387 :
山崎渉:02/08/08 10:53 ID:???
(^^;
388 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/08 21:57 ID:kx22iu0w
初々しくていいねえ
>女勇者「…えへっ…」
萌え♪
「その人の瞳を見た時、身体に電撃が流れた」
マーニャさんの持っていた小説の一節を、私は嘘だと思っていたけれど。
本当に、そんな瞬間があるのだと、知った。
その日、私たち3人は、砂漠の入り口にたつ小さな宿を訪れた。
そこで、砂漠を渡る為に馬車を貸して欲しいと話しかけたミネアさんに、彼が向けた瞳。
どこか陰りのある瞳に、吸い込まれるような気がした……。
ミネアさんがその後どう説明し、彼が何と答えたのか、実はちゃんと覚えていない。
気付いた時には、プリプリ怒っているマーニャさんにひきずられるようにして
宿屋の外に連れ出されていた。
「何よ、アレ? 感じわっる〜い。そりゃまあ貴重な馬車をいきなり貸してくれるとは
思わなかったけど、無愛想な男よね〜」
「仕方ないわよ姉さん。ご主人が言っておられたじゃない、息子さんには悲しい過去があるんだわ」
「過去っていったってアレでしょ? 洞窟の探検に友達と行って、その友達とはぐれて
魔物にズタボロにされて帰って来たってだけでしょ?
一緒に行った友達がちょっと弱虫で、自分も弱虫だった、ってだけじゃないのよ〜、
その程度で全ての人間を拒絶されちゃたまんないわよ」
「姉さん、それは言い過ぎなんじゃ」
いつもどおりの姉妹げんかを聞きながら、私はぼ〜っと考えていた。
何だったんだろう、さっきのは。
彼の瞳以外見えなくなって、彼の声以外聞こえないような気がして。
それに、胸がしめつけられるような、今のこの気持ちは何だろう。悪いものでも食べた?
「あのぅ、私、胸が苦しいです」
「ん? ああ、胸が大きくなるんじゃないの? 女にはそういう時期があるわよ」
「そうなんですか、知らなかった……」
「なによ、今までそういう経験もなくこんな大きさまで育ったの?
私なんて一時期大変だったわよぉ?」
あっけらかんとマーニャさんは笑った。あれだけのサイズの胸だったらそうなのかもしれない。
私のささやかな胸と比べたら……はあ。
でも、本当にこの胸の痛みは、そういう事なのかしら。
「も〜〜〜、姉さんの下品さが勇者様にうつっちゃうじゃない。そんな事より、この先どうするかを真面目に考えましょ?」
「はいは〜い。あの息子の心をどう懐柔するかを考えるわけね? 色っぽくせまるってのは
効かなそうよね〜」
「姉さん………」
あきれきったミネアさんのため息を聞きながら、考えた。
確かに、彼の気持ちが前向きになってくれなければ、馬車を貸してもらえそうにない。
その為には、何をしたらいいかなぁ? あ、もしかして。
「まずは例の洞窟に行ってみましょうか。何が彼をあんな風にしてしまったのか、
わかるかもしれないですよね?」
「そぉ? 今さら何も残ってないんじゃないの?」
「行ってみる価値はありそうです。試練が待っているようですが」
ミネアさんは占師なので、ときおりこんな風に占託を口にする。
だったら最初から言ってくれれば、と思うけれど、私が口にした言葉に導かれて占託が現れたり
するそうで、何もかも最初からわかっている、というのでもないらしい。難しいものなのね。
「ま、ちょっとくらい試練がないと強くなれないしね。頑張ってみましょっか」
マーニャさんはそう言って、宿屋に戻って行った。
「? どうしたのかしら」
「洞窟の位置を確認しに行ったのでしょう。案外気が効くんですよ」
ミネアさんはウインクしてみせた。
女勇者×ホフマン、導入部です。
ひとめぼれしても女勇者は自覚まで時間かかりそうだな〜と思ったらこうなりますた……。
次はいきなりトルネコが仲間になった後の話になるかと。
ほんとは「若い男が仲間にいるといいわ〜」と言って喜ぶマーニャを見て初めて嫉妬心を覚える
んだけど、やっぱり何でマーニャにイライラするのかわからないとか、書いてみたいですが(w
あまりに長くなりそうなので、やめます。
「瞳からライデイン」ってタイトルは仮題です(w)タイトルとして凄すぎだし、でも
マーニャがそういう名前のラブロマンス小説とか読んでいそうな気がしたんで使ってみました。
全部書いてからちゃんと考えます〜。
女勇者の名前リーザにしよかと思うのですが、こういう名前のキャラってどっかにいましたけ?
>>392 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!
名前は描き手さんが自由に決めて構わないと思います。
完成を楽しみに待ってます。
明日の夏コミで勇者たん本探してきます。
395 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/10 00:25 ID:rdEIMKEo
報告よろしく!
