ようこそおいでくださいました。
こちらでは、DQ4勇者のSSを皆様にも参加していただいて、
リアルタイムで作っていこうという試みをしています。
文章の最後に選択肢を設けておりますので、どれがいいか
選択してください。
最初に書きこまれた選択によって、勇者の次の行動が決まります。
HPやMPなどの数値による選択肢はありませんが、イメージ的には
懐かしのゲームブックが近いと思います。
違うのは、リアルタイムで文章を書いていく、ということでしょうか。
それゆえ、少々お待たせしてしまうこともあるかも知れませんが、
どうぞご容赦ください。
一応、チャートは作ってはありますが、選択以外の皆様の声もなるべく
反映させていこうと思っております。
選択肢によっては、ゲームオーバーもあると思います
その場合は、ひとつ前の選択肢に戻って、SSを続けます。
はたしてどんな展開になるのか、作者にも読めないという、我ながら
無謀企画(w 文章能力的にも不安はありますが、少しでも楽しんで
いただけるよう頑張りますので、よろしかったら参加してみてください。
それでは、最初の選択肢です。
勇者の一人称は次のうちどれですか?
1僕 2俺 3私
1でおながいします
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
34番さんは1を選ばれました。
地下室の扉を開けると、ひどく嫌な臭いが流れこんできた。
焦げ臭さと入り交じる、喉に突き刺さるような刺激臭。
咳きこみながら階段を昇る。
明るい陽の光の元に出たとき、僕の目の前に広がったのは見たことのない風景だった。
……いや、見覚えは、ある。
剣の稽古をした広場。小川に架かる橋。イタズラ描きをした壁。
ところどころに、かつてを思い起こさせる風景は残っている。
けれども、それらは記憶にある形とはあまりにも違っていた。
焼かれ、崩れ落ちた壁。毒々しい色の沼地。地面に残る……どす黒い跡。
そこは、僕が17年間暮らした村だった。だけど、もう、村とは呼べない場所となっていた。
「父さん……」
僕は懐かしい人の姿を求めて、村の中をさまよった。
「母さん………………シンシア……」
呼ぶ声に、応える人は……いない。
村の中心へとたどりついた僕は、沼地――もともと、そこは花畑だった――に浮かぶものを
見つけて駆け寄った。毒水に触れた手に鋭い痛みが走ったけれど、構わずにそれを拾い上げる。
それは、羽帽子だった。幼なじみのシンシアが、いつも身につけていた……今朝も、
被っていたのを覚えている。
「……シンシア………………っ!」
羽帽子を抱きしめ、僕は声を上げて泣いた。
1しばらくここにいる 2村から出る
1しばらくここにいる でおながいします
37 :
しおん:02/07/07 00:42 ID:???
1でおながいします
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
36番さんは1を選ばれました。
僕が、17年間暮らした村。
僕の好きな人、僕の記憶、すべてがここにあった。
僕はこの場所以外を知らない。知識として、他に広い世界があることを知ってはいたけれど、
生まれてから一度もこの村を出たことはなかった。
それを不思議に思ったことがなかったと言えば嘘になる。
でも、村のみんなが暖かかったから……父さんがいて、母さんがいて、シンシアがいて……
だから、他の場所へ行こうとは思わなかった。
だけど……。
『私たちはお前の本当の両親ではない』
『お前は世界を救う勇者なのだ』
地下室で聞かされた言葉がぐるぐると頭の中で渦を巻く。
そう言って僕を閉じこめ、みんなは笑っていってしまった。
魔物との、絶望的な戦いの中へ。
僕は、シンシアの帽子を握りしめる。
嘘だ、嘘だ、僕が勇者なんて信じられない。
大切な人も守れない勇者なんているものか。
毒の沼の中で、僕は首を振り、ただただ涙を流し続けた……。
1とりあえず立ち上がれや 2そのまま泣け、涙枯れるまで
3誰か登場させてみよう
3で。
期待してるから無理しすぎない程度に頑張れ
ありがとうございます。頑張りますー。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
39番さんは1を選ばれました。
そのまま、どれほどの時間が流れただろうか。
僕は肩に置かれた手に温もりに、顔を上げた。
そこにいたのは……。
1木こり 2旅人 3村にいた吟遊詩人
2 でお願いします。
頑張って! ……斬新な試みをする貴方に燃えますた(w。
ああああああああああああああああああああミス発見!
>>40は、39番さんは3を選ばれました。
の間違いです。やってもうた……。39番さん、すみません。
>>41 ありがとうございます。さっそくミスしてますが(;´Д⊂
昔ゲームブックに燃えた経験を生かして(w
しかし、こういったリアルタイムものは初めて、なりきりすら
経験がないので、こうしてキー打ってても緊張で手が震えます。
小心者です。途中でヘタレたら笑ってやってください。
本文が長すぎると言われた……(;´Д`)
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
41番さんは2を選ばれました。
「どうしたんだい?」
そこにいたのは、40歳ぐらいの女性だった。
村にいた女性たちとは、少し雰囲気の違う格好をしている。
長めのチュニックに革帯をしっかりと締めて、丈夫そうなズボンにブーツ。マントの上には
大きな荷物を背負っている。
それが旅装というものだと知ったのは、後になってからだ。
僕は初めて会う村人以外の人間に、ほとんど怯えていた。
「森で薬草を採っていたら、こっちから煙が上がっているのが見えたからさ……ああ、怯えてるね。
可哀想に。いいよ、何も言わなくても。何があったか見ればわかるさ。まったくひどい世の中に
なっちまったもんだよねぇ」
彼女は薬草などを扱う旅の行商人だと言った。
「だけど、最近は魔物が凶暴化してるからね、私もそろそろこの商売をやめようかと思っているのさ」
女性は背中の荷物を開け、僕の前に薬草を差し出した。
「だからさ、あんたにコレ、あげるよ。役に立てておくれ」
「僕は……」
僕の言葉を待たず、彼女は僕の手を取って、毒でただれた皮膚によく揉んだ薬草をあてた。
ひんやりとした感触が、痛みを取り去っていく。
「あんたもさ、いろいろと大変なこともあるだろうけど、頑張って生きていくんだよ」
1女性の手を振り払う 2そのまま女性の言葉を聞く
もし、選択肢に希望するものがなかったら、新しい選択肢を作るのも
可ですー。また、選択と関係なくても、希望するシチュエーションを書いて
あったりすると、反映されることもあるかもしれませんです。
じゃあ、3で女性を押し倒す(w
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?
……そうきましたか、ははははは……………………
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
45番さんは3の女性を押し倒すを選ばれました。
……知ったようなことを言って………………!!
僕の胸に、突然怒りがこみ上げてきた。
それは、本当は魔物たちに向けたものだったのかもしれない。
それとも、無力な自分に対する苛立ちだったのか。
制御できない感情が胸の中を吹き荒れて、気がつくと、僕は女性を押し倒していた。
「いたっ、何を……!」
毒の沼に倒されて、女性の皮膚がたちまちただれていく。
それにも構わず、僕は女性の服に手をかけた。
だが。
暴れていた女性が不意に大人しくなり、僕を抱きしめたのだ。
「可哀想に……可哀想にね。そんなに傷ついていたんだね………………」
女性が僕の耳元で呟く。あまりにも小さな声で、最後の方はよく聞き取れなかった。「ごめんね」
と言われた気もするけど、たふん気のせいだ。彼女が謝る理由はないから。
次に彼女が口にしたのは、最強の眠りの呪文だった。
僕の魔法の師匠さえ、知ってはいるけれども唱えることはできなかった高等呪文。
まさか、こんな女性が……?
薄れる意識に逆らって、僕は必死に瞳を開けた。そこにいたのは……。
1シンシア 2見知らぬ天空人
もうどなたもいらっしゃらないかな?
とりあえず、私も休みます(w
再開は昼頃の予定です。
今回に限って、選択肢は多数決を取ります。
再開するまでに票数の多かった方が、次回の展開です。
同点の場合は先着順。
……レスがなかったらどうしようとドキドキしつつ、おやすみなさい!
乙です!!!
すごく楽しみにしてるのでがんがってください!!!
2見知らぬ天空人 でおながいします。
すげえ面白いです!
今回の選択肢は迷うなあ。
だけど、天空人ってのを 田舎の村にいた勇者が識別できるのか?
という疑問があるので、
(羽のはえた人型モンスターとか思わないかな、という)
1シンシア かな………。
1 シンシア が良いかな。
(帰ってきたら全文読むから〜頑張って!)
シンシアがイイです!
頑張ってくださいね〜!!
おはようございます←もう昼ですが
ここで選択締め切りですー。
1のシンシアに決定いたしました。
>>48-51 暖かい励まし、ありがとうございます〜!
あと11時間、頑張ります。
続き、これから書いてくるので、少々お待ちくださいー。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
そこにいたのは、シンシアだった。
……生きていたんだ……!
喜びに震える僕の前で、だけどシンシアは悲しそうな顔をして首を振った。
どうして?
次の瞬間、僕も理解した。シンシアの姿は半分透けて、中年の女性の姿に重なっていたから。
……それでも、いい。
もし、シンシアが魂だけの存在なのだとしても、いい。
もう一度、一緒にいられるのなら、それで。
目が霞む。
ダメだ、眠っちゃ。シンシアが還ってきたのに。
『わたしたち、いつまでもこうしていられたらいいのにね』
あの約束を守るんだ。今度こそ、離さない。
懸命に腕に力を入れようとするけれど、体が言うことを聞かない。
シンシアの笑顔が遠くなっていく。どんどん、どんどん……影が薄くなって、そして…………。
シンシアの面影が消えた瞬間、僕は意識を失った。
次に目覚めたとき、僕は……。
1木こりの家 2ブランカの牢屋の中 3中年女性の家の中
2 ブランカの牢屋の中!! ど、どんな展開なんだろ?
がんがってますね。それぞれ楽しく読ませていただいてますよ〜。
ありがとうございます〜
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
54番さんは2を選ばれました。
次に目覚めたとき、僕はブランカの牢屋の中にいた。
僕を訴えていたのはあの女性だった。
あの後、シンシアに憑依されていた女性も我に返って、抱きついている僕に心底、
ビックリしたらしい。
彼女にしてみれば、いつの間にか知らない場所にいるわ、商売道具の薬草は使われてるわ、
毒沼に押し倒されてるわで、てっきり僕にあやしの術でも使われたのかと思ったらしい。
僕が寝てるのを幸い、ひっくくって身動きできなくしてから、ブランカまで役人を呼びに行ったんだとか。
僕はラリホーマで眠りこけていて、別にくくらなくても逃げられはしなかったんだけど、
そんなこと、女性にわかるわけないからね。
取り調べのためにブランカ王の前に出た僕を、女性は薄気味悪そうに見つめている。
さて、どう説明しようかな……。
1正直に話す 2僕が女性に襲われたのだと主張する 3ごまかす
う〜ん。これは
1。ショウジキモノ勇者
2。ハラグロ勇者
3。クチタッシャ勇者
になってしまう、性格づけが決定してしまいそうな重要なポイントですね……。
選べない。選べないよ〜〜。・゚・(ノД`)・゚・。 全部見てみたいよ〜〜〜。
でもここはひとつ、
2。腹グロ勇者……もとい
2僕が女性に襲われたのだと主張する で。
ご明察〜! まあ、女性を襲った時点で性格悪そうですけどね(w
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
56番さんは2を選ばれました。
僕は逆に女性を睨みつけた。
「とんでもない。僕の方がこの人に襲われたんです」
「何だって!?」
「僕の……僕の村は、魔物に襲われて、僕以外は全滅しました。僕が呆然としていたら、
この人がやってきたです。最初はいろいろと慰めてくれてとても親切な人だと思ったんですが、
この人のくれた薬を飲んだら、急に眠くなって……」
できるだけ哀れっぽく、僕は王様に身の上を訴えた。
前に本で読んだんだけど、上手な嘘というのは真実をちょこっと混ぜればいいらしい。
村の様子も、僕が眠らされていたのも本当(眠り薬じゃなくて、ラリホーマでだけど)だったせいか、
王様は僕の言葉に深く頷いた。
収まらないのは女性の方だった。まあ、当然だけど。
「何てこと言うんだい! それじゃ、あたしが悪いってのかい!?」
「それじゃあ、どうしてあなたは僕の村に来たんですか? あんなへんぴな場所に……何か企み
でもあったんじゃないんですか」
「だからそれは! ……き、気がついたらあそこにいたんだよ。あたしだって、わけが
わからなくて……」 女性の言葉が、自信なさげに弱くなる。その姿は、後ろ暗いところがあって狼狽えている
ようにも見えなくもない。
周囲の人間がザワザワと騒ぎはじめる。空気を敏感に察したのか、女性はますます狼狽えた。
「本当だって! あたしは何にも」
「ああ、もうよい」
王様が手を振って、女性を黙らせる。
「ふむ……少年よ、では、そなたはこの者が何か企みごとをしていたと申すのだな? それゆえに、
そなたを襲ったと」
うーん、どう答えようかな。
1完全に悪者にしちゃうのも気が引けるのでフォローする
2もちろん罪をかぶってもらうとも
徹底的に腹黒でいってほしいので
2もちろん罪をかぶってもらうとも
で。こんな勇者いやだ(w
ああ、更正の機会も空しく……(w
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
58番さんは2を選ばれました。
「そうとしか考えられません」
僕はキッパリと言い切った。女性は赤くなったり青くなったりして絶句している。
僕を牢屋になんぞ入れてくれた礼だ。ざまあみろ。
「そうか。じゃが、それにしても不思議だ。そなたを首尾よく眠らせておきながら、なぜこの者は
わざわざ役人を呼んだのであろうな?」
王様は、あごひげを撫でながら僕をじっと見つめた。ちぇっ、なかなか鋭いな、この人。
1わかるわけがないと突っぱねる
2魔物のせいかもと言ってみる
う〜ん、書き手の469さんをとことん悩ませるなら
3)「盗人猛々しいというやつじゃ無いですか? 殺人事件だって
第一発見者を疑えっていうじゃないですか」
と言う。
という3つめの選択肢を作ってしまうところだが(W)
このへんで更正してもらおうということで
2)魔物のせいかも と言ってみる
3でなくて、つくづくよかったです。ゲームオーバーまっしぐらに
なりそう(w
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
60番さんは2を選ばれました。
「……魔物のせいかもしれません。この人の言葉を信じるならば、記憶がないということですし、
操られていたとは考えられないでしょうか」
僕は考え考え言葉を紡いだ。ま、チクチクいじめて気はすんだし、そろそろ許してやろうか。
「そうじゃな……そなたの村も魔物に襲われたというし、魔物が何らかの企みを抱いておるのかも
知れぬ」
王様は一呼吸置くと、裁定を下した。もちろん僕におとがめはなし。女性も魔物に操られた
のだろうってことで、罪には問われなかった。
「ところで、少年よ」
礼を言って退出しようとした僕を、王様が呼び止めた。
「そなた、これから行くあてはあるのか?」
1なくて困ってます
2ないけど、何とかします3あります
改行失敗……。
1なくて困ってます
2ないけど、何とかします
3あります
です。
お疲れさまです〜!まだ冒険はじまったばっかりですねえ。
続きがんがってくださいっっっ。
ここは3ありますでおながいします。
64 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/07 17:59 ID:wJgeeBaU
469/wPAwさん、とても素敵な支援ありがとうございます!
更新してるか見に来るのが楽しみになってます。
頑張ってくださいー!
自分も選択させていただこう…
2で強気な勇者を強調するのもいいかもしれないけど
今まで強気だった勇者が突然不安になるのもまた一興かも。
というわけで 1)なくて困ってます でお願いします。
65 :
64:02/07/07 18:01 ID:???
