3 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/23 19:49 ID:HBRBLfH5
2
1さんお疲れ様ですー。
スレ立て乙っす。
>1に千一夜へのリンクあるとやっぱりいいね。
|ω・`)<お話していい?
いいよ!
1さんお疲れ様
アグと星座同じなんで喜んでみる自分_| ̄|○
|ω・`)<SS投下していい?
今更拒むものか!(以下略
|ω・`)<アグたん貰ってもいい?
>>14 1)アグたんは誰のものにもならないから駄目
2)アグたんは俺のものだから駄目
3)アグたんはこのスレのみんなのものだから駄目
4)アグたんはラムたんのものだから駄目
好きな返答を選ぶがいい。
二次創作のSSやネタで読むなら4だが
俺の本音は2。
1みたいなシチュで書いてもいいんでしょ?
俺ラムザって嫌いなんだよね…
そらもう好きなシチュで書くがよし。
ここは少数派を淘汰するような心狭きスレではないし、
各々方の萌えを見せてもらえればそれだけでワシは充分じゃ。
>>17 それはもう、好きなシチュでOKだと思います。
(OKだと信じて時々SS投下してます、というのがより正確ですが)
17さんの作品、楽しみにしています。
個人的には
5)アグたんは一生をオヴェリア様護衛に捧げているから駄目
という答えになるのですが。
だからって百合じゃなうわなにをすrksdfhg
Zカレ
もう12本目か。
今日の夢にアグたんが出てきて一緒に敵と戦ってた。
もう病気です。_| ̄|○
投下させていただきます。一応最初から…
「起床ぉー!起床ぉー!」
朝を告げる声が寮内に響き渡る。アグリアスはほとんど反射的に目を覚ました。
ルザリアの士官学校。貴族の子弟からなる、エリート育成機関である。
「朝…」
寮の規則正しい生活リズムのおかげで目は覚めるものの、体がついていかない。
朝は苦手なのだ。あと三分だけ、ベッドに抱かれていよう。そう思った時。
「お姉さま、朝だよ!起きて!」
ルームメイトのレモンがカーテンをさあっ、とあけた。陽光の束が床に当たる。
蜂蜜色の髪。同じ色の瞳がクリッとした活発そうな少女だ。
アグリアスと同い年のハズだが、「お姉さま」と慕っている。
「…レモン、もうちょっと静かに…今、起きるから…」
小鳥のような声で連呼されるのは鼓膜にこたえる。アグリアスは緩慢な動作で
起き上がった。長い金髪がさや、と流れた。
「おはよう、アグリアス」
「ああ…おはよう、ルーチェ」
もう着替え始めた、もう一人のルームメイトと挨拶を交わす。
性格を写したような、落ち着いたグレーの髪と目。クセなのか、いつも片目を閉じている。
時々左右を交代しているので、両方とも見えているようだが。
「そういえば、今日じゃない?新任の剣術師範が来るのって」
髪をいじりながら、ルーチェ。
「強いかな?楽しみでしょう、アグリアス?」
「お姉さまが一番強いもん!」
レモンが抱きついてくる。
―これがなけりゃ、いい子なんだけど…
心中苦笑して、アグリアスは立ち上がった。
「今日から赴任しました、ハインリッヒです。よろしく」
新任の剣術師範の声の柔らかさは、アグリアスには意外だった。
前任者が「お堅い軍人」の鑑だっただけに、柔和な印象は新鮮だ。
そう思っていると、目が合った。ハインリッヒが微笑する。
思わず目をそらす。一瞬、心臓が止まった気がした。
ハインリッヒはペアになって打ち合うよう指示した。皆のレベルを知りたいのだろう。
アグリアスはルーチェと打ち合った。
ルーチェもこの時ばかりは両目を開けていたが、すぐに防戦一方になった。
「そこっ!」
ガードをこじ開けて一撃しようとした時、視界にハインリッヒが入った。こちらを見ている。
―……!
一瞬、注意がそれた。灰色の髪の少女は素早かった。大きく後ろに跳び、距離をとる。
アグリアスは自分の動揺を無意識に無視した。体勢を立て直し、打ちかかった時。
「そこ、金髪の方。そう、君だ」
ハインリッヒに止められた。
「いい腕をしている。どうだい?僕と手合わせしてみないか?」
柔和な表情の挑戦を、アグリアスは不敵な笑みで受けた。
「え〜っ!?お姉さまが〜!?」
レモンの甲高い声が響く。寮の食堂。広い空間にテーブルが沢山並んでおり、隅には
ピアノが備え付けてある。
「初めてだよね、あんなにあっさり負けたのって」
鍵盤に指を踊らせて、ルーチェ。三人の他には誰もいない食堂に、軽やかなメロディ。
狂想曲の一つらしいが、アグリアスは音楽に疎い。
「…そうだな」
手の中で空のグラスをもてあそぶ。あんな負け方は初めてだ。
攻撃はことごとくいなされ、かすめすらしなかった。ハインリッヒが打ったのはただ一撃。
その一撃で、彼女の剣は床に乾いた音を立てたのだった。悔しかった。
己の未熟を思い知るのは辛い。それを教えた人に乙女めいたものを感じるのは、
いかにも少女らしい感性だ。
そして、彼女はまだ愛を知らない。
アグリアスがハインリッヒの所に足繁く通っているのは、寮の女生徒全員の知るところ
となった。知らぬは本人ばかりなり、とはよく言ったもので、アグリアスはバレていない
と信じていた。
「お姉さまが男なんかと〜!」
悔しそうにわめくレモンに、
「人の恋路を邪魔する奴は、ヒュドラに食われて死んじまえ♪」
ルーチェはピアノに合わせてリズミカルに言ってやった。
他の娘より少しだけ大人を知っている彼女は、うぶな友人をやさしく見守るつもり。
ぷうっと頬を膨らますレモンの顔が妙に可笑しい。
実際、「通う」と言っても剣の稽古を受けているだけで、色っぽいことは何もなかった。
本人にしてみれば真面目に腕を磨いているだけ。心のわずかなうねりが意識に上がる
ことはなかった。
その日は休日だった。アグリアスは一人道場に来ていた。
ハインリッヒに「特訓してやる」と言われ、休日返上で来たのだ。
入ると、すでにハインリッヒが待っていた。
「来たね。支度しなさい、すぐに始めよう」
「は、はいっ!」
上擦った声になった理由を彼女は考えなかった。
別室で着替える。刃引きの剣を取り、師範に向き合った。
最初は基本の確認。そして今までの復習。
上達したね、と言われるたび、アグリアスは嬉しくなる。
「ちょっと難しいことをやってみよう。僕のやる通りにやってごらん」
ハインリッヒの構えが変わる。アグリアスも倣うが、しっくりこない。
困惑していると、ハインリッヒが後ろに立ち、二人羽織のように生徒の手を取った。
見た目よりがっしりした体が背中全体で感じられた。
心臓の動きが速くなって、血液が顔に集まってきた。
「……ッ!先生…!?」
その呻きは羞恥より戸惑いの色が強い。
「静かに、オークス君」
ハインリッヒは生徒の耳元にささやくと、手を徐々に移動させた。
アグリアスの象牙彫刻のような手から始まり、腕、肘、肩。鎖骨を下り、胸元へと。
もう一方の手は腰を軽く抱き、体を引き寄せる。
アグリアスは沈黙していた。
ハインリッヒを受け入れたのではない。紅の唇を震わすのは、羞恥よりもむしろ、怒り。
心より先に、体に触れられた。
アグリアスの潔癖は、それを拒否した。
肉体は俊敏に反応した。剣を持っていない方の腕が素早く動き、肘を撃ち込む。
「うぐっ!?」
ハインリッヒの手は、アグリアスの胸のふくらみに到達する前に弾き飛ばされた。
小鹿のような体が躍り、男は無様に膝をつく。少女は距離を取って男を見つめた。
「抵抗するのかい、オークス君」
男はギラつく瞳で少女を射抜いた。先ほどまでの紳士はどこかに消えていた。
「あ…」
怒りで火照った体が急激に冷えて行く。氷の蛇が背筋を這い回った。
「さあ、抵抗してみなさい。その方が……」
少女は初めて、男が怖いと感じた。理性よりもむしろ、生理で感じた恐怖だった。
「嫌…嫌っ!来るなっ!」
少女は夢中で剣を振った。型も何もない。
間合いは絶望的に遠かった。
昼下がりの中途半端な時間。午後の授業には間があるし、一眠りするには足りない。
楽しそうに鍵盤に指を走らせるルーチェを横目に、アグリアスは記憶を逆再生していた。
あの時。無我夢中で剣を振った時、確かに彼女は見た。
ハインリッヒの頭上に、青白い透明な水晶が降り注ぐのを。
あれは一体、何だったんだろう…。気がついた時、自室で息を弾ませている自分を発見した。
間もなくハインリッヒは前線に召集された。急な人事だった。
生徒一同見送ったとき、アグリアスを見る彼の目が済まなさそうに泳いでいたのは、
気のせいだろうか。
ピアノが上品に輪舞曲を歌い始めた。
「お姉さま、踊ろ」
レモンが腕を引っ張る。アグリアスは微笑して、思索をやめた。
友人達は何か誤解しているようだが、アグリアスは弁解するのをやめた。
テンポよいメロディに乗って、軽やかにステップ。
視界がセピア色に染まって―
ende
一応終。
アグのセリフ少なねぇナァ…
(´・ω・`)ショボーン
お目汚しでした
どっかのコテハン(>19みてーな)や君のように
自分から、「お目汚し」とか「駄文すいません」などと
卑屈な態度(保険)をとる人間には「乙です」とは俺は言いません。
自分の表現を見ず知らずの不特定多数の「お客様」に見せようってんだから
もっと堂々と胸を張ってもいいでしょ。
アナタなら大丈夫だと思うんですけど。
「そーいう仕事」をしてる人間からの一意見でした。
↑は無職
>>29 「お客様」……。
例えにしたって、なんつーか大仰だな。
>「お目汚し」とか「駄文すいません」
謙虚さとか、マナー意識の表れだろ。
もしアグリアスがそもそも近衛騎士になっていなかったら・・・
アグリアスは東・西・南・北天騎士団のどこかの騎士になっていたかもしれない。
そして10人前後の小隊の隊長となって獅子戦争の折にはドグーラ峠に配置されたかもしれない。
そして畏国に盾突く不届き者の異端旅団が攻めてくるのを迎え撃ったかもしれない。
ドグーラ峠
南天騎士団警備兵(ナイト・女)(名前・アグリアス)
「我々がここを守る限りこれ以上、先へは進ません」
勝利条件 すべての敵を倒せ!
READY!
ちょっとそんなパラレルを想像してみた。
>>20 おれは『待望のリメイクFFTにはアグエンドが追加されたんだが、今ひとつ
パッとしない内容で、納得がいかないながらも「まぁ、こんなもんか…」と、
必死で自分を納得させようとしている』夢を今年に入って三回見ましたが、何か?
ここで質問。
もし後半にアグ絡みのイベントを追加するとしたら
どんなイベントが良いですか?
>>34 オヴェリア即位あたりで、ラムザが「オヴェリア様の元に戻った方が……」と勧めるのを
断って、「いや、私はお前と共に戦う」ときっぱり言ってくれるイベント。
36 :
21です:04/04/24 23:39 ID:wuKm6OzJ
>>29 励まされたと解釈したんですけど、いいですよね?
アグって身長どれくらいなんやろか…
>>34 言い出したらきりが無いが…
ムスタもマララファもシドもメリも、何らかの家族なり境遇なりの話があるので、
アグにもオークス家の様子を窺えるイベントが欲しいなぁ。
ムスタ一連イベントのようなほのぼの系が欲しいかな。
ラムザ隊のキャラ達同士の掛け合い芝居が見たいというか。
もっとも実際にはメモリ容量という大人の都合の前に
真っ先にボツを食らうであろうが。
スタッフに熱狂的なアグ萌えがいれば不可能ではなかったやも。
あったら嫌なアグイベント三章以降。
救出されたシド「やあアグリアス君、久しぶりだね」
実はアグリアスはシドに剣技の手ほどきを受けていた!
なんでか分からないが、絶対に嫌だ。ものすごく嫌だ。
そうなると心酔してそうだもんな>アグリアス
ど〜にも、鯖が不安定だなー
>>34 ルカヴィとの激闘で重傷を負うラムザ、気を失い死んだように動かない。
アグがぐったりとするラムザの胸座を掴み上げ、頬に思いっきりビンタ一発。
半べそをかきながら、
「許さないぞ…こんな、訳のわからないところで…
連れて行くんじゃなかったのか…私をッ連れて行くんじゃなかったのかッ!!」
…?ん?これ、元ネタなんだっけ?…北斗の拳だっけ?
>>42 ベルセルクか。
ということはこの後アグのエンジョイ&エキサイティングな半裸が・・・・・
それは嫌だ。
その後、滝のそばで二人して泣きながら青姦してくれれば超OK。
ただ
>>42のセリフはヤッた後なんだっけか。
ベルセルクのそこら辺も結構昔なんで記憶も曖昧だ。
イベントまではいかなくとも、戦闘中のセリフくらいはあっても良かったよなあ
アグに限らず
46 :
hc:04/04/26 19:01 ID:II2NEnxk
例の束縛より、一応帰還
・・・したはいいのだが、どうしてもアレは「ラム+アグ」の子供に見える・・・
最近買った漫画でも、アホ毛がチャームポイント(かつ意思表現)のキャラがおるんだが
アホ毛ブームなのだろうか?
この前ある本を読んでたら、17世紀ぐらいに鎧に股間カップをつけるのが
流行ったらしいんだが、それは当時ペストなんかで人口が減って生殖本能
が強くなったからとか書かれてたんだが…
つまり4章の鎧はラムザの生殖本能が高まったことを意味していたんだよ!!
、,、
(□Д□∩;)
性天使ラムザ
「コンドーム 豚の腸」「中世 避妊」とかで色々と検索してみたが、
あれだ、ラムザがED直前まで中田氏しても大丈夫なのは
「ファンタジーのフィクション世界」だから。
俺にとって理由はそれで十分です。
自分で書いといてなんだが
>ED直前まで〜
誤解をまねく表現だ…
スレも新しくなりましたし、気にされている方もおられるかもしれませんので、
お知らせしておきます。
Part10で昨年末に話の出た『7月のFFTオンリーイベントで、アグスレで
本を作る』という企画ですが、あれからSS書きが集まり、またーりと相談しつつ
本当に作ってます。
執筆者は今のところ私(とびねずみ)、従者さん、もみもみ士さん、昼寝士さん。
ちょっとボリュームのある小説本になる予定です。
以上、お知らせでした。
>21さん
学生時代のアルバムを開きたくなるような、そういう読後感がありました。
このスレで修行中のアグが書かれるのは珍しい気がします。乙彼さまでしたー。
>>51 もう今から楽しみで楽しみで不整脈起こしそうです。当日は伝染病のキャリアーとかに
なってない限り氏んでも足を運ばせていただきますよ?
55 :
21:04/04/28 00:12 ID:EHF8gIf5
>52さん
ありがとうございます。精進させていただきます
>>51 とらのあなにでも委託してくれないか…?
してくれないと泣くぞ!。゚(゚つД`゚)゚。
>>54 ありがとうございます。伝染病にはお気をつけて……(?)。
>>56 書店委託をお願いできるほどの数は作れないのではないかと思います。
ただ、後日この本に関してのサイトを立ち上げる予定ですので、そちらで
通販を承れれば、とは思ってました。
どんな方法が良いか、しばしこちらで相談させてください。
以上、この件の事務担当よりのお知らせでした。
>>57 「こちらで相談」というのは「このスレで相談」という意味ではありません。
執筆者の方で、という意味でした。
わかりにくい事を書いてすみません。
これだけではなんなので。
アグたんの好きな季節はいつだろう? と考えてみる春の夜。
鎧の中に汗のたまりそうな夏は苦手な予感。
しかしながら、汗で濡れた鎧を鬱陶しそうに脱ぐアグは萌え。
…
でも、夏場の剣道の防具からはシャレにならん匂いがしたな…
>>事務担当より
前スレ(前々スレだっけ?)でイヤな雰囲気は感じていたが
あれだけはしゃいでおいて
結局こいつは「責任者」にはなろうとしないんだな。
前スレで、事情を知らない第3者の俺からしたら
昼寝士氏に遠まわしに喧嘩を売ってるとしか見えない発言かましてたからな…
「ラムアグ路線の昼寝士さんに面と向かって文句を言えないヲタ女がヒスおこしやがったか!?」
と正直、内部分裂を心配しましたよ私ゃ。
以前、アグ本製作をスレでよびかけたときに昼寝士さん以外からは相手にされず
ましてや否定的なレスばかりきたのはなぜか?もう少し考えたほうがいい。
これ以上、部外者の俺がとやかく言っていいことではないし、もう「頑張ってください」としか言えぬ。
>>60 とびねずみさんはこの企画をとりまとめて下さってる主幹です。立派な責任者ですよ。
俺はとびねずみさんに喧嘩を売られた覚えなんかないし、分裂を心配するようなことも
ありません。むしろこの件では頼りっぱなしです。貴方はどうもラムアグが好きで俺に
肩入れしてくれているようだけど、それでスレの空気を悪くするようなことを書き込むのは
断じて止めていただきたい。
63 :
60:04/04/29 03:35 ID:UlAZQLRD
>>62 大変失礼いたしました。
冷静になってみると随分つまらんことでヒートアップしていたようです。
スレの皆様にもスレ汚しをお詫びします。
頭冷やします。
遅い遅ーいレスですが。
>34
イベントというほどのものではないですが、
4章ゼルテニアの教会のシーン(対ザルモゥ戦)に出撃させた時に
ディリータとの間に台詞が欲しいなと思ってます。
あそこで遭遇して一言も口きかないような
アグリアスともディリータとも思えないのですよ。
台詞の中身は平行線でもケンカでも和解でもなんでもいいです。
ここで険悪なム−ドを取り去る甘甘なSSを求むッ!
>>58 サイトを立ち上げられるそうなので質問はこれ切りに致しますが、最後に一つだけ…
…『一般』向けデスカ…?
甘くないけどSS投下してもイイのかな( ´Д`)
グダグダ言うな! 面白けりゃ何だって構わんッ!
>>42 「当たったか・・・俺の、最後の弾丸・・・」
「ああ、当たった、殺ったぞ」
「逃げろ・・・アグリアス・・・」
「許さん。這ってでも貴様には付いて来てもらうぞ」
「はいはい、お供しますよ・・・」
「ああ、自分で言ったことは守れッ・・・」
「・・・アンタの涙なんて、珍しいもの見れたなあ・・・」
(やれやれ、最後だってのに、出てくる言葉がこれかよ・・・
自分じゃ、もうちょっと器用なつもりだったんだがなあ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・
もちろんこの後はルカビィ&アルテマデーモンでアグリアス輪姦フルコースの方向で。
>>69 ラムザがムスタディオになっちゃってるような気が?
SSを原作にした漫画本なら金だせるけど
小説本は1コイン以下じゃないと金出す気にはなれないなぁ
>>71 蝕ン時のジュドー→ムスタじゃね?
アル「あら あなたも覚えていますわ オーボンヌ修道院への出発の時に…
兄さんと一緒にいた騎士の方…
……女の方でしたのね 気が付きませんでした
アグ「…(汗
ムス「ブッ
ラム「クックックッ
アル「あ…あの… でも 今は一目でわかりましたわ
アル「 な ん で で し ょ う ?
アグ「………(///)
ラム「……………
ムス「………
>>74 チョコボの鞍にまたがったら
「まだ入ってる感じ」の痛みでアグたん涙目になるのか。
アグ(……ずるい)ジロッ
ラム(………)
FFTがエロゲならば、オーボンヌ最終戦前のドーターの宿で
好感度(&高感度)が一番高い女性キャラが夜這いに来るイベントが発生してくれたのに。
しかしどの女性キャラも好感度が基準値に達してない場合は
救済措置としてムスタディオと夜通しY談を語り合うはめになる。
ムスタ「まずはお前がドーテーを『いつ』『誰と』捨てたかキリキリ白状しろや。
これが俺達二人に許された最後の夜かもしれねーんだからな!」
ラムザ(いったいどこでフラグを立て間違えたんだ…)
一方、ラムザ部屋の外の廊下ではアグvsメリアvsラファvs汎用女性’ズvsマラークのにらみ合いが。
僕は逃げていた。
僕を支えてきた全てが崩れ、それに押しつぶされまいと懸命に逃げ続けてきた。
怖くて、振り向くことも、立ち止まることもできず、
泣きながら、怯えながら、それでも、逃げて、逃げて、逃げ続けた。
暗い、何も見えない場所で、独りぼっちだった。
何度も誰かの声が聞こえた気がした。
それでも逃げ続けた。
このまま、何者も僕に触れられない、場所へ、ずっと、ずっと…
でも
貴女があらわれた。
貴女は、気高く、真直ぐで、そして美しかった。
瞳は水のように透きとおり、貴女を通して自分のうつろな瞳が覗けた。
暖かい光の中に包まれたような気がしたんだ。
僕は初めて立ち止まった。
この人はどこに行くんだろう。
僕とは違う方向へ歩んでいる。
自分がどこに向かっているかを、知っている。
僕も貴女がどこに行くのか、知りたい。
興味を持ったんだ。
僕は貴女に付いていくことにした。
貴女は決して振り向かなかったね。
でもそれは、怖かったからじゃなく、前を見続けていたからだった。
自分を信じて歩み続ける貴女を見つめていると、自分が許されていくような気持ちになれた。
もう周りに闇はなかった。
守りたい。
この人を、この人の信じるものを守りたい。
全ての人の信じるものを守りたい。
そう思った時、不意に、僕の後ろにいる、僕を支えてくれる仲間達の存在に気付いた。
貴女が気付かせてくれたんだ。
それなのに
それなのに、貴女は冷たい。
流れる血は、火傷するほど熱いのに、
貴女は冷たくなっていく。
『アグリアスさん!』
魔法を唱えながら、必死で彼女に呼びかける。
血が止まらない。腕の中の彼女がどんどん遠ざかっていく。遠ざかっていってしまう。
いやだ、いやだいやだいやだいやだ。
『アグリアスさん…お願いです、行かないで…僕を独りにしないで下さい。』
涙が溢れて、言葉がうまく言えない。
けれど、溢れる想いを抑えることもできない。
『愛してます…。僕は貴女を愛してるんです…。駄目なんです。貴女がいないと…、
貴女がいないと、何の意味もないんです。何の……だから……、
お願いです、眼を開けて…開けてよ………アグリアス…。』
すがるように彼女の胸に顔をふせる。
それをあざ笑うかのように、空は曇り、雨を降らす。
冷たい雫が、彼女のまぶたを濡らす。
「……ラムザ?」
『アグリアス!?気が付いたんだね、よかった!もう大丈夫だよ!』
「………やっと、アグリアス…って呼んでくれたな。」
『しゃべらないで!すぐにみんなも来るから、その傷もふさげるよ。』
「……………」
『…アグリアス?』
「……ラムザ…。」
『どうしたの?』
「………私も、愛してる、よ……。」
『…え、あ、あの…。』
「………………………」
『…アグリアス?………アグリアス!!ダメだよ!死んじゃいけない!アグリアスッ!アグリアスーー!!』
彼女は穏やかに微笑むと、小さく、つぶやき、眼を閉じる。
ーーごめんねーー
彼女の唇に、そっと自分のそれを重ねる。
最初で最後のキスは、甘い血の味がした。
これで終わりでつか?
終わりなら「終」とか「fin」とか書いてくれると分かりやすい。
復活したみたいだね。
乙ぅ。あーんアグ様が氏んだ! …具体的な状況があってもよかったかと
>>76 マラークもかYO!
俺は逆に、メインキャラ死亡ネタは
このぐらいにコンパクトにまとめてくれたほうがイイと感じる口かな。
>>76 レーゼさんはベイオとしっぽり過ごすべきか、
この凄まじくオモロイ状況をヲチするべきか、悩みまくってるに違いない。
>>85 ベイオの旦那はしっぽり過ごしたいのに、ヲチに夢中で取り合ってくれないレーゼたん。
そして最後の難敵マラークを打ち倒し、
ラムザ部屋夜這い権を獲得したアグたん。
「ラ、ラムザ…お前に話したいことが……ってイヤーーーーー!!??」
果たしてアグたんの見た『見るもおぞましき光景』とは!?
とりあえずオーボンヌ突入は無期延期。
(=゚ω゚)ノぃょぅ
おまいら久しぶり
てかさ、絵板に行ってきたらB.たろう氏が・・・
あの人の絵柄は数ある(訳でもないが)FFTの絵の中で一番好きだからメッサ驚いた&嬉しかったよ
いつも思うが、ムスタのポジションは『美味しい』っ…!
ラグナログオンラインの絵でアグリアスを描いてほしいわけですが。
さっきまでうたた寝してたら、アグたんに乗っかられてる夢を見て金縛りにあいました。
10代の頃の俺なら、裸のアグたんにキジョーイされてる夢でパンツを白濁液で汚していたことでしょーが、
なぜかアグ様はいつものフルアーマー姿で俺の腹上に正座で座り込み、
非難がましい目つきで私をにらんでいたのです。
いったいこれは何かの予兆か、単に俺の体調がよくないだけなのか、
教えて、夢診断に詳しいエロい人。
>>90 パクられたものをパクり返すとは本末転倒なことをっ…
>>85 うーん、まだ続くんだよね。
>>82 確かに、次からちゃんと続く、とか書きます
ルカヴィとの戦いから、早くも一年の月日が流れようとしていた。
生き残った英雄達は戦いの終わりを喜びあい、そして再会を約束し、別れた。
しかし、多くの者は帰る場所を無くしていたので、
ムスタディオの提案で、機工都市ゴ−グを居としている。
そのうえ、他の仲間も、ほとんどがゴ−グの周辺に住んでいるため、
再会を約束しあうどころか、しょっちゅう顔をあわせる毎日である。
ただ一人を除いて…
『おはよう、アグリアスさん。』
釣ってきた魚をさばきながら、寝ている彼女に声をかける。
もちろん返事など返ってこないが、僕の心はそれだけで満たされる。
『今日はまた、冷えるね、ここ。』
喋りながら、おどけるように唇を震わせてみせる。
ここはフィナス河の、誰も知らない氷の洞窟。
零度を下回る、河の水が作り上げた、自然の聖域。
ニ年前、悲しみの癒えないままフィナス河を歩いていた時、誘い込まれるように、ここを見つけた。
そして僕は、アグリアスさんをここに運んだんだ。
彼女を失いたくなくて、何かを信じて…
そして一年前、全てが終わったあの日。
僕はムスタディオ達にアルマを託して、ここに帰って来た。
以来、洞窟の側に小屋を立てて、毎日ここにやってきては、彼女と食を共にする。
時々、別れる時のアルマの言葉が思い出される。
ーー兄さん、アグリアスさんは…死んでしまったのよーー
わかってるさ、そんなこと。
でも、
それでも側にいたいんだ。
もう守る必要の無くなったこの世界で、僕が守りたいのはこの人だけなんだ。
『わぁ、もうほとんど治っちゃったね。もう少しだよ。』
いつものように回復呪文をかける。毎日毎日、少しずつだが、
その甲斐もあって、あの凄惨な幾つもの銃痕は、ほとんど消えていた。
”随分と、御執心のようだな”
不意に声が、聞こえた。
誰もいるはずがない。
不気味な気配の中で、無意識にポケットを手で探る。
ぞっとするほど優しい手触り、そこにはあの忌わしい聖石があった。
仲間と別れる時に、力を分断するために、主だった者たちがそれぞれ保管することにしたんだったな。
そして僕が受け取ったのは、
『…ヴァルゴ、いつの間に…?』
”その女が愛おしいか”
聖石が、僕の心に入り込むように、光をたたえる。
”その女が愛おしいか”
『…………………』
”その女の魂を呼び戻したいか”
『…なんだって…』
”その女と共に生きたいのだろう”
”お前の想う心が我を呼び出した、さぁ、我を胸に抱き、祈るのだ”
僕の脳裏を、リオファネス城で死の淵からマラ−クを救い出した、聖石の奇跡がかすめる。
こいつには、アグリアスさんを蘇らせることができるのだろう。
だが…、
嘘だ。
こいつは嘘を付いている。
こいつは自分の意志でここまで来たんだ。
こいつは何か企んでいるに違いない。
だから、早く、手を放さないと……、
放さないといけないのに!!
アグリアスさんの声が聞こえてくる。
もう一度笑って、もう一度僕の名を呼んで、もう一度僕を見て、もう一度だけ……
”汝の願いを叶えよう”
あたりが、おぞましいほど美しい調べに包まれる。
僕の意識は、ゆっくりと薄らいでいった。
まだ続きます
乙です。
しかしこのトリップが誰だか思い出せない……前に見たことがある気がするんだが
死姦プレイキター!
>>91 FF12のサイドストーリーにアグたんが出てくる前兆です。
俺はてっきりFFT2の予知夢かと。
FFT2はアグたんが主人公ですか!?
残念でした。ムスタだよ。
アグたんは妊娠中で不参加です
父親はくぁwせdfrtgyふじこlp;
FFT2アグリアス予想。
アグリアス・オークス(34歳)
アトカーシャ王家直属の近衛騎士団に属していた元騎士。
獅子戦争勃発時に、異端の罪に問われて国に指名手配を受ける。
英雄王ハイラルによる畏国統一後、王妃暗殺未遂事件に伴い政情が混乱、
その機に乗じてゾディアック・ブレイブを詐称し、機工都市ゴーグを中心に叛乱を起こした。
現在、オーラン率いる元南天騎士団が乱の鎮圧に当たっている。
こんな感じのをキボンヌ
ちょっとまて…その頃にはオーランはもう燃やされてないか…?
いや…念のためだ…。
34歳だと、実は「二児の母になっていた」とかでもおもしろいか。
「異端者の間に生まれた呪われた子…」みたいな感じで。
いや…前作に登場したキャラが次回作で親になってると高確率で死ぬことになるからやっぱりだめだ…。
109 :
107:04/05/05 22:58 ID:xA90oXsJ
>>108 制裁...揚げ足取り...制裁...!
じゃあオーランはもう死んでるとして、英雄王自ら出張ってるとかな。
FF7のDVD映画の話を聞いて思いついたんだよ・・・
戦いはまだ終わってない&微妙にやさぐれた主人公復活みたいな。
FF7のDVDは売れねぇーだろうな…
映画の失敗を繰り返すことになるだろう
そして負債が元でスクエニナムコになる
さらに失敗してスクエニナムコナミに。
>>108 「アグリアス 34歳 人妻」
このキーワードだけで、俺は十分お腹おっぱ(ryもといイッパイかつハアハアです。
しかし「アグリアス 14歳」となると
普通に「あー、可愛いんだろうねぇ」で終わってしまう俺は「漢」としてどうなんでしょうか。
ラムザはそれから二年後にアルマさまと共に姿を消した。
あの戦いから四年たった今では思い出す回数もずいぶんと減った。
【FFT裏ルート エンディング】
皆とはゴーグで別れてからはなかなか会えていない。
最後に会ったのはもう一年も前だろうか。
メリアドールは謹慎が解けて教会に戻った。亡き父君と弟君のためだそうだ。
ガタガタになった神殿騎士団を立て直すのに日夜奔走してるらしい。
ラファとマラークは故郷の村に帰った。ガルテナーハにはまだ生き残りもいて、
一族を復興するんだそうだ。
ムスタディオはあの後しばらくしてからパパになってしまっておめでとうというか
なんというか・・・がんばれ。
オルランドゥ伯はウォージリスに居ついてディープダンジョンで狩り三昧の日々を送っている。
今は私と文通中、剣技の通信教育というやつだ。
五通に一通は「もう彼氏はできたのかい?」とつっついてくる小うるさい爺だ。
ラッドは稼業の仕立て屋を継いだらしい。
ラヴィアンはベルベニアの戦士育成所で指南役をしている。まだ独身だ。
アリシアはルザリアのとある酒屋で踊り子をしている。
アリシアのくせに生意気だが、王都でぜひ一旗あげてほしい。
チョコボのボコは野生に戻った。
まあ、周りが赤チョコボだらけとなれば気持ちも分かる。
クラウドは異世界に帰った。
ベイオウーフとレーゼは諸国を漫遊、
時々旅先からよく分からない土産を贈ってきてくれる使える夫婦だ。
それともう一匹ビブロス・・・・は知らない。
そして私は今‥‥
いろいろあってまだ聖騎士をやっている。
オーラン殿の口利きもあってまたオヴェリアさまの近衛騎士団に復帰した。
ディリータが始終ニヤニヤしているのが最近ちょっとうっとおしい。
私はあれ以来実戦には立っていない。
・・・でも、ラムザ。私は最近思うんだ・・・・
また、熱くなりたい・・・
そして私は今‥‥
いろいろあって人妻をやっている。
オーラン殿の口利きもあってラムザの妻になった。
アルマが始終ニヤニヤしているのが最近ちょっとうっとおしい。
私はあれ以来実戦には立っていない。
・・・でも、ラムザ。私は最近思うんだ・・・・
早く子供が欲しい・・・
俺は12歳くらいのアグを支持する。
性格は変わらなくてもいい。支持する。
>>114 >まあ、周りが赤チョコボだらけとなれば気持ちも分かる。
ボコの気持ちが理解できてしまうアグたんが切ない、つーかワラタ。
>>112 いや、14歳の娘を可愛いとしか感じないのはいたってノーマルだろw
14といったら>21-のちょいと前くらいか。まだ髪も編んでなかったり。
まぁそんなことより「アグリアス 4歳」でハアハアしちゃう漏れは「人」としてどうなんだろう…
今までこんなことなかったのに…炉ってのは、きっかけなんだよなぁ…
ゾディアック・ストーンの話を聞いて
「教会で聞かされたお伽話ですか?(プゲラッチョ」
という反応を大胆不敵にも枢機卿にかましているところを鑑みると、
アグリアス@14歳はちょっと不真面目で折檻とかされたタイプと見た。
そのくせムスタディオには「王女の御前ぞ!」だから、よく分からん。
>>113 これマガジンの野球漫画のエピローグじゃ?
>>119 「信仰深そうなアグリアスでさえおとぎ話だと思われるような事」
というのを表したかったのではないか?
アグリアスはそんな反応してねえ!!w
が、ちょっとワロタw
>>118 カミングアウトしたのは「漢」らしいけど「人」としてはヤバイと思うw
そんな俺だが
>>119の「折檻されてる14歳アグたん」には不覚にもちょっとドキドキした。
ティーンアグたんの可憐なヒップが直にスパンキングされて…
でも24歳アグの筋肉質ヒップや、34歳アグの熟れ々々ムチムチヒップもまた捨てがたい。
五百年もの昔、 大陸の、とある国が・・・・滅亡の危機に瀕していた。
イヴァリースという名の、その国は、
ゼルテニア、ランベリー、ガリオンヌ、ライオネルの四つの領地から成り立つ、
当時世界最大の軍事国家だった。
だが、それゆえ権力を求めての貴族間の抗争は熾烈なものとなり・・・・
ロマンダ国との五十年戦争が終結してから2年3ヶ月が経とうとしていた頃、
イヴァリースは、北天騎士団と南天騎士団とに分かれ、事実上の内戦状態に突入した。
その戦火は瞬く間に広まり、各地の民に大きな動揺と苦役を与えた。
そんなとき・・・
イヴァリースの存続のために、立ち上がった人々がいた
彼らは当時の教会からの、異端宣告を受けた者たちだった。
その旅団ののリーダーの名は・・・・
アグリアス・オークス。
チャンチャチャチャラララ チャンチャチャチャラララ チャチャチャーチャー…
全部改変するの長いしめんどくさいのでやめた。
ヴォルマルフにとっ捕まっちまったのでみんなで助けに行きます。
何の改変かと思ったらUNIXのあれか
アグたんの密かな野望としては、
自分が部隊のリーダーになったら、さぞかしラムザのケツを叩きたいのでは。
松野作品主人公ならではのあのケツはさぞかしスパンキングしがいがあろう。
アグ(私がラムザを一人前の男に鍛え上げてやるのだハァハァハァハァ)
え?
食い込みラムザ!?
いっそ衣装を交換すれば…
ラムザは主人公っぽくかっこよくなるし、アグは食い込むので
一石二鳥
しかし4章ラムザの衣装はアグが着たら、まんま貞操帯だよな…
上半身に色気の無いデザインなのがチト残念だが。
もっともセクシーな部位が腰周りしかないというのも、それはそれでエロース。
ラムザ衣装なら2章希望で。
腰から膝までの間はまるでスパッツ。
1章ラムザ服の上だけ、というのを推しておこうか。
色々シチュエーションが想像されます。
そこで重要な問題なのは、その1章ラムザ服のサイズが
アグたんにとってピチピチなのかダブダブなのかということだ。
そしてこれまた重要なことだがどちらにしても激萌えるということだ。
もっとも人によっては「ピチピチ以外認めん」とか「ダブダブ最高」とかこだわられるかもしれんが。
ラムザのほうが腰が細いのに気付き、愕然とするアグリアス
ラムザの服をコソーリ盗み着してポーッとしているいる所をラムザに見られるアグたん。
「ぅわっあっい、いやこここれはその…」
アグリアスの服をコソーリ盗み着してポーッとしているいる所をアグたんに見られるラムザ。
「ぅわっあっい、いやこここれはその…」
逆だとなぜか破滅的だなw
アグリアス
「ラムザは、女の子になりたい人ではないの?
もしそうなら・・・すごくうれしい、のに」
ラムザ
(・・・ぼくもすごくうれしい・・・)
ホーリー息子ならこうなる。
アグ→オヴェリア→アルマ→ラムザ→アグ…
…そうか! ラムザが女の子になればいいんだ!
>>138 まぁアグたんは何をやっても許されるわけだ
>>134 ピチピチだと胸周りがぱっつんぱっつん、
ダブダブだと「…細身に見えて、意外と肩幅があるのだな…」
…
どっちも萌えるが、ラムザがその様子を見て申し訳無さそうにしてくれると尚イイ感じ
>>139 元ネタがさっぱりわからんので
(『ホーリー息子』→『ホーリー・サン』なのか?)と思い検索してみたら
水戸“ホーリー”ホックVS京都パープル“サン”ガ関連しか出てこなかった…
>>142 ピチピチ、ダブダブどちらにしても、二章(の中盤ぐらいか)以降の
アグたんの寝巻きはラムザのお下がり一章服を一押し。
>>143 ED後、というのも捨てがたいぞ>ラムザのお下がり1章服がアグたんの寝間着に
戦いの日々を懐かしく思い出し、同時にラムザの匂いに包まれることのできる記念として、
恥ずかしがるラムザに無理を言って貰いうけるのだ。そしてそれを着てラムザの隣で
眠るアグたん。カメラが引いていくとそこは山奥にひっそりと佇む二人の小屋。
雪の中で飼い葉を食むボコ。
というあたりまでで俺の妄想は完結するわけだが。
本スレにあったリンクから「アネゴ劇場」をぐぐってみた。
最近FFTデキナイヨ
アグたんに会えないよ
確かに裸Yシャツならぬ裸1章ラムザ服アグたんは超セクシーだろうが
そんなアグたんだって、冬場になればその下に
「か ぼ ちゃ パ ン ツ」はいてるに違いないんだよ。
ラピュタの海賊ママのアレみたいなヤツな。
あれはあれで萌えだ
「お前たちはまだ・・・その女が、戦闘しか能の無い、聖騎士もどきだと思っているのかね。
アグリアスこそ、我々神殿騎士団の最も優秀なスパイだったのだ!!」
「い、いまさら信じるものか! 僕はアグリアスさんを信じッ・・・え?」
この血は、何・・・?
お腹から流れ出る、血は・・・?
「人の夢と書いて、『儚い』・・・。何か、物悲しいわね」
「裏切るのかアグリアス!」
「勘違いするな小僧。こいつは最初から私の女だ」
「父さん!!」
こんなFFTはぶっちゃけありえない。
>>150 むしろそこでヴォルマルフが刺されると萌える
>>151 かぼちゃパンツヌードアグたん……ハァハァハァハァ
なんかおジャ魔女にこんな子がいたような気もするがGJ!
聖騎士アグリアス(23)が突撃隊長を務める反政府活動団体『異端旅団』の
新CM発表会見が11日、王都のクリスタルホールで行われた。
アグリアスは同旅団の食品や補正下着の効果で、5キロの減量に成功。
自慢の体形をアピールするネイムレスダンスに挑戦し、
「下着姿をお見せしたいくらいだ」とご機嫌。
振り付けを担当したラファちゃん(15)も「私も下着を試してみたい」と笑わせた。
15日から全国放映。
>>151 ちょっとムッとした顔が…ハァハァ あばらが…ハァハァ
足元の剣とクマさんもGJ
>>151 炉属性の無い俺は「かかか可愛いすね」ですむんだけど
>>118の炉リ野郎がどうなってしまってるかチョット心配。
20〜30台のアグたんがそのカボチャパンツはいてるとヤバイところだった…(俺がな)
>>151 ポーズから言って姿見の前に立ってるっぽいが、何が「ムム……」なのか
気になるところだ。もっと筋肉を付けたいとかだろうか?
