ぎゃあ直リンしてしまtt(ry
256 :
246:2005/03/23(水) 07:56:04 ID:1ZvDkfB1
>>251 漏れにも(;´Д`)ハァハァしおってw
>>253 パート1ってことは続編あるかもしれんのね
期待して待ってよう
さっきリメイク5の2週目やってて青年時代始まった瞬間にピエール仲間にした。
萌え死ぬ。強いし。
…まだご主人様見つからないんですけど〜…ふにゃぁ……グス
よし、ならば私の所に(ry
ふぁ〜い…(てってってっ
孤島にある豪華な屋敷の庭に、常にはないほどの大勢の人間の姿があった。
グランバニアの王家にかかわるものたちだった。
レックス、タバサはいうに及ばず、ピエールたちモンスター、他にサンチョやグランバニアの騎士部隊も一部いる。
「それではお願いします」
サンチョが王女を促すと、母親譲りの金髪を纏めた左右のリボンを可愛らしく揺らし、少女は手にした杖を石像に向かって振りかざした。
何度も味わった緊張が一同に重くのしかかる。
今まではこの後、落胆と諦めを抱えグランバニアへ戻ることとなった。
しかし、なぜか今回は全員が奇妙な確信を持っていた。
間違いないと。
それでも。万が一を考えると、誰もそれを口にできなかった。
希望はそれが失われたときに、はるかに大きな絶望となるからだ。
王女タバサがぶつぶつと神秘の呪文を呟いている。
魔法使いマーリンとともに見つけ出した呪文。石と化したものを甦らせるためのストロスの杖の魔力を解き放つ呪文である。
タバサの小さな唇が結ばれた。
呪文が終わったのだ。
杖の先端が輝く。
もしこの石像が真実リュカであるなら、杖の光を浴びれば元に戻るはずだった。
脇に控えていたピエールのこめかみを汗がつたう。
これまではこの後、何も起こらなかった。
やはり今回も。そんな思いが皆の心に滲み出す。
だが、それは違った。
杖の先端から放たれたまばゆい光が石像を照らすと、それはしだいに目を開けていられないほどに輝きを増していく。
そして、輝きは大きく弾けたかと思うと、ゆっくりと薄れていった。
光が去ったのがわかると、一行はおそるおそる目を開けた。
期待と、得体の知れない不安が胸を支配する。
そこにあったものは、冷たい灰色の石像ではなく、八年前のあの日、グランバニアの人々が見た姿のままの青年王だった、
知らず、ピエールの頬を暖かいものがつたった。
ピエールだけではない。その横にいたマーリンも顔を覆っている。ゲレゲレも嬉しそうに喉を鳴らしている。
その場にいた全員が光の存在を感じた。リュカに直接会ったことのない若い兵士も目に涙を浮かべている。
しばらくの間、リュカは呆然としたままだった。まだ自分が元に戻ったことに気づかぬように。
やがて、確かめるように掌を握り、ゆっくりと開くと、今度は恐る恐る両手を動かした。
そうして、自分の体のあちこちを撫でる。
「僕は……」
そこまで言ってから、リュカはようやく自分を見つめる人々の視線に気づいた。
サンチョが鼻をぐしゅぐしゅいわせながら、二人の子供をリュカの前に押しやる。
「君たちは……まさか……」
目を見開いて少年と少女の顔を凝視するリュカ。
「……お父さん!」
子供たちは泣きじゃくりながら生まれて初めて見る父親に飛びついた。
父親は一瞬、戸惑ったものの、壊れ物を扱うように優しく、しかし強く、自分の子供を抱きしめた。
「ああ……レックス、タバサ……! 僕の、ビアンカの、子供たち……」
ずっと望んでいた光景を、ピエールは瞬きもせず、ただ見つめていた。
かつて抱いたような醜い嫉妬はなく、純粋な喜びがピエールをつつんでいる。
本当は真っ先にリュカに飛びつきたかった。
けれど、その資格があるのは自分ではない。両親の顔を知らない子供たちだ。
グランバニアの長女として、弟と妹の幸せを願わねばならない。そして、今では双子の幸せは自分の幸せでもあるのだから。
ピエールは声もなく涙をこぼし続ける。
ただ一心に目の前の光景を心に焼き付けようと。
やがて、子供たちは満足したのか、父親の手を引いてグランバニアの家臣団の下にやって来る。
島に着いたときに中天に輝いていた太陽はゆっくりと沈みつつあった。
サンチョは坊ちゃん、坊ちゃんとむせび泣いて、手にしたハンカチを濡らし、それでも足りないのか鼻までかんでいる。
心配かけたね。と声をかけられると感極まったのか、泣き崩れてしまった。
わずかの距離にもかかわらず到着を待ちきれなかったのか、ゲレゲレが主に向かって飛び掛る。
