DQで誰を仲間にしてパーティーを組むのがいいか

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91ナナシクラゲ ◆Sj469/wPAw
ようこそおいでくださいました。
こちらでは、ムーンブルクの王女を主役にしたゲームブック
「ムーンクエスト」を皆様にも参加していただいて、
リアルタイムで作っていこうという試みをしています。
ストーリーは、王女たちが船を手に入れ、アレフガルドに
上陸したところから始まります。

文章の最後に選択肢を設けておりますので、どれがいいか
選択してください。
新しい選択肢を作ってしまうのもアリですw
最初に書きこまれた選択によって、王女の次の行動が決まります。
ゲームブックといいつつ、HPやMPなどの数値による選択肢は
ありません。ポイントチェックなどもないので、お気軽に参加して
いただければ嬉しいです。
選択以外の皆様の声もなるべく反映させていこうと思っております。

選択肢によっては、ゲームオーバーもあると思います。その場合は、
ひとつ前の選択肢に戻って、SSを続けます。

リアルタイムで文章を書いていくので、少々お待たせしてしまう
こともあるかも知れませんが、どうぞご容赦ください。

それでは、最初の選択肢です。
アレフガルドのどの位置に上陸しますか?
1東 2南 3北
3 楽しみにしてまっつ
では2
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
91番さんは3を選ばれました。

 ルプガナから東に向かったわたしたちが、海の向こうにアレフガルドの陸地を発見したのは、
ほぼ1日波に揺られた後だった。
 すぐに上陸しようかと思ったけれど、ルプガナの町で聞いた情報が気になって、少し様子を
見ることにする。
 ルプガナで会った兵士は、アレフガルドがすっかり変わってしまったと言っていた。魔物が
強くなり、ラダトームの王様はそれを恐れて、行方不明になってしまったと……。
 わたしたちの祖先である、勇者とローラ姫の生まれた国がそんな情けないことになってしま
っているなんて、信じたくはないのだけど。
 大陸の北に回ったわたしたちは、船を隠しておけそうな入江を見つけ、そこから密かに上陸
することにした。
 別にコソコソすることはないと思うんだけど、用心に越したことはないわよね。
「……これが、アレフガルド」
 アレフガルドの北の大地は、兵士が言っていたとおり、ずいぶんと荒れていた。
「ねえ! ちょっとこれを見てよ」
 少し遅れて歩いていたサマルトリア王子が声を上げた。土の中に何かを見つけたらしい。

1サマルトリア王子の元に行く
2先を急ぐ
1かな。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
すみません、早速ミスしてます……前回選択は92番さんの3でした。
93番さんすみません、またよろしくお願いいたします。
95番さんは1を選ばれました。

 小走りにサマルトリア王子の元に近づくと、彼は地面を浅く掘る……というより、表面の
土を払っているような動作をしていた。
「ほら、ここ。地面の中に礎がある」
「本当ね」
 王子が示した先には、太い木が植えられていた。
 自然のものではない。四角く形を整えられたそれは、明らかに人の手になるものであった。
「これ、あっちの方にまで続いてるんだ。もしかしたらここは、昔、村だったんじゃないのか
なぁ」
「村? ……もしかして、ガライの町か!?」
 ローレシア王子がいきなり大声を上げる。
 ガライの町?
 わたしは慌てて周囲を見回した。
 そうだわ、ここはアレフガルドの北東……勇者とローラ姫の冒険譚によれば、この辺りに町
がひとつあったはず。
 吟遊詩人ガライの故郷だったという、美しい町が。
 わたしは呆然とその場に立ちつくした。
 ――この見渡す限りの荒れ地が、かつてガライの町だったというの?
「……魔物のせい、なの?」
 ムーンブルクを思い出して、声が震えてしまう。
 勇者とローラ姫の故郷、麗しアレフガルドと謳われた大地。わたしたちの憧れの大陸。
 いつまでも変わらないままにあるものだと思っていたのに。
「うーん、よくわからないけど、礎はしっかりしてるし、燃えたような跡もないから、単純に
人が住まなくなったんじゃないかな。万が一魔物に襲われたんだとしても、それは相当昔の話
だと思うよ」
 サマルトリア王子の言葉に、少し安心する。
 それでも、胸の中の寂しさは消えはしなかったけれど。