うっかり下げ忘れた…ゴメンなさい…
>>63 長いプロローグでした(w
でも、今回でようやく旅立ってくれそうです。
時間中にどこまで行けるか、ドキドキですー。
>>64 ありがとうございます! 私自身、楽しんでやらせていただいてますー。
惜しくも今回は遅れちゃいましたけど、またぜひ選択してみてくださいね。
……ちょっとネタバレしちゃおうかな。1だと、実はトルネコルートに入った
んです。王様が就職口を探してくれるという設定で(w
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
63番さんは3を選ばれました。
「あります」
僕はキッパリと答えた。『行くあて』ではないけど、僕には心に決めていることがあった。……僕の村を滅ぼした魔物を
探して、そして復讐してやる。
「そうか……」
僕の言葉に頷くと、王様は立ち上がった。
「ならば、何も言うまい。地獄の帝王の復活のウワサに、人々は不安におののき、魔物は勢いづいておる。
じゃが、希望を捨ててはいかんぞ。達者で暮らせ」
王様に礼をして、僕はその場を後にした。
1まずは情報収集だ
2買い物するか
3とりあえず町の外に出てみる
1時間ほど席を外しますので、今回も先着順でなく、多数決方式で展開を
決めたいと思いますー。よろしくお願いいたします。
RPGの基本、1番でおながいします
ここは果敢に 3とりあえず町の外に出てみる で。
そして間違ってホフマンの宿屋にひとりで特攻、
「この陰気な人とは一緒にいたくないなあ……」等と思っていただきたい(W)
ただいまー。チョト遅れてしまいました。
おや、同票ですね。
それでは先着順で1番で行かせていただきます。
これから書いてくるので少しお待ちを。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
67番さんは3を選ばれました。
僕は町に出て情報収集をしてみることにした。
町の真ん中を脳天気な顔して練り歩いているヤツらがいたので話を聞いてみると冒険者だという。
「勇者が魔物に殺されたんだってね。だけど、僕たちがいるから大丈夫さ」
一瞬、殴り倒してやろうかと思ったが、ヤツらの背後に城の兵士が見えたので止めた。
『あなたは殺させないわ』
僕に姿を変え、駆けだしていったシンシア。……そうだ、勇者がいるというのなら、彼女こそがふさわしい。
なおも情報収集を続けたが、有力そうな手がかりはなかった。ただ、エンドールという
町では近々、王女とボンモールの王子との結婚式があるという。
人が集まっているだろうから、僕の村を滅ぼしたヤツらについて、何か聞けるかも知れない。
1エンドールへ行く
2ボンモールへ行く
3山奥の村に戻ってみる
4.さばくの宿屋へ行く。
ナンツッタリシテ(・A・)
2.ボンモールへいく で おながいしまつ
って、どうやっていくの?
あ、エンドールをスルーしていけばいけるのか……。
さばくの宿屋、大人気(w
ホフマンと2人旅なんて展開も面白かったかもですね。
ちょっと後悔。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
71番さんは2を選ばれました。
結婚式には、もう少し間がある。当日になればもっと人も増えて、情報も集まるはずだ。
僕は、先にボンモールへと行くことにした。
実を言うと、人慣れしてないから、あまり大勢の人間がいる場所へ行くことにためらいもあった。
もう少し経験を積んでからでも遅くはないだろう。
それに、ボンモールは以前に武器や防具を買い集めていたという。何かいいものが買えるかもしれない。
ボンモールはエンドールの北、さほど遠くない場所にある。街道もしっかり整備されていて、
あまり苦労せずに着くことができた。さて……。
1ボンモール王に会う
2情報収集
3武器・防具屋に行く
勇者の一人旅はどこまでも続く。
はたして時間内に導かれし仲間たちに会えるのか(w
2だろ。常識。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
73番さんは2を選ばれました。
町や城の人たちに話を聞いて回った。王様はリック王子の結婚式のために、エンドールへ出がけて
留守だそうだ。何となく無駄足踏んだ気分だ。
魔物に関する情報も具体的な手がかりは何一つ得られなかったが、少し面白い話を耳にした。
ブランカには天女と恋をした木こりの話が伝わっているらしい。そんな話、初めて聞いた。
天女、か。そういえば、太古の昔には天空人がいたという伝説もあったな。母さんが
お伽話に語ってくれた……。
『私たちはお前の本当の両親じゃない』
父さんの言葉を思い出して、チリリと胸が痛む。
だけど、例え血のつながりはなくても僕にとって父さんは父さんだし、母さんは母さんだ。
「あの、ちょっと」
物思いに沈む僕を、呼び止める声があった。
1うら若き女性の声
2いい歳のじいさんの声
いい歳したじいさんなら「これ、そこの若いの」と呼び止めそうだから
1の美人なお姉さん
じじい! ドラクエのじいは素敵!
ってことで、
1.うら若き女性の声
で(藁)
おっとダブル指名!
75さん、美人がいいんですね(w
大丈夫、とっておきの美人です。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
75番さんは1を選ばれました。
僕を呼び止めたのは、若い女性の声だった。喜び勇んで振り向くと、褐色の肌に切れ長の
瞳をした美しい少女が立っていた。
「あなた……とても強い光を持っていますわ」
少女は大きな水晶玉をかざして、僕を見つめた。
1危ないヤツだ、関わり合いになるのはよそう。
2占い師かな、占ってもらおうか。
3とりあえず口説こう。
わーい、ようやく出ましたーーーーーー!>導かれし者
長かった……。
勇者くんの口説きを見たい!
3とりあえずくどこう で
3以外の選択肢を選ぶ者がいるだろうか?いやいない。
ひーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー3番ですか……
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
78番さんは3を選ばれました。
僕は少女に近づくと、水晶玉をもつ手に触れた。
「輝いているのは、貴女の方です。その瞳の美しさの前では、この水晶玉すらくすんでしまいます」
「ま♪ お上手ね」
少女は頬を染めて俯いた。そして下から見上げるようにして、僕を見つめる。
「あの、あた……わたし、少し喉が乾いてますの。よろしかったら、ご一緒にお酒でも」
「姉さん!」
少女の言葉を後ろから飛んできた怒鳴り声が遮った。
そちらへと目を向けた僕は目を丸くした。
目の前の少女とうり2つの顔かたちをした少女が、まなじりを怒らせて立っていたのだ。
双子か……いや、後ろの少女の方がわずかに若い。
「また勝手に私の水晶玉を持ち出して! 神聖な占いの道具を男の人をひっかける口実に
使わないでって、あれほど言ったのに」
「そんなに怒らないでよ、ミネアちゃん〜。だって、ここってエンドールと違って何も
ないんだもん。楽しみは積極的に生み出さなきゃ」
「何が楽しみですか! だいたいどうしてこの町に来ることになったと思ってるの。姉さんが
エンドールでさんざんニセ占いをして信用落としてくれたからじゃないの」
2人は――どうやら姉妹のようだが――僕のことなどそっちのけでケンカを始めた。何なんだ。
1放ってどこかへ行く
2ケンカを仲裁する
3面白いので煽る
時間的に最後の選択になると思います。よろしくお願いいたします。
普通路線(?)で2キボン
お疲れさまです〜!
今日もし勝ってたら次の試合で続き読めるんですかっ!?
楽しみにしています〜〜〜!!
(;´Д`)ハァハァ
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
81番さんは2を選ばれました。
「ち、ちょっと待てよ、2人とも落ち着いて」
女の子のケンカってのは、手よりも口が出るらしい。ものすごい言葉の応酬に口を挟むことすら
できなかった僕は、しかたなく2人の間に体を割りこませた。
「こんな往来でケンカなんてみっともない」
「あっ」
ようやく僕を視界に……というより、意識に入れたんだろう、少女――ミネアと呼ばれていた
方だ――が、口を押さえた。その頬にパッと朱が散る。
「ご、ごめんなさい。私ったら怒るあまり失礼なことを……え?」
3人の間にあった水晶玉が、その時、激しい光を放った。まるで炎……いや、太陽と見まごう
ばかりの眩しい輝き。
「これは……この光は!」
ミネアが水晶を僕の方へとかざした。
「ああ、見える……見えますわ。重なり合う、いくつもの輝き……その中にひときわ輝く大きな星。光を背負いし運命の子」
突然、神がかった口調で話し出したミネアに、正直、僕は引いた。だが、彼女はおかまいなしに言葉を続ける。
トランス状態に入っちゃって、周囲のことなんか目に入ってないって感じだ。
「あなたこそ、たった1人の方。この世界を救う、伝説の勇者様です」
「え、ミネア、ホント!? とうとう見つかったの?」
もう1人の少女が歓声を上げる。だけど僕は……。
「違う」
こんな美少女2人を前にして、我ながら愛想の欠片もない声が出た。
「僕は勇者なんかじゃない」
僕の強い否定に一瞬怯んだようだが、ミネアは断固として首を振った。
「いいえ、あなたは勇者様です」
「違う! 僕が勇者だなんて、そんなことあるわけがない。そんなこと――」
「まあまあ」
ムキになる僕と、静かに、けれども自分の主張を譲らないミネアの間に、今度は姉の方が割りこんできた。
「あんたが勇者じゃないってんなら、それでもいいわ。だけど、あたし、あんたを気に入っちゃった。よかったらしばらく
一緒に旅しない? この子とずっと2人だったから寂しくて。それともあんた、何か急ぎの用事でもある?」
何かを言いかけるミネアを押さえて、彼女は僕にウインクしてきた。
その陽気さは僕の気持ちも明るくしてくれるようで、気がついたら僕は頷いていた。
……本当は、少し、人恋しかったのかも知れない。
「よかった! そういえば、自己紹介もしてなかったわね。あたしはマーニャ、踊り子よ。こっちは妹のミネア」
「僕は――」
こうして、僕には一緒に旅をする仲間ができた。
続く……と、いいなぁ。
DQ4勇者支援SS、ひとまずENDでございますー。
参加、および読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
また、感スレや本スレでの励ましのお言葉も大変励みになりました。
お一人お一人に抱きついて感謝のキスをしたい気持ちでいっぱいですが、
本当にやったらタイーホされそうなので、まとめレスではありますがこちらにて
御礼申し上げます。ありがとうございます。
ENDとはいえ、ご覧の通り、ちゃんとしたエンディングは迎えており
ません。
もし勇者が勝ちあがれましたら、この続きを書かせていたただければと、
ずうずうしい願いを抱いております。
もしも健闘空しく敗退してしまった場合は、もう少しちゃんとした形の
エンディングを書かせていただきます。
もしよろしければ、その時にも呼んでいただければ幸いです。
>>85 勇者勝ったみたいだね。乙彼
しかし決勝までいったとしてもピサロまでは到達できないだろうな。
おもしろいからそれでいいけど。
勇者勝ちましたねー! いやっほーーーーーーーーーーーー!!
>>86 このペースでは、仲間が全部そろうのかすら難しそうですねー。
でも、楽しんでいただけたなら嬉しいです。
えと、次の勇者の試合まで、保全するだけなのももったいないので、
少しお話を進めようかと思います。ペースアップの意味もこめて(wさすがに今日のようなことは無理なので、一日一回更新で、選択は
多数決方式で決定……というのはいかがでしょう。
とりあえず、今回は勇者の名前をお伺いしようとか思います。
極力、文中に名前を出さないようにしてますが、どうしても名前が必要に
なる場面も出てくると思うのです。
よろしかったらご協力お願いいたします。
明日の更新時まで選択は有効です。たぶん夜12時前後だと思います。
1ソロ
2ユーリル
3トンヌラ
<<ソロ>>にイピョーウ。
「そろ」って入れようとしたらタイプミスで「しり」になった・・・
わーい、さっそくの投票ありがとうございますー
い っ そ し り で も !
……冗談です。
ソロもユーリルも、他にその名前の主人公のDQ4物語があるんだよね? 自分は持って無いけど。
(トンヌラは……ええと(^^;))
これから始まるここだけの主人公ってことで、他の名前がいいなあ。
最燃えで出てきた企画だから「バーニング」とかは?
ソロって名前が好きだけどね。候補の中では。
ご参加ありがとうございますー。
ソロとバーニング同票ですね。では、先着順でソロでいきます。
これから書いてきますので、少々お待ちください。
ちなみに、ソロはPS版の取り扱い説明書の中に出てくる名前ですー。
かつての「えにくす」みたいなものじゃないかと。
姉妹は旅をする上で、とても心強い仲間だった。
マーニャは火炎などの攻撃魔法、ミネアは回復魔法を中心に、さまざまな魔法を操ることが
できたのだ。
僕は今のところ、メラやホイミぐらいが精一杯。知識としては他にもいろいろ魔法は知っている。
ライデインとかね。だけど、いざ戦闘となるとそんな高等呪文は扱えない。もう少し修行を
積まなくちゃな。
ボンモール、そしてエンドールでも情報がなかったため、僕たちはブランカから南のアネイルに
向かうことにした。しかし、2つの町の間には大きな砂漠が横たわっていて、徒歩ではとうてい
乗り越えられないという。入り口にある宿屋が馬車を貸してくれるというので訪ねていったら、
宿屋の息子に「信用できない」とか言われてしまった。むか。
1馬車を盗む
2息子を説得
3父親を説得
書き忘れがあったので、貼り直し……(;´Д⊂
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
88番さんはソロを選ばれました。
姉妹は旅をする上で、とても心強い仲間だった。
マーニャは火炎などの攻撃魔法、ミネアは回復魔法を中心に、さまざまな魔法を操ることが
できたのだ。
僕は今のところ、メラやホイミぐらいが精一杯。知識としては他にもいろいろ魔法は知っている。
ライデインとかね。だけど、いざ戦闘となるとそんな高等呪文は扱えない。もう少し修行を
積まなくちゃな。
ボンモール、そしてエンドールでも情報がなかったため、僕たちはブランカから南のアネイルに
向かうことにした。しかし、2つの町の間には大きな砂漠が横たわっていて、徒歩ではとうてい
乗り越えられないという。入り口にある宿屋が馬車を貸してくれるというので訪ねていったら、
宿屋の息子に「信用できない」とか言われてしまった。むか。
1馬車を盗む
2息子を説得
3父親を説得
1馬車を盗む で
イケイケはらぐろ〜〜
また書き忘れ(;´Д⊂
試合の日とは違って、現在は多数決で選択を決めておりますー。
>>94 戻ってきたらもうレスが。ありがとうございます。
ハラグロ人生まっしぐらな勇者………………
ハラグロもいいけど、たまにはまともに2で。
2 息子を説得 で
どんなホフマンが登場するのか楽しみです
こんばんはー。皆様、ご参加ありがとうございます。
ここで選択締め切りです。
2の息子を説得に決定いたしました!
