ふいにガラフの背中に暖かいものが触れた。
ふわっとした良い香りが鼻をくすぐる。
「ファリス!?」
「父さん…」
後ろから抱き付いたファリスはガラフの胸に手を回し、そう呟いた。
「ファリス、ワシはおぬしの父では…」
そこまで言いかけた言葉は飲み込まれた。
ファリスの瞳。声。仕草。
すべてが憧れの中の父親への愛に溢れていた。
その姿はいつもの凛々しい海賊の頭ではなく、まるで幼い少女のように見えた。
父親に甘える小さな少女。
ガラフは黙ってファリスを受け入れる。
「父さん…とうさん…」
ファリスは10数年振りにやっと再会できた父親を目の前で亡くした。
よっぽどショックだったのであろう。
タイクーン王の方が幾分長身ではあったがガラフとタイクーン王は背格好と、そして纏う雰囲気がよく似ていた。
ファリスはこうしてガラフに父の面影を重ねているのか。
深くしわの刻まれた大きな手がくしゃっと柔らかい髪を撫ぜる。
ガラフは自分の胸にすがりつく少女に寂しげな瞳をむけた。
この弱弱しい少女は一体誰だろう。
ガラフは一度大きく深呼吸する。そして。
「しっかりするんじゃ!ファリス!」
パシン!
彼女の端正に整った顔を強く手ではたく。
「ワシが誰だかわかるか?ファリス?」
「あれ、ガラフ…父さんは?」
「おぬしの父…タイクーン王はもうこの世にはいないんじゃよ」
「そんな…!だって父さんは、今ここに…!」
ファリスは父の姿を探し戸惑う。正気に戻ってもまだ、どこか先ほどまでの幼い少女の顔が抜けていなかった。
「ファリス、良く聞くんじゃ。タイクーン王は死んだ」
「うそだ!だって、だって父さんは今…!!」
「今、おぬしが抱き付いていたのはお前の父ではなくてワシじゃよ」
「ガラフ、だったの?……父さんは…もういないの?」
ガラフがはっきりと肯定の返事に頷いた。
ようやくタイクーン王の死、というものを理解したファリスの瞳から大粒の涙が零れ落ちた。
「父さん…やっと会えたのに…ずっと、ずっと会いたかったのに…!!」
年齢よりもずっと大人びたことをしなければならない仕事柄いつも本当の姿や気持ちを偽って、或いは隠して生きてきていたファリス。
その仮面が剥がれ落ち、今そこいるのは年相応の少女の姿だった。
今度はガラフがファリスを抱きしめた。
不思議と自分の本当の娘か孫のような愛しさを感じる。
「ガラフ…?」
「ワシはおぬしの父さんにはなれん。じゃが、おぬしの気を和らげてやりたい…」
そう言ってファリスを抱きしめる腕に力を込めた。
「……」
ファリスは特に何も言わずにただ、ガラフの胸に顔を埋めていた。
244 :
孫悟空 ◆yGAhoNiShI :02/12/16 05:38 ID:Vl/ujner
ドラゴンボールZ フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
| ]下ミ─-。、_|_, 。-―テ「 [ l
ゝ_,. lミミi=´<_,.`=i=ヲ 、__ノ
ヽlミ| 「‐、=ラ7 |ヲ'´
と〜けたこおりのな〜かに〜♪恐竜がい〜たら〜たまのりし〜こ〜みたいね〜
>243
おぉ、期待していますよ。
俺もギャラリーです
「ファリス?」
まだそんなに時間は経っていない。
ファリスの身体を子供にするように撫でていたガラフは彼女の異変に気付いた。
大人しくなんの反応も示さない。
見ればすーすーと穏やかな寝息が規則的に漏れている。
「眠ってしまったのか…」
男だと思っていながらも見惚れてしまった程の美しいファリスの寝顔。
初めて見た時よりも随分と柔らかさと暖かさも感じるようになった。
ガラフや他の仲間達とも打ち解けてきた証拠であろう。
今は男のフリも、無理をした仕事もする必要はない。
父の腕に抱かれて眠る夢でも見ているのだろうか。安心しきった顔で、口元にはわずかに笑みを浮かべた。
「おぬしもいろいろと辛い思いをしてきたんじゃろうなあ…」
ガラフは自分の胸の中のファリスを優しく撫でながら呟きを漏らす。
2人だけの静かな時間が穏やかに過ぎて行った。
ファリスは夢を見ていた。
タイクーン城の一室。記憶の片隅にあるサリサの部屋。
大好きだった父が幼い自分を抱きしめている。
父の腕は眠りにつくまでずっとファリスを離さなかった。
そうしてどのくらい経っただろうか。
ファリスの意識は徐々に夢から現実に引き戻されていく。
しかし夢から目覚めた時も、温かい腕はそのままファリスを包み込んでいた。
その腕は父ではなく―
「…ガラフ」
「少しは落着いたか?」
優しい笑顔でファリスに問いかける。
ファリスはこくん、と頷いた。
「それならよかったわい。あの時は本気で心配したぞ」
「ああ…ごめんな…もう、大丈夫だから…」
「そうか。じゃが、あまり無理するものではないぞ」
「うん。あ、あのさ、もう少しだけこのままでいさせてもらっても、いいかな?」
「好きなだけ。ワシも孫がもう一人できたようで嬉しいわい」
「ありがと」
ガラフの広い胸にもたれたままファリスはあどけなく笑う。
「ファリスもそんな顔をするんじゃな」
「どういう意味だよ?」
「最初に会った時などそれは恐ろしかったものじゃ」
「あ、あの時は…悪かったな…」
「よいよい。もう過ぎたことじゃよ」
ガラフはすまなそうにするファリスの肩をポンポンと元気づけるかのように叩いた。
>>240じゃなくて241だな。自分にレスしてた。
>>245もありがとう
今日はここまでで。
やっぱりエロは入れない方がいいかな?
