DQのギャルゲーを本気でプレイしるスレッド7

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937地雷勇者 ◆Lv99XvIPDQ :03/09/12 02:35 ID:Q5vy8UYs
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らちのあかないことばかりやってますな。数字ばかりレスして何になるんだろう
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目が覚めた。真夜中のようだが、月明かりで回りははっきり見える。家の寝室。俺は、ベッドに倒れ込むように眠っていた。
どこか、身体の気分が悪かった。ふらふらと立ち上がり、窓を開けた。吹き込む風が、涼しく頭を冷やしてくれる。
だんだんと記憶が戻ってきた。今日、俺の誕生日だっていうんで、妹のターニアと隣の家のビアンカがお祝いしてくれて、
そこにマリベルが、父親の村長のからくすねて来たシャンパン両手に、出しゃばってきたんだっけ。
で、ふざけてるうちにコルクが飛んじまい……4人で忙しく飲んだ。それで、こうなったってわけだ
そういえば残り3人はどうしたんだろう。俺は窓を閉め、寝室を出てみた。床に食器や小瓶が転がっている。片付けられて
ないってことは……案の定、テーブルを見ると、ターニアが椅子に座ったまま眠っていた。わが妹ながら実に愛くるしい寝顔だ。
あとの二人はと見回すと、テーブルの脇で、ビアンカとマリベルが並んでじゅうたんに寝ていた。そろって断りなしにお泊まりか。
何ともなしに、俺は、その寝姿に見入った。この二人、ふだん仲が良いとはお世辞にも言えないのに、まるで親友どうしのようだ。
たぶん、それだけ幸せそうで、可愛い御姿だということか。
俺は、慎重にテーブルへと歩み寄ってみる。気を付けているのに、床板のきしむ音がはっきり聞こえる。
けれども、3人とも、まったく様子を変えず、ぐっすりと眠っている。
このままだと風邪をひいちまうかもしれない。とはいっても、熟睡中だってのに、無理に起こすのも可哀想だ。さて、どうするか。
首をひねっていた俺の脳裏に、ふと、悪魔的な発想が湧いた。今ならば……と、俺は3人を見渡した。
酒入ってるわけだし、多少のことをしても、目を覚まさないかもしれない。
俺は、ごくりと唾を飲み込み、3人を上から見渡した。そして―――

1.ターニアの唇に、ちょっぴり触ってみたくなった
2.ビアンカのスカートを、ほんのわずか、めくってみたい衝動にかられた
3.マリベルのカールした髪を、軽く引っ張ってやろうと思った
4.首を振って、3人に布団をかけてやることにした
ここは1しか
5.全員を縛って犯したくなった
窓の月に照らされて朱に光っているターニアの唇。引き寄せられるように、俺はテーブルに近づいた。
「すー………。」
ターニアは、テーブルに突っ伏して、すやすやと寝息をたてていた。寝心地がいいはずもないが、身体の安定は悪くない。
俺は、もう一度唾を飲み込んだ。なぜ、触わってみたいという気分になったのかは、俺にもわからない。
けれど、本当はずっと触れてみたかったんだという気もする。ターニアの唇に。妹の、女としての魅力を顕す部位に。
『………。』
震える手を上げる。腕を、人さし指を、ターニアの顔へ伸ばしていく。口紅などさしてもいないのに、あかく透きとおった唇。あと少し、あとわずか、あと……。
『………!』
さわった。さわっている。今まで指で触れることのできた物の何よりも、しっとりと柔らかかった。
そして、薄い皮膚を通して、ターニアの血の流れがわかる。妹の血。俺と同じ血。どこか懐かしく、心地よい。
ここまでしたのなら……俺は、武者震いが指に伝わるのをどうにか抑えつつ、ターニアの口のなかへ、そっと指を侵入させた。
指先が熱い唇肉に包まれる。濡れた。ターニアの唾液だ。この感触、さらに俺の指をくわえているターニアの姿に、俺は背筋をぞくりとさせられた。
と、爪に堅いものが当たった。歯だとわかったそのとき、ターニアの目がパチッと開いた。
「…………えっ!!?????」
開けたばかりの目を丸くするターニア。俺は、あわてて手を引いた。しまった……ターニアは、いつも眠りが浅いんだった!
「お、おにいちゃん……私に何したの!?」
驚きに瞼をしばたたせながら、ターニアが問いつめてくる。俺は―――