たじろぎながらも、リュカは幼い頃と同じようにキラーパンサーを抱きとめると、その頭を撫でた。
強力なモンスターを従えて、ゆっくりと一歩ずつ近づく主の姿に、グランバニア騎士団は誇らしげな笑顔を浮かべだす。
今なら自分たちの王が世界一の王だと胸を張って確信できるからだ。
整然と並んでいる騎士たちに、リュカは照れくさそうに微笑みながら手を上げた。
期せずしてグランバニア万歳、リュカ王万歳とシュプレヒコールが起こる。
リュカは困った顔をしたが、心配をかけてすまなかった、ありがとう。と応えた。
先ほどよりも大きな歓声が沸きあがる中、リュカがなにかを探すように視線をさまよわせる。
やがて、目的のものを見つけたのか、リュカの視線が定まった。
騎士団たちよりもさらに後ろに、リュカの探していたものがあった。ピエールやマーリン、モンスターたちだ。
ずんずんと大きくなる主の姿に、ピエールたちは動くこともできなかった。
自分を迎えるモンスターたちをしっかりと抱擁しながら、リュカが次々に声をかけていく。
「マーリンにスラリン、メッキーも。みんなありがとう。心配かけたね」
そのうちに、抱きしめられていないのはたった一人になってしまった。
この八年間、一番自分を削り、その身をグランバニアに捧げた乙女である。
今、その姿を隠そうとしている太陽の最後の光の中に金髪の女騎士が立っている。
見たことのない美女を見つけたリュカは、驚いたように数度まばたきをした。
そしてちらりと彼女の横にいたスライムに目をやる。普通のスライムよりもはるかに大きいそのスライムには見覚えがある。
疑惑は確信に変わった。
「君はもしかして……いや、間違いないピエールだね」
この数年、どれほど聞きたかった声か。それが自分の名を呼んでいる。
ピエールは己の体ががたがたと震えだすのがわかった。自分の意思ではどうにもならない。
「ずいぶんと大きく、いや、ずいぶんと綺麗になった」
「リュカ! リュカ!」
とうとう抑えきれず、手にしていた兜を放り出てし、主の名前だけを叫び、ピエールはリュカに抱きついた。
昔はあれほど大きく見えたのに、その差はかなり縮まっている。
八年前ならば、リュカの胸しか見えなかったはずが、今ではわずかに顔をあげれば、昔日と変わりない柔和な笑顔を見ることができる。
過ぎ去った年月を思い、今この瞬間を感謝しながら、ピエールはただ主の名を呼び続けた。
そしてリュカも、かつては少女だったピエールの体が、女らしく柔らかみを感じさせるようになっていることに、過ぎていった年月の重みを感じた。
泣きじゃくる騎士の背中を優しく撫でているうちに、リュカはふと違和感を感じた。
なぜだろう。そう考えていると、理由に思い至り、苦笑してしまった。
原因はピエールの鎧である。正確にいうならピエールの鎧の形。
少女から大人の女へと変わった、もっともわかりやすい変化。二つのふくらみは以前とは比べ物にならない。
リュカは自分の中のピエール、精一杯背伸びをして頑張っているあの愛らしい少女騎士がもういないことを少し残念に思い、それから成長したピエールを知るために、頬に手を伸ばした。
頬の涙を優しく拭ってやると、ピエールと目があった。
顔に触れられている手から、リュカの体温を感じ、ピエールはすべてが許され、報われた気がした。
「ありがとうピエール。僕のいない間、すごく頑張ってくれたみたいだね。みんなから聞いたよ。本当にありがとう」
そして、小さく耳元でささやいた。
ただいま僕の家族、と。
長く渇望していたかたちでグランバニアへの帰還が叶った一団は、いきようようと船に乗り込もうとした。もちろん先頭はグランバニア王リュカである。
そのリュカが船に足を踏み入れる直前、立ち止まった。
いぶかしむ家臣たちに向かって振り返ると、大きく両手を広げた。
「さあ、みんなで帰ろう! 僕たちの家へ、グランバニアへ!」
ピエールは確かに見た。言い終えたリュカがこちらに向かってぱちりとウィンクしたのを。
グランバニアの人々は、国王御帰還の報を聞くと、いっせいに港に向かった。
歓声と、楽隊の奏でる祝いの曲に囲まれて、船は滑るように港に到着した。
タラップから紫の衣に身をつつんだ青年が降りてくると、人々は一斉に静まり返った。
グランバニア王は大地を踏みしめると、船に乗ったときと同じように両手を大きく広げ、大声で叫んだ。
「ただいまグランバニア! ただいま僕の家族たち!」
しばらくぽかんとしていた人々は、やがて口々にそれに応えだした。
おかえりなさい。おかえりなさいグランバニアへ!
