「ねえ、ワッカ・・・。」けだるそうにルールーはワッカに話しかけた。
「?なんだ?」
「ユウナもリュックも今度の続編では露出多い衣装じゃない。
お色気キャラとしての私の地位が脅かされそう・・・。
ねぇ、どうすればいいと思う?」
「お色気ってなぁ、お前ももう母親なんだから・・・アッ!」
「なんか思いついたの!?」
「まあ待ってろって。」ワッカは引き出しから黒い布きれを取り出して
ルールーに渡した。
「これなに・・・?ってまさか!?」
「ユウナレスカ様の服だ。」
「なんであんたこんなもの持ってるのよ!?」
「ん・・それは・・そのほらあれだ、ぶんどるで奪い取ったんだ。」
「・・・この服がセクシーなのは認める
私も最初見たとき驚いたわ
でもこんなの服じゃない !今はわからないだろうけど
いつだって私の方が正しかったでしょ? 」
「まぁそう言うなよ、それ着てカッとばそうぜ!」
>266
「今はわからないだろうけど〜」ってヤツ、ゲーム中でルールーが
しゃべったセリフと同じでは?
官能小説スレ復活したんですね
でも、もう書く気力ないな…(´Д`;;
|_∧
|Д゚) ダレモイナイ・・・・
|⊂ マイナーカプカクナライマノウチ・・・・
|
FFT、オルランドゥ×ラファです。マイナーというか前代未聞の気もしますが
スレが停滞気味の隙をねらって投稿。
“ああ、ラムザはアグリアスのことが好きなんだ”
そうわかった時も、ラファ・ガルテナーハは悲しくなどなかった。
初めて二人が並んで戦っている姿を見たときから予感はあったし、その後も戦いを経る
たび、
(似合いの二人だな……)
という印象は強まっていった。ことこの方面にかけては二人ともまるきり子供で、不器用な
好意が毎度すれ違う様は見ていて微笑ましく、仲間達からもなかば公認されていた。何より、
元々教会の手先で、暗殺者で、おまけに黒い肌の南方人である自分にラムザが振り向いて
くれるなどとはまったく期待していなかったから、当然失望だってすることもなかったから、
ラファは少しも悲しくなどなかった。
それでもある日、妙にぎごちない二人の態度から、とうとう彼らが一線を越えたのだと
察した時、ラファはアグリアスの顔を見られなくなった。
不調を理由にアタックチームの選定から外してもらい、数日間水汲み、掃除、食材狩り
などの雑用に没頭した。それはバリンテン大公に飼われていた頃からの生き方の知恵の
ようなもので、雑事に追われているうちに辛いことなど忘れてしまえるのだった。
意外な人物の訪問を受けたのは、そうしているうちに一行がドーターに入ったその夜の
ことだった。
「やあ。お邪魔でなければいいが」
オルランドゥ伯シドルファスは常と変わらぬ鷹揚であたたかな眼差しで、部屋のとば口に
立ったラファを見下ろした。
「お邪魔だなんて、そんな」
「ベスラ産の濁り酒が手に入ったんだが、好物だと聞いてね」
手に提げた瓶をかかげてみせる。それは確かにラファの数少ない好物の一つで、そもそも
趣味や嗜好というものの乏しい彼女にとってはしたがって、数少ない人生の彩りでもあった。
瞳が、少しだけ明るくなる。
「実は、私も目がなくてね。もしよければ、ご相伴に預かってもよろしいかな」
「もちろんです。どうぞ、伯」
同室の兄はどこへ行ったのか、夕刻から姿を見せない。空いたベッドの上に板を敷いて
テーブル代わりにし、即席の酒宴が始まった。
同じパーティにいながら、ラファがオルランドゥと言葉を交わしたことは数えるほどもない。
単に必要がなかったせいでもあるが、南天騎士団をたばねる名門中の名門にしてイヴァ
リース中に名をとどろかす雷神シドその人に、自分のような者が気安く口をきくものではない、