今から書いてきますので、少しお待ちを。
すみません、電話かかってきて遅れました……。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
ただし、現在は多数決で選択を決めております。
期間は次の更新時まで、だいたい夜12時前後です。
1対2で、2の息子を説得に決定いたしました。
そうか、そりゃそうだよね。初対面の人間を信用しろってのも無理な話だ」
ちょっと腹は立ったけど、こいつの言うことにも一理ある。
僕があっさりと言い分を認めたので、息子は呆気にとられたような顔をした。
「そこで、さ」
僕はその間抜け面にぐいっと顔を近づけた。
「お互い、もっとよく知り合うためにも、一緒に旅をしようよ」
「は?」
「旅はいいよー、いろんな場所を見て回れるし、可愛い女の子とも知り合いに
なれるし」
僕がチラリと後ろを見ると、察したマーニャが艶やかに微笑んだ。
「そうねー、あたしももう1人、道連れが欲しいなって思ってたのよ。ほら、
あたしたち男1人に女2人でしょう? バランス悪くて」
唇に指を当てる仕種は、本当に色っぽい。
「あなたが一緒に来てくれたら嬉しいわ。嫌になったら、アネイルですぐ帰れば
いいんだし……もちろん、嫌になんてなって欲しくないけど」
ゆっくりと近づいて、宿屋の息子の顔をのぞきこむ。ヤツは顔を真っ赤にして、
ゴクリと唾を呑んだ。さすがは踊り子、人の心を掴む手段に長けている。すっかり
マーニャのペースだ。
「あたしはマーニャ、あなたは?」
「ホ、ホフマン……」
「あたしたちと一緒に来てくれる?」
息子……ホフマンは、こくこくとせわしなく何度も頷いた。
暗いヤツだと思っていたが、お前も男だな、ホフマン。
こうして、僕たちは首尾よく馬車を借り、砂漠を超えることができた。一緒に
旅してみると、ホフマンは魔法は使えないが力が強く、なかなか頼りになる仲間
だった。
「あ、アネイルが見えてきました!」
御者台からホフマンが弾んだ声をあげる。最近では人間不信はどこへやら、
すっかり明るさを取り戻している。
さて、アネイルではまず何をしようか。
1情報収集
2温泉だ温泉!!!!!!
温泉温泉! 混浴きぼ〜ん
温泉ヽ(´∀`)ノ ワーイ
こんばんは。ご参加ありがとうございます。
ここで選択締め切りです。
2の温泉に決定いたしました。
そ ん な 気 は し て い ま し た(w
今から書いてきますので、少しお待ちを。
アネイルは温泉町として栄えている場所だ。もちろん僕たちも、入るのを楽しみにしていた。
僕たちは、宿をとるなり温泉へと向かった。
ところが。
「こ、これは……」
温泉の入り口へとやってきた僕たちは固まった。
温泉は、ひとつしかなかったのである。
つまり、ここって――。
「混浴ですね!」
ホフマンが弾んだ声をあげた。
「あらあら」
マーニャがどうしようかなとうように首を傾げる。ミネアは表情を硬くして、後ずさりをしている。
と、そこへ声がかけられた。
「すみません、ここは男の方は昼間、女の方は夜の時間交代制になってるんです。あ、でも」
温泉の管理人らしき女性は、僕たちをチラリと見つめた。
「ご家族なら、一緒に入れますけどぉ」「もちろん家族です!」
……と、答えようとしたが、ミネアの冷たい視線を感じて、僕は別の言葉を口にした。
「ええーと、家族じゃないので……今、夕方だけど、この時間だとどっちが入れるんですか?」
「今からですと、女性入浴時間になります」
「そうですか。……じゃあ、マーニャ、ミネア、先に入っておいでよ」
「悪いわねー。あたしは別に混浴でも構わなかったんだけど」
「姉さん!」
真っ赤になったミネアが、ケラケラ笑うマーニャの手を引っ張って温泉へ引きずっていく。
あーあ、混浴の夢破れたり。僕がガッカリと肩を落としていると、ホフマンが腕を引っ張った。
「こっちの生け垣から、温泉を覗けそうですよ」
1温泉を覗く
2情報収集
>>101さんすみません、混浴にできませんでした〜(;´Д⊂
そしてホフマンがドンドン変なヤツに……。
温泉を覗く で
たしかPS版だと、覗くところに商人かなにかいたような。
そういうわき役が出てくるのもいいな〜と
田代!田代!
107 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/11 15:50 ID:4VfXCadE
マーシーでお願いします。
こんばんは。ご参加ありがとうございます。
ここで選択締め切りです。
満場一致でタシーロに決定いたしました(w
>>105さん
それって、アネイルでしたでしょうか?
捜したのですが、それらしい人がいなくて……。
でも、別の人は出します!
今から書いてきますので、少しお待ちを。
「ホフマン! 何て……素晴らしいことをこと言うんだ!!」
もちろん僕は大賛成して、生け垣の方へと向かった。
だが、そこにはすでに先客がいた。兵士の姿をしていたので、見張りかと思って
ドキッとしたが、どうも他の国から来た人らしい。
ってことは、この人もきっと……。
「こんばんは。よく見えますか?」
だが、振り向いた兵士は妙に考え深そうな顔で首を振った。
「いいや。案内してもらってリバストの鎧を見せてもらったが、どうも普通の鎧の
ようだ。いつの間にかすり替えられてしまったのだろうか」
何を言ってるのか一瞬分からなかったけど、この温泉町のもう一つの名物、リバスト
の鎧のことだとすぐに気がついた。
要するに、この人はわざわざ温泉の裏手で、リバストの鎧のことを考えこんでいた
ようだ。ちぇ、紛らわしい。
どうしようかな、この人がいたら、覗きはできそうにない。
1リバストの鎧を見に行く
2いいや、それでも覗く!!!!!!
すみません、明日は仕事で止まるはめになってしまい、夜12時更新は
無理になってしまいました。朝、帰ってきたら更新いたします。
よろしくお願いいたしますー。
止まる→泊まる でした。
もちろん2で。
そりゃあもう、2で
113 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/13 02:54 ID:WcuLghrE
もち、タシ〜ロで。
ただいま帰りました〜。
ご参加ありがとうございます。
では、またもや満場一致で田代で(w
今回は長めに書いて、次を勇者の試合が始まってから
投下しようと思います。
参加いただいた方々、読んでくださった皆様、本当にありがとう
ございました。
もしよろしければ、明日もよろしくお願いいたします。
すみません、激しく遅れました。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
「うー、気持ちいい! やっぱり温泉はいいわねぇ」
迷っていると、温泉からマーニャの声が聞こえてきた。
「あら、ミネア。またちょっと胸が大きくなったんじゃない?」
僕とホフマンはモノも言わずに兵士を押しのけて生け垣に張りついた。うーん、湯気が
邪魔でよく見えないな……。
「ちょっと何やってるんですか、あなたたち」
兵士が後ろから声をかけてくるが、もちろん無視。
「そんなに見ないでよ、姉さん」
「いーじゃないの、姉妹なんだし」
生け垣の隙間から、紫の髪の毛が見え隠れする。思ってたより距離が近い。気づかれない
よう注意しないと。
「やめなさいよ、犯罪ですよ」
「しーっ!」
「しーっじゃなくて! 人を呼びますよ」
「いいから静かにしろって」
兵士と揉めていた僕は、生け垣の向こうが不吉に静まりかえってるのに気づくのが遅れた。
「ベギラマ!」
「バギ!!」
炎の呪文と風の呪文が、2つ同時に襲いかかってきて、僕たち3人(兵士も巻き添えになっ
た)は黒こげの上になますになった。
だがしかし。
僕は見た。
やっぱり黒こげで切り刻まれた生け垣の向こうに、並んで立つ2人の美女を。
呪文を唱え終わって、こちらを向いたままの、一糸まとわぬその姿を。
ああ、我が人生に悔いなし!
2人の姿をしっかりと目に焼きつけ、僕は幸せな気分で気を失った。
「だいたい、このマーニャさんの体をタダで見ようってのが間違いなのよ」
「姉さん、そういう問題じゃありません!!」
宿屋で目が覚めてから、僕たちはマーニャとミネアにさんざん怒られた。大人しく拝聴
しつつも、僕は顔がにやけないよう押さえるのに必死だった。
「だいたい、仮にも勇者様ともあろう方が覗きなんて……あっ」
しまった、というようにミネアが口を押さえる(ミネアが僕のことを勇者と呼んだのは
初対面の時以来で、たぶん――マーニャも――気づかっていてくれたんだと思う)。
「え、勇者って……?」
僕と同じようにうなだれて聞いていたホフマンが顔を上げた。
「まさか、あの伝説の勇者ですか? 彼がその人なんですか!?」
「違う! 僕は勇者じゃない」
僕はそっぽを向いた。ホフマンが困ったような顔をして姉妹を見つめ、マーニャが肩を
すくめるのが視界の端に映った。けど。
僕はそのまま宿屋のベッドに潜りこんだ。
僕は勇者じゃない。
地獄の帝王なんか知らない。
ただ僕は、僕の村を滅ぼしたヤツを探し出して、倒したい。
それだけだ。
次の日、僕は勢いよく毛布をはぎ取られて目を覚ました。
「いつまで寝てんのよ。ほら、起きた起きた」
マーニャの太陽のような笑顔がそこにあった。
「朝食が冷めちゃいますよ」
「パトリシアも元気いっぱいです。いつでも出発できますよ」
ミネアとホフマンもその後ろから顔を出して笑ってる。
二、三度瞬きして、それから僕の顔にも笑みが浮かぶ。
「よーし、出発するか!」
1コナンベリーへ
2リバストの鎧を見に行く
今日も楽しみです!!
2リバストの鎧を見に行く
でおながいします。がんがってくださいね!!!
ありがとうございますー!
今日は、あまり長時間は中断しない予定です。がんがります。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
118番さんは、2を選ばれました。
兵士の言っていたことを思い出して、出発前に教会にあるリバストの鎧を見に行くことに
した。が、シスターが入り口で頑張っていて、見せてくれない。
観光のウリのひとつだろうに、見せないってのはどういうことだこら。
「やっぱ、ニセモノだから見せたくないんじゃないの」
マーニャがひそひそと囁く。が、しっかりシスターの耳には入ってしまったようだ。
「なんてことを言うんですか! よろしいですわ、ご覧になってください」
マーニャが鉄の扇の陰に隠れて、チラリと舌を出す。どうやらわざとだっらしい。さすがだ。
部屋の中に入り、鎧を目にした僕たちは言葉を失った。
「どうです、素晴らしいでしょう」
シスターが自慢げに微笑む。
だけど、違う。僕たちは感動したんじゃなくて、呆然としたんだ。
中央に置かれた鎧は金色に輝き、繊細なレリーフが施され、至る所に宝石が飾られている。
確かに、素晴らしい。
でも、それはどう見ても実用性のあるものじゃなかった。
だいたい、傷ひとつないのがおかしい。
リバストという戦士は、かつて魔物たちが世界を蹂躙し、この村を襲ってきたときに
命を懸けて村を守った英雄なのだという。
だったら、その鎧はもっとボロボロになっていて当たり前なのに。
やっぱり本物のリバストの鎧は、失われてしまったんだろうか。
「納得いただけましたかしら。以前も、おかしな帽子を被った太った商人が来て、ニセモノだ
なんだと言いがかりをつけられて迷惑しましたのよ。あなた方も、変なウワサに惑わされ
ないで下さいましね」
シスターの言葉にはあえて応えず、ただ礼を言って、僕たちは教会を後にした。
アネイルから南下すると、コナンベリーに着く。ここは、海の男たちが集まる港町だ。
ところが、何となく町の中の様子が変だ。聞くと、大灯台に魔物が巣くって、船が出せなく
なっているという。太った商人が1人で魔物退治に出かけたらしいけど……。
1大灯台へ
2商人が灯台を灯してくれるのを待つ
他力本願の
2でお願いします!
どんどん情けなくなっていく勇者(w
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
121番さんは、2を選ばれました。
魔物退治をしてくれる人がいるというのなら、その人に任せておくとするか。
僕たちは、町をブラブラしながらその人を待つことにした。
港のドックでは、その商人が作っているという大型船が建造中だった。いろいろ話を聞くと、
かなりやり手の人らしい。ブランカからエンドールへと続く地下道を作ったせいで魔物に
終われているとか。
その時、ホフマンが手を打った。
「あ、もしかして商人ってトルネコさんのことかなぁ。あなたたちが来る前に、時前の馬車で
砂漠を超えられた人がいたんですよ。すごく太ってて、変な帽子を被ってたなぁ」
……太ってて、変な帽子を被ってる? それって、例の教会でリバストの鎧がニセモノだって
言ってた商人と同じ人のことなんじゃないか?
ふーん、ちょっと興味が出てきたな。トルネコ、かぁ。帰ってきたら、会ってみようかな。
ところが、いつまで待っても商人は帰ってこない。
1大灯台へ行く
2まだ待つ
いやー面白いですね!いま一気に読んじゃいました。
どんな選択肢もこなす◆469/wPAwさんの順応性が凄い!!
がんばってくださいね!応援してます。
選択肢は俺は1がいいっすね。
どんな展開になるか楽しみです。
すまみせん、時間かかってしまいました……。
ありがとうございます。少しでも面白いと思っていただけるなら
嬉しいです。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
123番さんは、1を選ばれました。
気になったので、やっぱり大灯台へと行ってみることにした。
灯台までの道すがらも、商人が帰ってこないかと注意してたけど誰とも行き合わなかった。
これは商人……トルネコに何かあったと考えた方がいいだろう。
灯台の中に入った僕たちは、商人の名前を呼んで彼を捜し回った。だが、魔物の死骸が
ところどころに落ちているだけで返事はない。
2階も同じだった。3階に昇った僕たちの前に、ミニデーモンが現れた。
「ケケケケッ、トルネコを助けに来たのか? 遅い遅い、あいつは今頃、もう灯台タイガー様に……」
「何だって!?」
ミニデーモンを切り倒そうとしていた僕は慌てて剣をしまい、ヤツを捕まえた。
「灯台タイガーってのはどこにいる!?」
「何をするんだ。灯台タイガー様は強いんだぞ、凄いんだぞ、格好いいんだぞ。お前らなんか
灯台タイガー様の」
「だから、そいつはどこにいるって聞いてるんだよ!」
ちょっと強く締め上げたら、ミニデーモンは簡単に吐いた。
「い、いちばん上だよぉ」
俺はヤツを投げ捨てると、マーニャたちを促して上へと急いだ。その僕たちの背中に、ミニデーモンが捨てぜりふを投げる。
「ちくしょう、ちょっと強いと思って。灯台タイガー様にやられちゃえ! ルーラ!!」
ゴンッ!!と大きな音がして、思わず振り返るとヤツが床に伸びていた。移動呪文ルーラを
室内で使うとは……バカめ。
5階に駆け上がった僕たちが見たのは、血まみれになって倒れている太った男――たぶん、
この人がトルネコだ――と、彼に今にもトドメを刺そうとしている灯台タイガー、それに
2体の炎の戦士だった。
「やめろぉぉおおおおおおおおーーーーーーーーー!」
僕は、灯台タイガーに向かって……。
1斬りかかっていった。
2呪文をぶつけた
2 呪文 で。
トルネコが血まみれとは。びっくり。
でもその方がカッコイイトルネコの登場になりそうですね。期待〜♪
すみません、お待たせしました。
1回書いたのが消えてしまって書き直し。・゚・(ノД`)・゚・。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
125番さんは、2を選ばれました。
僕は灯台タイガーにベギラマを放った!
「ぎゃ!」
たいしたダメージは与えられなかったが、不意打ちに驚いて、タイガーが一瞬怯む。
そのスキにトルネコを引っ張……ろうとしたんだけど、重いな、この人。
「よくもやったなぁああああ!」
タイガーが怒りをあらわにして僕に襲いかかってくる! 青銅の盾でかろうじて防いだ
ものの、手が痺れて次はもう耐えられそうにない。タイガーの後ろでは炎の戦士が呪文の詠唱を
始めてる。マズイ!!
「ラリホー!」
その時、ミネアの声が灯台の中に響いた。たちまち、タイガーの目がトロンとして、
その場に眠りこけてしまう。同時に、マーニャのイオの呪文が魔物たちの上に炸裂。
その間を縫って、ホフマンが僕を手伝いにきてくれて、ようやくトルネコを引っ張って
くることができた。血まみれだけど息はある。気絶してるだけらしい。
彼の回復をミネアに任せて、僕とホフマンは炎の戦士に斬りかかっていった。マーニャの
呪文が援護してくれる。炎の戦士は炎系の呪文には耐性ががありそうだと見たのか、イオ中心で
攻めてるのはさすがだ。
炎の戦士が放った火の玉が顔の側を掠めていく。だけど、こんなもの、マーニャのベギラマと
ミネアの火の玉に比べたら、どうってことない!
