1 :
名無しさん@ピンキー:
C
紫煙
前身のスレ番を超えたか、感無量
>>1乙 数多の作者様つC
CCC
全裸でC
即死回避
最終奥義テクノブレイク:自分は死亡する
死ぬな
10 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 12:24:35 ID:T5U7GZeHO
そういえば pixivの小説とか読んだ?
12 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 16:00:05 ID:N1J5XbAE0
女を胡坐縛りにして虐めてやる全く動けないから転がして遊んでいると
自分より体格のいい女王様が乱入
自分も胡坐縛りにされ虐められる
13 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 18:45:47 ID:T5U7GZeHO
ラバーで検索するといいのでるとおもう
C
前スレは994で終了?
4円
数日来れなかったら978〜994を見れなかった(涙
20 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 12:03:57 ID:ZNNombcmP
とりあえず、忘れないうちにスレ1〜4を保存しておいたww
あとでちゃんと?整理しよう ニヤニヤ
週末は放置プレイか・・
22 :
18:2010/12/04(土) 01:27:50 ID:Vb8cOFS+0
23 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 00:30:32 ID:RXdvXyXLO
特別給費生まだかな〜
CCCCC
金属製のレオタードと首輪と金属製網タイツと首輪と連結された耳飾りと超ハイヒールを着せられるって状況はどうでしょう?
股間部分は、網目状の金属繊維か透明の強化プラスチック製か貞操帯。
28 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 18:15:38 ID:ZH0a9ZVN0
特別給費生の続きを・・・
イク寸前でお預けされてるような毎日です・・
ほんとごめんなさい。
本気で忙しいのに、ノロウイルス移されて悶えてました。
トイレから出られないのって辛いね。菜緒ちゃんの辛さがちょっとわかりましたw
とりあえず、あと1時間後くらいにちょこっと投下します。
待っててね。
ひぃっ!と、とまんないぃ!っああ!
いやっ!くるしっ!でもきもちいいっ!!
私が絶頂に達しようと、器具たちの振動は決して衰えない。
呼吸を落ちつけようにも、ガスマスクに送られてくる呼気と吸気のリズムがそれを許してくれない。
結局私は、さらに高みへと追いやられる。
ひゃああああっ!ま、またいっちゃうぅっ!
んんんんんんっ!!!!!
…こっ!これやばいってええぇっ!!!
あと何回イけばいいのぉっ!!!?
ふうぅんっっ!!くるしいよぉ…っていやあああああっ!!
今度はお尻の穴に突っ込まれたバイブが、ものすごい勢いで振動を始めた。
あ!!アナルも振動するなんてきいてないいいぃぃっっ!!
ひいいぃぃぃっっ!!イくうううぅぅぅ!!!!!!!!!!
突然のアナルへの刺激にたまらず、絶頂を迎えたその時、2つのバイブが、くねるような運動を始めた。
やああああああぁぁぁっっっ!!!なにこれぇぇっ!!!
もぉいやぁっ!!!
でもきもちいいよぉぉっっ!!
何も見えず、何も聞こえず、嗅覚と味覚から送られてくるのは濃密なゴムの香りと味だけ。
そのゴムの香りに満ちた空気ですら、吸える量が限られている。
全ての自由を奪われ、指先一つ動かせない。
もはや全身が性器と化し、肌に密着し、締めつけ、拘束する大量の拘束具の感触が興奮をさらに燃え上がらせる。
その上、敏感な部分に取り付けられた責め具は絶えず耐えがたい刺激を送り込んでくる。
そして、それらの快感に抗う手段が全くない。
私は止まることのない絶頂地獄の真っただ中にいた。
どこが頂点かもわからないほど、高みに上ったまま、降りる間もなく連続してイき続ける。
いやああっっ!!!イくのとまんないぃぃぃっ!!!
朦朧とする頭に、お尻の圧力が増えたとぼんやりとした信号が送られる。
…おしりに…なにかはいってくるの…?…!!!!!?????
ひいいいぃぃぃ!お浣腸っ!!!!
だっ!!!だめぇ!!!
今ぁっ!!そんなことされたらぁぁっっ!!!
ああっ!またイくぅっ!!!!!!!!!!!
ふぅっ!お!おなかくるしいぃっ!!!
うんちだしたいいいぃっ!
でもっ!だしたらおかしくなっちゃうぅっ!!!
やあああっっ!!しんどうとまってええぇぇぇぇっっっ!!!
願いもむなしく、ついにその時が訪れる。
あっ!!!ああぁっ!!!
でるぅっ!!!うんちでちゃううううぅぅぅっっっ!!!!!
でちゃうよぉぉっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
拘束具と機械に全てを支配され。
ありとあらゆる刺激を全部受け止めて。
自分の人生の中で、これまで極めてきたどんな絶頂より数倍高く。
ああああああああああああああぁぁl!!!!!!!!!!
イくうううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!
真っ暗な視界に、鮮烈な光が幾筋も走り、私の意識はそのまま急速に薄らいでいった。
/*生殺しにしてすみませんでした。というわけで1日目はこれにて終了。
2日目はいよいよ制服着て授業です。
ではまた明日。*/
催促したみたいでスンマセン
乙でしたC
明日も期待wktk
やっとキタ――(゚∀゚)――!!
期待&C
擬音ばかりで水増し
臨時増刊号みたいなものか
やっつけ仕事で無理して出さなくても良いのに
つC
擬音を水増しと感じる人もいれば
菜緒ちゃんの心の叫びを聞きながら
力いっぱい感情移入してる俺もいるC
必要充分な擬音だと思うがどうか
つC
さっき思いついたシュチュエーション書いてみる。
丈短めで体のラインがくっきり出るようなゴム製のセーラー服にひざ上20cmのゴム製スカート。
脚はラバーガーターストッキングで包まれ、さらに編み上げサイハイバレエブーツ。
首には、銀色に輝く太めの首輪。もちろん正面側に南京錠がかかっている。
背中には赤いエナメル製のランドセル。ランドセルの肩ひもは首輪の両脇にあるDリング、
胸をくびりだすように強調するベルトに接続し、勝手に下ろせないようにする。
ランドセル内にはイルリガードル設置し、腸内には浣腸液を、膀胱内には生理食塩水を流しこめるようにチューブを接続する。
膣、肛門、尿道には、多機能バイブを設置、さらに股間部分には着用者の快楽レベルを計測し
勃起するラバーペニスを接続。遠隔操作で放尿させたりできる。
good!
41 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 01:35:23 ID:yaZJtzNUO
>32
C
ここ以外に拘束系(特に○○漬け系)のSS読めるところないかなぁ
個人サイトも含む
ありがてえありがてえ
全ての職人さんに乾杯
C
目が覚めるとそこは暗闇だった。目を開けているのに何も見えない。
しばらく夢の続きかと思った。まだ自分は寝ているのだと思った。
そのまま時間に身を任せたが、何も状況は変わらなかった。
そして意識が覚醒し、夢ではないと気づいた。
体に力を入れてみた。とりあえず起きようと思った。
しかし何も出来なかった。腕だけでなく、足の指先までなにも動かせないと気がついた。
気づけば口も動かなかった。口を意識しだすと、嘔吐感が襲ってきた。
何かを喉の奥に感じる。喉の奥だけでなく、口の中全部に何かが押し込まれているようだ。
舌は何かで覆われている。少しも動かせない。
歯は元から固定されているかのように力を入れてもグラリともしない。
口の現状を認識すると体のあらゆる部位が異常な感覚を伝えている。
息は苦しくない。が、何か臭いを感じる。鼻の奥になにかが差し込まれているような感覚。
手は閉じた状態から開くことが出来ない。開こうにも何かで握りこぶしが覆われている様だ。
閉じた状態で感じるはずの指同士の感触が無い。指の一本一本も何かで覆われている感触。
ありとあらゆる部位に力を入れてみるが、自分の体を自分で触ることすら出来なくなっている。
全身を何かで覆われている。感じたことの無い素材。自分の服にこのような感触の物は無かったはずだ。
何かがおかしい。自分は今どうなっているのだろうか。自分に何が起こったのか。
命の危険を心配しなくてはいけない状況になっているのであろうか。
「!・・・・・」
何も聞こえなかった。耳が塞がれていたとしても、体を伝わって多少は聞こえるはずだ。
それすら聞こえず、ただ息を吐き出すだけに終わった。
今までは何も考える事無く出せた声。今までと同じ事をしているのに出ない声。
動きと声を封じられた俺は、何が出来るのだろう?
冷や汗が流れた 気がした。何かで覆われているこの体に汗が流れる空間など無いが。
体に力を入れる。とにかく体を動かしたかった。何も出来ない自分の状況が怖かった。
この覆っている何かを引き剥がしたかった。口の中のこの不快な固形物を引きぬきたかった。
そうすれば自然に声も出る。そう思いたかった。
今俺の頭の中には、自分の状況は明らかに異常でありこのままではいけないという事しか無かった。
また同時通訳か
52 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 16:31:00 ID:f/mNLV5kP
「た。」の連続とか、書いてて自分で違和感を感じないんだろうか
>>50 CCCC
>>51 >>52 のような、日本語の文末表現はとぼしい、特に情景描写するときには、
どうしても「〜だった」か、体言止めにするぐらいしかないというこも知らない
ろくに文章を書いたことがない雑音は気にせずにC
荒れる前に投下してみるテスト
暑さと全身に感じる窮屈さに苛まされ私は目を覚ました。
わけのわからないまま辺りを見渡すと、荒涼としガラクタが所々に散乱していた。
それにカビ臭くてしばらく使われていないような場所だった。
どこかの廃倉庫のようだ。
帰りにいつの間にか意識が飛んで…。
そうだ確か、気を失う前に背中を殴られた気がする。
気を失って覚めたら見知らぬ倉庫。
そこから導き出される答えはおそらく…。
「誘拐…か」
そこで自分の格好に気付く。
もしかしたら気付きたくなかっただけなのかもしれない。自分が味わっている違和感の正体に。
着ていた制服はすでに無かった。
そこにあったのは黒く光沢のあるゴムのようなスーツが恐ろしいほどに隙間なく私の体を覆い、
しっかりとボディラインを強調していた。
しかも、お股にはファスナーがついていて、まるで女を強調しているようだった。
「嫌!何これッ!!」
それだけじゃない。
今まではいたことが無い位の長さのブーツとかなり丈夫そうなロンググローブが嵌められていた。
脱ごうとしても、ブーツは足首と太股に、グローブは手首と二の腕にキツキツに締められたベルトのバックルに南京錠がかかっていて、
ちょっとやそっとじゃ脱げないだろう。
ギッチリと締められた分厚い革のようなベルトをどうにかして切るか、南京錠そのものをどうにかしない限りこのスーツを脱ぐことはできなさそうだ。
「はぁ…うっ」
まるで悪夢のような仕打ちで半分泣きそうになりながら、首の息苦しさで喉に手をやると硬質な感触が僅かに伝わる。
その硬いものをなぞってみると、首をぐるっと一周しているのがわかった。
取れないかと思ってその硬質な物体を触っていると大きめのつまみのようなものが手に触れた。
それを掴んで見ようとする。
「っ…何もここまで…」
視界にギリギリ入る真鍮色のそれは、紛れもなく…南京錠だった。
おそらく牛のカウベルのようなかたちで首輪が嵌められているんだろう。
ただここまで執念を感じるほど厳重なのに繋がれていなく、
触覚を除いてどこも拘束されていないのが幸いだった。
鞄は脇にあった。
携帯は壊されていたけれど財布や文具等はそのままだった。
私は早速文具のはさみで太股のベルトを切ろうと試みる。だけど…
ギッ…ギッ…
「くっ…」
革がしなる音だけが響くだけでベルト自体には傷一つ付かなかった。
相当頑丈な作りらしい。
残されていたのはそれらだけで着ていた服や靴…。
衣類という衣類は切り刻まれ、そのボロボロの繊維の塊が鞄に詰め込まれていた。
そしてその残骸から感じる確かな重さ。
「これ…服の…だよね…」
それは…鍵“だったもの”の束だった。
というのはすでに鍵としての機能が残されていなかったから…。
そう、鍵はペンチのような工具を使ったのか、全てが全てグチャグチャにひん曲がっていた。
きっと、犯人が私の絶望を加速させるためだけにその残骸を残していったのだろう。
負ける…もんですか!
爪先立ちに近い程に足を極められたヒールに悩ませられながらも立ち上がる。
ギシギシギシ…
「う…」
身体中を締め付けるゴムの感覚が一斉に襲い掛かり不快感が私の体を突き抜ける。
「こんな気持ち悪い服…服なんかじゃない、よ…」
この場にはいない犯人に悪態をつきながら、
お腹や太股に突っ張るゴムを直しつつ、鞄を拾って肩にかける。
普通の服とは違って、何か行動するたびにキュチキュチ、キシキシと耳障りな音を響かせ、
拘束感を与えてくるゴムのスーツが、本当に嫌で嫌ですぐにも脱ぎたかった。
こんな服を着ている位なら裸の方がマシのように思える。
踏ん張りのきかない足で支えながら、重たい鉄扉を開けてみる。
扉に鍵は…かかっていなかった。
外は暗闇と生い茂る木々で視界を埋め尽くしていた。
どことも知れない倉庫から鍵のかかった変態的なコスチュームのまま家に帰れ…、
そういうゲームのつもりなのだろうか、犯人は。
わかった、乗ってやる。そして、絶対に逃げ切ってみせるんだから!
______
…月の光に照らされて、黒く妖しい光沢を放つ華奢な身体が林の中へと消えていった。
その彼女が消えた倉庫の天井。
そこには無邪気な野良猫が捕えた獲物で遊んでいた。
必死にもがけど逃げられない獲物の姿が、その猫の瞳には最高の玩具として映っていた…。
続く?続かない?
444444縁縁縁縁縁縁縁縁
58 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 19:30:31 ID:P4eDn+2F0
続いて欲しい!
荒れる前にって、自分が元凶だと自覚してるのか
前の同時通訳SSと同一人物?
>>53 >どうしても「〜だった」か、体言止めにするぐらいしかないというこも知らない
>>50は幾ら何でも酷いだろ
こんなに酷い文章は前の同時通訳SS位でしか見たことないな
>>59 批評どうもです。同時通訳というなら今後はそこに気を付けて書いてみますね
国語ができる人がいると助かるなぁ
前スレの「日課のきっかけ」なら俺が書きましたけど50は俺じゃないですよ
あっちの続きの結末が思い付かないんで、代わりにストックをあげただけです
もっとも証明するものはありませんが…
どちらにせよ所詮はオナニー小説ですし、気にならないなら無視してくださいな
書いた後に書くのが言い訳がましくてなんですけど
オナニーといっても、俺は神の繋ぎになれたらいいなぁなんていう自己満で書いてますので、
そこのところ誤解しないでくださいね!
さて支援もあるし、おじさん頑張っちゃうぞー
俺からのアドバイスだ
作者はトリップつけろ
支援してるつもりの人は「つC」で書き込め
そうすれば、俺はそれらを透明あぼーんにできる
三方幸せ
た。の連続って使い方によっては雰囲気作りに使えるしなぁ
まぁ使い様ですよね
>>63 目障りだから頑張んなくていいよ
むしろつまんねぇしうざいからやめろよ
どうせ、支援してる奴だってお情けとか慣習でやってるんだろ…
クソを一個作っただけで作家気取りとか逆に感心するわ
つC
羞恥プレイ好きとしては楽しめるので支援
ラバースーツと首輪、ブーツ、グローブだけでもぜんぜんおk
質が高く、しかも自分好みの作品だけを読みたいって人は
このスレというか、2ちゃんでは無理だと思う。
でも、わざわざ期待してROMって、批判をする自由はあるけどね
批判がただの非難にならなきゃいいんじゃね
藤林丈司
自分の願望を箇条書きで乱発するのもウザイしキモイ。
作文すらできないのかと毎度思う。
こんなピンクの僻地で何言ってるの>
ハードルあげれば過疎るだけだけどな。
私生活がうまくいってないのか?
xxで拘束、yyが手足に〜、zzな衣装で〜。こんなのはどうでしょう?
これが一番いらねえ。どうでしょうって何がだよ。
あ?もしかしてネタ出しのつもりですか?
そりゃあお笑いだな、てめぇの口だけ拘束して全身拘束じゃないからスレ違いで放り出してやりたいわ
そうしている間に作者さんは離れていってしまい、大多数のC者はがっかりするのでありましたとさ。
なんだか荒れてるのいるねぇ。
ひょっとしてイコちゃんにこだわってる人?
>79
この際だからどんなシチュエーションとかアイテムなら満足するのか言ってみな?
書き手も興味持ってると思うよ。
これだけ限定された趣味の中でさらに限定しようってんだから。
過去作品や出版されてるものでもいいぜ。
否定的にただ荒らすだけでも何も出てこないから、この際だから
「こんなの書けやー これが読みたいんじゃー」言うてみ?
それも出来ないならROMるか他スレで期待しろ。
携帯使ってじえ(ry
この人定期的に湧くよね
正直言って俺は書きたいもの書くだけだからあまり関係ない
リクエスト取りたい人もいるだろうし、興味持つ人もいるだろうし
書く人はそれなりの覚悟が要るってことだと思う。
批判や荒らしに負けて辞めるくらいなら、最初から書かない方が良いと思う。
煮え切らずに残される読者のことも考えてくれなきゃ 作家さんとは言えないよ。
一人でも支援がある以上は、時間かけてでも良いんで頑張って続けて欲しいと思うなぁ。
俺はいつもこのスレとかに職人が投下してくれる小説を自分風にカスタマイズして使ってる
細かい妄想はできるけど大きな文章とか流れは作れないからそれが一番いい
登場人物の名前を替えるのは基本だよな。
>84
完結作なんて無いじゃん。
このスレも終わりか
/*まだだ!まだ終わってない!
