ターニアちゃんの純愛小説

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1ドラクエバカ
ここは、ドラクエ6に登場するターニアちゃんの小説です。
基本は純愛です。(ちなみに、レイプなどの犯しちゃう小説はNGです)
小説に登場する人物は、もちろんターニアちゃんがメインです。
あと、ここでのカップリングは、ターニア×主人公でお願いします。(純愛なので)
22:03/06/15 03:27 ID:zRTx7yx8
2
3名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/15 03:28 ID:knIGkNNa
「ぎゃあああああ!」
4名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/15 03:41 ID:ext0BVvv
「お、おにぃちゃぁ〜〜〜〜〜〜ん!!!」
5名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/15 04:01 ID:83vED7rn
sage
6釣りs:03/06/15 07:51 ID:xdCJSLC/
『ラブラドールが欲しいのぉラヴラドールじゃないといけないのぉ!”』っていう想像

そしてバター
7名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/15 07:56 ID:gpAOix7E
「お前は・・・ここで生きろ!これが俺の最後の言葉だ!」
「お兄ちゃん・・・弱虫のお兄ちゃん・・・さようなら・・・」
8名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/15 08:03 ID:KWAwpRTT
「いい女になるのだな。ランド君が待っているよ」
「ランドが……?」
9名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/15 08:09 ID:knIGkNNa
「あふぅ。」
10名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/15 09:21 ID:7UEMk+t7
「おにいちゃん、中に出していいよ・・・」
11名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/15 09:41 ID:7KEd/4kV
「おにいちゃんのエッチ!もーーー!!!」」
エロパロ板のスレ
  
ターニアちゃんの純愛小説
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1055605353/
↑落ちてるし
14 :03/06/18 00:40 ID:lrTiVmtr
おにいちゃん・・・どうして来てくれないの・・・?
私の体に飽きちゃったの・・・?
15 :03/06/18 00:52 ID:lzuybXiZ
いつまでも純愛だけじゃ飽きられて当然。
ターニアたんだと何を書いてみても、けっきょく純愛になってしまう
てか、ターニアたんをおにいちゃん以外と絡ませられるかぁ!
現実のター二アは公衆便所だよ
夢のター二アはその反動で清らかだった
───────────────────────────−──────―
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──−──‐( (⌒ ̄ `ヽ───_ ───────‐ /    /─―/ヽ────―─‐
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―‐――──‐ /∠_,ノ    _/_───‐―──―─‐| |  /─―/ | |―────―‐
─────‐ /( ノ ヽ、_/´  \―────‐──‐∪ ./──,イ ∪ ────―─
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こんなスレあったんだ…
脳内設定追加変更で暇な時に書いてみるかも。
>19
ターニア萌えとして気持ちは嬉しいのですが、
せっかく書くのだったらターニア萌えスレにしてください。
ここの>1はわざわざエロパロ板まで行って、
そっちにはそっちでドラクエ小説スレがあるのに
ここと全く同名のスレを立てた阿呆です。
2119:03/06/25 01:05 ID:tvp7Rweo
>>20
このスレの経緯から考えて、
あんまりこのスレはターニア萌えな人たちにとって好ましくないのはわかるのですが、
ターニア萌え本スレの方がいまSSが続いているのに、その流れを壊したくないと言うのもありますし、
これから自分が書こうと思っている物が、かなりあっちのスレに反していそうな気がするので…

それと、FFDQ板も人が少なくなったせいか底の方がほとんど肥溜め状態になっていて見苦しいようなw
このスレも生憎即死基準を超えたらしく、このまま地下にまぎらわしく何ヶ月も放置しておくよりは、
少しでも生かしておいたほうがいい、というのが自分の言い分です。


わがまま言ってすいません。
このスレが残ることで気分を害されるようでしたら時期を見計らって本スレの方に出直します。
     _ _
   /〃^rヘヽ    ノ__
   川K⌒ヾl  .'´   ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   !川 ソ'⌒'リl  ノタノ~ヾリ))  | すてきなお話読ませてもらえるなら、どこでだって嬉しいな
  川l(,#^ヮ^ノil (((, ^ヮ^ノリ < ここでいいと思うよ。おにいちゃんとラブラブできるならねっ!
    /(つ二)つ⊂)i, H,i.(つ  \________________________
   .んLく/__jゞ  ノ_j~_ゝ
      じJ    し'ノ
  ____|\_________________
/                                 \
 そうそう。>>1でスレの価値が決まるわけじゃないもんね |
 (ちょっとだけでいいからアタシも出してくれないかなあ〜) |
2319:03/06/26 03:51 ID:PyuzWSk9
>>22
ごめん、バーバラたん出せるか微妙・゚・(ノД`)・゚・。
行き詰まって途中逃亡せずに、軌道にのれれば出せる努力もしてみます。

あと、素敵かどうかも・・・
自分でもくらいなぁって感じのするものなんで。

と言うわけで、暇があったらという超不定期更新の続き物(投げだす可能性大有り)ですが、よろしくお願いします。
それでは…
2419:03/06/26 03:51 ID:PyuzWSk9
私は、夢が好き。
なぜなら、そこには、「おにいちゃん」がいるから…

……
2519:03/06/26 03:51 ID:PyuzWSk9
気付いた時には、私は家に一人ぼっちだった。
父も、母も。兄弟もいない。
幼い頃に両親を失った私を隣村から引き取ってくれた、
唯一「家族」と呼べた親戚すらも、夏が終わる頃に病気で亡くなってしまった。

窓から外を見つめる。
真冬の曇った空、枯れた畑。鄙びた寒村の外に、人気は無い。
…気が付くと、粉雪がちらつき始めていた。
これからぐっと気温も下がり、寒い一日が始まる。きっと明日も、あさっても…
私は暖炉の薪を継ぎ足す。

夜が来て、私はまた、窓から外を見つめる。
雪明りは村を暗く照らし、寂しさを際立たしている。

…このまま起きていても、何があるわけでもない…
私はベッドの中へ入る。そして屋根と厚い雪雲の向こうにきらめいているかもしれない、
無数の星々に願う。

あの夢がまた見れたら…、
あの夢へまたたどり着ければ…。
夢の向こうにいる、おにいちゃんにまた会える…

……
2619:03/06/26 03:54 ID:PyuzWSk9
…鳥が鳴いてる。
窓の外に流れ込む、暖かい光。

「今日も来れたんだ、私」
そう思うと、嬉しさでいっぱいになります。
そして、いつものように隣りのベッドで眠る、あの人。
「そうだ、朝ごはん作らなくっちゃ…」

そして私はあの人より早く、キッチンに行って、二人分の朝食を作ります。
一人分は私のための、普通の量。そしてもう一人のは、少し多めに作った、あの人のためのもの。

「…もう、そろそろかな。」
私は、朝食をテーブルの上において、寝室へと向かいます。
あの人を起こす為に。

「おはよう、おにいちゃん!」

2719@連投きつすぎ:03/06/26 04:15 ID:PyuzWSk9
「………Zzz」
「ねぇ、起きてよぉ。」
「…Zzz」
「もう、起きてってばっ!」

ドサッ

「いったーっ、もっとゆっくり起こしてよ…」
「もう、おにいちゃんが起きないからだよ。」
「俺が朝弱いのわかってんだったらさぁ、もう少しお願い。」
「だーめ。甘やかしすぎはあんまよくないよ。」
「むぅ…ま、いいや、おはよう、ターニア。」
「うん、おはようっ。」

そう言って、私はいつもの様に、おにいちゃんの頬へおはようのキスをします。
おにいちゃんもすぐに、私の頬にも同じことをしてくれます。

「早くこっち来ないと、朝ご飯冷めちゃうよ。それとも、冷たいスープほうが好み?」
「わかってるって、今行く。」

おにいちゃんが居る朝。
例えこれが「夢」とわかっていても、楽しくて、嬉しくて…

……
2819@連投きつすぎ:03/06/26 04:18 ID:PyuzWSk9
……

私は目を覚ます。
隣りの空いたベッド。誰も居るはずが無い。

「……」

あいさつのキスも、二人分の朝食も、ここには無い。
ここに居るのは、ただ一人、私一人…

(つづく)
切ないでつねターニアたん・・・
続きを、無理なさらず、できるだけ早くおながいします(w
乙です
楽しみに待っていますщ(゚Д゚щ)カモォォォン
31ターニアは公衆便所:03/06/28 05:44 ID:TqSv/hHG
気付いた時には、私は家に一人ぼっちだった。
父も、母も。兄弟もいない。
幼い頃に両親を失った私を隣村から引き取ってくれた、
唯一「家族」と呼べた親戚すらも、夏が終わる頃に病気で亡くなってしまった。

ぼうっとした目で、自分の体を見つめる。
精液が垂れる膣、歯跡ついた胸。鄙びた寒村の外に、客の気配を感じる。
…気が付くと、涙がこぼれ始めていた。
両親が死んで、頼れる人もなく、そんな中で私が生きていくには、体を売るしかなかった。
そうしないと生きてはいけなかった。だから。
これからずっと相手にしなければならないも増え、辛い一日が始まる。きっと明日も、あさっても…
私はこぼれた涙をふき取った。

夜が来て、私はまた、窓から外を見つめる。
雪明りは村を暗く照らし、寂しさを際立たしている。

…このまま起きていても、何もいい事があるわけでもない…
私はベッドの中へ入る。そして屋根と厚い雪雲の向こうにきらめいているかもしれない、
無数の星々に願う。

あの夢がまた見れたら…、
あの夢へまたたどり着ければ…。
夢の向こうにいる、おにいちゃんにまた会える…
そしてあの夢の中でだけは、私は清らかなままの、前の私でいられるから…。

……
32ターニアは公衆便所:03/06/28 05:45 ID:TqSv/hHG
…鳥が鳴いてる。
窓の外に流れ込む、暖かい光。

「今日も来れたんだ、私」
そう思うと、嬉しさでいっぱいになります。
そして、いつものように隣りのベッドで眠る、あの人。
「そうだ、朝ごはん作らなくっちゃ…」

そして私はあの人より早く、キッチンに行って、二人分の朝食を作ります。
一人分は私のための、普通の量。そしてもう一人のは、少し多めに作った、あの人のためのもの。

「…もう、そろそろかな。」
私は、朝食をテーブルの上において、寝室へと向かいます。
あの人を起こす為に。

「おはよう、おにいちゃん!」
33ターニアは公衆便所:03/06/28 05:45 ID:TqSv/hHG
「………Zzz」
「ねぇ、起きてよぉ。」
「…Zzz」
「もう、起きてってばっ!」

ドサッ

「……っ!?」
突然の事に、私は何が起きたかわからなくて、固まってしまった。
「うるせぇんだよ、この売女が。」
だから、おにいちゃんに無理矢理ベッドに引き込まれて、そして押さえつけられている、という状況に気づいたのは、そんな、台詞を聞いてしまった後だった。
「お、おにいちゃん……? 一体何を……?」
「ターニア。おまえ、あっちの世界では一日に何人もオトコの相手をしてるんだろ? ちょっと俺の相手も頼むよ。」
おにいちゃんが、見た事もないような、怖い顔で言った。
「しかし幻滅だよなぁ。こんな売女と兄弟ゴッコしてたなんて、恥もいいとこだ。」
私の頭は、もう、真っ白になっていた。
おにいちゃんは、無理矢理私の服を脱がしはじめた。私は必死で暴れたけど――
こういう時の男の人の力に適わない事は、現実≠ナ私は悲しいくらい、知っていた。
「いやっ! やめてたおにいちゃん」
「だーめ。中途半端はあんまよくないよ。」
「ん、だめっ。いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」

私はいつもの現実≠ニ同じ様に、おにいちゃんに無理矢理キスをされました。
おにいちゃんはすぐに唇を離し、そしてやっぱり現実≠ニ同じことを始めました。

「随分慣れてるんだな、少し冷めちゃうよ。それとも、こっちの穴の方ならまだマシか?」
「ハァハァ、いいぞ、今イク…。」

優しいおにいちゃんが居る朝。
その「夢」だけが、私の、最後の心の拠り所だったのに。

……
34ターニアは公衆便所:03/06/28 05:46 ID:TqSv/hHG

私は目を覚ます。
隣りの空いたベッド。誰も居るはずが無い。

「……」
もう「夢」ですら、私は清らかでなくなってしまった。
もう私は夢に逃げる事すら、許されなくなってしまった。
私はそっと果物ナイフを手に取り、手首に当てた。
…それをひく事ができる勇気があったら、きっと私はもっと…
私はナイフを布団の上に落として、ぽろぽろと涙ぼした。

(つづかないよこんなん)
公衆便所さんの方が続いてほしい俺は変態でしょうか
  バーバラさん。お兄ちゃんって、どうして私のこと  |
  エッチな娘だって思ってるのかな?         .|
  私には、お兄ちゃんしかいないのに・・・.       |
\__________  _________/
     _ _          |/
   /〃^rヘヽ    ノ__
   川K⌒ヾl   .'´   ヽ:
   !川 ソ'⌒'リl  ノタノ~ヾリノハ:
  川(;#^ヮ^ノi 从Tд∩) ): 公衆便所って・・・
    /(∪二)つ ⊂)i,H ,iノ:   村の人たちにも失礼だよ
   . レLく/_jゝ   ノ_~i_ゝ:
      し'ノ     レし':
  ____|\________________
/                                \
 うん、わかるわかる。可愛い娘っていじめられるのよね |
                                         |
  ドラクエで一番エロいのはバーバラだよな?       |
  http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1042736758/ |
ターニアの村でのある日の村人二人の会話

「よーす、今日はターニアのとこいって一発やってくるかぁ」
「おめぇも好きだべなぁ。あんなガバガバの便器さ使っても楽しくないべ?」
「んだとも、一回たった1Gだベ? それを考えれば安いもんだ」
「安くしないと、誰も使いにこんからじゃろ。そういや、最近じゃガキどもが、安いから小遣いで払えるからって来てるらしいべ」
「てーしたもんだなぁ。もうこの村で一物銜えた事ない男はおらんのと違うか? もう本当に公衆便所だべ……」


ターニアは公衆便所( ^∀^)ゲラゲラ

              !\!\
           ノ__、_ゝ∧へヘ おい         __  今日もお仕事お仕事っ
          .'´   ヽ /、~リヾ 誰だあれ?   .'´  ヽ/|
         .ノタノ~ヾリ (。;゚ o゚ノ          .ノ ノハ从;タ
し〜らない♪ ((( ^.ー^,K`!X.!ブコ⊃        /ノ(, ゚ ヮ゚ノリ
         ⊂)i, H,i,⊂〉=@=l           ⊂)i,水i(つ <偽ターニア>
          ノ_j~_ゝ∪ノ'ン!iゝ           ノ_j~_ゝ  肉便器系ネタ担当
           し'ノ  |=/|=l            し'ノ    ターニアよりも巨乳・緩器
                ̄  ̄                  実体はターニアのペットのジェリーマン
しぃとアホォしぃみたい
4019:03/06/30 00:51 ID:UpF+1kK6
ちょっと同人の方がきつくて…すみません
明日か明後日には上げたいところ。

