エッジ×リディアを応援するスレpart4.5

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801Saki@SS続き
抱きつかれた当人は訳など解らず、今自分達が置かれている状況を冷静に考え様としていた。
早く部屋に戻らないとお互い風邪を引く、自分と彼女の部屋は2階にある。
ずぶ濡れのまま城内を通って部屋にいくのも・・・。
そこまで考えると、改めてリディアの姿を見ると薄手の夜着は体に張り付いている上に肌まで透けて見えてしまっていて、丸裸も同然の姿である。独占欲も働いて、
(コイツのこんな姿、誰にも見せたくない・・・)
そんな考え事をしていると、開けっ放しになっているエッジの自室の窓が視界に飛び込む。
「リディア、ちょっと待ってろ。」
と言って、抱きついているリディアを一旦離すと、エッジは城を抜け出した時用に庭の茂みに隠していた縄付きかぎ爪を取り出し、開いている自分の部屋の窓に向けてかぎ爪を投げた。
かぎ爪がうまく引っかかった事を確認し、リディアを手招きして呼び寄せた。
「リディア、俺の背中におぶされ。」
「・・・いいの?」
「お前一人なら十分おぶって登れる。早くしろ、お前も俺も風邪引いちまう。」
リディアはエッジにおぶさるとエッジは馴れた手つきで縄をスルスルと登っていき部屋に入ると窓を閉めた。
部屋の中に入ってもリディアはしゃくり上げながら泣き続けていた。
エッジは二人分のタオルを持ってくると、
「ほら、体拭けよ。風邪引くぞ。」
と、リディアに渡したが、彼女は泣き続けるだけで一向にタオルで雨で濡れて冷え切った体を拭こうとしない。
「子供じゃあるまいし、自分でちゃんと拭けってば。」
それに見かねたエッジはリディアの頭を拭いてやった。
802Saki@SS続き:03/01/21 00:07 ID:WehYUYn4
「ふぇぇぇぇ、エッジぃ・・・。」
泣き続けるばかりで、流石のエッジも困りはてた。
「・・・だから、何なんだよ・・・。」
思わずため息交じりの言葉が出てくる。
エッジはリディアの腕を取ると、自室に取り付けている自分専用のシャワールームに連れて行くと、
「シャワーでも浴びて、体を暖めろ。」
泣き続けるリディアをバスタオルと共にシャワールームに押し込めた。
このまま泣き続けれられても埒があかない。それよりも自分も早く体を拭かねば風邪を引いてしまう。それがエッジの本音だった。
暫くしてからシャワールームからシャワーの音が響き始めたのを確認すると、エッジは雨でずぶ濡れになった夜着と下着を取り替えた。

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今日はここまで。
ここからエロ・・・くならないよ(藁)
今回は寸止めで行くと決めてますので・・・。