1ラダトームの城へ急ぐ
2アレフガルドをぐるりと見て回る
2 まっわりみち〜♪
いいのかな?
2でー( ´∀`)ノ
100清き一票@名無しさん:03/10/13 01:49 ID:O5jr5PYz
◆Sj469/wPAw さん、お疲れ様です。
楽しませて頂いています。

次の選択肢は2でお願いします。

やっぱり竜王の城に行かなくては(笑)
ありゃかぶってもーた
スマソー
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
98番さんは1を選ばれました。
99番さん、100番さん、ごめんなさい。またよろしくお願いいたします。

 冒険譚によれば、ラダトームの城はここから東の方向にあり、それほど遠くはないはず。
 けれども、わたしたちはまっすぐ城には向かわずに、まずアレフガルドを見て回ることにし
た。
 どこを目指そうかしら?

1マイラの村のあった東
2ドムドーラのあった南
2
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
103番さんは1を選ばれました。

 わたしたちはまずは南、ドムドーラのあった場所を目指すことにした。
 勇者の時代に、すでに魔物に襲われてなくなってしまった町だけれど、もしかしたら逆に復
興してるってことだってあるかもしれないもの。
 それにドムドーラの東には城塞都市メルキドがある。守りの堅いあの場所ならば、きっと今
も町は残っているかも知れない。
 うっそうと繁る森を抜け、朽ちかけた橋を渡ると、草原が広がっていた。……きっと昔は往
来の多い街道だったんだろうに、今となっては獣道よりもマシな程度ね。
 と、草原の先にある木立が揺れた。姿を現したのは――サーベルウルフだわ!

1ラリホーで眠らせる
2打撃で戦う
105清き一票@名無しさん:03/10/13 02:40 ID:O5jr5PYz
ラリホーこいつに効いたかな…?
1で。
キメラの翼を使うというアイデアも思い付いたけど(笑)
ドムドーラの名前をみると、ドムドムバーガーを思い出す……。
しかし、一度も入ったことのないバーガーショップなんだよな。

どうでもいいことですが。
ラリホーにもう一票。
あ、今日は早い者勝ちルールでしたか。まあいいや。
ナアンシクラゲたん、がんがれー
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
すみません、また前の選択肢書き間違えてました。内容はちゃんと
2番選択になってますー。
105番さんは1を選ばれました。正解です! ラリホー効きます。
キメラの翼でルプガナに逆戻りも楽しかったかも。
106番さん残念でした。またよろしくお願いいたします。

 鋭い牙を持った巨大な狼は、低く唸りながらわたしたちの隙をうかがっている。
 その体がわずかに沈んだ。でも、わたしの方が早い!
「ラリホー!」
 今まさに跳躍しようと浮き上がりかけた体が、たちまち力を失って崩れ落ちる。
「王女、ナイス!」
 ローレシア王子がわたしにウインクしつつ、サーベルウルフに斬りかかる。ルプガナで仕入
れた鋼鉄の剣が、見事にその心臓を貫いた。
「ひょー、やっぱり鋼鉄の剣は切れ味が違うや」
 王子は剣を振って血糊を落とし、ゆっくりと鞘に収めた。
「でも、やっぱりこっちの大陸の方が強いモンスターが出るね」
 今回は出番のなかったサマルトリア王子が、足先で狼の牙をちょんちょんとつついた。
「そうね。気を締めてかからないと」
 その後も何度かモンスターには出会ったけれど、なんとかすべて撃退することができた。
 しかし、やはりドムドーラは復興しておらず、町があったと思われる場所は礎すらもない砂
漠と化してしまっていた。
「骨折り損だったね」
「せっかくここまで来たのになあ」
 王子たちがため息をつく。わたしも疲れちゃったわ。
 これからどうしようかな。

1ラダトーム城へ
2メルキドへ
2!!
メルキド燃え〜
>>109殿と同じ
2番。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
109番さん、110番さんは2を選ばれました。DQ1でメルキドが
出てきたときは、私も燃えました。城塞都市カッケー!