「ぅおおおおおおおおお!」
僕の渾身の一撃が、炎の戦士の胸を突き通した。ヤツの体から炎が消える。ホフマンの方も、
もう一体をしとめていた。
さて、後は眠りこけている灯台タイガーだけだが……。
1殺す
2眠ってるし放っておこう
3助けて恩を着せてみる
3。
どこまでもブラックを突き通せ!!
はいー、では、ブラック勇者で。……と調子に乗って書いてたら、恩を
着せるというより、脅迫になってしまいました(;´Д⊂
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
125番さんは、2を選ばれました。
灯台タイガーを身動きできないように頑丈に縛りあげ、待っていると、ほどなくヤツの瞼が
ぴくぴくと動いた。
「目が覚めたか」
「@+*!!」
タイガーは訳のわからない叫び声を上げて起きあがろうとする。僕はヤツの顔のすぐ横に
剣を突き立てた。タイガー(が被っていた虎の毛皮)のヒゲが一本、はらりと落ちる。
「あああああああぁ、オレのヒゲーーーーーーーーーー!!」
「暴れるな、ああなりたいのか」 床に転がった炎の戦士の骸を見て、タイガーは顔色を変えた……ようだ。魔物の顔色なんて
よくわからないが。
「だが、お前が大人しくして、僕たちの言うことに答えるというのなら、助けてやらないこともない」
タイガーはこくこくと頷いた。僕は低い声で聞いた。
「デスピサロを知ってるな、あいつはどこにいる?」
忘れもしない。あの日、地下室で聞いた名前。僕の村を襲った魔物たちの首領。
「な、なぜお前があの方の名前を知っている!」
タイガーがまた暴れ出した。
「うるさい、言われたことに答えろ」
「知らん!」
「そうか、死にたいみたいだな」
僕は剣を振りかぶった。だが。
「ああ、殺せ! あの方のことを話すぐらいなら死んでやる!!」
灯台タイガーは開き直ってそっぽを向いてしまった。そのくせ、体はガタガタ震えている。
僕はその顔……の少し横をめがけて、剣を振り下ろした。また一本、ヒゲが落ちる。
「ああっ、ヒゲ、ヒゲがぁーーーーーー」
被り物だというのに、灯台タイガーにとって虎のヒゲはかなり大切な物らしい。涙目になって
落ちたヒゲを見ている。だが。
「答えないと、ヒゲを全部そり落とすぞ」
僕の再度の質問に、タイガーは悲痛な顔をしながらも首を振った。しばし、僕とタイガーがにらみ合う。
やがて、僕は体の力を抜いた。
「やめた、面倒くさい。お前の心意気に免じて、見逃してやるよ」
1バルザックのことを聞く
2灯台に灯をともして帰る
131 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/14 16:02 ID:J4ta8XG6
64です。わーい!久々に来たらたくさん増えてますね!
一気に読んできました。やっぱり面白いです。
あと7時間で今日の試合は終わりですが、是非にも続き頑張って下さい!
選択肢にバルザックの名前が…こうなったらとことん吐かせる方向で2を。
ま、また下げ忘れた…これじゃ荒らしじゃない…欝だ氏のう…
大丈夫ですよー、sage推奨というわけでもないので。
時々は上がってるぐらいの方がいいかもしれません(w
ところで、とことん吐かせる方向なのに、2の帰るを選ばれているんですが、
いいのでしょうか……とりあえず、2でいきますね。
もし違ってたらゴメンナサイ。
そして、前スレにミス発見。
125番さんは、2を選ばれました→128番さんは3を選ばれました
の間違いです。128番さん、大変申し訳ありませんでした。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
131番さんは、2を選ばれました。
魔物たちによって闇の炎を灯されていた灯台の中に、トルネコが気絶しながらも大切に
抱えていた聖なる種火を投げ入れる。
たちまち、炎は浄化され、明々と周囲に光を投げかける。
「聖なる種火があればもう大丈夫。魔物などに炎を侵されたりはしないでしょう」
ミネアの回復魔法によって元気を取り戻したトルネコが、炎を眺めながら言った。
縄を解いてやった灯台タイガーは「覚えてろよ!」と叫びながら逃げていった。殺せば
よかったかな、という考えがチラリと頭を掠めた。だけど、その気にはなれなかった。
まあ、無抵抗の相手を殺しても面白くないしね。
……そういえば、魔物と言葉を交わしたのは初めてだったな。
大丈夫ですよー、sage推奨というわけでもないので。
時々は上がってるぐらいの方がいいかもしれません(w
ところで、とことん吐かせる方向なのに、2の帰るを選ばれているんですが、
いいのでしょうか……とりあえず、2でいきますね。
もし違ってたらゴメンナサイ。
そして、前スレにミス発見。
125番さんは、2を選ばれました→128番さんは3を選ばれました
の間違いです。128番さん、大変申し訳ありませんでした。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
131番さんは、2を選ばれました。
魔物たちによって闇の炎を灯されていた灯台の中に、トルネコが気絶しながらも大切に
抱えていた聖なる種火を投げ入れる。
たちまち、炎は浄化され、明々と周囲に光を投げかける。
「聖なる種火があればもう大丈夫。魔物などに炎を侵されたりはしないでしょう」
ミネアの回復魔法によって元気を取り戻したトルネコが、炎を眺めながら言った。
縄を解いてやった灯台タイガーは「覚えてろよ!」と叫びながら逃げていった。殺せば
よかったかな、という考えがチラリと頭を掠めた。だけど、その気にはなれなかった。
まあ、無抵抗の相手を殺しても面白くないしね。
……そういえば、魔物と言葉を交わしたのは初めてだったな。
そんなことをぼんやり僕が考えていると、トルネコがポンと手を打った。
「おお、私としたことが、肝心のお礼を言うのが遅くなってしまいました。私は武器商人の
トルネコ。助けていただいてありがとうございました」
トルネコは突き出た腹を窮屈そうに折り曲げて頭を下げた。
うわ、二重カキコ……しかも途中で文切れてるし。
すみません、
>>133は無視してください。
「いやぁ、灯台の灯をともすぐらい、何とか私1人でもなるかと思ったんですが、あんなに
強い魔物がいるとは思いませんでしたなぁ。やはり、一人旅というのは無理があるようだ。
……その、唐突な申し出ですが、もしよかったら私と一緒に旅をしていただけませんか?」
「まあ、嬉しいですわ。旅の仲間が増えるのは楽しいことですもの」
僕が答えるより早く、ミネアが答えた。その手には、いつの間に取り出されたのか、
水晶玉が掲げられている。
トルネコは、ミネアの方を向いて嬉しそうに笑った。
「そうですか。いや、こちらこそ嬉しいですよ! 初めて会った方にこんなことを言うのも
何ですが、なんとなく離れがたいというか一緒にいなきゃいけないような気がしてねぇ」
それは、僕がマーニャたちと出会ったときに感じたことでもある。そして今も。
「やーねぇ、それって口説き文句みたいよ。トルネコさんって、お・上・手」
マーニャがトルネコのお腹をほよよんと突いた。商人は慌てて両手を振り回す。
「い、いや、そんなつもりはまったく! 私にはエンドールに妻と子が!!」
その様子がおかしくて、僕たちは笑った。
こうして、僕たちの旅に、さらにトルネコが加わった。
コナンベリーに戻った僕たちは、トルネコの船で海へと乗りだした。
目指すは……。
1南の大陸
2モンバーバラ
3とりあえず、その辺をウロウロ
モンバーバラでパノンとトルネコの対決がみたい!
でもそれだといつまでも進まないから、
1 南の大陸 で。
ありがとうございますー、気を使っていただきましてヽ(´∀`)ノ
何とか仲間が全員揃うといいんですが……。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
136番さんは、1を選ばれました。
「まあ、トルネコさんは伝説の武具を捜して旅をしてらっしゃるんですか?」
南の大陸へと向かう戦場で、トルネコの話を聞いていたミネアが驚きの声を上げた。
潮風に長い髪がなびいている。
「そうなんですよ。伝説の武具は伝説の勇者しか装備できないそうですが、ひと目見て
みたくてねぇ」
ホフマンが、一瞬、僕の方に視線を向けたけど、僕は黙っていた。
「アネイルの温泉に天空の鎧があるって言われて観に行ったんですが、ニセモノでしたし」
「あたしたちもあの鎧見に行ったのよー。あれ、でも、あの鎧ってリバストの鎧ってん
じゃないの?」
「天空か鎧と呼ばれていたそうです。教会裏の墓地で出会ったリバストの幽霊が言って
ましたよ」
「ゆ、幽霊!?」
ホフマンが恐ろしそうな声を上げるが、ミネアとマーニャは平然としている。
「鎧が失われたのがよほど悔しいらしくてねぇ。見つけてくれと頼まれました」
「ああ、そういえばあの墓場には、何かの気配を感じましたわ」
占い師のミネアは、超自然的な物に対する感覚が鋭いんだろうな。ホフマンは怖がって
すっかり後ずさりしている。
彼の様子に敏感に気づいたトルネコが話題を変えた。
「そうそう、南の大陸のミントスの町には、伝説の商人ヒルタン老人がいるとか。ヒルタン
老は、かつて宝の地図を持って世界中を旅して商売したといいます。同じ商人として、商売の
コツでも伝授して欲しいところですなぁ」
「ええっ、ヒルタン老人が!」
ホフマンがいきなり身を乗りだした。
「僕、ヒルタン老人にあこがれているんです! ミントスの町にいらっしゃるとは知ら
なかったなぁ」
そうして楽しく話をしているうちに(時々、魔物を倒しながら)、やがて南の大陸についた。
ミントスの町に入った僕たちは……。
1ヒルタン老人を訪ねる
2宿屋を確保する
139 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/14 18:01 ID:ZNoRxT.Q
1でお願いします。
とりあえず、仲間を集めましょう。
140 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/14 18:37 ID:r/XTCAVM
仲間が集まり、仲間が別れ……。さようなら、ホフマン。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
139番さんは、1を選ばれました。
ミントスの町には、ヒルタン老人の話を聞きに世界中から人がやってくるのだという。
そのため、町の真ん中に高台が用意され、老人が毎日講義しているという。
その講義を聞きながら、終わるのを待っていた僕たちだったが、ホフマンの様子が
どこかおかしい。
「どうしたんだ、ホフマン」
「……素晴らしい! 商売は何よりも心……さすがはヒルタン老人、言葉に重みがあります」
感動の涙を流していたホフマンが、くるりと僕に向き直った。
「皆さん、僕……ここでお別れしようと思います。ヒルタン老人に商売のコツをもっと
習いたいんです。そして、いつかヒルタン老人のような大商人に。それが僕の夢なんです」
突然の申し出に戸惑わなかったとは言わない。けれども、ホフマンの瞳は、今までに
ないくらい生き生きとしていた。ダメだなんて言えない。……そりゃ、寂しいけどさ。
「わかった。……夢が叶うことを、祈ってる」
「ありがとう! パトリシア(馬車を引いてるホフマンの馬だ)と馬車は、どうぞこのまま
使っていてください。この町で暮らすことになる僕には必要ないものですから」
なんてクッキー入ってたのになくなってるんだろう?
>>140は、◆469/wPAwですー。
ホフマンは、ヒルタン老人の講義が終わるや、勇んで弟子入りを志願しにいった。
あーあ、これでホフマンとの旅もお終いかぁ。短い間だったけど、楽しかったよ、ホフマン。
僕たちは宿屋に向かった。……ん? 中が妙にざわついているな。何かあったのかな。
1宿屋の人に事情を聞く
2知ったことか、宿で寝る
469さんがんがれ!!密かにファンです(w
1おねがいします
ありがとうございますー。頑張ります!
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
142番さんは、1を選ばれました。
どうやら、旅の神官が重病に倒れてしまったらしい。「わたしたちは回復呪文も唱えられますし、
何かお手伝いできるかも……」とミネアが控えめに主張し、僕たちはその神官のお見舞いに
行くことにした。
部屋の中に入ると、「うーんうーん」とベッドで苦しむ神官の横で、老人が立ったり
座ったりを繰り返していた。僕たちが入っていくのを見て、顔を輝かせる。
「供に旅する仲間が、ご覧のように重い病にふせってしまったのです。我らの主人、アリーナ姫が
お一人で薬を取りに行かれたが、もう心配で心配で……。見ず知らずのおぬしたちに頼むのも
あつかましいが、心あるお方とお見受けする。どうかアリーナ姫を捜し出し、姫様の手助けを
してやってはもらえぬか?」
1はい
2いいえ
れっつご〜 氷の洞窟!
ということで、
1 はい で。
ソレッタの王様のファンだったりもしますが、ソレッタをスルーされても
文句は申しませんわ〜〜
ライアンまで到達できるといいなあ。
ソレッタ……スルーはしませんが説明のみだったり(;´Д`)
すみませんー。ライアンまで行けるかな。行けるといいな。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
144番さんは、1を選ばれました。
僕たちが頷くと、老人はそれは嬉しそうに顔中をクシャクシャにした。
「おお、ありがたい。では、このブライもお供させていただきますぞ!」
老人の言葉に、僕たちは目が点になった。
ついてくる気か、このじいさん!?
老人――ブライは僕たちの様子など目に入らない様子で、宿屋の人に神官――クリフトという
らしい――の様子をくれぐれも頼まねば、と言って部屋を飛び出していった。
「ちょっとぉ。大丈夫なの、あんなおじいちゃん連れてって」
マーニャが心配そうに眉をしかめる。
「うーん、まあ、魔物が出てきても、馬車の中に噛まれていてもらえば大丈夫なんじゃないかな」
と、そう言う僕も自信はない。ハッキリ言って、この辺の魔物は強くて、4人で戦って
かろうじてなんとかなってる状態だ。これでお荷物ひとつ増えた日にゃ……。
だが、そんな僕たちの心配はまったく杞憂だった。ブライは魔法の使い手だったのだ。
それも、僕たちに足りない冷却系呪文が得意だという。
薬があるというソレッタへの道のりで、僕たちは何度もブライの魔法に助けられた。
正直、お荷物扱いしてすまなかったよ、ブライ。
そなんこんなでようやくソレッタに着いた僕たちだったが、なんと肝心の薬がないという。
どんな病気でも治るというその薬、パデキアという薬草の根っこが原料なんだけど、
ここ何年か前の干ばつですべて枯れてしまったらしい。
「おお、なんと……」
ブライが絶望のため息をつく。
しかし、希望は残されていた。昔、南の氷の洞窟に、万が一のために種が保管されていた
というのだ。もしかしたら、今も残っているかも知れない。
もっとも、今は、魔物が住み着いて、ソレッタの国の人は、とても種を取りに行ける
状況ではないらしい。
ちなみに、このことを聞いたアリーナとかいう姫様は、考える様子もなく洞窟へと突撃して
いったそうだ。
……いったい、どういう姫なんだ。
1氷の洞窟へ
2そこまでつき合ってられるか。帰る!
1 GoGo氷の洞窟!
がんがれ〜 がんがれ〜〜〜
1で。このスレめっちゃ好きです。頑張ってください。
頑張りまーす!
