るるる〜♪やまーなし〜♪
スレの秩序を乱すモノには天に代わってもれなく
(,,,・Д・)ぃぇぁ
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>>249 シヴァはガラスの鈴を転がすような声で言った。
リノアと出会ってから、来月で四ヶ月になろうとしていた。
始まりは些細な出会いだったと思う。
決して、雷に打たれたかの如き衝撃的でドラマティックなスタートではなかったはずだ。
最初は気の会う友人で、それから隣り合った氷が解けて一つの水溜りになっていくように、二人
の関係は密度を増していった。
「彼女とは何処まで進んだの?」
最初のキスを渡したのは先々月だ。
電話があったのは、昨日、五回目のキスを送った夜の後だった。
「……キスと、夕食と、アクセサリーのプレゼント。それだけだ」
サイファーは、無意識に自分の前髪を掴んでいた。
「その先は……俺はまだその気にはなれそうにない」
「まだ不安なの?」
「わからねえよ」
リノアの方が、互いの関係を狭めるのに熱心だった。無頓着とも思えるほど大っぴらにモーション
をかけてくる度に、サイファーは、心臓が焼け焦げる思いをしてきた。
「どう答えてやればいいのか、俺にはまだわからねえ」
欲求だけなら煮詰めてジャムに出来るくらい有り余っていたが、それをリノアの前で見せること
だけは避けてきた。
「じゃあ……さ、私で練習してみない?」
不意に、シヴァの手が肩に触れた。
「な!?」
返答を考える間もなく、青白い彫像を思わせる肢体が、サイファーを仰向けにして跨いでいた。
不敵というべきか、無邪気とも感じられる笑みをたたえながら、サイファーの胸に手を着き顔を
見下ろしていた。
丁度、二つの膨らみが腕に挟まれ、谷間を強調する格好になっていた。
「シヴァ!?」
「大丈夫よ、サイファー」
何が大丈夫だ、と言いかけたところで、口を塞がれてしまった。
リノアとのキスより、何倍もこそばゆい感触がした。
感覚を共有しているせいだろうか。シヴァの分も同時に感じている気がした。
「私も貴方が好きなんだから」
シヴァの唇には、冷気ではなく、ほのかな微熱が含まれていた。
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続きはピンク板に移動予定でつ〜
(おぬうど描写&一緒にお風呂くらいならここでもおけ?)