**アラシサイコウ(゚д゚)フローラ鬼女の糞スレですわ・24**
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>>153からフローラを選択し、ロウルートを進む)
悩んだ末に選んだリュカの最終結論は、ロウの道を進むためにフローラを選択する事であった。
今、必要なのは神の助けであり、そのためには神を信じ、定めに従うのが筋だと思ったからだ。
確かに、現在は魔物使いという立場でもあるが、これは魔物を一掃するための手段に過ぎず、
そもそも魔物がいなければ父親を失う事はなかったし、自分が魔物使いになる必要もなかったのだ。
幼馴染みを裏切る形になるのは辛いが、これも神から与えられた試練として受け入れる覚悟である。
翌朝、ルドマン邸で運命の選択。最終結論で決めたとおり、フローラを選択した。
「本当に私でいいの?」リュカの意志を確かめるかのように、フローラは問い直す。
「宜しくお願いします」決断が揺らぐ前に、リュカは即答した。
「これから一緒にロウの道を歩みましょう」この瞬間、フローラとの結婚が決定した。
もう、これで後戻りは出来ない。これから先は、ロウの道に進むしかないのだ。
「リュカ、今までありがとう。だけど、これからは敵同士。
いつか、リュカを倒さなければならない日が来ると思う。さようなら」
ビアンカの別れの挨拶は冷たいものだった。しかし、これも神の定めだと思うようにした。
(手抜きですが、結婚式〜デモンズタワーはオリジナル通りのままとし、端折らせて頂きます)
>>154 連れ去られたフローラを捜してデモンズタワーの最上階に着いた。
そこにはフローラの姿が。そして、その隣に魔物が現れた。
「カオス勢力だな」そう思ったリュカと仲魔は戦闘態勢に入る。
「リュカ、黙って飛び出してごめんなさい。でも、これは私たちの準備が整ったからなの」
「えっ?」フローラの意外な一言で、リュカは戦闘態勢を解除した。
「光の教団が建設を進めていたカテドラルが完成を迎え、
今は信者全員をカテドラルに避難させているところなの。
信者全員がカテドラルに集まったら、洪水を起こして信者以外を一掃し、
後はそこに神を迎え入れたら、カテドラル計画が完了するのよ」
「ということは、カテドラル以外の場所は?」
「全て水の底よ。でも、これが神を信じず従わなかった者の定めなの」
「………」
「リュカは神を信じ、運命を受け入れ、私についてきてくれたから助かったの。
私たちはここからカテドラルにワープしましょう」
リュカは軽く頷き、フローラと共にカテドラルに繋がっている旅の扉に入った。
>>155 カテドラルには信者らしき人々が集まり、何かが始まるのを待っている様子だった。
「フローラ様、これで我が教団の信者は全員こちらに避難しました。準備をお願いします」
「いよいよ、計画の最終段階に入ったわね。リュカも一緒について来て」
状況を把握し切れていないリュカはフローラに黙ってついて行くしかなかった。
リュカとフローラは信者の前に立ち、フローラが信者に向かって演説を始めた。
それが終わると、全員で神に祈りを捧げるので、リュカもとりあえず一緒に祈った。
すると、近くに滝があるかのような轟音と共に、みるみる世界が水没していった。
その音がやむと、信者全員の大きな拍手が鳴り響いた。
「只今、神の意志により世界は水没し、光の教団の理想がまた1つ実現しました。
もう、神の邪魔をする者はありません」そう言っていた矢先、
兵士から洪水を免れた城を発見したとの報告が入った。
「天空城か。マスタードラゴンめ、計画の邪魔をしやがって。
仕方ない。リュカ、一緒に天空城へと攻め込むぞ」
ジャミ・ゴンズ・ゲマ・ラマダ・イブールが仲魔になり、
カテドラルで用意された船に乗って天空城へと向かっていった。
>>156 天空城に着くと、なんとビアンカが入り口付近で立ちはだかっていた。
「ついに決着の時が来たようだね。リュカがフローラを選んだときから、この日を待っていた。