>>35
いや、エロ苦手な自分としても、見てていいとおもうです。
ただのパクリかと思えば、意外にまともに読める話だし、
結構いい地文書く割には、誤字脱字が多いし

本当に謎な存在だ>公衆便所
また職人さん来ないかなあ・・・
    ノ__
  .'´   ヽ
  ノタノ~ヽリ)
 ( (, ゚ ヮ゚ノソ < 保守するよ
  ⊂)i, H,i.(つ
   ノ_j~_ゝ
    し'ノ
44名前が無い@ただの名無しのようだ:03/07/15 23:12 ID:K+0qAJgp
リレミト!
45ブビキ:03/07/15 23:22 ID:MBXoyHNy
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    i ,|::       ,( o _,o )、       | | 
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     i::   ::     ー '   ::     ,i
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46名前が無い@ただの名無しのようだ:03/07/16 19:46 ID:4hZw/WzT
ターニアは↑にも犯されてるよ
47ブビキ:03/07/16 19:56 ID:Al3eZktK
>>46
        _,,..----――----、、..._
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    i、|::      '  _ j_   ヽ      iJ
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      〉、:::::: `  ー--―  '    {  
     /  \::::: 、::::::::::...........     ノi
             マジで?
    __
  .'´   ヽ/|
  ノ ノハ从タ
 /ノ(, ゚ ヮ゚ノリ < 夕一二アが保守します
  ⊂)i,水i.(つ
   ノ_j~_ゝ
    し'ノ
50ターニア
51あぼーん:あぼーん
あぼーん
保守すべきか迷うが保守
53ドラクエバカ:03/08/25 08:13 ID:KfjtcRe7
誰か、ターニアちゃんの小説書いてくれ。
>>53
おまい、官スレにもいなかったか?
55ドラクエバカ:03/08/29 02:13 ID:X+XAXbcP
誰も来ないなんて寂しい。
56あぼーん:あぼーん
あぼーん
そんなこと言ってるから変なのが来た
exam
59名前が無い@ただの名無しのようだ:03/09/02 07:15 ID:0LI0m26i
爆撃回避age
60名前が無い@ただの名無しのようだ:03/09/12 19:29 ID:5un27/+p
age
 
62ドラクエバカ:03/09/22 23:31 ID:nEbVfcgj
age
63勝手に28の続き:03/09/24 00:38 ID:O/XZ4XUW
涙を拭いて鏡の前で笑顔の練習をして、機織場に向かう。
出会う村の人たちに、元気に挨拶をするわ。
「おはようございます!」
「おはよう、ターニアちゃん」
そう、私は今日も元気。
そう自分に暗示をかけて、いつもの角を曲がったところで、突然腕を引っ張られた。
「ランド……」
もう一度笑顔を作り直して、朝の挨拶。
「おはよう、ランド」
だけど、彼は真剣な顔で言ったわ。
「ターニア。ちょっと時間くれないか」
「でも、私、機織場にいかなきゃ」
「おばばには話をつけておいた。とにかく来い」
64勝手に28の続き:03/09/24 00:55 ID:O/XZ4XUW
雪割草の咲くがけの淵で、ランドは言った。
「なあ、ターニア。大丈夫か?」
いきなりの質問に私は戸惑ったわ。
「大丈夫って、何が」
「ほら、あいつ村を出て行ったじゃないか。さびしいんだろ?」
「そんなにさびしくはないよ。元に戻っただけだし。一人暮らしには慣れてる……」
「強がるんなよ。他の奴の目はごまかせても、俺の目はごまかされないぜ。伊達に
お前を見ているわけじゃない」
私の心臓がとくんと鳴った。
「なあ、俺じゃどうしてもあいつの代わりになれないのか?」
「……ごめんね……私、機織場に行く」
そう言って私はきびすを返す。
ごめんね。
私、いやな娘だね、ランド。
65ドラクエバカ:03/09/24 01:16 ID:qy2lFzp8
>>63
久し振りの投稿ありがとう。
嬉しいなあ。
最近ずっと投稿がなかったので、このままではマズイなあと思っていました。
本当にありがとう。
あせらずに頑張って下さい。
66ドラクエバカ:03/09/24 01:20 ID:qy2lFzp8
やば、久し振りのカキコなので、ageてしまった。
6764:03/09/26 01:29 ID:vBj/BuWx
誰かと間違えられてるのかな…
久しぶりも何もはじめて書き込むのですが。







新しいSSでも投稿しようか。
68ドラクエバカ:03/09/26 02:48 ID:slTcDYW6
>67
ごめんそういう意味じゃなくて
最近誰もカキコしてくれていなかったので。
言っただけですから。
69ドラクエバカ:03/09/26 02:54 ID:slTcDYW6
それに勘違いもしてませんから。
是非とも続きを書いてくれたら嬉しいです。
70ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/09/26 16:58 ID:UZqaNDZF
気持ちが落ち着かないまま機織場に向かうと、白壁のドアの前でおばちゃんが待っていた。
「ターニア、来たかい」
「うん、ごめんね。ちょっとおくれて」
ターニアは足が汚れていないか下を向いて確認すると
「何かあったのかい」
おばちゃんが聞いてきた。
「ううん、ただ目覚めが悪かっただけ。別になんでもないから」
「そう、それならいいんだけど。あんたも頑張りすぎて体を壊さないようにね」
「え……誰か病気なの?」
ターニアは顔を曇らせた。おばちゃんは腰をおさえて笑っていた。
「そう、腰が病めてしょうがないんだよ。痛くて痛くて。歳だねぇ、あたしも」
おばちゃんはそう言ってうつむき加減に室内へ入っていった。


自分の持ち場について軽く糸を摘む練習を始めると、急に朝の眠気が舞い戻ってきた。
「ふああ……」
あくびが出そうになって慌てて口を押さえる。周りに見られなかったかしらと横目でうかがうと、
皆真剣な顔して仕事に取り組んでいた。
(あ、しっかりしなきゃ)
ターニアは思い直して、口元を引きしめた。でもすぐに緩やかな次の誘いが頭の中を浸していく
ついさっきまでランドのことであんなに思いつめていたのに、もう気が逸れて緊張感を失くすなんて
自分は薄情なのかも、とターニアは重いまぶたをこじ開けて悩みだした。
71ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/09/26 17:01 ID:UZqaNDZF
ごめん、>>67読んでなかった
あれェ〜、続きないの?
73ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/09/26 18:00 ID:UZqaNDZF
>>72
(・3・) エェー  長文は苦手ですYO!
74蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/09/27 22:08 ID:9Ki1j3zG
今日もまた朝日が昇る。
もう少しで村で一番早起きのジョージおじいさんが畑を耕しだして、それからしばらくして
すずめがちゅんちゅんさえずりだすんだわ。
それから卵を焼いても、お兄ちゃんは朝寝坊さんだから間に合う。
だからもうちょっとだけお兄ちゃんの寝顔を見ていよう。

…私が眠らなくなって、もう3ヶ月になる。
夜になっても全然眠くならないの。
初めのうちはみんな心配してくれた。
お兄ちゃんはらりほーとかいう眠りの呪文をかけてくれた。
ランドは眠り薬をさがしてきてくれたし、ジュディはよく眠れるお香をくれたわ。
私も何とか眠ろうとして、眠くなくてもベッドに入って目を閉じてた。
でも、このごろは慣れちゃって、気にしなくなっている。悩んだって仕方がないもの。
夜はお兄ちゃんの寝顔の観察をしたり、モコモン(あ、私の飼っているファーラットの
名前ね)と一緒に星を見たりしてる。

眠れないのは不自然だけど、その不自然さもなんとなく日常に溶け込んだ日々。
そんな普通の日が今日も続くんだと思っていたんだけど。
75蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/09/27 22:10 ID:9Ki1j3zG
第一章

とんとん。
お兄ちゃんを畑に送り出して、朝ご飯の後片付けをしていると、扉を叩く音がした。
はーい、と答えながら首をひねった。
うちを訪れる人はほとんど決まってる。
ランドか、ジュディか、村長さんか、隣のジェシカおばさんくらい。
だから、ドアの叩き方だけで誰が来たかわかるんだけど、今の音は全然心当たりがない。
ちょっと用心してドアを開ける。
「こんにちは。お久しぶりね、ターニアちゃん」
「えっ?」
私は初め信じられなかった。
低い背を補うように、頭の上で束ねられたにんじん色の髪と、くりくりした杏色の瞳。
たしかに知っているけれど……
「どうしたの、ターニアちゃん。そんなことして。あたしのこと忘れちゃった訳じゃないよね?」
「ううん。バーバラさん……でしょ。でも」
「でも?」
「バーバラさん、この世界を直しているんだって、お兄ちゃんから」
そう、魔法都市カルベローナの末裔である彼女は、魔王に傷つけられたこの世界を
ゼニスっていう神様と一緒に修繕しているはずなのよ。
そんな人が何故ここに?
「うん、そうなんだけど、ちょっとお休みもらってきたんだ。魔王はいなくなってるし、もう
あたしがいなくても事前に回復するくらいになってるしね」
「そうなんですか。あ、でもお兄ちゃんは畑に出てて。呼んできますね」
ところが、私が行こうとすると、バーバラさんは私の手をつかんで、引き止めた。
「ううん、いいの。今日は彼じゃなくあなたに用事があって来たんだから」
「私に?」
(続)
76蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/09/27 22:11 ID:9Ki1j3zG
いかん、本題に入る前に時間切れ…
アフターストーリーキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
78ドラクエバカ:03/09/28 00:53 ID:arniybWf
なんかようやくこのスレも活気が出てきたなあ。(まだ早いか)
一時はどうなるかと思ったけど、皆さんのおかげです。
これからも宜しくお願いします。
保守するか
81蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/14 00:05 ID:ia+mjisE
第二章

私はバーバラさんを家の中に入れると、お茶を出した。
「粗茶ですが」
「ありがと」
「あの、それで、私に話って何ですか?」
私がそう聞くとバーバラさんは急に険しい顔つきになった。
「ねえ、ターニアちゃん。どうして眠らないの?」
「え?」
「知ってるわよ。このごろずっと起きてるのは。隠したって無駄よ?」
「別に隠しているつもりじゃ……でも、確かにこのごろ眠れないけど……」
「眠れない?違うわ。あなた、眠りたくないだけでしょ。意気地なし。ひとりぼっちになるの
が怖いから、逃げてるのよ」
バーバラさんの語調が強くなっていく。
……眠りたくない?
……意気地なし?
……独りぼっち?


……胸がちくっと痛む……

私は何がなんだか訳がわからなくて、バーバラさんに問うた。
「あの、話が見えないんですけど……」
「ふーん、そうなの。まあいいわ。ちょっと付き合って。しっかり認めさせてあげるから」
82蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/14 00:07 ID:ia+mjisE
第三章

バーバラさんは、私の手を引いて外に出ると、なにやら呟いた。
と、バーバラさんと私の身体が宙に浮く。
え?と思うまもなく目の前の景色が変わり、気が付くと私達は城の前に立っていた。
「……ここは?」
「レイドック城。見覚えあるでしょ?」
え…と、ある……ううん、気のせいだ。来たことないもの。
それをバーバラさんに告げると、ため息をつかれてしまった。
「あなたも強情ね。なるほど、山の女は情が強いわ。なんか違う気がするけど」
門の脇にいた兵士さんが私達の方を見る。
若い兵士さんが槍を構えて道をふさごうとしたけれど、年寄りの兵士さんに何か耳打ち
をされて、また道を開けてくれた。
83蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/14 00:09 ID:ia+mjisE
お城は何度来てもドキドキしちゃう。
あれ?
「どう、思い出した?」
「何を?」
「……まあいいわ」
バーバラさんは私の手を引いて、ずんずん城の奥へ進んでいく。
「おや、バーバラさん」
野太い声のした方を見ると、兵士長さんがいた。
「こんにちは。お久しぶりね、ソルディさん」
挨拶するバーバラさんに私はあれっと思った。
「ソルディ?この人はトム兵士長さんでしょ?」
「だんだん思い出してきたみたいじゃない?じゃあ、王妃様にお会いしましょうか」
王妃様?
頭の中にその顔が浮かんでくる。
それは……
「嫌!」
私は耐え切れなくなって叫んだ。
「お願い。もう許して!何も見たくない、聞きたくない!」
でも、その願いは叶えられなかった。
「随分と嫌われたものね、私も」
聞こえてしまった、凛とした声。
シェーラ様。
お兄ちゃんと同じ色の瞳。
お兄ちゃんと同じ凛々しい鼻筋。
お兄ちゃんの、本当のお母さん。
84蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/14 00:10 ID:ia+mjisE
第四章

お兄ちゃんは、本当はレイドックの王子様。
出会ったのは三年前。
血まみれで倒れていて、何とか息を吹き返したけれどしばらくの間記憶喪失で。
その間だけ、彼は私のお兄ちゃんで。
だけど、もう一人の彼が村に来て、記憶を取り戻して。
ひとりぼっちには慣れてるよ、前に戻っただけだから平気。
今はさびしいけれど、いつか忘れられるから。
そう強がって、私は彼を見送った。
だけど……だめだった。忘れられなかった。
だって、夢の中では彼はお兄ちゃんのままだもん。
いつも一緒にいられるもん。
目覚めたときの寂しさが怖くて、私は目を覚ますのをやめた。
そして、本当のことを忘れたの。
それなのに。
85蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/14 00:12 ID:ia+mjisE
「どうして?どうして、こんなひどいことするの?私はただお兄ちゃんと一緒にいたい
だけなのに」
「別に夢じゃなくったって、一緒にいたいと思えばいれるじゃん」
「そんなの無理!私は村の小娘で、彼は王子様だよ!身分が違いすぎるよ!」
「無理?そんなこと無いと思うけどな」
「無い事無いもん」
「いいから試してみなよ。起きて、レイドックへ行って、あなたとすっと一緒にいたいの、
ってさ」
「試したって、結果はわかってる!」
「じゃあ、このまま眠りつづけるんだ」
「そうよ!だって、お兄ちゃんとずっと一緒にいられるもん!」
「ふうん……」
バーバラさんの顔から表情が消えた。
「……だったらさ、むこうのあなたの身体、いらないよね」
「え?」
「そうでしょ。ずっと寝続けるんなら。だったらあたしがもらっちゃってもいいよね。
あたしの身体、むこうの世界では吹っ飛ばされちゃってないのよ。じゃあ、もらうから。
あ、ライフコッドにはこれで自分で戻ってね」
バーバラさんは私にキメラの翼を渡すと、「急ぐから」と言い残してどっかに飛んでった。
86蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/14 00:16 ID:ia+mjisE
    ノ__
  .'´   ヽ
  ノタノ~ヽリ)
 ( (, ゚ ヮ゚ノソ < 今日はここまで
  ⊂)i, H,i.(つ
   ノ_j~_ゝ
    し'ノ
         スコココバシッスコバドドドンスコバンスコ
                 /!/i         _∧_∧_∧_∧_∧_∧_
           从 `ヾ .,ヘへ∧く_\' /".    |                    |
        ≡≪≡ゞシ彡〃、リ~,ヘ ノノ〃ミ≡从≡<  次の更新いつーーー?!  >
.         '=巛≡从ミ.从゚∀ ゚ )ノ彡/ノ≡》〉≡|_  _  _ _ _ _ _ _|
.         ゛=!|l|》リnl⌒!I⌒I⌒I⌒Iツ从=≡|l≫,゙    ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
         《 l|!|!l!'~'⌒^⌒(⌒)⌒^~~~ヾ!|l!|l;"
.          "l|l|(( (〇) ))(( (〇) ))|l|》;
          `へヾ―-―    ―-― .へヾ    ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
8887:03/10/14 00:41 ID:/IeEilW/
_| ̄|○ やっぱりやっつけ仕事は漏れには向かん・・・

>>86
バーバラたんイイ!!(おい)
どうなるのか楽しみにしてまつ
89蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/14 22:04 ID:ia+mjisE
>87さん
レス早いですね(w
次は、一ヶ月以内には何とかしたいです。
乙です

でも、一ヶ月も待てないよ
ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
乙カレー

こういうターニアたん話を待っていますた(;´Д`)l \ァ l \ァ
続きも楽しみにしているんで、よろしくおながいします

 〈 ドモッ、スミマセン....。 〈 スミマセンスミマセン...。 〈 コノトオリデス!
  ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (´Д`;)ヾ      (;´Д`)
   ∨)        (  八)         (´Д`;)、
   ((          〉 〉           ノノZ乙
92蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/18 21:23 ID:3n4P49y1
お待たせしちゃ悪いので、小出しにしまつ。
93蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/18 21:24 ID:3n4P49y1
第五章

その日から、お兄ちゃんの寝顔が変わった。
今までは時々寂しそうなため息をついていたのに、今は本当にうれしそうな笑顔を浮
かべてる。
「ターニア……」
今日もお兄ちゃんは寝言に私の名前を呼びながらお布団をぎゅっと抱きしめて微笑む。
私、おばかさんだね。すぐに気づいても良かったのに。
寝ている間喜んでるって事は、向こうの世界でうれしいことがあったってこと。
こっちでお兄ちゃんが抱きしめている布団は、つまり……!!

