FFDQバトルロワイアル2ndEdition PART2

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2人が立ち上がろうとしたとき、一匹の中型犬が駆けてきた。
Sシープドッグとボーダーコリィを掛け合わせたような外見の、利発そうな犬だ。
「お、かわいーなー、お前。 1人か? ご主人様はどーした?」
ギルガメッシュが目尻を下げ、でれっとした声でその犬に問う。
もとより答えを得ようとしての質問ではなかった。
しかし、その問いにミレーユが答えた。
「たぶん、あの辺りですね。 あそこの藪からこの子が飛び出てきましたから」

距離にして100M。方角は北西。
がさり。ミレーユが指差したその藪が不自然に揺れた。
凝視したギルガメッシュの目に、ふわりとした青い布のようなものが捉えられる。
「おーい、そこのー。 
 見てのとおりこっちにゃやる気はねーんだが、どうするよ?」
ギルガメッシュが大声を上げ、藪の向こうの人物の行動を促す。
と、同時に一歩前へ進み、半身。左手を斜め下に伸ばし、ミレーユを庇う体勢をとる。

「……まず、これを見てもらえる?」
暫くの沈黙の後、藪の向こうから返答が帰ってきた。声は女性のものだった。
そこからばさりと、大きなクリーム色の布が投げ出される。

「見てもらえばわかると思うけど、これ、パラシュート。
 私、飛空艇に乗っていたの。 そこから脱出した、その証明。
 つまり、私もゲームに乗っていないっていう証明」
えらく慎重な物言いで、その女は自分の立場を伝える。
しかし、姿は現さない。

「心配はいりません。ギルガメッシュさんは見た目とは違って怖くありませんよ」
ミレーユが優しい口調で、女の歩み寄りを促す。
その言葉にようやく決意をしたのか、がさがさと茂みが割れ、
青いドレスの大柄な美女、ルールーが姿を現した。

ギルガメッシュは、しょぼーんと肩を落としていた。
ううううぅぅぅ……
それまで機嫌よくギルガメッシュの足にじゃれついていた犬が、
急に毛を逆立て、威嚇の唸り声をあげた。
視線は、明らかにルールーに向けられている。

「おいおいどうしたどうした? あれはお前のご主人さまじゃねーのか?」
「彼、バックの中に入ってたの。名前はアンジェロ。
 私の性格が猫っぽいから相性悪いみたいね。 淋しいけど」
肩を竦めて溜息をつくルールーが、さらに続ける。
「よかったらあんたにあげるよ。
 なついてるみたいだし、その方がアンジェロも嬉しいだろ?」
「マジか! 遠慮なく頂くぜ!!
 よーしアンジェロ、今日から俺とおめーは兄弟だ。 
 毎日散歩に連れてってやっからな!」

子供のようにはしゃぎ、アンジェロを撫でくり回すギルガメッシュ。
そんな彼を母親か保母のような眼差しで見つめるミレーユ。
その後ろで、ルールーが薄く笑った。

わん、わん、わん、わん!!
その時、アンジェロがギルガメッシュに向かって吠え立てた。
彼の首がギルガメッシュとルールーを行き来し、盛んに何かを訴える。
しかし、犬と人間(人型モンスター?)の言語の壁は厚かったようで、
ギルガメッシュには彼の言わんとしているところはわからなかった。

わん、わん、わん、わん!!
どこか必死さを感じる眼差しで、アンジェロは吠えつづける。
「どーしたアンジェロ、腹ぁ減ってるのか? 
 よしよし、今アンちゃんが食いモンやっからな」
くぅん…… 
目の前に搾り出されるレーションを見て、アンジェロは諦めたように項垂れた。
その間、女達は現実的な話をしていた。

「ところであんたたちは、どこに向かっているの?」
「町へ向かっています。 ギルガメッシュさんの仲間が先行していますし、
 他にも不戦派が集まっているらしいのです」
「ふーん、そうなんだ。 じゃあ私もあんたたちに就いて行っていい?」
「こちらもそのつもりで声をお掛けしました」
「それじゃ、よろしくね」




【ギルガメッシュ 所持品:アンジェロ 位置:O-15 → ルラフェンの町】
 第一行動:ルラフェンの町へ移動 第二行動:かつての仲間たちとの合流
 行動理念:ゲームには乗らない
【ミレーユ 所持品:強打の腕輪 バリア・ポイント かいふくのマテリア うらミサイル ルビーの涙 位置:O-15 → ルラフェンの町】
 第一行動:ルラフェンの町へ移動
 行動理念:ゲームには乗らない
【ルールー:所持品:炎のマントの切れ端 位置:O-15 → ルラフェンの町】
 第一行動:ルラフェンの町へ移動 第二行動:とりあえず町組の信頼を得ておく
 行動理念:生き残る 殺しも必要悪
「セリス、そっちはダメ。その沼は――」
毒沼に向かって軽やかにステップを踏むセリスをティナが引き戻した。

