ちんちんがたった。

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「ん・・・うんん・・・」
まどろみの中で違和感を感じ、彼の意識はゆっくりと現実へと引き戻される。
体が熱い。風邪を引いて熱でもでているかのようだ。
「目ェ覚めたか?ちたん。」
突然耳元で話し掛けられ、ちたんは慌てて後ろを振り向いた。
ちたん「・・・っ!?a、aほ!?」
aほ、と呼ばれた男はにやりと笑って、おはやう、と言った。
ちたんは自分のおかれている状況を理解し、身をすくませた。
どこかの部屋の中、ダブルサイズのベッドの上。
・・・あまり想像したくはないが、おそらくホテルの一室だろう。
そこで自分は裸にされている。おまけにコイツ・・・aほの膝の上に乗せられて。
ちたん「お前ッ!何やってんだよ!?」
aほ「いやあ・・・ちたんがあんまり可愛かったから、ちょっとな。」
ちたん「(゚Д゚)ハァ?・・・お前、・・・!」
ちたんの脳裏に今までのことがフラッシュバックする。

aほと初めて会ったのはつい先ほど、2chの3周年パーティーでのことだった。
初めて会ったといっても、それは現実でのことで、よく2chで見かける奴だった。
会話をしたことも結構ある。変態だということでFFDQ板では少しは名の知れた固定だった。
その印象から予想していたよりも、見た感じ随分と普通の男だった。
親しげに話かけてきたaほは、ちょっと場所を移さないか、と言ってきた。
ちたんは持ち前の感で、危険な匂いを嗅ぎ取ってはいた。
だが、相手はあのaほだ。
アブナイ奴ではあるが、まさか俺に手を出したりするような真似はしないだろう。
そう判断した。
だが、それが命取りになろうとは・・・。
aほを睨み付ける。
ちたん「お前に可愛いとか言われて嬉しがる奴なんかいるかヴォケ」
悪態をつきながらちたんはなんとか逃げられないかと思考をめぐらす。
aほを説得するのは・・・まず無理だろう。
こういうタイプの奴は一旦事を起こすと普段からは想像のつかない行動力を見せる。
しかし、なんだか体の様子がおかしい。力が入らない。
これは・・・?
ちたん「!お前、何か薬を飲ませやがったな!?」
aほ「さすがちたん!お前やっぱ頭いいな。」
aほが満面の笑みを浮かべながら抱きついてきた。
鳥肌が立った。
ちたん「気味悪ィから放せよっ!ちくしょう、騙しやがって!」
ちたんは必死に叫んだ。あまり刺激しない方がいいとは分かっていたが、
そうでもしないと気が狂いそうだった。
aほ「騙してたんはお互い様だろぉ?お前が女だなんて知らなかったぞぉ?」
ちたんは一気に青ざめた。
ばれた。
とうとうばれてしまった。
裸にされていてばれないはずはないのだが、心のどこかで願っていたのかもしれない。
コイツには・・・ネットで合った奴にだけは知られたくないと。
aほ「しかもちんこはちゃんと付いてるしな。正直、無茶苦茶ビビったぞ?なんだコイツ!?って。」
ちたん「うるせーッ!お前には関係ないだろッ!!」
69aほ:01/10/24 17:25 ID:???
ちたんは叫んだ。黙れ。言うな。止めてくれ。
子供の頃からさんざんこの体のせいでいじめられてきた。
除け者にされた。社会から拒絶された。親にまで、気味悪がられた。
高校へ通うようになっても、それは変わらなかった。
好きになった女もいたが、その恋は叶わなかった。
こんな体でさえなければ。
いつも自分の望みを断ち切るのは、奇異な自分の体だった。
だが、ネットは違った。
体なんて関係ない。そこでは言葉が、思想が、思いが全てだ。
ネットだけは自分を正当に評価してくれた。
俺はここにしっかりと存在している。・・・男として!
