FFDQバトルロワイアル PART3

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剣を構える。
その場だけ静かなる刻が支配する。
───殺気が感じられない。
お互い何も言わずに剣を収める。
さぞ、名のある戦士に違いない。
…無言で互いの横を通り抜ける。

パパスは無言でその男の陰を見送った。
トーマスがクゥン?と鳴く。
「よい。とにかく私たちは人を探す。」
このまま山沿いに南にいけば洞窟があるはず…
そこに皆がいればいいが。

あの者は目的があり、それをしっかり見据えている人の目。
迷いなき目。
──かつては私もあのような目をしていたのかもしれない。
目的のない戦士、リバストはパパスの後姿を見て、そう思っていた。
自分はありもしない…
いや、あるのかもしれない。
友は何のために私を生かしたのだ。
まだ、自分の目に見えてないだけのかもしれないな…
リバストは空を見上げた。
見下ろした次の瞬間。その足は動き始めた。

【トーマス 所持品:鉄の爪 薬草×10 手紙 碁石(20個くらい) 現在位置:南東の森付近の平原。平原を南へ 行動方針:パパスについていこうと思ってはいる】
【パパス 所持武器:アイスブランド 現在位置:南東の森付近の平原。平原を南へ 行動方針:バッツと双子を捜す。最終的にはゲームを抜ける。跡地の旅の扉にて限界まで待つ】

【リバスト 所持武器:まどろみの剣 現在位置:南東の森付近の平原。平原を北へ(祠を経由し、神殿へ) 行動方針:今のところ無し】