「眠らなきゃ。すぐ。」
戸棚の中を探って、ジュディにもらった眠り香をむせるほど焚き、ランドからもらった
眠り薬を空にした。
天井がくるくる回転する。
そうだ、ベッドに……と後で気がついたけど、もう足が重くて動かない。
天井が回る。
お兄ちゃんの横で。
頭が痛い。
眠気ってこんなに気持ちの悪いものだったかな、と思った途端、ふっと身体が軽くなった。
94蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/18 21:26 ID:3n4P49y1
目を開けると、見慣れた天井。
横でがたがたと音がする。
そちらをみると、私が台所を片付けていた。
「ありがとう。助かっちゃった」
私の隣にはお兄ちゃん。
「全く、後片付けなんて他の人に頼んで早く城に来ればいいのに。父さんも母さんも
首を長くして待ってるんだぜ」
「ごめんね。でも、あなたとの思い出は誰にも触られたくなかったの」
私の顔がちょっと悪戯っぽく笑うと、お兄ちゃんは照れくさそうに頭を掻いた。
……心が、猫の舌のようにざらつく。
こんなの、やだ。
お兄ちゃん、どうしてそんなに幸せそうに笑うの?
そこにいるのは私じゃない。
私じゃないのに!
95蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/18 21:46 ID:3n4P49y1
    ノ__
  .'´   ヽ
  ノタノ~ヽリ)
 ( (, ゚ ヮ゚ノソ < 今日はここまで
  ⊂)i, H,i.(つ
   ノ_j~_ゝ
    し'ノ
                 スコココバシッスコバドドドンスコバンスコ
                             /!/i         _∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     _ _             从   `ヾ .,ヘへ∧く_\' /".    |                    |
   /〃^rヘヽ        ≡≪≡ゞシ彡〃、リ~,ヘ ノノ〃ミ≡从≡ <  次の更新いつーーー?!  >
   川K⌒ヾl.            '=巛≡从ミ.从゚∀ ゚ )ノ彡/ノ≡》〉≡ |_  _  _ _ _ _ _ _|
   !川 ソ'⌒'リl.        ゛=!|l|》リnl⌒!I⌒I⌒I⌒Iツ从=≡|l≫,゙    ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  川i.l;^ヮ^ノi うるさいけど 《 l|!|!l!'~'⌒^⌒(⌒)⌒^~~~ヾ!|l!|l;"
    /(∪二)j. 放っといてね "l|l|(( (〇) ))(( (〇) ))|l|》;
   . レvく/_jゝ          `へヾ―-―    ―-― .へヾ  ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
      し'ノ
97名前が無い@ただの名無しのようだ:03/10/19 12:34 ID:M2VSkYBn
ナイース!!

キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!

乙彼です。
99蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/22 01:30 ID:KYho7NXh
次は今週末にでも
続きが激しく楽しみすぎる・・・ ε=(゚∀゚三゚∀゚)フンフン
hosu
102蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/25 23:29 ID:FCPKLrqe
第六章

「お兄ちゃん、騙されちゃだめだよ。本当の私はここ!」
だけど、お兄ちゃんは答えてくれない。
視線さえもこっちにくれない。
「片付けも終わったし、もういいだろ?さあ、早く城へ」
お兄ちゃんの言葉を私の声が遮る。
「ごめん。もうちょっと待って」
「なんだよ。後何が残ってるんだ?」
「女の子にはね、色々あるのよ。大丈夫。明日の朝には絶対に城へ行くから。あなた
の隣にいても恥ずかしくないような、最高の私で、ねっ。」
これが私かと思うほどコケティッシュな表情で、私が答えてる……
あんな顔されたら、朴訥純情なお兄ちゃんなんかイチコロじゃない。
案の定、お兄ちゃんは夏の日差しを思いっきり浴びたトマトのように真っ赤になって
まろぶように外に出て行った。
「かーわいい♪」
私の口が呟いた。
……ひどい。
私の身体を使って、お兄ちゃんを弄ぶなんて!
寝たままでいたいっていったのは私だけど、こんなのってないよ。
許せないよ、バーバラさん。
103蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/25 23:31 ID:FCPKLrqe
「誰が許せないって?」
私の顔が真顔に戻って、こちらを見ていた。
「……バーバラさん、私が見えるんですか?」
「見えるわよ?」
「お兄ちゃんには見えなかったのに」
「見える見えないにはちょっと難しい仕組みがあるのよ。どうでもいいことだから説明は
しないけど、とどのつまりあいつには見えなくてあたしには見えるの」
「身体を返して!お願いだから!」
「やだ」
私の身体は……バーバラさんは、お兄ちゃんをからかってたさっきの軽い口調とは打って
変わって、はっきりと断った。
104蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/25 23:32 ID:FCPKLrqe
「あなた、あたしのことをひどいって言ったわね。じゃ、あなたはどうなのよ」
「え?私?」
「考えてみなよ。ただ3ヶ月も眠ったままでいられると思ってるの?ご飯も食べず、お
風呂にも入らずに」
「……」
「あなたが夢の世界に引きこもっていた3ヶ月間、あいつはランド君やジュディちゃん達と
一緒にあなたの世話を焼いていたわ。
いつ目を覚ますかわからないあなたのために、あいつは山で獣を狩り、穀物と交換し、
あなたの食い扶持を稼いでた。王子様なのに!
それなのに、あなたときたら怖がるばかりで、あいつの想いに答えようともしなかった。
見るに見かねて、あたしが代わりに目を覚ましたんじゃない。
あいつのうれしそうな顔を見た?あれは、あたしが取り戻したんだよ?
それを今ごろのこのこ出てきて、身体を返せって?ふざけないでよ。
あなたみたいなひどい娘には返したくない。
返して欲しければ……奪い取ってみれば?」
105蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/25 23:34 ID:FCPKLrqe
    ノ__
  .'´   ヽ
  ノタノ~ヽリ)
 ( (, ゚ ヮ゚ノソ < 今日はここまで
  ⊂)i, H,i.(つ
   ノ_j~_ゝ
    し'ノ

   !\!\  ターニアが二人???             _∧_∧_∧_∧_∧_∧_
  、_ゝ∧へヘ  どうなってんだ?               |                    |
  ヽヽ /、~リヾ     ノ__                    <  次の更新いつーーーー!? >
  ヽ(。;゚ o゚ノ   .'´   ヽ                    |_  _  _ _ _ _ _ _|
   K,`!X.!フつ ノタノ~ヽリ) ば、バーバラさん!        ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
   U〉=@=l   ( (,#゚.O゚ノソ また私のカラダ使ってる〜!      ノ__
    じlン!iゝ  ⊂)i, H,i.(つ                  。   .'´   ヽ
    |=/|=l     ノ_j~_ゝ               \.  \ ノダ~ヾリ、バ    ./ 半ャーン♪
     ̄  ̄      し'ノ                /\ _∩从゚.ヮ ゚;))∩ ̄゜/\ シャシャーン♪
                             ‖ \.| ̄ ̄|| ̄ ̄| ー┴ー ‖
                             ‖ /\ ̄ ̄|| ̄ ̄|   ̄T ̄ ‖
>>105乙です!                     ‖‖_ / ̄ ̄\/  ̄| ‖   ‖
楽しい展開になってきたなあ・・・          .‖‖ ̄|| barbala | ̄/ ‖   ‖
円満解決か、本スレのようなバトルになるのか ‖‖_||  ○  | ‖  ‖   ‖
いやもう待ち遠しい!               // \ \__//\/\. /\
スレ違いですが、解析もがんがってください        汎゙コッ!ドコッ!
107名前が無い@ただの名無しのようだ:03/10/26 00:18 ID:BJn5GMya
なんか下の世話まで想像してしまった。
108蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/26 01:15 ID:qlRzOBcm
いつもながらお早いレスで……
>>106
期待にお答えできるよう頑張ります。SSも解析も。

>>107
だからお世話部隊にジュディがいるんですよ。

109蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/26 13:13 ID:qlRzOBcm
第七章

奪い取れって言われてもどうしていいかわからなくって、それでも色々試してみたけれど
ダメだった。
今、バーバラさんは鏡の前で私の顔を弄ってる。
私はお化粧なんてたった一回しかしたことがない。
精霊の使いをした時だけ。
あの時はいろんな道具を貸してもらって、ジェシカおばさんに手伝ってもらいながら
苦労して仕上げた。
出来上がった顔は真っ白で、唇は真っ赤で、まるで私じゃないみたいだった。
だけど、バーバラさんはまるで水が流れるように私の顔を仕上げていく。
そして、それは確かに私の顔なのに、あのときよりもずっと綺麗だと思う。
「でしょ?」
私の顔がこっちをみてにっこり微笑んだ。
「だから、安心して夢の世界に閉じこもってていいよ。あたしはこっちの世界で最高の
あなたになるから」
「違うもん!いくら綺麗だって、私は私でなくっちゃ、最高の私じゃないよ!」
「でも、あいつはあたしがあなただって疑ってないよ」
「それは……」
110蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/26 13:14 ID:qlRzOBcm
とんとん。
扉を叩く音がする。
この叩き方は……お兄ちゃんだ!
「入っていいかい、ターニア?」

「うん。いいよ」
バーバラさんが私の身体を翻し、うれしそうに扉を開くと。そこに息を呑んで立ちすく
むお兄ちゃんがいた。
「どうしたの?」
「いや、ターニアがあまりに綺麗になっていたから……」
「うふふ。どう?最高の私でしょ?」
「ああ、天使みたいだよ」
お兄ちゃんが、愛しそうに、私じゃない私の顔を見つめる。
それに答えるように、私の腕がお兄ちゃんの首筋に回って、やんわりと引き寄せる。

いや!
バーバラさん、やめて!
これ以上お兄ちゃんを盗らないで!

お兄ちゃんの目が驚いたように一瞬見開かれ、それから閉じる。
二人の顔が、スローモーションのようにその距離を狭めてゆく。

だめぇぇぇぇぇっっっっっ!!!!
      ノ__
    .'´   ヽ
    ノタノ~ヽリ)
    ( (, ゚ ヮ゚ノソ ちょっと通るよ〜 職人さんがんばって!
    (,Zつ⌒0
   ノ_/ ´_ゝ`)
   じ∈ノ   /
    |    /
    ( ヽノ
    ノ>ノ
    しU
112蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/26 17:38 ID:qlRzOBcm
第八章

最初に見えたのは、光だったと思う。
チカチカと頭の中に舞う光。
どうしてこんなんだろうと思って、自分が息をしていないことに気がついた。
それから感じたのは身体の重さ。
身体の重さ?

「ターニア?」
声に引き寄せられ、重たいまぶたをやっとのことで開けると、そこにはお兄ちゃんの
顔があった。
それも文字通り目の前に。
「はわわっ!」
私はびっくりして奇声を上げてしまった。
「大丈夫か?」
「え?あ、うん……」
「水、飲むか?台所の水がめの中だよな……あ、いや、もう片してるから、ランドの家
からもらってくるよ。待ってろ」
慌てて出て行くお兄ちゃんを、何も言えないまま見送って、かえってちょっと落ち着いた。
身体の重さを感じるってことは。
私は恐る恐る自分の手を見つめた。
……透けてない。
周りを見回す。
……私のほかに私はいない。
私、身体を取り戻せたんだ!
113蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/26 17:42 ID:qlRzOBcm
(もう、何すんのよ……)
どこからともなく声がする。
バーバラさんの声だ。
そう、私が身体を取り戻したってことは、バーバラさんははじき出されてしまったはず。
どこにいるんだろう?
周りを見回したけどそれらしき姿はない。
私、見えない人なのかな。
(違うよ。もう一度、手を見てみなよ)
手を?
もう一度、見る。
私の手。
だけど、よく見ると何かおかしい。
焦点が合わない。
いや、そうじゃない。手が、わずかにぶれて二重になってる!
「まさか」
(そう。あたし、まだあなたの中にいるの)
少女漫画のモノローグ調だな
115蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/26 22:09 ID:qlRzOBcm
第九章

(全く。人の精神が居るところに無理やり入ってくるなんて)
バーバラさんがぼやいた。
(早く夢の世界に帰ったら?狭くて仕方ないじゃない)
「これは私の身体だよ?帰るのはバーバラさんの方じゃないの?」
(……あのね。あたしが残るのとあなたが残るのとどっちが良いか、もう一度良く考え
てみなよ。あたしが出て行けば、あいつの顔からまた笑顔が消える。あなたはあいつ
との関係が変わってしまう不安にさいなまれる。
あなたが夢の世界に戻れば、あなたはずっとあいつの妹でいられる。あいつも、あたし
も、あなたもみんなハッピー)
「そんなのごまかしだよ。私の身体には私がいた方がずっといいに決まってる」
(そう?あいつが好きなのは、最高のターニアは、あたしの精神の入ったあなたの身体
なのよ)
「なら、私はそれ以上のターニアになるもん!」
そうよ。もう私は逃げない。
彼にまっすぐぶつかる。
たとえその結果振られたって、やっぱり妹にしか思えないって言われたって。
(あなたにできる?)
「できるわ。あなたになんか負けない」
だって、彼が好きだもん!
世界の誰より、何より、彼が大好きだもん!
116蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/26 22:11 ID:qlRzOBcm
(その気持ち、ずっと持ちつづけられる?)
突然、冷静な声で、バーバラさんが私の心に囁いた。
え?
(だから、持ちつづけられるかって聞いてるの。はい?いいえ?)
私の答えはもちろん、『はい』だ。
だから、もうあなたは夢の世界に帰ってよ。
(ま、いいけどさ。でもなんかむかつくからひとつだけ私のお願いを聞いてもらうね。
いい?)
「私にできることなら」
(できるできる。すごく簡単なことだから)
その願いとは……
117蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/26 22:16 ID:qlRzOBcm
    ノ__
  .'´   ヽ
  ノタノ~ヽリ)
 ( (, ゚ ヮ゚ノソ < 今日はここまで
  ⊂)i, H,i.(つ
   ノ_j~_ゝ
    し'ノ

>114
なにぶん久美厨なもので。
    ノ__
   .'´   ヽ ← 中身バーバラ
  ノダ~ヾリ))
  (((;゚ ヮ゚ノリ .。o( やっと実体手に入れたけど・・・こんな貧乳やだなあ
   (つ-と)
   ノ_j~_ゝ
    し'ノ
119蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/27 00:04 ID:PrAlITdt
第十章

