1 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:
ホントに謎の終了だったな
なんだったんだアレ
おお、復活したんだ。でもネタ的に苦しいよ
うまく話を続けられるといいけどね
なんだったかってーと
まあ、フォズスレ1の中盤の書き込みをそのままコピペしてきたんでしょう
わざわざ過去からそんなのを引っ張り出してきて、一体何がしたかったのかはわからないけどね
保津さん続き書いてくれるかな?
6 :
山崎渉:02/08/11 08:44 ID:???
いまのところこのスレのカキコの15%は山崎渉だ
12.5%になりました
Hahaha.
やっぱりだめぽ?
10 :
山崎渉:02/08/14 04:17 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
じゃあカキコ
13 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/15 15:31 ID:27egV5Cb
ネタ提供を
イノップ・ゴンズの台詞
「今度は二度と動けないよう手足を鎖で縛って牢にブチこんでやる!
適当に脳内変換してくれ。
16 :
Ψ:02/08/16 17:52 ID:QjJOGHCl
17 :
保津:02/08/16 18:27 ID:???
フォズは転職の座を凝視しながら、ゆっくりとゆっくりと後ずさりした。
ドン!
フォズは玄関の辺りで受け付けの兵士にぶつかってコケてしまった。
「お嬢ちゃん、大丈夫かい?」
手を差し伸べる兵士も見た事の無い顔だった。
フォズは慌てて起きあがると、その場から逃げ出すように走り出した。
最後にフォズが神殿を振り返った時、
既にあの冒険者の姿は転職の座に無かった。
いや、正確には彼らが一瞬の内にどこかに飛ばされたように見えた。
フォズはそのまま神殿の外に走り出た。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
小さな女の子では息も切れる。
その時草むらに隠れていた何者かがフォズに声を掛けた。
「フォ、フォズ様!よくぞご無事で!!」
フォズは声の方に振り向いた。
そこには、全身傷だらけだが、見覚えのある神官が居た。
懐かしい顔に出会えたフォズは急に緊張が切れ、涙が込み上げてきた。
「うっ、うっ、うわぁ〜ん!」
フォズは泣きながら神官に向かって飛び込んでいった。
「お静かに。ここは危険です」
フォズは泣きじゃくりながら神官に話し掛けた。
「ぐす。い、一体、ぐす。ダーマ神殿はどうなって、ぐす。しまったんでしょうか」
「説明は後で。
取り敢えず今は皆がフォズ様の帰りを待ちわびております。こちらへ」
フォズは神官に付いて行く事にした。
18 :
保津:02/08/16 18:29 ID:???
ダーマ東の宿屋。
カジノで大損こいた神官長達が、フォズを見失ったと気付いた時に、
突然形相を変えて飛び込んで来たダーマ新入神官。
フォズ様を見失った責を問われると思った神官長達がビクついて
とりあえず彼を落ち着かせる事にした。
「まぁまぁ、落ち着いて」
「そんなに慌てないで水でも飲んで」
彼はゼイゼイと息を切らしながら、コップの水を飲み干し
落ち着きを取り戻そうとした。
よく見れば彼の神官服はボロボロで、全身傷だらけであった。
しばらくして落ち着きを取り戻した彼は、
ゆっくりと呼吸を整えてから意外な言葉を伝えるのであった。
「大変です!ダーマ神殿がアントリアというモンスターに乗っ取られました!!」
(続)
>>19 ノーコストで叶うと思ったら大間違いデス
Hahaha.
21 :
保津:02/08/17 01:27 ID:???
ダーマ神殿。のそばにある小さな山肌の集落
・・・の小さな家。
「おおおっ!フォズ様ぁっ!」
神官長はフォズの姿を見ると
手に持った酒を机に叩きつけ、
涙を流しながら、フォズに飛び付いた。
「あ、あわわ。ど、どうも御心配をおかけしました」
「私がカジノで目を離さなければ、あああ・・・(スリスリ)
神官長はフォズにスリスリした。 ウラヤマ シイ ゾ
「あ、あのちょっと、そんなにくっつかないで、離れて・・」
「ああ、でも、ご無事でなにより、なによりでした〜!(スリスリ)」
「あの、お髭が痛いです」
「おっと、これは失礼しました。」
その時、奥の方から声がした。
「あ、君はあの時のお嬢ちゃん!!」
フォズが声の方を振り返ると、あの時、フォズを助けてくれた冒険者達が居た。
「あ、あなたがたはあの時の、そのせつはお世話になりました」
「ん?フォズ様、こちらの方々は、どなたですかな?」
「あ、こちらの冒険者の方々が、宿屋からはぐれた私を
ダーマまで無事に連れて来て下さったのです」
ド キ ッ !
神官長は自分達がフォズを見失ってしまった事を思い出した。
「そ、そ、そうですか。いや旅の方、ダーマ神殿を代表して礼を申し上げます」
神官長はフォズを見失った責任をちょっぴり感じ、彼らに礼を言った。
22 :
保津:02/08/17 01:32 ID:???
