1 :
ロト:
やっぱりUで店売りの光の剣より弱いのが原因だったか・・・
2 :
そね:02/03/07 12:40 ID:???
ワンワン
2
春房マジで士ねよ。
5 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/07 12:41 ID:GFS8b/qb
何 が
ゲットしそこねたか
7 :
感想くれ!:02/03/07 12:48 ID:???
よくわからんスレだ
へい!トロ一丁!!
おじさん、支払いはカードでね?
こりゃ一本とられた!(笑)
ドワハハハハハ!
ギャフン。
10 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/08 00:47 ID:5anpOjnv
パンツsage
\(^▽^)/新スレおめでとうございま−す♪
12 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/09 12:45 ID:ga/XiLgE
sage
つーか井上だろ
>>9 ふざけんな!
このスレタイ見た瞬間「トロ一丁」が思い浮かんだんだぞ!
なんで先にそのネタ書き込んでんだよ!
あ や ま れ ! !
15 :
9:02/03/11 12:11 ID:???
スマソ(ププ
16 :
9:02/03/11 12:16 ID:???
ロト伝説おもれえよ。ちゃんと物語がリンクしてるって感じで。
まあ、天空もリンクしてることはしてて、いいんだけどよお、
ありゃ、マップが変化し過ぎで、なんだかな〜・・・って感じ。
4と5の間の時間が確か100年くらいだったじゃん?
100で何であそこまで変わってんの?バカみてえ!
17 :
9:02/03/11 12:21 ID:???
でも、ロトって結局なんやねん?
伝説も装備品の話しかほとんど残ってないし、
実際なにをしてたんだか、わかんねえよ。
3でロトの称号もらうけどさあ、
ってことは、それ以前に勇者ロトっていたんだろ?
まさか7以降の勇者がロト…、とか言わねえよなあ?
18 :
9:02/03/11 12:26 ID:???
>1
まったく、2でロトの装備の弱体化ぶりには目をみはるね!(ワラ
あれって、長い間放置し過ぎて腐ったんじゃねえの?
っていうか、そういう大事なもんをへたれ竜王の孫なんかの所に
置いとくなよ!
19 :
9:02/03/11 12:27 ID:???
っていうか、ロト伝説がリンクしてるって言ってみたり、
装備品以外に、ロトに関する話がねえって言ってみたり、
俺って矛盾だらけじゃん!(ププ
20 :
9:02/03/11 12:29 ID:???
ロート製薬!(ププ
21 :
ロト:02/03/12 04:26 ID:yW4GIvl2
ロンバルディアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トロ?
なんで剣は弱体化して、鎧とかはしてないんだろうな
>>23 (`Д´)ノ「ソレガカイハツシャノ善意ダトイウコトガワカラナイノデスカ」
>9
そんな矛盾を内包するおまえがちょっと好きかもしれないぃぃぃ!
漏れはロト伝説のリンクの仕方がすごく好きです
DQでとくに好きなのが
同じ土地でも、時代によってすこしずつ変化していたりしてなかったり
「ああ、これはあの時の…」って思い出してほくそ笑んじゃうようなとこ。
ロト伝説はその中でも最高に好きなほくそ笑み。
つ っ こ み ど こ ろ も 満 載 ら し い が
ルビスたん!!
勇者はむっつりスケベだった
それでも勇者と崇められる
世の中そんなもん
>>25 >つ っ こ み ど こ ろ も 満 載 ら し い が
(`Д´)ノ「ムシロソコニツッコンダ者コソロトデンセツヲカタルシカクガアリマス。」
29 :
25:02/03/12 04:57 ID:???
>>28 漏れは基本的にマンセー派なのでツッコミどころはあまりないのだが
誰もが思うことだが最終装備=ロト装備シリーズはアレだよな
なんとなく気の迷いで銅の剣とか装備してたらどうするんだよと。
ばらばらに集めたのに、のちのロト装備シリーズはデザイン統一されとるし。
>>29 >なんとなく気の迷いで銅の剣とか装備してたらどうするんだよと。
(`Д´)ノ「ソノバカップリガマタデンセツヘノダイイッポニナリマス。」
>ばらばらに集めたのに、のちのロト装備シリーズはデザイン統一されとるし。
(`Д´)ノ「時ノナガレトハ偉大ナモノデスナ。」
31 :
ロト:02/03/12 07:08 ID:yW4GIvl2
アレフガルドがせまいよー
町がなくなっちゃってるよー
>>31 (`Д´)ノ「シカシラダトームダケハノコッテイルトイウワナ。」
33 :
9:02/03/12 12:09 ID:???
王者の剣を潰すのに3年もかかったゾーマたん(ププ
潰さなくても、後 何百年かすれば勝手に弱体化してるのにね!(プププ
34 :
ロト:02/03/12 12:59 ID:yW4GIvl2
ゾーマって強いね
HPいくつあるんだろう
魔法の玉なしで
35 :
ロト:02/03/12 12:59 ID:yW4GIvl2
>>33 弱体化したのは3で新しく作りなおしたからだろ。
38 :
9:02/03/12 13:11 ID:???
>37
なるほどな。ヽ(`Д´)ノアンガト
39 :
9:02/03/12 13:33 ID:???
じゃあ、なんで作り直すと弱体化すんだよ?
新・王者の剣には保存料が入ってないとかか?(ププ
40 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/12 14:25 ID:yW4GIvl2
そして伝説へ・・・
41 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/12 14:36 ID:PFTzac5M
剣の攻撃力が減ったってよりも単純にロトよりより子孫のが強いってすれば
いいのに…
42 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/13 11:45 ID:1MHOyuG/
パンツsage
あれはレプリカですよ
44 :
9:02/03/13 12:30 ID:???
じゃあ、本物が2の世界のどこを探しても見つからないということは
ロトの剣も消滅したってことか?
それともシドーたんが自分の世界にお土産でもって帰った?(ププ
45 :
ロト:02/03/13 17:25 ID:1MHOyuG/
シドーは強かたよ
シドーにも勝てないの―ださい
48 :
ロト紋ネタスマソ:02/03/13 17:46 ID:u/HMyk5z
それより、あんなに強かった竜王が、
ベギラマしか使えん30レベル風情にあぼーんされたのが、
トーーーーーーーーーーーーーーーーーーっても気になるんですが?
49 :
9:02/03/14 12:26 ID:???
たかがベギラマっつったって、
1の勇者の魔法の一つ一つが並の魔法使いのそれより強えんじゃねえの?
ダイの大冒険のバーンがつかったメラがメラゾーマみてえに見えたように(ププ
50 :
ロト:02/03/14 13:41 ID:4cnuuD5R
当然竜王はラリホーだな
ラリホーラリホー効きまくり
52 :
9:02/03/14 16:19 ID:???
>>51 ああ、だからさ、竜王の孫んちにあったのがレプリカだとしたら、
本物はもうないのか?って話。
言葉足りねえでスマソ(ププ
53 :
773:02/03/16 15:26 ID:J63TroOu
パフパフってどうなの?
生乳なのかナァ
54 :
ちたん:02/03/16 17:42 ID:???
うんち喰いたい〜〜〜!
55 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/17 12:24 ID:5SEN0SML
age
56 :
37:02/03/17 12:46 ID:???
>>52 王者の剣(本物)=本物のオリハルコンで出来てた→ゾーマが長年かけて砕いた
王者の剣(DQ3)=純度の低いオリハルコンで複製→劣化速度が早い
王者の剣はもともと、神の助けを借りて作り上げた剣。
オリハルコンは特殊な金属だから、普通の人間が普通の道具を使っても
精製・加工はできない。その証拠に、神を封じる力を持つゾーマも砕くのに苦労した。
ところがDQ3に新しく出てきた王者の剣は、たった1人の鍛冶屋がつくった。
つまり、ドムドーラの町に落ちてたオリハルコンは偽物というか、
人間にも精製可能な純度の低い物であったと考えられる。
(それでもそれなりの硬さはあったので、最強武器にはなれる)
んで、純度が低いオリハルコンだったから、年月の経過と共に自然と弱くなっていった。
「本物の王者の剣」は、すでにDQ3の時代には無かったということですな。
57 :
ロト:02/03/17 12:57 ID:5SEN0SML
別にベホマ使えばいいのにねぇ
>56
本物の王者の剣ですか。
もしそれがあったとしたら、使うとイオナズンが起こせたでしょうねえ・・・
60 :
真の厨房:02/03/19 08:05 ID:???
ミツケタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
61 :
真の厨房:02/03/19 08:07 ID:???
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i-― ̄ ̄ ヽ oノ  ̄ ̄―-i
| " ___二___" ,, |
| |「 7 ̄|::/|:::/|:::::/ | |/  ̄フ- ″|
l⌒、|!l−-_ |/ |/ / _-−l!|/⌒l
| ~ヽ|  ̄>−== 、 , , ==−< ̄ | /~ |
ヽ 6 | ( `-´ !i_! `-´ ) .| 6 /
ト - | ` ´ |- イ
Vi::::| """ i「 """ |:::iV
|::::\ /::/
〃|/ヽ:::` - _ ⌒ _ -::´∧:|ヽ
,-{ V |  ̄ |V^ }-、
\  ̄ ̄`ー-――/ /
ロト━━━(゚∀゚)━━━!!!!
62 :
真の厨房:02/03/19 08:08 ID:???
決定かな
63 :
真の厨房:02/03/19 08:08 ID:???
ここがだめだったらもう場所がない。。。
64 :
9:02/03/19 13:27 ID:???
>60-63
何を探してるのかね?
>56
アイテム物語の話でもかなり苦労してるように書かれてるもんな。
でも、3の鍛冶屋は買い取ったオリオハルコンは加工せず、
柄だけ付けただけだったりしてな(ププ
65 :
新中:02/03/19 21:02 ID:???
shousetu kakasitekudasai
66 :
新中:02/03/19 21:57 ID:???
