アグリアス様に萌えるスレ Part15

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1名前が無い@ただの名無しのようだ
どこまでも彼女は最高です

前スレ
アグリアス様に萌えるスレ Part14
http://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1093852935/

うpろだ等
FFタクティクスは好きですか?
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過去ログ、SSなどはこちらにも FFDQ千夜一夜
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【愛に】FFTキャラ総合萌えスレ3【すべてを】
http://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1091292442/
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2名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 12:55:14 ID:DmQlh9Tp
2
3名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 12:55:30 ID:+H5WUuc0
過去スレ
アグリアス様に萌えるスレ Part13
http://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1090509584/
アグリアス様に萌えるスレ Part12
http://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1082717273/
アグリアス様に萌えるスレ Part11
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/ff/1073982770/
アグリアス様に萌えるスレ Part10
http://game5.2ch.net/test/read.cgi/ff/1065089952/
アグリアス様に萌えるスレ Part9
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1058975494/
アグリアス様に萌えるスレ Part8
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1053301249
アグリアス様に萌えるスレ Part7
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1046752715
アグリアス様に萌えるスレ Part6
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1036129933
アグリアス様に萌えるスレ Part5
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1027437848
アグリアス様に萌えるスレ Part4
http://game.2ch.net/ff/kako/1020/10205/1020517774.html
アグリアス様に萌えるスレ Part3
http://game.2ch.net/ff/kako/1019/10192/1019266739.html
アグリアス様に萌えるスレ Part2
http://game.2ch.net/ff/kako/1013/10136/1013606373.html
アグリアス様に萌えるスレ
http://game.2ch.net/ff/kako/1002/10028/1002801992.html
4名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 13:02:01 ID:h1HhBdi4
アグおめ!
5名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 13:02:28 ID:GpyqyHCW
スレ立て乙
( ・∀・)つ且~ トリアエズ オチャドゾー
6名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 13:09:38 ID:tHEGnDvw
>>1
乙の乙と書いて乙。
7名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 13:12:36 ID:Ay9xEbsl
乙アグー
前スレも早かったなー、40日で消費か
8名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 13:29:59 ID:0mOTNaSD
乙━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!


    旦~ 旦~ 旦~ 旦~ お茶ドゾー
 旦~     旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~  ズドドドドドドドド
     ヽ )ノ     旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~
旦~ ⌒(゚д゚)ノ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ ドドドド
    /. ( ヽ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~   ドドドドド ドドド
 旦~     旦~ 旦~ 旦~ 旦~
     旦~ 旦~ 旦~ ドドドド
9名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 14:29:12 ID:h1HhBdi4
1さん乙です!(´-`).。oO(乙あぐぅ〜♪)
アグリアスさんいらっしゃ〜い!新婚さんいらっしゃいにアグは出れるのか!?
特に意味はないです。スマヌ

10名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 15:22:07 ID:RYi0EzPE
>1 乙。
気づいたら、ファリス萌えスレ追い越してないかい?
とにかく15スレ目オメデトウ。
11ふみんしょ ◆QjqnRqGxSY :04/10/10 17:01:18 ID:P6umOqqN
>>1さん乙です。
15スレ目おめでとう!

12ラムザが行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/10 17:43:31 ID:KuoOL0qH
>>1乙です。15レス目もマイペースにいきます。

僕の名前はラムザ・ルグリア。ベオルブ家が潰れてしまったので、傭兵時代のように母方の姓を使ってる。
ついこの間まで世界の命運をかけた戦いをしていて、やっと終わって平和に暮らせると思ったのに……何なのだろうこの状況は。
「隊長ー。次はこのリボンつけて下さいよぉ」「このワンピース着てみてよ、絶対似合いますから」「あぁん、アグリアスさん素敵ぃ」
「アグリアスー。記憶取り戻し装置八号が完成したから試してみないか?」
「剣を抜きなさいアグリアス! その軟弱な精神を叩き直して上げるわ!」
記憶喪失になったアグリアスさんをおもちゃにしたり実験台にしたりと、滅茶苦茶な毎日がゴーグで繰り広げられている。
アグリアスさんはなぜかしおらしい性格になってしまい、子供のように僕に懐いてくる。
それはそれで嬉しいんだけど、僕としてはやっぱり気高くて強く優しいアグリアスさんが……。
「あーん。ラムザさぁん、助けてくださーい」
ああ、よしよし。みんな、あまりアグリアスさんで遊ばないで下さい。
こんな調子である。
行方不明のアルマも心配だけど、こんなアグリアスさんを放って探しに行く訳には……。
「ただいまー」
買い物に出かけていたラッドとマラークが帰ってきたようだ。
「久しいなラムザ」「やあラムザ君、久し振り」「アグリアスが記憶喪失になったって本当?」
お、オルランドゥ伯にベイオウーフさんにレーゼさん! 無事だったんですね、よかった。おや? オルランドゥ伯が抱えているのは……。
「兄さん、ただいまぁ……」
あ、アルマ!?
「ハッハッハ。実は王都ルザリアで反ディリータ派組織を乗っ取ったアルマを発見してね、私達でこらしめてきたところだ」
ええ!? も、申し訳ありません! 妹には僕からよく言って聞かせますので……。
「いや、もうお仕置きはすんだからかまわんよ」
「も、も、申し訳ありません。もう二度と、決して、命を賭けてあんな真似しません。だからアレだけは、アレだけわぁ〜……」
……オルランドゥ伯。アルマに何を?
13ラムザが行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/10 17:44:33 ID:KuoOL0qH
「ベオルブ家108の秘伝、お仕置きの章『悶絶地獄巡り精神崩壊寸前ギリギリの刑』に処しただけだよ」
ベオルブ家108の秘伝……?
「うむ。私も昔バルバネスと悪さをして、当時のベオルブ家当主にお仕置きされた事があってな。何度死んだ方がマシと思ったか」
「や、や、やめて。あああ、違う、それおかしいです。死にます。死にます。ああ、空が落ちて……黒すぎます、ヌメヌメと、ご、ごき」
「まぁ後遺症として数日はこのように発作を起こすだろうが……いずれ治るだろう」
「あ、あ、あ、それは食べ物じゃありません。嫌です、堪忍、違う、それはそうやって使う物では……地獄!? HELL!? アジョラー!!」
……あ、あの、『悶絶地獄巡り精神崩壊寸前ギリギリの刑』っていったい何なのですか?
「そうだな、ベオルブの血を継ぐ君には教えねばなるまい。いいか? まず」
いえ、結構です。
「そうか、それは残念だ。ところでアグリアス君が記憶喪失というのは本当かね?」
ええ。こちらにどうぞ。アグリアスさーん、オルランドゥ伯とベイオウーフ、それにレーゼが戻ってきたよ。
「……おじいさん、誰? おじさん、誰? おばちゃん、誰?」
レーゼさん、ブレス吹こうとしないで下さい。ベイオウーフさん、笑ってないで止めてください。
「確かに記憶喪失のようだ。それではバルバネスが記憶喪失になった時に使った、
ベオルブ家108の秘伝『脳天直撃天国巡りショック&ブレイク療法』を」
いえ、結構です。
14名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 17:51:19 ID:1Wqn25kv
乙です。
しおらしいアグも良いですね。
15名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 18:01:31 ID:RYi0EzPE
記憶がないからってレーゼに「おばちゃん」とは……。
自殺行為ですよ、アグたんw
16名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 18:07:36 ID:h1HhBdi4
乙乙(*´Д`)ハァハァ
アグも気になるがベオルブ家108の秘伝を知りたい。そしてラムザに使ってほしい。






誰にって、アグたんにですよ( ̄ー ̄)ニヤリ
17名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 19:14:02 ID:+H5WUuc0
おもしろすぎるw
アグはしおらしと言うより幼児化?(;´Д`)ハァハァ
18名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 20:37:35 ID:PmBGOhy+
>「あーん。ラムザさぁん、助けてくださーい」

萌えちまったじゃねーかコンチクショウw

それと遅くなったけど>1乙っす。
19名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 21:07:09 ID:sPSq/47w
ろくでなしBLUESを連想してしまった.
20名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 21:39:58 ID:CpI1Su6f
ベルセルk(ry
21名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 00:52:05 ID:EgaJ4iZK
一画で書ける漢字、二つ
22名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 01:39:41 ID:sLFRSLCZ
日刊ラムザ乙。
アグたん少し幼児退行してますなw
23名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 05:02:02 ID:lHSgrL/s
ラムザに甘えることに味をしめたアグたんは
記憶が戻ったとしてもそれを隠し通すに違いない。
たとえ悪魔将軍に「地獄の断頭台」を喰らったとしてもな!

でもベンキマンの「便器流しの刑」にするぞ、と脅されたらさすがに観念するでしょう。
24名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 13:20:03 ID:12jbTUvK
アグリアス様に「しこしことろっ」をされたいです。
25ラムザが行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/11 14:13:45 ID:lQIQtUcd
僕の名前はラムザ・ルグリア。ベオルブ家が潰れてしまったので、傭兵時代のように母方の姓を使ってる。
ベイオウーフとレーゼが戻ってきたおかげで、日に日にアグリアスさん遊びがエスカレートしている。
いじめられては泣いて助けを求めてくるアグリアスさんが可愛いので僕自身まんざらではないのだが、やはり何かが違う。
転機が訪れたのは、アルマから『悶絶地獄巡り精神崩壊寸前ギリギリの刑』の後遺症が抜け、正気に戻ってからだった。
「え? アグリアスさん、また記憶喪失になっちゃったの?」
またって何だ、またって。
「昔オヴェリア様と喧嘩しちゃって、落ち込んでフラフラ歩いてたら崖から落っこちちゃって記憶喪失に」
……ちなみに、その時はどうやって記憶を取り戻したんだい?
「オヴェリア様が泣いて謝りながら抱きついたら鼻血を垂らしながら記憶を取り戻して昇天したわ。
つまりアグリアスさんが嬉しさのあまり昇天しそうな事をやればいいのよ。とゆー事で、兄さん、チューよ」
何故だ妹よ。
「お姫様の呪いを解くのは王子様のキッス。そして兄さんにチューされれば喜びのあまり昇天して記憶を取り戻すはず!」
「なるほどアルマ様グッドアイディーア!」「隊長ー! ラムザ様がチューしてくれるそうです、カモ〜ン」
ラヴィアン、アリシア、いつの間に……。
「なに!? ラムザがアグリアスにキス!?」「こりゃ見物するしかないな」「アグリアスさんが女になる瞬間ね!?」
「ふっ、若いな……」「キスくらいでこんなに大騒ぎするとは、みんな子供だねぇ」「あら、私達だってファーストキスの時は……」
って、何でいきなり大集合してるんですか。
「ラムザさん、チューって何ですか?」
ああ、記憶喪失の無邪気な瞳が僕のハートを射抜く。これもアグリアスさんの記憶を取り戻すため、覚悟を決めて……ええい!
頬に口づけされたアグリアスさんは、顔を真っ赤にしてうつむいて、モジモジモジモジモジモジ……。記憶を取り戻す気配は無い。
「……ふむ、ほっぺにチューじゃ刺激が足りないみたいね。という事は、すでに以前、何かしてるわね?」
察しのいい妹で兄は悲しい。決戦前夜のキスのおかげで耐性がついてしまったようだ。いったいどうすれば……?
「よーし兄さん、こうなったら最後の手段よ。アグリアスさんを押し倒してセッ」ドスッ
26ラムザが行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/11 14:14:52 ID:lQIQtUcd
突然みぞおちに拳を叩き込まれてうずくまるアルマ。それを持ち上げるオルランドゥ伯。
「やれやれ、バルバネスに変わって私が躾けてやらんとな。ベオルブ家108の秘伝の中の躾け術をしてくるとしよう」
ベオルブ家っていったい……。というか、ダイスダーク兄さんが父さんを毒殺した本当の理由ってまさか……。

日が暮れてから帰ってきたアルマは、不自然なほど丁寧なお嬢さま言葉を使う淑女になっていた。顔面蒼白だったけれど。
いったいどんな躾をしてきたのかは分からないが、知りたいとも思わない。ベオルブ家108の秘伝など絶えてしまえ。
……と思ったが、少なくとも2つはアルマに伝わってしまった。もしかしたら108の秘伝すべてを体得してしまうかもしれない。
「ラムザさん、悩み事ですか?」
あ、アグリアスさん。
「……ごめんなさい、私のせいでみんなに迷惑をかけて……」
いえ、気になさらないで下さい。困った時はお互い様です。今まではアグリアスさんに助けられっぱなしだったんですから。
「私、記憶を失う前はどんな女性だったのでしょう? ラムザさんに迷惑をかけていませんでしたか?」
迷惑だなんて全然…………………………………………………………かけられてませんよ。
「今の不自然な間はいったい?」
あはは、気にしない。
「私、早く昔の事を思い出したいなぁ。ラムザさんと、どんな思い出があったのかしら? もしかしたらもう二度と思い出せないかも……」
……素敵な思い出ばかりですよ。それに、万が一思い出せなかったとしても……これからいっぱい思い出を作ればいいじゃないですか。
記憶を失っていたって、アグリアスさんはアグリアスさんです。僕の気持ちは変わりません。あの時の約束を、今果たします。
アグリアスさん。僕は……あなたの事が、好きです。あなたと共に生き、歳を重ねていきたい。
「らっ……ラムザさん……!?」
僕はアグリアスさんの手を握り、そっと僕の頭上へ導いた。そこにあるのは、跳ね毛。
アグリアスさんの白くてちょっぴり硬い手が、フサフサの跳ね毛を撫でる。その瞬間奇跡が起きた。
「我が生涯に一片の悔い無しぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
27ラムザが行った! ◆yDU/dR5FV. :04/10/11 14:15:58 ID:lQIQtUcd


涙と鼻血を大量に流したアグリアスさんは三日三晩生死の狭間を彷徨い、目覚めた時にはしっかり記憶を取り戻していた。
それからどうなったかというと……僕達だけの秘密。
けど少しだけヒントを上げるとしたら、僕達はとっても幸せに――。





「わーいわーい、今日はラムザとの結婚式だー! ウェディングドレス着れるぞ、ひゃっほ〜い」
……アグリアスさん、きれいに終わらせようとしてるのにネタバレしないで下さい。

ラムザが行く! 完!


28名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 14:39:34 ID:sLFRSLCZ
連載乙かれさんでした。
ラムザのアホ毛には、聖石以上の力があるのですなw
29名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 15:13:08 ID:pfsFurP7
連載乙でした。
「ラムザさん、チューって何ですか?」 にかなり萌えた(*´Д`)ハァハァ
アホ毛後もまた(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
30名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 15:32:05 ID:uxT5bGz5
むう、実は生きていたオヴェリア様とラムザのダブルCHUで記憶を取り戻すものと
予想していたのだが外れてしまった。でも乙。
そして前スレ終盤で話の出ていた他のカプSSを希望してみる所存。
31名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 16:46:50 ID:HofOuEOV
アグリアス様が寝たれた状態で魂が抜けたようにぽつんと一言

あぐぅ〜・・・
32名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 19:32:52 ID:FgaYQH21
乙彼様でした〜
>いじめられては泣いて助けを求めてくるアグリアスさん… (*´Д`)ハァハァ
こんな風にいじられるアグも楽しかったです。最後のひゃっほ〜いワロタw

>>10
具体的に言うと前スレの510で追い越したみたいです。
そして後一時間半ほどでこのスレ三周年。目出度い喃。
33名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 21:07:56 ID:lHSgrL/s
祝三周年!
というわけで改めて初代スレ読み返してみたが
体育座りイジケアグたんとか、やはりおもろいな。

混沌としたハイテンションな妄想ノリの原型はすでにできてたのね。
34名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 22:03:40 ID:Ex9lqovG
初代スレは面白かった・・・
35名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 22:09:53 ID:qj8YayCx
今も十分おもしろいと思える
36名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 22:31:23 ID:KzqfJqCq
望みすぎはよくない。
37名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 22:43:30 ID:+7JUiv6a
もう三周年か……そういやいつかSS職人名鑑ってのがあったな。
またやってほしいけど、そんなに顔ぶれ変わってもいないかな?
38名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 22:46:28 ID:aqVSUa8B
>>37
 10スレ記念だったね。絵師さんも一緒に入ってた。
「アグリアスが行く!」作者さんとかは、あれには入ってないんじゃ?
39名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 22:47:44 ID:aqVSUa8B
 ぬっ、もうちょっとでIDがあぐかっっ
アキュウ……
40名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 22:54:21 ID:xK7b717B
>>37バルバネス父さんの毒殺理由ワロタ

アグタン(;´Д`)ハアハアは四年目も続く・・・
4137:04/10/11 23:01:48 ID:+7JUiv6a
バルバルが死んだのは俺のせいじゃないやい。
42名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 23:02:55 ID:4F8Ff2VO
このスレのSS保管庫ってあるの?
43名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 23:20:45 ID:zyAz42FF
聖騎士アグリアス
                      _,,_
                    ,,-~、  ~^`-,
                  //i l |   ミヾ ヽ
                  //i| | iヾヽヽヽ\ヽ ヽ
                 .i/|i \ヾヽヾ\ヾ,ヽi |
                 | | |二ヽ,\_ヾ\| | .|
                 //i ヽU>  TJ^フ|i | |/
                .///ノ|ヽ,     ̄ ./|i| |ヽ
               / /"i| |i\ -- ,イ|i |i |.\
               / /|; |i |l/i`ー-"i>,| i /i | )
              .i /il | i l/^ヽ|^i^i ̄/|i ;i | i /
              |i i| i |;//γ// /γ//;:ノノ^=,,,
             ,,-ヽi/::::::|iγi|i /γ//i:ノ,,、  ~>,,,
            / .ソi|i:;::::::|iγ|i |γ/|;/;:::~^-ー"::::::ヽ
         ,,-=;| |i .,='i:::/:::::|γ|i |γ|//;::::::::::::::/;::::::::::::::|
        //彡ヽ,,,_|::i;:::::::iγVγ/;::::::::::::::::::|i;:::::::::::::::|
   ,,,,--=二il| 三 " /~~|;:\;:::\,,,,/;:::::::::::::::::::::::|;::::::::::::::::i
;:-==~ ,,,-=~ヾ\,,,,;::.ノ   i;::::::\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/li;::::::::::::::::|
/-=-~,,--==;/^~      |;::::::::::[_|i_i|___] |i;:::::::::::::::::i.
,,,,/,,--===/       i;::::::::/\;::::::::::::::::::::::::|  |;::::::::::::::::::|
/ノ,_,,-=-"        |;:::::::i'i\ノ\;:::::::::::::::::/\|i;:::::::::::::::::::i
ノ"             [~^-,,| |;:::\ノ\_;;;;;;/  |i;::::::::::::::::::::|
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               |:::::::| .|;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::`-─=~::::|
44名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 23:22:11 ID:pfsFurP7
>>42
保管除外SSを除けばFFDQ千一夜物語にありますよ。

ttp://www3.to/ffdqss
45名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/11 23:52:32 ID:4F8Ff2VO
>>44
ホントにありがとうです!播(゚∀゜*)
46名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 00:09:12 ID:tsSTIMtK
>>45
できれば過去ログもまとめて読み返して萌え死んできて頂きたい。

夢の中にまでゲーム中でピコピコ揺れるアグのおさげが出てくるようになれば
立派に洗脳完了だ。
47名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 00:13:01 ID:r6lknJQX
みんなもうオパーイ横丁は持ってるよな?
48名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 00:26:54 ID:tsSTIMtK
>>47
実は当時パラ・イヴ本を探していて偶然出会ったのが「横町」
そして「年上巨乳パツ金女騎士」属性に目覚めた自分。
あれからもう6年か…
49名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 00:51:28 ID:7xq01ySw
>>37
名鑑形式だと、一回限りの名無し職人が漏れるという問題があるけどな。
最近少ないが。
50名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 01:01:24 ID:XRSbUbuy
ふみんしょさんとか、「アグリアスが行く!」の人とか、確かあの頃いなかったしな。
ところで過去ログはpart13までうpされてるが、SSがpart8くらいまでのものしかない。
更新に時間がかかるのかな……?
51名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 01:32:51 ID:ITzCImSy
聖騎士アグリアス
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52名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 01:34:11 ID:ITzCImSy
物悲しいバージョン
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______,|    |    |´  ハ
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            |__ |   _|   7'′
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
53名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 01:35:14 ID:ITzCImSy
覚醒バージョン
           ...-‐――--.. 、
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))
        |::l ○   ○   |:::|6)))
         |::l`ー-    -‐ |:::|  ))
        |::!         l:::l
        l/.         ;/


とりあえず三周年記念ということで初代AA貼ってみた
54名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 02:17:01 ID:pUVf6F8U
>>37
確かに、まだ名鑑やり直すほど職人さん増えていないんじゃない?
>>50
チョコボヘッド氏とか、ギル&ロゼの人もだな。前スレの桜花の約束氏は失踪かな?
あと、千一夜はラトームさんが回線トラブルだのでお忙しいらしいよ。
まあ気長にまとうや。
55名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 02:46:16 ID:+x+KZFGe
アグリアスに犯されたいってまだ言ってもいいの?
56名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 02:47:46 ID:NFpKzb4g
>オパーイ横丁
当時はそういう方面は全然知らないリア厨だった。
しかしゲームでアグに萌え、クラス文集に萌え語りを書いた。
文集のテーマはこの1年で心に残ったこと
今となっちゃ懐かしい思い出だ・・・・
57名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 04:55:23 ID:8mbyTtMn
      ...-‐――――--.. 、
     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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   l/|/   \|\|\|\|\:::::::ノ))
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   |:::::|`ー-   \/   -‐ |:::::l   )))
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58名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 05:02:05 ID:tsSTIMtK
>>55
むしろ叫べ。
>>57
それから大ちゃんはヅラを取れ。
59名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 06:30:05 ID:5xuS5Ofe
初代からの住人でどのくらい残ってるんだろう
60名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 10:22:30 ID:2Z1N0oTD
Part4スレからでし

ようやく涼しくなってアグたんも鎧の下が蒸れずにすむようになりましたね
61名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 12:23:56 ID:iA5VNmfn
このスレ的には大人っぽいアグを求めてるのか?
それとも子供っぽいアグが背伸びしてるのに萌えるのか?
62名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 12:42:17 ID:P55TZHx6
なんかそれはその時々によって違う気もするなぁ。
どっちかと言ったら背伸びしているアグの方が多い気もするが。
まぁあんま固く考えずにネタとかSSとか思いついたら気軽に投下してくれ

騎士としては大人っぽいけど他はそうでもないお姉さん?が好き、俺は。
63名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 12:51:23 ID:acfiVp4n
ゲーム中のアグリアスとは特に関係ないからなあ。
それぞれが思い描くアグリアス像を自由に語る場って感じか。
64名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 14:25:07 ID:lrmZWtpK
俺は実はもみもみ士さんのお姉さんアグみたいなのが一番好き。
普段はお硬いけど、本当は女言葉を使う優しいお姉さん、みたいな。
でもこのスレの主流の感じのも好きです。
65名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 15:21:19 ID:66vYCTBn
>>43,51
今更ながらアグリアスは聖騎士じゃないよ。というツッコミは無しですか?
66名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 15:59:18 ID:5l8Gabzc
お前らあぐあぐうるせぇぇ〜〜〜!








俺もアグアグ言っていいですか?
67名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 16:21:03 ID:1NEo74pq
アグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグ・・・・(;´д`)ハァハァ
68名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 18:52:57 ID:goO/+k+/
アグアグーン
69名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 19:47:39 ID:qmx6Vzqj
横町読んでみてえええええあああgdrsふhべgrめaguz
70名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 21:46:27 ID:NGUIxMxF
今日は大漁だったので、気分がいい。
ついでに拾ってきてやったぞ、ほれ。
ttp://www.free-adult-hosting.net/majide949/oppai/
71名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 22:15:17 ID:BcuduDbF
今のスレの萌えとエロの比率

8:1

だがそれがいい
72名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 22:35:05 ID:2n9NgWI3
足して10にはならんのか
73名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 22:42:04 ID:L8WzwWo5
違うモノも混ざるからな


だがそれもいい
74名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 23:53:13 ID:XRSbUbuy
どっかに「密猟成功」や「黄道聖域」の画像はないものか。
75名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 00:14:53 ID:8v8fhnjn
スキャナ買う金あれば「黄道聖域」うpできるんだがスマヌ。
「密猟成功」は確か過去スレでうpしてくれた御仁がいたよな。

そういやその2作のアグはかなり両極端だったな。
かたや処女で男に免疫なくて暴力的、
かたや年上おネーさんの余裕でラムザをリードどころか振り回してる(でもHのときは立場逆転)
76名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 00:34:58 ID:iJCiCqi4
ふたなりアグリアスにがんがん腰振られて犯されて
フィニッシュは顔射されるみたいな同人誌ないのかなあ。
77名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 01:36:24 ID:psCwCtOQ
FFDQ千夜一夜落ちてる?
78名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 01:43:31 ID:HzfzzFHu
横町以外にもこの人の同人誌でアグ姐さんが出てるのあった気がしたんだけど、
だれかご存じ?
79名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 01:57:04 ID:8BYQJSho
密猟も黄道もみたことないよー。
だれか親切な人うpして。
80名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 02:52:46 ID:IC+tj9kP
つーか、虹でやって下さい。あっちもネタ切れて過疎ってるから。
81名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 08:09:20 ID:Zxir/vcu
じゃあこっちにはこっち向けのネタを。

アグリアス 「うーん、やはり聖剣技だけでは限界がある…
       皆、今の私にとって足りないものは何だと思う?」
メリアドール「そうね…貴女、騎士剣にこだわりすぎてて他の技能を疎かにしてない?」
ベイオウーフ「モンクや侍の技には良いものが多いよ」
アグリアス 「いや、やはり私の本質はホーリーナイトであるわけだし、この剣を手放すわけには…」
ラッド   「でも力技だけだと制限も多いよね」
ラファ   「白魔法とか時魔法とか覚えてみたらどう?」
アグリアス 「便利なのはわかるが、それでは剣に集中できんぞ」
アリシア  「それよりも色気です! ちょっと肩とか脚を出してみるとか!」
レーゼ   「そうね〜、スカートはいてみない?」
アグリアス 「そ、それは関係ないんじゃないか…?」
ラヴィアン 「いいえ、装飾には気を使ってもらいませんと!」
ラムザ   「せめてリボンとかバレッタとか装備して欲しいんですけど」
アグリアス 「あ、あれはちょっとな…は、恥ずかしい、から…」
ムスタディオ「やっぱ足が遅いよな」
アグリアス 「(ぷち)労働八号、ムスタディオをやっつけろ」
労働八号  「了解シマシタ」
ムスタディオ「なんで俺ばっかりッ!?」

クラウド  「…リボン装備はそんなに嫌か」
アグリアス 「貴公は何も言わないでくれ」
82名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 08:44:51 ID:EzTUzrpI
>81
やっつけられたムスタを見てシドは大笑いしてるんですねw

バレッタなら似合うと思うんですがねぇ・・・

つーかなぜ八ちゃんはアグ姐さんの命令を・・・
83名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 09:51:58 ID:f4978dao
「ラムザです。ようやく風も冷たくなり、あったかいふとんが
 恋しい季節になりましたね。異端者は毛布で野宿ですが。
 さて次回のFFタクティクスは、
 『シドまだまだ現役』
 『ラファがんばってます』
 『アグリアスさん落ち着いて』
 の三本でーす」
84名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 10:53:13 ID:bX8+iUZj
そそっかしさ爆発サザエさん=アグリアス
いつも苦労人マスオさん=ラムザ
ずる賢いカツオ=ディリータ
良く出来た妹のワカメちゃん=ティータ
厳格な父の波平さん=バルバネス
良妻賢母のおフネさん=未定
タラちゃん=未定
タマ=労働八号

いささか先生=オルランドゥ
おかるさん=未定
ノリスケさん=オーラン
花沢さん=バルマウフラ
中島君=ムスタディオ


とか考える自分ダメぽ_| ̄|○
85名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 11:01:55 ID:f4978dao
いやタラちゃんこそラムザで。そうするとマスオさん役を誰が
務めるかで一悶着あるわけだが。

アナゴ君=ウィーグラフ
86名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 12:21:32 ID:mkC7xHlT
>>84
カツオ=マラーク
ワカメ=ラファ
の方が。
87名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 12:36:36 ID:KBVhPJrs
ラムザ「ハァーイ!バブゥ!」

これしかない。
きっとアグのショタ心を刺激するに違いない。
88名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 14:07:37 ID:t/naquSq
>>81
最後のクラウドわろたw
あいつリボン装備できるんだよな 7でも最終的にはリボンだろうし。
89名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 14:36:15 ID:16+A76r/
クラウドは7では香水もつけてたがなw さすがにFFTでは香水は装備できなかったが。
しかし香水って強力だよなあ。セッティエムソン手に入れたらアグたんシド超えちゃった感じだよ。
90名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 14:49:32 ID:1slDZVyE
シドが来ると二軍逝きってパターンが多いようだ
91名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 14:50:31 ID:d7x3/EQ0
シドを強くする工夫してもあんまり面白くないもんな
それよりアグたんをどう強化するか工夫したほうが面白い。
個人的には「忍者+剣+聖剣技+MOVE2」の高機動くの一アグたんが強い&ハアハアだった
92黒いラム肉 姐萌え系:04/10/13 15:31:36 ID:1tIYIzYP
昔僕等のパーティはそれほど強くなかった
苦戦したのも一度や二度ではない
そんな中、正式に仲間になってくれたアグ姐さん
たいした魔法も使えなかったメンバーの中で彼女がどれほど眩しく見えたか
聖剣技で効率的に敵を倒すために敵を他ユニットでおびき寄せ
階段などで手間取る姐さんのためにヘイストをいち早く覚え
少しでも早く強くするためにトドメは常に姐さんに譲ってきた
僕等のパーティは常にアグ姐さんが中心だった
そこまでやっていれば情が湧くのが当然ってモノだろう?
いまさらあなた達みたいなポッと出のジジイや緑頭巾に
アグ姐さんのポジションが譲れるものか!!
お前等は夕飯の準備とアグ姐さんを労わる準備でもしてろ!!
姐さんは熱い茶と酢コンブをお好みだ!!
93名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 16:28:17 ID:VLs//rT5
お前らまだアグアグいってんのかよ!!!!!!
94名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 16:30:23 ID:82ZGQfXg
アグアグアグアグ(*´Д`)ハァハァ
95名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 17:55:45 ID:oONbrznf
>>92
酢コンブワロタ
96名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 18:30:01 ID:RlEcJgfC
>>70
萌え尽きました
97名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 19:44:34 ID:U7iKG6Zu
>>91
それが「萌え」という、シドには超えられぬ壁なのかッ!!
98名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 20:37:08 ID:eTPHmyR0
姐さんはもずく酢と焼酎お湯割り梅干入りをお好みだッ!!
99名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 20:46:13 ID:EzTUzrpI
>91
くのいちアグたん・・・強そうだなぁ

>98
なんだか胡坐かいて酒のんでるようなイメージが・・・
100名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 20:52:15 ID:hDXe1vG+
アグたんのために100get(*´Д`*)
101名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 20:54:33 ID:VLs//rT5
お前らいつもアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグアグア・・・はぁはぁ・・・アグアグアグアグ言いやがってっ!!
102名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 20:59:22 ID:X/8QSDZh
たまには違うこと言おうぜ。
例えば・・・そうだな、男キャラが死んだ時の悲鳴でも上げてみないか?
俺の耳にはあれは「グアー」と聞こえるんだ。では言ってみよう。

グアーグアーグアーグアーグアーグアーグアーグアグアグアーグアーグアーグアーグアァグアグアグアグアーグアグアグアグアグ
アグアグアグアグアグアグアグアグアグゥー!

・・・あれ(;´Д`)?
103名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 21:08:37 ID:n9uT8uPc
マイ耳の穴には
男「ファー!」
女「ヒャァー!」
モンスタ「ボゥアー!」
に聞こえる。

そーいやキュクレイン男ユニットの断末魔なんだよな。他のルカヴィがどうだったかは覚えてないが。
104名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 21:10:31 ID:U7iKG6Zu
女キャラの断末魔はふざけてるようにしか聞こえん
105名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 21:30:24 ID:BGXFV8ij
まったく・・・楽しませてくれる
106名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/13 21:54:14 ID:EzTUzrpI
アサメでちょっときつめのアグタンハケーン

さらに遡ると凡用風水士が胡坐かいてすわってるw
107名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 00:09:11 ID:AxONo9Pb
萌え.jpで発見。
ttp://moe2.homelinux.net/src/200408/20040817288351.jpg

女騎士のブーツの「かほり」にラムザのアホ毛もピンコ立ち。
108名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 03:28:33 ID:BgY8VcLc
なんだこのかわいすぎるアグたんは。なんだか新鮮だなあ…。
109名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 12:52:12 ID:kDkMrHcA
いかにラムザと言えど、こんな変態なマネをしたら軽蔑されるんじゃないか?w
110名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 16:32:30 ID:Gv+6t1E9
アグたんがラムザのアホ毛を触りたがっていたように、
ラムザもアグたんのブーツの匂いを嗅ぐのが願望だったのさ。
111名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 16:34:34 ID:j3MrUO5e
流石にブーツの匂いは勘弁したい
112名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 16:50:26 ID:Uyniav1b
アグたんに後ろから抱きついて、太陽で照らされた金糸の髪に顔をうずめ、
絹のような肌触りと温かさを堪能しつつ、お日様の匂いを感じながらやすらかな眠気を感じつつそのまま睡眠。
背中で寝られて困ったアグたんは苦笑を浮かべながらおんぶしてくれる。

なぁんてのはどうでしょう?
113名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 16:55:09 ID:1Q9NhE84
最後は二軍で踊り子やってます
114名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 17:10:59 ID:ZiqsQNGe
>>113
踊り子はまぁ普通だが『二軍』とはどういうことだ?
アグたんは終始『一軍』がデフォルトだろうが!!
115名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 17:36:56 ID:a+WKilpu
君らにはアグリアスに女より母性を求めている人が多いような気がする
116名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 17:40:06 ID:QfZU5imh
うーむ、そう言われるとそうかも知れないなぁ。
お姉さん的な面倒見の良さを求めていたつもりだったが・・・
117名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 17:57:03 ID:a+WKilpu
お姉さん的な面倒見の良さ=母性の一種
でいいんじゃない?
118名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 18:09:11 ID:fQXfYxmw
>>85なんかまさに母w …でもなぁそれが主って感じでもない気がするけどなぁ。
そういう属性(?)を掠めることもある、ってくらいで。
このスレのアグたんは、面倒見の良い母性を発揮するキャラというのともまた違うよね。
無論そういうアグたんも歓迎ですがッ!
119名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 22:42:12 ID:+T+JoAo6
>>115
俺はアグリアスを孕ませたいだけだから。
120名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 01:02:03 ID:+rIPLONd
こないだ、アグたんをものまね士にしたら、男ユニットの「歌う」に連動してアグたんも歌ってくれた。
そこで考えたんだが・・・・・・

アグたんて、歌 う ま い の か?
121名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 01:09:54 ID:wYokYbu7
下手なほうが妄想が発展しそうのは確か
122名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 01:29:19 ID:Boa7a7vZ
周囲に誰もいないと思ってさりげなく美声で歌いだし
いつのまにやらラムザが後ろで聞き惚れてるのに気付いて赤面、てのにも萌える。
アグ「る〜♪ら〜♪」
ラム「素敵だ…」
アグ「聞いてたのか!?(///)」

ラヴィアリとかに見つかったら照れ隠しに無理やり肩を組んで、強引に一緒に大声で歌わせる。
アグ「お前達も歌え!おーおー!我らルザリア聖近衛騎士団ー♪ぼえ〜!!」
ラヴィアリ「ぼ、ぼえ〜」
123名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 01:50:50 ID:vZMygjeW
アグリアス・剛田・オークス

メリ「アグリアス、あのぅ…セイブザクイーンなんだけど…、返してくれるのよね?」
ジャ「いつ返さないと言った?永久に借りておくだけだ」
124名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 02:21:44 ID:/odU8oAN
>>123
(・∀・)イイ!!
125名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 02:57:17 ID:jLF06jkA
アグたんは誰も居ないところでこっそり歌うと美声なのだが
誰かの面前で歌うとなると緊張してぼえ〜
大勢の前だとさらにぼええ〜
ラムたんの前だとそりゃもう大変な事に。

ウチのものまね士アグたんは踊るわ謳うわ、大活躍です。
コスチュームチェンジも良いけど、デフォの服で踊ったり謳ったりもまたオツなものです。
126名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 05:21:41 ID:Boa7a7vZ
「密漁成功」を欲しい御仁は早いとこしかるべきスレをチェックすべし。
127名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 05:41:22 ID:+rIPLONd
>126
激しく感謝。恥らうアグたん萌え。
……しかしそれ以上にラファが可哀想だった。
128名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 09:05:48 ID:kQd2VPjr
アグリアスがフタナって見習い戦士♂をずっこばっこ犯してる絵描いたら
ここでうpしてもいいん? それともしかるべきスレの方が?
129名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 09:36:32 ID:cWNDeOfW
ここ18禁じゃないし然るべきスレで
130名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 10:01:00 ID:d89JXwwT
おーけー。じゃしかるべくスレで。
131名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 16:34:58 ID:X0yAVc6D
>>120
うちのアグたんはモノマネで唄ってもどうしても吟遊詩人に劣ってた。
応援歌唄っても誰もパラメーター上がらないことなんてしょっちゅうだった。
音痴なのか声小さくてみんな聴き取れないのか知らないが、
そんなアグたんもステキだった。
132名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 19:19:26 ID:CS/2engW
>>122
いいなぁそれ。そこであえて歌い終わるまで物陰に隠れて聞いるラムザ。
133名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 20:33:21 ID:dnX+WBT7
また日刊でSS書いてくれる職人さんあらわれないかな〜。
134名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/15 23:29:51 ID:BqPbjD4x
そんな職人いたっけ?
135ジョブ制覇で行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/15 23:38:39 ID:Czr99QCz
>>133
よし任せろ。

私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
世間じゃ聖騎士とか言われているが、別にそういう職業ではない。ジョブがホーリーナイトなだけだ。
だがこれからラムザと共に戦っていくには、ホーリーナイトの特性だけでは難しい。
なのでまずアイテム士を極めてみようと思う。おお、丁度ムスタディオが暗闇になったぞ。
目薬を刺してやろう。うりゃ! ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン……グサッ。
おお、見事に注ぎ口がムスタディオの目に刺さった。おや? なぜか暗闇のままだぞ。
よしもう一本、うりゃ! ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン……グサッ。なにー!? 『永久暗闇』になった!?
うーむ、アイテム士を極めるのは難しいものだな。
136名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 00:29:44 ID:ov8Iwcle
アグたんには相手を気づかいながら回復させるなんてことは無理なんだろう。
たぶんラムザ以外の相手に対してはおざなりなのだなw
137名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 00:48:21 ID:Jao/bDHV
問題を出そう。

ゲーム中、アグリアスはたった一回だけ「アグリアス様」と呼ばれている。
それはいつで、アグリアスをそう呼んだ者は誰か。
制限時間はヘイスト持続時間と同じとする。
はじめ。
138名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 00:50:01 ID:Lfi26fbh
>>137
女騎士
「アグリアス様…、て、敵がッ!
139名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 00:52:59 ID:ov8Iwcle
オープニングのオーボンヌ修道院でのやりとりでしょ?
140名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 00:54:48 ID:Jao/bDHV
終わり。お前ら真のアグリアス萌えだな。・・・ちくしょう、10分もたねえ・・・
141名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 01:20:02 ID:oXHJJS+G
>>78
えらく遅レスですまんが、ねりわ○び氏の他の本でのアグたんはすべてラフイラストが数点といった具合。

「ドリルな若大将」(エアリス×ティファ本、入手度:難)
横町の漫画部分の原型と思われるアグ陵辱シーン2P、
バニーガールっぽいコスで(耳が付いてない)恥じらいアグたん
鎧を脱いで一息アグたん、
踊り子姿で恥じらいアグたん&同じく踊り子姿でご機嫌斜めオヴェ様(プロポーションの差が凄い)のカット。

「奥さん、おっぱいです!」(ARMSの天使ユーゴーたん本、入手度:そこそこ)
一章ラムザ服を着てご機嫌アグたんのこの1Pのみ。
ttp://moe2.homelinux.net/src/200410/20041016639975.jpg
過去スレで既出だけど流れてたので再度貼り。
142名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 01:25:50 ID:oXHJJS+G
ttp://moe2.homelinux.net/src/200410/20041016640035.jpg
これまた既出ですまんが、HDD整理してたら
以前紹介されてたウイユヴェール・アグたん妄想漫画を再発見したので。

絵師のサイトはFTT系コンテンツはこれだけ、
というかゲーム系サイトですらなかったはずなのでブクマしなかったのだが、何か更新されてるかな?
143名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 02:15:42 ID:b7yNeUaV
>>135
リクエストからわずか三時間で……
乙です。
144名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 08:48:30 ID:XcHXLkbj
萌えたぁぁぁあぁアグアグアグアグリアス
アグアグアグアグアグアグ(・∀・)ニヤニヤ
145名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 12:54:36 ID:v99Rv27B
おっぱい横丁もうpキボンヌしてみる。やっぱアグ萌えの基本は林間でSYO!
146名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 13:07:05 ID:HYtsT5Vr
147名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 14:07:47 ID:GMKtpW4B
黄道聖域うpしてくれたら神と崇めたてる!
148名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 15:27:46 ID:H4Z3F1q/
>>147
家畜に神はいない!
「待ってアグリアス! 私、なにか・・・」
「・・・余計な事をしないでください」
「え・・・私はただ、あなたとラムザさんが話せるきっかけができればいいと思って」
「それがおせっかいだというのです。勝手に決めないでください。
 私がどうしたいかなんて、なぜオヴェリア様に分かるのですか。
 それとも自分の考えてる事はいつも正しいとでもお考えですか。
 少し無神経が過ぎるんじゃありませんかッ!?」
「む、無神経って・・・」
「オヴェリア様に私のような者の気持ちが分かるわけがない」
「アグリアス・・・」
「もういいからほうっておいてください!
 オヴェリア様なんて、仕事だから護衛してるだけで、
 友 達 で も な ん で も な い ん で す か ら ッ !!!」


・・・そうね、余計なことだったかもね。
150名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 16:08:12 ID:AxGO3yj4
アグリアス二十にして中学生の反応w
151名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 16:22:55 ID:0I5Uzb6X
>>150
分かってくれたことが嬉しいw 意外に観てる奴多いのか?
152ジョブ制覇で行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/16 18:13:12 ID:8nzVtIiw
私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
前回見事アイテム士をマスターした。今度はナイトの版だ。
元々ホーリーナイトをやっているおかげで、今度のジョブは簡単にマスターできそうだ。
よーしそれでは早速ジョブポイントを貯めよう! まずは敵にスピードブレイク! スピードブレイク!
お次はパワーブレイク、マインドブレイク、マジックブレイク! さらに装備もぜーんぶブレイクだ!
……しまった、もうブレイクするものがない。これではジョブポイントを稼げないぞ。
普通に攻撃しては倒してしまうし、う〜ん……。そうだ、『ためる』をしているラムザにパワーブレイクをしよう。
これ、逃げるでない。間違えてヘッドブレイクなどしないから。うりゃー! パワーブゥレイィィィクッ!
わはは、これは気分爽快だ。力一杯斬りつけてもダメージを与えずにすむのだからな。
せっかくだから他のみんなにもブレイクしちゃえ。え? 分かってる、もちろんスピードブレイクはせんよ。
ラヴィアンとアリシアにマインドブレイク! ラッドにマジックブレイク! ラムザにパワーブレイク!
ムスタディオにもパワーブレイク! ラヴィアンにマジックブレイク! ラッドにパワーブレイク! アリシアにパワーブレイク!
ラムザにマインドブレイク! ムスタディオにヘッドブレイク! ラムザにウェポンブレイ……うお、装備武器ガードされたか。
え? 途中から装備ブレイクに変わってた? すまんすまん、途中から自分でも訳が分からなくなってな。
おや? なぜムスタディオが額から血を流しながら倒れているのだ?
153名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 19:46:07 ID:AxGO3yj4
あんな調子でちゃんとアイテム士マスターできたのかw
そーいやおれは最初のプレイの時はアグは殆どナイトで通したなぁ…

>>151
いや、ただ純粋に「中学生みたいでかわいいなぁ〜」と思っただけなので、全くの偶然w
154名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 21:59:19 ID:WwyIdwVi
次は中学生日記でお願いします。



中学時代、友人と「あんな中学生活ありえないよね。」とよくネタにしておりますた。
155名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 22:07:44 ID:KHsK0rH0
じゃあ「こんなアグたんありえない」で。

オヴェリア護衛につくも、
毎晩警護から抜け出てガフあたりと酒場に飲みにいくアグたん。
当然ラムザも無理やり連れてかれる。
「こるぁ〜!らむざ!おねいさんのゆ〜こときかないとおこるわよ〜」
「アグリアスさん、臭いです…」
156名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 22:29:38 ID:XcHXLkbj
ガフガリオンと意気投合するアグたん。
157名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 23:17:18 ID:ov8Iwcle
ガフ同様アグも酒豪。出来上がった二人に強引に飲まされるラムザ。

ガフ「おぅ、ラムザ、おめぇも飲めよ。ミルクなんざガキみてぇなもん飲んでンじゃねぇ」
アグ「聞いてくれ、ラムザ、オヴェリア様はなぁ、オヴェリア様は……あの可憐な方には重過ぎるものを
   背負われてなぁ……あのお年で大変なご苦労を……聞いてるのかッ!?……ウィッく」
ラム「(逃げたい……)」
158名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/16 23:53:25 ID:FZXiLKD7
深夜営業のおでん屋台で飲んだくれるガフアグ。しまいに二人とも酔いつぶれて、
屋台のおやじから連絡があってラムザとラヴィアンがおぶって帰ることに。

帰る途中、後頭部に思いっきり吐かれるラヴィアン。
159名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 00:03:33 ID:5R5Qtd3I
>158
次の日はアリシアが迎えに行くんですねw
160名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 00:22:21 ID:bL/uUQ08
>>155
素面の時でもラムたんに対して
自分を「おねいさん」呼ばわりしたい秘めた願望を隠し持つアグたん。
でも結局そんなお茶目なマネができるはずもなく
酒をかっ喰らいつつベッドの中で悶々とする夜。

で結果、より一層厳しく凛々しく「男前」に振舞うことにしちゃうアグリアスさん。
「乙女」な一面を見せられるのはいつの日か…

まー20ウン歳(プレイヤー次第では三十路の大台)で
「女騎士」なんてハードワークやってちゃ当分ムリだよ、ウンw
161名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 00:38:03 ID:iF6o66dg
そういえば、ラムザが酔っ払ってアグたんに迫るというSSなんかはあったが、その逆はみかけんなあ。
実際アグたんが酔っ払ったらどうなるのか……。
162名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 01:07:59 ID:yjJF88e8
なかなかどうして泣き上戸かも知れない。

「うぅ…オヴェリア様、オヴェリア様ぁ…」
「ア、アグリアスさん。泣かないで…」
「ラムザ……う…ウボァー!」
「ギャー」
163名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 01:29:54 ID:+CF41aTS
素面の時には仲の悪かったガフやメリアと、酔っ払うと意気投合。
三人揃ってネクタイを頭に巻いて飲み屋街を朝までハシゴ。

「きっさまっとおーれーとーはー」
「同期のさーくーらー」
「あたしより二つ上だから同期じゃないけどー」
「やかましー。ウボァー」
「ギャー」
164名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 02:46:16 ID:ccENzHHE
アグリアスは、酔うと笑い声が『ゲボハハハ』になる。
16578:04/10/17 02:49:57 ID:olDUqQDK
>>141
こちらも遅くなったが情報サンクス
166名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 03:23:26 ID:qU9OMq8O
今日は収穫もなく、正直、(´・ω・`)だ。
しかし、漏れはまだ寝るわけにはいかないので、暇ついでに拾ってきた。
ttp://www.free-adult-hosting.net/faja232a/okusan/
こっちはオマケ。表紙のみ。
ttp://www.free-adult-hosting.net/dooin3/heisei/

野球があんなに延長するから…。
167166:04/10/17 03:43:53 ID:qU9OMq8O
暇をもてあまして、見直してみたら、dでもない間違いが。
>>166の上にはアグタンはない。こっちは忘れてくれ。
オマケ呼ばわりした、下にはある。中にも何点か。

この時間だから、まだ騙された香具師はいないよな…?
168名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 03:53:58 ID:08YjHyvJ
>>167
>この時間だから、まだ騙された香具師はいないよな…?
ノシ
169名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 05:16:24 ID:bL/uUQ08
酔っ払いアグたん各種

喜:笑い上戸アグたん、めったに見せない艶っぽい笑顔が素敵。
怒:絡み酒かつ説教魔アグたん、血の雨が降る。
哀:泣き上戸アグたん、常に世話するのはラムザ。いい雰囲気になったあたりを見計らって邪魔をしよう。
楽:ハイテンションついにはストリッパーと化すアグたん(見てる俺らが楽しい)
170名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 06:14:06 ID:UsQZMT0Q
ぢつはアグたんもミルク党というのはどうだろうか?
ちなみに「えっちなのはいけないとおもいます!」







・・・ミルクでエロイの連想する俺が悪いのかorz
171名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 06:39:13 ID:bL/uUQ08
えっちなのがダメなら「口移し」がギリのラインだろ。
触れて離れた唇と唇の間に出来るミルクの橋が、こうな、アレなんだよ。
172名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 07:05:34 ID:D3/9ZZAW
酔ったムスタが「王様ゲェームッ! いぇーいっ!」とか言い出して、
渋々といった感じで差し出された割り箸のクジを引くアグリアス。


あとはご想像にお任せする。
173名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 07:40:31 ID:hOdTBYKr
アグリアスは普段は自省が効いてて落ち着いているけど、
実は本人が気づかない深層意識で鬱憤が溜まってるんだよ。
アグリアスは酒は人並みに嗜むが泥酔するほどは飲まない。
そんなアグリアスは、緊迫した戦闘の時のみ目の光が変わる。
美しく透き通った紫の瞳の奥から鈍く濁った深紅色が浮かびあがってくる。
敵を皆殺しにした後、荒く息をつくアグリアスの頬はわずかに薄紅色に染まり、
口の端は歪んで笑っていて・・・

半年前、オーボンヌ修道院にて。
「もしアグリアスが、私と一緒に逃げてくれるのなら・・・」
しかしひるんだアグリアスはオヴェリアに応えることができず、
雪降りしきる中、全裸のオヴェリアを置いてその場を逃げ出してしまうのだった。
その後オヴェリアはアグリアスに主従以上の関係に踏み込むことはなかった。
そして半年後に南天騎士団の襲撃を受け、二人の運命は大きく動き出すことになる・・・


異端審問官ザルモゥ
「我々に刃向かうということは神を冒涜する行為に等しい!この、不心得者が! 
 正義を語るのは、教会の洗礼を受けた信仰ある者にしか許されておらぬわ!!」
騎士アグリアス
「じーん・・・」
174名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 12:39:33 ID:OmzGfxG4
まあ仕方ないんだろうけどアグとオヴェの立場が逆な気が。
FFTにはガッツ的キャラはいないよな。ラムザはみた感じセルピコだし。
175名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 14:20:16 ID:gH8uK3Gb
取り敢えずエロ同人誌張りたけりゃ角煮に行くべきだろうと思う
176名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 18:44:29 ID:YUxvCeyJ
おい、オマイラ!
本当はアグよりもミルウーダに(;*´д`)ハァハァするだろ?
177名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 19:53:24 ID:iF6o66dg
ミルウーダもそれなりにツボキャラではあるが、アグたんには遠く及ばんな。
178名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 19:58:08 ID:VmHD6f9O
>>176
捕虜にして、拷問したいね。
最初は激しく抵抗するけど、段々弱気になってきて最後には泣きながら許しを乞う、
それでラストでは性奴隷に…。って感じのシチュが個人的にイイ。

ん?執行役は勿論ラムザですよ。
179名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 20:20:26 ID:STx2YTDG
一章でさよならしなければ勝負はわからなかったかも知れないが
まあなにをおいてもアグたんだ。
180名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 20:30:56 ID:nuh5YJEQ
>>178
それを指揮するオークス嬢、と。
181名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 20:47:26 ID:GqQhQH3u
仲間になってればアグたん程じゃないが萌キャラだったのに
182名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 21:01:57 ID:ZNV+VHjB
>>178
発想がアルガスですね
183名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 21:28:40 ID:VmHD6f9O
>>182
アルガスなら、性奴隷じゃなくて本当に奴隷しちまうと思う…。
184名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 21:40:03 ID:QWLoK96B
アルガスなら自分の性奴にするんじゃなくて、部隊の連中に与えそうだな。
185名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 22:41:11 ID:JinVRfGT
アルガスは同僚には嫌われがちだが部下には慕われるってわけですな。
186名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/17 23:05:41 ID:IBc2y2f9
さっすがー、アルガス様は話がわかるっ
187名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 00:23:54 ID:leh5a0uW
やめて、触らないで・・・いやーっ!