という引け目が常にあった。オルランドゥが気さくな人柄の持ち主であることはわかったし、
ラムザも、
「ここでは身分や生まれの違いなど気にしないでいい」
と言ってくれはしたが、体に染みついた日陰者の性根は簡単に消えはしない。
だから彼が平然と自分と同じベッドに腰をかけ、同じ瓶から酒を注ぐ光景に、ラファは
少なからず驚きを覚えた。のみならず、ほとんど畏れ多い心持ちさえ抱いたものだが。
「この前のポエスカス湖での立ち回りは見事だった。水場の戦いは慣れているのかね」
「以前に、少し。ガルテナーハでは、兵は足なり、と言われます」
「ピンダロス大王と同じ発想だ。智者がいたのだな、ガルテナーハ一族には」
「いえ、そんな。でも、他にも……」
オルランドゥ伯はラファが考えていたよりはるかに深い意味で、気さくな人間だった。単に
対等に接するというのではなく、相手に無用な気を遣わせないようにするやり方を心得て
いる。それは相手と己の立場の差をよくわきまえた上で、それを悠然と乗り越える度量が
なければできないことで、上辺だけ善意でつくろった無神経な馴れ馴れしさ――ラファが
相手をしてきた貴族達の中に、稀にそういうものをひけらかす手合いがいた――とは
似て非なるものだった。
彼の言葉は深く、あたたかく、機知に富み、興味深かった。はじめ返事も遠慮がちだった
のが、しだいに多くの言葉を返すようになり、聞かれていないことまで答えるようになり、
自分から話題を振るようになった。控えめだった声が、少しずつ弾んでいった。知らず
知らずのうちに、ラファはオルランドゥ伯との会話に惹き込まれていた。
それでつい、気がゆるんだのかもしれない。ベスラの酒が、思ったより強かったの
かもしれない。
「『カミュジャ』ってね……蛆虫の名前なんですよ」
言うつもりのなかった言葉が、ふいに漏れた。
「墓場に棲んでいてね。死肉を食べるから、猛毒を持っていて……潰して、毒殺に使うん
です。私も、何度か使いました」
いけない、と思う。こんな話を聞かせるつもりはないのに。オルランドゥ伯は顔色一つ
変えずに、黙って杯を進めている。坂道に落とした糸玉のように、あれよあれよとこぼれ出る
言葉は止まらない。
「それが、私たちの名前なんですよ。よく似合ってるでしょう? 暗いところに棲んで、
穢ならしくて、人を殺す役にしか立たない……まるで私たちそっくりじゃない? そんな
私たちが……」
オルランドゥ伯がいつのまにか満たしてくれていた杯を、一気にあおる。頭の奥にカッと
炎が灯ったようになり、目の前が暗く輝き始める。
「そんな私が……好きな、人なんて、いたって……そんなの、おかしくて…ちっとも……」
頬がベタベタして気持ちが悪い。それが涙だと、ようやく気づいた。上半身がふらつき、
倒れ込みそうになったところを、力強い手が支えてくれた。むき出しの肩に置かれた手は、
必要な分よりも少しだけ、力がこもっているように思えた。
(あ…………)
オルランドゥ伯が、まっすぐ自分の目を覗き込んでいる。それは純粋に気遣わしげな
眼差しだったが、肩を抱きこんでなかば覆い被さられた今の体勢はどうにも純粋とは
言いがたかった。
(そういう、こと……)
ろくに話したこともない自分のところへ、急に酒など持ってきたのは。
思っても、とりたてて不快感は湧いてこなかった。むしろ今はこの大きくあたたかい手に、
すべてを任せてしまいたかった。
無骨だが繊細に動く指が、そっと肩の留め金にかけられた。
「ラファを抱いてやって欲しい」
そう言われた時、オルランドゥは耳を疑った。
「何だと?」
「あいつの好物の酒がある。今晩俺は部屋を空けるから、行ってやって欲しい」
ドン、と無造作に置かれた酒瓶に目もくれず、オルランドゥは言葉の主……マラークを
睨み据えた。
