FFDQバトルロワイアル PART3

このエントリーをはてなブックマークに追加
慟哭が響いて行く、笛を握り締め、死体すら残さずに消えた仲間の為に、若僧の慟哭がただ響いて行く。
「親友だったのだな?」
頷く若僧。
「仲間は残っているのか?」
「…ああ」
ふむ、引き込めるやもしれんな。
「で、どうするのだ?」
「え…?」
返答に窮している様だな。
「我々と共にゲームを抜けるのか、残った仲間も切り捨てて生き残るのか、そう聞いている。」
他の道も無い訳では無いのだが、そんな余計なことは言わん。
「本当に他の道があったらそっちに乗るんだな?」
「無論。」
ゲームをぶち壊しに出来るのなら文句は無い、そんな方法があればの話だがな。
「仲間も一緒に脱出できるのか?」
「可能だ。」
その時まで生き残っていれば、な。
「わしはハーゴン、こっちがマゴット、貴様はなんと言うのだ、若僧。」
「……ジダン。」
……ククク、クククククククッ

【ビビ 死亡】

【ジタン: 所持アイテム:仕込み杖、ギザールの笛 現在位置:小島隠し通路 
 行動方針:ゲームから脱出】
【ハーゴン(あと二日で呪文使用不能、左手喪失) 
武器:グロック17、グレネード複数、裁きの杖、ムーンの首、グレーテの首、首輪×3
現在位置:隠し通路 行動方針:授業 ゲームの破壊】
【マゴット 武器:死神の鎌 現在位置:隠し通路 行動方針:ゲームから脱出、仲間と合流】