**アラシサイコウ(゚д゚)フローラ鬼女の糞スレですわ・24**
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>>153からビアンカを選択し、カオスルートを進む)
悩んだ末に選んだリュカの最終結論は、カオスの道を進むためにビアンカを選択する事であった。
一度はロウの道を考えた。だが、自分の運命は神に決められるのではなく、
自分で切り開くものだと教えてくれたビアンカに運命を託してみたくなった。
神に逆らうカオスの道は、おそらく厳しく険しいものになるだろう。頼れるのは己の力だけだ。
それでも、リュカにとって信じられるのは見たこともない神ではなく、近くにいるビアンカだった。
ルドマンを裏切ることになってしまうが、我が道を進むのがカオスへの道の第一歩だ。
>>165 翌朝、ルドマン邸で運命の選択。最終結論で決めたとおり、ビアンカを選択した。
「リュカ、私を信じてくれてありがとう」ビアンカの嬉しそうな表情にカオスへの道を選んで良かったとリュカは思った。
「どうやら、あなたが運命の人だと思っていたのは、私の勘違いだったようですね」フローラはそう言って、2階に上がった。
「フローラは修道院でメシアを捜すようにお告げを受けたそうだ。そのメシアを捜し出すために、こういう形で試練を課した。
この試練を見事に乗り越えた君はメシアの素質は十分にあった。だが、君はメシアではなかったみたいだな」
予想に反して、ルドマンの反応はあっさりとしていた。リュカはメシアになれるかどうかを試されていただけだったようだ。
「なあ、ビアンカ。これからどうする?」「一度、父に結婚の報告しないとね」
リュカはサラボナを出ると、近くでダンカンが船に乗ってビアンカを待っていた。
「ビアンカ、サラボナで何していたんだ?帰りが遅いから、心配なので迎えに来たぞ」
「私、リュカと結婚することにしたの」「………リュカ、それ本当なのか?」ダンカンの問いかけにリュカは頷いた。
すると、ダンカンはリュカ達を山奥の村に招待し、食事を出してくれた。
「盛大には祝ってやれずに申し訳ないが、ビアンカを貰ってくれてありがとう」
式も挙げないジミ婚ではあったが、リュカもビアンカも不満はなかった。
「ところで、今後も旅に出るのか?」「自分には、やらなければいけないことがありますので」
「本当は宿を継いで欲しかったんだが、リュカがやらなければならない事があるのなら、
そっちを優先してくれ。ビアンカもリュカと一緒なら安心だろう」
翌日、リュカとビアンカはダンカンに別れを告げ、また旅に出て行った。
(手抜きですが、マスドラ復活まではオリジナル通りのままとし、端折らせて頂きます)
>>166 仲魔に取りに行かせたドラゴンオーブをプサンに渡すと、
プサンがマスタードラゴンに変身し、リュカの仲魔になってくれた。
すると、マスタードラゴンは驚くべき事を話し始めた。
「今、光の教団は洪水を起こして世界を水の中に沈めようとしている。
早くカテドラルに向かって阻止しないと、大変なことになってしまう」
そう言って、マスタードラゴンはリュカ達をカテドラルへ連れて行った。
マスタードラゴンの天罰で世界に洪水を起こそうとしているラマダと
教祖であるイブールを倒し、世界が水に沈むことは阻止された。
しかし、マスタードラゴンによると、ロウの勢力はまだなくなっておらず、
魔界にいるミルドラースの力を借りる必要があると言ってきた。
イブールが所持していた命のリングを回収し、魔界への扉を開いた。
魔界を奥に進み、ようやくミルドラースを仲魔にしたのだが、
「今すぐ、カテドラルに連れて行ってくれ」と頼まれてしまった。
導かれるままカテドラルに入ってみても、イブールが倒された後はもぬけの殻。
もう、誰もいないんじゃないかと思っていたリュカだったが、
イブールがいたはずの場所に見覚えのある姿に気づいてしまった。
>>167 「フローラ………なんで、こんな所に………」
「やっぱり、そうだったのね。メシアになるはずだったあなたがビアンカにそそのかされ、
間違ったカオスの道を歩んでしまった。しかも、ロウの拠点となる光の教団を消してしまった。
だが今、カテドラルに神が舞い降りてきたわ。さあ神よ、カオスの者に制裁を!」
フローラの呼びかけに神はリュカと仲魔に攻撃を始めてきた。
マスタードラゴンの天罰をもってしても、神は仲魔の命を次々を奪っていく。
ついに、主戦力のミルドラースとマスタードラゴンまで力尽き、
一巻の終わりだと覚悟したリュカは最後の力を振り絞って神を斬りつけた。
それが神にとどめを刺す結果となり、リュカは神との戦いに勝利した。
「ようやく、終わったね」「いや、自然のバランスが崩れれば、また同じようなことが起こるだろう」
「その時はリュカと一緒に戦おうね」「その時はな。でも、当分起こらないことを祈るよ」
リュカとビアンカはグランバニアに戻り、共生を認めてくれた魔物達から感謝された。
(カオスルート終わり)
自分で言うのも何だが、SSにしてはひどすぎるので、シミュレートとして読んでください。