「…どういうことだね」
「ラファはラムザに惚れていた。そして、ラムザはアグリアスと、だ。あれは強がりだが、
芯は脆い。誰かが慰めてやらなきゃいけない」
マラークがつとめて平板な声を出していることは、オルランドゥにもわかった。
「あいつは、あなたくらいの歳の男に抱かれるのが一番喜ぶんだ」
「………それは、あまりいい喜び方ではないな」
「いいも、悪いもない」マラークは苛立たしげに首を振る。「あなたは知らないんだ。俺達に、
選べるような喜びや楽しみなんてありはしなかった。そういう世界から、あいつは出て
きて……初めて男を好きになって、そして、振られた。
別にラムザが悪いわけじゃない。だが、それがラファにとってどれだけ深い絶望だったか、
あなたにはわかるまい。どんなやり方だろうと、今すぐつなぎ止めてやらないと、バラバラに
なってしまうんだ」
一息に喋り終えて、マラークは大きく息をついた。
「すまない。愚痴を言うつもりはなかった」
「いや……」親よりも歳の離れた老人に、実の妹を抱けと頼まねばならない兄の気持ち。
オルランドゥは眉間を押さえながら、ひどく重く感じられる腰を上げた。
「やるだけは、やってみよう。どれだけうまくいくかは判らんが」
>>269 前スレの続き激しく期待してたんですが残念です
一番見たかったレナ×ファリスのシーンが見られないのが心残りだ・・・
277 :
推力:03/01/10 02:38 ID:tLKHmttq
正月に帰省して体調を崩したのでPCを立ち上げず、呼ばれたの気付きませんでした。
当方、プレイした数少ないFFの中では「7」しか好きじゃなくて、しかもティファらぶ(そのわりにはヒドイものも書いてるな…)なので、ティファが出てくるものしか書けません(前にクラエア書きましたが)。
ティファがキライな人は私のハンドル見て敬遠するが吉かと。
…過激なものは書いちゃダメそうなので、表現はソフトにして、そろそろ何か書きたい意欲が復活の兆し…(ずっと意欲を無くしてました)。
Willさんはじめ、作家さん方、楽しんで書いてますか?誰かを喜ばすためでなく、自分が楽しむために書くのがイチバンです。
自分が書いてて楽しくないものは、誰も喜ばせられないのだと。私はそう思います…。
わー久々に来たらタイミング良く昼寝士さんが!
初めて見るカップリングですが期待してますよー
推力さんキタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
今年もよろしくおねがいしまつ。
復活激しくきぼんしまつ!
(どれだけ、うまくいっているものかな……)
「ん、ふ………あふ……ふぁぁ、あぁあああ……ン」
華奢なラファの肢体は、オルランドゥのたくましい二本の腕の中にすっぽりと収まる。乱れた
麻の衣のすそから指をすべらせると、美しい褐色の肌が甘やかに身悶えた。
「んはァ……は、く……ふあっ、ふぁう、伯、ぅ……」
今でこそ謹厳な武人だが、オルランドゥも若い頃は人並みに遊んでいた。人並み以上、と
いってもいい。南天騎士団の棟梁の跡継ぎで、武芸の腕は抜群、おまけになかなかの
美丈夫であった若きシドルファスに、蜂が花に集まるように女達は寄ってきた。若さにまかせ、
ずいぶんと浮名も流したものである。
往時の豊富な経験を、記憶の底から引っ張り出しつつ今こうしてラファを愛でているわけだが。
「ン…そ、こっ……そこォ……」
その経験から言えば、ラファの肢体は驚くほどに“ほぐれて”いた。15歳の少女の身体では
ない。みずみずしい肌は指の微妙な動きにも敏感に反応し、さらなる刺激を求めてみずから
吸い付いてくる。形のいい唇をだらしなく半開きにし、とろりと濁った表情はすでに快楽に