◆awRuXUefoYさんはご健勝かのう
ほしゅアグ
160 :
既出?:04/05/14 23:48 ID:lNNU16av
先日エンジェルナイトというゲームを近所のゲーム屋のエロゲちらしの中で発見、
「金色の長髪に切れ長の目、紋章入りの胸当てに青いスカートの剣士、
うほっ、いいアグたんぽいキャラ!」
エロゲちらしのなかのアグたんぽいキャラに思わず目を奪われるする漏れ、
「おっ、水浴びのシーンはっけーん…て、あれ? なんで…胸が……無い……?
(((;゜Д゜ ))))ウゴギャァァぁsせdrftgyふじこぃこぃkぉ□×※…」
よく見たら、ボーイズラブだった。そんなトラウマ話。
お金払って買ってラスト近くまで行って気づいたりしたら
もう目もあてられなかったです。よかったよかった。
>>160 たぶん初出だ。(過去ログ全てを記憶してるわけじゃねーけど)
俺ならそんなマヌケなトラウマ話を他人に暴露はできん。
でも君は勇気あるヤツだと賞賛しておこう。
話は変わるが、最近はアグのヘイスト効果が切れた瞬間に萌えポイントを感ずる今日この頃。
>>163 サークル「かえる屋」発行の同人誌『密漁成功』所収のラムアグ漫画の1頁。
よくラムアグ同人として引き合いに出される『黄道聖域』よりも、ラムアグの
スタンスがこのスレにおける妄想のそれに近いので、その意味ではお勧め。
ちなみにこのサークルは現在名前を変え、ろりメインサークルとなって活動している
ようでアグ漫画はもう二度と描かないと思われ。
>>163 かえる屋(現 女の子秘密生産工場) 「密漁成功」
たしか1999年発行
内容はアルマ×ラムザ中心の18禁本
間違ってたらスマソ
166 :
165:04/05/16 00:16 ID:4AppAM8U
被ったスマソ
アグたんに斬られてくる・・・
俺も秋葉のトラやDで一冊づつ発見したことあるけど、去年のことだからな。
アグたんがラムザを小脇に抱えて部屋まで突撃→
ベッドに投げ飛ばす→ラムザを食いたい眼光ギラリ→怯えるラムたん「こころさないで」
涙ぐむアグたん「女に恥をかかすなんて…」→言いつついきなりアーマーブレイクでラムザをひん剥く
ラムザを押し倒しながらも、アグたん処女なのであせっちゃってうまく出来ない(普通、立場逆)
→落ち着いたラムザ、なぜかアグたんをリードしつつH
→「その日以降、アグリアスさんはちょっぴり女性らしくなりました」
剣を振るいつつも、アグたんの三つ編みの先端にはリボンが。
うろ覚えですまんが、おおまかなあらすじはこんなもん。
他はラムザ×アルマとバリンテンにレイープ調教されるラファたんの漫画。だったはず。
168 :
163:04/05/16 08:51 ID:TJwsIN5M
>164-167 dくす!
いや、ほんと詳細までご丁寧に…恐縮です。気長〜に探してみますね。
…
しかし、こういうことが有る度に、「真に自分を満足させることの出来る作品は、自分の中にしかない」
というディケンズ(だったっけ?)の言葉を思い出すます…
俺はアグリアスを使う際は
鎧(メイル&メット)よりローブ+リボン派なので、
アグたんを十分「女性らしさ」を保った上で凛々しく活躍させられてるかなと。
もっとも夜は
>>167の展開に。
>>170 なんか「凛々しい」という言葉が出たの久しぶりだなw
ドカッ!
心を鬼にして、ラムザの頬を拳で殴りつけたアグリアス。
そんなアグパンチを微動だにせず受け止め、口から血を流しつつも真摯にアグリアスを見つめ返すラムザ。
拳と頬に強い痛みが残る。
だが二人の「心」はもっと痛かった…
しかしそんな凛々しい女騎士アグたんも夜は従順(オパイ&オシリは重巡サイズ)
というのが俺脳内デフォルト妄想NO…16番ぐらいかな?
(´-`).。oO(NO1は一体どんなことになってるんだろう…)
よし、お前らの変色した脳で採決された脳内日本国憲法によって制定されている
脳内デフォルトアグリアス像を一人ずつ事細かに披露するんだ。
↓俺は恥ずかしいからお前からな
たくさんありすぎてここでは書き込めんよ。
ただ俺脳内ではなく、ちゃんとした日本国憲法で
ホーリーナイトは三男坊にメロメロと、どこかで学んだ記憶が。
>>173 Noに空きがあるなら「夜は攻めヶヶ」「夜は甘えん坊」
さらに「今夜はアノ日でご機嫌斜めオウ、ラムザ肩揉めやコラ」も追加キボン。
こう…戦闘終了後に剣を鞘に収めたた後に、不意に肩で息をしているラムザと目が合って、
数秒の間の後に、「何をこんなつまらない戦いでそんなに息をみだしているんだ?」
みたいな顔をして、ふっと顔を綻ばせて、スッと右手を揚げてグーを作って、
その仕草を見たラムザも、呼吸を整えて、ニコッと笑って、同じようにグーを作って、
拳と拳でコツンッ。
そして友情発の感情から色んな事へ10連コンボでつなげたいとかそんなようなことが言いたい。
ラファならわかってくれるよね?
お前の意見には禿げ上がるほど同意するが、その妄想に賛同するようなラファは嫌だw
>>179 ラファはニュータイプじゃないから無理です
なんだ、このIDは
ちょっくらアグタンと69してくる。脳内で
ラムザと69だと?
羨ましすぎるぞこの野郎。
>179-180
ワラタw
>>177 考えようによっては自分色に染め放題ですねラムたん
アグとラヴィアリの絡みも萌えるよなー。
※以下個人的な妄想
アグと共にラムザ隊に入ったラヴィアリは、ラムザのことは「ラムザ隊長」と呼ぶけど
王女護衛隊だった頃の名残りでアグリアスのことも未だに「たいちょー」と呼んでいて、
アグ自身は「もうお前たちの隊長ではないのだからその呼び方は辞めろ」と言うけれど
聞く耳持たずなので諦めてそう呼ばせていて、実は本人の前では「アグリアスたいちょー」
なんて呼んでいるけど裏では「アグリアスお姉さま(;´Д`)ハァハァラムザきゅん(;´Д`)ハァハァ」
な人たちだったりして密かに両方の貞操を狙ってたりもするけどその現状を知ってるのは
今のところはラヴィアリに好意を抱いているラッドだけというちょっと爛れた環境。
>187
それなかなかいいなあ
今気付いたんだけど、俺(
>>187)のラヴィアリの性格イメージは銃夢LOの11&12だな。
実力はあるけど性格がとことん軽く、百合かと思うほどいつもベッタリな女子二人。
同じ顔なのも仕様。そして両刀使い。
俺脳内妄想番外No4、「怪盗ゼロの正体は実はアグリアス」
ムスタ発案
「目ぼしい金持ちに『俺ら』が予告状を送りつける。ゼロ役がブツを盗む。残りの俺ら追いかける。
結果、『ゼロは取り逃がしましたが、盗まれた品物はこれこの通り無事ですよ旦那うへへ』そして謝礼金頂くという寸法♪」
だがゼロ役に名乗り出る者が出ず作戦会議停滞、見かねたアグたんが「公平にクジで決めればよかろ」と提案。
そして皆の期待を裏切らず、見事アグたんが当たり(ハズレ?)を引き当て、ゼロ役に大抜擢。
ようやく話は進んだが、怪盗ゼロアグたんの衣装をどうするかで、またひと悶着。
レオタード(キ○ッツ・アイ風)か、マジシャンガール調(セ○ントテール風ミニスカ黒タイツ)の2案が出される。
結局、審査委員長ラムザの独断と偏見によりレオタードに決定。
なお審査はラムザ部屋内において審査委員長とアグたんの二人きりで行われた。
これには部隊内からも「委員長横暴!」「「俺達にも審査させろ」「てゆーかバニーガールで」等々不満続出。
以降は怪盗ゼロアグたんとラムザ刑事とのラブコメが展開。
あえてキ○ッツ・アイをメンバーで作るなら…
るい→アグ 瞳→メリ 愛→ラファ あるいは
るい→レーゼ 瞳→アグ 愛→ラファ
…上の姉妹は、仲悪そうだな…
メリア「move、jump両方とも『3だけ』の人に怪盗役なんて務まるのかしら〜(プゲラプゲラッチョ」
市街地マップで高低差無視やテレポを付ければ
なかなか怪盗っぽい動きは再現可能ではあるが、
アグのみならずラファ以外は隠密行動にはむいてなさそうなメンツだ。
アグ「(おおお前の『こころ』をぬぬ盗んでやるる……)言えるかこんなことーーー!!」
193 :
hc:04/05/21 13:33 ID:GskYs8RL
怪盗だけに派手に盗みます
衛兵を聖剣技でなぎ倒しながら強襲や強奪
…え、えっと、何でにこやかにカオスブレイド用意してるんですかアグたん!?
アグたんだけ強盗呼ばわりされてそうだな
そ、それも萌えるが
『強盗ゼロ ふたたび暴挙!』
マスター「うわさの強盗だな。かなりの傍若無人ぶりらしいぜ」
アグ「なぜだー!?」
キ○ッツ・アイのコスチュームは大きいお友達なら当然周知だろうが
セ○ントテールってどういうんだっけ…と思いつつ検索(タイトル知ってる俺も俺だが)
ttp://www.tms-e.com/library/old/tv/data/t_seinto.html 画面が小さくてなんだが、やっぱりこのカッコは10台の少女だからこそ可愛く似合うのであって
二十ウン歳アグリアスさんには色んな意味でヤバい。むしろエロい。
アグ「『ベオルブJr!悔しかったら私を捕まえてみるのだな!』ナンテナ、ナーンテナ、フフフフフ」
ラヴィ(アグリアス様、小一時間も鏡の前であんな調子なんだけどヒソヒソ)
アリ (なんでもこないだのもうけ話で『稀代の奇術師プリンセス・テンコー』のアシスタントをやったとかなんとかヒソヒソ)
>>197 こりゃかなりのリーサルウエポンになりそうだ
いろんな意味で。
おれの記憶ではたしかセ○ントテ−ルは14だったような…
二十ウン歳アグリアスさんが肩に小動物を乗っけて、リボンで束ねた
ポニーテールをなびかせながらシルクハットからシャボン玉とか(?)
出したりしたらさぞかしキツi…もとい、エロい。
でもアグが「ポニーテールにリボン」という年齢もイメージも度外視した髪型をしてくれたら萌え
>197のセイ○トテールの番宣文をコピペ改変。
アグリアス・オークスは普通の女騎士。だけど彼女には秘密がある。
夜になると、主筋のオヴェリア・アトカーシャが受けた依頼の解決のため、
ちまたを騒がす「強盗ホーリー・ナイト」に早変わり。
迷える子羊たちを助けるため、得意の聖剣技で事件を無理やり解決するのだ。
そんなことを知らない異端者のベオルブJr.は、ホーリー・ナイトを捕まえようと日夜彼女を追いかけるが…
俺の萌えポイントはあの黒タイツ。
アグリアス様に(年不相応なコスプレをさせて)萌えるスレはここですか?
とりあえずセーラー服騎士きぼん
「駄々ってるのではないッ!」
>>201 またすげ〜ネタ引っ張ってきましたな…(分かる俺も俺だけど)
あの漫画は時代を先取りしすぎていたのが悲劇だった、と思う。なんとなく。
敷居の高いスレだな。
204 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/05/23 19:06 ID:RODXAg5p
あぐりage
そーいえばBジャンで復活してたな
アグも幻水3とかふぁてとかの先取りと言えなくも無い?いや、ちゃんと調べた
訳じゃないから分からんが…
年不相応なコスプレと聞いて即座に「園児服」が浮かんだ…もうダメポ orz
>>191 キ○ッツアイがあるなら当然ル○ン3世も、ということでやってみた。
ルパン:ラムザ
次元:ムスタ
五右衛門:ここにあえて剣聖を配置。次点でベイオウーフ。
不二子:ちょっと迷うがレーゼ。次点にメリアドール。
映画版まで枠を広げてクラリス:ラファたん大抜擢。
とっつぁん:ここに満を持してアグリアス。
ポイントは「追いつきたくても追いつけない」
いやね、ラムザがベッドのアグたんに「ア〜グリアスさ〜ん!」とダイブするイメージと、
アグたんが「待て〜い、ラムザー!!」と聖剣技ドカスカ打ちまくるのと、
どっちを取るか迷ったんすけど。
>>206 キテますね。
重症です。
まあ俺もかなりアグたんに洗脳されてますが。
>>206 うん、いい感じに変色してるね。
でもスレ的にはまだデフォ。
イベント公式サイトのリンクを辿ったら
アグたん本を出すサークルが多くて
今から楽しみ!
>>209 ああ、俺もだ。
ただでさえ少ないFFTの本を買える絶好のチャンスだ。
リンク集久々に見たらサークルのサイトが分かるように表示入れてたんだな。異端たんGJ。
アグたん関係は全部買うとして他にも色々買ったら全部でいくら使うんだろう漏れ・・・
>>206 俺のイメージでは、既出だがうるせいやつらで
ラムザ=つばめ
アグリアス=サクラ先生 の方がしっくり来ますが。
それはともかくSS書いたから僭越ながらうpらせて頂きます。
「アグリアスさん、お願いします!僕に、『女性』の事を教えて下さい!」
顔を赤くしながら、ビシっと腰を90度に頭を下げるラムザくん。
言われた方のアグリアスさんも、ぼんっ、と真っ赤になってしまいます。
さて、なんでこんなことになったのでしょうか。
ぽかぽかと気持ちのいい朝。ラムザ隊は現在休養期間で、ここウォ−ジリスで骨を休めています。
宿での朝食を終えて、さぁ剣でも振ってくるかと席を立ったアグリアスさん、ラムザくんに突然お散歩に誘われました。
これがムスタやラヴィアンやアリシアだったりすれば問答無用で逆に稽古に付き合わせるところですが、お相手がラムザならば話が違うようで、
むぅ、とちょっぴり頬を染めると、「しばし待て、剣をおいて来る。」と言うが早いが部屋に走り込み、光の速さで湯を浴びて身を清め香水をつけて下着を変えまたもとの服に着替えて階下で待つラムザの元へ。
しばらく街を歩きながら落ち着いた会話を交わすお二人。最近は隊の人数も増え、忙しくなったラムザとはめっきりお話もできませんでしたから、久々の願ってもない状況にアグリアスさんウキウキです。
ぷらぷらといろんなとこを見てまわりながら、小一時間も経ったでしょうか。
ふと、話すのを止めてしまうと、何かを決しかねているように黙りこむラムザくん。
アグリアスさんも(こ、この状況はひょっとして…)、などと期待をして、辛抱強く待ちます。
否、本人は待ったつもりでしょうが、もののニ分で我慢ができなくなって催促をしてしまいます。
「ラムザ…、どうかしたのか?」
ビクリと立ち止まるラムザ。その隙にさささ、と髪の乱れを直すアグリアスさん、告白待ちの状態です。
そして意を決したラムザくん、振り向いて言った言葉が……。
さて、もっと乙女チックな愛の告白を期待していた純情アグリアスさん。
ラムザのあまりの大胆さに驚くやら恥ずかしいやら、ちょっぴり嬉しいやら、とにかく戸惑ってしまいます。
だいぶ間をおいて、やっとのことで口から出た言葉は、
「こ、こ、ここでか?」
などとひとり悶々としてしまいます。
(な、何てこと、こんな誰が見てるかも分からない場所で…、ラムザそういうのが好きなのか?
どうしよう、ラムザ以外の人に見られるなんて…いやだな……。…でもラムザがそうしたいなら…いいか、な?)
すっかり舞い上がってしまっているアグリアスさん、でもラムザくんはちょっとそういう雰囲気ではないようで、
頭をポリポリとかきながら恐る恐る言葉を続けます。
「ここで?いえあの、じ、実はですね。昨日メリアドールさんに、そ…その、告白をされまして…。」
ピクリ。
場の空気が豹変した事に気付いていないラムザ。
「それで僕もその、お受けすることにしまして…。」
プチッ。
「それで…ア、アグリアスさん?あの、聞いてますか?」
うつむいたまま、ふるふると肩を震わせるアグリアスさん。ラムザが心配して近付くと、
「……こ、この不埒者があああぁーーーー!!」
歯を食いしばる間もなく、ラムザのアゴに食い込むアグリアスさんの右アッパ−。
脳が揺れてる三男坊、何があったのか把握できません。
そこに追いうちをかけてマウントポジションをとるアグリアスさん。
ラムザの胸元をむんずと掴むと、ブンブンと振り回しながら怒鳴り付けます。
「きっ貴様今をどういう時期だと考えている!戦況も激化し、皆不安なのに命をかけて貴公を信じてついてきてくれているのだぞ!
その指導者たるお前が、よりによって女とイチャイチャするとはっ、許せん、裏切り者!浮気者!!」
アグリアスさん自分の事は棚上げで、後半が大分脱線してるようですが当のラムザくんは脳が揺れる揺れる。
アグリアスさんが落ち着いた頃には、ラムザは上から自分の身体を見下ろしてました。
ようやく復活したラムザくん。
アグリアスさんもまだ御立腹のようですが大分落ち着いた様子。
「…それで、その、話の続きをしてもよろしいでしょうか?」
「……うむ。」
「昨日、『この休養期間のうちに一度デ−トでもしましょう』とメリアドールさんがいってくれまして。」
「……………うむ。」
「でも、僕は、恥ずかしいんですけど女の人とそういうおつき合いをした事がまるでないもので、なにをどうしたらいいのかさっぱりでして…」
「…私に交際の助言をしろ、とでもいうのか?女々しい!こんな非常時にそんな考えをしている輩の事など、知らん。」
プイとそっぽを向くアグリアスさん。
思わず可愛い仕種にラムザもドキリ。しかしそこは気を取り直してベオルブ家の根性で粘ります。
「…でも、こんな時だからこそ自分に素直に生きる、という事も大切なんじゃないでしょうか…。」
まっすぐに見つめられて、アグリアスさんもつい心が弛んでしまいます。
「バッ、だからといって私に聞くな。ムスタディオにでも聞けばいいだろう。」
「ム、ムスタディオは…でかけてまして…それに彼はおしゃべりですから、
そうするとアグリアスさんにしかこんな恥ずかしい事頼めませんし…」
ピクリ。
私にしか頼めない?ラムザが私を頼りにしてる?ふふふ…しょうがないやつだな。
しかし、私だってそんな知識などないのだが……
あ。
「…いいだろう、教えてやる。」
「え、本当ですか!よかった、アグリアスさんありがとう!」
「ではまだ陽も高いし、これから行こうか。」
…ふふふ、たっぷりと教えてやろうではないか。
…メリアド−ルが呆れてしまうぐらいな。
無邪気に喜んでるラムザを他所にアグリアスさんには何やら策があるようです。
はてさて、どうなる事やら。
続くです…。
不眠症辛い…
久しぶりのSSキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
乙ッす。文体がいい感じで読み易い、がんばってくれ
乙ぅ。烈しく続きがきになります
>>206 アグ「いや、奴はdでもないものを盗んでいきました!
ラファ「……
アグ「それは…コホンッ…わ、わわ、わたっ(!)」(噛んだ)
ラファ「…綿?
SS乙です
ところで久々に絵掲を見たら三連コンボでたまりませんよ奥さん(*´Д`)
眠い、寝れない…
というわけで続きです。
「あの…アグリアスさん。」
「大漁だったな。まさかあんなところにハイドラが出るとは思わなかった。」
「…アグリアスさん。」
「ハイドラとうりぼうか、この二匹は何と交換してもらえるんだったかな?」
「アグリアスさん!」
ドサドサと、背中に背負ったモンスターの死骸を落とすと、耐えきれなくなったように叫ぶラムザくん。
それもそのはず、ついてこい、といってアグリアスさんが向かった方角はなぜか街の外。
首をかしげながらもついていくと、とうとうモンスターに遭遇。
そして待ってましたといわんばかりに密猟をするアグリアスさん。
獲物に満足し、ラムザに獲物を持たせるとさっさと街に帰り出してしまう始末。
「おかしいでしょ!なんでデ−トのことを教えて下さいっていったのに狩りに行くんですか!」
「狩りではない、買い物だ。そら、ラムザちゃんと持ってくれ。
買い物では男が女の荷物を持ってやるものだぞ。」
しれっ、と答えるアグリアスさん。
ラムザくん、当然ですがいまいち納得できません。
(そうかもしれないけど、なんだか全然違うような気も…、大体剣はおいてきたんじゃなかったのか?)
そしてその後もアグリアスさんの危ない指導は続きます。
「見ろ、ラムザ。」
「…アグリアスさん、こんな物騒なところ歩かないで下さいよ。」
「いいから見ろ、こんなところに武器屋がある。」
「はぁ…。」
「こういうへんぴな所にある店は穴場だ、珍しいものを売っている事が多い。」
「…それで。」
「こういうところを見つけておいて連れて行ってやると喜ばれるぞ。」
「…武器屋にですか?それより、あっちにおしゃれな服を売ってる店がありましたけど。」
「却下だ。」
ハイドラを背中にかつげるアグリアスさん萌え〜。
「…ラムザ、ここは道場のようだな。」
「そうですね。」
「なかなか強そうな連中がいるじゃないか。」
「…あの。」
「腕試ししたくならないか?」
「なりませんけど…。」
「看板、とってあげたら喜ばれるぞ。」
「…本当ですか。」
「本当だとも、強い男は好かれる。」
「…じゃあ、今度また…」
「行け。」
・
・
「うーん、本当に強い連中だったな。」
「ア、アグリアスさん、待って…。」
「どうしたラムザ。」
「…いえ、きゅ、休憩を。」
「しょうがないやつだな、大したケガもなかったのに。」
「……デ−トって、大変、なんですね…。」
膝に手を当てて息を切らすラムザを見て、アグリアスさん心の中でほくそ笑みます。
(ふふふ、これだけデタラメを教えてやれば、まずメリアド−ルの印象も下がるだろう。
そして傷心のラムザを私が慰めてやれば、彼の心は私のもの…。
辛いだろうけど、それは浮気の報いだ、今は我慢するのだなフフフ。)
自らの策がうまく(?)いっていることに満足するアグリアスさん。
けれど、二人の後ろにもまたほくそ笑んでいる人影がいる事には気付いていませんでした。
投稿の最中にPCが飛んだので妙な時間差ができましたが、
とりあえずまた続きます、読んでくれてる人ありがとう。
眠い…
ああ、命令口調のアグは萌える…
>>220 四連発目ですよよ奥さん(*´Д`)
俺も絵板見てきた。
積極的にラムたんを責め立てる「Hなお姉さんは好きですか?」アグたんと
>177のようなウブな石頭女騎士「初めてだから…優しくしてくれ…」アグたん、
どちらがより萌えるか、己の内なる小宇宙(コスモ)に問いかけてみた。
…答えは出なかった。
>>220 教えてくれてありがとう奥さん(*´Д`)
おまいのおかげであqwせdrftgyふじこlp
229 :
hc:04/05/26 11:45 ID:cRxh7QN7
我らが心の数だけ、多種多様なアグたんがいるのだ。
平行世界の考えさ。
我々は傍観者・観察者であり、他世界のアグたんに萌えたり、自分の内世界のアグたんを見せたりする。
んで、高次の存在はもっと明確なアグたんを描き出すのだ。
先週の絢爛舞踏祭ってアニメでのベステモーナってキャラが、
何処となくアグたんの性格をを彷彿とさせてグッドでした。
ドレスより軍服の方が気が休まるベスたん
でも任務で潜入したパーティで何故かモテモテで困り果てるベスたん
真面目で堅物で惚れた男に不器用なアプローチしか出来ないベスたん
>>227 ウブな石頭女騎士アグたんが、むっつり絶倫ラムたんに色々山ほど
仕込まれるうちにすっかりエロエロに目覚めていつのまにか強弱関係が
逆転してしまったという人間像は駄目ですか
激しく乙津
おまいさんの睡眠を願うべきか寝れずに続きを待つべきか
>>227 アグリアスさんとラムザをくっつけるときに一番迷うのはそこだよ…。
ラムザは受けっぽいが、アグリアスさんはエッチなことに疎そう。
だけど綺麗なお姉さんが少年喰っちまうってシチュも萌える。
しかし未経験のアグリアスさんがエロエロラムザに狂わされるのも萌える。
亜種で、アグリアスさんが経験無くて恥かしいけど、大好きなラムザのために必死に攻めたてるってもの萌えるな。
そもそもエロスなラムザはお坊ちゃんがどこでそんなこと覚えるんだ
教会でいろいろ合ってスレたアルマたんがしこんだんか
「互いの事を良く知るのは、体で触れ合うのが一番ですよ」と言ってガバッと
>>234 ガフの下で傭兵やってた時代と考えるのが一番自然かと
荒くれ傭兵連中の中でも異彩を放つショタ美少年ルーキーのラムザ。
ガフガリ傭兵団御用達の娼館でプロのオネーサン連中に大人気。
「お金なんか払わなくていーから♪」とばかりに可愛がられ、女体攻略テクを徹底的に叩き込まれる。
しかしベオルブ家時代からも通して素人女性との恋愛は全く経験無し、
女ごころにはうといまま…
てな感じか。
アグリアスはなんだかんだいって体育会系だから、
経験なくても年下男のラムザには強く出安かったりしてな(強がりや虚勢であっても)
しかしながら、いざ事に臨んだ際に経験の無いラムザがどうしたらよいか分からずに
あたふたしたりする展開も萌える。なんか爽やか(?)で。緊張でガチガチになっているラムザの
様子を見て、やはり経験の無いアグが「そんなに緊張するな」と、こう…優しく、ぎゅっと…
みたいな展開。やはり一番迷うところですな…
ああ、迷う。
だが心地よい迷いだ。
「ふふん、予想通りねアグリアス。あんたの単純思考はお見通しよ。」
物陰から二人を見やりながら、ほくそ笑むメリアドール。
どうやら最初から尾けていたようです。
(あんたのことだから、ラムザに妙な事を教えるだろうと思ったわ。せいぜい、いい気になってるがいいわ。)
したたか者のメリアド−ルさん、何を企んでいるのでしょうか。
・
・
ラムザがアグリアスさんを散歩に誘う前の晩のことでした。
窓から入る気持ちのいい風を感じながら、ラムザが自分の部屋で剣の手入れをしていると
コン コン
丁寧なノックが二つ。どうぞ、と声をかけると、入って来たのはメリアド−ルさんでした。
「こんばんはメリアドールさん、どうかしましたか。」
隊に入ってからまだ日の浅いメリアド−ルは、元神殿騎士という立場からか、余り隊に馴染めません。
そういったことで、普段話をする相手も限られていたので、ラムザは彼女の訪問に別に驚きもしませんでしたが、
今夜はどうも様子が違うみたいです。
「今晩は、ラムザ、ちょっと入らせてもらってかまわないかしら。」
「どうぞ、こんな状態のままで失礼します。」
ラムザはにこにこと話していましたが、メリアド−ルさの真剣さに気付き少し表情を引き締めます。
メリアドールは音もなくドアを閉めると、ラムザとテ−ブル越しに向かい合って座ります。
ラムザは彼女とは目を合わせず、剣を見つめながら黙って彼女の言葉を待ちます。
(…これは除名の相談かも知れない。無理もない、彼女はルカヴィとはいえ、父親と闘わなければならなくなる…。それが正しい決断なのかも知れないけど…)
隊の長として、鋭く細やかな考えを巡らせるラムザ。
が、
「………ラムザ、あなた、わたしのこと…好き?」
「ほぇ?」
予想もしてなかった言葉に、素頓狂な声をあげるラムザ。
そんなラムザはお構い無しに、メリアドールは情熱的な目つきでラムザの手をギュッと握ると、
「ラムザ!わたし…貴方のことが好き、大好きなの!もう、毎晩眠れないぐらい好きなのよ!いつも貴方のこと夢に見ちゃうの!
ねえお願い、私のことも好きになって、わたし何でもするから!」
テーブルを越えてラムザに抱き着くメリアドール、その勢いで後ろに倒れこむラムザ。
「まぁ……。」
倒れた拍子にはだけた部屋着から、ラムザの素肌が覗けているのを見て頬を染めるメリアさん。
「ラムザ、ステキ…。」
「ちょちょっ、ちょちょちょ!ちょっと、ちょっとまって、メリアドールさん!」
メリアドールがスルスルと胸に手をいれようとすると、流石にラムザも状況を理解します。
「い、いいいきなりこんなこと、駄目ですよ!」
「あら、うふふいいのよ、よくいうじゃない。愛があればって。」
「そ、そうじゃなくて!僕好きな人がいるんです!だから、だから…貴方とこういう事は、できない…。」
しばしの静寂。
メリアドールはしばらくの間、悲しそうな目でラムザを見下ろしていました。
やがてすっと立ち上がると、普段は見せない長い髪をかきあげながら、
「アグリアス?」
ラムザもメリアド−ルと向き直り、はい、と静かに答えます。
クス、と自嘲気味に笑うと椅子に腰掛け直すと、ゆっくりと足を組むメリアドール。
「大丈夫よ、わかってたことだから、ダメ−ジ小さいわ。」
「ごめんなさい。」
「いいってば、ところでアグリアスに気持ちは伝えたの?」
「い、いえ、まだです。」
「やっぱり、どうして?」
「アグリアスさんは、僕のことをそういう風に見てないと思いますし…。」
「それだけ?」
「……アグリアスさんも僕もそんな場合じゃないですから。」
メリアド−ルはまた可笑しそうに笑います。
「あなた達ってほんとお堅いわね、でも明日どっちかが死んじゃったらどうするの?」
「……後悔、すると思います。」
「ほら、それなら私みたいに正直になった方がいいわよ。」
「そうですね、そうなんでしょうけど。」
「…まぁ、確かにアグリアスじゃあ、隊の風紀が−!とか言い出しそうだものね。」
ラムザもそれにうなずくと、ははは、と疲れた笑いを見せる。
「……うーん、じゃあさっ、アグリアスの気持ちも分かるし、
彼女の好みもわかっちゃういい手があるんだけど、どうかな?」
「え!?ホントですか?」
思わず顔色を変えるラムザ、メリアドールもそんな素直な彼が愛おしかったり、ちょっぴり小憎らしかったり。
「ほんとほんと、簡単よ。アグリアスにデ−トの仕方を教えて下さいって頼めばいいのよ。」
「え…!そ、そんなこと頼むんですか。」
「それでね、アグリアスが悲しそうだったりしたら、ラムザに気があるのかも知れないでしょ。」
「うーん、なんだか、女々しいっ!とかいって殴られそうな気もしますけど。」
「あはは、そうかもね。でもまぁ、あなたが頼み込めばよっぽどのことでもない限りアグリアスも教えてくれると思うわ。そうしたらアグリアスの好みも分かるでしょ。」
「…そうですかねぇ。」
「それで、うまくいきそうだったら改めてアグリアスに告白しなさいな。名案でしょっ?」
「…なんだか随分強引な作戦のような気がしますが。」
「大丈夫よ!ほら、お酒でも飲んで勢いつけなさい!」
「メ、メリアドールさん僕お酒は、ング、ン…う、あ……頭が…。」
どこから出したのか、メリアド−ルに強引にワインを飲まされると、ひとくちでコテン、とベッドに倒れるラムザ。
ラムザに布団をかけると、そっと部屋を出ていくメリアド−ル。
(キーッ!やっぱりアグリアスだったわね、見てなさいよアグリアス。ラムザは私のものなんだから…。)
嫉妬の炎に瞳を燃やすメリアドール。
ぐっ、とワインを飲み干すと、彼女も床につきました。
タイトル違いますがもちろん続きです。
これで半分くらい…かな。
絵板エロー( ゚Д゚)
リアルタイムで乙っす。
いいな〜、このおバカ連中(ほめ言葉です)w
あとちょいと気になりましたが
「ドール」「ド-ル」というように長音とハイフンの変換がマチマチになってるようなので、
どっちかに統一したほうが見た目いいんじゃないかなーと思ったりしました。
ありゃ、245さんと同じに出来なかったな。
試しに色々変換してみました。
「ドール」全角長音
「ド‐ル」全角ハイフン
「ド−ル」全角マイナス
「ド―ル」全角ダッシュ
アグたん横恋慕ネタなんて珍しいと思ったら普通のラブラブだったか
とりあえずどう完結するのか期待期待
寝れないからSS書いて時間潰し。
>>246 マジですね、気付いてませんでした、普通にミスです。
次から統一します、御指摘どうもです。
でとりあえず続きです。
といってもまだ終わらないんですけど。
寝れないからSS書いて時間潰し。
>>246 マジですね、気付いてませんでした、普通にミスです。
次から統一します、御指摘どうもです。
でとりあえず続きです。
といってもまだ終わらないんですけど。
(…アグリアスさん、やっぱり僕のことなんかどうでもいいのかな…。)
ラムザは疲れた頭で考えていました。
(結局オヴェリア様の為だけに僕と行動を共にしているのかな。
メリアドールさんが言ってたみたいに、教えるのを嫌がる素振りもないし…。
…大体女の人って本当にこんなデートが好きなのかな。本当に、アグリアスさんは……)
「…アグリアスさんも、こういうのが好きなんですか?」
募る不安に耐えきれず、ずっと押し殺していた疑問が、無意識にラムザの口をついて出ます。
「えっ?あ、も、もちろん好きだとも。好きな男とこういう事が出来たら、理想だな。」
「え、アグリアスさん、好きな人…がいらっしゃるんですか?」
「なっ、そ、そんな事貴公には関係のないことだろう!」
「………そうですね………、すいません。」
…? ちょっと言い方がきつかったかな…。
予想外の話を振られて、つい焦ってしまったアグリアスさん。
息が整ってもまだうつむいてるラムザを見て、ちょっと不安になります。
「…ラムザ?少し休もうか。」
「……………」
「あ、そこに店があるな、何か飲んでいこう。」
あわてて指差した先は、人気のない酒場でした。
「おぅいらっしゃい、なんにするんだい。」
夕暮れ時なためか、それとも人気がないのか、店には客の姿はほとんどなく、マスターが親しげに声をかけて来ます。
「そうだな、何か冷たいものをふた」
「ワインをください。」
(…アグリアスさん、やっぱり僕のことなんかどうでもいいのかな…。)
ラムザは疲れた頭で考えていました。
(結局オヴェリア様の為だけに僕と行動を共にしているのかな。
メリアドールさんが言ってたみたいに、教えるのを嫌がる素振りもないし…。
…大体女の人って本当にこんなデートが好きなのかな。本当に、アグリアスさんは……)
「…アグリアスさんも、こういうのが好きなんですか?」
募る不安に耐えきれず、ずっと押し殺していた疑問が、無意識にラムザの口をついて出ます。
「えっ?あ、も、もちろん好きだとも。好きな男とこういう事が出来たら、理想だな。」
「え、アグリアスさん、好きな人…がいらっしゃるんですか?」
「なっ、そ、そんな事貴公には関係のないことだろう!」
「………そうですね………、すいません。」
…? ちょっと言い方がきつかったかな…。
予想外の話を振られて、つい焦ってしまったアグリアスさん。
息が整ってもまだうつむいてるラムザを見て、ちょっと不安になります。
「…ラムザ?少し休もうか。」
「……………」
「あ、そこに店があるな、何か飲んでいこう。」
あわてて指差した先は、人気のない酒場でした。
「おぅいらっしゃい、なんにするんだい。」
夕暮れ時なためか、それとも人気がないのか、店には客の姿はほとんどなく、マスターが親しげに声をかけて来ます。
「そうだな、何か冷たいものをふた」
「ワインをください。」
アグリアスさんの言葉を遮るラムザ。目が座っています。
「お、おいラムザ。」
「あいよ、赤白どっちだい。」
「なんでもいいです。早く。」
へいへい、とマスターがグラスに注ごうとすると、ラムザは瓶を彼の手からひったくり、そのまま一気に飲み干してしまいます。
「ラ、ラムザ…。」
「おぃおぃ…、無茶な兄ちゃんだな。」
ドン、と空になった瓶をカウンターに叩き付けると、唖然としているアグリアスさんに向き直るラムザ。
その顔には満面の笑みを浮かべています。
「アグリアスさん、今日は本当にありがとうございました!」
「……え?」
「今日教えてくれた事、デタラメだったんでしょう?それくらい、僕にも分かります。」
「いや、それは…。」
「僕が馬鹿だったんです、初めから、よくよく考えれば分かる事だったのに。恥ずかしいです。
嫌だったんですよね、それなのに一日中付合ってくれて、本当に嬉しかったです。もう充分です。」
「ラムザ、ちがう…。」
「大丈夫ですよ、明日にはすっかり元気ですから。だから…、今日はもう、帰ります。」
「ラムザ、何をいってるんだ。」
「すいません、デートの帰りには女性を送るのがマナーですよね、せっかく色々教えてもらったのに…まったく…、身に、ついてな……ぃ、……。」
フラリ、と後ろに倒れかけるラムザ。慌ててその肩をそっと支える手。
けれどその手はアグリアスさんのものではありません。
「メリアドール!?ど、どうしてここに。」
「香水を買い足しに行った帰りだったんだけど、さっきあなた達がこの店に入るのが見えたから、声をかけに来たのよ。
あなた今日はラムザと一緒だったのね。彼、どうしたの。」
「そこの瓶を飲み干した、とめる間もなかった。」
「無茶するわね、ラムザ歩ける?…だめね、背負っていかなきゃ。」
「あ、私が運ぼう。」
「いいえ、私が運ぶわ。」
差し出された手をパシリと払い除けるメリアドール。アグリアスさん、その思わぬ態度に驚きます。
「いや、ここに連れて来た私にも責任が…。」
「いいのよ、アグリアス。彼は私の大事な人だから、運ばせて。」
きっぱりと言い張るメリアドール。
微笑んではいますが強い意志を秘めた目に、圧迫されてしまうアグリアスさん。
彼女が出ていった後も、マスターの「追っかけなくていいのかい?」という言葉も聞こえず、
呆然と立ち尽くしていました。
宿が見えた頃、ポツポツと雨が降り出して、ラムザの顔を濡らしました。
「ぅ………。」
「ラムザ?気がついた?」
「…メリアドールさん…?ここは…。」
「もうすぐ宿につくわ、見えるでしょ。あなた大酒飲んで倒れたのよ。」
「…降ろしてくれます?」
メリアドールは素直にラムザを背中から降ろすと、自然な仕種で肩を貸し、
彼もまたそれを素直に受け、ふらふらと千鳥足で歩き出します。
「…アグリアスさんは?」
「アグリアスは…………先に帰ったわ。」
「君が背負ってくれてたんだ、ありがとう…。」
「どういたしまして、こっちがお礼をいいたいくらいよ。」
ラムザは力なく笑うと、空をあおぎ見る。
「メリアドールさん、作戦うまく行かなかったよ…。」
「…ごめんね、へんなことやらせちゃって。うまくいくとおもってたんだけど。」
「いいんだ、君のいう通りだった、さっぱりしたよ…。」
「…そう。」
「うん、明日からは、また元通りだよ。」
「……ねえ、ラムザ。」
「うん。」
「よかったら、もしよかったら…明日、今度は私とデ−トしない?」
「……。」
「その、気がまぎれるかも知れないし…元気出ると思うわよ。」
「…そうだね、いいよ。きっと…行くよ。」
「本当!?じゃあ、明日の夜、川のほとりで待ってるから…。」
「わかった。」
「…よかった、あら、もう夕食の時間みたいね、ラムザ急ぎましょう。」
「…あぁ…、ありがとうメリアドール…。」
メリアドールは肩にかかるラムザの重みに酔いしれながら、ふっと微笑します。
(……ふふ、これで彼の心も幾分私に傾いたはずだわ、悪いわねアグリアス。まったくあなた想像以上にうまく動いてくれたわ。
ごめんねラムザ、でも辛いのは今だけだから…ね?)
ちょっぴり罪の意識に胸が痛みながらも、企みがうまくいった事、そして
ラムザがいつの間にか自分に敬語を使わなくなった事に、メリアドールは心を踊らせていました。
なにやら知らんが、タイムアウトで重複しましたすいません。
段々シリアスな方向にいってしまう、まずいですね。
少女漫画のような展開にドキドキだ。
ぬぅ、ここで引かれたら、続きが気になる…
>>201 ちと遅レスですまぬが、「セーラー服騎士」でぐぐると「ジ○ンプ打ち切り漫画リスト」を扱うサイトが結構出る。
そしたら見つけましたよ、アグに似合いかつ破壊力満点のヒロインコスを。
「 変 幻 戦 忍 ア ス カ 」をよ!
