??FFDQ板最萌トーナメント1回戦Round4!!!!??

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少し鋭く、けれどやさしげな瞳。透き通るような白い頬。しなやかな黒髪。
こうやって見つめていると、どこが似ているのだろうかと疑問に思う。
それでも、アイラはときどきキーファにそっくりな笑顔をうかべる。
彼女をキーファの代わりにできないことぐらい判っていた。
それでもアルスは、いつのまにか彼女の後ろに親友を見ていた。
アルスの視線に気づいたアイラが、顔を上げる。
「どうしたの?」
「……いや、なんでもないよ」
そう言って、俯く。彼女は不思議そうに首を傾げた。
暫くの沈黙の後に、アイラが口を開く。
「ときどき、そんな目をして、わたしを見るのね」
仄かに哀しみの混じった声。アルスは顔を上げて、尋ねた。
「どんな目をしてる?」
「すまなさそうな目。今だって、そうよ」
「……ごめん」
「いいのよ、謝らなくって。アルスがわたしをどう見ようと、それはあなたの自由だから」
アイラは笑って、首を振った。その笑顔がキーファに似ていて、アルスは自然と目を細めてしまう。
仲間の呼ぶ声が聞こえて、彼女はゆっくりと立ち上がった。
「行きましょ。マリベル達に、おいていかれるわよ?」
座り込んでいたアルスに微笑みかけて、アイラは歩き出した。少年も彼女を追って、立ち上がる。
前を歩くアイラは空を見上げて、少し寂しげに呟いた。
「わたし自身を見てくれるのが、一番嬉しいんだけどね……」
「……え?」
その呟きを聞き取れなかったアルスが、立ち止まった。アイラは振り向いて、淡い微笑みをうかべる。
「なんでもないわ。さあ、旅を続けましょう」
その微笑みがどこか哀しそうだったから、アルスは息を呑んだ。
それは紛れもなくアイラ自身の微笑みで、思わず見惚れてしまう。
再び歩き出したアイラを、アルスは追いかける。
旅路の合間の休息が、終わろうとしていた。
自分で書いて言うのもなんだが、全く萌えないな。すまん。
回線切って首吊りに逝きます。
>870
いやいや、かなりイイよ。
もしよかったら続編を午後に投下すると
イイかも。今の時間は住民少ないから。
おおー続編午後期待してます!
夕方でもいいと思うよ!
[[FD2-ROFT.REA]]
<<アイラ>>に一票。
正直、自炊小説で転んだ。
キーファと比べられるアイラのジレンマって漏れの中でアイラ萌えの重要なファクター。
そこらへんうまくつっこまれた気がするyo!