身をまかせ、蕩けかけているようだ。しどけなく悶える身のうねり、背筋をくすぐるような
甘えた声、あらがうように誘うように、腕に腕をからめてくる様などはまるで臈たけた
娼婦の仕草そのもので、まだあどけなささえ残る容姿との違和感が、かえって凄まじい
ほどの倒錯的な色香を生み出していた。
その色香に、ムラムラとたぎらされるものがなかったと言えば嘘になる。しかし、
(この子は一体、今までどんな暮らしをさせられてきたのか……)
それを思えば、砂を噛むような気持ちで、せめても彼女の官能を慰める愛撫を進めるしかない
オルランドゥだった。
「んや、あぁん……ゃあ……あ」
どんな愛撫にも従順に反応していたラファが、はじめて拒むようなそぶりを見せた。その身を
被う、最後の衣類……粗末な下履きに手をかけた時だ。
「だめかね……?」
本気で拒んでいるわけではなく、いくらかの感情的なハードルがあるだけだと見て取った
オルランドゥは唇をよせ、耳たぶをねぶるように低くささやく。ぶる、とラファは小さくふるえ、
「だめ、じゃ…ない……けどッ…ふゥン………ん、お、ぉね、おねがいがッ……あるのォッ……」
「いいとも。……何でも言ってごらん」
よじれて紐のようになった下履きの腰の部分をゆっくりとなぞり、大きな手で引き締まった尻を
つつむ。もう一方の手で、小ぶりな胸から腹を覆いつくすようになでると、ラファは安堵するように
吐息をついた。
「あのッ……あ、のぉッ……」
それでもなお言いよどむのを意外に思ったオルランドゥは、軽く舌で首筋をつついて促してみる。
ぴくん、と小魚のように上体が跳ね、唇が二、三度ぱくぱく動いたと思うと、
「は、伯のことォ……ッ、ぱ…………パパ、ってェ……呼んで、いい、ですかァッ……?」
「!」
半白の太い眉が、ぎゅっとしかめられた。が、ラファが気づく前にそれは一瞬で消え、
「もちろん。……パパとお呼び、可愛いラファ」
甘いささやきで耳朶を満たしてやると、ラファは赤子のように歓喜に身をよじり、甘えた声を上げた。
「は、ァあっ……ぱ、ぱ……パパぁっ………!」
下履きを脱がすオルランドゥの手の動きに合わせるように、ラファも自分をすっぽりと包む
おおきな胡座の中心……オルランドゥ自身に手を伸ばす。だが、ラファの手に触れたそれは
まだ奮い立ちきらず、なかば固くなっただけで頼りなく揺れていた。歳のせい、といってしまうのは
酷である。ラファのあまりに歳不相応な淫らさに、素直に興奮などできなかったというのが正しい。
だがラファは不満そうに身じろぎし、オルランドゥの手の間から抜け出すと、するりと身を翻して
そのたくましい股間にうずくまる体勢をとった。
「うふふ……あン、む」
そうして、半勃ちになったそのものに指をからめ、淫靡に微笑んだと思うと、大きく口を開けて
先端部を包み込んだ。
「む……!」
「ん……ンむ、ん……ぷ、ぁあ、…パパの…あン……」
オルランドゥが思わず呻き声を上げる。それほど、ラファの口淫は巧みだった。真珠のような唇が、
小さくつややかな舌が、濡れてあたたかな口腔の内側全体が、別の生き物のようにオルランドゥを
包み込み、絡みつき、くすぐり、ねぶり回し、吸い上げる。一流の娼館に行っても通用するほどの技術で、
(こんなことまで、仕込まれたのか……)
痛々しく思いはしても、これほどの甘美な刺激を与えられては、身体は正直に反応するしかない。
ほどなく、オルランドゥの股間は隆々と天を突いて屹立した。
「ン、ふふぅ……パパの、おっきくなったァ……ァ」
嬉しそうに鼻にかかった声を上げ、ラファは赤黒く充血して熱をはなつそのものに頬をすりよせる。
その頭に手を置くと、誉められたと思ったのか、いっそう嬉しそうに抱きついてきた。
固有名詞だけ勝手にいじっているのは漏れだけか?