>>248 乙〜。ほのぼのガラファリとてもイイです。
俺はエロ入れてもぜんぜんOKです。
>248
色欲じじぃはちょっと萎えるから。
エロは避けて欲しいな。期待しております
ほしゅ
ほしゅ「」
「ガラフは…優しいんだね」
ファリスがぽつりと呟く。
「どうしたんじゃ、一体」
「ううん、なんでもない…」
首を振ってまた黙りこんでしまう。
ファリスは以前から時折寂し気な光りを瞳に浮かばせることがあったが今、一層その輝きが増したように見えた。
次の瞬間、ファリスの顔がガラフに近づいたかと思うと唇に暖かいものが触れた。
「!?」
すぐ目の前にファリスの美しい顔があった。
長い睫毛が、綺麗に通った鼻筋が触れそうなくらい近くにある。
そして整った形の唇がガラフのそれに重ねられていた。
「ガラフ…」
唇を離し、一瞬の躊躇いの後ファリスが口を開く。
「抱いて…」
全く予期しなかったファリスの行動と言葉にガラフはすぐに言葉が出ない。
ファリスはガラフの首に手を回し、熱っぽさと寂しさを宿らせた瞳で見上げてくる。
ガラフもまたファリスの細い腰を抱きしめた。
意味不明になってきた。
一応エロと非エロ両方作っとくってことでいいかな…
>>253-254 こんなに過疎化してるスレで奮闘してる職人さんに感謝です。
激しく続きを期待してます。
256 :
ママ先生:02/12/26 19:05 ID:7CI/lUSp
257 :
ママ先生:02/12/26 19:37 ID:lVSCQ7l3
258 :
名も無き冒険者 ◆O.UFxFfSjY :02/12/27 22:18 ID:+P/OFaqH
まだあったのかこのスレ
俺の長寿スレの悪寒が当たってしまった
>>254 乙!
俺はガラファリよりバツファリ派だけど、いい話だ・・・つД`)
やっぱりこの二人はなけるYO・・・
ホシュ
「だめじゃ…できんよ」
ガラフは少し時間を置いた後にきっぱりとそういいファリスの身体を自分から離した。
まだ腕にファリスの温もりが残っている。
「どうして?俺のこと、きらいか?」
ファリスは潤んだ瞳でガラフを見つめてくる。
「違うんじゃよ。おぬしはまだ若い。こんな所で早まってはいかん。」
「俺は、俺はガラフだから…!ガラフのこと愛してるんだよ!」
「…おぬしは父親の面影をワシに重ねているだけじゃ」
「そ、んなこと…」
言葉が詰まる。
意識では否定しようとしていてもやはりそれはファリスの中で事実だった。
ファリスのガラフを見る目は決して恋人を見つめる少女の瞳ではなく父親を見る娘のものだ。
「………お…父さん…」
ファリスの口から呟きが漏れる。
潤んでいた瞳から涙が溢れていた。
「ごめんね、ガラフ…俺、ガラフのことは父さんみたいに好きだよ」
「わかっておるよ。わしもおぬしのことは孫のように可愛いぞい」
「あ、あのさ今日だけ…このまま朝まで一緒にいてほしいんだ…お願い…」
「ああ…今だけはわしを父だと思ってよいぞ。今だけは、な。」
ファリスはそのままガラフの腕に抱かれて再び眠りについた。
朝になったら全て夢の中の出来事になってしまうのかもしれない。
それでもいい。今はファリスの気持ちを鎮めてやりたかった。
ガラフもファリスの温もりを感じながらそのまま眠りの底へと落ちて行った。
次の日の朝はもういつものファリスに戻っていた。
先に目覚めていたのか、ファリスは元気良く旅支度をしていた。
その姿に寂しげな影はもう無かった。
ガラフはそれを見て安心したように微笑みを浮かべた。
意味不明のまま非エロ終わり。
そのうちエロのほうも書きます。
>>255>>259 ありがとう…
思いっきり民明氏が
>>83に書いた文使わせてもらいますた。
ごめんなさい。
1はどこ行ったんだろな〜。
結構見てて楽しいんだが。
このスレなにげに息が長いよね。
>>262 SSよかったでつよ。
当時ガラファリものの漫画を書いてたな
思い出すだけで鬱になる・・
>262
激しくヨカタ!