396 :
394:02/08/10 14:06 ID:???
>>395 サークルカットでかわいい女勇者描いてた人のサークルに行ったらさ、
「新刊は残念ながら落ちました」なんて貼り紙が…゚・(ノд`)゚・゚
それでもスケブには(別サークルだけど)女勇者描いて貰ったし、本もたくさん買えたから満足かな。
ただ、1つだけ言わせてほしい。
オールキャラなのに、何で女勇者がいないんだ!
397 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/10 19:30 ID:0JQGT956
落ちたか
だが、次に期待
394たんお疲れさまでした
このスレにいるクセして女勇者たん本落とした…(多分394の所とは別)
・・・
・・・
吊ってくる・・・
396だった
夏コミで萌えな女勇者たんのコスに会えますように・・・。
>>398-399 東ヤ34aのサークル?
自分はそこに行ったけど、落ちたって書いてあった…
俺も自分で勇者たんを描きたい…
でも難しい゚・(ノдT)゚・゚
403 :
399:02/08/11 08:28 ID:???
404 :
山崎渉:02/08/11 08:33 ID:???
405 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/11 19:21 ID:2swPSZqw
ニーナみたい
406 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/12 20:03 ID:UGmhsYR2
待ってるよ
尻にひかれ隊orうっふんピンク隊ハァハァ
ところで
>>333の絵師さん達の本は完売しちゃったのかな?
夏コミ逝けなかったので、通販してホシィ…
>>408 たぶん業者さんに委託いたしますので〜
委託いたしましたら何らかの形でお知らせいたします。
よろしくおねがいしまっす。
411 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/15 08:20 ID:PG1yexU+
楽しみだなあ
勇者×女勇者ってどうなんだろう……
>>412 自分が行ってるサイトにあるけどさ、俺は別に構わないよ。
話が違くなるって事は分かってるけど、女勇者たんがいればOK。
414 :
130:02/08/17 13:01 ID:???
10 :メロン名無しさん :02/0
8/13 09:07 ID:1LKqwyzx
【不幸のレス】 このレスを見た人間は七日以内に死にます。
※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。
それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です。
いてつくはどうで無効化
416 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/17 20:48 ID:80YC84xP
女勇者はお相手がいないからかわいそう!
417 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/18 09:13 ID:0flLIzTe
ドラクエ5のビアンカやフローラが子孫と考えるなら
女勇者たんは誰かと結ばれるんだよね…
419 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/18 20:59 ID:LWgHbgsY
モテモテだね
きこりの家へやってきた天空人の女性は男女の双子を産んだ事にすれば、男勇者と女勇者は同時存在可能。
そして禁断の愛へ・・・・
でも本当は二人してシンシアの取り合い。
シンシアもいる。
そういえば、ホフマン×女勇者のつづきはまだー?
ザンッッザザザザ ザンッ 船は勢い良く海原を進んでゆく。
舳先に立っていると、いつも私を悩ませるくせっ毛が、風に踊って気持ちがいい。
後で櫛が通らなくなりそうだけど、そうなった時に悩めばいいわ。
「海って気持ちよいものですね〜」
いつの間にか隣に来ていたホフマンさんの言葉に、一瞬ドキリと胸が鳴った。
どうしてだろう、戦闘中はなんともないのに、のどかにしている時に限って胸が苦しくなる。
私、どこかおかしいのかな?
「僕は砂漠しか知らなかったから、妙に興奮しちゃって。リーザさんも山の方のご出身だから、
海は珍しいんじゃないですか?」
「え、エンドールに行った時に初めて海を見たんです。船は初めてですけど」
「ああそうか、エンドールは海が近いのでしたね。僕は行った事がないものだから
失礼な事を申し上げてすみません」
「し、失礼なんて、とんでもないですっっ」
ブンブンブンッッ。
彼の言葉を否定しようと頭を振ったら、髪が勢いよく彼の胸を叩いてしまった。
「ご、ごめんなさいごめんなさい、痛かったでしょう?」
「こんな柔らかい髪で痛いわけがないじゃないですか。気にしないでください」
彼は私を見て、ふわっとほほえみ、私は、また、胸がうずいた。やっぱり変だわ。
「 あっ、でも今の技は魔物に有効だったりしませんかねえ?」
「魔物に、ですか? うう〜〜ん、どんな魔物なら効くでしょうか……」
ももんじゃの目を回させる事くらいならできるかしら? でもその前に自分が目を回しちゃうかも?