 砂漠を東に進んで、岩山を乗り越える。やがて、メルキドへ続くと思われる橋が見えてきた
のだけど、そこもまた痛みが激しくて、静かに通らないと崩れ落ちてしまいそうだった。
「なあ、嫌な予感がするんだけど」
「奇遇ね。わたしもそんな気がしていたわ」
 わたしはローレシア王子に肩を竦めてみせた。たぷん、きっと、この先に町はない。いくら
モンスターを避けるために、他の町との交流をほとんど持たなかったメルキドでも、ここまで
の荒廃はあり得ないもの。
 サマルトリア王子がどうする?というようにわたしたちを見た。
 そろそろ魔法力も少なくなってきたし、薬草だってそれほどあるわけじゃない。先に進んで
町があって、そこで休めればいいけど、なかったら悲惨の一言よね。

1戻る
2本当に町がないかどうか確かめる
112清き一票@名無しさん:03/10/13 03:45 ID:O5jr5PYz
この街は死の匂いがする。
ここは戻ろう。1でお願いします。

長時間お疲れ様です、この時間が一番ギャラリーが少ないので、
この間に数時間寝られた方がいいかも。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
112番さんは1を選ばれました。またもや正解です。無理に進んでたら
死んじゃってました。実は私の実体験です……。
お気遣いありがとうございます。そうですね、もう少ししたら、休憩
入れようかと思います。

「戻ろうか」
 そう切り出したのはわたしだった。
 せっかくここまで来て、という思いもあるけど、変な意地を張っても仕方ないもの。
「そうだな」
 王子たちもあっさりと頷いた。
 わたしたちは、トヘロスを使って魔物を避けつつ、もときた道を戻った。
 砂漠を超えて、草原に入った辺りで進路を東に取る。
 やがて、ラダトームの城が見えてきた。
「……あら?」
 わたしは思わず声を上げた。
 お話ではラダトームの城の西、すこし離れた場所にラダトームの町があることになっていた
けど、実際は城下町なのね。

1町で情報収集
2王様に会いに行く
すみません、ここで少し中断いたします。
再開はお昼過ぎになると思います。

そこで、今回は先着順ではなく、多数決方式をとろうと思います。
私が戻ってくるまでに、いちばん多かった選択肢が次の選択肢
となります。
皆様のご参加をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
お疲れ様です。すごく楽しい企画ですね。
たいへんだと思いますが、がんばって下さい。

えーっと、1町で情報収集に一票します。
この時点のラダトームって、いろんな人がいろんな話をしてくれて面白かったような…

1 町で情報収集にいぴょ。
>>115-116に同じ
1番。まずは基本に従って情報集め。
二回戦のゲームブック支援でも、ちゃんと情報集めしなかったら
最後の最後でゲームオーバーになったしね。
こういうRPGの基礎をきちんと抑えてるところが好きだ〜

というわけで1!
遅くなってすみません。ただいま戻りました。
これから再開いたします。

参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
>115番さん ありがとうございます。頑張ります。
>116番さん アレフガルド唯一の町ですからねー。情報てんこ盛り?
>117番さん RPGの基本ですね。
>118番さん 情報収集は大切ですよね。面倒くさいですがw
1番4票、満場一致で町で情報収集に決定いたしました!

 ラダトームの町は、思っていたよりも賑やかで、わたしはホッと胸をなで下ろした。
 でも、王様が行方不明って本当なのかしら。

1兵士に話を聞く
2道具屋で買い物しつつ話を聞く
3武具と防具の店で買い物しつつ話を聞く
TRPGなら酒場直行なんだがなあ。
武器防具屋かな?3選択。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
120番さんは3番を選ばれました! 酒場は重要な情報入手ポイントです
もんね。ドラクエでも酒場があるとつい真っ先に行ってしまいます。