「ターニア、水をもらってきたよ」
彼が、コップを片手に家に飛び込んできた。
私は彼に微笑んで、元気な顔を見せる。
「ありがとう。でも、もう大丈夫。さあ、早くお城に行こうよ」
「あ、ああ」

久しぶりのこちらの太陽はとってもまぶしくて。
凍って冷たくなってた私の心を優しくあっためてくれる。
私は胸に手を重ねて、心の音を聞くの。

私の心の中で眠る、もうひとつの精神。
それは、いつか生まれてくる彼と私の子供に宿る。
その子の名前は『バーバラ』。
きっとおせっかいで優しい娘に育つわ。

(おしまい)
120蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/10/27 00:16 ID:PrAlITdt
やっと終わった…
少女漫画チックが苦手な人はごめんなさい。
自分では>>22の要望をまあまあ満たせて円満解決もできたかなって思うんですが
いかがでしょ。

                 , ─ヽ
________ 青髪 /タ~\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ ↓__((゚.ヮ^ )ヽ )< っていうお話だったんだよ!
|_|__|__|__ /(((~)))ゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | ヽ;^ヮ^) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||  蛍石さん乙ですた!
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||  ターニアたんの小説ですから乙女系になるのは仕方ないこと
────────(~〜ヽ::::::::::::|/   あったかいし萌えなお話、次回作も期待しておりまつ!!
ちょっとまてやぁ〜〜〜〜〜〜
バーバラがターニアの娘かいな、サスペリアとかで恐い続きがありそうだぞ
>>122
バーバラがターニアの娘という一点だけ見れば怖い続きもありそうだけどね。
全体を通してみればそういう展開はないと思うよ。
可愛い終わり方だった。
バーバラは天使
ターニアもバーバラもかわゆいなあ。
いいお話を有難う。堪能しました(´∀`)
純愛って本当に良いものですね
127蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/11/02 18:55 ID:dBdfsNQM
肯定的な評価が多くてよかたです。

>121
次回作ですか。。。
同じキャラで同じテーマでっていうのは結構きついんですが、頑張って考えてみます。
純愛ってわけじゃないが、猛者ドラってサイトにあったギャグ小説がもう一度読みてえ。
sage
ホス
131蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/11/15 21:47 ID:XR9LeYlj
ライフコッドに冬が来る。
粉雪はまだ地面に落ちると融けちゃうけれど、もうそろそろ冬越しの薪を用意をしなけ
ればならない。
手伝ってくれるランドの後姿を見ると、思い出す。
ほんの少しだけお兄ちゃんだった、あの人のことを…。
132蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/11/15 21:48 ID:XR9LeYlj
あの人をわたしが見つけたのは、今年の春。
村はずれに血まみれで倒れていて……。
私は彼を家に連れて行って、介抱したの。
目を覚まして私を見た途端、彼は私のことを「セーラ?」って呼んだ。
私が「セーラって誰ですか?」って聞いたら「あれ?誰だっけ」ってとぼけた声で答えたっけ。
そう。彼は記憶喪失だった。
私は奇跡を信じられるほど子供じゃないけれど、その時は、山の精霊様が私の思いを聞き
入れてくれて、彼を寄越してくれたんじゃないかと思った。
私は彼をウィル兄ちゃんって呼んだ。
ウィル兄ちゃんは荒れ放題になってたお父さんの畑を耕してくれて。
晩御飯の時にはオボロウリやニレカボチャの育ち具合をうれしそうに話してくれた。
夢見たいに幸せだった。
でも、夢はいつか覚めるもの。
133蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/11/15 21:49 ID:XR9LeYlj
村のニレカボチャが実る頃。
魔物達に村が襲われたの。
突如現れたもう一人の彼。
よみがえった記憶。
そして、彼は……レイドックのイリアム王子様は……この世界に平和をもたらすために
旅立った。

また私は一人ぼっち。
でも、元に戻っただけなのに、寂しさに慣れないの。
134蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/11/15 21:50 ID:XR9LeYlj
「よし、これだけあれば大丈夫だろう。……ターニア?」
ランドに声をかけられて、はっと正気に戻る。
家の隣に山と詰まれた薪。
他の家より小さい束にまとめてあるのは、私でも簡単に運べるようにっていうランドの
優しさだろう。
「ありがとう、ランド。疲れたでしょ」
「ターニアのためなら何のその、だぜ」
おどけてVサインを出したランドに、私は思わずくすりと笑った。
「なんにしろ助かったわ。お茶を淹れるから中に入って」
「サンキュー。のどがからからだよ」
135蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/11/15 21:51 ID:XR9LeYlj
「ああ、うめえ。やっぱターニアの淹れてくれたお茶は最高だぜ」
テーブルの向こうで、ランドがお茶をあおった。
「もう、ランドったら。お茶はそういう飲み方するものじゃないんだよ。お酒じゃある
まいし……」
「ああ、悪い悪い。今度はきちんと飲むから」
ランドは指を一本立てた。
「もう一杯」
「もう……」
しかたないなって椅子から立って、台所に向かう。
……わかってるんだ。本当は。
ランドはわざとおどけてるってこと。
なんとか私を元気付けようとしてくれてるってこと。
ウィル兄ちゃんがいなくなってからの私は、ランドがいなかったらどうなっているか
わからない。
一緒にいると安心できる。
ランドはウィル兄ちゃんとは違うけれど……
私はランドのカップにお茶を注いた後、言ってみた。
「ねえ、ランド。私、あなたのこと少しまじめに考えてみようと」
ところが、ランドは私の言葉を途中で遮った。
「ストップ。「今はその言葉、聞きたくない。伊達におまえのこと見ているわけじゃないぜ。
今のおまえは単にあいつがいなくなって、心の行き場を失ってるんだ。俺はあいつの
代用品じゃないんだ。俺を人の心の隙間に忍び込むような、情けない男だと思わないで
くれないか」
そして、ランドは「じゃ、また困ったことがあったら呼んでくれ」と言い残して、帰って行った。
ランドのバカと心で呟いて振り向くと、鏡が目に入った。
そこにはおバカなターニアの顔が映ってた。
136蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/11/15 21:52 ID:XR9LeYlj
    ノ__
  .'´   ヽ
  ノタノ~ヽリ)
 ( (, ゚ ヮ゚ノソ < 今日はここまで
  ⊂)i, H,i.(つ
   ノ_j~_ゝ
    し'ノ
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!

乙です。乙です。
久しぶりの更新だ。嬉しいよ
総合があんなことになって過疎化しちゃったから
139蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/11/16 12:20 ID:f7TfnbgA
コミケ落選を忘れるために書いてみますた。

>138
総合ってどこ?何があったんです?
キタ━━━(ノ゚∀゚)ノ ┫:。・:*:・゚'★,。・:*:♪・゚'☆━━━!!!!

>村はずれに血まみれで倒れていて……。
>私は彼を家に連れて行って、介抱したの。

人魚姫の話を思い出したよ。 倒れた王子を開放して、王子は気づかす他の(ry
切ないー 
>>139
最近の6・7スレは荒らされてて、目も当てられない状態です。
このスレも絶対に上げない方がベターでしょうね。
1421:03/11/16 23:09 ID:X0NX4+cj
汝ら。
気遣いは嬉しいんじゃが、このスレに限ってはageで書かないと
キングストン弁が勝手に抜けてdat倉庫へ自沈用意!
俺はいい。俺はこの船に残る。
前に同人やってるとか言ってた人、近況が気になる
ランドが伊達男になっちゃっててカッコイイ。
ママレードボーイの銀太みたくなりそう
ほっしゅ
ターニア〜v
漫画と違って小説書くのって精神的に苦痛だよな。
保守sage
kamikourinnkitaisage
150蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/06 23:55 ID:6M+cmu4w
新しいネタを思いついてしまったので、とりあえず前のネタをとっとと終わらせまつ

今日も二人分のご飯を作って皿に盛る。
「お兄ちゃん、今日は菱目模様を3タナコロも織れたんだよ。よくできたねって誉められ
ちゃった」
だけど、私の会話に答えてくれるのは、窓を叩く風ばかり。
私はため息をついて向かいの皿に盛られた私の明日の朝ご飯を片付ける。
こんなこと、続けてちゃダメだってわかっているけど、やめられない。
台所を片付けようとして気がついた。
暖炉の燃料がもうない。薪を一把、家に取り込んでおかないと、凍えてしまう。
私は手袋をして外に出ようとして。

時が止まった。
151蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/07 00:02 ID:LJl/OWEd
「ウィル……兄ちゃん?」
いきなり開いた扉に、お兄ちゃんもびっくりしたようで、目を丸くしていた。
「え……あ、ただいま」
「どうして?どうしてここへ?」
「どうしてって、もしかして帰って来て欲しくなかったのか?」
私は思い切り首を振った。
「そんなことないよ。うれしい……」
お兄ちゃんがいなくなってから、どんなに寂しくても泣かないって決めていたから。
今まで貯めていた分の涙が、溢れ出してきた。
でも……幸せなら、泣いたっていいよね。

(おしまい)
152蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/07 00:07 ID:LJl/OWEd
新しく考えたネタは、清書して今日の夜にでも。
153蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/07 23:26 ID:LJl/OWEd
手紙が来たのは、3日前のことだった。
レイドックの王子様の結婚式が一週間後に執り行われる、その招待状。
単なる山の小さな村の娘に過ぎない私にそんなものが届くのには、もちろん訳がある。
私、以前王子様を助けたことがあるんだ。
村の外れで、記憶を失って血まみれで倒れていた彼を介抱したんだ。
そして、彼が記憶を取り戻すまでの間、王子様は私を妹のように扱ってくれた。
彼はもう記憶を取り戻して城に帰ったけれど、お父さんやお母さんを早い頃亡くして
ずっと一人ぼっちだった私は、短い間だけれど家族ができて本当に嬉しかった。
そのうえ、王子様は今でも私がお兄ちゃんって呼ぶのを許してくれたんだよ。
もう、嬉しくって嬉しくって。
だから、私は王子様のお妃になる人の為に、ビーズでアクセサリーを作っているんだ。
私に幸せをくれた、王子様のために……

「……ニア。ターニア?」
「え?」
「え?じゃないわよ。また環の大きさがちぐはぐになっているわよ」
ジュディに指摘され、手元を見る。
「あ、本当だ。ごめん」
「別に謝る必要はないけど、どうしたの?なんか心ここにあらずって感じだけど」
「なんでもないよ」
そう、なんでもない。お兄ちゃんが幸せになってくれるのが私の幸せでもあるのよ。
だから、胸がちくんと痛む意味は考えちゃいけないの。きっとバチがあたるから。
「そう?じゃ、きっと目が疲れてるのね。まだ4日もあるんだし、今日はここまでにして
また明日続きをやったらどう?」
「うん。じゃ、そうさせてもらうね。今日はありがとう」
私はジュディにお礼を言うと、机の上のビーズ玉を集めて箱に戻した。
〜続く〜
キター*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!

激しく乙であります!
トム兵士長!奇跡の更新であります!!
ランドは男の色気を匂わせるもあっけなく消えたw
蛍石 ◆tzCaF2EULMさんってもしかしてDQギャルゲのネタクリエーターのfluoritefluorite◆.29ke3C.さんですか?
157蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/14 22:34 ID:lUleKO0t
今日こそ書こうと思ったけれど、忙しくて書けませんでした。スマソ
>155
いや、どちらかというとランドが軽薄になっちゃったのでこんなのイヤンと思って
消しました。
今回はもっとカッコイイはず。

>156
よくわかりませんが……誉め言葉と受け取っておきます。
蛍石さん、いつも萌えをありがとうございます。
蛍石さんの話はターニアたんが健気で切ない(;´Д`)ハァハァ 

今回も王子様の結婚にハラハラしています。
ターニアの澄み切った心が美しい!
sag
161蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/25 01:54 ID:FmyoD99X
〜クリスマス特別短編〜(153とは別のお話です)

あの日もこんな風に雪が降ってた。
まだお父さんもお母さんも生きていた頃。
私、「今年はサンタさんは何をくれるんだろう」って言ったんだ。
そしたら、ジュディは私を馬鹿にしたの。
「ば〜か、ターニア。サンタなんていないのよ。プレゼントは親がくれるのよ」
「そんなのうそだもん。ジュディは悪い子だからサンタさんがプレゼントくれなくて、
可哀想だからお父さんがくれるだけだもん。ターニアはいい子だからサンタさんが
プレゼントくれるもん。ね?ランド?」
「ん〜いやまあう〜ん」
ランドったら困った顔してたっけ。
あの時、エリスお姉ちゃんが通りかからなかったら、ランドはなんと答えたのかな。
口ゲンカしてる私達を見て、エリスお姉ちゃんは言ったわ。
「サンタさん?いるわよ。あなた達の思っているのとちょっと違うかもしれないけれど」

あれは何年位前のことだったのかな。
私も少しずつ大人になって。
すぐにサンタさんが架空の人物だって知った。
でも、サンタさんはいたよ。
エリスお姉ちゃんは嘘をついてなかった。
今日、サンタさんがうちに来るの。
赤い服は着てないし、白いひげも生やしていないけど。
似合わない貴族の服を着て、「幸せ」という名前のプレゼントを持って、うちに来るんだ。
ほら、玄関からノックの音がする。
私は扉を開けて抱きつくわ。
162蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/27 21:19 ID:HxsKxDJZ
どうやらクリスマス短編は外したようなので、気を取り直して明日にでも153の続きを書きます。
1レスSSだと気付かず続き期待してた、不覚・・・_| ̄|○

>>162
蛍石さんのほんわかほのぼのまったりあったかいSS、毎回楽しみにしてまつ!
よろしくおながいします(*゚∀゚)=3
164蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/28 18:12 ID:ek3apYXU
「しっかし、あの行き倒れが王子様で、しかも世界を救った勇者様だったとはね」
ジュディが暖めたミルクをくっと飲み干す。
「こんなことならつばつけておけば良かった……なんてね。冗談よ。あーあ、私の王子
様は今どこにいるのかなあ」
天井を見ながらため息をつくジュディ。
「王子様は無理かもしれないけれど、きっと、もうすぐ花束もって迎えに来てくれるわ」
って私が言うと、ジュディは頬をふくらました。
「なによぅ。ふーんだ。どーせあなたみたいな幸せ者には私の気持ちはわからないわ。
……ほっぺたつねっちゃえ」
「いひゃい、いひゃいよ、ジュディ」
と。
トントンと扉を叩く音がした。
きっとランドだ。
夜道をジュディ一人で帰すのは危ないから、彼に送ってもらうように頼んでおいたんだ。
ジュディは私の顔からぱっと手を離し、いそいそと玄関に向かった。
私も頬をさすりながら、彼女の後についていく。
165蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/28 18:14 ID:ek3apYXU
「よう、ターニア……かと思ったらジュディか」
「はぁい、ランド。今日も私を心配して来てくれたのね」
「……まあお前も一応年頃の女の子だし、何よりターニアの頼みでもあることだしな」
「こんばんは、ランド。いつもいつもごめんね」
「いや、別にこのくらいたいしたことじゃないぜ」
「じゃ、また明日、ご教授お願します。ジュディ先生」
「やーね、先生なんて。もう」
冗談めかした私の言葉に、ジュディはテレ笑いを浮かべて裏手を振った。
もう機嫌を直したらしい。
「まあ、ゆっくり寝て、疲れを十分癒すことね。ただでさえ昼の機織で疲れているんだから」
「うん。ありがとう」
私はジュディに微笑んで、手を振った。
166蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/28 18:15 ID:ek3apYXU
二人が去ると、私は一人ぼっち。
しんと静まり返った部屋は嫌いだ。
いろいろ思い出すから。
1年前までこのテーブルの向こうには彼……王子様がいた。
慣れないきこり仕事に、手にマメを作るながらも嬉しそうに今日の話をする彼の話に
私は答えながら洗い上げをしてたんだ。
ジュディの使ったコップ、もともとは彼のものだった。
洗っていると泣きそうになるから、歌を歌って自分を励ます。
♪想い出 あふれだしても
♪私の元気 負けないで
平気、と続けようとしてドアを叩く音に気がついた。
誰だろう?
ジュディが忘れ物をして戻ってきたのかな?
それとも、ランドが寂しがってる私を慰めに、夜のデートに誘いに来てくれたとか?
私は手を拭いて、玄関に向かう。
「はい、はーい。今でまーす。どなた?」
私の呼びかけに扉の向こうから返ってきた声は、予想外のものだった。
「僕だよ、ターニア」
「お、お兄ちゃん?!」
(続く)
167蛍石 ◆tzCaF2EULM :03/12/28 18:28 ID:ek3apYXU
>163
私如きのSSを楽しみにして頂けてるとは、嬉しい反面、期待を裏切れないプレッシャーに
苦しみそうでつ。