こういう小説を読むときが一番ファリスって可愛いと思う
ふぁしゅ
ふぁ
ガラファリ保守
ほ
保守
hoshu
保
健
体
育
あ
あほにし荒らし久々に見た
「おぬしは本当にそれでいいのか…?」
ガラフも真面目な表情でファリスを見つめ返し聞いた。
「うん…」
ファリスもまっすぐとガラフを見て頷く。
そして小さく笑うと自分からベッドの上に仰向けに横たわる。
「ワシも男じゃ…取り返しがつかなくなってしまうかもしれんよ…」
ファリスの真剣な姿にガラフも覚悟を決め、彼女の上に覆い被さった。
ガラフの手がファリスの上着にかかり、前をはだける。
露になった普段は日に晒されない肌は雪のように白かった。
ガラフはその年頃の娘にしては小さめの柔らかなふくらみの上そっと手を置く。
「あ…」
「大丈夫か…?」
ファリスの漏らした声にぎくりとしてガラフは咄嗟に手を止めた。
「いや、大丈夫だよ…気にしなくていい」
「そうか、それなら手加減はせんぞ…」
再びガラフはファリスの胸の上に手を置いた。
お久しぶりです。しばらく来ない間に板が見れたり見れなかったり大変なことになってたようですね。
>>253の続きでエロ有りです。
苦手な方はスルーして下さい。
というかそれ以前に人いねーな(w
いますよ〜。次も期待してますよ〜(;´Д`)ハァハァ
歩
職人さんを静かに待ち続けてます…。
保守
保
待つ
288 :
場繋ぎ…:03/03/16 02:24 ID:hhVxQYdN
今、艇内には、穏やかな水音だけが響き渡っている。
本来聞こえるべきはずの声が、この耳に全く届いてこない。
「――ガラフ…」
ファリスは無意識に、想いを馳せるその人の名を呟いていた。
バッツとレナは既に下の部屋で休んでいる。
本当はファリスも同じ時間に就寝したのだが、ガラフの事が気になって全く寝付かれなかったのだ。
ゼザの帰りをひとり待ち続けるガラフの事が――。
289 :
場繋ぎ…:03/03/16 02:25 ID:hhVxQYdN
ファリスは居てもたってもいられず休憩室を出たものの、外へ出てガラフに会う事は出来なかった。
立ち尽くすガラフの姿を想像するだけで胸が痛むのだ。
一体どう言葉をかければいいのだろう。
そっとしておく方がいいのかもしれないというためらいもあり、結局こうして中途半端な場所で、ガラフの帰りを待っているのだった。
ガラフの声が聞こえたら、すぐに潜水艇を出て迎えに行こうと思っていた。
その声を口実にして外へ出て、ガラフに会おうと思っていた。
きっかけがあれば話が出来る。
290 :
場繋ぎ…:03/03/16 02:32 ID:hhVxQYdN
シルドラを亡くした時も、眼前で父の死を迎えた時も、
哀しみに暮れていた自分をガラフが慰めてくれた。
だから同じように、ガラフの支えになれれば、と。
しかし、いつまで経ってもガラフの声は聞こえなかった。
泣き声どころか嗚咽さえ聞こえない。
やはりガラフは、哀しみを独りで処理出来るのだろうか。
「俺、何の役にも立てないんだな…」
ガラフに必要とされていないんだ、と思うと、
ファリスは苦しさと悔しさをない混ぜた様な感情を憶えてしまうのだった。
281さんの降臨待ち。場繋ぎにSSを書いてみた。
ていうか人いないよな…。
>>288-290 キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
続きもあるなら読みたいです。
まさかここが良スレになるとは思わなかった(w
293 :
290:03/03/17 19:49 ID:UPntOtF/
人がいた…!
続きがんばりマス
,.ィ , - 、._ 、
. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__
ト/ |' { `ヽ. ,ヘ
N│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , } l\/ `′
. ヽヽ.\ ,.ィイハ | _|
ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | \
>>1 .  ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ >
. l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__ 逝ってくれよ!
゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' /
l `___,.、 u ./│ /_
. ヽ. }z‐r--| / ト, | ,、
>、`ー-- ' ./ / |ヽ l/ ヽ ,ヘ
_,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、 \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ / :| ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._
/ !./l;';';';';';';\ ./ │ _
_,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\ ./|._ , --、 | i´!⌒!l r:,=i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ー‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐;
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l | l. | | / //
297 :
その4:03/03/21 00:40 ID:Uovp8uP4
仲間としての感情とは違うものをガラフに憶えたのは、その姿にどことなく、
父と同じような雰囲気を感じ取ったのが始まりだった。
抑えてきた苦しさを理解して、そして安堵感を与えてくれた。
それは父の存在に重なるものだった。
“無理せんでもいいぞ。わしの前でくらい、楽にしておれ ”
独りでは乗り越えられない哀しみに直面した時、ガラフはいつもこう言ってくれたのだ。
この言葉にどれだけ助けられたことだろう。
それを思うとなおさら、ファリスの胸にはガラフに会いたいという衝動が生まれた。
こんな時だからこそ、会って、言葉を交わしたい。
その想いを再確認した時、ファリスの中で鬱屈とした何かが消えた気がした。
(きっかけなんて…必要ない…)
思い立ち、ファリスはおもむろに立ち上がった。
やはりうじうじ悩む姿は自分には似合わないし、ガラフにも見せたくない――。
そう思い、いつも通りの凛とした顔つきをして、ファリスは外への扉を開いた。
298 :
その5:03/03/21 00:41 ID:Uovp8uP4
崩れ落ちた洞窟の入り口を前に、ガラフは今もゼザを待っているようだった。
後ろ姿を見ただけにもかかわらず、その悲愴さが伝わってくる。
一瞬、ファリスは躊躇したが、意を決して口を開いた。
「ガラフ…。俺だよ、ファリスだ」
驚いた表情でガラフは振り返る。
「びっくりしたぞい。まだ寝とらんかったのか」
普段と同じ口調の返事だ。
しかしその眼には、幾分か影が落ちている気がする。
「どうしたんじゃ一体」
「その…。明日もあることだし、そろそろ戻らないか?」
遠慮がちに、けれど視線は外さずに、ファリスは言った。
もし戻らないと言ったらどうしようか。
止める権利の無い事くらい、痛いほどに分かっている。
「――わしはな、まだ戻れんのじゃ」
しばらく間が空いた後、ぽつりとガラフは呟いた。
「えっ? 戻らないんじゃなくて、戻れない…のか?」
「そうじゃ。ゼザとの約束じゃ…」
かたくななガラフの態度に、ファリスは思わず胸がジンと痛んだ。
299 :
その6:03/03/21 00:42 ID:Uovp8uP4
「…じゃあ、俺も一緒に待つよ」
言葉がおのずとファリスの口をついていた。
透き通った緑の瞳に、険しい表情を向けるガラフが映る。
「ファリス? 何を言っとる?」
「一緒にいるって言ってるんだよ。このままガラフを独りでいさせたくない」
静かな波の音が沈黙を破っているのに、周囲の空気はひどく重苦しい。
ガラフの返事を待つ間、ファリスは幾度も、涙がこみあがりかけた。
「……。おぬしはそんな気を遣わなくていいんじゃよ」
ガラフはあくまで柔らかく拒絶をする。
「イヤだ!」
「その気持ちだけで十分じゃ…」
「…っ……」
眼を潤ませながら、ファリスはその場に座り込んだ。
「勝手に隣にいるからな…! ガラフがいいって言わなくても、俺はずっと一緒にいる!」
戸惑っているであろうガラフを尻目に、啖呵を切る。
相変わらず自分本位の行動だな、と思ったが、これくらいしか出来ることはない。
ふと、何も喋らないガラフが気になり顔を上げると、優しそうな鳶色の眼と視線が出会った。
300 :
その7:03/03/21 00:44 ID:Uovp8uP4
ガラフの顔が真横まで下がった。ガラフもしゃがみこんだのだ。
「ゼザはな…、それはそれは真面目な男だったんじゃ」
唐突にガラフは話を始めた。
記憶に刻み込むかのように、ファリスはガラフの横顔を見つめ続ける。
瞳をそらしているのは昔話をする事の気恥ずかしさからか。
「行動はいつも冷静でのう…。そして、約束を必ず守り抜くやつじゃった」
何故だろう。
ガラフの表情は不思議と穏やかだった。
「だからかも知れん。
あやつが約束を破るはずなどないと、そう思って仕方無いんじゃよ」
「ガラフ…」
きっと本当はもう、ガラフも分かっているのだろう。
どれだけ待っても――。
「ん? ファリス…どうしたんじゃ?」
「えっ? あ、俺…」
ファリスの頬には涙が伝っていた。
両手で必死にぬぐうが、とめどなく溢れて止まらない。
「…優しいんじゃな、ファリスは…」
ガラフのしわくちゃの手が、ゆっくりとファリスの頭を撫でた。
わざわざ読んでくれた奇特な方、ありがとう…。
レスものすご嬉しいです。
何か読みにくくてゴメソ
もうちょっとで終わります
俺もこんな良スレになるとは思わなかったw
続き待ちsage
職人待ち兼保守
最下層保守
良いです。何気に泣けました…職人さん頑張ってクダサイ
t
あと1スレ
保守
311 :
名無しさん:03/03/29 12:30 ID:3htXXdt8
違うよ。
ファリス もついに逝った。
断固保守。
hoshu
ファリスはガラフが40の時に生まれたと考えると犯罪どころじゃないな
でもこのスレはいいから保守
保守
まだあったのか
保全
sage
援交ヌレ
保守しておくか
まだまだ
保
shu
エロ画像キボンヌ(;´Д`)ハァハァ
結構萌えるかも
保守
どうでもいいが、他が荒れてる時にこのスレ来ると落ち着くよ…
このスレは落ちないで欲しい
sagehosyu
保守
保守?
