ドラクエ4世界大戦!最強国はどこだ!?

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316栗 ◆KURIf.RE
【クリフトの野望 (20)】 

アリーナ 「あんたには、口で言っても通じないみたいね。 ちょっとおしおきが必要かしら?」
クリフト 「私は基本的に暴力は好まないのですが…。 まあいいでしょう。 お相手になりますよ。」
「たいした自信ね?」
「ククククク… さあ、どうぞ。」

 アリーナの攻撃! クリフトに 5 のダメージ!
 アリーナの攻撃! クリフトに 2 のダメージ!
クリフトは不気味に ほほえんでいる。

 アリーナの攻撃! ミス! ダメージを与えられない!
 アリーナの攻撃! クリフトに 3 のダメージ!
クリフトは不気味に ほほえんでいる。
317栗 ◆KURIf.RE :02/01/03 00:06 ID:???
【クリフトの野望 (21)】 

クリフト 「ククククク… 効きませんね… 全然効きませんね。」
アリーナ 「うそッ…? どうして!?」
「今、私の体は鋼鉄のように強靭になっております。
 力自慢のあなたのこぶしも蹴りも、ちっとも痛くありませんよ。」
「スカラをかけてたのねッ!?」
「これしきのダメージなんて、ホイミ一発で全快ですよ。
 さあ、お気の済まれるまでどうぞ。」
「ズルいわよ! 呪文なんて反則じゃない!」
「おや、もう攻撃は終わりですか? じゃあ次は私の番ですね。
 マヌーサ!!」
「あッ! 目ッ! 目がッ!」
318栗 ◆KURIf.RE :02/01/03 00:07 ID:???
【クリフトの野望 (22)】 

クリフト 「密室は、幻影の霧がよく効きますね。
      私が見えますか? 姫さま。」
アリーナ 「どこよ!? クリフト!」
アリーナは、あちこちの方向に こぶしを振り回し続けた。
「ククククク… 私はこっちですよ。」
「スカラの守備力なんか、会心の一撃で突き抜けてやるわ!
 この! この! えいッ!」
「何をしているのです。 後ろですよ。」
いきなり、クリフトは両手でアリーナの胸をギュッと わしづかみにした。
「キャアア! この変態! 触んないで!」
「ククククク… いい感触だ。」
「あんたみたいな変態野郎は、タマ 蹴り潰してやるッ!」
「それは良い心掛けです。 しかしあなたは、あさっての方向を お向きですよ。」
319栗 ◆KURIf.RE :02/01/03 00:08 ID:???
【クリフトの野望 (23)】 

アリーナ 「ぶっとばしてやるからね! 覚悟しなさいよ!」
クリフト 「お次はこんな呪文はいかかでしょう? マホトーン!!」
「ンンッ! ムグッ…」
「マホトーンは敵の呪文を封じるだけではありません。
 こうして、ほんの少しの間だけ口をきけなくすることも出来るのですよ。」
「ウッ…クッ…!」
ドガッ!! アリーナはクリフトの顔面を殴りつけた!
「やれやれ… 無駄だと言ったでしょう。
 目と口をやられ、打撃力も失ったあなたは、お人形さんも同然だ。
 さて、ここでお人形遊びでもしましょうか。 ククククク…」
「ヤッ…ヤ…メ……」
「え? 何ですか? 聞こえませんよ。」
320栗 ◆KURIf.RE :02/01/03 00:08 ID:???
【クリフトの野望 (24)】 

クリフト 「…さあ、どうしてやりましょうか? ククククク…
      王族断種のため子供の産めない体にしてやりましょうか?」
「イ…イャッ…!」
「しかし、それはあまりに気の毒だ。
 では、可愛らしいお人形へ私から素敵なプレゼントを差し上げよう…。」
クリフトは懐から、赤黒い毒々しい模様をした、不気味な花を取り出した。
「どうです、良い香りでしょう? これはパデキアの花と言います。」
「ン…ンン」
「この香りを嗅いでいると不思議な気分になってきませんか?
 ククククク……だんだん気持ち良くなってきたみたいですね…」
「ンー…ンンン…」
「どうやら私のプレゼントはお気に召していただけたようで。
 この花の香りは、あなたを淫らにする最高級の媚薬です。」
321栗 ◆KURIf.RE :02/01/03 00:09 ID:???
【クリフトの野望 (25)】 

クリフト 「この香りとともに愛を営めば、絶妙なエクスタシーが得られるそうですよ。」
「ンッ…イヤッ…!」
「ん? でも下の口は嫌がってないようですね。 …ほら、こんなに。
 もっとして欲しいでしょう…? して欲しいでしょう…?」
「ンン…モット…」
「あなたは、高貴な身分の女性だ。
 だが、パデキアの魔力に取り憑かれた今のあなたは、私の前では淫乱なメス豚でしかない。
 ……夜は長い。 二人でゆっくり楽しむとしましょうか。」
「ンン…モット…シテ……」
「余談ですが、このパデキアの花の香りを楽しむと、強力な依存性と禁断症状を受けるそうです。
 あなたはもう、パデキア無しでは生きていけまい。 だが、心配なさらぬよう。
 私は愛するあなたのため、毎日でもパデキアの花束を捧げましょう。」
                                                     【続く】