_____
|___†_|
( ・∀・) もう書こう
(| ╋ |)
67 :
9:02/03/19 22:43 ID:???
書け書け
68 :
新中:02/03/19 23:17 ID:???
69 :
新中:02/03/19 23:24 ID:???
_____
|___†_|
( ・∀・)
70 :
K:02/03/20 00:06 ID:???
今から1億年以上も前のこと・・・・・・
歴史上では白亜紀やジュラ紀といった弱肉強食の世代・・・・
この世界にまだ人類が誕生していなかった頃、地上には爬虫類や鳥類に近い
「恐竜」という生物が君臨していた。
するどいツメやキバを持った恐竜たちは肉食動物の中でも
王の中の王という存在であった。
・・・・だが今から6500万年前、恐竜たちは突然この世界から姿を消す・・・
・・・・・・そして 現在 西暦2002年・・・・・・・・
71 :
K:02/03/20 00:07 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号
72 :
K:02/03/20 00:09 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE1
西暦2002年 7月25日 夏
アフリカ南部 ザンビア 首都ルサカより北東153Km地点のある森にて・・・・
気温40℃の中、シムサン考古学者とその助手ラゴンの二人は
ある遺跡を調査しにこの森へやってきた。
シムサン「この辺りのはずだが・・・・・。む?あれか・・・・!」
ラゴン「ふぅ・・・暑いなぁ・・・。大先生、ち、ちょっと休みませんか・・・。
足がもうヘトヘトで・・・それにノドも乾いて・・・・・。」
シムサン「ははは。ラゴンくん、もうへばったのか?ついに遺跡を発見したぞ。
おそらくこの中に何か手がかりが見つけられるかもしれん。」
ラゴン「大先生、あれは本当に存在するんですか・・・?僕には現実離れしすぎて
とても信じられないんですが・・・・・二千年前にこの世界とは別に
もう一つの世界が存在していたなんて・・・・・。」
シムサン「ああ・・・・、それを証明させるためにここへ来たのさ・・・。
私が世界中を回って探しあてたこの古文書によると、この遺跡には太古の昔
とてつもない大穴が開いていたそうだ。・・・そしてこの地上にかつて
存在していたモンスター達は何者かによってその大穴の中へ追放された
らしい・・・・。どうやら大穴はこの世界ともう一つの別世界とを繋ぐ
入口だったようだ。」
ラゴン「へぇ・・・・モンスターなんて生物がこの世に存在していたなんて
ちょっと信じられないなぁ・・・・・。」
73 :
K:02/03/20 00:11 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE2
シムサン「モンスターだけじゃないぞラゴンくん、かつてこの地上に君臨していた
恐竜の生き残りだって・・・・。」
ラゴン「え・・・・?やだなぁ大先生、恐竜は6500万年も前にとっくに
絶滅したはずじゃないですか・・・・。」
シムサン「これは私の仮説だが・・・一部の恐竜は生き残り、そしてその恐竜が
進化した生物が存在していたのだと思う・・・・。」
ラゴン「進化・・・・・・?」
シムサン「そう、サルからヒトへ進化していったようにね・・・・・。」
ラゴン「・・・・・・・・」
シムサン「そして・・・・その進化した伝説の生物は、ある人物を追って
その大穴へ入っていったともされている・・・・。」
ラゴン「・・・・ある人物?・・・それはいったい誰ですか?大先生。」
シムサン「・・・本名までは分からない、でも彼の出身はオーストラリアから
はるか東の小島で生まれ育ったらしい。」
ラゴン「なんだか僕にはよく分かりませんが・・・この遺跡の中へ行けば
何かが分かるかもしれませんね・・・・。」
シムサン「ああ・・・・、もう大穴は閉じているだろうが壁画くらいは
見つけられるかもしれん。・・・さあ行こうか、ラゴンくん。」
ラゴン「はい、大先生。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
74 :
K:02/03/20 00:13 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE3
遺跡あと 洞窟にて
シムサン「おい!ラゴンくん!このカベを見ろ・・・!」
ラゴン「・・・・?鳥のような絵が描かれていますね・・・・。大先生、
この絵はなんですか・・・?」
シムサン「これは紋章だ・・・・。おそらくこの鳥のような絵は、私が先ほど君に
話した恐竜が進化した伝説の生物を表しているのだと思う・・・・・。」
ラゴン「大先生!こんなところに書物が・・・・!!」
シムサン「む・・・、この書物の中に何か別世界についての記録があれば・・・・
・・・・・・あった!!この書物に違いない・・・!!」
ラゴン「やりましたね大先生!は、早く読んでみてくださいよ!」
シムサン「うむ・・・・それほど昔の書物ではないようだ・・・・。年代までは
記していないようだが、おそらく100〜200年前のものか・・・」
ラゴン「なんだかドキドキしますね・・・・・・・。」
シムサン「えーと、なになに・・・・[むかしむかし はるか むかしのこと]・・・
むぅ・・・どうやらこれは子どもが読むようなおとぎ話のようだ・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
75 :
K:02/03/20 00:16 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE4
むかしむかし はるかむかしのこと・・・・
この世界に魔法と呼ばれる不思議な呪文や、鉄を金に変えてしまう
錬金術と呼ばれる技などが発達していたころのお話です。
そしてそこに生息している動物はモンスターと呼ばれており、中には
その時代よりももっとはるか昔に絶滅した「恐竜」と呼ばれる爬虫類と鳥類に近い
生物が進化した伝説の生き物もおりました。
それはその時代で「ドラゴン」と呼ばれる生物で、この世界の天上には
どんな願いでも叶えてくれる神の竜が存在するとも言われておりました。
しかしドラゴンの子孫の中には人間たちをおびやかす悪いドラゴンも誕生しました。
悪いドラゴンはたくさんのモンスターたちを従え、自らを竜王と名乗り、
この世界をわがものにしようとたくさんの人々たちを苦しめました。
それを見た神さまは地上のすべてのモンスターともども、悪いドラゴンを
この世界とは別な世界へ追放させました。
・・・こうしてこの世界にはモンスターは一匹もいなくなり、魔法に代わって
科学という文明が発達しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
76 :
K:02/03/20 00:18 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE5
・・・・しかし別な世界へ追放された悪いドラゴンは、そこでもその世界を
わがものにしようとたくらみ、「光の玉」と呼ばれるその世界の平和の源である
美しい宝玉をうばいました。
その世界はアレフガルドと呼ばれる神さまの使いがお創りになった世界であり、
かつてその世界には大魔王が君臨していたそうです。
悪いドラゴンはかつて大魔王が住んでいた城を乗っ取り、たくさんのモンスター
たちを部下にひきこみ、このアレフガルドをわがものにしようとたくさんの
人々たちを苦しめました。
しかしある日、ひとりの勇敢な若者によって悪いドラゴンをやっつけました。
そして光の玉を取り戻し、このアレフガルドに平和をとりもどしました。
人々は歓喜にあふれ、若者をたたえました。
その若者はその昔「ロト」と呼ばれた伝説の勇者の子孫だったのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
勇者ロトとは、かつてこのアレフガルドに君臨していた大魔王をたおし、
この世界に光を与えた伝説の勇者として語り継がれていました。
・・・・そして勇者ロトの子孫たちはこの世界の未来を何度も危機を救い、
永遠にアレフガルドの伝説として語り継がれてゆきました・・・・・。
77 :
K:02/03/20 00:20 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE6
シムサン「・・・・・・・・・・・」
ラゴン「やりましたね大先生!世紀の大発見ですよ!!」
シムサン「・・・・・・・・・・いや・・・・」
ラゴン「・・・・・・大先生?」
シムサン「・・・この程度では大発見とは言えないな・・・・。かんじんの
裏の世界アレフガルドについての情報がほとんど記されていない・・・。
第一伝説の勇者ロトが大魔王を倒してから、その後の行方がまったく
書かれていない・・・・。やはり100〜200年前の書物ではな・・・。」
ラゴン「・・・・そうですか・・・・・・。」
シムサン「・・・・・・うん?これは・・・・・」
・・・・・・そのとき考古学者シムサンは書物の中にはさんであった古い手紙
らしき紙を見つけた・・・・・・・・・・・・
シムサン「・・・・・・・・・・・・・!!」
ラゴン「大先生!!それは何ですか?!誰の手紙なんですか・・・?!」
シムサン「・・・・[あなたの愛する息子より・・・・母上へ・・・・]・・・・
こ、これは・・・・まさか・・・・・」
ラゴン「息子・・・・?母・・・・・??」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
78 :
K:02/03/20 00:24 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE7
・・・・・・・・あなたの愛する息子より 母上へ・・・・・・
このアレフガルドという不思議な世界へ足を踏み入れてどれくらいの年月が
経ったかわかりません。
どうかこの手紙だけは母さんの元へ届くことだけを願っています。
私はこのアレフガルドで、何人かの仲間たちとともに大魔王と戦い、
この不思議な世界に光を取り戻しました。
大魔王を倒したのち、私なりにいろいろと試みてみましたが、どんなことをしても
もう元の世界へは戻れないことがわかりました。
今からここへ書くことはおそらく母さんたちにはとても理解できないような
ことかもしれないでしょう。
母さんたちのいる世界からやってきた竜のモンスターは、たくさんの部下を
引き連れて今も私を追い続けています。
かつて私の仲間だったみんなも次々に殺され、とうとう私一人になってしまいました。
・・・・・・・・・そもそもの始まりはあのとき竜の女王からこのような
光の玉などを受け取ってしまったために・・・・・・・・
79 :
K:02/03/20 00:27 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE8
母「おきなさい おきなさい、わたしのかわいい息子や・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
母「ここからまっすぐ歩くとお城です、王様にキチンとご挨拶するのですよ。
さあ行ってらっしゃい・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
竜の女王「あなたがもし魔王を倒すことができるのなら・・・・・あなたにこの
光の玉を授けましょう。生まれ出るわたしの赤ちゃんのためにも・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
シュヴァァァァァーーーーーーーーー!!!・・・・バシュゥゥゥンンン!!