キャー



暗転




家畜に神は居ないかもしれないが、アルガスはある意味神。
188名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 02:06:39 ID:5wl6333k
>187
FFTにそんなシーンあったっけ?
TOのロウルートだと、炎のセリエか風のシスティーナが
そんな目にあったような気がしたが・・・。
189名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 02:34:32 ID:ng98b/19
マジレスすればアルガスみたいなやつはどうも好きになれない。
ティータのかわりにテメェが死ねや、とか思った(実際直後に殺すわけだが)

ところで、よくアルガスとアグリアスは似ていると言う人がいる。
貴族意識は確かに二人とも強いが、アグはあそこまで他人を踏みにじる人間ではないと思う。
190名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 02:44:23 ID:4GOjm2QR
今日、ロードオブザリング王の帰還を借りて初めて見たんだが、女騎士っていうのは
やっぱり良いなぁって思った。正式には騎士じゃなかったかもしれないけど。
191名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 06:22:59 ID:d8TA5pG8
>>189
君が「〜ではないと思う」と言ったところでもな。分からんぞw

アレだ。アグはオスカルタイプなんだよ。
ド貧乏な平民の家に招かれた際、粗末な食事が口に合わず
何とか失礼のないようにと言葉を選んだつもりが
「贅沢は言わぬが…ショコラでもないだろうか」などと口走っちゃうタイプ。

ザルバッグなんかもそうだが、あそこら辺の階層は
身分差意識がある程度の常識(自分が属していなかった世界では非常識)として
身に付いてしまってるといったところか。
192名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 06:56:29 ID:sSF+2f+o
>>192
修道院でしばらく過ごしてたんだからいくらなんでも質素な食事には慣れてるだろ
193名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 07:19:12 ID:JQingbE9
>>192
哲学だね。
194名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 07:36:57 ID:AYqIXchh
まだ氏素性の知れていない頃のラムザも信頼を得ていたようだし、
アルガスみたいな徹底した身分差意識は無いでしょ。

もしオヴェの護衛をしていたのがアグじゃなくてアルガスだったとしたら(ありえないけど)、
「おまえだってオヴェリア様を利用するためにゼイレキの滝で助けたんだろう?」
っていうよきっと。

もうアグとアルガスは性格が根っこの所から違うとおもう。
195名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 07:40:17 ID:d8TA5pG8
>>192
自分では一生懸命やってるつもりでも
自分の意識の及ばないところでは(貴族と平民の互いの身分階級意識のギャップとか)
他人を傷付けてしまうこともあるんじゃねーの?(それこそアグだけに限らず)という
たとえ話のつもりだったが、うまくなかったかな。
196名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 07:45:52 ID:d8TA5pG8
>>192
でも王女も暮らしてる修道院の食事と
フランス革命起こしたくなるほど困窮していたフランス平民(特にロザリーたんの家の)の臭いメシを
一緒に比べることはしちゃいかんのですよw
197名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 08:34:22 ID:sSF+2f+o
>>191
ショコラってあんた・・・
どんだけ尊大ならそんなモンを平民の食卓に求めんのよ
アデレード内親王ディスカ?あんたはと
「食後の紅茶を頂けないだろうか」ならまだいいけど
198名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 11:20:40 ID:ZLW14CHX
出自から言えば、アグリアスの方が由緒正しい家柄なんだろう。
アグリアスの貴族⇔平民の意識については、>>191
「身分差意識がある程度の常識として身に付いてしまってる」
に同意かな。
「根っから貴族」なアグリアスは、もはやアルガスのようにことさら
「俺は平民とは違う!」と声高に叫ぶ心理的必要すらない。

食べるものがどうこうはあまり関係ないと思うよ。
結局今の日本だって、肉体労働者として一生過せと言われて拒否反応示す者は
少なくないはずだ。知識階級に属する者ならなおさらね。それが無形の差別意識。
ことさら「塗装工は〜」とか言う者はDQN扱いされるが、
「じゃお前の一生の職業は塗装工ね」と言われれば「嫌だ」と思う者の方が多い。

アグリアスは「貴族ではない自分」「騎士でない自分」など思い描くことさえないだろう。
199名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 11:45:00 ID:RxhFoQLG
なんつーか、アルガスの話題を何でそんなに引っぱるかな?などと思ってしまうわけで
アグたんがアルガス並みの犬畜生ならここまで萌えるわけないと思うわけで
200名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 12:14:31 ID:YXkrwi73
ある程度の家柄の子弟なら、元老院も辺境の閑職に飛ばしたりしないだろう。
アグは騎士階級ではあっても、給料で暮らしてる程度の家柄じゃないか。

アグとかザルバッグのピンボケな所は家柄より個人の資質だと思う。
ダイスダーグ、ヴォルマルフ、枢機卿、バリンテンは貴族でも世間ズレしてるし、
ラーグ公、ゴルターナ公、シド、エルムドアは、抜け作のたぐい。

アルガスが身分を殊更気にするのは、元々サダルファス家は名門だったのに、
じいさんが50年戦争で味方を裏切ったとの風評で没落したからだろう。
本当の自分はこんなものではない、と考えてるから出てくる発言だ。
201名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 13:28:11 ID:ecyUgiaL
そういやアルガスって身分的には平民と大差ないよな。
ただの一平卒なわけだし。
202名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 14:34:43 ID:1LwjCpG0
そんな身分でザル兄に100の兵を要求してみたりするお茶目なアルガス。

作中ではアグとアルが出会うことはなかったが、もし会ってたら修羅場だったろうなぁ。
203名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 17:09:04 ID:KPVyXZln
>>202
ザルバッグじゃなくてダイスダーグな

アルガス「身分か……。たしかに、オレ一人じゃダイスダーグ卿には会えんよなぁ…。」
アグ「何をわかりきったことを。まずその髪型をどうにかしたらどうだ(´,_ゝ`)プッ」

204名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 20:18:38 ID:LPHl/8Lk
748 名前:代打名無し@実況は実況板で 投稿日:04/10/17 02:09:52 pRv8KOoK

     . .._/~文⌒ゞ.._
 ._./~" \ ヾ...   ヾ
(\ \.._. ヾ. ..  \ :::::...\
_N.\  \ :::..ゞ....丶 :::::::::...]
 {ヾゝヘへ、::::::..\   ::::::::::|     大いに輔ける(たすける)と書いて大輔…
 ヽ("VN_'\ヽ \....  ゝ..},      何か物悲しいわね…。
   \.). t^~{フ"\.l..∩ゝ  .,
    .ソ      ..〆\.ヘ.. ~\_
     lヽ _    .. ./ .ヘ, ⌒ヽ_..⌒~ヘ_
     .| \_ .へ../ :: :│ ヾ;.人⌒ヽ.;;.ヘ_
     ヾ  /..ノ~》 .._    \⌒~ヽ之ヘ;;ヾ )
205名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 20:32:11 ID:HiiFy9ar
      ...-‐――――--.. 、
     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
   /:::::::::::/\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l        人の夢と掻いて儚い(はかない)・・・
   l/|/   \|\|\|\|\:::::::ノ))     何か物悲しいわね・・・
    |:::::| (●)    (●)  |:::::|6)))
   |:::::|   \___/    |:::::|  )))
   |:::::|`ー-   \/   -‐ |:::::l   )))
   |/            ;/
206名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 20:42:59 ID:QjxZdeqC
>>204
大輔ワロタ
207名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 22:30:46 ID:d8TA5pG8
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄

>>205
ベイファンの俺の今年の夢は儚く散ってしまったよ、大クスちゃん…
ま、覚悟はしてたけどな!
208名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 00:55:31 ID:a9YEfqNn
FFTにおいては異常ステータスに「バーサク」はあっても、「バーサーカー」というジョブは無いんだよな。
もちろん仮にも「タクティクス」を謳うゲームで、
デフォでプレイヤーが操作不可な職種なぞ正直無用の長物なわけだが…

結局何が言いたいかっつーと、
「毛皮スタイル(ビキニでもワンピースでも)なアグたんを拝みてーんだよー!!!」というシンプルかつドス黒い俺の欲求。

ただ外観上、アグの髪型に猫耳とかトラ耳とかは邪魔になりそーなので
俺個人の好みではいらぬ。
209名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 00:56:24 ID:au7qan2F
アグ「女が弱いと書いて嫋やか(たおやか)……」
ムスタ「あんたじゃないあんたじゃない」
アグ「北斗骨砕打ァァァァァッ!!」
210hc:04/10/19 03:05:21 ID:onbDwJr1
ω・)つ「獅子耳とグローブと尻尾とぴちぴちスーツ」
211名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 03:11:12 ID:GzbmggDs
バーサーカー衣装というと、姫姉は男性用、姫妹はビキニ、姫孫は着ぐるみだったアレですか?

ビキニ! ビキニ! ビキニ!(AA略
212名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 10:38:24 ID:2JaH6U0j
アグリアスをカエルにして海に放流しました。
213名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 13:39:55 ID:3brrxL1o
           ...-‐――--.. 、
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l  
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))      シャキーン!!
        |::l ○   ○   |:::|6)))     蛙は、鶏肉のような味がするらしいぞ!
         |::l`ー-    -‐ |:::|  ))    チョコボとどちらが美味いのだろう?ラムザ
        |::!         l:::l
        l/.         ;/
214208:04/10/19 14:02:09 ID:a9YEfqNn
一晩寝て落ち着いてから、よくよく考えてみると
シャンタージュとエクスカリバー装備させて
オートで「生命を惜しまず戦え」にすれば十分アグ・ザ・バーサーカーを再現できますな。
リアクションには「肉斬骨断」より「カウンター」のほうが無難か。

「バーサク」かけただけだと
アグたん真っ赤になってプリプリ怒ってるだけに見えるし。

毛皮装備は見えない部分にということでパンツのみで。
215名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 14:16:02 ID:mbRb+4ge
アグ、アグゥ、アグぅゥ!(;´Д`)
アグたんハァハァ...
216名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 15:02:42 ID:AWWs4PPs
アグは毛深いので毛皮必要ないよ。
217名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 15:49:43 ID:6rN5J2YX
>>214
バーサーカーならば斧装備は絶対に譲れない。
たとえどんなに性能がヘボくとも…orz
218名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 15:53:43 ID:8CO2JEX6
ヴぁ〜んへるしぃ〜んアグ
219名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 18:02:32 ID:SQbQtLZS
アグリアスでレイプしてきた
220名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 18:04:59 ID:SQbQtLZS
ラムザを。
221名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 18:10:09 ID:au7qan2F
アグたんは、バーサク状態になっても本能的にラムザを襲うんだよ。
222名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 18:14:04 ID:REKlh3hf
バーサクアグが襲うのは食糧になりそうな動くものですよ



ラファとか
223名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 21:47:48 ID:a+NYS+nt
普段が普段なだけに、バーサクがかかると何故か急に大人しくなるアグたん。
224名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 22:08:14 ID:AWWs4PPs
けっこう落ち着いて見えるけど実は彼女発狂してるんだ。
近くで大きい音を立てちゃ駄目だぜ。
225名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 22:49:03 ID:mbRb+4ge
アグたんって冷え性っぽいな
226名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 23:15:29 ID:pjtUNyab
>>225
俺の股間で暖をとっております。
227名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 23:41:13 ID:zMiNzlQ+
>>226
きんたまくら
228名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 23:49:45 ID:OqYwLO18
アグキリープロファイル
229名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 00:17:59 ID:8Qen38aR
冷え性…冷え性か。
アグたんのくしゃみはいかなるものだろうか。

小さく上品に…クシュン なのか、はたまた
ぶえぇっくしょいい!チクショー! と、豪快につばを飛ばすのか。
230名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 00:44:32 ID:3sIQsemL
普段ビシバシ檄を飛ばす姉御アグたんが、ふとした時に
「……ヘクチュ」
なんて可愛いくしゃみをしようものならもう。

くしゃみの仕方ってけっこう人柄が出るよね。
231名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 01:07:40 ID:YHpRdilq
へーちょ



orzソレダケハヤメテクレ
232名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 02:16:17 ID:UJw2/Iby
いっそ花粉症だったりして。
春先になるとクシャミ連発でまともに戦えないアグたん。
233名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 02:34:02 ID:iY+Crw7d
>>221-224
アグ「亜qswでfrtgyふじこlp;ワタシハオマエヲシンジルー!」ドカーン!ズゴーン!!

ベイオ「大変だ!例によってアグリアスがマインドブラストでバーサク状態に!」
ムスタ「(ゴロピシャーン!)うぎゃー!!」
メリア「ああ!例によってムスタが稲妻突きの巻き添えに!」
ラムザ「オルランドゥ伯!どうしたらアグリアスさんを正気に戻すことができるんですか!?」
じじい「うむ、ああなったアグリアスを鎮めるには『人間の三大欲求』を満たしてやる他ない!
     すなわち『うりぼうの丸焼き』『ラムザ』『チョコボ羽のふかふか枕』の三つを与えるのだ!!」
ラムザ「わかりました!『うりぼうの丸焼き』『ラムザ』『チョコボ羽のふかふか枕』の三つですね!?
      …て、ちょっと待ってください。一つおかしなものが」
じじい「今は議論をしている余地などない!」


「混乱」状態ならクシャミ程度で元に戻りそうですが。ダメージで解消だし。
234名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 03:32:49 ID:y4IXv7Wn
>>233
問題は3つのうちどれから手をつけるかだ。
順当にいけば左から順にだけど・・・
やっぱり・・・ねえ・・・。
235名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 04:25:58 ID:4gl2Lddc
ディバインナイト 神に忠誠を誓い、すべてを捧げる聖騎士。剣を携えた聖職者。(メリアドール)
テンプルナイト 邪なる異教徒より教会を守護する聖騎士。『魔法剣』を操り、仇為す者をなぎ払う。(ベイオウーフ)
アークナイト 神の教えに従う聖騎士。その『刀魂放気』は刀に宿りし魂の波動を解き放つ。(エルムドア)
アークナイト 神の教えに従う聖騎士。その『破壊魔剣』は相手の肉体のみならず所持品までも破壊する。(ザルバッグ)
アークナイト 神の教えに従う聖騎士。その『剛剣』は相手の肉体のみならず所持品までも破壊する。(ディリータ)
ホーリーナイト 教会の洗礼を受けた信仰の騎士。神の加護の宿る剣より『聖剣技』をくりだす。(アグリアス)
ダークナイト 神の光に背を向けて生きる暗黒の騎士。呪われた『暗黒剣』が相手の精気を吸収する。(ガフガリオン)
236233:04/10/20 04:37:37 ID:iY+Crw7d
>>234
俺自身は『チョコボ羽のふかふか枕』でお昼寝アグたんを一押ししてますよ。イヤほんとに。
そして寝返りうって「ん…」なんて寝息たててくれたらもう完璧。

…ほんと言うと少しだけ自分にウソついてるけどな!
237名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 07:16:13 ID:ckG1HjiS
アーグナイト

(;´Д`)ハァハァ
238名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 10:44:13 ID:GLPe4Ok9
アグリアス・トンクス
239名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 11:36:20 ID:COr1chUe
善い事なのか、悪い事なのかは、分からない。
しかし多くの人間がそうであるように、私もまた自分の生まれた国で育った。
そして、ごく普通の中流貴族に生まれつく事が出来た。
だから王家の不幸も、平民の苦労も知らずに成長した。
別に、知りたいとも思ってはいなかった。
子供の頃はアークナイトになりたかった。
剛剣を振るうには聖職者になるしかないからだ。
速く、強く、敵を武装解除する事は何よりも素晴らしく、尊い。
でも、士官アカデミーを卒業する二ヶ月前に、
そんなものにはなれないという事をアカデミーの成績表が教えてくれた。
だから、近衛騎士団に入ったんだ・・・

「ああ、今日異端審問官が来てた。自分の撃った無双稲妻突きに感電したんだそうだ」
「皆で王女を護る、立派な騎士になろうではないか!」
「剣気は飛ばすのではない。敵に向けて、落っことすんだ。聖剣技のそんな所が私は気にいっているのだ」
「アグリアスさん、あなたのパラメータは思ったより上昇しています。・・・前が酷すぎたんだ」
「セイブザクイーン?誰から借りるんだそんなもの?」「メリアドールさんからに決まってます」
「なあアルガス。この世界が一つの物語だとして、自分が悪役だって思った事ないか?」
「物語に必要で無くなった瞬間に消されちまうのさ。そうだろう?ディリータ」
「聖騎士殿は異端者たちと運命を共にするそうだ」

私はまだ戦う!死んでも、護ってみせる!!
嫌だという者は帰れ!私はまだ戦う!
十分!立派に!元気に戦うんだ!!
ラムザッ!!ムスタディオッ!!!応答しろッッ!!!!
240名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 14:10:10 ID:t3eWLYCK
【こんなアグリアスありえねー】

「ねえ、あんた、いい加減仕事探したらどうなんだい?」
「うるせー!無駄口叩く暇あったら酒もってこーい!」
「ううう・・・昔はこんな人じゃなかったのに・・・・・・・」
「うるせー!私だってな・・・・ひっく!
世間が、いやオヴェリア様が悪いのだ!デコっぱちと結婚してから何の連絡もないじゃないか!?
・・・・ちきしょー!嫌なこと思い出しちまった!ラムザ酒もってこーい」
「ううう・・・あんた、早く元に戻っておくれよ・・・・」

といいつつも酒を買いにいくラムザ。
ホストのバイトで稼いだ金もあとわずか・・・
秋の長雨が身にしみて冷たかった・・・
241名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 16:48:41 ID:iY+Crw7d
そこは男であるラムザがしっかり働いてアグたんを養うべきだろ。
その際、アグたんには床技だけでなく家事もちゃんと仕込んでおかなくてはな。

薪割りぐらいしかできなさそーだし。
242名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 17:02:24 ID:q9nd0U2Y
こんな雨の日はアグリアスを強姦したくなるね。
243名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 18:40:56 ID:YHpRdilq
人はどんなに幸せな境遇におかれても、
慣れるとそれが当たり前になってしまいます。





毎日新作のSSが読めない(つд`)
244名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 19:56:30 ID:QvuowCps
まあ、よくよく日付けを遡れば全然普通のペースなんだが…、
それでもがまんできないんだな。◆yDU/dR5FVさんにたのみな。
245ラトーム ◆518LaTOOcM :04/10/20 20:43:44 ID:+j6azqE1
SS保管の千一夜サイト、更新しました。
アグスレ8から、もみもみ士さんの連作を除く6本です。
http://www3.to/ffdqss(ブックマークはこのページにお願いします)

>>243
 毎日新作は贅沢な嘆きだと思いますが、こちらでちょっと我慢してください……。
 アグスレ9の保管もそれほど時間はかからないと思いますの予定です。
246名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 21:46:32 ID:Lrlh3Ke+
>>243
アグたんのボデーはどんどん開発されていくので我々を飽きさせません。
アホ毛の教授によりアビリティもどんどん習得します。
247名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 22:13:26 ID:QvuowCps
Since the body of AGUTAN is developed rapidly, we are not bored. Ability is also rapidly mastered by the professor of AHO hair.

>>245
超乙です。
248名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 23:48:25 ID:a8hi0mzx
千一夜を久しぶりに覗いたけどFFTの小説がこんなに多いなんて
本当にアグスレは奇跡に近い存在なんだなぁと実感させられた。

なんて言ってると「当然の結果に決まっている!」なんてアグ姉さまに聖剣技を叩き込まれるか?w
249名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 23:48:51 ID:UJw2/Iby
ラトームさん激乙。
>ホーリーナイト:協会の洗礼を受けた信仰の騎士
……その割にfaithが高くないね、アグたんw
250名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 00:07:55 ID:hCl/Ea3h
>>245
久しぶりですね、乙。
251名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 00:26:41 ID:rWJnbBFv
ところで、>>239って何のネタ?
252名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 00:54:24 ID:2swLGeUR
あの戦いから奇跡のような帰還を果たして、はや二ヶ月。僕はこうしてアルマと暮らしている。
何とか救い出すことはできたが、結局アルマも僕と同じく、帰る場所をなくしてしまった。
自分の葬儀が行われるのを見る、妹の顔は今でも頭に焼き付いている。
考え事をして、料理の手を止めていたらしく隣のアルマに足をつねられる。「こらっ」
「あ、ごめん」
「またそんな顔してる」
「…ごめん」
「謝らないでって、いったじゃない」
「ごめ……うん」
「…ね、兄さん。わたしとってもしあわせなのよ。そりゃあ悲しいこともあったけど、
でも兄さんはわたしを助けに来てくれたじゃない。わたしずっと信じてたわ。
それに帰る場所だって、ちゃんとあるわよ。兄さんのいる所が、わたしの家だもん」
「アルマ…」
僕よりもずっと大人な妹に、思わず顔が緩んだ。

「ところで…」
アルマは咳払いをして、居間の方を目で指し示した。
「あの人たち…どうするの?」


チンチンチン、と茶わんを箸で叩く音。
「ラムザー、まだできないのか?もう腹も減り果てたぞ」
「隊長、下品ですよ」
「ラムザさーん、何か手伝いましょーかー?」

居座ってしまった三人娘。チャンチャン。
253名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 01:23:56 ID:iVG91vXu
>>252
アグリアスがまるでセイba(ry
254名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 01:43:39 ID:g4eg9c/w
>>252
ていうか、その後に期待
255名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 02:10:34 ID:BnBYEUv0
>>253
そうなると当然あれだよな。アグたんとラムザが
二人一緒にパワーアップしたり
魔力や心を通わせ合ったり
アグたんがラムザん家に存在し続けるためには
「 H す る 」必要があるんだよな?ハァハァ
256名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 02:17:50 ID:BnBYEUv0
>>251
ちなみに>239はガイナのアニメ映画「王立宇宙軍〜オネアミスの翼」ネタでしょ。
森本レオ演じる主人公の物語冒頭での一人語りが元かと。
257名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 07:43:42 ID:muFBtHwl
アグたんって規則正しい生活してそうだよな
10時就寝6時起床って感じ
258名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 08:07:37 ID:ZdHIwj1W
私の名はアグリアス・オークス。年齢21歳。
所属は王家直属近衛騎士団で…、結婚はしていない…。
現在の仕事は王女の護衛で、毎日朝7時に任務開始となる。
煙草は吸わない。酒はたしなむ程度。夜10時には就寝し、必ず8時間は睡眠をとるようにしている…。
寝る前に暖かいミルクを飲み、20分ほどのストレッチで体をほぐしてから眠ると、ほとんど朝まで熟睡だ…。
赤ん坊のように疲労やストレスを残さずに、朝、目を覚ませるのだ…。
健康診断でも異常なしと言われたよ。
259名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 10:03:10 ID:0RMNc8wt
アグたんはキラークイーンと呼ばれても過言ではない
260名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 10:04:09 ID:muFBtHwl
健康的なアグたん(;´Д`)
いびきは静かにスースーなのだろうか
それとも.....
261名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 13:15:49 ID:Q5Ao21cE
                 |
                 |  
           ...-‐――--..!、    
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))    朝早すぎると隊の誰も起きてないことが多く
        |::l エエ  エエ  |:::|6)))    寂しいのだ・・・・
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))
        |::!  /    _ l:::l  l     仕方ないのでラムザの枕元に座ってみる・・・・
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |     起きろ〜起きろ〜・・・・・
______,|    |    |´  ハ
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄
262名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 16:53:39 ID:1vx+Ahz7
アグリアス「セイブサクイーン、と私はこの剣をそう名付けて呼んでいる」

セイブザクイーンの第三の能力ッ!
263ジョブ制覇で行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/21 17:41:23 ID:U1XvU9P/
私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
前回いっぱいブレイクしたおかげでナイトをマスター、今度は弓使いだ。戦技と弓の組み合わせは強力と聞く。
だが戦技はもう飽きてきたし、ちょっと違う戦い方がしてみたいかも。という訳でチャージ+20を習得してみた。
弓使い最強の攻撃アビリティだ。さっそく使ってみよー!
あ、逃げられた。また逃げられた。さらに逃げられた。即逃げられた。ムムム……チャージ時間が長すぎる。
おお! ムスタディオが『足を狙う』で敵をドンムブにしたぞ。よーし、そいつをそこから動かすなよ!
ギルを盗まれつつ、脅されたり悪口言われたり商談をしたり、軽く殴られてはチャクラで回復されたりしつつ、ターゲットを蹂躙。
そしていよいよチャージ+20の出番だ、食らえい!
……あ、間にいたムスタディオの後頭部に命中した。
そういえば私が装備しているのは自動弓。通常の弓のように人を飛び越えさせて矢を命中なんて真似できんわな。
ハッハッハ、これは一本取られた。では今度こそチャージ+20を……え、日が暮れてきたから今日はおしまい?
仕方ない、普通に敵の頭に矢を射して終わろう。えい。
ムスタディオが倒れてるから、今度は無事敵に命中したぞ。ばんざーい。
264名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 20:01:15 ID:y+f9w0ps
ウィーグラフ「最高に『ハイ!』ってやつだアアアアア!アハハハハハハハハハーッ!!」
265名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 20:11:44 ID:g4eg9c/w
乙。
……ムスタに安息の日は来るのだろうかw
266名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 20:45:39 ID:eqAcdKBT
>265
フェニックスの尾さえあれば問題はないだろうw
267名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 22:10:37 ID:2swLGeUR
>>261
俺の枕元が空いているのでコッチヘドゾー。
なんなら入ってきてもうわなにを
268名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 22:50:37 ID:1d3Zwac1
>>262
アグ吉影「砂ねずみの穴ぐらにはよく『盗賊団』が逃げ込むそうだが……
 真剣に『シーフ』になることを考えたよ……『移動力』をつけなくっちゃあな……
 でも異端者の『シーフ』ってのはどーなんだろうな? どう見ても
 金なんか持ってない魔物から無限にギルを盗んだり、言葉も通じないのに
 ハートを盗んだりするのかな?

 時間はここまで300CTでこれたな……でもバリアスの谷を渡る時が
 一番『移動力』のなさを痛感したよ……渡河途中で休んじまったら
 水深2の場所で行動不能になるからな」
269名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 22:56:34 ID:6xSHHTwT
ワラタw
270名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 23:19:05 ID:iVG91vXu
アグァッチョ「人の夢って書いて儚いってのはわかる。すげーわかる、確かに儚いしな、なんかもの悲しい。
だがなぁ〜楽しい車って書いて轢くってのはどういうことだぁぁ〜?轢かれたらイテェじゃねぇかよ〜ッ!
ナメやがってこの言葉ァ超イラつくぜぇ〜」
271名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 23:20:02 ID:W02DG+Io
アグの奇妙な冒険 PART.4
 〜ダイヤモンドは貰えない〜
272ラトーム ◆518LaTOOcM :04/10/21 23:46:56 ID:ngJyLHWa
千一夜に「アグスレ9」から5本保管しました。これで残る宿題は連作のみです。
http://www3.to/ffdqss(ブックマークはこのページにお願いします)
FFT作品が100本に到達するのも間近になりました。
昼寝士さん、いつも綺麗に保管してくださってありがとうございますm(._.)m
273243:04/10/22 00:07:03 ID:w7ijVzQX
>>263
日刊キタ───(゚∀゚)────!!
ムスタキタ───(゚∀゚)───!!!!
禿乙!
274名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 00:52:55 ID:dqV9+zkl
                 ・ ・ ・ ・ ・
アグ子「どうして『MOVE3』だけなのよォオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
275名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 00:57:59 ID:G/fsVJa7
ラトームさん激乙。
10以降はまだでしょうか?酷なようですが期待しているので頑張ってください。
276名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 04:34:01 ID:gCCkx4WR
たとえクリスタルを継承してもMOVEは変化しないしな・・・・・・。
もし可能だったらシド殺っちゃいますとも、ええ。(鬼畜)
277名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 06:11:10 ID:PJy7icRW
アグリアスにおまかせ!
278名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 06:41:21 ID:oV8RIh3+
アグたんおはよう!!(・∀・)ノ
279名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 08:05:46 ID:w7ijVzQX
心頭滅却!(挨拶)
280名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 12:59:53 ID:5l4mlgkQ
アグリアスは聖騎士である。
そんな風に考えていた時期が俺にもありました。
281名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 13:09:32 ID:YQ7627Uy
聖剣技があるとはいえMOVEの低さは明白。
オルランドゥとの攻撃力の差に至っては説明の必要もない。
わかるかな?

不完全なんだよアグリアスは。
282名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 13:11:44 ID:Um+zvA2k
                 |  
           ...-‐――--..!、    
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l     聖騎士とホーリーナイトはどう違うのだろう?
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))
        |::l         |:::|6)))
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))
        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
283名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 13:39:06 ID:5l4mlgkQ
>>282
聖騎士 = 称号。騎士の格付けを表す。爵位みたいなものか?
ホーリーナイト = ジョブ名

貴族格付け:男爵<子爵<伯爵<侯爵<公爵
軍人格付け:軍曹以下<少中大尉<少中大佐<少中大将
騎士格付け:・・・<聖騎士<・・・<天騎士

位が少尉で、ジョブが砲兵であり、役職なら小隊長なら、
「砲兵小隊長 ○○少尉」となったりする。例えばこんな感じ↓

('A`)< 聖騎士ディリータです・・・
('A`)< 今は「アークナイト」のジョブやってます・・・
('A`)< 今の役職は「南天騎士団 団長」です・・・
('A`)< 聖騎士ディリータです・・・
284名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 13:41:28 ID:bTrSSiBi
聖騎士=偉い。
ホーリーナイト=偉くない。
ディリータはべスラ要塞で聖騎士になる前からホーリーナイトだった。
多分オルランドゥも南天騎士団団長だったころは聖騎士とよばれてたんじゃないか?
北天騎士団団長のザルバッグも聖騎士だったし。

アグも近衛騎士団団長まで登りつめられたら聖騎士になれたかもね。
285名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 13:44:29 ID:bTrSSiBi
ちょっとかぶったな。
確かに本編だと聖騎士とよばれる人物の中でもジョブは様々だから、
特定の技能を持つ人のことをさす言葉ではなくて、階級の高さを示すものであることは確かだろうね。
286名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 13:54:45 ID:gT3bnYRH
【ホワイトナイト】
清らかな鎧に身を包む聖騎士。汚れなき精神が編みだした『聖剣技』で邪なるものを退ける。

[ー」ー]< 騎士ウィーグラフです・・・
[ー」ー]< 以前は骸旅団の団長でした・・・官職じゃないですね
[ー」ー]< 今は神殿騎士団に所属しています・・・
[ー」ー]< これで名実ともに聖騎士です・・・
287名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 14:07:30 ID:5l4mlgkQ
┏ユニット ━━━━━━━━━━━━┓
┃ .アグリアス.               ┃
┃ .階級:平騎士.              ┃
┃ .ジョブ:ホーリーナイト         ┃
┃ .役職:近衛騎士団 第二小隊 隊長 ┃
┃                       ┃
┃┏━階級チェンジ  ━━━┓     ┃
┗┃  平騎士      . .   ┃━━━┛
  ┃→聖騎士        ...┏━━━━━━━━━━━━┓
  ┃  ------.       ┃聖騎士にランクupしますか?┃
  ┃..       ..      ┃→  はい               ┃
  ┗━━━━━━━━━ ┃   いいえ           ┃
                 ┗━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃資格がありません。                    ┃
┃聖騎士になるには武勲320pt、人望250pt、      ┃
┃クエストアイテム“デュークの印可”が必要です。   ┃
┃                        ▼.         ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


('A`)< アグリアスです・・・

となる。
288名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 14:24:10 ID:RvRElxCi
二次創作のSSなんかで「聖騎士」と書かれてるぶんには
「ホーリーナイト」の和訳なのね、程度の認識で気楽に読んでるけど
ブレイブストーリーでも聖騎士○○に対し、騎士アグリアスとはっきり区別されてるしな。

そんな平騎士アグリアスが泥まみれ汗まみれ血まみれ、
はたまたなんとか泣くまいと耐えてもついポロッとこぼれる涙まみれで頑張る姿がまたそそる。
289名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 18:35:02 ID:ZbiP0vY3
オブラードに包んで言うとアグリアスはいらない子なんだよ。

中途半端なアグタン(;´Д`)ハァハァ
290名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 18:59:52 ID:RvRElxCi
おう、野郎ども!
「ラムザいじり」でのググり先のサイトをチェックしてみなされ。
ある意味、鼻血モノのアグたんが拝めますぞw

俺的には♀モンク服アグたんが一押し。
ピッチリでむちむち萌え。
291名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 20:03:43 ID:pm+Kkqyl
>290
ああ、見れたよ。
鼻血もののアグたんが!
292名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 20:40:41 ID:7/PTZMVu
>>290
スレの趣旨と違いますぜ親分(;´Д`)ハァハァ
293名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 23:00:01 ID:v/HnvmXq
シド「“正義”の輝きの中にあるという『黄金の精神』を…わしはラムザの中に見たよ…」

>>290
このラムザどう見ても♀にしか見えんのだが(´Д`;)ハァハァ
お揃いにちょっと引いてるアグたんイイ。
294名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 23:00:35 ID:gCCkx4WR
ラムザにあんな媚態を見せられたらアグたんだって冷静ではいられまい。
295名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 00:57:41 ID:qFy7KPK+
    ...-‐――--..、
  /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
l/l/   \l\l\:::::::ノ)) >>1-294
 |::l         |:::|6))) だから、おまえ達が私にハァハァする理由はなんだと聞いている!
 |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))
 |::!  /    _ l:::l  l
 l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
  |    |    |´  ハ
  |    |    |-‐'i′l.
  |__ |   _|   7'′
 (   (  ̄ノ `ー-'′






296名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 01:30:00 ID:TodAY7xX
>>295
頭のてっぺんから足のつま先までですが何か?
297名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 02:33:26 ID:4oFx4ztr
騎士アグリアス「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!
なにも知らぬ無知なる者を 利用する事だ…!!
自分の利益だけのために 利用する事だ…

権力者がなにも知らぬ『王女』を!! 貴様らだけの都合でッ!」
298名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 02:39:02 ID:NcrRmCOi
陰陽士ラムザへのアグたん反応ワラタ
299名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 02:44:40 ID:kLyPZaDg
           /,-r へヽ、 ヽヽ、  \
          / /, | i 、.\\ ヽ\  i
          |.//,リ,ヽ\、ヽ\ヽ、ヾiノリ!
          || | |llム、ミ、ヽ、'_-_ヽ‐ヽ|ノノ!
          || | |lトイメヽ_ヾ´f'゚hア、,!彡)
           |! | ト|liヾ'´ ,  `'ー' |ヾハラリ
          | | |llトi,\ `一  ,ィ| | | |リ <ラムザ・・・・
    ,-ニニ-、 _|.| |ll|_,r‐1i'┬r='‐'| | | |
   ,f´'-―-`>' || |l|トマ‐'r'r'r'  .ノリi | |-―-
   {彡='ニズ  || |i |ヽ、,| | |, / ノ l l |
  f,イ/r'(人 \  | |l、!rシ/, ヽヽ /,イ |リ
  !''、( ヾ /,\ Yヽ! Y'i ソソ/ ∨ 彡'||ノ、。
    _-ニ(' \(  `' | | | | |   ノノ| ヾニ二
 ◎ヤ,-‐-ゝ,`ーヽ, _⊥!┴、!     ,イ__r'´_,-
  (/ヽ,.\、-ッ,=、,=,_i´,-、--ッ、_`ヽ、__/_ノヽr'_r'ッ
   レ'゙\ \i, | |`i-、'<Xi /ヽ、_,ァ゙  ヾ/
  /  i´\.しリ .,i ! !-,r‐i/=-‐‐r' _f´二_
  i   |、 _,\'_イ ,イ_ノ//―_ニヽ,/ __
   |  \-ヽ-ォ'<yッ´/\‐'/r,='_' ´⌒)ヽ
   ヽ、_,-`ラ‐久,//    >'´   ヽ / ノ_
       / / L/-\ r'´      | 'ー、ヽ
      /  / ヽ\ニ=' | i 、,      |   )ノ
300名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 03:04:54 ID:lSzINR6n
>>286
[ー」ー]< 聖石の力でルカヴィになりました・・・
301名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 03:07:19 ID:rvWSPJW9
>>290
よっしゃ、当分はアグリアスのサブアビには
効率悪いの承知でジャンプをセットするぜ!!

もちろんアグたんの衣装は各汎用ジョブ服に脳内変換。
いまや心眼を会得した俺には造作もないこと。

さらには出撃する際、ラムたんとお揃いジョブにしなければならない鉄の掟。
302チョコボヘッド:04/10/23 05:11:46 ID:NcrRmCOi
SS投下させてもらってもよろしいでしょうか?
とりあえず今から寝まして、起きたら皆様の返事と反応を見つつ投下します〜
303名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 07:21:21 ID:XAB/JnAO
>>281
そっかぁ〜
アグリアスって萌えキャラだったんだ・・・
304名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 07:22:22 ID:eJ4GUKUv
ドゾー。期待してまつ
305ジョブ制覇で行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/23 08:27:29 ID:teexDRsF
俺も期待してますー。
ではチョコボヘッドさんが起きてSSを投下するまでの間、暇潰しにコレをどうぞ。

私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
チャージだと効率が悪いので、結局戦技で弓使いを極めてしまった。もうブレイク飽きたー。
という訳で今度はモンクになって拳術だ。これなら使い勝手がいいから楽に稼げるぞ。
例えば毒になれば延々チャクラをやり続けられるしな。でも苦しいからその方法はパスね。
そこで今回は蘇生祭りを開催する。蘇生を繰り返せば繰り返すほど所得EXPは下がる。
無駄にレベルを上げずジョブポイントを稼ぐ良い方法だ。という訳でムスタディオ、死んでくれ。大丈夫、蘇生するから。
こら、逃げるな。大地の怒りがこの腕を伝う! 防御あたわず! 疾風、地裂斬! よーし、仕留めた仕留めた。
ではさっそく蘇生を……おや? ハイトが0.5ほどズレてるようだ。というか、同ハイトで隣接できる場所が無いぞ。
まったく、逃げたりするからこんな中途半端なハイトで死んでしまうのだ。おーい、誰かフェニ尾かレイズを……。
え? 今回はジョブポイント稼ぎのためにちょっとバランス無視した編成してるから蘇生方法がモンクの蘇生しかない?
……え〜と、どうしよう? 敵はまだそこそこ残ってるし……全滅させるの時間かかりそうだな。
あ、ムスタディオの頭上の数字が2になった。仕方ない、みんなで敵を電光石火でやっつけるぞ!
……え? ラムザは時魔道士+ガッツで、ラッドはギル取りしか覚えてないシーフで基本技セット?
そしてラヴィアンは見習い戦士で戦技セットしてるけど敵を即殲滅させるのには向いてなくて、
アリシアは風水士だけどうっかり合う地形が無くて話術セットしてるけど魔獣語セットしてないから今回役立たずだってー!?
「とりあえずアグリアスさんにヘイストかけますから、がんばってください」
………………やるしかないか。うおおー!
306名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 09:59:44 ID:WZtngeQ6
>>305
毎度ぉっ。
アグたんには行動に移る前に一度深呼吸をして落ち着いて行動していただきたいw
307名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 11:52:05 ID:RGQIU6Ok
《ホ ー リ ー ナ イ ト 列 伝》

その日、俺はウォージリスで一人で昼飯を食べていた。
酒場は日曜日という事で客が大勢いた。
向こうのテーブルには女騎士が座っている。何故かこちらをちらちら見てくる。
注文した二つ目のサンドイッチを口に入れようとした時、その女騎士が話しかけてきた。

女騎士「貴公、中々腕が立ちそうだな。よかったらパーティを組まないか?」
俺   「なんのパーティですか?」
女騎士「金稼ぎパーティだよ。ディープダンジョンでヘビーモス共を狩って身ぐるみはがすんだ。
     私の他に3人いるから、貴公が入れば5人になる。
     欠員が出てしまってね、代わりと言えば聞こえは悪いが・・・
     かなり稼げるはずだ。どうだろう?」

アグリアスと名乗るその女騎士の勧誘に俺は少し迷ったが、
午後の予定は特に決まってなかったので付き合う事にした。
ちょっとした探検気分だった、今思えば止めておけばよかったんだ。
昼飯を食べるまで待ってもらい、準備をして4人と合流した。
成る程、他の3人も相当場数を踏んでいそうだ。
308名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 11:53:36 ID:RGQIU6Ok
入り口から入って雑魚ゴブリンを狩りながら進んで行った。特に何もなく順調だった。
そして、ウッドマンどもを倒しつつ螺旋状の階段のような道を降りきって、
ジグザグにうねる狭い洞窟のような所に入った次の瞬間、
一番先頭を歩いていたリーダーのアグリアスがいきなり横に吹き飛ばされたのだ。
何事かと思って見ると、そこには並のヘビーモスの2倍はあろうかと思われるほどの
大きさのキングヘビーモスが立ちはだかっていた。寝起きだったらしく、不機嫌そうだ。
強そうだ、勝てるのか? ふと改めてパーティメンバーを見てみた。
パーティ構成(ホーリーナイト、ナイト、ナイト、ナイト、ナイト←俺)
・・・なんて事だ、何でナイトが5人もいるんだ。
今まで気づかなかった俺も俺だが・・・ていうか全員ナイトじゃないか。
腕が立つとか場数を踏んでいるとかそういう問題ではない、あきらかに構成ミス・・・
よく見ると装備の仕方もおかしかった。何で他4人は両手持ちなんだ?
その時、アグリアスが叫びだした。

「伝説の突き技!!ww無双稲妻突きww!!」

気が狂ったかと思ったが、どうやらこれで正気のようだ。頭痛がしてきた。
俺は無事にウォージリスまで帰れるのだろうか・・・
309チョコボヘッド:04/10/23 17:23:44 ID:NcrRmCOi
返事もいただきましたし、投下いたしまする( ´ω`)
310ある女性ホーリーナイトと剣聖:04/10/23 17:25:01 ID:NcrRmCOi
神殿騎士メリアドールが父親の真意と聖石の秘密を確かめるべく、ラムザ一行に加わった。
最初、一方的にラムザ達を敵とみなしていた彼女は流石に馴染めるか不安の色を隠せなかったが
元々騙されていたり、自らの意志で離反しラムザ一行に入った人物も多い。
本来は素直で穏やかな彼女は次第に隊に慣れていった。
面倒見も良く、最近ではトラブルメーカーの機工士と元傭兵の奇行を止めたりしているようだ。

「最近、剣を持つ手が重いのだ…。なぜだろう…?」

そんな中、艶やかな金髪と容姿を兼ね備えた女騎士が自分に問い掛ける。
彼女はアグリアス、名門では無いが中流貴族のごく普通な家庭で生まれた女性である。
彼女はどんな理由や境遇だったのかは分からないが、士官アカデミーに入学。
その後、騎士の称号を得るために青春の全てを捧げた。
その成果が高位の騎士「ホーリーナイト」の称号である。
士官アカデミー卒業と共に戦地へ送られ、数年を戦地で過ごしたのち、教会からの要請で王女オヴェリアの護衛に回る事になる。
オヴェリアはディリータの元に居るため、現在はラムザ一行の主戦力として活躍していた・・・が。

「よーぅ、アグリアスさん。なんだかあまり元気がないな? 何かあったのか?」
「お前はいつも気楽だな、ムスタディオ。」
「そういうなよな、オレは辛いことがあっても前向きなだけさ」
「お前らしいな・・・私は悩みがあるとすぐに顔に出てしまう」
「まあ、アグリアスさんの悩みは大体わかるさ。 ラムザをめぐ・・・ヒィッ!?」
「頭と胴体の御仲が宜しくない様だな?切り離してやろうか?」
「それだけはお許しを〜っ」

愛剣ディフェンダーを首筋に突きつけられたトラブルメーカーは、踵を返して逃げていった。
もはや彼の日常の行動なので、特に誰も気にしないのが可哀想なところだ。
311ある女性ホーリーナイトと剣聖:04/10/23 17:29:38 ID:NcrRmCOi
愛剣ディフェンダーを首筋に突きつけられたトラブルメーカーは、踵を返して逃げていった。
もはや彼の日常の行動なので、特に誰も気にしないのが可哀想なところだ。

「あのお調子者は・・・ブツブツ」
「アグリアス、君は飲まないのかい?」
「珍しいわね、でも酒場にまで来て剣を磨くものではなくてよ」
「ベイオウーフ殿とレーゼ殿・・・」
「ムスタディオ君には困ったものだな、他人をからかうのが好きなのは構わないのだが」
「そうね、あれではいつか本当に首と体が別れるか分かったモノではないわ」
「あぐぅ・・・」
「それより、最近の君は覇気が感じられないな、理由は大体分かるが」
「そうねぇ、メリアドールが入ってきてからかしら、フフッ・・・」
「あまり私をからかわないでください、ムスタディオと変わりません」
「君はからかうと面白い人だからな、隊の皆が口を揃えて言うよ」
「このままで居ると、もっとからかわれるわよ」
「肝に銘じておきます・・・」
「彼女は彼女、君は君だ。自分が劣っているとか考えてはいけないものさ」
「アグリアスにはアグリアスの素敵なところがあるわ、頑張って」
「・・・ありがとうございます、お二方とも」
「「いえいえ」」

大人の二人はまた自分達の世界へと戻っていった。
アグリアスにとってはベイオウーフとレーゼはある意味「理想の存在」である。
312ある女性ホーリーナイトと剣聖:04/10/23 17:30:33 ID:NcrRmCOi
「私もラムザと・・・」
「隊長〜、ラムザ隊長となんですか〜?」
「なんなんだろぅねぇ〜」
「お前達は・・・既に出来上がっているな?酒の香りがするぞ」
「話しを逸らさないでくださいよ〜、皆にバラしますよ〜」
「あっはっは〜、バラすバラす〜」
「弱みに付け込むとは・・・それでも騎士かっ」
「私達はもう騎士とは言えない立場じゃないですか〜」
「それもそうねぇ〜」
「あぐぅ・・・頼む、言わないでくれ」
「隊長には良く助けられてますから言いませんよ〜、ヒック・・・」
「たいちょ〜バンザーイ」
「お前達、恥ずかしいからどこか行け・・・」

無理矢理に部下二人を追い払った、彼女達の無邪気さが時々羨ましく思う。
女性らしさを持ちつつ、騎士としての気品を持つ部下達を見てアグリアスは溜息を放つ。
だが酒が入ると上司にからかうのは止めてもらいたいものだ。

「私の部下はいつも呑気なモノだ、異端者になったときも私についてくるとはな・・・」
「アグリアス殿、貴公は一人で晩酌かね?」
「いえ、オルランドゥ伯。気が進まないだけなのでお気になさらないでください」
「折角の憩いの時、少しは気を休めぬと後々に響くと思うが如何かね」

オルランドゥは酒瓶をテーブルに置く、そして彼女にグラスを差し出す。
酒瓶の中身にはワインが入っている、庶民向けの飲みやすいワインのようだ。
313ある女性ホーリーナイトと剣聖:04/10/23 17:31:49 ID:NcrRmCOi
「貴公は私は避ける傾向があるな、たまには私と呑まぬかね?」
「避けるなど滅相も無い・・・ただ・・・」
「この部隊に身分なんて物は飾りに過ぎない、畏まる必要は何も無いのだよ」
「しかし、剣聖と呼ばれる御仁の前で、騎士として無礼な態度は・・・」
「私としては、騎士ならば私を圧倒する勢いで接してもらいたいものだが、はっはっは」
「伯を圧倒するなど無礼慇懃でございます」
「アグリアス殿は硬い、私より若いが考え方が古いな」
「うっ・・・伯まで私をからかうのですか」

今まで避けていた訳ではないが、オルランドゥとは作戦会議以外では話しをしたことがなかった。
戦い振りは正に戦神、剣技・気迫・洞察力・観察力全てにおいて敵わないと思っていた。
そんな剣聖と呼ばれる老人がユーモアがあるとは思わなかったのだろう。

「最近の戦い振りはあまり芳しく無い様であるな」
「恐れ入ります・・・皆が命を賭けて戦っている中で、私だけが無様な戦いをしているのは事実です・・・」
「メリアドール殿が隊に加入して少々経ったある日から動きに迷いが見える、違うかね?」
「・・・・・・」
「貴公はわかりやすい女性であるな、はっはっは」
「あぐぅっ」
「その原因、バルバネスの倅であろう」
「!?」
「メリアドール殿は加入してまだ僅かにしか経っておらぬ、ラムザが隊のしきたり、隊員の紹介、主な戦術法、今後の大まかな予定などで彼女に付きっきりであるからな。
彼女がラムザを見る目は誰かと重ねている、言わなくても分かるであろう」
「メリアドール殿の弟、イズルードでしょうか」
「彼女は弟を大事にしていたのが伺える」
「ええ、素晴らしい事だと思います」
「父親に裏切られ、今は誰かに支えられていないと辛い時期でもあるのだろう。ラムザも身内に裏切られた事がある、それが痛いほど分かるのであろう」
「・・・」
「ラムザと酒を交わしたことがあるのだが、その時に私にも話してくれたな」
「何をでしょうか?」
314ある女性ホーリーナイトと剣聖:04/10/23 17:35:41 ID:NcrRmCOi
「自分が裏切らて茫然自失だった時に生きる糧と方法を教えてくれたのはガフガリオンだと」
「あの男は現実主義者ですから、いつでも現実しか見ていませぬが傭兵としての腕は一流を飛び越えています」
「だがガフガリオンには「それ」しか教わっていない、自分をここまで立ちなおらせてくれたのは「ある女性騎士」の意志と生き様が自分の進むべき道を示してくれたそうだ」
「女性騎士・・・ですか? 同じ女性と騎士として見習いたいものです」
「ふっはっはっは、アグリアス殿は中々鈍い」
「・・・? あまり笑わないでください」
「「女性騎士」とは貴公、アグリアス殿のことであろう」
「なっ!?」
「バルバネスの倅も年頃になったからな、貴公の事を話す時はすごく真剣だ、時々に頬を赤く染めながら話している」
「そのような・・・私如きがラムザに・・・」
「貴公は自分が思っているほどに小さい存在ではない、皆も口には出さぬが信頼を置いている」
「確かに私を慕っていただけるのは嬉しいことです・・・ですが、私は伯やラムザとは身分が」
「先程言ったであろう、身分などこの隊では飾りにもならない、と」
「ですが・・・」
「貴公はもっと馬鹿にならぬといかん、大袈裟だがそのくらいの気概で考えを改めると良いかも知れぬな」
「ば、馬鹿ですか?」
「悪い意味の馬鹿ではない、考えを柔軟に持て、ということか」
「・・・努力します」
「その話は置いておくが、最後に一つ」
「何でありましょうか?」
「確かにラムザは今、メリアドール殿の世話で忙しい。 だがラムザはメリアドール殿に特別な感情は持ってはおらぬ。
 どちらかと言えば、姉のような存在と思っているであろう。 だが貴公には特別な感情・・・早く言えば「恋心」という感情は持っていることは確実だろう」
「ラムザが私に!?」
「ラムザがメリアドール殿に指導する前、あれほど貴公はラムザから誘いが来たというのに受けていなかったとはな」
「あぐぅっ」
「安心するがよい、ラムザの心はアグリアス殿で満たされておる。
 後はアグリアス殿次第だ、これで迷う必要はあるまい?」
「伯・・・鈍感な私に助言と激励、感謝いたします!」
「気にせずとも良い、歳を取るとこの位の事しか出来ぬのだよ、若い者達には」
315ある女性ホーリーナイトと剣聖:04/10/23 17:36:48 ID:NcrRmCOi
翌日からアグリアスは剣を磨くのを止め、部下二人を引き連れて剣の腕を磨いていた。
暫く見せていた不安な表情は消えて、いつもの凛々しい表情には汗が流れる。
部下二人は上司が急に熱が入り前以上の激しい訓練にやや気力が下がりがちのようだ。

「立て!!アリシア!!敵には聖騎士もいるんだぞ!!この程度の聖剣技、耐えられずにどうするのだ!?」
「そんなこといいましても隊長〜、もうかれこれ休憩と回復無しで既に夕方になっているのですが・・・」
「ラヴィアンはそこで伸びてるしどうしようもないな・・・」

そこへ剣聖と呼ばれる老人が剣を携えて歩いてくる。
アグリアスとアリシアは無礼の無い礼節で剣聖を迎える。

「鍛錬に精が出るとはいえ、あまり部下を虐めてはならぬぞ、アグリアス殿」
「これはオルランドゥ伯、私の部下は緊張感が無いのでこの位でよいのです」
「ふむ、もう少し自分の部下を信用してみては如何かね?今までの戦いを生き抜いて来た者達であろう」
「分かりました、伯がそこまでおっしゃるのならば・・・」
「ラヴィアン殿は・・・暫く休ませておくにして、アリシア殿は休憩に行って来ると良いであろう」
「申し訳ありません、伯。 でもこのままだとアグリアス隊長に殺されそうです」
「はっはっはっは、三人の関係が手にとるように分かる」
「あぐぅ・・・」
「時にアグリアス殿、アリシア殿の代理で私がお相手になろう。 それとも、この老体では不服かね?」
「滅相もありませぬ、騎士として最高の御仁にお相手してもらえるのならば」
「準備は出来ている、騎士ならば私を圧倒してみせよ」
「この命、賭けるつもりで戦わせていただきます」

316チョコボヘッド:04/10/23 17:38:17 ID:NcrRmCOi
中途半端なところで終わってますが、ここで終わりです。
対決シーンは自分にはまだ書けぬので_| ̄|○

二回目の投稿でコピペするところを若干間違えましたが
脳内あぼーんおねがいします( ;´Д`)人
317名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 19:26:59 ID:OSAT2xx4
GJ!!
318名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 19:44:36 ID:teexDRsF
お爺ちゃん大活躍ですな。アグとお爺ちゃんの絡みは良い、アグが導かれる……。
319名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 19:46:39 ID:ES+jF+jd
イイ!
なかなかどうしてイイ!(・∀・)
次回作も期待してます。
320名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 21:03:34 ID:TodAY7xX
乙。
「もっと馬鹿にならぬといかん」にワラタ。
シドにしか言えん台詞かもね。亀の甲より年の功、か。
321名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 21:10:00 ID:4B4do3Qi
乙です。
こういう雰囲気のはなしすきだなーおれ。
322名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/23 23:43:13 ID:d9Wd84Lv
乙です!
こういうアグも(゚д゚)ウマー
チョコボヘッドたん(*´Д`)ハァハァ
323名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 02:54:34 ID:xNSskUYe
流石シド爺さん・・・
てか似合うな、若者を導く姿がさ、この人は
324名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 03:20:29 ID:BVxXdhbM
乙です!ヘビーモス萌え。
325チョコボヘッド:04/10/24 03:58:12 ID:CI+hLF1M
たくさんのご感想ありがとうございました( ´ω`)
この話のラムザ×メリア版を執筆しております、出来る限り早く投下したいと思っています。
満足の行く作品にする為に頑張ります。
326名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 04:21:15 ID:o+LhUBtL
人生の先達と語り合うアグ。
こういう雰囲気のは新鮮でいいですなぁ。


て、ちょっとまて。
>この話のラムザ×メリア版

これはアグたん関係無くねぇ?と思った神経症患者は俺だけ?いや俺だけならば何も問題ナイッス。ガンガレ。
327名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 04:53:56 ID:vrKYi8M8
鈴木アグリ
328名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 05:36:27 ID:psBK0NJ4
>>326
いやいや、職人さんの構成としてはそれも話の一部として入ってるんだから。
ちゃんと読ませて頂こうじゃないか。
大体全くアグ萌え要素がないわけもあるまい。ねぇ(*´Д`)
329名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 06:02:41 ID:vetcf4U0
アグリアス&ナイト×4(うち2人は魔道士出身のなんちゃってナイトで
サブアビリティにそれぞれ白魔法と時魔法)はかなり強いぞ。というか美しいぞ。
当然ナイトは全員女性。ランダムマップやディープダンジョンでしか出来ないが。
同職オンリーパーティはリズムが同じだからテンポよく戦える。まさに内藤列(ry
330名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 08:00:27 ID:sb3waL6I
バリアスの谷で仲間になったとたん他のメンバ全員が除名され
ラムザとの二人旅することになって困惑するアグリアスさん萌え

しかもラムザが全ジョブマスターでカメレオンローブ無差別ホーリー
自分の存在価値に悩むアグリアスさん萌え

今さら疑うものか!私はお前を信じる!!
語るに及ばずアグリアスさん萌え

全剣技エクスカリバー剣聖シドが仲間になった
今度は自分の番だと怯えるアグリアスさん萌え

と思ったら身包みはがされ除名されたシド
それでもラムザの思惑が分からず困惑するアグリアスさん萌え

以前戦場で装備をことごとく破壊された相性最悪メリアドールの加入
苦虫を噛み潰す表情のアグリアスさん萌え

と思ったらやっぱり身包みはがされ除名されたメリアドール
ラムザの思惑が分からないが密かにほくそえむアグリアスさん萌え
331名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 09:12:32 ID:in14rxly
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        l/l/   \l\l\:::::::ノ))
        |::l        |:::|6)))   除名された人達のこと…
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))  時々でいいから思い出してあげてほしいものだ…プ
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        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ
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        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
332名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 09:37:03 ID:sb3waL6I
あぐぅ
333名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 10:14:48 ID:+k7lO8qQ
呻き声が「あぐぅ」

