ラムたんは自分の可愛さを自覚していますか?
ちょっくらSS。前に言ってたアルテマ×ラムタン、マジでやります
が、ここで警告。それなりにダークな描写が出てくるので少しでも自分に
合わないような気がしたら自己責任で読むのストップしてください
FFT ending var2 B A D E N D I N G
果てもわからぬ闇の中に浮かぶいつ作られたかも判らない飛空艇。その甲板の上でラムザ
は長い髪をなびかせた美しい姿のルカヴィ、アルテマと向かい合っていた。
今、ラムザはただ一人でアルテマの前に立っている。一緒に戦ってきた仲間達は既にアル
テマの唱えるデジョンによってこの場からはじき出されていた。
「アルマ! しっかりしろ!」
ラムザは叫んだ。
なぜなら、目の前に立つルカヴィが依代としているのは彼の妹、アルマだからだ。
アルマがさらわれて以来、数え切れないくらいの戦いを生き抜きここまで辿り着いた。し
かしやっとの思いで巡り会えた妹は、目の前でルカヴィに体を奪われてしまったのだ。
ちょっくら「お願いだ! 目を開けてくれ!! アルマッ!!」
ラムザは再び叫んだ。
しかしアルテマはその赤い唇をにやりとゆがめるだけだった。
「天空の時の手を掲げ……」
アルテマの唇から呪文が流れ出す。
「アルマッ!!」
「星の裁き… グランドクロス!」
ラムザが再び叫んだその時、アルテマの呪文が完成した。アルテマの伸びた指先から魔力
の光がほとばしりラムザの体をからめ取る。
「……っ!!」
呪文が効果を現したのを確認すると、アルテマは笑みを張り付かせたままゆっくりとラム
ザに近づいてきた。剣を取り迎え撃とうとするが指先一本さえ動かせない。とうとう手が
届くほどの距離までアルテマが近づいてきた。
目の前に迫るアルテマの姿に、これで終わりか、とラムザは覚悟を決めた
ここまで沢山のルカヴィを屠ってきた。ルカヴィはラムザの敵だ。そんなラムザをアルテ
マが生かしておくわけがない。
出来るだけ潔く、と目を瞑ったその時、ラムザは唇に奇妙な感覚を覚えた。
何が起きたのかと目を開けると、すぐ目の前にアルテマの長い睫毛が迫っている。
アルテマは目を開けほくそ笑んだまま、ラムザの唇に口づけをしていたのだ。
ラムザはその体がアルマのものであることを思い出し必死に顔を背けようとした。が、ア
ルテマの呪文にからめ取られた体はぴくりとも動かない。
アルテマの舌がラムザの唇をこじ開けようと伸ばされてきた。ラムザは唇を引き結び抵抗
を試みた。が、アルテマの舌の力は信じられないほど力強く、ラムザはあっけなく口の中
の隅々まで犯されることになった。
合わされた唇の間から2人分の唾液が顎を伝って流れ落ちる。激しく蠢く口中の感触にラ
ムザは息をすることさえ難しく、頭の中は次第に霧がかかったようになってきた。
ラムザの背中にまわされたアルテマの手が何かを探すように動いている。不意に体が軽く
なった。アルテマの長い爪が鎧をつなぎ合わせる紐を切り落としたらしい。
無防備になったラムザの体をアルテマの手が撫でさする。そしてその手はラムザの下着を
割り股間に忍び込むと、ラムザのそれを包み込んだ。
「……っ!?」
ラムザの息が思わず止まった。
アルテマの玩ぶ手の動きに、今まで感じたことがないような激しい疼きが体の奥からわき
起こってきたのだ。
そんなラムザの反応にアルテマは満足そうに微笑むとその場に跪いた。そして反応を始め
たラムザのものにその赤い唇を近づけた。
アルテマの口から真っ赤な舌が伸びると彼のものにまとわりつく。
ラムザは思わず目を瞑った。
妹の姿をしたものがそんなことをするのを見ているのが耐えられなかったのだ。
ラムザは彼のものを包み込む暖かい感触に抵抗しようと必死に目を瞑り続けていた。
前スレタイトル入れてないし。続きはまた今度