「うっわ、たっけー!」
「ち、ちょっと、そんな大声で」
 お店に並んだ商品を見た途端、頓狂な声を上げたローレシア王子の袖を、わたしは慌てて
引いた。
 そりゃ確かにここの品は高額なものばかりだけど、素直すぎるわ。
「はっはっは! その代わり、品はいいものばかりだよ。この大かなづちは、どんな硬い岩
でも一撃で粉砕するし、この鉄兜は薄い鉄板を何枚も重ね合わせて、普通より強度をうんと
高めてある」
 わたしたちの装備を見たのだろう、店のおじさんはすばやくオススメ商品を並べた。
「うーん、どうしようかなあ。でもやっぱり高いなあ」
 サマルトリア王子が商品を眺めつつ、いかにも迷っている風に首を傾げる。
「ギルド(商業組合)の取り決めで、これ以上値引きするわけにはいかないんだよ。あ、でも、
買ってくれたら薬草つけるからさ」
「そうだなあ……まあ、この辺は魔物も強くなってるから、強い武器も必要かな」
 ローレシア王子が大かなづちを手に取り、軽く振る。脈ありと思ったのか、おじさんは大き
く身を乗りだしてきた。
「そうそう! 最近物騒だからね。自衛するに越したことはないよ」
「おじさんも仕入れとか大変なんじゃない?」
 わたしの問いに、しみじみとおじさんは頷いた。
「そうなんだよ。まあ、ギルドの方で護衛を雇ってくれるから、何とかなってるんだけどさ。
本当なら魔物なんか、お城の兵士が追っ払ってくれるはずなんだけどね。王様が行方不明に
なってから、どうも頼りなくってねえ」
 おじさんの言葉に、わたしたちは顔を見合わせた。
「ラダトームの王様が行方不明になったのって、本当だったの!」
「そうだよ。ハーゴンを恐れるあまりどこかに隠れちまったって話だぜ。情けないったら」
「そう……。それじゃ、お城に行っても意味はないわね」
「王様に会いたかったのかい?」
 おじさんは、顎の無精髭を撫でながら、わたしたちを見下ろした。
「ええ、このアレフガルドのことをいろいろと聞きたかったのだけど」
「それなら、城のまじないじいさんのところへ行くといいや。物知りだから」
 まじないじいさん……? 何だかあやしげな名前なんだけど、本当に大丈夫かしら。
「ところで、買い物はどうするんだい?」
 あらいけない。話に夢中になって、買い物のことなんかすっかり忘れてたわ。
 今、並んでいる商品の中で、わたしたちがまだ持っていないのは、大かなづち(4000ゴールド)、
鉄兜(3150ゴールド)の2つ。両方とも、ローレシア王子しか使えないみたい。
 お金は今6000ゴールドある。
 どうしようかしら。

1大かなづちを買う
2鉄兜を買う
3何も買わない
 とりあえず、じいさんの話を聞いてからもう一度来よう!

 っていうのは、3?
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
123番さんは3番(じいさんの話を聞いてから、また戻ってくる)を選ばれました!

「ごめんなさい。そのおじいさんの話を聞いてから、また来るわ」
 わたしは店主にペコリと頭を下げた。
 おじさんは、残念そうな顔をしたけれど「またどうぞ」と、笑顔で送り出してくれた。
 いい人だなー。絶対に帰りにここ来て、何か買おう。
 城に向かいつつ、わたしは心の中でそう決心した。
 ローラ姫の生まれたラダトーム城は、話に聞いていたよりもこぢんまりとした印象のお城だっ
た。
 たぶん北のホールが、玉座の間に続いてるのだと思う。東には教会があって、南にも何か部屋
が見える。
 さて、まじないおじいさんはどこにいるのかしら。

1女の人に聞く
2兵士に聞く
3自力で探す
1 女の人がいいな♪
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
125番さんは1番を選ばれました! やっぱり女の人ですよねw

 わたしたちは、女の人に声をかけようと近づいていった。
 気配に気づいたのか、女性がわたしたちに目を留めた。その途端、息を呑む。
 な、なんでそんなに驚いた顔をしているの?
「遠い昔、遠くに旅立たれたローラ姫さま……。ああ、あなたがたには姫さまの面影が」
 わたしたちは思わず、互いの顔を見比べあった。……そんなに似てるのかな? ローラ姫の
肖像画は何度か見たことがあるけど(ムーンブルクの城にもあったし)、あまり似てるようには
思えなかったわ。
「いや、ムーンブルク王女は似てるよ。僕たちはともかく」
「そうお? ローレシア王子の方が瞳の色とか似てるし」
「俺はどっちかてえと勇者の方じゃない?」
「よく言うよ!」
「あの……」
 はっ、いけない。自分たちの世界に入ってしまっていたわ。
「もしや、あなた方はローラ姫さまの……?」
「はい。わたしたちは、勇者とローラ姫の末裔です」
 別に隠しておくようなことではないし、いいわよね。……と、思ったのだけど。
 後で少し悔やんだわ。
「まああああ! それではあなた方は、ローレシアとサマルトリアとムーンブルクの? まあ
まあまあ! 嬉しゅうございますわ。いつか必ず、帰ってきてくださると信じておりました」
 女性は、何だかもの凄い勢いで感動して、そこら中の人に触れ回ってしまったのだ。
 たちまち、わたしたちは人垣に囲まれて、身動きがとれなくなってしまった。
 あちらこちらから握手を求められ、話をせがまれ、あげくの果てには歓迎会だといって、パ
ーティまで始まってしまった。
 おまけに、その席上でとんでもないことを言われてしまったのだ。
「ご存じかも知れませんが、現在、我がラダトームには王がおりません。魔物たちを恐れて、
お隠れになってしまったのです。今この時、勇者ロトの血を継ぐ方々がお帰りになったのは
運命というもの。どうか、このままこの地に留まり、新しいラダトームの王となってはいた
だけないでしょうか」
 な、なんですってーーーーーーー!?