ここにもいる
286 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/01/12 22:28 ID:44Leo2o2
あげ
お久しぶりです〜〜。
かんなり久々に参りました。 私が書いたときって、ほんと大変というか
あんまし書いたらいけなかった時だったんですねえ・・。しゅん。
ちょっと、えっちい過ぎる表現をしてしまったことを反省してました。
もしこれから書くなら、いやらしい〜〜くて萌えるようなものが書けたら
いいな。 と思ってます。
職人のみなさん、これからも楽しみにしま〜〜す。^^
290 :
姐:03/01/13 23:32 ID:LP/21Thi
こんばんわ。
一応FF小説スレって事で官能以外の話も投稿してみよう、というわけで
エルオーネ関係の話を書いて見ました(しかし未完。汗)
一応ゲームで曖昧になっている所を補う感じで書いてまして
今回はオリキャラなしなんでこっちで連載してみようかなどとおもってます。
不評でしたら取り下げますのでどうかお許しを。
波を見ていた。
紺色の波の間に飲み込まれていく白い泡波を飽きる事なく眺め続けていた。
セントラの外海は冷たい。
何かに裂かれたような荒々しい入り江。
きりっと張り詰めた空気。
かつてここに繁栄した国があったとは思えない程の厳しさだった。
「エルオーネ」
背後からの声にエルオーネは振り返る。
白い服に身を包んだ、彼女の弟分の少年だ。
その顔がわずかに曇っている事をエルオーネは見逃さなかった。
「…気が付いたの?」
その問いに少年がうなずく。
「…呼んでいるんだ」
「私を?」
再度少年はうなずく。
「わかったわ」
エルオーネはかすかに揺れる船の上を、慣れた足取りで歩く。
幾つか並ぶ船室の前で立ち止まり、ノックを数度繰り返す。
返事はない。
エルオーネはためらうことなくドアを開けた。
船室の中では小さい方に入るその部屋の中央に置かれた簡素な椅子に、
瞑目した女性が座っている。
「ママ先生」
エルオーネは小さな声で呼びかける。
「ドアを閉めてちょうだい」
ママ先生−イデア・クレイマーは目を閉じたまま言った。
後ろ手にドアを閉めると、エルオーネは椅子に歩み寄る。
「どう?気分は」
「…悪くはないわ、今の所は、ね」
心配そうなエルオーネの表情にイデアは淡く微笑むと、
椅子の傍らに屈みこんだエルオーネの髪を優しく撫でた。
イデアが突然眠るように意識を閉ざす事は今に始まった事ではなかった。
エルオーネは船に乗る以前の事を殆ど覚えていない。
気が付いた時には自分より大きいけれど大人とはいえない年頃の
お兄ちゃんやおねえちゃんと一緒にこの船に乗っていた。
そしてある日、イデアがこの船に乗り込んできた。
その頃から既に、この不思議な病のようなものを発症するのを見ていた気がする。
やがて大きな子供たちが船を降り、代わりに補給で立ち寄った先で引き取った孤児たちを
乗せるのを繰り返しているうちにエルオーネが年長者となり、皆の面倒を見る事となった。
イデアは船に乗り合わせた子供に擬似魔法の使い方を教えた。
そして補給で立ち寄った先で水兵や自衛団の大人たちに頼んで護身術を習わせたりしていた。
ところがエルオーネだけには簡単な治癒魔法以外、一切魔法に関わらせようとしなかった。
「貴方には必要のない事」
理由を尋ねても返ってくるのはそんな答えばかりだった。
イデアの『眠り病』は年々ひどくなり、最近では目覚めている時間の方が短くなっていた。
起きてはいても表情は薄く、端正な美貌がどんどん仮面めいた物になっていた。
こんなふうにうっすらとでも微笑むのは、本当に久しぶりだった。
「ママ先生、本当に一度お医者様に見てもらった方がいいわ。
皆、とっても心配してる…」
エルオーネはそう言いながら、以前これと似たような台詞を口にした事があるような気がした。
美しく咲く、淡い色の花々。古い、小さな家の続く町並み。
ぼんやりとした、夢で見たような景色が脳裏に浮かんだ。
「エルオーネ、私の『眠り病』は病気ではないのです」
何度聞かされたかわからない台詞。
「−時が来ました」
硬い声でイデアが呟いた。
「私はこの船を降ります」
驚くエルオーネを他所に、イデアは椅子から立ち上がった。