遅くなってごめんね。投下します。*/
教室に入ると、みんなの視線が一気に私に集まった。
「あ、とうとう菜緒も特別給費生になったんだ」
「ほんとだっ!これでクラス全員同じだね」
…え?
「菜緒、今まで隠しててごめんね。実はね、クラスのみんなもほら」
香奈?ど、どういうこと?
「菜緒と同じように、拘束されて管理されてるんだ」
えええええええええええ!?
「感じてるの隠すの、意外と大変だったんだよ?」
「でも、今日からは、みんなでいっぱい感じられるねっ」
手に持ってるのは…スイッチ!?
ク、クラスのみんなが一斉に悶えてる…
うそ。
…ほんとに?
わ、私にもきちゃう!
いやああああああああああ!!!
――!!
気付くとそこは、暗闇の中だった。
あれ、変な夢から覚めたと…思ったんだけど……むしろ、こっちが夢?まさか。
うーん、でも確認したいなぁ。
あれ、手が動かない。ついでに足も。
おかしいな。あれっ!?
……あ。
脳がようやくスタンバイ状態から復帰したらしい。
徐々に血流が増し、状況を飲み込んでいく。
そっか。檻に拘束されて、強制的にイかされて、そのまま寝ちゃったんだよね。
ってことは、まだ拘束されたまんまなんだ。
…今、何時なんだろう。もしかして、まだ夜だったりするの!?
ダメだ。時間を確認する手段がない。
違う。手段がないんじゃなくて、奪われてるんだ。
感覚すら全部取り上げられて…
っ!だめっ!また感じてきちゃったよぉっ!
拘束されたまんま目覚めるなんて、まさに今までオナニーのネタにしてきた小説まんまじゃん!
ていうか、もっとすごいことされてるんじゃ。
あぁっ!もうだめっ!
刺激が足らないぃ…
無理矢理イかされたのに、今度は自分でイくこともできない。
よく考えれば、それだけじゃ当然ない。私の生殺与奪の権利はすべて先生の手中にある。
も、もし!先生がずっと来なかったら…!
妄想だけが加速するが、どれだけ興奮しても刺激は強くならない。
身悶えることもできずに悶々とする。
ふいに、周囲が明るくなった。
久方ぶりの光の刺激に思わず目を閉じたけど、目に入った赤茶けた光線からして、どうやら照明は薄暗いみたいだ。
恐る恐る目を開くと、そこには先生の顔があった。
すぐ横には、つい今しがたまで私の顔を覆っていたガスマスクが垂れ下っている。
私の顔を覗き込んでいたようで、私が目蓋を開いたのをみて、にっこりと微笑む。
ひぃー!朝から感じてたのバレたぁ!
未だ私の頭をぴっちり締めつけている全頭マスクのおかげで、表情までは見られなかったのがせめてもの救いだ。
そのまま先生はニヤニヤしながら私の解放にかかる。
まず、首輪の前に留められた南京錠が開けられ、鎖が外された。
次に、檻の内壁にある鍵穴にキーを差し込んで回すと、私の身体を檻の壁に張り付けていた拘束具が、一斉に開錠される。
これでやっと、私は立ち上がることができる。
できるんだけれど、一晩中同じ姿勢で固定されていたせいで、身体が言うことを聞いてくれない。
おまけに手は団子にされているので、先生に助けられてようやく腰を上げることができた。
天井が低いせいで、そのまま立ちあがることはできないので、中腰で檻の入り口まで移動する。
ブーツがきついっ!
上るときは永遠に思えた数段の階段を、転ばないように慎重に降りる。
私を徹底的に拘束してきた装具が、一つ一つ外されていく。
まずは、首輪の鍵を外され、首の締めつけから解放される。
首の後ろからジッパーが上げられると、頭部への圧力がだんだんと弱まっていく。
口腔と鼻の穴から、空間をいっぱいに犯していた挿入具が引き抜かれる。
よ、よだれと鼻水が恥ずかしい!
タオルで口と鼻の周りを拭いてもらうと、耳の穴から栓が抜かれる。
う、うるさいっ!
音の濁流が、一気に耳を襲う。
いつも聞いてた環境音が、こんなに耳障りなんて。
更新ktkr
全力でC
ウルトラスーパーハイパーC
C
出会い系で拾った女がベットの上で、かすかなイビキを立てて寝ていた。
さきほど渡した飲み物に睡眠導入剤を混ぜておいた。
女のバックをあさると、とある大学の学生証があった。
女子大生というのは嘘ではなかった。
女がかすかに動いた。
クスリを飲ませてから2時間、そろそろ効果少なくなってきた。
俺は作業を急ぐことにした。
先ほど堪能させてもらった裸体をロープでベットに大の字に縛った。
ロープには、これからの作業をしやすいように少し余裕を持たせた。
俺はカバンから注射器を取り出し、長時間作用型の局所麻酔薬を吸い上げた。
女の、腕の付け根、足の付け根の神経節に局所麻酔薬を注射した。
最後に、首にも注射した。
合計5ヶ所の注射を終えると、俺は女を縛っていたロープをほどいた。
睡眠導入剤が効いているとはいえ、さすがに痛かったらしく、女は目を開けた。
クスリの影響で頭がはっきりしないのか、まだ寝ぼけた顔をしていた。
やがて、少しは目が覚め、何かを話そうとするが、かすれ声しか出なかった。
女は、自分が話せないことに気がついて、起き上がろうとするが、
手足は、まったく動かなかった。
女は唯一、動く頭を持ち上げ、俺の方を向き、必死な表情で、かすれ声で、
何かを一所懸命に訴えていた。
俺は女に声をかけた。
「おはよう。
寝ちゃう前に話したけど、拘束させてもらったよ。
そんな、びっくりした顔をしても、こまっちゃうなぁ。
いいって言ってくれたじゃない。
大丈夫、動けないのは麻酔薬が効いているだけ。
手足と声門に麻酔しといたから、何時間かしたら切れるから。
本格的な拘束具は、ぼちぼち届くころだから。
それまで、せっかくだから、ちょっと器具を使ってみようか」
俺は、オルガスターを取り出した。
ひきつった顔をしている女に声をかけた。
「麻酔が効いているのは、手足と首のところだけだから。
胴体の感覚はちゃーんと残っているから大丈夫」
オルガスターにローションをまぶして、腟に入れた。
まだ、うるおいは残っていたのか、抵抗はなく、すんなり入った。
////
文末を全部「た」にしてみたが、かえって大変だったw
会話も「た」にするスキルはなかった (>_<)
荒らすなよ
癖って意識的にやると却って難しいんだよねえ
99 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 20:54:44 ID:TMyQoRc8O
あたま
オルガスターが抜けないように紐で腰に結びつけた。
ついでに、まだ形も崩れていない、ちんまりと身をすくめているかのような
アナルに7連パールローターを入れ、ランダムモードで動くようにして、これも結びつけた。
必死に話そうとしていた女のかすれ声には、いつしか喘ぎ声に変わっていた。
両手足に打った麻酔がしっかり効いているようで、女は手足を大の字に広げたままだった。
女は、唯一動かせる頭を左右に振り、体にはじっとりと汗が浮かんできた。
達したのか、時々、頭を後屈させて、粗い呼吸をしている女の体の各部を計測していった。
11.0、13.2、52.0、92.0……なかなか良い体をしていた。
データを端末から送信し、物が届くまで、少し時間があった。
そんなとき、女はぐっと反らしたかと思うと、ばたっと身を落とし静かになった。
どうやら気を失ったようだった。
腰ひもをほどき、オルガスターをとりだすと、愛腋がどっとあふれ出てきた。
パールローターは、まだ入れておくことにした。
ヘアを剃るには十分すぎるほど濡れていたので、このまま剃り落としていった。
ちょうどヘアを剃り終え、まだ変色していない可憐なラビアを拭いていると、フロントから電話があった。
「た様、お荷物が届いていますが、お部屋までお届けしましょうか」
「ああ、運んできてくれ」
嫌味すぎて引く。
とりあえず性格が非常に歪んでいる事は良く分かるな
SS投稿してくれるのは嬉しいけど、そういう風にわざと荒らしを誘発するような行為は止めろよ
同時通訳って言われたのがそんなに悔しかったの?
104 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 21:16:52 ID:bxSYIObQ0
暫く見ないうちに荒れてるな・・・
105 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 21:18:50 ID:bxSYIObQ0
とりあえず、「特別給付生」と「た」と、両方の続きをヨロシク
た様ワロタ
小説でなく、シナリオだと思って
脳内で映像に変換すればいいんだよ。
そうすれば、文体なぞ、キニシナイ
マルキ ド サドのソドムの百二十日なんて
後半全部箇条書きだぞ。
そのシチュエーションを頭に思い浮かべて
自分で補完していくしかないよ。
不満があったら、
自分好みの状況を付け加えたりして
おいしくいただけるおかずにすればいいんだよ。
わざとスレが荒れるような書き方をしているのが問題なのに脳内変換とか何言ってるんだ?
荒らしはスルーって学ばなかったん?
別に荒らしてるようには見えんが。
むしろ
>>112が「た」を必死に荒らしにしようとしている様がなんだか微笑ましい。
【た】って別に自分的には何の違和感も感じないけどなぁ
文体が気に入らないから来るな、なんてのは、お前の顔が気に入らないから来るな、つて言ってるのと変わらんと思うが。
個人的には文体なんか気にならないから、
>>112の顔も気にしないでおく。
文体が気に入る、気に入らないじゃなくて煽って荒らすなって事でしょ
120 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 23:18:57 ID:WATILc5F0
明けましてよろしくお願いいたします。
今年もギチギチで行きたいですね。
荒らしの後の静けさよwww
ただいま拘束具のメンテナンス中です
もうしばらくお待ちください
てきとうに
保護区は一体何時になったら復活するんだ?
保護区もそうだけど書庫が工事中なのもかなり痛い
書庫のSS保存してなかった俺涙目
スイッチ、また読みたいです…
保護区はもう1年近く止まってるな・・・
まさか・・
>>126 サイト管理する時間が無いっつっても今までずっと放置状態でやってきたのになんだって急に消すのか……
>>128 俺もSS保存してなくて涙目なんだけど、更新できないならできないでそのままにしておいて欲しかったよな
あ、掲示板に鯖代がもったいなくなってきた的なことが書いてあるな
しかしまだその高い鯖に居るっぽい
付き合いの重要性は分かる
それでも、投稿作品より自作品を優先的に再掲載してもらいたいよ
なんだかんだいって、アイツシリーズあっての書庫だしなぁ
132 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 04:16:37 ID:vXC/ncYQ0
最低限、更科さんの作品とさいはてさんの作品が復活すれば何とか生きていける。
というか、更科さん。黒妖社さんの方の作品まで下げないで下さいよ(涙)
黒妖社の方も消したのか
多忙な身の上で大工事するなら、せめて分かりやすい形で告知してからして欲しかったよな
最低限自分のサイトとブログで大々的なニュースをだしてから、充分な準備期間置いて工事するとか…
もっとも、してたなら気付かなかった俺が悪いんだが
俺の見てきたサイトでも、工事するっていって結局そのまま放置っていう事が多かったら超心配
テキストファイルで良ければ
妖しい書庫(投稿作品含む全作品)+拘束少女保護区(投稿作品含む全作品)
ローカルで保存してあるけど。
>>135 図々しいお願いで申し訳ないですが、可能なら頂く事は出来ませんかね?
>>135 うpして頂けるのなら是非ともよろしくお願いします!
あ、一応web小説の補完とはいえ
マナーとしてダウンパス入れといた。「kousoku」
>>139 あなたが神か!
書庫と保護区に加えて過去スレや特衣全拘の分もあるとは恐れ入りました
ありがてぇ…ありがてぇ…!
144 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 23:15:51 ID:vXC/ncYQ0
>>138 神が現れたと聞いて
ここまで充実しているとは
149 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 01:16:29 ID:3YAqZA9S0
>>138 頂きました。
まさか、この年になってお年玉をもらうとは!!!
>>138 ありがとう
しかし妖しい書庫はインターネットアーカイブじゃ見れないんだな
保護区はほぼ全て保存されてるのに
おまいら糞サイトに騒ぎ杉。
同じアホなら騒がにゃ損損
うわ・・・気づいたら既に404・・・
神よ、もう一度UPを・・・マジでお願いします。
通り過ぎたら諦めよう
遅かった。orz
再うpをどうか…
>159
超サンクス。
>>159 thx!!
11日に出張から戻ってPC使えるようになるから、それまで残ってたらいいな……
163 :
157:2011/01/09(日) 22:30:17 ID:SNshyvbS0
>159
サンクスです。
うむー。やはり「琥珀」はないかぁ。
完全に消滅したサイトではなく、まだ作者に連絡がつくサイトなのに丸ageして大丈夫か?
そのうち本当に消滅するかもな。
>>164 琥珀は持って無いねえ。探してるんだけど。
マクロ収集の開始がもうちょっと早ければ取れたんだけどね。間に合わなかった。
アーカイブ追尾をしても取れないんだからそっちにもない。どうしようもない。
てか6月ぐらいまでアーカイブでも見れたんだけど削除申請されたっぽい。
琥珀ってどんな話だったの?
オウムのピーちゃんを明度に殺された社長が、
女秘書といっしょに明度を水槽に沈めて……鬱、な話。
169 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 00:11:08 ID:VoDFU7dA0
あれ?妖しい書庫内の玲・士方さんの投稿作品が無い・・・
まさか琥珀の名前が出るとは思いませんでした。
あの話は鬱過ぎるので更科さんにお願いして早期に削除して頂いたものです。
テキストしか無いですが、パスは私の作者名。知っている人だけに。
Sc_192498.txt
私のもう一方の文章も、このままネット上から消え逝くのが良いでしょう。
せっかく読んでみたいのに・・
保護区にあった「E-TAC」ってのもないみたいね
あれ好きだったんだがなぁ
>172
さいはて本家にあるけど?
すまん……
今、確認したら「準備中」になってた。
これは俺もショックだわ。
ファイルが消されている
神よ、お情けを
消されてるorz
誰か再upお願いします
Ne_99308.lzh
パスは一緒
だれか琥珀の作者名教えてプリーズ
消滅したサイトじゃないんだから、そろそろ法的にもヤバくないか?
これがラストにした方が良さそうだね
仏の顔も三度までとか言うし
180 :
164:2011/01/10(月) 11:07:00 ID:GXoRAPtp0
>>170 リクエストしてみるものですね。ありがとうございました。
キーワードは片仮名で。
どうやって落とすのかわからない
誰か教えて下さい
177なら小野
後は知らん
あざっす
できました
旧作読み返してみたが、鬱どころか猟奇だったね。
185 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 14:34:35 ID:VoDFU7dA0
>>旧作読み返してみたが、鬱どころか猟奇だったね。
・・・なら止めとこう。趣味じゃないわ
怖いもの見たさで読んでみたい。
何処のスレに書かれてたの?
この人固められたOLとか巫女とか、容赦ない拘束物ばかり書くけど
琥珀はまったく救いが無い。
さいはて本家のE-TACは、「Contributed ―さいはて以前―」にある。
準備中のところじゃない。
行った。見つけた。読んだ。感謝する
3回のろまった自分は余程運がないらしい…
>>170さんの旧作読んでみたいけど何所にあるのかわからない。
誰か教えてくれない?
3回とも半日程度で削除されているから、権利者が削除依頼出しているのは明白。
ていうか過去作品の内容とかからすれば、スレの流れ的に当事者ここ見てるわけだろ。
琥珀の人しかりで。
これで4度目やったら更新とかに影響しそうで怖い。
>190
メル凸でもすれば。
あくまで可能性の問題だけど上げた人が回数制限かけたのかもしれないよ?
作者様に気を使ってっていうか著作的にもアレだし・・・
194 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 10:14:27 ID:AjajGrd70
Axfc Uploader
書かないでおこうと思ったけど、アソコの作者はどうにもズレてるから書かずにはいられなかった。
ここに書いたのはteacupの掲示板はIP丸見えだから。
> 過去の一時期に想像を超えるアクセス数があったため、帯域オーバーし、現在のサーバーに居ますが、
> 正直言って年間10万円払って維持する内容ではなくなってきています。
年間10万円も払ってたのか、すごすぎる。
と、いうかそんな高いところ初めて知ったよ。
> 携帯対応はあくまでも実験中という話で、出来ればすぐにでもブログに全部移行して本書庫を閉鎖したい
携帯対応って誰のため?
そして、元のサイトを削除しなくてはならない理由ってなに?
出来上がってから変更すればいいのに、意味不明すぎる。
> のですが、そうすると頂き物作品も移さなければなりません。
> しかし、その時間は全くありません。自作品についても一部しか移せません。
> ということで平身低頭お詫びして、まずはお預かり作品の取り下げからお願いしている次第です。
そんなに時間がないなら、テキストファイルにまとめたものをダウンロードさせて欲しかった。
> 詳しい方はどこのサーバーなら安いとかどこなら無料とか御意見あると思いますが、
> 有難くお受けして手続きする時間もありませんし面倒でやる気もありません。
『無料 アダルト可 HP』とかで検索すれば、いくつも出てくると思うが。
検索というものを知らないのだろうか。
そしてそれすらも出来ないほど時間がないとか面倒とかいうなら、携帯対応なんてやるの無理だろう。
> 時間が無いなら、細々とでもブログで作品を更新する方に時間を使うのが良いのかとも思い、
> ブログは続けています。
ブログは醜い。
せめて作品一覧の出来るメニューページだけでも作ってくれないかな。
>>195 結局他人がどう思おうと本人の自由だからね
極端なこと言うと飽きたからやーめたって言って自分の作品消すのも自由
のんびり待とう
>>170 30分程調べたけど作者名は出てくる気がしない
ヒント駄目ですかね?