1王になる
2使命があると言って断る
2
1にすると、ゲームオーバーのような気がしてならず…。
選びたかったけどもー
続きが気になるので、2番。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
128番さんは2番を選ばれました! 1番だと、ドラクエ3みたいに、王様
見つけるまでラダトームから出られなくなる予定でしたw

 ローレシア王子は口に詰め込んだ食べ物を吹き出すし、サマルトリア王子はワインを気管に
入れてしまって咳きこむし、わたしはわたしでバカみたいにポカンと大口開けてしまったわ。
 まじまじと、女の人の顔を見つめてしまう。なんてこと言うのかしら、この人は。
 でも、周囲の人たちも女性を止めるでもなく、うんうんと頷いていたりする。
 ……それはまあ、王様が逃げ出してしまったんじゃ不安になるのもわかるけど。
 でも、通りすがりの旅人にいきなり王様になってくれって言うのもどうかと思うわ。いくら
勇者やローラ姫の子孫だっていっても、ここはわたしたちの故郷ではないのに。
「あの、申し訳ありませんが、それはできません」
 わたしは考え考え口を開いた。
「わたしたちには使命があります。大神官ハーゴンの野望を阻止し、世界を破滅から救わねば
なりません」
「では、ハーゴンを倒してからラダトームにお帰りいただくわけには」
 わたしは首を振った。
「いいえ。わたしたちが『帰る』場所は、ここではないんです。わたしたちにはすでに、守る
べき国が――わたしたちを待つ民がいるのですから」
 わたしの横で、サマルトリア王子とローレシア王子が大きく頷いている。 
「そう、ですか……」
 女の人がガックリと肩を落とす。周りの人たちもそれは同じだ。
「大丈夫! 俺たちがハーゴンを倒せば、王様も戻ってくるよ」
「そうですね……」
 ローレシア王子の慰めの言葉に、女の人はようやく少しだけ笑った。

 結局、そのままパーティはお開きになった。
 何となく後味の悪い終わり方になってしまったけど、仕方ないわよね。
 わたしたちは帰りかける兵士をつかまえて、まじないおじいさんがいるという南東の部屋まで
案内してもらった。
「失礼しま……」
「おお、古き言い伝えの勇者の子孫たちに光あれ!」
 わたしたちが扉を開けると同時に、閃光が部屋にはしった。な、何!?

1じいさんと戦う
2とりあえず話を聞く

リロードし忘れてました。
129番さんも同じ選択肢ですね! 続きも頑張って書きますので
また選択、よろしくお願いしますー。
あああ激しく1を選びてー
流石に選べねーから他の人にまかせるわ
素直に話を聞きましょう。と言うことで
2番。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
132番さんは保留なので、繰り上げで133番さんの2番になりました!
1番選ばなくて正解ですw ラダトームから叩き出されてました。

 敵の攻撃かと、一瞬、身構えたわたしたちだったけど、どうやら違っていたらしいとわかって、
ゆっくりと緊張を解く。
 ……なんだか、体が軽く感じられるのは気のせいかしら?
「まぶしーじゃないか、じいさん!」
 ローレシア王子が文句を言うと、おじいさんはホッホッと愉快そうに笑った。
「いや、すまんすまん。待ちかねておったのでな。じゃが、魔法力は戻っておるじゃろう?」
「!」
 言われてみれば、確かに。わたしとサマルトリア王子は、自分の体を満たす魔法の力を感じて
いた。
「おじいさんのまじないって、こういうことだったのね」
「魔法力をかなり消耗していたので、助かりました」
「ま、確かに元気になったような気はするけどさー」
 魔法の不得手な――というか、からきしダメな――ローレシア王子だけが、納得いかない顔つ
きをしているけど、とりあえず放っておくとして。
 おじいさんに何を聞こうかしら?