ゾーマ「ほう・・・わがバリアーをはずす術を知っていたか・・・・・。
しかし無駄なこと・・・・、さあ わが 腕の中で息絶えるがよい!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ゾーマ「よくぞ倒した・・・・・・。だが光 あれば 闇も またある・・・・・
ワシには見えるのだ・・・・この世に再び何者かが現れよう・・・・
だがそのときはお前はすでに年老いてこの世にはいまい・・・!!
わははははは・・・・・・!!!・・・・・・ぐふっ・・・!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
80 :
K:02/03/20 00:31 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE9
王「よくぞ大魔王を倒してこの世界に光りをよみがえらせた!そなたに
ロトの称号をあたえよう!・・・・勇者ロトよ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
戦士「おいロト、どうした?お前も飲めよ。」
ロト「ああ・・・・・」
賢者「どうしたの?大魔王を倒したってのに元気ないわね?」
魔法使い「・・・・・ロトよ、このアレフガルドも悪くない世界じゃぞ。
そなたの故郷アリアハンを想う気持ちは判るが・・・・。」
ロト「ごめん・・・・ちょっと外に行って風に当たってくるよ・・・・。」
戦士「そうか・・・・・・じゃあ後でな・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
81 :
K:02/03/20 00:33 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第一章〜 PAGE10
かくして勇者ロトは ここ アレフガルドの 英雄となる。
だが祝いの宴が終わったとき 勇者ロトの 姿は どこにも なかった。
そして彼が 残していった 武器や防具は ロトの剣 ロトの鎧
聖なる守りは ロトの印 として
のちの世に 伝えられて いったという・・・・・・・。
82 :
真の厨房:02/03/20 00:35 ID:???
dokidoki
ロトの小説はヘタなこと書くとまずい。。。。。
とりあえずここまでうp。
反論募集中
>>82 何で俺の名前が出てるんだYO(ワラ
続き、楽しみにしてます。
84 :
真の厨房:02/03/20 00:49 ID:???
おお!大先生がきてくれた!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
86 :
真の厨房:02/03/20 01:22 ID:???
youkoso ragooooooooooooooooooooooooonnnnnn!!!!!!!
87 :
真の厨房:02/03/20 01:50 ID:???
88 :
K:02/03/20 05:07 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜
89 :
K:02/03/20 05:08 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE11
ラダトーム城 明け方・・・・
城の地下にて
*「ぐぅぐう・・・・・」
ロト「・・・・すみません、ちょっと起きてください・・・・。」
*「・・・・ん?むにゃむにゃ・・・・ハッ!こ、これは・・・ロト殿・・・。
失礼、どうなされたのですか・・・?」
ロト「うん・・・・、あなたにこれを・・・・。」
*「これは・・・・太陽の石・・・。なぜこれをワシに・・・・?いや、
なにもおっしゃらなくても結構です・・・・。あなたの考えていることは
分かっておりますぞ・・・・・。」
ロト「ありがとう・・・・、この世界の未来のためにその石を後継者たちのために
役立ててください・・・。ボクはここにいても・・・・」
*「・・・・やはり行くのですな・・・・。」
ロト「・・・・・・帰れるかどうか分からないけど・・・・。」
*「・・・・・そうですか・・・。あなたがいなくなると寂しくなりますな・・・。
しかしワシもあなたが無事、故郷へ帰れることを願っております・・・・。」
ロト「ありがとう・・・・、仲間たちには何も言ってないけど・・・彼らはこの
世界が気に入ったみたいだし・・・・。」
*「・・・・・・お気をつけて・・・・勇者ロト殿・・・・。」
ロト「うん・・・・さよなら・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
90 :
K:02/03/20 05:11 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE12
マイラの村から西の塔 最上階にて
ロト「・・・・・・ルビス様・・・・・」
ルビス「よくやりましたね、勇者ロト・・・・・・。大魔王ゾーマを倒してこの世に
再び光を取り戻したことを心から・・・」
ロト「ルビス様、もうそのセリフは世界中で聞き飽きました・・・・。それよりも
ボクはアリアハンに・・・元の世界へ帰るにはどうすれば・・・?」
ルビス「・・・・・・・・・・・・・」
ルビス「・・・・勇者ロト、残念ですがギアガの大穴はすでに閉じてしまいました。
この私でももうどうすることもできません・・・・。これからはこの地で
生き、この地で子を産み、この地に骨を埋めていってはどうでしょう・・・?」
91 :
K:02/03/20 05:12 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE13
ロト「・・・・・母さんたちに・・・ボクは身内の者たちに何も言わずに
この世界へ来たんです、この世界は嫌いじゃないけど・・・・・やっぱり
ボクには帰るべき場所があります、それはこの世界ではありません・・・。」
ルビス「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「ルビス様、・・・・何か方法はありませんか・・・?」
ルビス「・・・・・・・・・・・・」
ルビス「・・・・私には無理ですが・・・・方法は・・・ないことも・・・・。」
ロト「ホントですか・・・?!そ、それはどんな・・・?!」
ルビス「・・・・神竜に頼めば・・・・あるいは・・・・・でも・・・
神竜はこのアレフガルドではなく上の世界に存在します・・・・・。」
ロト「神竜・・・・・??」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
92 :
K:02/03/20 05:14 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE14
上の世界 竜の女王の城にて・・・・
A「何をしているの?」
B「あの竜の子の成長ぶりを日記に書いているのだよ・・・。」
A「そう・・・・・。あの子信じられないスピードで成長しているものね・・・。」
B「ああ・・・・怖いくらいにな・・・・。」
A「あの子誰にもなつかないし、それどころかこないだなんてあたしに
おもいっきり噛みついてきたのよ。」
B「ふむ・・心配だな・・・ワシもこないだ夢を見た・・・あの子が大きくなって
恐ろしい竜になって人々たちを苦しめる夢を・・・・・・。」
A「・・・・でもあの子は・・・女王さまからの頼みだし・・・・。」
B「うむ・・・・・、単なる思い過ごしだといいが・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
93 :
K:02/03/20 05:16 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE15
生まれてから一日目
その竜の子が卵から出てきたとき、まわりに私達がそばにいたのにも
かかわらず、その子は誰にもなつかず、そして母親を捜そうともしなかった。
この種族には`すり込み’という習性がないらしい。
私達はその瞬間、この子は卵の中にいるときから私達の話し声を
聞いていたのだの理解した。
`この子は自分の母親はもうすでにこの世にいないということ知っている’
そしてその子は卵から孵化してわずか2分たらずで飛ぶことを覚えた。
それから1時間もしないうちにその竜の子は[何か]を探し始めた。
食べ物を探しているのか、母親の亡骸を探しているのか私達にはさっぱりだった。
そして竜の子は私達に訴えかけるように吠えだした。
まるで竜の子は[貴様らアレをどこに隠した]と脅迫しているかのように、私達に
襲いかかるように吠えだした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
94 :
K:02/03/20 05:19 ID:???
>>93 × 聞いていたのだの
○ 聞いていたのだと
95 :
K:02/03/20 05:20 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE16
生まれてから二日目
まだ何も教えてもいないのに竜の子は突然言葉をしゃべりだした。
どこで聞いて覚えたのかは知らないが、ともかくその子が最初に覚えた言葉は
`ぶち殺すぞ’
だった。私達はこの子を一度、神竜様に会わせたほうがよいのではないかと
思い始めていた。
この竜の子は一度暴れ出すと一時間はそこら中に炎を吐き、目にとまる者を
次々に噛みついたりする。
今はまだ私達数人がかりで何とか取り押さえられるが、これ以上成長すれば
私達の身が危険になるかもしれない・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
96 :
K:02/03/20 05:22 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE17
生まれてから一週間後
わずか一週間にして竜の子はドラゴン種族の成人体型になる。
どうやら竜の子は母親の形見である「光の玉」を探していたようだ。
この城にないと分かると竜の子は突然私達に問いかけた。
`勇者のガキはどこへ行ったか知らねェか?’
彼は以前仲間たちとともにここへ現れたことがある。
しかしその後の彼の行方など私達が知るわけがない・・・・。
竜の子は私達が本当に知らないと分かると機嫌をそこねたのか、城の外壁を
破壊し、私達の仲間を数人半殺しにされた・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
97 :
K:02/03/20 05:24 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE18
生まれてから10日目
ゆうべはなぜか竜の子はこの城にいなかった。
どこに行っていたのか聞きたかったが、最近は恐ろしくて何も聞けない。
だが竜の子は私に言った。
`神竜に会ってきた、テメェらじゃ話にならねェからな。’
私は危うく持病の心臓発作を起こしそうになった。
心の中まで読めるのか・・・・・・・・・・。
神竜に会うためには真の勇者しか行けぬはずなのに・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
生まれてから11日目
ついに竜の子はこの城から去っていった。
私達はほっとしたが、女王さまからのたっての願いを叶えてあげられず
ただどうすることもできなかった自分達に腹立たしさを感じた・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
98 :
新中:02/03/20 05:34 ID:???
ridatu
99 :
ロト:02/03/20 09:06 ID:???