「私たちの本当の戦いはこれからだ!」―FFT第一部完、松野先生の次回作にご期待ください!
俺的ベストFFT打ち切りポイントはオーボンヌ突入前より、
ミュロンド寺院突入前だな。(神殿騎士団sやザル兄と連戦するとこ)
アステクターならぬアグテクターの強烈なデザインにはラムザも辛抱たまらなかろう。
俺が(昔の)黒岩よしひろのファンでアスカもサスケもバリオンも持ってることを
どうして知ってますかおまいら?
『変幻戦忍アグたん』書かせていただきます。しばし待て。
広げた風呂敷を大人の都合で切り捨てられて
放りっぱなしにせざるをえなくなってこそ黒岩テイストw
>>260-の流れワロタ
数あるコスの中からそれを選ぶとは、スゴイセンスだなw
うおおお!□エニ〜!
自動生成型ダンジョンARPGで「アグたんの不思議なダンジョン」出してくれ〜!!
ただ「女騎士アグリアス見参!」をタイトルにするとなにかと問題ありげになりそうだ。
懐かしネタのコスならばナ○コのワルキューレなんか良さげかも。髪型似てるし。俺鎖骨萌えだし。
>>263 アグテクター装着したアグたん妄想したら勃ちました。
>>267 それは俺にとっての唯一神冨士宏絵のアグを見たいと言うことか。
ー翌朝ー
アグリアスさんは何となく部屋を出るのに気がひけました。
昨日の悲しそうなラムザにかける言葉が見当たらなかったのです。
でもいつまでも部屋にこもっているわけにもいかないし、
第一勘のいいラムザなら自分がいない事にすぐ気付いて、不要な心配をしてしまうだろう。
不安を抑えて階下におりるアグリアスさん。すると、食堂から明るい声が聞こえて来ました。
ラムザはまったくいつも通りの彼でした。
やわらかい物腰で人に接し、それでいてなんだかとぼけた印象で、相手を安心させてくれます。
朝から御丁寧に、仲間の一人一人に声をかけているのもまったくもっていつも通りです。
実際彼はあまりに普段通りで、アグリアスさんには昨日のことが嘘のようにすら感じられました。
でも、遠目に見えるその背中が、何故かいつもより小さく頼り無げに見えて、彼女は少し落ち着きません。
その内に、隅っこで一人で朝食をとっているのをラムザに見つけられます。
「おはようございます、アグリアスさん。」
「お、おはようラムザ。元気そうだな。」
「えぇ、昨日はお酒が回ってよく寝てましたからね。」
アハハと笑うラムザ、どうしてかその笑顔がどこか怖くて、アグリアスさんはうまく笑えません。
「そうだ、今日は昨日の道場に看板を返しに行くんですけど、アグリアスさんも御一緒にどうですか。」
「え、あ、わたっ、私は…」
「あはは、冗談ですよ。僕だけで謝って来ますから、それじゃ。」
そういうと、また寂しげな背中を見せてラムザは去っていってしまいました。
ラムザが行った後も、しばらくアグリアスさんはボーッと彼の去った方向を見つめていましたが、
やがてガガガ、と隣の椅子を引きずる音にハッと気付きます。
「…お前は…、出かけていたんじゃなかったのか。」
陽も沈んだ宵の口、ラムザは自室でグラスに注いだワインを片手にみつめていました。
キレイな色だなぁ…、と無意識に独り言、考えてしまうのはアグリアスさんのことです。
(…なんて諦めが悪いんだよラムザ=ベオルブ。はっきり気持ちが整理できてよかったじゃないか。
うまく行かない事なんて慣れっこだろ、メリアドールさんに悪いと思わないのか。)
皆の前ではなんとか気丈に振る舞えましたが、独りの時はそうもいかず、
ズルズルと気持ちを引きずってしまっている自分を叱咤しながら、グラスを口に近付けるラムザ。
酒の匂いが少し鼻を刺すだけでクラッとしてしまい、飲めたものではありません。
飲めない酒を弄びながら、グラスに映る自分の顔がなんだかひどく情けなく見えます。
(おまけに酒も飲めない…か。)
急に涙が出そうになるのに気付き、慌てて口元に力を入れるラムザ。
(そろそろ約束の時間か…その前に、少し頭を冷やさないと…)とグラスをテ−ブルに置きます。
ココン
突然のノック。考え事に浸っていたラムザは、あまりに驚いて、なぜかグラスの酒を飲んでしまいます。
(んむ!し、しまった…、に、苦い……。) 酒に悶えるも、慌てて来客に応対するラムザ。
「ど、どなたですか?」
ドアから聞こえて来る声に、ラムザのフラフラの頭はさらに混乱してしまのですが。
「アグリアスだ。…ちょっと、いいか?」
「え…………!あ、あの、何か御用ですか?」
「うむ、その…とにかく入れてくれないか。」
あわてて頬を擦り、顔の赤みをごまかすラムザ。
アグリアスさんを部屋に入れるのは初めてのこと、しかもさっきまで想っていた相手ともなれば、自然と緊張してしまいます。
それでもなんとか笑顔を取り繕い、いつもの自分のつもりをよそおいます。
「どうぞ、出発の日程の相談ですか?
急に大勢のジョブチェンジをしましたから、もう少し時間を取りたいんですが…。」
「違う、昨日のことだ。」
アグリアスさんの口調は決然としたものでした。
「…そのことでしたら、僕はもう、」
「今日、デ−トするんだろう?メリアドールと…。」
「え…、えぇ。どうして…それを。」
「そ、それなら、今度はちゃんとデートのマナー…教えてやる。」
「ちゃんと…って、そんな、」
「まだ時間はあるんだろう?」
「え…ちょ、ちょっとアグリアスさん!」
アグリアスさんはラムザの制止も聞かず、つかつかと彼をのけて部屋に入ると、椅子の前で立ち止まります。
「………?」
「…ラムザ、女性が席につく時は椅子を引いてやるのが、マナ−だぞ…。」
ラムザはアグリアスさんの背中を見つめたまましばらく黙っていましたが、ふぅ、と溜め息のような声を出すと、
コツコツと歩み寄り、そっと椅子を引いてやります。
よし、と腰掛けるアグリアスさん。しかし、彼は椅子の背に手をかけたまま。
どうした、とアグリアスさんが振り向こうとすると、
さら…
彼女の絹のような髪をかき分けて、肩に置かれる手の感触。
「アグリアスさん。」
「な…なにかな。」
「…変な事を言っても構いませんか?」
「………?」
「……白状しますけど、メリアドールさんの告白を承諾したって言うのは…嘘、です。」
「…………。」
「……でも彼女が言ってくれたんです。自分の気持ちを大切にしろって。
それで…、あんなことをしました。アグリアスさんが、僕のことをどう言う風に見てるのか…、
どうしても知りたくて、……すいません、傲慢な話ですけど。
…その、本当に昨日のことは、もう気にしないでほしいんです…。
アグリアスさんが教えてくれてる事がムチャクチャだっていうのは、最初から、多分わかっていましたから。
だけど…それでも、あなたに引っ張り回されてるのがどうしようもなく嬉しくて、黙ってたんです。」
淡々とそこまで話すと、ふっと息をつぐラムザ。
「アグリアスさん、僕はあなたのことが好きです。
でも僕には、あなたが僕のことを信じてついて来てくれているということだけで、十分すぎるほどです。
これ以上望もうなんて、罰当たりな事、思ってませんから…。」
「ラムザ…。」
「………あーっ、スッキリした!アグリアスさん、聞いてくれてありがとう!」
アグリアスさんは肩に置かれた手をそっと握り、ラムザを見上げます。
そこには嘘のない、眩しいほどの笑顔がありました。
アグリアスさんは、ラムザの言葉のひとつひとつを、慎重に聴いていました。
ドキドキと早鐘を打つアグリアスさんの胸の一番奥で、段々と確信へ変わってゆく、淡い期待。
(…ラムザは私のことが好きなのかも知れない…)
だから、屈託のない笑顔で彼が続けた言葉は、無慈悲にも胸の一番奥を傷つけます。
「ですから、どうかアグリアスさんも心の中のその人と幸せになって下さい!」
グバキッ
瞬間矢のように、ラムザの頬をえぐる黄金の左。
ハァハァと荒い息を立て、椅子を思いきり払い飛ばすと、カッカと頬を火照らせながらラムザにつめよるアグリアスさん。
思わず目をつぶるラムザ、けれど感じたのは予想した顔への痛みではなく、鼻をくすぐるやわらかい髪の感触。
ラムザはアグリアスさんに、ギュウっと抱き締められていました。
彼女はラムザの首にかじり付きながら、唖然としている彼に向かって興奮気味に一気にまくし立てます。
「馬鹿!!阿呆!なんでそんな所だけ大人ぶるんだ、なんで身を引こうなんて思うんだ!
どうして諦めるんだ!!私が好きなら、奪ってやろうとか思わないのか!
そんな程度にしか好きじゃないのか!!」
「………え…、でもアグリアスさんに、他に好きな人がいるなら…。」
「いるか!そんなもん!!私が好きなのはお前だけだ、馬鹿!」
「……………え。」
「そうでなきゃ、あんな事教えてデ−トの邪魔してやろうなんて思うわけ、ないでしょ!!この鈍感男!」
「…………ふぇ。」
もどかしくて、たまらず泣きそうになる顔をラムザに押し付けるアグリアス。
やがて、腕にラムザの手がそえられ、そっと体を引き離されました。
ラムザは真剣な、それでいてとても優しい目で彼女を真すぐに見つめます。
アグリアスは真っ赤になり、目を逸らしたくなりましたが、どうしてもラムザがら目を離すことができません。
「アグリアスさん。」
「な……なんだ…。」
「本当に…本当に、僕のことが…好きなんですか。」
「な、何度も言わせるな、そんな事…。」
「……………。」
「………好きだ…。お前のことが、その…と、とても……んっ、んんーっ!?」
不意にラムザに唇を塞がれるアグリアス。
初めこそ戸惑いから少し抵抗したものの、次第に唇に伝わる熱とその幸せな味にうっとりとし、
彼の首に手をかけると、つかんだ幸せを逃がさないように自分も唇を押し付けていきます。
長く甘いキスを交わすふたり。
至福の時間、思わずアグリアスの頬をつたった涙に驚いて、そっと顔を離すラムザ。
え…、と熱っぽい表情で、名残惜しそうな上目遣いをする彼女をみて、ふっと微笑むと、
今度は彼が彼女を胸に押し付け、優しく抱き締めます。
「良かった…。」
「……え…?」
「…良かった、嬉しいよ、僕嬉しいよ。アグリアスさん。」
「……うん…。」
「今までの生きてきて、それにこれからも…、どんな時よりも嬉しいよ…。」
「…それは早とちりだな…。」
「………嬉しいよぉ……。」
何度も同じ言葉をくり返すラムザ、どうやら泣いているようでした。
彼女は、彼の温もりを感じながら、子供をあやすように優しく頭を撫でてやります。
その行為にふけりながら、アグリアスは自分の心がゆっくりと安らいでいくのを感じていました。
昼寝士さんが降臨するとのことで、急いで仕上げています。
明日休日、どうせ寝れないし。
今日多めでしたけど、もう少しだけ続くです。
>>259 知らんでした、スマソ
>>275 うぁ〜…萌えるよー(*´д`)
がんばってくだされ
黄金の左モエ(*´д`)
受け身なラムたんかわいいなぁ>「……ふぇ。」…ハァハァ
なんだか、こういうこそばゆいのも良いもんだな…。
ベタベタなのが素晴らしい。アグパンチ萌え&燃えw
>>267 ラムザの役どころを、
サンドラにして常にアグの背中を硬派な漢ぶりを発揮して守らせるか、
コアクマンにしてお堅い女騎士さまをとろとろのエロエロに堕とさせるか、
迷うところではある。
オーボンヌ修道院最終戦の前夜。
生きては帰れない予感の中、ラムザは自分の本当の気持ちにやっと気づく。
ずっとラムザを影ながら支えていたのは、アグリアスだったのだ。
そのことを悟ったラムザは霧雨の中、見張りをしてるアグリアスの元に走る。
しかし、やや熱しすぎていたラムザの告白を受け止めたのは、
沈痛な面持ちで意外にも冷静なアグリアスだった。
「───私の、ラムザへの気持ちは冷めてしまったんだ。
貴公の、その誰に対しても優しい、美しい心にな。
私は、私だけを見てほしかった。貴公の瞳に、私だけを映したかった。
でももう、疲れてしまったんだ」
ああ、百年の恋も冷めることもあるのだ。
ラムザの、アルマへの淡い恋心が冷めてしまったように。
そして事実、冷めてしまったのだ。
「壊れてしまったものは壊れてしまったものだ。
人の夢と書いて、『儚い』・・・・
私は、既に壊れてしまったものの欠片を拾い集め、繋ぎ合せて、
継ぎ接ぎだらけのものをずっと眺め続けているよりはむしろ・・・
それが美しかった時のことを思い出していたいんだ。
私は剣に全てを捧げてきたが、それでは手に入らないものもあったのだな。
貴公が、アルマ様を救い出すのを手助けしたいところだが、
それすらもう、今の私にはできないんだ」
それだけ言うとアグリアスは、立ちすくむラムザの横を静かに通り過ぎる。
そして、そっとラムザの肩に手を触れざま、穏やかに告げた。
「だが、決して貴公を恨んではいない」
アグリアス、離反。
原因:ときめきポイント→800〜999
エナビアはもちろんウイユもろくにクリアできない俺には、
とてもじゃないがクリアできなさそうだ。
>>279 黄金の三叉槍をぶんまわす漢ラムザの姿は燃えるが、
残念ながら奴は 妻 子 持 ち だ。
と言う訳でラムザはサビーヌで確定。
例え「実はおにゃのこ」「実はふたな(ry」でも気にしない。
ズール役はムスタで。
漏れもエノビア記を一度もハッピーエンドでクリアしたことがないわけだが・・・
好意でアグリアスにセイブザクイーンを装備させても、ときめきポイント-100だしな。
そうかと思えば魔術師のローブを付けさせたら+34だし。
ときめきポイント800手前で抑えておいて、最終戦前イベントで一気にと思って、
最良の選択を選んでるつもりなのになぜか+199上がりで離反しちゃうんだよなー。
何度「人の夢と書いて儚い・・・」を聞いたことかorz
あれって本当にクリアできるのか>アグリア記
女騎士の心は複雑すぎて理解できん。
一章での立ち回りをなんか間違えるといきなり二章の初めで拒否されるからな。
騎士アグリアス
「心配召されるな。騎士の名誉にかけてお助けすることを誓いますッ!」
剣士ラムザ
「僕も、僕も行きます! 足手まといにはなりません!」
騎士アグリアス
「ダメだ。おまえを連れていくことはできない」
早すぎだよ・・・
何のフラグが立ったんだと小一時間(ry
>>267 漏れはどちらかというと、アグたんが分裂したり、巨大化したり、高速回転したり、
焦げたり、潰れたり、凍ったり、感電したり、転落したり、爆弾ばら撒いたりする
トップビューのアクションゲームきぼん。
>>285 最良の選択って、「僕と一緒に来てくれますか」じゃないだろうな?
ラストシーンの選択肢は「あなたを連れて行きたくはない」が正解だぞ。
ときめきポイントが800手前ぎりぎりの場合のみその選択肢でアグたんが
ついてきてくれて、ラブラブEDになる。
ただしときめきが足りないと「そうか、わかった」つってあっさり除名され
ちゃうので注意。正確な数値は知らないが、770では駄目だった。
そもそもバリアスの谷に姿を表してくれないんですが・・・。
枢機卿との会話イベントでのツッコミがまずかったのかな。
アグリアス「教会で聞かされた御伽噺ですか?」
1.思わず含み笑いをする。
2.黙って枢機卿に会話のイニシアティブを任せる。
3.「冗談きついですよアグリアスさん!あはは」
3はまずかった、よな・・・。女心は繊細だ、な・・・。
アグリアス自身はいわゆるノベル型アドベンチャーゲームでは
主人公に自分の名前を入力するタイプ。
ラムザ「もうアグリアスちゃん、いつまで寝てるの〜」
アグリアス「幼馴染だからって毎朝起こしにくんなよ…それからいい加減『ちゃん』付けやめろよな」
ラムザ「え〜、アグリアスちゃんはアグリアスちゃんだよ〜?えへへ」
ラムザ「オークス先輩!組み手稽古に付き合ってくださってありがとうございます!」
ラムザ「ねぇアグリアス、ちょっと木偶…スパーリングパートナーになってくれない♪」
ラムザ「なんやのオークス君…私のことなんてほっといてくれたらええやろ…」
ラムザ「いいんですアグリアスさん、私、ロボットですから」
アグたん「…攻略目当てのヒロイン以外のキャラ名はデフォで統一すべきだったか(もはや誰が誰やら…)」
「...やっぱりな」
「オヴェリアさまが私たちを見捨てたなんて嘘だ。真実は私の胸の中にある」
「...二ヶ月前、私は王女の護衛の任務を拝命した。21歳だった」
「オヴェリアさまは綺麗だが寂しそうなお方だった。私は何をした? そうだ...」
「オヴェリアさまに挨拶申し上げた。ラヴィアンとアリシアと顔合わせをした」
「そう、オヴェリアさまの部屋にお忍びしたこともある。そこで私は...」
「タンスを調べた!」
「ちょっと背伸びパンツを手に入れた!」
「しばらく経ってから私たちはオーボンヌ修道院に行った。私ははりきっていた」
「なぜなら、その任務は聖騎士になってから初めての仕事で...」
「...聖騎士?」
「...聖騎士? 私はいつから聖騎士になったんだ?」
「聖騎士って、どうやってなるんだ?」
「なぜ...なぜ思い出せない?」
「私は...私は...」
「そうか...」
「...悩むことはなかったな。なぜなら私は...」
>>290 東鳩かよ、最初の会話3行で分かったw
ってわかる自分も同じ穴のムジナw
(´-`)。oO(この書き方だと、嗜好がばれるが、いいか)
>>290 ラムザ「はわわ〜」
アグたん(可愛い……///)
おいおい、これ以上やられるとラムザ萌えになっちまうよ。
>>291 ラムザ「なぜならあなたは、僕の人形ですハァハァ」
とりあえず>290での各ラムザは
幼馴染ラムたん(森のクマさんパンツ着用)
後輩モンクラムたん
女王モンクラムたん
眼鏡っ娘いいんちょラムたん
労働ラムたん試作型、というように区別してください。
>>291 なぜなら単に(ちょっと背伸びパンツ着用の)ホーリーナイトだから。
>>267 TObandでもやってみるのはいかが?
…って、これTO準拠だから女ナイトが作れない _| ̄|○
>290>291
元ネタが男なのに、違和感無さ杉だ!
そして「はわわ〜」ラムザで僕の中で何かが目覚めそうなので大変です。
>>297 そんな時はヴァルキリーアグたん。
ロングブーツとスリットスカートの間にのぞく絶対領域にメロメロですよ。
TObandって何かと思って検索してみたらrogueみたいなやつなのね。
最近凛々しいアグたんより、カワイイアグたんがスキになってきた。
>>300 お前は俺か?
最近は幼少のアグたんを想像したり、ラムザに恋して自室で乙女チックになっているアグたんを想像して楽しんでいるよ。
>>290 性別を無難に戻してみた。
アグリアス「もうラムザちゃん、いつまで寝てるの〜」
ラムザ「幼馴染だからって毎朝起こしにくんなよ…それからいい加減『ちゃん』付けやめろよな」
アグリアス「え〜、ラムザちゃんはラムザちゃんだよ〜?えへへ…て、キャー!な何それ〜!?」
ラムザ「え!?いいいいやコレは男の自然な生理現象であって、決してやましい気持ちなんてあったりなかったり」
アグリアス「もう、ラムザちゃん…私ね、今日18歳の誕生日なんだよ、だから…」
アグ「この手かー!?」
ラヴィ(アグリアス様、さっきから血走った目で何かの本を読んでるけど…)
アリ(近寄ろうとすると威嚇してくるから、何が何やら…)
「・・・どうした」
「ここから引き返してもいいんですよ。もう、生還できる戦いじゃない。
行けば、二度と帰れなくなるのはもちろん、
生きたまま、永遠に次元の狭間をさ迷い続けるということもあり得ます。
アグリアスさんはそれでもいいんですか?」
「私よりラムザの方が迷ってるみたいだ」
「僕だって・・・・迷いますよ」
「私は、いつまでも剣を振るうだけが能の騎士ではありたくない。
剣に全てを捧げる自分に甘えていたくないんだ。
・・・お願いだ。チョコボを出してくれ」
ラヴィ&アリ「隊長、生きていたんですか隊長──っ!」
アグリアス 「結局私には、あいつらだけか」
>>302 年齢的に手遅れな気がすうわなんだおまえやめr
アグリアスは芸名。一種の尊称。
スピキオ・アフリカヌスとかスッラ・フェリックスとかポンペイウス・マーニュスみたいみたいなもんだ。
騎士になったときに授名したんだよ。かっこいいから自分の通り名として使ってる。
アグリアスの本名は、アグリアス・ジュリエッタ・オークス。
ジュリエッタ「騎士たるもの、使命半ばにして背を向けるわけにいかぬのだ…!」
ジュリエッタ「ならば、私が護ってみせる!」
ジュリエッタ「ルードヴィッヒ殿に伝えるがいいッ!必ずや討ち果たしてみせるとなッ!」
ジュリエッタ「いまさら疑うものか!私はお前を信じる!」
しまらないだろ?
>>302 性別がもどったハズなのに、凄まじい違和感がw
やっぱりアグたんには叩き起こしてホスィ
いつの間にか、夜の黒はめっきり濃くなり、小さな燭台の光が、抱き合うふたりの影を壁に描きます。
ふたりをとりまく空間は、まるで一枚の絵画のように美しく、清らかなものでしたが、
不安な気持ちがちょっとほぐれすぎたアグリアスさん、今度はだんだん悶々としてきてしまいました。
ラムザの胸……熱くて火傷しそうだ……それに…やわらかい……ラムザの鼓動を感じる……。
ラムザに直に触れたい……もっともっとラムザを感じたい………。
ラムザは、身に余る幸福にうっとりとしていましたが、
胸元で、もそもそとアグリアスさんが動くのを感じて、ふと身体を離すと、
「……うわっ!ア、アグリアスさん、ちょっ、ちょっと待って!」
「……え?」
無意識にチュニックの留め金を外し、服を脱ぎかけていたアグリアスさん。
途端に、かぁっ、と真っ赤になります。
「なっ…!ち、ちがう、これはお前の身体が熱いから…、いや、だから…、
そ、そうだラムザ!女性が羽織ものなどを脱いだら、男が受け取ってやるのもマナーだぞ!」
「は、羽織ものって、アグリアスさんその下、何も着てないじゃないですか!早く着て下さいよ!」
はだけた服の隙間から視界に入る、大きなふくらみに思わず目をそむけるラムザ。
そんなラムザの態度でアグリアスさんもいっそういたたまれなくなります。
ついには引っ込みがつかなくなって、う、うるさい!とラムザをベッドに向かって放り投げると、
「事のついでだ!ベ、ベベッドマナーも教えてやる!!」
間髪いれずに、ベベッドマナー!?と驚いているラムザを押し倒し、ドタバタと組み合った末にマウントポジションを陣取るアグリアスさん。
濡れた瞳で、情熱的にラムザを見つめると、ゆっくりとおおいかぶさっていきます。
が、
「ア、アグ、あぐ、アグリアスさん!ここここんなの、いきなり変ですよ…。その、こ、心の準備が…。」
純真ラムザくん、慌てふためいてつい、半端な笑みを浮かべてしまいます。
その表情に、顔を曇らせるアグリアスさん。
「……ラムザは…、わたしと、こういうコトをするのは…いや……、なのか…?」
ああ、
なんという事でしょう、恋する乙女には誰もかないません。
ラムザは先ほどの緊張はどこへやら、あっさりと落ちてしまいます。
ガバッと起き上がり、彼女の腕をつかむと、
「そんなことないです!そんなこと、あるわけないでしょう!!ただ!ただ、その…いきなりでしたから…。すいません…。」
「…ラムザ……。」
はにかんだ笑顔を見せると、すっ、と目を閉じて顎を心持ちあげるアグリアス。
ふたたび、今度はなだめるような、触れるだけのキス。
想いの通じ合ったふたり、その間をはばむものは何もありません。
やがてアグリアスはそっと衣服を脱ぎ、ラムザの服のボタンに手をかけると、
ガン ガン ガン ガン!!
ふたりの世界に突如響き渡る、乱暴なノックの音。
その邪魔者が響き終わるか終わらないうちに、
アグリアスさんは、グワシャーンと豪快な音をたてて窓を突き破っていました。
ポツンと取り残された哀れラムザ、 残ったのは彼女の青い服と、先ほどまでの温もりだけ。
半開きに開いた口が塞がりません。
やがて、ハッと気がついたように、ドアをあけるラムザ。
そこには、なぜか横を向いている親友の姿がありました。
「……ムスタディオ……?」
「え…、おぉ、ラ、ラムザ元気か。ひょっとして、もう寝てたのか?」
「…………なにか用かい。」
「いやー…用っていうか…、あ、そう。酒でも飲まないかな−…なんて、はは。」
「………僕はお酒飲めるんだっけ……?」
「……や、その…まぁ、とにかく下来ないか?ホラ、ジジ…、オルランドゥ拍が腹踊りして」
カチャン。
・
・
はぁーー…、と とても疲れた溜め息を一つ。
ベッドに腰掛けると、カクンと頭をうなだれるラムザ。
それでも、先ほどまでの出来事を思い返すと、自然と口元がゆるみだてしまいます。
顔をあげ、くっ、と伸びをしてその長身をベッドに横たえると、
アグリアスさんの残り香の中で、そっと静かな眠りにつきました。
外では、アグリアスさんが寒さに耐えながら、ラムザが自分の服を投げてくれるのを待っていたのですが、
幸せなラムザの腕にしっかりと抱かれた服が、戻って来る由もありませんでした。
アグリアスさん、明日は風邪で療養の一日となりそうです。
なんか話の結末でアグリアスさんに風邪をひかせたら俺がひきました。
早く書くといっておいて申し訳ありません。
後仕上げを書いておしまいです。
>窓を突き破っていました。
アグたんってば強引。
でもそんなところが・・・ポッ
>>313 乙です。
ところで今日はデート当日だったはずだが、すっぽかされたメリアドールはどうなったのか。
>グワシャーンと豪快な音をたてて
やばい、笑いすぎて横腹痛いw
せっかく前半でドキドキ展開だったのに。
アグたん男前すぎですw
「ラムザ…なんでこないのよ……、馬鹿……。」
宿の裏を流れる、小さな、澄んだ川。
その川のほとりでメリアド−ルは、チャポンチャポンと川に小石を投げ込みながら、
ラムザを待って、ひとりうずくまっていました。
約束の時間は既に15分ほど前。
その上、昨日のラムザの様子なら絶対にきてくれる、と意気込んでんここに来たのは時間より30分も前。
ちょっぴりおしゃれな格好は、この季節にはちょっと見合わない薄張りのもの。
彼女の身体は冷えきっていました。
はぁ…、とひと際白い息をはくと、
さく…
と、草を踏み締める音。ふふ、とメリアド−ルは微笑みます。
(なんていってあげようかしら、きつ〜い一言を、ううん無視した方がいいかな。
でもやっぱり優しく微笑んであげるのもいいわよねぇ…)
ラムザへの態度をあれこれと考えるメリアド−ル。しかし彼女の反応は、そのどれでもありませんでした。
なぜなら、彼女にかけられた声はラムザのものではなかったからです。
「よぉ、メリアドール。」
思わず振り返るメリアド−ル。
そこにいたのは、髪を結んだ悪戯っぽい笑顔の青年でした。
「……ムスタディオ…なにか用かしら。」
平静を装いながらも、彼女は心の中でフンと鼻をならします。
(またこの男…、いつもいつも無神経に私の前にあらわれる。
私がここに来た時もそうだった。みんなが私を遠巻きにしている中で、いきなり私を呼び捨てにしてきた。
銃の腕は大したものだけど、図々しさも人一倍ね。
本当に嫌なやつ、あんたなんかと話してる暇はないわ。)
しかし、彼はそんなメリアドールの態度をよそに、平然と話し掛けてきます。
「い〜や、別に用なんかないけどな。散歩してたら川に石投げて遊んでるやつがいるからさ、
近付いてみたらなんとまぁ、ってわけよ。」
「……ムスタディオ、悪いけどあなたと話してる暇はないのよ。散歩の続きでもしてて頂けないかしら。」
冷たい眼差しを彼からそらし、再び川の方に向き直るメリアド−ル。
「ラムザならこないぜ。」
メリアドールは身体の奥から、ふつふつと沸き上がってくる感情を抑えていました。
「…なんですって?」
「ラムザ、まってるんだろ?来ないよ、たぶん。あいつには今日、大事な客があるから。」
「…客、ね。」
「アグリアスさんだよ、ふたりとも鈍感だからな、うまくいってるといいけど。」
「……あんた、何したの。」
「別に?今朝、アグリアスさんと二言三言話しただけだよ。昨日のラムザの話はお芝居だぜ−、とかな。」
「…随分詳しいのね。」
「あんまりイヤな手、使うなよ。」
「あんたに何がわかるのよ!!!」
バシッ とムスタディオの頬を打つ手。
メリアドールは悔しさにうっすら涙を浮かべていました。
「やっと…!やっとうまくいくはずだったのに、ラムザが…!
…なんで!?なんでよ、なんで邪魔するのよ!?なんで私なのよ!
わざわざ私を笑いに来たのね!あたしをからかってそんなに面白いわけ!?」
ムスタディオは特に悪びれた様子もなく、イテーなぁと頬をさすりながら、相変わらずニヤニヤしていました。
肩を震わせながら、メリアドールは涙を堪えようと、唇を噛んでいます。
「あんたなんかに……!あんたなんかに、振り向いてもらえないつらさなんか、わからないわ……。」
「さぁね。」
キッ、と手を振り上げかけるメリアド−ル。
けれどその手は払われず、ムスタディオを思いきり押し退けると、
彼女は振り返りもせずに、スタスタと宿へと歩いていきました。
「おい。」
という素っ気無い声と共に、ふぁさっ、と肩にかかる暖かい毛皮の感触。
振り向くと、つまらなそうなムスタディオの顔。
「…なんのつもり?」
「なんのつもりって、その格好じゃ風邪ひくぜ。」
「紳士ぶらないでちょうだい、大体あたしは寒さに強いのよ、あんたが着ればいいでしょ。」
そういうと、毛皮をムスタディオの前の地に投げ捨てるメリアドール。
ムスタディオは、やれやれと首をかしげると、
「自分の分ぐらい持ってら、無神経な俺でも、この寒さはこたえるんでね。
大体こんな真冬に上着もつけないでうろうろしてんのは、あんたぐらいなもんなんだよ。」
なによ、と言おうとしてメリアドールはムスタディオの着ている毛皮に気付き、
それから今時分が投げ捨てた毛皮、ふたつを何度か見比べます。
ムスタディオも彼女の視線に気付くと、ほんの少しだけ口をゆがめます。
しばらくふたりは黙っていましたが、やがてフンと一言、メリアドールはまた足早に去っていきました。
ムスタディオもまた、その後ろ姿にやれやれと天をあおぐと、
自分も彼女の足跡にそって、歩をすすめていきました。
ムスタディオが宿屋に帰り着き、二階の客室廊下に上がると、
客室の一つの鍵穴にかじり付いているメリアド−ルの姿がありました。
(なにやってんだ、あいつは……。)
(なななななな、何?何をやってるのよあの女は!!?)
メリアド−ルの視界では、彼女の逆鱗に触れるべく、ラムザを押し倒すアグリアスさんの姿が映っていました。
彼女が覗いてるのはもちろんラムザの部屋。
部屋に戻る前にラムザに声をかけようか、とドアの前で思い悩んでいる時に、
不意に、わっ、という声と物音(アグリアスさんがラムザを投げた音)がしたので、つい鍵穴に目がいって……。
(大体ラムザも…、私のこと待たせておいて…。え、何、何を話してるの…あ、あ!
ラ、ラムザのファーストキスを無理矢理!ゆ、許せないわ。…キャッ!なんで服脱ぐの!?
だめよ、駄目、これ以上は…、…私が先よっ!!!)
ガン ガン ガン ガン!!
思うが早いが、力の限りドアに拳を叩き付け、そのまま脱兎のごとく自室に消えるメリアド−ル。
メリアド−ルに声をかけようとしていたムスタディオは、唖然として彼女の去った方向を見つめていました。
「なんだ、あいつ……?」
「……ムスタディオ……?」
音もなく開いたドアから、ボソリと一言。
その声の暗さに、思わずヒッ、と声を漏らすほど驚くムスタディオ。恐る恐る振り向くと、
「え…、おぉ、ラ、ラムザ元気か。ひょっとして、もう寝てたのか?」
(ここラムザの部屋だったのか…メリアドールのやつ…。)
「…………なにか用かい。」
「いやー…用っていうか…、あ、そう。酒でも飲まないかな−…なんて、はは。」
(…間抜けな言い訳だなー、しかしラムザの奴、いやに暗いな…。)
「………僕はお酒飲めるんだっけ……?」
「……や、その…まぁ、とにかく下来ないか?ホラ、ジジ…、オルランドゥ拍が腹踊りして」
(おいおい…本当に暗いぞ、アグリアスさん駄目だったのか……?)
ムスタディオがラムザの死人のような顔にあわててる間に、ドアはカチャンと閉められてしまう。
何となく気まずさを感じて、ポリポリと頭に手をやるムスタディオ。
「…まぁいいや、俺も寝るかな。」
と、自室に向かおうと振り返ると、そこにはいやに威圧感のある笑顔のオルランドゥ拍の姿が。
「ムスタディオ君、私が腹踊りかね。」
白くなるムスタディオ、その頭部を容赦なくメリメリと掴む巨大な手。
「あがが、じょ、冗談です!冗談、本当に、た、助けて…!」
「いや、面白い。是非これから手ほどきしてやろうじゃないか、夜通しな。」
「あががががががが。」
様々な人間模様の中、夜はゆっくりとふけていく。
恋人達に祝福あれ。
というわけで、
だいぶ長々と書かせていただきましたが、おしまいです。
次があったら、この人間関係で書きたいと思います。
読んでくれた人、読まざるを得なかった人 多謝。
そういや
>>246 さんに指摘いただいてたのに結局直ってません
おまけに伯の字がちがうです (;´Д`)スイマセン
お疲れさまー
なんか要領の悪いメアリに萌えてしまう
326 :
246:04/06/02 03:55 ID:4GfuGGPH
>>324 それについては、もう諦めてるw
けっして皮肉ではないんだが
人によって変換の仕方にクセの違いでもあるんかなー、と不思議には思ってましたよ。
まー、そんなに気にしないこってす(今後に注意はしてもねw)
とにもかくにもお疲れさんした。
>ふみんしょさん
GJ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
このまま、一線越えちゃったラムアグのエロSSも読みたくなってきたよ。
残念ながら板違いだが。
ふみんしょさん
b b
d_○ / )/_○ b
/ ヽ /ヽノ グッジョブ!!
/| /> ノ>
>>328 俺も書いてる内に板違いに気付いて慌てて修正しました(;´Д`)
『変幻戦忍アグたん』まだかな〜
昼寝士さん絵キタワ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!
>>330 もし修正されていなかったらどんな内容になっていたかと考えると
妄想が止まりません
333 :
260:04/06/03 00:59 ID:0NxFj51s
>>331 超々激乙です。しかし人間どんなアホな妄想でも口にしてみるもんですなw
>304
パトレイバーなアグリアスというと、
辺り構わず聖剣技を打ちまくっては民家を破壊し、被害請求書の山でラムザを悩ませ、
そのくせ「学級委員」キャラとして仲間達を優しくかつ厳しくしごきあげるくせに、おばけ等の怖い話は苦手。
「皆で幸せになろう!」と大真面目かつ真剣に仲間達に言い放ち、
顔に傷を付けたラムザが「お婿さんにいけなくなっちゃうな〜」とおどけると
超赤面しつつ「そそそーなったら私が…」と聞こえるんだか聞こえないんだか分からん態度でラヴィアリにため息吐かれる、
てな感じのアグたんかな。
「私に聖剣技を撃たせろー!」
お、ID・・・
それはそうと絵板かなりクライマックスですな。
肩に担いだ足が、どんどんだらしなく外に広がっていくのは俺的萌えポイント大。
ああ、エロい。
アグリアスさんはエロい!!
もう辛抱堪らん!!
>>338 ダメだ、耐えろ!
ここは21禁の板じゃないんだっ!
やっぱり21禁な内容を投下できる場所が欲しいですなー…
総合スレは早々に過疎な雰囲気だし、FFT総合スレでも勃てたほうが良いでしょうか…
一発ネタで個スレとか。
と、言ってみるtest
>>340 何を言ってるのかよくわからんが(総合スレ?)
21禁の文字投稿ならエロパロ板に立てるのが良いだろう。
いっそ、テキストファイルにしてアップローダーにあげると言う手もあるな。
ていうかエロパロにはFFT専用はないよな
FFTAのやつはアドバンスオンリーみたいだし
FF全般のエロパロ小説スレがエロパロ板にあったが落ちて以来
復帰してないな。それを立て直すならいいんじゃない?
残念だがFFT専用にするとあっという間に過疎で滅びるに一票。
確かに SS職人って18禁とそうじゃないの
どっちを書きたい人が多いんだろうか
エロパロにFF総合スレありますよ。
FFと総合で探すと出て来ます。落ちた際に
スレタイが変わってしまってますが。
またーりしてるスレなんで、新たにFFTだけで
建てたりしないで、そっちを利用する方が良いかと。
347 :
344:04/06/04 01:28 ID:tUiOtBo1
|ω・`)<お話していい?
イイヨーイイヨー
どうぞ
>>331 ラム「ミューテーション(変幻身)ですよアグリアスさん、早く!」
アグ「ラ、ラムザ…もうやめよう?こんなこと…」
ラム「アグ・テク・ター!アグ・テク・ター!」
お話聞きたいよーハァハァ(;´∀`)
他板のFFTスレが定期的にアグスレっぽくなるのは貴殿らの仕業ですかぁー!
保険医アグたん…ハァハァ(;´∀`)
保健室のアグにラムザが
「せんせぇ…、転んじゃいましたぁ」って目をうるうるして上目使いで…
ってラムザに萌えてしまったぁぁあ!
>>「せんせぇ…、転んじゃいましたぁ」
それはイケナイ!
さっ、早くズボンを脱ぐんだ。
どこのスレ? 他板のFFT関連スレってキャラネタ板のなりきりしか
知らないんだけど……
ラムザ君「アグリアス先生、膝をすりむいてしまって…」
アグ先生「うむ服を脱げベッドに寝ろカーテン閉めるぞハァハァ」
ラムザ君「いや膝を」
アグ先生「あいにく聴診器が壊れててな、直接私の耳を当ててお前の心音を」
ラムザ君「ですから膝を、ぁ」
ムスタ君「アグせんせー!俺も胸がドキドキして苦しいんですー!俺の熱い心音を計ってくださーい!!ハァハァ」
アグ先生、ボカンと頭を一発。
アグ先生「うむ、いい音だ。いたって健康だぞ」
アグ先生「ラムザ君、風邪には人肌の温もりが一番良いそうだぞ!ハァハァ」
ラムザ君「いえ、先生、僕は膝すりむいただけなんですけど…(汗」
アグ先生「ん?そうだったか?では傷口を見せなさい。消毒をしてやろう…どれ、ペロペロ」
ラムザ君「あん、いや…!先生、そんなとこ…なめちゃいや…ッ!」
何で俺が書くとラムザ受けになっちまうんだろ。
>あん、いや…!先生、そんなとこ…なめちゃいや…ッ!
yarisugi(;´Д`)
ていうか Let'sぬぷぬぷ の設楽先生みたいだな
スマン。調子乗りすぎた。
>>359 俺も同じ事考えた。
まああっちは高木君のガードが固すぎだがw
歯科医アグ先生もグッとくるな。
美人女医に口の中に無造作に指を入れられるのがなんとも、エロティック。
アグ先生「痛ければ目で訴えろ」
ラムザ(む胸が当たってます、い息がかかってます〜)
もっとも治療には容赦が無さそうだ。
予告無しで歯の神経を引っこ抜いたりとか(マジ痛いす。経験者談)
麻酔が効いてて痛くはないけど、口の中で聖光爆裂破や北斗骨砕打の
効果音が鳴り響くわけだな
ラムザ「僕の口の中で何が起きてるんだろうガクガクブルブル」
よし、俺歯医者行って来る。
漏れもしアグリアスと一緒のパーティーに居たら、
夜人目を忍んで、アグリアスが使うスプーンをナメナメしたりとか、
アグリアスが乗るチョコボの鞍にチンポこすりつけたりとか、しちゃうと思うんだよね。
野営でアグリアスが横に寝てる時は寝顔を見ながら絶対オナーニしてしまうだろう。
リコーダー舐めたりブルマ盗んだりは基本だね!
