FFの恋する小説スレPart4

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280メテオ太郎 DISC1
 昔々の[μ]-εγλ1977年、宝条博士が川辺を研究していると、
上空からサイヤ人が乗って来るような何かが激突。
中から猫目の赤さんが飛び出して来ると、宝条博士にミルクを要求。
正宗を首に突きつけ、スラムに立てこもったのです。
「サンプルは、ヴィンセントやぬこを飼ってるから間に合っている」と言う博士に
厄災赤さんは保護者としての義務履行を要求。
こうして凶暴性の高いジェノバサンプルが、神羅の管理下に置かれました。

 赤子は宝条英雄と名づけられ、どえらいハンサムに成長しました。
神羅では次々とミッションをこなし、英雄と呼ばれたのです。そしてある日。
「クックックッ……私は星と一つに……全ては私となる」
何かの電波を受信しました。仕方なく博士がテントやお弁当を持たせると
喜び勇んで会社を飛び出して逝きました。

 宝条英雄がダンジョンを進むと、触覚が仲間を見つけました。
そしてゴンガガでカエルに、ニブルでチョコボに、神羅屋敷でカオスに出会ったのです。
呪文によって変身させられた人間のようですが、宝条英雄くんには関係ありません。
チョコボとカエルが暴れるので、すごーく嫌そうにエスナをかけると、
クラウドとザックスとヴィンセントに戻りました。キビ団子で仲間になったのでパーティ編成です。

宝条英雄: ジョブ 神 LV50
チョコボ:  ジョブ ナンバリング無し LV1
カエル:   ジョブ ソルジャー LV30
カオス:   ジョブ もうすぐ還暦 LV40

 強いのか弱いのか正直さっぱり分かりません。そして彼等の旅がはじめりです。
鬼が島で宴会したり祠で滝に打たれていると、大空洞から携帯が。
「……ママン?」
とっとと星を滅ぼせこのドラ息子と、かあさんにジェノバ語で怒られてしまいました。
「俺は神羅社員のままでいいのだが」
宝条英雄くん、反抗期の様子。しかし、給与や栄誉を考えると無理もありません。
281メテオ太郎 DISC2:2005/05/11(水) 23:39:01 ID:RX9wHFA7
 するとそこにカダージュとロッズとヤズーが現れました。
「忘れてしまったのかい?戦うべきはアバランチだと!」
  
     Σ(゜Д゜)ガーン

 宝条英雄くん(メテオ太郎)は回想しました。
フヒトにフフフフとかゆわれて逃げられたり、タークスと組んだあの日々を。
カダージュは続けます。
「今ここにいるアバランチ。それは、兄さんだよ!」
「俺?き、興味ないね!」
クラウドがぶんぶん首を横に振ると、ふと、ヴィンセントが口を開きました。
「そんな理由で戦うつもりか?星を喰らう為に」
ケルベロスを構え、ヴィンセントが立ち上がります。

 ってゆうか、ヴィンセントは元タークスで現アバランチの仲間。
ケット・シーは神羅幹部でクラウド達の味方。シドは神羅社員のままクラウドの仲間。
タークスはクラウド一行と共同戦線を張った事があり……と、もう訳わかめです。

 ふと、英雄くんがゆいました。
「星の支配者となる為に、私は復活した。今成すべき事。
 それは――神羅に宝を持って帰る事だ!!」
やっぱ桃太郎かよ!とのザックスの叫びがこだまします。

 そうして、神羅の元にクリスタルやらフェニックスの羽やらが
ストライフデリバリーサービス便で届きました。
今までの記録を元に、宝条博士は「英雄のひみつ」と言う
小学生向けの学習教本を執筆し、のんびりと定年退職に備えたと言う事です。