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
147番さんは、1を選ばれました。
氷の洞窟に着くと、入り口に先客がいた。
とんがった変な帽子を被った女の子1人と、戦士みたいな格好した男が3人。
「アリーナ様!」
ブライが声を漏らす。呼びかけた、というより、つい呼んじゃったという感じだ。
アリーナは僕たちには気づかず、入り口の扉を蹴破って、中へと突入していった。
「……とんでもないお姫様ね」
マーニャの感想は、その場にいる僕たち全員の感想でもあった。フライだけが憮然とした
表情をしている。
ちなみに、本当はブライは馬車に置いてこようかと思ったんだけど、絶対に行くといって
聞かないので、トルネコを馬車の見張りに残してきてる。
ともあれ、僕たちはアリーナが開けた入り口を通って中へと入った。
ここで運試し!
偶数が好きですか、奇数が好きですか?
奇数! 3が好きですっっっ
別に占いでラッキーナンバーと言われた等という事実はないですが。
なんとなく好きなのです。
わ〜い、どうなるんだろう〜
ふふふふふ。どうなるでしょう(w
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
150番さんは、奇数を選ばれました。
氷の洞窟は、その名の通り内部は氷だらけだった。
何より、地面が凍りついているのには困ってしまった。つるつるつるつる滑って、なかなか先に進めな……。
「うわぁぁぁあああああぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!」
溺れる者は藁をも掴む(この世界にこんなことわざがあるのというツッコミは却下だ)。
案の定、足を滑らせてしまった僕は、慌てて後ろのミネアの手を掴んだ。ところが。
「きゃ!」
ミネアも足を滑らせ、後ろのマーニャに抱きつき、マーニャも滑らせてさらに後ろのブライの
服にしがみついた。僕たち3人の体重がかかっては、ブライも踏ん張りきれるハズがなく、
あえなく全員で床を滑走。それだけならまだしも、滑った床の先には。
「お、お、落とし穴だぁ〜!」
何とか手前で止めようと頑張ったけど無駄なあがき。僕たちは、団子状態になって
落とし穴へと落ちていった。
もう一回、運試し!
あなたの前にカードが2枚。右と左、どっちを選ぶ?
うう、正解は偶数だったんだろ〜〜〜か………
ええい、今度は左だっ 左で!
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
152番さんは、左を選ばれました。
「いたたたたたた……」
「ちょっと、変なトコ触らないでよー!」
「こりゃ失礼」
僕はマーニャの体から手をどける。むふふ、やーらかい感触だったなぁ。
先頭だった僕は、みんなの全体重受けたんだから、これぐらいの役得があってもバチは
当たるまい。
幸い、僕にもみんなにも大きな怪我はなかった。
僕は穴の中を見回した。思ったよりずっと明るいな……と思ったら、左上に明かり取りの
窓があった。そして右手には通路。
自然の地形を活かした洞窟の中で、ここだけ妙に手の入った空間になっている。……てことは……!
僕は慌てて周囲を見回した。目的のものは、左手奥の壁際にあった。くぼみに隠れるようにして
置いてある、それは小さな箱だった。
飛びつくようにして中を確かめると、植物の種らしき粒が数十粒。これがきっとパデキアの種だ!
「やったあ!」
僕たち――僕とマーニャ――は飛び上がって喜んだ。ミネアはニッコリと微笑み、ブライの
目が潤……んだように思ったけど、気のせいかもしれない。「まったくクリフトの奴め、
苦労をかけおって」なんて呟いてたけど。
帰り道は、右手の通路を通ったら、入り口近くの隠し扉へとすぐに出られた。僕たちの
苦労は……というほど苦労もしてなかったけど、なんか悔しい。
ま、とりあえず急いで
1ソレッタへ
2ミントスへ
1でおながい
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
154番さんは、1を選ばれました。
僕たちは、ソレッタへと急行した。ソレッタ王へと手渡すと、すぐさまそれを畑に蒔いた。
すると……。
なんと、たちまち芽が出て茎が伸びて葉が茂ったじゃないか!
ああ、自然界の神秘!!
なんとなーくパデキアに不気味なものを感じつつ、僕はありがたく根っこをもらって
ミントスにとって返した。
宿にはアリーナが先に戻ってきていて、僕たちを見て――正確には、手の中の根っこを見て、
顔を輝かせた。
「まあ! あなたたちがパデキアの根っこを? 行ってもなかったから、もうだめだって
戻ってきたのに本当に嬉しいわ! さあ早く! そのパデキアをクリフトに!」
……といっても、どうやって飲ませればいいんだろう?
1煎じて飲ませる
2すり下ろして絞り汁を飲ませる
時間的にたぶん最後の選択だと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ああ、ライアンまで行けなかった……。・゚・(ノД`)・゚・。
お疲れさま。楽しかったよ。
2かな。効きそうだ。
こちらこそ、楽しかったですー。
ルールは
>>33をご覧ください(下三行除く)
156番さんは、2を選ばれました。
パデキアの根っこのすり下ろした汁を、神官――クリフトに飲ませる。
ごく少量だったから、こぼされちゃたまらないと言って、クリフトに口を大きく開けさせ、
ブライはスプーンで喉の奥に突っこんだ。
が、あまりに奥に入れすぎたらしい。神官がぐうっと戻しそうになった。
「おわっ、バカ者! 少ししかないと言うたろうが。吐くでない!!」
かなり無茶なブライの言葉だったが、クリフトは目を白黒させて飲みこんだ。
不気味な植物ではあったが、効き目は抜群だったらしい。
たちまち神官の顔色がよくなった。
回復を喜び合うブライたち3人を、僕たちはほのぼのと後ろから眺めていた。
その時。
「いいのよ、クリフト。デスピサロを捜す旅を続けましょう!」
アリーナの声が僕の耳に飛びこんできた。
「デスピサロを知ってるのか!?」
思わず僕はアリーナに詰め寄っていた。ブライとクリフトが姫を庇って前に立つ。
アリーナは戸惑っていたように大きな目をしばたたかせていたけど、
「知ってるわけじゃないわ。ただ、わたしたちのお城からいなくなった人の行方をデスピサロが
知ってるかもしれないの。だから捜しているのよ」
そう言って表情を改め、逆に僕に訊いてきた。
「あなたは、デスピサロを知ってるの?」
「……僕も、知ってるわけじゃない」
わかってるのは名前と、あの時に聞いた引き上げを命じる声だけ。
「デスピサロは僕の仇だ。だから捜してるんだ」
僕の後ろで、ぼんわずか息を呑む気配がした。マーニャたちに、僕は旅の目的を説明しては
いたけれど、これほどはっきりと断言したことはなかったから。
「そう……」
アリーナは一瞬、沈んだ顔を見せたが、すぐに元気な笑顔になった。
「じゃあ、一緒に捜しましょう。旅は多いほうが楽しいしね!」
どこかで聞いた台詞だなと思ったら、ぶっとマーニャが噴きだした。
「さんせ〜い! あたしはマーニャ。あんたとは気が合いそうだわ、お姫様」
「姫じゃなくて、アリーナって呼んで!」
アリーナはニコニコ笑ってマーニャに手を差し出している。後ろでブライがやれやれと首を
振っている。クリフトはまだ状況がよくわかってないというような顔をしている。
一気に3人も旅の仲間が増えちゃ大変だな……と考えてる僕は、それでも同行を断る気など
さらさら起きず、何となく楽しい気分になるのが不思議だった。
(終)
終わりましたーーーーーーー!
ライアンが登場してないのが激しく心残りですが、ひとまずこれで
ENDです。
つたない文章でしたが、少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。
おつきあいいただきました皆様、本当に本当にありがとうございました!
お疲れさまでした! すっごく楽しかったです。
4勇者の勝利、おめでとうございます。
続きはやらないんですか?
おつかれさまでした。
続きはないんですか?
チョト寂しいです。・゚・(ノД`)・゚・。
続きやって欲しいっす!
>>160-162 ありがとうございますー。
勇者支援という形では、これで終わりになります。今後の日程的に
一日貼り付ける日がなさそうなので(;´Д⊂
ただ、ライアンを登場させられなかったのは本当に心残りなので、彼が
仲間に加わるまでは、トーナメントと無関係にコソーリと書いてみようかな、
などと思ってはいます。
その形式で少し迷っているのですが、よかったらご意見聞かせていただけ
ますか? いつものように選択式で(w
1ゲームブック形式で続ける
2SS形式で続ける3読みたくない
1で! SSも読んでみたい気がしますが、作者の思い通りにいかない面白さみたいな
ものが読めるのはここだけなので……。
469さん、ごめんなさいです(w)
前回、多数決方式って書き忘れてるし(;´Д`)
それでは、ゲームブック形式で続行する方向で。
ルールは試合間にやってたように、多数決を考えておりますー。
ただ、ちと今、バタバタしてるので金曜日あたりから再開いたしますね。
ご意見ご指摘は随時受け付けておりますので、気がついたことがあったら、
何でも仰ってくださいませ。
今後とも、よろしくお願いいたしますー。
すみません、まだバタバタしてるので、再開は土曜日の深夜(日曜日の早朝)と
させてくださいー。
>>166 ありがとうございますー。今後ともよろしくお願いいたします。
168 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/20 23:40 ID:VvWpizKY
そろそろか?
すみません、お待たせいたしましたー。
本日から再開です。どうぞよろしくお願いいたします。
ゲームブック形式でドラクエ4のSSを作っていくスレです。
SSの最後に選択肢がありますので、お好きなものを選択してください。
お好きな選択肢がなかった場合、作っていただいてもオッケーです(w
次回更新までにいちばん多かった選択が、次の展開となります。
選択肢以外の皆様の声もなるべく反映していきたいと思ってますので、
ご希望の展開などがありましたら、ぜひ教えてくださいませ。
更新は基本的に1日1回です。
ただし、都合により間が空くこともあります。できるだけ事前に
ご連絡しますが、お知らせできない場合もあるかと思います。
なにとぞご了承下さい。すみません。
なお、この企画は最燃トーナメントの支援として考えられたものです。
ご存じでない方は、
>>33から読んでいただけると、大変嬉しいです。
面倒くさいという方は下のあらすじからどうぞ(w
【これまでのあらすじ】
突然の魔物の襲撃で、生まれ育った村を滅ぼされてしまった4勇者・ソロ。
女性を襲ってブランカの牢に入れられたり、ブランカ王にウソ八百を
並べたりとなかなか腹グロな一面をもっているようです。
自分を勇者だとはさらさら思ってない彼ですが、自分の村を滅ぼした魔物・
デスピサロを倒すため、旅へと出ます。
その途中、ボンモールでマーニャ、ミネアと知り合い、一緒に旅をすることに。
砂漠の宿屋で馬車を借り、持ち主のホフマンも同行。コナンベリーの大灯台では
トルネコと出会い、ミントスでブライ、アリーナ、クリフトと合流。
ホフマンとはミントスで別れることになってしまいましたが、6人もの仲間と
出会った4勇者の冒険は続きます。
「待ってくださーい!」
ミントスを出ようとした僕たちを、ホフマンが追いかけてきた。
「あ、あなたがたのことを……ヒルタン老人、に、話したら……これを、渡しなさいと」
走ってきて乱れた息を整えるのももどかしい様子で、僕に筒のようなものを渡す。
……これは、地図?
トルネコが僕の手元を後ろからのぞきこんで、興奮した声を上げた。
「これは宝の地図ですよ! ホフマン老人はこれを使って、世界中を旅したのです」
「そんな大切なものを、僕たちに?」
ホフマンが笑顔で大きく頷いた。
「はい。自分にはもう必要のないものだから、これから旅をする皆さんに役立てて欲しいと」
僕たちは、ヒルタン老人とは少し挨拶した程度だ。それなのに、こんな大切なものを
譲ってくれるなんて……。
大きすぎる厚意に少し戸惑ったけど、ホフマンの瞳が微かに潤んでいるのに気がついて、
素直に受け取ることにした。きっと、ホフマンが頼みこんでくれたんだろう。僕たちのために。
「ありがとうホフマン。ヒルタン老人にも礼を伝えておいてくれ」
「はい。……どうかみなさん、くれぐれもお気をつけて。またこちらの大陸に来るようなことがあったら、ぜひ訪ねてきてくださいね」
泣き出しそうなホフマンの笑顔に送られながら、僕たちは大陸を後にした。
宝の地図によれば、ここから西はキングレオ、南はリバーサイド、北は僕たちがやってきたコナンベリーだ。さて。
1コナンベリーへ
2キングレオへ
3リバーサイドへ
再開おめでとう。これからも頑張れ。
2で。
ここでリバーサイドに行ったらどうなるんだろう……と思うので
3のリバーサイド へ
久々に本筋からずれてみてホスィ
3のリバーサイドでおながいします
ご参加ありがとうございますー。
今回はほとんど実話に近くなりそうなヨカーン
ルールは
>>170をご覧ください。
3番2票対2番1票で、3番に決定いたしました。
キングレオには、マーニャたちの仇であるバルザックがいるという。だが、僕は梶を南へと向けた。
話を聞くと、バルザックはかなり手強い敵らしい。もう少し、経験を積んだ方がいいような
気がした。それに、新たに加わったアリーナたち――彼女はサントハイムという国の王女で、
ブライは宮廷魔術師、クリフトは神官だそうだ――との戦いの呼吸を合わせて
おきたいという
考えもあった。
リバーサイドには強い武器がたくさんあるとトルネコが言っていたから、そういった
武具を買えたらいいな、なんて期待もあった。今まで無駄遣いはほとんどしてないから(というか、
必要な武具もあまり買ってないような……)、お金には結構余裕があるし。
……だがしかし。
甘かった。
強い武器が売ってるってことは、それが必要なほど強い魔物が出るってことなんだよな。
「また敵よ! 右舷後方に、ダゴン3体!」
「ちっ、しつこい!!」
手強いモンスターたちを何度も相手にし、ボロボロになりながら、必死にリバーサイドへ
逃げ込もうとしていた僕たちの前に、また新たな敵が現れた。
1呪文で倒す
2打撃で倒す
3逃げる
うーん、悩む。3かなぁ。
すみません、今帰ってきて、またすぐ出なきゃならないので、
今日の更新はなしにさせてくださいー。
しょっぱなから何てこと。・゚・(ノД`)・゚・。
すみません、お待たせいたしましたー。
ルールは
>>170をご覧ください。
3番1票で、3番に決定いたしました。
ダゴンは魔法に弱い。
強敵とはいえ、仲間も増えた今の僕たちだったら勝てない相手じゃない。
ただし、それは気力も体力も魔法力も満タンの状態だった場合の話だ。
かろうじてHPだけは回復しておいたけど、MPは全員もうほとんど残ってないし、薬草類も
尽きかけてる。こんな状態で戦うのはあまりに無謀すぎる。
三十六計何とやら、命あってのものだねだ。
「全速前進!」
僕の指示に、他のみんなも大きく頷く。アリーナですら(このお姫様は武術大会で優勝したことも
あるという戦闘好きなのだった)文句は言わなかった。
幸い、ダゴンが進路後方に現れてくれたこともあって、僕たちはヤツらに追いつかれる前に
リバーサイドに入ることができた。
『川の側』なんて名前だけあって、村の真ん中を大きな川が流れてる。
いや、というより、大きな川の両岸に村があるといった方が正しいんだろうな。
両岸をつなぐ橋はなくて、はしけで渡るようになっているみたいだ。
河口から入ってきた僕たちから見て左岸には宿屋などがあり、右岸には武器屋、その奥には
お墓も見える。川には中州もあって、そこには吟遊詩人が立っていた。
さて。
1右岸へ
2左岸へ
3中州へ
1でおながいします。
3
ええ〜と・・・
たぬき!!
たぬきがイイ!みんなでたぬき!
たぬきカッコイイよ!!!
吟遊詩人の3で。頑張ってください。
ご参加ありがとうございますー。がんばりますー。
た、たぬきって何でしょうか……何か数字を表した暗喩?