1ですがワタシモ小説カキマス
勇者「竜王さん、世界の半分ください」
竜王「よし、わかった。おまえに世界の半分をやろう。」
竜王「おまえにやるのは、男の世界だ!」
勇者「ガーーーーン」
kita--------------------
101 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/20 13:35 ID:Z6CgXyF5
hage
hosobosoto tudukeyo-
tatoe dokushaga inakutemo
ichido hajimetera saigomade kaku
105 :
K:02/03/21 05:17 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE19
・・・・・そいつはドラゴンのような姿をしてはいるが、パワーを抑えるために
人間と同じ姿にも変身できる・・・・・・
・・・・・だがそいつは人型の形態でもすさまじい戦闘力を持つ・・・・・・
・・・・・・私(ロト)が見るかぎりでは、ヤツは間違いなく・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ドムドーラの町 武器屋にて
竜王「まずはこの町から当たってみるか・・・・。竜の姿では目立つから
人型の形態になっておくかな・・・・。」
売春婦「お・に・い・さん。あなたけっこうイケてるわね♪。わりとあたしの好み
だから安くするわよ♪2000Gでどう?」
竜王「目障りだ、消えろ。テメェのような薄汚ねェ娼婦なんぞに用はない。」
売春婦「まぁなによ!!失礼ね!あんたカオはハンサムなクセして口が
めっちゃ悪いわね!ば〜か、こっちから願い下げよ!!」
竜王「くだらねェ町だな・・・・そのうちブッ潰してやるか・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
106 :
K:02/03/21 05:20 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE20
ゆきのふ「ここは武器と防具の店だ、どんな用かね?」
竜王「・・・・ロトというヤツがここへ来なかったか?」
ゆきのふ「ほう・・・!お客さん運がいい!実は勇者ロトが装備していたという
鎧がウチにあるんですよ!ほら、これがそうです。・・・・見て下さいよ、
この完璧なまでの防御力、そして美しいまでの光り輝いた・・・」
ガツッ・・・!!
ゆきのふ「う!ぐ・・・ぐぁ・・・ぁぁ・・!!な、なにをするんだ・・・!」
竜王「オイ、オレはヤツが着ていた鎧なんぞに興味はねェんだ。勇者ロトの
行方を捜している・・・・。知っていることを話せ、このまま絞め殺すぞ。」
ゆきのふ「ぅぅ・・!!・・・・ぼ、僕は・・・なにも・・・・・!」
戦士「おい!お前!何をしているんだ!放してやれ・・・!」
竜王「・・・ん・・?誰だテメェ・・?いや・・・声は聞き覚えがあるな・・・。」
ドサ!!
ゆきのふ「はぁ・・・はぁ・・・!!」
戦士「大丈夫か・・・・?」
ゆきのふ「は・・・はい・・・・な、なんとか・・・・。」
107 :
K:02/03/21 05:22 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE21
戦士「乱暴なやつだな、用があるのなら俺が聞いてやる。ちょっとそこまで
顔を貸してもらおうか・・・・。」
竜王「ホゥ・・・、威勢がいいな。ちょうどいい、テメェに聞くことにしよう・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ドムドーラの町はずれにて
戦士「ぐ、ぐぉぉぉおおお・・・・バ、バカ・・・な・・・!この俺が・・・!!」
竜王「どうした、もう終わりか?テメェは呪文も使えねェのか・・・?
呪文が使えないのならせめて身体を回復させるようなアイテムぐらい
持っておくべきだったな・・・・・。」
戦士「・・・・(こ、こいつなんて強さだ・・・・!!)・・・・」
竜王「テメェの声にはどうも聞き覚えがあると思っていたが・・・・テメェは
勇者ロトの仲間だな・・・?」
戦士「・・・・!!な、なぜそれを・・・・?!」
108 :
K:02/03/21 05:24 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE22
竜王「卵の中でテメェらがオレに話しかけてたのを覚えている・・・。あいにく
オレは一度聞いた声は必ず覚えてしまうのでな・・・・。勇者ロトは
どこにいる・・・・?」
戦士「卵・・・・・?!・・・そ、そうか・・・!貴様はあの竜の女王の・・!!
だ、だがギアガの大穴は閉じてしまったはずだ・・!なぜこの世界に・・・!」
ザシュッ!!
戦士「うぉぉぉぁぁあああ!!・・・・く・・・くそ・・!!」
竜王「オイ、そんなことテメェに話してオレに何か得があんのか?もう一度だけ
言うぞ・・・・。勇者ロトの野郎は光の玉を持っているはずだ・・・、
ヤツはどこにいる・・・・・」
戦士「・・・・・し・・知らん・・!俺たちだってあいつを捜して・・・」
竜王「・・・・・フン、では質問を変える。他の仲間はどこだ・・・?」
戦士「・・・き、貴様のようなやつに・・・だ、誰が言うものか・・・!!」
竜王「・・・・そうか、時間を取らせて悪かったな。・・・・あばよ。(ギィィィン・・・)」
ズガァァァァーーーーーンン・・・・・・!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ゾーマでース
相変わらず面白いのう
111 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/22 16:33 ID:E+SSmgir
キタ━━━━━(`□´)━━━━━━!
112 :
K:02/03/22 17:47 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE23
・・・・・私の生まれ故郷アリアハンへ帰る方法を精霊ルビス様にお願いした・・・
・・・・ルビス様は思いもよらない大胆な方法を私に告げた・・・・・しかし
それで帰れる可能性があるのなら私はなんでもする・・・・・正直言ってワラにも
すがる思いだった・・・・・・・・・・・・・
マイラの村から西の塔
ロト「ル、ルビス様・・・そ、そんな方法でホントに大丈夫なんですか・・?」
ルビス「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ロト「ルビス様・・・・!」
ルビス「少々荒っぽい手段ではありますが他に方法はありません・・・・。
・・・・ですが可能性はあります・・・・どうしますか・・・?」
ロト「・・・・わかりました・・・・お願いします・・・。それで元の世界へ
戻れるのなら・・・・・。」
ルビス「では早速はじめましょう・・・・・・・。」
ルビス「大地を司る者よ・・・・・・。この私の声が聞こえますか・・・・?
もし聞こえたら私に呼びかけて・・・・・・私は精霊ルビス・・・・・。」
・・・・・・・・・・・キィィィィンンン・・・!!!・・・・・・・・
113 :
K:02/03/22 17:49 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE24
・・・・・・・ルビスか・・・・・久しぶりだ・・・・・・・・・・
ルビス「・・・・よかった・・・・まだ生きていたのですね・・・・・。本当に
久しぶりです・・・・・」
・・・・・・・私に何か用か・・・・・・・・?
・・・・また新たな大陸を創りたいとでも・・・・・?
ルビス「それにはまだ少し時期が早すぎます・・・・。あなたに用というのは
そちらの世界に存在する神竜に会ってきてある願いを叶えてほしいのです。」
・・・・・・・・・それはどんな願いだ・・・・・・・・・・
ルビス「・・・・この子を・・・このアレフガルドを救った勇者ロトという人間を
上の世界へ戻してほしいと・・・・・・。」
・・・・・・・・ルビスよ・・・・・この私に見ず知らずの少年のためにあの神竜と
闘い、自分の願いでもない他人の願いを叶えろと言うのか・・・・・・・・?
114 :
K:02/03/22 17:50 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE25
ルビス「・・・・・わかっています・・・・・。あなたが私以外の者のために動く
者ではないことを・・・・・しかしこれは私の願いでもあります・・・。
聞いてもらえませんか・・・・・・私のためにも・・・・・。」
・・・・・・・・・仕方ないな・・・・・だが保証はできんぞ・・・・・・・・
・・・・・私も久しく戦闘はご無沙汰なのでな・・・・・・・・・・・・・
ルビス「・・・・・ありがとう・・・・・・感謝します・・・・・・・」
・・・・・・・キィィィィ・・・・・・・ンンン!!・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ミ ・∀・ミ<ここまでよんだ!
116 :
K:02/03/22 23:40 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE26
竜のモンスターはかつて私(ロト)が倒した大魔王の城を乗っ取り、たくさんの
モンスター達を従えその城を拠点とした。
だが竜のモンスターはまるで以前その城へ来たことがあるかのように
どこに何があるかを全て知っているようだった。
ゾーマの神殿 一階 玉座の間
二つの玉座の前に立ちはだかる二匹の人型形態のモンスター達。
・・・・そしてその眼前に現れた竜王・・・・・・
竜王「フム・・・・やはり玉座が二つ・・・・神竜の言っていたとうりだな・・・。」
ダース「・・・・・何者だ、貴様・・・・。何か用か・・・・。」
キース「ほぅ・・・・久しぶりの訪問者か・・・・どうする兄者?」
竜王「・・・・・今は空き家のようだな・・・、まあいい・・・・。」
ダース「??・・・・貴様まさか・・・・竜族の者か・・・?!」
キース「本当か兄者・・・?!俺には何も感じないが・・・?!」
ダース「よく感じ取れキース、こいつ・・・いや、このお方から発している
わずかな闘気を・・・・。」
キース「・・・・おぉ・・・!!ま、まさか竜族の生き残りがまだおられたとは・・!」
竜王「・・・・・・・・・・・・」
117 :
K:02/03/22 23:43 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE27
ダース「竜族のお方よ、ここでお会いできたのも何かの運命かと・・・・・。
我々は今は絶滅した竜族の子孫・・・・。とは言ってもあなたのような
純血ではありませぬが・・・・・。」
キース「竜族のお方・・・!!我々は長年この玉座を守る役目としてこの城に
仕えておりました。・・・しかしゾーマが現れて以来、その役目も果たせぬ
まま今日まで至ったのですが、ゾーマが倒された今再びこの城へ戻って
まいりました・・・!!」
竜王「・・・・・(フン・・・・どうやらウソをついている様子はなさそうだな・・)」
ダース「申し遅れました、私はダース。となりにいるのが私の弟のキースです。」
キース「竜族のお方、ぜひその名をお聞かせいただきたい・・・・!」
竜王「・・・・・あいにくオレには名前を付けられていないんでな・・・・。
母親が女王と呼ばれていたらしいからそれをもじって竜王と勝手に
付けられた名ならあるが・・・・・。」
ダース「竜王様・・・・・、竜族の名にふさわしい名です・・・・・。」
キース「竜王様!・・・・我々竜族の血を受け継ぐ者の・・・・命の源でもある
光の玉を・・・・今こそ・・・・!!」
竜王「なに・・・・?お前らも探していたのか・・・・?」
ダース「竜王様・・・・、光の玉は勇者ロトという人間が持っております。
人間ごときに我らの光の玉を奪われるとは・・・・。」
竜王「・・・・・・・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
118 :
K:02/03/23 02:24 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE28
私(ロト)はルビス様に頼んである人に神竜に願いを叶えてもらうことにした。
・・・・・・しかしそれは果たして「人」なのか・・・・・・?