「あら、でも、この沼の反対側にバッツ様がいるかもしれないじゃない?」
口を尖らせるセリスを見て、盛大なため息をついてみせる。
「ねえ、沼の反対側はさっき見てきたところじゃない!」
そう、2人と、後ろでごろごろと転がっているプックルの3人は、
セリスの気の向くままに移動したために、毒沼の南側を抜けて歩いていたのだ。

――しかし、進む事が出来なくなり、引き返してきた、というわけである。

「だからセリスの探している人は別の所にいるのよ」
「すっかり忘れてたわ!ああ、バッツ様…ドジなセリスを嫌わないで下さい、およよよよ…」
顔を手で覆い、崩れ落ちる。

「え…っと…」
ティナの視線が宙を泳ぎ、そしてプックルに振り返る。

(どうしよう…)
プックルは低く唸って顔をそむけた。
(俺はこういう話には疎いんだ)

「はあぁ…」
再びティナがため息をついたとき、セリスがいきなり飛び上がった。
そして両手を広げて、叫ぶ。
「心配するな、セリス。オレはお前を嫌ったりなんてしないさ!」
今度は手を組んで『コイスルオトメ』のポーズをとる。
「ああ、バッツ様!バッツ様の優しさに、セリスは感動しました!」
言うが早いか猛ダッシュで駆け出した。

「今、参りますわ〜!待っててくださいね〜!!」

「………」
どんどん過激になっていくセリスの妄想に、思わず立ち尽くす二人。

「…あっ、追いかけなくちゃ!」
我に帰ったティナが走り出す。
それに答えるように、プックルが唸る。背中に乗れ、と言うように。

「待って〜っ!!」
プックルの上にしがみついたティナが叫ぶ。

【ティナ 所持品:アルテマウェポン 位置:L-17】
 第一行動方針:セリスに付いていく
 第二行動方針:セリスにかけられた魔法?を解く
 最終行動方針:ケフカを倒す

【プックル 所持品:なし 位置:L-17】
 第一行動方針:ティナについていく
 第二行動方針:リュカを探す

【セリス 所持品:ヒールロッド、エンハンスソード 現在位置:L-17 海岸】
 第一行動方針:バッツを探す
230蟲毒:03/09/27 16:48 ID:Ei74O1uG
「軍事基地かぁ…色々とあるもんやな」
レオンハルトらに案内されて地下施設へと入ったセルフィとユウナ。
傭兵であるセルフィはずらりとならんだ機器類を見てもそれほど驚かない、任務でもっと大規模な基地に
赴任していたこともあるからだ。
「ユウナん、わかるか?」
ただ、それでも机に設置されたPCについては、やや戸惑い気味にユウナに尋ねる。
「私の従兄弟にこんな機械に詳しい子がいるんだけど、私にはちょっと」

「そっか、多分ガーデンにあったんと、基本的には同じやと思うんやけど…」
セルフィは慣れた手つきで次々と管理室の機械を操作していく。
それにあわせ、先程レオンハルトらが操作したのとは比べ物にならないほどのスムーズさで、
次々と機械の画面が切り替わっていく…そしてどれくらいの時間が経過しただろうか?
作業が一段落したセルフィがゆっくりとレオンハルトらの方に振り返る。

「とりあえず必要なのはまずこの基地そのものの機能を回復させる起動ディスク、それから
 ミサイルの操作を行うための設定ディスクや」
「それがあれば撃てるのか?」
「いいや、それだけやあかん、例えるなら船を水に受かべる事が出来たちゅう程度やな
 つまりそこからちゃんと航海に乗り出せるかは、また別の話ということや」

「動くようになっただけでは駄目だ、ということか?」
「そやな、こういった分野に詳しい技術者か、そうでなければ…」
セルフィは技術書を満載した書架を指差す。
「あれ全部を理解できる人間でなければ不可能や」
それからセルフィは基地の概要・機能についてかいつまんで説明していく。
その中にはここのミサイルが、ピンポイント式の拠点攻撃用だということや、
それからミサイルが合計で五発しか搭載されていないことも含まれていた。
231蟲毒:03/09/27 16:50 ID:wN90ldtU
「ここまでに何か質問は?」
まるで先生きどりのセルフィに付き合って、レオンハルトが苦笑まじりに挙手する。
「これがあの飛空挺みたいに罠である可能性は無いだろうか?」
「罠の可能性は低いと思うんや、なあ、あの飛空挺が何故撃墜されたのか分かるか?」
「そりゃあ、見せしめのためだろう」
「そうやな、でも見せしめっていうのは目立ってこそ意味があるもんや、
 こんな地面の下を爆破したところで何の見せしめにもならん、うちらが生き埋めになるだけや」
ユウナも同意見のようだった。
「私、ずっと考えていたんだけど、このゲームの目的ってあくまでも私たちを戦わせるのが、
 目的のような気がするの、殺すためだけなら、多分こんな手間がかかることはしないはずだよ」

