FF・DQキャラの黒い日記帳 第３章

３月16日
勇者が私をここに置いていった。
前に戦士と「あのヒゲオヤジ、ぶっちゃけ使えなくねぇ？」とか話してたので、
たぶん確信犯だろう。不満は言葉で言えないほどありまくりだったが、
とりあえず「私は必ずここをいい町にしてみせます」とポジティブに笑っておいた。

３月22日
勇者たちが町の様子を見に来た。
売り物を見た戦士が「しょぼいな（ﾌﾟﾌﾟ）」と抜かしやがった。
「まだまだ、これからですよ」と適当に話を合わせておいたが、
パーティーに戻ったらあのデブ殺してやる。

３月31日
また勇者たちが来た。
私の代わりにパーティーに入った女２人と何やら仲良さげに話している。ガキのくせに。
戦士と目があった時、奴はニヤニヤ笑っていた。あの糞野郎が。

４月９日
イエローオーブを売りに来た商人がいた。即行買い取り。
これで奴らは一生バラモスを倒せない。（ﾟ∀ﾟ）ｱﾋｬﾋｬ、ｻﾞﾏｰﾐﾛ

４月12日
勇者たちがまた来たので、町の全員に商売禁止令を発動した。
奴ら、宿にも泊まれず困ってやがる。いい気味だ（ﾌﾟﾌﾟ

４月13日
宿の女将がこっそり勇者どもを泊めやがったので、兵士を使って殺した。
ついでに店の売上も全部没収した。

４月15日
じじいが私の所に来て、最近やりすぎだと忠告しに来た。
誰のおかげでこんなに町がでかくなったと思ってやがる。
頭に来たので、牢屋にぶちこんでやった。

４月18日
町の住民どもに牢屋にぶち込まれた。飼い犬に手を噛まれるとはこのことだな。

４月26日
勇者たちが様子を見に来た。
戦士と目が合った。やっぱりニヤニヤ笑っていやがった。
そのくせ、仲間の女の前ではもっともらしいこと言いやがって。
オーブも持って行かれた。最悪だ。



６月15日
勇者たちがバラモスを倒したらしい。でも私には関係ない。

６月23日

勇者たちがこの町にきた。住民どもはうまい物と酒でたっぷりもてなしたらしい。
夜に勇者と戦士が２人だけで来て、肉の切れっぱしを牢屋の中に投げ込んできた。
腹が減っていたので思わず食べたら、思いっきり嘲笑いやがった。
そのあと、仲間の女とやってる声が牢屋の外から聞こえてきた。
女の喘ぎ方が激しいので、思わずオナってしまった。

私はどうやら、この牢屋で一生を終えそうである。