ネットに繋いでいる時は、俺は自由だった。
まさか、そのネットで出会った奴に秘密を知られるとは・・・。
ちたんは3周年パーティーなんぞにのこのこ出てきた自分の愚かさを呪った。
自分という存在を確かめて欲しかったのだ。
ちたんという一個の人間の存在を、彼ら自信の内に確立して欲しかった。
いや、自分自身にそれを望んでいたのかもしれないが・・・。
ちたん「あっ!?」
突然aほに体をまさぐられ、ちたんの思考は現実に引き戻された。
70aほ:01/10/24 17:26 ID:???
aほ「ちたんの胸、可愛いな・・・」
aほの手がちたんの胸へと伸びる。
ちたん「やめろっ!よせっ!」
ちたんの抵抗に構わずaほは胸を掴む。
ちたん「このヴァカっ!やめろって言ってんだろっ!」
aほ「抵抗されると、逆にそそるんだよねぇ〜」
aほは呼吸を少し荒げながら、ちたんの小ぶりな胸を揉みしだく。
緩急をつけてこねくり回し、同時に指で乳首を擦り上げる。
ちたん「やめろっ・・・って、この・・・ヤロォ・・・」
だんだんとちたんの声に覇気がなくなってゆく。
aほ「元気ないぞ〜ちたん。どうした?」
aほがクックッと低く笑いながら言う。
aほ「きもちいいだろ?飲ませたのはそういう薬だからな。」
ちたん「はぁ・・・放せ・・・」
ちたんの顔が高潮してきた。
嫌がってみせても、所詮は快楽には逆らえない。
aほ「乳首が立ったな・・・コリコリして可愛いぞ。ちたんも一応女の子なんだなぁ、こんなでも。」
言葉も無く、ちたんの頬に一筋、涙がこぼれ落ちた。
それはちたんの悲しみの涙だったのか、それとも体が流した悦びのそれだったのか。
aほ「ちんこもビンビンに起ってるな・・・」
ちたんにささやきかけるようにaほが息荒く話し掛ける。
71aほ:01/10/24 17:28 ID:???
ちたん「ちっくしょ・・・放せよ・・・ッ」
ちたんは懸命に抵抗してみせる。
が、aほの情欲を煽ることしか出来ない。
aほ「ホラ、おとなしくしろよ・・・ん?」
aほはちたんの小さな陰茎に手を伸ばす。
ちたん「ひっ・・・あっ・・・」
ちたんの体がビクンッと大きく跳ねる。
既にちたんの小さなペニスは痛々しく勃起している。
完全に勃起していても先端にわずかに亀頭がのぞいているばかりで、剥けきっていない。
そのまだ未発達のちたんのペニスにaほの指が這う。
ちたんのペニスは敏感に反応し、震え、その度にちたんの口から小さな喘ぎ声が漏れる。
aほ「ほらぁ・・・きもちいいだろぉ?女のくせにこんなモン生やしやがって・・・」
女のくせに。
違う。俺は男だ!
ちたんは声に出さず叫んだ。
だが、俺が認めて欲しいのはこんな形でじゃない!
が、思いとは裏腹に、ちたんのペニスはピンとそそり立っている。
72aほ:01/10/24 17:29 ID:???
aほはちたんのペニスの先端にうっすらにじみ出た液体を、ヌルヌルとペニスになすりつける。
aほの指先がちたんのペニスの先で艶かしく躍る。
ちたん「放せ、やめッ・・・あっ、ああっ」
ちたんは必死に目をつむり、未知の感覚にあがらう。
もう腕を振る力は、ちたんにはなかった。
aほ「自分でいじったこともないのか?」
aほはちたんのペニスをしごき始めた。
ちたん「はァッ・・・ぁっ・・・あふッ・・・」
次第にちたんの息が荒くなる。
aほは緩急をつけながらリズミカルに手を上下させる。
ちたんの艶姿に息を荒げつつも、手首をひねるのも忘れない。
まだ被っている皮から、サーモンピンク色の亀頭が露出する。
くちゅくちゅ、と湿った音が響きだす。
ほの暗く部屋を照らす照明の明かりに、ちたんのペニスはヌラヌラと光っている。
小さな部屋に、ちたんとaほの荒い呼吸、そして淫湿な水音が響く。
73aほ:01/10/24 17:31 ID:???
ちたん「ひッ・・・ひぅっ・・・あっ」
aほ「イキそうなのか?そうだろ?もっと気持ちよくさせてやるよ。」
ちたんのあえぎ声がだんだんと高くなってきたのを感じ取り、aほは一旦手を放す。
ちたんのペニスが物欲しげにヒクヒクと波打っている。
aほはすっかり大人しくなったちたんをベッドに仰向けに寝転がすと、ちたんの股間に顔をかぶせる。
そして、ちたんのペニスにゆっくりと舌を這わせた。
ちたん「うぁっ!」
今までにない感覚がちたんに走る。
aほはちたんのペニスを咥えると、ゆっくり顔を上下させ始めた。
ぬめる、生暖かい感触がちたんのペニスから全身に拡がってゆく。
ちたん「はあぁ・・・」
ちたんの眉間に切なげにしわが刻まれる。
快楽の波がちたんの理性を洗い流してゆく。
ちたんのペニスが更なる快楽を欲して、aほの咽喉に突き刺さらんばかりに張り詰める。
aほはちたんの理性を吸い尽くすかのようにペニスを吸い上げる。
舌にちたんのペニスの痙攣がダイレクトに伝わってくる。
ちたんの目は照明の光を鈍く写していた。
呼吸がひどく荒い。
ちたんは限界に達した。
74aほ:01/10/24 17:32 ID:???