↑のふたりは多分ラムザに殺されるだろうけど
Since then, no one has caught sight of the two.
――その後 二人の姿を見た者はいない…(ry
しかし、何故そんなところにアグたんのリコーダーやブルマが有るのかと…
女性陣のテントに忍び込む見習い戦士の>365-366
アグリアスの所持品を盗み出そうとしているところを本人に見つかる
結果・・・
アグたんのブルマ…。
21歳のブルマ姿は、ヤバイな。
萌える(*´Д`)ハァハァ
そういや、俺は無闇にLv上げちゃうから分からないんだけど、
最速で攻略すると何歳のアグたんに会えるんだ?
年齢は決められてなくて、キャラ同士の年齢差だけが設定されてるってのは珍しいよな。
俺の中のBestアグ年齢が24歳なのは秘密だ。
俺も24歳アグいいね。
ようやくラムザが自分と同じく20代になってちょっぴりウキウキ。
しかし来年には四捨五入するとミソ(ry
一人、姿見の前でブルマ姿になり溜息をついてみる、そんな乙女の悩み。
>>371 確か、ゲーム開始時のアグたんの年齢が20歳。
2章に行くと強制的に1歳年を取るので、登場時は21歳になる。
あのゲーム気が付くとやばい年齢になってるからなぁ…。
シドよく生きてるよ。
>>371 アグたんはプロローグで登場するから、プレイ速度に関係なく一番若い状態は
二十歳。ティーンのアグたんはどうやっても拝めないのです。
>>374 プロローグ(現在)→一章(一年前の回想)→二章(現在)
よって、プロローグの時点で21歳ではないかとマジレスしてみるテスト
ラファたん「アグせんせ〜、私、恋に悩んでるんです…」
アグ先生「まずライバルは速攻で殺れ」
メリアたん「オークス先生、私の恋の悩みをどうにかして頂きたいんですけど…!」
アグ先生「とりあえず私にガンくれるところから直せ」
レーゼさん「アグちゃん先生♪私、(他人の)恋の悩みをどうにかしたいんですけど〜♪」
アグ先生「…まずは人の色恋沙汰に(楽しそうに)首突っ込んでくるのは勘弁して頂きたい…イヤホント、マジデ…」
カウンセラーアグたん、今日も今日とて迷える子羊達を取って斬る…
保健室ネタで盛り上がりのとこちょっと失礼しますよ。
ちなみに前作より時間的にちょこっと前の話です。
ー 処女の月 七日 ー
『 ここ数日は天候に恵まれ、魔物との遭遇もほとんどなく、思いのほか早くザランダに到着する事ができた。
先に派遣した武術大会に出場した者達の帰還を待つため、二日ほど滞在する……
・
・
スラスラと、端正な字で旅の行程を書き綴るアグリアスさん。
彼女はもともと、日記というものにあまり意味を感じなかったのですが、
ラムザと行動を共にして以来、そういった彼女の人生観は大きく変わりました。
良きにしろ悪きにしろ、日々体験するまったく知らなかった物事。そして自分の知らない道を歩むという事。
自分の職務に誇りはもっていた。だが、それは同時にいわれた事をやっていただけなのかもしれない。
今はどうだろう。私は何のために何をしているか、わかっているのだろうか。
いつからか、アグリアスさんは自分の行いを記すようになりました。
そういうわけで、宿に泊まる度に日記を書くのが、今のアグリアスさんの習慣となっています。
ところで、
隣を見ると、護衛をしていた頃からの付き合いであるアリシアもまた、どうやら日記を書いているようです。
彼女が日記を書いているのを見かけた事はほとんどなかったので、
私と同じような思いで書きはじめたのかな、と思うアグリアスさん。
けれどアリシアさん、なぜか日記を書きながらニヤニヤ、おまけにブツブツと嬉しそうに何か呟いています。
やがて、ふうと一息。どうやら書き終わったらしく、ラヴィアンに声をかけると、
「隊長、私達はお先に湯を浴びて参ります。」
「あぁ、わかった。」
遅い夜に一人で入浴するのが好きなアグリアスさんをおいて、パタンとでていってしまいます。
…… 一刻も早くオヴェリア様をお救いし、この戦乱を終わらせなければ。 』 …と。
いつもと同じ調子で日記を書き終えるアグリアスさん。
トントン、と肩を叩きながら、ふとアリシアのベッドを見やると、ちょこんと置かれた日記。
他人とは言え、部下だからあまり遠慮もないのでしょうか、
何の躊躇もなく、ひょいと日記を手に取るアグリアスさん。
何をあんなに嬉しそうに書いていたんだ…えぇと。
ー 処女の月 七日 晴れ ー
『今日も朝も早くから出発…、魔物が出ないのはいいんだけどその分歩き通しだから疲れちゃうわ!
こないだ馬車が一個壊されてから、アタシいっつも歩かされてるのよね、
でもおかげで今日はラッドに背負ってもらえたから、ちょっとラッキーかな?えへへ。
「キャーーーーーー!!」
突然の金切り声に、驚いて振り向くアグリアスさん。
と、振り向いた時には既に、物凄い勢いで飛びかかって来るアリシアに日記を取られていました。
泣き顔のアリシアさん、頭から風呂上がりと怒りの湯気をたたせ、怒る 怒る。
「ひどいッ!ひどいじゃないですか、他人の日記を勝手に!」
「そ、そんなに怒るな。ちょっと気になっただけなんだ、すまない。」
「ちょっと、じゃないですよ!どこまで読んだんですか!」
「いや、初めの方をちょっと…随分かわいい文章を書くんだな、と。」
「よけいなお世話です!あぁ、もう…信じられない……!」
「隊長、それはしょうがないですよー、アリシアの日記は見せる日記なんですから♪」
「ラヴィアン!!」
「えぇと、あぁ、そうだアリシア。」
「なんですか!!」
「『今日みたいに団体部屋に別れちゃうと、できなくてちょっぴり残念。』って、なにができないんだ?」
「!? し、知りませんッ!」
後ろで笑い転げるラヴィアンに一層赤くなるアリシアさん。
何かやり返してやらないと気が済まない、とばかりに必死で考えを巡らせます。
そしてテーブルの上にある、もう一つの日記を見つけると
「じゃあ隊長の日記も見せて下さい!それでお互い様ですっ!!」
なに…? と顔を歪ませるアグリアスさん。
調子にのるな! と叱りつけようとも思いましたが、何ぶん彼女の剣幕の凄まじいこと。
まぁ悪いのは自分だし、読まれて困ることもないから…、好きにしろ と了承します。
あっさり了承されて、ちょっとがっかりするアリシアさん。
ともあれ、ラヴィアンも混ざると、パラパラとページをめくっていきます。
しかし、しばらくすると二人はまたしてもニヤニヤしだし、あまつさえこちらをチラチラと見て来るので、
何がおかしいんだ、と怒鳴ろうとしたアグリアスさんにラヴィアンが一言。
「隊長〜、隊長ってラムザさんのこと、好きなんですかあ?」
「なッ……!?」
突然でてきた名前に ぽっ、と赤くなるアグリアスさん。
そこにアリシアが追いうちをかけます。
「だって、この日記、クスクス…、ラムザさんのことばっかり、書いてありますよ、ぷふふ…。」
「なに、何を馬鹿なこと…!」
さらに真っ赤になり、ひったくるように日記を取り上げるアグリアスさん、慌てて自分の文を読み返します。
無意識のことだったのでしょうが、言われてみれば確かにどこを見ても、書かれているのはラムザのことばかり。
そんな彼女へ、調子にのった部下の追いうちが続きます。
「他の人とは感情の入れこみ様が、天と地の差ですね〜。」
「ラムザさんは 『ラムザがおまじないをかけてくれた。』 なのに、
ムスタディオだと 『ムスタディオが援護射撃してきた。』 だもんねー。」
「それに今日の日記もすごかったわ。『馬車で目が覚めたら、ラムザの肩にもたれかかっていた。
暖かかったのでそのままもう一度休ませてもらった。』 ですって、キャー!」
「私のなんか比較にならないわ、あんなこと書かれたらもぉ誰でもイチコロですよ♪ たいちょ…」
ちょっと調子に乗りすぎたことに気付いたふたり、しかしそれはかなり遅すぎたようで、
剣を抜くアグリアスさんの姿を最後に、彼女達の意識は飛びました。
「…でもまぁ、隊長はラムザさんのことをお好きなんですよね。」
「…まだいうか。」
何となく正座しつつ、ふたりは再度挑戦。
部下としても上司には是非幸せになって頂きたいですから、
などととにかく理由をつけて、このぎこちない恋を進展させようと試みます。
なにしろこんなに面白い取り合わせはめったにありませんから。
「でもせっかく美男美女の取り合わせなのに…。」
「ねぇ。」
「……む。」
「おふたりとも静かな気質ですから、気も合いそうですし。」
「ねぇ。」
「……まぁ……な。」
「それに、ラムザさんも結構ポヤ〜ッとしてますから、隊長みたいにグイグイ引っ張っていくタイプが。」
「ねぇ。」
「……そうかな。」
「あ、あと隊長、家事まったくできませんから!ラムザさんみたいな人がピッタリですね。」
「ねぇ。」
「…………。」
「そうすると年齢がねー…なんとなく、婚期を逃した年増に喰われた、みたいな形になっちゃうかしら…。」
「…ねぇ…。」
…チャキ。
「あっ、いえ、そのとても、若々しいカップルですし、ねえ。」
「うんうん!あの…、隊長、剣はしまって…。」
「…それでなにをしろというんだ……。」
話の流れでついつい聞いてしまうアグリアスさん。
そこに待ってましたとばかりに乗ってくるラヴィアン。
「交換日記です!」
コウカンニッキ…?
案の定キョトンとした顔のアグリアスさん。
「つまりですね、仲の良い男女が一つの日記に交代で互いの日常を書き記すんです。
それで、それとなく相手への想いを書いて親睦を深めると言うわけです、アリシアみたいに。」
「そうか、それでアリシアの日記にはラッドのことばかり書いてあるのか。」
あんたに言われたくないわよ。
と、思いましたがそこは二人とも、ぐっとこらえます。
「しかし私もラムザも別々に日記を書いているんだぞ。」
「いいんです、交換すれば変わりませんから。要はその、ラムザさんラヴ〜な日記を見せちゃえば。」
「こ、こんな日記見せられるか。」
「…さっきまで平気で見せてたじゃないですか。」
「と、とにかく駄目なものは駄目だ。私はもう寝るぞ。」
ばさっ、と毛布をかぶってしまうアグリアスさん。
しかし、もちろんアリシアもそこで逃がしたりはしません。すかさずとどめを刺します。
「…隊長〜、ラムザさんの日記、見たくないんですか?」
……ピクリ。
「ラムザさんも、内に秘めてそうな感じですから…、日記に熱い想いをぶつけてるかも知れませんよ〜?」
「アグリアスさんのことを考えると、夜も眠れない…!とか。」
「今日も気が付いたらアグリアスさんを見ていた…、とか。」
「いけない、僕達にはやらなきゃいけないことがあるのに…!」
「この想いを抑えきれない!」
「あぁ!アグリアスさん!!」
ムクリ。
「あれ、隊長、どうしました?」
「いや、湯を浴びるのを忘れていた。もう皆上がった頃だろう、ちょっと行ってくる。」
何故か日記を持って出ていくアグリアスさんを、上司思いの部下は腹をおさえて見送りました。
さて、
部屋を出ると、そそくさとラムザの部屋へ向かうアグリアスさん。
ドアをノックしようとして、部屋の中から聞こえてくる騒ぎ声に、初めて今日はラムザも団体部屋であることに気付きます。
流石にこの中に入って、ラムザと話す気にはなりません。
どうしたものかと、ドアをにらんでいると後ろからポンと肩を叩かれます。
「アグリアスさん、どうかしましたか?」
「あ、ラムザ…!」
ほかほかと湯気を立て、髪は湿気を帯びている様子から、彼も湯上がりのようです。
何となくラムザの入浴姿を想像してぼおっとしてしまうアグリアスさんですが、
ラムザの注意はめざとくその手に抱えられているものにと向きます。
「本…?アグリアスさん、それ何の本ですか?」
「…え、あわっ、こここれは、わ…私の、日記だ。」
「あぁ、アグリアスさんも書くようになったって、言ってましたね。どんな日記書いてるんですか?」
「え……、見たいの…か?」
「…? えぇ、見せていただけるんなら、是非。」
「………そ、それなら、お前のもちょっと見せてもらえないか?それでその…お互い様だから…。」
「…そうですか?じゃあ、ちょっと持ってきます。
…でもなんだかこういうのって、交換日記とかいうんでしたっけ?僕初めてだなぁ、あはは。」
からからと笑うと、部屋に入っていくラムザ。
そんな彼とは対照的に、心拍数が上がりっぱなしのアグリアスさん。
日記をぎゅうっと胸に抱えて、ラムザが出てくるのを待ちます。
一分が一時間にも感じられ、誰かが見てないかとあたりをキョロキョロ、まったく落ち着きません。
やがてドアが開き、分厚い本を抱えたラムザが出てきます。
「お待たせしました、ちょっと荷物の奥の方に入ってしまってたもので…、
ハイどうぞ、でもなんだか、ちょっと恥ずかしいですね…。」
「…あぁ…、随分、量が多いな…。」
「えぇ、僕が騎士団を脱退した時から書いているんですよ。」
(騎士団を脱退した頃、と言うと…私と出会った頃にはもう書いていた、ということか。
と、ということは、ラムザが私をどう想っていたか、分かる…かも…。)
ドキドキしながら本を開くアグリアスさん。
すると、最初の見開きの白紙の部分に、いくつもの名前が記されています。
「これは……?ティータ…ハイ、ラル?…ミルウーダ=フォルズ…誰の名前だ?(どこの女だ?)」
「それは僕が守りたかった、守ることのできなかったこの動乱の犠牲者の名前です。」
ラムザの方を見なくても、彼が笑顔をたたえているのがアグリアスには分かりました。
そのまま、黙ってアグリアスは死者達の名前に目を通していきます。
彼女も知っている、戦死した仲間達、そして敵として戦った者達の名前までが記されていました。
そして最後に…
「……ダイスダーグ卿は…犠牲者、だったのか?」
「……えぇ。
確かに兄はこの動乱を利用しようとしていました。そして父上すらその手にかけました。
でも、それでもわかるんです。兄さんは根底では父上を愛していました。
そして、ベオルブの名を何よりも愛していた。その為に、犠牲になったんです…。」
あぁ……あ あぁ ぁ……わ、私…は……わ た し は……!
顔面蒼白のアグリアスさん、ラムザの声ももはや聞こえていません。
「あぁ、そうだ。アグリアスさんの日記も見せて頂いていいですか?」
そういって、ラムザが本を抱えている手に触れると、ビクッと震えて、
「あ、あぁぁぁ!!すまない、許してくれ!!私はっ、わたしはーーーッ!」
バシっとラムザの手を払い除けると、アグリアスさんはおびえるように逃げ去ってしまいました。
残されたラムザ、わけがわからず為す術もなく立ち尽くします。
父上……女の人って…わかりません………。
部屋に駆け込むなり、剣を抜くと自らの日記を一刀両断するアグリアスさん。
そしてガンガンと壁に頭を打ちつけ、神に懺悔します。
「私はっ、私はなんたる不埒な!人々の苦しみもわきまえず!騎士と言う立場も忘れ!
こんな色事にうつつを抜かし、己の役割をなんと心得ているっ!!お許しを!オヴェリア様!
神よ、どうかお許しをーーーーーーッ!!!」
鈍い物音に、何事かと、もそもそとラヴィアンとアリシアが目をさまし、
寝ぼけまなこで、アグリアスの持ってきたラムザの日記を見つけ、その内容と彼女の行動に首をかしげます。
「……どうしてこの日記を読んで、あぁなるのかしら?」
もちろんそこには、アグリアスさんのことばかり書いてあったわけですが。
おしまいです、もうちょっと短くまとめたかったんですが。
どうしても「コウカンニッキ?って美味いのか?」みたいな
野生溢れるアグリアスさんに萌えてしまうのです、お許しを。
自らの日記を一刀両断するアグリアスさん
ハァハァ
>>389 脳みそ内の心の引き出しが一度に二つ以上開けられない風のアグたんに萌えた&ワラタ。
かしまし娘sなラヴィアリのやり取りがいい感じですよ。
アグリアスさんは何をやってもかわいいなぁ…ハァハァ(;´Д`)
アグリアスさんのことばかり書いてある日記を恥ずかしげもなく持ってきて
なおかつしれっとそんないい小話のできるラムザ萌え
ラヴィアリにいいように乗せられてるアグたんワラタw
そして
395 :
394:04/06/07 10:05 ID:oZJLARe8
スマン、途中で書き込む押を押しちゃいました
そして前回に続き、他メンバーの恋愛模様が見えてイイな〜
ラムザとアグ様って何歳差だっけ?
>>396 4歳だったとオモタ。
年上のお姉さんハァハァ
前より読みやすくなったかな。
「(主人公より)年上」で「金髪」の「女騎士」…
なんとエロいもとい素晴らしい響きだ。
年上なのも良いが、やはり劇中で具体的に時間が流れるのがポイントだとおもふ
21〜23〜というオイシイ時間を共に過ごすというのがおれ的に重要
>>399 「凛々しい」と「堅物」もそこに加えるべきだ.
おまけに「不器用」で「ラブラブ」で「ムチムチ」で(以下妄想
アグリアスさんの良いところは、やっぱり妄想がしやすいところだよな。
素晴らしいほどに、良い要素がつまっている。
ブーツ女は足が臭そうとか?
そんなSSもあったっけなぁ
ふと思いついた俺脳内FFT実写版キャスト
ラムザ:14〜5年ぐらい前の陣内孝則
アグたん:5〜6年ぐらい前のキョンキョン
実写版はありえンなぁ…。
ガフ:中尾彬
ムスタディオ ユースケサンタマリア
アルテマたんは無理だな。
412 :
hc:04/06/09 13:16 ID:3crX7qLb
セリアとレディは「叶姉妹」で
キュクレイン:KONISHIKI
ヴォルマルフ:松本幸四郎
ウィーグラフ:石黒賢
オルランドゥ:緒方拳
オーラン:緒方直人
ミルウーダ:小西真奈美
ザルバック:柳葉敏郎
エルムドア:豊川悦司
おまえらうるさいヽ(`Д´)ノ
じゃあ最後に
マラーク:ビビる大木
ラファ:ベッキー
マラ「貴様がラムザか、こんばんみ」
もしアグリアスはレイプされたら、恥じて自害するだろうか。
>>421 いや、歯を食いしばって生きていくね。
辛い記憶を胸にたたんで孤高の女になるか、ラムたんに優しく癒してもらうかは
各々の脳内設定しだいだが。
>>420 前スレを保存してないのなら、一番確実なのは
>1の千一夜サイトの過去ログ掲載が更新されるのをそこそこ首長くして待つことかな。
2ch側のログhtml化を待つのは現実的でないし。
>>422 俺脳内では最初のうちは優しく癒してもらうのですが、
次第に立場が逆転して激しくエロくラムたんを食らいます。
色んな意味でラムたんは元気の素なのです。
>>423 dクス
アグリアスさんってそこそこ良い所の血筋なのだろうか…?
そりゃアトカーシャ王家直属の近衛騎士団に所属しているくらいだから、そうなんだろうが。
あんまりそういう描写無いんでもったいないなぁ…。
ベオルブ、オルランドゥ、ティンジェル家が「超」名門で、オークス家はあくまで
「そこそこ」の域を出ない家柄なンじゃなかろーか。
将軍職>>>>(越えられない壁)>>>王女の警護
そしてきっとアグの子供の頃の憧れの英雄は天騎士バルバネス。
アグたんは王女様に憧れていたけど、それは無理だから
王女様を守る騎士になりたかったのかと俺は思ってたが
ティンジェル家はベオルブ、オルランドゥと並ぶほど大きくないだろう。
そんなに名家ならメリアドールと会ったとき名前くらい知ってるはずだ。
ベオルブ家はラーグ公の家臣で、王家にとっては陪臣だから、勢力は
大きくても家の格としては低い、という解説がVジャンプの攻略本に
書いてあったが本当なの? 教えて詳しい人。
しかし手柄立てまくりの武門の家柄というのは
中世的社会においては
「国民的ヒーロー」として「誰もが知っている」レベルとして認知されやすかろう。
仮にアトカーシャ王室公式家格格付けランキングが各貴族に割り振られているとして、
王室の血を引き、王位継承候補者を擁してる家なんて、相当家格は高いだろうが、
ルザリア王都から一歩出れば、世間一般に対する認知度や影響力はどの程度のものだろうか、とも思う。
これまた仮に(仮によw)ティンジェル家が家格ランキングではベオルブより上位にあったとしても
ヴォル親父とすれば
「うおー!名簿の中でだけ偉いのが何ぼになるっつーんじゃー!!
わしゃ誰もが認める『名』と『実』が欲しいんじゃー!!
わしが本気になりゃ雷神や天騎士なんか目じゃないっつーねん、天下とったるー!!!」
と世をすねてブチ切れたあげくに、ルカヴィと契約。
あーベオルブって陪臣なのか
そうするとダイスダーグがラーグ公を裏切った
のが腑に落ちるというか
ダイスダーグらしい行動だと思った
そらあんだけの力を持ちながらきのこの言いなりってのは腹が立つわな
するとオークス家は勢力は弱いが
王の直臣っぽくはあるなあ
神殿騎士団が北天騎士団とかと同レベルの公的な組織なら、その団長を
輩出しているティンジェル家はそれなりの家柄だろうけど、本編見てると
どっちかといえば、新生ゾディアックブレイブのための秘密組織のように見える。
だとしたらヴォルマルフも実力とか聖石との相性とかで選ばれたんだろうから、
ティンジェル家もヒラの騎士くらいの可能性だってある。
アグたんがアルマのことを「様」で呼んでるのはオヴェリアの友達ということに
配慮があったとしても、それだけの家格の差があったんだろうな
ハマちゃん「FFT有名人格付けランキング〜!」
ナイトーさん「有名人の皆さんには目隠しをして頂き、AとB、どちらが本物のラムたんかを当てていただき〜ます。
目隠しを取る以外なら、どんな確認方法を取っていただいても構いません!」
ラファたん(本物の手を取れば、ラムザの本当の『心』が伝わってくるに違いないわ)
メリアたん(耳元で『愛してるわラムザ♪』と囁いてみて、動揺したほうが本物よ!)
レーゼさん(ほっぺでも舐めれば味でわかるわ♪)
アグたん(聖剣技を叩き込んで、立っている方こそ真のラムザ。疑うべくもなし!!)
それだと、ラムザじゃないほうがシドだった場合にry
もしENDING後にアグリアスがディリータと再会したら・・・
ディリータ「国王に背を向けるな!ヘルムを脱いで名を名乗れ、奴隷!」
アグリアス「...私の名はアグリアス・オークス。
アトカーシャ王家直属の近衛騎士団に所属する騎士。
畏国の真の王オヴェリア・アトカーシャ王妃の僕。
主を殺された臣、姫を殺された騎士、
今世か来世でその復讐を果たす」
ディリータ「...お前の主は、胸にダガーを突き立てられた時、赤ん坊のように悲鳴を上げた。
そして、夫である畏国王には、毎夜毎夜、娼婦のような声を上げさせられた」
アグリアス「...威を誇る日もじきに終わります。国王陛下」
>>432 アグたんは聖剣技叩き込む前にまず頬擦りしてみると思うので、
さすがにヒゲがあるとニセモノと判断できるかと。
アグ(この辺……かなー?)
手探りでラムたんのいる方向を探すアグ。愛の奇跡か偶然か、とにかくラムたんをキャッチ。
アグ(よし、掴まえた……のはいいが、どうやってラムザを識別したものか……)
目隠しの下で考え込むアグ。
アグ「うーん、とりあえず匂いでも嗅いでみるか」
ラム(えぇっ!?)←ルールのため声は出せない。
……すんすん、すん、すんすん。
視界を塞がれたせいで上手く距離感がつかめてないアグたん、ラムたんの首筋をクンカクンカ。
鎖骨や耳元に鼻息が当たるたび、声が出そうになるのを歯を食いしばって耐えるラムたん。
が、チラッと見やったアグたんの顔は今まで無かったほどの近距離で。
目隠しなんて背徳的な装備の上に嗅ぎ分ける仕草が非常にワイセツで。
ポタリ。
ラム「ギ、ギヴアップです……」
鼻血を片手で隠しつつ、小声で宣言するしかないラムたんでしたとさ。
その声に何事かとその場で目隠しを外したアグたんが、ラムたんとの予想以上の近さに
動揺して思わず突き飛ばして転ばせちゃった挙句、鼻血が出てるのを自分のせいだと
(間違いではないが)勝手に思い込んで塞ぎこむのはまた別のお話。
>>435 >目隠しなんて背徳的な装備
きっと黒いレザー製の目隠しに違いない。
それで他の三人はまとめてシドの方に行ってしまうわけですね
GJ!
俺もアグリアスさんに匂い嗅いでもらいたいなぁ…ハァハァ
ゲーム内でそういう描写があるわけじゃないけど、アグリアスさんって努力家っぽいイメージがある。
夜中に一人、剣の素振りをやっていそうだ。
アグリアスは素振りなどしません。そこらのゴブリンを捕まえて木に縛りつけ、
木から三歩数えて離れたところから不動無明剣を撃ち、余波を当てる練習をしています。
>>439 そんな凶暴な練習ばっかしてるからいつまでたっても味方を巻き添えにする癖が抜け(ry
そんな凶暴な練習ばっかしてるからいつまでたってもお嫁にいけな…うわ、なにをするやめ(ry
アグリアスは素振りなどしません。そこらの>441を捕まえて木に縛りつけ(ry
アグリアスはそこらで花を摘んでいる村娘を強姦します。
なかなか寝付けないラムザたんはお外に散歩しに行きました
そこで見たものは・・・
「騎士道大原則」を大声で暗唱しながら
デンプシーロールを練習してるアグたんの姿であった。
月明かりの下、タンクトップ姿で汗がキラキラ光り、オパイもブルンブルン揺れてますよ。
アッグリアス、アッグリアス
まさに蝶のように舞い、樫の木のように打つわけだ。
そのかわりと言っちゃなんですが、
アグたんのデンプシーはラムたんのカウンターに弱いです。
ラムザが一歩後ろに下がれば、アグたんのあられの無い姿はもう丸見え。
そこへ愛の必殺カウンターが串刺し、というシナリオです。
これぞアグリアス殺し。
「それはそうとアグリアス、例の物、仕上がってるぞ」
「うむ、見せてくれ」
「今、届けようと思ってたんだ」 ゴトッ ガパン
「! はは・・・これは」
「対ルカヴィ戦闘用騎士剣『ホーリーブレイド』。
今までの騎士剣とは違い、素材から錬金まで"失われた文明"の力を借りた全く新しい型の騎士剣だ。
全長152cm、重量98`、反り無しの諸刃剣、もはや人では扱えない代物だよ」
「ふむ」「基本攻撃力は60、回避率は90。既存のあらゆる武器の最高数値の五割増だ」
「属性は?」「聖属性。強化:聖、吸収:聖も施してある」
「付加効果は?」「即死、チャーム、ドレイン」
「永久効果は? ヘイストか? リジェネか?」「ヘイスト、リジェネ、そしてプロテス、シェル、リレイズ」
「パーフェクトだ、ムスタディオ」「感謝の極み」 ズバッ
「これならば聖大天使アルテマすらも倒しきれるだろう」
「へぇ、すごいんだ?それ」
「メリアドールさん、あんたの騎士剣も(無断で)改造させてもらった」
「ええ!?」 ゴソゴソ ガタッ
「対人用遠距離攻撃可能騎士剣『セイブザクイーン・改』。
名前はひねりがないが、射程距離は二種、遠距離8〜10マス、近距離1〜5マスタイプ!
全裸の変態を除く全ての男性・女性ユニットのあらゆる装備を破壊できる」
「な、な、なんじゃこりゃああああ!!」
>全長152cm、重量98`、反り無しの諸刃剣、もはや人では扱えない代物だよ
>ズバッ
こんなのを楽に振り回すとは、アグたん、素でルカヴィより強いな
そのうち
「悲鳴をあげろ、豚のようにな」とか言い出すアグたんとか
「小便はすませたか?神様にお祈りは?
マップの隅でガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?」とか言い出すムスタが見られるのかw
ヴァレンタイン兄弟=マラーク・ラファを想像してなんか切なくなった
「見敵必殺」!「見敵必殺」だ!!
「了解」「そうだそれが最後のいちじくの葉だ」
「なんとも素晴らしい、股ぐらがい き り た つ!ラムザ!!」
え?
股ぐらってアグタンは女性じゃ…。
まさかアグタンはふたな(ry
正直 ふたなりとかヤメテ
アグたんなら全然オッケーだ
むしろアグたんにお尻から貫かれたいしな。
ようするに>454は「栗ちゃん」が充血して火照っちゃってどうしようもないから、
どうにかしろラムザ!てことかと。
ラムたん「滝にでも打たれて煩悩を鎮めましょう。プチ断食なんかも効果的だそうですよ」
アグたん「貴様、それでも男か…!!」
>>461 その表で、アグのタイプ欄に表記されてる「特攻・女」を
「とっこうおんな」と読んでしまい、ちょと吹いた。
何を占うんだ?やはりラムザとの(ry
アグたんが花びらをプチプチしながらラムザが手紙を配達しにくるのを待ってる
ところを想像するとものすごくほのぼのした絵になるなー。
地下書庫 地下三階
イズルード「我々に勝てると思っているのか!? ならば、力ずくで取り返すまで!!」
(´-`).oO(・・・ムスタディオ、率直に聞くよ。僕らはもうおしまいなのかな?)
(´-`).oO(・・・いやいやいや、それはありえないよラムザ。
ゴーグのスラム街の難易度に比べればこの程度、ピンチの内にも入りらないさ)
同時刻 地下書庫 地下一階
「さあどうしたウィーグラフとやら! まだ剣がブレイクされただけだぞ。
ブレイブをアップさせろ!瀕死HP回復で全回復しろ!剣を再構成して両手で持て!
得意の無双稲妻突きで反撃しろ! 早く速く迅く!」
「くぅ・・・! だが、私は・・・負けぬ・・・!」
アグリアス「ラムザから返事が来る、来ない、来る、来ない、来る、来ない………」
アグリアス「来る、来ない……来ないッ?!」
「キエェェェェェェッ!!」
ザシュッ!!
ぽとりと落ちる花の首。
アグリアス「ラムザからの返事は…必ず来る…ッッ!!!!」
アグたんにヒマワリの花でもやっときなさい。
花びらがなくなったら、今度は種をちぎらせればいい。
ある程度の時間は、アグたんのヒステリーは起こされなくてすむかと。
アグリアス「ラムザから返事が来る、来ない、来る、来ない、来る、来ない………」
ムスタディオ「来ねーよ」
「キエェェェェェェッ!!」
ザシュッ!!
シラノのようにラムザの手紙を代筆するムスタ
>>470 手紙の代筆て言ったらカイエンを思い出した。
自室で熱心にラムザへの手紙を書くアグリアスさん。
そこへ戻ってきたラヴィアンさん。
「隊長、何を書いているんですか?」
『…ラムザへ 突然こんな文など渡してすまない。』
「隊長〜?」
『…私は口下手だから、直接話をして伝えるよりもこういう形を取らせてもらった。』
内容を考えるのに夢中のアグリアスさん、ラヴィアンにまったく気付いていません。
キラリといたずら心に目を光らせるラヴィアンさん。
『…いいにくいことだが、私は』
「あなたのことが、好きで好きでたまらない。」
『…こんなことを書くと、変に思うかもしれないが』
「毎夜毎夜からだが火照って眠れないんだ!」
『…私は剣に身を捧げたが』
「今はもう身も心もあなたに捧げたいの。」
『…おかしいと思うかもしれない、返事はくれなくてもいいが…』
「今夜、部屋で待ってます。ずっと…。」
よし、書き終わった。おやラヴィアン、もどってきていたのか。
えぇ、たった今。
ちょうど良かった、これをラムザに渡してきてくれないか。ええと、武器の修理の領収書だ。
はいわかりました。
手紙の内容に鼻血を吹いて倒れるラムザ。
アグリアスさんは、昼中花びらをちぎり続けて待ちぼうけ。
もっとも夜にどうなったかは、花にきいてみないと分かりませんが。
一部でアグリアスの人格やキャリアを否定するような動きがあった。
>>472 「今はもう身も心もあなたに捧げたいの。」
ハァハァ(*´Д`)
>>470 代筆は伯がするので>472を凌ぐエライ文面になります。
…しかし、半熟の趣味はどこまで狙ってやってるのか…アグたんの趣味を花占いに
した人はかみ。
ちなみに半熟英雄だと趣味が
アグたんが花占い、オルランドゥが代筆、ラムザが郵便配達。
正直
>>472の意味が分からん。
ラヴィアンはなにしたの?
『』がアグたんの書いている文章で
「」がラヴィの台詞と思ったが…あってる?
アグリアスは戦闘前に士気を鼓舞するためにパーティーの前で演説をするタイプ。
そこでその『アグリアス・オークスの演説』を考えてみる。
アグリアスが端整な顔で声を張り上げ腕を振り回してカコイイ演説をしている姿を想像するだけで
漏れは燃える。いや、萌える。お前らも何か考えやがれ。
オヴェリア奪還のため、ライオネル城へ夜半潜入する時。
「新たな力が沸き起こっている。
勝利は私たちの掌中にある。
今宵、大地はドラクロワの血で染め上げられるであろう!
ライオネル城へと進軍せよ!
何者をも生かしておくな! 戦だ!
争いに乗じて人心をたぶらかす輩に、夜明けは訪れぬ」
『』がアグたんが普通に書いてた文。
「」はラヴィのセリフだが、アグたんは無意識にそのセリフを書き写してしまう。
しかも興奮状態なので何を書いてるのかよく理解していない。
という事だな。
つまりアグたんは集中してるときには、むしろ他人の暗示にかかりやすいということかね?
さらに>472のラヴィのセリフこそ、アグたん無意識下の本心なので余計に…
>>476 郵便配達って「趣味」でなく「仕事」だよな、本来はw
まだ「朝の牛乳配達」というほうがFFTのラムザっぽくて
FFTをプレイしたプレイヤーにクスッとさせられると思うのだがな。
なるほど。
夜が楽しみだな。
それ以前にアグの文面だけ読んでも何だか妙にドキドキするのは俺だけか?w
アグリアスは、正直、文盲。
もんもうなわけないだろ
へいみんならともかくきぞくだぞ
>>479 いやむしろアグたんは…戦闘突入前にかっこよく演説して士気を高揚させようと思って
熱弁を振るおうとするんだけど、妙に熱意だけが空回りして上手く喋れないでアタフタしてしまう。
だが端正なルックスと慌てっぷりのギャップからかえって必死さが伝わって来て、仲間達はその様子を
見ているうちに自然と士気があがってきてしまう。そんなタイプでも萌え。
>>484 〃〃∩ _, ,_
⊂⌒( `Д´) <ヤダヤダー
`ヽ_つ ⊂ノ
ジタバタ
_, ,_
〃〃(`Д´ ∩ <アグタンが文盲なんてヤダー
⊂ (
ヽ∩ つ ジタバタ
〃〃∩ _, ,_
⊂⌒( つД´) <アグタンは知的じゃなきゃヤダー
`ヽ_ ノ ⊂ノ
ジタバタ
∩
⊂⌒( _, ,_) <でも、僕のお嫁さんになってくれるなら文盲でもいいよ…
`ヽ_つ ⊂ノ
ヒック...ヒック...
 ̄ ̄ ̄ ̄-----________ \ | / -- ̄
--------------------------------- * ←
>>487 _______----------- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ / / | \ イ
( ) / ./ | \ /
_ / )/ / | /|
ぅ/ / // / | / .|
ノ ,/ /' / |│ /|
_____ ,./ // | / .─┼─ |
(_____二二二二) ノ ( (. | / ┼┐─┼─
^^^' ヽ, | | /. ││
1名様ご案な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い
アグリアスは他人への手紙はともかく
自分の日記には2ch語や2chAAを書き込むタイプ。
(ラムザキュンハァハァハァハァ、ムスタデ逝ってヨシ、今日もオルランドゥ伯にお説教されたウツダシノウ)
アグたん「-ウツダシノウ。と」
ラヴィ「あれ〜、アグリアス様〜」
アリ「何を書いてらっしゃるんですか?(ヒョイ)」
アグたん「…見たな」
そして惨劇へ。
なんだかよく分からないが酒の席でお互いの信念が合わず対立して激昂し、
テーブルを蹴飛ばしての大乱闘に発展しそうになったアグリアスとムスタディオ。
時期は三章初め、雨降る貿易都市ドーター辺りか。
まあ、アグリアスが口を滑らせてムスタディオの平民的処世を馬鹿にしたと思いねえ。
二人ともぐでんぐでんに酔っ払ってたのだな。運悪く。慌てて止めに入る他の面々。
ラムザはムスタディオを、ラヴィアンとアリシアはアグリアスを後ろから羽交い絞めにして引きはがす。
しかしラムザに押さえられつつも、激昂しているムスタディオはアグリアスに向かって叫ぶ。
ムスタディオ「アグリアスッ! お前に決闘を申し込むッ!!」
ラムザ 「そうはさせない! 自分が何をしようとしているのか、君はわかっているのか?
アグリアスさんは騎士といえども女性。君は女の人に決闘を申し込んでいるんだよ?」
ムスタディオ「ああ、わかっているさ! よーく、わかっているとも!
騎士として偉そうに振舞っていても、いざとなったら女として庇護される!
それが巷でちやほやされる“女騎士”ってヤツなんだろ?」
アグリアス 「貴様ッ、私を愚弄するか!?」
ムスタディオ「挑戦を受けたら決闘に応じる…、オレたち平民にとっても当たり前のことさ!
違うのは、おまえのような態度だけ尊大な騎士“きどり”には当てはまらないってことぐらいか!
騎士を名乗ってたって、お姫さまを護り切れなかったんだから意味がないんだ。
だったら、鎧兜を脱ぎ剣を捨て、街頭で客でも取ってた方がマシだぜッ!!」
アグリアス 「ならば、決闘に応じようッ!!」
仲間なりはじめの時期に喧嘩する、というならそんなイメージかもしれんが
3章あたりにまで話が進んでいて
ムスタのほうから「決闘を申し込む」てのは、なんかどうよ?としか。
はじめ、ラムザとムスタは仲が良いのだな、だったが3章あたりでは
ムスタ邪魔、と変わってしまったんだよ。
そんで、「決闘に勝ったらラムザをよこせ!」と言ってしまい、一瞬
場が静まり返り、ラムザの顔が赤くなって、それを見たアグも (略
なんだかラム×アグ×ムスの絡みなのに、アグ→ラム←ムスの三角関係みたいだな
でもこの三人の掛け合い好きだなー それぞれが場合によってボケだったり突っ込みだったり。
よしそれでは決闘方法は
ラムザの腕を両方から引っ張って勝ったほうとしよう
ムスタが手を離したらラムザに一本背負い決めるくらい
思い切り引っ張りそう
ラム「痛いですよアグリアスさーん!」
ムス「はっ、これはあの有名な…! そうか、先に手を離したほうが」
アグ「ラムザが痛がっている…。ムスタディオめ、葬る! 不動無明――」
ムス「いや、もう離してるって! マジ無理っすよ! ぎゃー」
>>495 どんなに強く引っ張っても、
アグたんのたわわな魅惑の2つのクッションで
ラムザを受け止めてしまうのです。
ラムをチャーム状態に→ムスタに聖剣技
これでOK
ラムザのハートを盗もうとシーフにジョブチェンジしたアグリアスさん。
アグリアス「え〜と、ハートを盗むのやり方か…」
アグリアス「なになに、まず肩から服をずらし肩口を露出?!」
アグリアス「体を少し前に屈めて上目づかいで、な、投げキッス…で、ででで出来るかぁぁーーーーーッッ!!!!」
ラムザ「あれ、アグリアスさんシーフやめちゃったの?」
アグリアス「他人のものを盗むようなジョブは、わ、私には合わんッ」
500 :
hc:04/06/16 10:48 ID:ja8fl+mG
ただの投げチッスでも我々は魅了される。
が、アグたんはそれも大変なのだ。
・・・ウィンクにも苦労しそげなアグたん燃え(違)
外見は落ち着いてキッチリとハートを盗むをこなすアグリアスさん。
でも内心は恥ずかしくて心臓バクバクなアグリアスさん。
脳内デフォ。
真の「ハートを盗む」は、某南○聖拳ばりに心臓抜き取りアイアンクロー。
アグたんならできるかと。
思いきり眉をしかめるへたくそなウィンクをするアグたん萌え
504 :
hc:04/06/16 20:36 ID:ja8fl+mG
でも、そのぎこちなさにバキューンな男性ユニットも居るわけですよ
あぐたんの一挙一動に私の股間もチャージ+20ですよ。
アグ「…………っ」
ラム「……?」
アグ「むっくっ、このっ……」
ラム「目、どうかしましたか?アグリアスさん。」
アグ「馬鹿ーーっ!!ウィンクしているんだッ!」
ラム「……ッ!!」
(;´Д`)アァ
ラムたん「ウインクはこうやるんですよ♪(パチッ)」
アグたん「!!!」
ラムたん「あの…アグリアスさん?」
アグ「ももう一回手本を見せてくれ」ラム「はい(パチ)」アグ「ももう一回」ラム「は(ry 以下無限ループ。
味方のハート盗んでどうする…でもハァハァ
100%
ラムザ→アグリアス
100%
ラムザ→全ユニット
>>506 そのあと勢い余って両目をつぶり
キスして体勢のアグたんにラムザも俺もイチコロだ
>>510 勝手に506の続きを。
そっと目を閉じるアグリアス。
アグリアス「…」
ラムザ「…」
アグリアス「…」
ラムザ「…アグリアスさん」
アグリアス「…(ドキドキ)」
ラムザ「アグリアスさん、こんなところで寝たら風邪引きますよ」
アグリアス「えっえっ?! あ、ああ、すまない…(ラムザ…せっかく勇気を出したのに)」
ラムザ「アグリアスさんも疲れてるのかな、あんなところで眠っちゃうなんて」
ラムザ「それにしても…アグリアスさんの唇は綺麗だったな………まだ胸がドキドキする…」
シド!シド!シド!