1.『こんなところじゃ風邪ひきそうだから、起こしてやろうとしただけさ。』 内心冷や汗を浮かべつつも、からかうように両手を振った。
2.『悪い。その……つい、ターニアに、触りたくなっちゃって。』 照れ笑いしながら、しかたなく白状した
3.『別に。何したっていいだろ。ンなことより、この二人どうする?』 ターニアから床の二人に視線を落とし、はぐらかそうとした。
俺だったらちょっと引いちゃう2
>>944,>>947
大変申し上げにくいのですが
改行位置を整えて頂けないでしょうか
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951地雷勇者 ◆Lv99XvIPDQ :03/09/15 18:09 ID:s7aN8sM1
ヽ(´ー`)ノ
『悪い悪い、つい出来心でさ。』
俺は頭をかきながら謝る。が、ターニアは、探るように下から見上げている。
この目線なんかイイ……謝罪の最中だというのに、俺の顔は綻んでいた。酒のせいで、頭がおかしくなっているのか。
『それもこれも、ターニアが可愛いすぎるせいなんだからな。』
次に俺の口から出たのは、謝罪とはかけ離れた、歯が浮く口説き台詞だった。こうなりゃいけいけどんどんどこまでも。
『ターニアの、美味しいぜ。』
とどめとばかり、俺は、ターニアの唾液のついた指先を、音を立てて舐めてみせた。
「な、な……。」
ターニアの顔がみるみる紅潮する。そんなに照れることはないぞ。兄妹なんだから。
「何考えてるの!もうっ、おにいちゃんのエッチ!ヘンタイ!」
柔らかい唇から発せられたのは、完全に怒りの声だった。
冷静に考えてみれば、寝てる最中に口へ何か突っ込まれて、機嫌良く起きろってのは無理な話か。
『お、おい、ターニア。怒るのはわかるが、寝てる奴が約2名いるんだから、静かにしてくれ。』
俺が言うと、柳眉を逆立てたまま、ターニアは床の二人に視線を落とした。そして、
「おにいちゃん……じゃあ、ビアンカさんとマリベルさんにも何かしたんだ!?」
『へっ?まさか。してねえって!』
「嘘っ!あーっ!ビアンカさんのスカートめくれてる!おにいちゃんでしょ!?」
『ンなのは元からだ!おにいちゃんを信じないのかターニア!』
荒げた声で押さえつけると、ターニアはやっと黙った。が、非難のまなざしは変わらない。
「………もうちょっとだったのにぃ。」
ぼそりとターニアがつぶやいた。どうやら、イイ夢見てたところを邪魔しちまったらしいな。
《ターニアの評価が下がった》

「おにいちゃん!片付け手伝ってよね!」
未だ不機嫌そうな口調でターニアが言い、食器を台所へ運んでいった。あとあとフォローが大変だな。
さて、祭りの後片付け。俺は、足下に散らばっているものを眺めた。スプーン、コップ、トランプ……。
いちばん目に付くのは、もちろん床に転がっている無断宿泊の二人。これを何とかしたいのだが―――