hozen
334
ほ
死守
>>301 萌えますた。まだFF5途中までしかプレイしてないんだけど、
それでも面白い。
続き期待sageしても良いですかね?
期待sage
保守
ふぁっふぁふぁふぁああ
落ちるな
342 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/05/03 03:08 ID:15Ot5yDe
同人女晒しage
ここは寧ろ同人女には見向きもされないスレだと思うんだが
ガラフはかっこいいと思うよ。はっきり言ってバッツより。
>>342 同人男ですが何か?
買い専だけどな
FFでガラフが一番燃える
エクスデス戦は確かに感動した
でもほっかむりとハイレグは止めて欲しかったな(笑)
ガラフのハイレグで抜いてこそ
ガラファリ
hosyu
保守
60歳ってじーさんつー程の年でもないと思うんだが。
ガラファリのエロ画像木盆
保守る
358
それでも職人さんを待つ
1日1保守
. ) ( 、
; ( ) '
o___, . (、. ' ⌒ ` )
/ ~ヽ (. : ) , ( '
/ / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
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( ・∀・) ( `ー´) ( ´∀`) ( ゚ ∀゚ ) ( ^∀^)
( つ┳∪━━∪━∪━━∪━∪━∪━┳⊂ つ
| | | ┃ この糞スレは終了しました .┃ | | |
(__)_) ┻━━━━━━━━━━━━━━┻ (__)_)
↑
お前つまんね
YAHOOに帰んな
あ
ガラフが人気ないのは単に同人女に老人を描くだけの画力がないからです。
ガラフがすごくかっこいい(男キャラの中では一番)5同人描いてる人いるよ。
>>369 俺の頭に浮かんだ人だと思うがその人ってガラフだけじゃなくて
男性キャラ全般をかっこよく描くよな
尊敬してまつ
また神にファリスのエロ画像描いて欲しい
ガラフたん総受けの得ろ同人誌ってあるのかな
古泉首相の801本が実在するくらいだし
前に中古同人誌屋の通販で詳しい内容説明やカップリングが
明記されてなかったのでオールキャラ本だと思って買った本が
ドルガン×ガラフ←バッツな本ですた(;´Д`)
当方801はダメなんでヤフオクで処分しようにも落札者が居るとは
思えず、古本屋に売りに逝った
中身を確認される時は恥ずかしくて逃げ出したかった。・゚・(ノД`)・゚・。
/´  ̄`ミ,
/ 〃 _彡彡ミミミミ
i 彡彡´ ミミミミ
| 彡. -‐ '''ー {ミミ!
| | ‐ー くー |
ヤヽリ ´゚ ,r(、_>、 ゚'}
彡_」 ,彡彡ミミ!
彡 i、 ` `二´' 丿
r|、` '' ー--‐f.´
_/ | \ /|\_.