どいつもこいつもシド!!
なぜだ!?なぜヤツを認めて
この美貌のパツ金ホーリーナイトである私を認めないのだ!!
ラム「アグリアスさ〜ん、何か言いました?…ムニャ」
アグ「いいから、もう一回寝ろ」
ラム「は〜い、グゥ」
アグ(私の求める聖剣技はまだ遠い!)
ディリも聖剣技使えたよね?確か。
514 :
506:04/06/17 18:27 ID:ORF40STT
>>511 ドキドキしてるくせに、その仕打ちはあんまりだぞラムザー!
アグ「…最近、不安に思うのだ」
アリ「何がですか?」
アグ「ラムザの信念に我々は殉じ、共に居ようと思うからこそ、一緒に戦いつづけている」
アリ「ええ、それは同意見ですね…ですが、そのどこに不安が?」
アグ「ら、ラムザは素の言動や外見が…」
アリ「んーそうですね、母性本能をくすぐりまくりというか、朴訥な部分がありつつ天然のジゴロ&女性キラーというのは一致した意見です」
アグ「…む、誰と誰の意見だそれは?」
アリ「いいじゃないですかそんなこと。細かいことは抜きにして、不安要素とは?」
アグ「…男性陣の事だ」
アリ「は?」
アグ「…ええい、なんでもない、忘れてくれ」
アリ「(だったら言わなければいいのに…)」
>>512は一体どんなシチュなのかと…ハァハァ
>>515 どうでもいいが…
なんだかちょっと頭二行がブチャラティ
アグ「…最近、不安に思うのだ」
ラヴィ「何がっスか?」
アグ「ラッドはどこかえなりかずきに似ていないかと」
ラヴィ「無茶苦茶どうでもいい話題っスね〜」
最近、何とか敵味方を一直線に配置されるシチュを作って
聖光爆裂破を叩き込むのがマイブーム。
次々と沸く断末魔のラストをラムザの悲鳴で飾った日にゃ
心では心底ヤバい事をしたと狼狽しても、
体のほうは未知の快感に目覚めてしまう。
そんなアグたん23歳(処女)の夏の日。
>>517 俺の中のイメージでは、ラッドはレッド吉田w
アグたん、ラッドがえなりかずきに似ていると不安なのか!?
「今から思うと何もかも夢だったような気がする」
「懐かしいな。ラムザやムスタディオ、他の皆と一緒に何度も白刃の下を潜り抜けた・・・」
「でもそれももう過ぎ去った昔のこと。今はこうして少しづつ弱っているただの病人だ」
「私が死んだら、きっと大勢の人が喜ぶだろうな・・・」
「そんな」
「聖剣技でたくさん殺したからな。殺された人の家族は、手を叩いて喜ぶだろうか・・・」
「アグリアス、体は治ったの?」
「ああ、直った」
>>519 FFTのストーリーが「渡る世間は〜」みたいになったら、そりゃ不安でしょ。
えなりかずき…ラッド
赤木春恵…ガフガリオン
「素晴らしい聖光爆裂破だったわ・・・」
「お前の強甲破点突きこそ神技だったよ・・・」
とかなるんだよ!
アグラヴィアリ着替え中。
ラヴィアリふといたずら心を起こし、アグたんの背後から
「あーっ! アグリアス様キスマーク!」
首筋か肩でも隠すかと思ったら、ぱっと脚を閉じ、おしりを隠して
真っ赤になるアグたん。
翌日、ふとももと尻好きだとパーティ全員に知られてしまうラムたん。
そんな妄想が浮かびましたが。
アグたんのふとももと尻は普段は具足とスカートでしっかりガードされてるからなぁ
あらわになったらより一層ハァハァします
絵板で新たに判明した事実としては、
ラムザ絶倫の陰には、ラムザ本来の身体能力のみならず
アグたんのアレイズの協力(つーか強制)の力もあったのだな。
ま、あれだ。いつの世でも、野郎はおねーちゃんの要求に体で応える義務があるっつーか
ぶっちゃけ男はつらいよ、てことなのだ。
え?いやあ昔の話ですよ。
別に獅子戦争で華々しい戦果を上げたって事も無かったですし。
そりゃまあ、時魔道士ですからね。ある程度逃げ回ってても
そんなに怒られなかったです。
でもよく無事で帰って来れたもんだと思いますよ・・・
死都ミュロンドまで何とか生き延びて、んでもそん時は戦況が最悪で。
今度こそダメかなと思って出撃したら、やたら腕の立つ女のナイトとタイマンに
なっちまって。ひょいひょいこっちの時魔法を避けて戦技を撃ってきなさる。
こっちも必死だから呪文唱えながら街中を逃げ回って、
んでも結局MP切れで追い詰められてローブ脱ぎ捨てて。
ゴールドスタッフ構えたらコレがあなた、メッキがボロボロはがれ出したんですよ。
そう、ただのオークスタッフ。多分金が無かったんでしょうな。
クレティアン様もそうは言いづらくて、代わりに真鋳でメッキしといたんでしょう。
そのとき女ナイトが笑ったような気がしたんです。
そら笑いますわな向うは。こっちは笑いごっちゃないですが。
しばらくじーっとこっちを見てるんで、やっと気が付いてオークスタッフ投げ捨てて、
寝転んで戦闘不能のフリしました。待っててくれたんですな。
地面に捨てられたローブと杖を拾って、
ちょっと間を置いてまたパーティの方に戻って行かれましたな。
アレは戦利品を値踏みして経理を納得させられるか考えてたんだと思います。
今思うと、あれはただのナイトだったからこっちを
思いやってくれたんでしょうな。
ホーリーナイトとかにゃ我々一般ユニットの気持ちはわからんでしょう。
同時刻、同じく着替え中のラムザとムスタディオの雑談。
ムスタ「この前のモンスター狩りはかなり楽だったな」
アホ毛「うん、やっぱり忍者が配置できるとそれだけで随分と違うからね」
ムスタ「お、そんなヨユー言っててもラムザ、お前背中に傷があるぞ。さては油断したな?」
アホ毛「えぇ? ちゃんと背後には注意してたし、マントも着てたからそんなことは……」
ムスタ「いーや、くっきりと引っ掻き傷が見える。ちゃんと気を付けねーとダメだってよ」
アホ毛「えええ? おかしいなぁ…モンスターにやられた傷なんて思い当たる節がないや」
ムスタ「まぁ、確かにモンスターと言やぁモンスターなんだろうけど。そういう意味では」
アホ毛「??」
ムスタ「まったく、背中に向こう傷なんて器用なモノ作りやがって」
アホ毛「ごめん、ムスタディオが何を言ってるのか、全く話がかみ合ってないんだけど」
ムスタ「この分じゃアグ姉もあっちで何を言われてるか分かったもんじゃないぜ」
ここまで言われても背中に残るアグたんの爪痕に考えが至らないラムザくん。
ついに「アホ毛」改め「アホ」襲名。
アグリアス「…ラムザ、私の前を歩いてくれないか?」
ラムザ「えっ、どうしたんですか?」
アグリアス「えっ、ほ、ほら埋もれた財宝があるかもしれないだろ。私はBraveが高すぎるからダメなんだ」
ラムザ「僕もそんなに変わらないですけど…(そもそもアイテム発見移動つけてないし)」
アグリアス「いっ、いいから、前を歩けッ」
ラムザ「は、はい…??」
ラムザ (アグリアスさん、どこか体の調子でも悪いのかな…?)
アグリアス (ラムザのおしりがこんなにかわいかったとは…いつも最前線で気が付かなかった)
>>533 吉田画伯、ケツのグラデーションにリキ入れすぎw
こんばんは。
>>51の件で、サイトがやっと出来ましたのでお知らせです。
http://agulove.fc2web.com/index.html 本は現在印刷中。刷り上がり次第、サイトに通販の内容を加える予定です。
この件に関しての詳しい事は、そちらを参照してください。
では、久しぶりにSS投下などさせてくださいー。
タイトルは「ラヴィアンは知っている」で。3レスです。
ーーー
「……ふむふむ、私は巨蟹1日生まれだから、相性が良いのは
天蠍のオルランドゥ伯、双魚のアリシア、ラファ、レーゼ殿か。
伯と相性が良いのはなんとなく嬉しいが、アリシアと相性が良いのは
当然だな。何しろ私たちは長い付き合いなのだし」
宿の一室で、アグリアスは宿に借りた星座相性の本を開いていた。
夕食までの時間潰しに読むにはちょうど良い本に思えたのだ。隊の人間の
星座一覧も、前にラムザが作っていたものを借りて来てある。
「対して相性が悪いのは、天秤のムスタディオ、ベイオウーフ殿か。
ムスタディオとは何となく気が合わないと思ったのはそのせいかな。
ベイオウーフ殿は、そもそもレーゼ殿以外の女には見向きもされない
から、私と相性が悪くても不思議はないが」
折しも、アグリアスの部屋の窓の外を、レーゼの肩を抱いたベイオ
ウーフが通りすぎてゆくところだった。こちらは夕食までの時間を散
策にあてているらしい。
「それから、白羊も相性が悪くて……ボコと、ラヴィアン?」
ラヴィアンは知っている2/3
ちょうど夕食の準備ができたと告げに来たラヴィアンは、自分の名を
叫ばれたので、アグリアスのそばに寄って来た。そしてアグリアスの
手にしている本を覗き込む。
「何かご用ですか? あら、星座相性を調べておられたんですね」
「いやその、ラヴィアン、私とお前は相性が悪かったのだな」
「あら、気付いておられなかったのですか? 私にかけるケアルの効きが
悪いと悩んでおられた時に、星座相性のことを考えておられたのだとばかり」
「う、む……そのう、そこまでは考えていなくて。すまぬ」
「いえ、お気になさらないでください。それこそ、長いおつきあいですもの。
わかっていますわ」
『何を』わかっているのか、聞くのは怖い。アグリアスは黙って次の項目の頁を繰った。
ラヴィアンは知っている3/3
「磨羯の女性とは相性が最悪で、男性とは最高なのか」
「一番相性が良かったのはどなたとです?」
磨羯のメンバーの名を見た瞬間に、アグリアスは自分の頬が紅潮したのがわかった。
「ど、どうやらラッドらしい。一緒に出撃した事がないから気付かなかった」
「ラッド? あら、誰か他にもラッドと同じ星座の人がいなかったかしら」
「そ、そうか? そうかな」
「確かに誰かと一緒だったような気がします。その表にはないのですか?」
「い、いや、その、そそ、そうだ、食事が出来たのだったな。早く行こう。
この宿の料理は評判だというし。冷めたらまずいだろう」
「アグリアス様…」
ラヴィアンが、ラッドとラムザが同じ星座はずだと口にしなかったのは、
さすがに『わかっている』部下だけのことはあるのだった。
Fine
メリアについて何も触れなかったのがワロタ。
ちなみに相性最悪ね←これ結構有名?
割りあい、今までアグスレでも
メリアとの相性最悪ネタは出てたような出てないような?
ラムザと相性最高ということのほうが先に話題に出やすかったからね。
>>535 本、おそらく買いに行くと思います。他のも色々楽しみ。
皆さんお久しぶりっス!
>535 で告知されている同人誌ですが、僕も中篇短編一本ずつ参加しましたです。
小説誌なので即売会では苦戦すると思いますがw、こっそり応援よろしくです。
ちなみに総ページ数60pとなかなかのボリューム、読み応えありますよ〜。
(ちなみに全年齢)
そんなこんなでこのスレではご無沙汰ですが、次スレに移る前に一本投下
予定です。もし僕のSSを待っててくださる奇特な方がいらっしゃれば、そちらも
お楽しみに。
ではでは。
542 :
ある一般ユニットの独白:04/06/20 02:24 ID:paZkCMsn
いやな、俺はこれでも昔はとある団体のトップだったわけよ。
とある団体ってったってまあ盗賊団なんだけどな。だからって
貧乏人からは何も盗まなかったよ、俺も貧乏だったからな。
で、或る日のこと、随分身なりの良い奴等が俺たちの縄張りを
通って行こうとしてたからちょいと身包み剥がそうとした訳よ。
俺ら結構腕には自信が有るからな。
しかし、戦いには誤算が付き物、まさかあんな事になるとはね。
あんな事?チームに女がいなかったのが悪かったのか、
手下の野郎共が一斉に敵の出撃してきたパツキン女に「ハートを盗む」を
かけまくったんだよ。勿論結果として大失敗、みんな見た事ない様な剣技で
ばったばったと薙ぎ倒されたわけよ。
で、俺一人になった所で妙に弱っちそうな奴が勧誘してきたわけ。
俺だって命は惜しいさ、すぐに受け入れたね。
で、今はあのパツキン女−アグリアスとかいうらしい−にくっついて
戦ってるわけさ。
女のくせにすごいね、アイツ。強い強い。その上美形。
俺だって実は昔には女泣かせとして成らしたさ。アグ何とかを落とそうとしたよ。
でも駄目、あいつ男にゃ興味ないんだな。こりゃぁしゃあないわ。
例の弱っちそうなのもどうやら狙ってるみたいだけど振られっぱなし、
ざまぁ無いよ。ありゃどうやっても落ちねぇ。
またそのストイックさも良いんだけどな。あぁ汚したい汚したい
うおー!なんか気ぃ早い気もしないではないが、夏だー!!
そんなわけでアグリアスさん、水着になってください。
手始めにフンドシと白Tシャツで。
酒場のマスター
「今はこんな儲け話があるぜ。
** 夏はみんなでゼイレキレの滝に行こう! **
鎧の下が蒸れて仕方ないのに真面目に務めを果たすグッジョブなナイトの貴方!
ローブの下には何も着たくないとちょっぴり新しい趣味に目覚めかけている魔道士の貴方!
バクロスの海から這い上がりイヴァリースを席巻する台風にお悩みの算術士の貴方!
お友達と連れ立ってゼイレキレの滝に行きませんか?
階段状の崖を落ちるゼイレキレの滝の美しい景観は観る者を魅了します。
そしてアルゴスト山脈から流れ出た冷たい水の飛沫が涼風となって貴方を癒します。
滝つぼで泳ぐもよし、マインドフレアとラリるもよし、夏の避暑に絶好のゼイレキレの滝!
今なら三泊四日のツアーで4980ギル。ぜひこの機会をお見逃し無く!
ゼイレキレの滝はアラグアイの森と城塞都市ザランダの間にあります。
なお、現在滝つぼでの遊泳の監視員のバイトを募集中。
日給1000ギルで一週間。なお水着はこちらで支給します。
この仕事は情報料と経費として1000ギルかかるがやるかい?」
───2週間後───
酒場のマスター
「お疲れさま。仕事から帰還しているぜ。
『夏はみんなでゼイレキレの滝に行こう!』の報告を聞くかい?
>仕事の報告を聞く ←
>キャンセル
ラッド 「私たちは、城塞都市ザランダを出発して…。
ゼイレキレの滝のツアーに参加してきました」
アグリアス「ツアーじゃなくて私たちのは仕事だろう」
ラッド 「そうでした。気が動転して…。
私たちはゼイレキレの滝の遊泳監視員として働いてきました。
神よ!あなたは私に試練を与えるのですか…?
ツアー会社が支給した水着は、あまりにも風紀の乱れが激しかったのです。
そのため、初めは抵抗がありましたが…。
しかし、みごとにやり遂げることができました!」
ラヴィアン 「まあ実際男性用水着のおしりの食い込みは激しかったわね」
ラッド 「休憩時間に監視員として滝つぼの底を何度か調べたのですが…。
特に私の目を引いたのは、一つの女性用水着(下の方)でした!
神が与えてくださるものに、間違いはありません。
私が、その信仰心で裏返してみると、そこには…。
Agriasと刺繍がされていました!
ですから、今回の仕事は大成功したといえますね!」
ラヴィアン 「次も、がんばろうね!」
ラッド「今回の仕事の結果報告は、以上です」
アグリアス「・・・・・・・」
ムスタディオ「なあ、ラッドの奴はどうしてあんな口調だったんだろうな」
マラーク 「彼なりに神を信じる心が出来たということじゃないのかな」
ムスタディオ「ああ、確実なる"死"の予感が、奴をそうさせたのかもな・・・」
アグリアス
装備
右 わたがし
左 金魚
頭 りぼん
体 浴衣
足 下駄
髪型はポニーテイルで
アグリアスさんはこの季節は甚平だよ。
アグリアスさんは家では一年中ジャージだよ。
アグリアスは作務衣を着て仏像彫ってるんだよ。
そりゃもう無心かつ汗だくで。
でもだんだん雑念が溜まり
仏像の顔が某貴族の三男某にそっくりになってきてニヤニヤ(・∀・)
しかしよせばいいのにアホ毛まで再現しようとするが、ポッキリ折って大失敗(´・ω・`)
さっき、アグリアスが死んだ。戦死した。
そういう夢を見た。
>>552 上がTシャツなら下はジーンズきぼんにゅ
AYAタンで間に合う気がするが。
ここはやはりYシャツですよ。
当然、裸に直で。これは漢の浪漫ですから譲れませんよ。
>>554 そこを10ギルで譲ってくれ
(・∀・)つI
夢でなく、本当にアグリアスが自ら離反して出ていってしまった。
良いアイテムを踏ませようとブレイブを下げすぎたのが原因らしい。
警告は何度も受け取っていたが細かい数値をチェックするのを怠っていた。
するとディープダンジョン潜り数十日目の朝、起きてきたアグリアスは
ポツリと呟いた。
「私は剣にすべてを捧げてきたが、本当にこれでよかったのだろうか?…」
嘘のようだが、アグリアスはそのまま去っていってしまった。
あまりにも吃驚したが、これはこれで珍しいと思ってセーブして先に進んでしまった。
ラストのオーボンヌ修道院に入る直前のブレイブストーリーの人物紹介を確認。
「騎士アグリアス・オークス
アトカーシャ王家直属の近衛騎士団に所属する騎士。
……………………………………
……………………………………
………戦いの途中、戦意を失い戦線を離脱した」
なんか、感慨深いのでそのままクリアしてしまった。
なるほど、妹を救うのをほったらかしてディープダンジョンにばかり潜っていたら
「ならば私が護ってみせる!」の忠義の騎士としては戦意を失うだろうよ・・・と妙に納得した。
ラムザと喧嘩した。
あいつが悪いんだ。
「女のような顔をしてるくせに、大きなお世話だ!」
「な、なんですって!?」
…私が悪かったのかな。
アグリアスさんと喧嘩した。
あの人が悪いんだ。
「女性なのに、料理の一つもできないじゃないですか!」
「な、なんだとっ!?」
…僕が悪かったのかな。
早く仲直りしたいな……。
「…ただいまアグリアスさん。」
「お、おかえりラムザ。」
「あの…、昨日はごめんなさい。」
「き、昨日は悪かった…私が言い過ぎだった。」
「だから…お詫びにと思いまして、プレゼントを買ってきました。」
「…それで、お前にその…贈り物があって。」
「え?」
「え?」
・
・
ガサゴソ…
ラムザの贈り物はかわいらしい青のエプロン。
これをつけて、美味しい料理をつくって下さい、ということだろう。
アグリアスの贈り物は同じデザインの赤のエプロン。
これをつけて、お前が家事をやれ、ということだろう。
しばらく沈黙した後、プッと吹き出す二人。
やがてお揃いのエプロンをつけて、並んで台所に立ち
仲良く料理をつくりましたとさ。
……こんな感じで、喧嘩するほど何とやらな夫婦生活が
来ないだオレの脳の中で作成されました。
ここは脳みそが変色した漢どもが集うインターネットですね。
どらっしゃー!変色上等!!
女騎士は稽古のときは剣道着を着てるもんなんだよ。戦国時代からの伝統なんだよ!?
もちろんキョヌーでノーブラだ。
当然アグたん愛用のブレイサーは、納豆を拭き取った雑巾の臭いなんてしませんよ。
綺麗なオネーサンの甘い香りしかしないのです。
あぁそうさ、そうに決まってる!
>>559 >料理をつくって下さい
>家事をやれ
ラムザはあくまで料理限定のお願いをしてるのに…
561 :
560:04/06/21 19:16 ID:7P2zJHUy
申し訳ない、レス番間違えた。
559でなく
>>558でした。
なんかイッキに落ち着いてしまった。
アグリアスさんの汗はシャンタージュの香りがするんだよ。
メリアドールからパクったので間違いない。
明日はグレゴリオ暦のアグリアスさんの誕生日ですか?
アグたんの料理というとカエルのから揚げが浮かんでしまう…。
うりぼうの丸焼きでラムザに精力をつけさせようとがんばって料理するアグたん
料理というと、まずはマキ割りから始めるアグたん。
しかも最低千本。
アグリアスは二度死んだ。
一度目は王女を見捨てて逃げたバリアスの谷で。雨だけが見ていた。
あの時、騎士としてのアグリアスは死んだ。
その後の苦く永い戦いの日々の果てに、ついに力尽きて斃れ、
その体が青く輝くクリスタルに変わろうとする時、アグリアスはもう一度死んだ。
ああ、アグリアスは戦ったのさ。
不遇の王女のため、お国のため、旅の仲間のために。
綺麗で青い軍服が敵の返り血で真っ赤に染まり、
洗っても洗ってもとれぬくらいになるまで戦ったのさ。
ようやく、訪れた安息なんだ。
そっと、しておいてやれ。
ムスタディオ「・・・などと言うと思ったかフェニックスの尾!!」
アグたんフカーツ!!
568 :
567:04/06/22 04:59 ID:T9Mqa/lR
漏れの中では三章以降のアグリアスは自殺願望入った狂戦士なんで。自暴自棄というか。
「この身、貴公にあずけると言ったはず」には愛よりもなんか捨て鉢を感じるんだよね・・・
もーいいよー、どうでもー
目の前の戦いを戦ってればいいやー
どうせ私は忠義を貫けなかったしー
オヴェリアさまを護るとか豪語して護れなかったしー
っていうかオヴェリアさま見捨てて自分だけ逃げちゃったしー
どうせ私は自分の頭で考えても良い事無いってことだーよーねー
誰か私にコマンドくれれば剣振るうさー、それでいいんでしょー
そんな平野耕太的どうでもいい感じを受けるんだよな。三章以降しゃべらないのは多分そのせい。
まあ、オヴェリアの事はずっと負い目に感じてるのかもしれんなあ。
ラムザに同行したのはその代償行為のようなものかね。
本日巨蟹1日。
永遠の24歳(←僕的脳内設定)誕生日おめ。
携帯からなのでトリップだけで失礼。
アグおめー。
アグたんの誕生日に何を送るか、当日夜まで必死になって考えるラムザ。
>>568 馬鹿め。三章以降しゃべらないのは、もはやふたりは
言葉などなくともお互いを理解できる仲にあったってことさ。
チラリ(あぁ、アグリアスさん。貴方は綺麗だ…。)
チラリ(ラムザ…わかったわ、今夜部屋でね。)
てな感じにな。
それはそうとアグたんおめ。
ハッピーバースデイ!!!
俺脳内では今回アグたんは29歳の誕生日を迎えました。
もうムチムチです。
でも来年の6月には、あくまで俺脳内では、アグたん何故か22歳の誕生日を迎えます。
もうピチピチです。
アグリアスさんおめ。
もう還暦か…お互い年を取ったねぇ…。
>>574 かたや18歳から25歳までをローテーションするラムたん
ラムザ(あー、ムチムチ熟れ熟れのアグリアスさんを味わえるのも今年いっぱいかー。
来年からはピチピチの22歳になっちゃうんだなー。そりゃあ若いのもいいけど、
しっとり脂の乗ったお肌とか、熟達したテクニックとか捨てがたい魅力が……
あ、でも歳とともにアグリアスさん激しくなってくるからなー、僕もそろそろ
限界だしうわアグリアスさんいつからそこにやめ許しtぇsdrctfvふいjんm
アグおめ!
>>575はクリア後三十数年後のセリフ。
好きなだけ斬り刻め。気が済んだら殺せばいい。
ハッピーバースデー!
日本国憲法では24歳です。
年齢はともかく、おっぱいだけは譲れない。
アグ「世間では、私が家事ができないなどという不本意な風評が立ってるらしいので、
汚名挽回すべくお前のためにデザートを作ってきた。
ラム「汚名は『返上』するものです。…エットそれはそれとして、すごく嬉しいですよ!
…で…なんですそれ?」
ドカンと何かの液体でいっぱいのバケツを置くアグたん。
アグ「水だ、10リットルある。飲め」
ラム「飲めってんですか、10リットル」
アグ「ま、そのままでは無理だろう。コイツを混入(まぜ)る。
『 果 糖 』果実を精製した純粋な甘味料で、量は多いが吸収率は無類だ。約4キロある。」
バケツに果糖をダボダボ入れて手でかき混ぜるアグたん。
アグ「東方の異国に伝わる民間医療法でな、戦闘不能状態はおろか、
3〜4回戦ヤッた後の殿方も空前の超回復で元気になるとかならんとか」
ラム「いや、アグリアスさん、それ絶対ガセネタですって。なんたってバキ(ry」
アグ「奇蹟が起こる」
ラム「人の話聞いてよ」
>>580 確かに「おっぱい」は大事だな。
そもそも2章のバリアスの谷の戦闘直後でアグリアスを仲間にしない。これ最強。
・・・というかそういう時は人物紹介はどうなるんだろう。
「戦線を離脱した」になるのかな。でも初めからパーティユニットではないわけだから・・・・
実際にやったことのある香具師報告キボンヌ
>>581 病気になったラムザの所に手製の大量の薬膳料理を持ってきて…
アグ「食うんだ」
じとーっと見上げるラムザ。その視線に気付いたアグたんが不思議そうに尋ねる
アグ「・・・ん?どうした」
ラム「いやアグリアスさん ほんっ・・・・・と優しいんですんね」
カァ・・・・・(///)
アグ「喰うん だ!(///) 」
オークス家は郷里では大変な名士なんだ。
詠唱のとき噛んじゃうアグリアスが思い浮かびました
しかもハマってなかなか抜け出せない
「めいみゃきゅは…Σ(゚Д゚;)めいまくは… Σ(´Д` )
…命脈は(よし言えたぞ!)ふゅじょぅにし( ̄□ ̄;)!!
とっ…とにかく不動無明剣!!
入れ歯を忘れたシドの場合…
「ふみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃ!」
ふと思った。
「ファイナルファンタジータクティクス」ではなく
「ファイナルファンタジーオウガバトル」だったらどうなっていただろうかと……
無論アグたんの足(進軍速度)の遅さがさらに際立つわけだが
>>587 「さっすが、ドラクロワ様は話が分かる〜♪」「いや、やめて、触らないで・・・いやーっ」
で聖騎士アグリアスは汚辱と精子にまみれた死を遂げる。
>>581 3〜4回戦終了後にラムザに10g+4`の砂糖水を飲ませるアグたん。
アグ「復ッッ活ッッ、ラムザ・ベオルブ復活ッッ(×6回)」
そして5回戦終了後に再び10g+4`砂糖水を飲ませるアグたん。
アグ「復ッッ活ッッ、ラムザ・ベオルブ復活ッッ(×6回)」
そして6回戦終了後に再び(ry
以下繰り返し。
話が微妙にそれるが
むしろたんぱく質の消費が激しいので、たんぱく質を含むものが良いだろう。
ミルクとか…。
>>581 裏返ったラムたんなら5〜6回の無補給打撃は楽勝です
砂糖水でもう一セット、アレイズでさらに一セット
>>585 噛まないでうまく言えそうな時だけ詠唱してるんだよ。詠唱無しで発動するのは
自信がない時。
ラムザは一回毎に叫ぶので段々タフになります
それにエール(言葉攻め)でアグたんの腰の動きも早くなるしな
言葉攻め…ハァハァ(*´Д`)
過去スレだったかハートマン軍曹調のアグたんが頭にこびりついて離れない
アグ「どうした!じじいのファックの方がまだ気合いが入ってる!」
「良かったら返事をしろ! ふざけるな! 大声だせ!タマ落としたか!」
アグミルクはどこで売ってますか?
まさに人喰い(ラムたん限定)オーガの称号はアグたんにこそ相応しい。
もっとも拳聖ならぬ剣聖ジジイに
「弱いのう…君は(プゲラ」と一刀両断されて、半ベソかいちゃうんだがな。
体当たりをしながらエールを送って励まして溜めて最後にさけぶ。
三男坊のガッツでアグリアスさんもメロメロです。
ちょっと埼玉から岡山までひとっ走りしてくるわ。
ラムザがでていってしまった。
きっかけは些細なことだった気がする。
話の最中に、いつの間にか言い争いになっていた。
私は興奮して、ラムザに非難を浴びせた。
いつもの様にラムザが折れて謝り、そんな彼を慰めてやって
優しくしてもらえるつもりだった。
でも彼の態度は予期しないものだった。
………僕達、まちがっていたのかもしれない。
そういうと、彼はでていった。
かっとなっていた私は、その寂しげな背中に罵声を浴びせた。
すぐに帰ってくると思っていた。外は激しい雨が降りしきっていたから。
床につく前にドアにかけていたカギを外した。
そうして寝室で横になり、彼がそっと潜り込んでくるのを待った。
入ってくるのはすきま風ばかりだった。
翌朝、いつもの様に朝に弱い彼を起こそうとして、空の布団に気がついた。
下におりると、無意識に朝食をふたり分つくった。
見栄えの悪い料理を褒めてくれる彼の声はなかった。
テーブルに頬杖をつき、ドアを見つめていた。
雨音の中、時間だけがすぎていった。
彼のことを思う。
雨に濡れているのだろうか。
あんな薄手の格好で飛び出して、風邪をひいていないだろうか。
彼のことを想う。
私に愛想をつかしたのだろうか。
もう帰ってきてくれないのだろうか。
何度も彼が帰ってくる夢をみた。
いたずらをして、しかられた子供のような笑顔。
私は彼の頭を撫でてやり、その胸に抱かれる。
目覚める度、私は泣いた。
どうして彼にあんなことをいったのだろう。
彼がすることはいつも正しかったのに。
彼はいつも私のことだけを想ってくれていたのに。
ふたりでつくった小さな家が、とても広く感じた。
七日目、ひどい夢を見た。
帰ってきたラムザ。けれどその隣にいる美しい女性。
荷物を取りにきただけだから。
冷たい彼の一言。
悪いことばかりが頭に浮かぶようになった。
久しぶりに鏡をみる。
枯れ木のような顔が映っていた。
自分の頬を叩く。
彼が帰ってきた時に、こんな顔をしていちゃいけない。
私は誇り高き、ラムザ=ベオルブの妻なのだから。
料理の本をとった。
最高の料理を作って出迎え、そして彼に謝ろう。
彼がいなくなって一月も立った日のこと。
呼び鈴がなった。
最初は何の音なのか理解できなかった。
ハッと気付いて、足をもつれさせながらドアにかけよる。
ラムザ、おかえりラムザ!
戸を開けると金色の髪。
けれどそこにいたのは、悲痛な顔をしたムスタディオだった。
ムスタディオから異端者狩りの噂を聞いたのは、一月前のことだった。
重傷で床にふせているディリータの代行として権威を握ったのは、
熱心なグレバドス教信者の家臣だった。
彼はディリータが抑えていた異端者狩りを再度強化し、
ご大層な名分の元、軍を国中に派遣していた。
事情を知ったムスタディオは、急遽内密にオヴェリア様と謁見した。
何でも男はオヴェリア様すらないがしろにして、権力にしがみついているらしい。
どうやらちょっとした反乱勢力が形成されているようだ。
ディリータさえ王位に復帰すれば、この自体は治められる。
それまでは、何とか身を潜めていてほしい、ということだった。
異端狩りとなれば、まっ先に標的になるのはこの僕だろう。
事実、僕の所在はもう大体突き止められてしまっているらしい。
ムスタディオは焦っていたが、僕には正直初めから予想していたことでもあった。
だからこそ皆と別れて、人里はなれたところに住み着いていたんだ。
そして七日前。
山腹に陣営をはっている連中を見つけた。
いずれ僕達の住処を嗅ぎ付けるだろう。
もう時間に猶予はないようだ。
「どうしてそう頑固なんですか…!」
話の途中で、わざとアグリアスにつっかかる。
案の定彼女は怒り、声を荒げてくる。
「頑固なのは生まれつきだ!」
そして僕は、そんな彼女の神経を逆なでする。
「…昔は、こうじゃなかったのに。」
アグリアスはテーブルに拳を叩き付ける。
「そんなに私が気に入らないなら、他所で綺麗な女でも見つけてくるんだな!
私なんかより、ずっとお前に尽くしてくれるだろうさ!!」
…頃合かな。
ごめんねアグリアス、どうかさびしがらないで。
でも、君のことだからこうでもしないと、きっと僕についてきてしまうだろう?
………僕達、まちがっていたのかもしれない。
そう言い捨てて、外に飛び出す。
あぁやっぱり、後ろで怒鳴ってる。
本当にごめんね。
君のこと、心から愛してる。
だから少しの間だけ……、さよなら。
崖の上から、敵陣を見下ろす。
人数は百人といったところだろうか。
こっちは一人、か。
自嘲的な溜め息がこぼれた。
まあいいさ、僕だって死ぬ気なんかない。
懐から、ラファにもらった薬を取り出し、眼下にばらまく。
しばらくして見張りがひとり倒れた。
時間だ。
薬指にはめた指輪に口付ける。
もう一つの指輪の持ち主を想い、僕は崖を下った。
……あれ。
おかしいな。
こんなはずじゃ、なかったのに……。
アグリ…アス……。
……あれ。
おかしいな。
番号ミスった!すいません。
続き、夜までにかきます。お邪魔しました。
期待して待ってます
>>608 ぅがーいいとこで斬らんといてくれー。
待ってます(´・ω・`)
「立ち話もなんだ、入ってくれ。今、茶をいれよう。」
そこまではなすと、アグリアスさんは俺の話を制止し、家に引っ込んだ。
ずいぶん落ち着いたもんだ。
てっきり取り乱すものかと思っていたんだがな。
まあ、その方がやりやすい。俺は話を続けた。
「…少し前に、無事ディリータが復帰してな。
すぐさま異端狩りは中止、権威を握っていた大臣は牢獄いきさ。
反乱分子もみんなお終いってわけだ。
そのへんはディリータの手腕に感謝ってとこだな。
それで俺は、ラムザを追っていた奴らを見つけて何気なく接触した。
ところがどういうわけか、どいつもみんな妙にボンヤリしててな。
一人だけ嫌にオドオドしているやつがいたからそいつに話し掛けてみたんだ。
とにかく錯乱していたがな、大体のことはわかった。
討伐隊の連中は、ラムザにラファお手製の忘却香を嗅がされたみたいだ。
そいつは逃げようとして崖に落ちかけたところをラムザに助けられたらしい。
だが、あいつは代わりに崖から…
…あいつらしい話だよ、自分を殺しに来た相手を、殺すどころか逆に助けやがった。
水音を聞いたといっていたから、落ちたのは川のようだけど、半端な高さじゃない。
とにかく、今メリアドールやオルランドゥ伯が捜索にいっているから、
助けに行きたい気持ちは分かるが、アグリアスさんはここで…待っていて欲しい。」
チラリとアグリアスさんを見る。
ふざけるな、と怒号が飛ぶかと思ったが、ここでも彼女は落ち着いたものだった。
それどころかとんでもないことを言い出した。
「わざわざありがとうムスタディオ、よくわかった。
伯達に伝えてくれ。ラムザは探さなくていい、と。」
「なっ…!?」
一瞬耳を疑った。
何言ってんだ?
あんたを心配して言わなかったけどな、
あいつが落ちたのは、魔物がうようよしてるんで誰も近寄らないようなとこなんだぞ。
…まさか。
「アグリアス!あんたまさか…」
「諦めてなどいない。」
「……?」
「いってるだろう、よくわかった、と。
心配するようなことは何もない、ラムザはじき戻る。」
「………」
「だいぶ暗くなってきたな。
ムスタディオ、せっかくだから夕食でも食べていったらどうだ?」
俺は呆然としていた。
なんでそんな平然としているんだ。
あんたあいつの女房だろ。
心配するようなことはないだと。
あいつが誰の為に戦いに行ったのかわかってるのか。
あんたが冷静な騎士様だってのは知ってるさ。
けどな、こんな時にもそれを押し通すつもりなのか?
……勝手にしろ。
俺は黙って席を立つと、薄情者に一瞥してドアに手をかけた。
いや、かけようとした。
ドアは勝手に開かれたから。
そこにいた、ラムザによって。
ベッドに横たわるラムザ。
彼の肉体には無数の切り傷と、崖から落ちた時のものであろう深い傷痕があった。
アグリアスはその身体に優しく布をまいていく。
彼女は何も言わない、こっちを見ようともしない。
「…アグリアス、怒らないのかい?」
「………」
「 ムスタディオから……聞かされたんでしょう。」
「……あぁ。」
「…ごめん。」
「謝ることはない、彼の話を聞いて、お前に愛想をつかされたわけじゃないとわかって安心した。」
「そんなこと……。」
「怒ってなんかいない。強いていえば…。」
「……?」
「せっかく料理を勉強したのに、この様子では当分は粥しかふるまえない…というのが、
…少しばかりしゃくだ。」
「……ふっ、ははは…。」
突然、彼女は手をとめた。
「……やっぱり。」
「……え。」
「…だめだ。」
「………」
「私…、考えていたんだ。ラムザがいない間ずっと。」
「…何を…?」
「ラムザのことを…。
どうして帰ってきてくれないのか。私のことが嫌いになったのだろうか、…とか。
お前のこと、疑っていたんだ。
でも、やっぱりそうじゃなかった。
お前が出て行ったのは私のためだった。
結局私はラムザのことなんか何一つわかっていなかったんだ。
自分のことばかり考えていたんだ。
……だから、怒らない。怒れない…って」
「…アグリアス。」
「だ……けど…、」
突然顔を上げ、キッとラムザを睨むアグリアス。
その目には涙が浮かんでいた。
「怒ってる!怒ってるさっ!」
「………!?」
「お前はいつも正しいって思ってた…、でも違う!
こんなことをするのが私のためだと…、本当に思ったのか!?
とんでもない大間違いだ!こんなの、ちっとも嬉しくなんかないっ!
ひとりぼっちで目覚めるのも!
ひとりぼっちで歩くのも!
ひとりぼっちで生きるのも……ごめんだ!」
「………」
「…わかってる、それが私を想ってしてくれたことだって。
…悪いのは私なんだ!
お前があんなことを言い出した時に、お前が苦しんでいた時に、
何もわかってやれなかったから!
だから、怒ってる!お前にも、何より自分に!!」
「アグリアス…。」
「だけど…だけどっ、もう、そんなことしないから…。ラムザの言うこと…何でもきくからっ!
どこにも行かないで…黙っていなくならないでくれっ…!
