☆☆FFDQ板最萌トーナメント四回戦Round23☆☆
デッシュ「(血の跡を見て)なんか、さっきは一幕あったようだな……。うっぷ。ま、まずは自己紹介からいこうか」
「俺はデッシュ。バハムートの巣から親父の管理してたオーエンの塔まで奴らと一緒に冒険させてもらった」
「ちなみにこう見えても、古代人の血を引いてたりする。いや、よく軽そうなタイプですね、とか言われるのさ」
「冒険の間は色々と奴らには世話になったな。……俺も色々世話したような気もするが」
「まあ、残念ながら塔の管理の為に奴らとは途中で別れちまったが……出来ればあのまま旅を続けたかったぜ!」
「そうすれば世界中の美人に会え……ん? 何だ、サリーナ??」
サリーナ「デッシュ……そんな事を考えてたの? 冒険が終わったらサリーナとずっと一緒にいてくれるって言ったじゃない!」
デッシュ「い、いやホンの冗談だって、サリーナ。俺はあの時お前の前で誓っただろう?」
サリーナ「ホントかしら? ……まあ、今は幸せだからいいけどね♪」
(ここで赤ん坊の泣き声が)
サリーナ「あらやだ。赤ちゃんが泣き出しちゃったわ……。デッシュ、様子を見てきてくれない?」
デッシュ「おう、任せておきな」
(サリーナは台所へ)
デッシュ「……とまあ、今はこんな生活をしてる。ささやかだが、不満の無い生活さ。こりゃ流石に冒険はもう無理だな」
「何人もの女と浮き名を流した俺があかんぼの様子を見ながらおしめ変えてるとはちょっと情けないかもしれないが……」
サリーナ「そろそろ夕ご飯出来あがるからお母さんと一緒にお皿並べてね〜」
デッシュ「おうっ、今行く! それじゃ、みんな早く自分の幸せ見付けろよ〜。ってこら、お前漏らすんじゃねえ!」