わからない〜、ごめんなさい。
ルールは
>>170をご覧ください。
3番2票対1番1票で、3番に決定いたしました。
僕たちは、まず中州へと船を寄せた。そこには1人の吟遊詩人が立っていて、空を見上げていた。
「こんにちは」
声をかけると、僕たちを振り向いてにっこり笑う。
「こんにちは、旅の人。リバーサイドへようこそ」
「さっきから空ばかり見上げてるのね。何か見えるの?」
アリーナが船から飛び降りながら、詩人に聞く。
「いえ……空を自由に飛べたなら、どんなに気持ちがいいものかと考えていたんですよ」
さすがは詩人、夢見がちだなぁ。
芸術方面にはとんと疎い僕は、何と答えていいかわからず、頭をかいた。
そんな僕の様子に、詩人は苦笑した。
「別に夢想していたわけではないのですよ。かつて、人は空を自由に飛ぶための道具を
持っていたそうです。地獄の帝王によって、その道具は封じられてしまったといいます。もし、
それが封じられずに今もあったなら、この世はずいぶんと変わっていたのではないかと
思いましてね」
トルネコがポンと手を叩いた。
「ああ、話に聞いたことがありますよ。確かその道具は、『気球』というんじゃありませんかね」
詩人が驚いたように眉を上げた。
「よくご存じですね」
「旅の商人などやってますとね、情報がいろいろと入ってくるものなんですよ」
トルネコって、本当にいろんなことをよく知ってるよな。初めて見た武器でも、たいてい
鑑定できちゃうし……。
詩人と話す商人を、僕は感心して見つめていた。それに気づいたトルネコが、得意げに
ウインクしてよこす。……両目つぶってるぞ、おい。
「実はこの村に、気球を復活させようと研究を続けている方がいるのです。もしよろしければ、
その方と会っていかれませんか? あいにく、ここにある地下道は右岸にしかつながってない
ので、もう一度船に乗って左岸に行かなくてはなりませんが……」
詩人が指さした地面には、ぽっかりと大きな穴が空いていた。どうやら、その中には
右岸への地下道があるらしい。
「面倒くさいわねぇ。どうして橋を作らないの?」
マーニャが左岸を眺めながら顔をしかめた。
「余所から来た方には、そう感じられるかも知れませんね。私たちは慣れてしまっているので、
逆に船を使った方が楽に思えるくらいなのですよ。この地下道も、ほとんど使われませんし」
そういうもんなのかな。僕からすれば、ものすごく不便な気がするんだけど。
1地下道で右岸へ
2船で左岸へ
1 地下道でモンスターの移民に出会って欲しい………
って、まだ移民の町はないのか。残念〜
1かなー。
そういや、まだライアンいないんだよね。
リバーサイドまで逝ってると、全員揃ってるような錯覚が(w
私も全員揃っているような感覚が……。地下道のモンスターにも
危うく出会わせちゃいそうでした。
ルールは
>>170をご覧ください。
1番2票で、1番に決定いたしました。
詩人の言葉も気になったけど、とりあえず武器屋に行きたかったし、墓場も気になったので
右岸に行ってみることにした。
武器屋には、トルネコの言葉通り、今までに見たこともないような武器がズラリと並んでいた。
ただし、ひとつ大きな問題が……どれもこれも、みんな高い!
いい武器は値段が張る。そんな当たり前のことを忘れていたよ……。
いちばん値段の低いバトルアックス(5500G)ぐらいなら、何とか買えるかなと思ったけど、
ギリギリで足りない。
どうしようかなと、道具袋を眺めながら悩んでいると、同じく袋をのぞき込んだマーニャが
声を上げた。
「あら、羽帽子が余ってるじゃない。これを売れば足りるんじゃないの?」
マーニャが指さしたのは、毒の沼から拾い上げたシンシアの羽帽子だった。
1羽帽子を売る
2売らないで武器屋を出る
選べない。選べないよう。・゚・(ノД`)・゚・。
羽帽子は売りたくない。
それとも腹グロ勇者だから売るかな。
ううっっっ。
でもここは
2売らないで武器屋を出る で……。
ご参加ありがとうございますー。
ハラグロだけど、純情な部分も残してる勇者になりましたね(w
ルールは
>>170をご覧ください。
2番1票で、2番に決定いたしました。
「これは、ダメだ」
僕は道具袋のヒモを締めて、羽帽子をマーニャから隠した。
この帽子だけは手放さない。これから、どんなことがあっても。
「ふーん、じゃ、ま、しょうがないか」
聡い彼女は、僕の態度にきっと何かを感じたのだろう。あっさりと諦めて、戸口へと向かった。
「お金が貯まったら、またルーラでここにくればいいもんね」
……マーニャのこう言うところに、僕はかなり助けられていると思う。正直、自分でも
それはないんじゃないかと思うような素っ気ない態度だったんだけど、彼女は気にした
素振りも見せない。
ミネアやトルネコもマーニャの後に続く。不思議そうな顔をしていたアリーナをブライが
促す。クリフトも、一瞬、僕を見たけれど、何も言わずに外へと出ていった。
僕は、道具袋の上から羽帽子を触る。……シンシア。魂になってすらも、僕を心配して
くれた君。今はもう、安心しているだろうか。たぶん、僕は、いい仲間を得ることができた
のだと思う。彼らの気遣いが、今は素直に嬉しい。
武器屋の主人に「また来ます」と告げ、僕は店の扉を押し開た。
1墓場へ
2左岸へ
せっかく右側に来たんだから、このまま
1の墓場でお願いします〜
191 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/27 20:35 ID:nofq4hkk
1
たまにはageで。
192 :
1:02/07/27 20:57 ID:???
このスレの
>>1だけど
いつのまにか全然違う趣旨のスレになってるな。
まあいいけど
>192
良スレになったからいいじゃん
1で
ご参加ありがとうございますー。
>>192 すみませんです。読んでる方にヽ(´∀`)ノと楽しんでもらえるように
がんばりますー。
ルールは
>>170をご覧ください。
1番3票で、1番に決定いたしました。
武器屋を出ると、その先の墓場にシスターが立っているのが見えた。ひどく沈んだ表情で
祈りを捧げている。
ちょうど祈りが終わったのだろう、振り返った彼女が僕たちに気づいた。
「旅の方ですわね、ようこそ、リバーサイドへ」
浮かべた笑顔は、やはり憂いに満ちている。
「あの……ぶしつけですが、あなた方は、こちらへはどうしていらしたんですか?」
僕たちは顔を見合わせた。確かにいきなりな質問だなぁ。
「この村には強い武具があると聞きましたのでね、それを買えたらと思って」
トルネコが如才なく答える。だが、シスターの顔はますます沈んでしまった。
「では、あの……あなた方も魔物退治を?」
何だかよく分からないままに、とりあえず僕は頷く。この人は、いったい何を憂いているんだろう。
「ああ、どうぞお止めください! この島に魔物の城があるというウワサを聞いて、何人もの
戦士たちが探索の旅に出ました。けれども、誰一人として戻ってきたものはいないのです……」「なんだって!? 魔物の城がこの島に?」
思わず僕が叫ぶと、シスターが驚いたように口を押さえる。
「えっ! では、あなた方はご存じではなかったのですか?」
「魔物たちは、この島に城を構えているんですか!? いったい、どこに?」
僕はシスターにつかみかからんばかりにして、質問を浴びせかけた。初めての重大な
手がかりだ、絶対に逃すものか。
けれども、シスターは青い表情をして黙りこみ、僕の質問に答えようとはしない。
1他の人に情報を聞く
2何としてでもシスターから聞く
3村を出て魔物の城を探す
改行ミスしたのでもう一度貼りまつ(;´Д`)
ルールは
>>170をご覧ください。
1番3票で、1番に決定いたしました。
武器屋を出ると、その先の墓場にシスターが立っているのが見えた。ひどく沈んだ表情で
祈りを捧げている。
ちょうど祈りが終わったのだろう、振り返った彼女が僕たちに気づいた。
「旅の方ですわね、ようこそ、リバーサイドへ」
浮かべた笑顔は、やはり憂いに満ちている。
「あの……ぶしつけですが、あなた方は、こちらへはどうしていらしたんですか?」
僕たちは顔を見合わせた。確かにいきなりな質問だなぁ。
「この村には強い武具があると聞きましたのでね、それを買えたらと思って」
トルネコが如才なく答える。だが、シスターの顔はますます沈んでしまった。
「では、あの……あなた方も魔物退治を?」
何だかよく分からないままに、とりあえず僕は頷く。この人は、いったい何を憂いているんだろう。
「ああ、どうぞお止めください! この島に魔物の城があるというウワサを聞いて、何人もの
戦士たちが探索の旅に出ました。けれども、誰一人として戻ってきたものはいないのです……」
「なんだって!? 魔物の城がこの島に?」
思わず僕が叫ぶと、シスターが驚いたように口を押さえる。
「えっ! では、あなた方はご存じではなかったのですか?」
「魔物たちは、この島に城を構えているんですか!? いったい、どこに?」
僕はシスターにつかみかからんばかりにして、質問を浴びせかけた。初めての重大な
手がかりだ、絶対に逃すものか。
けれども、シスターは青い表情をして黙りこみ、僕の質問に答えようとはしない。
1他の人に情報を聞く
2何としてでもシスターから聞く
3村を出て魔物の城を探す
196 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/07/29 00:56 ID:YaRJvgtA
2でおながいします。
ご参加ありがとうございますー。
ルールは
>>170をご覧ください。
2番1票で、2番に決定いたしました。
「お願いです、教えてください。僕の探しているヤツが、そこにいるかもしれないんだ!」
僕はシスターの肩を掴み、揺さぶった。
もしかしたら、ヤツがいるのかも知れない。この近くに。
そう思うだけで全身の血が煮えたぎるようだった。
「落ち着いてください」
僕の腕を、クリフトが押さえる。
「乱暴は、いけません」
「うるさい!」
思い切り手を振り払う。
乱暴だって? 構うもんか。僕は、どんな手を使っても、シスターから話を聞くつもりだった。
そう……どんな手を使っても。僕の手が、腰の剣に触れる。
次の瞬間、僕の頬が鳴った。
「いい加減にしなさい!」
目の前には、厳しいまなざしの褐色の肌の少女。
ミネアが僕を叩いたのだと理解するまでに少し時間がかかった。その後ろではマーニャも
手を上げた格好で固まっている。たぶん妹に先を越されたのだ。
「……悪ぃ」
咎めるような、哀しむようなミネアの視線に晒されて、少し、頭が冷えた。
ぎこちなく腰の剣から手を離して、僕はシスターに向き直った。
「乱暴してすみませんでした。でも、どうか教えてはもらえませんか。僕たちは……僕には、
ずっと探している魔物がいるんです。その手がかりが得られるかもしれない」
「ですが……」
「決して、無茶はしませんから」
「……」
「お願いします」
なおもシスターは迷っていたようだったが、他の仲間たちにも頭を下げられ、ようやく重い
口を開いた。
「わたくしも詳しい話を知っているわけではないのですが……この島のどこかに魔物の城が
あるのだと、昔からこの村では言われています。村の南にある魔神像が、そこに行くための
道を作る、と……。魔神像が動く姿を見た、という人もいるようです」
魔神像については、祠の神官がさらに詳しい話を知っているという。
僕たちはシスターに礼を言って……。
1祠の神官に話を聞きに行く
2左岸へ
3別の大陸へ向かう(どこに向かうかも書いてくださると嬉しいですー)
1でおながいします!
2でおながいします!
参加ありがとうございますー。
うおぁー、同票ですね。この場合、先着順になりますー。
200番さん、ごめんなさい。199番さん、おめでとう。
ルールは
>>170をご覧ください。
1番1票、2番1票。先着順で1番に決定いたしました。
「祠の神父様に話を聞きに行こうよ」
そう言う僕を、マーニャがじーーーーーっと見つめる。僕は肩をすくめた。
「……大丈夫だよ、もう頭は冷えた。神父様に無理に話を聞いたりしないさ」
「本当に冷えてるのかしら」
含みのある言葉に首を傾げる。
「あのね、ここに来るまでにあたしたちがどれだけ苦労して戦ってきたか、覚えてる? みんな
疲れ果ててるの。それでも外に出てこうっての? それも、魔物が活発になるこの時間に!」
……そういえばそうだった。
空を見れば、夕焼けの朱が夜の藍に場所を譲ろうとしている。
「――ごめん。とりあえず、今日は宿に泊まろうか」
冷静になったつもりで、気は急いていたのかも知れない。僕は苦笑しながら宿屋へと向かった。
あんまり人が来ないせいか、宿屋の主人が居眠りしていたりしたけれど、宿屋の居心地は良
かった。なのに、僕はあまりよく眠れなかった。やっぱりどこかで興奮してるのかな。
まんじりともせずに夜が明ける。
僕は身支度を整えて、宿屋の食堂へと降りていった。
「おはようございます」
僕が一番乗りかと思ったら、クリフトがすでに食堂に来ていた。後でわかったんだけど、
こいつは基本的に朝は早い。神官だから朝のお祈りなんてものがあるらしい。
でも、今日はそのせいで早いというわけではないようだった。目が赤い。クリフトもあんまり
眠れなかったんだろう。
僕に続いて、すぐにブライ、アリーナも降りてきた。2人とも、やっぱり赤い目をしている。
それでやっと気づいた。彼らにとっても、デスピサロの情報は喉から手が出るほど欲しいもの
なんだよな。そのために、3人は旅をしてきたんだから。
こんなことにも思い至らなかったなんて、昨日の僕は、本当に自分のことしか考えてなかっ
たんだな。
反省しつつ、今日は冷静になって神父の言葉を聞こうと心に誓う。
そうさ、剣の師匠も言ってたじゃないか。いついかなる時も心を乱さず、冷静であれ――と。
山奥の村で、僕に剣を教えてくれていた人の笑顔が脳裏に浮かんで、僕は強く目を閉じた。
彼らのことを思い出すのは、まだ辛い。あの日のことを考えれば、今もなお、全身が震える
ほどの激情が身の内を奔る。後悔と悲しみと憎悪と。
だけど、それでも。
昨日みたいに激情に身を任せるようなことをしてはいけない。それはきっと、悪い結果を
生むことにしかならないだろうから。
朝食をすませた僕たちは、さっそく祠の神父を訪ねることにした。リバーサイドは、2本の
川がちょうど合流する地点にあり、村を出ると南西と南東に川が続き、南に岸が見えた。
1川を南西へさかのぼる
2川を南東へさかのぼる
3南の岸へ
3でおながいしまつ。
一日空いてしまいました、ごめんなさい。
参加ありがとうございますー。
ルールは
>>170をご覧ください。
3番1票で3番に決定いたしました。
南の岸にむかった僕たちの目の前に、大きな建造物が見えてきた。
人の姿をした――いや、神の姿というべきなんだろうか、とにかく青空の中にすっくと
立つ小山ほどの巨大な像。
これが魔神像というヤツなんだろうな。シスターの話だと、その足下に祠があるはず。
だが、上陸し、祠へと急ごうとした僕たちの前に、サイのような魔物が現れた。身の丈ぐらいもある
大きな戦斧が不気味に光る。ライノソルジャーだ!
1戦う
2逃げる
1戦う、で。
アリーナに会心の一撃を出してもらえば勝てる……のかな?
それ以外に勝てる条件を思いつきませんが、がんがれ〜
そういやまだらイアンいないんだっけ・・・
ライアンが合流する前にリバーサイドに到着してるってのがすごいよね、考えてみれば(藁
208 :
山崎渉:02/08/03 10:10 ID:???
