【FF7「興味無いね(´ _ `*」で2000目指すスレ】

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122白 ◆KEY/rAMfMQ
興味無いね(´ _ `*3匹マターリ旅(仮)
■今迄のあらすじ■
初めてラブレターを貰ったクラウド・ストライフ。(14歳)
女の子から体育館の裏に呼びだされたぞ!
「…あの、ストライフ君これっ…
 セフィロス先輩に渡して下さい!!」
「……(゚Д゚|||)………((((>_<)・゚・。……!興味無いね…。エグエグ」
と、云うお話では全く無いので、詳細は>>82-83>>101-102をどうぞ。
写真
ttp://deathsports.com/wind-river-morning2.jpg
BGM
ttp://www.geocities.com/area51/keep/9001/thoughts.mid

風が、地平線へ抜けてゆく。
山肌からゆるやかに、トラックの影が伸びる。
「目立ちませんか?その英雄姿。」
「私は存在そのものが極秘の者。この姿、側近…つまり、お前達と
 幹部以外は知らない筈だ。」
「まあ、長身の銀髪ってだけでも人目を引くな。」
運転席から、ザックスが応じた。
クラウドの手が、英雄の髪を纏め取る。
「うーん…。やっぱ縛った方が良いかな…。三つ編みとか、御団子とか。」
「判った。ザックス、汗臭い制服を貸せ。」
「Σ(゚Д゚|||)って、哥さんがソルジャー服着るのかよ!」
ふと。正宗が鍔鳴りを始めた。
「…来たな。」
ttp://www.geocities.com/area51/keep/9001/opening.mid
罅だらけの道を神羅のバイクが迫る。
「躱すぞ!」
ザックスがハンドルを切り、鹹水湖に向かう。
急反転する車内で、クラウドは鉄パイプを掴み
追撃隊を払い落とした。そして──
「うわっ!」
神羅兵士が叫ぶよりも速く、クラウドが主を失ったバイクに飛び乗る。
追撃隊の1人が機関銃を構えた。
英雄の指が呪印を描く。
一気に氷華が追撃隊の体内に咲き広がり、内から切り裂いた。
「運転を代わるぞ、ザックス。──暴れて来い!」
大剣と共に、ザックスが追撃隊の元へと滑り込み、車輪を両断する。
「よしっ!次、来い!」
何時もの様に、ザックスがそう叫んだ刹那。
銃弾が、心臓を貫く。雷鳴が轟き、天を光で染めあげる。
精悍な黒髪のソルジャーが、跪いた。
「…なんじゃぁこりゃあぁぁぁぁ!」(BY松田勇作)
(;`皿´)こ、これがギャグ魂か…!いや、んな事は興味ないんだが…!!
と、クラウドが心の中で叫んだ事は置いといて、追撃隊が迫ってますた。
セフィロスが同行していたので、ほぼどうでも良い事でしたが。
             追撃隊→ギャアァァァァァァァァァァァァ… 合掌。
鹹水湖に、静かな細波がゆらめく。反射光が英雄の皮膚を滑った。
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「で、遺言は有るか?」
「ちっくしょう…楽しそうだな哥さん。…エアリス…。 
 ジョディ、マリアン、ヴァイオレッタ、小夜、へも吉、コヨコヨ…。」
「へも吉…って誰?!Σ(゚Д゚|||)」
でも──セフィロス、ザックスの心音が弱ってる…笑い事じゃないよ…。
クラウドがそう呟くと同時に、脈動が停止する。
「──ザッ…!」
クラウドを抱え、今や人ならぬ英雄がバイクを駆る。
地を這う冷風だけが、骸の元を訪れる。
「気が付いたか?」「め、サマセ−(゚∀゚)」
暖かい手が、ザックスの生気を呼び覚ます。
「…余計な事かも知れないが、心配でな…。ヤン迄付いてきたよ。」
「へ?ヴィンセント?!」
不意に、英雄が笑った。
「恋する娘に逢うなら、自力で頑張る事だ。」
ttp://www.angelfire.com/nb/klutz3/music/kLuTz-FF7_Overworld_Piano.mp3