>195
ガキだねぇ。
誰も最初に保存しなかった自分を呪わず、管理者に責任転嫁。
のらりくらり言い訳してるときって、公言出来ない理由がある時だろ。
ちょっとは頭使え。
>196
殺されたオウムはピーちゃん。
「絶望的超拘束」と「琥珀」が同じ作者。
このくらいのヒントなら出してもよかろう。
解けたー
みんなやさしいな、ありがとう
これで解けるのか
くそ、頑張って調べるか・・・
なんか糞サイトの話題ばかりだな。
これってジサクジエン?
そうまでして話題になりたいのか。
そんな時間があったらここに何か書けよ。
そろそろ元に戻してくれ。
お前が書け。
俺は書庫にいた作者の名前総当たりしたらいけたけど
w
>>202 自作自演とか・・・どこまでわいてるのやら
もしかしてお前って、同時通訳乙とか言ってSS作者を叩くヤツと同一人物か?
お前の要求するレベルのSSは投稿されないから自分で書きな
アイゴーアイゴー言ってないで頑張れよ、期待してる
202は釣りでした?それだったら尚更救いようがない程わいてるな。可哀想に
けっこうこのスレ古参だと思っていたのに作者名もわからないようじゃまだまだだった
精進しないとね
むしろ絶望的超拘束を読んでみたいんだけど
ほれ、
Sc_193666.txt
パスは作者名。
最近の作品は巫女シリーズ、固められたOL、マシュマロ風呂、女装徘徊者の末路など。
>>209 おぉ、ありがとうございます
ご飯を食べた後にでも読んでみます
最近見に来るようになった自分にはさっぱりだ
作品名で検索してもアルファベット1文字(イニシャル?)の作者名しか書いてないし
俺も
Qさんじゃないのかな
>180
214 :
211:2011/01/14(金) 10:50:33 ID:NZmFaUeo0
ようやくDLできた
最後の一文字が違ってたらしい
てっきりあっちの字だと思ってた……orz
>>209 >>213 ありがとうごぜぇます m(_ _)m
あとで読んでみます
藤林丈司
これでおかず一年は困らないな
こういうの実写化されないかなー
Qさんの別名義で片仮名までは解っても先が解けない。
作品名でググっても全く出てこないのにどうやって解いてるんだ?w
Hint:最後の一文字が違ってたらしい
何種類か試してみた?
例えば、Hは「エッチ」「エイチ」とか・・・
219 :
キュー:2011/01/15(土) 23:20:53 ID:E6WFjvno0
もう・・・、勘弁してよ・・・。
そんな大したもんじゃないんだから・・・。
>>217 ググってすらいないよ。
>>170で「私のもう一方の文章も」って書いてあるんだから
少なくとももう1個は投稿してるのは確定なんだから、妖しい書庫のファイル詰め合わせから
投稿作品の名前を片っ端から入れただけで解けた。
難しく考えすぎて雁字搦めになってる奴がいるな
思考を雁字搦めにするプレイか・・・惹かれるな
思考回路を完全拘束、だと……?
って書くと中二病っぽいねw
ショート寸前
思考させるってのは案外難しいかもしれない
長時間拘束してるとほとんどが考えるのをやめそうだから、定期的に話しかけると良くね?
例えばあとちょっとで解放してやる、とか1時間経ったらバイブ止めるとか
227 :
トルソー:2011/01/21(金) 23:45:16 ID:Uh+4qObb0
拘堂束子(くどうよりこ)はドアの前に立つと、少しためらってからノブに手をかけた。
この学園の寄宿舎で同室の立華智逗瑠(たちばなちずる)が先に部屋に戻っていたら、
束子のささやかな楽しみが奪われてしまうからだ。
「ただいま」
口には出してみたものの、最初からその言葉に返事が来ないことを期待している。
古い木造の寄宿舎は年月の重みをそこかしこに感じさせてはいたが、元の造りと管理の
良さのせいか、束子がドアを後ろ手に雑に閉めても、まるで新築の高級ホテルのように
厳かに閉じた。
二人部屋の室内の智逗瑠の椅子もベッドも、朝に部屋を出た時のまま、制作物置き場の
無数の革製品も相変わらずだった。
束子は着替えるのももどかしく鞄をベッドに投げ出すと、自分のクローゼットから
スーツケースを取り出し、わざと全開にしてドアの前に置いた。
寄宿舎は学生管理の点から基本的に各個室のドアは施錠しない。
スーツケースは、同室のちずるが急に帰って来た時にドアが開きにくくなるようにするためだった。
束子は制服のままパンツを脱いで自分の椅子に腰掛け、つたない手つきで自慰を始めた。
それは家に縛られ、大した趣味もなく、悶々とここでの生活を過ごす束子が、自分に一番正直に
なれる時間だった。
228 :
トルソー:2011/01/21(金) 23:46:26 ID:Uh+4qObb0
私立藝華学院は、著名な芸術家の子弟が集まることでその名が知られている。
絵画、陶芸、彫刻その他のあらゆる分野で、特に外からの弟子による継承をよしとしない作家が、
我が子をここに預け、芸術の基礎と学問を学ばせるのだ。
また、特異な才能を持ちながらも受験という壁のために、芸術における国立の最高学府に入れずに
泣く人間の多い藝大に対し、ハイレベルな勉強を叩き込むことで、非常に高い合格率を誇っていた。
一子相伝の技と言えど、学術的裏打ちが求められる昨今、我が子をここに入れる親たちは、
最高学府で他の様々な匠に師事する事により、伝統の技により磨きがかかることを望んでいる。
またその実績が太いパイプとなり、すでにこの学園在学中にも多くの著名な講師による講義を受け
られるようになっている。
束子の家は父親が華道の小さな家元、母親は著名なホテルの玄関を一手に引き受けるフラワー
アレンジメントの大家であった。
束子がこの学院に入ったのも母親の希望によるところが大きい。
しかしその束子は他の大多数の生徒同様、親の目論見とは遠い所で、家の重圧に四苦八苦していた。
「くうゥン!」
寄宿舎の二階の、窓から差し込む木漏れ陽を背に浴び、束子は抑えた声で短い絶頂を極め、がっくりと
脱力して荒い息を弾ませた。
やや置いてから、けだるい身体を椅子から起こして、下着を戻し、スーツケースを片づけた。
そして学校指定の室内着に着替えると、先程まで淫らな行為に興じた椅子に座り直し、机に向かって
課題に鉛筆を走らせた。
229 :
トルソー:2011/01/21(金) 23:47:49 ID:Uh+4qObb0
「……ただいま……」
ドアが開き、低く、か細い声がした。
智逗瑠が部屋に戻って来たのは、もう陽がとっぷりと暮れた頃だった。
「おかえり」
智逗瑠と同室になって久しい束子は、それ以上声をかけない。
華奢な体つき、透けるような白い肌、濡れたような光沢の長い黒髪の智逗瑠は、寡黙なまま黒い革の
リュックサックをポンと制作物置き場に投げ込むと、鞄を机に掛けて束子と同じように課題を始めた。
先に課題を終えた束子は、自分の制作物置き場に置いてある大きな花瓶に生けた花をいじり始めた。
「お父さんの具合どうなの?」
「……」
智逗瑠は聞こえないのか無視しているのか、しばらく答えない。
しかし束子はいつものことのように、あまり気にしていない様子だった。
「……悪い……」
ぼそり、とつぶやくように言った。
そして自ら付け加えた。
「早くしろ、と言ってくる……」
「大変だね」
智逗瑠の父は幼いころイタリアで革職人の技を学び、パリで永いこと工房を開いていた。
その後仕事を後輩に譲って日本に戻り、細々と革工房を営み、馴染みの客だけを相手に商売していたが、
時折、国外からの仕事も舞い込むようだった。
C
231 :
トルソー:2011/01/21(金) 23:49:35 ID:Uh+4qObb0
「『早くしろ』って、やっぱり外国からの仕事の事?」
「……そう…… ……父には、もう荷が重い……」
「現地にだって優秀な職人さんいっぱい居そうなのにねぇ」
「……ブランドに耐えうる人は……いない…… 束子なら、わかるでしょ……」
「ま、まぁねぇ」
「……現地で手に負えないから……父に仕事が来る…… 外国の富豪は……私たちの想像を超えた
生活を……している人も居る…… そこで働く女性に着ける……装具…… それにブランドのロゴを
求める富豪も……いる……」
「ま、まさか、馬具で有名なH……」
「……そう……」
「革じゃないけど、Lのモノグラム柄なんてのも……?」
「……そう……」
「靴なんてFだったり?」
「……そう…… 素材だけ送られてきて……ブランドが違っても……全部……父の作……」
「うわああ、そんな裏事情があるなんて……」
「……ブランドそれぞれのの癖も……全部作り分けられるのは……父だけ……だから……」
「それを継ぐとなると大変だね。って、それ今日作ってたの?」
「……そう……」
「かわいいリュック! このなめし革の具合……ロゴ無いけど、あのブランドじゃん! いらないの? もらっていい?」
「……うん……」
束子はアレンジの手を止め、智逗瑠の制作物置き場に先程置かれた小振りのリュックを肩に掛けた。
部屋の姿見で見て嬉しそうに笑う。
「あたしも頑張らないとダメだなぁ……」
急に自分の事を思い出し、リュックをベッドに置くとフラワーアレンジの作業に戻った。
232 :
トルソー:2011/01/21(金) 23:57:43 ID:Uh+4qObb0
束子は智逗瑠と対照的に、どちらかと言えば快活な性格で、髪の毛はショート、それがあまり丁寧な
ブローをしなくても程良いウエーブが掛かっているのが密かな自慢だった。
勉強好きな方ではないが、広めの額が理知的な印象を与えていて、そこに柔らかく掛かる前髪がその知的イメージを
程良く抑え気味にしていた。
本人自身が望む通り、運動も勉強も中の上くらいで、クラスでも目立つ部分は全くなく、束子もそれに満足していた。
しかしそれが裏目となり、自分が継ぐべき工芸の世界ではいつも面白みに欠け、その事が日常の悩みともなっていた。
大きな悩みは無い。
だがいつも満たされず、突破口となるべき劇的な出来事も、この寄宿生活の学園では起きようもなかった。
クラスには当然男子も居て、むしろ比率では男子の方が多い位だが、男子は男子で日常の生活を管理されているので、
恋愛などはそれこそウワサ程度で終わってしまうことが多かった。
束子にとって、悶々と満たされぬ日々を、隠れて自慰をすることで、一瞬だけ忘れては淡々と暮らす日々が続いていた。
今日、授業中にぼーっと板書しながら、智逗瑠の姿が目に留まった。
自分は漫然と悩んでいるが、智逗瑠は具体的な悩みがあって大変だなと思った。
漠然とした悩みと具体的な重圧ではどちらが苦しいんだろう。
突然、昨日の智逗瑠の言葉が頭に浮かんで来た。
花をいじりながら、リュックに気を取られながらの会話だったので、あまり深く意味を考えずに応対していたが、
智逗瑠の悩みは、これから自分が有名ブランドの裏外商の製作に携わる、ということではなかったか。
233 :
トルソー:2011/01/22(土) 00:25:05 ID:5m67yb5J0
あれだけの品質の革製品をすでに作れるまでに、幼いころから父親の手ほどきを受け、ここで研鑽している智逗瑠に、
これ以上一体何を求めているのだろう。
昨日のリュックだって、そのままブランドのバッグとして高額で販売できるほどの仕上がりで、既に商品としての
レベルに達している。
その品質で、富豪の奴隷の女性の装具を作る。
束子には至極簡単なことのように思えた。
だが当の束子も、他分野の子が絶賛してくれる自分の作品、先生に頼まれて廊下の端の花台にまで置かせてもらえ
ている自分の作品に、母親がダメ出しをしつづけている理由がわからないでいた。
きっとそこに共通の悩みがあるのかも、と漠然と考えていた。
智逗瑠がコツコツと革を縫い合わせる姿を想像し、その手の中にあるものが、人を犬や馬の如く扱うための拘束具
であると想像した瞬間、急に束子の胸中に不思議な感情が沸き起こった。
それはどこか遠い懐かしさを伴った、不思議な感覚だった。
自分が手足を畳み、胎児に戻って、羊水の中に浮いているような感覚。
それは現実の悩みからの逃避を意味していたのかもしれない。
しかしそれほどの後ろめたさや嫌悪感はなかった。
そして遠い異国で閉鎖された空間で暮らす人の身に纏う物が、委託とはいえ、この先自分の身近な子の手で創り出
されることに不思議な興奮を覚えた。
234 :
トルソー:2011/01/22(土) 00:26:24 ID:5m67yb5J0
今日も束子は自慰をした。
しかし、今日の自慰は違っていた。
拘束具など、具体的に細かい部品を想像することなどはもちろん出来なかったが、智逗瑠の華奢な指が、一針一針
黒い革を縫い合わせて行く様子を想像しただけで、束子のそこは激しく蜜を吐いた。
膣口、尿道口、クリトリスの三点を同時に押さえる中指の腹が、濃厚な蜜に浮いて恐ろしく滑る。
スーツケースなど置いていない部屋の入り口に向かって股を広げ、万一の時には言い訳の全く出来ない姿のまま、
なぜか絶対扉は開かないと信じて激しいオナニーを続けた。
やがて、かつてないほど激しく昇りつめ、食い縛っても口から漏れる声に恥入りながらぐったりと身体を傾けた。
いつものようにまた課題に向かっていると、いつにも増してやつれた智逗瑠が部屋に戻って来た。
「……」
束子は声すら掛けられなかった。
智逗瑠は手にした小さなものを制作物置き場にポンと放ると、そのままベッドに突っ伏した。
束子はその制作物を見てギョッとした。
それは黒革の首輪だった。
胸が理由もなくキュゥゥと締めつけられ、満足したはずの股間に再び蜜が溢れた。
なんかキター
236 :
トルソー:2011/01/22(土) 23:05:15 ID:5m67yb5J0
「大丈夫……?」
「……」
智逗瑠はベッドに突っ伏したままモソモソと喋りはじめた。
「……もう……具体的に……作らないと……いけないのに…… これじゃ……誰が作っても…… 同じ……」
「これって……首輪? 良く出来てると思うけどなぁ」
「……自分でも……わかる…… ……これでは……ブランドの名は……付けられない……」
「何が違うんだろうね」
「……技術は…… ……もう限界……」
「そうだろうね。これ、このままでも買う人いるよ、きっと」
「……」
智逗瑠はベッドから起き上がり、室内着に着替えると、拳でぐいっと涙を拭い、机で課題を始めた。
夕食になるまでのしばらくの間、二人は黙々と学科の課題を解いていた。
しばらくすると、天井のスピーカーから夕食の合図のチャイムが流れた。
二人ともちょうど解き終わったので、机を片づけた。
「悶々としてても始まらないよ。行こ?」
「……」
智逗瑠は束子に従って部屋を出た。
237 :
トルソー:2011/01/22(土) 23:06:10 ID:5m67yb5J0
「でもすごいね。あんなもの作るんだ」
「……あれはまだ…… 本当に作るものの……一部にも……なっていない……」
食事をしながら束子は智逗瑠に聞いて驚いた。
首輪ですら日常あり得ない物なのに、それが一部にすらならないその本体とはどんなものなのか、想像もつかなかった。
「どこがダメなの?」
「……首に巻けば……すぐわかる…… 余所余所しい……ただの……革ベルト……。 顧客は……そんなもの……
求めて……いない……」
首に巻く、と聞いて、また束子は心臓を掴まれたような気分になった。
(そうか……やっぱり自分で試すんだ……)
(こんな真っ白な首に、黒いベルトを巻きつけて……)
向かい合った智逗瑠の首をじっと見つめると、その視線に気付いたのか、智逗瑠は赤くなって俯(うつむ)いた。
食事を終えて部屋に戻ると、束子はその黒革の首輪をじっと見つめた。
首輪を手に取って、もっと良く見てみたかった。
しかし積極的に手に取ると、自分のわけのわからない心の興奮に気付かれてしまいそうで怖かった。
「……お願いが……あるんだけど……」
「え?」
首輪を見つめている時に智逗瑠から発せられた言葉に、束子は本当に心を読まれた気がしてギクリとした。
238 :
トルソー:2011/01/22(土) 23:06:46 ID:5m67yb5J0
「お願いって?」
「……それ……着けてみて……ほしい……」
自分の心そのままの智逗瑠の要求に、底知れぬ恐怖を感じながらも、束子は顔だけ取り繕ってニッコリ笑った。
「そ、そうだよね、い、いろいろな人の、意見って、大事だよね」
束子は笑いながらジットリ汗の浮いた手でその首輪を掴んだ。
それはまさに首輪の形をしているというだけで、あの有名女優の名を冠したバッグを生みだしたブランドの革製品
そのものだった。
どうやって部品の供給を受けているのか、留め金に至るまで見たことのある形で、この道具の機能を無視すれば
本当に銀座のショーウインドーにそのまま並んでいてもおかしくなかった。
束子は恐る恐る留め金を外し、自分の首に当てた。
うなじから前に回し、金具にベルトを通し、留め金を留めた。
「……もう1コマ……締めて…… ……でないと……わからないはず……」
「あ、うん……」
束子は素直にもう一コマ締め込んだ。
最初は首輪というイメージに身構えた束子だったが、いざ見に着けてみると感覚として幅広で分厚いチョーカーだった。
「別に、苦しくも痛くもない、かな? どうしてこれがダメなのかわからない」
「……ありがとう…… ……少し……触らせて……」
「いいよ」
智逗瑠は束子の首に巻かれたベルトを、左右に揺すったり、ベルトの下に指を突っ込んだりしばらく調べてから、
留め金を外して束子の首から取り去った。
C
240 :
トルソー:2011/01/23(日) 13:08:47 ID:VdCmK6an0
翌日、同じように一日が始まり、夕方束子は部屋に戻って来た。
束子も自分のことで多少は悩んでいたので、今日はあまり自慰する気にもならず、普通に課題を終わらせ、
美術雑誌を読み漁っていた。
そこへ智逗瑠が戻って来た。
今日は大きめの塊を抱えて来て、ドサリと制作物置き場に置いた。
それを見て束子はまたギョッとした。
それは人間の頭全体をすっぽりと覆うようなマスクだった。
しかも、柔らかいクタッとした革ではなく、硬めの革を成型し縫製して作った硬そうな物だった。
バッグや財布、手帳カバーなどが雑然と置かれた智逗瑠の制作物置き場に、昨日の首輪といっしょに置かれた、この
あからさまに非日常的な革製品から束子は目が離せなかった。
それは良く見ると頭の後ろ半分を覆うパーツに前半分をお面のように被せて、左右何か所もあるベルトで調整しながら
締め込むようになっているようだった。
前を覆うパーツにはちゃんと目と鼻と口の穴が明いていたが、その周囲もなんだかゴテゴテしていた。
智逗瑠は相変わらず寡黙なまま、悶々とした表情で課題を始め、その黒いマスクのことについては何も話さなかった。
241 :
トルソー:2011/01/23(日) 13:09:36 ID:VdCmK6an0
その夜、束子は眠れなかった。
手が股間に伸びて、クチュクチュとそこを弄っていた。
首輪のことや黒革のマスクのことが頭に渦巻いて、興奮が止まらなかった。
奴隷やSMといった、今まで絵空事やネットの中の世界だと思っていた事が、具体的なイメージを全く伴わないまま、
すぐ身近に来てしまった。
そして何故その事に興奮するのか分からないまま、次第に自分がそこに嵌まって行くような気がした。
淫らな水音が、低く微かに室内に響く。
自分の身体の一部であるにもかかわらず、つい先日まではどこを効果的に刺激すれば良いかわからず、つたない指遣い
だった自慰が、この数日で急速にコツを極めてしまった。
最初に指で遠巻きに刺激したあとで、むっくり勃起した陰核に濃厚な蜜を絡ませて軽く速く擦ると、飛翔するような
快感が連続して走る。
そして浮き上がりそうになる身体を、イメージとしての黒革に、覆うように抑え込まれる妄想に浸る。
とたん、何も考えられなくなるほどの興奮に腰が跳ね、腹奥も、頭も、肩も、指も、つま先まで、均等に高熱に火照る。
溶けそうな淫部を、指の限界まで激しく擦る。
やがて、頭まで掛け布団の中に埋めた身体を、くねるように引き攣らせ、束子は激しく果てて、そのまま眠り込んだ。
智逗瑠は隣のベッドで束子に背を向け、暗闇で眼を見開いたまま、その束子の気配を感じていた。
242 :
トルソー:2011/01/23(日) 13:10:30 ID:VdCmK6an0
翌日、智逗瑠はその全頭マスクを持って出て行き、いつも通り放課後になると工房に詰めてそのオプションを作っていた。
放課後、束子はいつも通り智逗瑠より先に部屋に戻ったが、今日は自分の人生が大きく変わるような胸騒ぎを覚えていて
落ち着かなかった。
しばらくすると智逗瑠がいつもよりかなり早めに戻ってきた。
手にはあの全頭マスクが握られていたが、そのマスクの穴はオプション品で全て塞がれていた。
鼻の穴までもチューブのようなものが差し込まれる構造になっていた。
智逗瑠はそれを握りしめたまま、束子のそばに来て、思い詰めたような表情で口を開いた。
「……束子……お願いが……ある……」
「え、何?」
「……首輪……して……」
束子は全身の血が沸騰するのを覚えた。
「え! ああ、ああ、ま、また、試着ね?」
「……そう……。……だけど……今度は……ずっと……」
一瞬うまく切り返したつもりだったが、すぐに予想外の反撃を食らって束子はうろたえた。
手にはビッシリと冷たい汗が浮いていた。
「ずっと……って、そんな……」
「……学園長にも……許可……もらった……」
「へ?」
「……知ってる…… …………わ、…… ……私の革に……感じて……くれたこと……」
「え?」
「……夕方、部屋に籠る……えっちな……匂いも……、 ……夜の……蠢きも……、 ……同室の……人間に……
……わからないわけ……ない……」
恥ずかしさと罪悪感と、そして半ば脅迫されているような恐怖に、束子の耳はカアッと熱くなった。
つC
(:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ つC
C
これは大作の予感!!