/ ̄/ | ガラフ| |  ̄\
>>372 ずいぶん前だが、激上手いガラフ総受ヤホーヒ本持ってた…
相手はバッツにドルガンにゼザにエクスデスとなんでもあり。
ガラフも美老人って感じでマジ上手かった。違和感なかった…
擬人化ケルガー攻めも見てみたい
そのままのケルガーが燃える
いっその事ファリス×ガラフに燃えるスレにしてみてはいかがか。
捕手
hozenn
382 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/05 22:23 ID:BnxMzRs0
ag
ガラフ×バッツにすれば腐女子が寄って来るかもよ
801の場合、バッツの相手はギルガメッシュらしいが…
あと2ヶ月強で1周年
ガラフに竪琴を手取り足取り教えてもらうファリスたん
↑せっかくだから書いてみたのか?(藁
せっかくこっちのスレ向けのネタだったからな
誰か書いてくれw
保守
hosh
保守
393 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/21 23:57 ID:vf7I181z
あげ
394 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/06/23 01:51 ID:ahTiUT4E
保
sageるつもりだったのにすまんかった
保守カキコしかないな
ネタキボン
ガラフとファリスはどんな会話をするんだろう
ガラフ:老獪な下ネタ
ファリス:照れ突っ込み
ガラフとファリスいいね。
パーティで一番似合ってると思う。
__
'´ ヽ : ´ `ヽ
_ l ノノリ=)) ノノノ 人 ノ人
| i|从;.゚ ヮ゚ノリ 从´ノiiiiヽ`从
|\ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒\ )) ユサユサ
| \ \ ))
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ |
\_|____________|
うーん、
>>398のような感じのコメディとか漫才のほうがいいな〜
保守
同人女はバッツとくっ付けたい様だが、ファリスにバッツは役不足
ファリスのような女はガラフのような男がお似合い…
というか、ファリスは年上の男じゃなきゃ駄目だろ!!!
バッツはレナ程度が妥当。
ファリスには俺がお似合い
美男美女カップルで最高だろ?
へえーっ、>404って女だったんだ・・・
ファリスんとこからSS投下のヨカ-ン
SS歓迎sage
409 :
山崎 渉:03/07/15 15:14 ID:BfGBY7JW
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
410 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/07/17 10:31 ID:KuDvNPnc
またここにも「役不足」を誤用している方が・・・
ファリススレでガラファリおしてる人がいる気がするんですが
正直、あそこではガラフとの絡みは見たくない
いや何となく。変な事言ってスマソ
このスレを有効利用しようじゃないか
というわけで職人さん大募集
大歓迎
自分ガラファリ見てみたい一人ですが、せっかくスレもあるし
こっちでも良いですよね。
つーわけで、同じく職人さん大歓迎。
>>1が立て逃げだからな…盛り上がって欲しいが
ここ見てる奴何人くらいいるんだ?
とりあえず1
2
3。
何人くらいいるんだろうか?
4.
ファリス関連スレは一通りチェックしますだ。
5
見てるよ。
6
実はコソーリ応援してるんだ…初カキコ。
7
最近ちょっとROMり始めました。
同じく初カキコ。
結構いるなぁ・・・
「SSを書いたことがある人」は?(良悪問わず)
さしあたって1
…2?
このスレではないが3
ガラファリのSS?だったら書いたこと無いなー。
ファリスの出てくるSSなら、同じくこのスレではないけど4。
へたくそだけど、俺作ってみていいかな?
あ、4か5ですね…
426さん期待待ちsage
6
FF5のは書いたことがないでつ。
漏れも期待しつつ保守。
(´-`).。oO(それにしても書き手さんも多いんだここ…)
おまいら
がんばれ!!
433 :
426:03/07/22 16:50 ID:anMRXCzC
だめだ、よく考えてみたら書こうとしてたの240からのとかぶっていた。
スミマセンデシタ
このスレ寂しいんで似たようなのでも見たいyo
同意
何でもいいッス!
お願いするッス!
同じくお願いします。
このスレには頑張って欲しいので応援
ガラフ×ファリスはラブラブ?それともゴカーン?
ここの住民はどっちがお好みなんだろう。
どっちもいける
どっちもお好みです
キボンヌ
少数派だと思われるゴカーン派
>>439 ラブラブに1票
渋くてかっこいいガラフがいい
ラブラブだとその後がせつない罠
ゴカーンとラブラブの中間で
勢いで
>>444 そこ含めて(・∀・)イイ! と思ったり。
ラブラブも良いけど、老獪な爺さんのセクハラ風味
てのも捨てがたいな。
百戦錬磨のガラフの手練手管に骨抜きにされる
ファリスたん禿しく(;´Д`)ハァハァ
ガラフのテクニックで極楽に連れていかれるファリスたん
極楽浄土
451 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/07/26 22:24 ID:bwPe7Ws5
浮上
452 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/07/28 18:48 ID:9GgMoJrs
そしてまた誰もいなくなったのか?
上げてしまってすまんかった
いるよー
SS待ち
SS待ち
>ノ2
SS待ち
>ノ2
うお2重スマソ
ノ3
職人さん待ち
保守
頑張れ
保守
保守
ここの人はガラフ萌えなのかファリス萌えなのか、どっちだろう。
<<ファリス萌えでガラフ燃え>>
ガラフは同性として好きなキャラ
ファリスは萌えキャラ
hozen
誰もいねーのか
いるじょー
ガラファリのリレー小説でもやるか?