ケコーンして下さ(・∀・)イイ!!
334名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 11:23:18 ID:QG+JWFez
アグリアスが俺に向かって言い放った。
アグリアス「サムソン君!プロテスとシェルを!!」
・・何で俺がお前らのサポートに徹しなければならないのか。
自分でかけろと言いたかったが、一応みんなにプロテスとシェルをかけた。
だが俺は気づいた。キングベヒーモスはまじゅう使いを持ったユニットが隣接していなければ
ハリケーンを撃てない。シェルをかける必要があったのか、アグリアスに問いつめなければならない。
俺「アグリアスさん!シェルかけたのはいいけど、敵に人間ユニットは居ないですよ!?」
アグリアス「えぇッ!何か言ったかッ!!?」
アグリアスはエクスカリバーを両手で握り締めて必死に振り回していて聞こえないようだ・・・
でも全然敵に当たっていない。時々味方のナイトに聖剣技を誤爆している。危なすぎる。
だが見る見るうちにキングベヒーモスは血で染まっていく。凄い、倒せるかもしれない!
だがよく見るとそれは全てアグリアスの血だった。
・・返り血かよ、というかこのままではアグリアスが死んでしまう。
俺はケアルを放ち続けた。MPが切れた・・・
キングベヒーモスにチャームを仕掛けてみたが失敗した。全滅が見えてきた。
335名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 11:50:56 ID:6r1L9XKK
イヴァリースじゃ無くてヴァナディールにあるデーポダンジョンのようですね
336名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 12:05:35 ID:sWlYQL97
アグリアス&ナイト4人か。俺の場合、
ナイト連中が全員汎用で普通に戦士系で育ててきたタイプというなら
アグに白魔法、拳術2人、アイテム1人、残る1人は好みな補助アビといったとこかな。
時魔法、話術、陰陽術あたりなら仲間魔道士からのおこぼれjpで覚えられる分で十分だし。

もっともここにガッツないし算術を付けたナイトラムザが加わると
パーティの戦力と人間模様がガラリと変わる。
アグたんにしてみればラムザには「見習い戦士」でなく「ナイト」でいてほしかろう。色んな意味でw
337名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 12:22:17 ID:QG+JWFez
>>336
算術は「距離」の概念を無視してしまうから「純一騎士軍団」にはタブーだ。
移動速度が遅いナイトが敵と接触する前に戦闘が終了してしまう。
ナイトへの補助アビにはヘイスト一択。ヘイストナイト集団は恐ろしく強い。
・・・それより内/藤/列/伝を知らない人のが多いのかな。上のはただの改変だよ。
FF11オンラインやってればいずれはお目にかかるはずなんだが。

「大気満たす力震え我が腕をして伝説の突き技!ww無双稲妻突き!ww」

シャウトして撃つ勇気が欲しい。
338名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 12:45:20 ID:sWlYQL97
FF11やらねーから知らん。
339名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 16:22:49 ID:MFT6O2CO
>>336
そこであえて健気にはげます見習戦士と、
はげまされて勇気が湧いて来るホーリーナイトに萌えてみる
340名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 19:22:55 ID:Cx8cCGbD
「無双稲妻突き!」は当然マクロ登録。
5回に1回は「大気満たす力震え・・・」のマクロも入れる。
これであなたもホーリーナイト。
341名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 20:57:09 ID:tPoXNxcf
アグたんはクリルラ団長に似ているような


……ラムザがトリオン王子?
342名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 22:18:38 ID:T6KVqcyz
私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
前回一人で敵を殲滅したりして、何とかモンクもマスターだ。それとそろそろ魔法も覚えてみようと思う。という訳で白魔道士になった。
ケアルなんか覚えてもたいして回復しないし、ここはやはりホーリーだな。けど念のためレイズも覚えとく。
それでは戦闘開始! ホーリー! ホーリー! ホーリー! ホーリー! ホーリー! ホーリー!
……おっと、いつの間にかMP切れてた。まああれだけ連発すれば仕方ないか。
「アグリアスさん大変です、ムスタディオが隣接できない場所で戦闘不能に! モンクの蘇生が無理なのでレイズを!」
ごめんMP切れ。
「くっ、こうなったら……アグリアスさん、こっちへ! チャクラでMPを回復します!」
チャクラで? ラムザの現在のジョブはモンク。……OKすぐ行くチャクラかも〜ん!
「それでは僕は地烈斬で敵をまとめて倒してきますので、ラッドのチャクラで回復を」
えー!?
「僕も一応チャクラを覚えてはいるのですが、ラッドは攻撃系の拳術を覚えていないので。ではよろしくお願いします」
うう……残念。ラムザのチャクラによる発光で跳ね毛が光ってなびく姿が見たかったのに。
「……アグリアス、不機嫌そうな顔してんだよ。チャクラするぞ」
へーいへいへい。チャクラでMP回復〜、そしてムスタディオにレイズ〜、ほいミスった。
あ、ムスタディオの数字が1に。
343名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 22:31:38 ID:RnSD0DWC
ラッドもアグとの相性が最高なんだよね
344名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 22:47:08 ID:sQvdJE+I
>342で今日もあぐ分補給完了、乙です
345名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 23:26:02 ID:Ev7gnw1k
乙。
ほいミスった……って、軽いなぁ、アグたんw
346名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 23:30:38 ID:MtmXAqpV
ムスタの命が何個あっても足りないような(^^;
347名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 01:22:28 ID:i2Xrdlwq
俺の脳内では、アグリアスは性的な知識はゼロ。
どうやって子供が出来るのかさえ知らない。
性交についてはなんとなく知っているが、それは男が女を陵辱する手段であって、単に汚らわしいものだと思っている。
ところが初めての夜にラムザから子供の作り方を聞かされ、赤面卒倒。
死ぬほど恥ずかしがりながらもいろいろ覚えていく。
……そんなイメージなんだなぁ。
348名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 08:11:11 ID:M+ibO9ga
士官アカデミーに保健の講義が無いとでも?
ダーラボン講師の眠くなる授業で習ったに決まってるだろう。
他の授業で自信が無かったアグリアスは保健だけ猛勉強して期末試験で百点。
でも数学はラヴィアン、アリシアのと足して百三点。
飛び級で同期の天才少女メリアドールは百点。近衛騎士候補生の勝ち!
349名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 08:19:30 ID:oAanX4y2
>>348
ボンクラーズかよw
350名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 08:34:49 ID:VM8uYHg1
アグたんは算術士には向いてないようだな
351名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 08:46:12 ID:vGiCpBdP
アカデミーで女騎士が教わるのは
「慰み者にされる前に!イツでもドコでもお手軽にできちゃう楽々自害BEST10!!」
賊も傭兵も女を嬲れるとなれば士気が上がってしまうので、それを防ぐ意味でも必須の科目。
無論、楽かどうかは全て憶測によるものですが、数々のハウトゥー本も出てます。
352名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 10:16:30 ID:76Awf03H
自分から情報をシャットアウトしてきた知識無しの「おぼこ」アグたんの逆パターンなら
ひたすら机上の勉強だけをガリ勉してきた「耳年増」アグたん、といったとこか。

後者ならばラムザを押し倒したのはいいものの
「私にすべてまかせろ!ま、まかせ…まきゃ」(プシュ〜)
硬直して湯気ふくのがオチだな。
353名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 10:21:07 ID:U9WF0o3r
>>351
アカデミーでは「捕虜の拷問の仕方」も教えています。
実は拷問大好きなアグリアスは、敵の最後に残った者を捕虜にして・・・
ああ、恐ろしいっ!
354名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 13:49:08 ID:nEdRxZLD
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355名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 16:18:16 ID:+vQu9frw
天気がいいのにそんな部屋の隅っこで・・・
さあ 俺と遊びに行こう
356名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 19:00:40 ID:VM8uYHg1
              ,、r'''""""''''‐-、、,,
             /          "‐、
           /l:.:..::.:...   、ヽ、:.:. 、:.::.ヽ、
          /:.:..l:..i、:.ヽ、:.:..、ヽ ヽ:.:....:.、:;:.:.:.'、
        /イ/:./、:.:l、:.:ヽ、:.:ヽヽ:.:.ヽ.:.:.:.、:.:.... l
       /,゛i:./.:/ '、:l \ヽ\:.::\\ヽ:.:.:',:..:...l
       '゛ l:.l:..l_  ヽ  \--'r、:.\'、'、:.:.li:.:..l
         iリ、:l,ゝ、  '''゛ ,,、ェ-、 ゛'i-、:、ゝ:.l;l:.l
         ''、:.iイl;;.)    ゛ l;.;;;;ゝ .l:.:.l‐'i,,、:.ll:.l  >>355
           l:;l '゛     ー'゛ l:.:.l5 i、l:.:.lll、  その...なんだ。
.           lリ 、    〃   .l:.:l ィ'゛ミ、lノ;ヽ    す、好きだ。
.           l:.ヽ `        ィ:.:.l l三ミ/ ノ
           l;.;ll'、  ̄`   ,,、r' l:.:.l l=テ'.:/:./ー、
           l:.:.;ll ヽ、  ,ィ'゛,、、‐|:. l;.;.i、/.ノノ:.:./
           l:..:;l;l    ' ,;ii";.;.;.;.l:. l.;.;.;.:l、彡//:./、
.            l ;l:l    {Iiil.;.;.;.;.;l .:l.;.;.;.;;.ヽ、///:..ヽ
            l ;l;l    llli;.;.;;.;.;l:. l;.;;.;.;.;.;.;.;.ヽ,r' /、
            l .:.;;l,,、-、r'人;.;.;.;..l:.:.l,、r''"゛゛  ゛"'-、
           ノ;.;..;.l  ノ.;./ii;.;;;.;.ノ:.:. l.         ヽ
           /:.;.:.从‐ノソ、,,ll、..;./:..:. .l          ヽ
           /r;:.://ノi// ヾ、;.l:.:.  l彡         i
          //l:.// '゛   l'、ノ:.::. l //.        l
         /l /:./  /、   ヽノ;:.:. l、  、'ミ    ji '!.l、
357名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 19:12:53 ID:Cn4PBgeI
「ラムザ君、もっといかが?」
「キャー!ラムザってば案外イケる口なのね」
「こちらも口に合うと思うぞ、ラムザ」
「う……いえ、これ以上は…」

普段喧嘩の多い女性ユニットが、一丸となってラムザをヨレヨレに。その目的は…、

「……ところで、ラムザはどんな女性がお好きなのかしら?」
で、ある。発案者はレーゼなので、ベイオウーフは少し御機嫌ななめ。
「うーん……そうですね……」
(厳しいお姉さんが良いと言え!)
(一度敵として剣を交えたからこそ分かることが…)
(恋愛は時間よ!気心の知れた旧友がいいに決まってるわ)
(年下年下年下………)
(人妻なんて言われたらどうしようかしら…)

「やっぱり………」



翌日、ラファやレーゼなど一部を残してほとんどの女性ユニットが脱退。
朝からラムザが叫んでいた。
「何故だあぁぁーーーーーーー!!!」

ムスタ(…オメーのせいだよ、シスコン)
358名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 19:15:52 ID:Cn4PBgeI
って、よく考えたら誤爆だーーー! ス マ ソ
359名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 19:24:21 ID:76Awf03H
アグたん、自分から「厳しい」呼ばわりしますか…

せめて「凛々しい」とか「生真面目な」とか「男勝り」とか「不器用」とか「頑固者」とか、
でもどれもさして変わんねーか。
360名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 19:36:46 ID:6MvUA+KP
>>303
地下書庫でのウィ―グラフのセリフ、「私はいっこうに構わん!」で思わず
吹き出してしまった思い出が…
そして↓ここの994を思い出した。微妙にセリフが違ってますが
http://bakilog.hp.infoseek.co.jp/log/221-240/1095499345.htm
361名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 19:50:31 ID:0a1YqW+Y
お前は神殿騎士団を嘗めたッ!
362名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 20:59:22 ID:xZsEw8QR
  ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;   源氏装備を盗む事が出来る・・・
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>  そんなふうに考えていた時期が
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f.   俺にもありました
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!
363名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 21:03:06 ID:9+UQCIAI
シドに金玉潰されそうです
364ジョブ制覇で行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/25 23:11:55 ID:kA5+0MQw
私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
何だかんだで白魔道士をマスター。今度は黒魔道士の番だ。ムフフ、火力満天で楽しそうなジョブだ。
だが最初に覚えたのはトード。敵をハメるのに必要な魔法だから仕方ないか。本当はデスかフレアがよかったんだけどな。
ではいくぞ、トード! わっはっは、敵が蛙になったぞ。こりゃ楽しい、トード! トード! トード!
「アグリアス! 間違えて俺にトードかけたりすんなよ!?」
ムスタディオが何か叫んでる。普段ロクな目にあってないからって被害妄想しすぎだ。ムカツクからトードしちゃえ。トード!
「ぎゃー……ゲコゲコ」
ふっ、貴様は言ったな? 間違えて俺にトードするな……と。つまり間違えず、わざとトードするならOKって事だ!
ざまぁみ……うお!? 急に洪水がー!? あ、なんだラムザが召喚したリヴァイアサンか。
いやあ、凄い洪水だったなあムスタディオ。……ムスタディオ?
「ゲロゲロ」「ゲロロンパ」「ケロロ〜」「ゲコゲコ」「ケロケロ」「ゲッコゲコ」
……おーいラムザ、どれがムスタディオだっけ? え、分からない? うーむ、どれを元に戻せばいいのやら?
蛙にした中にはやっかいな敵も混じってるから適当に元に戻す訳にも……。う〜ん……。
仕方ない、全部ぶちのめした後で元に戻そう。
こら逃げるな、戦闘不能にした後ちゃんと元に戻して蘇生してやるから。ラムザー、今度はオーディンでも召喚してくれ。
「ゲロー!」「ゲロロンパ!」「ケロロロロロロロ!!」「ゲコゲコー!」「ケロケーロ!!」「ゲッコー!!」
おお、蛙が小さすぎて斬鉄剣を当てにくいから、馬が全部華麗に踏み潰していったぞ。愉快愉快w
365名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 23:25:16 ID:i2Xrdlwq
次の日からムスタは百八の数珠を肌身はなさず装備するようになりましたとさw
366名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 23:51:50 ID:z4Usb65h
乙。
ムスタ、哀れ゚。・∵(つд`)∵・。゚
367名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 00:47:19 ID:Rc700TzQ
orz ←出番を期待してたマラーク
368名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 00:49:32 ID:0Pyg9mWA
マラークは既にジャドー本部に再就職して、カエル爆弾を量産中
369新人入隊 ◆QjqnRqGxSY :04/10/26 01:22:33 ID:Ni9Ts8sM

 こんにちは皆さん。長かった冬が去り、今年もイヴァリースに春がやって来ました。
陽気に照らされると、無理矢理にでも元気にさせられてしまうのが春の魅力です。今日、
白羊の月の十日も、わたしにとってそんな春の訪れのような日でした。
 あ、申し遅れました。わたし、ドーターの戦士斡旋所に所属している白魔道士です。
いえ、名前なんて、そんな。しがない子娘に過ぎないんです。生まれつきのドジな性格
が災いして、もうジョブレベル5にもなるのに、まだ斡旋してもらえていないんです。
姉達は皆傭兵として活躍しているのに…この間はついに妹にまで抜かされてしまう始末。
 あ、つい愚痴っぽくなっちゃいましたね。でも、そんなわたしにも春が来たんです。
そうです、わたし今日ついに斡旋されたんです。マスターに名前を呼ばれた時には聞き
間違いかと思いました。でも、三十回ほどわたしの名前が呼ばれるのを聞いて、期待は
確信に変わりました。
 ついにわたしを必要としてくれる人が現れたんです! 踊りだしたいような気分をお
さえて、ローブの裾を踏んづけながら表に急ぎました。妙に怒っているマスターに別れ
を告げ、揚々とドアに手をかけて、あぁわたしの王子様はどこ?

 表には薄い毛並みのチョコボを一匹連れている、これまた髪の薄い青年がいました。
白馬でも王子様でもありませんでしたが、この際構いません。挨拶をしようとすると、
「あーっと、自己紹介は後にしてくれるかな。ちょっと急ぐんだ」
と、遮られてしまいました。なんでも街から少し離れた所に野営をしていて、早い内に
戻りたいということでした。
「悪いけど、コイツしか連れてこなかったんだ。ひとつ相乗りで我慢してくれよな」
 宿にも泊まらないし、チョコボは一匹だけ。まさかこの人たち貧乏なのかしら、なん
て邪念が頭を過りましたが、今のわたしは喜びでいっぱいなのであまり気にしません。
急ぐと言っていた割にはゆっくり走るのも、腰に回された手がなんだかいやらしいのも
きっと気のせいです。
370新人入隊 ◆QjqnRqGxSY :04/10/26 01:24:15 ID:Ni9Ts8sM

 森の中を駆けるチョコボの、心地よい揺れ具合の中でわたしがうとうとしかけた頃、
ちらほらといくつものテントの影が見えだしました。薄い人がチョコボを飛び下ります。
「よっ…と、ここが俺達の陣営さ。あ、俺はムスタディオって言うんだ、よろしく」
 差し出された手を握ろうとしてチョコボから、ぼて。起き上がるといつのまにかムス
タディオさんの手には一枚の羊皮紙とペン。
「これから隊の皆に会ってもらうけど、その前にいくつか質問させてもらいたいんだ」
 質問?
「いやいや、簡単な職務質問だからさ。気楽に答えてよ」
 あ、はい。
「えーと、じゃまず名前聞いてなかったな」
 えっと、エレーヌです。
「エレーヌちゃん…と。いい名前だなあ。修得してるジョブは?」
 そんな具合にいくつか簡単な質問、それにまじって雑談。明るいムスタディオさんの
人柄に大分わたしが馴染んだ頃、質問の内容は星座、趣味、恋人と変な方向に傾きだし
ました。
「じゃあ次、えぇ…スリーサイズは?」
「はい、上から……え?」
 なんでスリーサイズが必要なんでしょう。
「いやさぁ! ウチは流れ者だから。ある程度装備を使い回してやりくりしてるんだよ。
でもこれが結構大変でさあ、エレーヌちゃんみたいなゆったりローブだと誰でも着れる
んだけど、鎧だのとなってくると身体のサイズが関わってくるんだよねえ! まあ俺達
男連中なんかはその点楽だよね、…ははは! ははは!」
 そういうものなのかしら、いやに必死のような気がするけど、急に饒舌だし。いえ、
きっとわたしが未熟なんでしょう。なんといっても初めての入隊なんですから。
371新人入隊 ◆QjqnRqGxSY :04/10/26 01:25:33 ID:Ni9Ts8sM
「えぇと、………・……・……、…です」
「へえぇ!? そんな着ヤセするタイプなんだ! じゃ…」
「ちょっとムスタディオ、なにしてんのよ」
 勝ち気な声に振り向くと、気の強そうな女の人が腰に手を当てていました。
「ラ、ラヴィアン…いや俺は」
「なにその紙、みせなさいよ。………質問リスト?」
 ラヴィアンさんは有無をいわさず羊皮紙を取り上げてしまうと、見る見るうちに顔を
真っ赤にして、
「ばっ、あ、あんた何考えてんのよ!『処女ですか』ってねえ!」
「あのぅ…わたし処女じゃ…」
「こ、答えなくていいのよっ! ホラ、あんたはさっさとボコ連れていきなさい!」
「そんなぁ……。エレーヌちゃん、続きまたあとでねーっ!」
 手を振りながら、瞬く間に退散してしまうムスタディオさん。質問はあれでよかった
のでしょうか。まだまだ分からないことだらけです。

 ムスタディオさんを見送ると、ラヴィアンさんはわたしに向き直りました。
「……まったく見境のない…。あ、エレーヌさんって言ったっけ」
「は、はい、お世話になります」
「うん、よろしくね。まだ来たばかりよね? 私が案内してあげたいところだけど…、
あ、アリシア! ちょっとアリシア、こっち! ちょうどよかったわ。こちらエレーヌ
さんね。今日ムスタディオが連れて来た、新人の。…ねえ、悪いんだけど私まだちょっ
と仕事があるのよ。またいつもの隊長の…、それでこの人の案内引き受けてくれない?
確かあんた暇だったわよね」
「いいわよ、べつに。今日はあなたの番だったのね、急いだ方がいいわよ。…あ、エレ
ーヌさん? 私アリシアです、よろしく」
「あ、あの、よろしく」
「あはっ、緊張してるんですね。あなたいくつ?」
「えぇ…、18です」
「私と二つ違いね。大丈夫ですよ、あなたより若い人もいるし。じゃ、行きましょうか」
 アリシアさんは世慣れした感じのする方で、にっこり笑ってわたしの手を引きます。
ほっとしました。どうやらとってもいい人たちみたいです。他にはどんな人がいるの
か、すこし期待に胸が弾んできました。
372新人入隊 ◆QjqnRqGxSY :04/10/26 01:29:43 ID:Ni9Ts8sM

 ムムそれからどれぐらいの時間が経ったでしょうか。鳥の羽ばたきにふと空を見上げ
ると、頭の上にあったお陽さまはもう半分山の陰に沈みかけ、額からはうっすら汗が浮
き出てました。隣を歩くアリシアさんも息をつき、ふたり木陰に寄り掛かりました。 
「……もう、大体まわったかしら? あぁ! 今日はほんとに暑いわね。ハイ、お水」
 渡された水筒の水が、乾いた喉に気持ちいいです。息を整えながら、わたしは指折り
先ほど顔を合わせた人たちのことを思い返しました。
 雷神シドに名前も顔もそっくりのオルランドゥさん。仲の良い兄妹のラファさんとマ
ラークさん。信心深そうな騎士のメリアドールさん、この時は直前にみたマラークさん
の髪型が強烈に目に焼き付いていたので、思わずメリアドールさんのフードの中に同じ
髪型を想像してしまい、必死で笑いをこらえていました。それに、クールですごい二枚
目のクラウドさん。わたしとお揃いのリボンをしてらしたので、なんだかお友達になれ
そうです。他にも………、あ。
 そういえば。思い出しました、わたしまだ、肝心の隊長さんにお会いしていませんで
した。これはさっそくアリシアさんに御案内して頂かないと。もう一口水をふくみ、水
筒を返そうとアリシアさんを見ると、その背中越しにこちらに歩いてくる人影が目に映
りました。
373新人入隊 ◆QjqnRqGxSY :04/10/26 01:31:30 ID:Ni9Ts8sM

「…あ、アグリアス隊長」
「ここにいたのかアリシア、ラッドが捜していたようだぞ」
 隊長、というアリシアさんの言葉にわたしは目を丸くしました。目の前にいるのは、
長身で確かにとても威厳のある方なんですが、
「え、ラッドが? あ、あの、何の用だったんでしょうか」
「直接聞くといい、ついさっきのことだ。今は向こうで見張りをしているだろう」
そういいながら、顔にかかった髪をかきあげるアグリアスさんは、女性でした。それも
とびきり綺麗な。まさか女性が隊長とは思いませんでした。
「ところでアリシア…そちらは?」
「あ…、言い忘れてました。今日から入隊した…」
 いつのまにか向けられている二人分の視線。第一印象が肝心です。わたしは身体を緊
張させました。
「エレーヌと申します! よろしくお世話になります、隊長!」
 頭の中で自分の声が反響しました。自分でも、珍しくハッキリと喋ることができたと
思ったのですが、お二方の反応は、それはキョトンとしたものでした。
 

「…………ぷっ、ふふ…」
「…こら、アリシア。お前のせいだろうが」
 しばらくして吹き出すアリシアさんと、それをいさめるアグリアス隊長。何だか事情
が飲み込めません。やがて隊長が仕切り直すように咳払いをしました。
374新人入隊 ◆QjqnRqGxSY :04/10/26 01:33:04 ID:Ni9Ts8sM
「あー、エレーヌとやら。申し訳ないが私は隊長ではない」
「は……え…?」
「アグリアス様は、この隊に来る前から元々私の隊長なの。そういうわけで、今も習慣
で隊長って呼んじゃうのよ」
「だから前からやめろといっているだろう…、ややこしい」
「でもここまで豪快に間違えた人は初めてですよ。あー、おかしい。」
「…アグリアスさんは…隊長ではない、んですか……?」
 わたしはまだ事態を把握できていません。
「そう、あぁそうだ、ちょうどいい。ラムザの所へ行く途中だったんだ。エレーヌ殿も
一緒に来てくれ。アリシア、皆には会わせたのだろう?」
「ええ。じゃあ、わたしはラッドの所へ行きます。それじゃエレーヌさん、またねっ」
 軽快に手を振りつつ、軽い足取りで行ってしまうアリシアさん。わたしがぼんやりと
アリシアさんの後ろ姿を見ていると、気付けばアグリアスさんの姿はなく、さっさと先
を歩いておられました。三人目の案内人の方は、ちょっと怖そうです。


 サクサクと草を踏み分ける音がいやに大きく聞こえます。それは当然のことで、だっ
てアグリアスさん、一言も喋らないんです。さっきからわたしの身体は緊張で震えてい
ます。おまけに歩調がゆっくりなので、アグリアスさんのやや後方を歩きつづけるため
にすごく神経を使います。そんなことでわたしの震えがピークに達した時でした。
「そんなに堅くなることはない」
アグリアスさんから、先程と同じように凛とした声が聞こえました。
「新たな隊に入る、というのは不安なものだ。気心のしれない連中、隊長に恵まれない
こともしばしばある。世の中話の分かる人間ばかりではないしな。かくいう私も、嫌な
上官を殴り倒したことがあるぐらいだ。だが、大丈夫だ。ラムザはとても優しい長だ。
多少抜けているところもあるがな、誰にも慕われている。隊の皆も、私のような堅物で
はなく気のいい連中ばかりだ。貴公の心配も杞憂だとすぐにわかるだろう。そんなに肩
をはって歩かなくても大丈夫だ」
 アグリアスさんは相変わらず前をむいたままです。それ以上は喋らず、また沈黙が続
きます。けれどわたしの震えはいつしか治まっていました。不思議ですが、ひどく無愛
想なこの人に、わたしは今日一番の安堵を抱きました。
375新人入隊 ◆QjqnRqGxSY :04/10/26 01:36:22 ID:Ni9Ts8sM
「エレーヌ殿、しばし待っていてくれ」
 テントの一つの前、アグリアスさんは足を止め、わたしを外に待たせると、咳払いを
数回。
「ラ、ラムザ? ちょっといいか、新人を連れてきたんだが……」
「あぁ、アグリアスさん。どうもお疲れ様です。ちょうど今、装備の……」
 中でちょっとした話が始まったようでしたが、わたしはその内容よりも声に釘付けで
した。聞こえてくるのはとても柔らかい男性の声と、こちらもかなり柔らかい、裏返り
気味の女性の声。それはさっき耳にした声とはまるっきり別人で、
(え、これアグリアスさん? ……じゃないわよね。あれー…?)
 わたしが頭をひねっていると、やがてアグリアスさんが再び顔を出し、
「エレーヌ殿、入ってくれ」
やっぱり違う声です。テントの中に女性の影を探してみましたが、あるのは一人だけ。
やっとお会いする隊長さんのお姿だけでした。


「初めまして、ラムザといいます。よろしく」
 とても丁寧に頭をさげてくださる隊長さんは、確かにアグリアスさんのいった通りの
方でした。いえ、想像以上でした。あまりにも穏やかすぎて、隊を仕切る方にはとても
見えません。さっきは意外だったアグリアスさんが隊長、という方が今はよっぽどしっ
くり来ます。そんなことを考えていたせいか、差し出された手に一歩踏み出した途端、
裾を思いきり踏んづけてしまいました。
 何ということでしょう。よりによって今日、わたしの人生でも滅多ない大事な局面で
痛恨の失態です。普段この時の分も転んでおくべきでした。もうお終いです。お二人の
頭には私は阿呆としてインプットされることでしょう。そしてまた「七転八倒」なんて
アダ名で呼ばれるんです。さよなら、短い間の初めてのお仲間さん達。さよなら、わた
しのつかの間の春……。
 と思ったら、わたしはがっしりとしたラムザさんの腕に受け止められていました。顔
を上げるとラムザさんの顔が目と鼻の先に。
376新人入隊 ◆QjqnRqGxSY :04/10/26 01:38:58 ID:Ni9Ts8sM
 ああ、おわかりいただけますでしょうか。その時のわたしの胸の高なりが。近くで見
るラムザさんの顔はそれは驚くほど凛々しくて、なんかもう後光が射してました。もう
目の前は桃色ですよ。夢心地にわたし、気付いたら目をとじりとしてしまいました。そ
してぐっとわたしの襟が引き寄せられます。ラムザさんてばみかけによらず大胆です。
 けれど、襟を掴む力は更に増し、そのまま起き上がらされてしまいました。あれ、と
目蓋を持ち上げると、アグリアスさんの顔が目の前にありました。顔が般若でした。

「エレーヌ殿………」
「は、はい……」
「新人には炊事を担当してもらうことになっている……」
「はい……」
「炊事場は、ここを出て右だ……」
「は…ひ……」
「かけ足ィッッ!!」
「はいぃっ!」
 空回りする足をもつれさせながら逃げました。あ、いえ急ぎました。出口でまた強烈
に転び、もたもたしていると、後ろから「ラムザ、私も白魔道士に…」という声。ああ、
それにしてもアグリアスさんはやっぱり怖い人でした。危うく騙されるところでした。
 ところで、左にいくら走っても炊事場が見つかりません。どうしましょう。


 その後もいろいろあり、入隊初日からとても波瀾に満ちた一日でした。どうやらわた
しはとんでもない人に睨まれてしまったらしいことが、周囲の雰囲気でわかりました。
 これからうまくやっていけるでしょうか。姉さん、わたしかなり不安です。

377名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 01:49:00 ID:uVPvdWgr
リアルタイムきたー!
乙です。

スレ違いかもしれない発言だけど、エレーヌ可愛いなぁ。
378名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 02:17:24 ID:aIFQl9Ef

こういうマッタリ感あるSSはいいなぁ(´∀`)
379ふみんしょ ◆QjqnRqGxSY :04/10/26 02:20:16 ID:Ni9Ts8sM
スイマセン、わかってはいるんです。スレ違いかも、と。
でもあくまで主役はアグたんのつもりなので、ぎりぎりアウトじゃないかなー。
と思いつつ投稿して、後で泣いてます。イマハハンセイシテイル。

訂正>>372 「ムム」とか書いてありますが「ーー」です。何故か化けました。
感想どうもです。
380名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 02:23:08 ID:zW3cQK0o
乙です。
なんかその後が気になるなぁ。
381名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 02:31:33 ID:ANpf5ng9
>>379
超乙です。
むしろ続きを期待しますよ。すンごく。
一般隊員から見たアグリアス像、という話は過去には昼寝士さんだってやっていますし
スレ違い云々を気にすることもないでしょう。

何よりエレーヌのキャラがおもろい。
これ以後もド天然ぶりでアグたんを揺さぶってもらうと面白そうですよ。
382名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 04:46:43 ID:2DvaWb3/
作中でも触れられているけど、実在の人物なんですなエレーヌさん。
383名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 05:06:14 ID:a9/aptPl
俺の隊にいたなー>エレーヌ
最終的には話術士になってたが。
384名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 07:31:55 ID:UG01lFzO
エレーヌ「私は5人姉妹の四女です」 とある。
長女シンシア、次女アマンダ、三女ヴェロニカ。・・・五女は?
385名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 10:10:16 ID:1d5sZv7D
ジョアン「私には、四人の姉がいます」
386ジョブ制覇で行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/26 18:12:19 ID:RH+zLlhi
私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
トードでハメたおかげで黒魔道士もマスター! お次は時魔道士の出番!
時魔道士の魅力といえばヘイスト? それともスロウ? ドンムブ? いえいえ、やはりメテオでしょう。
ショートチャージとテレポも覚えた事だし、これでどこか高くて安全なところからメテオでもやれば無敵無敵ぃ♪
と、ゆー訳で。大きな本棚の上にテレポしてメテオの詠唱開始〜!
おお、敵味方ともに私がやろうとしている事に気づいて慌てふためいておるわ。フフフ、アグリアス様大活躍の予感。
「アグリアスさーん! こんな所でメテオなんか唱えたら大変な事に!」
大変な事?
「馬鹿野郎ー! ここは地下なんだぞ!? メテオなんか降らせたら天井が……」
あ、しまった。ごめんごめん。
「ふう、分かってくれたか」
本当にごめんね。もう手遅れだわ。
……その日、一つの教会がこの世から消えた。
地面に埋まった我々だが、何かウィーグラフって奴がルカヴィになって地面吹き飛ばしてくれたから助かりました。
ウィーグ……いや、魔人ベリアスさん。どうもありがとうございました。
387名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 18:13:21 ID:NR0CItIO
やっぱ五人揃えた人っているのかな?
にしても全員揃ってから斡旋所のキャラ使うなんてことは普通ありえないよね。
斡旋所は一番最初ぐらいにしか使わないなぁ。
388名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 18:18:22 ID:zW3cQK0o
>>387
乙。
もうちょっと考えようよ、アグたんw
389名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 18:19:47 ID:zW3cQK0o
間違えた、>>387じゃなくて>>386ね。連投スマソ
390名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 20:23:16 ID:ANpf5ng9
無闇やたら大技を好むアグたんには
もう一度見習い戦士に戻って初心を再確認しろと言いたい。
そしてあの見習いミニスカ服で見事なヒップラインと太ももをアッピ〜ルしてよ!とお願いしたい。
391名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 20:27:35 ID:UCzFhr0V
乙ー
諦める時の女言葉ワロタ&萌えた
そりゃあ、これじゃあウィ―グラフもしんでもしにきれねぇよw
392持たざる騎士:04/10/26 21:11:49 ID:548oVH32
騎士アグリアス
  「お願いします、閣下。何卒、私に近衛騎士団から百の兵をお授けください」
元老院議員
  「………」
騎士アグリアス
  「何卒、お願い申し上げます。王女護衛の任を果たすに充分な数の兵を私にッ!」
元老院議員
  「二人の騎士を与えると申しておる。それがわからぬわけではあるまい。
   この任務は貴公が考えるほど単純なものではない。政治的な判断は我らに任せておくことだ」
騎士アグリアス
  「し、しかし!」
元老院議員
  「身分をわきまえぬか、アグリアス殿!
   貴公は、“聖”の称号すら持たぬただの騎士にすぎぬことを忘れておいでか?」
騎士アグリアス
  「くッ…………」
393利用する騎士される騎士:04/10/26 21:59:58 ID:548oVH32
王女オヴェリア
  「…超過勤務手当としては時給50ギル出しましょう。それでどうですか?」
騎士アグリアス
  「ダメです。話になりません。200です。時給200です」
王女オヴェリア
  「あなたたちの勤務態勢を元老院に報告するのは簡単な事なんですよ」
騎士アグリアス
  「私たちを脅す気ですか? …100ギルでどうでしょう?」
王女オヴェリア
  「70です。それ以上は出せません」
騎士アグリアス
  「……わかりました。それで手を打ちましょう」
王女オヴェリア
  「よろしい。ヤツらはすぐにやってきます。一匹残らず狩るんです。いいですね。
   ……ふむ。噂をすればなんとやら…。
   ゴブリンの森に迷い込むとはマヌケなチョコボの群ですが、
   若チョコボの腿肉こそ、うりぼうの肋肉にまさるイヴァリースの珍味。
   さあ、ヤツらがターゲットです。 しっかり狩ってください!」
騎士アグリアス
  「……あ、あれは赤チョコボ!? おのれッ! 70では少なすぎだぞ!
   ラヴィアン、アリシア! 私についてこいッ!!
   いいか、初めから全力で戦うぞッ! 生きて修道院に帰るんだッ!!」
394名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 22:24:43 ID:h4G7n942
ダイスダーグ卿
  「いずれにせよ、オヴェリアがまだアグリアスの下にいる間は大丈夫。奪うチャンスはいくらでもある…。」
アグ姐を舐めきっている蝶・ヒゲ兄の処遇は後でするとして
ラムザを筆頭に基本的にいい人だらけのラムザのパーティで姦計に強い奴はいない気がするな
ラムザは言うまでも無くメリアも前科あるしオルランドゥも正攻法タイプっぽいし
ムスタディオがかろうじて騙され難いタイプかな
アグ姐は政治的な事でも戦場の駆け引きでも私生活でも騙されるいじられクイーン
アリシア「アグリアス様〜♪しってますか〜?ダイスダーグ卿はおひげにリボンを結んでるらしいですよ〜。」
アグリアス「なんと!むう、下劣な手口に似合わずなんとファンシーな・・・。」  
ラムザ「お二人とも何を話しているんですか?」
アリシア「(まずっ!)あ、あはは。あたし用事を頼まれてたんでした〜。それじゃあ失礼しますね〜。」
アグリアス「?まあいいか。ちょうど良かったラムザ。貴公はリボンを着けないのか?」
ラムザ「は?」
そんなアグ姐に萌え
395偽らざる騎士:04/10/26 22:25:10 ID:548oVH32
騎士メリアドール
  「…こんなところにいたの。皆が捜していたわよ」
騎士メリアドール
  「なあに、元気がないわね。あら、こんな口の利き方は失礼なのかしら。
   聖騎士殿におわしましては御機嫌も麗しく存じ……」
騎士アグリアス
  「やめろッ!! ……お願いだ、やめてくれ」
騎士メリアドール
  「…悪かったわ。ごめんなさい」
騎士アグリアス
  「…私はどうすればいいのだ? 私は聖騎士ではない。今まで皆を騙していた…。
   そうだ…、オヴェリア様にもパーティの仲間にも、誰にも会わせる顔が無い……。
騎士メリアドール
  「そうね、確かにあなたは聖騎士じゃない。ホーリーナイトではあっても聖騎士ではない。
   私も名称が名称だからすっかり誤魔化されてしまったわ…」
騎士アグリアス
  「…私が生きてきたこれまでの時間はいったい何だったのだ?
   立派な騎士になろうと幼少の頃から懸命に修練を積んできた……。
   ふふふ…、おかしなものだ。ずっと最高位の称号“天騎士”を戴く事に憧れていたのに、
   武功を立てる望みの無い修道院でひっそりと王女を護衛していかなければならないなんて…、
   どうして、私だけが出世街道から外されなければならないんだろうと、考えていた…。
   でも、お護りして側に侍るうちに、オヴェリア様の孤独を少しでも癒す事が出来るなら
   それでもいいと思うようになっていた。それでも、立身の望みを諦める事は出来なかった。
   だから、聖騎士と名乗ったのだ。なぜ私はあんな嘘をついてしまったのだ…?」
騎士メリアドール
  「あなたの気持ちは分かるわ…。(中略) だから…、そんな風に泣かないで」
騎士アグリアス
  「信じていいのか……?」
騎士メリアドール
  「私はあなたを軽蔑したりはしない。死んだ弟…、イズルードに誓うわ…。
   だから、もう、泣かないで…」
396剣にすべてを:04/10/26 22:59:15 ID:548oVH32
剣士ラムザ
  「さあ、もういいんです…。この先は僕の妹を取り戻すためだけの戦いです。
   オーボンヌ修道院に行く前に、皆をここで解雇します……」
騎士アグリアス
  「何を言っている? クビにしてもらっては困るのだよ」
剣士ラムザ
  「…これ以上の戦いが、あなたたちにどんな意味があると?」
騎士アグリアス
  「私たちは皆、貴公と一緒に征く」
剣士ラムザ
  「はっはっはっ…ふざけたことを…。死んでも断ります!」
騎士アグリアス
  「いや、貴公は私たちに逆らう事はできないのだ。
   例えば、私はヴォルマルフを倒す。倒して王家を護る。そしてオヴェリア様の国造りをお援けするのだ。
   もちろん、私は生還するつもりだ。私は神風特攻隊じゃないからな…」
剣士ラムザ
  「本気で言っているのですか? 生還できるかどうかなど……?」
騎士アグリアス
  「私の正しさを貴公なら認識できるはずだ。私のやろうとしている事は圧倒的に正しい。
   騎士として女王をお護りし、死中に活を見出す。私がずっとなりたかった“騎士”は、そういうものだ」
剣士ラムザ
  「そのために、あなたは剣にすべてを捧げる…?」
騎士アグリアス
  「いけないのか? 
   ……どうした? まだ迷っているのか? 貴公が皆の命を案じていることは分かっている。
   戻れないかもしれない戦いに行かせたくないのだろう? だが、皆覚悟は出来ている。
   ……さあ、出発しよう。どうした、行かないのか? 行くんだ…。行かないのなら、私から行くぞ…!」
397名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 23:15:03 ID:ZoLXq/1N
                 |
                 |  
           ...-‐――--..!、    
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))
        |::l         |:::|6)))
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))
        |::!  /    _ l:::l  l   >>395 一瞬百合的な展開を想像してしまったよ・・・ウツダ
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
398見習い審問官:04/10/26 23:22:34 ID:nDc7fuD/
初SS投下します
399アグリアスの観察日記:04/10/26 23:24:55 ID:nDc7fuD/
 最近は戦いも激しくなってきた、何が起こるかわからないこの世の中だ。
今日からは日記を書くことにしよう。しかし、日記を書くのは初めてだな。
おぉ、アリシア、ラヴィアン、いい所に来た。

「日記・・・ですか?」
「隊長の書きたいことを書けばいいんじゃないんですか?」
それがわからないというのだ。お前たちは何を書いているのだ?

「そりゃあ、ねえ。」
「何ってナニですよ。」
 ナニ?ナニとは何だ?

「ま、まぁ、ラムザ隊長の事を書けばいいんじゃないですか?」
「好きな人の事を考えて日記を想って日記を書く。いいですねぇ〜。」
 バ、バカモンッそんなのではないっ!しかし書くこともないし、そうするか。


 天蝎の月3日 曇り 
今日から、ラムザについての日記を書くことにした。
戦闘の最中、ラムザは何度も励ましてくれて嬉しかった。しかし

「アグリアスさんは足遅くなんてないですよ!」
「MOVE3?素敵です!!」
と言われたのは少し傷ついた・・・
その後は聖剣技の切れも悪くなった気がする・・・
 そういえば出撃の際、ムスタディオが身ぐるみを剥がされていたな。ハハハッ、憐れな
400名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/26 23:57:31 ID:QRVyGfGD
なにやら久々にSSが豊富ですね。
401名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 00:22:55 ID:8r17CAcR
改変ネタが乱舞している…。
何か総合萌えスレみたいな流れだな。
402見習い審問官:04/10/27 00:34:27 ID:zuj4XEvR
×好きな人の事を考えて日記を想って日記を書く。

○好きな人の事を想って日記を書く。


何やってんだ orz
403あのシーンの場合:04/10/27 00:46:11 ID:UBml5WyD
騎士アグリアス
「確かに私は元老院から派遣された! しかしオヴェリア様を利用する陰謀になど荷担していない!
 信じてくれッ!!」
剣士ラムザ
「今さら疑うものですか! 僕は貴女を信じますッ!!」
404名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 01:42:05 ID:8r17CAcR
そういや、ラム、アグ、シドは最後まで元老院の陰謀を知らずに終わったね。
405チョコボヘッド:04/10/27 05:28:04 ID:5ut0wA11
ラムザ×メリア版が完成しました。
ちょっと終わりが突拍子なのが難点ですが・・・。
>>326さんが言うとおりアグリアスがちょっとしか出てきませんけど
アグリアスについて触れているので投下しても良いかな?とは思っています。

いつも通りに皆様の意見と反応を聞きたいと思います〜。
とりあえず就寝します、おやすみなさい( ´ω`)ノシ
406名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 06:16:18 ID:9zF/859u
意見と反応て必要か? パート4のデジャブ・・・
スレ違いと思うなら総合萌えスレにでも書き込めばよく、
スレ違いと言われてもよいと思うなら有無を言わさずさっさとここに書き込めばよい。
聞くなど野暮なものよ。やってから考えろ。考えるな、感じるんだ!
書き込むことで既に満足感は100%達せられているのが職人の本懐よ。

ああ、もちろんラムザ×メリアドールはスレ違いだよ。
407名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 06:56:47 ID:LdkBaf6p
>>328 よろしく、確かに前回の続きでアグに萌えられるならよいかとおもいますが。
>>369- みたいな触れ方でも萌えられますので。
というわけでチョコボヘッドさんドゾー( ・∀・)つ
408名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 11:25:00 ID:s04pGrXZ
オレはどんなスレでも「投下してもいいですか?」と聞いたことがねえ。
なぜなら!
「投下したい」と思ったなら!
その時には既に投下し終わってしまっているからだ!
だから「投下してもいいですか?」と聞いたことがねえ。
投下は自己責任で。ウケても叩かれても泣かない。
409名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 11:39:00 ID:8r17CAcR
ラムザとメリアが結ばれる話でも、アグが仲を取り持つとか、
二人に嫉妬するとか、アグに視点が向けられてるなら構わないと思うけど、
アグがちょっと出てくるだけ、ってのはさすがにスレ違いじゃないか。
410名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 11:43:23 ID:s04pGrXZ
>アグがちょっと出てくるだけ

後ろの木の役とか?w
411名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 11:58:58 ID:S/vAXK06
SSの内容に関しては俺は全然気にしないほう。
むしろ楽しみにしてる口。

ただ>406>408と同じく
いちいち人の顔色窺わねーでズバッと行動しろよと。
あと今どき「( ´ω(ry」この顔文字ウザく感じる。

泣くも笑うもすべては行動してからだと思うぞ、何事も。
412チョコボヘッド:04/10/27 14:11:44 ID:drtU39Uy
色々と辛口なご意見ありがとうございます。
今度からはもう少し潔く行くことにします、ということで投下です。
413異端者の恋の始まり:04/10/27 14:15:30 ID:drtU39Uy
貿易都市ウォージリスの外れに異端者と呼ばれる者達のキャンプが張られている。
無論、異端者なので誰も経路にしそうにないところにひっそりと。
その異端者一行の隊長ことラムザ=ベオルブは遠くに見える貿易都市を確認し隊員達に告げた。

「見張り部隊を6人程編成する、先日に休憩を済ませた者が見張り部隊として選ばれます。
 その他の方はウォージリスで世間の動向を調査してきていただきたい。
 ある程度の調査が終わりましたら、日が変わるまでの間ですが久方ぶりの貿易都市を楽しんできてください」

久しぶりの酒に心踊る者、ご馳走に歓喜する者、武具の買い替えに熱心な者、いつもと変わらず冷静な者、そして何故か上の空の者も居る。

「ウォージリス情報収集部隊はオルランドゥ伯、ベイオウーフさん、レーゼさん、アグリアスさん、ラヴィアン、アリシア、ムスタディオ、ラッド。
 以上八人です、非常事態に関してはいつも通りにチョコボで救援を求めに来てください」

各々の者達は確認の返事を発したが、一人だけ上の空の聖騎士が居た。
ラヴィアンに脇腹を突付かれて我に帰る。

「はっ!? すっ・・・すまない、ラムザ」
「アグリアスさん、大丈夫ですか? 最近調子が悪いみたいですが・・・」
「あ・・・ああ、ラムザは心配するな。 少し疲れているだけだ」
「テントで休んだ方がよろしいのでは? 7人でも情報収集は出来ます」
「大丈夫だ、ラムザ。 私を信用してくれ」
「貴女がそう言うのなら僕は信じますよ、でも無理だけはしないでください」

アグリアスは軽く頷くと仲間達と一緒に準備をする。
そこに最近、隊に加わったメリアドールが出てくる。
414異端者の恋の始まり:04/10/27 14:16:16 ID:drtU39Uy
「あ、メリアドールさん。 今日も隊に関する事を覚えていただきたいのでお時間いただけますか?」
「ええ、問題ないわ」
「ごめんなさい、貴女も休憩に入れてあげたいのですが」
「ラムザも時間を割いて教えてくれるんですもの、私だけ休むワケには行かないわ」
「本当に申し訳ありません」
「気にすることは無いのよ、私も早く覚えて隊にもっと馴染まないとね」

準備を終えアグリアスはラムザとメリアドールが親しそうに話しているのを遠くから一瞬だけ視界に入れた。
そしてチョコボに乗り仲間達とウォージリスに向かっていった、その切なげな瞳は一瞬の間であったために誰も気づかない。

「今日は隊員の得手不得手を教えましょうか」
「敵を知り己を知れば百戦危うからず、教会の書庫にある著者不明の古代兵法書に書いてあったわ」
「そんな本があるのですか、出来れば読んでみたい物ですね」

隊員の得意な戦術や武器や距離感、地形などをメリアドールに丁寧に教えるラムザ。
メリアドールは教会直属の騎士ではエリート中のエリート、スラスラと覚えていってしまう。

「流石ですね、メリアドールさん」
「そうでもないわよ、アグリアスやオルランドゥ伯には敵わないと思うわ。
 私と違って戦場を知っているもの」
「メリアドールさんは戦場経験は少ないのですか?」
「私は鍛錬や模擬戦は怠らなかった、でもほとんどは事務仕事や視察、処刑も教会に属する者としてはやらなくては行けない事だったわ」
「処刑・・・ですか」
「あの頃は教会の教えは絶対だと思っていたけど、やはり処刑だけは後味の良いものではないわ。
 最初の頃は悪夢も見たし、体の震えが止まらなかった事もあったわ」
「そうですか・・・メリアドールさんは戦えますか?」
「降りかかる火の粉は払わなくては生きていけないわ、覚悟は出来ているつもりよ。
 無抵抗の農民を殺すよりは後味は良いと思う、戦場にいる以上殺しあうのはお互いに分かっているはず」
「不謹慎ですけど安心しました、貴女の信念は変わっていないみたいですね」
「父の目的をこの目で見るまでは死ねない、そして父の目的によっては私が父を止めなければならないわ」
415異端者の恋の始まり:04/10/27 14:17:03 ID:drtU39Uy
ラムザは彼女の話を聞いて、二人の兄を思い出した。
この人は僕と同じなんだ、と思いつつ彼女の言葉を噛みしめる。

「ラムザは何の為に戦っているの?」
「僕も貴女と同じです」
「えっ・・・?」
「兄が聖石に取り付かれ何を始めようとしているのか、それを確かめ止めるのが僕の戦う理由です」
「私も最後まで付き合わさせてもらうわ、貴方と目的は同じ、どんな危険が待っていようとも除名は受け入れないわよ」
「お互いに真相を知るために助け合いましょう、これからもよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくね」

お互いの意志を確認しあうラムザとメリアドール。
これもラムザが持つ魅力の一つであろうか、すぐに他人と打ち解け仲間にしてしまう。
武門の棟梁ベオルブ家の血筋の力か、あるいは・・・。

「ところで今日のご指導はおしまいかしら?」
「ええ、後は見張り交代の時間までは休憩ですよ。
 メリアドールさんも休憩に入っても大丈夫ですので、したいことがあればどうぞ」
「そうねぇ〜・・・ふふっ」
「?」

先程の深刻な表情とは打って変わり、何か探りを入れるような仕草のメリアドール。
ラムザは疑問の表情である。
416異端者の恋の始まり:04/10/27 14:17:53 ID:drtU39Uy
「ラムザ、貴方は今、恋をしているでしょう?」
「!? あっ・・・その、えっとそんなことは決してっ」
「そんなに慌てふためいて否定しても説得力が感じられないわ、図星でしょう」
「あ・・・そのぉ〜、こんな非常事態に不謹慎でしょうか・・・」
「誰だって恋をするわ、年頃に貴方達は尚更でしょうけどね」
「貴方達ということは僕だけではないのですか?」
「そうねぇ〜、ベイオウーフ殿とレーゼさんは見たままだし、ラッドはアリシアに夢中。
 ラファは貴方にご熱心、マラークは妹が可愛いくて自分のことは後回しみたいだし、クラウドは置いて来てしまった女性が居そうね。
 オルランドゥ伯は言わなくても分かるでしょ? ムスタディオとラヴィアンは二人とも気になる人は居ないみたいね。」
「すごいですね・・・メリアドールさん、僕は全然分かりませんでした」
「飽くまでも推測よ、実際は分からないわ。 ムスタディオって労働八号という機械ばかりいじってるけど、恋愛事には興味無いのかしら?」
「うーん、どうなのでしょう? でも、妹のアルマはすごい懐いてますね」
「妹さんは彼を気に入っているのね、兄として複雑でしょう?」
「いえ、そうでもないですよ。 いつも僕のことばかり心配しているアルマが自分の道を歩んでいってくれて嬉しいかなぁ」
「良いお兄さんね、マラークはちょっと石頭すぎるかも知れないわねぇ」
「でも、彼らは二人だけで生きてきましたから仕方ないと思います」
「そういう過去だったのね、兄妹というよりは父娘に近いのかも知れないわね」

隊の皆の事を色々と知ることが出来てメリアドールは楽しそうだ。
ラムザも彼女の一面を見ることが出来て、とても有意義な時間が流れている。

「で、話は戻るけど」
「はい、なんでしょう?」
「ラムザの恋のお相手はアグリアスね」
「えっ!? あっ、はい・・・そうです」
「いつもの穏やかで紳士で物腰の良いラムザからは想像がつかない反応ね」
「あまりからかわないでくださいよ〜、ひどいじゃないですか〜」
「まあ良いじゃない、他人の恋愛事は興味をそそるものなのよ」
「そ、そうですか?」
「ムスタディオやラッド達もそう言うと思うわよ」
「ええ〜、そんな〜」
417異端者の恋の始まり:04/10/27 14:19:07 ID:drtU39Uy
いつもは落ち着いているラムザも恋愛事に関しては初恋である。
普段は見せない歳相応の仕草と反応にメリアドールは楽しそうだ。

「アグリアスのどんなところに惚れたのかしら?」
「えっ? 言わなくてはダメでしょうか・・・」
「勿論よ、剛剣か隊のみんなにバラそうかしら?」
「あうっ!? わかりました、白状しますからそれだけは・・・」
「どんな経緯か楽しみね」
「そうですね・・・初めて会ったのは傭兵時代にオヴェリア様の護衛任務の時です」
「傭兵時代? 貴方は傭兵だった時代があったのね・・・」
「ええ、傭兵になってしまった理由は兄ダイスターグの計略によって、親友ディリータの妹・・・ティータが殺されてしまったところから始まります。
 ディリータとティータは僕にとって家族同然のかけがえのない二人でした、身分の差はありましたが身分など何時かは越えて四人で平和に暮らしたいと願ってました」
「うん・・・」
「彼女が殺され、ディリータは失踪し、僕は家に帰るのを拒否し彷徨っていました。
 その時、僕を拾ってくれたのはガフガリオンでした」
「ガフガリオン、悪名高きダークナイト、実力は折紙付きと聞いたわ」
「ええ、僕はガフガリオンに戦場で生き残るために必要な物を教わりました。 いえ、教わるというよりは叩き込まれました」
「ラムザの強さの秘密はガフガリオンだったのね」
「でも、ガフガリオンに教わったのは「生き残る為の知恵と力」だけでした。
 僕は自分が何の為に戦い、何の為に生きているのか見出せないままひたすら戦いました」
「・・・・・・」
「そしてオヴェリア様護衛任務に就いたあの日、アグリアスという一人のホーリーナイトに出会いました。
 その人は僕には持っていない物を持っていました、意志の通った瞳・貫くべき信念・凛とした空気」
「確かにアグリアスは騎士として不可欠な物を持っているわね・・・」
「騎士として必要な物を持ち、美しい容姿も持った彼女に僕は気が付いたら虜になっていました。
 叶わぬ思いでも良い、この人が傷ついた時に守れるような人間になりたい、と」
「十分にその資格はあると思うわ、今の貴方には」
「いえ・・・まだ僕には相応しくありません、もっと強くなり彼女と同じ線に立つことが出来たなら、そこが始まりです」
418異端者の恋の始まり:04/10/27 14:20:39 ID:drtU39Uy
「貴方は自分に厳しいのね、でもね」
「なんでしょうか?」
「アグリアスは今悩んでいるのよ」
「えっ? そうだったのですか?」
「最近はずっと私に付きっきりでしょう? 彼女、構ってもらえないし・・・どうやら私達の仲が気になっているみたいね」
「そうだったのですか・・・僕は緊張しながら何回もアグリアスさんを買い物や散歩、鍛錬やボコの毛の手入れなどに誘っていたのですけど・・・」
「多分、彼女の事だから「自分はラムザに相応しく無い」と思っていると思うわ」
「ええっ!? そんなとんでもない・・・僕の方が」
「貴方もどうやら謙遜するクセがあるようね、あまり自分を乏しめても良くないわよ」
「うっ・・・気をつけます」
「アグリアスも誘われてまんざらでは無いと思うの、だからラムザも曖昧に断られても退いてはダメよ。
 たまには力押しで行ってみたらいかがかしら」
「わかりました、参考にさせていただます。 色々と助言をありがとうございます。」
「どういたしまして、貴方の恋、実ると良いわね」

気が付いたら情報収集隊が帰ってくる時刻になっていた。
もうすぐアグリアスも帰ってくる、今度こそ彼女と一緒にどこかに行きたい・・・そう思いながら彼女の帰還を待つ。
やがて彼女達は帰ってきた、ウォージリスに行く前のアグリアスは何処か覇気の無い雰囲気だったが、今のアグリアスは何処か開き直ったかのように見える。
何があったのか分からないが、ラムザは彼女の調子が戻ったのを見て安堵の表情を浮かべる。

世間の動向については教会側は表の顔はいつもと変わらない様なので、有益な情報は得られなかったようだ。
教会側も色々と裏でしている事が漏れないように必死なのだろう。

就寝の時間が近くなってきたので、ラムザは見張り番以外の隊員達に就寝を告げる。
ラムザもテントに入り「今日、メリアドールさんに言われたことをいつかは余裕のあるときに実践しよう」と誓ったのであった。
彼のアタックはいつかは成功する日が来るのだが、それはまた別の機会に。
419チョコボヘッド:04/10/27 14:21:55 ID:drtU39Uy
投下しました、良くも悪くも緊張しながら感想お待ちしてます。
420名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 14:56:16 ID:FdX6Wl6e
グッジョブ
421名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 14:56:31 ID:phVkN8n8
良い、良いではないですか。
422名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 15:37:34 ID:vjya3Uhm
序盤のラムザの口調と中〜終盤にかけての会話ラッシュがちょと。
熱心に話す様子を出すのもいいけど仕草や情景で雰囲気を出すのも大事かと。
いちいち相槌を打つメリアドールもなんか違う感じがしたなぁ

スレ違い云々ということに関していえばぜんぜん問題ないかと。
ラムザの相手はアグたんなわけでメリアドールは相談相手チックな感じだし。
乙でしたー
423名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 15:45:53 ID:UBml5WyD
乙です。
これはあれですか、アグたんがシド爺に励まされる話と同時進行なんですか?
424名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 16:15:12 ID:rFw33UNT
GJ!!
425名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 17:27:30 ID:8r17CAcR
シドの話は感心したけど、メリアドールは違うかなあ。
当時はとても他人に気を回してるような余裕はないだろうし。
アグより年下で心細い立場のメリアに心配されるのはちょっと情けない。

レーゼもよく恋愛相談相手に使われたりするけど、
人間でないものに姿を変えられて数年間放浪していたりと、
凄絶な体験からやっと戻れたばかりなんだよね。

ラムザとアグの煮え切らない話は好きだけど、バランスがおかしい気がする。
426名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 17:40:43 ID:JGcniDcO
しどやざるばっくにまでてーまそんぐがあるのに、
あぐりあすのてーまがないのはなぜですか?
427名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 18:20:31 ID:wUoaSfIv
>>426
FFTのBGM全てがアグリアス様のテーマソングです。
428名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 19:21:05 ID:NaexzKpy
まず>>422前半に同意。台詞だけで場の雰囲気やキャラの表情だすのは
不可能じゃないとは思うが、これは出来てないと思う。

スレ違い云々に関しては、アグたんの話じゃないなぁと思った。
ぶっちゃけラムザの相手がアグたんでなくてラファでもこの話は出来る。
まぁ気にしてるのは俺だけみたいだけだから、問題ないけどね。乙でした。

最後に。
なんでアルマがいるの?
429チョコボヘッド:04/10/27 19:24:29 ID:drtU39Uy
FFTを最後にプレイしたのは5年くらい前でしょうか。
アルマがパーティーに居た頃にムスタディオとも面識があったような気がしまして。
少しプレイしなおしたほうがいいかも知れない_| ̄|○
430名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 19:31:42 ID:vpyvIrdS
>>429
 そういう状態で書く時は,台詞集でチェックするといいと思う。
webにFFTの全台詞集を作ってくれてる神のサイトがあるから、
ぐぐってみるとよろし。
 誰がいつどこで何をしてるのか忘れてしまいがちな自分の
バイブルっす。時々スレの話題についていけなくなるからw
431名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 19:34:34 ID:5vIl0Fhi
ttp://f22.aaacafe.ne.jp/~erel/fft-st.html
これだけあったら、一曲くらいアグ様のテーマでもいいのに。
礼拝堂あたり。
オヴェリアって曲数には恵まれてるのね。
432名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 19:40:00 ID:S/vAXK06
話がつまらないとか文章がヘタだ、つまらないとか言うのなら分かるが
(そういう意味では俺も台詞ラッシュは読み手側としてはあまり嬉しくない)
ただ>425のように自分のFFTに対する基準や脳内イメージとは違うからといって
それを人の二次創作作品に押し付けるのはどうかと思う。

「この人は今回こういう設定でこういう話を書きました」ではダメなのかな。
そこからまた「面白い」「つまらない」と人それぞれ感想も分かれていくのだろうし。

>>429
そんなわけで俺はこのシリーズが最後まで続くのならば、それはそれで期待しますよ。
自分のケツは終いまで拭ききってこそ株は上がるというもの。
433チョコボヘッド:04/10/27 19:56:13 ID:drtU39Uy
>>432
このシリーズは実はこの二つでおしまいだったりするのですが・・・。
台詞以外の情景などの表現ももっと勉強しなくてはイカンですね、分かってはいるけど中々巧くいかないものです。
434名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 20:07:05 ID:FdX6Wl6e
がんばれチョコボヘッドタン
435名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 20:16:35 ID:9eHE2qUm
正直、2chのSSスレではどこでもここくらいのSSが多数読めるのだと思っていた。
あちこちの板を回って、このスレはけっこう凄いのかもしれないと知った。
436名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 20:31:46 ID:8r17CAcR
>>432
説得力が足りないのよ。
オリジナルの設定を用意したならきちんと話の中で説明しないと。
読者に想像で補ってもらうことを期待しちゃ駄目だろう。

前作のシドは、キャラを消化して上手く動かすことができた。
今回、メリアドールではそれが出来ていなかった。それだけのこと。
437名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 21:02:01 ID:vpyvIrdS
>>435
 いや、ここ、SSスレじゃないしw

 そういえばそろそろマフラーをするような人も見られると、TVのニュースで
言っていたが、あぐたんはどんなマフラーをするのだろうか。
 この世界でいうなら、カシミアみたいな、軽くて上等な織物とか似合いそうだ。
編み物よりも織物のイメージがあるんだが、どうだろう。
438見習い審問官:04/10/27 21:36:31 ID:t9q8ACJ/
流れを読まずに・・・

 天蝎の月4日 雨
今日は皆が疲れていたし、雨が降っていたので移動せずにその場で
野営を続けることになった。退屈な時間が過ぎていく中、男衆のテントから
何やら話が聞こえてきた。

「隊長〜、何について話しているか気になりませんか?」
「こっそり聞きに行きましょう。」
騎士として恥ずかしくないのか、全く。

「ラムザ隊長の事がわかるかもしれませんよ?」
き、聞きたければ聞きに行けばよかろう。そんな事より体を休めておけ。
私は鍛錬しに行く。労働八号ついて来い。

鍛錬はいい、雨の嫌な気分も吹き飛ぶ。
しかしラムザの話、気になるな。よし、労働八号ちょっと男達の会話を記録して来い。
439見習い審問官:04/10/27 21:37:26 ID:t9q8ACJ/
ラッド「ラムザが好きなのは?」
ラムザ「ミルクとかかな。」
労働八号「ミルク・・・」

ムスタディオ「そうじゃなくて、どんなタイプの女が好きなんだよ?」
ラムザ「優しく包んでくれるような人・・・かな。母さんを早くに亡くしたし。」
労働八号「ハハオヤ・・・」
ムスタディオ「なるほどねぇ。」

ピカッ、バリバリ、ピシャ・・・
労働八号「システムエラー、データガハソンシマシタ。」

ん?雷が落ちたか・・・おぉ労働八号どうだった?
労働八号「ラムザサマノスキナモノハ・・・」
おぉ、何だった?