ジュディ「ねえ、エニクス私と結婚してくれる?」
エニクス「ああ。それを言う為に50回以上、わざわざライフコッドに戻って
     きてるんだぞ。」
ジュディ「ところで、後ろの女の子誰よ?」
エニクス「旅の仲間のバーバラだよ。」
     耳元で.....(安心しろ、まだ子供だし、実体が無いし、周り
           の目もあるから何もできないって.....)
ジュディ「そう言えば、ランド、最近ターニアちゃん家によく泊まって
     いるの、よく見るわよ。あんたがいない隙に。」
テリー「本当か!! 騎士道を汚す許せん奴だ!!!」
ジュディ「はあ? 何この人怒っているのよ?まあ、私たちもよく、
     パパの家で隠れて、よくやったもんね、エニクス、うふふふふふふ」
バーバラ「エニクスなんかもう大っ嫌い〜。やっぱ、テリーがカッコいいよね。」
ジュディ「この子、場を読めてなくない?」
エニクス 耳元で....(ターニアと違って頭軽いから、本能のまま生きているから  
          何するか分かんないんだよ。町を吹き飛ばす魔法ももっているからな)
バーバラ「何か言った〜?」           
エニクス「い、いや別に....」
テリー「おれは、また旅に出る!!訳は聞くな!!ねーさんには、
    よろしく言っといてくれ!!」 
バーバラ「あたしもつれてって〜!!!」
テリー「これは、仇討ちだ。女の助けはいらん!!」....ドランゴと共に立ち去る
バーバラ「え〜ん、え〜ん<涙>」
ジュディ「ランド...、死んだかもね。でも、女の助けはいらんとか言いながら
     ドラゴンだけは連れてったわよね.....この子ってちょっと....」
エニクス「う〜ん、ドランゴだけは、置いてって欲しかったが.....
でも、ルイーダに預けないで初めてテリーが役に立つみたいだ...」
ジュディ「ターニアちゃんには少なくとも、放蕩のランドより、テリーさん
     のほうがいいわよね。」
エニクス「どっちもどっちだが、まあテリーのほうが、幾分ましかな....」
ジュディ「今日は、家に泊まってく??パパも会いたがっていたし....
今夜もうふふふ」
バーバラ「あたしはどうしろっていうのよ!!!何とかいってよエニクス〜!!」
エニクス「.......」
ジュディ「.....そうだ、あんたランドはどう?」
バーバラ「ゼッ〜タイ嫌よあんな、頭軽そうな男!!!え〜ん、え〜ん<涙>」
ジュディ「ごめんなさいね。でも、エニクス...もう時間だから行きましょ。」
    .....エニクスにもたれ立ち去る2人(横目で気にするエニクス)

バーバラ「ゆるせない、ゆるせない!!!!!エニクスのバカーーーー!!!
     .....バーバラはマダンテを唱えた!!!.........
170中山悟:03/12/30 13:27 ID:kaxhQ3dD





       終 了






>>168
>>169
悪くはないけど、バーバラ主人公ならこちらに書いて欲しいなあ
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1066554329/l50

ダメ?
>>171
すでに書いてあるし・・・わざわざ同じageで
最近現れたジュディファンの人かなあ。いや、これはこれでおもしろいんだけどさ
>>172
本当だ…見落としてたスマソ
174実体なし:03/12/31 15:44 ID:jKcANKPb
ジュディって、ノーマルキャラで髪が赤だけど、実際、サイトとかで見るかぎり
亜麻色の髪の乙女みたいで、後ろに赤く大きなリボンで結わいているんだよね。
バーバラやターニアみたいに、存在自体に謎が多い訳でもなく、インパクトも
強い訳ではないが、その他の女キャラと違って、最後まで頭の隅には残る
キャラだね。 主人公が村長に気に入られたためかどうか知らないが、ジュディ
って裏でも表の世界でも主人公にアプローチしてくるよね。
プロポーズ(どこまで本気かは知らんが.....)の返事を“はい”にした人も
多いハズ。バーバラとターニアは保険として、それぞれ、テリーとランドに
好意を見せているし......ジュディは、祭り後は主人公のみだったハズ。

結構ルックスもいいので、リメイク版では、オリジナルキャラを期待しまス。
(プロポーズで何度か“はい”にすると、結婚したりして...んな訳ないか....
バーバラですらムリだったのに......)







ドラ糞信者は精神年齢が低いからキモい少女小説しかかけないんだね
FF糞信者はもっと精神分裂しているから、現実と理想が、かけ離れて
凶悪犯や性犯罪に走り、しかもキモすぎるデブが多いそうだ。
アメリカだけでなく日本でも言えそうだが......
>>176
脳内ソースを元にしゃべるな
現実を直視しろよドラ糞信者
キモい少女小説しかかけないのは子のスレを見れば明白
>>おまえもしや、FF糞信者? ならば、これ>>http://ime.nu/nero-online.org/lastmeasure/(FF糞信者のみ)
 でも見て寝てろ。んなとこアクセスして来るな。くれぐれも悪事に走るなよ、皆の迷惑だからな!
>>178
反論できなくなったらぶらくらでちゅか〜
れべるひくいね〜ドラ糞信者は
腐れ小説でも読んでオナニーしてるのがお似合いだね。
180蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/03 10:09 ID:tB8GTMY0
私は一体これからどうするのが良いと思いますか?

>>180
消えろ
>>180
蛍石さん、あけおめ!!
今年もステキなSSをおながいします(ついでに解析もw)
荒らしを気にしてたら職人なんてやっとれませんよ
183蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/03 23:55 ID:tB8GTMY0
>182
荒らしはもちろん無視の方向ですが…
年末から年始にかけて煽りに反応する人ばかりで、もしかして飽きられてるのかなと、
そちらが気になるのですよ。
>>183
それでリディアスレに書き込みしてたんですか?

>>183
続きをまってますYO
お兄ちゃんの結婚式がはげしく気になります
186蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/09 01:55 ID:69QXwX2G
185さんがいる限り、職人していこうと思った今日この頃。
でも今日はAGEるだけにしておきますね。
187まあくん@どうやら管­理人:04/01/09 02:59 ID:cBqXKZtM
ttp://jbbs.shitaraba.com/study/2270/
↑の掲示板から逮捕者が
188185:04/01/09 23:33 ID:tZPnBFoM
>>186
そ、そんな勿体無いお言葉(*´д`*)
きっと他にROMでも楽しみにしてる香具師は多いと思いますYO

ハアハアして待ってますw
無理をせず時間の都合がいいときにおながいします
189蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/12 21:35 ID:um0ffWQ8
「や、やあ、ターニア。こんなに遅くに訪ねてきてごめん」
「別に良いけど、びっくりしたよ、もう」
「え……と、上がってもいいかな」
「あ、ごめん。どうぞ。……お茶、淹れるね」
「うん。ありがとう」
お兄ちゃんは恐縮して家に入ってきた。
私がレイドックにお呼ばれした時みたいに。
ちょっと前まで自分の家だったのに、お客様って感じで。
(今でも自分の家だって思って欲しいのになあ)
私はため息をつきながらポットにお湯を注ぐ。
じんわりと開いていくお茶の葉。
これがもっとゆっくり開いてくれたら、お兄ちゃんがたくさんここに居られるのに、
なんて思ったりしてる自分に、ちょっと可笑しくなってきた。
未練がましいぞ、ターニア。
だいたい本当の兄妹だっていつまでも一緒に居るなんて変じゃない。
笑顔笑顔。

「粗茶ですが」
にっこり笑って差し出したお茶に、お兄ちゃんが口をつける。
「ああ、うまい。ターニアの淹れてくれたお茶は最高だな」
「お兄ちゃん、ランドと同じこと言うんだね」
「なんだ、ランドにもお茶を淹れてやったのか」
「うん。私のこと良くしてくれるしね。薪を割ってくれたり」
「そうか……ランドが」
お兄ちゃんはため息をついて、カップをテーブルに置いた。
190蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/12 21:37 ID:um0ffWQ8
……沈黙。

えと、えとえと、あ、そうだ。
私は慌ててお兄ちゃんに言った。
「お兄ちゃん、結婚するんだってね。おめでとう」
「え?ああ、うん。ありがとう」

……沈黙。

えと、えとえと、あ、そうだ。
「お嫁さんはどんな人?」
「うん、そうだな……綺麗かな」
「だよね。お兄ちゃんのお嫁さんだもんね」
「うん。まあ」

……沈黙。
えと、えとえと……
次はなんて言おうかって考えていて、お兄ちゃんがうかない顔してるのにやっと気が
ついた。
191蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/12 21:39 ID:um0ffWQ8
「お兄ちゃん、どうしたの?」
結婚前ならもっと幸せそうな顔していてもいいはずなのに。
身体の調子でも悪いのかなって続けようとしたら、お兄ちゃんに突然見据えられた。
どきん
一つ心臓が鳴った。
「ターニア」
「な、なに?お兄ちゃん」
「お兄ちゃん、か……そうだよな」
「え?何が」
「いや、なんでもないよ。ところで、ターニア。今、幸せか?」
「……うん。幸せだ、よ?」
「そうか。ごめん、変なこと聞いて。……僕、もうそろそろ帰るよ」
「え?もっとゆっくりしてってよ」
「いや、もう遅いし。じゃあね、ターニア」
お兄ちゃんは変に力をいれて椅子から立ちあがり、急ぎ足で玄関に向かった。
だから、私が床に見慣れない小箱が落ちているのに気がついたのは、お兄ちゃんが
空飛ぶ呪文を唱えた後のことだった。
>>189-191
やっと復活しまスたな。
お約束通り、ターニアと結ばれんのか??(バーバラよりはマシだが・・・)
それとも、他に誰かいるのか・・・・。ともかく、新展開に期待しまス。
見慣れない小箱は実は、バーバラが事前にすり替えたミミックで、
その後、ミレーユとジュディとバーバラで取り合ったが、実は本物は
もっと恐ろしいパンドラボックスであったとか.......<ザラキーマで逝ってしまう>
ランドの助けで一命を取り留めた、ターニアは、ランドから事件の真実を聞き、その後
本物のアレをもらい、一時の幸せをつかんだとさ......
ちなみにアレには“愛しきジュディに”と書いてあったとさ。だから一時.....

その後は??????で誰か勝手に書いてくれ。
194蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/14 01:16 ID:dJJsDE2X
今気づいた……
(続)を入れ忘れたけど続きます。

>193さん
残念ながらそんな続きじゃないですょぅ(=゚ω゚)ノ
遅ればせながらキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
お兄ちゃんも実はやき(ry


蛍石さん乙です(*゚∀゚)=3ハァハァ 
>>193-194
アレ(小箱)が、指輪やアイテム、モンスター系でないとすると・・・・・・
結婚相手がターニアでないとすると・・・・やっぱりバーバラたんですか??
197ドラクエバカ:04/01/14 23:41 ID:MIoBemzk
蛍石さん、はじめまして。
今度の小説ではどうやら主人公はターニアちゃんの事が・・・
って感じなんでかなり楽しみにしています。
小説の続き期待しているので頑張って下さい。
198名前が無い@ただの名無しのようだ:04/01/15 00:40 ID:KMgXDvNZ
ジュディたん(;´Д`)ハァハァ VS ターニアたん(;´Д`)ハァハァ
>>178
人間のくず

お前みたいなのがいるからドラ糞とか散々いわれんだ
煽りは帰れ。もういないだろうがな・・・。
200名前が無い@ただの名無しのようだ:04/01/15 07:27 ID:CRHBWiNk
多香子にターニア役をしてほしい200
201名前が無い@ただの名無しのようだ:04/01/17 21:18 ID:EwDiEXI3
現実の世界では、主人公とターニアは実の兄妹ではないが、
夢の世界に長くいた主人公にとっては、兄妹だと見てしまう部分も
あるだろう。妹の幸せを考える事はできるが、結婚となるとどうかと・・・・
近親相姦に近いなこれは・・・・・
教会の神父が文句言いそう
>201
同意。
さらにプレイヤーは夢側の主人公を操作してきたんだからなぁ
シスコンってレベルじゃなくなるな
と言う訳で、今度はエンディング後のYの伏線に沿った
物語を書きます。 by雫石
206蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/19 08:41 ID:AfK9IELd
>201-205
そう思う方々は新スレ立てて誘導してください。
そしたらエンディング後の伏線に沿ったSS書きます。
207レイドック3世:04/01/20 00:05 ID:1zPlccxz
>平日(火・水除く)8:00〜19:00 は・・・・

♪む〜しょくにはー じぶんのー せかいがーある
 たとえるなら〜 スレをかけるー あおじろーき
 いんきびとー 

と誰か歌ってたぞい。

     〈⌒l/,⌒ヽ
      ハ_|.l!|\_ノ
     川K.l.li.lヾi
     !川 ソ'⌒'リl
    川il*^ヮ^ノi /)  <エニクスって、シスコンじゃないよね!
     と「,l介i]つ (   ジュディやミレーユよりわ・た・し
       レ!ヽル'   )
       .じJ   /
    
208Stone of firefly:04/01/20 20:31 ID:JYhQZwUh
 バーバラが消えてから、2年が立とうとしていた。ボッツは今年で19になった。以前、仲間と
サンマリーノの南にあるグランマーズの館で、バーバラが無事マスタードラゴンを孵させ、
天空の城を浮上させた事を見届けたが、それからだいぶ、時が経とうとしていた。
 王やシエーラは、早く結婚して王位を継いでもらいたいみたいだが、今は、日々、帝王学や
剣技に勤しむ毎日である。
無論、剣技や呪文にいたっては(当然と言えば当然だが・・・)フランコも舌を巻く程のもの
だが、勉強については、いささか苦痛であった。

