤いきったマリベルの淫裂から再び淫らな音が響く。
ぴちゃ…ぴちゃ…くちゅ…。
そしてついにアルスがマリベルの耳元で囁いた。
「マリベル…いいよね?」
(えっ…!それって…。)マリベルはアルスの胸の中に抱かれながら思考を巡らせた。
いくら奥手のマリベルでもアルスの言葉が何を意味しているのかはわかる。
「マリベル…僕も苦しいんだ…。」アルスはマリベルの柔らかい身体に自らの固い異物を
押し付ける。マリベルはそんなアルスがとても可愛く感じた。
そしてありったけの勇気を振り絞って、マリベルはアルスに向ってつぶやく。
「いいよ…あたし…大丈夫だから…。」
286 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 01:02:29 ID:pUPcoS3W
「大丈夫って?」
意味はわかったがアルスはあえて聞き返す。マリベルは瞳を潤ませアルスの首に
しがみつきながら耳元に唇を寄せた。そして吐息に溶け込んだようなかろうじて
聞き取れるような声で小さく小さく囁いた。
「あたしも…アルスと一つになりたい…。」
恥ずかしさのあまりマリベルはぎゅっと目をつぶった。身体が小刻みに震えている。
アルスはマリベルの小さな柔らかい身体を、しっかり抱きしめた。
「ありがとう、嬉しいよマリベル…。」
そういい終わるとアルスはそっとマリベルの唇に自らの唇を優しく重ねた。
優しいキスだった。先ほどの愛撫の時とは打って変わって不安に震えるマリベルを
そっと包み込むような優しいキスだった。しかしそれでもマリベルは感じてしまう。
マリベルは身体以上に心が感じていた。
長いキスが終わった。そしてアルスがマリベルの両足を割ろうとする。しかしマリベル
にはどうしても言っておかなければならない事があった。
「アルス…あのね…。」
「何?」
「あたし……初めてだから。」
287 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 01:04:26 ID:pUPcoS3W
マリベルの告白にアルスは優しく笑って、マリベルの頬に優しくキスをした。
「緊張しないでね。」
「…。」
もうマリベルは言葉を発することが出来ない。
アルスは胸に熱いものを覚えながらマリベルの両足を割って身体を中に入れた。
マリベルもおずおずとした動きながら自分の方から足を開いてくれる。
そのすべすべとした足の間に下半身を沈め、アルスはマリベルの蜜壺を再びまさぐった。
くちゅ…くちゅ…。
(凄い濡れ方だ…。)
アルスは驚いた。アルスが初めての時グレーテ姫はここまで濡れていたのだろうか?
余裕を見せているようでもアルス自身、自分がリードするセックスは初めてだ。
ここまでは無事に来れた。後は…マリベルを無事に最後まで導いてやりたい。
「マリベル、好きだよ…マリベル…。」
「ああっ…アルス…あたしも…。」
アルスは右手にペニスをあてがうと無言のままマリベルの淫裂にそっとあてがう。
すぐには挿入しない。先端をマリベルの十分に潤った浅瀬でしばらく遊ばせる。
上に下に、こすりつけながらマリベルの反応を見る。
「あぁぁ…アルス…ダメ…気持ちよくなっちゃう…。」
初めて味わう快感にどうしていいのかわからないのだろう。マリベルはイヤイヤを
するように首を左右にふった。
「いいよ…いっぱい気持ちよくなってマリベル…。一緒に気持ちよくなろう…。」
「あっ、あっ、いいの?アルス、あぅっ、あっ…。」
準備はいよいよ整った。アルスはゆっくりした動きでマリベルの両足の中心にゆっくり
自分の腰を鎮めていった。
288 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 01:05:50 ID:pUPcoS3W
ああ…来る…。)
マリベルは目をつぶった。目を閉じていても股間にアルスの熱い肉体がこすりつけられて
いるのが手にとるようにわかる。身体の奥底からとめどなく歓喜の蜜が流れ出す。
その時アルスのペニスの先端がついにマリベルの小さな淫裂を押し割って入ってきた。
「あぁぁぁ…あぁっ、あぁっ…アルス…」
思わずマリベルはアルスに必死にしがみつく。生まれて初めての侵入者の訪問に
マリベルの狭い淫裂が反応している。
「痛い?マリベル?」