aほの口の中でちたんのペニスが熱く痙攣を始めた。
ちたん「ああっ・・・でる、でるッ!あっ、ああっ!ひあッ!!」
ちたんの声が一際高く響く。
aほの舌の上でちたんのペニスは痙攣し、跳ね回り、脈動する。
ちたん「あああああッ!!!」
ビクッ!!ビクン!!!
ちたんのペニスの先から、痙攣と共に勢いよく精液が飛び散る。
ビュッ!ドビュ!!!ビュ!!!
aほの口に生暖かい精液が流し込まれる。
逆流して唇からこぼれた精液がぼたぼたと白いシーツに滴る。
部屋の空気が湿っぽい、生臭いものに変わってゆく。
aほは、咽喉を鳴らしてそれを飲み込んだ。
ちたん「はあぁ・・・ふぅ・・・」
ちたんの口から吐息が漏れる。
シーツに液だまりをつくりながら、ちたんのペニスの痙攣は緩やかに収束していった。
aほはちたんのペニスにまとわり付いた精液を吸い上げるように、優しく舐め上げる。
ちたんは空ろな目をして射精の余韻の中を漂っていた。
aほの唾液にまみれ、ちたんのペニスはぐったりと力を失い、成すがままにされている。
aほが静かに顔を離す。
ぬるり、とaほの口からちたんのペニスがだらしなく粘液の糸を引いて垂れ下がった。
75aほ:01/10/24 17:33 ID:???
aほ「気持ちよかったろ?」
aほが手の甲で口をぬぐいながら、ニヤニヤ笑いながらいやらしく問い掛ける。
aほに話し掛けられてふと我に帰ると、ちたんは高潮した顔を更に赤くしてそっぽを向いた。
もう強がってみせる気力もないのだろう。aほは一人でにやついた。
aほ「今度は俺の番だぜ・・・?」
aほは膝で立ち、ちたんの腕をつかんで体を起き上がらせる。
ちたんの目の前に、aほの薄汚いペニスが現れた。
ちたん「ひっ・・・!」
大して大きいものではない、むしろ平均からすれば小さい方でもあるaほのペニス。
しかし今まで他人のものを見たこともなかったちたんには、恐ろしく禍々しく見えた。
aほ「ほら、舐めてくれよ。」
ちたん「・・・え?」
混乱したちたんの頭は状況を理解できずにいた。
舐める?何を?
aほ「舐めるんだよ、俺のちんぽを。」
ちたん「え?・・・え?」
aほ「イイからホラ、咥えろ。」
aほは混乱したままのちたんの口に自分のペニスを無理やり押し込んだ。
76aほ:01/10/24 17:35 ID:???
ちたんの口の中に生臭い匂いが拡がる。
ちたん「んーーッ!んんんんゥーーーーーッ!!」
ちたんが暴れるが、aほに頭を押さえつけられて動けない。
aほ「じっとしてろよ。でないとお前がフタナリ女だってネットでばらすぞ。」
ちたんはぴた、と暴れるのを止めた。
うっすらと涙ぐんだ目でaほを睨み付ける。
aほ「いくらちたん様でも、フタナリの変態だってバラされちゃ、ネットで生きてけないよなぁ?」
aほはくっくっと咽喉を鳴らして笑った。
aほ「お前の裸の写真撮らせてもらったから、いつだってバラ撒けるぞ?」
畜生。
悔しい。こんな奴の言いなりになんてなりたくない。
でも・・・
でも、居場所を失うのはもう沢山だ。
折角ネットで築き上げた男としての自分を失いたくない。
ちたんは目をつぶった。
せめてもの現実逃避、と呼ぶにはあまりに哀れな様だった。
77aほ:01/10/24 17:36 ID:???