・・・・・・彼の名前や彼が何者かは知るよしもなかったが・・・・・
・・・・・・あとから知ったときはなんとも複雑な気持ちで・・・・・・・
・・・・・・彼の正体など私にとってはどうでもいいことだが・・・・・
・・・・・・私(ロト)は正直言ってまず彼の名前に驚いた・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
天上界にて
神竜「む・・・?・・そなたはまさか・・・・・」
ガイア「ああ・・・・会うのは初めてだが・・・・貴殿なら私が何者か
判るはずだ・・・・・。」
神竜「・・・・・ルビスの使いでここへ来たのだな・・・・。というよりも
そなた生きていたとは驚きだ・・・・・。」
ガイア「ルビスには借りがいくつもあるのでな・・・・・。それに新しい大陸も
完成させねば・・・・・。」
119 :
K:02/03/23 02:25 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE29
神竜「・・・で、何用だ・・・・・?」
ガイア「アレフガルドに取り残された人間をこの世界に引き戻すというルビスからの
司令だ。閉じたギアガの大穴を再び開けたいのだが・・・・。」
神竜「・・・・・・・・・残念だがそれはできんな・・・・・。」
ガイア「・・・・・それは不可能だと言いたいのか?それとも開けたくないのか?」
神竜「さぁな・・・・・。どのみち私を倒さねば願いは叶えられんぞ・・・・。」
ガイア「無論そのつもりだ・・・・・。しかし今の発言でわかった・・・・。
ギアガの大穴を閉じたのは貴殿だな・・・・?」
神竜「・・・・だったらどうだと言うのだ?」
ガイア「フフ・・・・竜族を守るためか・・・・それとも復讐・・・・か・・・?」
神竜「そなたはここへ何しに来たのだ?私とおしゃべりをしに来たのか?」
ガイア「私は貴殿に対して特に私怨もないが・・・・ルビスの頼みであれば
仕方ない。・・・・貴殿を倒して私の願いを叶えさせてもらうぞ・・・・。」
神竜「おもしろい、では早速始めるぞ。・・・・用意はいいな?」
ガイア「ああ、はじめよう・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
120 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/23 17:02 ID:YTZwirWD
キタ━━━━
だんだん面白くなってきた。
タキ━━━━
123 :
K:02/03/24 00:04 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE30
マイラの村より西の塔にて
ルビス「さて・・・・無事願いが叶うといいですが・・・・・。」
ロト「ここで待ってればいいんですか?」
ルビス「そうですね・・・・、しばらく待っていれば彼のほうから・・・」
・・・・・・そのとき女賢者と老魔法使いが現れた・・・・・・
賢者「あ・・!あんたこんなトコにいたの・・・?!」
ロト「・・・!・・・・い、いやその・・・・」
魔法使い「捜したぞよ・・・・ロト・・・・・。」
ルビス「・・・・・・・・・」
賢者「みんなあんたを捜してたんだよ・・・・。なんで何も言わずに・・・・」
ロト「・・・・ごめん、ボクはどうしても・・・・」
賢者「ルビス様、突然すみません。彼は私が説得するので・・・。」
ロト「・・・・は?何言ってるんだ、ルビス様はこれからボクのためにアリアハンへ
帰してくれるんだ。・・・・キミたちが何と言おうとボクは帰るんだ・・!」
賢者「ばか!あんた知ってんの?戦士が何者かに殺されちゃったんだよ!」
ロト「・・・?!な、何だって・・・・?!」
魔法使い「うむ・・・・。どうやら事実らしい・・・・、犯人は不明じゃが・・・。」
ロト「・・・・・・!!」
ルビス「・・・・・・・・・・・・・」
124 :
K:02/03/24 00:06 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE31
ロト「戦士が・・・・?!いったい誰が・・・・・?!」
賢者「ほらロト、ぐずぐずしてないで犯人を見つけるわよ!」
ロト「え・・?!し、しかしボクは・・・・」
魔法使い「ロトよ、戦士のカタキを討つのだ。戦いはまだ終わっておらんぞよ。」
ルビス「待ちなさい、・・・・あなた達・・・・。」
賢者「・・・・・え・・・?」
ルビス「この私の目はごまかせません・・・・。誰のさしがねでここへ来たのかは
知りませんが、今すぐにここを立ち去りなさい・・・・・。」
ロト「ルビス様・・・・?」
賢者「な・・・何をおっしゃっているんですか・・・・」
魔法使い「・・・・・・・・・・・・・」
ルビス「ロトよ・・・・騙されてはなりません、この二人は賢者や魔法使いなどでは
ありません・・・・。これらはすべて幻・・・・・、さあよく目を
開いて見るのです・・・・・・。」
キィィィィーーーーーンンン!!・・・・・・シュヴァァァァーーーー!!・・・・
ロト「な・・・・・なんだ・・・・・??!」
賢者「・・・・・・・・・・ふん・・・・やはり無駄だったか・・・・」
魔法使い「・・・・そのようだな兄者・・・・・。作戦変更だな・・・・。」
ガォォォォーーーーーーーーーンンンン!!!!・・・・・・
125 :
K:02/03/24 00:08 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE32
・・・・・そのときはルビス様から言われるまでわからなかった・・・・・
・・・・・その二人は私(ロト)の仲間、賢者と魔法使いなどではなかった・・・
・・・一人は青い身体をした剣士、もう一人は赤い身体をした剣士だった・・・・
ダース「やむを得ん、作戦変更だ・・・・・・キース、やるぞ。」
キース「ああ、わかった兄者。」
ロト「な、何者だ・・・・?」
ルビス「・・・・下がりなさいロト!!彼らの目を見てはいけません・・・!!」
キース「おっと・・・もう遅い・・・・。」
ダースとキースの瞳が妖しく光る・・・・・
ギィィィーーーーーンン・・・・・・カァッッ・・・・・!!
ロト「うあああ!!・・・・あ・・・・・・あ・・・・あ・・・・・・」
ドタリ・・・・・
ルビス「ロト・・・・!!」
ダース「ふん・・・他愛もない・・・・・。次は貴様だ、ルビス。」
ルビス「・・・・・私にそのような技など・・・・・!!」
キース「ああ、安心しろルビス。貴様にこんな技は使わない・・・・・。」
126 :
K:02/03/24 00:09 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE33
ルビス「・・・`聖なる光よ わが 精霊の しもべとなりて・・・’」
ダース「遅いぞルビス、第一そのような魔よけの呪文など我らに通用せん。」
キース「ルビスよ、これを見るがいい・・・・・・。」
キースは邪神の鏡を取り出した
ルビス「ハッ・・・!!し、しまっ・・・・!!」
バシュゥゥゥーーーーーーーー!!!!
ルビス「ああああーーーーーー!!・・・・・・・・・・・・・・!!!」
シュゥゥ・・・・・・・・・
ルビス「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ダース「再び封印されたようだな・・・・・。これにて任務完了だ・・・・。」
キース「さて・・・兄者、こいつ(ロト)を連れて行こうか・・・・・。」
ダース「うむ、竜王様のもとへ・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
127 :
K:02/03/24 04:50 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE34
ゾーマの神殿
私(ロト)はあの大魔王の城へ連れていかれ、そこにいたあの竜のモンスターと
初対面を交わした・・・・・。本当にあの女王の子なのか・・・・・?
信じられないくらいにそいつから恐ろしい威圧感を感じた・・・・。
ロト「・・・・・・・うーん・・・・・ん・・・?・・・ハッ・・・!!」
竜王「よォ・・・目が覚めたか?」
ロト「・・・・・誰だ・・・・?」
竜王「質問はたったそれだけか、オレは竜王だ。・・・・ではこっちが聞く番だな。
光の玉はどこにある?テメェの袋には何も入ってねェぞ。入っていたのは
くだらん称号だけだ。・・・・オイ、念のために聞くがこの称号に刻まれている
[鳥のような紋章]がどういう意味を表しているか知ってんのか?」
ロト「・・・・・・・・・・・」
竜王「・・・・・ん・・・?オイダース、このガキは耳が聞こえねェのか?」
ダース「・・・・竜王様、おそらくこやつは寝起きのためまだ頭がはっきりとして
いないのでしょう・・・・。」
竜王「そうか、そりゃあ悪かった・・・・。よし、キース。こいつの目を
覚まさせてやれ。」
キース「はっ・・・・・。」
128 :
K:02/03/24 04:51 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE35
ロト「な・・・何をするんだ・・・・!!」
キースは勇者ロトの肩をつかむと同時に不思議な呪文を放った。
バリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・・・!!!
ロト「うああああああああああ!!!・・・・!!」
竜王「どうだ?目が覚めたか・・・・?」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・!!!
ロト「う・・・うああああ・・・!!や・・・やめ・・・ろ・・・!!!」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・!!!
竜王「オイボゥズ、もう一度聞くぞ。光の玉はどこだ・・・・・・。」
ロト「う・・・うぉぉぉおおお・・・・・!!!」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・!!!
