わき毛が生えている。
確かにいくら美女とはいえ、彼女は戦場に身を置く女
ついついわき毛の処理がおろそかにもなるだろう。
それが女傭兵という過酷な職業を選んだ女の真実の姿なのかもしれない。
そしてそれをありのままに写し出す事こそリアリティーの追求なのかもしれない。
だが・・
1プレイヤーとして・・ いや1人の男として
そこはキレイにして欲しかった。嘘でも良いから!
俺達だって馬鹿じゃない、美しい女だって同じ人間だ
ゲップもすれば排泄もする、脱毛を怠れば当然毛も生えるだろう・・・。
だがな・・
俺達ゲーマーはそんな所にリアリティーを求めちゃいねーんだよ!KONAMI!!
昨今のゲーム業界では、主となる男性ゲーマーの欲望を満たすために
猫耳やメイドは当たり前。あげくには12人の妹が突然出来ました等という
破天荒極まりない設定をなし崩し的に許容してきたではないか!
12人の妹はOKで、わき毛の無い女は駄目というその理由を問いつめたい。
確かにメタルギアシリーズは、小島秀夫監督の下
徹底したリアリティーの追求で他の大衆に迎合した軟派なゲームと一線を画す
コンセプトをもって制作されているのは良く知っている
だが大衆迎合主義に異を唱えたリアル路線の果てがわき毛かよ!!
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確かにゲームとしては申し分ない出来である
世界観、ストーリー、緊張感、臨場感、どれをとっても一級品である事は間違いない。
やり終えた後、一本の 長い映画に入り込んだような感慨があった。
年末にむけて暇と金が余っている方は、購入を考えてみてはいかがだろうか?。ただ購入の際、このゲームは
わき毛の処理すら許されない硬派なゲームだという事を忘れてはならない。