(^^)
また空いてしまいました。すみませんー。
戦うとなると、かなり厳しいものになりますね……。本来、5章後半で来る
はずですもんね。
ライノソルジャーはザラキがあると楽なんですけどねー。
ちなみに自分、サントハイム組もいない状態でこの村に来てしまったことが
あります。マーニャなんか敵の攻撃一撃でHPレッドゾーン突入(w
いつもは余裕を持ってレベルを上げておくプレイスタイルなので、なかなか
スリリングでした。
SSはゲームオーバーにするか、何とかつなげるか、迷い中です(;´Д`)
チャートではゲームオーバーだったりするのですが。さてはて。
これから書いてきますー。
参加ありがとうございますー。
ルールは
>>170をご覧ください。
1番1票で1番に決定いたしました。
敵は3体。筋骨隆々とした体躯が、僕らを圧倒するように迫ってくる。
力の差は歴然としていた。
だが、こちらは7人。全力で勝負すればなんとかなるかもしれない。
村はすぐそこだ。この一戦で力を使い果たしてとしても、キメラの翼で戻ればいい。
とはいえ、力勝負に持ちこんだら絶対に勝てるはずがない。僕は魔法主体で戦うことに
して、呪文の詠唱を始めた。
……この判断は、たふん、そう間違いではなかったと思う。しかし、相手との力量差が
あまりにもありすぎた。こちらの呪文が発動するより早く、ライノソルジャーが間合いを詰める。
「きゃああああ!」
敵の動きはほとんど見えなかった。気がついたときには、マーニャとミネア、ブライが
血まみれになって転がっていた。
「ギラ!」
動揺しながら放った火炎魔法は、せいぜいヤツらの皮膚一枚を焦がした程度。……それでも、
相手の注意がこちらに向いたのはラッキーだったかも知れない。
クリフトが3人の手当に向かうのを目の端で捕らえながら、僕は新たな呪文を詠唱する。
シンシアが僕を眠らせるために使った、あの呪文……。
「ラリホーマ!」
よかった、こんどは効いた。一番手前の敵の1体がふらふらと地面に倒れる。だが、その
向こうから違う1体の振り下ろす戦斧が迫ってくる!
それを受け止めたのは、僕の目の前に飛びこんできたアリーナの鉄の爪だった。
しかし、力負けしてその腕はじわじわと下がりつつある。
「ラリホーマ!」
僕はもう一度眠りの呪文を唱えた。しかし、眠ったのはアリーナの後ろでトルネコが相手を
していた1体だった。くそっ、精度が悪い!
僕は剣の柄と刀身を持って、アリーナの鉄の爪に添えた。……くっ、2人でも支えきれない!
ゴイン!!
その時、妙な音がして腕が急に軽くなった。目の前にいたライノソルジャーがずるずると
地面に崩れ落ちていく。
後で聞いたら、僕たちを助けようとしたトルネコが慌てて蹴つまづき、彼が持ってた
正義のそろばんが相手の頭にクリーンヒットしたらしい。
……そんなことで………………。
と、とにかく、敵3体は眠らせることができた(1体は気絶だが)わけだ。
僕たちは……。
1逃げてリバーサイドへ
2逃げて祠へ
3トドメを刺す
3がいいな
すみません、チョトバタバタしてしてますので、更新は今晩にさせて
くださいー。
最近、遅れ気味で申し訳ないです。
たぶん、来週になればヒマになる……ハズ。
遅れてすみません。昨日の夜、game鯖に接続できなかったので
ふて寝してました……。
参加ありがとうございますー。
ルールは
>>170をご覧ください。
3番1票で3番に決定いたしました。
眠ってる相手を殺すのは忍びないが、ラリホーマの効果がいつ切れるかわからない以上、
仕方ない。安心して背を向けた途端に、襲いかかってこられたりしたらたまらないからな。
僕はライノソルジャーに近づき、剣を振りかぶった。
しかし、振り下ろそうとした瞬間、目の前の相手が飛び起きた。ヤツの戦斧が僕の剣をはねとばす。
しまっ……!
後悔する時間もなかった。僕の首に熱い衝撃が奔る。何かが体の中から勢いよく吹き出す感覚。
仲間たちの悲鳴と怒号を遠くに聞きながら、僕の意識は闇に飲まれていった……。
Game Over
すみません、ゲームオーバーになってしまいましたー(;´Д`)
>>212の選択肢から、もう一度選択をお願いいたします。
1逃げてリバーサイドへ
2逃げて祠へ
215 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/06 14:27 ID:8KdeGLAw
216 :
215:02/08/06 14:32 ID:8KdeGLAw
ついでに、
1でおながいします。
(゚∀゚)
(゚∀゚)
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)
(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)
(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)
(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)
(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)
(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)
(゚∀゚) (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚) (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
218 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/07 13:20 ID:zzNgAE4w
あげ
参加ありがとうございますー。
>>215 お誘いありがとうございます。
ティアリングサーガでも、できないことはないですが、今はこちらで
手一杯なので書けないと思いますー。申し訳ありませんです。
ティアリングサーガと鉄道ですか。奥が深い……。
ルールは
>>170をご覧ください。
1番1票で1番に決定いたしました。
ラリホーマの効果はいつ切れるかわからない。今のうちに逃げるとするか。
クリフトのおかげで、マーニャたちも立ち上がれる程度には回復している。
僕は、みんなをひとつところにまとめると、ルーラを唱えた。次の瞬間、僕たちは
リバーサイドの入り口に戻ってきていた。
「まあ、みなさん!」
心配してくれていたのだろう、村の門に佇んでいたシスターが、僕らの姿を見てたちまち青ざめた。
まあ、傷は治したとはいえ、マーニャやミネア、ブライは血だらけだし、他のみんなも
ズタボロだもんな。そりゃ、驚くよな。
僕たちはシスターの先導で宿屋へと向かい、そこでひと一休みすることにした。
「やーっぱさあ、今の状態でこの辺うろつくのは無謀だと思うのよね」
あらためて傷をキレイに治し、着替えもすませたマーニャが腕を組む。
ここは宿屋の食堂。僕たちは昼食を食べながら、今後の作戦を立て直しているところだ。
「でも、せっかく情報を手に入れたのに悔しいわ」
アリーナが唇を噛んで俯いた。
「じゃが、今のままでは死にに行くようなもの、それは姫様もわかっておられるじゃろう?」
ブライが静かにアリーナを諭す。
「そうそう、急がば回れって言うでしょう? ここはまず、装備の充実を考えないと。
大丈夫、神父様も魔物の城も逃げやしませんよ」
トルネコは笑いながら突き出たお腹をポンと叩いた(どうやら、これはトルネコのクセらしい)。
「そう……私たちには、まだ足りないものがあります……それを得られなければ、魔物の城への
道は開かれない……」
「ミネア?」
マーニャの声に、水晶球を覗いていたミネアがはっと我に返った。またトランス状態に
陥っていたらしい。
「足りないものって何よ、ミネア」
「それは……」
ミネアがチラリと僕を見て口ごもる。……こういう反応をするってことは、勇者がどうのという
例の占いに関することだな。
別にミネアの占いの腕を否定しているわけじゃない。だけど、素直に聞く気には、まだなれなかった。
「ま、あたしたちは足りないものだらけって気もするけどねー」
僕たちの間の空気を察したのか、マーニャはあっさりと追求を諦めた。
「私も皆さんの意見に賛成です。ここは時期を待ちましょう」
クリフトが決断を促すように僕を見つめる。
1それでも祠へ
2コナンベリーへ
3キングレオへ
そろそろライアンもでて欲しい・・・
3で
222 :
ワーイ ◆qXAQxUxI:02/08/07 21:24 ID:dcRNdVlA
ごめんね。テスト
223 :
山崎渉:02/08/08 11:07 ID:???
(^^;
224 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/08 12:54 ID:6WB2qm1s
ところでネタを考えるのに
大体どれくらいかかるんですか?
かなりすげえなぁ〜(汗
むっちゃうめえし。。。
参加ありがとうございますー。
やっとライアンルートに入りそうで、私も喜んでおります(w
ネタというか、文章書く時間はだいたい30分〜1時間ぐらいです。
基本的にゲームと同じ流れにしてるのて、そんなに大変ではないですよー。
たまに脇道にそれますけど(w
(´・ω・`)ショボーンスレは、実はこのスレの前に乗っ取りを考えた
ことがあったり……人がいらしたので断念しましたが。今もたぶん、
密やかに人はおられると思いますよ。
ヽ(´∀`)ノも好きだけど、(´・ω・`)ショボーンも可愛いですよねぇ。
ルールは
>>170をご覧ください。
3番1票で3番に決定いたしました。
「わかった、キングレオへ向かおう」
僕は決断を下した。……ため息を吐きながらだったけど。
どうしても、「ここまで来て」という思いは拭えない。だけど、実力が足りないのは
明らかだった。――もっと強くならなければ。
意外なことに、シスターが僕たちが再来するときまで、もう少し情報を集めてくれることを
約束してくれた。何か異変があれば、すぐら知らせてくれるとも言ってくれて、僕はただ、
感謝に頭を下げた。
リバーサイドからキングレオへは、西に向かえばすぐだ。リバーサイド近辺の海の魔物は
強かったけれど、キングレオに近づくにつれて戦闘も楽になっていった。 同時に、マーニャとミネアの口数が少なくなっていく。一度破れ、悔しい思いで後にした
国に、再び足を踏み入れる。その気持ちはどんなものだろう。
そこまで考えてふと気がついた。そうか、彼女たちはすでに知っていたんだ。敵を目前に
しながら、力足りずに逃げ出す、その悔しさを――。
「大陸が見えたわよー!」
マストに上っているアリーナ(ブライとクリフトの制止も聞かず、彼女は自ら見張り役を
買って出たのだった。そりゃもう見事な登りっぶりだったよ。お姫様にもいろいろある
んだなぁ……)が、元気に告げる。
魔物に魂を売り渡した人間・バルザックが君臨する大陸が、僕たちの眼前に広がる――。
さてどうしようか。
1キングレオに突撃
2モンバーバラで装備を調え情報収集
3ハバリアで装備を調え情報収集
4姉妹の故郷コーミズへ
明日は事情により更新できないと思いますー。
すみませんです。
ただで泊まるため、コーミズへゆこう!
4で。
おー、まだ続いてたんだー。
頑張れage。
2で。
しまった、名前欄……。
232 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/10 11:29 ID:DIWy7AYo
保全age
参加ありがとうございますー。
おおっと、同票ですね。先着順で4番となります。
230さんごめんなさい、239さんおめでとうございますヽ( ´ー`)ノ。
ルールは
>>170をご覧ください。
4番1票、2番1票、先着順で4番に決定いたしました。
いくらなんでも、すぐにキングレオに突入するのは無謀だ。
そろそろ日も暮れる。まずは宿を探さなくっちゃ。
そう思っていると、マーニャたちが故郷へと招待してくれた。
そこは、コーミズという名の小さな村で、大陸のほぼ真ん中にあった。北に行けば
キングレオ、南に下れば歓楽街として有名なモンバーバラだという。
「まあ、マーニャとミネアじゃないかね!」
2人が帰ってきたことを知り、村人たちが次々と集まってきた。口々に姉妹の無事を喜び、
旅の様子を訪ねる。
その温かで微笑ましい光景を、僕たちは少し離れて見ていた。
再会の感動がひと段落して、マーニャが僕たちを振り返る。
「ねえ、ただで宿に泊めてくれるって!」
1すぐに宿に向かう
2姉妹の家に向かう
3
うわ、選択肢が抜けてる。
1すぐに宿に向かう
2姉妹の家に向かう
3村人と話す
の3択ですー。
235 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/11 09:05 ID:GdMhun4.
4すぐにキングレオに向かい、キングレオと戦う。
ってのはどうよ?
236 :
けだものリュナン:02/08/13 04:19 ID:NRXORvKH
保全アゲしておくよ。
頑張ってね。
遅れてすみませんー。
最近、更新時間がバラバラで申し訳ないです。
なるべくサイクル安定できるようにしたいとは思っているのですが……
が、頑張りますー。
参加ありがとうございますー。選択肢にない選択で燃えております(w
(でも、すぐにはキングレオと戦えなかったり……)
ルールは
>>170をご覧ください。
4番1票で4番に決定いたしました。
僕は宿屋の主人に笑顔で答えた。
「ありがとうございます。でも、キングレオの様子を少し探ってきたいんです」
「……って、ちょっとアンタ、さっきすぐにキングレオの突入するのは無謀だって言ってなかった!?」
案の定、マーニャがものすごい勢いで突っ込んでくる。僕は宿屋の主人に向けた、そのままの
笑顔でマーニャを見る。……自分でも、矛盾していることを言ってるのはわかってる。
だけど、どうしてかはわからないけど、僕はこの場から離れたかった。
「うん、だから、様子を見てくるだけ。向こうの情報を知らないと、今後の作戦も立てようが
ないしさ。僕一人でいってくるから、マーニャたちはここでゆっくりしてるといいよ」
「一人じゃ危険ですよ。明日にした方がいいのでは……」
トルネコが心配そうにヒゲを捻る。
「大丈夫だよ。ちょっと行って、すぐに帰ってくるから」
「はいはいはーい! わたしも行くわ!!」
アリーナが元気に手を上げる。
彼女が行くと無用な争いが増えるんじゃないかとか内心思ったけど、勢いに押されて
承諾してしまった。
しかも、ふと気がつくと、ブライとクリフトも同行することになっていた。何故だ。
本当は、少し頭を冷やしたかっただけだったんだけどなぁ……なんてことはもちろん言えず、
「くれぐれも無茶はしないで下さいね」というミネアの言葉に送られながら、僕はアリーナたち
3人とコーミズ村を後にした。
しばらく行ったところで、アリーナが僕の顔をのぞき込んできた。
「元気出た?」
「? 何が」
「さっき、泣きそうな顔してたよ。マーニャたちのこと見てたとき」
「は? んなわけないだろ」
僕は顔をしかめた。何を言ってんだ、こいつ。
「そお? じゃあ、わたしの見間違いかな」
あっさりと引き下がったアリーナは、少し足を速めて僕の前に出た。
「あのねぇ、落ちこんだときには体を動かすといいのよ。気持ちがスッキリするから」
軽くジャンプして、空中に蹴りを放つアリーナに、後方からブライ。
「それは姫様だけですじゃ……」
「なによう」
ぷう、とアリーナが頬を膨らませる。僕はたまらず噴きだした。
キングレオ城に着いたのは深夜だった。
硬く閉じられた門の前に佇む人影。吟遊詩人かな……何だか、心配そうに城を見上げている。
1詩人に声をかける
2門を開けようと試みる
ありきたりな選択も何なので、
2でお願いします。
いやいや、人の話を聞くのも重要でしょう
私は1番です。
1でおながいしま!
3.詩人の話を聞いて無理矢理仲間にする、で。
ホイミソ仲間にしたかったよ!
わーい、レスがいっぱいだーヽ(´∀`)ノ
参加ありがとうございます。
ルールは
>>170をご覧ください。
1番2票、2番1票、3番1票で1番に決定いたしました。
キングレオ城について、何か知っているかもしれない。僕は、吟遊詩人に声をかけて
みることにした。
「あの……」
僕の声にぎくりと体を震わせ、詩人は今にも逃げ出しそうなおよび腰で振り返った。
だが、僕たちが旅の者だとわかると、今度はすがりつかんばかりの必死な様子で迫ってきた。
「ああ、どうかお城の中に連れてゆかれたライアン様をお助けください!」
どうやら、詩人の知り合いの戦士が、城の兵士に捕まってしまったらしい。
妙に血の気の失せた顔色で、彼は懐から何かを取り出した。……鍵だ。
「これは魔法の鍵です。城の門にかかっている特殊な鍵もきっと外せるはず。これを使って、
どうかどうかライアン様を……」
1断る
2承知してすぐに突入
3コーミズ村に戻って仲間と相談
魔法の鍵イベント省略(;´Д`)
ふと疑問に思ったんですが、1章でホイミン仲間にしなかった場合、ここに
詩人は登場するのでしょうか。
2 すぐに突入で!