竜王「・・・・しぶといガキだ。キース、フルパワーでやれ。」
キース「は、しかし竜王様・・・・。すでにこいつの腕は焼けかかっています。
おそらくこれ以上パワーを上げるとこいつは死んでしまうおそれが・・・。」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・!!!
ロト「ぐ・・ぐぁぁああああ・・・・・・!!!」
竜王「この程度でか?・・・・・なさけねェ野郎だな・・・・仕方ねェ、
オイダース、あいつらを呼んでこい。」
ダース「はっ・・・・・・。」
129 :
K:02/03/24 04:53 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE36
・・・・・・ダースとかいう剣士は私(ロト)の仲間であった
賢者と魔法使いを連れてきた・・・・。なんということだ・・・・仲間達は
すでにこいつらに捕まっていたとは・・・・・・・。
賢者「ロト・・・・・!!」
ロト「・・・・み・・・みんな!!」
魔法使い「く・・・・すまんのぅ・・・・ワシらとしたことが・・・・・」
竜王「こいつらを見つけるのはそう難しくはなかったぞ、あいにくもう一人の
テメェの仲間はオレがブッ殺しちまったがな・・・・。」
ロト「くっ・・・・・!!な、仲間たちに手を出したら・・・!!」
竜王「[許さないぞ!]・・・ってか・・・・?だったら早めに吐いちまえ。
これ以上はオレも待てねェな・・・・・。」
賢者「私たちに何をする気なのよ・・・・・」
竜王「お前ら二人でそこにいるダースとキースと闘え。テメェらが勝ったら
ロトを解放してもいいぞ・・・・。」
ロト「なに・・・・・?!」
賢者「・・・・何を言うかと思えば・・・・あんたたち私たちを知らないの?」
魔法使い「ふぉっふぉっふぉ・・・・・二対二か・・・かまわんぞよ・・・。」
ロト「み、みんなよせ!!こいつら二人は・・・!!」
竜王「では決まりだ・・・・・。油断するなよダース、こいつらは大魔王を
倒した勇者ロトのご一行様だ・・・・。」
ダース「は、肝に銘じて・・・・・。」
キース「・・・・久しぶりの戦闘か・・・・腕が鳴るな・・・・。」
130 :
K:02/03/24 04:56 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE37
・・・・・・・私(ロト)は止められるものなら止めたかった・・・・・・
・・・・・そいつらの強さときたら信じられないくらいに・・・・・・・・
・・・・なぜこんなでたらめの強さを持った者達がこの世界にいるんだ・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・・私(ロト)の仲間たち二人はダースとキースにおびただしい数の
呪文を放った・・・・・・しかし・・・・・・・・
賢者「はぁはぁ・・・・・・そ、そんな・・・・。こ、こんなことって・・・・・・」
魔法使い「後ろだ!!賢者よ!!!」
賢者「・・・・・!!」
ダース「遅い・・・・!(ギィィンン・・・・)」
ズガァァァァーーーーーーーンンン!!!・・・・・・・・・
賢者「がっ・・・・・!!」ドタリ・・・・
魔法使い「く・・・くそ・・・!!お、おのれ・・・!!(カキィィィィンンン・・・・)」
魔法使いは全身を震わせ、全魔法力を解き放った
・・・・・キーン キーン キーン キーン キーン キーン・・・・・
・・・・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・!!!
131 :
K:02/03/24 04:57 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE38
竜王「ホゥ・・・・・あのジイさんなかなかやるじゃねェか・・・・・。」
ロト「・・・・・・!!ま、まさか・・・・?!よせ!死ぬぞ!!」
竜王「オイ・・・ロト・・・早く光の玉のありかを言わねェとあのジイさんまで
くたばっちまうぞ・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・!!」
魔法使い「大魔王ゾーマにも使わなかったこの呪文で・・・・!!」
キース「ご老体、あまり無理をすると身体にさわるぞ・・・・。」
ダース「ふむ・・・・・これは見物だ。キースよ、しばらく様子を見よう。」
魔法使い「・・・・・・・喰らえ・・・・・!!!」
グァァァァァアアアーーーーーーーーーー!!!・・・・・・・!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
魔法使い「・・・・・やはり・・・・・ダメ・・・・か・・・・・・。」
ダース「いや、今の呪文はなかなかのものだった。・・・・私の[青龍剣]を
少々とはいえど欠けさせるとは・・・・。」
キース「俺もだよ兄者、[赤龍剣]がこれじゃあカタなしだな・・・・。」
魔法使い「すまんのぅ・・・・ロトよ・・・・あとを・・・・たの・・む・・」
ドタリ・・・・・・・・
ロト「・・・・!!!」
132 :
K:02/03/24 05:00 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE39
竜王「終わったようだな・・・。バカなヤツだ・・・、光の玉のありかを
言えばこの二人は死なずに済んだものを・・・・・・。」
ロト「お前ら・・・・・!!許さんぞ・・・・・!!」
・・・ビシッ!・・・ビシッ!ビシビシ!・・・バリバリバリ・・・・!!
竜王「ホゥ・・・・・闘気はすでに臨戦態勢だな、おもしろい。今度は
オレと闘るか?」
ロト「・・・・・ゆ・・・・許さん・・・・・!!(キィィィンンン・・・・)」
竜王「フン、・・・・今のテメェじゃオレを倒すどころかオレを楽しませること
すらできねェな。まぁそれでも闘るってんならオレは構わねェが・・・。」
・・・・・・このときこの竜のモンスターと闘っていれば私(ロト)は間違いなく
死んでいただろう・・・・・・ある者が止めていなければ・・・・・・・
ガイア「・・・・・・・・ここにいたのか・・・・捜したぞ・・・・。」
ロト「・・・・?!・・・(誰だ・・・・??)」
ダース「・・・!・・・貴様何者だ・・・・・。」
ガイア「ルビスがすでに封印されていたのでもしやと思ったら・・・・・。」
キース「竜王様、侵入者が・・・・・。」
竜王「ん・・・・・?声には聞き覚えはねェな、何か用か?」
ガイア「・・・・・その少年を引き取りに来た、戦闘ごっこはこれまでだ・・・。」
竜王「・・・・・・・・・」
133 :
K:02/03/24 05:01 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE40
キース「なんだと・・・・?貴様正気か?」
ガイア「どうかな・・・・最近平和ボケをしていたからな・・・・。」
ダース「・・・・命が惜しくないようだな・・・・。」
竜王「・・(こいつかなり強え・・・・ダース達ではムリかもしれねェ・・・)・・」
ガイア「どうやら口で言っても無駄のようだな、だがお前達が何と言おうと
その少年を引き取るぞ。」
キース「面白い、引き取れるものなら・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・シュンッ!!
キース「なに?!き、消えた・・・・!!」
ロト「え?あ・・・あれ?なんでボクはかつがれているんだ・・・・?」
ガイア「しっかりつかまっていろロトよ、とりあえずこの場を離れる・・・・。」
竜王「・・・・(速い・・・・・)・・・」
ダース「な・・・・・!!ま、待て貴様!!」
ガイア「・・・・・・(キィィィンン・・・・・)」
ズガァァァーーーーーンン!!・・・・・ガラガラガラ・・・・・!!
ダース「くっ・・・!!ま、待て・・・・!!」
134 :
K:02/03/24 05:03 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE41
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガイア「よし、この間に逃げるぞ。落ちるなよ。」
ロト「え・・・あ、ああ・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
キース「に、逃げられたのか・・・・・!!」
竜王「フン・・・・・なかなかやるな・・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・・・・その男は私を担ぎ上げものすごいスピードで城から脱出した・・・
・・・・ともかくその男は私(ロト)を助けてくれたのだった・・・・・・
・・・・・・・その男の名は「ガイア」・・・・・・・・
・・・・・ルビス様に呼びかけられ、神竜に会って私の願いを叶えさせてもらう
予定だった男だ・・・・・・だがこのとき私を拾ったのは願いを叶えるためでは
なかった・・・・・・・彼は神竜と会うことができなかったのか・・・・・?
135 :
K:02/03/24 05:04 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第二章〜 PAGE42
ロト「ち、ちょっと・・・・・どこまで行くんだ・・・・?もうここまで
くれば平気じゃないか・・・・。」
ガイア「今のお前ではあの竜王どころかヤツの部下にも勝てん、だが光の玉を
渡さなかったのはさすがに勇者だな・・・・。」
ロト「・・・・・ある場所に隠してあるんだ・・・・。」
ガイア「・・・・そうか、なにはともあれお前はまだ強くなれる・・・・。
後世に継がせるにはお前はまだ若すぎる・・・・。」
ロト「いったいどこへ連れていく気なんだ・・・?あなたは誰なんだ・・・?」
ガイア「私の名はガイアだ、お前をこれからある新大陸へ連れて行く。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・・・ガイアという男はそう言って私(ロト)をある大陸へ連れて
いった・・・・・・・この世界にはアレフガルドしかなかったはずなのに・・・・
・・・・・・その新大陸はムーンブルグという名の大陸だそうだ・・・・・
・・・・・・その大陸の中心部分に存在する気温0℃のロンダルキア台地という
高山へ連れていかれた・・・・・・・・・・・・・・・・
136 :
新中:02/03/24 05:06 ID:???
〜第二章〜 缶
137 :
新中:02/03/24 05:06 ID:???
