「お花、買ってくれない?」
ひとことで始まる、冒険の予感。
別に、ただ好きだったの。
この教会と、花達と、スラムと、町と。
別に何を待つわけでもなく
平和に暮らしてた。
空が見えなくても
星が見えなくても
なにかを心で感じてた。
わたしは、花売り、花を売る。
スラムで最後の夢を売る。
次の夢はあなたへ
次の花はわたしへ
何を待つでもなく
わたし、花を売ってた。
見えなかった空
知らなかった光
そのうち、上からふってくるのよ
「そうだな、もらおうか」
一言で始まった。
世界がやっと、動き出す。
星が、命が、叫び出す。
夢が今、また始まった。
…This is the seventh fantasy…
もう何年も前に閉鎖した、当時時々見に行ってた
特にエアリス系でもないテキストサイトに置いてあった詩。
ハードの掃除してたらひょっこり出て来て
妙に感動したのでここに貼らせてもらいます。連続投稿スマソ