http://game.2ch.net/ff/は差別だ!
それは、ビアンカたんが船の浴室で入浴中のことでした・・・
リュカたんは何やらビアンカたんを探しています。
「ビアンカー?・・・あれぇ?おかしいなあ・・・
さっき、こっちに来るのが見えたんだけど・・・・・・」
と、そんなリュカたんの耳にようやく浴室からの水音が聞こえてきました。
「ああ、なんだ。お風呂か。
じゃあ、後でいいかな・・・・・・」
リュカたんは用事を後回しにしたようで、もと来た通路を戻ろうとまわれ右、
をしようとしました。
ですが、いくら純そうな顔をしているとは言っても、リュカたん、やっぱり男の子です。
新妻の入浴姿を覗きたい衝動にかられました。
奥さんなんだから、何を今更・・・という気もしますが、
ベッドの上とバスルームでは、見た目が一味違うはず。
リュカたんはそのままバスルームへと行くことに決めました。
『別に悪い事じゃないよな・・・僕らは夫婦なんだし・・・』
リュカたん、何故か自分に言い訳です。
お風呂場の前までたどり着きましたが、脱衣所と浴室は木の引き戸で仕切られていて、中が見えません。
さて、どうやって覗こう・・・
リュカたんはちょっと悩んで、視線を足元に落としました。
すると、そこにはなんと!ビアンカたんの服がきちんとたたまれて、置いてあるではありませんか。
リュカたんは、覗くのとはまた別の誘惑に捕われました。
「よし!ビアンカの下着を研究だ!」
そうです。
リュカたん、まだ、ビアンカたんを脱がす時、ブラのホックを上手く外せないのです。
リュカたん、服をそうっとどかしながら、ビアンカたんのブラを探索です。
リュカたん、ようやくブラを発見!そして、念入りに仕組みをチェックです。
「へぇ・・・こうなってるのかぁ・・・なるほど・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
よし!これで次は失敗しないぞ!」
リュカたん、自信がついたようです。
それから、今度は自分がいじった事がばれないように、丁寧に服をかごに戻します。
と、服をのせようとして、また新たな誘惑が。
リュカたんはビアンカたんの服に顔をうずめると、思い切り鼻で息を吸いこみました。
「ビアンカの匂いがする・・・」
リュカたん、この時点でほとんど変態です。
そして、更なる誘惑・・・
「これ、着られるかな・・・」
リュカたんはその服をいったんかごに戻すと、おもむろにターバンとマンとをはずし、
素早く服を脱ぎ捨てました。
一瞬、ステテコパンツにも手をかけそうになりましたが、
さすがにそれは思いとどまったようで、再度、ビアンカたんの服を取り上げました。
「う・・・ん・・・・・・やっぱり、きついかな・・・」
とか呟きながらも、リュカたん、今度はスカートに手をつけました。
こちらも少しきついようですが、どうにか入りました。
ここまで来たら、マントもちゃんと身につけます。
リュカたん、きついと思いつつも、ビアンカたんになった気分を味わっているもようです。
そんなリュカたんの目に鏡に映った自分の姿が!
「・・・そうだ。せっかくだから髪もビアンカみたいにしてみよう」
何がせっかくなのかさっぱりですが、リュカたんは髪を結ってある紐をほどき、ブラシを持ちました。
せっせ、せっせと髪を梳かしますが、どうもビアンカたんのように滑らかになりません。
「あん!またひっかかっちゃった」
リュカたん、ついに口調までビアンカたんです。
どうにか髪を梳かし終えると今度は懸命に片側で髪を編み始めました。
でも、ビアンカたんほど長くないので、編み目二つでギブアップです。
仕方がないので、そこでどうにか結わえ、ようやく鏡に映った自分を再度、まじまじと見つめました
「うわぁ・・・意外と似合ってるかも」
本気ですか、あなた。
眉毛が太いのが気になりますが、前髪でその半分くらいを隠せるから、
ちょっと凛々しい女の子と思えば、思えなくもない、
と本人は思っています。
今度は体を見てみようと、目を体に落としました。
ショックです。
ムキムキな脚が丸見えではありませんか。
リュカたんは慌てました。
自分の変態ぶりに気づいたから・・・
ではありません。
脱衣かごから、ビアンカたんのレッグウォーマーをとりだすと、今度はそれを装備します。
ももから膝までが隠せていませんが、気分はもう、100%ビアンカたんです。
なんだか、ビアンカたんの気持ちが全部わかる気がして、るんるんです。
使えもしないのに、「メラ!」とかほざいた瞬間、
ガラっと浴室の戸が開きました。
ビアンカたんの悲鳴と共に・・・
DQV――GAME OVER――