労働八号「ボニュウ」
・・・
・・

工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工



440名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 21:40:47 ID:LdkBaf6p
叩いては、褒める。
みんな職人さんに対して親身だなあ。
>>437
一瞬アグたんのマフラーはどうなのか、とニュースで注目されてると読み違えた。
編み物アグたん萌え。
441名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 21:53:47 ID:oLg/w3H+
ええい、このスレの全てのSSに対して感想を書こうと思ってるのに…おれの閲覧ペースじゃ
最近は追いつかねぇ!ともかくみんな乙!

>>436
うん、436の言いたいことは分かるんだが、ただ引っかかるのは436の言っているSS中の
キャラの成否の理由まで突っ込んだ内容は、むしろSS批評スレっぽ過ぎなのではないのかと。
感想は大事だと思うが、ここは萌えスレだしね。

>>437
カシミアのシンプルなやつがいいなぁ…バーバリーとか?
そしてさらにあったかそうな手袋で戦闘に参加してくれたら萌える
442名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 22:16:20 ID:UBml5WyD
冬が近くなって、ラムザのためにマフラーを編んでやろうとするアグリアス。
しかしアカデミーで料理と裁縫の成績がドンジリだった彼女の腕ではうまく出来るはずもない。
ラヴィアンかアリシアに助けてもらおうか、それとも最後まで独力でこなそうか、悩みが尽きない秋の夜長。
443ジョブ制覇で行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/27 22:39:59 ID:7OYgsTt0
私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
色々あってどうにか時魔道士をマスターしたので、今度は召喚士をやってみる。
ではいくぞ、モーグリ召喚! おお、フワフワモコモコしててプリティだ。ハグしてやる、ぎゅ〜。
ラムザー、この子ペットにしていーい?
「……駄目です。ちゃんと幻獣界へ返して上げてください」
ぶー、ラムザのケチンボ。
モグたんも私と一緒にいたいよな? え、病気のお母さんと幼い弟が腹を空かして待ってるって?
……これ私達の一週間分の食料。これを家族にたーんと食わせて上げなさい。礼なんていいよ、また回復よろしくね。バイバイ。
さて、モグたんも帰っちゃったしどーしようかな。お、ムスタディオとラッドが来るぞ?
「おーいアグリアス。実はちょっと怪我しちまってさ、召喚獣で回復してくれないか?」
「モーグリは今呼び出したばかりだろ? だからフェアリーで……」
……怪我って、ちょっと指を切ってる程度じゃないか。それでフェアリー召喚してくれと?
…………………………まさかフェアリーの裸体が目的ではあるまいな?
『ギクッ』
ほーう、やっぱりか。
「い、いや違うんだ」「俺たちは本当にだな……」
そんなに裸が見たいならそんな遠回しな事せんでも、私に直接言えばいいのに。ちょっぴり筋肉質な裸体は芸術的で美しいぞ?
「なっ、なにー!?」「それってつまりアグリアスの……ご、ゴクリ」
ふふふ、見たいか?
『是非!』
よかろう、では見せてやる。よーく見ておくがいい。

大地を統べる無限の躍動を以て、圧殺せん! タ イ タ ン !
『呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン♪ 肉・体・美ッ! ムキムキマッチョメンのタイタン参上ぉー!』
「ぎょえー! どこがちょっぴり筋肉質だぁー! 筋肉ダルマじゃね〜か〜!」「ふんどしぃ〜! 目が、目が〜〜〜〜!!」
わっはっは、思い知ったか助平め。ありがとねタイタン、幻獣界に帰ったらモグによろしく言っといて。
444名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 22:59:10 ID:LdkBaf6p
>>441
>批評スレっぽすぎない?
いや、それもまた読み手の自由だろ。大体ここはずっと前からSSが掲載されてきたんだから
率直な意見いったって問題ないとおもわれ。職人さんも気にしないだろ。
>>443 乙。
445名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 23:16:56 ID:9ndoz28l
>>443
タイタン乙wあのキャラで可愛いもの好きとは意外だww
446名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 23:44:45 ID:DED4D4DZ
>>441
>批評スレっぽすぎない?

>>419で筆者が感想待ってるからじゃない? 
それに呼応してみんな批評してたんじゃないかと思ってるが。
別にSSスレというわけじゃなんだから感想欲しいと言うのもどうかと思うがね。
適当でいいじゃん適当で。オートバトル。
つまんないと思っても感想欲しいって言われたら正直に言わないといけないじゃん!?
でも言うと雰囲気悪くなるじゃん!? そういうのが、ね。
447名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/28 00:05:35 ID:WCljgv5x
>ぶー、ラムザのケチンボ。
アグたん、ぶりっ子疑惑浮上。
448名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/28 00:45:07 ID:IUKU3Z6G
汎用隊員A氏は語る

我がラムザ隊の誇るホ−リーナイト、頼れる姐御、美しい戦女神、優しくかつ厳しいお姉さんなアグリアスさん。
そんなアグリアスさんがある日、眉根を寄せつつ(憂いに満ちた表情がセクシーゲホゲホ)
唇の端から血をにじませているじゃないですか!?
僕が原因を推測するに―

1、無難なところで、ラムザ隊長がナイフ作業で指を切ってしまったので、指を咥えて血止めをしてあげていた。
  (噛み付くような痴話喧嘩をするまでの仲には進展していないでしょうし)
2、メリアドールさんとガチでステゴロファイト。
  (その場にいなくてよかった)
3、ミノタウロスとガチでステゴロファイト。
  (その場にいなくてよかった)
4、精力増強のためマムシの生き血を飲んでた。
  (何のためかは僕にはさっぱり?ホントですって)
5、ドーターで購入したお笑い小説が笑いのツボに大ヒット。でも皆の手前、はしたなく笑うことが躊躇われるので
  頬の内側の肉をおもいきり出血するまで噛み締めて笑いを堪えていた。
  (僕は立ち読みしてるときにこれよくやっちゃうんですよね)
449機動聖戦士アグリアス:04/10/28 01:58:50 ID:7Gar/Nzd
「あああ、忍者が、忍者が! あー!」
「大丈夫だ。お前は十分に戦った。少し休め」
「情けないよ。こんな僕でもね、
 オーボンヌからこっち、アグリアスさんに勝ちたい、勝ちたいってね」
「あの人は違う。オレたちとは、違うんだ」
450機動聖戦士Zアグリアス:04/10/28 09:10:28 ID:Jo0LwsRC
アルマ「床板の下にディフェンダーが隠してあるんだくらい、言ってくださいよ!」

メリア「貴方を笑いに来た……そう言えば、貴方の気がすむのでしょう?」
451名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/28 12:54:10 ID:CvQdbvxn
                 |
                 |  
           ...-‐――--..!、  
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))
        |::l エエ  エエ  |:::|6)))    Zって何の略だろう・・・・
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))   メリアドールって何処の国の名前だろう・・・・
        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
452名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/28 14:21:15 ID:DFUT8hG0
      *             ┼
        ,〜-,〜-,〜--,
   十    |_メリア帝国  |      +
       _|_~~~~~~~~~~~~        ┼   *
      __i .i-.、 __  +
    rii | i_,! 'ー'l |,_l"'i ト,   *       十           十
_  __.゙| '"         ." |__     +       +
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453名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/28 17:15:15 ID:ZRO3tILs
ネタが乱発し過ぎて対応しきれないが、とりあえず今日街を歩いてて思った。
アグリアスさんがかじかんだ手にハァハァと息をかけて暖めてたりしたら、もうとろけちゃうね。
454とびねずみ ◆Y2NezmymcE :04/10/28 21:10:02 ID:Bzru/+ce
 編み物ネタいただきますた! 5レスくらいかな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーキリトリ−−−−−−−

「ラヴィアンは確か編み物が得意だっただろう? 教えてくれないだろうか」
 アグリアスが唐突にこんなことを言い出したのは、そろそろ冬が訪れようかという時期だった。
「はい? ええそうですが。珍しいことをお聞きになりますね。オーボンヌに居た頃に
 オヴェリア様が一緒にやってみましょうとおっしゃっても、いつも逃げておられたのに」
「いやまあ……。確かにあの頃はね」
 遠くを見るように目をすがめる姿に、ラヴィアンは慌てた。オヴェリア様のことを盛大に
心配し始める前に、話題を変えた方が良い。場合によっては酒が必須な状態になってしまう。
「ええ、宿に戻ってからでよろしければ、お教えしますよ。毛糸や編み針もお貸ししましょうか」
「そうだな、針は借りよう。糸はこれでは駄目か?」
 アグリアスがそっと見せたのは、赤い毛糸の束だった。
「あら、いつの間に手に入れたんです? もしかして、この間のお祭の時にひとりでうろうろして
おられたそうですからその時ですか? じゃあずいぶん前から編み物をしてみようと考えて」
ラヴィアンは、アグリアスの視線で自分の身体が凍り付いてしまいそうな事に気付いた。
「……あ、いいえ、余計なことを申しました。はい、では、今晩からお教えします」
 アグリアスと会話した内容を「今日の隊長」として語りあうのがアリシアとの日課なのだが、
毛糸に関することは黙っておいた方が良さそうだと、ラヴィアンは思った。
 この先、編み物を教えることは言っても構わない(というよりもすぐにばれる)だろうけれど。
455 ◆Y2NezmymcE :04/10/28 21:11:21 ID:Bzru/+ce
 案の定、アグリアスが編み物を習い始めたという噂はすぐに隊に広まった。そしてそれがなかなか
上達しない、ラヴィアンはあそこまで不器用な相手によく根気が持つものだ、という感嘆の声までも。
 しかし、やはり皆の関心が行き着くところはひとつだった。
 アグリアスは、一体、誰の為に、編み物を習おうというのだろうか?

 それまでは比較的酒場での時間も楽しんでいたアグリアスが、夜になると部屋に閉じこもって
編み物と格闘するようになって日々は過ぎ。季節はすでに冬を迎えていた。
 教えた事はなんとかマスターしたとのことで、ラヴィアンは酒場の宴に戻って来ていたのだが、
アグリアスが編み物を始めた理由は結局彼女も聞けず仕舞いだったと聞き、仲間たちの間では、
それに関する想像で酒を飲むのが流行のようになってしまっていた。
 挙げ句、この頃では、お調子もののムスタディオを始めとして、男性陣はなんとなくひとり
部屋が巡って来る順番を楽しみにしている感があった。人数の都合で数日おきにひとり部屋に
なるのだが、そこへ編み上がったものを持って、恥ずかしそうな顔で訪ねてくれるアグリアスを
手前勝手に想像しているのだ。
 一方、アグリアスは隊の中の空気に全く気付かぬまま、秋の夜長も冬の凍てつく夜も編み物に
挑戦し続けていた。少し編んではほどき、ほどいては編むため、編み癖のついた毛糸はよれて
ねじれ、編み上げた部分からは、細かくわかれてしまった糸の一部が飛び出すような状態に
なっていた。編み物を綺麗に仕上げようと思ったら、編み始めた糸をほどかずに一気に仕上げた
方が良いとラヴィアンもわかってはいたのだが。しかし、少しでも納得がいかない時にはやり直して
頑張ろうというアグリアスの姿勢に鬼気迫るものがあったので、止められなかったのだ。
 それに、初めて作った作品はどうしてもいびつなものになる。それをそのまま誰かに見せたり
贈ったりはしないだろう、これは習作として本番は次の作品になるのだろうと、ラヴィアンが
思っていたせいもある。実際そのような事をアグリアスにそれとなく勧めてもいた。
 ところが、今晩、やっと出来上がった初作品を持って、アグリアスは在る男の部屋を訪ねようと
していたのだった。
456名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/28 21:11:34 ID:1VhyB7cu
FFTの個キャラ全般に言えることだが、ジョブキャラの薄着に反して
アグたんの元々の衣装が首まで隠れてるしそこそこ暖かそうな格好なんだよな。
いや、でも金属の鎧とかは体温奪っちゃって案外寒いのかもしれん。
457 ◆Y2NezmymcE :04/10/28 21:13:43 ID:Bzru/+ce
 トントン。
 その夜、ノックされた扉の部屋の主は、もちろんひとり部屋の順番を楽しみに待っていた中のひとり
であった。
「ラムザ、ちょっと良いだろうか?」
「ど、どうぞ!」
 うっわー、アグリアスさんだよ! 何だか赤い……赤いあれはなんだろう、雑巾にしては細長い布を
持っているなあ。でもマフラーにしてはずいぶんよれよれだ。まさかあれがラヴィアンさんの
教えの賜物ってことかな。でもラヴィアンさんは本当にとっても編み物が上手なんだから、
いくらアグリアスさんが不器用だといっても、あんなにひどい出来にはならないだろう。
そうすると、あれは一体……
「ラムザ?」
「あっ、失礼しました! 中へどうぞ」
 一瞬の間にさまざまな事を考えてしまったラムザは、とにかく布の謎を最初に解こうと決心した。
「ところで、手にお持ちの布は何ですか?」
「これは……その、自分で編んでみたのだが。マフラーには使えないだろうか」
「マ、マフラーですか」
 赤くてよれよれで細長い……あ、確かに良く見ると編んであるものみたいだな。でも新しいはず
なのに擦り切れているように見えるし、暖まらないような気もするし、新しいもののはずなのに
ここまでよれよれに仕上げられるというのは一種の才能なんじゃないだろうかなんて思ったら、
それは失礼にあたるのかな……と、ぐるぐるとラムザの頭が空回りしていたとき。
「ラムザ?……やはり無理か」
「いえ! ……あのぅ、もしかして、これ、僕のために編んで下さったのでしょうか」
「ラムザのため……、まあ、そう言えなくもないか、な」
 アグリアスは俯き、小さな声で付け足した。
「そのうち、ムスタディオあたりにも使ってもらえるようになると良いのだが」
458 ◆Y2NezmymcE :04/10/28 21:15:07 ID:Bzru/+ce
 なんだって! もしかして、僕は試作品を試させるための人身御供ってやつで、本命は
ムスタなのか? どうしてあんなお調子ものがいいんだ、アグリアスさん!
「ラムザ? 今日の貴公はどうかしている。どうして私が来たのか、話をさせて欲しいのだが
気分が悪いようなら、日を改めるが」
「いえいえいえいえ、このまま明日になってしまったら、眠れませんよ。お話をうかがいます」
ラムザの勢い込んだ様子に、アグリアスは少し戸惑ったが、ゆっくりと話し始めた。
「実は、そのぅ、伯が隊に参加されるようになってから、私の出番が減っただろう?」
「は?……え、ええ、はあ、まあ」
 オルランドゥ伯が仲間になってから、似たような技を使うアグリアスの出撃回数は確かに
減っていた。しかしそれは、アグリアスの事を軽んじているからではないのだが、もしそれを
彼女が誤解して隊から抜けようとしているのではないかとラムザが焦り始めたとき。
「それで、私を除名しようとラムザが考えていても仕方がないと思ってね」
「そ、そんな事はありませんよ! アグリアスさんはアグリアスさんですから!!」
「ありがとう。まあ、まだ今のところ隊の人数にも余裕があるようだが、いつかはそんな日が来る
かもしれない事に変わりはない。そこで、何か自分が隊の皆の為に何かできないかと思ってね」
「は……はあ?」
 我ながら間の抜けた受け答えをしていると思いながら、ラムザはアグリアスの言葉を待った。
今日初めての待ちの姿勢だが、本人にはそのような自覚は全くなかった。
459 ◆Y2NezmymcE :04/10/28 21:17:33 ID:Bzru/+ce
「幸い、私は鎧の手入れなら隊の中で一番上手だろう? こればかりは伯にも上手だと認められている。
 それでね、隊の装備品整理担当を引受けるのはどうかと思ったわけだ。人数が増えれば増えるほど、
装備の着回しも増えるし、そういう担当がひとりくらいいた方が助かるだろうと思ってね。
 戦いに出られなくとも、隊の皆のために役立つような役目を、私はしていたいのだよ。
 まずはものまね士の装備を冬になるまでに冬仕様にしようとラヴィアンに編み物を習ってみたのだが、
やはりひとりでこっそりとやっているだけでは上達も遅いというか、張りがないというか。ここは
ひとつ、ラムザに正式に役割認定をしてもらって、頑張りの拠り所を作ってもらうというのはどうかと。
私はなんというか、任命されると頑張りが利くようになるタイプらしくて、オヴェリア様には
薔薇の花を誰よりも美しく咲かせるために頑張る係やら、オヴェリア様の髪を誰よりも美しく
梳く係に任命していただいて頑張ってね、髪を美しく結い上げる係にはついになれなかったが、
まあ、それはそれ、役目は私の生活に張りを与えてくれてその」
 言われてみれば、確かにものまね士は春先に揃えたひと揃いしかなく、冬場の戦いには寒そうだと
思っていた。そういえばムスタディオがものまね士にジョブチェンジできるようになるのも、
もう少しだなと話したような記憶があるような……?
 急にぐったりと疲れを覚えつつ、ラムザはアグリアスの意見の否定を始めなくてはならない
ことを理解した。
「いいですか、アグリアスさん。アグリアスさんが僕の隊にとって必要な人だって事をまずは
理解していただきたいのですが」
…………冬の夜は、秋ほど長くないぞ? 頑張れラムザ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーおしまいーーーー
460名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/28 21:29:33 ID:jQQVc++0
とびねずみさん乙!
カプなしアグたんも小粋でいい感じですな(偉そうですんません)
しかし毎日SS読みたいとかわがまま言ってみたら三日で4作。
なんだか申し訳ないような(^^;
461名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/28 22:16:13 ID:1VhyB7cu
乙!
よく確認しなかったばっかりに割り込んだ上にあげてしまって、スミマセン orz
冷え込み始めた時期だけに編物の話は染みました。
462名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/28 22:40:52 ID:4+BXXJL+
ああ、このアグたんすっげえ萌えだー。

>編み上がったものを持って、恥ずかしそうな顔で訪ねてくれるアグリアスを
>手前勝手に想像しているのだ。

お前らはこのスレの住人かとw
463名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 00:57:12 ID:eTxotJ/H
とびねずみさん乙です。
冬、マフラー、眼鏡、アグたんで俺の心のサーチエンジンに検索をかけたところ
こんなものが。
ttp://up.2chan.net/q/src/1098895031187.png
464442:04/10/29 01:05:56 ID:H+ChhUMm
乙です。
まさか、俺のたった三行の書き込みから、こんなスバラシイSSが生まれるとは。
……書いてみるもんだなぁ。
465名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 12:59:05 ID:5XxcC8W1
アグたんの勝負パンツ(*´Д`)
466名無したちのブレイブストーリー:04/10/29 15:35:47 ID:mD+MBgAn
238 :名前が無い@ただの見習い戦士のようだ :磨羯/18 13:26: ID:???
 南天騎士団のナイトです。異端者の旅団がいきなり南門に攻めてきました。
 PT構成はホーリーナナナナナです。ホーリーナイトは女みたいです。
 どう戦えばいいでしょうか?ご教授お願いします。

239 :名前が無い@ただの見習い戦士のようだ :磨羯/18 13:32 ID:???
 漏れは北天騎士団だけど、そのホーリーナイトはマジやばい。やばすぎ。
 膂力が尋常じゃないから、斬撃を普通に刃受けすると剣ごと真っ二つにされてしまうよ。
 盾で防御も危ういからやめたほうがいい。体ごと後ろか横に避けるのがベスト。
 聖剣技は発生早いけど避けられれば隙大きいから技硬直中に
 ウェポンブレイクを狙うべし。それにしても運悪いね。(;'A`)b グッドラック

240 :名前が無い@ただの見習い戦士のようだ :磨羯/18 13:51 ID:???
 オヴェリアタンハァハァ(*´Д`)

241 :名前が無い@ただの見習い戦士のようだ :磨羯/18 14:11 ID:???
 オーランタンハァハァ(*´Д`)

242 :名前が無い@ただの見習い戦士のようだ :磨羯/18 14:15 ID:???
 801好きはランベリーに(・∀・)カエレ

243 :名前が無い@ただの見習い戦士のようだ :磨羯/18 14:45 ID:???
 >>238さんどこいった? まだ生きてる?

244 :名前が無い@ただの見習い戦士のようだ :磨羯/18 14:53 ID:???
 南門突破されたらしい・・・合掌

245 :名前が無い@ただの見習い戦士のようだ :磨羯/18 15:10 ID:???
 異端者今度は水門前にキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
467名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 17:20:58 ID:eTxotJ/H
嵐のようなSS連弾だったが、みんなちょっとここで萌燃絵うp板に逝って御覧。
468名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 17:55:36 ID:qVbURcpG
>>467
黒魔アグたんに撃墜されたよ…!!
俺この人の描くラムアグ物また読みたいんだよねぇ。
このスレではあまり見かけないラムザをリードするおねーさんアグたんを描いてくれた貴重な方だし。

あとその下の175cmオーバーラムザを妄想するアグたんにもちょっぴり萌えたのは内緒だw
469とびねずみ ◆Y2NezmymcE :04/10/29 18:14:18 ID:UZ66AQi8
 読んでくださった方、感想くださった方、ありがとん。
 織物マフラー+アグたんと編み物マフラー+アグたんならば、織物萌えなんですが
織物してるのと編み物してるのなら、編み物かなーと思ったら、あっという間に
書き上がってました。
(でも細くて長い指を不器用に織り機の上で交差させるアグたんも(;゚∀゚)≡3 ハァハァ
 手芸関係には、萌えネタがいっぱい隠れていそうな気がしてきました。 それに、
 携帯用卓上織り機をこっそり買うなんてのもイイと思うんですけど、少数派かな。
 そもそも卓上織り機自体マイナーか)

>>461 大丈夫さ、さあ立ち上がって…というAAが見つからず、無念 orz

>>463 良いサーチエンジンをお持ちですね。ごちそうさまでした。
470名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 18:30:21 ID:+7hsxH7w
>細くて長い指を不器用に…(;´Д`)ハァハァ

>>468
イイなぁハロウィンアグ。かぼちゃもカワイイ
俺もその下の妄想するアグ萌えたよ。良く見るとラムザ引き気味w
471ジョブ制覇で行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/29 18:34:03 ID:y0xU/oga
>>467
ハロウィンなアグたんに萌え。そしてアホ毛付きカボチャにも萌えw

そしてついでに投下。



私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
モーグリとタイタンを召喚しまくったおかげで無事召喚士をマスター。お次はシーフだ。
さっそくギル取りを覚えて敵からひたすら巻き上げる。わはは、今晩は酒盛りだな。ギルがこんなにガッポガポ。
さらに装備盗むシリーズも完全習得。これで身包み剥いでさらに大儲けだ。
そしてMove+2も習得し機動力アップ! わはは、楽しすぎるぞシーフ。最高だぁー。
「つかシーフを最高って言うのって、騎士としてどうよ?」
Expを盗む。
「わっ、何すんだよ! もーちょいでレベルアップだったんだぞー!」
うるさいぞムスタディオ。次邪魔をしたら……もっとすごい物を盗む!
「なんだとー!? やれるものならやってみやがれ!」
髪を盗む。
「痛って―――――――ッ! 髪、俺の髪が〜!」
わはは、また少し凸が広くなったな。似合うぞ。
「2人とも、いったい何を揉めてるんですか?」
「あ、ラムザ聞いてくれよー! アグリアスが俺の髪を……」
「ええ!?」
ムスタディオから事の詳細を聞かされた途端、ラムザは己の跳ね毛をギュッと押さえた。
……貴公もそれがお気に入りなのだな。
472名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 19:56:44 ID:HCmqjJkE
>>469
>大丈夫さ、さあ立ち上がって…というAAが見つからず、無念 orz

見つからなくて本当によかった…
お前の毎度の腐女子臭い馴れ合い系顔文字AAには心底ウンザリさせられてきたからな。
あとスレの流れに対して恨み節入った自分弁護日記や
他人のレスの物陰に隠れて不満たらすようなマネは、
今後自分の家のチラシの裏に書いてくれ。本気でお願いする。
あの独特な態度は名無しで書き込んでもバレバレだったからな。
473名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 20:07:25 ID:HCmqjJkE
ただSSに関しては、以前に比べると
目線を次行に移すといきなり文の意味が変わってしまう酷い改行や
妙〜な句読点の打ち方を連発したりして
こちらの読む意識をブチブチ寸断してくれる文体はやや改善されつつあることは
認めざるを得ない。

ただアグリアスの台詞の語尾をやたら「〜ね」で締めたがったり
同人女性に特有の、
小手先で凝った表現を書こう書こうという意識が先走った独りよがりな文体が鼻につくと
まで言ってしまうと、さすがに俺個人の好みの問題でしかないな。
474名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 20:16:40 ID:60SejGIW
なんだなんだ?何が起こったんだ?
475名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 20:32:46 ID:JYz4QpM2
>>474
何が起きてもスルーせよ。

>>471
日刊乙。
アホ毛おさえてアグから離れていくラムザ想像してワラタ
476名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 21:33:55 ID:xqzETPFO
「前々から思っていたが、貴公たちは自分のアビリティを活かしきれていない」
「なんですか、唐突に」「悠長な事を言っている場合ではない!」「???」
「もし私がオルランドゥ伯の全剣技と、ベイオウーフ殿の魔法剣を手に入れたら!」
「じゃあ私たち兄妹の真言と裏真言もあげます」「なんだと!?余計な能力を手に入れた!」
「手に入れたらどうなるんですか?」「こうなるッ!」

  「ルードヴィッヒ殿に伝えるがいいッ! 
   争いに乗じて人身をたぶらかす輩は必ず討ち果たしてみせるとな!
   ・・・大気満たす力震え、我が腕をして雷電に束ね、
   星よ降りて金剛光の息吹とならん・・・無双金剛爆撃打!!」

   パシュ パシュ パシュ パシュ パシュ  → Get 0 exp, Get 0 jp.

「それみたことか! 真言のせいで変な技になってしまったではないか」
「ちょっと待った─ッ! 私のアビリティを忘れて貰っては困るわ」
「貴公は特に能力ないだろう」「何ですって? あるでしょう、ディバインナイトの剛剣が」
「それはもうオルランドゥ伯から貰ったからいい」「うっ・・・」「闇剣技を少し分けてやろうか?」
「同情っぽく言わないで! ・・・そもそも、アグリアスこそ能力ないでしょう?
 聖剣技を撃てるってだけで、Move値も低ければ攻撃力も弱いでしょ」
「うっ・・・あ、あるぞ。父上は『アグリアスは正面からの回避率が高いなぁ』と誉めてくれたぞ」
「そう・・・よかったわね」「綾波っぽく言うなッ!」

「それにしてもアグリアスは・・・よくホーリーナイトになれたわね」
「・・・その言葉の意味するところが分からないので、ちょっとアルガスっぽく言ってみてくれないか?」
「アルガスっぽく!? ・・・えーと・・・。・・・ホーリーナイトにセイブザクイーンは似合わないッ!!
 いい加減に気付いたらどうなの!? 『違う』ということに!
 ステータスも違うなら、これからの成長率も全く違う!設定と言ってもいい!
 ホーリーナイトはこのパーティにはもういらない! 
 ものまね士になって全剣技のものまねでもしていればいいのよッ!!」
「言 い す ぎ だ ッ ッ !!!」
477名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 21:57:21 ID:H+ChhUMm
>>476
あずまんがか。
「父上は『アグリアスは正面からの回避率が高いなあ』と誉めてくれたぞ」にワロタ。
478名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 23:18:57 ID:45I9tICb
>>477
幼アグに親しみを込めたハグをしようとして華麗にスルーされた父親を想像してワラタ
アグに悪意はないけど父親はつんのめったままでその台詞。コレだ。
479名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 23:52:30 ID:Vahag4Ya
>>476
禿ワラw
480名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 00:20:52 ID:VE52O1Qs
とびねずみさんには熱心なファンがついてまつね。
ところで>>468
>ラムザをリードするおねーさんアグ
そんなのあったっけ? 画像どこかにない?
481名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 01:11:46 ID:JG8g0Dve
久しぶりにFFTやり直してクリアしてみたんだが
なんでアルマたんENDはあってアグたんラヴラヴENDはねーんだよぉ。
バリアスでのアグたん死亡BADENDだけじゃあんまり寂しいじゃねーか!
教えてくれよ、ダーラボン先生よぉ…
482名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 03:01:43 ID:Ti89cEK8
久々に来たら2スレも進んでる
なんだこのスレの速さは。過去ログだけでお腹いっぱいですよ
483名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 03:52:35 ID:osJnZz+8
サウンドノベルだの設け話だのをもう少し削ってでも、
アグたん関連のイベントをもう少し増やせなかったのか!!
……とか思うのは俺だけでつか?
484名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 04:39:11 ID:KWSZr2AJ
何を言うんだ!人間には想像力という素晴らしい能力があるじゃないか!


その産物がこのスレ。
485名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 06:52:52 ID:KosG8EM3
アグリアスの正面からの回避率が30%というのは覚えているんだが、
その「回避率30%」は真横から攻撃された時には意味ないんだっけ?
ちょっと自信無いので誰か教えてたも。
横から攻撃されたら盾orマント持ってないと100%で当たっちゃうんだっけか?

アグリアスは重装備&回避率の高さで、4章辺りまでは死ににくさNO.1だったな。
「アグリアス死す時、パーティは全滅」なくらい、最後まで立ってた。
確かにシドやベイオウーフ、メリアドールが参戦すると影が薄くなるが、
アグリアスはあれだ、佐/竹/雅/昭。言わんとするところは分かるよな?
今でこそ武/蔵やマ/サ/トが脚光を浴びているが、それは佐/竹がK/1黎明期に
踏ん張って戦っていたからこそ。佐/竹が居たからこそ今のK/1がある。
アグリアスがいなければアビリティの充実していない2章、3章は勝ち抜けなかった。
486名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 06:57:29 ID:qocQZQoQ
俺の感覚では「聖戦の系譜」のアーダンだな。
あいつ固いだけじゃなく避けるんだよ。
487名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 08:08:13 ID:r7L3PxH4
 ならば、私が護ってみせる!!
 争いに乗じて人心をたぶらかす輩は必ず討ち果たしてみせる!
 今さら疑うものか!私はお前を信じる!!
 恥ずかしくないのか!?犬になりさがっている自分が!人間としての誇りはないのかッ!?

「・・・・・知らなかったわ。アグリアスがそんな熱い人だったなんて」
「ラムザ、貴様余計な事をベラベラと・・・」
「ええ、でもベイオウーフさんや伯、そしてメリアドールさんが参入してきてからというもの、
 アグリアスさんはめっきり覇気が無くなって、今ではこんな↓
      l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
      l/l/   \l\l\:::::::ノ))
      |::l         |:::|6)))
       |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))
 冷めた人になってしまったんです。もう台詞すらしゃべってくれません」
「アグリアス、これからもやっていこうぜ。オレたちはずっと一緒に戦ってきた仲間じゃないか」
「黙れ!お前たちなどもう仲間でもなんでもない!私はもう抜けるんだ!」
(ラムザ、アグリアスの胸倉を掴む)
「・・・何が護ってみせるだ。何がお前を信じるだ。
 アグリアスさん、あなたはただの根性無しだ。ただの根性無しじゃないですか。
 夢見させるようなこと言うなッ!!」

「・・・これは一体どうしたことです?」
「オ、オヴェリア様、どうしてここに!?」
「あ・・・・・・・・・・・」

 三歩歩いたら、そこで不動無明剣ですよ

「・・・・・・・オヴェリア様、あなたを護りたいです・・・」
488名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 08:17:05 ID:HwNNa4p4
>>487
オヴェ様はそんなデブちんじゃねぇ!ww
489名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 10:12:39 ID:XoYdjSI1
改変ネタっていっちゃえばそれまでだけど
あずまんがやらスラダンやら最近のは笑えるのが多くていいなw
490名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 11:32:18 ID:VChgICtk
「馬鹿な!?何が聖騎士だ!
 聖剣技があれば敵を殲滅できる!!そんなことにこだわるな!!
 聖騎士なんて単なる階級ではないか!!
 必要ないからならない!!それが悪いか!!」

 
メリアドール「アグリアス、一番聖騎士にこだわってるのは貴女でしょ・・・」
 
491名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 13:37:16 ID:TkP5wCLo
昼寝士さんどこ行っちゃったのかなぁ
492名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 13:42:32 ID:8WhtI0ow
  l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l  
  l/l/   \l\l\:::::::ノ))  聖騎士でなくともホーリーナイトなら聖剣技が撃てる
  |::l         |:::|6)))  それで十分だと思っていた時期が私にもありました
  |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、)) ・・・・・・オヴェリア様・・・聖騎士になりたいです・・・

  |人;;:::;;:::::::;;| 
   | テヽ:::;;;::;;::| 人の夢と書いて『儚い』
  A ‐ ノ|://:|、 何か物悲しいわね・・・


「 オ ヴ ェ リ ア 様 ー ッ !!」
493名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 15:31:10 ID:VE52O1Qs
>>491
別に失踪も何もしてないと思うが。あの人SSがない時は大体書き込まないだろ。
最近SS乱発してるから、頻繁にSSが読めて当然みたいになって来たからなあ。
494名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 15:42:41 ID:JG8g0Dve
>>493
どっかで見たIDだと思ったら>>480の君か。
おたずねのB氏のおねーさんアグたん漫画は
氏の同人誌「星降庭園」か「黄道聖域(星降の再録+書き下ろし追加らしい)」

俺が持ってるのは「黄道聖域」のほうなんだけど、スキャナ買うまで待ってくださいな。
いつになるか分からんけど(せっかく絵掲に描いてくれた矢先にうpしちゃったらなんか悪いし)
495名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 16:02:10 ID:VE52O1Qs
そう言う君は>>481君じゃないか。情報ありがとう。
首を長くしてお待ちしているのでどうぞよろしく。
496名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 16:47:20 ID:m8Syz20j
昼寝士て誰?
497ジョブ制覇で行く! ◆yDU/dR5FV. :04/10/30 17:48:54 ID:09dk5gNx
>>496
SS職人。アグスレでの人気はトップクラス。

私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
固有アビリティ『髪を盗む』をムスタディオにやりまくってたら、いつの間にかシーフをマスターしていた。
なので話術士になってショップで商談し、毛生え薬を値切って購入しムスタディオにプレゼントしてやった。
なぜか泣き出したが、きっと喜びの涙だろう。うん、間違いない。
そして移動中盗賊に襲われたので、張り切って参戦する私とムスタディオ。
おお、カウンターをセットした敵のブレイブが高いようだ。やっかいだな、よし私に任せろ!

 お ど す 。

……お? ブレイブ90以上あったナイトが一発でチキンになったぞ?
しかも範囲攻撃でもないのに近くにいたムスタディオとラッドまでチキンになっとる。
まあいいや。次はあそこにいる陰陽士を何とかしよう。ステータス異常がやっかいだから、魔法を唱えられないようにしなくては。

 悪 口 。

……お? 顔を真っ赤にしてバーサクになったと思ったら鼻血を噴出して白目向いて倒れたぞ?
あまりに怒り過ぎて脳の血管でも切れたのだろうか? 高血圧って恐いね。
さてお次はどいつに話術をかけようかな?
「アグリアス! お前ちょっとは相手の事を考えて話術使えよ!」
お、ムスタディオが人間に戻ってる。しかしお前の言う事は解せん、敵を気遣ってどうしろというのだ?
よし、軽く苛めてやれ。

 死 の 予 言 。

……お? 死の宣告状態にならず奇声を発しながら胸を抑えて戦闘不能になったぞ?
498名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 18:26:32 ID:AODDQZ/1
正直、ムスタディオ虐待ネタは好きじゃない。とだけ言っておこう。
ラムザがムスタディオを虐待するのが許されるのは、
「ラムザがムスタディオに甘えている」からだ。
つまりだ。・・・・・・・
499名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 18:28:24 ID:hSYDaO7d
ムスタディオ虐待はあんまりやりすぎるとアレだよなぁ
ムスタがイタズラしてやられるんならともかく
500名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 18:39:50 ID:f0ugpawP
乙。欲を言えばもう少しラムザ始め他キャラとの絡みが見たいかな

>>496
http://www3.to/ffdqss←ここに氏の作品多数。あと過去ログ集のPart10の24に
一応紹介文があけど、一番いいのはログを読んでみることをお薦めする。

>>485-486
アグリアスさんは状況に応じてナイトor忍者で使い分けるのが一番良いんだがなぁ…
剣技を覚えた後はホーリーナイトでいる必要はあんまり無いんだよな。成長率も偏るし。
重装キャラと言うよりもむしろ臨機応変に使いこなしてこそのキャラだと思うのですよ、俺は。
501 ◆yDU/dR5FV. :04/10/30 18:42:00 ID:09dk5gNx
すでに結末が決まってるためこんな調子が続く予定です。
今回はムスタ苛めがやり過ぎ感するだろうなと思ってたけど、不快感感じるほどとはorz
今のストーリー捨てて修正してみようかな。
502名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 19:13:20 ID:osJnZz+8
本編でも散々な目にあってるからなぁ、ムスタは。
むしろアグたんが腹黒く見えてきたんだが……俺だけ?
503名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 19:51:09 ID:nFv116V+
アグたんって子供の頃は教会に行ってたんだよな
そこで聞かされる“ゾディアックブレイブ”の話を、
ウソと思いつつ興味深そうに聞くアグたん(*´Д`)
カ、カワイイ。。。
504名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 20:15:18 ID:VE52O1Qs
そして成長し…

「ゾディアックブレイブ?あぁ、あのお伽話ですか。 ( ゚Д゚)ペッ」

となるわけだな
505昼寝士 ◆BIdtzyaiEw :04/10/30 21:29:35 ID:JyOeN7OV
>>491
イマスヨー

新しいSSも書いてますがなかなか進みません。このスレが終わるまでにはなんとか。
506名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 21:38:33 ID:0Sbqoyhp
アグリアスが聖騎士になれなかったのは信仰が足りなかったからな気がする

聖騎士昇進試験問題第31問
『あなたは“ゾディアックブレイブの伝説”を信じていますか?』
アグリアスの解答
『いいえ。ただの御伽噺だと思います。』
採点結果  名前アグリアス
実技20/20 筆記29/30 信仰0/50
合格ライン70/100
判定 不可

いくらなんでもストレートすぎるか
507名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 22:15:53 ID:pXC/rzl+
>>498
アグがムスタを攻撃するのは嫉妬だろう。
ラムザからの信頼ではムスタには敵わないんだし。
508名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 22:46:56 ID:JG8g0Dve
俺はムスタ虐待はプと噴出しながら読んでたがな。
どうしてもそういうコメディリリーフ的役どころはムスタに振られがちなんでない(次点でマラークか)
なんか以前にもこんなレス書いたような記憶があるが
>498は以前にもケンカ腰でムスタ擁護してた御仁か?

俺にも覚えがあるが、気にならん人は特にレスしない、逆に不満感じた人はレスつけたくなる、そんなもんよ。
509名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 23:50:59 ID:P7DouO6y
慣れてくると、どんな表現でも平気になるものだ。
結局は虐待ネタを楽しいと感じるかどうかの品性の問題だよ。
510名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 01:00:49 ID:i9ZizE/t
>>500
ホーリーナイト以外の他ジョブなら剣装備可を付けた踊り子もお勧め。
ネイムレスダンス等で敵を無力化してから、おもむろにノシノシ前進して聖剣技で掃討戦を展開。
ハァハァな妄想とは別にしてもなかなか実用的ですよ。

その際、胸部装備は漢らしくラバーコンシャスか、あえて装備無しにするという血の掟が。
511名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 01:47:53 ID:hd+NugaR
アイテム士の野暮ったい衣装を着たアグたんに萌えるのって俺だけかな……。
512名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 01:56:25 ID:ubs5WfsR
513名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 04:49:41 ID:9N7tRk+m
>>508
>498は以前にもケンカ腰でムスタ擁護してた御仁か?
498だが一応違うと答えておく。
まともに返答するのもかったるいんでそれだけ言っとくよ。
514名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 10:49:38 ID:SbITjvlb
>>508はとびねずみさんにケンカ売ってた御仁か?
いや、なんとなく粘着具合が似てる気がしてな。
515名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 11:59:54 ID:R48eWoQG
>>512
踊り子とかの色っぽいカッコウも良いが、そういうもっさりしたのもまた似合うなぁ

……ん?ちょっとまて、もしかして喰うのか?それ…(;´Д`)
516名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 16:04:55 ID:+++poEGk
>>505
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
517名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 17:22:50 ID:46H8smh9
   _ _ ∩
 ( ゚∀゚)彡  除名!除名!
   ⊂彡  


http://up.2chan.net/q/src/1099201985738.png
518名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 17:40:09 ID:hd+NugaR
>>517
そんな風に泣かれたら……萌え。
519 :04/10/31 17:44:03 ID:9P+mLOqr
鼻水w
520名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 17:55:20 ID:cPPaD+rW
嗜虐心をそそる。
521名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 18:05:21 ID:kJGaTwil
Σ(・∀・;)アグリアスぅ〜泣くなよぉ〜
522名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 19:17:28 ID:B4HQyF66
小学生みたいだな、ワラタw
523名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 19:19:20 ID:s4RnbAx5
乙あぐぅ
524名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 20:05:55 ID:dLpicJ/n
この絵師に俺の処女を捧げたい
525名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 20:43:02 ID:9ou8BZGk
蕾見してみいや
526名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 21:27:09 ID:MmvRQSgg
FFT三週目 やっとシドが仲間になり、即エクスカリバー譲渡
ほとんどの敵を聖剣技一撃で殺るアグたん(;´Д`)ハァハァ
527名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 23:04:07 ID:fsLzVZ56
アグリアスを本当に除名した奴っている?
528名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/31 23:18:56 ID:ZIbmX7Uo
王女をまんまとさらわれたアグリアスにセイブザクイーンなんか持たせたら
彼女はヘコむだろうか
529名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 00:05:31 ID:fyC1+Zzk
>>500
いま昼寝氏のSS全部見てきたけど・・・イイ、イイよ(;´Д`)ハァハァ

>>505
ガンガレ 超ガンガレ
530名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 00:34:15 ID:ohc+2wc/
昼寝士さんのもかなり楽しみだが、
俺は>>369- は続かないのか気になってる。どうなんすか、作者の人。
531名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 00:42:07 ID:QbKVFrco
>>530
エレーヌが出てくるやつだろ。ふみんしょさんだよな、作者。
俺も続編期待しとります。是非。
532名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 01:52:54 ID:45H5t8cY
>>527
最近はその日のプレイ終了時に(むろんセーブし終えてから)
アグリアスを除名するというマゾプレイにはまってる。
さすがに>517ほどの泣きっぷりの良さまでにはいかないにしても
年上おねーさんであるアグが涙目を必死に堪えてるんだろーなーという状況にたまらぬ快感が。
533名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 01:59:54 ID:45H5t8cY
あとそう言えば、昼寝士さんが去年あたり書いたラムアグエロSSは
さすがにSS保管庫のほうには入ってないけど
やっぱりその各スレ担当の保管人がいないスレのSSは保管リストには入らんのですかね。

やや面倒でも過去ログリストから行けばすむことではあるんだけども。
534名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 02:15:59 ID:y1o3puX+
ふと思ったんだが、もしかしたらそもそもイヴァリースにおける“聖剣技”とは、
本来は一撃で敵を屠り去るのが当然の超強力な威力の攻撃なのかもしれない。
ホワイトナイトのウィーグラフやホーリーナイトのディリータが使いこなすような。
アグリアスが使う“聖剣技”は、天上天下的に言えば、いわば
「お前の使う聖剣技もどきなど、かつてその叡知を盗み出した者の残滓にすぎん」
なのかもしれない。オーボンヌ地下のウィーグラフ戦で、聖剣技を撃つアグリアスに、
「・・・なんだ?この腑抜けた攻撃は。貴様それでも誇り高き“ホーリーナイト”かッ!」
「わ、私を愚弄する気か!? 私は王家直属の近衛騎士だぞ!」
「そんな腕で? そんな腕で!? そんな腕で近衛騎士団のホーリーナイトだとッ!?
 生まれが貴族だと言うだけで・・・なんという事だ!やはりこの世界は正さねばッ!!」
と“怒りのウィーグラフ”。
「聖剣技というものは、本物の聖剣技というものはだな、こういうのを言うんだッ!!」
535名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 03:55:07 ID:NgKkGmDu
そこで全員カメレオンローブですよ。
536名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 04:14:26 ID:lfEvZaeq
ウィーグラフはずっと昔から聖騎士なんだからそんなこと気にするなよ。
537 :04/11/01 06:06:12 ID:zZ/NLmvz
ちなみに、ふたばのロマンシング・フタバにもアグリアスが出てた。

ttp://asunyosouko.hp.infoseek.co.jp/

の28番倉庫ね。
538名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 12:57:11 ID:iIuEf198
聖剣技 holy swordmanship
闇剣技 dark swordmanship
剛剣 divine swordmanship
全剣技 master swordmanship

魔法剣 magical swordmanship
破壊魔剣 destructive evil swordmanship
刀魂放気 release heart of sword

戦技 knight skill
拳術 knuckle skill
引き出す samurai spirit

聖魔法 holy magic
星天 astrology
真言 true spell
裏真言 false spell
狙撃 snipe
仕手 assassination

なんとなく気分で英語的各ジョブアビリティ。
「ディバインナイト」の「ディバイン」は、なんとなく「divide(分割)」と勘違いしていて
「いかにも剛剣らしい」なんて思ってたが、そのまんま「divine(聖職者)」だったのな。
文字通り「神殿騎士」。ホーリーナイト≠聖騎士だが、さてはて。
「ディバインナイトではあっても神殿騎士ではない」という文脈は成立するのか。
539名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 13:38:23 ID:MQf5u+RD
                 |
                 |  
           ...-‐――--..!、  
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))
        |::l エエ  エエ  |:::|6)))    >>538 では、ディバインナイトはナカーマなのか?
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))
        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′    聖騎士ってなんだろう…
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
540名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 14:59:21 ID:zMBFRBrr
聖剣技 holy swordmanship
 不動無明剣 crystal attack
 乱命割殺打 chaotic life slash
 北斗骨砕打 death bone crush
 無双稲妻突き matchless lightning thrust
 聖光爆裂破 holy shining blast

さらに適当な英語版聖剣技。
不動無明は直訳するとacala(不動明王)、北斗はgreat-bear(おおぐま座)なので意訳。
割殺打=斬り技=スラッシュ、骨砕打=叩き技=クラッシュ、
稲妻突き=突き技=スラスト、爆裂破=放出系=ブラスト、
てな感じで、色んな種類の剣撃を包括してて、聖剣技は結構バランス取れてるかも。
541名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 15:25:47 ID:zMBFRBrr
剛剣 divine swordmanship
 強甲破点突き armor break thrust
 星天爆撃打 heaven's bomb
 冥界恐叫打 hades's scream
 咬撃氷狼破 biting wolf blast

ついでにディバインナイト。もうわけわからん。
542名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 15:46:41 ID:wTytEYhb
??これ海外版FFTの技名じゃないよね?何?

海外版の技名では「クラッシュパンチ」(北斗骨砕打)が単純そうでいいと思う。
543名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 15:52:13 ID:HpqRZzEi
>>542
ごめん、俺が勝手に訳した。英語読みしてかっこつけたい生理的気分になったから。
544名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 16:45:51 ID:X+FkswGf
>>537
何だか知らんがとにかくよし!
545名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 17:04:40 ID:ohc+2wc/
>>537
アグたん、なんの脈絡もないもんな、ワラタ
546名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 17:06:25 ID:EW9Tn5JL
なんかサガフロ2の技の英訳見てるみたいだ。正拳がKaratePunchみたいな。
547名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 17:08:05 ID:QbKVFrco
>>537
となりに孔明がいるしw
548名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 17:18:22 ID:45H5t8cY
ラムザいじりにも新作来てた。
ttp://f56.aaacafe.ne.jp/~wakamoto/ram20.html

ラムたん&アグたんVS謎の黒白な二人組み。
549名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 17:21:38 ID:0Xfrjdgx
>>548
蜂にワラタ
550名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 23:10:40 ID:O18to+og
光の使者か!