246 :
トルソー:2011/01/23(日) 22:36:36 ID:VdCmK6an0
「……ずっと……父に……言われていた……『革に感じろ』と……でも……意味が……わからなかった……」
言いながら智逗瑠は全頭マスクを制作物置き場に置き、代わりに黒革の首輪を手に取った。
「……それが……束子なら……わかる……かも……」
形はほぼ大型犬用のそれとそっくりな首輪、縫製や仕上がりはまんまブランド品、その留め金を革の穴から抜き、
開いて束子に近づく智逗瑠。
犬用と違うのは、留め金の脇にもう一つU字の金具が突き出ていて、そこに留め金から余った穴を重ね、南京錠で
施錠できるようになっている点だ。
金具はすべて金メッキされていて、金具のデザインも同社のそれとそっくり、また南京錠も同社の鞄用のものだった。
束子は椅子に座って鉛筆を握ったまま、やや首を捻って 智逗瑠の方を向き、耳を真っ赤にして身動きできなくなっていた。
智逗瑠は束子の歪んで震える瞳を無視するように、束子の首に首輪を巻き付け、向きを調整して締め込み、南京錠で施錠した。
――カチリ――
施錠の音が響くと、智逗瑠を見つめている束子の目に、うっすらと涙が滲んだ。
「こ、これを嵌めて、暮らすの?」
「……そう……」
「わ、わかった。 と、とりあえず、そ、そう、い、今は、宿題、よね」
ギギギという音が聞こえてきそうなぎこちない動作で机に向き直り、今すぐにでも股間をいじり倒したい興奮を抑えて、
束子は鉛筆を走らせ始めた。
しかし、問題のうわべだけが目に入るが、ちっとも思考して解くことはできなかった。
247 :
トルソー:2011/01/23(日) 22:37:06 ID:VdCmK6an0
「えっと……さ、これ」
首を捻って智逗瑠を振り返った時、南京錠が揺れてカチカチと軽い音を立てた。
とたん、束子は今のパニックじみた緊張の中から、自分の首をぐるりと圧迫するテンションの正体を実感した。
「う……」
発するつもりだった言葉を呑み込む。
しかしここで押し黙っては、緊張に負けそうだった。
「こ、これ、さ、お風呂とか、どうするの?」
「……そのまま……入れる……加工済みの……革……」
「し、絞まって死んだりしない?」
「……大丈夫……。……金具……メッキの下は……真鍮……。……錆も出ない……」
「あ、そ、そう」
またギギギと首を戻して、もう正解も何も考えずただ空欄を埋めて課題帳を閉じた。
夕飯のチャイムが流れた。
束子は早速晒し物になる覚悟を決めて、智逗瑠と共に部屋を出た。
248 :
トルソー:2011/01/23(日) 22:38:04 ID:VdCmK6an0
この学園の寄宿舎では室内着は指定されている。
ほぼ体操着と同じ素材や形のそれは、Tシャツ、短パン、ジャージの上下で、組み合わせ方は各人の自由だ。
Tシャツの束子の首は当然剥き出しで、束子のショートヘアと相まって、そこに食い込む黒い首輪を
はっきりと人目に晒している。
驚きの目、奇異の目、嘲笑の目、無関心、皆それぞれの反応だが、敢えて直接口に出す者はいない。
なぜなら、こういったことはこの学園ではさほど珍しいことでもなかったからだ。
ヘアデザイナーを目指す子が、同室の子や親友に頼んでカットさせてもらう。
メイクアップアーティストを目指す子が、同様に友人に頼んでメイクする。
和装などもそうだ。
先生ももちろん理解しているので、申告さえしてあれば、被験者は何日か普段を逸脱した格好でも許される。
束子自身も自分の作品を教室や廊下に飾らせてもらっているので、もちろん彼女の覚悟はそれを差し引いた上でのものだ。
智逗瑠の頼みでやっているのだから、別に恥ずかしくない。
だがそれは奇しくも自分の性癖を体現している。
その『性癖を晒す』、という部分が束子の覚悟なのだった。
Cです
完結祈願C
つC
252 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 06:34:49 ID:maIWfnPaO
トルソーってイタリー語のマネキンだっけ?
イタリア語で「茎」
胸像みたいな奴
254 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 11:04:34 ID:UrYJ20AN0
革人形になるかなぁ?
全身レザースーツを一度着たら背中から縫い合わせてしまうような感じ。
もちろん全頭マスク、手袋もブーツも一体化。
楽しみにしています。
255 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 16:05:53 ID:aqpNOBwa0
今度の作品は革オンリーかな?
できればラバースーツや貞操帯とかも出て来て欲しいが・・・
(:.;゚;∀;゚;.:)つCCCハァハァ
C(´Д` )革最高
258 :
トルソー:2011/01/24(月) 23:01:34 ID:Av+NCgQ20
「……どう……?」
部屋に戻った智逗瑠が神妙な面持ちで尋ねた。
この時には束子は既に随分と落ち着いていた。
「そうねぇ。まだぜんぜんわからないけど、智逗瑠の言ってた『余所余所しい』っていうのが少しわかったかな。
なんかこう、当たりが硬いというか…… いや、でも、本来そういった道具なんだろうけどね」
「……なるほど……」
智逗瑠はまた首輪の下に指を突っ込んでまさぐり、鎖を繋げるべきD字金具を掴んで左右に揺すった。
「……じゃ……、……しばらく……お願い……」
「うん、わかった。あーでも今日はお風呂もシャワーもやめとくかな」
裸に首輪だけ嵌めた自分の姿を想像して、それを人目に晒されたら、そのままパンと全身破裂してしまいそうに思えた。
「寝るのも最初は慣れないかもだから、もう寝るね」
夕食が終わったばかりだというのに、束子はさっさと歯磨きをしてベッドに入った。
首の向きによって、南京錠が、コトリ、コトリと位置を変える。
革だから切れば切れるのだろうけど、やはりこの南京錠の存在が自分の自由がほんの一部でも奪われていることを
意識させる。
股間に手が伸びる。
智逗瑠は部屋の灯りを落とし、机のスタンドだけで課題をやっているようだ。
259 :
トルソー:2011/01/24(月) 23:02:10 ID:Av+NCgQ20
これでオナニーしたら、また智逗瑠にバレる。
いやもうバレてるのだから、今更……。
束子は逡巡した。
結局、束子は背後に勉強する智逗瑠の気配を感じながら、股間をいじりはじめた。
ありえない経験をたった今している自分に感じてしまい、大した刺激をしなくてもどんどん昇り詰める。
首周りのテンションがその加速剤だ。
しかし、どんどん昇っていって、ふとある所で止まってしまった。
どうにも首周りが苦しい。
それは多分これを装着させられる人なら我慢すべき不快感なはず。
それを甘んじて受け入れられないのは自分がまだまだ慣れが足りないからだと束子は思った。
しかしどうしてもその息苦しさが気になって、想い半ばに股間から指を抜いた。
その後はすぐに寝入ってしまった。
260 :
トルソー:2011/01/24(月) 23:03:35 ID:Av+NCgQ20
翌朝、起きて真っ先に首輪を意識した。
指で南京錠に触れると、それは厳然とそこにあった。
昨晩イケなかったのに、やはりこの状況にはドキドキしてしまう。
強引に平静を装い、制服に着替えた。
制服に着替えてみると、リボンタイは無理だった。
開いた襟の正面から覗く金の南京錠とD字金具が、やや華美な装飾品に見えてしまうだけで、首輪本体は
その厚みさえ気にしなければ、異様に目立つというほどではなかった。
「おはよー。おーそれかぁ、ウワサの首輪!」
束子の首輪に気付いた、華道の大きな家元の子、見根岸 肇女(みねぎし はじめ)が声を掛けて来た。
分野が近いせいか、彼女とは仲がいい。
「エヘヘ、智逗瑠が煮詰まってて、それでね。」
「ふーん、彼女も大変なんだぁ。でもすごいなぁ、そんなの作れて。アタシもがんばろっと」
「あたしもだよー。人のモデルになってる場合じゃないって感じ」
「宿題やったぁ? ちょっと難しいのあったよね。見せて?」
「あー、うー、あー、きっと間違ってるからダメ」
「けちい」
他愛ない会話をしている時は、首輪は完全に意識から外れていた。
超C
262 :
トルソー:2011/01/24(月) 23:09:47 ID:Av+NCgQ20
授業中に智逗瑠の方を見る。
外見通りに至極真面目な智逗瑠は、黙々と板書をしながら真剣な表情で授業を聞いている。
束子は智逗瑠の真っ黒な髪に、自分の首に巻かれた首輪のイメージを重ねた。
その上に、智逗瑠の華奢な指が生み出す黒い芸術品が、人間を犬や馬として扱う製品だというイメージを、
そしてまた自慰のベッドで感じた包まれるイメージを重なると、再びキュゥゥと心臓が締め付けられた。
どこか遠くの国の、想像もできない、奴隷という立場の人が嵌められるべき首輪を、今自分が嵌めている。
数日前に、単なる想像だったことが、たった今、現実になっている。
その事実にトリハダが立つのと同時に、束子は智逗瑠に対して友達以上の不思議な感情を抱いていることに気付いた。
好き…… とは少し違う。
自分が、智逗瑠に自由自在に取り扱われたい、と思ったのだ。
―――――
(明日)
44444OOOOO
支援です。
265 :
トルソー:2011/01/25(火) 22:38:30 ID:a5PHiw3K0
その日の夕方、智逗瑠宛てに大きな荷物が送られてきた。
智逗瑠は学園の受付でそれを受け取ると、台車を借りて工房に運び込んだ。
梱包を解くと、中からはおびただしい量の革素材と金具が出て来た。
いずれも色は黒だが、それぞれどこかで見たような表面加工、光沢、質感を持っていた。
「おかえりー。なんかすごい荷物だったね」
束子は戻った智逗瑠に声を掛けた。
「……束子…… ……また……お願いが……ある……」
智逗瑠は思い詰めたような表情で口を開いた。
「あ、改まって何?」
「……脱いで……」
「ひ!」
裸になることとその先に待ち構えることが束子の頭ではすぐに結び付かなかったが、自分の状況がまた一歩、暗闇へ
進んでしまうような気がして悲鳴を上げた。
「……サイズを……測るの…… ……脱いで……」
「な、なあんだ! あはは、そんだけかぁ!」
明るく言って、気分を軽くしてはみたが、いざ脱ぐとなると本当に恥ずかしかった。
266 :
トルソー:2011/01/25(火) 22:39:06 ID:a5PHiw3K0
椅子から立って、その場でジャージの下とTシャツを脱ぐ。
標準よりやや大きめの束子の形の良いバストを包む、素っ気ない白いブラと、白い下着が現れた。
「下着……も?」
「……そう……」
こんなとき智逗瑠の無表情は怖い。
束子は覚悟を決めてブラを取り、目を瞑って弾みをつけて、パンツを脱いだ。
「あ!」
ネットリした股間から、間を置いて布の剥がれる違和感に目を開けると、膝まで下したパンツの股布まで
銀色の糸が垂れていた。
「あ、や、嫌あぁ! 見ないで……」
急いでパンツを戻そうとした腕を、智逗瑠がガシッと掴んだ。
「ひっ! は、離して!」
華奢な智逗瑠からは想像できないほど強い力だった。
「……脱いで……」
有無を言わさぬ表情で同じ単語を繰り返す智逗瑠に、束子は涙を浮かべてパンツを脱ぎ去った。
智逗瑠は束子を真っ直ぐ立たせると、涙をポロポロこぼす束子を無視するように、頭、首、肩、胸、腰、腕、足と、
あらゆる部分のサイズを計測し、用意した紙に書き込んで行った。
267 :
トルソー:2011/01/25(火) 22:39:46 ID:a5PHiw3K0
最初は布製の巻尺の冷たさにまだ怯えていた束子も、やがて涙も止まり、計測が進むに従って次第にドキドキしてきた。
裸に首輪だけ嵌められた自分が、智逗瑠のいいなりに扱われているのが、とてつもなく気持ち良かった。
最後に股を開かされ、既に恥ずかしい程濡れているソコにメジャーを当てられた時、ゴボリと音のしそうなほど蜜が溢れた。
「ひっ! いやぁ!」
叫んだのは怖かったからではなく、当てられたメジャーが擦れて淫らな声を上げそうになったからだ。
束子の愛液で滑る指でペンを握り、最後の数値を書き込み終えた智逗瑠は、その指を目の前の束子のソコに押し付けた。
「……嬉しい……」
「ひ!?」
智逗瑠が微笑みながら発した意外な言葉に、束子は一瞬恐怖を忘れて戸惑いを覚えた。
「……やっぱり……私ので……感じて……くれたんだ……」
「え?」
「……決めた……絶対……束子を……私の……トルソーに……する……!」
「ンーっ!……?」
智逗瑠の言葉の意味も理解できないまま、なぞるように動かされる指の刺激に、束子は身体を激しくのけ反らせた。
44444444oooooo!!!
GJすぎる
270 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 00:46:34 ID:7/wSnxo/O
ちょっとトルソー買ってくる
トルソーってことは腕とか下半身の拘束はしないってことなのかな?
