FFDQバトルロワイアル PART3

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そろそろ橋が見えるころだ。
地図を眺めながらリバストは思う。
そのときは以後から何者家の気配を感じた。
…後ろから何者かやってくる。
…速い!

リバストが振り向くとそこには巨大な鳥…チョコボというが本人は知らない…に乗った男、オルテガがいた。
先ほどあった者…パパスのことだが…とはまた違った雰囲気を持つ男。
「ちょっと、聞きたいことがあるんだが。」
「なんだ?」
オルテガはチョコボから降りながら言った。
「アルスと呼ばれていた青年を見なかったか?」
「いや、見ていないが。」
「…そうか、わざわざ呼び止めてすまなかった。」
「嘘をついているとは思わないのか?」
「あんたは嘘をつける男ではないと思うが。」
なるほど、この男も「勇者」であるのだろうな。リバストは確信した。
「…祠に行くんだが乗っていかないか?」
クエッ?とチョコボが言う。しばらくすると納得したような表情を見せる。二人乗りは大丈夫らしい。
「私は神殿に行くつもりなんだが…」
「アルスが祠にいなかったら神殿まで足を伸ばすつもりだ。行き先は同じだろう。ならば乗っていくがいい。」
「じゃあ、言葉に甘えさせてもらおうか。」
オルテガがチョコボに飛び乗る、リバストも乗る。
「じゃあ、行くぞ。」
歩くスピードの何倍もの速さでチョコボは平原を駆けていった。

【オルテガ 所持武器:水鉄砲 グレートソード 覆面 現在位置:平原北 行動方針:祠へ】
【リバスト 所持武器:まどろみの剣 現在位置:平原北 行動方針:神殿へ】
チョコボが一匹ともにいます。