アグリアス「私の靴下はちょっと臭い・・・なんちゃって」
551名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/01 23:53:24 ID:nLKes268
神殿騎士ってのは、アジョラ教=キリスト教で考えれば、
テンプルナイツでしょ。
普通の和訳だと聖堂騎士団だけど、
まあ、あのころはクエストとギクシャクしてたから。
552名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 00:10:54 ID:4/TjIXr0
ディバイン divine
 【形容詞】神の、神性の、神に捧げた、神聖な、宗教的な、神のような、神々しい、非凡な
 【名詞】神学者、聖職者、牧師
 【動詞】占う、予知する、予言する、見抜く、言い当てる

だからディバインナイトは直訳すれば「神聖騎士」「聖職者騎士」。
いわゆるバレンタイン神父ですな。「塵は塵に還れ!Amen!」が決め台詞。

他にも口語で「すばらしい、すてきな(主に女性の用いる強意語)」
という意味もあるらしい。出典はExiteの新英和中辞典第6版。
つまり、「ディバイン・ナイト・アグリアス」という言い方も成立するという事だ!!
聖騎士ではなくとも、「素晴らしい騎士アグリアス」! ・・・ダサいなorz
553名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 00:51:19 ID:HhflxRxd
アグたんに怖いものってあるのかな。
それを見たり聞いたりした途端に思わずラムザにしがみ付いてしまうような、
そんな苦手なもの。
554名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 01:00:56 ID:pfAOhzvL
キレたオヴェリア様
555名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 01:01:40 ID:gIhBShJM
ゴキブリ
556名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 01:11:43 ID:y2MwLFbw
騎士アグリアス
「私の母はまだ子供だった私を逃がすために蛮族どもに捕まりました。
 私は草叢に隠れて、母が蛮人どもに生きながらに頭の皮を剥がれ、
 胸を裂かれて惨殺されるのをぶるぶる震えながら凝視していました。
 それ以来、私には怖いものが無くなってしまいました。
 よろしいですかオヴェリア様。女性にとって最も恐ろしい事は、
 暴虐でも、死でもなく、怖いものが無くなってしまうという事なのです。
 なぜなら、怖いものが無い女性は、何かしら欠けてしまっているからです」

(獅子戦争を舞台に困難な時代を生き抜いた一人の女騎士アグリアス・オークスの
 激しく情熱的な半生を描いた傑作「剣と共に去りぬ(B・ラナンドゥ著)」より抜粋)
557名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 01:43:53 ID:fa3Ya0vk
>>553
アグリアスは自分の苦手なものに出くわしても、
男にしがみつくなどという行為を取ってしまうのは騎士としてよくないと思い込んで必死にヤセ我慢。

むしろ自分にしがみ付かせようとラムザの苦手な物を調べ始めてます。
558名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 02:58:18 ID:Ph5UP9lN
http://page.freett.com/reprod/ff/fft.html
アグリアスのAAを大量にハケーン!
559名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 04:05:59 ID:EvhOBVNx
アグリアスの予感!
560名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 09:33:35 ID:nCVVlWDB
ハイレグ天使の予感!
561名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 11:35:12 ID:7AWXfzom
562名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 13:17:11 ID:w+1nJCI/
包丁の舞warata
563名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 15:55:31 ID:xEOzNqVS
俺はこれが一番好きかな

                         ,、-─'''''''''''''─-、、.__
                      __ ,、-'´-‐'´:.           \
                     |:::.``ー-- 、::::::......         \
                     |ヽ、:..    ``‐- 、 ー‐- 、\ ヽ  ヽ
                     /ヘヾ:..  ゙ヽ、    `゙ヽ、  `ヾ、 ヽ:.. ヽ
                   //:::::ヽ:ヽ、_   `ー-、__   ゙ヽ、   \::. l、
                   //|::i:::::|:ト、:\``ー-- 、..___,. -─ \   \:|ヽ
                  |;' |::|::::|::i|. \ヽ、     '゙ ,ィシ;;;;;;ト、ミヾ、  \.゙i
                   || |:::|::::|::|l:!-''ニニ;ヽ    ゞ- '゙ | |``ヾ、  \
                    |! | :|:::::|::|トl!r'i゙..:;;;;l         | |  :| \  ヽ
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                  ! /ハ::::l::ヽ:::ヽ     __.....,  ///!:::: :::|  i::::|:. \.゙!
                   //:::::::ヽ:゙i,ヾ、:ミ、    ´ー‐   / ||:::: :::|i  |、|::|::. ヽ
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                  // .:::/  ..:::::/ |: | `  lく|  `゙´__/ .....:|::: ::|::|  |リ::::  /
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            //:: .:::/ /:/..::/ |  |: |   ,ノ::::.. | | | /::::::::::|::: |:::|/| ::|/::/        \
      

        
564名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 15:59:54 ID:gCV+/kc0
                 |
                 |  
           ...-‐――--..!、  
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))    >>560
        |::l エエ  エエ  |:::|6)))    ハイレグとはhigh-legのことらしいが・・・
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))    ハイレグ着たらMOVE上がるのだろうか?
        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
565名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 16:13:35 ID:fa3Ya0vk
男性ユニットのブレイブが軒並み上昇するかと。
もう敵味方問わず。
566名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 18:03:06 ID:tzGporej
>564
俺はアグタンが鈍足なんて思ってないからな!!
567名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 18:28:27 ID:UywrqOYH
>>564
穿いてみればわかります。てか穿いてください;*´д`)ハァハァ
568名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 19:47:20 ID:pgQIoGmE
アグリアスの左ハイキックは聖剣技の最終奥義だよな。
メリアドールも一撃でマットに沈んだ。
569名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 19:58:44 ID:xEOzNqVS
      |::::::::::::::::::::::::::::::::|
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  ヽ   :     |  |         |

570 ◆yDU/dR5FV. :04/11/02 19:59:46 ID:p0tgnkt7
『ジョブ制覇で行く!』のストーリー修正無理っぽいから打ち切りENDを作ってみた。
ムスタディオを虐待をせず完結させるのは自分には無理です、まともなムスアグは自分には書けなかったようで……。
今後不快にさせるようなSSを書かないよう気をつけます。
私の名はアグリアス・オークス。全ジョブ制覇に燃える騎士だ。
だが今やその野望は潰えようとしている。
ある日、私はラムザに呼び出された。そしてラムザから告げられた言葉。
「除名します」
なぜ、私が?
「僕達の旅の目的は戦乱を影から操る悪を討つ事です。強くなるためでもジョブ制覇するためでもない……。
 アグリアスさん、最近のあなたの行動はあまりにも……。残念ですが、ここでお別れです」
確かに最近の私はジョブ制覇に躍起になりすぎていたかもしれない。
どこで間違えてしまったのだろう?
私はただオヴェリア様を救うために強くなりたいと、仲間を守るために強くなりたいと思ってジョブ制覇を目指したというのに。
荷物をまとめて隊を去る時、見送りにきたのはムスタディオ1人だった。
「……あばよ」
短いその言葉に込められていたモノを感じ取り、わずかに胸が痛んだ。

こうして私の旅は終わった。
これから何をすればいいのか分からない。教会に帰るか、オヴェリア様の元へ戻るか……いや、どちらも出来ようはずがない。
………………とりあえずジョブ制覇の続きでもしよう。そうすれば1人でも生きていけるだけのアビリティが身につくだろう。
私は独り、どこへ続いているかも分からぬ道を歩き出した。
もしまた仲間を得る事があったとしたら、二度と過ちを犯すまいと誓いながら――。

ジョブ制覇で行く! 完!
572名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 20:12:03 ID:PCGu7MwB
そこまで思い詰めるほどムスタディオ虐待したかったのか……
面白かったです。長い間ハイペースで乙。
573名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 20:21:05 ID:xEOzNqVS
乙あぐぅ
574名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 20:25:00 ID:fa3Ya0vk
でもさー、人の要望に応えようと脳みそ四苦八苦して結局書きづらくなるなら
自分の求める萌えとか燃えをストレートに出してったほうが快便快眠につながるよ!
お疲れさんした。

アグたんはそれ以後ホーリーナイト馬鹿一代な人生を歩むのか…
575名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 20:35:22 ID:BDm44mvX
おれもちょっと虐待ネタは苦手だったんだけど、
召喚士の話と時魔の話は面白かったです。乙でした。
あと>>574に同意。やりたきゃやっちゃえって感じ
576 ◆yDU/dR5FV. :04/11/02 20:35:54 ID:p0tgnkt7
>そこまで思い詰めるほどムスタディオ虐待したかったのか……
いえ、ムスタディオ虐待をエスカレートさせないと恋愛フラグ立たなかったもんで……。
それにもう最後まで完成してたからどう修正していいか分からなくなってしまいまして。
前にラムアグばかりじゃなく他キャラとの絡みも……って話があったんでムスアグに挑戦したかったんですけどね。

>でもさー、人の要望に応えようと脳みそ四苦八苦して結局書きづらくなるなら
>自分の求める萌えとか燃えをストレートに出してったほうが快便快眠につながるよ!
そっすね。これからは下手にひねろうとせずストレートにやりたいと思います。
やっぱりラムアグのが性に合ってるし、またネタを思いついたら書いてみます。
577 :04/11/02 21:47:12 ID:9v6vkKnv
つかイヤならスルーして読まなきゃいいだけだと思うんだけど。
スレ違いとかならともかく、自分の好みに合わないSSが投下されるだけでも我慢できないのかな?

2chのSSなんて素人の作品なんだからケチつければきりがないし
実際2ch内では「何だこりゃ?」ってのも多いけど
そう思ってもイチイチ文句垂れないでスルーしろよ。
それを楽しみにしてる人もいるんだろうしさ。

プロが書いてる訳じゃなくて、趣味で書いてるような人が集う場所なんだから
至らない所があるのは当然だし、それでも書きたい人と読みたい人が集まってるんだから
ちょっとくらい不満があっても我慢しろよ。

感想とか批評は必要かもしれないし、それををするなとは言わないけど
そんなに高いクオリティを求めるなら、2chなんかで求めるべきじゃないし
ただの好みの問題なら、カキコするにしたってちょっとは気を使ってカキコするべき。

厭味臭い批評レスが多いスレより、例え質が低くてもSSが多いスレのほうが良いと思うんだけど。
578 :04/11/02 21:53:22 ID:9v6vkKnv
あと◆yDU/dR5FV.氏、お疲れ様でした。
579名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 22:11:58 ID:GxgHzHPS
◆yDU/dR5FV.さん連載乙です。ほんとうは最後までできてたのなら読みたかったのですが残念です。これからも頑張ってください。

文句言うやつは自分でSS投下してから文句いえ。職人さんがあってこそ盛り上がるんだから文句言うなら消えろ。
580名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 22:44:33 ID:HhflxRxd
◆yDU/dR5FVさん乙。
割とあなたの文好きでしたよ。また思いついたら投下してくだされ。
581名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 23:03:58 ID:h+WuzTp7
ジョブ制覇打ち切りですか・・・残念です。
またなにかできたら、ぜひ投下お願いです。
582名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 23:04:35 ID:PCGu7MwB
スルーというなら、◆yDU/dR5FV.さんが批判をスルーするという選択肢もあった。
ひどい叩きがあったわけじゃないし、肯定的なレスも同じくらいついてたんだしね。
その中でこういう結果になったんだから、職人さんの性格と選択の問題だと思う。

何につけ否定的な意見が出るたびに「文句言うんなら消えろ」と高調子で
返してたんじゃ前スレ終盤みたいなことになるよ。俺ラムアグ一筋派だけど。

でもこれ「ムスアグだ」と最初に宣言しておけば皆の反応結構違ったんじゃ……
>>576読むまで正直思いもしなかった
583名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/02 23:34:47 ID:rm8njEFH
ついさっきオーボンヌ修道院突入前でアグリアス以下、メリアドール、
ベイオウーフ、シド、マラーク、ラファたち訳あり連中を除名してきた。

・・・入ってすぐの地下四階のナイト・モンク・弓使いに全滅させられた。
我々の攻撃はことごとく盾ガードされ、見切られ、ハメどられた。
敵の弓使いとナイトを1人戦闘不能のするのがやっとであった。
この、ルーンブレイド二刀流・全クリスタル装備、全員ブレイザー装着の、
まさに無敵の力押しパーティだったはずの我々が。
ほとんどの攻撃は虚しく空を切るばかりだった。





アグリアスさん・・・帰ってきてください・・・
ていうか・・・聖剣技・・・・
584 :04/11/03 01:11:51 ID:Gl/UgsAl
否定的な意見っつーか単なる個人の好みでブー垂れてるだけだからな。
585名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 01:31:25 ID:Wrs+lUCA
周りを見すぎてる気がする。明らかなスレ違いならともかくね。
仮にも職人を自負するなら、二の撃はいらない・・・じゃなくて、
語りは最小限にしたほうがいいと思う。
自分のSSをこうしたのはスレ内でこういう意見があったから、
なんてのは誘い受けにとられかれないよ。
投下はあくまでも自己の責任においてなされるべきもの。
ネタを曲げても、結局それは自分がやった事なんだから人のせいにしない。
叩かれても泣かない。前にも同じ事を言ったと思うが。
「こういうネタをやりたい!」と思ったなら迷わず投下すればいい。
叩かれたり技術批評されたり、華麗にスルーされたりなんてのは日常茶飯事よ。
初期スレのカオスに触れてタントウからやり直せ。
586名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 02:26:48 ID:axyIDyts
打ち切りは残念だなぁ。
できれば続きを読みたいです。
>>582
苦労して作ったものを叩かれたら、誰だっていやになるだろ。
言いたいことはわかるがな。
587ギルロゼ珍道中 ◆.cOjTjK0LY :04/11/03 02:48:19 ID:g4vTxjET
◆yDU/dR5FV.さんお疲れさまです。
遅筆&レスの内容に一喜一憂する小心者の私にとって貴方の日刊ぶりは神業のようでしたよ。
こういうことになって残念ですが、◆yDU/dR5FV.さんの次回作を楽しみにさせていただきます。
なんか私の新作より早く新連載が始まる気がしないでもないですが。
ただもう一言言わせていただければ、少し間をおけば違った見方が出来るかもしれませんね。
今作も別の事をしていればフッといいアイディアが浮かぶかもしれませんよ。
もし思いついたらいつでも再開してくださいね。
一ファンとしてこれからも応援してます。
588名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 04:11:26 ID:6lQ/HyqB
◆yDU/dR5FV.さんのストレートなラムアグ萌えをまた期待しまっせ。

でいきなり関係ねー話だが、今日友人と夏目雅子&マチャアキの西遊記ってDVD化されてないんだな、てな会話した。
(イギリスで英語版は出てるらしいが)
当然のごとくキャスト妄想してしまった。
三蔵法師:アグたん
三蔵の乗ってる馬:ラムザ(アグには騎乗位がよく似合う)

孫悟空:マラーク大抜擢(なんとなく髪型で)
猪八戒:うりぼう
沙悟浄:マインドフレイア

カトちゃん:シド伯(ドリフの西遊記もDVD出てないとは!)
589名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 04:22:17 ID:Ish7bFFc
ゴクウの棒があるんだから普通にマラークが主人公だろ。
590名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 04:24:14 ID:6lQ/HyqB
言われてみれば。
591ルグリア道中膝栗毛 ◆.cOjTjK0LY :04/11/03 06:23:05 ID:I5pO0W1O
「アグリアスさん、行きましょうか♪」
「は?」
ラムザはそう言うとキョトンと目を丸くするアグリアスの手を無邪気な顔で引っ張る。
アグリアスは顔を赤らめ、ラムザにされるがまま付いて行くが、しかしやはり戸惑ってしまう。
「ラ、ラムザ一体、どこへ行くんだ?」
ようやく発した問いにラムザはアグリアスがクラクラする位の眩しい笑顔で答える。
「やだなぁ、約束したでしょ?一緒に洋服買いに行くって♪」
一瞬、魂魄が飛んでいたアグリアスはすぐに立ち直ると、
「あ、ああ、そ、そうだったな、うむ。貴公に頼んだのだったな。」
と、どもりながらも何とかそう言い、ラムザの笑いを誘った。
(しまったな〜。そうと分かっていればもう少し入念に髪を整えたりめったにしない化粧だってした
のに、肌の手入れも・・ってなにを考えているのだ私はっ!)
ラムザとデートということでちょっとパニックになったアグリアスはギクシャクとラムザの後に続く。
592ルグリア道中膝栗毛 ◆.cOjTjK0LY :04/11/03 06:24:14 ID:I5pO0W1O
「前にも言いましたけど、僕の服のセンスはちょっとしたものですから。アグリアスさんは今日は僕に
任せておいてくださいね」
得意げに胸をそらすラムザの子供っぽい仕草にに少し平静さを取り戻すと、
「ああ、期待しているよラムザ。」
アグリアスは微笑と共に答えた。
それでもやっぱりどこか緊張していたのだろう。
「?」
商店街まで着くとアグリアスは道行く人がクスクスとこちらを笑っているのに気がついた。
最初は気のせいかとも思ったがどうもそうではないらしい。
そうしてアグリアスはハッと気がついて己の右手に目をやる。
その手は周囲の目を意に介さずニコニコと笑う童顔の貴公子の左手としっかりと繋がれていたのだった。
「♪〜」
しかしラムザの幸せそうな顔を見るとどうにも言い難く、アグリアスは結局ラムザが止まるまで顔を赤
らめて俯いていなければならなかった。
593ルグリア道中膝栗毛 ◆.cOjTjK0LY :04/11/03 06:29:46 ID:I5pO0W1O
「ここです、ここ!」
ようやく2人がたどり着いたのは妙に可愛らしい、以前のアグリアスなら決して足を踏み入れることは
なかったであろう、ピンク基調が眩しいブティックだった。
「うわぁ、可愛い店ですね〜。」
「・・・。」
ショーウィンドウに並ぶあまりにも可愛らしすぎる衣装の数々。
アグリアスも言葉だけは知っている。
いわゆるゴスロリというやつだ。
アグリアスはしばし絶句。
そしてようやく一言放った。
「誰に薦められた?」
自分でもびっくりするぐらい怨念の篭った声だったがラムザは不思議な顔をして、
「何がですか?」
と聞き返す。
「この店だ。貴公がこのような店を知っているとは、うむ、少しは思うが、それでも誰かに薦められ
たのだろう。一体誰だ?」
アグリアスの脳裏には4人ほど浮かんでいるが、最も疑わしいのはその内の2人だ。
「ああ。そういうことですか。」
ようやく腑に落ちたとラムザはニコッと笑って答える。
「レーゼさんとアリシアさんから。」
OK帰宅後ぶっ飛ばし決定。
594ルグリア道中膝栗毛 ◆.cOjTjK0LY :04/11/03 06:31:42 ID:I5pO0W1O
「ラムザ、ここは止めにしないか?こういう店で私に似合うものがあるとは思えん。」
アグリアスは湧き上がる殺意を瞬間冷凍後はチンするだけにしておいて、ラムザに半ば懇願するように
言った。
しかしラムザは、
「え〜そうですか〜?結構似合いそうですよ〜?」
「なっ!」
アグリアスは我が耳を疑った。
しかし一瞬脳裏によぎった映像からなんとなく腑に落ちた気がした。
それはラムザの妹アルマの姿。
(そういえばあれは結構個性的なものだったな・・・。)
終わった。
アグリアスはそう思った。
所詮抵抗しても無駄だろう。
何故って今ラムザのジョブは話術師だから。
(さようなら凛々しい私。)
アグリアスは昨日までの静かに自分に別れを告げた。
595ルグリア道中膝栗毛 ◆.cOjTjK0LY :04/11/03 06:41:32 ID:I5pO0W1O
で。
「すごい!すごい!アグリアスさんと〜っても可愛い!!」
「ホント!とってもお似合いですよ!」
「はは、ははは。」
店内にラムザの嬉しそうな声と店員の仕事抜きの賛美、そしてアグリアスの乾いた笑いが木霊す。
アグリアスは黒いごわごわの生地にピンクのどでかいリボンの付いたドレスにニーソックスとハイヒール、

ついでに帽子まで被せられた紛う事なきゴスロリファッションという出で立ち。
悪乗りしたラムザが傘まで持たす始末だった。
この姿を見て普段の凛々しいアグリアスの姿を想像できるものはいまい。
「じゃあ、これ全部買いで。」
ラムザはあっさりと言い放ち会計を済ませた。
その間アグリアスは、
「私はアグリアス〜♪無敵のホーリーナイト〜♪一騎当千かかってきなさ〜い♪」
ちょっと壊れ気味でクルクルと回っていた。

596ギルロゼ珍道中 ◆.cOjTjK0LY :04/11/03 06:44:58 ID:I5pO0W1O
ギル「さあ、今回からあとがきはこの作者の微妙に浅い愛情を受けているギル&ロゼがやらせていただ
   きます。ちなみにどの位浅いかというと・・・。」
ロゼ「書き終わって出番が無いのに気付いたのにまあいいやと放置するくらいには浅い。」
ギル「テメー作者コノヤロー!!舐めてんのか!詐欺じゃねえか!さっさと一から出直して来い!!」
ロゼ「まあギャグ担当はムスタいるし。地味な役はラッドがやるから出番無いっちゃあ無いんだよな。」
ギル「じゃあ俺らの存在意義は!?」
ロゼ「隊の荷物持ち。」
ギル「裏方かよ!!こんなんじゃ2人も浮かばれねえぜ・・・。」
ロゼ「何の話だギルやん?」
ギル「こっちの話。そういや全然関係無いけど俺らファーストネーム名乗ってないよな?」
ロゼ「本当に関係ないな、流石ギルやん。でもそういえばそうだな。せっかくだから言っとくか俺の
   名前はニルソンっていうんだ。」
ギル「【花嫁募集中!】か・・・。まあいいけどな。俺はラドクリフだ。」
ロゼ「なになに、【Lボタン・Rボタン、セレクトボタン・スタートボタンを同時に押してみて!】」
ギル「・・・・。」
ロゼ「・・・・。」
ギル「・・・まあ、あれだ。若気の至りってヤツ?」
ロゼ「毎回言うだろ?」

597ギルロゼ珍道中 ◆.cOjTjK0LY :04/11/03 06:47:14 ID:I5pO0W1O
ギル「終わっちゃまずい。このままじゃスレ違いだ。いくら俺らの出番が無いからの苦肉の策とはいえ
   あとがきらしいこと一つも言ってねえじゃねえか。ただでさえ今回短いのに。」
ロゼ「今回は前回の続きだし。元々無かったものだからこんなもんじゃないか?他の人にエール送って
   る場合じゃねえ、ってんで突貫でやったもんだし。」
ギル「間に1000以上挟んで続きも何もねぇ気もするが・・・。まあ繋げりゃあそこそこのもんだがな。」
ロゼ「それより同時進行していたはずのラムザおにゃのこ作戦はどうなったんだ?」
ギル「一度できたんだが激しくスレ違いで以後進んでないらしい。まあ出来たら急に投下することにな
   るだろうな。今日みたく。」
ロゼ「まあ、正直需要がない気もするがな。」
ギル「ロゼ・・・しばらく見ねえうちに、ずいぶんキャラ変わったな・・・。」
ロゼ「ふっ、昔のことは忘れたよ・・・。」
ギル「あと『アグリアスは昨日までの静かに自分に別れを告げた。』だけどさ。」
ロゼ「もちろん『アグリアスは昨日までの自分に静かに別れを告げた。』だよ。落ち込んでるから何も
   言わずに脳内修正加えてやってくれ・・・。」


598名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 11:39:10 ID:4Oq/B6yb
打ち切りか…>>579はちょっと言い過ぎだけどムスタの扱いでグダグダ言うヤツもイタイな。
599名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 14:24:32 ID:zA6Y/yTl
なんだかなぁ・・・
600名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 14:51:02 ID:95+9msvj
ゴスロリアグたん萌え〜。
アルマの姿を思い出してあきらめるとかラムザが話術士だから自分に別れを告げるとかもツボにきましたw


◆yDU/dR5FVさん乙〜。
>それにもう最後まで完成してたからどう修正していいか分からなくなってしまいまして。
できることなら最後まで読んでみたいような。
実はムスアグだったってバレた今ならムス虐待がエスカレートしても大丈夫そうだし。
いったいどんなエンディングが待ってたのか気になる〜wアグが行く!みたいにシリアスになるのかそれともギャグのままかw
601名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 16:17:34 ID:4xXOJD4Q
ディバインナイト≠神殿騎士 に自分で納得した。
「神殿騎士」は、「ミュロンド寺院教皇直属の“神殿騎士団”に所属する騎士」
という極めて固有の世俗的な社会的地位を指している。
対して「ディバインナイト」は、剣技「剛剣」を振るうジョブ名。
しかし「教会に所属する聖職者」という程度の意味は含んでいる。

だから、「警察」としては同じであってもFBIと市警が犬猿の仲なように、
「町外れの教会のディバインナイト」と「教皇直属の神殿騎士」が対立する
という構図はありえる。
ライオネル城の司祭もオーボンヌ修道院の神父もディバインナイトになれるが、
「神殿騎士」になるにはミュロンド寺院に入るしかない。

メリアドールはラムザたちに同行するようになった後は、
名前表示が「神殿騎士メリアドール」から「騎士メリアドール」に変化している。
しかし相変わらず「ディバインナイト」にはなれる。
ここから察するに、神殿騎士団から離反した後のメリアドールの信仰問題は、
「“現在の”神殿騎士団こそ、信仰を失い私欲に走った裏切り者集団であり、
 私は神に仕える清廉な聖職者として、彼らの不正を糺さねばならない」
というように位置づけられたと思われる。
他には、「神への信仰心」は抽象的、いわば「気持ちの問題」だから、
ルカヴィを見たくらいで「神を愛する心」を捨てるとは考え難いという事もある。

アグリアスのアの字も出ないスレ違いでスマソ
602名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 17:37:33 ID:wzZ0/29c
貴公らッ!
いつまでもグダグダとぬかして、まとめて剣の錆にしてくれるッ!
そこに直れ!
603名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 18:28:04 ID:6lQ/HyqB
ようやく、ね○わさび氏の「ドリルな若大将」入手したんで、直る代わりにアグたん貼ってみました。
ttp://moe2.homelinux.net/src/200411/20041103759419.jpg
踊り子アグたん&オヴェ様、その他ラフ。

エロページも続けて貼ったが見る人は直接「萌え.jp」行くか、番号を20041103759436.jpgにコピペし直してくだされ。
604名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 20:19:47 ID:Ae6cqqwf
アグリアスの踊子コスというのはよく見るが、オヴェリア様まで一緒とは珍しいな。
605行く人 ◆yDU/dR5FV. :04/11/04 00:15:25 ID:X4v9EL9H
◆yDU/dR5FVだとコピペが面倒そうだし、一応名前つけてみました。
名前の由来は『行く』ばっかりやってたからですw(しかし今回は行ってない)
『つまらない』ならともかく『不快』な物を投下するのはアグスレ住人としてどうかと思い打ち切ってしまいましたが、
皆様の意見を読ませていただいてちょっぴり早まったかな〜とも思ってしまってたり……。
とりあえず気分転換にストレートなラムアグを書いてみました。こんなアグたんいかがでしょう?
606朝靄のデュエット1/3 ◆yDU/dR5FV. :04/11/04 00:16:34 ID:X4v9EL9H
――山の向こうにあるライオネル城が朝靄に隠れている。
城塞都市ザランダの丘の上。そこに、一本の木が生えていた。
金糸の髪を揺らしながら、ガウンを羽織った美女が木の幹を手袋越しに撫でる。
白い朝靄に、白い息が混じる。冷たい朝の空気が彼女の肺を満たした。
細められた双眸は悲しみをたたえながら幹を見つめていたが、瞳に映っているのは数ヶ月前の思い出。
守ると誓っておきながら、結局守れなかったあの人。
今頃どうしているだろうか? きっと"あの男"に守られているのだろう。
女騎士は幹から手を離すと、木の葉を……出来るだけキレイな形をした物を選んでプチッとちぎった。
それを唇にあてがい、フーっと息を吹く。
息は葉の表面をすべり白い息となって朝靄に混じって消えた。
「草笛ですか?」
ふいにかけられた声に彼女はビックリして……けれどそれを決して表面には出さず、葉を口から離してゆっくりと振り返った。
「ラムザか。おはよう、早起きだな」
「おはようございます。アグリアスさんこそずいぶんと早起きですね」

草笛を吹こうとしたのはアグリアス・オークス。
彼女に声をかけたのはラムザ・ベオルブ。
初めてオーボンヌ修道院で出会った日から数ヶ月……数々の苦難を乗り越え、仲間として固い絆で結ばれている。
「何となく起きてしまい、やけに目が冴えてしまったので散歩にでも行こうと思ってな」
「それで、草笛ですか?」
「うむ……」
「そういえばこの木はオヴェリア様が草笛を吹いた時の……。そういえば、オヴェリア様も最初は吹けなかったんですよね」
「貴公に教えてもらってすぐ吹けるようになったがな」
「教えて上げましょうか?」
ラムザも木から葉っぱを一枚ちぎり取り、唇に当てた。
そして、
607朝靄のデュエット2/3 ◆yDU/dR5FV. :04/11/04 00:17:43 ID:X4v9EL9H
しんと静まり返った朝靄の中、草笛の音色だけが辺りに鳴り響いた。
草笛の主は双眸を細め、朝靄に隠れた空を眺めている。
その瞳は、一人ぼっちで泣いている子供のようで……とても儚いものだった。
誰に想いを馳せているのだろう?
草笛を教えてくれた父か。
連れ去られてしまった妹か。
それとも袂を分かれた幼馴染みか……。
誰を想うにしても、胸中を巡る想いは彼を悲しみへと誘うのだろう。

草笛の音が止まった。
悲しみを隠した微笑を向けてくるラムザ。瞳は「やってみて下さい」と語っていた。
「す、すまん。もう一度手本を見せてくれないか?」
ついラムザの瞳に魅入ってしまっていたアグリアスは、申し訳無さそうに苦笑を浮かべた。
ラムザは嫌な顔ひとつせず、「こうですよ」と言って再び葉を咥えた。
唇の形を真似して、アグリアスも葉を咥える。
ラムザが草笛を吹き始めると、アグリアスもゆっくりと息を吹いた。
2つの音色が重なり合い、ザランダの街に落ち着いた音楽が流れる。
その調べはどこか悲しげで、儚い。
片方の音色が消えると、もう片方もすぐに消えた。
608朝靄のデュエット3/3 ◆yDU/dR5FV. :04/11/04 00:19:36 ID:X4v9EL9H
「上手ですよ」
そう微笑むラムザの顔には、もう悲しみを隠している様子は無かった。
遠い昔、草笛を吹くといつも隣で一緒に吹いてくれた、今はもういない親友――。
1人で吹くと寂しい音色。
でも、今のラムザには、すぐ隣で草笛を吹いてくれる人がいた。
だから――。
彼の心の穴をわずかでも埋められた事を誇りながら、アグリアスは葉を咥えた。

それからしばらくして、再び草笛が奏でられる。
朝靄が晴れ、太陽がザランダの街を照らし、街の人々が目を覚ます時間まで、デュエットは続いていた……。
609名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/04 00:49:13 ID:7z/ZkI08
イイ!
610名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/04 01:13:01 ID:62jmuUJ1
やばい超萌えだ…!
このぐらいのイチャイチャしてない程度のラムザとアグリアスの草笛イベントが
ゲーム中でも欲しかったと思ってただけに、俺のツボに大ヒットですよ。
611名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/04 01:44:02 ID:6UPPtA6i
>>605
ギャグ一辺倒かと思いきやシリアスもなかなかどうして。乙。
あの尋常ならざるペースといい…あなた化け物ですか?(失礼)
ところで、保管庫にはジョブ〜の完結版を載せる、ということはできないんだろうか…
612名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/04 04:14:52 ID:kjTYQr0o
乙。
なんか久々に正統派なネタを読んだような。
やっぱりアグ萌えの原点はこういうのだなぁ、とか改めて思ってみたり。
613名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/04 09:08:35 ID:6ed8tuUs
(・∀・)イイヨイイヨー
614名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/04 17:16:49 ID:0gJ/b3Bt
アレグリアのCMの歌が「アグリ〜ア〜ス」に聞こえた、
そんな秋の午後。
615名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/04 21:46:51 ID:WyjJLd/m
リアス式海岸と聞くたびにアグリアスを思い出す。
そんな秋の夜長。

ガフガリオンは騎士剣を装備できない。
そんな事が不思議データを使って初めて分かった、
そんな秋の夜長。

オークス家は代々アトカーシャ家のクリエンティス。
ラーグ家とベオルブ家、ゴルターナ家とオルランドゥ家、エルムドア家とサダルフォス家、
の関係のようなものなんじゃないかと思った、
そんな秋の夜長。
616名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 00:10:35 ID:tPAM5BNj
さっき本棚を整理していたら、昔懐かしいド○ゴンボールが出てきた。
そこでこんな妄想が……。

神竜「さあ、願い事を言うがいい。どんな願いでも一つだけ叶えてやろう……」
アグ「私は……」

さて、アグたんはどんな願い事をするのでしょうか?
617 :04/11/05 00:31:47 ID:1/4w1FNZ
ラムザのパンティーをおくれ?
618名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 00:35:18 ID:SY0u+475
                 |
                 |  
           ...-‐――--..!、  
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))
        |::l        |:::|6)) 聖騎士に
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))  なりたいです・・
        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
619名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 00:52:19 ID:f7le15tX

   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
  /   ,――――-ミ
 /  /  /   \ |
 |  /   ,(・) (・) |
  (6       つ  |
  |      ___  |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |      /__/ /  < 聖騎士になれるわけねぇだろ!
/|         /\   \__________
620名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 01:04:20 ID:45q1fGgf
んじゃラムザ専属の性騎士に。
621名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 01:21:43 ID:0ompodgU
いや、俺専(ry
622名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 01:24:48 ID:Sm/fVBc+
デフォルトのmove値が4になるだけでも全然違うぜ。
あとはFFTから加齢システムがなくなるように、とか。
623名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 13:06:20 ID:bSL4mm0h
                 |
                 |  
           ...-‐――--..!、  
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))     >>622
        |::l エエ  エエ  |:::|6)))     MOVEの話はしないでくれ・・・
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))    そんなもので人の価値が決まる訳でもあるまい・・・
        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′                              ・・・ウツダ
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
624名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 15:21:16 ID:h8JXl0pd
>>618
小規模の騎士団でもよいが、二期連続で騎士団の団長か、
それに準じる功績を修めないと、聖騎士の称号はあげられない。
もしくは聖株を買って貰う事だ。一千万ギルかかるが。
イヴァリース千年の歴史の中でどうして聖騎士が六百八十人しか居ないか、
メリアドール辺りが教えてくれるよ。
625名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 15:34:12 ID:Sm/fVBc+
>>623
じゃあラムザのアホ毛を掴みやすいように
ベイグラントのアシュレイ並みに長く、かつ2本にしてほしいとかか?
参考までにアルティマニア本の表紙を。
ttp://images-jp.amazon.com/images/P/4925075756.09.LZZZZZZZ.jpg
626名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 19:24:42 ID:6a+HwNGV
元から生えてた方のアホ毛を握ると力が入らなくなるけど、
新しく生えてきた方のアホ毛を握ると逆に狂暴になるからな、気をつけろアグたん
627名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 21:04:46 ID:QYi4UikI
ラヴィアンとアリシアはなんでアグリアスと王女を見捨てて、
ラムザとムスタディオの方に付いて行っちゃったんだろうな?
628名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 21:59:38 ID:g2W8810h
>>627
二人は極右派のアグリアスを監視するために元老院の密命を受けているから。
葉隠マニアと同じで、極端な右翼は、右翼の中で最も警戒されるものだ。
王家唯一至上主義のアグリアスがオヴェリアと直接接触すれば必ず影響を受け、
オヴェリアを女王に盛り立て利用する腹の元老院といずれ対立する事は免れない。
王女と近衛騎士の過度な癒着を防ぎ、アグリアスを己の政策の忠実な手駒として
制御し続けるために、元老院はラヴィアンとアリシアを部下として与えた・・・

「ラヴィアン、お前もか・・・ッ!」
629名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/05 22:49:34 ID:tPAM5BNj
すでにラムザに篭絡されていた、とか……ありえねぇか。
630名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 00:23:34 ID:qNTsD39E
そりゃあずっと修道院暮しだったんだから、突然若い男がよりどりみどりだったら
恋の一つや二つ、ねえ。
631名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 00:28:36 ID:UT6ria+J
それって、ラッドも入ってるんだろうか…
632名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 00:32:28 ID:m/m+XaPa
>>626
2本のアホ毛を某鉄人のコントローラーのように同時に握ってラムたんをコントロールするのだアグたん!

もっともそんな小器用なことが出来るようになるのはいつの日か。
633名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 00:35:43 ID:nNrf+hnX
エンドラがブラッククイーンで、カチュアがホワイトクイーンだったら、
オヴェリアは何色だろうね。
634名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 00:52:41 ID:dWaKfAjT
そういや、メリアや汎用♀が恋のライバルというSSはよくあったが、
ラヴィアンやアリシアに嫉妬するアグたんというのはまるで見ないなあ。
直属の部下だっただけにすごいジェラシーになりそうだ。
635名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 01:06:45 ID:m/m+XaPa
SSなんかだとアグリアスのキャラクターに対比させる形で
「如才ない」「よく気がまわる」イメージで描かれることが多かったからな。>ラヴィアリ
屈託なく男性と接するラヴィアリに(自分にはできないことだな…)と認識してるだけのうちならまだいいのだがw
636名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 07:04:50 ID:kHacuK5p
アグリアス(Agrias)

南米産のミイロタテハ類は、属の学名(ラテン名)が Agrias であるため、
通称アグリアス類と呼ばれている。
トリバネアゲハ、モルフォチョウと並び、世界3大美蝶とされる。
ttp://www.alpha-net.ne.jp/users2/abe1230/kai-aguriasu.htm
飛ぶ姿はまるで電光のように早く、その姿を見極めることは難しい。
辺境の原生林に生息する珍種が多く、また幼虫は、麻薬となるコカ類の葉を
食べるため、合法的に飼育することができず、生態の解明が遅れており、
現在でも謎の蝶のグループである。
637名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 07:19:28 ID:kHacuK5p
アグリアス(Agrius)

世界中に広く分布するエビガラスズメ属の学名(ラテン名)。
エビガラスズメは、スズメガ類の中でも最も大型のグループのひとつで
大きな体に細い翅を持ち、飛行能力に優れた蛾。日本にも分布。
「海老柄」の名は、腹部が海老の殻のような模様をしていることから。
ttp://tpittaway.tripod.com/sphinx/a_con.htm
幼虫は緑色でサツマイモなどヒルガオ科の植物の葉を食べる害虫として
知られる。終齢幼虫は、様々な色になる。
ttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/ebigarasuzume020921.html
638名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 07:53:13 ID:ZORDi1P7
>>636
アグリアス綺麗だよアグリアス
世界三大美蝶ですか

>>637
除名させてくれ

そーいや昼寝士さんのSSにも蝶のエピソードあったな
639名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 12:22:25 ID:h0Eh18tL
Agrius Oaksだから蛾のほうだね。
640636-637:04/11/06 12:50:03 ID:HBV7jmUj
>>636-637 は、書いてある内容はほんとなんですが、
アグリアスの由来とは関係ないネタです。
一応、蛾で落としてみますた。スマソ

もともとは Agrius は、ギリシャ神話に出てくる神様の名前です。
動植物のラテン名は、神話から名前をとることがよくあるので、
それでそういう蝶や蛾がいるというだけです。そんで、学名(属名)は
同じ学名をつけることができないので、つづりが違うのが出てくると。

ちなみに、ギリシャ神話には、アグリアスという登場人物が
7人出てくる。そのうちの一人が有名。
641名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 14:37:39 ID:TV40Lx+/
夜明けの道(〜ルザリアのアグより〜)

LALALA LALALA ホーリーナイト アグたん
LALALA LALALA 不動無明剣 アグたん
LALALA LALALA ホーリーナイト アグたん
LALALA LALALA Moveが3 アグたん

ミルク色の夜明け 見えてくるまっすぐな道
忘れないよこの道を アグたんと歩いた
空に続く道を

LALALA LALALA ホーリーナイト アグたん
LALALA LALALA 乱名割殺打 アグたん
LALALA LALALA ホーリーナイト アグたん
LALALA LALALA オヴェリア様…… アグたん
アグたん!!

L
642名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 14:38:36 ID:TV40Lx+/
LALALA LALALA ホーリーナイト アグたん
LALALA LALALA 北斗骨砕打 アグたん
LALALA LALALA ホーリーナイト アグたん
LALALA LALALA 今さら疑うものか アグたん

小麦畑波うち 風に光る風車
忘れないよこの道を アグたんと歩いた
遠い遠い道を

LALALA LALALA ホーリーナイト アグたん
LALALA LALALA 無双稲妻突き アグたん
LALALA LALALA ホーリーナイト アグたん
LALALA LALALA ラムザが大好き アグたん

リンゴ畑の向こうで 可愛いアルマが呼んでいる
忘れないよこの道を アグたんと歩いた
長い長い道を

LALALA LALALA ホーリーナイト アグたん
LALALA LALALA 聖光爆裂打 アグたん
LALALA LALALA ホーリーナイト アグたん
LALALA LALALA Moveが3 アグたん
アグたん!!(あぐ あぐぅ)
643名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 14:58:19 ID:m/m+XaPa
「フ○ンダースの犬」ですか…
ここ当分はアグたんとラムザにレイズ系かけられなくなりそーだ。
そのままエンジェル達と昇天してしまいそーで…
「アグリアスさん、僕なんだか眠くなってきちゃいました…」
644名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 16:11:23 ID:qpbeDXPh
剣士ラムザ    「このたび新しく同行してくれる事になった神殿騎士のメリアドールさんです。
            皆さん、自己紹介をお願いします」
騎士アグリアス 「私はアグリアス…。アトカーシャ近衛騎士団の聖騎士…だ」
騎士メリアドール「聖騎士…?」
騎士アグリアス 「…いや、ただの騎士だ。なんだ、貴公も今はただの騎士ではないか」

FFT台詞集を見て驚いた。アルガスは、ランベリー「近衛騎士団」に所属していた!
解せないのは、アルガスは主君エルムドアを助ける働きをしたにも関わらず、
侯爵救出後も敵対勢力である北天騎士団に留まり、ザルバッグの指揮下に入っている。
さっさとエルムドアの元に戻ったほうが優遇されたはずに、なんでだろう。
何せ主君を救出するという大働き。騎士の称号も貰えたかもしれないのに。
ラムザたちと決裂したんだから、「助けてもらった恩」に拘る必要もなくなっただろうに。
エルムドアの元で頑張ってれば出世頭だから獅子戦争の混乱の中、
武功を立てて聖騎士にまで登る事もあるいは出来たかもしれない。

アルガス 「念願の、聖騎士の称号を手に入れたぞ!」
アグリアス「殺してでも奪い取る!!」
645名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 16:38:03 ID:XzxjS96U
骸旅団はエルムドア誘拐犯だから、殲滅してさらにポイントアップ。
646名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 18:51:02 ID:AE3MAJJo
アグたんはラムザに同行するのを決めた時に聖騎士になるのは諦めたつもりなんだけど、
まだ心のどこかで子供の頃に憧れた聖騎士の物語を捨てきれずにいる、そんな感じ
647名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 20:38:50 ID:D8U/d+s3
「聖騎士になろうと思った事など一度も無い。大切なものを護れればそれでよい」

格闘士アグリアスならそう言う。
648名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 22:17:26 ID:/CiD+OuE
アグリアスに口紅を授けた妖精はどこに生息してるんだろうか?
649名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 22:35:34 ID:qNTsD39E
>>648
何の話だ?
650名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/06 22:56:19 ID:0lcCHYsv
>>649
 ベイグラに「ティンカーリップ」っていう口紅が出て来るんだけど、
アグが残したものだって伝説があることになってるから、それかと。
651名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 00:22:33 ID:hEYWasX7
神聖属性を+15してくれる実にアグらしいアクセサリなので
俺もベイグラやるときは主人公に装備させてるが
その上位版の+30のアクセを入手すると立場が微妙になるあたりも実にアグらしい。

てか過去スレにそのアグと妖精のSSがあった記憶があるけど保管庫には載ってないのね。
652名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 01:19:34 ID:QiBJmNJa
>>651
 確か「ティンカーリップ」ってタイトルだったヤツは、作者さんが
保管しないように依頼しておられたけどそれのことかな?
 好きな作品だったから、残念に思った記憶があるよ。過去ログでなら
読めるけどね。
653名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 02:22:53 ID:Ox0TfAoA
それアグたんとラムザが巨大化したり小人化したりするやつだっけ?
あの頃は懐かしいな〜、思えばこのスレも続いたものだ( ´ー`)
654名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 09:54:11 ID:Q44eM78F
アグリアスが俺の中でどんどんあぶさん化している

サッちゃんと結婚するのに9年かかる辺りとか
代打なのに守備が一流なところとか
655名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 15:26:12 ID:DpH0vdln
>>642
第1話 「剣士ラムザ」

剣士ラムザは、まいばんガフガリオンとのつきあいで、ウォージリスの町(まち)で
ミルクをのみます。ある日、なかよしのムスタに町でポーションをかってくるように
たのまれました。そのとき町でひとりのきれいな騎士(きし)にであいます。騎士は
おうじょごえいの任務(にんむ)をしっぱいしてしまって、とてもつらそうです。
ラムザはなんとかして騎士をげんきづけようとします。さあ、どうなるのでしょうか?
656名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 18:02:57 ID:Ox0TfAoA
「お姉さん、元気ないですね。僕のミルクをあげましょうか」
「へ、変態!」
 チュドーン
657名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 18:23:36 ID:A3C4BN9W
>656 違う違う。やるならこう。

第2話 「ラムザとアグリアス」

ラムザはある夜(よる)、酒場(さかば)でひとりかなしそうにしているアグリアスを
みかけました。つらそうなようすをみかねて、ラムザはアグリアスを
はげまそうとちかづきました。「騎士(きし)さま、ぼくのミルクをあげるので
げんきをだしてください」「貴公(きこう)のミルク……ブフー!」 アグリアスは
まっかになって鼻血(はなぢ)をふきだしました。じぶんをやすうりしては
いけないと力説(りきせつ)するアグリアスをみて、ガフガリオンは
「エロ(えろ)い騎士さまがいたものだぜ」とためいきをつきました。
658名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 18:31:49 ID:5OiphkIR
 静かな秋の午後。二人向かい合って座り、書き物をするラムザとアグたん。
 そのうち、ラムザが筆を取り落とす。
「おっ…と」
 かがみこんでヒョイと筆をとり、顔を上げると…
「!!」
 今日のアグたんは質素なワンピ。椅子に座っているので、かがみこめば当然そのあらわな太股が見える。
 そしてその付け根も。
「……」
「…?ラムザ、どうした」
「……水色」
「え?」
「あ!いえ、その……その服お似合いですね、と」
「……鼻血がでているぞ、ラムザ」
「………ちが」  
 ガッ!


 ……しばしの閑静、ふたたびおちる筆。
「………」
「………」
「……私が拾う」
 ラムザを睨みながらかがむアグたん、今日のアグたんはゆったりとしたワンピ。かがみこめば当然
 胸の部分が垂れ下がる。そして上から見れば、
「!!」
「……ほら、ラム……何故鼻をおさえている」
「……いえ、べつ」
 ガッッ!


つまりね、俺としては鼻血を吹くのは男側であるべきかと。
659名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 18:37:27 ID:hEYWasX7
>>655
途中はすっとばしてとりあえず
最終話 「聖天使たちの絵」

死都ミュロンドの激戦から奇跡的に生き延びたラムザとアグリアス。
だがすでに瀕死の重傷を負っていた二人は
半壊したオーボンヌ修道院の礼拝堂の中で抱き合いながら、
>>643の展開になり
天使たちが描かれた壁画を見つつ天に召されるのであった…

もう俺号泣。
660名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 21:06:16 ID:U0pCAiWb
瀕死のアグリアスなら、巨蟹の聖石と契約を交わしてこそ。
でも人間形態ではやはりウィーグラフには及ばないルカヴィ・アグリアス。

実際、同じ聖剣技の使い手でありながら、
アグリアスとウィーグラフの戦闘力の差はなんなんだろうな。
ウィーグラフが稀代の天才剣士なのか、アグリアスが弱いのか。
それともウィーグラフのテンションが異様に高いのか。ラムザ仇だし。
両手持ちとか、気合入りすぎ。
661名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 21:12:22 ID:g5qnGedk
ホワイトナイトのがランクが上なんだろう
662名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 21:41:15 ID:Ix7ABY5l
某サイトより一部転載。

ホーリーナイト
成長値 HP: 10/MP: 11/SP: 100/物A: 50/魔A: 50
補正値 HP: 1.4/MP: 1.0/SP: 1.0/物A: 1.0/魔A: 1.0

ホワイトナイト(3章)
成長値 HP: 10/MP: 11/SP: 80/物A: 40/魔A: 50
補正値 HP: 1.9/MP: 1.5/SP: 1.25/物A: 1.2/魔A: 1.0

……差は歴然。
663名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 22:52:36 ID:8AFnxwjj
ホーリーナイトってナイトより成長率悪いからなぁ
664名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 23:38:04 ID:+5i02ep+
ホワイトナイトは聖騎士ですもの
665名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 23:41:10 ID:qNyP8W7p
騎士アグリアス
  「こんなところで死ぬのか・・・。嫌だ、死にたくない。このままではあまりに・・・」
聖石
  「汝の絶望と悲憤が我を呼び出した。我と契約を結べ・・・」
剣士ラムザ
  「駄目だアグリアスさん、聞いちゃいけない!」
騎士アグリアス
  「助けてくれ・・・」
聖石
  「我が名は審判者キャンサー。汝の願いを聞き届けよう・・・」

審判者キャンサー
  「・・・だが、叶えられる願いは三つ!」
騎士アグリアス
  「三つ!?」
審判者キャンサー
  「三つまでなら、どんな願いも叶えてやろう。さあ、汝の心の底からの望みを言え・・・」
騎士アグリアス
  「三つだと・・・。なら、私のMove値を4にしろ!
   私の物理攻撃力を魔法攻撃力より高くしろ!
   そして私に聖騎士の称号を与えてみろ!!」
審判者キャンサー
  「よかろう・・・・・・」



聖戦士アグリアス
  「・・・おお!? 力がみなぎってきた!?
   それに、私の名前の前に“聖”の称号が!?・・・って、聖戦士!?」
審判者キャンサー
  「そんな都合のよい話があるわけなかろう! ヘイル・トゥー・ユー!」
666名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 00:18:47 ID:5AFySFMB
たぶん蝶の化身でワグナスみたいなルカヴィだろう。
667名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 00:25:36 ID:k4Pd8O42
>ヘイル・トゥー・ユー!
ワラたw
668名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 00:37:10 ID:QiXLbPNq
>>654
本格中世ファンタジー野球浪漫
「 あ ぐ さ ん 」
作画:水島新司 原作:松野泰己

シド監督「アグリアス君、そろそろ君も現役から身を引いて後進の育成に本腰を入れてみてはどうかね」
アグさん「お言葉ですが伯、私の娘が一人前の騎士になって共に轡を並べるようになるまで現役でいたいのです…」

もっとも俺の中ではアグたんは水島漫画においてはドカベン(むろん旧作)の土井垣のポジション。
沈着冷静で皆から頼られる姐御なんだけど、なんか地味なあたりが。
669名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 01:45:47 ID:gYddFwZr
娘か……。アグたんの娘もアグたん同様騎士の道を歩むのかね。
670名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 01:56:45 ID:6zXkF929
「アグリアスが真に望む事は、両親のような立派な騎士になる事、
 またアグリアスが真に恐れる事は、立派な騎士になれずに両親に見捨てられる事だ!」
「それはまだ表面的な物の見方なのだ。アグリアスが真に望む事は、
 立派な騎士になれるかなれないかに関わらず、無条件で両親に愛される事。
 そしてアグリアスが真に恐れる事は、自分が両親を憎んでいるのを認めてしまう事だ。
 アグリアスの世界は父親と母親によって構成されている。
 神にも等しい彼らを憎んでいるのを認めてしまえば、アグリアスの世界は崩壊する」
671668:04/11/08 02:08:05 ID:QiXLbPNq
前言撤回。
やっぱアグたんは岩鬼。
アグたん「ラぁムザぁ〜!」
アルマたん「やい年増!兄さんをいじめるな!」
ラムザ「……」
672名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 12:37:50 ID:5yxrseS1
アグリアス様、今日も美しゅうございます
673名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 14:55:23 ID:QzE4smyf
チッ♪チッ♪ YES I AGU !
ラムザ、成長しとらんな…いまだに相変わらず
後先考えず「妹」「妹」といってるんだからな
674名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 16:21:22 ID:PNKcvNpt
禿ワラターヨ
675名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 17:02:11 ID:CGJsxJDB
今、俺の中で・・・

「アグリアスをボロ雑巾のようにお菓子したい」欲望

が高まっている。危険だ。みんな離れろ。このままではやってしまう。
676名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 17:44:55 ID:QiXLbPNq
「犯したい」と「お菓子したい」では意味は天と地ほどに違ってくるぞ。

前者ならばアグリアスを無理やり強姦したい。
後者ならばアグリアスと紅茶とお菓子で優雅なアフタヌーンティーのひと時を過ごしたい、となる。

俺ならば後者を選ぶかな。
677名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 18:32:50 ID:BIddOZkL
>>676
それはお茶したいのことではないかとマジレスしてみるテスツ
678名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 23:26:37 ID:vHBY9xB4
ふー、お菓子てきた。ホーリーナイトをホワイトナイトにしてきた。
とりあえずSS撮っといたから、これでいつでも出来る。
679名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/08 23:48:52 ID:pyBgIOVT
ボロ雑巾のようなお茶会、、戦場でのTeaTimeのような感じか。
それでもアグ様がいるだけで優雅になりそな気がする。
680名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/09 00:13:48 ID:VMcRsMw5
>>671の「ラぁムザぁ〜!」がラムザに甘えているように見えた……。
681名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/09 01:04:01 ID:TZb+MXMx
ラムザはアグたんに頼りたいけど、そこは男子だし部隊のリーダーだしとばかりに突っ張って我慢する。
アグたんはラムザにもっと頼られたいし甘えられたいんだけど、無理する小僧にやきもきする。

で結局、不器用なもんだから「ラぁムザぁ〜!もっとしっかりしなさい!」と殴っちゃうんだよ。グーで。
682名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/09 12:54:53 ID:lzkMtP4L
                 |
                 |  
           ...-‐――--..!、    
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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        l/l/   \l\l\:::::::ノ))   お兄ちゃん…
        |::l         |:::|6)))
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        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′                          …などと言ってみるテスト
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
683名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/09 13:45:22 ID:HYDHgkJv
アグの場合は「兄上」とか「お兄様」とかだろうか
684名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/09 14:26:03 ID:CVx8BWVM
「兄上様」でひとつ。

アグ「ぽぽぽっ(///)」
685名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/09 17:38:05 ID:VMcRsMw5
アグたん「あ、あの…お、お兄様」
サル袋「……は?」
アグたん「い、い、いえ、何でもございません! 失礼いたしました」
アル「みんなー、夕ご飯できたよぉ」
ラム「わーい。確か今日はアグリアスさんとの合作だっけ?」
アグ「そ、そうだ。ラムザのご家族に気に入っていただけるとよいが」
ラム「アグリアスさんが愛情を込めて作った料理なんだから大丈夫ですよ」

 食卓に集合するベオルブ一家。

バル「おお、確か今日はアグリアス君との合作だったな」
アグ(ラムザと同じ事を言っている。やはり親子だなぁ)
ダイ「何だこの珍妙な料理は。豚の餌か?」
アル「それはアグリアスさんが丹精込めて煮込んだシチューです」
ザル「この黒い物体は?」
アル「それはアグリアスさんが真心込めて作った仔羊のソテーです」
ダイ「ラム(仔羊)肉が黒コゲか。まるで今後の結婚生活を予感させるなぁ」
アグ(お義兄様ッ・゚・(ノД`)・゚・)
ザル「まあまあ。戦場ではもっと悲惨な食事が出た事もあったのだし、これくらい……なあ?」
アグ(お義兄様ッorz)
バル「……と、とりあえず食べようか。では皆の者、手を合わせなさい」

 手を合わせる面々。
アグ「いただきまー…」
ベオルブ一家「天にまします我等が神よ……うんぬんかんぬんなんたらかんたら」
アグ「………………」
バル「さて、お祈りもすんだしさっそく食べ始めようか」
ダイ「アルマの作った料理はどれかな? コレとコレと……」
ザル「とりあえずチーズフォンデュでもいただくかな。これならパン等を溶けたチーズにつけるだけだから安全だ」
ラム「ぼ、僕はさっそくアグリアスさんお手製のシチューから食べますね。ああ、美味しそうだ。……うっ」
アル「ラムザ兄さん、無理しないで」
アグ「も、申し訳ない……」
バル「最初から何もかも上手く行く人間などいないさ、今後精進しなさい」
アグ「お義父様っ・゚・(ノД`)・゚・」
バル「おや? このサラダはアグリアスが作ったのかね?」
アグ「ええ、自信作です。どうぞお食べ下さい」
バル「では頂くとしよう。ふむ、これは美味い。特にこのキノコが良い」
アグ「実は先着5名様半額セールの品でして」
バル「ほお。主婦たるもの、家計を助けるために節約も出来ねばならんからな、立派立派。ところで何というキノコだね?」
アグ「店の者は確かモスフングスと……」
ザル「何ぃ━━━━━━━━━━━━━━ !!??」
ダイ「ギクッ」
ラム&アル「?」
バル「ほお、モスフングスか……何やら聞き覚えがあるが、どうも頭がハッキリせんのう。この浮遊感、まるで天国にいるようじゃ」
アグ「それは良かった」
ザル「良くな〜い! 父上ッ、すぐ吐き出して下さい! ラムザは医者を呼べ〜!」
こうしてバルバネスは一週間入院する事になり、しっかりとモスフングスの解毒をした。
医師が言うにはサラダで食べた量よりあきらかに多い毒素が検出されたとか言われたが、何故なのかは分からなかった。
それと長兄ダイスダークの機嫌がしばらく悪かったそうな。
きっと父バルバネスに毒キノコを食わせたアグリアスに対する怒りだろう。父親思いの息子である。



こんなベオルブ家はいかがですか?
689名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/09 20:34:27 ID:Eh43j9TA
イイネー。
さっそくいただこうとするアグたんに萌え。
690名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/09 20:39:10 ID:wfrcj8cX
>>688
GJ!
691名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 02:30:53 ID:mf2qkHVR
殺伐としてこそベオルブ家。
箱入りのご令嬢なんかでは嫁げんのだよ!