アルスが優しく気遣う。その一言だけでマリベルは再び感じてしまう。
「いいよ…痛くない…アルス、来て…。」
十分に潤っているせいか幸いそれほど強烈な痛みは感じない。
「マリベル…マリベル!」
ついにアルスは腰を深く深く沈めた。とたんにマリベルとアルスの秘所が深く
ずるりと音をたてて重なり合う。
「っ!!はぁぁっ!あっ!あっ!ああああぁっっ!」
「あぁぁ…マリベル…。」
アルスのペニスがついにマリベルの淫裂に深々と沈み込んだ。アルスもマリベルも
お互いにしがみつきあい動かない。マリベルは小刻みに震えている。
アルスにとってグレーテ姫の秘所と違い、マリベルの媚肉は青くて硬い印象だ。
しかし中の熱さはマリベルの方がはるかに上だ。
289 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 01:07:16 ID:pUPcoS3W
「痛くない?本当に痛くない?」
幾度となくアルスはマリベルに問うた。
「痛くない…痛くないよ。あたし…幸せだよ…。」
そう言いながらもマリベルは眉をかすかに寄せている。やはり少し痛みを伴う
ようだ。それなのにアルスのために懸命に耐えている。
そんなマリベルを見てアルスはさっきマリベルが言った「一つになりたい。」
の意味がはっきりわかった。
「好きだ…マリベル!マリベル!」
「あたしも…アルス…好きよ…!」
自分への愛情を懸命にあふれるように伝えてくるマリベルを見つめるうちに、
アルスは我慢が出来なくなってきた。マリベルを気遣い腰を動かさないように
していたが、初めてのマリベルの媚肉の熱い締め付けに射精感が急速にこみ上げて
きた。
「ああっ、マリベル、マリベル…。」
今度はアルスが悶える番だ。ペニスの奥底が熱くむずがゆなってくる。
じっとしていてもマリベルの媚肉が、生き物のように熱く蠢いて強く締め付けてくる。
しかし初めてのマリベルの中に出すわけにもいかない。
いつまでもこうしていたい。アルスは目を閉じ、懸命に射精をこらえた。
290 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 01:11:14 ID:pUPcoS3W
「はあっ、マリベル…マリベル…。」
アルスの異変にマリベルが気づいた。
「アルス…いいよ…我慢しないで…。」
「ご、ごめん…もう…。」
「あぁぁっ…いいよ…ねえ、いって。あたしのことは気にしないで。アルスとこうしてるだけで
気持ちいいよ…。あっ、ああぁぁ…。」
マリベルは自分の方から腰を動かそうとした。そのけなげな動きがアルスの最後の
防衛線を突破した。
「ああ、あ、あ、マリベル…駄目だ…マリベル…あああっ!!」
「っ!!!あああっ!!アルス!アルス!」
最後の我慢の力を振り絞って、アルスは自らのペニスをマリベルの淫裂から引き抜いた。
「ああああっ!!」
どくん。アルスの肉棒が大きくしなった。その瞬間マリベルの白い胸やお腹、
黒く淡い草むらにアルスの白い命のしずくが大量に降り注いだ。
どくっ、どくっ…どくっ…。
「あうっ、あっ、あっ、マリベル…。」
「……。」
アルスは大量の歓喜のしずくをマリベルに降らせた。
「はぁ、はぁ、…はぁ…。」
大きな息のアルス。気を失ったかのように微動だにしないマリベル。
やがて沈黙が訪れた。
291 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 01:13:03 ID:pUPcoS3W
どれだけ時間が過ぎたのだろう。
長い沈黙の後アルスはゆっくり身体を起こした。マリベルはまだ目を閉じたまま
余韻に浸っているように微動だにしない。
月明かりがマリベルの白い裸身を優しく包む。フィッシュベルは今宵は満月だった事を
アルスは思い出した。アルスはもう一度マリベルに視線を戻す。
月明かりに照らされたマリベルの身体は本当に美しかった。
「ん……ん…。」マリベルが気がついたようだ。
「マリベル?気が付いた?」
「え…?うん…。」マリベルはゆっくり身体を起こした。しかしすぐに自分が
裸である事を思い出したようで一気に顔が赤くなる。
「ちょっと!アルス!何見てんのよ!ちょっ…とにかくあっち向いてて!」
急にいつものマリベルが戻ってきたようだ。クスっと笑ってアルスは