と、そこで今まで黙っていたミネアがぽつりと呟く。
「コドク…」
ミネアの呟きに敏感に反応する、ユウナとレオンハルト。
「あ…」
「そうか蟲毒か…考えて見ればそれがあったな」
「なんやなんや…うちだけ除け者にせんといてや」

「蟲毒とは…」
早速、解説を始めようとしたミネアをユウナの声が遮る。
「蟲毒っていうのはね、密閉した甕の中に無数の毒虫たちを入れて、共食いをおこさせて、
 そして最後に残った一匹を、呪いの道具にするっていう呪術の一種だよ」
「……呪術の中でも外法に位置する邪法中の邪法ですね」
言いたかったセリフを取られ、やや不満そうにミネアが解説を締めくくる。
そんなミネアの肩に手をやり、レオンハルトが続ける。
「だとすれば最後に生き残っても、結局ロクでも無いことになりそうだな」
232蟲毒:03/09/27 16:51 ID:wN90ldtU
「あのケフカという男、かなり虚栄心の強い男だと見ました…彼はもうすでにあのホールで一人
 そして飛空挺でも何人かを自らの手で処分しています、あの時彼が口を滑らせた「あのお方」の目的が、
 いわば蟲毒にあるというのならば、彼の性格から言って、これ以上の表立った介入は出来ないはずです」
アクの強い人間ほど、その内面は脆い。
あの僅かな説明時間の中で、ケフカが影の主催者に対して強い畏怖の感情を抱いていることをミネアは悟っていた。
ただ彼自身がいつ、内なる狂気に完全に蝕まれ暴走を始めるか、その可能性が無いわけでもないが。
(未だに運命は混沌の中を抜けてはいない…破滅か生か)

【レオンハルト:所持アイテム:ディフェンダー 現在位置:T-03施設内】
基本行動方針:フリオニール(エッジ)の遺志を継ぐ
第一行動方針:?
第二行動方針:ミサイルの封印を解き、天空城撃墜
(基地から何冊か書物を持ち出しています)

【ミネア:所持アイテム:プラチナソード 現在位置:T-03施設内】
第一行動方針:レオンハルトに協力
第二行動方針:戦いを止める
第三行動方針:自分のレオタードを探す

【ユウナ 所持武器:不明 魔法の聖水 現在位置:T−03施設内】
 第一行動方針:?
 第二行動方針:アニー、リュカ、ティーダ、アーロン、ルールーを探す

【セルフィ 所持武器:ピンクのレオタード(アリーナ用) 現在位置:T−03施設内 】
 第一行動方針:?
 第二行動方針:戦闘回避
233BEATS ◆uUNOFXeyEw :03/09/30 22:13 ID:GnITeip4
保守
保守
235山崎:03/10/05 21:28 ID:+3pzVPP5
・迎wUEカ@ネ駲ニ8・閊?ェ・ B! j## 4・\オエノホ~gソヤcキ茶6FPQΚ$ンムロカ
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nmbB~
保守
237山崎:03/10/12 20:55 ID:+2cFegc2
【クッキー 所持品:なし 現在位置:K-09 山頂魔法陣】
 第一行動:サーチ&デストロイ
 行動理念:リンダを勝ち残らせ、その後自殺
 ステータス:MP1/2
【リンダ 所持品:なし 現在位置:K-09 山頂魔法陣】
 第一行動:サーチ&デストロイ
 行動理念:勝ち残り
 ステータス:MP1/3

【レノ:所持品:多目的ゴーグル MP5サブマシンガン(弾切れ) M79グレネードランチャー バックラー 現在位置:K-09 山頂付近】
 第一行動:リンダたちを追尾する
 行動理念:漁夫の利でラストマン・スタンディング


【山崎 死亡】  ―――残り47人。


ぜんぜん書き込みが無いのでage
保守…
山崎死亡age
「山崎」って参加してたんだー!?
242名前が無い@ただの名無しのようだ:03/10/28 23:20 ID:zJJO9XjG
1ヶ月停滞記念age
島の最南端。潮の香りの満ちる洞窟の奥深く。
そこに据えられた祭壇の上には血塗られた不可思議な文様が刻まれていた。
静かに、そして唐突にその文様から淡い光が溢れ出した。
光はやがて渦になり、それが天井近くまで上り詰めると、
光はその渦の中心に確かな形を作り始めた。
巨大なモーグリの形と、一人の少年の姿を。
「…なんや戻ってきてしもおたようやな」
光はすぐに闇に解け、モーグリのぬいぐるみに乗った猫の人形は
カンテラを取り出し辺りを見渡すとそう呟いた。