フォズを助けた冒険者達の話によると、
彼らは転職を願い出たものの、ニセの大神官によって
不思議な力で何処かへ飛ばされた後、なんとか苦労してここまでたどり着いたらしい。
「しっかし、この小さな女の子が本当にダーマ神殿の大神官なんですか?」
「はい、私がダーマ神殿大神官のフォズです。
あの時はモンスターから守って頂き、本当にありがとうございました」
「いやぁ、礼は別にいいんだけど。 ところでさ、やっぱり転職は無理そうなの?」
「はい・・・・申し訳ありませんが、ダーマ神殿はモンスターに奪われてしまいました」
神官が悔しそうにフォズに報告する。
「フォズ様。ダーマ神殿を脱出した神官の話によると、現在の神殿の状況は、
モンスターの化けた偽の大神官が、転職に来た人々を騙し苦しめ続けているものと思われます」
神官達は皆一様に顔を落とした。
しかし大神官であるフォズには不思議と絶望感が感じられなかった。
そして・・大神官の力なのだろうか、彼女はなんとなくではあるが、
人々を救う希望の光を感じていた。。
「あきらめてはいけません。わたしには希望の光が感じられます。」
フォズは力強く諭した。
「フォズ様・・・」
「ここまで逃げ延びた神官は僅かですが、我々は最後までフォズ様にお仕えしますぞ」
「私もです!」
「一緒にダーマを取り戻しましょう!!」
フォズの言葉に神官達が心を一つにするのであった。
神官達は祝杯を交わした。フォズも少しだけ杯に口を付けてみた。
「けほっ」
ちょっぴり苦かった。
フォズの周りに、再び明るさを取り戻した人々が集結した。
しかしフォズの側に立っていた冒険者は、いきなりフォズの腕を掴むと
素早い動きでフォズを羽交い絞めにした。
「あっ、痛!な、何を!」
冒険者はニヤリと不気味に笑った。
(続)
23 :
保津:02/08/17 10:13 ID:???
「やはり、ダーマに攻め込んだ時には大神官は居なかったのだな。
どうりで手ごたえが無かったわけだ」
「き、貴様!フォズ様に何をするっ!!」
「その慌て様。今度こそコイツが本物の大神官のようだな。
まったく、こんなガキが大神官だったとはな。探すのに苦労したぜ。ふはは」
冒険者の目つきが変わっていた。
冒険者はフォズをしっかりと捕まえたままふわりと宙を舞い、
群集から離れた所にすたっと着地した。
突然の出来事に神官長らは唖然としていた。
冒険者に化けたモンスターは正体を現すと、勝ち誇ったように叫んだ。
「おっとお前ら。大神官に怪我させたくなかったら近寄るんじゃねーぞ」
モンスターは薄汚れた腕でフォズの体を強く握り締めた。
「い・・・・いた」
「くっ・・・フォズさまぁ!!」
「ふははは。運が良かったな〜お前ら。
お前らども皆殺しにしてやりたい所だが、今はこのガキを連れ帰る方が優先だ。
だが、どうせ大神官を失ったダーマ神殿はおしまいさ!
希望の光は、どうやらオレ様にとっての光だったらしいな!はっはっはっは」
「フォ、フォズさまぁっ!」
しかしフォズは慌てなかった。
しっかりとした口調で神官長に話し掛けた。
「神官長。私は大丈夫です。」
フォズはモンスターをきっと睨み付けた。
「ふふ、勝気な所も可愛いぜ。お嬢ちゃん」
モンスターはフォズを抱えたまま、ふぁさぁっと飛び去った。
「フォ、フォズさまが・・・」
「なんという事だ!」
神官長達はその場にひざまずき、ガックリと肩を落とすのであった。
24 :
保津:02/08/17 10:14 ID:???
フォズをさらったモンスターは牢獄へと続く洞窟を進んで行った。
しかしフォズはモンスターにしっかりと拘束されながらも、
気丈にモンスターに話し掛けた。
「モンスターよ。私をさらっても、
人々の希望の火が消えることはありません。
観念するのです!」
そう、フォズはモンスターに身柄を拘束されながらも、
先程から感じていた希望の光の前兆を更に強く感じていた。
もうすぐ・・・彼らが・・・きっと・・・現れる。
フォズは牢獄の最奥部へ捕らえられた。
しかし彼女は必ず世界を救う者が現れるという確信に近い予感を、
その小さな胸に秘めていたのであった。
神官らが呆然としている所にとある冒険者が尋ねて来た。
冒険者達は神官長の話を聞き終わると、リーダーらしき少女が仲間に向かって話し掛けた。
「さ、アルス、ガボ、大神官を救出に行くわよ!」
(終)
- = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - =
途中で凄く空いちゃいました。なんだったんでしょう。
あんまし長いのも考え物でしたね。いやはや。
25 :
Ψ:02/08/18 20:44 ID:uoLN3pgB
あ、保津さんおかえり
まだ読んでないので感想は後ほど書かせていただきまふ
保守