まぁアグたんを嫁に入れるより、ラムザを婿に出したほうが双方の家にはベターな選択だと思うのだが…
692名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 13:03:22 ID:1PAQlqas
相談者:匿名希望Aさん(聖騎士)
*プライバシー保護のため顔を隠しております

                 |  
           ...-‐――--..!、  
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))   好きな彼がどうもシスコンみたいで困っている。
        |::l|||||||||||||||||||| |:::|6)))   どうしたら彼を振り向かせられるだろうか?
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))  やはり私も「兄さん」とか言ってみるべきなのか…
        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ  
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′
        (   (  ̄ノ `ー-'′\   え?それより職業を偽称するなって?
           ̄   ̄           \ いいじゃないかそれぐらい大目に見ろ…ウツダ
693名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 13:31:55 ID:zbfvjkY/
むしろ「姉さん」と呼ばせてみるンだ
694名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 16:55:32 ID:NM4Ahug+
ムスタからは「姐御」って呼ばれてそう
695名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 19:10:55 ID:/0PH70nc
アグリアス・ベオルブ
696名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 19:42:40 ID:X3LlGes7
そういや昔、
「ラムザは戦争終結後、異端者の汚名を払拭し、
ベオルブ家を再興して、アグリアスを妻に迎えた」
というパラレルがあったな。
そうなってしまうとオーラン(とアラズラム)の存在意義がなくなってしまうわけだが……。
697名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 19:53:34 ID:zbfvjkY/
ふむ、やっぱり何処かでひっそりと…ってのが王道か。
もしよろしければ詳細を教えていただきたいのだが…もう見れないかな?
698名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 21:38:31 ID:w0R+02UI
「その後、二人の姿を見た者は居ない」だから、ロマンダ辺りにでも渡ったのかと思ってた。
あの兄妹は近親相姦のきらいがあるから、二人でマジで「ベオルブ家再興」はやりかねんが。

アグリアスに兄弟姉妹はいないのかなあ。メリアドールみたいに家族全員近衛騎士団とか。
699名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 22:33:33 ID:mf2qkHVR
>>696
ED後妄想に関してはアグスレのみならず他所のSS系サイトでも
ひっそり夫婦になったとか二人旅に出たとか見かけたけど、
「異端者の汚名を払拭」とまでいくとなると
教会側がよっぽど弱体化して、ディリータも交えて3者間で裏取引でもしました、みたいな設定でないと厳しそうだな。
汚名返上の取引条件としてラムザ側は聖典やルカヴィも含め教会の暗部に関しては今後一切口外しないとか。
そうなるとやっぱりその後のオーラン事件は無くす方向に行くしかなさそうかな。
700名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 23:15:04 ID:X3LlGes7
大体の内容しか覚えてないが……
教会とは裁判の形で正面切って対決、ただし新王ディリータの後押しと、
ゲルモニーク聖典の事実上の封印を交換条件にして、無罪を勝ち取ったんだったか。

ただこの話は続きがあって、ベオルブ家を再興したラムザは、
「第一夫人にアグリアス、第二夫人にメリアドール、第三夫人にラファを迎えた」
…という。
その後のラムザの寵を争う「女の戦い」が凄そうw
701名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/10 23:57:34 ID:XWPZN/Wz
>「第一夫人にアグリアス、第二夫人にメリアドール、第三夫人にラファを迎えた」
           /    ヽ
       __ , . - ´    |  |
  \ ̄  ̄"'_==_- l| /:、
    )   `ヽ、`ヽ、 ̄ /::::!
  /        ̄   〈フ/
 ´      _ , . -‐ 、  ヽ、     r─────────
 _,.. - T "        _`>、ヽ    ノ 流石私の見込んだ騎士、ナイトである
 .    ヽ 、  、ー-、_´ /^ `   ⌒ヽ、_________
       //   ヽ、ヽ r /:ヽニ=_- . , _
      //      =´ /:::/     " 'ヽ ヽ、
 _   //、      /:::/::       `ヽヽ、
  "' - )`≧- ,._,r´∨:::::     ,-── \
702名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 01:07:43 ID:uGBmC1W/
順番から行くと、ラファが暗黒剣を覚える配置だな。
703名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 01:07:44 ID:uPUWDVVz
新居が全壊するまで一日とかかるまい。
ベオルブ邸には今日も爆発音がコダマする…
704名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 01:31:48 ID:N7niuuDZ
美貌のアグリアス、性格のメリアドール、床技のラファ、てとこか
705昼寝士 ◆BIdtzyaiEw :04/11/11 01:49:34 ID:aKK6AyxH
ぼやぼやしてるとスレが終わってしまいそうなので滑り込みで一発

それはそうと>>696のSS読みたいなあ
706聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/11 01:51:00 ID:aKK6AyxH

 高い空に、さざなみのように片々たる白雲が浮いている。秋が、日ごとに
深まってゆく。
 ルンベリスの宿場町は、グローグの丘のふもと、三筋にわかれた街道のひとつが
西へ伸びてゆく、その少し先にある。
 ここからヤードーへは健脚の者なら一日かからぬ道のりゆえ、素通りする旅人も
多い。こぢんまりとした家並みが行儀よく軒を連ね、街道はこの先しだいに
フォボハムの海岸へ近づいてゆく。風に、かすかな潮の匂いが混ざりはじめる
あたりである。

 その日、夕刻。ルンベリスの宿、「早瀬」亭のあるじが軒先を掃いていたところへ、
剣士がひとり、悠然と入ってきた。
「部屋はあるか」
「へえ」
 女の剣士だ。声に、凛とした張りがある。顔を上げたあるじが、思わず、
(ほう……)
と内心に息をもらした。
 それほどの、美人である。腰まで届く金色の髪を、ていねいに編んで、すらりと背が
高い。一見すれば、美青年とも見違えそうな出で立ちだ。旅塵に汚れていても、
身なりや立ち居がどことなく上品で、ことに目元がきりっと引き締まり、えもいわれぬ
力があった。
(これは、きっと、身分のある……)
 どこぞの騎士様であろうと、あるじはあたりをつけて、いっそう腰を低く、低くして、
「どうぞ、どうぞ。ちょうど暖めた部屋が空いてございます。ルザリアへおいでになるので」
「うむ」
 差し出された宿帳に、女騎士は飾り気のない筆致で、
〈アグリアス〉
とだけ書いた。
707聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/11 01:52:36 ID:aKK6AyxH


 オークス家、というのは、いわゆる名家、名門の類ではない。名を言えば誰でも知って
いるというものではないが、歴史は深いだけに、思わぬところで名が知られていたりする。
ましてルザリアにほど近いこのあたりまで来れば、まさかに本名をそのまま名乗る
わけにはいかぬ。かといって生来の気性から、偽名を使うのも、
(気にくわぬ……)
 アグリアスは、折衷案として、こうした宿帳などには名前だけを書くことにしている。
 平民のうちには、まだ名字を持たぬものも珍しくない時代である。彼女のような、
見るからに人品賤しからぬ人物がそれを真似れば、わけは向こうの方で勝手に
想像する。わざわざ偽名を使うよりも、その名を考え出す一手間がかからない分、
上手い方法であるとは、アグリアス自身の弁である。

 さておき、旅装を解いて落ち着くと、アグリアスは酒を少しと、食事を求めた。
「ここは、何がうまいのかな」
「ちょうど今頃は、鴨の味がようございますよ」
「では、それにしよう。少し別にとって、弁当をこしらえてほしい。明日は早く発つ」
「明日、お発ちになるので」
 あるじが顔を曇らせたので、アグリアスは眉を片方だけ上げた。待っていたように
あるじは身を乗り出し、
「異端が出ましたのです」
 低い声で、すごみをきかせた。
 異端とは、グレバドス教会の統治のしくみからはみ出した者のことである。ルンベリスの
ような素朴な宿場町で、その言葉はそのまま、この世界のしくみからはみ出したことを
意味する。
708聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/11 01:54:21 ID:aKK6AyxH
 たとえば、教区簿冊というものがある。教会ごとに、そこで洗礼を受けた者の成人、
結婚、出産、死亡を記録したもので、現代でいう戸籍に相当する。この教区簿冊が
なければ税を集めることもままならぬほどのものだが、これを教会が管理している。
教会に認められない者は、公民になることができぬ。
 信仰というものが、今では想像もつかないほど、人の心にふとく根を下ろしていた
時代なのである。
「少し前からどうも、この近くをうろついているらしいのですよ」
 言ってからあるじは、身震いをして厚いくちびるをぬぐった。アグリアスの眼差しが、
ほんのわずかに動いたが、あるじは気付かない。
「それは、大変だな」
「まったくで。こないだ内から男衆が殺気だっていけません」
 あるじは大げさに眉をしかめてみせ、
「ヤードーからも神殿騎士団の方々がわざわざ見えて、先日からご滞在なんでござい
ますよ。明日、山狩りをするとかで。町中総出になりますので、何かと騒がしゅう
ございましょう」
 だから、明日は部屋でおとなしくしていた方がよい、ということらしい。アグリアスは
にやり、と笑って、
「そのようなことを言って、私がその異端だと思っているのではないか?」
 滅相もございません、と、あるじはたるんだ首の皮がぶるぶると揺れるほどに、
首を振った。
「騎士様のような立派な方が、まさかそんな。だいいち、その異端は男だといいます」
「ほう。素性がわかっているのか」
「それがです」口元に手をあてて、眉をしかめる。とっておきの秘密、という顔をして、
「北天のベオルブ家の若様で、ラムザというのだそうですよ」
709聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/11 01:56:55 ID:aKK6AyxH


 鴨が、あたたかい南の国へ渡りに立つ直前のこの時期に捕まえたのを出鼻の鴨と
よんで、このあたりの名物である。長い旅にそなえて肉をつけ、力をたくわえた鴨は、
冬の盛りのあぶらの乗りきったものとはまた別の、濃い味をもっている。
 秘伝のソースを塗って、皮がぱりぱりとしてくるまで炙ったもも肉と、こがね色に
煮込んだスープ、肝臓のパテを、アグリアスは、
「うまい、うまい」
 と、瞬く間にたいらげた。酌にきた女給にもこころづけをはずみ、
「疲れたので、もう休む。やはり、明日発たせてもらうよ」
 言い置いて二階に上がったアグリアスは、しかし、言うとおりには休まぬ。

(ラムザが、ここに来ている……?)
 そのような、はずはない。
 ラムザは本隊と共に、ルザリアで自分の帰りを待っているはずである。出稼ぎに
出たアリシア達を迎え、また物資を買いととのえるために、どうしても一度、総出で
ヤードーに入らねばならぬ。近衛騎士団に配属される前、短期間だがヤードーの
警備隊に派遣されたことのあるアグリアスには土地勘がある。一足先に偵察に赴き、
教会の動向、隠れ家の所在などを一通り調べた上で、ルザリア郊外に潜伏する
仲間の元へ戻る途中のアグリアスなのだ。
 ヤードーの神殿騎士団の動きも、ある程度はつかんでいただけに、
(偽物……)
 であろうと、アグリアスは見当をつけた。
 とはいえ、関わり合いにならないに越したことはない。何しろこちらは本物の
異端者なのだから、思わぬところを叩かれて、埃が出ぬものでもない。裏窓から
身を乗り出し、いざとなったらひさしを伝って隣家の屋根まで飛び移れることを
確かめてから、枕辺に剣と荷物を置いて、鎧下を着たままベッドに入った。

(ツヅク)
710名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 02:00:28 ID:vHX2g3bZ
池波大先生降臨sage
711名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 02:01:33 ID:Mfbrl72K
文体もまんまでワラタ
712名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 02:07:59 ID:uPUWDVVz
やっぱり池波は食い物ネタがないとw
(あと濡れ場も…)
713名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 02:19:19 ID:rQZ/uL1l
文識に疎いので分からんが、誰か有名作家のパロなのか?
ともあれ、続き期待です、乙。
714名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 02:34:31 ID:vHX2g3bZ
毛饅頭sage
715名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 03:04:21 ID:gypxsnrG
乙あぐぅ
716名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 04:19:44 ID:QDVlH7Dd
もう必殺や鬼平を知らない世代がいるのか…。
717名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 11:44:59 ID:d6zVVlgp
蕎麦は日本酒で、だな
718名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 14:20:59 ID:i7sMbTKc
昼寝士たんキタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
719名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 18:52:45 ID:CV+2faCL
アグたんにはポン刀も似合いそうだな。
服は着流しで
720名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 20:48:26 ID:wYMLQaGb
漏れはあんまり色んな作家の本読むわけじゃないから良く解らんけど、
やっぱ作家の特徴ってのは良く解るもんなんかな?
ともかく、なんだかいつもの昼寝士たんとはちょと違って
緊張感のある(いつもの昼寝士たんの文が緊張感無いという訳じゃないが)かっこいい文だなぁ。
721名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 21:15:15 ID:N7niuuDZ
滑り込みでこれだけのものが書けるんだから、やはり昼寝士さんはただものじゃない。
722名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 21:18:44 ID:YXeHwrmC
>>719
着流しで剣を振るったりしたらムチムチのふくらはぎやふとももが凄いことになりますよ!
723極度に真面目なアグリアス:04/11/11 21:34:54 ID:Sd7UsPAE
──その時、親しげで気安そうなラムザが突然言った。「さて、これからアグリアスさんと
話をしなくちゃいけない。こういった場合に君に随行許可を出すかどうか、決定するのは
アグリアスさんだから」 オレは心がブーツの中に沈んでいくような気がした。それじゃあ、
またはじめっから説明しなきゃいけないのか。そして“アグリアス”がどんなタイプの人間
なのかは神のみぞ知るだ。ラムザはオレを城壁の裾から降りている地下道に連れていった。
そこにはオレを助けてくれた数人の騎士や見習い戦士たちがたむろっていた。一番派手な
格好をした女騎士がこちらを振り返って軽く会釈をした。アグリアスはとても美しい騎士だった。
極度に真面目な態度のアグリアスは鋭い紫色の目でオレを観察した。そしてそこに立てと
言った。「で、この人は何をお望みなのだ?」とラムザに鋭く尋ねた。眼はオレから離さなかった。
「はあ、ちょっと僕たちに付いてきたいんだそうです」とラムザは急いで答えた。彼はオレの
用件の全体をかいつまんで説明した。その間アグリアスは眉一本動かさずに辛抱強く聞いていた。
「で、代わりに私たちは何を頂けるのか」とアグリアスは少しも動かされずに言った。「はあ」と
ラムザはとりなすような口調で言った。「たぶん、ムスタディオのお父さんと一緒に聖石を
取り戻すことによって奴らの陰謀を阻止することができると思いますが」 極度に真面目な
態度のアグリアスは、物に動ぜぬゆっくりした態度で壁にもたれかかり、眼は相変わらず
オレの眼の上に据えていた。そして彼女が冷静に次のように言った時、オレは自分が深々と
バグロスの海底に沈んでいくような気持ちがした。「ではお前を連れていくことはできない」
死のような沈黙が満ちた。ラムザは慌しく姿勢を正した。そして誰も一言も言わなかった。
すると、「わかりました。一緒に参りましょう」とお姫さまが姿を現した。オヴェリア様の
眼の隅には同情の光が射して来ていた。「寄るべなき弱者に手を差し伸べるのも騎士の道。
アグリアス、彼を一緒に連れていってあげなさい!」
724名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 21:36:40 ID:Sd7UsPAE
杓子定規で融通の利かない役所的な考え方、「追い返すだけでいい」の不殺主義から、
アグリアスは騎士と言っても元々は“デスクワーク派”だったのではないかと愚考する。
ダーラボン先生みたいなポジションだったのが、無理に実戦投入されたとかね。
あと、暇なオヴェリアの相手をするために相当の教養を見込まれていたのではないか。
ここに「実は文系出身だったアグリアス・オークス」を気まぐれに提唱する。




これでアグリアスの戦闘における弱さにも説明が付(ry
725名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 21:50:35 ID:uPUWDVVz
ハタチいってるかどうかぐらいの年齢や女性であることも考えて、そういう設定でも有りだと思うよ。
よくファンタジー物でも近衛騎士として登場するキャラは
実戦経験ないことから「お人形さん」呼ばわりで揶揄されることも多いし。
だからこそイッパイイッパイなアグたん。

>>722
アグリアス専用装備で「ホーリーナイトのサラシ」を。
726名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 21:50:48 ID:zj3MKpxY
要人警護に携わる人間は、ある意味融通が利かないタイプでないと務まらんよ
727名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 23:06:02 ID:pt820bes
アグリアスは元々は読書を嗜み詩を紡ぐのが好きな才女だったのだが、
彼女が騎士になる事は家等の様々な事情から決まっていた。
とはいえ騎士と言っても実戦には立たず事務系の職務に就く事も出来る。
しかし時は五十年戦争末期、平民出の旅団も騎士団扱いで使われる人不足の時代。
由緒正しい名家オークス家は、令嬢アグリアスを悲惨な戦局の前線に出すに忍びなく、
まず実戦に出ることのない近衛騎士団に入団させた。アグリアスはそこで専ら事務職
として自分の才を発揮していた。ところが王オムドリア逝去によって情勢が変化し、
オーボンヌ修道院のオヴェリアに急遽元老院は優秀な護衛を派遣する必要に迫られた。
人選には細心の注意を払わねばならないが、家柄も旧く信頼に足り、教養も深く、
かつ文系には珍しく聖剣技もマスターしている文武両道のアグリアスに白羽の矢が立った。
アグリアスには青天の霹靂な人事異動だったが、何事にも真面目に取り組む彼女は、
自分に新たに課せられた「武を振るう勇猛な騎士」としての務めを果敢に果たそうとする。
その結果、今日知られるような、「騎士道」に強烈に拘る「騎士アグリアス・オークス」が
現出したのであった。「人の夢と書いて“儚い”。何か物悲しいわね・・・」は、遠い昔に
ゼルテニアに置き去った、本と静寂を愛していた少女の自分を振り返っての懐古である。
アグリアスは聖騎士になる事など望んではいない。アグリアスが望んでいるのは、
一刻も早く戦争が終結し、鎧兜を外し、剣を鞘に収め、再び穏やかな生活に戻る事だ。
ハァハァ・・・苦しい解釈だな・・・

「子供の頃は歴史家になりたかった。しかし、戦争が続いていた。それで騎士になった」
728名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/12 00:38:38 ID:Oki+aRDX
ラムザと学術的な話題で心を和ませるアグたん
729名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/12 03:23:02 ID:qOoFcX0F
ラムザとアグリアス、ワインを傾けつつ知的な議論を楽しむ秋の夜長。
だがそんな二人きりのささやかな楽しみの時間がおかしくなりだしたのは、
「チョコボが先か、タマゴが先か」という話題になってからであった…

チョコボ派のアグリアス、タマゴ派のラムザ。
酒が回りきってるせいもあって、どちらも一歩も引かぬ。
そんな均衡を破ったのは悪酔いしたアグリアスの一筋の涙と鼻水。
アグ「お前には失望した…チョコボのほうが先なのにぃ…エッグエッグ」

アグリアス、知的だけど大人げ無さすぎな20ウン歳。
730名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/12 14:23:33 ID:keW2j83g
アグeggワラタ
731名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/12 15:51:09 ID:il9U1zr1
鼻水…(*´Д`)モエ
732名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/12 17:24:35 ID:hViJfKsh
アグリアスらしい寒いギャグだなw
733名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/12 20:15:09 ID:iSlpYufw
ベオルブ家の家訓は「己の信じる道を行くべし」
サダルフォス家の家訓は「恩は返すべし」
アトカーシャ家の家訓は「誰にも命令されぬべし」

オークス家の家訓は何なんだろう。
以下のような台詞はアグリアスにありえるんだろうか。

「私はオークス家の人間だ! 
 オークス家の一員として、
 私には果たさねばならない責任がある!」
734名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/12 20:42:06 ID:1YGkeyXY
                 |
                 |  
           ...-‐――--..!、    
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l     オークス家の家訓…
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))    「どんな敵にも臆するな、おぅくするな、おーくするな…」
        |::l         |:::|6)))
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))
        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ                  ・・・・・・・くすくすくす
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
735聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/12 22:32:05 ID:e3CBdgcQ


 未明に起き出すつもりであったが、それよりも早く、アグリアスの眠りは
人声によって妨げられた。
「露地へ入ったぞ――」
「逃がすな――」
 跳ね起きて剣をつかんだアグリアスは、騒ぎの気配が窓に面した裏手の通りから
することを確かめると、素早く窓辺に身を寄せて外をのぞく。折しも男が一人、
せまい路地をこじあけるようにして通りに駆け込んできたところだった。
 こんな田舎町にしては、品のいい身なりをしている。その品のいい服が埃に
まみれ、ものに引っかけて鉤裂きを作るのも気にとまらないほど、必死に逃げて
いるらしい。
「異端者だっ――」
「賞金首だぞお……」
 追っ手の声が風上から迫ってくる。小さな町でも、裏路地はそれなりに入り
組んでおり、アグリアスの見下ろす窓のすぐ先で、ちょうど行き止まりになっている。
 逃げる男もそれに気付き、凝然と立ちすくんだ。が、それは一瞬のことで、
すぐに男は顔を上げると、アグリアスが覗いているまさにその窓をしっかと見据え、
猛然と石塀に手をかけた。
736名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/12 22:32:05 ID:s6bEVu/5
実はアルガスを上回る没落貴族で、家族全員を一人で養っているアグリアス。
「私の稼ぎが無かったら、家族はみんな飢え死にしてしまうんだ!」
「私の家族が暮らすフォボハム平原は北海から極寒の風が吹きつける。
 私の仕送りがなければ、みんな今年の冬さえ越せないんだ!」
王家の近衛騎士団という超名誉職で給料はかなり高いが、
それらの金貨は全て為替にして家族に送っているので、
アグリアス自身の生活は非常に貧しい。普段着は一着しか持ってない。
アグリアスが仕事で旅立つ時には家族総出で感謝の念を込めて送り出すよ。
ハングリー精神だけは誰にも負けないアグリアス。
「金が欲しくて、何が悪い! それは、正義だッ!!」
でも金欲しさに違法行為も厭わぬガフガリオンはアグリアスにとって憎悪の対象。
自分は法を遵守し国家秩序を護っているというのがアグリアスの唯一の矜持だから。
だからこそ「金のためなら何でもあり」のガフガリオンは絶対に許せない。
「貧しさにー負けたー、では駄目だ! 麻を着ても心は錦ッ!」


ありえねえ、マジありえねえ・・・
737聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/12 22:32:57 ID:e3CBdgcQ

 それからいくらかの時をおいて、「早瀬」亭の二階に物々しい足音が立った。
「神殿騎士団である。異端捜索のため、宿をあらためる!」
 身震いをするあるじを押しのけて、鎧兜に身をかためた一団の長らしき壮年の
男が、アグリアスの泊まっている部屋の扉を開ける。と、その足が一時とまった。
「何事ですか」
 粗末なベッドに、アグリアスが身を起こしている。毛布で胸元をかくし、こちらを
見返す瞳のするどさに、男がたじろいだものである。が、そこはさすがにすぐ威儀を正し、
「我々はヤードー神殿騎士団である。この町に逃げ込んだ異端者ラムザ・ベオルブを
追っている。この宿の裏手に追い込んだのだが、何か見聞きしてはおられぬか」
「生憎ながら、つい今まで眠っておりましたゆえ」
 眉間にふかい皺をよせた男は黙って、部屋の中を見回している。宿のあるじが
鎧の間をくぐり抜けてきて、口添えをしてくれた。
「このお客様は昨晩ご到着になったばかりで。へえ、宿帳がここにございます。
お探しの者とは、よもや関わりがないかと存じますが」
 それで、男の眉間がややゆるんだ機をとらえて、
「お疑いとあれば、部屋をあらためていただいても結構。なれど騎士団の方々、
女の寝所に、いつまでおいでのおつもりか」
 りん、と通る声でアグリアスが言い放った。
 ベッドの上のアグリアスは、何も着けていないように見える。毛布を身にまきつけ、
鎖骨の前できつく押さえて、なまめかしく白い肩と首すじの肌があらわになっている。
神殿騎士団と名乗った男達のうちの幾人かが、目を凝らして覗き込みそうになって
いるのを手で制し、
「失礼した。不審な男を見かけたら、我々まで報せていただきたい」
 かるく一礼をして出ていった。
738名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/12 22:33:29 ID:s6bEVu/5
すまん、なんか割り込んだっぽい。秒まで一緒だ。
739聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/12 22:36:09 ID:e3CBdgcQ
 足音が階段を下り、宿の外に出たのを聞き届けてから、アグリアスは毛布をはずす。
あらわなのは肩と首だけで、毛布で隠した下には、しっかりと鎧下を着込んでいた。
はだけた首もとを直してから、今まで自分がいたベッドに向かって声をかける。
「もう大丈夫です。出ておいでなさい」
 すると、粗末な木のベッドの側板が内側から外され、中から人間が現れた。
 歳は四十にまだ届かぬあたりだろうか。細面の上品な顔立ちが、見る影もないほど
憔悴し、幽鬼のような相貌となっている。はやりのガリオンヌ型に整えられていたので
あろう口髭は乱れ、泥がこびりついていた。男はベッドの下から這い出すと、折り目
正しい仕草でアグリアスに深く頭を下げた。
「ご厚情、かたじけなく……」
 言うまでもなく、この男はさっき窓の下を追われていた人物である。無論のこと、
ラムザではない。
「お気遣いは無用です。先ほどうかがった言葉が、真実ならばの話ですが」
「そ、それは間違いなく」

 先ほど、アグリアスの眼下で袋小路に追いつめられた男は、死にものぐるいで塀を
よじ登り、隣家の屋根からこの「早瀬」亭の二階のひさしにとりついて、アグリアスの
いるその部屋の窓を目がけて飛び込んできたのである。
 すぐさま抜剣したアグリアスに相対した男は、おのれの腰の剣には手も触れず、
いきなり両膝を床に突くや、
「そ、それがしは、ラーゴリス家の騎士にして、五十騎長を務める者。神に誓って、
天道に背くものではない。どうか義によって、わずかの間、部屋をお預け願いたいッ」
 血を吐くように、それだけ言ったものである。
 その眼差しのただならぬ覚悟を見て取ったアグリアスはうなずき、咄嗟に彼をかくまう
芝居をうったのであった。
740聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/12 22:38:17 ID:e3CBdgcQ

 この男、名をラムザ・ベフォルズという。異端者のラムザとは、なるほど名が同じ
上に、名字の響きもどことなく似ている。
 ラーゴリス家とは、ヤードー近郊に領地をもつ北天の一家門である。大貴族とは
いえないが、かつては北の蛮族の襲来を身でもって防いできた弓矢の一門だけに、
ゆるがせにできぬ歴史と風格がある。アグリアスの生まれたオークス家よりも、
家格は高い。
 そこの五十騎長といえば、名の通りラーゴリス五十余騎の騎士をたばねる隊長で
ある。大貴族ともなればその上に百騎長、五百騎長がいることも珍しくないが、
ラーゴリス家程度の規模では五十騎長が武官の長であって、軍務官僚のような
立場でもって子爵家全体の運営に口も出す。重鎮、といってよいお役目である。
 それほどの人物が、
「なぜ、異端などと……?」
 訊くと、ベフォルズ卿はじっと目を伏せた。口の端が、ひくひくと震えている。
容易ならぬ事情があると見て取ったアグリアスは、
「差し支えなければ、話をお聞かせ願えませんか」
 しずかに、申し出てみた。ベフォルズ卿はしばらく無言だったが、やがてこらえかねた
ように、ぽつり、ぽつりと語り始めた。

(ツヅク)
741名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/13 01:16:09 ID:TIOese6E
なかなか盛り上がってきましたな。
てゆーか俺普通に>>736がSS中の1レスとして読んじまったよ…w
>「貧しさにー負けたー、あたりでようやく(おかしいな?)と…

貧乏貴族の出として歯を食いしばって頑張ってきたがゆえに
負われていた騎士を人事とは思えずかばう展開になるのかと。
実際そうなったけどさw
742名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/13 01:52:11 ID:5p+bzo3r
正太郎乙。
743名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/13 02:18:14 ID:7b1Y2x+I
「あの時殺しておけばよかった。強く、美しかったお前のままで。
 今のお前はアグリアスじゃない。骨と皮の、ただのガラクタだ」
744名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/13 09:05:45 ID:r+gJwq2I
SS投下します。
745オークス家の令嬢:04/11/13 09:06:53 ID:r+gJwq2I
「情勢は複雑だ。王妃と白獅子公の動きも活発になってきている」
「不測の事態にも迅速に対処出来る者でなければ務まりますまい」
「修道院から切り離れての少人数の護衛行に移行した場合も考えると、
 厳しい状況だ、王女と親密な関係を築ける人間が望ましいぞ」
「王女は無類の本好きと聞いているが」
「しかし癒着は困る。独断で行動されてもな。我等の忠実な駒に徹して貰わねば」
「優秀過ぎるというのも困りものですな」
「一番大事なのは何をおいてもあの王女を死守する事だ。何の為に赤子を用意したのだ」
「あからさまな発言はお慎みを。いずれにしろ修道院長にも話を通さねばなりますまい」
「我々を裏切るかというなら、アトカーシャ家の衛星貴族であれば問題は無いでしょう。
 自分の家の断絶と家族全員の処刑の危険をあえて冒す愚か者などおりますまい」

「・・・条件について他に何かあるかね。無ければそろそろ人選に移ろう。
 これは孤立した状況に置いても的確な判断が必要とされる高度な任務だ。
 しかし今我々が完全に管轄下に置いているのは王家直属の近衛騎士団しか無い。
 従って、人材は近衛騎士団から出すより他にはあるまい。
 近衛騎士団長に尋ねる。状況は今、君が聞いた通りだ。
 今回の任務に君の部下の中で最も適任なのは誰かね」
白髪の初老の議長は、末席に黙々と控える近衛騎士団の団長に問いかけた。
浅黒い肌をした壮年の男はゆっくりと顎髭を扱きながら思慮深そうに答えた。
「条件を復唱させて頂いてもよろしいですか。
 まず如何なる状況においても王女を護衛出来る武力を持っている事。
 王女と信頼関係を結ぶに足る教養を持っている事。
 そして元老院を絶対に裏切る心配の無い信頼の置ける出自である事。
 この三点ですな。そしてもちろん女性である事」
並み居る元老院議員たちは団長の発言を心中で吟味した。
まさにそれこそが彼らの求めている人材だった。
「それなら、アグリアス・オークス以外にはおりますまい」
746オークス家の令嬢:04/11/13 09:07:54 ID:r+gJwq2I
アグリアスは戸惑っていた。
彼女の執務室に慌しく乱入してきた伝令に火急的速やかな緊急の召喚と告げられ、
その時やりかけていた今週末に必出の来年度近衛騎士団予算申請書の作成を
部下のラヴィアンとアリシアに任せてきた。
アグリアスを含め彼女らももう三日間寮には帰っていない。
二人の呪いの言葉を背中に浴びつつアグリアスは執務室を抜け出てきた。
彼女が勤務する近衛騎士団の館と元老院の議会場は宮殿を挟んで真逆の方角にある。
チョコボを急いで走らせ街中をぐるりと回り、やっと元老院の象徴たる壮麗で巨大な
石造りの建物に着いた彼女は、入り口で待っていた団長に案内され、
予想に反してその議会場にではなく、隣接する館のとある一室に通された。
窓が設置されていないその奇妙な広い部屋には中央に大きな縦長のテーブルが置かれ、
見覚えのあるイヴァリース最高の上院の元老院議員たちがずらりと座っていた。
団長に仕草でいざなわれたアグリアスはテーブルの端に立ち、直立不動の姿勢を取った。
緊張に震えた彼女は救援を求めて団長に視線を送ったが、頼みの団長はそ知らぬ顔で
彼女の横の席に着席し、目を伏せてテーブルの上に置かれた書類を覗き込んだ。
嫌な予感のする中、議員たちは皆座ったままアグリアスに軽く会釈をした。
そして一段落すると、彼女から一番遠くの位置、すなわちテーブルのもう一方の端に
腰掛ける初老の議員が厳かな声で話を始めた・・・
747オークス家の令嬢:04/11/13 09:08:58 ID:r+gJwq2I
それは相談や依頼ではなかった。それははっきりとした命令、指示の通達だった。
現在就いている途中の仕事からは全て解放される事、
元老院が指定したリスト内に限り部下を好きに選んでよい事、
この任務の遂行に必要な予算の申請は通常の処理をされず直接この会議に通される事、
仮に任務に失敗した場合彼女たち及びその家には相当の処罰が課される事、
派遣される彼女たちの身柄は特別な制限を受け、派遣地や目的等のこの任務に関する
あらゆる情報に関しては、家族に対しても完全な守秘義務が課せられる事、
などが次々と言い渡された。
アグリアスは初め何故自分のような若輩がここに通されたか分からず茫然としていたが、
議長の話を聞いているうちに段々とこれは大変な事になったと思い始めた。
彼らは不可能を要求しているのだ。
しかももしこの任務に失敗したとなれば、それは全てアグリアスの責任になるのだった。
昨今の政治的緊張については職務上彼女も世間で言われる以上の事は知っている。
だが彼女にとっての政治的関心は、王家と近衛騎士団のこれまで通りの存続の希望を
超えた所には無かった。“白”だろうと“黒”だろうと、王家を尊重する勢力は味方で、
王家を蔑ろにする勢力は敵であり、迷う事は何も無かったのだ。どちらかと言えば
彼女は“黒獅子派”だったが、それはオリナス王子を抱える王妃ルーヴェリアが、
王家の代弁者の役割を果たしていた元老院との全面対立を辞さない強硬な姿勢を
見せるようになったからに過ぎない。しかしこの部屋に入って以降、
アグリアスは自分がまさにその泥沼の渦中に置かれた事を感じていた。

議長は任務の説明に続き、元老院の方針は“オヴェリア擁立”にある事を明確に述べ、
アグリアスが任務を完遂し王女を死守する事が国の秩序回復にとって必要不可欠であり、
我々は貴公の働きに大いに期待する、以後必要な事項については団長に相談するように、
と締めくくった。アグリアス自身に発言する機会はついに与えられなかった。
748オークス家の令嬢:04/11/13 09:12:52 ID:5p2vkmMl
会議はそれで終わったものらしく、議長を初めに上座から次々と議員たちは席を立ち、
部屋を出て行った。ほとんどの者はアグリアスを相手にもしない様子だったが、
数人の議員は、立ちつくすアグリアスの肩を叩いてなにくれとなく同情的に声をかけた。
議員たちが退室した後、最後に残った団長を彼女は恨めしげに睨んだ。
団長は苦笑いをしながら立ち上がり、二人は連れ立って部屋を後にして廊下に出た。
「まあそんな目で見るな。君を推薦したのはこの私だ。
 しかたあるまい。君以上の適役は私たちの団にはおらんのだから」
「おだてても何も出ません。折角の特別手当も棺桶に入れられては無駄となりましょう」
「そう悲観するでもない。お偉方は過剰に危険を訴えて君の職業意識を高めておるのだ。
 私は部下をみすみす死地には送らんよ。君たちの力量があれば充分に任務を果たせると
 見越しているからこそ、君を推したのだ。無論、困難な任務には違いないがね。
 しかしやり遂げれば君たちは我が騎士団のこの上ない誉れとなるだろう。
 それに、無事団に帰る事が出来れば君は間違いなく聖騎士の称号を受けられる」
聖騎士という耳慣れぬ単語にアグリアスはびくりと反応したが、
すぐに彼女の脳裏には空の墓を前に敬礼をする近衛騎士団の面々が浮かんだ。
なお名誉の殉死を遂げたアグリアス・オークスは二階級特進して聖騎士となった云々。
縁起でもない。
749オークス家の令嬢:04/11/13 09:14:50 ID:5p2vkmMl
「まあそれはともかく。とりあえず部下の件ですが、
 まずはそのままラヴィアンとアリシアを頂きたい。
 この護衛は緊密な連携が必要とされる任務ですから、
 私と一年以上勤務を共にしている二人がいれば心強いのです」
「よかろう。二人ともリストには入っているし、君と同じ事務畑だが腕は立つ。
 今年度の予算申請の仕事は他の者に引き継いでもらおう」
「・・・聖剣技はオークス家の人間としての嗜みに過ぎぬと思ってまいりました」
「人生何が起こるか分からぬものさ。わっはっは」
「笑い事ではありませぬ」

白羊の第一日、騎士アグリアス・オークス率いる十人の近衛騎士は、
全員チョコボに騎乗して防寒の効果の高い革のマントに身を包み、
まだ薄靄の霧に包まれた早朝、王都ルザリアの南門を出発し、
まだ春先の吹雪の絶えぬファルメリア高地に向かった。
貿易都市ドーターから伸びる半島の端に建つオーボンヌ修道院まで約一週間の道程である。
(続く)
750名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/13 09:17:43 ID:5p2vkmMl
元ネタは知ってる人がいるかどうか分からないが「ジャッ○ルの日」の小説。
ブ○ース・ウィ○スが暴れまわるハり○ッド映画の方じゃないぞ。
751名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/13 10:40:36 ID:kwhWMXrH
なんだか知らんがカコイイな。禿乙
752名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/13 12:22:13 ID:pyTSDtQS
age
753名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/13 14:20:06 ID:TIOese6E
これまた続きを待ち望む。超乙。
そういやフォーサイスは今まで読んできてないな。
レビューサイトを調べて回ると皆してウ○リス版映画を酷評してるのにはワロタ。
754名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/13 14:47:48 ID:7In0VoJ5
つーか、用心棒日月抄かと思った。
作者はともかく、訳者は絶対読んでるだろうな。
755名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/13 18:30:14 ID:f/gyVUbX
なんだか緊迫したアグリアスが続いてますね。
カッコイイ、カッコイイよアグたん。
756天才ラムたん:04/11/14 00:44:35 ID:ZRHpLC1t
アグたん「私はお前を信じるの反対なのだ」
ラムたん「ひどいよぉアグリアスさ〜ん!」

ある意味ラムザも天才かつ馬鹿なボンボンつーことで。
757聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/14 01:36:08 ID:HaGbkBW9


 それから一刻ちかくも過ぎ、陽もすっかり昇った頃になって、アグリアスはようやく
「早瀬」亭を発った。腰には、宿でこしらえてもらった鴨肉の弁当を提げている。あるじは
アグリアスの人柄に好感をもったらしく、神殿騎士団の男達の闖入をしきりに詫び、
宿代までまけてくれた。
 宿を出たアグリアスは、途中の店で簡素な着替えを買い込み、まっすぐ東へ進む。
しかし宿場町の家並みを過ぎ、人影も見えないあたりまで来ると、おもむろに道から
飛び下り、草むらの中を今度は逆へ向かって引き返した。そのままルンベリスまで戻って、
町の裏手をとりまく小さな森に入り、さきほど買った着替えを適当な木の枝にくくりつけて、
森を出てしばらく待つ。やがて、こざっぱりとした旅装に着替えたベフォルズ卿が
茂みをこいで出てきた。

「それならば、ルザリアまで同道させていただきましょう」
 先刻、ベフォルズ卿の語る事情を聞き終えたアグリアスは、そう申し出たのである。
卿一人で道中をゆかせるのは危険だ、と判断したためであった。
 五十騎長をつとめるほどだから、武芸の腕も相当に立つのかと思ったら、なんとこの
人物、そちらの方はまるで駄目なのだという。
「人脈と、帳面をさばくのが得意でこの役にえらばれたようなもので……」
 どうりで、さっきから腰に下げた剣がさまになっていないわけだ、と、アグリアスは
苦笑した。時代が進み、腕っぷしで人を従える時代ではなくなっているから、そのような
人物が武官の長になることもできるのだろう。また、五十騎長にふさわしいだけの武勇を
そなえた人物であれば、この時勢下に戦線にもやられず、このようなところを出歩いて
いられるわけはない。
 ともあれ、よし彼一人で道中をゆき、次にあの男たちに追いつかれれば手も足も出まい。
先ほどわずかにまみえただけだが、何人か手練れらしい者もいた。しきりに恐縮する
ベフォルズ卿に、アグリアスは「トード」の呪文をかけて町から逃がし、身なりを変えさせた
上で、こうしてふたたび、町外れで合流したのである。
758聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/14 01:41:30 ID:HaGbkBW9
「何から何まで、かたじけない」
 ていねいに頭を下げるベフォルズ卿に、どうせ行く先は同じなのですから、とアグリアスは
穏やかに返し、
「それよりも、ルザリアに着いたなら高等判事院に出頭するというお言葉、よもやお違えは
ありますまいな」
「無論です。そのためにゆくのです」
 文士じみた気弱そうな目が、この時ばかりは鋭く重い、決意の光をおびた。

 ベフォルズ卿が先をゆき、数歩はなれてアグリアスが、四囲に目を配りながら進む。
山並みを右手に見つつ、グローグの丘まで道はゆるやかに上っている。早足に進んだ
せいで、昼過ぎにはグローグの神殿遺跡群を抜けることができた。待ち伏せがあるとすれば
もっとも危ない場所だっただけに、二人ともほっと息を抜く。
「それにしても、よく、信じていただけたものと思います」
 安堵で口がゆるんだものと見え、ベフォルズ卿がふいに話しかけてきた。「早瀬」亭の
二階の窓に飛び込んできた時のことを言っているらしい。あの場でアグリアスが彼の言を
信じず、神殿騎士団に引き渡していたらすべては終わっていたのだから、卿にとってはまさしく
運命の分かれ目だったのである。
「私が異端者ラムザではないと、どうして信じて下さったのですか?」
「それは……ベオルブ家の三男ラムザどのは、私よりも若い青年と聞いたことがありました
ゆえ。失礼ながら貴殿がそうとは、とても」
 まさかに、本当のことは言えぬ。アグリアスがあいまいに笑ってみせると、ベフォルズ卿も
納得したようで、しわの刻まれた目元を、気恥ずかしげに掻いた。
759聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/14 01:44:13 ID:HaGbkBW9

 陽も大分にかたむいたころ、二人はザス河にさしかかった。短い橋をわたれば、もう
ルザリアは目と鼻の先である。
 急ぎ足に橋までゆこうとしたベフォルズ卿の背後で、アグリアスがきゅうに顔を引き締めた。
「卿。待たれよ」
 ぎくり、と卿が足をとめる。
 橋のたもとに、目の高さほどの大岩があり、その岩を抱きかかえるようにして、松の樹が
ふとい根をめぐらせている。かつては川の神として祀られていた奇岩であるが、その陰から今、
騎士が二人、すっと歩み出た。
 それを合図に、橋の下や草むらの陰からばらばらと、軽装のよろいに身を固めた男達が
現れる。その中の何人かは、今朝方宿で見た顔だと、アグリアスは思い出した。
ベフォルズ卿を背にかばい、一歩前に進み出る。
「ルンベリスでは失礼をした」
 岩の陰から現れた男のうちの一人、今朝は騎士団の長のようにしていた壮年の男が、
これも一歩前へ出た。かるく一礼をしたので、アグリアスも礼をかえす。
「その男をこちらに、引き渡していただきたい」
「それは、できませぬ」
 アグリアスが簡潔に答えると、岩陰から出てきた男のもう一人、まだ年若い騎士が
剣のつかに手をかけた。
「その者は異端者だということをご存知の上か。かばいだてするならば、貴公も異端と
なるぞ」
「名がラムザだからといって、異端とはかぎりますまい。私が聞いたところでは、この
ラムザ殿はラーゴリス子爵家の五十騎長という立場にかくれて、呂国との密貿易で
巨利を得ていたとか」
 ざわり……
 と、四囲をかこむ男達の気配が動揺した。
 正面にいつ二人のうち、先ほど抜剣しかけた年若い騎士が年配の方へ、戸惑った
ような目をむける。
760聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/14 01:45:49 ID:HaGbkBW9
「その前非を悔い、ルザリアの判事院へ赴く道中だという。悪行はそこで裁かれよう
ものを、何ゆえもってこのように追い回す必要がおありか」
「……」
 男達は、だれも答えぬ。
「思うに密貿易には、子爵ご自身がかかわっておられたのではないか。ラムザどのが
調べを受ければ子爵家にまで咎が及ぶゆえ、名が同じことをもって異端と呼ばわり、
神殿騎士団の名を騙りまでして、隠密のうちにことを始末しようとのお考えではあるまいか」
「うぬ!」
「言わせておけば!」
 たちまちに鞘音がいくつも走り、男達がいっせいに抜剣する。重い刃先のひらめきに
囲まれて、いささかもたじろがぬアグリアスに、年配の男がまずは一歩進み出、
「どうあっても、邪魔をなさるおつもりか」
「邪魔は、そちらがしている」
 凛然と言い放った一言が、殺気の堰を切った。
「鋭!」
「おう!!」
 細剣をかまえた右手の男が真っ先に打ちかかったと見るや、そのままの勢いで
どうと地に倒れる。いつの間にか抜き放たれたアグリアスのルーンブレイドが、
男の肩口を深々と切り割っていた。
「下がっていなさい。もし私がやられたらすぐ逃げるように」
 その男が倒れて空いた囲みの穴へベフォルズ卿を押しやるようにして逃がし、
身をひるがえしてまた一人を切り倒す。左右からの二人がかりの斬り込みを、
風に乗る羽のように舞い上がってかわし、地に下りた時にはもう二人の腕を
断ち落としていた。
 四人をまたたく間に斃され、手強いとみた神殿騎士……否、神殿騎士を名乗る
ラーゴリス家の刺客たちが遠巻きに囲むのへ、今度はアグリアスから斬ってかかる。
761聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/14 01:47:43 ID:HaGbkBW9
「ぬうっ!」
「破!!」
 聖剣技の爆風があたりを薙ぎ払い、刺客たちをたじろがせる。その隙をついて、
長とおぼしき壮年の男へといっさんに斬りかかるアグリアスの前に、先ほどから
脇に控えていた若い騎士が躍り出た。
(む……)
 アグリアスの、足がとまる。若い騎士の剣気は、それだけのものを持っていた。
 おそらく、一団の男たちの中では技量も気迫も随一であろう。青光りのする
刃の厚い剣を軽々と高く構え、アグリアスへにじり寄ってくる。アグリアスは
それに対し、剣を正面に構えたまま間合いをとる。
 ゆっくりと、両者の距離が縮まってゆく。わずかでも隙があれば打ち伏せん、という
若い騎士の構えだが、そのわずかな隙が、アグリアスに見いだせない。
 とうとう、しびれを切らした若い騎士が思い切って打ち込んできた時に、勝敗は決した。
 落ち着いて半歩退がり、剣先をかわしたアグリアスが、体勢のくずれた若者の
眉間へ必殺の一撃を放つ。断末魔の声も上げず、若者は顔から地面に倒れた。
 返す刃で壮年の騎士の方も切り伏せると、半数以下に減った刺客たちにもはや
戦う力は残っていなかった。
「ぐ……戻るぞっ」
 風に引きさらわれるように、すばやく男達の姿が消えていく。傷を負わされた者達も
必死に逃げ去り、あとには数人のむくろだけが残った。
 先ほどの、手練れの若い騎士の亡骸のかたわらに、ベフォルズ卿が立ちつくして
いる。剣の血をぬぐい、アグリアスが肩にふれると、卿は震える指で、胸に十字を切った。
「息子です」
 それだけ言って、ベフォルズ卿は膝を折ってかがみ込み、眉間を真っ二つに断ち割られた
若者の両のまぶたを、そっと閉じてやった。
762聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/14 01:50:43 ID:HaGbkBW9



「判事院の門をくぐる時に、卿は何度も何度もこちらへ頭を下げられてな。ありがたいの
だが、目立ってしまっていささか困った」
 ルザリアの市壁の外側にむらがるように寄せ集まった安宿の一件で、アグリアスはラムザ
……これは本物のラムザ・ベオルブにそう言って、エールのジョッキのふちを指ではじいた。
「父を討ちにくる息子……ですか」
「そういうこともあろうさ。主家の命というものは、お前の思う以上に重いものだ」
 妾腹の子であり、まして成人する前に父親を失ったラムザには、その桎梏はわからぬ。
「ラーゴリス家は、どうなるでしょうか」
「本来なら当主が斬首の上、取り潰しだろうがな。この時勢では、どう転ぶかわからん。
判事院とて、十全に機能しているわけではないだろう」
 しかし、
(なろうことなら、正しい裁きを……)
 と、思う。
 家族を捨ててまで、おのれとおのが主の罪を裁こうとした、ベフォルズ卿の決意を
見ているからである。
「それにしても、な」
「何か?」
「名が同じなのをいいことに、異端としてごまかそうなどと、奴らが思わねば、私も助けたりは
しなかったかもしれん。小賢しいことをして、かえっておのれの首をしめることになったのだな」
「何がどう巡り合わせるか、わからないものですよ……」
763聖騎士商売 ◆BIdtzyaiEw :04/11/14 01:52:28 ID:HaGbkBW9
 ラムザのジョッキにも、エールがなみなみと注がれている。アグリアスの酒の供をできる
ていどには、飲めるようになった。
「ヤードーには、明日発つのか?」
「未明に。アグリアスさんには、とんぼ返りになってしまいますが」
「なに、それは構わんさ」
 冷気が、ほそく開けた窓から吹き込んできた。窓外にひろがるヒースの原がすっかり
枯れて、乾いた風を寒々とその上に渡らせている。
「冬が、来るな……」
 アグリアスは呟いて、また、エールを口に含んだ。


End
764名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/14 01:54:09 ID:E1uqd77/
カカカカカカッケーー
765名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/14 03:10:42 ID:ZRHpLC1t
超激乙です。
またいつか池波ネタやってくれる気になったときに備えて、
アグたん版「蝶の戦記」をリクエストしときますか。

番外編で「仕掛け人藤枝マラー苦」とか。
766名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/14 13:26:57 ID:jEftKJSN
おっつ!なんか新鮮でした。
そういえば文章での聖剣技の殺陣の描写ってなかなかレアですな。
767名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/14 18:27:46 ID:ZhG0SPBh
昼寝士さん乙かれ様&GJです!
緊張感のある殺陣、人生ドラマの一こまに漂う哀愁、もうため息ものです。
ああ、頭の中で鬼平犯科帳のED曲が鳴っている・・・
768名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/14 19:07:06 ID:3PDYs7wb
駄目だ………格好よすぎるよ、アグたん。
てなわけで、乙。
769名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/15 00:35:17 ID:/VLwYguU
>>745-749
続き激しくキボンヌ。
770名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/15 03:00:38 ID:Bm0Ovj23
あぐあぐ。
771名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/15 06:49:45 ID:Nh8jTli6
>>765の言ってるアグたん版「蝶の戦記」というと、こんなかな。

「蝶の戦記」著:ショータロ・イケナーミ 出版:ドーター春秋文庫

イヴァリースの国、ルザリア城下のはずれで、
二十歳のアグリアスは五月晴れのもとにのびやかな肢体をなげだしていた。
夏草のにおいと果肉のような体臭に、木立を進む騎士は惑乱した。一瞬の後に……ドガーン!ズゴーン!
五十年戦争末期から獅子戦争に至る時代を、少女から女へと変貌しながら、聖剣技の技と道に賭してゆくアグリアス。
オヴェリア・アトカーシャへの忠心に燃えつつ、時には男装して前髪すがたの傭兵になりすまし、
時にアホ毛三男坊の異端者との恋にときめく日々……、
心と体を完璧にあやつり、死闘を繰り広げる女騎士は、ついにオーボンヌの決戦へ!