(:.;゚;∀;゚;.:)つCハァハァ
つC
274 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 16:22:31 ID:y/73p8mn0
一鬼のこ の動画見ていると、俺も大衆の目前で縛られたくなってきた
test
276 :
トルソー:2011/01/29(土) 19:46:08 ID:ANJXYuG50
智逗瑠は立ち上がると束子の唇に自分の唇を押しあてた。
束子の視界の中、白い背景に真っ赤なつぼみが残像のように尾を曳き、そのつぼみが自分の口元に熱く当たった。
それが智逗瑠の唇だと認識する間もなく、ドロ熱い塊が唇の間から侵入してきた。
瞬間拒み、そして諦め、脱力すると、その熱い塊は遠慮なく分け入り、上下左右の内側を蹂躙した。
そしてゴボリと更に熱いモノが流れ込んできた。
いやおうなく智逗瑠の唾液をゴクリと呑み込まされると、完全に『犯された』という気分になった。
もう一度口内をたっぷりと舐めまわされ、口が離れていった。
束子の瞳は完全に濁り、智逗瑠のなすがままだった。
智逗瑠は束子の肩を抱えるようにしてベッドに連れて行き、押し倒すように寝かせた。
ポーッとしたまま頤(おとがい)を突き上げるようにしている束子の、首筋に巻かれた黒い首輪を指でなぞり、
その指をつっと胸に移し、つつましい乳輪を持つピンクの乳首を、指先でそっと持ち上げた。
「はうっ!」
微かな指の動きにも反応して、束子が身体を震わせる。
その動きを確かめるように、愛おしそうに乳首を弄り続けた。
そして、へそをなぞり、蜜の溢れる股間へと指を沈め、あろうことか、その奥にある穴にまで指先を這わせた。
「や! 嫌あああ!」
急に状況を把握して、束子が跳ね起きようとした。
277 :
トルソー:2011/01/29(土) 19:46:43 ID:ANJXYuG50
智逗瑠はまたすごい力で束子を抑えつけ、ソコにそっと指を入れた。
「ひいい!」
「……大丈夫……だから…… ……まだ……経験……無い……のね……? ……傷はつけないから……安心……して……」
智逗瑠の華奢な指が幸いしたのか、束子の処女膜が少なめなのか、指は簡単に奥まで滑り込み、智逗瑠が先を曲げて手前に
引くと少しざらつく天井の膨らみに触れた。
その位置を確かめるように智逗瑠が何度か指を前後させると、束子は目をカッと見開いて猛烈に仰け反った。
束子の耳は付け根まで真っ赤になっていて、頭の中も思考が弱くなるほど赤熱していた。
智逗瑠は突っ込んだ中指の動きをそのままに、余った親指を繊細に動かして束子の淫らな赤芽を押し上げた。
「ふわッ!!」
それまでのドロドロした赤熱感に、新たに爽快な飛翔感を加えられ、束子はもうわけがわからなくなっていた。
口も、胸も、性器も、もう自分のものでなくなってしまったように感じた。
(ちずる、智逗瑠、智逗瑠に任せてしまう、智逗瑠、智逗瑠、ちずる……)
そう頭の中で唱えた時、一生のうちで初めての、意識喪失を伴う制御不能の快感に襲われた。
「出ちゃ……ぅ……」
かぼそく呟いたあと、広大な穴に落ちながら、その上空へ跳ばされるような、名状し難い快感の波に襲われた。
智逗瑠はわかっていたのか、空いた左手で束子の顔に枕をボフッと被せて軽く押さえた。
「イ!! ク!!」
予測していた智逗瑠ですら驚くほど大きな声で短い絶叫を喉から絞り出し、束子は滅茶苦茶に身体を跳ねさせて、
股間からピュピュっと無色透明な液を吹いた。
「アァ…」
ピクピクと間歇的な痙攣を繰り返しながら、激しい高みから降りてくる束子を見ながら、智逗瑠はゆっくりと指を抜いた。
278 :
トルソー:2011/01/29(土) 19:48:45 ID:ANJXYuG50
しばらくして気付いた束子はグスグスと泣いていた。
「おしっこ漏れた……」
「……それ……おしっこと……違う…… ……もう……乾いた……」
「ほんとだ」
智逗瑠の示す所を触って納得した束子だったが、その手前の愛液の大きな染みを見て真っ赤になった。
けだるい身体を起こし、裸に首輪のまま、シーツを交換する。
「ああ、全身ぐっちゃぐちゃ。 もう……服着てもいい?」
「……いい……」
今日はすでにほぼ全員に首輪のことが知れているので、束子は全裸に首輪でも風呂場でなんとかなりそうな気がして、
夕食のあと、一応説明係として智逗瑠を付き添わせて風呂に向かった。
湯船の裸身にやはり黒革の首輪が映える。
「すっごーい! 拘堂さんて、立華さんの奴隷? ねぇ、奴隷?」
「ちがうわよ。そーなったら面白いかもだけど、アハハハ。 あ、尾是原さんも着けてみる?」
「あたし遠慮するー。ていうかぁ、これ、まんまHブランドだよね? この鍵はロゴ入ってるじゃん」
尾是原が遠慮なく束子の首輪の南京錠を引っ張る。
「ねぇねぇ、立華さぁん、なんかお財布とかバッグとか、いらないの無いの?」
「……場所……邪魔だから……ちょうど……よかった…… 失敗作で……良ければ……」
それを聞いた風呂場中の女子が全員色めき立った。
「あたしも!」
「あたしポーチ!」
「あたしなんでもいい!」
束子は首輪から話題が逸れて心底ホッとした。
風呂上がりにそこにいた女子が全員ついてきて、あれだけゴチャゴチャしていた智逗瑠の制作物置き場が一瞬でカラになった。
智逗瑠はどこからか全頭マスクを持って来て、改めて制作物置き場に戻した。
その黒い塊に、束子はまた新たな不安と恐怖を感じるのだった。
444000!!!!!!
支援です。
281 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 17:52:46 ID:vJIBwfdU0
四円
C
(:.;゚;∀;゚;.:)つCハァハァ
284 :
トルソー:2011/01/30(日) 21:34:40 ID:JW7VNg0n0
それから一週間ほどは何も変化が無かった。
智逗瑠は相変わらず遅くまで工房に詰めていたが、ずっと完成しないのか、部屋の制作物置き場には黒い全頭マスク以外
の物は増えなかった。
束子は束子で、首輪にも慣れ、友達も全くそのことには触れなくなった。
しかし束子は最初に感じた首輪の不快感をまだ感じていた。
夕方。
「おかえりー。今日も遅かったね」
「……ただいま……」
「あのさ、この首輪して随分経つけど、この違和感ていつか慣れるものなの?」
とたんに智逗瑠の表情が強張った。
「……見せて……!」
智逗瑠は机から小さな鍵を出すと、束子の首輪の鍵を解錠し、久しぶりに首輪を外した。
「ハアー! すっきりしたー! ……あれ? ここ、ちくっとする」
智逗瑠は束子の首と首輪を代わる代わる食い入るように見つめていた。
「アハハ、ちゃんと首輪の下も洗ってるんだけど、けっこう垢が溜まるね。 あ、……いててて」
束子は首をさすりながら、首輪の痕の赤くなっている部分に触れて痛がった。
「……今日は……首輪……なし……」
「え? いいけど……」
智逗瑠は束子の首に薬を塗ると、首輪を布で拭き上げて引き出しに仕舞った。
285 :
トルソー:2011/01/30(日) 21:36:54 ID:JW7VNg0n0
翌日の夕方、智逗瑠の手にはまたあの首輪が握られていた。
「……束子……ありがとう……」
「へ? 何が?」
「……もう……傷は……平気……?」
「ああ、薬塗ってもらったら一日で、ほら」
うっすらと首輪の痕はあるものの、赤い傷はすっかり消えていた。
「……してみて……」
智逗瑠は首輪をずいっと差し出す。
「あ、うん……」
束子は首輪を手に取ると、少し驚いた顔をした。
「これ…… 同じ首輪?」
「……すこし……改良した……」
「なんていうか、同じ硬さのはずなのに、手にしっくりするね。それと、どこにもザラつきが無い。あと、穴にガタが無い感じ?」
「……すごい……束子……ちゃんと……わかるの……」
「あ! 曲げた時、内側に細かいシワができない! これ、革が変わってるよね?」
「……仕上げを……変えた……」
ドキドキしながら束子は首輪をうなじに回し、自ら首に巻き付けた。
「ふあっ!」
思わず声が出た。
最初に感じた違和感が全く無く、それどころか、まるで生きた猫の柔らかい毛皮にそっと触れているような、いつまでも触感を
楽しみたいような感覚に囚われたのだ。
恐る恐るぐるりと一周巻き付け、前で金具に通して締め込むと、ねっとりと柔らかく首を包み、そのテンションはまるで首筋を
愛撫されているようだった。
(これを…… このまま…… 施錠…… される……?)
束子は最初とは全く別の意味で、首輪を外す自由を奪われることに恐怖した。
286 :
トルソー:2011/01/30(日) 21:37:36 ID:JW7VNg0n0
「……どう……?」
「い、いいんじゃない? 最初と、全然違う、……よ……」
事務的に返事をしたはずの束子は、声が震え、目が潤んでいた。
「……鍵……かけてみて……」
「へ?」
「……はい……これ……」
智逗瑠に南京錠を手渡された。
「い、……いや……!」
束子は思わず拒否した。
それを聞いて智逗瑠はこの学園に来て初めてパアッと明るい表情を見せた。
「……あ……あ…… ……嬉しい…… ……やっと……掴めた……!」
智逗瑠は涙を浮かべていた。
「……ありがとう……束子……一生……私の……トルソーに……なって……」
「ちょ、何それ」
「……鍵……かけて……。 ……どのみち……束子は……逃げられ……ない……。……潮まで……吹いた……」
「え……?」
束子は智逗瑠の少し脅迫じみた言い方に戸惑いながらも、昨晩のことを持ち出され、カアッと真っ赤になった。
この首を優しく愛撫するようなテンション、軽い呼吸制限、そして誰かの所有物であることを常に思い知らせる存在感が
性刺激に直結していることが怖かった。
このまま施錠されてしまうと、ずっと性的に興奮したままになりそうで。
287 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 21:42:04 ID:73enlzNU0
支援
288 :
トルソー:2011/01/30(日) 21:52:21 ID:JW7VNg0n0
拒もうと思えば、この場で暴れ、智逗瑠の想いを滅茶苦茶に壊して拒めないこともない。
しかし、もう拒めない。
本当に妄想通りに智逗瑠の手に墜ちたのだと悟った。
ゾクゾクする快感に全身の産毛を総毛立たせながら、束子は少し目を伏せ、そして決意した。
「もう、なんだかわからないけど、智逗瑠のモノでいい。あたし」
束子は渡された南京錠を自ら留め金に通し、カチリと施錠した。
その股間は、室内着に暗いシミを作るほどに濡れていた。
「ぐすっ……智逗瑠ゥ……! あたし……もうオカシクなりそう……」
「……ありがとう……」
智逗瑠はまた礼を言うと束子にキスをしてベッドに押し倒した。
智逗瑠は、指を差し込んだら溶かされそうなほど熱くなったそこを探り、再び位置を確かめるように奥へと中指を沈めた。
これも一種の計測行為であるとは知らない束子は、智逗瑠の指に身を任せ、自在に操られ、跳ねさせられるままに次第に
昇りつめてゆく。
今度は意識ある中で絶頂に近づいたので、束子は自ら口を押さえた。
内部から外に向かって蜜を掻きだされるたび、尿道の裏が外向きに熱くなる。
天井のコブを撫でられると、ガクンと快感が加速する。
ついに目玉が反転するほどの絶頂を極めさせられ、必死で口を押さえてイッた。
果てたあとも火照りが残り、束子はもうこの首輪から、智逗瑠の革から、一生逃れられないと思った。
(続)
444444000000!!!!!!
支援です。
あと、俺にもトルソーください。
つC
(:.;゚;∀;゚;.:)つCCCハァハァ
ずっとマスクを置いてるのは自分で被った現場を押さえて
「そんなに被りたいのなら・・・」みたいな展開?
294 :
トルソー:2011/01/31(月) 23:37:08 ID:M22c2tFk0
束子の生活は完全に智逗瑠に支配されてしまった。
二人は努めて表面上は今まで通りを装っていたが、束子は一日中軽い発情状態になっていて、夜に必ず智逗瑠に慰めて
もらわないとおかしくなりそうだった。
今の束子には智逗瑠なしの生活は考えられなかった。
これが、この完成された革首輪の威力なのだとはっきりわかった。
何かを掴んだらしい智逗瑠は、毎日嬉々として工房での作業に打ち込んでいた。
いつのまにか制作物置き場にあった全頭マスクは姿を消し、そこはフェルトの床材そのままのガランとした空間になっていた。
束子が智逗瑠のトルソーとやらに堕ちてから、二週間程が経ったある日、束子が図書館に寄ってから部屋に戻ると、
既に智逗瑠がベッドに突っ伏して寝ていたのでギョッとした。
しかし何より驚いたのは、制作物置き場に置いてある黒い塊だった。
それは、バイクに乗る人が着るような革ツナギで、ブーツや手袋まで一緒になっていた。
しかもあの全頭マスクまでが一体となっていた。
束子は首輪の出来に悩んでいた頃の、智逗瑠が言った言葉を思い出した。
『……あれはまだ…… 本当に作るものの……一部にも……なっていない……』
「本当に作るもの」が何だったのか、今、束子にもはっきりと分かった。
295 :
トルソー:2011/01/31(月) 23:38:18 ID:M22c2tFk0
ベッドで寝息を立てている智逗瑠の傍に立ち、束子はその黒い革の塊を見ながらガクガクと震えていた。
そして智逗瑠の言った、『トルソー』の意味を今はっきりと理解した。
智逗瑠はあえて全身モデルを現す『マネキン』より、更に道具としての意味合いが強い『トルソー』という
言葉を使ったのだ。
全身のサイズを計測され、目の前にソレがあるということは、当然、あの人型の暗闇に入るのは、自分……
首周りだけを拘束された今の状態でも、ここまで発情させられてしまう魔の匠の技を、既に何週間も思い知ら
されているのに、その技で全身をギチギチに締め上げられたら、一体どんなことになってしまうのか。
そして毎晩与えられるご褒美も、執拗に深さを確認しながら、何かを確かめるような指遣いで行われている。
智逗瑠がただ束子を鎮めるためだけに、毎晩ご褒美をくれているとは思えなかった。
もし、予想通りにあの中に一生閉じ込められてしまったら、自分は家のことなど一体どうすればいいのだろう。
周期的に解放されるのだろうか。
それともその海外の富豪の奴隷のように、それをシミュレートする意味で、全く同じに扱われてしまうのか。
底知れぬ恐怖に手が小刻みに震え、掌にはまたジットリと汗が浮いた。
しかし、ともすれば、あの中に身を投じて、家のことなど全て捨てしまうことの方が、何倍もすばらしいことのように
思えて怖かった。
(続)
44444400000000!!!!!
(:.;゚;∀;゚;.:)つCCCCハァハァハァハァ
つCCC
トルソーっていうからダ○マ展開なのかと思ったけど
そうじゃないみたいで良かった・・
早くいれてくれ・・・!!
ほいさ!ぬぷり!
つC
トルソーなのに全身ってのが違和感あるな……話自体はすごい良いんだけども
しえんしてみる
親が手掛ける予定だった仕事が
たまたま全身だったってだけじゃない?
あえてトルソーって使っているみたいだし
305 :
トルソー:2011/02/01(火) 19:33:49 ID:WNmqO2P10
「……ううん……」
束子の気配を感じたのか、智逗瑠が目を覚ました。
「ひ!」
すぐにでもあの中に閉じ込められるのかと思って束子は短い悲鳴を上げた。
「……おかえり……」
ベッドに起き上がった智逗瑠は、目をこすりながら束子に笑った。
「あっ、た、ただいま……」
「……できた……」
「そ、そうみたいだね。すごいね……」
黒い塊を良く見ると、首輪のブランドとはまた違ったデザインと縫製になっていた。
「これは、ど、どこの、ブランド?」
「……オリジナル……。 ……逆に、どこにでも……変えられる……」
首輪によって得た技を、まずは自分の作りたいように作ったということだろう。
「あ、あの……」
束子はもう不安に我慢ができなくなって、いったいいつ着せられるのか尋ねようと思った。
「……はい、これ……」
言葉を遮るようにして智逗瑠に手渡されたのは、箱に入った電気ヒゲソリのようなものだった。
しかし肌に当てる部分は刃ではなく、四角いストロボのようなものになっていた。
箱とヒゲソリは電線で繋がっていて、箱の内側にはコントロールつまみや鏡がついていた。
「なにこれ?」
「……脱毛……」
「ひ!」
306 :
トルソー:2011/02/01(火) 19:34:49 ID:WNmqO2P10
「……脱いで……」
「ひいっ! わ……わかった……」
逆らっても仕方ないので素直にジャージの下を脱ぎ、パンツを脱いだ。
手で抜いても処理出来そうなほどしか生えていない部分が露わになった。
束子は有無を言わさずベッドに寝かされ、お尻の下にタオルを敷かれた。
「……まずは……かみそり……」
「ひい!」
T字のシェーバーで智逗瑠はわざと少し毛先を残したまま剃った。
「これじゃチクチクだよう」
そこに脱毛器を当てられ、ピカピカと位置を変えながら何度も照射された。
「あ! ひ! う! い、痛くないけど…… 軽く……熱い……? あ、ちょっとチクっと」
束子がぶつぶつ騒いでいるうちに照射が終わった。
濡れたタオルで拭うと、短くなった毛が、面白いようにスルリと毛根から抜けた。
「わ。ツルッツル! でもなにこれ、恥ずかし過ぎるよー、赤ちゃんだよこれじゃ」
「……何回か……照射……すると思う……」
「わかった」
束子はだんだんお風呂場で言い訳できない身体になっていく気がしたが、もうあまり恐怖を感じなかった。
いつからアレを着せられるのかは、ついに聞けなかった。
(続)
四
4444444400000000!!!!