1.ビアンカを、そっと声をかけながら起こす。
2.マリベルの肩を揺さぶってたたき起こす。
3.ひとまず二人とも放っておいて、部屋の掃除を優先する。
953地雷勇者 ◆Lv99XvIPDQ :03/09/15 19:36 ID:s7aN8sM1
(*´∀`)=3
>>952 1
『ビアンカ、起きろ。おい!』
そばにかがみこんで、何度か耳元で呼んでみた。返事はない。だめだ、起こすコツがわからん。
お隣さんやって十数年にもなるが、俺がビアンカを起こしたという行為は、記憶にまったくない。逆なら、ほぼ毎日だが。
『ビアンカ!起きろーっ!』
「………うるさいなあ。何よ、もぉ。」
いいかげん諦めかけたとき、ようやくビアンカの瞼が動き、顔が俺のほうを向いた。
「……アレ?」
寝ぼけた瞳で、俺をぼーっと眺めている。ビアンカの目覚めの顔ってこんななんだな……と俺が見つめ返したその瞬間、
「さむぅい!」
『何っ?うわっ!』
俺は、首にまわってきたビアンカの腕によって床に引き倒されていた。
『……っおい!何すんだビアンカ!?』
「も……おとなしくしてよ。こーすると、あったかいでしょぉ……。」
目は閉じているし、調子からして完全に寝言だった。夢に戻っちまったらしい。今の台詞……そうだ。いつだったか二人して山で迷った
ときに、ビアンカがこんなことを言って身体寄せてきて、朝まで暖とったんだっけな。確か十年も前の話だ。
……が、今のビアンカの身体は、ガキの頃のそれとは比較にならなかった。月光にきらきら輝く金髪。首から肩にひろがるきめ細かい肌と、
そこから香る女の匂い。俺の胸板を押す、むにゅっとしたふたつの膨らみ。まさに欲情してくれと言わんばかりの感覚を俺に与えていた。
あまつさえ……偶然だろうが、俺の股間はちょうどビアンカの下腹部、いやその下に重なっている。やばい。これはヤバイ!
「あーっ!!お、おに、おにいちゃん!やっぱりっ!」
悲鳴じみた声に、俺はハッと顔を上げた。がくぜんとした表情のターニアが、俺を見下ろしていた。
『たっ、ターニア。違うぞ、これには深いわけが……。』
「おにいちゃんなんて大っ嫌い!!!!」
俺の言葉など聞きもせず、ターニアは涙声で叫ぶと、外へ飛び出していってしまった。
『ま、待てターニア!誤解だ!』
あわてて起きあがろうとしたが、ビアンカのやつがしっかり俺に手を回していて離れない。こうなれば―――

1.ビアンカを全力でふりほどいて、すぐターニアを追いかけよう。
2.ビアンカの鼻と口をふさいで、むりやり腕を緩ませよう。
3.ビアンカの耳元で大声を出して、今度こそ目を覚まさせよう。
>>955 2
つーかそろそろ新スレを…。
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非常手段だ。息が止まればいくらなんでも目覚めるだろうし、少なくとも手は放すだろう。
右腕はビアンカに巻き取られているが、さいわい左は自由だ。失礼をばして……。
ビアンカのまっすぐ通った鼻を親指と人差し指でつまみ、掌で口を押さえる。むっ、とビアンカの呼吸が止まり、
顔に血が昇ってくる。面白い顔だ。こんな顔見られたんじゃ嫁に行けんだろうな。
今度はビアンカの唇が掌にあるわけだが、さすがに感触を愉しむ余裕はない。
「ん、ん、んぐぐ……。」
やがて、ビアンカが顔を苦しげにゆがませ、じたばたと暴れだす。が、予想に反して、ビアンカの腕は力を抜くどころか、
ますます強くしがみついてきた。俺まで息が苦しくなる。これで死んだら腹上死ってか?俺にはまだやってないことが……!
「………ぷはっ!」
もがいているうち、ビアンカの口を塞いでいた俺の手が先に外れた。と、その呼吸音に驚いたか、ビアンカの目が開いた。
「え……?」
瞼をパチパチさせて、ポカンと俺を見ている。今度こそしっかり起こそうと、顔の前で指をパチッと鳴らしてやった。
「きゃ!?」
「ビアンカ、もう気が済んだだろ。放せよ。」
自分のしたことそっちのけでビアンカに諭し、俺は、身体を引きはがした。
「えっ?えええええええ?」
とたんに、ビアンカは震えだしたかと思うと、右手で口を隠しながら、ずざざざっと左手で床をかいて後ずさった。
「わ、わ、私もしかして……?」
壁を背に、顔を真っ赤に染めているビアンカ。息苦しかったせいか、涙さえ浮かべている。
「ち、違うからね!これ、あのその、ただ……」
言い訳かよ。ま、酔いつぶれたあげくに俺に抱きつくなんて、ビアンカにとっちゃ一生の不覚だろうな。
……っと、そんな場合じゃなかった!
『細かい話はあとだ!ビアンカ、悪いがここを頼む!』
半ば放心しているビアンカに言い捨て、俺はドアを蹴破るようにして家から飛び出した。
《ターニアの評価が下がった》
《ビアンカの評価がかなり上がった》