明日から第三章へtotuhyuu
138 :
新中:02/03/24 05:07 ID:???
ridatu
140 :
新中:02/03/24 05:08 ID:???
sugeeeeee
ペースもすごければ内容も濃い。。。
142 :
K:02/03/25 23:37 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE43
再び現在に戻る 西暦2002年
アフリカ南部 謎の遺跡あと 洞窟内
シムサン「・・・・・・・・・・・」
ラゴン「・・・・・大先生、この手紙に書いてあることは本当でしょうか・・・。」
シムサン「・・・わからない、しかし・・・これは・・・すごいぞ・・・・。
やはり私の仮説は間違っていなかったかもしれん、6500万年前に絶滅した
恐竜の生き残りが存在していたのだ・・・・・。そしてその恐竜が進化を
遂げた結果がこれなのだよ、ラゴンくん・・・・。」
ラゴン「またぁ・・・・大先生、冗談はよしてくださいよ。そんなこと学界で
発表したら世間の笑い者になりますよ。」
シムサン「笑わば笑えだ・・・・。今に歴史を覆すような決定的証拠をつかんで
やるさ、第一まだ手紙の内容を全部読んでいない・・・・。この手紙に
書いてあるロトの称号に刻まれている[鳥のような紋章]・・・・、
そしてそこのカベにも描かれている壁画。・・・きっとこれは同じものに
違いない、つまりそれは・・・・・。」
ラゴン「・・・・恐竜を・・・・意味していると・・・?」
シムサン「・・・・・結論はまだ何ともいえん、・・・だが一歩一歩近づいてきたぞ。
真実が明らかになるのもそう遠くはない・・・・・。」
143 :
K:02/03/25 23:39 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE44
ラゴン「大先生、彼のこの[ロト]という名は引き継がれた名じゃないですか。
彼にはちゃんと名前があったはず・・・・。[ロト]という名はいったい
どこからきたんですか・・?」
シムサン「私も不思議に思っていたところだよ、・・・・おそらくこの[ロト]という
本当の意味は、このラダトーム王でさえ知らなかったのかもしれん・・・・。
知っているのはこの竜王という名のモンスターや・・・・その部下らしき
者たち・・・・・・。つまりこの手紙でいうところの[竜族]とかいう種族に
関係する言葉・・・・。ラゴンくん、ひょっとしたらこの[ロト]という言葉は
もともと名前ではないのかもしれんぞ・・・・・・。」
ラゴン「ぇえ・・・?!」
シムサン「うむ・・・・私にもまだ分からないが・・・・竜族という名の種族に
関係する言葉であれば・・・・かつてこの地上に君臨していた恐竜にも
関係のある言葉なのか・・・・?」
ラゴン「・・・・大先生、そもそも恐竜はなぜ6500万年前に突然絶滅して
しまったのでしょうか・・・・・?」
シムサン「地球に巨大隕石が衝突したとか・・・・・ウィルスが発生したとか・・
氷河期が原因だとか・・・さまざまな仮説があるが・・・。」
ラゴン「・・・・・・大先生はどうお考えなのですか・・・・?」
144 :
K:02/03/25 23:41 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE45
シムサン「・・・私はどの仮説にも同意見はない。」
ラゴン「では大先生の仮説を教えてくださいよ。」
シムサン「・・・私の仮説は・・・・何者かがこの地上に人類を誕生させるために、
それまで君臨していた恐竜という種族が邪魔になったか・・・・・それとも
恐竜が進化した竜・・・・つまりたとえるのなら竜族という種族が自分達
だけの地上を求め、この世界とはまったく別の世界へ移住したか・・・・。」
ラゴン「・・・・・・・・・・・・・・」
シムサン「今のままでは何ともいえん、だがそれを探すためにここへ来たのだ。
・・・・謎はまだまだたくさん存在する、たとえばまだ明らかになっていない
[光の玉]と呼ばれる代物・・・・・。そもそも彼ら竜族はなぜこの光の玉を
必要としている・・・・?そして竜の女王はなぜそんな大事な代物を人間に
譲ったりしたのか・・・・?」
ラゴン「さぁ・・・・・僕にはさっぱりですよ大先生・・・・・・。」
シムサン「仮説を仮説のままにはさせん・・・・必ず真実を突きとめる・・・・・。」
・・・・・シムサン考古学者と助手ラゴンはさらに手紙を読み続けた・・・・・・・
145 :
新中:02/03/25 23:44 ID:???
>>141 カキながらストーリーを考えたりしてるからかな。いつも濃いね
146 :
新中:02/03/25 23:50 ID:???
もはや主役はロトではなく竜王だな・・・・・
147 :
K:02/03/26 02:46 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE46
・・・・・ガイアという男は私(ロト)をロンダルキア台地という高山へ連れて
いき、気温0℃の中私に話をし始めた・・・・・・・・・・・・
ガイア「ふむ、この辺までくれば・・・・・・」
ロト「ううううううううううう・・・・・・(ガタガタガタ・・・・・)」
ガイア「どうした?」
ロト「どどどどうしたもこうしたも・・・・・・さ、寒いよ・・・・。は、話が
あるんならどっか入ろうよ・・・・・。」
ガイア「この地は私が創ったばかりの未開の土地だ、人も住んでいない。」
ロト「ななななな・・・・・・い、いったい何のためにボクをここへ・・・・。」
ガイア「ロトよ、よく聞け。私はあのときルビスの頼みでお前の願いを
叶えるために神竜に会いにいった・・・・。」
ロト「・・・・え?!あ、あなたがそうだったのか・・・!・・・・で?
どうなったんです・・・?!」
ガイア「神竜とはお前が元々住んでいた世界の天上に存在する竜の神のことだ、
その神竜はどんな願いでも叶えてくれる竜なのだ。」
ロト「・・・・・ボクの住んでいた世界にそんな神がいたのか・・・・・・。」
ガイア「・・・だがただで願いを叶えてくれるわけではない。神竜と闘い、勝った
者だけがその願いを一つだけ叶えてくれる・・・・・。」
ロト「・・・・・・で?あなたは闘って勝ったの・・・・?」
ガイア「・・・・・・・・それがだな・・・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
148 :
K:02/03/26 02:48 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE47
神竜「うむ、見事だ・・・・お前の勝ちだガイアよ・・・・。約束通りそなたの
願いを叶えてやろう、・・・・どんな願いだ・・・・?」
ガイア「・・・・先ほども言った通りロトという少年をこの世界へ戻してほしい
という願いだ。つまりはギアガの大穴を再び開けるということに・・・。」
神竜「・・・・・・・・・断る。」
ガイア「・・・・・なんだと・・・・?やはり再び穴を開けたくないのか?
いや、そんなことよりも神が約束を破っていいのか・・・・?」
神竜「ガイアよ、私はそなたの願いを叶えてやると申したのだ。その願いは
ロトという人間の願いであってそなたの願いではなかろう?」
ガイア「なに・・・・?・・・・・貴様・・・・・・。」
神竜「その願いはロトという人間自身がここへ来て私と闘い、私に勝ってから
願いを叶えるといい・・・・。今この場ではそなたの願いだけしか
叶えることはできん。」
ガイア「神が屁理屈を・・・・・・。だったら竜王は例外なのか?ヤツは
竜族だから特別扱いか?」
神竜「さあ言え・・・・・願いを・・・・・・。」
ガイア「く・・・・・くそ・・・・!!」
149 :
K:02/03/26 02:49 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE48
ガイア「・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・・・・・・そうか・・・・・・わかった・・・・・・・。では
願いを言う・・・・・・・。」
神竜「うむ、何だ・・・・・・。」
ガイア「・・・・・・・私をアレフガルドへ連れてゆけ・・・・・・。それなら
問題はないだろう・・・・?」
神竜「・・・・・何を企んでいるかは知らんが、これだけは言っておこう・・・・。
これ以上竜族に関わるな・・・・・長生きしたくばな・・・・・・。」
ガイア「・・・・・・・・・・・・」
神竜「では願いを叶えてやろう・・・・・そなたをアレフガルドへ飛ばす・・・。」
シュバァァァーーーーーーーーー・・・・・・・!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
150 :
K:02/03/26 02:53 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE49
ロト「そ、そんな・・・・闘いに勝ったのに願いを叶えてくれないなんて・・・。」
ガイア「・・・・私がここへ来たのはルビスのために新大陸を創るためでもあったが、
今はお前の願いを叶えさせるために来たのだ・・・・・。」
ロト「どうすれば・・・・・・?」
ガイア「お前自身が神竜と闘うしか道はないが、肝心の神竜が上の世界にいる以上・・
・・・残された道は・・・・・光の玉だけだ・・・・・・。」
ロト「光の玉・・・・・・?それを使って何をするの・・・・?」
ガイア「・・・・よく聞けロト、あの竜王やその部下の二人、そして神竜、これらは
みな竜族やその子孫達なのだ・・・・・。彼らはもともとこの裏の世界を
自分達だけの世界にしようと企んでいた・・・・。そのためにあの光の玉を
必要としている・・・・だから逆に光の玉をこっちの切り札にすれば、あの
神竜もそして竜王も従うほかないだろう・・・・。そこへお前がつけ込み、
光の玉と引き替えに元の世界へ帰してもらうがいい・・・・・。」
ロト「な、なんだか卑怯なやりかただなぁ・・・・・・・・。」
ガイア「・・・・・それ以外にお前が帰る方法はないのだぞ・・・・・。」
ロト「・・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「・・・・・どうする・・・・・?」
ロト「・・・・・・・・・わかったよ・・・・・で、ボクは何をすればいいの?」
151 :
K:02/03/26 02:55 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE50
ガイア「まずは光の玉をどこへ隠したのだ?」
ロト「・・・・・リムルダールの町の宿屋裏の倉庫に・・・・・。」
ガイア「・・・・よし、では私が取ってくる。ヘタにお前が動いたら追っ手が
くるかもしれんからな。」
ロト「・・・・・・・ボクは?こ、こんな寒いところで一人で待ってろっての??」
ガイア「・・・・・やはりお前はまだ子供だ、私がここへ戻ってきたらお前を
強くしてやる。いくら光の玉があってもあの竜王と対等のチカラがなくては
話にならん・・・・・・・。」
ロト「えぇ・・・・?!こ、こんなところで修行しろっての??!!」
ガイア「生き延びて元の世界へ帰りたいのであれば、今は私の指示に従うほか
ないぞ・・・・・・。第一私が助けなかったらお前はあの大魔王の城で
とっくに殺されていたのだ、・・・・少しは感謝してほしいものだな・・・・。」
ロト「わ・・・・わかったよ・・・・・あんたに従うよ・・・・。」
ガイア「よし・・・・・では待っていろ、すぐ戻る・・・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
152 :
K:02/03/26 02:57 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE51
・・・・・・・・・・・・こうして私(ロト)はガイアという名の男のもとで、
ここロンダルキア台地でさらに強くなるための修行を受けることとなった・・・・
・・・・・しかしこのガイアという男の正体も分からず、光の玉を切り札にあの
竜王に対して気の乗らない作戦を実行せざるをえないとは・・・・・・・・
・・・・・第一、竜族とは何のことなんだ・・・・?私はなぜか昔から植民地や
征服地といった国同士の争いに巻き込まれることが多い・・・・・・・
このときの私は、竜族だか何だか知らないが住みたい土地で勝手に住めばいいじゃ
ないかと思うだけだった・・・・・・・
・・・・・・だが確かに帰る方法はそれ以外にないし、それにたくさんの仲間を
殺されたカタキでもある・・・・複雑な想いを寄せ、これより私はガイアのもとで
過酷な修行を受けることとなる・・・・・・・。
153 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/26 21:03 ID:xsOdsOvs
ガソバレ^-^/
154 :
K:02/03/27 02:17 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE52
ムーンブルグ新大陸 ロンダルキア台地
ロト「ぅぅううう・・・・・・(ガタガタガタ・・・・)ささささぶ・・・・!!