aほ「ホラ、舌を動かしてくれよ。」
aほが無慈悲に命令する。
ちたんは口の中の異物にのろのろと舌をそえた。
aほはちたんの頭を掴んで、口にペニスを突き立てるように前後させる。
奥まで突かれる度に咽喉を塞がれて、息苦しさにちたんは涙をにじませた。
ぬめったペニスがちたんの口に突き刺さり、口の端から粘着質な液体が溢れ、頬を伝う。
aほ「いいぞ・・・そう・・・」
aほの顎から汗が滴る。
aほは陶酔しきっていた。あのちたんが今は俺のいいなりだ。
ちたんの顔に激しく腰を叩きつけながら、aほは暗く笑い続けた。
ペニスから伝わる刺激がaほの精神を更に高揚させる。
aほ「ああ・・出る・・・出すぞっ!」
ちたんが意味を理解して身を引くより早く、aほはちたんの咽喉に自分のものを突き込んだ。
ちたんの咽喉にaほの精液が流し込まれる。
胸の奥ににへばり付く生臭い液体。
咽喉に突き刺さるaほのペニスの痙攣。
呼吸も出来ず、ちたんはただ苦しんでいた。
aほはまだ腰を突きつけたまま、射精の余韻を味わっている。
ちたんは死に物狂いで惚けているaほを振り払った。
肺が空気を欲し、激しくむせる。
ぼろぼろと涙がこぼれた。
口からaほの出した精液がぼたぼた流れ落ちて、シーツに染みを作っていく。
涙でぼんやりした視界の中で、ちたんは空気を吸いながら意味もなくその様子を見ていた。
aほ「ちたん」
不意にaほに体をつかまれ、仰向けに転がされる。
aほは覆い被さるような体勢でこちらを見ている。
ちたんはaほが何をしようとしているのか理解した。
理解して、ただ腕で目を覆った。
もう「やめろ」と言う気力も、ちたんにはなかった。
ただ、虚しかった。
ちたんはもう何も言わなかった。
ただ悲しげに目を伏せただけだった。
それだけだった。
それだけのことで、aほの精神の高ぶりは一挙に引いていった。
何だろう、この虚しさは。
aほは自問する。
今までの気持ちはなんだったのだろうか。
確かに・・・気持ちよかった。
今まで味わったことのない快楽だった。
だが、俺が欲しかったのは、何だ?
ちたんの体?体が目的なら誰だって同じだ。
俺は何故ちたんを狙った?
何故ちたんが欲しかった?
いや、そんなことはどうでもいい。
俺はちたんを手に入れたのか?
俺が手に入れたのは、ちたんなのか?
ちたんってなんだ?
何が「ちたん」なんだ?
・・・。
欲しい。
俺は「ちたん」が欲しい。
ちたんのペニスの下にある、血の色を薄く透き通した綺麗な色のヴァギナ。
aほは先ほど射精したばかりのペニスを更に硬くさせて、
既に十分に湿っているそこにゆっくりと押し付ける。
ちたんのヴァギナの中に少しずつペニスがめり込んでゆく。
亀頭が肉の中に潜り込んだところで、aほのペニスは軽い抵抗に遭った。
恐らく処女膜だろう、とaほは妙に冷めた頭で判断した。
少し間をおいて、ゆっくりと突きこむ。
瞬間、ちたんの口が引きつる。
音もなく処女膜を突き破って、aほのペニスがちたんの膣にぬるぬると収まってゆく。
膣の筋肉が侵入してきたペニスに反応し、締め付ける。
柔らかな肉の感触がaほのペニスを包み込む。
ちたんは歯を食いしばって破瓜の痛みに耐えていた。
2人の静かな呼吸だけが聞こえる。
相手の心音まで聞こえそうな、妙な静かさだった。
やがてaほのペニスがちたんの中に収まった。
aほはその体勢のまま動かない。
繋がっている部分から、粘液に混じって血が一筋流れ出す。
血はちたんの股を伝ってシーツに赤く染み込んでゆく。
81aほ:01/10/24 17:42 ID:???