iine
ガラフはファリスの肩を抱いた。
「お父さんと呼んでもいいんじゃよ」
(ぽふ)あ・・・あったかい・・・とうさん・・・
ガラフの指がゆっくりファリスの腰を撫ぜた。
(ハァハァ・・・若い娘の柔肌・・・)
ガラフの指がいやらしく動き始めた
「ガ、ガラフ…?なんか気持ち悪いんだけど…」
「黙ってわしに任せるがいい」
「あ、あんっ…」
「ええかー、ええもんかー?ハァハァ」
「ガラフ、だめだよっ!こ、んな…あっ」
ファリスは濡れてきた。
ファリスの腰に固い物があたるのをわかった。
「ガラフ…なに?」
見ればガラフのズボンの布が中から何かによって押し上げられているようだった。
「ガラフ…な、何?これって…」
ガラフは黙ってズボンをおろすと、巨大な一物が出現した。
それは、とても60歳の爺さんのモノとは思えないほど、隆々と屹立していた。
そんな物を見たのは初めてのファリスは思わず目を逸らす。
「な、なにしてる!はやくしまえよ!!」
「これからこれ(と、腰をやや突き出し)で、良いことをするのじゃよ。ほれ、触ってみい」
「えっ…。う、うん…」
ファリスはおずおずと手を差し出し、そっとガラフに触れてみた。
「あ、あついな…」
「ウッ…ファリス、ちょっと手を動かしてみてくれんか…!」
「えっ、こ、こう?」
「ウウッ、そ、そうじゃ…もっと強く挟んで上下に擦ってみてくれ」
苦しそうなガラフの顔に焦ってファリスは言われるままに手を動かした。
(ガラフの奴何考えてるんだろう…)
「うほっ、もうたまらん。そろそろ、ファリスも服を脱いでもらおうか」
「そ、そんなの、恥ずかしいよ俺」
「大丈夫じゃ、わしが1枚1枚脱がせてやろう」
ガラフの手がファリスの上着にかかった。
「ガラフ、だめ」
「照れることないじゃろ。仲間同志で隠し事などしちゃいかん」
ガラフは手際よくファリスの服を脱がしていく。
「だ、だめ…あっ」
あっという間にファリスの上着は取り去られ、さらしに包まれた
形の良い乳房がぷるんと震えてこぼれでた。
「ほう…」
ガラフは思わずごくりと喉を鳴らしてしまった。
さらしの下に隠された乳房は意外にも大きく、形も整っていて美しい乳房だったからだ。
「さ、触るぞい…」
ガラフは震える指をのばした。
むにっ
ファリスの乳房がほどよい弾力でガラフの指を押し返した。
「あぅ・・・」
そのなんともいえない心地良い感触と、小さく声を上げて恥じらいに頬を染め目を逸らしてしまったファリスの姿に
ガラフは興奮を抑え切れず思わず両手で乳房を強く掴んでしまった。
「んあぁっ」
強い刺激に、思わず背筋をしならせるファリス。
ガラフは乳房を掴んだまま、逃げようとするファリスの腰に手を回してがっしりと抱いた。
腰にはいきりたった剥き出しの物が密着してくる。
「やっ!」
思わず身を引こうとするファリス。
しかし、その腰はガラフの年季の入った腕技でがっちりホールドされていた。
「は、はなせ…よ」
「それはできんな」
いつもは気のいい好々爺の表情が、猛る牡のそれに変貌していることに気づいて
ファリスはたじろいだ。
そのファリスの下半身を覆う布に、そろそろとガラフの指がのびた。
クチュ…
ガラフの指が触れるとファリスの布に覆われた秘所はいやらしい水音を立てる。
「もう濡れておるのか。ファリスはいやらしい娘じゃのう」
「や、やめろよ…だめだって…ば」
抵抗するファリスの胸を更に強く揉みしだき、下半身に伸ばした手を下着の上から愛撫する。
ファリスの秘所からはどんどん液体が溢れて下着を濡らし、中の形をくっきりと浮き出させてしまう。
「や、はぁ…だ、だめ…やめ…!」
ファリスの声も段々と色を帯びてくるのがわかった。
「やめ?やめてもいいのか?」
「や…ああぁっ」
「はっきり言ってくれんと判らんがの。うん?」
「…んんっ」
「どうして欲しいんじゃ?言うてみい」
「やだ、だめ…っ、そこ、は…ぁあああああっ!」
老獪なガラフの言葉責めと指技に、危うく保たれていたファリスの理性の枷は
もろくも崩れ去った。
「や、やめ…あぅっ…ん、…やめ、…ない、で」
「そうかそうか、やめてほしくないか。ファリスは素直で可愛いのう」
ファリスの痴態に満足し、よだれをこぼさんばかりの笑顔のガラフ。
「どれ、そのひくひくしている可愛い所を、わしに良く見せてくれんか」
ガラフはするりと身体を入れ替えると、ファリスの膝裏を抱えて大きく割り広げた。
濡れそぼった布は既に秘所を隠す役目を果たさず、ファリスの潤んだ媚肉に貼り付いて