暗闇の村を駆けながら周囲を見回す。人の気配はどこにもない。ターニア、どこへ行ったんだ―――

1.あの勢いなら村はずれの崖まで行ったに違いない!
2.こんな夜中に開いてる家というと、教会に駆け込んだのかも。
3.………もしかしたらランドのところか?
典型的に 1
ターニアはこの村から出たことはないから、遠くへは行けないはずだ。とすれば、村の入り口前の
崖まで行ったところで、いつも通り足を止めるはず。そう信じて俺は村の道を突っ走った。
『うわっ!?』
近道をしようと家の間を走り抜けたところで、俺は誰かとぶつかり、あやうく転びかけた。
「何をする貴様!」
聞き覚えのない声に顔を上げると、長身で灰色の髪の若い男が、俺を睨み付けていた。
そういえば、村の宿に昨日から旅の吟遊詩人が泊まっていると聞いた。その人かもしれない。
『すみません!ご無礼しました。急いでるものでどうかご容赦を!』
思いつく限りの丁寧な言葉で謝り、何度も頭を下げる。そんな俺の態度に男は表情を緩めると、
「ふっ……まあいい。夜道には気を付けるんだな。」
なぜこんな真夜中に……とも思ったが、俺はもう一度男に頭を下げ、すぐさま走り出した。
《×××の評価がわずかに上がった》

やっと、と言うには短い時間だったろうが、海を見下ろす崖に到着した。闇の中、波の音だけが響く。
月明かりを頼りにあたりを見回してみた。いた!岬の先で、ターニアが、村側に背を向けて後ろ手に
立っていた。崖ぎりぎりではないから、飛び込むとかいう雰囲気ではない。まったく心配させやがって。
『ターニア!』
声をかけると、ターニアはこちらを振り向いた。先程とはうって変わって、笑顔だった。
「ねえ、おにいちゃん。こっちに来て。」
ターニアが、ニコニコして俺を手招きする。俺は―――

1.『良かった。ターニア、心配したんだぞ。』胸をなでおろし、ターニアに駆け寄った。
2.どこか様子がおかしいと感じ、ターニアの動きを注視しながら、黙って近づいた。
3.立ち止まったまま、『何言ってんだ。ほら、さっさと帰るぞ。』と、ターニアに手を差し伸べた。
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「どうしたの、おにいちゃん。早くターニアのところへ来てよ。」
やはり、ターニアは変だ。さっきあれほど怒った顔で飛び出したのに、笑ってやがる。
俺は、一歩一歩の時間を長くとりながら、ターニアに、そして辺りに気を配る。
他にも何かがおかしいはずだ。このざらつくような違和感。声の感じも変な気がするが、それよりも……。
「おにいちゃん。私のこと疑ってるの?嫌いになっちゃったの?」
唇!そうか、さっき俺は、ターニアに怒られながらも、唇をじっと見ていた。しゃべるときの唇の見え方、
動かし方が、目の前のターニアとはまるで違っていた。
『お前、ターニアじゃないな?何者だ!』
足を止め、ターニアを睨み付ける。兄だからわかる。触れたからわかる。この娘はターニアとは絶対に違う!
「な、何言ってるの。おにいちゃん、ターニアのこと本当に……。」
『じゃあ聞く。昨日の夕食、お前、何作ってくれた?』
「えっ……やだ、おにいちゃん。いつものだったじゃない。忘れたの?」
昨日の夕食は俺の誕生日ということで、ターニアとビアンカの手作りケーキだった。もちろん、いつもの
献立などとはかけ離れている。確証をつかみ、俺は身構えた。ターニアの表情に、はっきり怯えが見えた。
「ほっほっほ。どうやら、感づかれてしまいましたか。」
どこからか不気味な声が聞こえた。俺はすばやく周囲を見回す。しかし、右にも左にも闇があるだけだ。
「おにいちゃん、そこから逃げてーっ!」
突然、ターニアの悲鳴がした。今の声は本物か?だとしたら――――