智逗瑠のしゃべり方が綾波レイみたいでむちゃ萌え
C
つC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
312 :
トルソー:2011/02/02(水) 18:10:51 ID:qqSnhbQP0
翌日。
特に普段と変わりなかったが、今度は寄宿舎の方の受付に智逗瑠あての宅配便が届いた。
荷物を受け取った時から、智逗瑠の表情が硬くなった。
束子はずっと不安を覚えながらも、悶々としていても仕方ないので、自分の家業のことをしていた。
花瓶を何口か揃え、片っぱしから生けては携帯で写真に撮り、それを母親に送った。
生活面では普通に親として心配してくれる母親も、作品のことでは滅茶苦茶に厳しく、形ばかりで心が無いと叩いた。
その『心』のことについて質問しても、自分で考えるように言うだけで、全くヒントすらくれなかった。
束子は着々と自身の家業の事を進めてゆく智逗瑠が羨ましくなった。
そこへ包みを抱えた智逗瑠が戻って来た。
「……束子……これ……」
包みとは別に智逗瑠は手に持っていた物を束子に渡した。
それは透明な卵型をした液体入りのパックだった。
「なにこれ?」
「……浣腸……」
「ぎひいいっ!」
「……注入して……うんち出して……」
「ちょ、む、無理っ!」
「……やって……」
「うう……」
「……じゃ、いい……」
「え?」
どういう気まぐれか、浣腸は免除されたようだった。
313 :
トルソー:2011/02/02(水) 18:11:20 ID:qqSnhbQP0
その夜。
「えっと…… あの…… 今日はしないの?」
「……しない……」
「え?」
首輪の代償として毎晩してもらっている手淫行為が、今日はキャンセルされた。
「あ、あ、そう…… じ、じゃっ、お、おやすみ……」
束子は自分のベッドに戻り、掛け布団を被った。
「……」
しばらくモゾモゾしていたが、首輪のことばかりが気になって益々悶々とするばかりだ。
自分でクチュクチュといじってみたが、中までは恐ろしくて指が入れられない。
どうしても智逗瑠にして欲しい。
「あのさ…… ひょっとして、お浣腸のこと……怒ってるの?」
「……うん……」
直撃の返事に束子は真っ青になった。
「あ! ご!ごめん! やっぱ、そうなんだ…… ちゃんと……言うこと聞くよ……」
「……じゃ……浣腸して……」
「ぐっ! ……うん……」
束子は、人に服従するとはどういうことなのか身に染みて実感しながら、ベッドから起きて智逗瑠からパックを受け取った。
314 :
トルソー:2011/02/02(水) 18:11:51 ID:qqSnhbQP0
生理用品を入れている巾着にパックを突っ込み、消灯時間を過ぎた廊下をトイレに向かう。
途中にある鏡に自分の姿が映った。
そこに映ったのは、青白い、ちょっと困った顔をした奴隷の姿。
気丈に日常を暮らしていても、誰かに所有され、なだめすかされたり、脅されたりしながら、言うこと聞か
される存在になった人間の姿。
本物の奴隷の人も、きっとこんな表情しているのだろうと束子は思った。
仮に身の上に納得して奴隷になっていても、仮にご主人様に愛されていても、奴隷は奴隷、恥辱も拘束も不快にも、
「はい」の返事しか用意されてはいないのだ。
その時の気分の表情が、まさにこの顔なのだ。
なんとなく口元は緩んでいるのに、目は恐怖に引き攣っている顔。
でも、こんな気分の、たった今ですら、首に巻かれた首輪に、性的興奮を煽られている。
その興奮にやがて全身包まれてしまう、その準備のために、こうして今、ここに居る。
個室に入り浣腸を当てると、そのパックは先端に何かが塗ってあったのか、ヌルリと簡単にお尻に入り、5分
くらい座っていると我慢できなくなってきた。
そのまま全部出した。
きっとこの後でお尻を見られるのだと思い、お尻洗浄ノズルを何度も操作して、きれいに洗った。
パックはそのまま巾着に戻して持ち帰った。
「……お尻……出して……」
覚悟していたとは言え、いま排泄したばかりのそこを直視されるのは恥ずかしい。
しかしまた智逗瑠の機嫌を損ねるのは、感情的な意味からも肉体的な意味からも怖かったので、束子は素直に従い、
下を全部脱いでベッドにうつ伏せになった。
44444444444444444
316 :
トルソー:2011/02/02(水) 18:32:55 ID:qqSnhbQP0
うつ伏せの束子を見下ろしながら、智逗瑠は手に外科用のゴム手袋をはめた。
消灯時間後の暗い部屋で、スタンドの灯りが間接照明のように仄かに照らす様子は、まるでマッドサイエンティストの
実験室のようだった。
智逗瑠は束子の身体の下にタオルを敷くと、指に薬剤のクリームを取り、束子のアヌスに塗り込んだ。
「あうっ!」
浣腸で少し解れていたとは言え、いきなり指を入れられた苦痛に束子は悲鳴を上げた。
智逗瑠は指を容赦なく回転させ、アヌス内面にまんべんなく薬を塗り込むと、一度指を抜き、再びたっぷりと薬剤
クリームを指に取り、今度はもっと奥まで塗り込んだ。
「あひぃ! 智逗瑠ちゃん許して!」
束子は懇願したが智逗瑠は手を休めるどころか、何度も何度もクリームを追加した。
二度目、三度目とクリームが塗り込められるたびに、次第に肛門は楽にはなってゆく。
「あうう…… ひ?!」
束子は呻きながら肛門の異常に気付いた。
次第に痺れて感覚が無くなった肛門に、全然力が入らないのだ。
束子のアヌスは、智逗瑠の指の動きに従い、固い蕾からだんだんとだらしなく開いた真っ赤な穴に変わってきた。
智逗瑠はそこに人差し指と中指を同時に差し込み、くぱっと3cm程も開くのを確認すると、包みを開き、中から
乳白色の砲弾型をした物が入った滅菌パッケージを取り出し、バリッと開封した。
それは巨大なアヌス栓だった。
317 :
トルソー:2011/02/02(水) 18:33:21 ID:qqSnhbQP0
フッ素樹脂で出来たそのアヌス栓は、傘と基底部が大きく張り出し、途中のくびれは深かった。
傘の返しは酷く急になっていて、一度差し込むと、抜き出すのは不可能に思えた。
中心は太いパイプになっていて、基底部は鍵付きのネジ式キャップに覆われ、その脇に小さな注入口が開いていた。
注入口の先は傘の先端近くに開口していて、途中に弁が付いていた。
智逗瑠はそのアヌス栓にも何かを塗りこむと、バラ色に開いた束子の尻穴に差し込み、強引に押し込んだ。
「ぐあっ!」
しばらく無感覚の不快感と痺れだけだったところに、いきなり激痛が走り、束子は悲鳴を上げた。
しかし痛みは一瞬で過ぎ、後には肛門が重いような違和感が残った。
「何したのっ?」
束子は何をされたのか薄々分かっていたが、自分で触れて確かめるのは恐かった。
「……栓をした……。 ……排泄はできる……安心して……」
「う…… うん、わかった……」
束子は普通に返事をしてみたものの、なにか恐ろしい肉体改造をされてしまったと直感した。
が、仮にそうだとしても、もう後戻りできないと感じた。
(続)
318 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 18:34:44 ID:lJ6Ubpb10
支援支援
4444444440000000!!!!!!!!
つC
321 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 16:47:59 ID:OK0VU68d0
薄暗い部屋の中で女が拘束されている。
胸元、股間、両手首、両肘、両膝、両足首を鎖で縛られていた。
他にはパンティを履いているだけで、彼女の身体を覆う物はない。
足首が部屋の隅の金具に固定されており、部屋から出る事も許されない。
彼女に許されるのは、暗い部屋で芋虫のようにくねる事だけである。
両手首は股間を通る鎖に固定されていた。
「ムネを寄せて無理やり谷間を作る、って意味もあるんだけどね。」
男が女へ卑猥な言葉を投げかけるが、反論する事は出来ない。
「んー!」
言葉は出ない。野球ボールぐらいはありそうな大きさのゴム製のギャグで口が塞がれているからである。
その上から全頭マスクでしっかりと包まれ、顔の輪郭だけが浮き出て、まとめられた髪が後頭部からポニーテールのように伸びている。
彼女の抵抗の意思と言えば、呻き声と、小さな鼻の呼吸穴から荒々しく息が出入りするだけ。
目も塞がれ、次に何をされるのかわからない緊張感が彼女を付きまとう。
322 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 16:48:40 ID:OK0VU68d0
「んっ!?」
もがいていた女の身体がごろりと仰向けに転がされ、ずしりと重みが圧し掛かった。
「さて、一発抜いてもらおうかな。」
跨った男はズボンを脱ぎ、寄せた谷間に陰茎を差し込む。所謂パイズリという奴だ。
女が呻くが、拘束された上に、大の男の体重に乗られては抵抗出来ない。
元々豊かな乳房だったが、手でさらに寄せ上げられていて、より強く男の陰茎を絞め付ける。
「んっ!んっ!んんっ!」
男の前後運動に合わせて、女の乳房は揺れ、全身の鎖が彼女の身体を締め上げた。
323 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 16:52:16 ID:OK0VU68d0
しばらく擦った後、男は果てた。
生温かい感触が彼女の顔面に飛び、吐き気のしそうな精液の臭いが彼女の鼻孔へ襲い掛かる。
呼吸穴は鼻だけだから、臭いを嗅がざるを得ない。
「あ、ごめんごめん。」
男は笑いながら言う。謝ってこそいるが故意に違いなかった。
向きを変えた男は、素股の要領で女のパンティで陰茎を拭きとる。
不潔な感触が彼女の全身を走った。
男がふと何かに気づく。
「あ、濡れてるの?感じちゃった?」
彼女のパンティに浮かんだわずかな染み。
鎖の封印は実に巧妙だった。
手を動かすと、引っ張られた鎖がラバー越しに彼女の陰部を擦るようになっている。
し
しえ
326 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 16:58:43 ID:OK0VU68d0
男が手の鎖を引っ張った。冷たい鎖が、尻の割れ目へと食い入る。
緩ませた隙間へ、何か丸い物が滑り込み陰唇に食いつく。
「んんんっ!?」
本来受け入れる物ではない、固い異物が入り込む感触に、女は身悶える。
「これはね、リモコン式なんだ。」
男の手元でカチリと鳴り、異物が振動を始めた。
「んっ!!」
びくんっ、と女の身体が弓のように張る。
「インランな君だから物足りないといけないよね。」
男の手元のカチカチ音に合わせて、異物の振動が強くなる。
女の呼吸が荒くなり、じたばたともがき始めるが、それが尚更股間の鎖を刺激し、彼女を絶頂へ押し上げてゆく。
「んんんぅ─────!!!」
厳重な拘束のせいで、彼女の悲鳴は誰にも聞こえない。
しかし、彼女の絶頂の声も聞かれないのは幸いだったのかもしれなかった。
続かない
327 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 16:59:48 ID:OK0VU68d0
男の口調がいつも気持ち悪くなってしまうのはどうにかならないものか
GJ!
>男の口調
ですます調だからじゃない?
生徒に調教される教師モノとすればこの口調で怒勃起。
夜の体育用具倉庫 …ハァハァ
口枷してると言葉出せずに単調になるから他で頑張らないといけんのよね・・・
330 :
トルソー:2011/02/03(木) 23:58:14 ID:/PcNf0vE0
その夜、束子は眠れなかった。
筋弛緩薬の切れた束子の肛門は、元に戻ろうと悲鳴を上げていた。
しかし、肛虐に慣れた人間ですら排泄不能な程のきつい返しの傘を、全く不馴れな束子が排泄出来るわけはなかった。
くびれた部分に、しっかりと収まってしまった肛門括約筋は、どんどん平常に戻ろうと収縮してゆく。
くびれとはいっても、その太さは、排泄に苦痛を伴う極太便秘便程の直径があった。
束子は肛門に太い筒を咥えさせられたまま、無限とも思える焦燥の中で、夜明けを迎えた。
「……おはよう……眠れた……?」
「ううん……」
「……ごめん……」
「いいよ…… あたし、智逗瑠のトルソー?だもんね。 まだよくわかんないけど、全力で言うこと聞くよ……
あ、でも、おトイレの仕方だけ教えて」
「……説明書……」
「あ、そんなのあるんだ」
『TFC03型永久肛門弁取扱説明書
排泄の仕方:
初めに、蓋の脇にある注入口から浣腸液を注入します。
腹圧が高まったら、附属の管キー(筒状の鍵)を差し込み、外蓋を外すと排泄出来ます。
この時、使い捨ての内蓋が飛びます。
専用チューブの付いたペットボトルに水を入れ、注入口から水を流して内部から数回洗浄してください。
洗浄後、新しい内蓋を押し込んでから外蓋を閉めて下さい。
この内蓋により常に外蓋とネジ周りは清潔に保たれています。
内蓋は再生紙でできており、環境に優しい仕様です。内蓋は100個単位で別売しています。』
「なによこれ!」
束子は叫んだ。
331 :
トルソー:2011/02/03(木) 23:58:40 ID:/PcNf0vE0
「……はい……浣腸……と、……洗浄器と……鍵と……内蓋……」
昨夜と同じパックと、ペットボトルにチューブ状キャップのついたもの、よくエレベーターの操作盤蓋などで
見かけるような管状の鍵と、紙で出来た短いコルク栓のようなものを渡された。
束子はガニ股になりながら起き上がり、制服に着替えると、食堂に向かった。
お尻の辛さが気になって、殆ど何も食べられなかった。
束子が食堂を出て鞄を取りに部屋に戻ると、ちょうど智逗瑠が部屋を出ようとするところだった。
「智逗瑠、あのさ、これ、ちょっとだけ外してくれない? もう少し細いので慣れてからっていうのダメ?」
「……ダメ…… ……そんな時間……ない……」
「ごめん、そこをなんとか。かなり辛いのよぉ……思考力奪われそう……」
「……それでいい……。 ……それに……もう……外れない……」
束子は心のどこかに押し込めた嫌な予感にヒットして、真っ青になった。
「外れないって……?!」
「……アナル訓練……してる……時間……なかった…… ……弛緩薬で……緩めて……嵌めた……
……外すには……また……内面に……塗る必要……ある…… ……もう……内面……栓に覆われて……塗れない……」
「い! いやああああ!!!」
早朝の寄宿舎に束子の絶叫が響き渡った。
332 :
トルソー:2011/02/03(木) 23:59:02 ID:/PcNf0vE0
「い、一生外せないの!?」
「……手術すれば……取れる……」
「あ…… あ…… あ……」
確かにそれはそうだが、それは単に絶望を肯定する回答に過ぎなかった。
「……ごめん……束子……それが……『トルソー』。 ……奴隷用製品の……芯に……なり続ける……存在……。
……過酷な……立場の……奴隷に……全く気付かれずに……快適と……快楽を……与える……製品……
……その……実験台……。 ……奴隷より……過酷……かも……」
「ひどい! そんな! いやよ!」
「……でも……きもちいい……」
「あ…… あ…… あ……」
束子の頭の中はぐちゃぐちゃになった。
自分の立場が信じられなかった。
(いつのまに私、奴隷って人よりもすごいことになっちゃったの……?)
良く考えると、面と向かって『そうなるぞ』と宣言されただけで、その内容はこの先に待ち構えているのだった。
これから自分に課せられるだろう、奴隷より過酷な仕打ちを考え、その場にうずくまった。
股間がグチョグチョに濡れていた。
部屋を出る智逗瑠を涙目で見送ったあと、クローゼットから下着を出して穿き替えた。
(続)
44444444000000!!!!!!!
つC
週末の連投に期待wktk
束子には注射の弛緩剤は内緒なんだな
337 :
トルソー:2011/02/04(金) 23:55:59 ID:nGyS93EL0
学校で束子は、お尻の筋肉のきつさと、智逗瑠に言われたことのショックで、一日中ボーッとしていた。
授業中に智逗瑠を斜め後ろから睨んでみたが、もともとのキャラも手伝って、智逗瑠は普段と全く変わらないように見えた。
昼食は全く食べなかった。
結局トイレには行かず、寄宿舎に戻るまで智逗瑠に渡された排泄セットのお世話になることは無かった。
夕方、束子はお尻の辛さに集中力を削がれながら、淡々と課題を解いていた。
そこへ智逗瑠が戻って来た。
「……ただいま……」
束子は課題以外のことに神経を遣うのが恐ろしく億劫で、返事を返すのも面倒だった。
「……準備……出来た…… ……学園の……設備も……」
束子は課題帳を見つめたままクワッと目を剥き、鉛筆を固く握り締めた。
「あ、そ、そうなんだ。 ……よ、よかったね……」
束子は顔を動かさずに、努めて明るい声で返事をした。
「……あとは……束子の……準備……」
――ボキリ――
静かな部屋に鉛筆の芯が折れる音が響き、遠くの壁にパチリとそれが跳ねる音がした。
338 :
トルソー:2011/02/04(金) 23:57:12 ID:nGyS93EL0
「……束子……」
「ひっ!!」
顔を上げて智逗瑠の方を向いた束子の表情は、無理に笑おうとして引き攣っていた。
「ね…… ねぇ…… ねえっ! ねえねえねえっ!! も、もう、ちちち智逗瑠の『トルソー』でいいけどさ!
