たとえ胃の中水の中−被食系妄想26

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497danna ◆Xs5riRtBYc
 「遠慮しないで飲みなよ、ここは奢ったげるからさ」
「はぁ… では、いただきます…」
ちびちびと飲む後輩に面倒抱えてるなぁと、ちらりと考えた。
カウンターの向こうで女将さんが焼きを作ってくれている。
ジュゥ〜という脂が落ちて炭にかかる音が聞こえ、芳ばしい香りが漂ってきた。
横では後輩がもじもじと話を切り出そうとタイミングを伺っている。