「どうしてユウナお姉ちゃんと別の所へ飛ばされちゃうんだろう」
疲れきった表情でクーパーは呟いた。
この洞窟に戻ってきてから数度、条件を変えながら転送方陣に入ってみてはしたが、
行き着く場所はいつも砂漠のど真ん中だった。
「人数、持ち物、いろいろ試したけど、もう考えられるのは一つだけやな」
ケット・シーは体に付いた砂を払いながら答えた。

「僕が灯台に着いたのは大体10時位ってとこやな
 で、この洞窟に来て、また灯台に戻ったのが11時半。
 そして君とユウナさんを連れてここに戻って着たのが12時ぐらいやろ」
ケット・シーの説明にクーパーはいちいち首を振って相槌をうった。
「もしこの転送装置が時間によって行き先を変えるとしたら。
 確証は無いけど、どんだけ試しても同じ場所にしか行けんのか説明できるやろ」
ケット・シーは話しをそうまとめると、時計を取り出し時間を確認した。

「あと30分で二時になるな。
 行先変更が何時間置きに変わるかわからんけど、とりあえずそれでやってみよ」
「なら僕は砂漠側で二時になるのを待つよ。転送先がいくつあるかわかんないんだし、
 だったら少しでもお姉ちゃんの所へ行ける確立を増やした方がいいと思うんだ」
クーパーはそう言うと、荷物を持って立ち上がった。
「…そうやな。だけど、気をつけるんやで。まだこの装置について
知らない部分も多いんやし、転送先にどんな奴がいるかわからないんやから」

「うん、大丈夫。それじゃ、北東の島で会おうね」
クーパーはケット・シーに軽く手を振り、転送陣に足を踏み入れた。
再び魔方陣から光があふれ、クーパーの姿をかき消していった。

【ケット・シー  現在位置:I-23 所持品:レッドメガホン(あやつり、へんしん)】
 第一行動方針:ユウナを助ける     
 第二行動方針:自分とアーロンの仲間を探す
 第三行動方針:ワープ装置の調査

【クーパー 所持武器:不明 クロスボウ 現在位置:C-4】
 第一行動方針:ユウナを助ける
 第二行動方針:アニー、リュカ、ティーダ、アーロン、ルールーを探す
保守カキコ。
hosyu
247名前が無い@ただの名無しのようだ:03/11/22 01:34 ID:+GJ+ReGA

■ドラゴンクエストキャラクター投票■
http://doberu.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/vote/tvote.cgi?event=dqvote

■ファイナルファンタジーキャラクター投票■
http://doberu.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/vote/tvote.cgi?event=ffvote
 
249激戦勃発…?:03/11/28 14:55 ID:/+wQe1oi
「ミド?」
ルールーの話を聞いているギルガメッシュが聞き覚えのあるフレーズを繰り返した。
「ええ、小さな少年だったわ。…知ってるの?」
「バッツが前に話してやがったぜ。すっげえ頭の良いガキだ、ってな」
そう、ギルガメッシュ自身が会ったことはなかったが、バッツの知り合いだと、前に聞いた。

「そうね、私たちよりよっぽど賢いわ。その子が―――」
そこでふと、ルールーは言葉を止めた。
「どうしたの?」前を歩くミレーユが振り返った。

「何か聞こえない?」2人に同意を求めるが、2人は無反応だ。
「………人の声のような…『バッツサマ』って言ってるのかしらね」
そして、言うが早いかルールーは後方をにらみつけた。
「誰か来る」ギルガメッシュの眉が動く。

「マジかよっ」アンジェロを地面に下ろして警戒態勢をとる。
ミレーユもカチリ、とバリア・ポイントのスイッチをいれた。

ギルガメッシュの視力は人間のそれよりも少し性能が良い。
だから彼はすぐに確認する事が出来た。

緑の髪の少女を乗せて走る、見慣れない獣を。
そして、自分にバーサクの魔法をかけた、そして今はバッツの虜となっている金髪の女性。
――セリスを。
250激戦勃発…?:03/11/28 14:56 ID:/+wQe1oi
【ギルガメッシュ 所持品:アンジェロ 位置:P-17】
 第一行動方針:セリスをどうにかする。
 第二行動方針:ルラフェンの町へ移動 
 第三行動方針:かつての仲間たちとの合流
 行動理念:ゲームには乗らない
【ミレーユ 所持品:強打の腕輪 バリア・ポイント かいふくのマテリア うらミサイル ルビーの涙 位置:P-17】
 第一行動方針:ティナ達三人の正体を見極めた上で…?
 第二行動方針:ルラフェンの町へ移動
 行動理念:ゲームには乗らない
【ルールー:所持品:炎のマントの切れ端 位置:P-17】
 第一行動方針:ティナ達三人の正体を見極めた上で…?
 第二行動方針:ルラフェンの町へ移動 
 第三行動方針:とりあえず町組の信頼を得ておく
 行動理念:生き残る 殺しも必要悪