aほ「ちたん・・・」
aほは小さく呟いた。
aほ「大丈夫か?」
ちたんを犯したままの格好でaほは問い掛けた。
ちたんは歯を噛み締めている。何も言わない。
いや、言えないのか。
構わず、aほは話し掛ける。
aほ「こんなこと、今更言ったってしょうがないけどな、
 俺、男だとか女だとか関係無しに、お前が好きだった。」
目を落とす。
ちたんの中に自分のペニスが入っている。
血が、ゆっくりと流れていた。
aほ「ゴメンな。」
言い終わると、aほはゆっくりちたんに覆い被さった。
ちたんの背中に手を回し、顔を胸に抱きしめる。
そのまま、ゆっくりと腰をグラインドさせる。
粘り気のある音が漏れ出す。
膣壁はちたんの意思に関係なく、aほのペニスを飲み込むように、緩やかに収縮している。
肉ひだがペニスにまとわりつく。
気持ちよかった。
悲しいくらいに。
82aほ:01/10/24 17:44 ID:???
aほ「痛いか?痛いよな・・・。ゴメンな」
ゆっくりと腰を突き入れながら、aほは腕の中のちたんに話し掛ける。
ちたんは何を思っているのだろうか。
やはり俺のことを恨んでいるだろうか。
膣内をかき回す快楽に混じって、aほのとりとめもなく思考が溢れる。
次第にaほの腰の動きが激しくなってゆく。
結合部から漏れる音も、にちゃにちゃという音からくちゅくちゅと濡れた音へと変わっていた。
aほは目を閉じて、腕の中の柔らかなちたんに腰を何度も突きつけた。
ちたんはaほの胸に抱かれたままで、しかしその心臓はより激しく脈打っていた
ふいに、aほが大きく息を漏らし、腰をちたんに突き込んだまま、動きを止めた。
ちたん・・・と、aほが声を漏らす。
鼓動にあわせてaほのペニスが大きく震え、ちたんの膣に精液を流し始めた。
びゅくびゅくと脈打ちながら、暖かな子種がちたんの中に注ぎ込まれてゆく。
aほは射精の快楽に恍惚としていた。
aほ「ちたん・・・ゴメンな。好きだ・・・」
自分に言い聞かせるように呟く。
痙攣を終えたペニスを引き抜き、aほはちたんをベッドに寝かせて身を起こした。
ちたんの呼吸が聞こえる。
泣いていた。
aほ「ちたん・・・」
ちたん「氏ねよ・・・カス」
ちたんは涙声でそれだけ、言った。
aほは何も言わず、ちたんを再び抱きしめた。
ちたんは嫌がるように体を振ったが、程なくしてあきらめたのか、大人しくなった。
aほ「今日だけでいいから、一緒に居てくれよ・・・」
aほは呟いて目をつむった。
何故か悲しくて、それでいて心は落ち着いていた。
不思議な感覚だった。
83aほ:01/10/24 17:45 ID:???
「ん・・・ふああ・・・」
まぶたを通して眩しさを感じ、aほはゆっくりと起き上がった。
朝だ。いつの間にか眠っていたらしい。どのくらい眠っていたのだろうか。
ふと隣を見ると、一緒に居たはずのちたんが居ない。
状況を理解してaほが慌てて周りを見渡しているところへ。
「目ェ覚めたか?aほ」
突然背後から話し掛けられ、aほは慌てて後ろを振り向いた。
aほ「・・・っ!?ちたん!?」
ちたんはaほを小ばかにしたようにふん、と笑って、さっさと起きろやヴォケが、と呟いた。
ちたん「昨日はよくも俺に恥かかせてくれたなぁ、aほよ。」
aほ「あ・・・!このことはほんとに済まないと思ってる!」
ちたん「今さら謝ってもらわなくていいんだよカスが。
 それよりこれはなんだか寝ぼけた頭でも理解できますかaほクン」
ちたんは手にもったデジカメを見せた。
aほ「お、俺のデジカメ!?」
ちたん「ハイそうです御名答。いくらヴァカなaほクンといえど、これがどういうことか理解できますね?」
aほは口を半開きにしたまま固まっている。
ちたん「俺の画像は全て消して代わりにキミのキショイものを撮っておきました。
 これでキミの持っていた俺に対するアドバンテージは消えてなくなりましたが何か?」
aほ「・・・。」
aほのマヌケな顔を見てちたんはふきだした。
ちたん「aほって、ホントにアフォだな。」
84aほ@エピローグはゲロの香り:01/10/24 17:47 ID:???