まだ来ないのかよ・・・・・・ああああああああ・・・・・・・。」
・・・・・・そしてガイアは再びロンダルキア台地へ戻ってきた。
ガイア「・・・・待たせたなロトよ、リムルダールへ行って光の玉を取ってきた。
倉庫には代わりに違う物を置いてきた。」
ロト「あ、そう・・・・・どどどどうでもいいけど・・・・ホントにこんな寒い
トコで修行なんてするの・・・・・・?」
ガイア「ああ、早速始めるぞ。・・・・自分のことなのだぞ、自分で強くなり
自分で解決させるのだ。・・・私はその手伝いをするだけだ。」
ロト「わ、わかったよ・・・・・。ところで何すればいいの?ここにはモンスター
どころか生き物一匹すらいないじゃないか・・・・・。」
ガイア「モンスターなど必要ない、今からこの私と闘ってもらう。それだけだ。」
ロト「・・・え・・・・・??」
155 :
K:02/03/27 02:18 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE53
ガイア「強くなるためには戦闘が一番手っ取り早い、それにここなら環境もいいし
今のお前にうってつけだ。」
ロト「あ、あんたと・・・・?正気かぃ・・・?」
ガイア「時間がもったいない、さあ始めよう。手加減など無用だ、どこからでも
かかってくるがいい・・・・・。」
ロト「武器も防具もなしに・・・・・。」
ガイア「安心しろ、私も素手で闘ってやる。どんな呪文を使ってもいいぞ。さあ
闘気を解放しろ・・・・・・。」
ロト「よ、よし・・・・・・。(キィィィ・・・・ンン)」
勇者ロトは闘気を解放した
ビシ!・・・・ビシ!・・・・バリバリバリバリ・・・・・・!!!
ガイア「・・・・・・(・・・・まだこの程度か・・・・・)・・・・」
ロト「・・・・・・いくぞ・・・!!」
ガイア「・・・・・・・・うむ。」
・・・・・ガイアという男は私(ロト)よりもはるかにケタ外れの強さを持って
おり、私をまるで赤子でも扱うかのように軽くあしらった・・・・・・・・
・・・彼は強いというよりも前に信じられないほどの「素早さ」を持っていた・・・
・・・・・・私は彼を倒すどころか彼に触ることすらできない・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
156 :
K:02/03/27 02:19 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE54
ロト「・・・はぁ・・・はぁ・・・・・!!な、なんて速さだ・・・!」
ガイア「・・・どうしたロトよ?まだ私の身体に触れてすらいないぞ。」
ロト「ち、ちくしょう・・・・!!はぁ・・・はぁ・・・!」
ガイア「お前には無駄な動きが多すぎる、もう少し相手の動きを見るだけではなく
動きを予測しろ。・・・・それではいつまでたっても私に触れることはできん。」
ロト「・・・・そうかよ・・・・はぁはぁ・・・・じゃあ・・・これならどうだ?」
キィィィーーーンン!!・・・・・バリバリバリ・・・・!!
ガイア「・・・・・ギガデインか・・・・久しぶりに見る・・・・・。」
ロト「・・・・・食らえ!!」
ズガァァァーーーーーーンンン!!!・・・・・・・!!
157 :
K:02/03/27 02:20 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE55
ガイア「・・・・・そんな呪文がこの私に・・・・む?やつがいない・・・・・。」
ロト「うしろだよ、もらった・・・・!!」
・・・・・・・シュンッ!!
ロト「うわ!・・・・あ、あれ??」
ガイア「それは私の残像だ・・・・・・。」
ロト「・・・・!!」
ドカァァ!!!
ロト「うわああ!!」
ズザザザァァーーーーー!!
ロト「・・・・く・・・くそ・・・・・!!」
ガイア「そのような子供だましは私に通用しない。・・・いいかロトよ、私よりも速く
動こうと考えるな。ものを目でばかり見て追うな、身体ですべてを感じ取れ。
次の動きを予測しろ、呪文ばかりに頼るな。」
ロト「そ、そんなこと言ったって・・・・・速すぎて追いつけないよ・・・・・。」
158 :
K:02/03/27 02:22 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE56
ガイア「・・・・ロトよ、この際はっきり言っておくが・・・・お前は生まれ
ながらにして勇者ではない・・・・・。ましてや剣や武力の才能に
長けているわけでもない、たまたま世界を救ったお前を皆が勇者と
たたえているだけだ・・・・。お前くらいの強さだったら訓練さえすれば
その辺の若者でも勇者になれるくらいのレベルだ・・・・・・。」
ロト「・・・・・ちぇっ・・・どうせイナカ者さ・・・・・・。」
ガイア「・・・・それに比べてヤツは・・・・・あの竜王は生まれながらにして
天才だ・・・・・。竜族の中でもああいった純粋な天才児は千年に一人
生まれるかどうかぐらいだ。・・・そしてヤツは生まれながらにして悪だ・・。
悪の道に走る輩はたいてい幼い頃に充分な愛情を与えてもらえなかったとか、
愛する者を殺されたなどといった経験を持つ。だがあの竜王は自分の母親が
生きていたとしても死んでいたとしても、今とまったく何の変わりも
ないだろう・・・・。ヤツは生まれつき悪の才能と支配力、統率力、精神力、
そしてずば抜けた戦闘力を持ち、どれをとっても完璧すぎる・・・・・。」
ロト「なんだよ・・・・自身なくすようなことばかり言うんだな・・・・・。」
159 :
K:02/03/27 02:23 ID:???
DRAGONQUEST ロトの称号 〜第三章〜 PAGE57
ガイア「・・・・まあ聞け、どんな完璧なやつでも弱点はある。逆に言えば完璧な
者ほど意外なところに弱点が存在する。第一あの竜王もいずれは年老いて
力は衰える、放っておいてもいずれは誰かに倒される運命なのだ。」
ロト「・・・・あいつが年老いていく前にボクが年老いちゃうよ・・・・。」
ガイア「忘れるなロトよ、目的は竜王を倒すことではない。光の玉を切り札に
神竜ともども竜族の圧力を押さえ、元の世界へ帰してもらうことが目的
だろう?・・・・そのためにある程度対等のチカラをつけるための修行だ。
私を信じろ・・・・・ロトよ・・・・・。」
ロト「う、うん・・・・・わかった・・・・。強くなるよ・・・・。」
ガイア「よし・・・・・ではもう一度だ・・・・・くるがいい・・・・・。」
・・・・・私(ロト)は深く考えるのをやめ、このガイアを信じて今はただ強く
なろうと決心した・・・・・・もはや自分が世界を救った勇者だということを捨て、
ただの人間として生きてゆこうと思いはじめていた・・・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ミ ・∀・ミノおもしろsage!!
161 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/29 02:27 ID:NlnBywtU
age
162 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/03/29 02:28 ID:NlnBywtU
agannneena age
sage
tanomuyo
おもしろい!
この話だとゾーマより竜王のほうが
はるかに強いことになるね。
ゾーマファンが怒るかも・・・(藁
また壁板に転載しとくか。
続きがいつでも書けるように
168 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/04/01 06:26 ID:fr+1VgXH
sage
ラゴンさん書くの??
壁板すごい警告が出て怖いんだけど
きになるじゃねーか 続きが
>169
尻に火をつける意味で宣言。
今週中に何もあげなかったら、トリップ晒す。
あげんでよす
期待
厨房君帰って来るまで、俺のSSをこっちでやってようかのぅ
って、ラゴン君が連載するんだっけ?
うぷシタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ドコニ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!??!
マジで何処に―?!??!?!
179 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:02/04/08 20:28 ID:OkIzxqt6
保全age
>176
リンクきぼん
181 :
ロト:02/04/10 02:40 ID:tTeEnvws
ぉぃまだか
>177-178>180
ごめんよぉ……エラーに気付かず上げた気になってたけど、失敗してた……
しかもそのスレ、クソスレっぽかったのに、昨日マジレスついてたし……
もう少し書き足してから、そのスレにレスがなければ上げます。
あと当分名無しで書くので。
楽しみだ