誤解を招く紹介文を書くスレ@FF・DQ

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36名前が無い@ただの名無しのようだ

陰鬱な屋敷に引きこもり、日夜栄光を夢見ていた男。
だが天才的な同僚にかなうことはなく、彼はついに拳銃を握りしめる。
胸に渦巻く黒い感情のままにまず銃口を向けたのは、ボディーガードの男だった。
彼を監禁しその身体をいいように弄ぶも怒りはおさまらず、ついに男は同僚さえも手にかける。
そうして権威ある地位を手に入れた男ではあるが、妻は失踪し息子は狂気に陥った。
手に入れたものに比べて、失ったもののなんと大きかったことか。

そして時は流れ、ついに彼にも終わりの時が訪れる。

彼の手から逃れ生き延びたかつてのボディガードに、今度は自らが銃口を向けられ、彼は覚悟を決める。
死の瀬戸際で彼の頭をよぎったのは、そういえば息子に父と呼ばれたことがなかったという、
人間らしい憂いの感情だった…







宝条「FF7/人名」