「やだなあ、冗談ですよ〜。今真剣に考えたでしょう?」
「ご、ごめんなさい、冗談もわからないような馬鹿で」
「馬鹿だなんてとんでもないです。リーザさんは真面目なんですね」
笑いながらそう言ってくれる彼の声や彼の表情に、ほっとする自分がいる。
初めて会った時からは考えられないくらい、明るい表情、優しい声。
今のホフマンさんが、本当のホフマンさんなんだなあと思う。秘宝『信じる心』のおかげね。
「でも、今日のリーザさんはマーニャさんたちと一緒にいる時と感じが違いますね」
「そうですか?」
ホフマンさんはうなづいた。やっぱり今日の私は変なの? 他の人にも聞いてみたいけど…。
マーニャさんは夕べ飲み過ぎて昼寝中だし、ミネアさんは日光を浴びると体調を崩すそうだし、
船の持ち主であるトルネコさんや船員さんたちも、舳先にはあまり用がないらしかった。
だから私とホフマンさんはここでふたりきりなのだ。
あれ、もしかしてふたりきりで話すのって初めてじゃ……
な、何かしゃべらなくっちゃ!
「ふっ、船酔いにならなくて良かったですよね」
「あはは、僕もリーザさんも船が初めてだからって、乗る前にマーニャさんに脅されましたもんね」
ホフマンさんが笑うと、綺麗に並んだ白い歯が見える。波頭よりも白くて綺麗だな……。
「? どうかしましたか?僕の顔に何かついてます?」
「あ、ううん、なんでもないです」
両手で顔をこすり始めた彼の仕種に笑ってしまった。猫が顔を洗っている時みたいなのだもの。
「でもなんだかさっきから僕の顔を見てませんか? やっぱり何かあるのでしょう?」
「そ、そんなに見てました?私??」
「今日はずっと、じっと見られてましたけど、僕の気のせいですか?」
やだ、私ったら。じっと見てるなんて失礼じゃない。
母さんが生きていたら『はしたない』って叱られるわね。
でもここでごめんなさいって謝るのも何か違う気がするし、どうしたらいいの!?
「あのあの私、ええとそのぅ………」
言葉にならない事を口にしてもうまくいくわけがなかった。うぅ。
「? どうかしました? もしかして日光に当たりすぎましたか、具合悪そうです」
ホフマンさんは心配そうな顔をして……って、私また彼の顔を見ているじゃない!
慌てて海へ視線を戻す。
「あっ あのっ なんでもないです、きっと」
「そうですかぁ? 絶対普通じゃないと思いますけど……少し日陰で休まれた方がいいかもしれませんね」
「そっそうしますっっ」
回れ右をして船室へと歩き出したのだけども、何故か右足と右手が一緒に出てうまく歩けない。
やっぱり変だわ、今日の私。マーニャさんを見習って少し昼寝しよう。
夏バテしているとびねずみです。
長い上に進まなくてすみません。本当は今回、ヒルタン老人の下で働きたいという夢を
ホフマンが語るはずだったんですが、リーザがドキドキしていてちっとも進みません。
何度書き直しても、結局進まないので、進まないままに書き込んでしまう事に。
「夢と使命と」ってサブタイトルの意味がここまでじゃ全然わからないですよね。
待っていてくださった423さん、ありがとうございました。
またしばらくお待たせするとおもいまつ。マターリ進行で申し訳ないです。
次回は姉妹がふたりを見守っている話、かな……。リーザの出番は無さそうな予感w
絵掲の女勇者かわい〜
ももんじゃサイコー
428 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/20 22:23 ID:xElwhHSa
楽しみに待ってまーす
429 :
ななえ:02/08/20 22:41 ID:eIz+0Wva
今ドラクエ4やってますが行き詰まってます未知の世界への入口であるエクタール(?)に続く洞窟の場所がわかりません。アッテム鉱山を探ってもB3Fへの階段が見つからないし。知ってる方いたら是非教えて下さい!
430 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/08/20 22:51 ID:xElwhHSa
なんだかところどころ間違ってるけど
多分アッテムトでエスタークのところに行きたいと思うんだが
あそこは上の方に向かえば多少迷っても進めるはずです。
敵が強いけど途中回復ポイントもあるので安心です。
つーか、質問は質問スレでやってくれ。
432 :
誰かあぁぁぁ・・・:02/08/20 23:38 ID:2ejScU0r
天空のよろいがみつからない・・・
ゴットサイトには行ったんだけど・・・(泣)
ちなみに、PS板ではなくファミコン板をプレイ中。
懐かしいけど・・・まわりくどくて・・・泣きそう・・・
今回は答えてやるけど次からは質問スレに行け
もう二度と答えてやらんからな
どこかに船じゃないと入れない洞窟があるんだが
そこにある
434 :
432:02/08/20 23:44 ID:2ejScU0r
433さん、ありがとう・・・
すごく嬉しいです。
ごめんなさい、質問スレ探しきれなくて・・・
本当にありかとうございました。すごく嬉しいです。
怒らせてしまったみたいでごめんなさい。
折れは女にはやさしいよ