 
 レイドックについては、グランマーズに以前、言われた通り、今でもなかなか当時の記憶が
戻らない部分がある。だからかどうかは知らないが、最近になってまた、ライフコッドの夢を
よく見るようになって来た。ターニア、ランド、ジュディ、村長、牛のカルビン号・・・・
今はどうしているだろうか・・・・・。 ムドーとの戦いで、見知らぬ土地に飛ばされ、そこ
で幼い時にレイドックで守ってやることができず亡くしてしまった、妹の生まれ変わりのター
ーニア(本人は孤児だったが・・・・)と出会い、世話になった日々・・・ランドやジュディ
と葛藤はあったが、あたかも幼馴染み同然に過ごした日々・・・。テリーには悪いが、自分が
守るべきものに強さよりも愛情が大事だと教わったのもライフコッドにいる人のおかげだと
思っている。
 あの祭り以降、ターニアの兄として、期待を裏切らないように村長に言われ、結果、レイ
ドック兵となり、レイドック王子として実態を取り戻し、魔王を倒した。その後の宴では、
209Stone of firefly:04/01/20 20:33 ID:JYhQZwUh
ターニアはランドと楽しそうにフォークダンスを踊っていたが、その時、自分とは、一線を画
すものだと感じたが、自らを自由の世界に導いてくれたターニアに感謝しつつ、今度はターニ
アの幸せを考え、バーバラが消え去ったショックが消えないのも束の間、城の一室にランドを
呼び、「妹を泣かしたら承知しないぞ!!」と言い、グウで一発殴りつけ(正拳突き)、その
後、「妹をよろしく頼む」と深く、頭を下げたのを覚えている。
 もしかしたら、すでに、ライフコッドで結婚しているのかも知れない。そして、もう一人、
気になる人がいた。ジュディである。バーバラと二人、魔王討伐後、村長宅に行った時、
「村のことは忘れて、レイドックに戻り親を安心させてやれ」のような事を言われたが、その
時、バーバラは気が付かなかったみたいだが、宅内にジュディがいるのに気付いた。
(まだ結婚してないのだろうかとも考えたが・・・)

 今となっては、もしあの時、一人だったら、バーバラやジュディに対しても悲しい思いを
せずに済んだのだろう。(というより以前から、一人で挨拶に行くべきだろうと考えてはいた
が・・・・)と言うのも、確かにバーバラはターニア同様に、年下でかわいく、本人はあまり
自覚していないが、つらい過去を背負っている。順風満帆で、彼女にとっては、やはり、夢の
世界や天空の城での生活のほうが幸せで、本来であればすぐにでもゼニス城に残すべきだった
はずである。そして、ジュディにとっては、行動の自由が制限されている今の自分と同様の
立場にあるため、村長の意思に左右される部分が多いのも分っていた。そもそもジュディはラ
ンドにも気があった見たいだが、それをいってしまえば自分もバーバラに・・・・ターニアや
バーバラだってランドやテリーに・・・・と言うことになってしまう。ミレーユやハッサンは
210Stone of firefly:04/01/20 20:35 ID:JYhQZwUh
ともかく、皆そんな年頃だったのである。
 そして更に、ジュディを思い起こすと・・・・村長の娘だけあって愛想がよく、気配りが
上手かった。その辺は、真面目なターニアやミレーユ、気分屋のバーバラとは違う。ただ、時
として、ボッツに対して不満を口にしたり、好奇心が強く束縛されている彼女の裏面として
捉えられるが、料理も上手で、カッタンコットンと機織りに悪戦苦闘しながらも、最後まで、
笑顔で自分が花嫁としてふさわしいかどうかアピールしていた姿が目に浮かぶ。
ジュディは確か、結婚願望が強く、いくらでも婚約者がいてもおかしくないと思ったが・・・
村長の娘としての相手となるとそれなりの・・・と言うことになるのだろう。

そう思うと、居てもたってもいられなくなり、士官に事付けを頼み、ルーラを唱えライフコッド
へ向かった。

 ライフコッドに入るとあの懐かしい、高原の風を感じた。村の人はレイドック王子の再来に
驚いていたが、村一番のおばあさんに今日は遊びにきた事を伝えると、以前同様に笑って答え
てくれた。村は相変わらず、のんびりしていて、時が止まっているような感じがしないでもな
いが、ターニアの家(以前、ボッツが住んでいた家)が少し大きくなっていた感じがしなく
もなかった。「アニキ〜!!」と後ろから声が掛かった。ランドである。夢の世界のような感
じがしなくもないが、どうやらバーテンではなく、大工になっていたようである。ターニア
は山裾にある、新しくできた村に買い物に行っているようだが、どうやらこれが、二人の新築
211Stone of firefly:04/01/20 20:36 ID:JYhQZwUh
らしい。ランドには、余計なことは言わず、今度、二人でレイドックに遊びに来いと、声を掛
け、その後ランドが逆に「レイドック城を修復するときは声を掛けてくれ。」と言われ、「お
前とハッサンに任せられるか、心配だな」と切り返し、別れた後、ランドに言われる前に村長
宅に足を運んだ。
 村長は敬語で「よく、おいでくださいました。」と挨拶したが、これも村を代表する者の
振る舞いであって、今更、変わらないだろうと思い、逆に「皆さんも元気そうで。」「ジュディ
も・・・」と聞いてみた。村長は「おかげ様で・・・・」と答えていたが、明らかに声を濁し
ている感じがしなくもなかった。事情はどうであれ、自分の事を王子だと知り、ジュディと
引き離したことに躊躇いを感じているのだろうか・・・・・。そう思いつつ、ジュディに挨拶
だけ、しに行く旨を村長に伝え、宅を後にした。
 ジュディはおそらく今日も機織りをしていると思い作業所に行ってみたが、いなかった。
であれば、やまはだの道で花でも摘んでいるのだろうと思い、やまはだの道を下って行くと
そこには、やはりジュディがいた。「あっ! ボッツ・・・」ジュディは、驚いていたが、
どこか悲しげであった。何だか、バーバラとの最後の対面を思い出したが、無論、実体がある
ので安堵した。「ターニア幸せそうだったな〜。ボッツもバーバラさんだったっけ・・・・
・・」ジュディには珍しくため息をついた。「バーバラはもういないよ。いないと言うより、
もともと夢の中の世界の住人なんだよ。夢の中の世界じゃ、オレはジュディにプロポーズされ
ていて、受け入れたんだけど・・・・でも最後は、そんなに長く待てないみたいな事を言われ
たんだよ。」 ジュディは後ろに振り返り、「そうよ、女の子は早く結婚したいのよ。」と
言い、涙目になっていた。
 「ジュディって何かあると、いつもここで花を摘んでいるんだよな。オレだって、伊達に
おまえを見て来た訳じゃないんだ。かごの中の鳥か・・・・オレだって一緒さ・・・・でも
だからこそ一緒に羽ばたける人がいないかと思ってここに来たんだけどな。」「えっ!?」
ボッツは顔を赤らめたが、ジュディの涙顔に少し笑顔が戻ると、後ろからジュディを抱きし
めた。(すでに、夕暮れ時になっていた。)
212Stone of firefly:04/01/20 20:39 ID:JYhQZwUh
 その日の夜は、村長宅に泊めてもらうことにした。本当であれば、昔の家(現ターニア宅)
でランド、ターニアと4人で話をしたかったが、ターニアは不在なので、そうすることにした。
村長は初めは、驚いていたが、2人の雰囲気を悟ると、夫婦共々、上機嫌となっていた。
 村長としては、あのライフコッドの戦いの後、一度は自分をただ者ではないと感じ、ジュディの
意思とは、無関係に引き離したが、今はジュディの想いが叶い、これ程うれしいことはない。
 その晩、村では急遽、宴が開かれた。ボッツにとっては、あの懐かしい村祭り以来であり、感慨
深く、その日の夜は、遅くまでランドらと飲み明かした。
 
(夜が明けていた)
「おはよう、ボッツ」ジュディの声で目覚めた。「もうお昼よ。早く着替えて、みんなに挨拶に
行きましょうよ」どうやら、昨晩は飲みつぶれて気が付いたら、ジュディのベッドで、隣で寝てい
たらしい。「昨日はボッツの隣で初めて寝て、結構、きんちょうしたわ うふふ」ジュディが言う
程、自分には記憶はない。おそらくランドも同じように酔いつぶれたのだろう。これでは、バーテ
ンになるのは厳しいかも知れない。
 しばらくして、ジュディと二人で村の挨拶に廻っていると、ターニアが戻って来ていたので、
ターニア宅に行って見た。どうやら、民芸品の機織道具を買いに行ってたらしい。
「あっ!?ボッツ兄ちゃ・・・いや、レイドック王子さ・・」ターニアは言葉を詰まらせたが、す
かさず、ジュディが「お兄ちゃんでいいわよね。ねっ あなた?」「あなた???」ターニアは
驚いたが、「ねえ、ターニア、私のこと、お姉ちゃんって呼んでもいいのよ。」とジュディが半分
冗談ぽく言うと、ランドは「オレのアニキとアネキが、ボッツとジュディか〜・・・何か変だな」
213Stone of firefly:04/01/20 20:40 ID:JYhQZwUh
と言い4人は大笑いした。
 「ターニア・・・・結婚おめでとう。何かあったらいつでも力になるからな。って、これは
ランドが言うセリフだったな」
 「兄ちゃんこそ、おめでとう。ジュディの尻に引かれないで、頑張ってね。」
(4人の和やかな時間は流れていった・・・・)

 夕方になり、挨拶を済ませた後、村の人の送りの時、ジュディは、村長に別れの挨拶をした。
村長にジュディのことを任され、別れに悲しむジュディを抱き、ルーラを唱えた。
 空を自由に羽ばたいたことがないジュディに、再び、笑顔が戻った。「うれしい・・・・こうし
てボッツと二人で空を舞っているなんて・・・・」
「ねえ、ボッツって子供、何人くらいほしいかな・・・うふふ」
「そうだな〜・・・・」
「いつか、二人で、もっと知らないとことか行ってみたいよね。」

(二人はこうして、夕闇の空へ消えていった・・・・・・・・・・・・)


                完
なんでジュディーなの(´д`)
>>1嫁
215名前が無い@ただの名無しのようだ:04/01/20 21:13 ID:JYhQZwUh
レイプや煽りやスジから脱線した物語よりは良いと思うが・・・・・

ジュディ マンセー!!!!
>>214
ワラタ
217レイドック3世:04/01/20 23:04 ID:1zPlccxz
>>208-
なかなか現実的でスな
ジュディか・・・・ たしかに、結婚も考えられなくもないナ・・・・
ねえ→俺→いも だから、シスコンほどキモいのはないから、ターニアよ
りはいいでス!?

でも、バーバラたんがいいから、今度バーバラ物語に期待しまス。
>>208-213
ジュディ好きだから文句は言わない。説明口調だけどまあ仕方なし
ただ、もう少し読みやすくしてくだせえ・・・人のこと言える立場にないけど
それと主語は、やっぱ思い切って一人称にしたほうが良かったほうが親近感出たかも
あと、sage進行でおながいします・・・
219ドラクエバカ:04/01/20 23:17 ID:+2LbW0tA
>208
まあとりあえずお疲れ様です。
今回の小説は主人公×ジュディ・ランド×ターニアでしたね。
俺も主人公×ジュディは結構好きなんですが、ランド×ターニアというのはなぜか嫌なんですよね。
ターニアにはランドなんかより主人公のほうが絶対に似合っていると思うんですよね。

あ、ごめんなさい・・・
今の話は聞かなかったことに・・・
お疲れ様でした。
220マリベルたん:04/01/21 00:54 ID:XjU74h31
>>208-213
ジュディは現実の世界では、主人公のみが好きで、村長により
   一時は、“そんなに長く待てない”ような事をいわれるんだけど、
   最後に機織りをしていたとき、“わたしの機織り姿ってかわいい女の子っぽい?”
   って聞いてくるんだよね。結局は、最後まで、主人公がすきだと言う
   ことが分かるし、結婚もしていないんだよね。
   Zのマリベルもアピール方法は違うが確か、主人公一筋だったような............。
   
   Yなら確かに(主人公×ジュディ)は一番いいカップリングだね。
   でも、(主人公とターニア)も、(キーファ×マリベル)よりはいいかな。
221マリベルたん:04/01/22 01:26 ID:4FhVFgCq
主人公とジュディーの結婚シーンってこんな感じかな・・・・・?
        ↓
ttp://www.ctb.ne.jp/~azx/dq/illust/dq08.html

文中にあるように、冗談だった訳でもなく、下の世界では
主人公に一途なジュディーたんは、エンディングの後、バーバラ
よりも誰よりも結婚できた可能性が高いと思う。
>>208の通りならGOOD!!!

ターニアは、仕方がないけど、腐れランドか、良くてテリーか・・・・・?
兄に対しては、恋愛感情がなかったからな・・・・・・
ひょっとしてみんな煽りじゃないかと思うこの頃

ここはターニアスレだろ?
俺は主人公×ターニアを待ってるんだYO
ターニアよりバーバラやジュディとか言ってる香具師は(・∀・)カエレ!!
そう言えば、バーバラスレにもしつこく主人公×ジュディ主張しててウザイ香具師がいたな・・・。
>>222
ターニア「私ね おるすばんを
     していて すこしだけ 強く
     なれたような気がするの。
ターニア「現実から にげてばかりいても
     しかたないし… ランドのことも
     きちんと 考えてみようかなって。
ターニア「だから おにいちゃんも
     私のことは 心配しないで
     がんばってね。

________________________________________________________________
レイドック王「どうした ○○○○
       お前も おどらんか。
レイドック王「さっきまで つれていた
       あの バーバラとかいう娘は
       なかなか おにあい だぞ。

やっぱバーバラたん♪♪♪♪♪♪♪ 
>>224
「やだーっ!ミレーユに こんなカッコいい弟がいたなんて
 わたし こまっちゃうな。


「えっ じゃあ これからも
 おにいちゃん て 呼んでもいいのね。
 おにいちゃん だーい好きっ!
もともとこのスレは重複というか
>12 を見ればわかるように >1 が自己中で立てたスレだからな、
べつにターニア専用ではなくてDQ6ネタのSS総合にしても良いと思うんだがどうよ。
突然ジュディマンセーがでてきたからって変更かよ(´-`)
バーバラやら他のキャラ専用があるんだから、総合にしなくてもいいじゃん
ジュディをやりたいんだろうけど、勝手に別で建ててくださいよ。
>>226 激しく同意。と言う訳で・・・・・・


ターニア「ううん ちがうの ランドあなたは あなたなんだし
     ○○○○にいちゃんは……○○○○にいちゃんだし……だから
     かわりなんて いらない。ランド。あなたはあなたのままで いてくれれば…」
ランド 「!! 。え!? ターニアそれって ええと… つまり…。」

>>222 つまり、○○○○は、あくまで兄ちゃんで、ランドは.....になるって事で。
    主人公は良き兄であって欲しいだけ。

ジュディ「ムニャムニャ……。ねえ ○○○○ いつになったら
     結婚してくれるの?」 スヤスヤ……。
          ↓
ジュディ「えーと ここで 糸を……それでもって こうしてギッコンと……話しかけないでよ!
     手元が くるうじゃない……って」「あら? ○○○○じゃない!
     どこ いってたのよ 今まで……それより どう?ハタおり姿は。女の子っぽいかな うふふ。」

 いつまでも、主人公に一途なジュディたんに(;´Д`)ハァハァ

>>227
失礼しました。であれば、ターニアの純愛(禁断愛?)の小説を
早くお願いします。ゲームクリエーターなら、バーバラやジュディ ファン
を唸らせる作品くらいできるでしょ!? 期待してますんで・・・・・・
230226:04/01/24 01:28 ID:0vnswlkO
>227
俺はターニア派だよ。でもターニアスレは重複だろ。
231ドラクエバカ:04/01/24 02:11 ID:Zre0edwf
何か大変なことになっているな。
う〜ん、それじゃあこのスレは恋愛小説にすればどうかな。
もちろん自分の好きなカップリングで書いてOKです。
これでどうでしょうか?
232227:04/01/24 23:30 ID:JbBeUG6t
>>229
>ゲームクリエーターなら、バーバラやジュディ ファン
>を唸らせる作品くらいできるでしょ!? 期待してますんで・・・・・・
ゲームクリエーター??何の話?
誰かと勘違いしてんの?
俺は話をつくったりしてない住人だよ。
なんかすごい怒ってるみたいだけど、大丈夫?(・∀・)

>>226
俺が建てたスレじゃないし、226でもないから決定は>>1に任せればいいんじゃないのかな。
ただ、重複だったにせよ今まではターニアだったのに、急におかしな流れになったから
嫌だなーって思ったんだよ。個人的な意見ですた。仕切ろうとはしてないんで、誤解しないで。
>>231
っていうか、出だしからレイプもあるけど、他のスレより健全だと思うよ。

たしかに、姉妹がいる香具師の場合、ターニアの主人公に対する愛はおぞましいけど・・・

テリーとミレーユ以上にある意味、兄妹らしいから仕方ないね。両方とも禁断の愛とも

言えなくもないから。ターニアのキャラがいいから、ターニア萌え、なんだろうけど、

現実的には、やっぱりバーバラかジュディなんだろうな・・・・・

マジスレになってしまってすみません、参考までにテリー×ターニアでどうでしょう?