1王様のこと
2竜王の城のこと
3ハーゴンのこと
竜ちゃんが好きなので2
136>>133の名無し:03/10/13 20:32 ID:Nmp/Kn0w
1番の王様の居場所も気になります。

よって私は1番。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
135番さんは2番を選ばれました! いいですよねー、竜王の曾孫。この
ゲームブックも彼に会うまでいきたかったけど、無理かも(;´Д`)
136番さん、残念でした。またよろしくお願いいたします。

「あの……わたしたち、このラダトームにくるまで、アレフガルドを少し回ってみたの。でも、
ガライの町もドムドーラもメルキドもなくなってしまっているようだった。もしかして、今、
この大陸には町はラダトームしかないの?」
「そうじゃよ」
 予想はしてたけど、あっさりと肯定されるとショックね。
「勇者とローラ姫がこの大陸を去られてから、少しずつ、少しずつ、衰退していってしまって
の。じゃが、それは仕方のないことじゃ。永遠に栄える国などないのじゃからな」
 それはそうだけど。憧れのお伽噺の大陸がそんなことになってるなんて、一抹の寂しさは禁
じ得ないわ。
「じゃあ、竜王の城とかはどーなってるんだ?」
 ローレシア王子がおじいさんに訊ねる。
 わたしたちのご先祖様が倒した悪魔の化身が住んでいた城。そんなものこそ、とっくになく
なってるような気がしていたのだけど。
「まだ残っとるよ」
「ええっ!?」
「ハーゴンが力をつけてきてから、魔物の住処となってしまったようじゃがの――そうそう」
 おじいさんは、ポンと手を叩いた。
「あそこには、ロトの剣が眠っとるという言い伝えがあるぞ。誠かどうかはわからぬがの」

1王様のことを聞く
2ハーゴンのことを聞く
3もう外へ出る
2 ハゴたんハアハア

……いや、ゲーム中では憎んでも憎みきれませんでしたがw
139 ◆5xcwYYpqtk :03/10/13 20:47 ID:jqNRSiyU
えっと、2番をおねがいします。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
138番さん、139番さんは2番を選ばれました! 憎たらしいハーゴンですが、
ゲームのグラフィックは愉快で好きでした。

「おじいさんは、大神官ハーゴンについて、何か知っている?」
 ハーゴンの名を聞いて、おじいさんの顔が引き締まった。
「知っておる……と言いたいところだが、ほとんど何もわかっておらぬ。あやつは用心深く、
ほとんど表に出てこようとはしない。ヤツが住んでいるのは、人間には決してたどり着けない
不思議な場所だという噂もあるぐらいじゃ」
 おじいさんは、すっくと立ち上がると。真正面からわたしたちを見た。
「じゃが、恐れることはない。ロトの血を引きし勇者たちよ、世界を巡り、精霊の声を聞くが
よい。さすれば必ずや道は開かれるじゃろう」
 おじいさんは、最後にもう一度、わたしたちにまじないをしてくれた。
 うん、光が全身にしみ通って、パワーを与えてくれるような気がする。
「ありがとう、おじいさん!」
 わたしはおじいさんに感謝のキスを贈り、その場を後にした。
 そのまま町に出たわたしたちは、武器と防具のお店へと向かった。さて、何を買おうかしら。

1大かなづち
2鉄兜
141>>133の名無し:03/10/13 21:35 ID:K+UEj5Oi
守備力強化。
2番
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
141番さん2番を選ばれました! 守備力は大事ですよね。
というか、大かなづち(゚听)ツカエネ

「おじさん、鉄兜くださいな!」
「おお、こんなに早く来てくれるとは思わなかったよ」
 店主は店に入ってきたわたしたちを見て、顔をほころばせた。
 よほど喜んでくれたのだろう、薬草5つな加え、ふくびき券も3枚オマケしてくれた。
 嬉しいけど、いいのかしら。
「あんたたち、ロトの子孫なんだってな。さっき話を聞いたよ。オレにはこんなことぐらい
しかできないけど、頑張ってくれよ!」
「ありがとう、おじさん」
「絶対、ハーゴンを倒してみせるぜ!」
 店主の素朴なエールが素直に嬉しい。わたしはおじさんに深々とお辞儀をすると、店を出た。 

1まだ情報収集する
2竜王の城へ
王様を忘れ去るのも可哀想なので1を。
144 ◆pkHqiBUzVI :03/10/13 21:59 ID:ZUX/prdR
2でおながいします。吶喊〜っ!!