そのいやらしい形を強調するだけであった。
「凄いのう。ファリスの恥かしい部分の形が丸見えじゃよ」
「やぁ…」
ねっとりとしたガラフの視線を一点に感じ、ファリスの頬は増々赤くなった。
熱い吐息が首筋に吹きかかる。
ファリスは内側からこみ上げる熱に頭はぼんやりとし、目頭が熱くなるのを感じていた。
「どれ、もっと良く見せてごらん」
ガラフの指が下着にのびた。
下着を横にずらすと中から綺麗な桃色の肉が覗く。
ファリス自身の愛液でベトベトになったソコにガラフは指を差し入れてみる。
ぬち…
いやらしい水音が響いた。
「ひゃう…ガラフ、だめ」
くちゅくちゅと音を立てながら下着の中を弄くり回す。
もう片の手で揉みながらファリスの胸の突起を口に入れて軽く吸い上げた。
ファリスののけぞった顎ががくがく震えた。
しかしガラフはファリスの下着をついに剥ぎとってしまった。
「綺麗な色しとるのう。まさか初めてなのか?」
「や…だっ…。見るな…よ…っ」
ガラフの視線を感じて、ファリスの頬が熱く染まった。
あぼーん
「照れんでいい。痛いのは始めだけじゃ」
「何言って…や、やめろよう…」
ガラフはファリスの秘部を執拗に攻めた
「ん、んあぁぁ…っ」
赤く潤んだ秘部の奥から、透明な雫が次から次へとあふれだした。
「あ、あはぁ・・・」
「ファリスもこういう時は随分と可愛い声を出すんじゃのう」
「たのむ、もうやめ・・」
「それはできぬ」
ガラフは触りながら真顔で言い放った。
ファリス自身から滴る透明な液体の滑りを借りて、ガラフの指が一本
ぬるり、と内部に侵入を果たした。
「あぅっ!」
グチュ…クチュ
ガラフの指がファリスの膣内で動き回る。
狭い内壁がガラフの指を圧迫した。
「や、やだ、だめ…え…っ」
「ん?何が駄目なんじゃ」
老獪なガラフの指先は、ファリスの内壁にこりっとした一点を探り当てると
巧みな刺激を集中してそこに送り込んだ。
「そ、そこは…あぁっ」
「そこは、どうなんじゃ?良いのか?うん?」
「ひっ…いっっ…あ、あん…やだ、俺、もう…っ」
続けざまの強い刺激に、汗でじっとりと濡れた胸が大きく喘ぐ。
ファリスの息は既に絶え絶えであった。
「そろそろ良いかの」
一人つぶやくガラフが指を引き抜くと、愛液で満たされた秘部が名残惜しそうに
ひくりと蠢いた。
「あっ…」
ガラフの指が離れたと思ったのも束の間。
今度は指よりも更に太く硬い物体がファリスの秘部にあてがわれた。
「な、に?」
未知の感覚のその物体は驚くほどに熱い。
ファリスはびくんと身体を震わせた。
「怖がることはない。わしに任せておけば良い」
ガラフはそうファリスの耳元にささやくと、なだめるように肩を抱いた。
そのぬくもりに、こわばったファリスの身体の力が抜けていく…。
ゆっくりとガラフの物がファリスの中に侵入した。
「あ…ん…」
「力を抜くんじゃ」
ほとんど無意識だったがファリスは言われるままに身体の力を抜いた。
そしてほぼ完全にガラフに身を預ける。
やがてガラフの先端がファリスの処女膜に突き当たった。
そこでしばし、ガラフは侵入を止めた。
決定的な最後の一線、処女膜を突き破ることへのためらいがあった。
515 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:03/08/31 22:34 ID:dN97/EYu
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夏休み終了マンセー\(^o^)/
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急に行為を止められたことでファリスは訝しげにガラフを見た。
「ガラ…フ?」
その潤んだ視線に、ガラフの理性は弾け飛びそうになる。
が、そこは百戦錬磨の年の功でぐっとこらえて。
「痛くは無い…身体の力を抜くのじゃ」
と、声をかけつつ、静かに少しずつ腰を沈める。
「あ…んっ」
次第に強まる圧力に、ファリスの身体は思わず逃げそうになる。
逃げようとするファリスの身体を抱きしめるようにして押えガラフは腰を進めた。
当っていた薄い膜のような物が弾ける感覚がした。
「うあっ」
ファリスの顔は痛みに歪んだ。
ファリスの秘所から赤い血が1筋流れ出た。
ガラフははっと我に帰り、ついに一線を超えてしまったことを自覚した。
(ええい、もうあともどりはできん!こうなったら最後まで行かせてもらうぞ)
ガラフは根元まで深く腰を沈めるとゆっくりと律動を始めた。