船に乗っていたものたちは、ただいまを連呼し、迎えるものたちはおかえりを連呼する。
わけのわからない喜びと興奮に、人々は上下の区別なく酔った。
かくしてピエールは主を取り戻したのだ。
なんだかいい流れをぶった切るようでもうしわけないですが、後編です。
>>265の最後の行「手にしていた兜を放り出てし」は誤植です。すいません。
正しくは「放り出して」です。
>>233さん
すいません部隊長はからみませんでした。
必ずしもピエールたちに好意的な人ばかりではない。ということを入れたかったもので。
隊長が絡む話はあんまり期待せずに適当に待っててくださると嬉しいです。
うむ。
で、美少女に育ったピエールたんは何カップかね?
何カップかね?
>>268 この流れなら言える!GJだ!
あとあの部隊長は出てくると萎えるから出さなくて正解だよ。
ふにゃぁ…先こされちゃったぁ…
あんな部隊長みたいな感じの奴は主人公が帰ってきたとたんにおとなしくなるんだろうなぁ
いえ、
>>233ですがGJです
>>268様。
>>273氏の仰るような感じの展開にでもなれば溜飲が下がるな、って思っただけですのでお気になさらずに。
そしてマジレスすると細身のピエールがBカップだとするとバストが77〜78くらいしかないということになるので
>>270-271は違うのでは
即ち、ピエールたんはトランジスタグラマなCカップってことか。
そうだな。
そうなんだな。
ちっこい娘さんなのにCカップだと、
おっきめに見えるぞ。
美少女の時はBカップで、
美女の時にCカップと言う事だったんだよ。
アーサーはスライムナイトの二匹目、
つまりピエールがいることが仲間になる条件な訳で
ピエールに憧れる少年剣士だったり少女剣士だったりするわけだな。
場合によっては百合ハァハァですよ?
まあピエールの本名はカトリーヌだと信じて疑わない俺なので
妄想垂れ流しがウザかったらスマン
ピエールは寂しそうに去って行ってる可能性もあるぞ
続き出来たのか、GJ。
つーか面白すぎる
>279
(・∀・)ニヤニヤしますた
アーサーたんはピエールたんをライバル視する美ようじょ。
スライム渡して姉妹の契り
マーサ様が見てる
ウホッいいID!!
アーサーはきっとドリル
ピエールはツインテール。
今PS2版施行中
ピエールが仲間にナッタ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━!!!!
はなす 使わなきゃよかった…_| ̄|○
うりゃっ!そりゃっ!
ごめんね〜…ふにぃ…
セミロングがいい。前髪上げてでこだしてるともっといい。
今度は絵板が死んどる…。
絵板をグレードアップしませんか?
上手い人はツールを選ばず上手いと思うんですけど、過疎対策に。
ついでに18禁絵も可にすれば、もっと人も集まるかと。
ピエールたんのウェディング姿が見たい。
鎧を脱いで、純白のドレスを着て欲しい。
298 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 00:24:55 ID:y/F1T7R5
スライムの頭がナイトのあそこに入ってる画像にはまってオナニーが止まらない
やっぱり入ってたかピエール
…だってぇ…きもちいいんだもん…ごめんなさぁい…ふにぃ〜
よしよし、お兄さんがもっと気持ち良い事を教えてあげ(ry
お海老、あんまり人いないのかな(´・ω・`)