【ティナ 所持品:アルテマウェポン 位置:P-17】
 第一行動方針:セリスに付いていく
 第二行動方針:セリスにかけられた魔法?を解く
 最終行動方針:ケフカを倒す
【プックル 所持品:なし 位置:P-17】
 第一行動方針:ティナについていく
 第二行動方針:リュカを探す
【セリス 所持品:ヒールロッド、エンハンスソード 現在位置:P-17 海岸】
 第一行動方針:バッツを探す

※ティナ達はまだミレーユ達に気付いていません。
 また、ルールーもミレーユも敵の姿はまだ見えていません。
251保育士カイン:03/12/01 14:28 ID:h0iQmeTM
竜騎士は常人よりも目が格段に良い。
高い所から遠くの小さなものでも見なくてはならない場合が多いからだ。
竜騎士であるカインは、所々で停止しながら、
その目標を確認しつつ、それに近づいていった。

たどりついたカインはもはや墜落してしまったそれへ目掛け、降りた。
パラシュートをはだける。

リルムでは無かった。

それは、リルムとは違う少女。
三角帽子と奇妙な服を着ている事から魔術師のようだとカインは推測した。
墜落したショックか、気を失っているようである。
溜息をつくとカインは少女を抱え、また飛んだ。

(……幼子を一人にするのは、可哀想なものだからな。)
ふと微笑を浮かべる。
ミストの村へ討伐へと赴いた時は、彼女はセシルに任せていた。
この殺し合いの舞台へ上がってはじめて出会ったリルムも、
自分の不注意でまた一人きりにしてしまった。
(……この子も、リルムも、俺が守ってみせる……)

少し頬が赤らんだ。

【カイン 所持武器:なし 位置:I-09 平原】
 第一行動:リルムを探す。
 第二行動:クルルを守る。
 行動理念:仲間を増やす。ゲームには乗らない
【クルル(ジョブ:時魔道士 アビリティ:白魔法) 支給品:? 現在位置:?】
 第一行動方針:?
 第二行動方針:本来の仲間を探す
 ※クルルは気絶中
252照準:03/12/01 14:44 ID:4DyqXo5C
「うん、そこを降りた所に犬の下半身が落ちていたよ、ホントだって」
犬の確認を忘れていたクッキーはとっさに嘘をついてしまった。
「そ、そう…ありがとう…」
未だにカタカタと震えながらその場にへたり込むリンダ。

「ああ、そういえば地面にビッシリと数式が書かれていたな」
自分が目にした、自身のトラウマの焔を再燃させた数式の事を思い出す。
彼は優しい少年であったし、リンダに余計な心配はかけさせまいとその妹への劣等感はその欠片もない素振りをする。
(僕も嘘を吐くのがうまくなったものだなあ)心の中で苦笑した。

「数式?誰か隠れていたのかしら」
話題が犬から離れ、顔色が幾分回復したリンダがおずおずと聞き返した。
「そうかもしれない。僕にはさっぱりだったけど、距離を計算しているようだった」
「この辺りにまだいるかもしれないわ」
「――探すかい?2人だから、負けはしないだろうけど」
そう、2人は2人とも攻撃呪文の使い手だし、体力もないほうではあるまい。

「そうね…そうしましょうか…でも」
リンダが少し、口ごもる。

「何?」
「そこの道は避けて行きましょう…?」
犬がいる(と、思い込んでいる)ため、リンダは急勾配の荒れ道を見ようともしない。
「わかったわかった、じゃあ行こうか」
その言い草は、まるで散歩でも誘うような感じだった。(ねえねえ、ちょっとローレシアまで散歩しない?)
253照準:03/12/01 14:45 ID:4DyqXo5C
彼女はその2人の会話を、巨岩の上で聞いた。
(あの人達…この殺し合いに、乗っている!)
唾をゴクリと飲み下し、身をより一層縮める。

目立つ色のパジャマを着た少女、レナだった。
しかも、彼らが話していた人物というのは、もしかして…いや、十中八九、ミドのことだ。
クッキーと呼ばれる少年がわからないほどの数式を作る事のできるのは、彼ぐらいのものだろう。

(早く助けて逃げ出さないと…)
レナは巨岩の先に立っていたその身を翻した
一刻も早くミドを見つけなければ、恐らく彼は殺されてしまう。
2人が他愛もない雑談をしているのを確認し、慎重にその場を離れた。


