今更!! ギガスラッシュを偲ぶスレ

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ぎゃ〜〜〜〜 まんなかが抜けてました!

ともかくもまずは座って落ち着こうか、ということで、それぞれがソファに座った。
エデンの戦士たちは早々に敗退したものの、エントリー人数の多いチームなので、広い
控え室が与えられていた。ソファに座った事のないガボがはしゃいでいるのを見ながら
メルビンが口を開いた。
「それにしても、シャークアイ殿は遅いでござるなあ。どうされたのか」
バターン。この言葉を打ち消すかのような勢いで扉が開いた。
駈け込んで来たのは、シャークアイの腹心、カデルである。
「ア、アルスさま、申し訳ありませんっ」
入るなり平身低頭なカデルに、全員が顔を見合わせた。
「何があったんだかよくわからないけど、まあ、立ちなよカデル。あ、皆さん、こちらは
シャークアイ船長の腹心のカデル操舵長です」
「ど、どうも……あ、そんな呑気な事を言ってる場合じゃないんでさ。総領なんですが」
「シャークアイ、どうかしたのか?」
ガボのまっすぐな瞳に見つめられると、カデルは口にだせなくなってしまった。
「あのうそのうつまり………」
?????。全員の不可解な顔を見回した後で、カデルは決心した。
ガボの耳をふさいでしまえばいいんだ!
ガボの背後に回り、両耳に自分の手をあわせ、耳をふさぐと一気にしゃべった。
「アニエスさまと数百年ぶりに御会いできた後なので、なかなか寝室から出て来られないんでさ。
直接決戦会場に向かうからよろしく、とのご伝言なんですが……」