「あなたも、時が来たらこの船を降り、ガーデンに行きなさい」
「ガーデン(庭)?」
エルオーネは聞きなれない単語を思わず鸚鵡返しに繰り返す。
その時、イデアの手がすい、と空中に差しだれた。
優雅とも言える仕草で指をゆらりと躍らせる。
指先にチリリという小さな音が弾け、美しいブルーの光が蛍ほどの大きさに紡がれた。
エルオーネがその光に目を奪われた次の瞬間、光が林檎ほどの大きさに膨らみ、次いで弾けた。
「きゃああああああっ!」
エルオーネは光の奔流に包まれ、思わず光源から顔を背けた。
何か形のない力のような物が意識の中に流れ込む。
『エルオーネ』
『エルオーネ!』
頭の中で夥しい小さな光の粒が破裂し続けているような錯覚の後、幾人かの人に
名前を呼ばれたような気がした。
「何かあったのか?!」
殺気立った声を上げて、『白い服のSeeD』が二人部屋に飛び込んで来た。
「どうしたんですか?ママ先生?」
眩暈を起こしてふらついているエルオーネと、ここしばらく寝付いていたはずのイデアが
傲然とした表情でエルオーネを見つめているのとを交互に見比べながら油断なく手の中の武器を構えている。
「…私はここより去ります。時が来たらエルオーネをバラムガーデンに連れて行きなさい。
エルオーネを…この世界を守るために」
イデアはSeeDたちにそう繰り返すと返事を待たず、船室を出た。
「出て行くって…一体どこに?」
甲板に出たイデアは追いついた三人をゆっくりと振り返った。
「私にも、わかりません。ただ、これだけは言っておきます。
今度貴方たちと会った時、私は私ではないかもしれません。
もし、私が私でなかったその時は…」
そこでイデアはエルオーネをちらりと見た。
「私を倒しなさい」
「そんな!」
抗議の声を上げたエルオーネに反し、二人のSeeDは突然顔を引き締めイデアに敬礼した。
「それでいいわ」
イデアは満足そうに笑った。
「ガーデンは、SeeDを育てる。SeeDは魔女を倒す…」
イデアは歌うように呟くと手を宙にかざした。
その手の平からはさっきと同じ、青い光があふれ、光の壁を作った。
イデアは再び振り返る事無く光の壁の中へ進み、光が消えた時、その場所にはもう何も残っていなかった。
「一体、どういう事なの…?」
エルオーネは眩暈の続く頭を押え、イデアの消えた場所を見つめ続けていた。
ヴィン×ユフィ、とか・・・書いてもいいっすかね・・・。
289>>??? サゲてますよ〜〜><
あ! すみません>< さげてなかったです!
・・・・。 申し訳ないっす・・・。まじで。
職人さん達ガンガレー!!!
>>277 いっそティファスレでやってみては?
このスレだと色んな人が見るので同じキャラばかりが続いていると
そのうち文句を言う連中も出てくるかも知れませんし、そっちの方が無難かと。
そろそろ、続きうpしようかと思ってるのですが、どうですかね?
あんまり受けの良くないカポーではありますが、書いちまったんで…
>>299 是非きぼんぬ!
待ってます(;´д`)ハァハァ
(^^)
はい、ではお言葉に甘えまして・・・
///////////////////////////////////////////////////
「そんな問題じゃっ・・・スコール・・・だめだってば・・・ふッ、うン・・・それは、だめ・・・」
リノアは恥ずかしがってなかなか折れようとしない。
そんな姿に、スコールはほんの少しだけ嗜虐心を煽られる。
それまで手付かずにしていた、キャミソールの紐に手を掛け、一気に腰の部分までそれを下ろすと、
露わになった真っ白な下着も取り去り、見かけの割に豊満な彼女の双丘に大きな手を這わせた。
「あっ・・・!!あんッ、やっ、やあぁっ・・・」
「・・・やっと、声出たな」
「あんっ・・・っ!ス、スコー、ル・・・っ、ああっ、んッ」
リノアの声が思わず上ずった。敏感な桜色の先端を摘まれたのだ。そして指先で弄ぶ。
「・・・ほんの少し、こうやっただけであんな風に声が出るなら・・・」
こうしたら、どうなるんだろうな。
意地悪な一言と共に、スコールの唇がリノアの胸元に近づき、
敏感な先端を吸い上げると、リノアは堪らず甘く喘いだ。
同時にぴくんと身体が反り、柔らかいその胸をスコールに押し付ける形になる。