1.なんだかよくわからないが、とりあえず前転!
2.ヘタに動くわけにはいかない。目を閉じて、あたりの気配に集中!
3.一気にターニアに走り寄って、抱き留めながら海にダイブ!
ほっほっほ。って1
周りの状況がよく分からないけど
3とか
ゲマ?
ターニアを信じよう。そう思うと同時に、俺は前方へ転がっていた。
ドスッ。鈍い音がした。振り返ると、俺が立っていたところに、なんと大刀が突き刺さっていた。
「ちっ!運のいい奴め!」
闇の中から現れた、鎧を着た巨大な牛の魔物が、大刀を引っこ抜く。あまりに凶悪な姿に俺は足がすくんだ。
こんな恐ろしいモンスターが、なぜ平和な世界、それも俺たちの村に現れたんだ?
『うっ!?』
急に、俺は強烈な睡魔に襲われた。催眠呪文?まだ他がいたのかよ。顔に草が触れた。俺は倒れたらしい。
「おにいちゃん!」
妹の悲鳴。ターニア、逃げろ!俺は叫び返したつもりだった。が、意識の消えるほうが先だった。
《ターニアの評価が上がった》

―――腕が痛い。かびくさい。背中が、いや全身が寒い。
身体中で感じる不快に、俺は目を覚ました。視界がゆらゆら揺れる。頭を振って気をつかせようとしたとき、
手首に痛みが走った。はっと横を向くと、右の手首に鉄の手枷がはまっていた。右手ばかりではない。左手、
両足にも、同じ冷たい鉄がある。俺は、縛りつけられている!しかも全身すっ裸で!
『な、何だよこれ!』
思わず大声を上げた。いましめを外そうと引いてみたが、腕や脚に痛みが走るだけで、びくともしない。
いったい何が起きたんだ?ここはどこだ?そうだ、ターニアは無事か?
俺は、ぎゅっと目を閉じて開き、動かせる首だけで周りを見てみる。数本の燭台があるだけの、まるで地下牢の
ような石積みの部屋。その中央の台の上に寝かされているらしい。
「ようやくお目覚めですか。」
この声、確かさっきの……俺は、首を声がした方へ向けた。とたんに、生気のない蒼白な顔と、ぎらぎら光る
赤い目がいきなり目前に現れて、息が止まった。身の毛がよだって、どっと冷や汗が吹き出した。
立っていたのは、真紅のマントをすっぽりかぶった男だった。青紫の肌、耳まで裂けた口。明らかに魔族だ。
「……。」魔物は何かをつぶやき、マントから出した不気味な手をゆっくりと俺の腹部へ伸ばす。俺は―――