私を捨てないでくれ!ラムザのそばにいたいんだ。
…お願い、だから…、ひとりに…しないで………。」
ラムザの襟にしがみつき、子供のように懇願する。
常に冷静、気丈な聖騎士アグリアス。
けれどそこにいたのは、愛するものを見失った悲しさに涙する…ただの女だった。
締め付けられるような切なさ、そして罪悪感。
胸の奥から沸き上がる、とめどない感情。
ラムザは思わず折れんばかりに彼女を抱きしめた。
力を加えれば壊れてしまいそうな、
ガラスのような、儚い感触。
「……ごめん、ごめんね…アグリアス。」
泣かないで。
君が悪いんじゃない。
自分のことしか考えていたのは僕の方だったのだから。
可愛いアグリアス。
愛しいアグリアス。
わかってやれていなかったのは僕の方だったのだから。
彼女を抱いたまま、彼はその耳元に囁きかける。
「…アグリアス…さっきムスタディオに向かって、
僕を探す必要はないっていってたよね…。」
「………ん。」
「どうしてそう思ったの…?」
「……ラムザは…お前が出て行ったのが…私のためなら…、
お前がこのまま戻らないわけがない…と思ったんだ。
…お前はいつも私のことを優先したから。
そんなお前が、このまま私を放っておくなんてこと、絶対にしないって…。」
アグリアス……。
「ありがとう。」
「え……?」
「…君はやっぱり、僕のことを一番よくわかってくれてるよ。」
「……そう、か…?」
「だから…もう一つだけ知ってて欲しい。」
「………」
「……僕だって、貴方なしじゃ生きていけないんだよ…。」
「………」
「…君を愛してる。だからずっと離したくない、離すわけ…ない。」
「……ラムザ…。」
「……ん?」
「……私も…愛している。」
「……よかった。」
「……うん。」
ラムザは悪戯っぽく笑う。
ふと、アグリアスはその頭に手をやる。
指に優しく絡み付くくせ毛。
涙でぼやけた視界。
まるで夢の続きを見ているような気分に、アグリアスは酔いしれていた。
「…ところで、」
「……うん。」
「お互い愛を確かめあったところで、一つお願いがあるんだけど。」
「……なあに?」
「……お腹がすいたから…、アグリアスのこげたお粥が食べたいな…。」
「……言ったな。」
「…あははっ。じゃあ、作ってくれる?」
「…もう少し、こうしていたい。」
「……そろそろ傷口が開いちゃうかも。」
「それぐらい我慢しろ…こんな美人、滅多に抱けないぞ。」
「…アグリアス…。」
「……ん。」
「…ただいま。」
「おかえり…ラムザ。」
・
・
男はそっと女の頬に手を添え、その涙を拭ってやる。
女は全てをその手にゆだね、安らかに目を閉じる。
ふたりはお互いの温もりを確かめあうように、何度も唇を重ねる。
真っ暗な寝室。
語り合う幸せな声だけが、いつまでも響いていた。
おしまいです。
>>557氏に触発されて夫婦喧嘩を書こうとしたんですが、なんでこうなったのやら。
番号ミスと、アグリアスをアグライスと打ち間違えて勝手に萌えていたことを謝罪します。
おつです!
あ、アグライス。すんごい食べてみたい。
>>621 久々の長文乙カレー
>>622 アグライスは食べていい。だが、アグリアスは漏れがいただく。
おつです
しんみりしたアグもかわいい…
そしてアグライスも蝶の名前
そういえば、うちのラムザは誕生日いじったから、アグリアスさんと相性悪くなっちゃったなぁ…。
ああ、もちろん俺の誕生日。
>>627 自分の誕生日を打ち込んでもアグたんと相性最高ですが何か?
つーか、アグたんはもらった'`,、'`,、'`,、('∀`)'`,、'`,、'`,、
とりあえず、活`
アグライス=アグたんのお粥か。
アグリアス「ラムザ、お粥を作ってみたのだが、食べてくれないか?」
ラムザ「わー、ありがと・・・アグリアスさん・・・お米が動いてるんだけど…」
アグリアス「米がなかったので、米のような虫を使ってみた。ダメか?」
ラムザ「ダメですよぉぉぉぉぉッ。ウボァーーー!!」
アグたんお手製アグライス
来客向け(日替わりランチ月曜ver)
ハンバーグオムライスのチーズ入りデミグラスソースかけ
ラムたん向け
うなぎの炊き込みご飯に
おろしニンニク、トロロ、おくら、生卵、牛の睾丸、猿の脳みそをかけてグチャグチャにかき混ぜたスペシャルランチ
with裸エプロンアグたん。
ラムザ「ベリーメロン! ベリーメロン! ブルァアアアアアーーーーーーーッッ!!!!!」
カリカリのお粥が出来上がります。
昨日の夜、アグが夢に出て来た・・(´Д`;
FFTのゲーム画面で、平原に横2列、互い違いに敵のナイトと弓使いがずらっと配置されてて、
アグリアス御一行は城壁の上に陣取ってた。アグの他には男弓と、何故か顔グラが変わってる
ピンク色の短髪のロリッ娘ナイトたん・・。そういえばアグの顔グラも変わってた。
シスターなアグが手を組んで、さわやかな風が吹く花畑の中でお祈りしてる感じの・・・
漏れって一体・・(´Д`;
アグのジョブは何故か風水士で、ユニット情報開いてみると、
何故かアビリティがひとつもセットされてなくて、何故かそこで漏れは
「ホーリーグレイル」なる盾を装備させてた。すると、アグのMoveアビリティに
「アグジャンプ」なる物が突如出現、アグのJumpの値が10に上昇。Moveは相変わらず3だった。
で、何故か装備も済んでて、シミター風の緑色の大刀、↑の盾、麦わら帽子、アグリアスのローブ、
靴は・・よく覚えてない。ご丁寧にも、各装備のヘルプメッセージまで付いてたよ・・。
脳みそ変色してるね、漏れ(つд`)
ピンク色の短髪のロリッ娘ナイトたんに浮気あげ
>>635 ↓
∩
\ヽ_( )
\_ ノ
∩_ _/ /
L_ `ー/ / /
ヽ | |__/ |
| ̄ ̄ ̄\ ノ
| | ̄「~| ̄( ) <アグスープレックス!!
| | | |
し' し' .
>>631 その場合
ラムたんの夕食:アグライス
アグたんの夕食:ラムたん
ということでよろしいのか。
ところで来週のFFTイベントのパンフ見ると、アグ本出す所多いのな。
アグまんが大王
>>638 お、もうパンフ入手したのかい?
公式サイト見る限りはそこそこありそうだね、アグもの。
>>631 すっぽんの生き血とマムシドリンクが抜けてるぜ。
>>631 そんなもんをラムザに喰わせた日にゃあ、逆にアグたんの体の方が心配ですよ?
>>641 よく言えば「一本気」
悪く言えば「視野狭窄」なアグたんには、そんな先のことは考えられません。
もうちょっと手前辺りの事で脳みそは桃色に変色中なのです。
ライスはいらんアグをよこせ
644 :
hc:04/06/28 18:04 ID:d/8TFW5m
脳みそ変色な方々に便乗
ちょっと草原で1輪の花を摘んでみちゃったアグたん。
見とれてるというかじっと見ていて、後ろから「何をしてるんですか?」とラムザに声かけられて、
びくっとして労働8号のような機械動作でぎっちょんと振り向く。
後ろ手に花を隠して「なんでもない」とクールに言ってみる。
ラムザはラムザで「・・・あ、よければこれ、どうぞ」と、アグの髪に一輪の花を挿す。
慌てたのか勢いなのか、アグたんはラムザの髪に手に持ってた花を挿す。
二人してお互いの顔を見れずにしばらく沈黙。
同じ挙動で『あの』とか顔上げてみたら、お互い同じ花を挿してたりする。
アグ「似合うぞ」
ラム「…う、それって僕が童顔だからですか?」
と拗ねるラムザに胸の擬音がきゅんとかはきゅーんとかなるアグたん。
アグ「そ、そう拗ねるな、素直にそう思っただけだ」
ラム「アグリアスさんこそ・・・綺麗です」
ボムの破裂寸前のように真っ赤になって蒸気を上げるアグたん。
・・・そんな場面が思いついた。
アグリアスは真夏に鍋焼きうどんを喰う女だよ。
無骨で生真面目はアグたんには、昔の少女漫画のような展開がよく似合う。
でも鍋焼きうどんに調子に乗って七味を入れすぎてむせちゃうんだよ。
アグリアスは一人でカニ鍋を食べきる女だぞ。
食った後はカニのハサミで
ラムザのプニプニほっぺをつついて腹ごなし。
少女漫画もびっくりのラブラブ展開を羅列するむさ苦しい貴様ら野郎どもの脳味噌は何色だ!
実際にあったら嫌なFFT聖騎士版
聖騎士アグリアスはその場の空気が読めない。
皆飲み会に連れてくのを敬遠している。
アグリアスが何か言うと必ず場が冷える。間が持たない。
冗談のつもりが氷点下の寒いジョークだったり、人の心を深く抉るアサシンダガーだったりする。
幹事役のムスタディオはいつも頭を痛めている。
アグリアスは酔っ払うと「説教&キス魔」になる。
無差別なようでいて、キッチリと相手を選んで説教&キス。
そしてパンチ。
そして頭突き。
そして相手の胸に顔を埋めて、愚痴を吐きながら泣きじゃくる。
最後はその相手の膝枕で高イビキかいて爆睡。
ここ数レスの妄想をまとめるとアグたんが
ゴッドねえちゃんになってしまうんだが
アグたんは超ゴッドで無敵なねえちゃんだが
ラムたんの前では乙女なのさ。それが全て。
変人アグたんはオヴェリアさまのひみつにっきの影響もありそうだな…。
>>657 25歳で生足ミニスカか……確かにアグたんに通じるものがあ(ry
それはさておき、毎日こうも蒸し暑いとアグたんもきっと水浴びしたくなるに違いない。
そこにラムザがうっかり来合わせてアタフタするに違いない。
>>658 ラヴィアリは見張り番してるのだが、ラムザが来たら
「あちらでしたら誰もいませんよ〜」「てゆーかラムザさんはあちらで水浴びして頂かないと困ります」
むしろ積極的にアグたんが水浴びしてるポイントに誘導するに違いない。
アグたん「ララムザ!?ラヴィアンとアリシアがいたはずじゃ!?」
ラムたん「ええ!?だって二人はこっちには誰もいないって!」
見詰め合う二人。
流れるBGM。
風のなかの昴〜♪
アグ×ラムはお互い好き同士なのに、ドキマギしていいだせない
一歩と久美のような関係が個人的には萌える。
もちろん一歩がアグたんな。
ダイとザルは間柴かよw
そして間を取り持つガフガリオン板垣ですよ。
ところでアグリアスをよってたかって輪姦する時は、
全部素っ裸にするよりも、青い服着て鎧着けてる時の方が萌えると思う。
理想的には、ズボンを半降ろしにされて、パンティは破かれて腿にかかってる状態、
胸は鎧着けたままで露にされない。そんな状態。
その格好で5人くらいに何度も何度も何度も犯されて、
服や籠手や鎧にペニスをなすりつけられ、
そして青い服が青白くベトベトになるまでザーメンをぶっかけられる。
そんなシチュのイラストやエロ漫画はないものか。
フェラさせて首元のキツイ襟の中に出して気持ち悪がらせるのが吉。
一応一般板なのでほどほどに…。
>>661 ラヴィアンとアリシアは青木と木村かも…w
>653 可哀相なのでレスする。
お互い歳をとりましたなぁ
メリ 決闘よ!!
アグ 望む所だ!!
ラム はぁ…また喧嘩してる…。
ムス 誰のせいかな〜ほんと。 ちらり
ラム ??
定番中の定番。だがそれがいい。
しかし鷹村で迷う罠
>>667 ムス 決闘だ!!
ラム 望む所だ!!
アグ はぁ…また喧嘩してる…。
メリ 誰のせいかな〜ほんと。 ちらり
アグ ??
と、いうのもちと観てみたい。
いやむしろ
アグ 決闘だ!!
ムス 望む所だ!!
ラム はぁ…また喧嘩してる…。
メリ 貞操の危機ね、ラムザ
ラム ??
と、いうのが(ry
ムスタとアグはジョブもアビリティも揃ってたから、
いつも二人一緒に歌と踊りで新人をサポートしてたな。
本編に絡まない脇役ベテラン同士でけっこうお似合いかもしれない。
ちょっとやる気なさげな所もご愛敬。
ラムザとかメリアとか「ッ!」とか叫びまくって激しすぎるからな…。
なに言ってんの!!
アグリアスは主役ですよ。主役
巨蟹生まれのアグたんは
ゴールドセイントになった場合、当然キャンサーの聖闘士(ホーリーナイト)のポジション。
必殺技は聖拳技「積尸気冥界波」
ちなみに磨羯のラムザはカプリコーンの聖闘士。
必殺技は「エクスカリバー」(見た目は地味だが)
そんなこんなで
アグ「決闘だ!」
ラム「…あんまり望んでないんですけど…」
ムス「なんでラムザはやる気ねーんだ?」
レーゼ「『勝った』方が今夜の『受け』になるんですって♪」
あ、アグリアスさんですか?
至急チャーシューメンとギョウザ一枚の出前を頼みます。
あとついでに野菜炒めも。早くねー。
>>674 ラヴィアリの姦計にまんまと引っかかり無銭飲食をやらかしてしまったアグたん。
ホーリーナイトともあろう者がまさか食い逃げなど出来るはずもなく、仕方なく皿洗いに
従事する羽目になるが、そんなところに面白半分で出前を頼む電話をかけてくるラムたん。
当然ラムザの横には声を押し殺して笑い転げるラヴィアリの姿。
本当は少しからかうだけの目的で、アグが出前を届けに来たら一緒に店に戻って
食べた代金も払って店主に謝ろうという寸法だったのが、注文を受ける電話の最後でアグが、
店主には聞こえないよう小さな声で「…覚悟しておけ」と呟いたことで一気に血の気が引く一同。
アグリアスさんは丸焼き系の料理が得意だというのに。
丸焼きは
意外とつくるの
難しい
季語無し。
なるほど、アグたんは料理上手ということか。
アグリアスさんが上手いのは野趣溢れる丸焼き料理だけです。
アグ「調味料のさしすせそ…?さ……砂糖かな。し……塩。す……は、おだ酢な? せ……? せ……セメント?
ラム「(((゚Д゚;)))ガクガクブルブル
料理当番がまわってきて、豚の丸焼きを作ったアグリアスさん。
手ずから丸焼きを切り分けて部隊の皆に配ります。
アグ「ほれラムザ、お前の分だ。我ながらいい感じに焼けてるぞ」
ラム「わぁ、ありがとうございます。でもこれ、どこらへんの部位ですか?見たところ内臓っぽいですけど」
アグ「心臓と肝臓と睾丸だ」
ラム「……えっと、アグリアスさんのお皿に乗ってるのは?」
アグ「豚足だ。歯ごたえがこたえられん」
アグリアス・オークス、トンソクとアワモリが似合う女騎士。
ところで週末のオンリー行く香具師は居る?
とびねずみ氏らの本も出るんだっけ?
684 :
681:04/07/02 10:39 ID:miUAqNUl
>>683 d
FFTのオンリー行くのはこれが初めてだから楽しみだよ。
いきたかったDEATH
>>680 おいおい、アグリアスさんには芋焼酎が似合うんだよ。
酔っ払ってくると、ラムたんにブフォ!と水しぶきでマーキング
口移し飲みなんて軟弱なマネは九州男児の俺が許さん。
聖剣技なんて飾りです。エロい人にはそれがわかるんです
>>686 その後酔っ払ったラムザにラムミルクでマーキングされちゃいます。
ところで、どなたか「THE MANIPULATOR & THE SUBSERVIENT 2」という本について
ご存知ないでしょうか?
本格中世ファンタジー野球浪漫
「 あ ぐ さ ん 」
作画:水島新司 原作:松野泰己
ラムたん「アグリアスさん、お幾つまで現役続けるおつもりですか?」
あぐさん「99歳(年齢カンスト)までだ。むろんお前も付き合うのだぞ」
ラムたん「…僕に99歳まで異端者続けろと」
あぐさん「さすればお前と私が同い年になるだろうが!ハァハァ」
ラムたん「そこまでじーさんばーさんになれば、4〜5歳の年齢差なんて意味なくなりますってば…」
691 :
hc:04/07/04 00:36 ID:JEXfV5bS
オンリー、こっそり見にいこうっと
俺は今から出発
オンリーはどうだったのだろう?
男性向けと小説本だけ買ってサッと帰ってきたけど、良かったよ。
作家さんがた…ありがとう…
>>690 俺の場合、もうけ話やディープダンジョン等をフルクリアしようとしても
だいたいアグたんムチムチ熟れ々々30歳ぐらいでどうにかなりますな。
そこまでやりつくすと、また最初からやり直そー、ということに。
どなたかエターナル・ベイビー・オリナス王子を99歳にした痴者いやさ猛者はおらんかね。
アグものも買えたので良かった。
いきたかったな
やはり女が多かったのだろうか
12時過ぎくらいに行ったが、パッと見で女多かったな。
ところで、このスレってやっぱり男だらけ?
>>700 リアルの性別はわからないけど、とりあえず心にチンチンは持っているはず。
…え!? アグで百合っすか!?
アグオヴェとかあるよ。
アグオヴェが最萌派だよ。俺は。
サークル参加は女の方が多かったな。一般は時間によって6:4位?
アグオヴェは百合じゃないよ。なぜならふたn(ry
同情しているアグリアスの人の良さに付け込んでその百合棒を(
今パンフ見返したら、アグ本結構あったんだな。
アレンジアルバム買ってさっさと帰ってもうたよ。
ここ数日、流れについていけない。
初カキコでいきなり流無視だが、
スニーカー文庫「ラグナロク」に出てくる近衛隊長(だったか?)が、文章的にアグたんを思わせるんだがどう思います?
あとよくわからんがSS一応書いたので機会があったら送ります。需要があるかどうかは分かりませんが。
アルマ以外のヒロイン役としてはメリアはかなり優秀なのだが。
・正義を信じた弟の悲劇的な死
・主人公を弟の敵と思いこみ付け狙う
・誤解が解け和解、仲間に
・悪魔に魂を売った親父が黒幕
・顔キャラで唯一ラストまでついて行く大義名分がある
・肉親を失い、騎士団もおそらく追放、天涯孤独の身に
・FFT唯一の姉キャラ
・「それは、今の父さんが以前の父さんと違うからよ」「自分自身より大切なものが出来たとき、それが愛なのかもしれない…」などの名台詞
・高い基本性能に、使えないアビリティ(笑
とかいうのをどっかのスレで見た気がする。
しかし
・登場が遅すぎ。仲間になるのはもっと遅すぎ
・(フードのせいで)女固定キャラの中で一二を争うぱっとしない顔グラ
・髪型が不明なので二次創作絵等描きづらい
という難点もあるわけだ。
ヒロイン候補としては、俺脳内ではラファと3位タイくらいだなあ。
1位は無論アグリアス。2位はアルマたん。
>>709 どう思います?と言われてもわからんちん。
ただアグリアス自体、ファンタジー物に登場する典型的な女騎士キャラと見て差し支えないでしょ。
アグの特徴を箇条書きで抜き出してみれば、おそらく貴方の言ってるそのキャラと共通項は多いのだろうし。
ゲーム本編においても、頭の固い忠義一徹な女騎士という役割以上のドラマを与えてもらってないうえに、
部隊に正式加入すれば出番のある話無し。
逆にだからこそ、脳内妄想の余地ビシバシラヴラヴブリバリムチムチという
凄まじくおいしい存在になっているとも言える。
あくまで俺脳内で。
ほんと、まっつんはいい仕事をしてくれたな〜。
>>712 でも逆に自分とは違うベクトルの意見を見るとなんだかなって思ってしまう。
キャラクターの全体像が見えるようになるために
もうちょっとイベントが欲しかったというのが素直な意見。
まぁこれはFFTキャラの誰にでも言える事なんだけど。
この速さなら言える!
アグリアスはマヨら〜ではありません。
>>710-711 メリアのエピソードに関しては
ベルベニアでいきなり登場→ランベリーでいきなり再会→そのまま勢いで仲間入り、
と、トートツ感が否めないんだよね。
その前後に弟イズや親父ヴォルとのやりとり、ラムザに対する葛藤なんてエピソードがあれば
印象も強くなっただろうにと思うと残念。
いっつもティアマットとメリアたんのどちらを残すか迷うのです。
716 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/06 02:14 ID:WF3Zh8L6
メリアは地味だが。
あの職業って、成長率がナンバーワンなので育てると攻撃力がとんでもないことに。
大抵の敵はアイテム破壊すると同時に即死だったような気が。
>>711 オヴェリア様とレーゼタンを忘れるとは何事か!!
アグは何たって最初期からいるしな。
俺の場合、二章に入る時に成長が分散するといけないから
汎用をラヴィアリラドだけにしてアカデミー生は除名。
すると人数の問題でアグは正式加入したら即一軍入りだから、
必然的にずーっと出ずっぱりになる。
正式加入はムスタの方が僅かに早いが、同行してた時間が違うんだよ時間が。
完成したから一応送りますわ。
或る少女の一日
春の陽気もうららかな或る日。
一人の少女が公園の近くの林の中で剣の修行をしていた。
美しい金髪を編みこみ、軽装ながら良く似合う青のタートルとスパッツ。
女の子としては長身で、顔立ちもぐっと大人び、スレンダーな肢体は年相応にはとても見られないだろう。
少女の名はアグリアス。
数え年で10歳。
年齢よりしっかりして見える彼女はオークス家の一子である。
一通り型をやって素振りをする。
しかし最近は素振りをすると知らず知らず独り言が出るようになった。
「あーあ。早く家に帰りたいなあ。」
ここ数日はふとした瞬間にこの言葉が口に出る。
父の仕事の都合でここ一月ばかり魔法都市ガレイランドに宿泊していた。
剣の道一筋の彼女にとってこの町はあまり好ましいものではなかった。
始めのうちはこの町に住む近所の子供達と遊んでいたが、魔法が出来た出来ないが話の中心で、
魔法に無関心な彼女にとっては、彼らと遊んでいても面白くもなんともなかった。
父には何度もせがんだがどうしても後一月はかかるといわれ散々駄々をこねたものだ。
母は「父上の言うことが一番正しい」と信じて疑わぬ典型的な貴族のお嬢様育ち。
一日中母に甘えるという手もあった。
娘に甘い母のことだからむしろ進んで甘えさせてくれるだろう。
しかしながら母は早くもこの環境になじんで新しく出来た友人をお茶に誘っているので、
それを邪魔するのは心苦しいし、それ以前に騎士道を敬愛する彼女にとって、その選択は己の許すところではない。
半月後には林の中に一人、ひたすら剣の稽古をするアグリアスの姿があった。
「全く。こんなところになぜ私がこんなに長く居なければならないんだ。
だいたい父上はいったい何をやっているのだ。こっちに来る前は『一月だけ』と言っていたのに。
後一月だって!?冗談じゃないぞ全く。こんな町一刻でも早く出たいというのに。母上も母上だ。
あんな軟弱ものたちと付き合って楽しんでいるとは。そもそも貴族たるもの魔法のような妖しげなものに興味を抱くなどともっての外。
貴族たるもの、常に周囲から尊敬の念を持たれるべき・・・。」
最近めっきり多くなった素振りをしながらの独り言も既に演説に近いものとなっている。
しかしだんたん口のほうに気がいって素振りのほうがおろそかに・・。
ゴツン!
「きゃあ!!」
木刀の鍔元の方が頭に当たってしまいうずくまってしまうアグリアス。
周りに誰も居ない中、ずきずきと頭が痛み出すと妙に寂しさが増してくる。
「ぐすっ、ぐすっ・・。」
ついに涙が出てきてしまった。
「うう、ううう・・。」
今にも泣き出してしまうかと思われた、そのとき。
「うわあああん、にいさん、にいさああん!!」
少し遠くで子供の泣き声が聞こえる。
普通なら釣られて泣いてしまう所だが人一倍プライドの高い彼女はぐっと、出始めた涙をぬぐって声のほうに歩いていった。
「あっ!」
泣き声の発信源は、かわいい女の子だった。
女の子は地面にへたり込んで泣いている。
「どっ、どうしたのだ?」
あまり小さい子供に慣れていないアグリアスだったが、考えるより先に体が動き、
女の子の頭をなでながらたずねる。
頭をなでるその仕草が自分でも驚くほど優しい。
急に出てきた少女に一瞬びっくりしたようだったが頭に感じる優しい感触にだんだん女の子は落ち着いてきた。
しばらくすると女の子はアグリアスを見つめ、目を潤ませながら口を開いた。
「にいさんとはぐれちゃったの・・。おうちにかえりたいよう・・。」
(うわあ・・・)
瞳を潤ませたそのかわいらしさに、いまだ恋を知らぬさしものアグリアスもクリティカルヒット。
顔を真っ赤にして硬直するアグリアス。
(このままこの子を連れて帰って妹にしてしまいたい・・。母上もきっと喜ぶゾー)
「おねえちゃん?」
そんな、少女に芽生えた無邪気?な出来心を加速させる、首をかしげて覗け込む愛らしい姿。
ぴょこりとはずむアンテナのごときくせっ毛。
(だっ、抱きしめたい・・。)
欲望が少女の中に渦巻いたが、そんなことをしたらまた泣き出してしまうかもしれないという内なるツッコミにかろうじて踏みとどまる。
「お嬢ちゃん、お名前は?」
ちょっぴり罪悪感があって少し硬いが、ようやく出した質問に、女の子は少し淋しげに笑って答えた。
「ぼく、おとこなんだけど・・。」
「ええっ!あっ、これは無礼なことを!すまない、この通りだ!」
騎士道を敬愛する彼女は相手のプライドもまた尊重する。
『性別を間違えるなど相手への侮辱も同然だ』とまじめな彼女は思った。
女の子改め男の子は地に頭を付けんばかりに土下座するアグリアスに慌てて言った。
「あのねっ、でも、しょっちゅうまちがえられるから、なれっこなの。だからきにしないでっ。ねっ。」
(幼いながらこの優しさはどうだろう。私にここまでの気配りができるだろうか?)
アグリアスは感動すら覚えた。
と同時にこの幼き紳士を必ず家に帰してやろうという使命感が湧き上がった。
「よしっ!貴公は必ず私が家まで送る!私に任されよ!!」
そう言うとアグリアスは男の子をおんぶして、林の出口に向かった。
男の子は少女のあまりの身替りの早さに多少面食らうところがあったが、
不器用だが優しい父と暖かく美しい母の姿を同時に見たような気がしてすぐに身を任せた。
そしてアグリアスもまた数分前とはまるで違う、生き生きとした表情をし始めていた。
「この男の子を知りませんかー?」と聞いて回るとあっけないほど簡単に身元がわかった。
男の子はここ数日この町のホテルに泊まっている貴族の息子だという。
なんと、その貴族こそがアグリアスの父の仕事の相手ではないか。
意外なほど身近に親が見つかり少し拍子抜けしたが、男の子のうれしそうな様子を見ると,
自分も素直に嬉しくなった。
アグリアスと男の子は手をつないで、足取りも軽くホテルに向かった。
途中、始めのころ一緒に遊んでいた、近所の子供たちに会った。
彼らはアグリアスの姿を見て目をまんまるとさせていた。
アグリアスはくすっと笑いながら彼らの前を通り過ぎていった。
しばらくして。
「ねえ、おねえちゃん。さっきのひとたち、おねえちゃんのともだち?」
急に思いもよらぬ質問が来たので思わずたじろいでしまうアグリアス。
と同時にこの男の子の観察力の鋭さに舌を巻く思いだった。
「うん・・。まあ、ね。でも私と彼らは考えが違うんだ。だから今は友達とはいえないな。ハハ。」
アグリアスは少し表情を曇らせながら努めて明るく言った。
男の子はしばらくアグリアスの顔を見つめたから言った。
「あのね、かんがえがちがうのはあたりまえだって、すんでるところがちがえば、ねんれいがちがえば、
まわりがちがえば。でも、おたがいがわかりあおうとすればだいじょうぶだって、じぶんからそうすれば、
あいてもそうするって。かあさんがいってた。」
「・・・・。」
この男の子はよほど素晴らしい環境に育っているのだろう。
自分よりどう考えても年下のこの男の子がこんなにも相手を気遣える。
アグリアスは今までの自分の態度を振り返って耳が痛い思いだった。
(私は・・・自己中心的過ぎたかな・・。)
アグリアスの口端にかすかに自嘲の笑いが刻まれる。
と、
「うわあ!」
急に男の子の叫び声が後方から起こった。
振り返るとひょろりとした男が男の子を担いで路地裏に逃げるところだった。
「おねえちゃあん!!」
男の子の悲痛な叫び声を聞きながらアグリアスは必死に男を追いかける。
体格的に言っていくら子供とはいえそんなに早くは走れない。
少女ながら長身のアグリアスといい勝負だった。
アグリアスは腰に下げた木刀を構えると
「しっかりつかんでろ!!」
と叫んだ。
男の子が必死に男の首につかまり、男が一瞬のけぞる。
その一瞬の隙を突いてアグリアスの手から木刀が放たれ、男の足に絡みつく。
男はバランスを失い地面に派手に転んだ。
「くそっ!」
男はすばやく立ち上がるとズボンからナイフを取り出すと右手に構える。
アグリアスは男が立つより一瞬早く木刀を取って構えた。
「この餓鬼、殺してやるぜ!」
いかにも軽薄そうな顔の痩せ男は殺意もあらわにアグリアスを睨みつける。
しかしながらいかにも離れしていなさそうなその態度に、アグリアスが怯えることはなくむしろ余裕が出てきた。
「何故この子を誘拐しようとした。」
「へっ、そんないい服きてりゃあ身代金がたんまり取れるにきまってらあ。」
なるほど。男の子の服は一見普通の服と変わらないが、よくみればかなり良い素材を使っている。
しかし一目でそれを見破るとは、誘拐犯としての素質はあるらしい。
「・・なるほど、貴様の天職らしい。」
「へっ、褒めてくれて、ありがとよっと!!」
言葉の終わりと同時に切りかかってくる痩せ男のナイフを左にかわすと手首を返して突いてくるナイフより一瞬早く、
払い抜けざまの胴切りが決まり男の体がくの字に曲がって崩れ落ちる。
「そんな奴は早めに更正させないとな。」
アグリアスは振り返りもせずに男の子の方へと向かう。
「おねえちゃーん。」
と嬉しそうに駆け寄ってくる男の子に微笑を返す。
その時。
空間を裂いて一筋の白線が引かれる。
そしてそれは男の子の肩に突き立った。
「きゃあ!!」
アグリアスは振り向くと一気に走りこんで男の顔面に強烈な蹴りを極める。
男は完全に崩れ落ちた。
それを確認すると急いで男の子の方に駆け寄る。
「だ、だいじょうぶか!?」
「へ、へいきだよ、おねえちゃん。」
涙を溜めながら安心させようとするいじらしさが胸を打った。
(私のせいだ。相手を甘く見すぎた。)
出血はひどくはないが放っておけば危険に変わりはない。
「くそっ、ポーションが一本でもあれば少しは・・。」
無い物をぼやいている暇はない。
(肉が締まる前にナイフを抜かないと!)
学校の授業で習ったことを思い出しながら袖をちぎって傷口を抑えながらナイフを引き抜く。
男の子は唇を噛んで必死に我慢した。
「痛かったら言っていいよ。我慢しなくていいから。」
「ううん、だいじょうぶだよ。」
男の子は無理に笑って見せる。
その顔がなんとも痛ましくアグリアスは涙があふれた。
「おねえちゃーん。」
と嬉しそうに駆け寄ってくる男の子に微笑を返す。
その時。
空間を裂いて一筋の白線が引かれる。
そしてそれは男の子の肩に突き立った。
「きゃあ!!」
アグリアスは振り向くと一気に走りこんで男の顔面に強烈な蹴りを極める。
男は完全に崩れ落ちた。
それを確認すると急いで男の子の方に駆け寄る。
「だ、だいじょうぶか!?」
「へ、へいきだよ、おねえちゃん。」
涙を溜めながら安心させようとするいじらしさが胸を打った。
(私のせいだ。相手を甘く見すぎた。)
出血はひどくはないが放っておけば危険に変わりはない。
「くそっ、ポーションが一本でもあれば少しは・・。」
無い物をぼやいている暇はない。
(肉が締まる前にナイフを抜かないと!)
学校の授業で習ったことを思い出しながら袖をちぎって傷口を抑えながらナイフを引き抜く。
男の子は唇を噛んで必死に我慢した。
「痛かったら言っていいよ。我慢しなくていいから。」
「ううん、だいじょうぶだよ。」
男の子は無理に笑って見せる。
その顔がなんとも痛ましくアグリアスは涙があふれた。
「ごめんなさい。わたしがもっと注意してれば。」
袖が徐々に赤く染まっていく。
必死に抑えているがアグリアスはパニック寸前だった。
こんな大量を血を見るのは初めてだし、その上こんな小さい子供から出ているのだ。
顔が紙のように白くなっていくのがありありと分かる。
ましていくらしっかりしているとはいえアグリアスはまだ10歳だ。
アグリアスは張り詰めた糸も同然だった。
「おねえちゃん・・。なんだか・・、さむいよ。」
その言葉にアグリアスの必死に抑えていたものが外れてしまった。
「だれかああ!!」
アグリアスは大声で叫んだ。
中天に向かって無我夢中で慟哭した。
「だれか助けて!この子を助けてあげてぇ!!」
アグリアスは泣き叫んだ。
目から大粒の涙をこぼしながら。
何度も、何度も。
「お願い・・・。たすけて・・・。」
ついに声をからしてしまい、それでも掠れるような声で言った。
「・・アス?」
遠くから自分を呼ぶ声が聞こえる。
「・・グリアス」
右手に持った袖がすっかり血に染まったのか、指に暖かいものを感じる。
燃え尽きようとしている命の暖かさ。
「アグリアス!!」
びくんとアグリアスが顔を上げると目の前に見慣れた少年らが居た。
「どうしたんだ?なんか助けてって聞こえたけ・・・ど。」
途中で先頭のリーダー格の少年、カイは気づいた。
「おい、この子にケアルラをかけてやれ、いそげ!」
カイはすぐに後ろに居たマリーナという少女に命令した。
マリーナはすぐに言う通りにケアルラをかけた。
アグリアスはその効果を目を見張って見た。
あれほど血が流れたにもかかわらず、男の子はどんどん顔色が良くなっていき、]
傷口もいつの間にか消えてしまった。
「これが・・魔法・・。」
「そう、白魔法の癒しの魔法の一つ、ケアルラ。少し疲れるけど便利な魔法よ?」
治療を終えたマリーナはにっこり笑っていった。
「もう大丈夫。すっかり元気になったわ。」
「おねえちゃん!」
男の子はアグリアスに飛びついた。
アグリアスは嬉し涙を流しながら男の子を抱きしめた。
「ごめんね、ごめんねえ。」
カイたちもついつい貰い泣きをしてしまった。
「ねえ、これからこの子を父親の所に連れて行ってあげるんだが、一緒に行かないか?」
アグリアスの意外な申し入れに彼らは顔を見合わせたが、すぐににこっとすると、
「いいよ。一緒に行こう。」
と答えた。
(私が意地を張っていただけなんだ・・。)
アグリアスは自分が恥ずかしくなった。
でも。
「おねえちゃん、よかったね。」
男の子の満面の笑みとその一言で気分がすっきりした。
「ねえ、マリーナ。」
「ん?」
「今度さっきの魔法教えてくれない?」
マリーナは優しく微笑んで
「いいわよ。」
と答えた。
「じゃあさ、アグリアス。代わりに俺たちに剣術教えてくれよ。」
「そうそう。あの男、この辺じゃ札付きの悪で通ってたんだぜ。巡察隊が驚いてたなあ。」
どうやらあの男は魔法などへの信仰心が微塵もなく、そのため魔法を主戦力にするこの町の人には、
手に余る存在だったらしい。
「ほう、殊勝なことだ。よかろう。明日からみっちり仕込んでやろう。」
「な、なんかこええな・・・。」
「ぼくも、ぼくもー。」
男の子が声を上げる。(ちなみにカイ等に女の子に間違えられたのは言うまでもない。)
ぴょんぴょんと飛び跳ねるその姿がなんとも微笑ましくみんなで笑った。
アグリアスは久々に心の底から笑えた気がした。
そして。
ようやく目的のホテルに着いた。
カイ達は気を利かせて先に帰っていった。
しかし長居すれば辛くなるのは分かっていたからエントランスで別れることにした。
「おねえちゃん・・・。」
アグリアスはしゃがんで男の子の頭を優しくなでた。
彼女にとってこの男の子は人生を変えてくれた存在だった。
今日一日は彼女にとっていろいろなことが起きた。
でもやはりこの男の子の存在は今日の経験以上に大切なもののように思えた。
名残惜しくないはずがない。
しかしアグリアスはこの町にそんなには居られない。
今朝まではあんなに出たかったこの町に、今はずっといたいと思っている。
我ながらそんな自分が可笑しかった。
「ありがとう、貴公のことは絶対に忘れぬよ。貴公は私の恩師だ。」
「・・・。」
「貴公はもっと大きな男になる。それこそ私など比べるべくもないくらいに。その時は私の元にきてくれ。貴公に我が剣を捧げよう。」
「うん。おおきくなる。おねえちゃんよりおおきくなる。そのときは、ぼくのおよめさんになって、おねえちゃん。」
少しずれてる気がするが、アグリアスは優しく微笑んで答えた。
「わかった。その時はお嫁さんにしてもらおう。」
そう言うとアグリアスは男の子の肩をつかんで優しくキスした。
「バイバイ。」
アグリアスは金髪を風になびかせ、夕日の中に消えていった。
男の子は見送った。いつまでも、いつまでも。
やばい、最高すぎる
むちゃくちゃ萌えた
「・・・というわけだ。ただどうしてもあの男の子の名前が思い出せん。なんかよく聞く名前の気が・・。」
酒の席で始まったファーストキスの話に、酔っ払ってしまったアグリアスは幼少の思い出を話してしまった。
「へえー。ファーストキスの相手が年端も行かぬ童とは、アグ姉もなかなかに獣ですなあ。」
そんなことを口走ったムスタディオはすでに『幻の左』によって窓を突き破って路上に倒れている。
「へえー似たようなことあるもんでしゅねー。」
「というと?」
ムスタディオを無視してラムザとアグリアスは話し始める。
ラムザもすでに酔っ払っていた。
「ぼくも6つぐらいの頃に、凛々しいお姉さんに助けてもらったことがあるんですお。」
「ほほうそれは奇遇だなあ。」
「そうですねー。ぼくもあれがファーストキスですねー。初恋の相手でもありますねー。だから僕年上がすきなのかなあ?」
「なるほど、そういえば私もあの男の子が初恋かも知れんな。あの男の子のかわいさは半端じゃなかったからな。」
・
・
・
みんな酔いつぶれて好き勝手やってる中、一人ちびちび飲んでいるメリアドールがぼそりとつぶやいた。
「・・・てえかあんたら分かってて言ってんじゃないの?」
おしまい
アグたんの言葉遣いがバラバラだったりするのはまだ完全体ではないからです。混乱してたらスマヌ。途中でラムザと分かっても言ってはいけません。下らんオチのために無駄な努力をしているのですから。
都市名は合ってるのか?FFT壊れて以来やってねえからもう設定がうろおぼえ。なら書くなという批判も甘んじて受け入れよう。つーかもう切腹。
PS(遺言)読んでくれた総勢2名の皆、おそまつさまでした。
読みますた
マジGJ!
GJ!
最後のメリアの呟きがなんかいい感じですな
ホントに2人だ・・。楽しんでいただけたようで光栄です。
>>719 やっぱり都市の名前違ったああ!魔法都市『ガリランド』でした。スマヌ。
>>731 ごめんなさい見逃してました。ウツダシノウ・・。
737 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/06 14:34 ID:IK9jtFFt
>>710 ヒロインメリアをラム公とくっつけといて
裏でこっそりアグとイチャイチャするのは俺という妄想が有るので狂おしくなるほど同意
>>735 乙っす。
10歳アグたんと6歳ラムたん激萌えですわ。
しかしホッペやオデコでなく、いきなり唇からとは。
アグたんたらケダモ(ryもとい、おませさん。
>都市名
『カレーランド』と間違えるよりかはまだいいかと。
神殿騎士メリアドール=水のオリビア
(終盤いきなり加入。設定だけはいろいろ用意されていた影の薄いヒロイン)
騎士アグリアス=風のシスティーナ
(特に重要人物でもないのに登場時のインパクトと顔グラの良さで一番人気!)