誰にも、見咎められてはいないはずだった。
ただ一人、クッキー達の後方の岩陰に潜伏しているレノを除いては。
(あの女…放っておいても大丈夫なものかな、と)
クッキー達はレナに(そしてレノにも)気付いていないようだが、レナがやる気になっているかどうかは定かではない。
(もしあの女がやる気だとしたら、あの2人は不意打ちを受ける恐れがあるぞ、と)

しかし自分自身が始末しに行くのもどうか。自分の身を危険にさらすことになる。
(さて、早く決めなければ女に逃げられてしまうぞ、と)
254照準:03/12/01 14:47 ID:4DyqXo5C
【レナ(風水師)アビリティ:うたう 所持品:?(配布物) 現在位置:K-9】
 第一行動方針:クルル、ミドを救出する。
 第二行動方針:クッキー達から離れる。
 行動理念:決めかねているが、ゲームには乗らない。

【クッキー 所持品:なし 現在位置:K-09 山頂魔法陣】
 第一行動方針:サーチ&デストロイ(とりあえず、周辺探索)
 行動理念:リンダを勝ち残らせ、その後自殺
 ステータス:MP1/2

【リンダ 所持品:なし 現在位置:K-09 山頂魔法陣】
 第一行動方針:サーチ&デストロイ(とりあえず、周辺探索)
 行動理念:勝ち残り
 ステータス:MP1/4

【レノ:所持品:多目的ゴーグル MP5サブマシンガン(弾切れ) M79グレネードランチャー バックラー 現在位置:K-09 山頂付近】
 第一行動方針:レナを始末しに行くか、それとも見逃すか。
 基本行動方針:リンダたちを追尾する
 行動理念:漁夫の利でラストマン・スタンディング
255ょぅι゛ょ:03/12/01 16:33 ID:4SJ1LpzV
岩肌を飛びつづけるカイン……
その振動のせいか、クルルは目覚めた。
「えっ!?えっ!?……あれっ!?」
「起きたか……喋るな、舌を噛む。」
慌てるクルルをカインは不器用ながらも言い包め、
すぐ近くの木へと降り立ち、そのまま地面へと降り立った。

「あの……あなたは?」
「俺はカイン、お前が倒れていて……それで連れてきた。」
説明不足。
言葉足らず。
「私はクルル、あの……助けてくれたんですよね?」
少し上目遣いで聞く。
「さぁな」
そういうカインの頬は赤かった。
クルルがクスッと笑う。
256ょぅι゛ょ:03/12/01 16:36 ID:4SJ1LpzV
「クルル、お前はあの飛行船に乗っていたんだな?」
「はい。」
「………お前と共に行動をしていたエドワード――
 エッジは俺の仲間だ。
 その仲間がお前を守っていた、行動を共にしていた――お前を俺は守る。
 いいか?」
風が吹き、カインの髪が靡いた。

クルルは照れたように、手を差し伸べた。
「私も……よろしくお願いします。
 あの、カインさんは竜騎士なんですよね?」
「そうだが?」
「……ちょっと向こうを向いていてくれますか?」
言われるままにカインは後ろを向く。
背後では何も殺気は感じなかった。
何かゴソゴソいっているような気がしたが、刃物を持っているような気もしない。
「いいですよー。」

振り向いたカインが見たものは、
少し照れくさそうにはにかんだ、竜騎士ルックのクルルだった。
「私も竜騎士になれるんですよー!」
両手いっぱいに広げて主張するクルルを見て、カインは苦笑をした。
257ょぅι゛ょ:03/12/01 16:38 ID:4SJ1LpzV
「リルムちゃん?」
「そうだ、心当たりは無いか?」
「ううん、私が会ったのは本当に少ない……
 ルールーさん、アンジェロ、ミド、エッジさん……」
その言葉を聞いてカインは溜息をついた。
矢張り知っているはずが無い。
「しかし、リルムもまだ幼い……
 体力的に見てもそうあの洞窟から離れたとも思えん……」
クルルが飛んだ。
適当な岩を見つけるとそれに降り、また飛ぶ。
「見つけに行きましょう、カインさん。
 リルムちゃんが一人だとしたら、大変です。」
苦笑する。
そう歳も変わらないだろうに……
それに、行動するという事は自分の危険性を高めているようなものだ。
それを、簡単にしようというのだから。
「ついてこれるか?」
あっという間にクルルに追いつく。
「大丈夫ですよ!」
二人の竜騎士はそのまま洞窟の方向へと向かっていった。

【カイン 所持武器:なし 位置:L-07 平原】
 第一行動:リルムを探す。
 第二行動:クルルを守る。
 行動理念:仲間を増やす。ゲームには乗らない
【クルル(ジョブ:竜騎士) 支給品:CD2枚 現在位置:L-07】
 第一行動方針:カインについていく。
 第二行動方針:本来の仲間を探す
保守
259どっちのルートショー:03/12/03 16:19 ID:uvlvdQZ3
ギルガメッシュがセリス達の存在に気づいた頃、
セリス達の方にも動きがあった。
「グルルルルル………」
唸りを上げるプックル。
毛は逆立ち、目はギラギラと燃え上がる。
その様子を見たティナは意味をすぐに察知した。
―人がいる―
ならば、さっきから『バッツサマ バッツサマ』と繰り返し言っているセリスの声に、
相手は気づいているはずだ。