最後に教えて!! あたし、もう、自分の家のこと、あきらめなきゃ、ダメなのっ!?」
「……そんなこと……ない…… ……束子は……束子のまま……変わらない……。 ……自分のこと……すればいい……」
「へ?」
「……私のこと……手伝って……生活が……少し変わる……だけ……」
「だ、だって!! 奴隷より過酷って!!」
「……立場上……私が……主人……。 ……その主人の……つまり……私の……望みは……束子が……束子のまま……」
「て言うと…… 例えば、その外国とやらの大富豪が奴隷を囲って、名目上大富豪がその子の所有者だけど、その子は
無理な奉仕も拘束もされず、外面上はまったく普通の子と変わらない生活してる、っていうような状態?」
「……そう……」
「なあんだ! じゃちょっと智逗瑠の作るもの着てみればいいだけなのね? 心配してソンしたぁ!」
「……でも……、……少し……違う……」
「え?」
「……『無理な奉仕』は……ない……。 ……でも……『拘束』は……一生……」
「ひ!」
「……『ちょっと着てみればいい』……ちがう……『一生』……着る……」
「い! いやああああ!!!」
339 :
トルソー:2011/02/04(金) 23:59:09 ID:nGyS93EL0
「……準備……始める…」
いくら今まで次第に慣らされても、いくら覚悟を決めていても、いざその瞬間になると逃げ出したくなる。
束子は自分が本当に死刑台の前に立っている気分だった。
「……まず……お風呂……」
「いやぁ……」
智逗瑠は表情を変えず、束子の首輪に革のリードを付けた。
「ねえ!ねえっ! こんなのひどいよ、智逗瑠!」
「……ごめん……束子……。 ……馴れ合うと……正確な……データ……取れない……」
「ど、奴隷を演じろってこと?!」
「……演技でも……本気でも……いい……」
その時、今まで見せた事もない智逗瑠の表情を見て、束子はハッとした。
その表情や言葉遣いに、とてつもない愛情を感じた。
束子は、急にそれまでの暗澹とした気持ちが抜け、自分の人生がここで終わってしまうような予感を圧し殺し、
激しく濡れた。
リードを引かれて浴場に向かう。
既に通知が行き届いているのか、廊下で会う生徒たちは一瞥をくれただけで通り過ぎてゆく。
風呂場の脱衣場で脱いで、初めて声をかけられた。
「すごい、あのお知らせは本当だったのね」
脱衣場で叫んだのは上級生だった。
「友達のために肉体改造までされたのね?」
「ち! ちがいます、そんな……」
「……はい……引き受けて……くれました……」
「ちょ、智逗瑠!」
340 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 00:00:00 ID:zs7G0sRE0
支援です
341 :
トルソー:2011/02/05(土) 00:00:59 ID:Jtz44fbx0
無毛の恥部を手で隠し、束子は浴室に入った。
首輪はもう有名だったが、リードまで付けられているのは初めてだったので、いままで冷やかしていた友人や先輩も
さすがに生唾を呑んだ。
「……座って……」
「じ、自分で洗えるよぅ」
「……今日からは……ダメ……」
「あうー。 はい……」
シャワー台の椅子に腰かけると、束子は両手を後ろ手にされ、タオルで拘束された。
「いや……」
友達や先輩後輩の見守る中で、タオルとはいえ手の自由を奪われるのは、それまでSMや拘束に全く興味も慣れも無
かった束子にとっては、すでに最高の羞恥だった。
智逗瑠は束子の手を拘束すると首輪をリードごと外した。
智逗瑠がごく普通に束子を洗い始めたのを見て、周囲の人間は再び自分がしていた事に戻った。
「いやぁ…… くすぐったいよぅ……」
束子は羞恥に真っ赤になりながら智逗瑠に髪の毛から胸から脇から隅々まで洗われた。
立たされて股間を念入りに洗われるのが、無毛の割れ目と尻の異物を人目に晒して、真剣に恥ずかしかった。
342 :
トルソー:2011/02/05(土) 00:01:49 ID:Jtz44fbx0
智逗瑠は先日届いた荷物の中から、豪華なケースを1つ風呂場に持ち込んでいた。
それを開けると中に直径2mm程、長さ5cm程の金色のパイプが入っていた。
片側はやや広めな円盤になっていて、中央に蓋がついていた。
もう片方は矢じりのように尖った傘を持ち、傘の返しは角度は急だった。
「……少し……痛いと……思う……我慢……して……」
「え?」
衆人環視の中、束子が身構えるよりも早く、智逗瑠はそのパイプを束子の尿道に通した。
「痛ッ!!」
束子が身を硬くしたが、痛みは一瞬で終わった。
「何したの? ま……まさか……」
自分の目では見えないものの、尿道の痛みで束子には薄々想像がついた。
「……尿道に……栓……必要……」
「い! いやあぁぁ!!」
「どうしたの?」
さすがに見かねた友達が声をかけた。
「ぐすっ……なんでもない、大丈夫……」
束子は今さら抗っても仕方ないと思った。
343 :
トルソー:2011/02/05(土) 00:04:41 ID:Jtz44fbx0
髪の毛が拭き上げられると首輪が戻された。
改めて手首も丁寧に洗われ、束子は智逗瑠に全身を拭われた。
脱衣所の鏡の前でドライヤーを当てられる。
下着姿やTシャツでドライヤーを使う子の間で、全裸に首輪のまま籐椅子に腰かけて、虚ろな目のまま束子は髪の毛を
乾かされていた。
完全に乾くと、束子は全裸にバスローブを着せられ、使い捨てスリッパを履いて風呂場を出た。
部屋まで行く間、異様な姿にやはり注目された。
羞恥に気を失いそうになりながら、束子は風呂場での仕打ちを思い出し、もう自分の裸に自分の手で触れることも
きっと無くなったのだろうと予感していた。
ただ部屋に戻るだけの行為が、どうしてこんなに怖いのか。
束子は一歩一歩、暗黒の入口へ確実に近付いていると感じていた。
ついに部屋に戻った。
「……やっと……目的地……」
「うん……」
束子は虚ろな返事を返すのが精いっぱいだった。
(続)
wktkが止まらん!
つC
4444444440000000000!!!!!
排泄器官の拘束完了で次は口腔の拘束かな・・
ハードな奴きぼんぬ
つC
支援です。
349 :
トルソー:2011/02/05(土) 22:11:07 ID:R+unQ5i/0
智逗瑠はずっと制作物置き場に置いてあった革の全身スーツを持ってきた。
「……たいしたこと……ない……ただ……着るだけ……」
「うん……」
そんなことはわかり切ったことだった。
奴隷の衣装。
それを、着るだけ。
智逗瑠は部屋の床に新しいシーツを一枚敷くと、その上にその革製の全身スーツを寝かせた。
それは素人が見てもわかるほど、ネットなどでよく見かける全身スーツとは異なっていた。
まず、革の厚み。
首輪でのノウハウが生かされた、恐ろしく厚いのに、恐ろしくしなやかな革。
高級な革手袋のような滑らかさと追従性を持ちながら、普通の人が暮らす世界から、自分が完全に隔離されて
いることを思い知らせる程の厚みがある。
それは指先といえど容赦なく、しかしエンピツが持てるほどの繊細さを持っていた。
そして奴隷にはもったいない程の丁寧な縫製の仕上げ。
糸にかかるテンションまでもが計算され尽くした絶妙なかがり加減。
そしてその縫製糸だけを切断しても、決して脱ぐことが出来ない構造。
ファスナーは特殊な耐圧ファスナーで、エレメントは金メッキされた耐圧合金製、テープ材は布でなくケブラー繊維、
革との接合は3重縫製の上にニカワと特殊接着剤で固めるという念の入れようだ。
そしてファスナーのスライダーは当然の如く施錠できる仕様となっていた。
350 :
トルソー:2011/02/05(土) 22:11:38 ID:R+unQ5i/0
ブーツ部を履くための側面開口部と、袖口の手の甲側のファスナーは、擦れを考慮して鍵のみでスライドさせる
タブの無い構造、背中と首の接合部分には見せしめのためか無骨なほど大きな南京錠で、今回は無地の南京錠だが、
いずれ誇らしげにブランド名が彫り込まれると思われる。
全頭マスクのオプション類にも小型だが無骨なタイプの南京錠が用意されていた。
智逗瑠が取り出した鍵束には、鍵が6つ付いていた。
1つは肛門の蓋の管キー、そして手錠の鍵のような細くて単純な鍵に大きめのタブが付いたもの、そしてありふれた
南京錠のキーが大1つ、中1つ、小2つの4種類。
管キーは排便のため、別なスペアが束子にも渡される予定だ。
智逗瑠はまずタブのついたキーを選び、袖を閉じてあるファスナーのスライダー部に差し込み、半回転させて解錠して
からそのタブごとスライダーを動かしてファスナーを開いた。
同様に、反対の袖とブーツ部側面の左右を開いた。
351 :
トルソー:2011/02/05(土) 22:12:10 ID:R+unQ5i/0
全身を閉じ込めるメインファスナーの構成は、全頭マスクの頭頂、尻の上、首の左右からちょうど十文字に集まり、
うなじの一点で4つ全てが重なり、それを貫くピンを南京錠で施錠する構造になっていた。
今は南京錠は施錠されていなかったので、スライダーを固定している留め金からただ抜き取り、そのまま普通に
スライダーを左右に四半周させて首周りを解放し、それから全頭マスクの後頭部を縦に走るファスナーを開き、
最後に背中を縦に走るファスナーを尻のすぐ上まで下ろした。
そのスーツの股間は、袖やマスク部の緻密な構造とは逆に、パックリと大きくただ開口しているだけだった。
ただし、開口部周囲には何らかのパーツを精密に装着するための金具が並んでいた。
「……脱いで……そして……着て……」
「うん……」
「……『はい』で……お願い……」
「はい……」
首輪がリードごと外され、束子は、ほんの一瞬だけ、全裸の、完全に自由の身になった。
(続)
C
支援です。
44444444444444000000000000!!!!
355 :
トルソー:2011/02/06(日) 12:21:06 ID:vRvBv72R0
「えっと、ブーツから、だよね?」
「……そう……」
背中がバックリと大きく開いた全身スーツは、上半身部の革を無視すればブーツが一体となった革ズボンだ。
束子はそっと左足から差し込んで見た。
通常SMに用いられる革製品は相当特殊か高級なものでないかぎり、裏打ちされているものは無い。
しかし智逗瑠の作った物は、あの首輪が示す通り、皺の出ない特殊な裏打ち加工がされていた。
愛撫されるように感じたあの首輪の感覚に、これから全身を覆われると思うと束子は全身の産毛が立った。
素肌に革製品を着れば、当然不要なべたつきや引っ攣れが起こるのに、緊張の汗でやや湿っているはずの束子の
素足がウソのように裾を通り抜け、サイドのファスナー窓から一瞬顔を覗かせてブーツ部へと吸い込まれていった。
「はうっ!」
束子は、つま先からふくらはぎまで電気が走ったように感じ、思わず声を上げた。
踵までしっかりブーツに入れ、体重をその左足に移す。
ヒールは10cm以上あるが、不自然な傾斜ではなく、あまりヒールの高い靴に慣れていない束子でも不安定ながら
なんとか慣れることの出来そうな角度だった。
ヒール本体も、革巻きの華麗さと鉄芯の強度を併せ持つ極細のタイプで、視覚的な不安定さが凄まじい。
甲の角度はちょうど女性がイク時に突っ張る角度を模したようで、束子はただ立つだけで、まるでイッて背伸び
しているような姿勢のまま展示される如く、艶めかしくも危うげなヒールに載せられることになってしまった。
これも実用的に動ける安定さと、視覚上、また拘束的意味からの不安定さを絶妙なバランスで実現した智逗瑠の技だった。
356 :
トルソー:2011/02/06(日) 12:22:01 ID:vRvBv72R0
ともすれば上半身の革の重みにバランスを崩しそうになるのを必死で堪え、左足の針のようなヒールに完全に
体重を移してから、束子は右足をズボンに差し入れた。
体重を支える左足のブーツのつま先が、慣れない束子の足の揺れに合わせて、微妙に膨らみを変える。
左を履いた時と同じように、素肌を全方位からゾゾゾと愛撫するような感覚に撫で上げられながら、足を奥へと進めた。
右足もファスナーの窓を通過し、奥のブーツ部に完全に呑み込まれた。
「えっと……」
完全にブーツを左右履いて立った束子が、次にどうしていいかわからず戸惑っていると、その足元に智逗瑠が屈み、
先ほどのファスナーのタブキーを差し込んで、土踏まずのすぐ脇にあったスライダーをふくらはぎの高さまで完全に閉鎖した。
タブキーを抜かれると、ファスナーのスライダーは施錠された上に掴む場所も無くなってしまうため、もう束子は
自分の意思ではこのファスナーを下ろす事ができなくなった。
智逗瑠は左右とも確実にファスナーが閉まっているかを再度確認した。
「あ…… あ…… いやぁぁぁ……」
束子が情けない声を出したのは、股間から淫汁がドロリと垂れたからだ。
智逗瑠が無言でそれを拭い、革ズボンを腰の途中まで引き上げた。
「あうっ!」
急に手伝われたのと、股間に何か異物が当たりそうに思えたので束子が驚いて声を出したが、この革スーツの股間部は
見たまま舟形の開口部となっており、お尻の栓も、尿道の栓も、クリトリスやその手前の割れ目の形すらそのまま
開口部から丸見えとなった。。
「ちょ、これ、恥ずかしいよ……」
局部が全部そのまま搾り出される光景は、なまじ周囲が分厚く堅牢な革で覆われているだけに、本当に羞恥を誘う。
「……あとで……カバー……付けるから……」
束子は少し安心したが、そのカバーもタダでは済まないのだろうと予感した。
357 :
トルソー:2011/02/06(日) 12:22:31 ID:vRvBv72R0
この時点では、まだ太ももや尻は完全に密着しておらず、腰の位置も合っていなかった。
智逗瑠は屈んだまま、束子のふくらはぎから太ももまでの革を、両手で腿を丸く掴むようにしてたくし上げた。
「うッ……」
ブーツ部に限っては、実用優先のためか足を窮屈に拘束することはなかったが、腿に革を精密に合わせられるに従い、
束子はこの革スーツが微妙に小さく作られていることに気付いた。
そのテンションはあくまで絶妙で、着たばかりでの整合もさることながら本当にこの中で暮らすようになった先、
体形がスーツに馴染んだ後でもそのテンションが継続するように設定されているようだった。
「ちょ、きついよぉ……」
「……慣れる……」
「あうー」
口では冗談めかして言った束子だが、そのきつさが続くことに暗い闇に向かうような不安を覚えていた。
「……束子のお尻……きれい…… ……お別れ……」
「ちょ、やめてよ、『お別れ』なんて」
太ももまでギチギチに革で包まれるとついにお尻が完全に隠れ、同時に股間の肉は絞り出されて強調されてしまった。
束子の股間は、それまで我慢していた想いを押し出すように、ごぼりと蜜を吐いた。
「ご、ごめん」
拭いたくても自分で拭えない束子の淫蜜は、ミチミチに張りつめた太ももの真新しい革を汚しながらブーツまで垂れた。
どうせまた汚すと思っているのか、智逗瑠はそれを拭いもせず、束子のお尻周りの革を引っ張りながらファスナーの
合わせを確認している。
(続)
描写がエロすぎてすばらしい
超C
支援です。
つC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
362 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 00:03:23 ID:jkWxsyUU0
いよいよ始まりましたか、人間革人形化!
革スーツに包まれた方は本当に幸せでしょうね。
続きが楽しみ。
つCCCCC
364 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 17:20:21 ID:KrxBeGv/0
何気に全身レザーは初めてじゃないか?全身ラバーは今までいくつかあったが。
365 :
トルソー:2011/02/07(月) 22:30:28 ID:0WpuBNOP0
「……手……」
智逗瑠が袖の部分を持ち、上半身の革を持ち上げる。
「あ、うん…… じゃなかった、はい……」
背中にファスナーがあるタイプなので、袖を通すと結局腹や胸を覆う革も合わせていかなければならなくなる。
束子は智逗瑠に指示されるままに両袖を通し、袖をたくして手を左右ともグローブ部に入れた。
わきわきと手を開いたり閉じたりしてみると、精密に計測されたそれは、僅かの余りも詰まりもなくピッタリだった。
手での作業を邪魔しない配慮なのか、手首の開口部は手の甲側にあった。
「……手首……」
「はい……」
束子がおずおずと差し出した手首を掴み、智逗瑠は手の甲側の半ばから袖の途中まであるファスナーをタブキーで閉じた。
智逗瑠は反対側のファスナーも閉じると、束子の背中へ回った。
「……ブラ……合わせて……」
「へ? あ、はい……」
束子が既にグローブに包まれた手で、自分の胸を掴むと、ゾゾゾゾと快感の戦慄が背中を走った。
他人に乳房を掴まれたように感じたからだ。
分厚い手袋で掴むというより、手にセンサーを付けたマニピュレーターで掴んだとでも言った方がいい程の触感の遮断
を感じ、束子は胸と手、二人分の感覚を同時に別々に感じていた。
いざ掴むと不自由なほどの感覚の相違は無いのだが、指の動かし難さも手伝って、指先までギチギチに拘束されたと
いうことを束子はひしひしと感じてしまった。
366 :
トルソー:2011/02/07(月) 22:30:52 ID:0WpuBNOP0
ぎこちない指遣いで、自らのおっぱいを左右のカップに分けて入れる。
手の温もりがまだ伝わらない革表面が、乳房に触れると冷たい。
普通のブラと違い、カップ周り全体に圧がかかるので、適当に押し込むと縁の肉を挟まれて痛そうだ。
「あ!」
束子はカップ部にも黒いファスナーが取り付けられているのに気付いた。
どうやらカップも左右別々に交換できるようだった。
カップ自体は美しいドーム型で、奇抜な尖りもなく、乳首の定位置のようなものも無い。
それでもなんとか乳首をカップの中心に合わせ、他人に着せられているように感じながら合わせた。
それを見て智逗瑠が左右の袖を背中側へ引き、肩を合わせるように束子に着せた。
足の時と同じく、左右の腕全体が小さめの革に圧迫されギチギチと拘束されてゆく。
おっぱいを自分の手で抱えていた束子は、二の腕がきつくなり胸のパーツが安定したところで手を離し、
腕の圧力を均一にするために手を前に突き出したり曲げたりした。
その動作に合わせ、智逗瑠が背中のファスナーをぐいぐいと引き合わせる。
「はううぅ〜〜」
胸板が圧迫され、肺の空気が押し出される。
自分の身体がコンパクトなサイズに押し込められるに従い、拘束感に感じて、束子は搾り出された股間から
次々と蜜を溢れさせた。
足と、腕と、お尻の圧迫感から、これで背中のファスナーを閉じられてしまったら、自分はどうなってしまうのか。
周到に準備された人型の拘束空間に、友達の手で完全に閉じ込められてしまう自分が、惨めで、気持ちよくて、
本当に頭が変になってしまいそうだった。
つC
368 :
トルソー:2011/02/07(月) 22:33:01 ID:0WpuBNOP0
緩く開いた背中の開放感が、まだ閉じ込められるまで余裕があることを示していた。
しかしそれは死刑執行ボタンの電気接点のミクロ的開閉差の如く、ただ行為直前というだけで、ほとんどその瞬間上に
居るのも同然だった。
下半身は股間が搾り出されている感じがなんとも落ち着かないが、既に尻の上まで密着させられた、この悪魔的快感を
発生させる革の芸術品の心地良さが、束子を炙り続けていた。
智逗瑠の指が尻の上のファスナーのタブにかかり、ギチギチと周囲の革を軋ませながらエレメントが噛み合わさって
ファスナーが閉じられて行く。
誇らしげに金メッキされた特殊鋼のエレメントは、束子の柔肌を内包しながら背中に細長い金の帯を作って行く。
「は…… はぅあぁ…… ふうぅぅぅ……」
目を細めながら自分の身体がこの世から隔絶されて行く瞬間を噛み締める束子。
成り行きでこんなことになって、この先どうなるのかわからない。
『……でも……きもちいい……』
智逗瑠の言葉が思い出された。
それだけが束子に残された最後の拠り所なのだった。
(続)
いよいよ全頭マスク装着かあ
wktkC
371 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 02:22:12 ID:WKpKYiJUO
C
>>364 奇妙な洋品店とか全身レザーだったような
372 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 09:16:02 ID:WdeJ6S+D0
懐かしいですね。
全身レザースーツに入れられてから、さらにレザーの革袋に詰められて宙に吊られるかなぁ?
