(からくり兵に襲われたフォロッド城の、城壁近くにいたあらくれに話し掛けると)
あらくれ「ちょっとまってくれ。」
(身支度する)
あらくれ「ふう、すっきりした。で、おれになんのようだ? お前らもしょんべんか?」
マリベル「ヤダ、もう。デリカシーないわね〜。」
あらくれ「のんだら でる! 食ったら だす!
これこそがおれらが生きてるって あかしよ!
からくり野郎にゃマネできねえ。おまえらも しとけしとけ」
マリベル「まったくもう下品なんだから。オトコってや〜ね」
ガボ「あ、オイラもなんか しょんべんしたくなっちゃったぞ。
ここでしてもいいかなあ」
砂漠の国を救った後で、村の道具屋に寄ると、あらくれ店主に歓迎されます。
「ようようよう!砂漠の英雄にして族長の友! いやーよく寄ってくれたね!
他ならぬ あんたがただから タダでもってきな!
……と 言いたいとこだが。
なんていうか、オレも生活がかかってるからさ。
この笑顔で カンベンしてくれ! ここはどうぐ屋です。どんなご用でしょう?」
マリベル「ほんっと口ばっか上手なんだから!」
ガボ「にかーっ!って おっちゃん ものすげえ顔で笑ってたな。
オイラうなされそうだよ。」
*うなされるほどの営業スマイル。あらくれって素敵!
さらに、現代へ戻ると。
子孫と思われるあらくれが、城内で武器屋を経営中。
「よっ! 救い主さまだろ!? いやー ようこそ!
いっちょ うちの店で 買い物してってくれよ!
おれの笑顔をサービスしとくからさ!
……さて と。ここは武器の店だ。どんな用だい?
またきてくれよなっ!」
*笑顔サービスを家訓としているらしい。あらくれは意外と真面目なのだ。