「待って!セリス、そっちは……」
「なぁに?」
トロンと垂れた目、いつもの鋭い眼差しとはかけはなれた目でセリスは振り向いた。
(街に行くにはこの橋を渡る必要があるけど、
 向こう側には人がいる……)
「ティナ?」

ここで安全をとり、回り道をするか。
危険を顧みず、突っ切るか。

ティナは決断をする。
260どっちのルートショー:03/12/03 16:20 ID:uvlvdQZ3
【ギルガメッシュ 所持品:アンジェロ 位置:P-17】
 第一行動方針:セリスをどうにかする。
 第二行動方針:ルラフェンの町へ移動 
 第三行動方針:かつての仲間たちとの合流
 行動理念:ゲームには乗らない
【ミレーユ 所持品:強打の腕輪 バリア・ポイント かいふくのマテリア うらミサイル ルビーの涙 位置:P-17】
 第一行動方針:ティナ達三人の正体を見極めた上で…?
 第二行動方針:ルラフェンの町へ移動
 行動理念:ゲームには乗らない
【ルールー:所持品:炎のマントの切れ端 位置:P-17】
 第一行動方針:ティナ達三人の正体を見極めた上で…?
 第二行動方針:ルラフェンの町へ移動 
 第三行動方針:とりあえず町組の信頼を得ておく
 行動理念:生き残る 殺しも必要悪

【ティナ 所持品:アルテマウェポン 位置:P-17】
 第一行動方針:決断
 第ニ行動方針:セリスに付いていく
 第三行動方針:セリスにかけられた魔法?を解く
 最終行動方針:ケフカを倒す
【プックル 所持品:なし 位置:P-17】
 第一行動方針:ティナについていく
 第二行動方針:リュカを探す
【セリス 所持品:ヒールロッド、エンハンスソード 現在位置:P-17 海岸】
 第一行動方針:バッツを探す
※ティナ達は敵の姿を確認できていません。
 また、ルールーもミレーユも敵の姿はまだ見えていません。
261風と炎:03/12/05 20:25 ID:f4FAOQzB
ファリスは解っていた。
サラマンダーが最初から死ぬつもりだった事を。
そして、それを止める事が出来なかった自分を恥じた。
泣きはしなかった。
自分たちを逃がしてくれたサラマンダーの分も、自分は生き。
そして、誰も殺しはしない事を再度想った。

ティーダは解った。
あの『アーロン』は『アーロン』ではないと。
そして、解った時、ティーダに怒りの炎が燃え上がった。
吼えた。
アーロンを正気に戻し。
そして、またみんなと再会する事を願った。

アーロン……今は破壊の剣は、追った。
ティーダとファリスを。
彼の目に映るもの、それ全てを破壊する。
それが彼の全てだった。
262風と炎:03/12/05 20:26 ID:f4FAOQzB
「くそっ!もう追いついてきやがった……」
ファリスが振り返ったとき、平原の遠く、
アーロンの姿が見えた。
その速度は、常人とは比べ物にならず……
傷を負ったティーダを連れているファリス達には到底逃げられるものでは無かった。
「やっぱり、ファリスだけでも逃げるッス!
 アーロンなら、俺がなんとかするッスから。」
「馬鹿野郎!怪我してる奴にあんな化け物任せられるか!
 ………絶対助けてやる、俺が……。」

アーロンとファリス達の距離が近づく中、
その様子に気づいた者がいた。
その者はそれに気づいた瞬間、走り出していた。
反射的に。
その者の名……
風に選ばれし戦士――バッツ
263風と炎:03/12/05 20:28 ID:f4FAOQzB
【ティーダ(負傷・精神的に動揺) 所持武器:サバイバルナイフ 位置:T-16(逃走中) 】
 第一行動方針:アーロンから逃げる
 根本行動方針:元の仲間と合流

【ファリス(狩人・非マスター) アビリティ:白黒魔(中級までの白魔法・黒魔法を行使可能) 
 所持武器:盲目の弓 S&W M29(残弾5発) 現在位置:T-16(逃走中) 】
 第一行動方針:アーロンから逃げる
 根本行動方針:ゲームを止める、人を殺さない&殺させない

【バッツ(シーフ) 所持品:アウトサイダー 現在位置:T-16】
 第一行動方針:ファリスとティーダを救出
 第ニ行動方針:レナ、クルル、ガラフを探す
 第三行動方針:ギルガメッシュと再び合流