もっともアグたんに女忍者やらせても忍ぶ気ゼロでしょうな。
772名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/15 13:48:30 ID:Bm0Ovj23
あぐにすべてを
773名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/15 13:49:35 ID:BNKEz+9v
アグジャーノンに花束を
774名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/15 17:15:53 ID:zhucfkai
アグルイ

>>771 >夏草のにおいと果肉のような体臭…
…(;´Д`)ハァハァ
775771:04/11/15 23:34:43 ID:7rBIK/P3
>>774
ネタ書いた俺が言うのもなんだけど
果肉は果肉でもドリアンみたいな臭いだったらどーするよ?
776影王女オヴェリア・アトカーシャ:04/11/16 01:10:32 ID:Efi8sN+8
「最後に一つだけ聞きます。あなた、元老院は好きですか?」
「は、元老院ですか・・・?」

 (なにとぞ私に百の兵をお与えください!)
 (身分を弁えぬかアグリアス殿!
  貴公は聖の称号すら持たぬ一介の騎士に過ぎぬのをお忘れか?)
 (くっ・・・)

「元老院は・・・元老院は、大嫌いにござる!!!」
「気に入りました」

オヴェリアは、跪くアグリアスの肩にぽんと手を置いた。
この瞬間、アグリアスはオヴェリアの腹心となった。
777名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 02:40:27 ID:rffS/23F
>>775
アグリアスさんは
すがすがしくて神秘的な深みのある優しさをもつ安らぐ香りがするんですよ?
そりゃもうガードも固くなって、宙に浮いちゃって、動きが妙にせわしくなって
元気モリモリになって、ちょっとやそっとじゃ死ななくなるくらいなイイ香りですよ。

ラファたんやメリアたんから(年増必死だなプ)と陰口叩かれても
まだ自分の上にはレーゼお姉さんがいるから大丈夫だとタカをくくってるぐらいは見逃してあげてください。
778名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 06:07:05 ID:wHmBJ5Sd
一章で粘りに粘ってアグより年上になれるのですか
779名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 06:21:34 ID:CxB6g/yI
おはようアグたんヽ(´ー`)ノ
780名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 07:50:22 ID:RVWiwUpD
アグリアスは実はカツラ。
781名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 10:13:35 ID:lotNO1mR
>>780
ウィッグと言え
782名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 11:57:48 ID:Uidr+BoN
エクステでしょ?
783名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 12:39:25 ID:NeQl607r
アグたんは基本的には家の中ではジャージ
784名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 15:22:18 ID:x7/gFw3z
俺とアグリスの関係

バイトが終わり、自宅に帰ると台所にアグリアスがいた
「遅かったな。夜食ができてるぞ」
テーブルにはサンドイッチが置かれていた。
食べてみたら、あんまり美味しくなかった。
そんだけ。
785名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 16:01:23 ID:zlI8OVA2
今日はマインドフレイアの集団と戦った。
混乱したアグリアスさんに切り付けられた・・・物凄く痛かった。戦闘終了後に、必死で謝りながらケアルをかけてくれた。

今日は良い一日だった
786名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 21:12:23 ID:v2r2/kte
FFTの混乱状態って初めて見た時ショックでした。アグたんが踊ってる…

カオスブレイド装備の混乱アグたんが大変危険なので、やむをえず
算術ホーリーでぬっ殺しました。それもラムザで。ごめんねアグたん。
まあ、これも相性のよさゆえ、ってことで。
787名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 21:36:03 ID:rffS/23F
せめてカエルにして放置しときなさい。
もっともゲーム終盤になるとリボン付けさせてたり
白羽どりとかも付けてることが多くなって始末に終えなくなる>混乱アグリアス

ゼイレキレで脳みそ変色された日にゃもう。
そういうときに限って回復手段が拳術ぐらいしかなかったりするんで泣く。
そしてさんざん敵味方区別無く暴れ回ったあげく滝の中でくたばるアグたんには笑う。
788名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/16 23:19:58 ID:r9QvutNo
俺はアグリアスが死んで「キャー」って女の悲鳴を上げたのがショックだったぞ
( ̄□ ̄;)!!女だったのか!うわっ惚れたっ!ってなもんですよ
その後ネットでFFTのSS探し回ったね
789名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/17 00:15:21 ID:9IGTc70D
>>788
「あぐあぐ」
790名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/17 00:33:18 ID:0XkR9u5m
混乱したアグリアスに「レビテト」かけて放置してさらし者、これ最笑。
瀕死状態で片膝ついたアグリアスを回復して喜びのバンザイジャンプ、これ最萌え。
791名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/17 01:50:46 ID:OCTZPihH
変色したアグたんにバスバス斬られるのを必死に耐えながらとにかく敵全滅を目指すラムザ萌え

変色直後にラムザに速攻で戦闘不能にされてあとで馬車のすみっこで落ち込むアグたんにも萌え
792冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/17 02:38:24 ID:iX1gPYWY

 陽が遠く地平線に顔をあらわした頃、アグリアスは静かに目覚めた。見なれた壁の風景。窓辺からは
鳥のさえずりが聴こえる。
 ほんの少し寝床に未練を残しながらも、彼女はすぐさま毛布を払う。途端に部屋に立ち篭めていた
冷気が衣服の隙間から入り込み、彼女の胸を震わせた。冬がしみじみと身近に感じられる。
高原に聳える修道院の冬は寒い。服を脱げば、息も止まるような寒さに包まれ、それが心地よくもあった。
 いつもの騎士服に手をのばしかけて、アグリアスはハッとした。
(そうだ、今日はこれを着るのか…)目を向けた壁には、一着のドレス。
 今日はシモン先生の生日。日頃の感謝をこめて、お祝いしてあげましょうと言い出したのは
オヴェリアだった。
「いつも悪戯してばかりだものね。それに周りはお婆ちゃんのシスターばかりだし、たまには私達が
綺麗なドレスでも着て、サービスしてあげなくちゃ」
 彼女の無邪気な優しさが微笑ましくて、つい請け負ってしまったものの。今になってアグリアスは
思いきり後悔していた。
 ドレスは一応自分の要望通り、飾り気がなく純白で質素なデザイン。マーメイドドレスというらしい。
袖を通してみると、シルクの布地は見かけよりも暖かい。ちょっと気乗りして、淡いベージュのショールを
巻き付けて鏡を見ると、あまりにも開かれた胸元。やられた。
これが「サービス」のつもりなのだろうか。彼女はカクンと首を落とした。

「わあ、アグリアス。とってもステキよ!」
「ほう、これはこれは…」
 食堂に姿をあらわすと、既に集まっていた面々から歓声が上がる。恥ずかしい。
「やっぱり隊長にはかなわないわねー、これだけ着飾ったのに」
「しょうがないわよ、中身が違うし」
 ヒラヒラと裾をつまみながら、愚痴をこぼすのはラヴィアンとアリシア。二人とも流石にセンスを
感じさせる洒落たドレスを纏っていたが、どちらかというとそれは露骨な格好で、シスター達が
顔をしかめていた。アグリアスは周囲の視線に耐えながら、シモン先生に祝辞を述べた。
793冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/17 02:41:46 ID:iX1gPYWY
「御誕生日おめでとうございます、シモン先生。このような惨めな格好で恐縮ですが、心よりお祝いを
申し上げます。今年はもう少しお身体に気を配って、あまり書庫に篭り過ぎないように願いますよ」
「ありがとうアグリアス殿、よくお似合いですよ。老木の祝賀には、まったく過ぎた贈り物ですな。
この歳になって、かように楽しい日を迎えられるとは思ってもみませんでしたぞ」
 髭を撫でながら、シモン先生は穏やかに笑う。本当に嬉しそうだ。こんなに喜んでもらえるなら、
こういうのも悪くないかもしれない。つられて笑うアグリアス。ドレスが彼女の身体にも心にも
馴染みだした頃、オヴェリアの明るい声がそれを吹き飛ばした。
「これでいつアルマ達が来ても安心ね」

(…は?)
 どうやら、図られていたらしい。

 
 食卓に並べられた菓子の類いをつつきながら、一同はにぎやかに談笑をする。
「もう二年ぐらいになるかしら、アルマ元気かなあ…」
「二年と三月ほど前でございますな、フィリオ神父にお連れされてきた時以来ですから。
あの時はいたずらものが二人になって。いやはや、気を揉まされました…」
「もう先生たら、そんなことばかり覚えてるんだから。ねえ、あなた達はあの頃いなかったわよね?」
「そうですね、我々が赴任したのは一昨年の……」
「ちょうど夏に入った頃でしたね。あの時は…」
「……オヴェリア様」
794冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/17 02:43:07 ID:iX1gPYWY
 ふと、先程から口を閉ざしていたアグリアスが、恨めしげな声で会話に割って入った。
が、オヴェリアはそれを無視。
「ああ、そうね。確か野苺を採りに行ったのよね。懐かしいわ…」
「……オヴェリア様」
「あら、だいぶ陽が高くなってたのね。彼女、もうそろそろ来る頃かしら」
「………オヴェリア様」
「ラヴィアン、このお茶とってもおいしいわね」
「恐縮ですわ」
「…………オヴェリア様」
 ズズーー………
「……………オヴェリア様」
「ハァ……ほんとにおいしい」
「オヴェリア様ッッ!!」
 耐えかねてアグリアスは声を上げる。しかし平然として「なによ、うるさいわね」と不快そうに
顔をしかめるオヴェリア。ぬけぬけとした態度にアグリアスは気を呑まれてしまう。
「うる……オヴェリア様、アルマ様の御来訪の話を、私はお聞きしていなかったのですが……」
 かなり怒気を込めて言ったつもりだったが、オヴェリアは依然として
「あらへんねーわたしラヴィアンにつたえたんだけど」と、棒読み口調。
「いえ、私はアリシアが言うかと」
「あら、私オヴェリア様がもうお話ししたかと思ってましたわ」
(…貴様ら)
「いいじゃないのアグリアス、それともまさか、今さら着替えるなんて言わないわよね?」
(ぐ………)

 要するに狙いはそれだったのだろう。わざわざシモン先生の祝い事にかこつけて、私にドレスなど
着させたのは。はかりごともここまで周到だと呆れるしかない。アルマ様とぐるになって、散々
からかわれるのが目に浮かぶではないか。
それもまだアルマだけならよかったのだが、
「どんな人かしらね、アルマのお兄さんって」というのが大問題なのである。
 先ほど、呆然としていたアグリアスに渡された手紙。アルマからオヴェリアに宛てた手紙には、
お父上が病に倒れてしまい、急遽実家に帰ることになったので、帰り道に久しぶりにここに立ち寄ることが
できそうです、という旨が記されていた。そして、その迎えの護衛団に彼女の兄が同乗してくるということも。
795冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/17 02:44:22 ID:iX1gPYWY
 ベオルブ家の息子と言えば、真っ先にもみあげと顎髭が浮かんだが、やってくるのは末の兄らしい。
だが末だろうが何だろうが同じこと、男の前でドレスなどアグリアスには真っ平ごめんである。
 オヴェリア様には申し訳ないが、一応シモン先生にも喜んで頂いたし。やはり着替えてしまおう。
 こっそりと部屋を抜け出そうとするアグリアス。しかしそうは問屋がおろさなかった。
「どこにいくのかしら、アグリアス?」
「うっ……、あの……お客様がいらっしゃるというならば、その、す、少し化粧でも…と」
 我ながら無理のある口実だと思ったが、意外にもオヴェリアは満面の笑顔だった。
「まあ!それはそうねアグリアス。ごめんなさい、私うっかりしてたわ。あなただって、綺麗な姿で
人前にでたいわよね!」
「え……あ。えぇ、もちろん!私もその、女ですから。それでは失礼して部屋に…」
「でもあなた、化粧道具なんてもってないでしょう」
 相変わらずオヴェリアはニコニコ。しかし、目が全く容赦ない。背筋に悪寒が走った。
「綺麗になりたいのよねぇ…、アグリアス。だーかーらぁ……」ちらとオヴェリアが目配せをすると、
ラヴィアンとアリシアが素早くアグリアスをおさえた。
「ちゃーんとここに用意してあるのよー。さ、お化粧しましょ?」
「なっ!オ、オヴェリア様っ!?き、貴様ら。離せっ!」
「申し訳ありませんが隊長」「これも御命令なのです」
 言葉のわりに嬉しそうな二人組。ジタバタするも、相手は三人がかりである。あれよあれよという間に
髪はほぐされ、紅を塗りこまれてゆく。アグリアスはたまらずシモン先生に助けを求めた。普段はあまり
いたずらの度が過ぎると、彼がオヴェリアをたしなめてくれるのだが、
「おや、お茶が切れたようですな。替えて参りましょう」
どうやら今回は彼もぐるらしい。結局なすがまま、オヴェリアのお人形ごっこは、外で車輪の音が
聴こえてくるまで長々と続いた。
796冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/17 02:46:40 ID:iX1gPYWY
「あっ、来たわ、来たみたい!」
「それでは私達は後片付けを」
「隊長、失礼いたします」
 窓から見える馬車に喜々として目を輝かせ、オヴェリアは外へと駆け出した。二人もそそくさと逃げて
しまう。ボロきれのように椅子にもたれるアグリアス。どうやら選択肢はもうないらしい。散々弄ばれて
フラフラの身体を引きずり、彼女もオヴェリアに続いた。
 扉を開けると、ぶわっと冷たい風が吹きこんできた。ケープとショールだけでは足りないだろうか。しかし、
思いのほか陽射しは暖かい、アグリアスはそのまま外にでた。ひんやりとした空気を胸いっぱいに吸い込む。
見上げれば、空をゆったりと流れてゆくひつじ雲。とても心地のいい日だ。…これさえなければ、と裾を掴み
まだ未練がましいアグリアス。ともあれ、彼女は正門に向かった。
「……オヴェリア様?」
 門につくと、護衛らしき馬車の一団が到着していたが、先にでたはずのオヴェリアの姿はなかった。
彼女を捜していると、その内馬車から降りてくる髪を結んだ女の子の姿が目に入る。あれがアルマ様だろうか。
仕方なく、アグリアスは案内すべく歩み寄った。
しかし振り向いた女の子の顔に、彼女は思いきり戸惑った。

「……!」
 アルマだと思ったのは、とても綺麗な顔立ちだが少年だった。何となくアグリアスはまじまじと見入ってしまう。
彼の方もアグリアスに気付くと、しばらくポーッと彼女を見つめていたが、急に慌てたように跪いた。
「…!オヴェリア様……」
「……え?」
呆としていたアグリアスは狼狽え、しかしすぐにその行動の意味する所を理解する。なるほど、どうやら彼は
オヴェリア様のお顔を知らないらしい。私をオヴェリア様と勘違いしているのだろう。こんなにドギマギして、
可愛いものではないか。それにしても、ドレス姿とはいえ王女と勘違いされるとは私もなかなか捨てた
ものではないな。
 内心顔をほころばせながら、アグリアスはやんわりと誤解を解こうと手を差し伸べた。すると…、
797冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/17 02:48:32 ID:iX1gPYWY
「…キャッ!?」
「…えっ?」
再び意を取り違えたのか、彼はその手を取り、細い甲に優しく口付けたのだ。今度はドギマギするのは
アグリアスの方だった。
「なっ!わっわわわた、私はその、あの、ちが…違う、違いますっ!」
「えっ……あっ…あの……、な、なにか御無礼でも…」
 慌てふためく二人。一方オヴェリアとアルマはとっくに再会を果たし、庭を一回りして戻って来ていた。
「あの人たち、なにやってんのかしら?」
「さあ?」
アグリアス達の様子に遠めに首を傾げ、クスクスとふたり、顔を見合わせていた。

 遠くで自分達を観察しているオヴェリアを見つけると、アグリアスはその場から逃げるべく、慌てて彼女の
元に走った。少年も頭をかきながら、自分のチョコボを休ませに行った。
「アグリアス、何してたの?」
「いえ…その……」からかうようなオヴェリアの視線。本当になにをしてたのやら。
「ふふ…、アグリアスさん私とお兄さんを間違えたんでしょう?」
「やだアルマったら!いくらアグリアスでも男女の区別ぐらいつくわよ。ねえ」
「………」
「……アグリアス?」
「………も、申し訳ありません」
「ほらっ。でもしょうがないわ、お兄さん私より美人なんだもん。不公平よね」
 そうしてまたクスクスと笑う二人、何をいっていいのか分からずアグリアスが顔を引きつらせていると、
トコトコとチョコボの手綱を引きながら、噂の兄上が歩いて来た。
「あ、ラムザお兄さん」
「楽しそうだね、アルマ」
「はじめまして、ラムザさん。私がオヴェリアです」
「こんにちはオヴェリア様、ラムザ=ベオルブと申します。お目にかかれて光栄です」
「そんなに畏まらないで、ただのアルマさんのお友達の一人ですから」
「あら、私お友達なんてあなたしかいないわよ」
また楽しそうな笑い声が響く。その時、賑わいを強めの木枯らしがひとつ吹き抜けた。
798冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/17 02:51:03 ID:iX1gPYWY

「外は寒いから、中に入りましょ?お茶を煎れるわ。そうそう、今日はシモン先生の御誕生日なのよ。
先生もあなたに会いたがってたわ、アルマ覚えてる?」
そういってオヴェリアが院を指すと、楽しそうなアルマの顔が少し曇った。
「あ……オヴェリア、あの……」
「……どうしたの?」
「それがね…、上のお兄様が出陣を控えてて、急がなくちゃいけないの……だから、その……」
 口籠るアルマ。あたりに気まずい沈黙が流れた。オヴェリアは落胆を隠せない様子だった。無理もない。
思えば数日前から彼女は喜々としていた。シモン先生のお祝い、というだけでは説明が足りないほど。
よほど楽しみにしていたのだろう、唯一の友達とのひとときを。
オヴェリアの孤独さをよく知っているだけに、アグリアスは胸が痛かった。アグリアスが、彼女の沈んだ肩を
慰めようとした時、突然沈黙は破られた。

「クエーッッ!!」
「うわっ!こ、こらっ。静まれボコ!」
 ラムザの連れていた大人しそうなチョコボが暴れだしたのだ。慌てて抑えにかかるも、小柄な彼はいとも
簡単にはねとばされ、チョコボは森に向かって駆け出していった。
「待てッ!」走り出すラムザ。アグリアスもまた、唖然としている二人を尻目にその後に続いた。
「お手伝いしましょう」
「えっ…あ、でも……」
「わかっています」
「…え?」
「皆から見えない所まで行ってから捕まえましょう。そうすれば、アルマ様達にはわかりません」
「……!」
「その後は散歩でもしてゆっくり帰りましょう。このあたりには詳しいので、御案内できますわ」
 そういうとアグリアスは悪戯っぽく笑い、ラムザも嬉しそうに笑みを返した。先ほど、ラムザがこっそり、
後ろ足でチョコボの腹をしたたかに蹴ったのをアグリアスは見ていたのだ。
 頭上では、昇りきった太陽がゆっくりと下りの弧を描き始めていた。


(続)
799名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/17 05:02:49 ID:y4ot3GUx
>「あら、私お友達なんてあなたしかいないわよ」
ティータに聞かせたらかなりの腹黒キャラに…
800名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/17 06:07:57 ID:0XkR9u5m
乙っす。
アグが傭兵になる以前のラムザとすでに出会ってた、とはなかなかおもろいポイント突きましたな。
二人してドギマギし合う初々しいアグたんとラムザに萌え。
続きを激しく期待します。

あと禿もといシモン先生に合掌…
801名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/17 22:55:52 ID:jtt1pCBd
乙です!微笑ましい感じが(・∀・)bイイ!!
あえてスルーしているところを突っ込むが、その設定だと
↓こうなる罠

アグ「ラムザ、お前はベオルブ家の人間なのか?」

ラム「自分知ってるやん!!」
802名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/17 23:22:04 ID:xoHLI4Or
二人とも何やってんだか……。
でもそれがイイ!!
803名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 00:33:07 ID:d9VqyomP
アグリアスってさー、
「その奇麗な顔に傷がつくことになるぞッ!」って言われて、
その台詞になんにも反応してないけどさー、
ホントはさー、綺麗なんて言われるのは

「生まれて初めて♪ミャハ☆」

だったんじゃね?
だから彼らを殺したくなかったんだよ。

(いけない、相手は敵、倒すべき敵なのよ)
(でもこの人は私を綺麗って言ってくれた)
(私、胸がどきどきしてる)
(これってもしかして恋?)
(でも・・・)
「葬る!不動無明剣!!」

ラヴィ「あーあ、殺しちゃった」
804名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 00:37:00 ID:iI04iGiY
>>801-802
あれだ、アグがラムザとオーボンヌで再会したときは
・ラムザそっくりだけど、なんかヤサグレててもしかしたら別人かも…
・なによりムカつくガフの部下だし、ラムザ本人のわけがない…
・関心が無いふりしつつ傭兵連中の会話に聞き耳立ててると、ラムザはラムザでも「ルグリア」という苗字らしい…
・な〜んだやっぱりヤツはあのとき会った(ドギマギした)ベオルブ家のラムザじゃないんだ、でもやっぱり…

もうアグリアスの頭の中はこんな思考でループしっぱなし。
で、ようやく勇気を出して>>801の会話になるわけですよ。
805名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 00:49:43 ID:u/j8EtZN
まあ続くらしいし、次回の展開を見守りたろうぜ。
禿乙!
806名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 01:42:59 ID:Yq4+hITI
二人っきりになった途端、ラムザに甘えまくるアグたん、
手のを見たいのは漏れだけだろうか……
807名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 07:35:46 ID:iI04iGiY
俺は逆パターンで
ラムザに「甘えられる」まではいかなくとも、頼られようとして妙に空回りする、てのも見たいね。
Part5〜7辺りでネタ出しされてた雰囲気な感じかな。
「何事にも一生懸命すぎる人」というか。
808名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 09:10:58 ID:QYjqtDk6
アグ「ら、ラムザ! わ、私に甘えてもいいのだぞ。ほらほら」
809名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 11:32:39 ID:W1EPNVEf
アグリアスに優しく頭を撫でられただけで俺は多分出ちゃいます。
810名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 11:43:23 ID:qkZKClgY
耳汁がでつか?
811名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 14:10:00 ID:TV+iP6+s
脳汁も
812名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 14:26:56 ID:cdjuZmUp
>>808
俺的には、余裕を持ってそういうセリフを言えちゃうようなアグたんも萌え

しかしラムザに対して敬語になるアグたんというのもなかなか良いですな。
813名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 18:04:56 ID:u/j8EtZN
誕生日にドレスってなんかみたことあるとおもったら、
昼寝士さんのラムザ小姓話と同じだ。
814名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 19:12:54 ID:mMPF3aD/
御前ってなんて読むの?
815名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 19:17:08 ID:mZcBiwwL
>>814
ごぜんorおまえ
816名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 19:33:06 ID:mMPF3aD/
アグたんはどっちで読んでるんだろう
817名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 20:00:43 ID:Yq4+hITI
>>816
「お前」→「貴公」→「ラムザ」→「あなた」
818名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 21:32:00 ID:5JldgQmx
SSの続き投下します。
819オークス家の令嬢 2:04/11/18 21:32:50 ID:5JldgQmx
寒々と吹雪く春先のファルメリア高地を越えた一行は、
ドーターで物資の補給を済ませた後、さらに南にチョコボを進めた。
目指すオーボンヌ修道院はなだらかな丘や森を約一日分越えた向こうにある。
当時のオーボンヌはそこから一番近い街がドーターであり、相当の僻地だった。
一行は無駄口も無く黙々とチョコボを走らせる。
やるべき準備は終え、やるべき任務は任地に到着してからである。
起伏の大きい道をある程度の速度を保って走り続けるのはそれなりの技術が要ったが、
職業能力として馬術が身に染み付いている彼女たちにとっては機械的作業に過ぎない。
頭が暇になっていたアグリアスはぼんやりと思い出していた。

あの会議から数刻後、団長と詳しい話を終え、重い足取りで執務室に戻った彼女は、
顔を見るなりさっきよりもさらに強くなった非難を次々と浴びせる二人の部下を手で制し、
部屋の一番奥の自分の椅子にぐたりと腰をおろした。
さてどう説明をしたものか。
団長の命令を団員たちに分かりやすく噛み砕いて説明し、また、団員たちの意見を
汲み取って団長に待遇改善を求めるのは、大抵は経理担当のアグリアスの役目だった。
しかし、これほど団長の命令が奇妙かつ無理難題だった前例は無かった。
アグリアスは二人に休憩するように言い、アリシアには給湯室からお茶セット一式を
貰ってくるように指示した。頭脳労働には甘いものが欠かせない。給仕とは当然だが
意図的にコネクションを強めていた。“セット一式”と言えば執務室御用達である。
820オークス家の令嬢 2:04/11/18 21:33:47 ID:5JldgQmx
アグリアスはチョコレートクッキーを紅茶で喉に流し込みながら、事情を説明した。
最初は重労働を休めて甘いものを口に出来ると素直に喜んでいた二人だったが、
話を聞くうちに次第に渋面になっていった。まあ予想は出来ていた事だ。
ラヴィアンは顔をしかめて言った。
「それはひどすぎます。連中はアグリアス様に責任を擦り付けているんですよ。
 政治の段階で事態が収拾できないからって、失敗したらそれは護衛のせいって・・・」
「口を慎めラヴィアン。政治は向こうの領分だ。
 私たちがあれこれ是非を判断する事は出来ない。
 最善を尽せばこそのこの任務かもしれんのだ」
「しかしまたなぜアグリアス様なのですか? それに、私たちも。
 団長の人選には首を捻ります。女性である事が任務上当然にしても、
 私たちはアグリアス様と違って聖剣技は使えません。
 それにアグリアス様だけじゃなく私たちまでも抜けたら誰が経理の仕事をやるんです。
 予算申請書の提出は今週中なんですよ!」
がちゃりとカップを受け皿を置き、アリシアも憤然と言った。
「・・・お前たち二人を要員に希望したのは私だ」
突き刺すような二人の視線に耐えられずアグリアスは顔を背けた。
821オークス家の令嬢 2:04/11/18 21:34:41 ID:5JldgQmx
 ──さっきも言っただろう。途中の仕事は全て引き継がれると。
 今週中という期限は延ばされるらしいし、そういう事はもう気にしなくていい。
 今回の任務は“他の全て”に優先する。
 経費は月々まとめてドンと渡されてそこから好きに使っていいそうだ。
 私たちが今まで見た事も無い金額だぞ。いつものような細かい報告書も不用。
 イヴァリースの最高意思決定機関からの直々の命令なんだ。
 “敵”以外に任務に支障をきたすものは無いと考えていい」
クッキーが山と積まれた大皿はいつのまにか空になっており、
アグリアスは二人のカップに紅茶のお代わりをついでやった。
もう一時間も経ったろうか。ポットももう空になりつつある。
これが酒なら重たい気分を吹飛ばして酔えたろうが、さすがに勤務中に酒ではクビが飛ぶ。
もっとも任務に失敗してルザリアに帰還すれば文字通りの首が飛ぶわけだが。
「出立が二週間後の白羊の一日とすれば、準備も急がないといけませんね。
 家族への挨拶は許可されてるんですか?」
アリシアはだるそうに聞いた。ようやく二人も腹を据えてきたようだ。そうでなくては困る。
「ああ。もちろんどこに派遣されるか、何方を護衛するかなどは秘密厳守だがな。
 挨拶は許されているから会ってくるといい。長期出張とでも言っておけ。
 元老院が定めた任期はさしあたって一年だからな。
 一度任地に赴いたらそうそうは帰れないと思ってくれ。
 さて、任務に当たる総人数は十人だが、さっき団長と話し合って誰を使うかは
 もう決まっているから、明日正午ここに集合するように連絡をしよう」
822オークス家の令嬢 2:04/11/18 21:35:32 ID:5JldgQmx
アグリアスはやおら立ち上がって机の上を片づけ始めた。二人も席を立って手伝う。
タオルでクッキーのクズを拭き取りながらラヴィアンは尋ねた。
「アグリアス様は御家族とは会われないんですか? オークス家はルザリアでしょう?」
「ん、あぁ、そうだな。私も会ってくるか・・・」
一番重たいのはこれかもしれない。正確な事実を教えるわけにはいかないが、万一知れば
両親は卒倒するだろう。オークス家は代々アトカーシャ家に仕えている大変歴史深い旧家
だったから、男でも女でもオークスの血統を受け継いでいれば大体の者は聖剣技を使えた。
しかし約五世紀半前にアトカーシャ家が戦乱のイヴァリース全土をついに征して王朝を
開いてからというもの、それまで聖剣技の使い手であるホーリーナイトを戦場に次々と
投入して主家の覇業によく貢献していたオークス家は、ルザリアに拠を構え王家となった
アトカーシャ家の護衛を主な役目とするように変わっていったのだ。
そして十八代に至りいまや王家の勢いは衰え、オークス家も没落の一途を辿っていった。
かつてはオークス家は聖近衛騎士団に最も多く人材を送り込んでいたものだったが、
オムドリア三世の時代にはアグリアス・オークス一人となってしまったのである。
とはいえオークス家の当主たちは自分たちの力を有効に使う道を心得ていたから、
自家の人間の教育には剣だけではなく学問と教養を重んじるようになった。
戦場に赴く事が無い近衛騎士の出世には剣捌きよりはそちらの方が大事だと分かっていた
のである。アグリアスもまたそのような教育を施され、十八になって正式に騎士の称号を
得て独立した頃には両親を凌ぐ教養人になっていた。勝ち気ではあっても汗をかくのは
好まないという、彼女の生まれつきの性質も幸いしていたかもしれない。
出世欲は人並みにあったが、だから彼女と、彼女の両親が彼女に期待する未来は、
ルザリアの館の座り心地の良い絹張りの椅子の延長線上にあったのだ。
父上も母上も愛娘が死地に送られる事になるとは夢にも思わなかったに違いないと
思うとアグリアスは苦笑した。彼女自身思いにもよらなかったのだから。
もっとも、オークス家の本来の由来を考えればそれはまさに至極真っ当だったのだが。
823オークス家の令嬢 2:04/11/18 21:37:01 ID:5JldgQmx
底の浅い小川にざばんと飛び込んだ所でアグリアスは我に返り、
後方に続く部下たちを振り返ってみた。全員続いて次々と水しぶきを上げている。
彼女を含め、彼女に任された九人の部下は全員、革のマントの下には地味な装飾の
ミスリルの鎧を纏っていた。腰に帯びるのはミスリルソードである。
本来近衛騎士団は王家と元老院の権力を誇示する象徴でもあり、見た目の派手さでは、
当時王家と同等以上の勢力を持っていた南北の騎士団をはるかに凌いでいた。
統一されたデザインのゴールド装備を全身に纏った近衛騎士団が、行進する時などに
日に照らされ、彼らの鎧兜と盾が一斉にキラキラと輝く様はまさに荘厳そのものであり、
見物人たちに嘆息を漏らさせたものだった。
しかし今回は近衛騎士団定番のゴールドセットではなく実用が重視され、
目立たず、かつ軽くて扱いやすい高性能のミスリル製の装備が支給された。
強度のわりに軽量のミスリルセットは馬上での戦闘に最適であり、
王女を連れてチョコボで移動する場合に対応できたし、
またミスリルアーマーに至っては普段着としても使用が可能なように
鎧としてはかなりスリムに設計されており、王女の全生活の護衛にも向いていた。
それにいざという場合には、非力な王女にも鎧を着てもらう事も見込まれていたのだ。
そこまでするのは護衛の任を司る近衛騎士団としては名折れだったが、
王女を護衛しきるにはなりふりを構ってはいられなかったのだ。
824オークス家の令嬢 2:04/11/18 21:38:04 ID:5JldgQmx
アグリアスは団長と話をした時に「それならなぜオヴェリアを王都に招かないのか」
という当然の疑問を呈示した。職務上、政治事情に通じる団長は次のように説明した。
元老院にはオヴェリアを手元に置いて保護出来ない理由がある。
つまり、王都ルザリアには王妃ルーヴェリアの手が深く張り巡らされており、
暗殺を未然に防ぐ事は逆に難しかったからである。
侍女やコックに至るまでスパイが潜り込んでいると言われており、
その完全な排除は元老院の力をもってしても不可能だった。
暗殺は元老院の十八番でもあったが、ルーヴェリアのやり方も非常に周到だった。
だからこそオヴェリアは王女という高貴の身分にも関わらず、
王都から離れた僻地の修道院を転々としなければならなかったのだ。
ラーグ公と王妃ルーヴェリアはオヴェリアを邪魔者として排除したがっている。
また、ゴルターナ公は己の政権の傀儡としてゼリテニアに囲い込みたがっている。
暗殺を企てるならラーグ公らであったが、ゴルターナ公が強引な手段で誘拐し
ゼルテニアに確保する可能性も充分に考えられた。
ルーヴェリアからオヴェリアへの緩やかな政権交代を目論む元老院にとっては、
オヴェリアはどちらの勢力にも渡すわけにはいかなかった。
王女が暗殺されるか、もしくはゴルターナ公に奪われた時点で内戦が勃発する。
そうなってはその内戦の勝者が次代の王となってしまい、アトカーシャ家は倒れ、
ただでさえ弱まってきていた元老院の力は完全に失墜する。
オヴェリアを擁立するだけならゴルターナ公と同じだったが、
それはあくまでも元老院の主導によらなければならない。
一地方の豪族による中央集権は、イヴァリースの既得権益を牛耳っている
数多くの貴族の集合体で成り立つ元老院の最も忌むべき事だった。
アグリアスたちの派遣は、予想されるあらゆる危険に対応して未然に防ぎ、
それによって自分たちの政治絵図を実現しようとする元老院の最後の手段であり、
王女オヴェリアを元老院にとっての“カード”のクイーンに例えるなら、
騎士アグリアス・オークスはまさに元老院の“切り札”、ジョーカーだったのだ。
825オークス家の令嬢 2:04/11/18 21:39:00 ID:5JldgQmx
小川が深くなってきたところで岸に上がり、脇の森を抜けて広けた平地に出ると、
もう潮の香りが漂っていた。海にせり出した小高い丘の上には古びた修道院が建っている。
その修道院こそ十二世紀以上も昔に建設されたというオーボンヌ修道院である。
彼女たちの到着は既に見張りによって確認されているだろう。
しかし正面の錆ついた大きな扉は堅く閉じられたままになっている。当たり前だ。
アグリアスは全員に下馬を命じ、チョコボを牽きつつ、門の前で物静かに口上を述べた。
「私はルザリア聖近衛騎士団から派遣されました騎士アグリアス・オークスと申します。
 連絡があったかと存じますが、王女オヴェリア様の護衛の任を仰せつかって参りました。
 開門をお願い致します」
彼女の声と同じく、門は静かに開いた。
(続く)
826名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 22:00:48 ID:iI04iGiY
激乙。
「近衛騎士」としてのアグリアスの設定や
>>824のゲーム開始直前の時期における元老院の解説などが
「なるほどなー」と分かりやすく納得できてイイ感じすよ。
827名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/18 23:14:48 ID:QrE4BXuy
乙です。続きがとても気になります。また読ませてもらいます!!
828名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 00:05:18 ID:o6WvKj3C
いただきストリートにアグアグでないかなぁ・・・
829名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 00:12:49 ID:kn/1/Gsb
奇しくも近い状況のアグたんSSがニ本続いてるが、
同じ護衛騎士時代を書いた話なのに、かたや緊迫、かたやほんのりのギャップがたまらん。
830名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 00:25:29 ID:DuTvlhgz
>>828
FFは野村のキャラばっかだからな。
まず無いだろうな
831名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 03:21:16 ID:3PP2k6UE
ムスタ「アグリアス、9999個の次を言ってみてくれ」
と言われて普通に答えたらムスタが狂喜乱舞するもその理由が分からないアグたん萌え。
832名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 03:40:51 ID:D2Eco/r8
>>832
俺ならその部分だけ切り取って戦闘不能時の悲鳴とか色々合わせて
ヌキmp3を作成し密漁店で売り捌く。
833名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 03:47:47 ID:6gvvoaNH
>>831
藁。
>>832
バレたらアグたんに北斗骨砕打で逝かされるが、覚悟はいいか?
834名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 04:04:58 ID:NXnfeztX
一昨日発売になったばかりの
小さな恋のメロディのDVDを見ながら
ダニエル→ラムザ
メロディ→自分
に脳内変換するアグ
835名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 04:10:45 ID:6fEMfKxT
「アグたんライダー(騎兵)ここにあり」唄:シモン・マサト・ラキシュ2世

「ア〜!グ〜!たーーん!!」
大空に聞け〜♪私の名は〜♪ア〜グたんライダー(騎兵)ここにあり〜♪
「ウッ」来るなら〜来てみろ〜♪悪の〜使者〜♪
見〜たか〜♪乗ったぞ〜♪赤チョコボ〜♪
剣がうなるぞー♪聖光爆裂破ー♪
爪がう・な・る・ぞー♪(台詞)「ラムザ、お前最近メリアとラファに必要以上に優しくしてるだろう…!?」
正義のためならー♪鬼となるー♪
ア〜グたんライダー(騎兵)ここにーありー♪


アグ「―ア〜グたんライダーここにーありー♪フンフン」

ムスタ「おい…自分で『たん』呼ばわりしてるがいいのか?」
ラムザ「あ、言っとくけど機嫌よく歌ってるアグリアスさんを邪魔すると殴られるからね♪」
836名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 05:30:35 ID:6gvvoaNH
ズバリ予想、エンディング後のアグたん

1:やっぱり飛空挺の墓場で死んでいた
2:オヴェリアの死を知って失意の出奔
3:異端者として拷問のすえ公開処刑
4:それなりの立場でそれなりの騎士として生きる
5:ラムたんとエロエロラブラブ隠遁ライフ

個人的には5と言ってみたいんですがね。
837名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 08:21:14 ID:b7cwHp7C
>>836
俺のアグリアスは処刑場でガフガリオンに殺されたのでエンディングには登場しない。
838名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 09:50:34 ID:vXRoMUG5
エン女医アグリアス先生
839名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 16:55:43 ID:6fEMfKxT
>>838
それはアレかね。
一生懸命なんだけど壊滅的なまでにドジで家事もダメなアグたん先生(29歳)と
その後輩で、ちょとでもアグたん先生と接触したり妄想始めたりすると鼻血噴出&失神するラムザ先生(25、6歳?)、
そしてその二人をニヤニヤしつつ暖かくヲチする回りの皆さん、というお話ですか。
840名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/19 17:17:38 ID:22zLWJ4l
保険医なのに何故か部屋に竹刀置いてがあったり…
竹刀は勿論聖剣技可、です
841エン女医アグたん先生:04/11/19 21:57:08 ID:qVf8UHSa
アルマ「ねえ、アグリアスさんは兄さんのことどう思ってる?」
アグ「なんだ、急に」
アルマ「別にィ……ただ、よく一緒に出撃したり回復魔法かけたりしてるみたいだし」
アグ「我々の隊長!」
アルマ「それだけ?」
アグ「ん〜……」
アグ「私より攻撃力の低い隊長……」
アルマ(まだ当分どうにもならんなー…)
842名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 00:23:22 ID:hfotTRwL
>>836
2のアグたんもりりしくて捨てがたい。
ラムザへの想いを断ち切り出帆するアグたん萌え。

ここの住人さんはノリがよくて最高だな。
SS神も降臨するし。
843名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 00:33:14 ID:lhzVfokQ
オレとしては幸せ路線まっしぐらなノリが好きだから
ベイオ&レーゼ夫妻とアグ&ラム夫妻が自分たちの子供たちを眺めながら
昔話に花を咲かせるぐらい幸せの特盛が好きなわけで

しかし夫婦喧嘩地獄行く
844名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 01:15:59 ID:r89SabgP
最終決戦直前、除名を宣告されて……

アグ「何故だ。何故今になって除名など……!」
ラム「この先の戦いは、生きて帰れる保証がありません。
   僕はもう帰るところを失っています。
   マラークたちやオルランドゥ伯もそうです。
   でも貴女には、オヴェリア様がいる。オークス家というご実家もある。
   貴女には守るべきものがあるでしょう」
アグ「オヴェリア様にはディリータがいると言ったのは貴公ではないか。
   それに、この身、貴公に預けると、そう言ったではないか!今さら…!」
ラム「それでは、今現在をもってあなたの身柄をあなた自身にお返しします」
アグ「そんな勝手な話があるか!
   私は己の信念に従って貴公に付いていこうと決めたのだ!
   私が今までどんな思いで貴公についてきたと思っている!!
   どれほど私がお前のことを愛して……」
ラム「………え?」
845名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 01:32:42 ID:LpOE76kf
>>838
みひろ…アルマ
流匠先生…レーゼ
院長…伯
ユミちゃん…ラファ

強引に当てはめようとしたがこの辺が限界か。
何よりほたる姉さんたちが笊鞄たちになってしまうので大変だw
846名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 01:42:55 ID:O2smKW5z
おいおいお前らどれだけあきら先生スレの住人兼ねてるのがいるんだ。
X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
_乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ  ⊂(。A。)<アグたん萌え

>>843
>夫婦喧嘩
女性二人ともに強力な遠距離攻撃を持ってるのが何ともはや…
男性側が揃って理性的キャラなのが救いか。
847名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 01:53:15 ID:bXh0HzBv
アグたんはパン焼くのとスープ作るのが上手そう
848朝靄の挽歌1/6 ◆yDU/dR5FV. :04/11/20 01:56:37 ID:cEGi9/Xg
>2:オヴェリアの死を知って失意の出奔&2のアグたんもりりしくて捨てがたい。&ここの住人さんはノリがよくて最高だな。
よし任せろ。
ノリに乗って書いてきた。


――戦いがあった。長く苦しい、世界の命運を賭けた戦いが。

城塞都市ザランダの宿、そこに人知れず巨悪と戦った勇者がいた。
「フカフカのベッドだぁー」
己の素性を隠しての長旅に疲れたラヴィアンは、真っ白なシーツの上に身を投げ出す。
そのだらしない姿に苦笑を浮かべながら、アグリアスは荷物を部屋の隅にまとめていた。
以前のアグリアスなら「騎士がそんなだらしない真似をしてはならん」と注意しただろう。
ラムザとの旅でずいぶんと丸くなったものだとアリシアは思いながら、ラヴィアンの隣のベッドに腰を下ろした。


   朝靄の挽歌


「はふぅ。柔らかなベッドがこんなにも気持ちいいだなんて……自分の生を実感できるわぁ」
「今まで何度も死にそうな目にはあってきたけど、あれほど絶望的な状況から生還できたなんて奇跡ね」
ベッドの上で夢心地のラヴィアン。鎧を脱ぎながら相槌を打つアリシア。
2人の部下を微笑ましく見つめながら、アグリアスは荷物の整理を終えた。
849朝靄の挽歌2/6 ◆yDU/dR5FV. :04/11/20 01:57:46 ID:cEGi9/Xg
「ラヴィアン。くつろぐのはいいが、早く鎧を脱いだ方がいいぞ。真っ白なシーツが埃まみれだ」
言われて、アリシアは勢いよく起き上がる。そして埃で汚れたシーツを見て「ゲッ」と声を漏らした。
鎧を脱ぎ終えたアリシアは、軽くなった肩を揉み解しながらクスクスと笑っている。
「ベッドに入るなら、夕食とお風呂を終えてからの方がいいわよ。一度ベッドに横になったら起きれなくなりそう」
「温かい夕食と温かいお風呂かぁ……ああ、それも楽しみ」
2人の雑談を聞きながら、アグリアスは「ふむ」と小さくうなずいた。
「そうだな、夕食の時間までまだ時間はあるしまずは……」
「お風呂ですか?」
「ゴーグまでの道のりを相談しよう」
ガクリッ、とラヴィアンとアリシアは肩を落とした。
「ゴーグまでの道のり……って、今まで何度も通ってますし、特に相談する事なんてないでしょう?」
「そうでもない。戦争が終わり平和になって、国中の人間の気が緩んでいる。そこを狙った盗賊も少なくはない」
「あー、そういえば確かに」
つい先日、盗賊に襲われているキャラバンを救った事をラヴィアンは思い出した。
「今は3人しかいないのだし、身を隠しながら進むのは多少楽だろう」
「後はバリアスの谷とライオネル城とツィゴリス湿原だけですね」
「あの湿原をまた通るのかと思うと気が重いわぁ」
「それもあるが、ライオネル城も要注意だ。我々はあそこでドラクロワ枢機卿を殺害しているのだからな。城の兵に見つかったら大変だ」
「そーいえばそんな事もありましたね。ルカヴィの中で一番ブサイクな奴」
「生理的に駄目ですああいうタイプ」
2人の言葉に、アグリアスはつい吹き出してしまった。
なるほど確かに他のルカヴィは『醜悪』だが、ドラクロワのアレはただの『醜い』な気がする。
勝利した今だからこそ言えるが、あの時は初めて遭遇したルカヴィの戦闘能力に凄まじい恐怖を感じたものだ。
850朝靄の挽歌3/6 ◆yDU/dR5FV. :04/11/20 01:58:55 ID:cEGi9/Xg
「とりあえずフードで顔を隠しつつ、不審な態度を取らないよう胸を張って歩く。城の兵士を見かけたら近寄らない、そんなところだな」
「ですね」
「じゃ、相談は終了って事でお風呂でも行きますか!」
ラヴィアンは話を打ち切って鎧を脱ぎ出した。そして荷物の所へ行き、替えの服を取り出す。
アグリアスとアリシアは顔を見合わせた後、自分達も替えの服を取りに荷物の所へ向かった。
普通の旅人なら、バリアスの谷やツィゴリス湿原で盗賊やモンスターと遭遇した時の事を相談するが、彼女達には不要である。
北天騎士団南騎士団神殿騎士団の精鋭や、伝説上の存在だったルカヴィにさえ勝利をおさめてきた強者だから当然といえば当然か。
「ねえ隊長」
替えの服を手に取ったアリシアが、小声で声をかけてきた。
「もうゴーグで待っててくれてるといいですね、ラムザ様が」
アグリアスはちょっぴり頬を朱に染めながら、何でもないフリをして「そうだな」と相槌を打った。
最後の戦いの後バラバラになってしまった仲間達。一緒だったのはこの3人だけだ。
離れ離れになってしまった時はムスタディオの実家であるゴーグに集合する事になっている。
果たして、あの若く頼りがいのあるリーダーは無事ゴーグに辿り着いているだろうか?
彼が自分を待っていてくれるのもいいが、自分が彼を待っていてやりたいとも思う。
早くラムザに会いたいなと心の中で呟いて、アグリアスはアリシア達と一緒に浴場へ向かった。
851朝靄の挽歌4/6 ◆yDU/dR5FV. :04/11/20 02:00:05 ID:cEGi9/Xg
鶏が起き始めるような早朝。
泥のように眠っているラヴィアンとアリシアを置いて、アグリアスは独り、ザランダ郊外にある丘の上に来ていた。
朝靄が街を包み、ひっそりと静まり返っている。
「……懐かしいな」
以前ここで、大切な2人と過ごした時間を思い出す。
唯一の友人を想い、草笛を吹いたオヴェリア様。
幸せだった過去に想いを馳せ、草笛を吹いたラムザ。
その内の一方には、もう会う事もないだろう。
ラムザは「ディリータならきっとオヴェリア様を守ってくれます」と言っていた。
結婚したと聞いた時は驚いたが、今はきっと幸せに暮らしているだろう。
異端者であり世間的には死んだ事になっている自分が戻って、わざわざ事を荒立てる必要は無い。
アグリアスは脇に立つ木の葉を一枚むしり取った。
あの日、あの2人が草笛を吹くのに使った、あの木の葉。
自分は草笛の吹き方など知らないから、葉は指先でもてあそぶだけだった。
ラムザに再会したら草笛の吹き方でも教えてもらおうか? 2人で草笛のデュエットを奏でてみたい。
もう少しで訪れるだろう安らかな日々を思い、アグリアスは微笑んだ。

風が吹き、朝靄が揺れる。
数秒、もしくは数十秒も風は吹き続け、アグリアスの髪を乱した。
風が止み、手ぐしで髪を整えていると、街の方から声が聞こえた。
「……何だ?」
やけに騒がしい気がする。
もしかしたら自分達の正体がバレたのかもしれないと思い、アグリアスは木の葉をポケットに突っ込んで、慌てて宿に戻った。
852朝靄の挽歌5/6 ◆yDU/dR5FV. :04/11/20 02:02:37 ID:cEGi9/Xg
宿に戻ると、宿の主人が旅装束の男性と何事かを話し込んでいた。
一応警戒して、腰に刺した剣をいつでも抜けるよう身体の筋肉を緊張させる。
「何かあったのですか?」
旅装束の男が振り向いた。アグリアスを見て驚く様子が無いので、自分達の事ではないらしいと安堵する。
「ああ、その、俺はこの宿の息子で、今ドーターから帰って来たんだが……チョコボに乗って大急ぎで来たんだ」
「こんな早朝に? いったい何があったんです?」
「驚くなよ……って、無理だな。天地がひっくり返るほど驚いても仕方ない。下手したらまた戦争が起こるかもしれないんだ」
「……何? 詳しく教えてくれ」
戦争。その言葉にアグリアスの顔が強張った。
やっと平和が戻ってきたというのに、英雄ディリータが国を治め出したというのに、いったい何があったというのか?
男は、緊張した口調で言った。
「オヴェリア様がお亡くなりになられたらしい。ディリータ様も腹部を刺されて重傷だそうだ」
一瞬、男が何を言っているのか分からなかった。
誰が、亡くなったって?
オヴェリア様、が? 何故? どうして?
「ディリータ……様が刺されたという事は、反ディリータ派が、2人を襲ったという事か?」
滑稽なほど震えている声でアグリアスは問う。
拳はワナワナと震え、足下は頼りなく、顔面蒼白のアグリアスを気遣いもせず、男は正直に答える。
「それが、分からないんだ。ディリータ様は犯人を見てるはずなんだが、まだ何も手がかりが掴めないらしい。
一部じゃ、王位に就いたディリータ様が、用済みになったオヴェリア様を刺し殺したなんて噂も立ってる」
「そんな、馬鹿な」
茫然自失となったアグリアスの耳に、それ以上男の言葉は入ってこなかった。
853朝靄の挽歌6/6 ◆yDU/dR5FV. :04/11/20 02:04:00 ID:cEGi9/Xg
疲れ果てていたラヴィアンとアリシアは、同室でゴソゴソと物音が鳴っているのに気づかず熟睡していた。
ラムザと共に旅をしていた時は、これくらいの物音がすれば自然に目が覚めたものだ。
それだけ張り詰めていたのだろう。すべてが終わり緊張の糸が切れた今、以前のような集中力は一時的に失っている。
だから、安心してアグリアスは旅の支度ができた。
着慣れた鎧を身につけ、自分の荷物の入ったバッグだけを持って、アグリアスはドアの前に立つ。
テーブルにはすでに置手紙が置いてある。
ラヴィアンとアリシアへの侘び、そしてラムザにも侘びを伝えるよう書いてある。
これなら自分を追ってくる事はあるまい。ゴーグへ行き、ラムザと合流してどうすればいいか相談するはずだ。
――その頃にはもう、すべて終わっているかもしれない。
自分が何をしたいのかも分からぬまま、アグリアスは部屋から出た。
店の主人にも気取られぬよう、宿の裏口から外へ出る。
朝靄がだいぶ薄れていた。完全に消えぬうちにザランダを出よう。

アグリアスは独り北を目指す。王都ルザリアを目指す。
異端者の自分が、ディリータに会えるとは限らない。
ディリータに会って何をしたいのかも分からない。きっと、感情に従って行動するのだろう。
なぜオヴェリア様を守れなかったのかと泣きつくのか、斬り捨てるのか、それとも違う行動を取るのか。
分からない。しかし、行かずにはいられない。
オヴェリア様とディリータの悲劇の情報を集めながら、王都ルザリアを……ディリータを目指し、それから……。
……ラムザは、こんな自分を何と思うだろうか?
「……すまない」
アグリアスは、ポケットに入れっぱなしだった木の葉を取り出し、捨てた。
足下に落ちた葉を踏まないよう気をつけて、アグリアスは先へと進む。
もう草笛を習う事は無いだろう。そんな事を頭の隅で考えながら……。

 朝靄の挽歌 FIN
854ふみんしょ ◆QjqnRqGxSY :04/11/20 03:41:55 ID:PoW4XiOa
乙です。しんみりな結末もいいものですね。

SSの直後でなんですが、続き投下させて頂きます。
855冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/20 03:44:48 ID:PoW4XiOa

「ほら、綺麗でしょ?とっても貴重な宝石なんですって」
「ほんと……。想像してたよりずっと綺麗……」
 静粛な礼拝堂の中、オヴェリアは自慢の宝石をアルマに披露していた。
「見てると、なんだか吸い込まれるみたいだわ……中に字が…、紋章……?」
「そうなの、石の中に処女宮の……えっ…!?」
 二人は目を見張った。一瞬の事だったが、石は目も眩むような、それでいて吸い付けられるような
まばゆい光を放ったのだ。突然の事に二人は呆気にとられる。顔を見合わせるが、オヴェリアはこんな光を
見たことがないのでわけが分からない。やがてどちらともなく、恐る恐る石を台座に戻した。
「……そういえば、お兄さん達はだいじょうぶかしら?」
 気を取り直すようにオヴェリアが口を開く。もちろん本心では彼らが戻ってこないのに越したことはなく、
それはアルマも同じだった。
「大丈夫でしょ、お兄さん頼り無さそうだけどアグリアスさんも一緒だったし」
「うーん……アグリアスが一緒なのよね…。……失礼なことしていないといいけど」
そういうと、オヴェリアは不安げに窓の外に目を向けた。彼女の予想は当たらずとも遠からずであった。


「すみません……」
「いえ…、あなたのせいじゃないですよ」
 ペコペコと頭を下げるアグリアス、それを慰めるラムザ。先程から何度かこのやり取りを繰り返している。
 アルマとオヴェリアに時間を作ってあげようと、先刻ラムザは芝居をうった。チョコボをわざと逃がし、
それを捕まえるのに時間がかかったという口実を得る、そこまではよかった。だが、いざ距離をおいて
追っていたチョコボとの間を詰めようとしてみれば、予想以上に混乱したチョコボの足は速く、おまけに
「あっ」
と隣から聴こえてくる声が彼を引き止めた。後に続いてきたアグリアスの声だった。
856冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/20 03:46:00 ID:PoW4XiOa
 少し考えれば分かるが、ドレスで(しかもアグリアスの着ているのは身体のラインに見事に沿っているもので)
走り回るなどというのは土台無理な行為なのである。走る度に、たくし上がりそうな裾を気にしてあたふた
している内にアグリアスはラムザからどんどん離され、ラムザもラムザで放っておけるわけもなく、
まごまごしている内にとうとうチョコボの姿を見失ってしまったのである。そういうわけで、実際チョコボを
逃がしたのはアグリアスのせいなのだから、彼女が謝るのも無理のないことだった。
 まったくアグリアスにとって今日は厄日であった。慣れないことなどするものではない、一体朝から何度
失態を重ねたことやら。
それも自分が困るのならまだしも、余計なことでこの妹思いの少年にまで迷惑をかけてしまっているのが、
一層情けなかった。オヴェリアの揶揄から逃れよう、という邪念もあったためか、自然頭が下がる。
「あの……」
慰めてもしょうがないな、とラムザはいい加減で切り上げた。
「散歩、しませんか?歩いている内に見つかるかも知れませんし、御案内していただけると……?」
「は……あ、えぇ、そうですね。それじゃ……、向こうに湖がありますのでそこから…。
チョコボが水を飲んでいるかも知れませんし」
「ええ、お願いします。……あっ、そうだ!」
「…!なっ、なにか?」
「お名前、伺っていませんでしたよね?」 
「あ…」
 そういえばそうだった、まったく、どうしたんだ私は。こんなに動転して……、
「えと……私は、ア…アリシア……」
「アリシアさん、ですか?」
「!?あっ、いえそのっ…」
やはり相当動揺していたらしく、つい普段怒鳴り慣れている名前が口をついて出た。慌てて正そうとするも、
「素敵な名前ですね」
(あう……)
ニッコリと笑い、無邪気に自分を覗き込むラムザ。その瞬間彼女はアリシアにされてしまった。
「それじゃあ行きましょうか?」
 ラムザは軽快に歩き出したが、アグリアスの頭はまだ、むしろ先程より下がり気味であった。
857冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/20 03:46:54 ID:PoW4XiOa

