【愛に】FFTキャラ総合萌えスレ2【すべてを】

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909名無し異端者@LV2004 ◆E5rgnRAMZA
年齢差1歳だから寝かしつけるほどお姉さんぶりは発揮できない気が。
むしろ普通に一緒の布団かも。といっても7〜8歳くらいまでだろうけど。
「懐かしいわ、よく弟とこういう草原で遊んだっけ…、昔のことだけどね…
 二人で遊んで…疲れて、そのまま草むらに横になって…」

そう言ってメリアドールは草の上にゴロンと横になった。
傍らには金髪に青い鎧の男、
かつて弟の仇だと思ってた、いや思い込まされてた男…ラムザがそこにいた。

「メリアドールさん…」

ラムザは、心配するような、すまなそうな顔でメリアドールを見下ろしていた。

「やだな、何しんみりしてるの?
 弟のことは仕方なかったのよ…
 あんな事件がなかったとしても、こんな時代だもの…いつかこんな事になったかも知れないじゃない?
 それに、誰かに責任があるとしても、貴方のせいじゃない…それはもうわかったじゃない…。
 もう…いいのよ…。」
「でも……」
「いいんだってば!」
「……」
「…でも私ね、貴方を見てると弟をよく思い出す…
 子供の時のこと…
 一緒に修練に励んだ時のこと…
 騎士団に入団した時のこと…
 イズルードが近くにいる時はもうスッカリ忘れてしまっていたことなのに…何故かしら…?
 やはり貴方の歳が近いせいなのかな…」
「メリアドールさん……もしかして、泣いてるの?」
「バ、バカなことを…、なんで私が泣いたりなんか…?
 そんな…私みたいな、女を捨てて騎士団に入団するようなガサツな…」

そういうメリアドールの頭にラムザはポンっと手を置き…

「…え?」
「泣いてもいいんですよ。」

ラムザはそのままメリアドールの頭をなでる…

「泣きたい時泣けるから人間なんじゃないですか?
 それに、誰に気兼ねするっていうんです?
 ここには僕と貴女しかいないんですよ。
 ……。
 …ただ、もし、僕に聞かれるのが嫌だと言うのなら、僕は耳を塞ぎますけど…」
「ラムザ、あなた…」
メリアドールはラムザの手をふりほどき、立ち上がると
彼と面と向かって、睨みつけるように言った。

「あなた、生意気なのよ…いつも…いつも!
 なによ!人のこと何でもわかったような口聞いて!エラそうに!
 そういう所もあのこにそっくりだわ…!
 もう!これじゃあ、どっちが年上なんだか、わからないじゃない…アハハ!」

だが、彼女のその目からは、その言葉とは裏腹に光る雫がとめどなく流れていた。
そしてその赤面した顔は妙に色っぽく、その唇は夕日のせいか、紅く煌いていた。

「ん……でも、ありがとう…」

そして、黄昏はゆっくりと草むらに佇む二人を包んでいくのであった。







…という感じの画像きぼんぬ!絵師様!(*´Д`)ハァハァ