1.『何をするんだ!やめろ!』近づいてきた手から逃れようと、身をよじった。
2.驚愕のあまり、声を出すことすら思いつかなかった。
2.『お前はいったい誰だ!ターニアをどうした!?』と、身動ぎもせず魔物を睨みつけた。
選択肢の2が2つ、という突っ込みは止めて
>2.『お前はいったい誰だ!ターニアをどうした!?』と、身動ぎもせず魔物を睨みつけた。
俺の鋭い目線に、魔物は手を止め、楽しげに笑った。
「あの娘が気になりますか。いいでしょう。ゴンズ!連れてきなさい!」
頭の方でドアが開く音がした。て!ちょっと待てオイ、いきなりか!?俺のこんな姿、ターニアに……。
「きゃあっ!」
予想通り、ターニアの悲鳴がした。兄妹とはいえ、ここ数年はお互い裸なんて見せたことはない。しかも兄の俺は
魔物に拘束された姿だ。ターニアにとっては二重三重のショックだろう。
やがて、両手で目を覆ったターニアが、あの牛の魔物に押されるように俺の隣に連れて来られた。
俺と違い服はちゃんと着てるし、怪我もなさそうだ。ほっとした。
「さて、ご兄妹おそろいのところで、本題に入りましょう。」
やっと手を開いたターニアに声をかけようとして、マントの魔物の低い声に遮られた。魔物が言葉を続ける。
「あなたがたをお連れしたのは他でもない。ひとつお願いがあるのですよ。聞いていただけますか?」
「お願いだって?誰がお前ら魔物なんかに!」
妹の手前、そして屈辱も手伝って、俺は考えるより早く叫んでいた。魔物は、クックッと声出して笑った。
「おやおや、元気のいいことで。でも、こうするとどうでしょう。ゴンズ!」
待ってましたとばかりに、牛の魔物がターニアを後ろから掴み上げた。そして……!!
「いやあああぁっ!!」
汚らわしい魔物の青舌が、涎を滴らせてターニアの顔や首筋をはいずりまわる。ちくしょう!何てことを!
「ターニア!……やめろ!卑怯だぞ!」
俺は、怒りで全身をうち震わせてマントの魔物を睨む。魔物は、ニヤニヤ笑っているだけだ。
「おにいちゃんっ、私のことはいいっ!だから……あああ嫌ぁっ!」
牛魔の舌がターニアの襟から胸元に滑り込み、服の中でぐにゃぐにゃ動き出した。俺は歯を食いしばった。見ていられない。
だが、魔物に身を弄ばれながらも、ターニアは俺に向かって健気に首を振った。蒼い瞳から流れた涙が、線のまま宙を舞う。
その妹の姿を見て、俺は、たまらず魔物に叫んだ―――

1.『わかった!言うことをきく!だからターニアを放せ!』
2.『何したって無駄だ!俺たちが魔物の言いなりになんかなるか!』
3.『光の精霊よ!我が正義の怒りを雷とし邪悪なる者に下せ!ライデイン!』
スマン新スレ立てられなかった。誰か頼む
もちょっと後でもいいべ
ちゃんとしたGMさんが来るなら立て甲斐があるんだが・・・いや漏れも立てられないんだけど
973名前が無い@ただの名無しのようだ:03/09/19 13:32 ID:kU3Y5faw
ぬるぽ
>>969
「よろしい。ゴンズ、放してやりなさい」
マントの魔物が命令する。牛魔が、物足りなさそうな表情で舌を引っ込めると、ターニアの身体を放した。
「おにいちゃん、ごめ……。」
小さく唇を動かしたターニアが、台のかげに崩れ落ちた。
『ターニア!』
「連れていきなさい。失礼のないよう、丁重に扱うのですよ」
牛魔が頭を下げ、気絶しているターニアをヒョイと乱暴に肩に担ぎ上げた。そのどこが、丁重な扱いだ!
『ターニア!必ず助けてやるからな!』
俺は、視界から消えていく妹に向かって叫んだ。ターニアを守れるのは、俺しかいない。
《ターニアの評価がかなり上がった》

「ほっほっほ。妹想いですね。では、あなたの気が変わらないうちに、本題に入りましょう」
『その前に、おまえは何者なんだ!?』
話しかけてきた魔物に、俺は怒りが収まらず大声を出した。すると魔物は、また声を上げて笑った。
「申し遅れましたか。私の名はゲマ。それ以上のことは聞かないでください。よろしいですね?」
ゲマ……聞いたことはなかった。俺に魔族の知り合いはもちろんいないから、当然と言えば当然だ。
「本来ならこのような回りくどい真似はしたくなかったのですが、まあ、私たちにも事情がありましてね」
言葉遣いとは裏腹に、ゲマの瞳は俺を蔑みあざけっていた。まな板の上で何をほざくのか、とでも思っているのだろう。
俺は、唇を噛み、冷静になろうとつとめた。俺が反抗すれば、ターニアがまた何されるのかわからない。
「ほう。おとなしくなりましたね、感心感心。お願いというのは、実は、ある人間を捜してもらいたいのです」
人間を、捜せ?俺は少し拍子抜けした。この状況。人体実験でもされると思ってたが、違ったのか。
「その人間とは、伝説の勇者の血をひく者。つまり、現代の勇者、です」
伝説の勇者……ふと、ある姿が俺の頭に浮かびあがった。それは―――