アルマ=カチュア
(マスコットかと思ったら、実はラスボスだった掟破りの正ヒロイン)
いかん、ぼやぼやしてたらイベントの話題が流れてしまった。
というわけでとびねずみさん、もみもみ士さん、従者さん、私の合作小説本を
日曜のFFTイベントで売ってまいりました。買ってくれた方ありがとうございました。
いずれ主宰のとびねずみさんが通販の用意をととのえて下さるはずなので、
興味のある方はお買い求め下さい。本の内容とか掲示板とかは
>>535のサイトに。
つーかぶっちゃけ結構な量の在庫があります。ホントお願いします。
あと、あまりラブラブエチーでないSSを今書いててます。
>>735 乙ー
戦う幼アグたんも可愛かったです。
しかし気を抜くとラムザ萌えになりそうに…呂律の回らないラムザ…ハァハァ
>>741 買いましたよー 二冊ー SS楽しみにしてますー
>>735 遅まきながら乙&GJです。
>>721での
>(このままこの子を連れて帰って妹にしてしまいたい・・。母上もきっと喜ぶゾー)
に(アグたん、それ誘拐!)と思わず心の中で突っ込んだw
>>741 俺もお待ちしとります。
久しぶりの長文SSだね。乙っす。
しかしまあいろんなアグがいるなーw
>>741 す、すみません。通販系統について載せました。
>>535のサイトです。
SS楽しみにしていますね。
>>742 2冊も! ありがとうございます。
>>735 ラムもアグも萌えですが、メリアに激しく萌えました。いいなあ…。
味方も一緒に爆裂破 ハイ!
(( (`Д´) (`Д´)
(/ /) (/ /) ))
< ̄< < ̄<
あぐあぐ探検隊!
あぐあぐ探検隊!
_(Д´ ) _(Д´ )
ヘ| |\ ヘ| |\
< <
>>746 ワラタ
ヲレモ
あと一歩で届かない ハイ!
(( (`Д´) (`Д´)
(/ /) (/ /) ))
< ̄< < ̄<
あぐあぐ探検隊!
あぐあぐ探検隊!
_(Д´ ) _(Д´ )
ヘ| |\ ヘ| |\
< <
空に 蒼い流星 夜の運河を 滑るようだね
二人 ビルの窓から 遠くの街を探していたよ
悲しい瞳で 愛を責めないで
何も言わずに 行かせてほしい
細いその肩を そっと抱きしめて
涙 キスで拭った
-間奏ー
「今さら疑うものか! 私はおまえを信じる!!」
「…王女になど、生まれてこなければよかった」
「悪いな…。恨むなら自分か神様にしてくれ」
「ムスタディオをやっつけろ(はぁと」
チャチャチャン♪
LONLY WAY この僕の
LONLY WAY 思うまま
走れメロスのように
LONLY WAY 行き先は
LONLY WAY 遙か彼方の 夢を探して ♪
ちなみにSHKはスーパー・ホーリー・ナイトの略。
やはりオンリ−効果でスレが活気づいてきたな。
>>709乙 やはりアグたんは天性のショタだな
fate買いたくなってきた。
あほ毛は父似、性格は母似?
もう少し踏み込んだ公式の設定集が欲しいよなぁ…。
アグたんは長身なイメージだがどうか。
ちなみにFateの人は154aと小柄。
漏れもアグは170前後なイメージがある。何故か。
755 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/08 18:12 ID:SIr8k6GU
>>750 その画像激しく良いんですが!
でも携帯だと半分っくらいしか見れなくて悲しいです……。
誰か80kbっくらいまで容量落としてアップしていただけないでしょうか……お願いします〜!
Fateとか月姫はPS2で出たりしないの?
エロゲーって高いし、あんまり売ってないし
ゲーム中にチンコ硬くなっても困るしやりたくないんだよねぇ…
安心しろ、「Fate」はぶっちゃけエロはヌルい。
アグと類似キャラとの比較ならともかく
さすがにそれ以上はスレ違いになるんで、
エロゲ板なりエロゲ評論サイトなりへ行ったほうが情報も集まるぞ。
>>755みたいなバカチン君みたいな輩にこれ以上湧かれても困るしな。
>>754 俺も長身かつモデル体形のイメージ。
柔よく剛を制すの精神で繰り出される聖剣技。蝶のように舞い蜂のようにぶった切る。
重たい騎士剣を振り回してるのは筋力ではなく強靭な腱と間接。そして脱ぐとスゴイ。
けれどその輝くような肌は目を凝らすと無数の戦いの傷跡が見えるのですよ。それを
知っているのは信頼できる部下ほか女性陣と、他にはアホ毛の三男坊だけですが。
MOVE4が許された女性キャラは、メリア、セリア、レディだけだし、
あまり背は高くないか、実は足が短いかのどっちかだろう。
メリアは170後半行ってそうだと思うんだけどどうだろう。
シャラポワよりは小さいな
「同じキャラでもジョブによってMOVEの値は変わるのだから、MOVEは身長と関係している
のでは無く、むしろジョブの衣装の重さや動きやすさに関係していると解釈した方が自然だ」と、
言うようなことを過去ログで読んだ気がする。
きっとラムザは二十歳過ぎまでじわじわと身長が伸びるタイプ
二章 ラム<アグ 三章 ラム≒アグ 四章 ラム>アグ
胸が邪魔してる
間違いない
アグリアスに思い切って告白したら
「私は騎士だ。この身を汚されようとも、心までは屈服しないッ!!」
ってマジ切れされちゃったよ・・・
>>766 「好きです、付き合ってください」って告白に対してならそんな返事しないだろ。
劣情丸出しで迫ったお前が悪いよ。
>>767 耳年増なアグが、べらぼうに勘違いしたんでは?
とりあえず形から入ってみるということで、
パツ金アホ毛の童顔キャラで、いかにも女性に慣れてないウブな坊や、
なんだけど僕一生懸命です!アナタのためなら世界を敵に回せます!
という姿勢を貫いてみたらどないだ?
それでいて夜は絶倫のケダモノかつテクニシャンに変貌すれば完璧だ。
意外性を演出するのは大事だぞ。
酒場ではミルクをたのむんだ。
そして夜はアグたんにミルクを頼ませるんだ。
そしてたっぷりと飲ませてあげるんだ。
ビックザ武道をぶっ叩いたら外側が崩れて中からアグたんが出てくる夢を見た。
…ハァ?
最近、ミルク・ジャンキー2とFFTを各1時間ぐらいで交互にプレイしてるんですけど、
ヤバイことになってます、俺の脳内映像。
>>772 それはガードの固い女騎士を虐めたい、
でも本当はアグたんを女神様として崇めたい、アゴでこき使われたいという
SとM相反する願望が貴方の深層心理でウンタラカンタラ…とフロイト先生も仰って(ry
アグリアスは正面からの回避率が異様に高い。
しかし敵の攻撃を避けまくっているうちに、
だんだんドランカーになってきてヌォォォとものすごい勢いで・・・・
マトリックス避けになるアグリアス。
>>771 え?アグたんに飲ませるの?
飲ませてもらうんじゃないの?
マトリックス避けでのけぞってるアグたんのおさげを引っ張りたい…
マトリックス避けのアグたんはおさげが支点になってるから、触っちゃだめだよ。
「ミルク」の意味がわかっていない
>>775はチェリー
吾輩はチョコボである。名前はボコという。
どこで生まれたのかあまり定かでない。なんでも薄暗い巣の中で、卵の殻を尻にのっけて
クエクエ鳴いていたことだけ覚えている。それが長ずるに及んで吾輩の住処となった
アラグアイの草原でないことだけは確かだが、ではどこなのかというととんと見当がつかぬ。
ただとんでもなく遠い所に違いないという、その証左の一つは吾輩の名前であって、この
近在のチョコボといえばアイスキュロスだのペンテシレイアだの、飼い主もいないのに
誰がどうして名付けたかというような麗美な名前が並ぶ中に、吾輩だけはたったの二文字で
ある。他にこんな名前の者を見たことはない。誰が吾輩に名を付けたのか、これまたまったく
覚えておらぬが、まるで風俗の異なる土地の生まれだと考えるのは間違いではなかろう。
かくのごとく生まれがわからねば、必然どこからこのアラグアイに来たのかも皆目覚えて
おらぬが、さいわい我々チョコボは生来旅人の性で土地柄などをあまり気にしない。
トレント達のように、余所者が根を下ろそうものなら総出になってこれを排斥するという
ようなことはないので、特に不自由なく日々を楽しく暮らしていたところが、ある日の散歩中
ゴブリンの襲撃を受けた。
ゴブリン属と我々は古来種族的な対立関係にある。向こうの言い分からすれば、
人間の乗用には大人しく供されるくせになぜ自分たちを乗せないかということが気に
くわないらしい。こちらにしてみれば人間だって好んで乗せているわけではない。まして
あんな毛むくじゃらで臭いにおいのする小まっちゃくれた連中を背中に跨らせるなどは
まったく御免である。さておきアラグアイの森のゴブリン共は我々と同様に木の実や
雑穀を好んで食べるので、生態学的見地からいってもはなはだ折り合いが悪い。今年は
冷夏と長雨で実りが乏しく、食べ物の奪い合いがことさら険悪になっていたところへ
ふらふらと森へ迷い込んだりしたのは、まったく吾輩の迂闊と言うほかはなかった。
集団で取り囲まれて、チョコケアルも追い付かず、これはもう駄目かと観念しかけた所へ
天佑が下った。天佑とはすなわち人間である。
「こんなところにチョコボが!」
「ゴブリンの森に迷い込むとはマヌケなチョコボだぜ」
大いにその通りで、返す言葉もない。現れたのは五、六人ばかりの、戦いの支度を
ととのえた人間達の集団であった。
「飼い慣らされたチョコボより野生のチョコボの方が強いって、以前ディリータが言ってたっけ」
「オヴェリア様をお救いするのに役立つかもしれないが……」
何やら勝手なことを言っている。彼らがどういう用事でここを通りかかったのかその時は
知らなかったが、しばらく話しあった末、彼らはその用事を一時中断して吾輩のために
ゴブリン共を駆逐してくれることに決めたらしかった。
かくて吾輩は今の主人、ラムザ・ベオルブと出会ったのである。
主人ラムザがその時分何をしていたのか、実は吾輩には今もってよくわからない。
王女だか誰だか、やんごとなき身分の方を追いかけていたらしいのだが、追いついて
取り戻したと思ったら別れ、別れたと思ったら又追いかけ、人間というものは物事をむやみに
込み入らせるからいけない。その王女を助けるのに役に立つとか立たないとか、そんな
ことで窮地にある吾輩の命を天秤にかけていた怪しからん女騎士がいたが、それでつまる
ところ吾輩が役に立ったのかどうかも判然としない。さておきその女騎士に部下が二人おり、
それが吾輩の世話係兼調教係にあてがわれた。
どだいメスというものは種族にかかわらずかしましいものと決まっている。ラヴィアンと
アリシアというこの二人がかわす会話によって、吾輩は自分の身柄をあずけたこの一党の
様子をだいたい伺い知ることができた。
「アグリアス隊長、今日もあまり召し上がらなかったわね」
「あのガフガリオンて男のせいよ。まったく腹が立つったら」
「この間私、お尻をなでられたのよ。どうしてあんな人に傭兵団長が務まるのかしら」
「部下には結構いい男もいるのにね。ラムザってあの人なんか、結構腕も立つじゃない?」
「私は少し気味が悪いわ。最初は大人しそうだったのに、なんだか人が変わったみたいで」
「頼りになるからいいじゃないの。顔は子供っぽいけど」
「隊長によからぬ気があるのかも知れないわ。この間話した時、きれいな人ですね、なんて
言うのよ」
「そりゃ誰だって言うでしょ。うちの隊長美人だもの」
ざっとこんな按配で、中身のないことおびただしい。アグリアスというのは彼女らの上司の、
吾輩の命を天秤にかけた女騎士の名前である。彼女らの話は半分方がこの堅物の上司の
話題で占められていた。アグリアス自身も時たま吾輩の様子を見にか、それとも部下の
監視のためか姿を見せることがあったが、吾輩を見てもねぎらいの言葉ひとつかけるでなく、
口を開けば堅苦しい騎士言葉で、つまらない女だと思ったのを覚えている。
当時、吾輩は隊に一頭きりのチョコボであったから、その忙しいことは実に類をみなかった。
昼間は敵に遭わなければ荷馬車をひき、遭えば戦いに出ねばならぬ。夜はチョコケアルで
傷ついた人間達の治療をし、急ぎの旅とて強行軍で進むことがあれば夜通し荷馬車を
牽いて歩かねばならぬ。まったく羽がすり減るほどの忙しさであったが、食事は朝晩たらふく
貰えたし、ブラシも一日おきにかけて貰えるのでさほど不満はなかった。我々チョコボは
人間達のように、人生にいろいろ余分なものを求めたりはしないのだ。
しこうして戦いの日々がいくばくか流れるうち、主人の運命はだいぶ激しく揺れ動いた
ようだった。
アグリアスとはライオネルにある陰気くさい城で別れたが、後からひょっこり戻ってきた。
もう一人髭面のガフガリオンという男はゼイレキレの滝で敵の回し者であると判明し、袂を
分かって以来姿を見ない。しばらくたってから聞いたが、吾輩の出なかったどこやらの
城門の戦いで主人が斬ったそうである。ルザリアに入った時には皆が急に落ち込んで
しまって、何ごとかと思っていたら、主人とその一味がまとめて異端とか何とかいうものに
指定されたらしい。これは人間特有のあの宗教という莫迦々々しいものにかかわることで、
吾輩の理解の外にあるが、ともかくも主人は世間に顔向けできない身分にされてしまった
らしかった。
吾輩の生活にはそれほどの転変はなかったが、ただささやかな変化としては、戦場に出た
時に人を乗せることが多くなった。以前は吾輩のチョコケアルが戦線における回復の要だった
のが、兵達の練度が上がり、他の回復手段も充実してくるにつれてそれほどでもなくなり、
かわって乗騎としての吾輩の足が重宝されるようになったものである。
好んで乗せているわけでない、などと先に書いたが、かといって必ずしも嫌々やっている
わけでもない。ぴかぴかに磨き上げた鎧を着込んだ騎士を背中に乗せて、勇壮な鬨の声を
聞きながら胸を張って戦場をゆくのはなかなかに勇ましい気分のするものである。戦いは
上の人間に任せておればよいので、固い鎧をおもいきりつついてくちばしを痛めることもない。
吾輩の背中に乗るという栄誉を誰が賜るか、それは時と場合によって様々だが、一番
多かったのはあのアグリアスという女騎士であった。吾輩に騎乗するということは吾輩の足を
借りるということで、つまり彼女はそれだけ足が鈍(のろ)かったのであろう。
人間達はこのチョコボの乗り心地がいい、このチョコボは今一つだなどと、ひとの背中に
間借りしておきながらいろいろ贅沢を言うが、我々の側にだって乗せ心地というものがある。
いったいに男よりは女の方が、やわらかい脂がよく付いていて感触がよろしい。同じ理由で
年寄りよりは若い方がよく、重いのはよくないが軽すぎるのもいけない。吾輩の主人は男に
しては尻がやわらかく、体躯も小柄なのでまずまずの乗せ心地である。最悪だったのは
一度だけ乗せた髭面のガフガリオンで、骨格がごつい上に身が筋ばっていて、乗せて歩くと
何だか妙な生き物が背中へ喰いついているようであった。おまけにとがった鎧を着けた足で
しじゅう吾輩の脇腹を乱暴に蹴るものだから、たった一度の戦いで吾輩の腹の羽がみんな
禿げてしまって、もう二度と乗せないと決めたっきりおさらばとなった。
かなり面白いです、続きキボンヌ
そうした点から言えば、アグリアスの乗せ心地はなかなかに悪くなかった。見た目は
細いが着痩せというのか、尻を乗せてみると案外にむっちりした弾力がある。また乗り方の
巧拙というのもあって、彼女はすこぶる達者であった。微妙な手綱さばきを感じ取ってさっと
敵に肉薄し、一刀のもとに切り倒して身をひるがえし、呼吸を合わせて深い沢を一息に
跳び越える様などは、自分で言うのも何だがちょっとした絵に描いてもらってもいいほどだと
ひそかに思っている。
かくのごとく吾輩の世話になっているので、先方でも吾輩に対する親しみがわいてくる
らしい。時折部下のかわりに自分で餌と水をもってきて、吾輩の背中にブラシをかけて
くれたりするようになった。そういう時、彼女はきょろきょろと落ち着かなげに周囲に目を配り、
まるで人目をはばかるような様子をすることがある。なぜそんな真似をするのか、吾輩の
世話をするのはそんなに恥ずかしいことかと訝しんでいたが、やがて謎が解けた。ある晩、
いつものようにブラシかけを終えたアグリアスは、周囲に人目のないことを確かめると、
おそるおそるといった風情で、おもむろに吾輩の羽の中に顔をうずめたのである。
はばかりながら吾輩、毛並みには少々自信がある。話があと先になるが、ずっと後になって
クラウドという新参者が入ってきたとき、一目見るなり、
「海チョコボかと思った」
と言われたことがある。何のことかわからなかったが言葉の調子からして誉められたらしい
のでくちばしを高くしていると、ふかい黄金色にかがやく羽を持つ最高のチョコボだと説明
されてますます得意になった。
アグリアスはその吾輩の毛並みに、どうも前々から目を付けていたらしい。世話に
かこつけてこれを味わおうと目論んだものの、気恥ずかしくてなかなかできなかったのが、
今晩思い切って実行に移したということなのだろう。
「ふかふかだなあ、お前は……」
などと言わずもがなのことを言って、吾輩の手羽のあたりに頬をのっけて、これが同じ
人間かと思うようなゆるんだ顔をしている。普段は眉をつり上げて偉そうな顔をしている
のに、なんとも可愛らしいものではないか。
しばらくして堪能したアグリアスは顔を上げると、どこで摘んできたのかギサールの葉を
一房くれ、口止めをするように人差し指を唇に当ててみせて、またきょろきょろあたりを見回し
ながら去っていった。もとより他人の秘密を吹聴するような下品な性根は持ち合わせて
おらぬが、口止め料までもらってはますます口が堅くなるほかはない。吾輩は息をひそめて
彼女を見送ってから、みずみずしいギサールの葉の青いところをゆっくりと味わった。以来、
時々こっそりやって来ては吾輩の羽毛に顔をすりつけるのは、アグリアスと吾輩のひそかな
習慣となった。
(続く)と入れ忘れましたゴメン
一旦ここまで。結構長くなりそうですが二三日中に完結させます。
イイヨイイヨー
トテモイイヨー
(・∀・)イイ!!
ネ申ですか?
GJ!
できれば改行をもっと使っていただけるとありがたい。
グッジョー昼寝士さん。
>吾輩の羽毛に顔をすりつける
いいよね、チョコボプレイ。
昼寝士さんGJ!!
でも折れ的にはアグたんが噛まれるのも書いてほすぃ。
きのうあずまんが見たもんで。
>779
>775は「アグリアスさんを妊娠、出産させて赤ん坊が横で寝ているのに
プレイを始め、子供に与えるはずの母乳をのむのではないのか。」といっているんだよ、多分。
アグミルクも良いがラムミルクも良いもんだぜ…。
あっ、アグたんのおっぱいで地震がぁぁぁーーーッ!!!
…なんだ、夢か。
>>796 どんな状況だったか、すんげー気になるじゃねーか。
とりあえず私にだけでいいから詳しく説明してみてくれたまえ。
ねちっこく詳細に、さらにはちょっとしたユーモアも交えて。
アグ乳アースクエイクをな。
>>797 面白おかしく書けないんで、マジレスだが。
ちょっとうたたねしてたら、アグリアスさんが出てきておっぱい揺らしてるんですよ。
そしたら急にドーンッと地面が揺れて、ラムザが「アグリアスさんのおっぱいで地震がッ!!」
みたいなこと言って目が覚めた。
そしたら地震が実際にあったみたいで。
地震起きなかったらどうなっていたのかが気になる…。
俺も欲しいなぁラムミルク…でも専売で一般には入手不可能なので、成熟された大人の味
シドミルクで我慢しようっと。
>>797 ちょっと待て
ソレをいったら藻まえの
>>773の尋常ならざるプレイによって生まれた妄想も気になるんだが。
>>798 私のアホ無礼なレスにマジレスしてくださり、ありがとうございます。
>>799 別段なんてことないすよ。
あのゲームの主人公とヒロインがやってる行為をアグたんラムたんで。
シドミルクは生産終了してますよ。
「雷神」の異名を持つシドミルクが生産終了などありえんッ
まー、皆さん
>>599で紹介されてる「あぐりみるく」でも食べに岡山に行けと。
ただ販売元の社名「アグリスポット岡山」を見て、なんかちょっぴりドキドキしたのは内緒だ。
ラムザならばアグたんのいろんなスポットを熟知しとることであろう、と。
【聖騎士アガリクス(23)】
_,,,......,,__
/_~ ,,...:::_::;; ~"'ヽ
(,, '"ヾヽ 〃⌒ソノ ^''ヽ,,)
^ :'⌒ii(((´゙リ))
|l.リ.゚ ヮ゚ノl 良いか、夏を乗り切るには「暑い時こそ熱いもの」だッ!
|(ノ |)
| |
ヽ _ノ ……中の聖騎士などいない!
U"U
アグ姐とうりぼう……
アグリアスさんののーぱんしゃぶしゃぶだったらいくらでも支援するよ。
先に述べた通り、吾輩はラムザ一党に随行する唯一のチョコボであったが、戦いを重ねる
うちに身内も装備も増えつづけ、馬車一台ではいいかげん間に合わなくなってきた。かくて、
吾輩にも後輩ができたのである。
名を闇風とカリュオペーという。闇風は黒チョコボで、父親が東の方から渡ってきたらしい。
あちら独特のほそく尖ったくちばしをしている。無口だが思慮深い雄である。カリュオペーは
燃えるような鮮やかな羽色の赤チョコボで、ラッドという若いのがフィナス河で死にそうになり
ながら調教して連れてきた。赤チョコボの常で驕慢にして乱暴だが、そこを我慢してつきあって
みるとなかなか気だてがさっぱりしている。
公正にして私心無きを旨とする吾輩としては恥を承知で言っておかねばならないが、
二頭とも若輩ながら戦いの場においては吾輩より強力である。闇風はきたえた翼で人を
乗せて空を飛ぶことができるし、カリュオペーはどうやるのか未だにわからぬが、はるかな
天空から岩を呼んできて敵の頭上に落っことすことができる。この二頭が加わってから、
吾輩が戦場へ出る機会はめっきり減った。もっともその分昼間の馬車牽きを頑張らねば
ならんから、必ずしも楽になったわけでもない。
しかしなんと言っても、身近に話し相手ができたのは嬉しい。人間達の会話を聞くのも
それはそれで楽しいものだが、如何せんこちらからは言葉が通じないという恨みがある。
「しかし、何だね」ある晩、とうもろこしの粒をせわしげに噛みながらカリュオペーが言いだした。
「私は野生だった時分にもずいぶん色々の人間を見てきたけれどもね。どうも一番わからない
のは、あの恋愛というやつだね」
「そうかなあ。僕は宗教というのが判らんが」
「あんなもの!」カリュオペーはくちばしの間からキュウ、というような音を漏らした。人間で
いえば鼻を鳴らして笑ったのに相当するだろうか。「我々だってドラゴンに遭えば畏れるじゃ
ないかね。それと同じものさ」
そんな単純なものではあるまいと思ったが、吾輩は思慮深く黙っていた。それを是認と
とってカリュオペーが続ける。
「そりゃあね、素直につがいになってるのは結構だよ。だがわからんのは、好き合って
いながらつがいにもならない、求愛さえしていない連中がいるじゃないか。雄と雌が求めあう
のは生けるものの本性だぜ。この雌とつがいたい、この雄の卵を生みたいと思ったら、
真っ直ぐにそうするのが本当だよ。それを何だ、うじうじと内攻してみたり、わざと気持ちと
逆にふるまってみたり、挙げ句の果てに不器用な恋だなんてわけのわからん名前をつけて
面白がっている。あれだけはまったく、理解を絶しているね」
翼を振り立てて朗々と弁ずるものだから、向こうの方で薪割りをしているラッドがこっちを
見ている。人目を憚らぬ演説好きには困ったものだが、主張自体は思い当たるところが
ないでもない。彼はおそらく、ここ数日犬も喰わないような痴話げんかを繰り広げている
タイラーとジルのことを言っているのだろう。
しかし吾輩は、それ以外になお典型的な例を一つ知っている。こちらの方がより微妙な
ケースなので、おそらくこの赤チョコボは気づいていまいから黙っていると、それまで一心に
地面をつついて小虫をほじくり出していた闇風が顔を上げてぼそりと言った。
「私らの隊長とアグリアス女史がそうだね」
すると我が意を得たり、とばかりにカリュオペーは大きく頷いた。「正に然りさ。あの二人が
互いに憎からず思っているのなんて誰が見ても明らかじゃないか。我々だけじゃない、
人間達だって皆わかっているよ。否本人同士だって気づいていない訳はないんだ、それでいて
あのざまなんだからね」
してみると、彼は吾輩が思っていたのより目が利くらしい。少しく驚いた顔をしていると、
それを違うように解釈したか、くちばしの端を持ち上げて、
「何だ、君は気づいてなかったのか。思慮深いようなことを言う割に、存外鈍いんだね」
小馬鹿にするように言うものだから、吾輩も多少頭の毛が逆立った。冗談ではない、
戦場でならいざ知らず、人間観察の眼力において間違っても彼らに後れをとるような吾輩
ではない。
「気づいてないだって? 莫迦なことを言ってもらっては困る。言っておくが、あの二人が
今のような状態になったについては少なからずこの僕に与っているんだよ」
今度はカリュオペーが、驚いた顔でこちらを見た。闇風も首を曲げてのぞき込み、黒い珠の
ような目玉に吾輩を映している。いらぬことを言った、と思ったがもう遅い。あの二人の仲を
推し進めるために吾輩が一助となったささやかな事件について、一席話して聞かせねばならぬ
ようになってしまった。
その顛末についてここに述べるのは吝かでないが、その前にこれまでの経緯について
説明をしておいた方がよかろう。
そもそも、先にひいたラヴィアンとアリシアの会話からもわかるように、我が主人ラムザは
かなり早い頃からアグリアスに好意を持っていたらしい。吾輩が隊に加わった頃にはすでに
そうだったらしいのだが、やんぬるかなアグリアスは極めつけの朴念仁であった。男の手を
握ったこともないこの女騎士はラムザの遠慮がちな好意にまったく気づかず、それでいて
戦う仲間としてのラムザにはそれなりに好印象を持っているものだから、それはそれは何度も
巧まざる肩すかしをラムザに喰わせてきたらしい。しだいにラムザの方が疲れてしまって、
アグリアスに対して好意を示し、自分のことを好いてもらおうとする試みを諦めてしまった。
いわゆる、秘める恋というやつに移行したのである。
ところが皮肉なことに、ちょうどラムザが諦めた頃になって、今度はアグリアスの方が目覚め
だした。つまり、男としてのラムザを意識するようになったのである。そのきっかけが何なのかは
一概にいえまいが、ともかくも今度はアグリアスが追う側の立場となった。しかしながら彼女は
男の手を握ったこともない朴念仁である。おまけに相手の男はとっくに諦めてしまっている。
そして好意を受ける立場になって初めてわかったことだが、実はラムザも相当の朴念仁であった。
かくして、お互い憎からず思っていながら遅々として求愛の進まない、カリュオペー言うところの
理解を絶する状態が生まれたのであった。
吾輩が関わった事件とは、この第一の状態から第二の状態へ移行するきっかけの一つとも
なったのではないかと思える出来事である。
アグリアスが時々こっそり吾輩の毛並みへじゃれつきに来ることについては先に述べたが、
赤と黒の二色のチョコボが増えてもそれは変わらなかった。どうやら吾輩の羽がもっとも
肌触りがよかったらしい。
ある晩のことである。例によって吾輩にもたれかかってうっとりしていたアグリアスが、疲れが
溜まっていたのか、そのまま眠り込んでしまった。うたたね程度なら前にも何度かあったが、
この時は多少ゆさぶってもびくともしないほど深々と眠っており、いささか戸惑いを覚えた。
涼しい風のふく秋口の晩のことで、起きていて風を受ける分には心地よいが、人間が夜具も
なしに眠ったら確実に体をこわす気温である。立ち上がって振り落とせば目を覚ますだろうが、
緊張のほどけきった寝顔を見ているとそれも申し訳ないようで、どうしたものかと困じ果てて
いたところへ、向こうの天幕の端から我が主人ラムザが顔を見せた。
これこそ天佑である。吾輩はアグリアスが頭をのせている右の翼だけを極力動かさない
ようにして、残りの左翼と首をさかんに振り立てて主人の注意を引いた。暗闇の中に吾輩の
金色の羽は目立つ。案の定、ラムザはすぐに気付いて何事が起こったかと小走りに駆け
寄ってきた。
吾輩の翼に顔を半分うずめて、あどけない表情ですやすや眠りこけるアグリアスを発見
したときのラムザの顔こそは見物であった。鬼の霍乱を見たような顔でしばし呆然と立ち
つくしていたが、やがて吾輩がわざわざ呼びつけた意味に気付いたのだろう。急いで走り
去り、すぐに毛布をかかえて戻ってきた。
「ありがとう、ボコ。ついでにもう少し動かないでいてくれるかい」
どうせここは吾輩の寝床で、あとは寝るだけである。一向に構わないからクエ、と小さく
鳴いて肯定してやると、ラムザはアグリアスの肩へそうっと毛布を掛けまわし、その傍らに
しゃがみこんだ。そのまま何をするでもなく、にこにこと寝顔を眺めている。別に吾輩の目を
はばかって手を出しあぐねているわけではなく、そのままで満足らしい。カリュオペーの言い種
ではないが、人間族の恋愛とはまことに迂遠なものである。
放っておいたらまだ当分眺めていたに違いないが、生憎アグリアスの方がしばらくして
目を覚ました。毛布の重みで寝心地が変わったのだろう。半開きのとろんとした目をさまよわ
せて、ほどなく自分にかけられた毛布と、それを持ってきた人物であるところのラムザに気付いた
らしい。少しの間の後、ものすごい勢いでその頬に血が上ってきた。まだ食べたことがないが
海に棲む蛸という生物は茹でるとこんな風に見る見る赤くなるそうだ。
「ラ、らむっ、ラムザ!? あ、あれっ、あの、なぬッ、どうしたのだこんな所で!」
後にも先にも吾輩は、この時ほど狼狽した彼女を見たことはない。吾輩を蹴り飛ばしかねん
勢いで跳ね起きたアグリアスはなおもまとまりのつかぬ言葉をいくつか口走って、それから
ラムザに宥められてようやく落ち着きを取り戻したようだった。頬はまだ赤い。
その後どういう会話が交わされたか、吾輩もだいぶ眠くなってきていたのでつぶさに覚えては
おらぬが、要するにこのひそかな趣味については余人に語らず秘密にしておく、という協定が
二人の間に取り交わされたらしかった。残念ながら吾輩だけの秘密ではなくなってしまった
わけであるが、翌朝の主人は滅多にないほど上機嫌で、朝食に上等のはちみつ菓子を二つも
つけてくれたので大いに結構だった。一方アグリアスは上機嫌という様子ではなく、朝から
そわそわして落ち着きがなかったが、しかし決して不機嫌ではなかった。
「まあそんなところさ。それからも彼女はちょくちょく吾輩のところへ来るが、もう眠り込んだりは
しないね。また同じことがあったら、主人を呼んでやろうかと思っているけれどもね」
吾輩は慎ましく話を終えて、とうもろこしの残りをかじった。カリュオペーが大きく頷いて、
「いやまったく、君は善い事をしたよ。私もかねがね思っていたが、あの二人をどうにかしようと
思ったら外力をもってする他はないね。今度アグリアス女史を乗せることがあったら間違えた
ふりをして隊長の頭の上に投げ落としてやろうかと思っているくらいだ」
「まあ、ぼちぼちにしておきたまえ」激情家のこの赤チョコボを放っておいたら本当にやりかね
ないので、吾輩は内心多少の賛意をおぼえつつもやんわりとたしなめた。闇風も小虫から
こっちへすっかり興味が移ったらしい。いつになく首を伸ばしてきて、
「だが、人間にもそれ相応の事情があるんじゃないのかな。大義をかかえている身で、
色恋にかまけたりするのは許されない、とか何とか、この間言っていたのを聞いたけれども」
アグリアスの足代わりとなる役目は吾輩から闇風に移りつつある。ここのところは毎日の
ように彼女を背中に乗せていたから、些細な会話も耳に挟むのだろう。だがカリュオペーは
またしてもキュウ、と笑って、
「そんな科白を口にすること自体、本心では色恋にかまけたいと思っている何よりの証じゃ
ないか。大体、いやしくも動物として生まれた以上、子を産み残す以上の大義がどこに
あるものか。だから私が常々言っているように、人間はばかだというのだよ」
いつもの断定的な口調で勝手に話に結末をつけると、それで気がすんだのかカリュオペーは
得意げに二、三回まばたきをして、あとはさっさと眠る姿勢に入ってしまった。相変わらず
我儘な雄である。
彼の人間理解は彼の性格同様、いささか単純で速断的に過ぎるが、主張するところに理は
ある。我が主人ラムザと女騎士アグリアスのはかどらぬ関係については、我々のみならず、
ざっと見たところではどうやら隊の人間ほとんど全員が、多かれ少なかれ気にかけているらしい。
人間とはつくづく暇な生き物だと思ったが、結局の所吾輩らも大した違いはないのかもしれぬ。
そんな感慨を抱きつつ、その晩は眠りについた。
(続く)
乙
なんかタチコマ思い出したw
乙です
正直、新鮮で面白い
乙ぅ
続きが楽しみです。赤チョ萌え
>>772 アグーワロタ
乙っす。
やはり一般教養として漱石ぐらい読んでおくべきかと焦りだす今日この頃。
>>805 アグーだけならともかく、アヨーときた時点で腰がくだけるw
週末にやっと映画のとろいを見に行ったわけですよ。
んで部族の勇士同士を戦わせてそれでこの戦は終結だ、とかいって
呼び出されたのが ボアグリアス。
ボがついてても アグリアス。
最初ボを聞き逃して、ふつーにアグリアスって聞こえてさ、
いろいろ考えたよ。
ギリシャ時代だから女なわけはないけど、見目麗しい男だったら?
とかさ。
筋肉だるまでした。泣けるほど。あそこまで筋肉を鍛えたのは
凄いと思うけど、なんつーか違う……。
>昼寝士さん
この話はどう終わるのか楽しみだ! がんがってくだちい。
819 :
青空航路:04/07/12 19:00 ID:hhxSCeYs
ラムザ:「今一度お聞きします!今もまだ貴族に戻る意思はありませんか!?」
アグリアス:「返り血を浴びまくって真っ赤々な甲冑をまとう貴族がいるか!?」
「私は死ぬまで剣を携え屍の山を築きまわるのだ。」
ラムザ:「僕には冥府魔道としか思われません・・。」
メリアドール:「どちらかというと血で真っ赤々な甲冑をまとうホーリーナイトのほうがいないわね・・。」
昼寝士さんGJ!流と関係ないけど思いついたんで送りまーす。。
やばい面白すぎる
ボコ、除名してすまなかった
ここのSSは優秀ですな。
さて、上機嫌の話をしたからではないが、今度は不機嫌の話をしよう。実のところ、
アグリアスはここ数日すこぶる不機嫌である。
原因ははっきりしている。彼女は焼き餅を焼いているのである。
「アグリアス様、そんな風に怒っていらしては体に障りますよ」
「うるさい。下らんことを言う間があったら仕事をしろ」
しかも度し難いことに、彼女は自分でそのことを認めてさえいないのだ。吾輩も
カリュオペーに同意したくなってきた。
話はメリアドールという女騎士が主人に説得されて隊に加入してきたことに端を発する。
我々の隊には入ってくる者は多いが、出てゆく者は少ない。この女は元々主人に敵対する
一団の人間で、ひとの身に着けた鎧や兜をぶち壊すという物騒な剣の使い手だった。その
特性ゆえに彼女との戦いには吾輩も久しぶりに駆り出されたので知っているのだが、どうやら
彼女の弟が主人に殺されたとか、それが誤解だとか、何だかそういったような因縁がある
らしい。その辺のことはしかしあまり重要でないので、問題はこのメリアドールがどうも主人を
憎からず思っているらしいということである。
吾輩の見るところこの女、だいぶ武骨な部類には入るものの、木石のごときアグリアスと
比べればまだ相当に女らしさを備えている。何しろ普段に女言葉を使うというだけで印象は
違うものである。またアグリアスより積極的でもあるらしく、ここ数日はあからさまな好意をもって
ひっきりなしに主人にくっついているのを見かける。これはアグリアスがやりたくてもどうしても
できないことであり、当然のこととしてアグリアスの旗色は悪い。
旗色が悪ければ挽回すればいいものを、そこでつむじを曲げて内攻してしまうのがまた彼女の
悪いところである。今日は朝からラムザの顔も見ようとせず、吾輩の寝床へやってきてむやみに
掃除をしている。見かねて部下二人が手伝いに参じたのがさっきのこと。もとより簡易に
しつらえただけの我々の寝床の掃除に三人もの人手は必要ないので、後ろの二人はのんびりと
手を動かしながら雑談をしている。
「でも、ラムザ隊長ってもてるのね。今日も朝からメリアドールさんと一緒で」
「オフェーリアがやきもきしてるのよね。この前ラファに、隊長の好きな食べ物はって訊かれたし、
たまに街へ出て買い物なんかすると、店のおばさんや娘が騒いで大変なのよ」
一言ごとに神経を逆撫でするようなことを言うものだから、そのたびアグリアスの箒をさばく
手が荒々しくなって吾輩としては大変迷惑なのだが、どうも向こうは承知の上でやっている
らしい。とうとう、堪忍袋の緒が切れた。
「うるさいと言っているだろう、お前達! さっきから聞いていればつまらんことばかり、ラムザが
誰に好かれようが嫌われようが、私達に何の関係がある!」
寝藁のいっぱいついた箒を留杭へ叩きつけたものだから、藁がそこら中へ飛び散って、吾輩も
人間達も大いにむせた。それで毒気を抜かれて、アグリアスは憮然として掃除に戻る。調子に
のってラヴィアンは大げさにため息をつき、アリシアはしずかに首をふってみせた。
この二人は元部下だけあってアグリアスの恋愛沙汰についてはきわめて関心が深く、毎日
我々の世話をする合間の雑談にその話題が出ない日はないと言ってもいい。実のところ隊の
人間関係、特にラムザを中心とする女達の問題に関する吾輩の知識は半ば以上をこの二人に
よっている。
「でもそういえば、今朝からラムザ隊長はアグリアス様に会いたがっておいででしたよ」とアリシア。
「…何?」
「メリアドールさんがずっとついていたから、ままならないご様子でしたけど。アグリアス様は
どこかって、二度も訊かれましたもの。それなのにアグリアス様は魔物狩りにいったり、こんな
所にこもったりしてらっしゃるから」
「ラムザが私に特段話があるとは思えんな。大した用でもなかろう」
ぶっきらぼうに答えるアグリアスだが、強いてそうしているのは吾輩にもわかる。ほんの数秒前
までと背中の気配が違う。だがアリシアはそれ以上何も発言せず、しごく真面目に掃除をして
いる。アグリアスの方は自分から話を終わらせてしまった手前あらためて切り出すわけにも
いかず、やはり掃除を続ける。黙々と我々の寝床が綺麗になってゆく。
アグリアスの痺れがそろそろ切れようかという時、アリシアが大きく息をついて箒とブラシを
傍らに置いた。
「一段落しましたね。あとは片付けだけですから、私達だけでできますわ。ね、ラヴィアン?」
「ええ」と、ラヴィアンも大きく体を伸ばす。
確かに寝床のまわりはすっかり片付いている。率直に申せばいささか過剰に綺麗である。
こんなに熱心に寝床の掃除をしてもらえたチョコボはイヴァリース全土にもそうはおるまい。
それくらいだから、アグリアスにも返す言葉はない。しばし立ちつくしてあたりを見回し、ここに
残る理由を探しているのか、ここを去る理由を探しているのか自分でも釈然としない風であったが、
やがて勃然と胸中に沸き起こるものがあったらしい。
「では、うん。後は任せたぞ。しっかりな」
箒をそこらへんに立てかけると、吾輩への挨拶もそこそこに驚くほど足早に立ち去っていった。
ラムザを探しに行ったのに相違ない。見送る二人は後片づけをしながらくすくす笑っている。
「二度も訊かれたって本当?」
「ううん、一度だけ」
実にもって見事な上司操縦術である。この二人はラヴィアンが直球、アリシアが搦め手を
担当しているらしく、似たような場面を吾輩は何度も目にした。
その後どうなったのか吾輩は知らぬ。だが、次の日からアグリアスの不機嫌はいくらか
収まったようであった。その代わりにメリアドールの機嫌が斜めになったようだが、彼女は
普段から吾輩の世話など余りしてくれないのでさして問題はないのである。
(続く)
乙です。
「ありがたい、ありがたい」
乙〜。
お茶どーぞ 且~
乙ー。 ラヴィアリに操縦されるアグ萌え
>>819 しかし
>819さん
今は……
アグたんを攻める新たな妄想が次から次へと溢れて止まりません
>>ラヴィアンが直球、アリシアが搦め手
このスレのSSって大抵そうだよね。
なんでだろ。
それはともかく激しく乙です。
「アリシア」という響きが「清楚なキャラの名前っぽい」感じがするようなしないような?