【アーロン 所持武器:破壊の剣 現在位置:T-16】
 行動方針:斬る
※破壊の剣の呪いに掛かり、意識はおろか肉体・知識・精神までも完全に剣に乗っ取られています。
※破壊の剣以外のアイテムはザックごとP-17に放置されています。
264ジェノサイダー現る:03/12/06 16:56 ID:0WkSRGL9
マーニャは、首輪探知システムのピッ、という電子音で足を止めた。
灯台に向かう細い半島の途中だった。

画面の1つの点が真っ直ぐこちらに向かってきている。

――彼(彼女かもしれない。どっちでもいい)は大丈夫なのか?
自分を殺す気なのか、それとも仲間になってくれそうな者なのか…。

マーニャにそれを知る術はなかったが、とりあえず姿が見えるまでは大丈夫だ。
確証のない確信だった。
しかしとりあえず、外見である程度判断してしまおう。
そう思いながら画面上を動く人物が見えるのを待つことにした。

「そろそろ肉眼でも見えるかな…」
一人呟きながら顔をあげるマーニャ。
彼女の視線の果てにはおぼろげだが、人影が映った。

もう少し、もう少しでどんな人物かがわかる…。
瞬間、彼女の耳にパン、という音が響いた。
続いてそのコンマ1秒ほどの後にマーニャの身体が前のめりに倒れた。

「!!!」
顔に泥の化粧をタップリつけながら彼女は感じた。今のは何者かの自分に対する攻撃なのだと。
そして血がとめどなく溢れ出る脚にムチを打って立ち上がった。
近づいてくるこの人物は、やる気だ。

血の匂いに顔をしかめながら、彼女は呪文の詠唱を始めた。
265ジェノサイダー現る:03/12/06 16:57 ID:0WkSRGL9
ジェノバ細胞がヴィンセントに与えた呪いは、彼の肉体を人間をはるかに超越したものに変えた。
そしてその能力は、視力も例外ではなかった。

彼は超遠距離からコルトパイソンを放った。
命中させる自信はあった。事実、彼の放った銃弾は見事マーニャの脚を撃ち抜いた。

ヴィンセントが標的に選んだ踊り子風の女性は立つのがやっと、という感じだった。
逃げられはしまい、と彼はゆっくりと彼女に近づいた。


【ヴィンセント 所持武器:メイジマッシャー 神羅甲式防具改(効果半減) 太刀(両手持ち)
 コルトパイソン 山彦の盾 力の盾 魔石ケーツハリー
 ハイブロウST 黒胡椒  スコールの首輪 現在位置:D−21 灯台4F】
 行動方針:勝利し、過去を改変する
 ステータス:HP半減。
(仲間に出会った場合、1度目は見逃します)

【マーニャ(左脚負傷) 所持武器:回転ノコギリ 首輪探知システム 現在位置:D-21】
 第一行動方針:ヴィンセント撃退。
 第二行動方針:とりあえず頼れそうな誰かを探す
(探知可能範囲は自分を中心とした最大半径3HEXの円内です、縮尺は1HEX 2HEXの3段階に
 切り換え可能、ただし探知範囲が広ければその分精度はダウンします
 また位置はわかってもそれが誰なのかはわかりません)
266HELP:03/12/06 21:39 ID:xUoYfGPs
「うあぁぁあ……」
何も解らない。
僕は何も解らない……
誰か、何か教えて……父さん、サンチョ、プックル……
アニー、クーパー、ビアンカァ……
どうして、どうして誰も助けてくれないんだよぅ。
僕は、僕はどうしたらいいのさ。

あ、あぁっ!
女の……人?
「た、すけ……てぇ……」
やっと、助けてくれる人が来てくれたよぉ。
もう、怖いのはやだ……
何でもするから……守って……
僕を守って、助けて……

【ティファ 持ち物:ライオンクロー×2 変な通信機 キングレオの爪×2 ?マテリア×2 現在位置: K-06 中央山脈北東部】
 対処行動:泣き声の元へ向かう
 行動原理:ワカラナイ が、ゲームに乗りたくはない

【リュカ 所持品:パパスの剣 ?(ビアンカの支給品) 位置:K-06 中央山脈北東部】
 第一行動:誰かに守ってもらう
 行動原理:死にたくない、頼りたい
 ステータス:聴覚喪失(死への恐怖から、危険に敏感) 幼児退行
保守
ほしゅ。
保守!!!

hosyu!
273まあくん@どうやら管­理人:04/01/08 21:10 ID:V96LWQ/e
ttp://jbbs.shitaraba.com/study/2270/
↑の掲示板から逮捕者が
274まあくん@どうやら管­理人
ttp://jbbs.shitaraba.com/study/2270/
↑の掲示板から逮捕者が