揚げる
153 :
山崎:03/09/06 21:15 ID:XtPqQ0ct
【山崎渉 死亡 残り9人】
154 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/09/11 03:49 ID:885d5xcP
s¥ほあゆ
保守(・_・)
156 :
山崎:03/09/14 09:40 ID:LHjQebik
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保守
保守
159 :
山崎:03/09/19 00:15 ID:0pcKOorr
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160 :
1/4:03/09/20 02:24 ID:Isb9+Fh0
地下通路を抜け、バーバラとライアンは神殿の東、岩山を越えた向こうの山地に来ていた。
既に東の空から太陽が姿を見せている。寒く澄んだ空気に、バーバラは少し震えた。
「地図からすると、アルス君たちと別れたのはこの辺りなんだけど」
「ちなみにそれは何時頃でござるか?」
バーバラは少し考えた後、
「昼過ぎ…かな。別れてから南に向かって、偶然地下通路の入り口を見つけたの。
そのときにはもう日が暮れ始めてた」
「ならば、既に移動してしまったかもしれぬでござるな」
ライアンの言う事はもっともである。だが、
「まあね…でも、そんなに悩んじゃいないんだ」
「何か策があると?」
「アルス君たちは相手の居場所がわかる杖持ってるからね。
私たちが近くに来たことはすぐわかるはずだよ」
ティナが使えば、相手の名前もわかる。だから自分を敵と誤認される事はないはずだ。
そう言った説明を受けて、ライアンは納得したようだった。
山地周辺を歩き回ることしばらく。
「…誰か、いるでござるな」
「アルス君たち?」
「ワシは彼らのことは知らぬのでわからないでござる。だが複数いるのは間違いないでござるな」
とにかく呼んでみようと、バーバラは大声を上げた。
訓練を受けたバーバラの声は周囲に響き渡っていく。
こんな技が何の役に立つのだろうと以前考えたこともあったが、何がどうなるか、人生わかったのもではない。
やがて、三人の男女が姿を現す。
「バーバラ!」
「ティナ、アルス君、あと…エドガーさんだっけ?お久しぶり!」
バーバラの声に、アルスはふう、と一息ついて剣を収める。
「それはこっちのセリフだよ。とにかく元気そうで安心した」
161 :
2/4:03/09/20 02:25 ID:Isb9+Fh0
「ところでそちらの御仁はどなたかな?」
エドガーの鼻に掛かった少し甘ったるい声を聞き流しながら、バーバラはライアンを振り返る。
「そうだね、今ちゃんと説明しておいた方がいいかな」
スゥイートボイス(自称必殺技)があっさり無視されてエドガーはやや落ち込んだが、
そんな彼は置いといてバーバラはこれまでの経緯と神殿での儀式について話した…
「…そうか。彼は、酬いを受けてしまったか」
エドガーは大きく息を吸い込み、ゆっくりと吐き出していく。
ティナは顔を伏せ、自分を殺そうとしていた少年のことを思って後悔していた。
そしてアルスは…
「サマンサと…あの男が、そんなことを」
呟いて、空を見上げる。
デスピサロとはアリアハンで既に会っていたが、いきなり殺し合いだった。
帝国領でも戦い、サマンサの出現で慌てふためき、逃げざるをえなかった。
そしてロンダルキアでも再会の機会が来ようとしている。
「………それでね、出来れば三人にも協力してもらいたいのよ。特にアルス君」
「え?」
突然の指名に、視線を降ろす。
「実はね、なんか特殊な魔法が解読できたんだけど、普通の人には使えないんだって」
「勇者であるアルス殿なら使いこなせるやも知れぬ、というわけでござるよ。
どうか、力を貸して欲しいでござる」
力強く善良そうなライアンの言葉に、アルスは考え込んだ。
バーバラやライアンのような人物が参加している事からして、デスピサロは本気でこのゲームを覆そうとしているのだろう。
それはいい。
不利な状況を覆すために過去の因縁を捨てて一致団結すべき。
それもわかる。
だが、自分はデスピサロと剣をかわしている。その剣にかけて断言できる。
デスピサロは危険だ、生かしておけばそれだけ血が流れる。と――――
162 :
3/4:03/09/20 02:27 ID:Isb9+Fh0
「アルス?」
ティナの声にはっと我にかえる。
自分が思考している間に、二人は前向きな方向で返事をしてしまったようだった。
残るのは自分だけ、ということらしい。アルスはもう一度考えた。
神殿には…行くべきだろう。自分ひとりが単独行動しても仕方ない。
ならば神殿で何をすべきか。それは――――
「わかった。僕も行くよ」
「決まりね!それじゃいきましょ」