結構、書き易いと思うけど・・・・・・


      ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
     < きゃ〜っ!!!                   >
     < いもうとと結婚したがっている犯罪者が・・・・・・・・>
     <                           >
       ̄|/∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
      | ̄ ̄ ̄|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 口口 2ch病院精神科.口口 |
| 口口   ___   口口. |
| 口口口 |  |  | ..口口口..|
>234
えーと、一言。
当方、妹が居ます。かわいいです。男の友達たくさん居ます。
妹の男友達から妹の話を聞くと、まるでターニアのよう。
とってもうらやましがられたりします。
でも現実は(゚Д゚)ハァ?

結局何が言いたかったかというと、ターニアが主人公に見せている姿は外面だということです。
果たして本当にお兄ちゃんだと思っている人に外面見せたりするんでしょうか?
実の兄妹以上に兄妹らしいところがむしろ、ぁゃιぃんじゃないかと、まあそう思うわけですよ。
236あぼ〜ん:04/01/26 00:16 ID:unfDeP0f
>>235
その事だけど、夢の世界と現実の世界を比較すればよく分かるな。

夢の世界) ターニアは、主人公にすでに、普通の兄のように接している。
      これ以上の夢が見れないのは、ジュディが兄の婚約者として
      見ているからだろう。
     (故に、主人公も本当の妹だと感じてしまう)
      また、現実の世界と同様にランドのことも考えている。

      ランドは、主人公を将来のアニキとして仲良く接しようとする。
     (故に、主人公はランドの悪いイメージばかりある訳でない)

      ジュディは、早く結婚したがっていて、二股掛け、またプロポーズ
      までして来る。(ランドはジュディに興味なし)

現実の世界)ターニアは、主人公の実の兄でないと知りつつも、誰かに甘えたい
      ので、兄として接しようとする。一時的に主人公とジュディの縁
      が切れても、また兄がいなくなっても、夢の世界と
      同様に幼馴染みのランドのことを考えようとしている。
     (つまり、ランドには、興味はあると言うこと)

      ランドは、ターニア一筋で、主人公を煙たがるが、後に、主人公
      を見直しているので、兄として接しようとするターニアのことを
      考え、主人公と今後どうやって行くか考えていた。

      ジュディは、主人公一筋だが、いつ結婚できるか不安になっている。
      (ランドに興味なしで、最後まで主人公にアピール)

>>以上を踏まえて、ターニア等の小説を書きます。
237235:04/01/26 01:29 ID:FbAa0ik2
>>236

私の意見きちんと理解してます?
>ターニアは、主人公にすでに、普通の兄のように接している。
どこが?全然普通の兄のように接していないでしょ。
兄がベッドから落ちたくらいで「お おにいちゃん! だいじょうぶっ!?」
なんていう妹がどこに居ますか?
238名前が無い@ただの名無しのようだ:04/01/27 00:24 ID:JNb1ydAv
>>232-233-235-237

どうでもええけど、普通は誰かがベッドから落ちれば、兄妹だろうと
他人だろうと、「大丈夫か」の一言くらい掛けるだろう。
チミがそれ以外のシチュエーションで、そう妹に声を掛けてもらった
ことが無いとしたら、チミもそういう一言を掛けたことも無いんだろう。
ゆえに、これぐらいでターニアちゃんと主人公の関係があるとは決められないと
思うけど・・・・・チミのその考え方の方がどうかと・・・・・

でも気にしてたら、受け流してください、バーちゃんやジュディちゃんにでも・・・・
それと、ええかげんに討論はやめよ・・・・飽きたわ! (でもテリー×ターニアちゃん
の物語は誰か頼みます・・・・・蛍石氏、ターニアは公衆便所氏、
Stone of firefly氏 等に期待します!?)
239蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/27 07:56 ID:68naoaFR
>238
ごめん、その文章からでは何を期待されているのかよくわかりません。
テリー×ターニアを書いて欲しいってこと?
>>239
テリ−×ターニアよりも
主人公×ターニアの続きを待ってますYO
241ドラクエバカ:04/01/29 18:06 ID:4xxbEUE3
>239
俺も蛍石さんの主人公×ターニアの続きを待ってます。
蛍石さんの小説の続きを期待しています。
242レイドック3世:04/01/30 02:33 ID:7kbAJYeH
>>240 仕事なり、勉強なりしようぜ, ベイビー!!!!

主人公×バーバラたん・ジュディ・ミレーユ・ターニアの略奪愛で、
まず、愛が成立し難い、ミレーユとターニアが脱落で、最終決戦で
バーバラたんが、ジュディを打ち破って、主人公を射止める小説を
今度、どこか(ここかも?)のスレで書きまス。

>>239
まあ、色んな人がいる場所だからあんまり気にしないで・・・
主人公×ターニアの続き、期待しています。
バーバラなんぞ、とっとと、どこにでもに消えろ・・・・・うぜえ!
ハッサン×ターニアキボン。
純愛系で。
246てんき:04/02/02 00:30 ID:JyIOtZhs
427 :蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/01 18:43 ID:8iNDQmOz
見たこともない魔物が空を舞っている。
見慣れた緑色が紅く変わっていく。

「リディア、逃げ……なさい」
お母さんはそう言ったきり動かなくなった。
あたしは動けなかった。

今朝、お母さんがいつになくぴりぴりしてたのには気づいてたよ。
だから、止めたんだ。
イヤだって。
行っちゃダメって。
お母さんの服をぎゅっと握って、子供みたいにだだこねた。
そしたら、お母さんは「大丈夫。心配しないで」ってちょっと困ったように微笑んだんだ。
だから手を離したのに。

「うそつき……お母さんのうそつき。……起きてよ。ねえ!……お願いだよぅ……あたし
もっといい子になるから……お手伝いだって嫌がらないから……」
揺さぶっても揺さぶっても、お母さんは目を覚ましてくれない。
247てんき:04/02/02 00:32 ID:JyIOtZhs
428 :蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/01 18:44 ID:8iNDQmOz
ぱちぱちと村が燃えていく音。
山の向こうが見たくて登って怒られた、村一番の樫が悲鳴をあげて倒れた。
その向こう側から、誰かの叫び声が聞こえた。
「なぜだあッ! バロン王ーッ!」
そちらを向くと、火の粉の向こうから二人の戦士がこちらに歩いてくるのが見えた。
あたしはわらにもすがる思いで二人を見あげた。
お母さんが動けなくなったのは、召還獣のドラゴンが死んじゃったからだと予想はつい
ていた。
召喚士は召喚獣と心を一つにする。
召喚獣が傷つけば召喚士だって痛いし、召還獣が死ねば召還士は傷ひとつなくっても
心に死ぬほどのダメージを受ける。だから召喚獣が倒されちゃったときには、召喚士は
召喚獣が安らかに眠れるようお祈りをするの。
そのことを説明して、ドラゴンのところまでお母さんを連れてって、って、そうお願いしよう
とした。
だけど、できなかった。
後から後から涙があふれて、うまく説明できなかったのもあるけど。
それより、黒い鎧の戦士が呟いた言葉。
「まさか僕達があのドラゴンを倒したからこの子の母親も……」
248てんき:04/02/02 00:33 ID:JyIOtZhs
429 :蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/01/01 18:47 ID:8iNDQmOz
「じゃあお兄ちゃん達がお母さんのドラゴンを!」
あたしは戦士達を見た。
戦士たちはおびえるように私を見て、言い逃れをしようとしていた。
「まさか……君のお母さんを殺してしまうことになるとは……」
「どうやら陛下はこの村の召喚士を全滅させるため、俺達をここまで……」
「なんて事だ……」
「……可哀そうだがこの子も殺らねばならんようだな」
瞬間、お母さんの手がかすかに動いた。
あたしははっとしてひざの上のお母さんを見て……
お母さんの命が……
春の若草のような緑色のオーラが……
淡く溶けて……
消えていくのを……
この目で、はっきりと、はっきりと見てしまった。

……
……嘘

「さあここは危険だ。僕らと一緒に……」
黒い戦士があたしに手を伸ばす。
お母さんのドラゴンを殺した手を。
あたしははっとして払いのける。
「やむをえん、無理矢理でも!」
もう一人が無理矢理あたしの腕を掴もうとする。
「近寄らないで……もう嫌。みんな、みんな、だいっきらい!!!!」
あたしはあたしの中で何か壊れるのを感じた。
「もう、いやぁぁぁぁぁぁああああああ!」

(続)
>>246-248
こ、こ、これはい、いったい ?・?・?・?
ターニアと何か関係しているのか・・・・・(スマソ、想像力が足りんで・・・)
ランドやテリー、だめでも、ハッサンやチャモロ!?・・・
とでもターニアを組み合わせてくださいよーーーー。(主人公と組み合わせなくてもいいから)

でないと、オレも、エニクス氏の指摘通り、自分の好きなカップリングを
書いちゃうぞ!!!! ターニア×ハッサンで・・・・
>>249
リディアスレから勝手に甜菜されたものに反応するでない
>>250
なんじゃそりゃ、知るか、んなもん。
もしや、オタ漫か?

                |  ば、バーバラさん
  FF4のリディアさん   \ あの人、どちらさまでしょうか?
  最萌であたしが負けた人 |\_  ___________
 _______  __/   | /
           |/ .       |/
           _ _
         /〃^rヘヽ    ノ__
25票差でね 川K⌒ヾl   .'´   ヽ  最萌トーナメントなんてもう2年も前ですよ
         !川 ソ'⌒'リl  ノタノ~ヽリ)
        川 !l;^ヮ^ノ  ( (;゚.ヮ゚ノソ .。o 0( オヴェリアさんって今何してるんだろ
 ブロック   ./と)二)つ ⊂)i,H ,i(つ
 準決勝→  ムvく/_jゝ.   ノ_~i__ゝ
           し'ノ     レし'   〃⌒⌒ヽ 誰がオタ漫なの!!
             2回戦負け↑  ノ☆ノノ ))〉)                               ;:;'*':∵ '*':∵
                       彡#゚ Д゚ノ ___。 \从/   _ _ _ __*'o∴*.∵ζ;"*.∴ -   ;'':∵
     ブロック決勝で僅差敗退→  ( つ【〔ロ=:(∈(二(@ > ‐― ― ‐*.;'*〆ビシュシュシュシュッ!!!-ヾ。∀゚) アヒャヒャ
                        l,ヾ__/i B ̄゛  /W'ヽ  ̄−──   ̄- - ̄- ̄  ̄>>251ζ;"*.  ̄
                        し' l_ノ B_                        ;:;'*' ∴*;::;:
バーバラなんぞ、とっとと、どこにでもに消えろ・・・・・うぜえ!
なにが、準決勝だ、初戦敗退だろうが!!!!
254蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/06 22:52 ID:lyA2cFc3
>249
私つながりですね…。
やっと仕事も一段落ついたので、明日にでも続きを書きます。
あ、それから今年の夏に挑戦しようと思うんですけど、天空シリーズキャラ少女小説本
を頒布したら買って頂けます?
255蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/06 22:54 ID:lyA2cFc3
ごめん。"やっと仕事も…"の前に">ALL"が入ります。
256ドラクエバカ:04/02/07 21:32 ID:wFXsaNl2
かなり下がっているので、一応ageますね。
257蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/07 23:23 ID:IbGSdXFU
うう…今日中に書けそうにない…眠い
また明日に期待してください。
>>257
小説は焦って書くとロクな作品にならないので、
ごゆっくりどうぞ
あと、通販してもらえるなら買うかも
>>254
主人公×ターニアの非現実的なイケテナイ小説は、買わないが、
それ以外のカップリング小説なら、通販やWEB上で載せれば、幾つか検討するよ!?
260蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/08 23:04 ID:RinJqv8T
「というわけなの、ジュディ」
次の日、私はジュディにお兄ちゃんが忘れていった小箱を見せた。
「やっぱり届けないといけないと思うし……だから今日はビーズ教えに来てくれなくて
いいよ」
「わかった。けど、それ返しに行くんだ」
「うん」
「しかも、ランドと一緒に」
「うん。私だけじゃ道中危ないからね」
「ふーん」
ジュディがじとーと私を見る。
な、何?
「まあ、ターニアがどうしてもそうしたいって言うのなら止めないけどさ。もうちょっと意味を
考えた方がいいんじゃない?」
「意味?どういうこと?」
私は聞いたけど、自分で考えなければ意味ないよって、ジュディは答えてくれなかった。
なんだろうと頭をひねっているうちに、ランドが来た。
「おい、行くぜ。レイドックなら今から出ないと帰ってくるのが真夜中になっちまう」
「あ、うん。じゃあジュディ、そういうわけだからまた明日よろしくね」
「いってらっしゃい。ランドには気をつけるのよ」
「なんだそれ」
「さあね」
「全く……ジュディはあんなこといってるけど、気にするなよな」
「うん。ランドは紳士だって信じてるよっ」
そう。ランドにそんな度胸はない。
261蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/08 23:05 ID:RinJqv8T
道中、ジュディの言ったことを考えてみる。
意味って何だろう。
この小箱の中身のことだろうか。
ジュディは中身を知っているんだろうか。
それは多分違うと思う。
中身を知らなければわからないことなら、自分で考えなければ意味がないなんていうはずが
ない。
でも、そうすると何なんだろう。
首を傾げてる私を、ランドが不思議に思ったのか、声をかけてきた。
「どうしたんだ、ターニア。歯にニラが挟まったような顔をして」
「ううん、なんでもないけど……この小箱の意味ってなんだろうって思って」
「さあな。意味なんてあったとしても、俺達にとってはそれは忘れ物なんだし、わかる必要ないんじゃないか?」
「そう、だよね。ジュディがなんか意味深なこといっていたから、ちょっと気になって」
「気にするな、そんなこと」
「うーん。いくら考えてもわからないし、そうするね」
その時ランドの顔が少しほっとしたみたいに感じたのは、きっと私の見間違いじゃなかったと
思う。
262蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/08 23:09 ID:RinJqv8T
あまり進展はありませんが、一応UPです

乙です
最後の文の「きっと」は要らないかも
次の更新待ってまつ!
  ┃   ┃━┓                         ┃┃┃
┗┓━ ┃━┓ ┗━━━━━(゚∀゚)━━━━  ┃┃┃
┗┓━ ┗  ┃                         ┗┗┗
  ┗       ┃                    ┗┗┗


蛍石さん乙です
続きがすげー楽しみ(*゚∀゚)=3ハァハァ 
265蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/09 00:39 ID:DzolVDUb
で、同人の話ですが
今書いてる小説の焼き直し版は発行予定
他にジュディ、ポピレアを予定しとりまつ。
今の悩みは絵師とコンビ解消してしまったこと
最悪自分の下手な絵で載る可能性が( つд`)
試しに絵をみせてください
オラ、ジュディファンだけど、蛍石さんの小説、期待してます。
ジュディたん(;´Д`)ハァハァ ×∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
268蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/11 15:45 ID:JLbUiwxL
>>266じゃないが、正直、見ないほうが良かったな・・・
270蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/11 16:08 ID:JLbUiwxL
>269さん
まあ、モノ書きに絵を期待してはいかんとそういうことです。
というわけで、後悔したくない人は見ないようにお願いします。
頑張ってるよ、うん。
影のつけかたとかさ、工夫が見られる。

だからそんなに落ち込むな。
ぶっちゃけ絵無しの方がいいと思う
いや冗談抜きで
何か、このスレ盛り上がってね〜ぞ!!!