「本当は兄が来るはずだったんですが、父が僕に迎えに行くようにと」
「さっきのアリシアさんじゃないですけど、実は僕よく女性と間違えられまして」
「妹にも最初間違えられたんですよ、後で聞いたらわざとだったらしいですけど」
 森の中を並んで歩く二人、ラムザは絶えず喋り続けているが、隣のアグリアスはぼんやりとした様子だった。
「そうですね…」とか「それはそれは」と冴えない相槌を返すのみ、気落ちしていた彼女の頭は、彼の声を
左から右へと流すばかりであった。ラムザはそれでもお構い無しに喋る。
 そのうち、突然ラムザの視界が揺れた。
「うぶっ!」道脇に生える幹の一つから突き出た悪戯な枝が、横を見ていたラムザの顔を遮ったのだ。
「っ……だ、大丈夫ですか」
声をかけつつも、彼の顔がひしゃげる瞬間を見ていたアグリアスは、内心不謹慎な笑いがこぼれそうなのを
必死でこらえていた。
「だ、大丈夫ですこれぐらい。前なんか、ボコに乗っている時に木にぶつかったことがありましたから、はは…」
 ボコ…というと、さっき逃げた…。大切なチョコボだったのか、本当に迷惑なことを…。
「あ、アリシアさん。湖ってあれですか?」
うなだれかけたアグリアスは顔を上げる。ラムザの指先には鏡のような湖があった。
 
「水を飲んでるかも…と思いましたけど……」
「……凍って…いますね」
 鏡に見えるはずである。小さな湖は高地の寒さで氷へと姿を変えていた。
「結構厚いですね」
「ええ、この季節になると人が乗れてしまうほどでして…」
「えっ、本当ですか?」
 ラムザは嬉しそうな声をあげて、次の瞬間彼は氷湖に乗り出していた。もの珍しそうに氷を踏みしめ、
ツイツイと滑っている。無邪気なものだ。アグリアスはまたぼんやりとその様子を見ていた。
「アリシアさんも……うわわっ!」
 岸のアグリアスに手を振ろうとした途端、ラムザは強烈に転んだ。アグリアスがとっさに駆け寄ろうとすると、
ツツーーー………と転んだままの格好で滑ってくるラムザ。おまけに御丁寧にアグリアスの足下で止まった。
 ポカンとするアグリアス。起き上がろうとしたラムザがもう一度転んだ所で、彼女は遂に思いきり吹き出した。
858冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/20 03:48:19 ID:PoW4XiOa
「ぷっ、ふふっ、あはっあはははははははははっ!」
「……ははっ、あははは!」ラムザも尻をついたまま笑った。森に二人分の笑い声が響く。やがてラムザは
ズボンをはたきながら「よかった」と、呟いた。その言葉でアグリアスはようやく気付く。
 そうか、さっきからずっと私を笑わせようとしてくれていたのか。だからわざわざ子供のような真似を。
本当に優しい子だ、私のほうがよっぽど幼稚ではないか。
 アグリアスはラムザに手を差し伸べた。するとラムザはさっきのように跪き、それに口付ける真似をした。
もう一度響く笑い声。いつのまにか、落ちこんでいたアリシアさんはいなくなっていた。

 それからしばらく、アグリアスは見知った道をラムザと連れ立って歩き続けた。いつのまにかチョコボを
探すという目的は薄れ、彼との散歩に足の疲れも感じず心を和ませていた。少年とはいえ、男相手に自分の事を
これだけ話したのは、彼女には初めての事だった。
 ふと、風が吹いてアグリアスはくしゃみをした。
「……あぁ、だいぶ時間経ってたんですね。そろそろ戻りましょうか?」
そういいながら、ラムザは上着を脱ぐとアグリアスに手渡した。少し戸惑いつつ、彼女は素直に受け取ることに
した。普段の私なら受け取らないだろうな…、そんなことを思いつつ羽織った毛皮は暖かかった。
「ありがとう、では帰りましょうか。……ごめんなさい、チョコボを……」
「いえ、いいんです。最初に逃がしたのは僕ですし」
 白々しいことをいう。隠そうとしても、顔が寂しげなのがすぐ分かる。つくづく優しすぎる子だ。
なにかしてあげたかった。今日は彼の世話になりどおしだ。やがて、アグリアスはひとつ思い付いた。
「……では、こちらから帰りましょう」
「えっ?修道院はあっちの方じゃ…?」
「いえ…、道が楽ですから。さあ」
 そういわれれば、逆らう由もない。ラムザは頷き、アグリアスの案内通り歩き出す。それを確認し、
ひっそりとアグリアスは微笑んだ。
859冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/20 03:52:52 ID:PoW4XiOa
「アリシアさん」
「なんでしょう?」
「あのー…、随分急ぐんですね」
「そうですか?」
 さっきから彼女はいやに早足であった。それに、先程の説明とは裏腹に二人が歩いているのは
ごつごつとした岩場。一体彼女がどこに向かっているのか、ラムザは少し不安になっていた。
既に日も暮れかけていて、あまり遅くなると面倒なことになりかねない。
 もう一度声をかけようとした時、アグリアスの足は止まった。
「間に合ったみたい」
「え?」
 振り返る彼女の顔は笑顔だった。ラムザがその隣に来ると、彼の瞳を美しい世界が満たした。
 彼方に見える山々、その間にまさに陽が沈みこもうとして、最後の紅い光を放っていた。荒涼とした
山の樹木がそれに照らされて、
「山が……燃えている」
 そう、まるで山を焼き尽すような、恐ろしくもそれはどこか惹き付けられる光景。アグリアスだけの
秘密の場所だった。
「これを……見せようとして?」
「ええ…、間に合って良かった…」
「……でも、どうして?」
「チョコボのお詫びと……、それと…お礼です」アグリアスは顔を赤らめた。陽がそれを隠してくれるのが
ありがたい。

860冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/20 03:55:03 ID:PoW4XiOa
「子供のころ……私は王女様に憧れていて。もちろん幼い夢だって知っていたから諦めていたけど、
だから王女様の護衛の騎士になろうとしたんです。でも、今日ラムザさんが私をオヴェリア様と
間違えてくれたから……、なんだか少しだけ夢がかなったような、
私にも守ってくれる騎士ができたような、そんな気になったんです。その……お返し…というか、あの」
「…それじゃあ、城までエスコートさせていただけますか。王女様?」
「……お願いしますわ」
 ラムザはことさら嬉しそうに笑うと、颯爽と礼をした。そしてアグリアスの手をとる。
(本当は……騎士ではなく、私の……)

 彼女はもう一度消え行く夕陽に目を戻した。目を閉じても、瞼に焼きつける陽射しは眩しい。
やがて、彼女の瞼には幕が下ろされていった。


 パチン、と火の粉の弾ける音。
 再び瞼を上げた時、焼けるような夕陽の赤はちいさな焚き火に変わっていた。身に纏っているのは
着慣れたチュニック。上着はむず痒い毛布になっていた。
(………夢…だったのか……)
 周りを確かめると、誰かに抱きかかえられている。ぼんやりと首をもたげると、頭上から
「起こしちゃいましたか?」と、すまなそうな声。
 顔など見なくても、その声も、匂いも、腕も、もたれかかっている胸板も。それが誰だか瞬時に告げていた。
861冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/20 03:56:35 ID:PoW4XiOa
「起きていたのか…ラムザ」
「ええ、見張りが二人とも寝てたら問題ですからね」
「すまないな、いつのまにか寝入ってしまっていたようだ」
「いえ、アグリアスさんの可愛い寝顔が見れてよかったです」
「………」
 にこにこと、ラムザは突拍子もない台詞を吐く。アグリアスは真っ赤になる。ラムザははお構い無しに、
さらさらと彼女の髪を梳いている。さっきまで私が寝ている彼の髪をそうしていたのに、いつのまに
入れ代わったのだろう。アグリアスは火照った頭であてのない考えを巡らせながら、照れ隠しに空を見上げた。
「あ…、その…。こ、今宵は星が綺麗だな。山の中だからだろうか」
「ええ、月があんなに明るいのに…。いい夜ですね。本当に、綺麗だ……」
 見上げるラムザは幸せそうだ。その顔は、あの日見た時と同じもの。
 結局アグリアスはラムザに名前を告げることなく別れた。こんな出会いは一度きりだろう、そう思っていた
のだが、後に意外な所で再会したわけだ。
 アグリアスは、彼の変わり様に驚きながらも、一目でそれがラムザだと気付いた。それ以来、彼が自分に
気付いて話しかけてくるのを心待ちにしていたのだが、ラムザは予想外の鈍さで全く気付かない。もちろん
アグリアスの変わり様も負けず劣らずなので無理もないのだが、そこは自分はすぐ分かったのに教えるのは
「癪」なのである。終いに業を煮やした彼女は、
「ラムザ!お前はベオルブの人間なのか!?(気付け コンニャロウ)」
などと分かりきったこともいってみたが、結果は薄弱。
 アルマはすぐに気付いたらしいが、オヴェリア同様「観て」楽しむ部類である彼女は何の助けにもならなかった。
 そのうち、アグリアス自身どうでもよくなってきた。ラムザが自分を好いてくれていることが分かったからだ。
彼女は諦め、結局今に至るまで、ラムザは彼女に気付いていなかった。だけど、なぜか今夜はラムザに気付いて
欲しくなった。夢のせいだろうか、それともこの冬空のせいなのか。アグリアスはラムザに問いかけた。
862冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/20 03:58:39 ID:PoW4XiOa
「…ラムザ、アリシアという女性を知らないか?」
「アリシア…?アリシアって…ラヴィアンとアリシアじゃなくて?」
「いや……違う、オーボンヌ修道院で…オヴェリア様に昔仕えていた、とお聞きしてな。ラムザはその頃に
オーボンヌに訪れたことがあったんじゃないか?」
「あぁ……あの時の………、アグリアスさんのお知り合いだったんですか?」
「い、いや私は会ったことはない。……どんな人だった?」
「多分…………僕の初恋のひとでした」
 へ?とアグリアスは顔を上げる。ラムザはポリポリと頭をかいている。
「とても綺麗な人で…、優しい人でしたよ。そうそう、アグリアスさんに似てるかも知れませんね」
「へ、へえ…そうか」それは似てるだろう。
「そうだ!あの時って、アルマを修道院に迎えにいった帰りだったんです。あの頃アルマにも初めて会った
んですよ。それで、オヴェリア様と友達で、僕チョコボを……」
 ラムザは弾けるように語りだした。相槌をうちながら、アグリアスはなんだかくすぐったい感じがした。
やっぱり、このままでもいい。ラムザは昔も今も私を見てくれているんだから。
 しかし、人違いをしているラムザはいささか余計なことを喋り過ぎてしまった。
「ところがですね、アリシアさんドレスが……、なんというか、ええ、似合ってないんですよ。あはは!」
「………え?」
「女性だけど、やっぱり護衛なんですね。筋骨隆々というような身体で、それでドレスがピッタリだから…」
「………筋骨…?」
「僕、横で見てて殴られたら痛そうだなーとか思ってたんですよ、はは。
 それで怖いから、僕の上着を渡して着てもらったり……あれ、アグリアスさん?」
 不穏な空気にラムザが気付いた時には、既に怒り心頭のアグリアスは不貞寝に入っていた。
「あ、あの……昔の事ですよ。僕が好きなのはアグリアスさんだけですよ?」
「ふん」
 取りつく島もない。ラムザはわけも分からず、ただ息をつくしかなかった。
アグリアスはカッカとして、ラムザの胸に頭を擦り付けていた。

 ドレスが変だと?…無礼者め、頼まれたって、二度と着てやるものか。
 今度夢を見たら、文句をいってやる……。
863冬の空を見上げて ◆QjqnRqGxSY :04/11/20 04:00:19 ID:PoW4XiOa

 しばしの時が流れ、すうすうという寝息が胸の中で聞こえだした。
 ラムザは山一つ向こうに聳えるオーボンヌに目を向けた。

 ここを訪れるのは、いつも冬だった。
 一度目は、暖かい、忘れえぬ出会いを遂げて。
 ニ度目は、張り裂けそうな悲壮を胸に抱いた。そして今度は……

 あまりにも多くを失ってきた。もう何も失いたくなかった。失うのなら、せめてそれが我が身で欲しかった。
 何よりも、この腕に抱いた温もりだけは……

 再び火の粉が弾け、舞い上がるそれを追ってラムザは空を仰いだ。祈りたい気分だった。
 神にすがるのは嫌だった。自分はその神に抗おうとしているのだから。
 双瞼を閉じると、彼は漆黒の夜空に静かに想いを馳せた。

 空からは、静かに雪が降りそそごうとしていた。



 終
864名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 07:22:33 ID:cFHP3e8M
禿しく乙!
865名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 10:11:49 ID:NlDIAslv
( ゚∀゚)=3
866名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 10:53:56 ID:hfotTRwL
どちらもGJ!
小春日和の土曜日、いいものを読ませて頂きました。
867名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 16:58:19 ID:ET7UgCcn
筋骨隆々・・・orz
舞踏会でのキャスカみたいな風だと思ってたのに・・・・
868名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 17:05:52 ID:RFmtGRs/
アグリアスは着痩せするタイプ。
袖をまくった時にちらりと見える腕はまるで鋼さ。
ウェストは細いが、太ももはまるで丸太のようにぶっといさ。
869名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 17:27:20 ID:q7cjzuVJ
ラムザがドレス姿のアグをジーっと見つめて、
アグ「…… ……なんだ…?」
ラム「…そ、そういう趣味があったんです…… が !!」(♯゚∀゚)=○´)Д`).:;*゚;'・. ガコ・

見張りの二人の雰囲気がすごーく良かったです。激萌


>>843乙です
そのくらい融通の利かないアグリアスさんも、また…切ねぇ
870名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 17:31:57 ID:O2smKW5z
お二人ともGJです。
奇しくも時系列とは逆の投稿順になりましたが、ストーリー展開に「IF」が重なっていけば
ふみんしょ氏の話から行く人氏の話へ繋がることも有りえるだけに、そうなってしまうとなかなかに切ない。

>>868
ストV3rd時代の春麗みたいなプロポーションかね?
871名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 18:41:39 ID:SCF+w5w0
ストV3rdのお春さんには激しく同意。
だがアグたんは三十路ではなにをすgんもえkvこっさいだbふぃおmb
872名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 20:22:01 ID:r89SabgP
俺は改造を使ってでもアグたんを20代でとどめていますが何か?
873名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 21:14:36 ID:lhzVfokQ
俺的には>>843以降の話が見たい
子供に剣術教えるアグ母さん(;'A`)ハァハァ
874名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 21:27:46 ID:Qf1n6hHA
>>873
そこにアルマを投入すると…
875843:04/11/20 21:35:42 ID:lhzVfokQ
よーし、パパ自給自足のためにSS初挑戦しちゃうぞー。














もうみてらんない('A`)
876843:04/11/20 21:36:35 ID:lhzVfokQ
safeってなんだsafeって
あげちまってすまん('A`)
877名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 00:15:22 ID:wZJjnNrV
行く人&ふみんしょさん乙!
>>853 どうしてもどっかで暴走するアグたんを期待してしまった。
またギャグ路線も期待してまつ。

>>876 次はoutと入れな
878名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 00:35:20 ID:3zqP0lr2
>>876
「アグたん安全日」って意味か。
879名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 00:45:18 ID:5DvSLLlA
アグたん安全日・・・ハァハァ
880名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 00:56:02 ID:3zqP0lr2
ほんとはマジ危険日なのに子供を仕込ませるために
ラムザに「今日は大丈夫だから…」と囁くアグたん。

これすなわちオークス流戦略なり。
881名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 01:14:30 ID:wZJjnNrV
ファンタジーにゴムなどないわぁーッ!
882名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 01:58:07 ID:YxtUrvpB
グレバドス教会は堕胎と避妊を禁じているから信仰の騎士であるアグリアスも当然
そういう事はしないよ。バリアスの谷で林間された時に仕込まれた子供も出産するよ。
883名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 02:00:02 ID:u0SKFL0v
昔は魚の浮き袋を使って避妊してたらしい
884名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 02:19:26 ID:rpUVT6Jx
艶っぽい仕草で「欲しいの……ラムザ」なんていわれた日にゃあ、
さしものラムザもリミットブレイクだろうな。
885名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 02:23:43 ID:3zqP0lr2
七色に光るアホ毛。
886名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 02:58:05 ID:0kmljpxQ
アグ「あぐぅ・・・」
887名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 18:25:59 ID:fijCuRoo
>>863
GJ!
「筋骨隆々」と言われて怒り心頭のアグ姐、どうなることかと思ったら
不貞寝とは。カワエエ

ただ、ゴルゴラルダ処刑場のセリフを強引に解釈する必要はないのでは。
設定における多少の矛盾は(少なくとも漏れは)スルーして読みますので、
苦しい解釈するより、徹底して言及しない方がよいかと。
888名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 19:02:40 ID:wgZBY7M8
見張りの途中居眠りしちゃったにもかかわらず
堂々と二度寝を決め込むアグたん萌え
889名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 20:50:00 ID:4GhfRKa/
「今宵は星が綺麗だな」…
今宵、ってアグたんが言うとなんかカッコイイなあ ハァハァ
890名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 21:56:33 ID:neiQNK+6
そういや今度のFF12は舞台はイヴァリースでFFTと同じ世界観らしいから
チョイ役でアグ姐さんでるかもしらんね
いや!隠しキャラとしてハァハァ
891名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 22:05:38 ID:wZJjnNrV
まじで?正直8以降FFに愛想つかしてたけど、12か……迷うな。
892名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 22:08:51 ID:neiQNK+6
いや!年代が違うから実物は出ないかも知らんが
真の英雄ラムザ・ベオルブの傍らで剣を振るった聖騎士アグリアス・オークス
として崇拝されてるかもしれねえ!!

アアン名前が出るだけでも俺は幸せかも知れん(*'A`)
でもやっぱちょっとだけでもいいからポリゴンのアグ姐さんを見てみたい性欲にも駆られる・・・
893名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 22:30:19 ID:hBqE0heV
FFTよりかなり前の時代じゃないの?
だからアグ姐さん出ないかと・・・
894名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 22:35:33 ID:neiQNK+6
出ないんならイラネ('A`)ノシ
895名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/21 22:39:38 ID:4W2zLjlV
ID:neiQNK+6の変化にワラタw
896名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 00:21:39 ID:m7PY/4RG
イヴァリースと言う名前のみが同じで、時間的にも空間的にもパラレルらしいよ。
897名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 00:40:51 ID:oSCr3z8U
それが本当だったらせっこいな。FFも堕ちたもんだ。
舞台の名前だけでFFTファンを釣ろうとしてるみたいで。
898ふみんしょ ◆QjqnRqGxSY :04/11/22 02:29:40 ID:2DZR35XK
たくさんの感想どうも。
>>887 話自体強引な流れ&文章がアレなので、見苦しくなってしまいました。
一応ゲーム上の設定に反しない話を書く主義なので、無理したつもりはなかったのですが。
スイマセン、今後精進します。

ともあれSS一個落とします。
こっちはゲーム設定も糞もない話です。ノリですから(;´Д`)
899アグリアスの事件簿 ◆QjqnRqGxSY :04/11/22 02:31:04 ID:2DZR35XK
「あれっ?」

 野営を設置し、荷物を探っていたラムザは間の抜けた声をだした。
「どうした、失せ物か?」聞き付けたアグリアスが声をかける。
「はあ…どうもそのようです」
「よく探してみたのか?」
「ええ…昨日はあったと思ったんですが……おかしいな」
 ぶつぶつ言いながら頭をかいている。とぼけた仕草に、アグリアスは微笑んだ。
「貴公らしくもないな」
「うーん……大事なものなんだけど……」ぼやきながらラムザは行ってしまった。
はて、とアグリアスは首をかしげる。
(大事なもの……?ラムザはああ見えて、隊を統べるものとして身辺には気を遣っているのにな。
そんなものを無くすとは………?)
荷物をいじりながら考えるアグリアスに、霹靂のごとく閃いたことがあった。
(…!まさか……)
 まさしくそれは、壮大な閃きであった。

「この中に盗人がいるッ!」
 寝ぼけ眼の顔ぶれがそろうやいなや、アグリアスは高々と宣言した。夜も遅くに叩き起こされ、
しかもわけの分からない言葉に当然騒ぎだす一同。が、「静まれッ!!」というアグリアスの一喝で縮み上がる。
「…おい、何なんだアグリアスは」
「知らないわよ……、あたしなんか寝てたのに」
「…伯がお留守だからこんなこと言い出したのね、きっと」
「眠い……」
「うるさいぞ、そこっ!いいか、先日ラムザの所有物が何者かに盗まれた。宿に泊まっていた時だ。
知っての通り見張りを立ててあったので、残念ながら内部の犯行と判断する!いかなる意思でこのようなことに
走ったのかは知らぬが、仮にも隊の長の持ち物に手を出すとは言語道断!早々に名乗り出ろッ!」

900アグリアスの事件簿 ◆QjqnRqGxSY :04/11/22 02:33:32 ID:2DZR35XK
 ビシッ、と聴衆を指差すも、当然返事はない。しばらくして欠伸が一つ聴こえた。
「……まあ、自白はもとより期待していない。言わぬのならこちらから制裁を下させてもらうぞ!
…ではラムザ、昨日の詳しいことを話してくれ」と、横を見るアグリアス。
彼女の隣には、椅子に座らされ小さくなっているラムザがいた。
「…あの、アグリアスさん……。お気持ちは嬉しいんですが、もう夜も遅いですし、みんなに悪いですから…」
「ラムザ……」息をつくと、アグリアスはラムザの肩に手をつき、その困り顔を覗き込んだ。
「大丈夫だ、私がきっと犯人を見つけてやるから。な?気にしないで、さあ話してくれ」
 いいところを見せようと必死のアグリアス。熱っぽい息がかかり、ラムザも生唾をゴクリ。
「で……でも……」
「…ね?」
「……はぃ」 首を傾げながらの笑顔に、異端者コロリと陥落。同時に後ろで皆がガッカりした。

「……ふむふむ、なるほど。よし、聞いての通りだ!昨日の日暮れ頃から深夜までラムザは部屋を空けていた。
忍び込む機会は存分にあったと言うわけだ。というわけで、身辺捜査を行う!」
(身辺捜査!?)
 ギョッとする一同。まさかアグリアスでもそんなことは…、という淡い期待をぶち壊すように、
アグリアスはズルズルと背後の幕から荷物を引き出す。恐怖の捜査が幕を上げていた。
901アグリアスの事件簿 ◆QjqnRqGxSY :04/11/22 02:34:36 ID:2DZR35XK
「ではまず、昨日ラムザと同室だったムスタディオからだ」
「なっ!?や、やめろアグリアス!」
「まあまあ、いいじゃないの」見なれた袋にムスタディオが慌てふためくも、メリアドールをはじめ、
面白そうな流れに乗じた面々に取り押さえられる。
「…特に怪しいものはないな…、臭いぞムスタディオ、服は洗え。……ん、これは?」
「…!そ、それは……!」
「育毛ポーションNO9……?女々しいぞムスタディオ!こんなものに頼って…。
男ならもっと堂々としてろ!少しはベイオウーフ殿を見習え!」
理不尽極まる仕打ちに、毛の抜けきったような顔のムスタディオ。
「…………」
「……落ち着いて、ベイオ…」 関係のない所にも被害が及んでいる。
「あははは!ムスタディオ。大丈夫よ毛がなくても死なないから、あはは!」
「では次は、向いの部屋のメリアドールだ」
「は……!?ちょ、ちょっとアグリアス!」
「まあまあ、いいじゃねえか」取り押さえるのはもちろんムスタディオ。
「ええと…なんだこれ。『シスター・マリーの午後の情事』……メ、メリアドール……」
「イヤアァーーー!」
 その後も夜の天幕からは絶叫が絶えなかった。

「……ううむ、これだけ捜査しても怪しいものがいないとは…」
 腕を組みつつ呻くアグリアス。後ろには調べ終わった荷物が山となっていた。
同様に周りにも屍が累々としていた。捜査の成果である。わずかな生存者がホッと息を漏らしかけた時、
「…うむ、よし。もう少しアリバイで絞ってみることにしよう。夕食後、見張り以外の者となると…」
 なんということ、まだ諦める気配はない。皆の気が遠くなりかけた時、隅で始終を傍観していたクラウドが
ポツリと口を開いた。


「…………そもそも、何を盗まれたんだ……?」
902アグリアスの事件簿 ◆QjqnRqGxSY :04/11/22 02:36:15 ID:2DZR35XK
 バッ、と壇上に集まる視線。思わずたじろぎ、アグリアスは背後のラムザを見た。
「…何が盗まれたんだ、ラムザ?」
「…えっ…?い、言ってませんでしたっけ。僕の、寝間着…。ねずみ色でフードのついた……」
「………ぇ?」
 ざわっと空気が変わった。アグリアスの背中に夥しい重圧がのしかかる。
(寝間着…?寝間着だと?)
(たかが服一つで……)
(こんな時間に……)
(あんな屈辱を……)
屍達が起き上がる。絶体絶命であった。しかし、アグリアスは素早く危機に対処していた。
ラムザに思いきりつかみかかると、彼女は後ろを見ないように怒鳴り立てたのだ。
「馬鹿者ッ!たかが夜着の一つや二つで大騒ぎしおって!皆疲れているというのに、いい迷惑ではないかっ!
大体、大切なものだといっただろうがお前は!」
「た、大切ですよ。妹が編んでくれたんですから…」
「そういう意味ではない!まったく呆れたやつだ。もういい、私は寝るぞ!」
 攻撃は最大の防御である。好き放題いったところで、アグリアスは逃げるようにそそくさと去っていった。
哀れなラムザに怒る気にもならず、容疑者達は次々と、その場で力なく泥眠に臥していった。

 テントの一つでは、まんまと逃げおおせたアグリアスが毛布にくるまっていた。
(とんだ恥をかいてしまったではないか…ラムザの馬鹿……)
 勝手なことを考えながら、アグリアスは幸せな眠りに落ちていく。

 …ねずみ色の上着に、フードをかぶりながら。


 終
903ふみんしょ ◆QjqnRqGxSY :04/11/22 02:40:21 ID:2DZR35XK
(;'A`)…夜ばっか起きてると馬鹿になるもんですね。
904名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 06:05:09 ID:VzjkXWPb
アグミミモード
905名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 06:06:05 ID:KeeA/POU
空気を読まない女、アグたんに萌え。

あと『シスター・マリーの午後の情事』の内容が気になる。
そしてアグたんラムたんの匂いが入り混じったねずみ男パジャマも気になる。
906名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 11:27:55 ID:i8zW8KFq
「少しはベイオウーフ殿を見習え!」に爆笑。
ベイオウーフって、そうだったのかw
907名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 11:58:48 ID:8C7BGl/l
アグスレ試験問題 −小論文−

設問1
 アグリアスの生い立ちを五行以内で簡潔に紹介しなさい。(配点50点)
 三行未満、六行以上は零点とする。なお以下の五つの語句及び文を用いること。
 「ホーリーナイト」「騎士」「剣」「人の夢と書いて儚い」
 ※発想力と説得力が主な採点基準の為、史実との多少の食い違いは許可する。
  ただし意外性狙いや奇をてらうだけの紹介は不可である。
908名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 12:14:56 ID:nXwDZ2/F
剣を持ったホーリーナイト。
聖騎士ではなく、騎士。
「人の夢と書いて儚い」はあまりに有
名。
909名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 12:24:36 ID:FDuxbvXU
四つしか語句が無い気がするけど。

オークス家の生まれで教会の洗礼を受けた信仰の『騎士』。
神の加護の宿る『剣』より聖剣技をくりだす『ホーリーナイト』。聖騎士ではない。
王女オヴェリアの護衛の任の最中にベオルブ家の末弟ラムザと出会う。
『人の夢と書いて儚い』、「今さら疑うものか! 私はおまえを信じる!!」
等の名言を残すが、それ以降の発言は確認されない。

910名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 12:28:41 ID:8C7BGl/l
問題文に誤植が確認された。語句は四つである。
以下何事も無かったかのように試験を続ける。
911名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 14:35:53 ID:Rgq2kzcP
設問2
アグリアスで五行以内で簡潔に妄想しなさい。
三行未満、六行異常は零点とする。なお以下の単語から三つ以上を使用すること。
「アリシア」「姐」「シャンタージュ」「聖光爆裂波」
「三つ編み」「MOVE3」「眼鏡」「鎧」「ラムザ」「リボン」
※文章力と妄想力が主な採点基準のため、史実とかなり食い違っていても許可する。

勝手にパクるのはマナー違反なんだろうけど、押さえきれずorzゴメンナサイ
912名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 15:52:11 ID:a1WsVsh+
許さない。
913名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 16:58:09 ID:nXwDZ2/F
三つ編みの鎧・リボンにシャンタージュ、時にはメガネを付ける。
「アグ姐」と部下アリシアから親しまれる。
特技は聖光爆裂波とMOVE3の移動力。
ラムザといつもいっしょ。
914名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 17:16:33 ID:688tYzf4
>911

アグリアス、ラムザを匿うため変装(を口実にペアルック)大作戦を考案。
まずはラムザが居眠りしている隙にウィッグをつけて三つ編みにし、
自分の衣装を着せて自分とお揃いに! 万一のため勿論リボンも忘れず装備!
でわ早速ラムザの鎧を脱がせなければ…って、脱が…ッ!?(ぼふーん)
アリシア「ああッ、隊長が鼻血をふいて倒れてるッ! 一体誰がこんなことを!」
915名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 17:42:14 ID:llcYQ7w3
>>903
乙。ここはアグたんに狂わされて馬鹿になった連中の集うスレだからモウマンタイ。
916名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 18:15:01 ID:mrOtIeGP
>>902
アグたん横暴だよ
横暴だよアグたん
917名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 18:26:32 ID:/rTMsBpb
>>903
「…ね?」(;´Д`)ハァハァ

「実はベイオウーフも育毛ポーションNO9を愛用している」に500GIL。
918名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 19:37:39 ID:gvzRsXaX
ベイオもムスタもオールバックは好きでやってるんじゃないのかw
恐るべし、ゴーイングアグウェイ
919名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 21:40:05 ID:fOGEEr4t
ポーションNo9で笑った俺はライブアライブ星人。
920名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 21:44:42 ID:IP//kZ+v
>>914
<<ああ!アグリアス・オークスがやられた!>>
<<落ち着けラヴィアン!そのまま指揮を引き継げ!>>
921名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 22:52:01 ID:/vGWttxr
>>917
( ´∀`)σ)Д`)
922名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/22 23:50:32 ID:i8zW8KFq
>>920
パイロットスーツ姿で、ヘルメットをぶら下げたアグリアスを想像して萌えますた。
923ペネ !:04/11/22 23:53:27 ID:CbDDIIuQ
 スタジオアグリ  ーもののけナイトー 


ラムザ「でも…、でも僕はアグリアスさんが好きなんです!彼女をこのままにしておきたくない」
ラヴィ「いかにも軟弱男らしい勝手な考えだな、あの娘は私達のものだ。我々とともに老い、そして死ぬのよ」
ラムザ「あの子を解き放て!あの子はもう、いい大人なんだぞ!」
アリシア「黙れ小僧!お前にあの娘の苦しみが分かるというのか!
   騎士団で、赤子も投げてよこすような鬼畜女といわれたのがアグリアスだ。
   女にもなれず、男にもなりきれず。この年になっても未だ売れ残りだ。
   哀れでわがままで愚かな子娘よ…。お前にあの娘が救えるか!?」
ラムザ「わからない…だが、共に生きることはできる!」
ラヴィ「むははははは!共に生きるだと?妹と一緒に囲うつもりか!?
   もう遅い…諦めろ。人一倍嫉妬深いあの娘はお前の手には負えん。
   それとも、全てを捨ててあの子を受け入れる覚悟があるのか?」
ラムザ「…………いやー…、やっぱアルマにしときます」
アグ 「(ガーン)…ウ,ウボァ----!!!!!」
ラファ 「アグリアスさん、だめ!タタリ神になんかなっちゃいけないッ!」
アリシア「ちっ…駄目だラヴィアン、そいつはもう捨てていこう!」
一同「 ( ;゚Д゚)エェッ」


ジブリネタって既出だっけか?
924名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 00:15:55 ID:U5z1jSjB
アグたんの粘液がラムザの頭上に大量に降り注ぐッ!ハァハァ
925名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 01:11:02 ID:wURJmnTS
ジブリで思い出したが、アグたんと「ナウシカ」のクシャナ殿下がなんとなくかぶる。
926名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 01:19:17 ID:ttN/5nh9
>>925
原作のクシャナと映画版のクシャナ、どっち?
927名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 02:16:33 ID:wURJmnTS
>>926
悪い、原作読んでないんだ。映画版の殿下。しゃべり方とかね。
928名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 04:59:35 ID:qgEcUibm
アグリアスの夫となる者はさらにおぞましいものを見る事になるんだよ。

うほっ、いい匂い
929名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 05:39:13 ID:U5z1jSjB
・消し炭と化したチョコボの目玉焼き
・魔女の釜のごときシチュー
・牛鬼を殴り殺せるほどに硬く焼きしめられたパン

ラム「アグリアスさん、これって…」
アグ「我が夫になる者は、さらにおぞましいものを見る事になるだろう!」
ラム「僕が作ります」
930名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 09:39:31 ID:Ocv4/oDv
              ,、r'''""""''''‐-、、,,
             /          "‐、
           /l:.:..::.:...   、ヽ、:.:. 、:.::.ヽ、
          /:.:..l:..i、:.ヽ、:.:..、ヽ ヽ:.:....:.、:;:.:.:.'、
        /イ/:./、:.:l、:.:ヽ、:.:ヽヽ:.:.ヽ.:.:.:.、:.:.... l
       /,゛i:./.:/ '、:l \ヽ\:.::\\ヽ:.:.:',:..:...l
       '゛ l:.l:..l_  ヽ  \--'r、:.\'、'、:.:.li:.:..l
         iリ、:l,ゝ、  '''゛ ,,、ェ-、 ゛'i-、:、ゝ:.l;l:.l
         ''、:.iイl;;.)    ゛ l;.;;;;ゝ .l:.:.l‐'i,,、:.ll:.l  
           l:;l '゛     ー'゛ l:.:.l5 i、l:.:.lll、  その…なんだ。
.           lリ 、    〃   .l:.:l ィ'゛ミ、lノ;ヽ  料理は愛情!…だよな。。。
.           l:.ヽ `        ィ:.:.l l三ミ/ ノ
           l;.;ll'、  ̄`   ,,、r' l:.:.l l=テ'.:/:./ー、
           l:.:.;ll ヽ、  ,ィ'゛,、、‐|:. l;.;.i、/.ノノ:.:./
           l:..:;l;l    ' ,;ii";.;.;.;.l:. l.;.;.;.:l、彡//:./、
.            l ;l:l    {Iiil.;.;.;.;.;l .:l.;.;.;.;;.ヽ、///:..ヽ
            l ;l;l    llli;.;.;;.;.;l:. l;.;;.;.;.;.;.;.;.ヽ,r' /、
            l .:.;;l,,、-、r'人;.;.;.;..l:.:.l,、r''"゛゛  ゛"'-、
           ノ;.;..;.l  ノ.;./ii;.;;;.;.ノ:.:. l.         ヽ
           /:.;.:.从‐ノソ、,,ll、..;./:..:. .l          ヽ
           /r;:.://ノi// ヾ、;.l:.:.  l彡         i
          //l:.// '゛   l'、ノ:.::. l //.        l
         /l /:./  /、   ヽノ;:.:. l、  、'ミ    ji '!.l、
931名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 09:45:30 ID:gFUGX1Oz
つーか,何故このスレでのアグタンは料理下手と決まっているのかと(ry
932名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 10:18:51 ID:IaENBMz6
おとーさんが無理矢理あたしを毎日毎日・・・うっ・・うっ
あたしは白魔道士になりたかったのに、なのに・・・

無理矢理ホーリーナイトにされますた。
933名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 11:30:58 ID:EIsopgmU
そうなると、アグたんの声は榊原良子様ですか?
個人的には田中敦子様もいいかな、と。
934名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 14:05:57 ID:KhEZry97
島本須美もいいぢゃねーか
935名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 17:26:02 ID:y9OarOCP
>>931
料理上手のアグたん…ハァハァ
936名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 17:45:19 ID:/jSUDrfT
漏れは高野麗一択だな。

どーでもいいが声優ネタは何度目かな。
937名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 17:49:00 ID:Q2CzABhD
料理上手よりも下手な方が、萌え要素が多いからじゃね?
まあどのみちアグたんの料理なら炭クズでも食べるわけだし
938名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 17:56:39 ID:gFUGX1Oz
料理下手だと二人で仲良く台所と言う夢がなくなってしまうでわないか。
下手でも一緒に〜とか言うかも知らんけど、下手なのが台所の突っ立ってると
たとえアグたんでも激しく邪魔。
939名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 18:01:57 ID:Q2CzABhD
馬鹿ッ、下手じゃないと「包丁はこうやってもって…」とかいって
後ろから抱き締めつつ教えるとかの役得が生じないだろうが!
940名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 18:37:36 ID:wURJmnTS
あまりくっついて料理していると二人ともムラムラきちゃって、
料理作りじゃなくて子造りに移行しているという罠。
941名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 20:53:00 ID:sB+Rfxn/
>>933
ムスタディオオオオオオオオオ!!
そいつをよこせえええええええ!!!!!
942名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 20:56:08 ID:Q2CzABhD
>>903
そういやふみんしょ氏、エレーヌたんはどうなったなんですか。エレーヌたん。
943名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/23 22:42:28 ID:wURJmnTS
>>942
あー、俺も気になるなぁ。あれ。
ふみんしょさん、お暇があったら書いて頂けませんかねぇ、続編。
944名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 01:04:33 ID:7dSYaBrK
>>941
ムスタディオはトグサっぽいな。
公安9課風味なアタックチーム。
945名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 04:24:44 ID:gvpTpWs/
アグ「あぐあぐzzzz....あぐぅ....zzzz」
946名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 12:44:36 ID:g6IbNoXb
                 |
                 |  
           ...-‐――--..!、  
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))    もう おそとには あそびにいかない…
        |::l エエ  エエ  |:::|6)))   あしがおそいって みんながバカにするから…
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))
        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |    でも もし バルバネスさまみたいな きしさまになれたら…
______,|    |    |´  ハ   もしかしたら はやくなれるかな?
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′  だとしたら わたし がんばる!
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
947名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 12:46:15 ID:g6IbNoXb
(そして 十年後…)
                 |  
           ...-‐――--..!、    
           /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        l:::::::/\:::::::::::::::::::::::::::l
        l/l/   \l\l\:::::::ノ))   人の夢と書いて 儚い…
        |::l         |:::|6)))   何か物悲しいわね…
         |::l`ー-,   -‐ |:::|ヽ、))
        |::!  /    _ l:::l  l
        l/./  ̄`Y´   ヾ;/  |
______,|    |    |´  ハ
           |    |    |-‐'i′l
            |__ |   _|   7'′
        (   (  ̄ノ `ー-'′\
           ̄   ̄           \
948名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 12:50:06 ID:oo5k4IlP
つ[エクスカリバー]
つ[ゲルミナスブーツ]

これでがんばって!
949名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 14:05:53 ID:ul8CSb1f
つ[セッティエムソン]
つ[シーフの帽子]


つ[算術]

950名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 14:34:00 ID:IR6vIWJA
>>944
公安9課なアタックチーム(人数オーバーは気にするな)
少佐:アグリアス
バトー:ガフガリオン
イシカワ:オルランドゥ
サイトー:ムスタディオ
トグサ:マラーク
パズ:クラウド
ボーマ:ベイオウーフ
さるおやじ:オーラン
フチコマ:赤チョコボ

・・・無理あるな。
951名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 17:09:04 ID:rRHNiKQg
労八がタチコマじゃダメ?
ラムザ=アオイとか。で、アグリアスと問答。
952名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 17:59:40 ID:ez1tJFro
>>946
アグたん10歳くらいか…ハァハァ
953名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 18:15:24 ID:wXWlGBKO
子供のころからかけっこでビリだったアグたんは、
みんなの前でこそ泣かなかったけれど、
こっそりと納屋の奥で悔し涙を流していたんですよ。
954名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 18:25:53 ID:pa9Tp0n8
アグリアスの足には古傷があって、そのせいで足が遅くなった。
と言ってみるテスト
955名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 19:08:37 ID:nuVA0dZM
アグたんはテニスがお好き。

ひるがえるスカートからのぞく、白い太股とスコート(*´Д`)ハァハァ
956名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 19:15:09 ID:ym9wLYsj
丸太のように太いあうわなにをするkjさmq
957名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 19:19:40 ID:gvpTpWs/
今日もアグリアスさんは美しい
958名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 19:22:23 ID:L/4qmCwC
アグリアスは哀しい人だ。
959名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 19:39:53 ID:xCmNDVc3
>>955
むしろラクロスとかホッケーとかどうよ。
アグリアスは敵と接触して吹き飛ばしたりスティックでブチ倒すことを好む漢らしい女人。

最初は「輝く汗」や「ムチムチ太もも」や「たわわに揺れるオパイ」目当てに見学していた不埒な野朗どもも
試合中のアグたんの鬼のような形相や、今にも敵を食い殺しそうな笑顔に後ずさりするのだよ。
960名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 20:26:02 ID:DB65Tb2A
アグたんは見た目は綺麗だけど肌の手入れなんて気に掛けなさそうだし
戦いでの傷で傷んでそうだな。そんなわけで

アグたんは鮫肌。触れた指先で感じたのは
さめ。さめ。鮫肌。

・・・頬白鮫の悲劇はアグたんにぴったりの曲だな。
961名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 20:37:59 ID:ym9wLYsj
キャスカみたいだな
962ふみんしょ ◆QjqnRqGxSY :04/11/24 20:51:32 ID:kGAFctTz
滑り込みで一本。>>376 の続編です。

>>942-3 すっかり忘れてました。リクどうも。
963新人研修 ◆QjqnRqGxSY :04/11/24 20:53:08 ID:kGAFctTz
 イヴァリースの四季は、どれもみな、それぞれに深い味わいを秘めていて、気の遠くなるような年月を
経ても色褪せることのないその美しさを、めぐる度に惜し気もなくわたし達に見せてくれます。
その中でも、わたしのお気に入りはやっぱり春でしょうか。清らかな白に包まれた静寂の冬が過ぎさり、
草も動物達もみな待ちきれないように顔を出して、陽光に洗われた大地を様々な色で染めてゆく様子は、
まるで真っ白なキャンバスに美しい夢が描かれてゆくよう。
 だから、春は夢心地の季節です。日々出会う、なにもかもがわたしを安らぎに誘ってくれます。
春風にのって舞散る花吹雪。野を自由に駆ける動物達。冬のなごりが静かなせせらぎを奏で、それに合わせて
楽しげに歌う小鳥達。カビ臭い湿りきった空気。苔むしたぬめる地面。闇の中に息を潜める黒い影に、
そして時折踏みつぶす油虫の感触。
 こんにちは皆さん、エレーヌです。今日はディープダンジョンに来ています。
 進む限り真っ暗で、おぞましい魔物達の巣食う古のダンジョン。春の訪れに浮かれまくっていましたが、
朝は明るくなる前から、夜は陽が沈むまでこの洞窟に潜り、長閑な陽気から完全に隔離されてしまったので、
夢は夢でもすっかり悪夢心地です。でも、そんな不満は言っていられません。何しろここに来た目的は、
一つは地下に眠る財宝探索ですが、もう一つはわたしのためなのですから。
 あれは十日ほど前の事だったでしょうか、わたしは秘かに離隊を考えていました。それというのも、
つくづく自分に嫌気がさしたからです。
 入隊間もなく分かった事なんですが、実はラムザさん達とてもお強いんです。とっても。こちらの何倍は
いようかという数の盗賊団に襲われたと思えば、寝ていたわたしが起きることなく戦いが終わってしまうし、
巨大なドラゴンを相手に、流石に苦戦してるのかと思えば、勧誘していただけだったり。
964新人研修 ◆QjqnRqGxSY :04/11/24 20:54:09 ID:kGAFctTz
 比べてわたしはみじめなもの。することといえば、炊事をして、お昼寝をして、アグリアスさんに
起こされて、洗濯をして、うたた寝して、起こされて、居眠りして、要するに昼寝…いえ雑用係です。
その雑用ですら失敗ばかり、テントは燃やすわチョコボは逃がすわ。
 入隊前には、前線で活躍する自分を想像してましたが、今となっては夢のあとです。ラムザさんも、さぞ
失望されているでしょう。きっと除名されるのも時間の問題です。それならいっそのこと、無駄なお手間を
とらせないように自分から出ていった方が。そう思い立ち、わたしはしょんぼりと荷物をまとめていました。

 そのとき、外で荒い怒鳴り声。しばらくすると、アグリアスさんがお怒りの様子でわたしのテントへ
やってきました。

「エレーヌッ! 炊事をさぼるなと……」
「あっ…ア、アグリアスさん」
「…何をしているんだ、エレーヌ?何だその荷物は」
「えっ……あの、あの……」
「…まさかもうここに嫌気がさしたのか?」
「いえっ!そんなこと!皆さんとてもよくしてくれて…でも、わたし…なんだか、足手まといみたいですし…」
「……確かに貴公は足手まといだ、今はな」
「でしたら……」
「今は、と言っているだろう。自分の弱さが分かっているなら、何故努力しない?それとも、皆が貴公より
劣っている者ばかりだと思っていたのか?少しばかり魔法が使えるぐらいで、天狗になっていたのか?」
「……そんな、わたしは…」
「自信を持つのは構わん、大いに結構だ。卑屈な人間は私も好かない。だが、それがちょっとやそっと
挫かれた程度で簡単に砕けてしまうような脆弱なものならば、それはただの慢心に過ぎない。世間知らずの
憶病者、井の中の蛙というものだ」
「………」
「言っておくが、他に貴公の行くところなどないぞ。そんな根性のない者など、どこに行ったところで
うまくゆきはしないだろう。それでも行きたいのなら引止めはしない、さっさと荷造りの続きにかかれば良い。
私は行かせてやるぞ」
965新人研修 ◆QjqnRqGxSY :04/11/24 20:56:56 ID:kGAFctTz

 そういってわたしを見下すアグリアスさんの目には、優しさの欠片もありません。そんなこといわれたって、
どうしようもないじゃないですか。なんて憎たらしい顔でしょう、美人だし。アグリアスさんみたく完璧な
人には、役立たずの気持ちなんて分からないのでしょうか。それとも、昨日アグリアスさんの下着を、鍋敷きと
間違えて使ってしまったのバレたのかしら。わたしが俯いていると、溜め息がきこえました。
「……貴公は隊長を…、ラムザを信じてはいないのか」
「……え」
「……我々は今、デーポダンジョンと呼ばれる場所に向かっている、聞いたことぐらいはあるだろう」
「ディープダンジョンじゃ……」
「目的は貴公の鍛練だ」
「えっ(あっ、無視…)」
「ラムザが貴公を入隊させた時に、何も考えていなかったと思うか? 貴公の力が、恐らく前線ですぐさま
私達と張り合えるような位置には満たないのではないかと、貴公がお荷物にはならないのかと。そんなことも
考慮しないで、いたずらに貴公を傷つけるような人間だと思うのか?」
「………(ディープダンジョンなのになぁ…)」
「言っただろう、ラムザはとても優しい人だ。貴公が心配するようなことはなにもないと。彼はあんな細い肩に、
我々には想像もできないような重荷を背負っているくせに、それなのに、自分を捨てて他人のことにばかり
頭を傾けているんだ。無論貴公のことにもだ。まったくひとの気も知らないで……いやっ、その、とにかく!」
「……はあ」
「いいか、集団で最も重要なことは信頼だ。互いに全てを託せる様でなくてはならないんだ!
仲間を家族だと思え、いや家族以上にだ!そうすれば、それは何者よりも強い絆を生む。それが集団の力だ。
だが、どちらか一方の信頼がかけていれば、そんな結束は絶対に成り立たない。分かるか!?」
「信頼………」
「…確かに貴公はまだ日が浅い、初めからそこまでの信頼など持てないかもしれない。それならば、せめて
意地でもここに居座ってやるという気負いを見せろ!周囲に自分を示せ!
それもできないようなら、黙ってついてこい!私がその脆い性根を叩き直してやる!」

966新人研修 ◆QjqnRqGxSY :04/11/24 20:58:42 ID:kGAFctTz
「アグリアスさん…」
「第一、 貴公の修行だけが目的ではないぞ。他にも用はあるんだ。貴公は余計な気などまわす必要は全くない。
もっとも、そんな気など起こらぬほどしごいてやるつもりだがな!」


 ガンガン怒鳴られてしまいました。やっぱりアグリアスさんは厳しいです。その口調も態度も、厳しすぎます。
だけど、なんて力付けられることでしょう。まるで厳しい母親のよう。いつのまにかわたしは立ち上がっていました。
「……ありがとうございます、アグリアスさん!わたし…やります!ラムザ隊長を信じてみます!
ラムザさんのお気持ちを無駄にはしません!頑張って、きっとラムザ隊長のお役にたてるように…!」
「……ええい、ラムザラムザとうるさいっ!貴公は自身の向上だけを考えていればよい!」
「………へ、…はぁ……」
「まったく……」
 苛立たしげにテントから出ていかれるアグリアスさん。また怒られてしまいました。よくわかりません。
でもありがとうアグリアスさん。わたし、甘えていたみたいですね。そうよ、わたしにはここの他に
行くところなんて、いいえ行きたいところなんてないじゃないの。頑張るのよエレーヌ!
 一人で意気込んでいるとアグリアスさんが戻って来ました。
「炊事!!」
「ごめんなさーい」
 母親というより、小姑に近いかも知れません。

967新人研修 ◆QjqnRqGxSY :04/11/24 21:02:51 ID:kGAFctTz

 そんなわけで現在わたしは修行の日々。ジメジメした地下での戦闘は正直辛いものですが、でも楽しいことも
あります。それはなんといっても、ラムザさんが付きっきりでサポートしてくれることです。
「エレーヌさん頑張って!」
「落ち着いて、君なら大丈夫!」
近付いてくる魔物を蹴散らしながら、ラムザさんは懸命に声をかけてくださいます。甘ったるいエールに
浸りながら、ひたすら力をためるわたし。暗闇で二人きり、あぁもう、幸せで腕の筋肉痛も気になりません。
 ところでアグリアスさんはというと…、あ、こっち飛んで来た。閃光がわたしの横を突き通りました。
ああやって、日がなやたらと聖剣技を飛ばしていらっしゃいます。どういうわけか、わたしの方によく飛んで
来ます。近くに敵もいないのに、あ、また。そんなにわたしをしごきたかったのでしょうか。
あ、ラムザさんに当たりました。
 そんなこんなで何日かが経ち、「ためる」の成果でわたしの腕がラムザさんの首ぐらいの太さになったころ、
わたしは「算術士」というジョブになりました。毎日いわれるままにジョブを変更していったのは、このジョブを
修得するのが目的だったそうです。なんでも、全ての事象の真理を数学の理で解き明かし、詠唱もなしに
魔法を行使できるという、とても優れた上級ジョブだとか。腕はモンクですけど。
 折よくお目当てだった財宝も見つけることができたので、ここを離れる最後の日にわたしは本当の意味での
初陣を踏むことになりました。ついに戦力の一人として戦える。わたしはようやく隊の一員になれたような、
そんな誇らしい気持ちで胸がいっぱいでした。
 隣を見ると、アグリアスさんが何もいわずに肩を叩いてくれました。わたしもそれにうなずきます。
あのお説教がしみじみと頭に浮かびました。あの時はあんなに憎たらしかったアグリアスさんの顔が…
やっぱり憎たらしいです。何回も殺されかけましたし。
 でも本当にこの隊に来てよかった。初めてラムザさん達に出会い、そして受け入れられた日の喜びが、
ふたたびわたしをゆさぶります。忘れられないあの日。わたしに大きな道が開けたあの日。
 そして今日もまた、きっと生涯忘れられない日になると、わたしはそう信じています。
968新人研修 ◆QjqnRqGxSY :04/11/24 21:04:27 ID:kGAFctTz
 それで…、ええ、確かに今日は忘れられない日になりました。なんでって…、またやってしまったんですから。
 今さらですが、わたし馬鹿でした。「算術士」っていうからには、当然算術を心得ていないといけない
わけですよね。10以上の数とか、数えられないといけないわけですよね。そんな女が出陣するとどうなるか、
もう大体お分かりですよね……?


「エレーヌさん、アグリアスさんにケアルガを!」
「はい!」
 アグリアスさんはハイト6。……6、ろく? 6は……縁起が悪いから素数かしら。
「ええと……ハイト素数ケアルガー…… … …?」
 …何も起こりません。暗闇に空しく響くわたしの声。隣のラムザさんの不安そうな視線が痛いです。
「エ、エレーヌさん?」
「…………えー…と」
「…!アグリアスさん、危ない!」
 見ればアグリアスさんの後方から魔物が、うずくまっているアグリアスさんにとどめを刺す気でしょうが、
そうはいきません。敵のハイトは3…、3は3の倍数に決まってます!
「ハイト3ホーリー!」
途端に闇を照らす光、今度は成功みたいです。清らかな光が魔物に降り注ぎ、轟音と共に魔物を消し去りました。
 ところが美しい光がもうひとすじ。
「……あ」
「エ、エレーヌッ。貴様っ!」
 ははあ、6は3の倍数なんですね…。断末魔のアグリアスさんの形相は、またも般若でした。
 レイズ……かけたくないです。


 こうしてわたしの輝ける初陣は、九九の書き取りに終わりました。またしばらく雑用係です。
 アグリアスさんには余計睨まれてしまいました。姉さん、まだまだ先行き不安です。


 続?
969名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 21:17:55 ID:xCmNDVc3
超乙です。
天然エレーヌたんと焼きもち焼き小姑アグたん萌えw

もっとも俺でも人のパンツを鍋敷きにするような新入りは引っぱたくけどなw
970名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 21:35:31 ID:DB65Tb2A
ラムザの首が太いのか細いのか解らないけど、そんな女の腕はあまり想像したくないなぁ・・・・
971名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 22:10:12 ID:ZsFnmKCs
そろそろ次スレの季節かなと思っている。
972名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 22:29:14 ID:gr3LLPpG
乙です。
だけど、失礼ながらリクに答えるために完成を急がれてしまった感じが見受けられます。
続きとても期待してますので、ごゆっくり執筆してください。

ついにここも16スレ目に突入か。
973名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/24 22:51:05 ID:wXWlGBKO
ただでさえspeedの遅い算術士に、
ただでさえ頭の回転がちょっと遅い(失礼)エレーヌなんかがなった日にゃあ、
そりゃもう誤爆連発でしょう(藁
974名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/25 00:14:40 ID:5bgLqMy9
ついに斡旋所でエレーヌキター。
さて、さっそくディープダンジョンにいくかな。
975名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/25 00:40:08 ID:fBxckO1D
ふみんしょさん乙〜。
エレーヌにはもっともっと引っ掻き回して欲しいですな。
Part15もそろそろ終わりか。今回は50日以上かかったね。(早けりゃいいってもんでもないか)
976名前が無い@ただの名無しのようだ
間違った、40日以上だ……エレーヌのこと言えないよ……orz