「ん、ぁぁ・・・っ・・・ふぅん、あっ、あぁぁ・・・っ!」
その感触、ずっと感じていた彼女の肢体の甘い香り、堪え切れず発される淫らな声に、スコールの身体はカッと熱くなる。
いつしか彼のものは、履いているズボンの圧力をものともしない程に硬く、熱く反り返っていた。
その熱に浮かされたかのように、スコールの動きは激しさを、淫らさを増してゆく。
右、左と順繰りに唇と舌で胸を愛撫しながら、左手はそっと太腿を這い回り、新たな快感を誘うように蠢く。
「あぁ・・・ん・・・あ、あぁ、スコー、ル・・・スコールぅ・・・」
リノアは自由になった両腕でスコールの頭を抱きしめては、快感に恐れを感じて彼を押し退けようとし、
だが途切れることなく与えられる新たな快感に震えて、彼の肩に爪を立て、またスコールを抱きしめる。
リノアが自分の行為に感じている事を、スコールは確信していた。
・・・気持ちいいのか。
リノアの夢心地の様な脳裏に、あの悪魔の囁きがまたも聞こえてきた。
もう、抗えるだけの意識は残っていない。
「う・・・ん・・・・・・気持ち、いい・・・すごく、すご、く、ドキドキしちゃうよ・・・あっ、んぁあっ!」
スコールの左手はその足の付け根に触れ・・・そのまま、リノアの中心、もっとも敏感なその部分に這う。
「あっ・・・いや、そんなとこっ・・・」
リノアは必死にその手をどけようと身を捩るが、スコールの鍛えられた体を押しのけることなど、到底出来はしない。
スコールの指は、服の上から確実にリノアの秘裂をなぞってゆく。
下着とスパッツとを間に挟んでもなお、その指に感じる熱い潤みに、スコールの欲望はたぎるばかりだ。
「・・・濡れてる」
「――――っ!!」
スコールの言葉に、リノアは恥ずかしさを隠しきれず、両手で顔を覆った。
今頃は、羞恥に顔を真っ赤にしているのだろう。涙の一つも流しているのかもしれない。
リノアを征服させたような思いだった。彼女の全てを、手にしたかのような。
・・・いや、まだまだ、これからだ・・・
「・・・スロウ!」
「えっ!?あ、あ・ああ・・・」
突然かけられた魔法に、弛緩しきっていたリノアの心も身体も抗えるはずも無く、
あっさりとその魔力は、リノアの時を遅らせた。
その隙に素早くスパッツと下着を、彼女の足から抜き取る。一瞬空間に煌めいたのは、リノアの愛液に他ならない。
「ど・・・ど・し・て、ス・コ・ー・ル・・・っ・・・」
「・・・こうしないと、リノアは自分で脱ごうとするだろ」
それではいけないのだ。リノアの全てに触れるその行為は、リノアに楔を打ち込むためのものなのだから。
全てが自分のものであるという印。自分から離れてゆくことが無いように。
理屈では分かっていたのだ。『魔女』となったリノアには、真の心の拠り所は自分以外にありえないと。
もともと、離れることなど適わないのだ。『魔女リノア』に、安息の地は彼の傍以外に無い。
だが、彼の中の記憶が、それでは足りないと言っていた。
ただ傍にいるだけの存在では、いつか彼女は去ってしまうと。
どこからその様な思いが生まれたのか、今の彼には考える余裕は無かった。
下着すら取り払われ、現れたリノアの全身は外の微かな光を跳ね返して闇の中にぼんやりと白く浮かんでいる。
緩やかな時の中で、だが必死に閉じようとしている両足を難なく押さえつけ、スコールはその中に分け入った。
「や、や・だ・よ・ス・コ・ー・ル、そ・ん・な・と・こ・み・ち・ゃ・イ・ヤ・・・」
スコールはその言葉を無視し、リノアの秘裂に直に指を滑らせた。
指に、確かなぬめりが絡みつく。リノアの全身が撓められた時の中で蠢く。
(いい加減、解いてやるか・・・)
スコールは小さな声でエスナを唱えた。同時に、リノアの身体がびくんと跳ねる。
そろそろザックスでも投入しる
うう、、寒い。開店時間はまだか?
FF7プレイしてるんですが、「てきのわざ」はディスク3に入ってからでも全部揃えることはできますか?
あと、インターナショナル版は何かアイテム追加はあるんでしょうか?
星のカービィ=星のカービィ2で壊滅
マリオ=マリオサンシャインで壊滅
FF=FF11で壊滅
DQ=DQ8でおそらく壊滅
あーあ、チュンに作ってもらいたかった。
ウンコクエ!( ・∀・)つ●)`Д´)ノ
international版は出ないのか?
あげとくか