たとえ胃の中水の中−被食系妄想26

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 時折開かれる唇からは、冷たい新鮮な空気が口腔内に満たされた。
それ以外の時は妻の濃厚な息に包まれて、のぼせる様に意識が薄れてゆく。
時には空気だけでなくコニャックが流れ込み、またある時は突き刺さるように冷えた水が流れ込んできた。
妻は俺を口に含んだままベッドへと入ったようであった。
俺は一瞬だけ口の中から外の様子を見る事を許された。
ベッドに横たわる妻の美しい肢体、その妻の体に群がる30cm程の数十人の男達。
巨大な妻の体を奉仕している姿を見せられていた。

 俺には既に口を聞く体力など無かった、その口から逃げ出すことも出来はしなかった。
舌を引き込むままに、俺の体は妻の口の中に引き込まれて行った。
そしてそのまま俺は喉の奥へと足先から滑り落ちて行く。
妻が俺に飽きたのであろう、口腔内に留まる事無く、ゆっくりと嚥下されてゆく。
ぎりぎりと締め付ける喉の筋肉に螺旋の力で下へ下へと引きずり込まれて行った。
全身の骨が軋み、折れる、爪を立てようとしても粘液に包まれた筋肉は、それを弾き返した。