…てなプレイをしていて何度全滅したか…_| ̄|○
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
143番さん2番を選ばれました! 王様の情報はなかったり。すみません。
144番さん残念でした。私も全滅しょっちゅうでしたw
またよろしくお願いいたします。

 わたしたちが勇者の子孫だとわかったせいか、町の人はとっても協力的だった。
 自分が知っている限りのことを全部教えてくれようとするので、逆にこちらが混乱してしま
うこともあったぐらいだ。
 とりあえず、重要そうだと思われることを書き留めておくことにした。
 地面にしゃがみこみ、額を寄せ合って話し合う。
「えーと、赤い扉は金の鍵じゃないと開かないのね」
「沈んだ財宝は、北の浅瀬にある、と」
「あまつゆの糸はドラゴンの角の3階にあるってのもあったぞ」
「ドラゴンの角って、風のマントで渡った双子の塔よね? そんなものあったかかしら」
「うーん、あの時は先に進むのに必死で、周りをよく見てなかったからなあ」
 わたしたちは3人でしばし考えこんだ。でも、やっぱり思い出せない。
「ま、いっか」
 パタンとローレシア王子が手帳を閉じた。
「あまつゆの糸が必要になったら、またその時に考えればいいんだし。とりあえず、今は
竜王の城へ行こうぜ!」

1船を使って城へ行く
2陸路で行く
時間的にこれが最後の選択になると思います。
よろしくお願いいたします。
1 最後にりゅーちゃんに登場してほしいぞお!
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
基本的なルールは>>91をご覧ください(下3行除く)。
147番さんは1番を選ばれました! りゅーちゃん出ませんごめんなさい_| ̄|○
もしも王女が勝ったら、次回ゲームブックに(リアルタイムかはわかりませんが)、
負けたら、後でりゅーちゃんの登場するSS書かせていただきますー。

 わたしたちは、海路で竜王の城へ行くことにした。だって、どう考えてもその方が楽だし、
近いんだもの。
 竜王の城は、海を隔てるけど、ラダトームの城のすぐ南東にあるのだ。
 1時間もいかないうちに、船は竜王の城に着いた。
「ここが竜王の城かあ」
 かつて、悪魔の化身と呼ばれた存在がいた場所。光の玉を奪い、世界を闇の中に落とそうと
した巨大な竜が、君臨していた場所。
 そして、勇者がローラ姫をかばいつつ、死闘を演じた場所。
 今、その場所は乾いた風の渡る廃墟と化していた。
 といっても、城自体はちゃんと残っているんだけどね。主のいない城は、やはり荒涼とした
雰囲気が漂ってしまうものね。
 それでも、ここが勇者の冒険の終わりの地だと思うと、感慨深い。
 ローラ姫とともにこの地に立ったとき、ご先祖様はいったい何を思っていたのだろう。
「いくぞ」
 ローレシア王子が剣を抜いて、わたしたちをうながした。
 わたしも身構えながら、ゆっくりと歩いていく。
 いったい、この先には何が待ち受けているのかしら。
 不安と期待がないまぜになったこの気持ちには、覚えがある。アレフガルドへと向かった
海の上で。伝説の土地へ行けるのだとワクワクしていた。
 実際に来てみたら、アレフガルドはかつての勇者の時代と大きく変わってしまっていたけれど。
それでも、やはりあちこちで勇者の息吹が感じられるのは嬉しかった。
 この場所では、どうかしら。勇者の足跡は残っているかしら。
 ――この時、わたしが考えていたのは、もちろんロトの剣のことだった。まさか、まったく別
の形で、伝説の名残を見ることになろうとは、思いもしてなかったのだ。

                          (ひとまず終)