「はい、はい。あっち向いてます。」と言って海を眺めた。
マリベルはアルスの背後で服を直しているようだ。
「んも〜、ベトベトじゃない。よくもあたしにこんなひどいこと…。ちょっと、アルス!」
「何?」
「言っとくけどねー、今日は特別だからね。いつもいつもこんな事できると思ったら
大間違いだからね!あたしは安いオンナじゃないー…ひゃぁっ!」
振り向きざまにアルスはマリベルの小さな耳に息をふっと吹きかけた。
マリベルはたまらずへなへなと腰を落としてしまった。
「耳が感じるんだよねー?マリベルは?」
アルスが含み笑いをしつつマリベルに囁いた。
「もー!!!アルス!」マリベルはアルスの胸を叩こうとした。
その右手をアルスはそっと優しく握り締める。
292 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/25(土) 01:15:01 ID:pUPcoS3W
「またひとつになれるよね?」
アルスはマリベルの瞳を見つめてそっとつぶやいた。マリベルも拳(こぶし)の
力を抜く。アルスに握られた右手が温かい。
「バカ…。」
マリベルはアルスの胸の中にもたれかかった。アルスは両手でそっとマリベルの
身体を抱きしめた。
そして二人は再び唇を重ねあった。長い長いキスだった。
「好きだよ…マリベル。」
「あたしも…アルス…大好き。」
「ねぇ見てアルス。月がとっても綺麗よ。」
「そうだね、明日も晴れるなぁ。漁、頑張るかぁ。」
繋ぎあった手と手が温かい。家路に着く二人は幸せに包まれていた。
フィッシュベルはもうすぐアミット漁の季節を迎える。
そんな静かな夜のアルスとマリベル、二人だけの秘密の夜の出来事だった。
(fin)
エロSS禁止のスレに他スレの他人の作品をageで投稿するとはいい度胸してるな。
こういうアフォが今後出てこないよう、削除依頼出してくるべきだろうか……。
もはやこのスレも終わりか。
これがこのスレの最後の投稿になってしまったら……((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
【シーンで覚えるロマリア語】
Lezione1 “ポルカ ミゼーリア!”
ピザにパスタにブランドに……さらにママン(ロマリア語ではマンマ)
を大切にする文化があるロマリア。
アリアハン領内において雷撃呪文を覚えてしまうほど、
家から離れない(マザコンな)勇者アルスに、
ついに旅立ちの時が訪れる。
「ロマリアに行けば、国家公認で母さんとイチャイチャしていても
問題ないぜv( ̄Д ̄)v イエーイ」
しかし、そこには悲劇が待ち受けていた。あまりにもあまりにも
スライムとおおがらすを倒すのに専念しすぎたのだ。
「(;゚Д゚)ナ、ナンダッテー!!」
アルスの叫び声も虚しく、魔法の珠職人である老人は
安らかな表情で棺に納まっていた。
「そんな顔しないの、アルス> プニュ( ´∀`)σ)Д`)」
「パシッ( ´Д`)/ヽ(゚Д゚ )ヤメロッツッテンダロ」
突然声をかけてきたのは、赤髪をなびかせた聖霊――ルビスだった。
アルスは嫌な予感がしたが、この女ならば何か知っているはず、
と話を聞いてみることにする。
「……ちょっと耳かして……ゴニョゴニョ…(ノ゚д゚(; ̄Д ̄)ナヌッ?」
「アリアハンからジパング行きの船が出てる〜!?」
「そう。少し距離があるけど、頑張ればロマリアに行けると思うよ。
本当はアルスが一人旅しなくてもいいように、他の世界の勇者達にも声をかけたんだけど、
みんな雑談ばっかりでね。そんな楽しいネタを作れるのなら、
少しはこのスレにも顔を出せ、と。だってその文才をもっと色々……」
「ニフラム!」
「ポ、ポルカミゼーリアァァ!」
ルビスは光の中へと消えていった。
☆今回のおさらい
「ポ、ポルカミゼーリアァァ!」
訳
「ち、ちきしょおぉぉ!」
「さて、ジパングに行くとするか」
アルスの旅は続く?
最近顔出してなくってすみません。
読んで感想を書きたいのですが、やることが重なって某スレだけで手一杯になっちゃってます。
久しぶりなのに言い訳文章でごめんなさい。
手が空いたら読ませていただきます。
一レス、二レスでいいから作品も投下したいですね。
頑張って最後の作品の座は譲らな(ry