で、残るラヴィアンがおてんばというか、かしましい系という役割分担になるのでは。
超適当な例を上げると
「逮捕しちゃうぞ」の婦警コンビあたりもそういうキャラ分担か。
女が三人寄れば姦しいとはよく言ったもので、
ラヴィアンがボケてアリシアがそれにのっかり、アグが
それを叱る、と言う不動の黄金パターンが暗黙の
了解として存在するのだろう。
トリオ漫才みたいなものか?
と、例を挙げようと思ったがオサーンであることがバレるので自粛。
>>828 いやそうでもないぞ。
とびねずみさんのSSではアリシアがお喋りでラヴィアンがおしとやかだし、
従者さんのSSではアリシアがおてんばでラヴィアンが苦労性だ。
2、3スレに一度くらい「俺脳内ラヴィアン&アリシアはこんな」ってネタが出て、
そこではラヴィアン勝ち気/アリシアおしとやか設定が主流だった気がする。
その時の解釈では、初期状態でのBraveとFaithがアリシア:61/62、
ラヴィアン:62/61で、わずかな差ながらラヴィアンの方が肉弾戦向き、と
いう所から印象づけられているんではないか、という話だった。
ラヴィアンが攻めでアリシアが受け。
しかしアグのなりきりスレは目も当てられない状態だな。
なりきりなんて興味ないし。
それより異端スレが…ない?
アグのなりきりスレなんてあったのか…。
>>831 なら俺が一例挙げさせてもらうか。
あの3人は
B21スペシャル
アグ:ヒロミ
ラヴィアン:デビッド伊藤
アリシア:…えっと、ミスターちん(『ちん』はひらがなでいいんだっけ?)
そんなキャラなのかアグって…?
ネプチューン
アグ:名倉
ラヴィアン:泰造
アリシア:ホリケン
百年の恋が冷めてしまいそうですorz
女性漫才(?)トリオといえば
森三中
アグ:黒沢
ラヴィアン:大島
アリシア:村上
だから現実の漫才トリオにたとえるのは止めようってw
関係ないけどメンバーの名前確認しようと思って森三中の公式ページ見てたら
大島の日記が何気に面白くて見入ってしまった。
ヽ(`Д´)ノ
漏れもアリ=清楚、ラヴィ=活発っていうイメージがあったんだが・・・・
漏れラヴィアンの事ずっとラヴ「ァ」アンだと思って
「読み難い名前だなー」とか言ってた覚えがある_| ̄|○<ゴメンヨラヴィ
アグ「人の夢と書いて儚い…。何か物悲しいわね。」
アリ「なにこんなところで気取ってまんねん!」
ラヴィ「あんさん上司に向かってそりゃ−ないがな!」
『ギャハハハハ』
「聖光爆裂波!!」
いや…ゴメン
ラヴィ「ラヴィアンでーす!」
アリ「アリシアでーす!」
アグ「…ミナミハルオデ、ゴザイマス」
沈黙
ラヴィ(ちょっと!二人同時に『ツッコむ』て打ち合わせしたじゃない!)
アリ(だってぇ、アグリアス様の無表情が怖すぎるんですもの…!)
結論:アグリアスさんに「お笑い」は向いてません。
アリシアと言えばLIVE A LIVEですよ
思い出して鬱...orz
さっきラヴィアリに操縦されたアグたんが対ラムザ用の勝負水着を
買いに行くのを見かけたんだが。
>>846 アグたんにそんな難しいポジションをまかせちゃイカン
もっと…リアクション系?箱の中身はなんでしょねとか。
お笑い、女性、トリオ、と言うと…「かしまし娘」?
…とか思ったところで、そういえばアグリアスさんって歌唱力あるんだろうか? という素朴な疑問が。
>>848>>850 つまりアグたんに人魚姫スタイルになってもらい
竪琴でも持って歌ってくれれば無問題。
ラーナー海峡の荒波にも負けず拳、もといコブシをきかせて歌ってくれるさ。
勝負着ぐるみなどと言ってはいかんぞ。
一応、上はビキニなんだからな。
つまりあれですか、アグリアスさんはぴちぴちボイうわやめろなにをs
悪い、アグたんの勝負着ぐるみは「ガチャピン」だ。
あれを着れば地球上どこに行っても真剣勝負ができる。
勝負『水着』のほうは無難にセクシー系でどうか一つ(俺個人としては競泳用を)
貝殻ビキニで
侍や忍者に話を聞いたミーハーなラヴィアリ。
アリ「夏の暑い日などに極東の異国で用いるユカタという衣服が手に入ったんですが、
ちょっと着てみませんか? 私たちも着てみたんですけど、これがなかなかに快適で」
ラヴィ「アグリアス様、最近の暑さには辟易するってこぼしてらしたでしょう?」
アグ「へぇ、そんなものがあるのか」
ラヴィ「着付け方も教わってきたので、すぐにでも用意できますけど」
〜(20分後)〜
アグ「ちょっ、ま、待て! ほっ、本当にこれで合ってるのか!? 二人して私を担いでるんじゃないだろうな!」
ラヴィ「大丈夫ですって。普通にしてれば何も困るような物ではないですし」
アリ「私たちだって同じ格好をしてたけど、何ら問題はありませんでしたよ」
アグ「そっ、それはそうかも知れんが、やっぱりちょっと抵抗が……」
アリ「でも涼しいでしょう?」
アグ「う……確かに、確かに着心地は悪くないんだ。だが、それにしたってコレは……」
ラヴィ「下着はつけないのがユカタの正装なんですよ。おかげでホラ、こんなにも風通しが(ピラッ)」
アグ「うわぁ馬鹿ッ馬鹿ッ! 急にめくるな!(ゴスッ)」
ラヴィ「……何も本気で殴らなくてもいいのに(涙目)」
アリ「それにしても隊長、ただでさえ大きいのに帯を巻くとまた一段と主張が激しいですねぇ」
アグ「別に、私の都合で大きいわけじゃない」
ラヴィ「あら、私はアグリアス様の大きな胸は大好きですよ?」
アグ「下らない冗談はやめろラヴィ」
ラヴィ(本気なのに……)
天然スレスト……
みんなユカタはキライ(´・ω・`)?
>>857 大好きだぞ。
アグたんのうなじ(;´Д`)ハァハァ
アグ皇料理会の皇帝であるアグに、お笑いなど必要ない。
人魚姫スタイル→ガチャピン→競泳用水着→貝殻ビキニ→浴衣→羽織袴…
スゲェ…
まぁアグたんはどんなかっこうしても許される、というのが今日の結論でした。
「どうも、この次の戦いは生きて戻れぬ戦らしいね」
ある日、闇風がそんなことを言い出した。オーボンヌに向かう、その道すがらのことである。
主人達の戦いが激化の一途を辿りつづけ、いよいよ決戦が近づきつつあるということは
周囲の空気からも察せられた。戦う相手が人間ではなく、我々魔物でもなく、もっと禍々しい
何者かであることにも気付いている。たとえ戦場に出ずとも、人間達が皆口をつぐんで語らず
とも、本能がそれを教えるのである。最後の戦いが、それもどうやらこの人界から一歩外へ
踏み出さずには終わらないような戦いがこの先に待っていることは、全身の毛を逆さにしごく
ような気配をもって吾輩らの満腔に実感されているのだった。
そんな具合で一同の気も引き締まってはいたが、普段から余計なことは決して言わぬ闇風
の口からそんな言葉が出ると、それはまた格別の重みがある。
「ああいやだ、いやだ、冗談ではないね。そんな所へ連れて行かれては堪らないよ」
吾輩のうしろの荷馬車をひいていたカリュオペーが、大げさな声を上げた。「どうどう」と、
御者のムスタディオが筋違いな宥めを入れるが、例によって火がつけばいくらでも熱弁を
ふるうのがこの赤チョコボである。
「言っておくが臆病風に吹かれたわけではないよ。命を懸けて、懸ければ勝てる戦いならば
私はすすんで戦場に赴こうし、今までだってそうしてきたさ。だが、勝っても負けても戻って
こられないとあっては、これはわけが違うぜ。我々はそりゃここの餌を食んでいるが、その分
こうして荷馬車も牽けば、戦場に出て戦いもする。いわば対等の契約関係によって、この隊に
身を置いているのじゃないか。借りがないとは言わないが、貸しだって少なくはないんだ。
それを全部差っ引いた上で、なおそんな場所に我々を引き具してゆく権利がラムザ隊長に
あろうとは、私は思わんね。闇風、君はどうだい」
我ら二頭の間を行きつ戻りつ歩く闇風は馬車を引いていない。かわりに、聖ミュロンド寺院で
青いフードの男に深手を負わされたアリシアを背に乗せて、そろりそろりと進んでいる。
アグリアスとラヴィアンが一緒に付き添って、心配げに歩いている。
「私は、主人の手綱のままに進むだけさ」
「おやおや、ご立派なことだね。東方生まれは忠義に篤いと聞いてはいたがね」キュウ、という
彼独特の鼻息もいくぶん大人しいのは、闇風の上で紙のような顔色をしているアリシアを
驚かさないようにとの気遣いであろう。「じゃあボコ、君はどうなんだ」
「僕かい、僕はそうだな、どうしようかね」
「何だね、煮え切らないな。自分の命に関わることだぜ」カリュオペーが苛立たしげに蹴爪で
土を跳ねた。ムスタディオがまたどうどう、と抑えている。
煮え切らないのはあまり気負ったことを言うのも好かなかったからである。どうするかと
問われれば吾輩の答えはとうに決まっている。アラグアイの森で救われてから、はや足かけ
三年になんなんとする我が主人ラムザとのつき合いだ。長きに渡る戦いがようやく終わろうと
する時に、主人の元を離れるなどとは考えも及ばない。吾輩にはこの戦いの最期を見届ける
権利があるに決まっている。
「いずれにせよ、馬車ごと修道院に突っ込むわけでもないだろう。私らがついていくか、どうか、
そんな心配は杞憂かも知れないよ」
闇風が低くやわらかい声で、至極もっともなことを言って、それで我々は皆ふたたび押し黙った。
ドーターの外れにさしかかったところで、その日の野営となった。明日の昼にはオーボンヌが
見えるだろう。さすがに冗談口をたたく者もなく、皆押し黙って武具の手入れなどをしている。
闇風はアリシアを乗せたまま、アグリアスのテントの方へ行ってまだ戻ってこない。カリュオペーは
晩飯をたらふく食べたあと、座り込んで羽をふくらまして饅頭のようになってじっとしている。彼なりに
緊張しているのだろう。先ほどムスタディオがやってきて、林檎を半顆くれた。
人間の中には追い詰められると、我々のような獣族を相手にしたがる手合いがいる。人界の
事情に囚われぬ我々に、安らぎのようなものを見出すのだろう。獣界には獣界の事情がある
のであって、勝手に安らぎを見出されても当惑するのだが、事ここに至ってそんな冷たいことを
言うほど吾輩も酷薄ではない。湿った草原に天幕を設営して暗くなりかけた頃から、我々の
寝床に引きも切らず隊の人間達が現れては、食い物の余りをくれたり、何くれとなく話しかけて
いったりするのを、一々嬉しそうに平らげたり、さも同意するように頷いたりしてやる程度は
礼節というものである。
いったい人間というものは同じ人間を相手にする時には色々と体面を取りつくろうけれど、我々
チョコボを相手にする場合にはそれほどでない。こうしてチョコボをやっていると、人間には実に
いろいろな顔のあることがわかる。
ふだん軽口を叩いておどけるムスタディオは、こうした時には存外肝が据わっている。林檎を
くれた時も、吾輩の首をかるく労るように叩いただけで去っていった。反対に、戦歴が長い割に
小心の抜けないのがラッドで、カリュオペーの顔の横に座り込んで独白のような弱音のような
ことをひとわたり吐いて、すっきりした顔で帰っていったと思うと、しばらくしてまた青菜の束などを
抱えてやってくる。何度かそれを繰り返した後、しまいにラヴィアンに引きずって行かれた。
最近加わったばかりのクラウドという男は生来無口のようだったが、さっきまで一言も口を
きかずに吾輩の隣へただじっと座っていた。どうも不気味である。
そのクラウドが黙ったままふらふらと立ち去り、吾輩もそろそろ眠くなってきた頃、ラムザが
現れた。
吾輩とカリュオペーを起こし、天幕の裏手を縫ってしずかに手綱を引いていく。野営地の
外れにくると、ふかい夜闇の中に闇風が待っていた。傍らにアグリアスと、ラヴィアンが松明を
持っている。
闇風の背には毛布でぐるぐる巻きにされたアリシアが固定されている。これは帰らせるつもり
なのだな、と、吾輩はすぐに察しをつけた。アリシアの怪我は重く、どのみち戦いには出られない。
闇風と共に隊を外し、どこぞへ送り届ける手はずなのだろう。そう思っていたが、事態は吾輩の
予測を越えていた。吾輩とカリュオペーを前へ押し出すと、我が主人は言ったのである。
「今から出れば、明るくなる前にドーターのスラムへ潜り込めるはずです。城壁は闇風に飛び
越えてもらって、ボコとカリュオペーは、適当なところで放してやって下さい」
臆面もなく吾輩の顔を見ながら、主人がそう言ったときの吾輩の心情をご想像いただける
だろうか。吾輩は最初、主人が何を言っているのか理解できなかった。やがて、言葉の意味が
沁みとおってくるにつれ、言いようのない憤怒が満腔を震わせた。
ラムザは吾輩に帰れと言っているのだ。アリシアを抱えた闇風と共に、アグリアスなりラヴィアン
なりを乗せてどこかへ失せろと言っているのだ。今のこの隊において、ラッドを除けば最も古い
一員であるこの吾輩を、長い旅が今にも最後を迎えようとするこの時において除名しようというのだ。
これが大いなる不義でなくて何であるか。吾輩は夜の静けさを破るのもかまわず、両の翼を
大きく広げてクワァーオと一声吠えた。それだけではまだ足りなかったので、我が主人の頭の
てっぺんにそっくり返った毛をめがけてがぶりと食いついてやった。
「痛ーっ!?」
ラムザが悲鳴を上げたが気にせず、てっぺんの毛を食いちぎるばかりにくちばしを振り回す。
なかなか頑丈な毛だ。ラヴィアンとアグリアスが止めに入ったので、仕方なく吾輩は口を離した。
叱られるかと思いきや、アグリアスは可笑しげにニヤニヤしている。
「ボコは怒っているぞ、ラムザ。ここまで一緒に来たのに何故今更別れるのかとな」
朴念仁の彼女にしては察しのいいことである。同意と賞賛をこめて短く鳴いてやると、アグリアスは
また面白そうに笑って、それからラムザに向き直った。
「私も同じだ、ラムザ。私はここまでお前に附いてきたのだ。何故、今になって去らねばならん。
この身をお前に預けると、私はそう言ったはずだ」
どうやらラムザは吾輩だけでなく、アグリアス達をも了承抜きに除名しようとしていたらしい。
我が主人ながら情けない話である。頭をさすりながらラムザが答える。
「ですから、アグリアスさんにはオヴェリア様という方が」
「オヴェリア様にはディリータ・ハイラルがついているから心配ないと、言って私をとどめたのは
お前だ。今になって言葉を違える気か」
「そういうつもりは……ただ、僕はあなたを」
「私に見送れというのか」
アグリアスの笑顔は消えていた。真顔で、というよりはむしろ、吾輩の鳥目が確かならば、
泣き出しそうな顔をしている。
「還らぬかもしれぬ戦いへお前が向かうのを、残って見送れというのか、ラムザ。この私に」
ラムザが何か言おうとして、言葉につまる気配がした。カリュオペーが、居心地悪そうに
身じろぎをした。闇風が、夜の空気に溶けそうな低い声で、くう、と欠伸をした。
ずいぶん長い間ラムザが答えなかったので、アグリアスは勝利を確信したようだった。松明を
ラヴィアンからひったくって、彼方のドーターの街灯りへかざす。
「では、お前はそろそろゆけ、ラヴィアン。アリシアをよろしく頼むぞ」
ラヴィアンはいくらか不満そうな顔をしている。それも当然で、彼女も除名を承服していた
わけではなかったのだろう。たった今大演説をぶって除名を撤回させたその本人から、さも
当然のような顔をしてこんなことを言われるのは心外きわまるに違いない。
しかし、結局のところ上司には逆らえないのが人間の世である。ラヴィアンの乗騎となる
役目はカリュオペーが喜々として引き受け、騎士二人を乗せた赤と黒のチョコボは闇の中へ
消えていった。
同時に、吾輩も足音を潜めてきびすを返した。残った人間二人はそれに気付かない。松明の
灯もだいぶ小さくなり、お互いの顔しか見えてはいない夜闇のただ中である。いかに人間族の
恋愛が迂遠といっても、これほどあつらえ向きの時と場所を得て何も起きないなどということは
有り得まい。カリュオペーよりはいくらか人間観の深きをもって任ずる吾輩は、二人の邪魔に
ならぬようしずかにその場を立ち去り、今やひどく広々とした寝床に帰って、ゆっくりと眠った。
有り得まい有り得まいと思っていたが、実をいえば少々見通しが甘かったかもしれぬという
のが、今の偽らぬ心情である。
「ねえ、兄さん、本当によかったの? アグリアスさんと別れちゃって」
遠くから吹く風が残雪のにおいを運んでくる。茫漠として広大なるフォボハムの大平原を
ひた駆ける吾輩の背にまたがるのは我が主人ラムザと、その妹のアルマである。
最後の戦いがいかなるものであったか、吾輩の口からはあえて語るまい。今ははや総ての
ことに片が付き果て、吾輩と主人らは今ここにいる当人、アルマ・ベオルブの葬儀というだいぶ
滑稽なものに立ち会ってきたところだ。
「言ったろう? あの人には本当の主人がいるんだよ」
アルマを鞍の前に乗せたラムザは手を大きく回して手綱をさばきつつ、吹き付ける風に
目を細めて言った。
命がけの戦いではあったものの、吾輩も女騎士アグリアスも、他の隊員らも、結局は誰も
欠くることなくこの現世へ戻ってくることができた。そして後始末の一しきりが終わった後、
アグリアスは至極あっさりとラムザに別れを告げて、どこかへ行ってしまったのである。正直、
あの時は目を疑った。あれだけの好機を得て、なお我が主人は意中の雌と決定的なちぎりを
結ぶことができなかったのであるか。人間の情愛とはかくまで悠遠なものか、それとも
我が主人が特別に不甲斐ないのか、と。
吾輩の記憶によればかつて同道していた短い間、ラヴィアンアリシアの二騎士に優るとも劣らず
この二人の行く末を気にかけていたはずのアルマ嬢は、しかし特段憤った風もなく言う。
「そんなこと言って、すぐ会いたくなるくせに」
「会いたければ、また会いに行けばいいからね」
答えるラムザの声も、また悠揚としている。
迂遠であるからといって、それが希薄であったり脆弱であったりするとは限らないのだ。
人間の男女の仲とはつまりそういうものの一つであるかも知れぬと、この頃吾輩にもおぼろげに
察せられてきたようだ。
「アグリアスさんの方から会いに来てくれるかな」
「くれるといいね」
「家を探さなくちゃね。すてきな家を」
人間達の煩瑣な事情のことは吾輩には慮外である。だが、このとりとめのない会話の暗示する
ところはそれなりに感得できる。
遠くない将来、我が主人とその妹でなく、主人とその妻を乗せて、同じこの草原を駆けるで
あろうという予感がする。
見上げる空は高く、目路のかぎり草は青く、風はどこまでも遠くから吹いてくる。
End
乙です。なんかちょっと泣きそうだった。
この後も気になるところ。
長文お疲れ様です。すっげー良いです。
ボコ、めちゃめちゃ渋い!
何かすごい…リアルでいいですね。
感動した。
「昔、どこかで会ったような… ク〜 ク〜」
乙でござんす。
これを機会に原典を買ってみるかと本屋に行ったら、
意外に高かったので(620円)明日古本屋に行くことに。
しょうがないので、冒頭とラストのページだけ立ち読みしたら、結構衝撃の結末でしたw
いやー、ボコがあんな目にあわずによかった。
再びこのパターンで書かれるときは、ぜひとも谷崎潤一郎(ゲフゲフンチョ
…失礼しました。
ねぇねぇ、ハーメルンのバイオリン弾きを漫喫で完読しちゃったんだけどさあ、
アグリアス = サイザーさん
って言ってもイイ?ねぇイイ?
だとすると
ラムザ=ライエルか。
アグ「今更疑うものか!私はお前を信じる!」
ラムザ「ブーーーーーーーーーーーー」(鼻血噴出で失神)
そうするとアグたんのセーラー服や看護婦やボンデージの七変化が
見られるわけだな。
ディリータ「セーラー服と言えば男も女も一度は着てみたい
魔王も倒せるスーパーアイテムだぞ!」
オヴェリア「やかましい! いいからアグリアス着替えてらっしゃい!」
オルランドゥ(アグリアスと一緒に旅したら、ラムザ死んじゃうかもしれないのー)
さすがにセーラー服は冒険だと思うアグリアス2[]歳
中世の20代半ばって今で言う30前後だよなぁ・・・
アグたんガンガレ
遅ればせながら昼寝士さん乙です。
ラムアグ以外の人間模様もチョコボ視点で見れてたのしかったです。
そして、いつかきっと…ラブラブエチーなSSを…ゲフッ
>>873 一瞬サイザーがサウザーに見えた。
アグ「我は聖騎士!引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」
(弓を)引かぬ!
(チャームで)媚びぬ!
(味方の巻き添えを)省みぬ!
ちょっと使えない天翔十字鳳ですね。
あの頃のように、泡盛を・・・
>>874 ベオルブの血をなめんなよw
むっつりラムたんともあろうものが、アグたんとの間に
『いつも子作りする以前に鼻血失神してしまい、結婚してから10年目でようやく一人目が授かる』
なんてことがあろうはずもありません。
>>881 おつまみは「トンソク」と「豆腐よう」で。
883 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/17 07:38 ID:1CUWJLlw
:吾輩はボコである 。
おわちゃったんだ〜。何かさびしい。
けどほんと(;´Д`)スバラスィ かったです!!
文才あるっていいなー‥次作たのしみにしてます!!
ここだけの話、まじゅう語ネタが出るのを少し期待していた。
なんかデフォで人語を理解してたっぽいけど。
感想どうもです。まじゅう語についてはすっかり失念してました。
あと本物の『猫』とは冒頭部分以外ぜんぜん違います。念のため。
ラブラブエチーはまたそのうち……
アグサイザーとラムライエル。毎日毎日、鼻血をガマンしつつ子作りの
チャレンジを続けた十年間を思うとそれはそれで萌え。
昼寝士師父、よい話を有難う
話かわって、アグタンの背について
背の高い女性の中には自分が可愛くないと思い込む人がいます
アグタンはラムザと出会う前は可愛いとか可愛くないとか、自分に関する評価については無視か無関心と推測
(ふあふあしたものとかもこもこしたものとかチョコボのふかふかとかは隠れ愛好家)
ただ、ラムザの一行に加わり敬意を越えて好意を抱きはじめてコンプレックスに
そんないぢけ気味のアグタンを想像して萌える俺は病んでますか?
あなたが病んでいるというなら
「私のようなデカ女がラムザに付き合うなど・・」
と考えラムザを見るたび少し哀しげな顔をし、
毎夜枕を濡らすアグたんを妄想して萌えている俺は入院モンです。
いやいや、女性の平均身長より頭半分ほど高いアグが童顔小柄のラムザと並んだ時、
身長差を気にするのは至極当然の成り行き且つ萌えポイントだと俺も思う。
無論、二人とも無闇にちっさかったりでっかかったりするわけではなく、
見た目とは裏腹にかなり引き締まっていたり、むっちんぷりんたゆんゆさん
だったりしてるわけですよ!
アグが引き締まっててラムがたゆんゆさんな訳か。
ラファ+一=○ラァ
正直スマンカッタ
ところで今千夜一夜で昼寝士のSS読んでるんだけどさ、
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
(´∀` リ <グゥレイト!
( つ旦O
と_)__) 旦
久々にアグ様萌えスレを覗いてみれば、我輩は猫であるをモチーフにした昼寝士殿の新作があるではないか!
もちろん自分にヘイストかけて読みましたよ。マジ面白かった。
二〜四章のラムザの背がちょっとずつ伸びていく様子を間近で見れるアグが羨ましいんだ。
ラファなら分かってくれるよね?
顔無し黒魔道師さんみたいなオールスター系も好きだぁ(´∀`)
せっせと毎日ミルクを飲むラムザに付き合ううちに、自分も結構ミルク党になりつつあるアグたん。
しかしアグたんの体に万遍なくミルクの栄養が行き渡ることを考えると
かなり複雑なラムザ君なのであった。
ラム(アグリアスさんの『身長』のほうにはミルク分がいきませんように!)
もっとも俺はアグたんの口元が白く濡れるイメージだけで丼飯三杯はかたい。
俺も三杯はいける…どんぶりで
ここのところラムザに付き合ってミルクをよく飲むようになったアグリアス。
明日は新人達のジョブ訓練のため久方ぶりにホーリーナイトで出撃です。
ここ最近は白魔道士で後方支援がほとんどだったので、
鎧の手入れはしても身に付けることなどありませんでした。
久方ぶりに自分の鎧を身につけてみると・・・
(む・・・胸のあたりがきつい・・・)
どうやら縦ではなく、一部限定で横に伸びていたそうです。
2X歳じゃあ身長はなかなか伸びないもんね。
ミルクを飲んだアグたんのおっぱいぽよんぽよん
飲まなくてもぽよんぽよんだ!
>>893 顔無しさんか、懐かしい名前だな。また何か書いてくれんかな
>>899 飲まなければぽよんぽよん、飲んだらぼいんぼいんだ!
おっぱいが大きくなり過ぎて困ったアグリアスさん、ラヴィアンに相談。
胸を揉めば、血行がよくなって脂肪の燃焼を促せるんじゃないか?
好きな人にやってもらえば、興奮で血管拡張効果が得られてより効果的かも(超適当)
後日、おっぱいがより大きくなったアグリアスさんでした。
902 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/19 00:48 ID:w4NX7+DA
>>901 後日……って、それはつまりラムザに揉まr(ry
とりあえずアグたんは、ラムザの愛撫か、ミルクを飲む量か
どちらかを控えたほうがいいでしょう。
ヨロイ着れなくなっちゃいますよ。
もっとも俺の場合、
アグをゲーム終盤にホーリーナイトで出撃させるときは
白魔法あたりをサブアビに付けることが多いので、ローブ系を主に装備させてますな。
そのうちローブでもパッツンパッ(ry
いつまでもオパイオパイと、ガキどもが。
アグリアスさんの魅力はくるぶしと……そしてひざこぞうなのさ。
なるほど、アグリアスさんのシャイニングウィザードはカッコ良さげだ。
ばかなッ!アグリアスさんの魅力は、おでこと生え際と手袋ですよ?
とくに手袋を強く推そう。
服を全部脱ぐ間も惜しいような時は、きっと手袋もとらないままGO
諸君 私はアグたんが大好きだ
この世に存在するありとあらゆるアグたんが好きだ
そっけない風を装うアグたんが好きだ
誰も居ないのを確認してこっそりチョコボに抱きつく姿には胸が躍るようだ。
ムスタディオを殴り飛ばすアグたんが好きだ
セクハラ続きの彼を怒りの鉄拳でKOした姿には胸がすくような気持ちだった
オヴェリア様を思うアグたんが好きだ
バルコニーでため息をつく姿には感動すら覚える
メイド姿で働くアグたんなどはもうたまらない
指にバンソウコウをいっぱい貼った手で料理を差し出す姿は最高だ。
聖光爆裂破で敵をなぎ倒すアグたんが好きだ
味方まで巻き込んでしまって慌てふためく姿には絶頂すら覚える。
鈍感すぎるアグたんが好きだ
諦めずに何度もアピールしてくる本命の気持ちに気づかぬ姿はとてもとても悲しいものだ。
捕虜になってもプライドを捨てないアグたんが好きだ
敵兵に執拗に尋問され辱められるのは屈辱の極みだ
諸君 私はアグたんを、萌えさせてくれるアグたんを望んでいる
諸君 私と同じくハァハァする同士諸君 君達は一体何を望む?
『ア〜グたん!!ア〜グたん!!ア〜グたん!!』(;´Д`)ハァハァ
よろしい ならばアグたんだ
駄文スマソ。
>>907 感動した
貴殿こそ真の聖騎士だ
ア〜グたん!!ア〜グたん!!ア〜グたん!!
(*´д`*)ハァハァ!!
アグたんとオヴェリアの日記みたいなコンテンツがあるサイト知ってる人いませんか?
たしかオヴェリアが惚薬作ったりする話があったような・・
以前はお気に入りにいれてたんだけど
OSを再インスコした時にお気に入りのバックアップ取るの忘れてしまって
どうしても思い出せない
「アグリアスに夜這いを掛けようとする男性陣を部屋の前で番を張り追い返すラムザ」
「ラムザに夜這いを掛けようとする女性陣を部屋の前で番を張り追い返すアグリアス」
……なんで後者のほうがしっくり来るんだろう?
アグリアスに夜這いしようものなら容赦なく北斗骨砕打で(ry
ラムザが夜這いされたら「叫ぶ」→アグリアス召喚→北斗骨(ry
アグリアスさんは放っておいても、夜這いを撃退しそうだけど
ラムザきゅんは夜這いかけられたら、そのままやられちゃいそうだからな。
アグリアスさんが守ってあげないと。
アグリアスさんの場合
ラムザを部屋番に置くぐらいなら、部屋の中に引きずり込むんじゃないの。
でもいいムードを作れるほど器用なわけでもなく
真面目な話題で一晩過ごすことになってしまうか。
アグ「ま、真面目に私たちの将来について真剣に語り合おうではないか!」
ラム「そうですね、教会に対しては―、神殿騎士団に―、ディリータとオヴェリア様の―」
ラムザに夜這いを掛けそうな女性陣てーと、メリ姉とラファっちとアルマんかな。
……みんな妙に狡猾そうだな。頑張れアグたん、ラムの貞操を守り、そして自らの手で奪うのだ!
男性陣だとムスタディオだな。
アグリアス・オークス
ブレイブストーリーの主人公。
美しく長い金髪を後ろで束ね、騎士系の男物の服装を好む。
眼光鋭く、キビキビと足早に歩く。
対人関係が苦手で、極端なまでに無口で無表情。戦う時だけ、表情が変わる。
この威圧的な外見と雰囲気が人を遠ざけ、彼女の意思に関わらず孤独にさせている。
唯一、他人の気持ちを気にしないラヴィアンとアリシアが彼女の配下についている。
王女護衛の任務についており、騎士として護りぬくことが生き甲斐。
アグリアス・オークス
巨蟹の月1日生まれ、23歳(仮)
好きな超人:カニベース
この設定だけは譲れない。
>>917 それじゃまるでラヴィアリがDQNみたいじゃないかヽ(`Д´)ノ
二人は良い意味で図太い性格ではあってもDQNじゃないやいウワァァン
それはそれとして、あの三人が一緒に居るのも何か理由があるような気がする。
1.アグが二人を信頼できる部下として選んだ
2.ラヴィアリの二人がアグをからかい甲斐のある上司として選んだ
3.二人がズーレーでビーアンなせーへきの持ち主だったので下心バリバリでアグの部下になった
4.実はちょっとしたSSになりそうなくらいシリアスな裏設定とか裏話がある
5.特に意味はなく、護衛隊編成時に人事部長がアミダで決めた
どれだと萌える?
因みに俺は2〜4の複合系。
921 :
919:04/07/20 06:42 ID:TnBSC2ep
>>919 スマソ、これはスパ○クアウトというアーケードゲームの主人公の紹介文のパロ。
ちなみにラヴィアリに相当するキャラの紹介文をラヴィアリ風に変換するとこんな感じ。
ラヴィアン、アリシア:
女だてらに鍛えた身体をふんぞり返し、偉そうに歩く。
二人とも性格はメチャ明るい。やんちゃで飽きっぽく、楽天家。
乗せられやすく、頼まれるとイヤとは言えない。
根はいい女性たちだが、とにかくうるさい。大きい声でよくしゃべる。
よく笑いよく笑われるが、バカにされる事と人に指図を受ける事、そして何より、メリアドールが死ぬ程嫌い。
生まれて初めて戦闘に負けた相手がアグリアスだった。
ついでにメリアドール。
メリアドール:
女性だがかなりの長身。
いつもフードを深くかぶっている。目つきが鋭く、冷めた表情を持つ。
読みが深く頭がキレる。
無駄なことをするのが嫌いで必要なことだけをゆっくり話す硬派タイプ。
寡黙で無駄な話はしない。いつも冷静沈着でめったに怒りはしないが、
血筋のせいか一旦キレたら誰も止められない程になる。
神殿騎士の中でも実は一番怖いヤツかもしれない。
生理的に、うるさくて楽天家のラヴィアンとアリシアが大嫌い。
しまた、漏れは919じゃない、917だ・・・ スマソ
>>919 漏れ的には5かなw
ラヴィアン「今度の上官は良い人だといいね」アリシア「そうね」
で、アグリアスが「私が諸君らの上官のアグリアスだ。私と共に
王家とオヴェリア様のために死ね!無駄死にはさせん」でラヴィアリ「('A`;)……」
だと想像するとハァハァ って連続投稿しすぎだなスマソ
きっと5はオヴェリアさまのひみつにっきだな。
アグタンは、ぽよんとかばいんとかぱつんではなくて
たゆんたゆん
なのです、我が脳内では!
なんだか幸せな夢を見て、目を醒ました。
「起きたか、ラムザ」
やさしい声がして見上げると、金色の髪を結い上げたアグリアスが微笑んでいた。
頭の上にすずしい風が吹いている。ゆうる、ゆうると団扇を動かして、風を送って
くれていたのだ。
狭い庭に面した濡れ縁の一隅。陽はすでに沈みかけ、夕映えの最後のなごりが
足元から照らしている。ほっぺたの下の、浴衣ごしのふとももの感触が心地いい。
離れてしまいたくなくて、もうしばらく眠ったふりをしようかと考えたが、どうせこの人
にはすぐに見破られてしまうだろう。ラムザは頭を掻き掻き、アグリアスの膝枕から
起き上がった。
「僕、いつから寝てました?」
あおぐのを止めたアグリアスが、団扇で傍らを示す。盆の上にすっかり氷の溶けた
グラスが二つ、うぐいす色の梅の実を入れて並んでいた。
「梅酒を飲んですぐだ。ころん、といった感じだったぞ」
「ちぇ、恥ずかしいなあ」
眠くなるほどの酒量ではないはずだが、疲れていたのだろうか。父も二人の兄も、
妹でさえ相当の酒豪なのに、なぜか一家の中でラムザだけはあまり酒が強くない。
兄達やこの人にいつもからかわれるのが悔しくてならないから、克服しようとことある
ごとに挑みはするのだが、たいてい酒に呑まれて奇行に走るか、眠り込むかの
どちらかで終わる。
しかし、それも一眠りしてだいぶ抜けたようだ。おおきな欠伸をし、顔をこすって、
ようやく頭がはっきりしてくると、何やらただならぬものが目に入った。
「あの、アグリアスさん。それは一体」
縁側に腰掛けて、さっきまでラムザに膝枕をしてくれていたアグリアスは青地に
鳥の羽模様の浴衣を身に着けている。その浴衣の胸元が、着崩れという程度では
ちょっと説明がつかないほどに大きくはだけ、ゆたかな白い胸が半分ほども露わに
なっているのだ。
だがラムザの視線に気付くと、アグリアスは照れるかと思いきや、ものすごい眼で
ラムザを睨み付けた。
「……お前が寝ている間中、裾を引っ張り続けたからだろうがッ!」
間髪を入れず、ラムザの額に団扇の柄が命中する。けっこう痛い。
熟睡中のラムザには、手に触れたものを何でも掻き寄せてしまう「抱き癖」が出る
ことがある。アグリアスの浴衣の腿のあたりがよく見るとしわくちゃになっているのは、
してみるとラムザが寝ている間中握って引っ張っていたせいらしい。以前、昼寝して
いる側を通りかかったラファを抱き寄せかけて以来、アグリアスにそれはそれはきつく
注意されて治まったつもりでいたが、やはりこんな状況では気が緩んでしまうものだろうか。
「まったく、お前は寝ていても起きていても、やることは変わらないのだからな……」
ブツブツ言いながらアグリアスはラムザに背を向け、はだけた前を直している。うなじが
真っ赤だ。寝ていてそんな不埒なふるまいに及んだのなら叩き起こせばいいものを、
それでもじっと寝かせてくれて、この蒸し暑い晩に自分を我慢して団扇であおいでまで
くれたのだ。感謝と同時に金色の生えぎわからうなじに汗が一筋こぼれたのが目に
入って、なんだか堪らなくなってラムザは背後からアグリアスに抱き付いてしまった。
「きゃっ!?」
思わず声を上げたアグリアスは、しかしそれ以上の抵抗はしない。帯でしぼり出された
ような豊かな胸を両手で包み、汗ばんだ髪の匂いを吸い込む。
やっぱりまだ、酒が残っていたろうか。それでもいいか、いいよな、などと頭の隅で
ぼんやり考えつつ、汗の浮いた首筋をきつく唇で吸おうとした途端、いきなりアグリアスに
振り払われた。
「そこまでにしておけ。もうすぐ花火大会の時間だ。ムスタディオ達と合流するのだろう?」
立ち上がって裾の乱れを直し、ぴしりと襟元をととのえた姿にはすでに一分の隙もない。
呆気にとられつつもラムザは不満げに、
「少しぐらい遅れたっていいじゃないですか」
「駄目だ。それに」
と、言いかけて口をつぐむ。ラムザも立ち上がり、出かける支度をととのえながら、
言いさしたことが気になって何度か聞き返してみるが要領を得ない。戸締まりをして
玄関を出たところで、やっと口ごもりつつ教えてくれた。
「…明日はメリアドール達と、水着を選びに行くのだ。おかしなところにその、キスマークが
ついていては、何だ、あの、困る」
成る程。ふかく納得しつつ、そうすると今晩もおあずけだろうか、とラムザは考える。
水着と引き替えだと思えば、それはそれで構わないのではあるが。
どーん、と川向こうの空に、花火大会の始まりを告げる最初の一発が上がる。その光に
照らされて、通りの先から見知った人影がかたまって来るのが見えた。早くも水風船を
振り回しているのはアルマだろうか。呼ぶ声にこたえて手を振りながら、ラムザはからころと
下駄を鳴らして駆け出した。アグリアスが後に続くのを足音で確かめて、一度だけ振り返って
微笑む。
二発目の花火と同時に、ソースの焦げる屋台の匂いがしてきた。
End
「浴衣」「胸」「ラブラブエチー」
三題噺で時事ネタを思いついたので即興で一発。前に書いた大晦日SSと
同じ世界だと思っていただければ。
(;゚∀゚)=3 ムハー
>>930 ごく自然な雰囲気で胸を揉まれるアグたんに萌えっす。
おねーちゃんのうなじに流れる一筋の汗っていいよな、なんか。
俺ら野郎の汗とは何かが違う。
設定に萌えた(*´Д`)
「きゃっ!?」に萌えた(*´Д`)
ラムザの下駄は、なんかかわいいなぁ
>>920 乙
おれのアグたんはずっとナイトだったな…
>>935 アグリアス・オークス
セクシーな体つきで鮮やかで凛々しい顔立ち。豊かで静かな笑顔を持つ。
頭が良く将来は学者になろうと思っていた。根はまじめで思慮深く、決して軽くない。
色気もあるが、それよりはややスパルタンで毅然としたイメージの方が強い。
しゃべりは達者だが無駄な話はしない。
いつも冷静な決断をもとに適切な行動をとるが、曲がった事が大嫌いで正論重視のため融通がきかない。
お嬢さんと言われるのも大嫌い。
>>936 >935の紹介サイトでは、何気にそれがアグリアスに一番当てはまってるかも。
というか他の3人があまりにもあまりなんだがw
年齢:23歳
身長:172cmというのも俺的にポイント高い。あと太もも。
昼寝士さん乙です。
今夜はおあずけ…ということは、明後日あたりアグたんは
腰に響く鈍痛に悩まされるのでしょうな。(;´Д`)
鈍痛ではありません
腰に力が入らなくなるだけです