残念だけど、リュカとフローラには死んで頂くわ。自然界の掟を破って洪水を起こした罰として」
そして、ビアンカはリュカを狙ってメラゾーマで攻撃を仕掛けてきた。
だけど、リュカはじっと耐えて動かない。敵であれ、幼馴染みのビアンカに刃を向けられないのだ。
「リュカ、何やってるのよ!」フローラの言葉にリュカは目を覚まし、ビアンカを倒した。
「本当にこれで良かったのだろうか…」傷ついたビアンカの遺体を目の前にして、
人生をロウに託した意志に対して、初めて自分の選択に後悔の2文字が浮かんだ。
だけど、感傷に浸っている暇はなかった。次はマスタードラゴンを倒さなければならないからだ。
>>157 「ビアンカ…すまない。次の人生で出会ったときは絶対一緒になろうな」
リュカは心の中で、そう呟きながらマスタードラゴンの居所を探していた。
しかし、マスタードラゴンの気配すら感じず、一度撤退しようとしたとき、
王の間らしいところの一カ所でフローラの足が止まった。
「ここが怪しいわ」フローラはその場所に何かを感じたようだ。
「えっ、どこ?」リュカがそう言ったら、突然マスタードラゴンが姿を現した。
「フローラ、天空人の子孫であるおまえがなぜ私に刃向かうのだ?」
「これは伝説の勇者である先祖の復讐よ。伝説の勇者から光の教団を立ち上げ、
ロウの心を持ったメシアと一緒にロウの世界を作るようにお告げを受けたわ。
そして、ようやく見つけ出したメシア。それがリュカよ」
「えっ?俺がメシア…」リュカは自分がメシアだと言われて戸惑っていた。
「リュカ、君はフローラにそそのかされロウの道を選び、世界に洪水を起こした。
しかも、幼馴染みだったビアンカを切り捨て、私に刃向かおうとしている。
今までリュカの力をカオスに向けてくれると思って見守ってきたが、
残念ながら、それも期待できそうにない。ロウの心を持つ者に天罰を!」
マスタードラゴンの天罰で、大幅に体力を消耗した状態で決戦が始まった。
すると、フローラも対抗してカオスに対する天罰でマスタードラゴンにダメージを与え、
お互いに体力を消耗しながらも、フローラはマスタードラゴンへの復讐を果たした。
>>158 「これで終わったわね。さあ、カテドラルに戻って神を迎え入れましょ」
天空城を出ようとしている途中、フローラはビアンカの遺体の前で立ち止まった。
「そうそう。神を迎え入れるにはこれが使えるわね」
そう言って、フローラはビアンカの遺体を背負った。
「俺が運ぶよ」重そうだったので、リュカはフローラに申し出たが、
「絶対駄目」とにべもなく断られてしまった。
マスタードラゴンを倒し、カテドラルに帰還したフローラとリュカは
光の教団の救世主として、信者から大喝采を浴びていた。
「さて、カテドラル計画の最後の仕上げとして、神を迎え入れます。
神が皆さんにお告げできるように、魂が抜けた人を用意しました。
信者の皆さん。神がこのカテドラルに来るよう、お祈りしましょう」
フローラはそう言って、ビアンカの遺体をそっと寝かせた。
信者が祈り続けていると、洪水で浸かっていた世界が元に戻り始めた。
そして、洪水前の状態になったら、ビアンカの遺体がしゃべり始めた。
「カオスの勢力はまだ残っている。3つのリングを持って魔界に行け」
ビアンカの遺体が口を開いた事に驚くリュカの横でフローラは何か考えていた。
「3つのリング…今、3つのうち2つは持っている。残りの1つはどこにあるんだろう?」
すると、リュカのコンピュータが反応し、勝手にイブールが召喚された。
「今、言っていたリングはこれだろ。どうやら、カオス勢力は残っているみたいだな。
フローラ、リュカ、魔界に残ったカオス勢力を倒さなければいけないようだ。
エルヘブン近くの洞窟内に、魔界につながる場所があると聞いた事がある。
まずは、そこに向かってくれ」
これで、お告げ通り3つのリングが揃い、魔界に向かう事となった。
(手抜きになりますが、魔界〜エビルマウンテンも端折らせて頂きます)