ああ、こちらは無事だった……!
ようやく復調したんですが、現在浦島太郎状態です(;´Д`)
トルファの冒険も華龍光臨も進んでるー! マターリとがんがってください。
えと、ワーイ教スレが書けなくなってしまったので、こちらでご挨拶させて
ください。すまみせん。
皆様、ご心配おかけしました。ようやく復調いたしました。
不在の間、保守してくださった方々には、感謝の言葉もありません。
本当にありがとうございます。
続きは新スレにするか、また地下スレ乗っ取るか……考え中です。
他のスレとかも全然回ってなくて、板の現状が全然把握できてないので(;´Д`)
しばらく様子見した方がいいのかな……?
再開したら、どこかで告知させていただきますー(許してもらえるなら、この
スレでさせていただきたいです)
ところで、女勇者スレ落ちてる……? ガ━━━(;゚Д゚)━━━ン
>>289 お帰りなさい〜〜〜〜。
お留守の間に上げ荒らしだのコピペ荒らしだのが跋扈しまして
大変な事になってましたよ。
女勇者スレは埋め立てられたんだったかなあ……。
再開には、ちょっと様子をみた方がいいかもしれません。
こちらで展開してもいいのではないかなと個人的には思いますが
どうなのかな?(たぶん、住人さんはかぶってるでしょうし)
288 :
北風:02/11/18 22:17 ID:???
ごめんなさい。
またまた忙しいことがあって間を空けてしまいました。
先の構想はもうできあがっており、もう少しで終わりが見えてきます。
そう、あと一つ二つのエピソードで……。
「ああ、私の水鏡の盾でやつらの炎を防ぐこともできるな」
「キースドラゴンならなんとかわしが相手をできんこともない。確かに魔力の多くを失っているが、それぐらいのことはできるぞ」
「でも、一匹余りますね」
「それは私が引き受けることにしよう。隊長としての面目もたまには見せんとならんからな」
「それでドラゴン対策はいいな。次は雑魚どもだが、こいつらにドラゴンと一緒にかかってこられてはたまらん。呪文で一気に片づけるとしよう」
打ち合わせが終わると、「竜王の孫」はホークスとベホックを引き連れて前に出た。
まずはホークスがヒャダインを唱えた。不意をつかれた魔物たちの体にたちまち霜がおり、魔法使いたちが寒さに耐えられずにバタバタと倒れる。
「ベギラマ!」
「竜王の孫」が呪文を唱えると、今度はキラーリカントたちが丸焼きになる。
そしてベホックの呪文がバギマだ。賢者になって魔力を増した呪文に、最後に残っていた鎧の騎士たちの体にひび割れがうその様に走った。そしてピシッという音と共にいとも簡単に砕けてしまった。
「確か、やつらの鎧には魔法への耐性があったような気がしたが……」
後ろに立っていたトルファは驚きを隠せずに聞いた
289 :
北風:02/11/18 22:17 ID:???
「簡単に説明すると、熱した食器を急に冷やすと割れてしまう……そんな経験はないかな?」
「……なるほど」
「わし一人の呪文だけだけでは中途半端な打撃しか与えられぬが、複数の魔法使いが集まって異なる系統の呪文を使えばより効果的な打撃を与えられるのじゃ。
一人で旅をするよりも仲間がいたほうが心強い、これは冒険者の鉄則じゃからな」
「竜王の孫」は笑みを片目をつむった。
「いや助かった。これからもよろしく頼むぞ」
ゴーリキ隊長はすっかり感服したようだ。
「次はわたしたちの番だ。魔法の援護を頼む!」
その言葉と同時に敵陣から、ドラゴンが四匹、キースドラゴンを先頭にして突進してきた。口の中にはチロチロッと赤い炎が見える。
「先頭のやつはわしの分担だ……下等なドラゴンごときが、竜神のわしにかなうと思ったか!」
言葉の後半はドラゴンたちにむけたものだ。そして「竜王の孫」は呪文を唱えた。
「ドラゴラム!」
光がほとばしると、彼の姿は一瞬にして竜の姿に変わっていた。
トルファたちにとってこの竜に変身する呪文は初めて目にするものだったので、驚きの声が上がる。
同族が唐突に現れたことにドラゴンたちはひるんだ様子を見せたが、すぐに気を取り直して襲いかかって来た。
「おっと!お前の相手はこの俺だ!」
トルファはドラゴンの一匹の前に立ちふさがった。
邪魔だ、と言わんばかりにドラゴンが炎を吹くと、素早く横に飛んで難を避ける。
アーサー、それにゴーリキ隊長もそれぞれの受け持ちのドラゴンにかかっていった。
他の『探索隊』のメンバーは、地中から姿を現した死霊の騎士たちと切り合いを始めた。トルファたちとドラゴンとの一騎打ちを邪魔しに来られては厄介なことになるからだ。
290 :
北風:02/11/18 23:16 ID:???
「たあ!」
気合一閃、トルファはドラゴンキラーをドラゴンの鼻先にたたきつけた。
トルファが慎重を期していたため、その一撃は皮を削るに留まったが、その鋭い切れ味がドラゴンキラーの威力を証明した。
「こいつはいい!ドラゴンの硬いウロコがスライムのようだ!」
ドラゴンの反撃を紙一重でかわすと、第二撃、第三撃、と続けて切りつける。その度にドラゴンの体に傷口が増え、赤い血が噴き出す。
ついにドラゴンは怒り狂い、火を吹きながら無謀な突進をトルファにかける。
トルファはそれを高く飛んでかわし、ドラゴンの背中に飛び乗った。
危機を悟ったドラゴンは揺さぶり落とそうとしたが、トルファはしっかりつかまって離れない。
そして揺れのリズムをつかんだところで、トルファはドラゴンキラーを背中に深々とつきたてた。
これが最初に終わった一騎打ちだった。
アーサーはその重武装ゆえトルファほど身軽な戦法は取れないが、そのかわりに水鏡の盾をいかして正面から果敢に切りかかっている。
「竜王の孫」は、一枚も二枚も下手のキースドラゴンを相手に手堅く打撃を与えている。
一方、ゴーリキ隊長は苦戦をしているように見えた。
両手で持つ大剣を振りかざしているのだが、ドラゴンの炎と爪を相手に防戦をしいられている。とても攻勢に出る余裕はないようで、どんどんと傷が増えていく。
「隊長!助けに行くぞ!」
トルファの声はドラゴンの注意を引きつけた。そこにゴーリキ隊長は勝機を見出し、雄たけびを上げた。
「くらえ!『ドラゴン斬り』!」
大剣がうなりをあげ、ドラゴンの首筋に吸い込まれるように叩き込まれた。
トルファの視界が赤く染まったように見えたのは、どうやらドラゴンの血しぶきのようだ。
ドラゴンは首だけになってもしばらく生きていたが、トルファがとどめとばかりにドラゴンキラーを突き立てるとやっと自分の状況を受け入れた。
うわーい、続きだ続きだーーーー!
前から思ってましたが、戦闘シーン、めちゃ(゚д゚)ウマーでつね。
自分、苦手なのでウラママスィーっす。
マターリお待ちしてますので、無理せずお時間ある時にウプしてください。
>>293 女勇者スレは落ちてるわ、4の総合スレは落ちてるわで(´・ω・`)ショボーン
です。この2スレ、立てたいけど、もう少し様子見かな……。
ゲームブックに関しても、もう少し考えますねー。レスありがとです。
こちらでとのお言葉、とてもありがたいのですが、あまり連載が増えると
わけわからなくなっちゃうかなという危惧もあり……。
いい方法を熟考しまつ。