結局、aほは自分の局部写真をネタに脅されて
ちたんに口座の暗証番号に至るまでの個人情報をすっかり聞き出され、
昨日のことをきつく口止めされたのだった。
その日の午後。
aほはちたんに買い物につき合わされ、既に30万以上の金をちたんに使われていた。
もちろん荷物持ちはaほの仕事である。
aほ「まだ買い物するのかよォ・・・」
ちたん「当たり前だヴォケ。俺を傷物にした代償は高くつくぞ」
ちたんは夏の日差しの下を意気揚揚と歩いていた。
aほはヒイヒイいいながら、自分の後をついてきている。
そんなに自分の写真を撒かれるのが恐いのだろうか。
ん?それは自分も同じか。
ちたんは笑った。
外で笑ったのは久しぶりだった。
誰かと連れ立って歩くのも久しぶりだった。
楽しかった。
85aほ@エピローグはゲロの香り:01/10/24 17:48 ID:???
ちたん「おい、aほ。」
aほ「今度は何だよ・・・」
ちたんはaほを振り返りつつ話し掛けた。
aほはくたびれた顔をしている。
ちたん「昨日言ってたのは、あれは本気か?」
aほ「昨日って?」
ちたん「男だろうが女だろうが好きだとかほざいてたろうが。」
aほ「あれは・・・」
aほが赤くなりつつ答えた。
aほ「本気。」
ちたん「キショ」
ちたんはそれだけ言うとまた前を向いた。
aほは変な期待をした自分を自嘲しつつ、再びちたんの後をついていく。
ちたん「何でお前逃げネーノ?」
ちたんは今度は前を向いたまま言った。
ちたん「そんなに写真ばら撒かれるのが恐いか?」
aほ「まあ・・・」
aほは曖昧な返事をした。
ちたんは前を向いたまま、何も言わない。
aほは何を思っているのだろうか、そのちたんの後をついていく。
ふと、ちたんが立ち止まって振り返る。
ちたん「これ返してやるよ。ホラ」
aほにデジカメを投げてよこす。
aほ「えっ?」
慌ててそれを掴みながら、aほが怪訝な顔をする。
ちたん「荷物はイラネーヨ、お前が処分しとけ。じゃあな。」
ちたんはそれだけ言うと足早に歩いていった。
aほは荷物を持ったままポカンと立っていた。
86aほ@行動原理理解不能:01/10/24 17:49 ID:???
ちたんはベンチに腰掛けていた。
夕暮れ。もう日はほとんど沈んでいる。
何故だか悲しかった。
涙はでなかった。
ちたん「鬱だ・・・氏のうかな。」
独り言ちてみる。
正直、氏ぬのは嫌だ。
だが、この虚無感はなんだ。
生きてるってなんだろう。
街を見る。
大人たちはくたびれた顔で歩き、若者は馬鹿笑いをあげている。
あいつらは何を考えて生きてるんだろうか。
「ちたん、見ーっけ」
はっと声のした方を振り返ると、aほがいた。
aほ「よお。」
ちたん「・・・aほか。何だよ。」
ちたんは視線を戻した。
先ほどとは違う顔の人間が歩いている。
誰も似たような顔をしている。
aほ「正直、昨日はスマンカッタ。」
ちたんは通りを見ている。
ちたん「それで?」
aほ「好きだ。」
ちたん「それしか言うことないのかよっ!」
ちたんは思わず笑いながら言った。
ちたん「uzeeeeから氏ねよ(w。あ〜あ、なんかどうでもよくなったな。」
空を見上げる。
星は見えない。
87aほ@だが、それがいい:01/10/24 17:51 ID:???
空に星を探しながらちたんが口を開いた。
ちたん「aほォ、お前は何考えて生きてるんだ?」
aほ「んー、別に何にも。」
aほは照れ笑いを浮かべながら答えた。
ちたん「だろうな・・・お前アフォだもんな」
鼻で笑って、ちたんは続けた。
ちたん「だが、それがいい、か。」
aほ「?」
ちたん「それよりお前、今まで何してたんだ?」
顔を下ろして、ちたんは訊ねた。
aほ「ずっとちたん探してた。」
ちたん「今まで?なんで?」
aほ「いや、なんとなく。」
とぼけた顔でaほは言った。
ちたん「なんとなくでよく何時間もウロウロできるなお前・・・まあいいや」
ちたんはよいしょ、と立ち上がった。
ちたん「腹減ったからさ、何かおごれよ。」
aほ「え?いいけど・・・何で?」
ちたん「何でって・・・一緒に飯食ってやるって言ってるんだよ。意味分かれよヴォケ」
ちたんは先に歩きだした。
とりあえず、今が楽しければそれでいいか。
そう思うと気が楽になった。
aほがあわててついて来る。
俺は独りじゃない。
そう、今は。

   =尾張=