顔を輝かせるバーバラと満足そうに肯くライアン。一方アルスは無表情だった。
地下通路を通ればすぐだから、と言うバーバラの先導で5人は歩き出したが、なおアルスは無口である。
「どうしたの?なにかあった?」
さすがに気になったのか、さりげなくアルスの隣りに並んで訊ねるティナ。
前方ではエドガーのリップサービスにバーバラが笑顔で応じ、ライアンがやたら真面目そうに聞き入っている。
なんとものどかな光景だった。それだけにアルスの雰囲気は異質だった。
「…いや…なんでも」
それ誤魔化そうとしたアルスだったが、途中で思い直す。
最悪の事態を避けるためにも、この少女には言っておいたほうがいいかもしれない。
「以前のフィールドで、さっきの話で出てきたデスピサロと…僕は、戦ったことがある」
「え…?」
「印象は…一言でいえば最悪。不倶戴天と感じた。それは今も変わってない」
「………」
「だから、少し警戒してる。それだけだよ」
ティナはアルスの顔をじっと見たあと、微かに肯いた。
それが何を意味しているかはわからないが…アルスは決意を新たにする。
デスピサロの真意を確かめなくてはならない。
…いざと言うときは、命をかけてでもデスピサロを仕留める、と。
そして五人が地下通路の入り口まで辿り着いたとき、放送が始まった。
163 :
4/4:03/09/20 02:40 ID:DWF2ZjnU
【バーバラ 所持武器:果物ナイフ・ホイミンの核・メイジマッシャー
現在位置:ロンダルキア中央砂漠西山地
第一行動方針:神殿に戻る
最終行動方針:?】
【ライアン 所持武器:大地のハンマー エドガーのメモ(写し)
現在位置:ロンダルキア中央砂漠西山地
第一行動方針:バーバラを守る、神殿に戻る
第二行動方針:デスピサロに協力する】
【アルス 所持武器:対人レミラーマの杖 天空の剣 黄金の腕輪
現在位置:ロンダルキア中央砂漠西山地
第一行動方針:神殿へ、デスピサロの真意を探る
第二行動方針:ゾーマを倒す】
【ティナ 所持武器:プラチナソード チキンナイフ
現在位置:ロンダルキア中央砂漠西山地
第一行動方針:神殿へ、儀式に参加?
第二行動方針:仲間を探す】
【エドガー 所持武器:ボウガン 天空の鎧(装備不可) スナイパーアイ ブーメラン
現在位置:ロンダルキア中央砂漠西山地
第一行動方針:神殿へ、儀式に参加?
第二行動方針:首輪の解除方法を探す】
164 :
1/2:03/09/20 20:00 ID:mQMOOiuc
朝。ティーダ、エアリス、モニカの三人は、日の出と共にロック、ラグナ、ガウ、マリベルの遺体を弔い、その後で北の湖に向かって出発した。
静まり返った朝の空気は清浄である。だが、だからと言って清々しい気分にはなれない。
手を取り合った仲間達はもういないということは、辛い事だった。
しかし、だからと言って悲しみくれていても仕方がない。
悲惨な状況でも、諦めないであがき続けるということ。
ティーダとエアリスはそれが出来る人である。
「橋が落ちてるね」
「このままじゃ祠にはいけないなぁ。さて、どうする?」
「泳いでいけないかな?」
向こう岸まで100,200メートルと言ったところか。距離的には無理ではない。
だが、エアリスの言葉にティーダは頭を横に振る。
「それ、やめといたほうがいいッスよ。この寒さじゃ凍死するって」
氷の浮いているような海は浸らせるだけでもショック死しかねない寒さだし、
そんな中で普通の人が泳げるわけがない。
「私たちが使っていたイカダは?」
「それッス!」
モニカの言葉に、びしっとティーダは指をさす。
不躾な行為で少し不快だったが、そんなことに拘っても仕方ない事もわかるので口にするのはやめた。
「多分…この湖岸のどこかにイカダがあるはずです」
165 :
2/2:03/09/20 20:04 ID:mQMOOiuc
こうしてティーダたちは祠に向かう道から外れて湖岸を捜索することにした。
ちょうど入れ替わるように、その場に一人の女性が現われた。
土色の肌に色を失った瞳、片腕の肘から先が消え失せている。
アイラだ。
「………」
彼女は何も考えていないようだった。一度向こう岸を見てから、ふわりと宙を舞う。
ザブン、と小気味のいい音と共に、アイラは水中に身を投じた。
【ティーダ/エアリス/モニカ 現在位置:祠の湖の南岸
所持武器:吹雪の剣・いかづちの杖・参加者リスト/
エドガーのメモ・マジャスティスのメモ/ エドガーのメモ(ボロ)
第一行動方針:イカダを探して祠へ
第二行動方針:アーロンを探す
最終行動方針:ゲームから抜ける】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損) 所持武器:ダイアソード 死者の指輪
現在位置:祠の湖の南口
行動方針:ゾンビ状態中はとんぬらを探していく。死者の指輪が外れたら???】
保守