いけいけご〜ご〜〜〜
確かに、1章で仲間にしなかったらどうなるんでしょうねえ。
245 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/14 20:35 ID:jxRWCEbh
仲間いないとまたゲームオーバーになりそうなヨカーンなので3
ヽ(´∀`)ノ ワーイ
3で。
何となく嫌なヨカーン(´・Д・`)
「4」で。
ライアンを助けてやるから、お前も仲間になれ。
交換ジョウケーン
って、すぐ前の選択で出てるじゃん!
二番煎じカコワルイスマソ
ヽ(´∀`)ノワーイ、参加ありがとうございますー。
ネットで調べたら、ホイミン仲間にしなくても登場するようです。
この場合、2〜5章までの間に知り合ったという設定になるのかな?
うーん、奥が深い……。
ルールは
>>170をご覧ください。
2番1票、3番2票で3番に決定いたしました。
僕はアリーナたちと顔を見合わせた。詩人の願いは叶えてやりたい。でも、ミネアと
「無茶をしない」と約束してるし……。
僕は詩人の手から鍵を取った。
「わかった」
一瞬、輝いた詩人の顔は、続く僕の言葉を聞いてたちまち曇った。
「だけど、今すぐというわけにはいかない。僕たちはコーミズ村に仲間を
残してきてる。彼らの意見も聞きたい」
「ですが、もしそれで手遅れになってしまったら……!」
詩人の声が途切れて、ぐらりと体が揺れた。あわてて支えると、マントと夜の闇に隠れて
よく見えなかったが、彼の体は傷だらけだった。
「ライアンという戦士を助けようと、1人で戦っていたのでしょうか……」 クリフトが近寄ってきて、意識を失った詩人の体にベホイミをかける。
傷は消えたが、詩人の意識は戻らなかった。
「とにかく、一度、コーミズ村に戻ろう。彼の世話も頼まなければならないし」
コーミズ村へは、ルーラを使っては戻れない。どんなに急いでも着くのは明け方になって
しまうだろう。 もどかしいような思いで、僕たちは帰途を急いだ。
コーミズ村では、マーニャたちが眠らずに僕たちを待っていた。詩人を担いで帰った
僕たちに、目を丸くする。 僕たちは……。
1宿で相談2姉妹の家で相談
うわ、しまった。リロードしてなかった。248さん、すみませんー。
私もホイミン仲間にしたかったです。詩人になってもホイミ使い
だったんでしょうか?
改行ミスもしてるし、貼り直します。
ルールは
>>170をご覧ください。
2番1票、3番2票、4番1票で3番に決定いたしました。
僕はアリーナたちと顔を見合わせた。詩人の願いは叶えてやりたい。でも、ミネアと
「無茶をしない」と約束してるし……。
僕は詩人の手から鍵を取った。
「わかった」
一瞬、輝いた詩人の顔は、続く僕の言葉を聞いてたちまち曇った。
「だけど、今すぐというわけにはいかない。僕たちはコーミズ村に仲間を
残してきてる。彼らの意見も聞きたい」
「ですが、もしそれで手遅れになってしまったら……!」
詩人の声が途切れて、ぐらりと体が揺れた。あわてて支えると、マントと夜の闇に隠れて
よく見えなかったが、彼の体は傷だらけだった。
「ライアンという戦士を助けようと、1人で戦っていたのでしょうか……」
クリフトが近寄ってきて、意識を失った詩人の体にベホイミをかける。
傷は消えたが、詩人の意識は戻らなかった。
「とにかく、一度、コーミズ村に戻ろう。彼の世話も頼まなければならないし」
コーミズ村へは、ルーラを使っては戻れない。どんなに急いでも着くのは明け方になって
しまうだろう。 もどかしいような思いで、僕たちは帰途を急いだ。
コーミズ村では、マーニャたちが眠らずに僕たちを待っていた。詩人を担いで帰った
僕たちに、目を丸くする。 僕たちは……。
1宿で相談
2姉妹の家で相談
252 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/15 23:29 ID:8rzTwXv+
2でおながいしまつ。
1でおながい!
2 姉妹の家で相談しつつ、地下のスライムを仲間にする、でおながいします(笑)
しまった、(笑)じゃなくて(藁)ダター
257 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/17 14:22 ID:34sopXwo
254に1票
ヽ(`Д´)ノウワァァァァァァァン
259 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/17 14:43 ID:G1srxbX4
さらに254に1票
私も254に一票でお願いします
またもや遅くなってすみせんー。
>254さん、大人気ですね。
最近、選択外の展開が増えてきて嬉しいですー。
ありがとうございます。燃えますわ。
これから書いてきますので、しばらくお待ちを。
お待たせしてすみませんー、長電話してました(;´Д`)
参加ありがとうございます。
ルールは
>>170をご覧ください。
1番1票、2番1票、>254案5票で>254案に決定いたしました。
僕たちは、マーニャたちの家へと向かった。入り口には『錬金術師エドガンの家』と
立て札が立っている。
エドガンとはマーニャたちの父親の名前だ。彼は研究中に偶然、禁断の進化の秘法を
発見。その恐ろしさに気づき、密かに葬ろうとしたのだが、弟子のバルザックに殺され、
研究を奪われてしまったのだという。
マーニャとミネアはバルザックを探し、仇をとるために、この村を旅立ったのだ。
――コトッ……。
詩人をエドガンのベッドに寝かせ、事情を説明していた僕の耳に、微かな物音が聞こ
えてきた。
「どうしたんですか?」
僕がいきなり言葉を途切れさせたたものだから、ミネアが不思議そうに首を傾げた。
「しっ! ……何か聞こえないか?」
息を潜め、みんなで耳を澄ませる。――と、またもや小さな音。下の方からだ。
「地下の工房だわ!」
マーニャが隣の部屋へと身を翻した。僕たちも負けじと後に続き、地下室へと続く
階段を駆け下りる。
「誰、誰かいるの?」
「……オーリンさんですか?」
薄暗い室内へ、マーニャとミネアが呼びかける。
地下の闇に僕たちの目が慣れるより早く、後ろから淡い光が投げかけられた。クリ
フトがランプを持ってきたのだ。
掲げられた光が、隅々まで地下室を照らす。――誰もいない。いや、待て。
ひっくり返ったバケツの下からはみだしている、ぷよぷよの青い物体に気がついて
僕は体を緊張させた。
あいにく剣を置いてきてしまっていたので、アリーナに目で合図して、そろそろと
そいつへと近づく。
後一歩、というところで足を止め、僕は大きく息を吸った。そして……。
僕がバケツを蹴り上げると同時にアリーナが仕留める!――つもりだったのだが、
その前にそいつが飛び出してきた。
「ボ、ボク、悪いスライムじゃないよ、本当だよ!!」
ぷよぷよの青い身体を震わせて、そいつ――スライムは、僕たちに訴えかけてきた。
魔物にいいも悪いもあるか!
「アリーナ!」
僕はアリーナに攻撃を促した。けれども、何故だか彼女は動こうとはしない。
「くっ!」
仕方ない、何か武器は……僕は、腰に下げていた袋の中を探った。その時。
チャリーン……
何かが下に落ちて、澄んだ音を立てる。それを見たスライムが、弾んだ声を上げた。
「魔法の鍵だ! それじゃあ、ホイミンは無事に取ってこられたんだね!」
「ホイミン?」
僕を制するように前に出たブライが、スライムへと話しかける。
「お前さん、この鍵のことを知っておるのかな? ホイミンとは誰じゃ?」
「もちろんだよ! だって、ホイミンに鍵のことを教えたのはボクだもん。西の洞窟に
エドガンさんの秘密の研究所があってねえ、そこに鍵もあるはずだよって」
スライムはぷるんふるんと体を動かしながら、得意げに答えた。
だから、ホイミンって誰だよ。
「ホイミンはねぇ、すごいスライムなんだよ。生まれたときはホイミスライムだったん
だけどね、『人間になりたい』って夢を抱いてね、仲間からバカにされても、人間から
迫害されてもずーっと諦めないで頑張って、本当に人間になっちゃったんだ!」
――なんだと?
スライムの言葉に、僕は頭を殴られたようなショックを受けた。
人間になった魔物がいる?
ちょ、ちょっと待てよ。魔物ってのは生まれながらに邪悪な存在で、この世の中の理を
乱す存在なんじゃなかったのか?
神の意志に逆らい、人の苦しみを喜びとし、奪い、犯し、殺し……この世界を、混沌の
闇へと堕とそうと企む、それが魔物の性だと僕は信じて疑ってなかった。
なのに……。
どれぐらい呆然としていたのだろう。我に返ると、地下室には僕とクリフトしかいな
かった。みんなは、詩人から話を聞くため、スライムと一緒に上にあがったのだという。
そういや、みんなから何度か声をかけられた気がするな。
僕は頭を振ると、感謝の言葉代わりにクリフトの肩をひとつ叩き、階段を昇った。
スライムの名前は何がいいでしょう?
1スラリン
2スラきち
3その他(お好きな名前をどうぞ)
「ぷるる」ああ安直だ・・・。
スラリンやスラきちだとリュカたんの姿が頭をよぎるのでここは 3:その他 にしようと思ったのだが。
この場合ってさ、
やはり5みたく色んな技を覚えていくんですかね?
3:スラぼう では?
スラぼうって、何かシリーズで出て来た名前でしたっけ?
でなければ、女の子にして
スラミ で(w
スラムリン
>>267 確か6で仲間にすると三匹目の名前だった気が・・・。
またまたお待たせしてすみません(;´Д`)
いろんな名前が挙がってるーヽ(´∀`)ノ
スラぼうが一番多いのかな? 個人的には「スラミ」も好きでつ(w
スライムくんが今後成長していくかですが、ホイミンと同じくNPC
扱いにしようかと思ってます。ですから、成長はしないでしょう……
たぶん(選択によってはわかりませんが)。
どちらにしても、ライアンが仲間になったらこのお話も終わりだし。
でも、ホイミが使えたホイミンはともかく、成長しないスライムは
はたして役に立つのだろうか……。
参加ありがとうございます。
ルールは
>>170をご覧ください。
3番「ぷるる」1票、「スラぼう」2票、「スラミ」1票、
「スラムリン」1票で、「スラぼう」に決定いたしました。
僕が詩人のいる部屋に戻ると、彼はすでに目を覚ましていた。ベットに横たわる詩人の
腕の中に、スライムが居心地よさそうに収まっている。
「……はい、私はもとはホイミンという名のホイミスライムでした」
詩人――ホイミンの告白に、息を詰める。
本当、なのか?
詩人の姿は、どこから見ても人間そのもので、とても元魔物には見えなかった。
「まあ、魔物になる人間がいるんだから、その逆があったっておかしくないけどさ」
マーニャが髪を掻き上げながら苦笑する。
彼女たちの仇のバルザックは、魔物に心を売り渡し、自らも進化の秘法で魔物となったのだという。
でも……だけど……魔物が、人に、なんて。
「私はまだほんの小さな魔物だった頃、ライアン様と出会い、ともに旅をしました。その後、
私たちの道は分かたれてしまいましたが」
「ちょっと待てよ。じゃあ、ライアンって戦士は魔物のあんたを仲間にしたってことか!?」
思わず僕の声が大きくなる。
「はい、ライアン様はとても心の広い、優しいお方です。勇者様をお守りするため、たった1人、
バトランドを旅立たれて……」
ホイミンは涙に濡れた目で僕たちを――いや、僕を見つめた。
「お願いです、勇者様! どうかライアン様をお救い下さい!!」
「なっ……」
「あなたは勇者様なのでしょう? ひと目でわかりました」
「違う!」
僕は詩人の視線から目をそらし、かぶりを振った。
「いいえ、あなたは勇者様です。お願いです、ライアン様を……」
僕は唇を噛みしめた。
魔物なんかの願いを聞くなんて嫌だ。魔物を仲間にしたヤツなんて助けたくもない。
だいたい信じられないよ、そんなヤツがいるなんて。……だけど、いたんだよな、そんな
信じられない人間が。いったいどんなヤツなんだよ、ライアンって。
「お願いです……それが無理ならば、せめて私を城に」
ベットから体を起こそうとした詩人が呻く。回復呪文で傷はふさいだけど、かなり血も
流れてたし、体はまだ辛いはずだ。
「ダメだよ、まだ動いちゃ!」
「でも、スラぼう……」
スラぼうと呼ばれたスライム(魔物にも名前はあるんだ……)が、ぷるぷると身体を震わせ、
ボクを見あげる。
「ボクからもお願いだよ! ライアンさんを助けてあげて。見張りの兵士に見つからない
ように、ボクが案内してあげるから。ボク、お城の中に詳しいんだ、ホントだよ!」
1やなこった
2いいよ
1.やなこった
そりゃあもう勇者たんの腹黒さ爆発で、いろいろいぢわるを言ってみて欲しいなとか言ってみるテスト
274 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/19 20:05 ID:ixIgms0Z
2がいいな。
スラぼうになっちゃっちたのかー。残念。
2がいいね。
ここは1を選んでみようか。
2にしないとライアンがでてこないような気がするので2
逆だったりして(w
279 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/20 01:01 ID:Z0xXAMzI
1でお願いします。
参加ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
票がたくさんで嬉しいです。見事に割れましたねー。
ルールは
>>170をご覧ください。
1番3票、2番3票、同票なので先着順で1番に決定しました。
「……やなこった。どうして魔物なんかの願いを聞かなくちゃならないんだ」
仲間たちが非難するような視線で僕を見たけど、構わずにスライムを睨みつける。
「お前たちが言ってることが本当だって証拠もないしな。僕たちをおびき寄せる罠かも知れない」
「そんな! ボク、そんなことしないよ」
「信用できるか」「ひどい……」
スライムの大きな瞳が潤む。へー、魔物でも涙は出るんだ。
詩人は何も言わない。ただ、僕をじっと見てるだけだ。
「いいじゃないのよ。どうせあたしたちの目的も、キングレオ城なんだから」
見かねたマーニャが口を挟む。姉の後にミネアも続く。
「ホイミンさんも、スラぼうさんも、ウソを言っているようには見えませんよ」
「世界は広いですからねぇ。悪い魔物ばかりじゃなくて、いい魔物だっているのかもしれない」
お腹をさすりながらトルネコ。
「そうね。エンドールの武術大会には魔物も出場してたけど、ちゃんとルールを守って、
正々堂々とした戦いぶりだったわよ」
「人間だって、善人もおれば悪人もおるしの」
「バルザックはこの大陸に君臨しています。城には人間の兵士もいる。罠をしかける気ならば、
ホイミンさんたちではなく、人間を使うのではないでしょうか」
アリーナ、ブライ、クリフトも僕を説得しようとする。
僕は……。
1うるさいと逆切れ
2スラぼうたちにデスピサロのことを聞く
3仕方ないので助けに行く
1でおながいします。
そんな勇者が好きだ。
2かな。
2で
迷うな…でもスラぼうがかわいそうなので2で
3
1を激しく推薦。
先の展開が見てみたい。
1でお願いしまッス!!
ゲームオーバーの予感…。
ここで自分の中のいらいらを全部ぶちまけてクリフトに癒される展開を期待して
1だ!
破天荒な勇者がいい!!
1でいけえっ!!
1をきぼんぬ。
1で決定!!
1だな。。
真面目な主人公はつまらん。