1.異世界からやってきて大魔王ゾーマを討ち果たした、勇者ロトとその仲間
2.復活した地獄の帝王を瞬く間に葬った、天空の勇者ソロ
3.村でみんなと楽しく暮らしていた、俺とターニア
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DQ1世代なので1
古から語り継がれる勇者ロトの伝説。その血筋は現代もどこかの王家に保たれているはずだ。
世界中の中から一人の人間を捜すわけではない。この世界の高々5つの国を巡ればいい。それなら、俺にでもできる。
俺は、ゲマの赤い瞳を見やり、話の続きを促した。
《なぜか????の評価が上がった》

「ほほほ、何か考えが浮かんだようですね。まあいいでしょう」
ゲマの耳まで裂けた口には、相変わらず笑いがへばりついている。
「予言者によると、この世界には今3人の勇者がいるのです。うち1人は見つけたのですよ。ところが、あとの2人を
見つけ出す前に、少々面倒なことが起きてしまいましてね。地上で思うように動けなくなってしまったのです。それでも、
ライフコッドの村に勇者の気を感じるという見立てがあり、無理をおして出張ってみたのですが……」
そこまで言って、ゲマは俺の身体を睨め回した。
「勇者としての力、つまり光と闇の力をもつ人間は、村にはあなただけでした。それも、フフフ、あまりに脆弱でね。それでも
まあ、念のために、こうしてあなたの身体を調べさせていただきました。やはり、違っていましたよ。とんだ骨折り損です」
再び俺の心に怒りが湧いてきた。つまり人違いか?そのために俺を裸に剥き、ターニアにまであんな真似をしたのか?
「勇者には、身体のどこかに翼のかたちのアザがあるのです。私たちが見つけた勇者には、腕にそれがありました。そこで、
あなたには、そのようなアザの人間を1人でもよろしい、見つけ次第このセントベレス山にお連れしていただきたいのです」
間違えてさらって来た人間をそのまま殺さず、利用するだけ利用する。魔物の考えそうなことだった。
「もちろん、引き受けていただけますよね?可愛い、妹さんのためにも。ほっほほ」
歯を食いしばって俺は頷くしかなかった。だがこのまま、こんな奴の奴隷にされるわけにはいかない。条件を出さなければ―――

1.『とうぜん、俺もターニアも自由にしてくれるんだろうな?それが交換条件だ。』
2.『捕まえた勇者を、おまえらはどうするつもりだ。そこまで教えてもらおう。』
3.『タダっていうわけにはいかない。俺たちにも、それ相応の見返りを与えてもらわないと。』
979 ◆WkDN/W0HOE :03/09/21 20:01 ID:z9haV8+2
>>978
1.
どうも毎度ご苦労様です。かなり感謝。

んで、一応次期スレのテンプレ案晒し。

DQのギャルゲーを本気でプレイしるスレッド9

1 :天沼 ◆GM/KlEM2 :02/05/14 01:54 ID:???
本気ですか?

>プレイしる
 プレイしない

これが全ての始まりだった・・・

過去の輝かしき前スレ達。
  1 http://game.2ch.net/ff/kako/1021/10213/1021308886.html
  2 http://game.2ch.net/ff/kako/1021/10218/1021828765.html
  3 http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1028467971/
  4 http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1029946579/
  5 http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1030723452/
  6 http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1035006902/
  7 http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1035006902/
  8 http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1039451824/

※GM様、プレーヤー様、共に常時募集中
>>979
それでいいんじゃない。立ててください