そこで・・・・・・主人公は
バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ 
バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ 
バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ 
バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ 
バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ 
バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ バーバラたん(;´Д`)ハァハァ 

になったとさ。
ああそうですか
>>274
そうなんですよ。
テリー×ドランゴとか言ったら怒られるかな…

ほら、卵産んでたからメスだろうし…マスドラがプサンに化けたみたいに、緑の髪でミレーユ似の美女に変身とかさ

ダメ?…ダメだよね
ハッサン×ターニア、テリー×ドランゴ
純愛系で。

お頼み申す。
>>277
テリー×ターニアで良ければ、書きます。
“兄弟の悩み”と題して、冒険する物語です。
まあ、あまり期待しないでね。
   〃 ̄ ヽ
   |.|__{†}_||
  ノタノ~ヽリ)
  ( (, ゚ ヮ゚ノソ < 保守しま〜す。職人さんがんばって!
  ⊂)l.<†>iつ
   ノ__,ゝ
    し'ノ
280蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/23 00:19 ID:LKrSgfBG
久々の続きです。
281蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/23 00:20 ID:LKrSgfBG
城の衛兵さんに小箱を渡すと、私達はちょっとお買い物をしていくことにした。
ライフコッドで手に入りにくいものはこういうときでないと買えないもん。
「じゃあ、ランド。私ここで塩を買っていくから」
「そうか。じゃあ俺はちょっと向こうで魚の干物を見てくる。でもすぐ近くにいるからな。何かあったら
俺を呼べよ」
「うん」
さてと。。
「ねえ、おじさん。塩ください」
「おっと、お嬢ちゃん。別嬪さんだからおじさんまけちゃうよ。一袋50Gだ」
「砂とか入ってないよね?」
「ああ、うちは良心的で通ってるからね」
「そう?じゃあ、もらうね。あ、壷は私が持ってきたからこれに一杯頂戴」
「おじさん参っちゃったな。じゃあとっておきの塩を入れてあげよう」
と、その時。
「青い髪を金色の髪留めで止めた、天使みたいな少女がここに来なかったか?」
聞き覚えのありすぎる声がはす向かいの店から聞こえてきた。
私はその声に引かれ、表を見る。
どんなに人ごみの中にいても、すぐ見つけることができる青色のつんつん頭は。
「お兄ちゃん?」
「あ、ターニア!偶然だな。僕もたまたま城下町を見たくて城を抜け出してきたんだ」
そういうお兄ちゃんの左の眉毛はぴくぴく動いてる。
お兄ちゃんが嘘を言うときの癖だ。
282蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/02/23 00:21 ID:LKrSgfBG
ランドもお兄ちゃんの声に気づいたのか、すぐに私のそばに来た。
「よう、兄貴。元気そうだな」
「なんだ、ランド。君も来てたのか」
「あたりまえだろう。考えても見ろよ。ターニアを一人でレイドックまで行かせられるかよ」
「それはそうだけど。全くお前は意地が悪いな。分かっているんだろう」
「さて、何のことですかね」
そこはかとなく険悪な雰囲気。
お兄ちゃんとランドの折り合いが悪いのは、昔から知っていた。
私がお兄ちゃんを見つけて来たその時から、ランドは何故かお兄ちゃんを嫌ったんだ。
だから私は衛兵さんに忘れ物を預けて、二人がはちあわないようにしたのに。
結局は全て無駄になっちゃったよ。
ため息が出る。
「ね、ねえ、ランド。そろそろ日も沈みかけてるし、買いたいものは全部買ったし、ライフコッドに
帰ろうよ」
「ああ、そうだな。じゃあな、兄貴」
さよならを告げるランドの手を、お兄ちゃんが掴んだ。
「何だよ、兄貴」
「いや、ターニアにちょっとだけ話したいことが」
「しょうがねえな。タバコを一服吸い終わるまで待ってやるよ」
ランドはそう言うとちょっと離れたところにどっかりと腰を下ろしてキセルを取り出す。
ぷかっと白い煙を吐き出し始めた頃、お兄ちゃんが口を開いた。
「あのさ、ターニア。僕の結婚式、来るよね?」
「うん。お兄ちゃんの選んだ花嫁さん、見てみたいしね」
そう答えると、お兄ちゃんは私から視線をそらした。
そして一言、誰へでもなく、呟く。
「……僕が選んだわけじゃない」
>>282 ターニアでないと........すると 
    バーバラ? ミレーユ? ジュディ?
    それ以外の新キャラなのか?

   
   

    毒娘のアマンダ、サリィとか.........!?
    やっぱ、ターニアには、ランドかテリーがいいけど......
    糞ランドよりは、テリーで.....頼みます。
    ランドVSテリーで。
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
ずっとずーっと待ってましたよ、蛍石さん!
是非主人公とターニアをくっつけてくださいね!!
285ブビキ:04/02/24 00:47 ID:mhVGo/hw
嫌だね・・・・・・・・・!!!!!!










他の人とくっつけるYo!!!!
いつも、ターニアだから、たまには、変えてくれYo!!!!!
テリー「お互い、変わった姉貴や兄貴を持つと苦労するね。」
ターニア「世話したり、見つけたりするの大変だもんね。」
テリー「そう言えば、ランドの事なんだけど・・・・・」
ターニア「ドランゴちゃんが、食べちゃったんでしょ?」
テリー「え・・・? 知ってたの?」
ターニア「うん。」「でもまあ、仕方ないよね・・・お腹がすいていたみたいだし・・・・」
    「それに、断っても家にあがってくるし・・・・」
テリー「ボッツは、何も言わなかったのか??」
ターニア「うん、わたしが早く結婚して、幸せになって欲しかったみたいだからね。」
テリー「ちょっと、薄情じゃないか?」
ターニア「うん、でももういいのよ。ここには、帰ってこないし、レイドックで
     バーバラさんやミレーユさん、ジュディ・・・・と一緒に、過ごして
     いると思うから・・・・・」
テリー「親父の王様に似てやっぱ・・・・・」
ターニア「そうよね、結構ムッツリって感じだったから・・・・」
テリー「ターニアちゃん・・・・言うこと言うね?」
ターニア「私もどこか行きたいなあ〜〜〜なんて・・・・ えへへ。」
テリー「あ、そ、そうだ、こんど、世界を一周するんだけど・・・・」
   「よ、よければどう?」
ターニア「え?、ほ、本当に?」
テリー「え、付いて来てくれるの?」
ターニア「うん、テリーさん、一緒に行くわ。」
テリー「やった〜〜!!」「あ・・・ごめん・・・・」
ターニア「う、うん・・・うれしいわ。えへへ」
               



                 , ─ヽ
________ 茶髪 /タ~\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ ↓__((゚.ヮ^ )ヽ )< っていうお話だったんだよ!
|_|__|__|__ /(((~)))ゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | ヽ;^ヮ^) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||  
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||  
────────(~〜ヽ::::::::::::|/   
           
               主人公の子供を産んだジュディたん
>286
テリーっぽくないテリーだね
もっとこう、女なんて関係ねえよチックなところが足りなさげだと思うが如何。
            



                   __
        //  ,ィ
    ト、 ./ /-‐'´ .|
    | V   .⊥,.ィ /'7
    | / // / ./ /
    | // | / //  /
  ,. '"        ヽ
  |           }     ターニア・・・好きだ♪♪ ハッサンより
  |__ r=_ニニ`ヽfハ  }
  ヾ|!   ┴’  }|トi  }
    |! ,,_      {'  }
   「´r__ァ   ./ 彡ハ、
    ヽ ‐'  /   "'ヽ
     ヽ__,.. ' /     ヽ
     /⌒`  ̄ `    ヽ\_
    /           i ヽ \
   ,'              }  i  ヽ
    {             j   l    }
   i   ヽ    j   ノ   |   } l
   ト、    }   /  /   l  | .|
   ! ヽ      |  ノ    j  ' |
   { |     } |      l    |
   ヽ |     i  | \    l    /|
    { |     l   |     |   / |
    l !        |       l  / |

sage




                    ,. . :'` `: :ー-- .
                 ,. ' : : : : : : : : : : : ::`:` : : .、
                / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l
                / : : : :_;,:.: -──-: :._: : : : : : l
                /: : : '" : : : :_:_:_:_: : : : : ` : :、 : :.|
               l / : : ::': ": : ::_:_:_:_:_:_:_:_:_: : : :\: :|
              ノ:.: ;. -‐ '´´ /,ヘ l,.ヘ、 ``' 、: :ヽl
              〈 /  /   / ̄ ̄ ̄ ̄l.  ,  ヽ: |
              /'|  〈 /| .|        | ,  l  || ',:〉
               l 〈  ヽトレ'|...,_    _,」.A,/|∠ !/二.._'  、
               `ヽ  | ヽ..L'ヽ   'Z.゚ノノ./.7/-'    ` 、.\
               _ヽ∧      /l      /ニ'      /o、 ヽ ヽ
              ,. '" : : / レヘ、  -`-‐   ,. : : :ヽ.  / ̄ヽ/  ', ',
            / : : : : :{ : : : :_;.:.> 、` ,. イノ : : : : ト/ //  ̄    l l
          <, : : : : : :./\ : : : : : :  ̄ ̄ : : ,.:. イ. | |:.i\     | |
          く : : : : : /::::::::`:::─-<..;_:_:_:__:,;,.: :/ : :| |:.| : :ヽ、  l l


        
                 ターニアは、俺のものだ!!!!! 誰にも渡さん!!!!!!
保守
293蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/03/13 21:07 ID:3bl4JtCR
続き〜
294蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/03/13 21:08 ID:3bl4JtCR
「選んだわけじゃないって、一体」
「レイドックの王様は……いや、レイドックに限った話じゃないけれど、王族ってのにはいろいろと
しがらみがあってね。身分とか、いろいろ」
「その人のこと、嫌いなの?」
「いや。そんなことはない。でも、本当に好きな人は他にいるから。だからな、ターニア」
お兄ちゃんの瞳が、私を覗き込むように迫る。
どきん
……胸が締め付けられるように苦しくて。
だめ。
おさまれ、私の心臓。
むりやりにでも笑顔を作って平然を装う。
「なあに、お兄ちゃん」
「……だから、ターニアは本当に好きな人と結婚するんだ」
「うん」
私は頷く。
頷くから、お願い。これ以上話をしないで。
でないと、私……

「おい、もうそろそろ時間だぞ。行こうぜ」
ランドが戻ってきて私の肩を叩く。
助かった。
さあ、帰ろう、ランド。
なのに、お兄ちゃんはまたランドを引き止めようとする。
「待ってくれ。まだ僕が伝えたいことは伝えきれてない……」
でも、ランドはお兄ちゃんの言葉を遮った。
「どれだけ時間があったって、いまの兄貴じゃいつまでたっても何も伝えられはしないよ。あきらめろ。
ターニアは俺が責任を持って幸せにしてやるから、安心してしがらみとやらに縛られてることだな」
295蛍石 ◆tzCaF2EULM :04/03/13 21:10 ID:3bl4JtCR
「……ねえ、ああいう言い方はないんじゃないかな」
夕焼け空の帰り道、私はランドに問い掛ける。
「どうしてお兄ちゃんと仲良くできないの?私、お兄ちゃんのこともランドのことも好きなのに……。
お兄ちゃん、なんかしたの?」
すると、ランドはすねたようにぼそりと答えた。
「何かしたかって?何もしないからむかつくんだよ」
何もしないから?
よくわからない。
今日はよくわからないことが多すぎる。
ジュディの言葉。ランドの言葉。実はお兄ちゃんの言葉も。
「それなのに」
ランドが突然私の顔を凝視してきた。
な、なに、いきなり。
びっくりするじゃない。
だけど、ランドはそんな私の動揺なんかに構わず。
「……畜生。やっぱり俺はあいつにはなれないのか」
また訳のわからないことを言う。
乾いた風が、枯草を薙いでゆく。
透き通るような空に一番星が光る。
私がくしゅんとくしゃみをすると、ランドは自分のコートを私に羽織らせてくれた。
「風邪なんかひかせない」
ランドのその一言は、言葉の内容よりももっと重く聞こえた。
そう、まるで神に誓いを立てるように。




             


                 , ─ヽ
________ 金髪 /タ~\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ ↓__((゚.ヮ^ )ヽ )< っていうお話だったんだよ!
|_|__|__|__ /(((~)))ゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | ヽ;^ヮ^) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||  
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||  
────────(~〜ヽ::::::::::::|/   
           
               ランドの子供を産んだターニアたん




                 
蛍石サンキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(` )━(Д` )━(;´Д`)━━ハァハァ!!!!!

切ない けど(・∀・)イイ!!
続きも期待して待ってまーす
    


             



                    ,. . :'` `: :ー-- .
                 ,. ' : : : : : : : : : : : ::`:` : : .、
                / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l
                / : : : :_;,:.: -──-: :._: : : : : : l
                /: : : '" : : : :_:_:_:_: : : : : ` : :、 : :.|
               l / : : ::': ": : ::_:_:_:_:_:_:_:_:_: : : :\: :|
              ノ:.: ;. -‐ '´´ /,ヘ l,.ヘ、 ``' 、: :ヽl
              〈 /  /   / ̄ ̄ ̄ ̄l.  ,  ヽ: |
              /'|  〈 /| .|        | ,  l  || ',:〉
               l 〈  ヽトレ'|...,_    _,」.A,/|∠ !/二.._'  、
               `ヽ  | ヽ..L'ヽ   'Z.゚ノノ./.7/-'    ` 、.\
               _ヽ∧      /l      /ニ'      /o、 ヽ ヽ
              ,. '" : : / レヘ、  -`-‐   ,. : : :ヽ.  / ̄ヽ/  ', ',
            / : : : : :{ : : : :_;.:.> 、` ,. イノ : : : : ト/ //  ̄    l l
          <, : : : : : :./\ : : : : : :  ̄ ̄ : : ,.:. イ. | |:.i\     | |
          く : : : : : /::::::::`:::─-<..;_:_:_:__:,;,.: :/ : :| |:.| : :ヽ、  l l


        
              俺は、バーバラに乗り換えるから、ターニアはランドにくれてやるYo!!!!!
              ただし、ランドが俺様のビッグバンアタックを喰らって死ななければな!!!