想像するだけで幸せな気分になります。
支援です。
374 :
トルソー:2011/02/08(火) 23:17:45 ID:pff/4nXq0
「うーーっ!」
艶(なまめ)かしさの混じった呻き声を上げているのは、胸板が締め付けられ、自分の身体の容積が革の外郭によって
ギッチリと思い知らされたからだ。
首輪の時に感じた拘束快感のテンションは、全身規模となると思った以上にきつかった。
れが仮に快感だとしても。
ついにうなじの部分までファスナーのスライダーが上がり、そのタブは先端に南京錠を通するピンを頂く基盤となった。
束子はついに首から下がギッチリ革に包まれてしまった。
全頭マスクは、革が繋がっている首の前半分の方へ垂れたままだ。
「はぅ……」
ようやく全身を包まれると、その作業そのものの緊張感が消え、とうとう自分が首までを完全に革でギチギチに拘束された
存在になったと実感した。
「うごかない……」
革全体が締め付けているので、少し気合いを入れて力を込めないと、四肢が圧が均等になるニュートラルポジションで
突っ張ったままだった
「……束子は……明日から……授業免除……」
「ちょ、ええっ? あたし勉強したいよぅ!」
「……形式上のこと……。 ……遅れないよう……配慮する……」
「そ、そういえば、そうね、この指じゃ……」
「……そうじゃない……。 ……手が……自由なら……ノート……平気……」
「あ、そうなんだ」
「……『免除』は……完全拘束……された時の……時の……話……」
「ひっ? 『完全拘束』って……?」
「……明日……わかる……」
「いやあああぁ!」
375 :
トルソー:2011/02/08(火) 23:19:04 ID:pff/4nXq0
「……マスク……」
智逗瑠はついに促すように前に垂れたままの全頭マスクに手を掛けた。
束子の顔は今にも泣きそうだった。
「……はい……」
素足ならスレンダーな智逗瑠の方が少しだけ背が高いのだが、今はヒールの分、完全に束子の方が上だった。
智逗瑠はまだ僅かに湿り気の残る束子の髪にブラシを掛け、頭頂部の見えづらさに苦労しながら、分厚く、しなやかな
革のマスクを被せた。
「えへへへへ、プロレスラー?」
SM知識など人並み以下の束子が、笑いを取ろうと必死にもがく。
だがその悲壮感漂う歪んだ笑顔は、人間から表情を奪い、哀願する自由すら剥奪してしまう機能を持つ、大小5つの
穴の明いた黒革の閉鎖空間の奥へと消えた。
目の穴は最小限の大きさしかなく、普段なら楽しげにきょろんと見開かれている束子の大きな目を飾る瞼や、愛らしい
長い睫毛が、丁寧に縫製された穴の縁に痛々しく擦れる。
鼻の穴は、左右独立した小さな穴で、金の縁金具がそれぞれ付いていて、金具は左右の鼻の穴へ浅く入り込むようになっていた。
この仕組みは拘束的な意味よりむしろ鼻の穴の位置がずれにくいという配慮のようだった。
しかし穴の直径は平静な呼吸に最小限必要なサイズしかなく、いつも軽い呼吸制限に悩まされる仕掛けだった。
376 :
トルソー:2011/02/08(火) 23:19:46 ID:pff/4nXq0
被せられて束子はおやっと思った。
耳の周囲だけ革の質が違う。
これも、外見上は鼻以外の凹凸を減らすことで人間らしからぬ異様で惨めな姿に仕立てる目的を達成しながら、この
全頭マスクを長期装着しても鬱血を起こりにくくするという智逗瑠の技だった。
「……口……開けて……」
智逗瑠に言われるまま口を開けると、まだ後頭部のファスナーが開いているのも手伝って、思った以上に楽に開いた。
しかし、丁度ゴルフボール1個分ほどの開口量で革がギギギと硬くなり、それ以上は開かなかった。
また、開口部の外周はちょうどその時の唇の外周に合わせてあるようで、ボソボソと喋るに限っては、はあまり
不自由は無かった。
「……開口量確認……閉める……」
束子はギクッと身を硬くしたが、多くの言葉を全て呑み込んで、力を抜いた。
「はい……」
智逗瑠が頭頂部で光っている大きめのファスナータブをつまみ、両側から革を寄せながらジジジと下ろしてゆく。
いきなり孫悟空のように額の全周が締まり、まぶたが突っ張った。
「きっつういい!」
束子が叫ぶと、智逗瑠は手を止め、束子の顔を後方へマッサージするように革の位置を直した。
少し緩かった鼻の金具が食い込み、眉間の革が目の間を押してクラクラした。
鼻の下から唇までの間が押されて、上の前歯がきつくなった。
しかし額に集中していた過剰な圧力は分散し、均等な締め付けに変わった。
377 :
トルソー:2011/02/08(火) 23:20:25 ID:pff/4nXq0
それを確認すると、智逗瑠は再びファスナーを下ろした。
「あ…… あ…… あ……」
ジジジという音が響くに従い、魂を消滅させられるような束子の声が上がる。
全頭マスクの目の穴から覗く束子の瞳は、まるで強姦凌辱されているような淫らな輝きで潤み、カッと見開かれていた。
ファスナーがうなじ近くまで下りると、束子の声が少し歪んだ。
やがて声が弱くなり、首を水平に取り巻く左右のファスナーが閉じられると、何かに感じ入ったように声がしなくなった。
智逗瑠は束子の首の後ろで、束子の自由を全て呑み込んだ黒い革スーツのファスナーのタブを一つにまとめた。
お尻から上げたタブは広い基台となっていて、中央に太い棒状の構造が付いていた。
その棒に左右から締めた首のファスナーのタブを重ねて通し、更に全頭マスクのタブを上から重ねるて通すと、南京錠を
通すための棒の先端の穴が覗いた。
「……束子の……自由……、……預かるね……」
そう言うと智逗瑠は、いとおしそうに両手で包んだ南京錠を開き、その穴に通した。
「えっと…… いつ、脱げる、かな……? なーんて。アハ」
―― カチリ ――
その問いに答えたのは、部屋に響く南京錠の施錠の音だった。
(続)
C
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
股間の処理はどうなるんだろうか・・・
C
つC
支援です。
383 :
トルソー:2011/02/09(水) 23:40:39 ID:1Zt/xgO40
いつもと変わらぬ寄宿舎の部屋の中、中央に敷かれたシーツの上に、信じられない程に奇怪な黒い物体が立っている。
伝統ある学園の、古風な女子寄宿舎とは全く相容れない異質な存在。
革素材の彫像。
素材にされてしまった束子の、若々しさに溢れたメリハリのある曲線を、更に強調し、そして圧縮し、激しい卑猥さを
際立たせている。
わざと足首の自由度を減らしてあるブーツ部は、太ももからやや開いたつま先までの流れ落ちるような光沢を湛えた
ラインをそのままの形で固定し、歩くのに必要な最小限の可動しか許さない。
束子はつま先までをぴいんと伸ばしたまま固定され、裸足の時のような角度に戻して休むことを許されない。
革の光沢でさらに美しさを増した束子の太ももは、その外見とは裏腹に、恐怖と快感とでピクピクと震えていた。
まだ剥き出しの無毛の股間は、小さめながら必要十分な開口部から顔をのぞかせ、全身の圧力を一身に受けて、
その圧力を逃がすかのようにぷっくりと盛り出ている。
その股間からは、大量の愛液が内股を伝ってブーツの下まで垂れ、床に敷かれたシーツを汚していた。
開口部周囲にある金具に何が付くのか、何かで覆われるのか、あるいはこのままパンツでも穿かされるのか、
束子には想像もつかなかった
384 :
トルソー:2011/02/09(水) 23:41:12 ID:1Zt/xgO40
束子は腕や手全体を圧迫されるのが、こんなに心地よい拘束感を与えてくれるとは思ってもいなかった。
それは、身体の中で一番よく可動する部分が、常に全方向に圧迫されることで、自分がずっと拘束を受け、誰かに支配
されていることを思い知らせてくれるからだった。
今はただ立っているだけなので、脇から少し離れた空間に、ただ棒のように下したままだ。
腹部の革の密着度は、うっすらとヘソの凹みが浮き出る程強烈だ。
この厚みでも浮き出るのは、革の柔軟性と圧力の成せる技なのか。
腰はコルセット程ではないが、束子の身体のラインを裸体の時よりは、きつく括れさせいる。
しかしその量はあくまで美的なラインを出すためで、何世紀か前の流行のような、過剰な括れを強要するものではなかった。
外見から、この革人形が生きていることをはっきり示す部分がある。
それは、胸の動きだ。
切なそうに、息苦しそうに、許された僅かな拡大量のなかで、浅く呼吸を繰り返している。
本当は、この胸の部分こそがこの革拘束スーツの最大の拘束点なのかもしれない。
生死にかかわる呼吸を、この先一生制限されて生きてゆくことで、何か少しでも主人に逆らったら、いとも簡単に
命を奪われてしまう存在。
そんな儚(はかな)げな自分の存在を24時間実感することで、常に自分の弱い立場を認識するためなのかもしれない。
385 :
トルソー:2011/02/09(水) 23:41:58 ID:1Zt/xgO40
左右きっちりと分けて収められた乳房は、もう誰にも触れることの出来ない存在となってしまった。
束子は、乳首が尖っているのをはっきり感じていたが、もうこの分厚い革の奥では、それを確認することも、位置を直すことも
ましてや刺激して気持ち良くなることも出来なくなってしまった。
あるいは、この革ブラカップの周囲に隠されたファスナーで、解放してもらえる時が来るのかもしれない。
だがそれは新たな別の責めに交換されるだけのような気がした。
首はあの首輪そのものの感触だった。
当然、ファスナーの分の違和感はあるが、首を取り巻く圧力は、首を舌でベロリと舐め巻かれているような気さえする。
ゾゾゾと、快とも不快ともわからない戦慄が走る。
首の正面には金色に輝く金属の広いプレートがあって、そこにはD字の金属金具が突き出ていた。
この金具は外したり交換したりできそうだった。
うなじで光る大きな南京錠が、束子の自由を全て奪いつくしている象徴だった。
全頭マスクは、束子の人格を完全に剥奪し、黒いマネキンの頭のようにしてしまっている。
開口のための若干の余裕が唇周囲にあるため、股間以外で束子の肌色が覗くのはこの唇の周りだけだ。
(続)
C!C!
つC
ハァハァハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つCCCC
うーん…つC
390 :
トルソー:2011/02/10(木) 09:46:13 ID:AnlEsq+S0
「……最後に……これ……」
棒立ちのまましばらく全身の圧力に呆けていた束子は、智逗瑠の差し出した物を見てギョッとした。
それは金属製の貞操帯だった。
最近ネットで見る本格的な貞操帯の形をしていたが、機能的というよりもややデザインが重視されていて、金属部の
角の仕上げや研磨などはやはりブランド品を彷彿とさせる繊細で上品な仕上げだった。
全体の形は腰の低い位置で留まる、身体を動かしやすいタイプで、腰ベルトは常識を無視した3mmほどの厚みのある
金属板の組み合わせで出来ていた。
当然板は曲がらないので、左右3か所、計6か所の蝶番があり、ベルトの裏打ちは普通ゴムなのが革で裏打ちされていた。
これは完全にこの革スーツの上から装着するためだけに作られているということだ。
蝶番の精度やヒンジの軸の仕上げも、著名な実用的金属貞操帯と比べてすら格段にハイレベルで、まるで高級ブランドバッグ
の留め金を見ているようだった。
股間の構造は見た目はよく見かけるしゃもじ状の形をしていたが、性器を挟み出すスリットを覆う排尿用の金属版には
すでに束子に装着されてしまった排尿筒に接続する穴が明いていた。
結果、通常排尿に使われる金属版は、束子の愛液排出用となっていた。
お尻の部分は腰ベルトと同じ金属版で出来ていて、排便プラグを固定する穴が明いていた。
391 :
トルソー:2011/02/10(木) 09:46:41 ID:AnlEsq+S0
智逗瑠が、美しいカーブを描きながら蝶番でしなやかに折れ曲がらる腰ベルトを束子の腰に巻き、前方で鍵穴を重ねると、
腰ベルトは腰というより尻の上半分と腰骨を覆うようなローライズ位置で留まった。
そこへお尻方向から性器を覆うベルトを回してきて、まずお尻のプラグの上から穴を合わせて被せ、性器をスリットから
絞り出すように被せ、先程腰ベルトを合わせた部分に重ねて南京錠を掛けた。
「い、いやああぁぁ」
束子は自分の小陰唇がスリットからはみ出ているをみて死ぬほど恥ずかしがった。
智逗瑠はそこへ更に細かな穴の明いた縦長の排尿板を重ね、陰唇を丁寧に開いてから、中から突き出ている尿道筒の先端を
排尿板に明いた穴に合わせて板を閉じた。
その排尿版自体も小さな南京錠で施錠されてしまったので、束子は膣内はおろか、陰唇や陰核にすら自力で触れることが
出来なくなった。
最後に智逗瑠は尿道筒の栓に少し大きな金属のリングを取り付けた。
束子はずっと開いていた股間を、金色に輝く黒い縁取りの残酷な拘束具で塞がれてしまった。
束子は全身をくまなく圧迫された上に、性器まで、まるで標本にされた虫のように固定されて絶望した。
392 :
トルソー:2011/02/10(木) 09:47:04 ID:AnlEsq+S0
「あ…… あ…… あ……」
「……もう……夕食…… ……行く……?」
「む、無理ぃ!!」
束子は半分涙声だった。
「……でも……昨日から……ぜんぜん……食べてない……」
「こんなんでご飯なんて入んないよう!」
「……スープ……だけでも……」
「うう…… じゃぁ、行く……」
「……よかった……」
「ねえっ、ねぇねぇねえっ! 智逗瑠っ! あ、あたし、ペラペラ喋っても、いい? ねぇ。 な、なるべくフツーに
してないと、頭へんななりそうなんだけどっ!」
「……いい…… ……普通でいい…… ……そうして欲しくない時は……そうさせない……から……」
「良かったぁ…… って、ひいいっ!! 『そうさせない』って?!」
「……そうさせない……」
智逗瑠は表情を変えずに繰り返した。
「あうー、わかったわよ。 ちょ、鏡見せて……」
束子はシーツの上から姿見の前に移動した。
「……拭く……」
そこで初めて智逗瑠が慌てて束子のブーツから股間までを拭き上げた。
(続)
393 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 10:33:07 ID:3GE/QZiS0
朝からお疲れさまです
支援です
394 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 10:33:31 ID:3GE/QZiS0
朝からお疲れさまです
支援です
395 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 10:34:41 ID:+P9HPMRv0
誰かトルソーの現状のイラスト化頼む
つC
398 :
トルソー:2011/02/11(金) 23:45:53 ID:TbOMIcBt0
智逗瑠の制作物置き場に置いてあった時の形から想像して、だいたいの様子は予想していた束子だが、鏡の前に立って
目を剥いた。
本当に黒い革のマネキンが、金色の貞操帯を嵌めて立っていた。
束子が手を挙げると、黒革のマネキンも手を挙げた。
貞操帯の真ん中を指で触れ、束子はゴクリとつばを呑んだ。
自分の一番やりたいことが、遥か大河の対岸まで離れてしまったのに気付いたからだ。
「……行こう……食堂……」
「えっ? う、うん…… えっとさ…… あのさ……」
束子の頭の中がぐるぐると回る。
今までの経緯から、きっとどこかでご褒美のようにきもちいいことしてもられるのでは、という淡い期待があった。
そして智逗瑠もこの黒革スーツは拘束されるかわりに快感を得られるような口ぶりだった。
だが、今の自分は、本当に何もかも剥奪されてしまっていて、どうお願いしたら自分の望むことがあたえられるのか
束子には全くわからなかった。
部屋を出ると、すれ違った数人の生徒の好奇の目に晒された。
今までの経緯は皆知っているものの、いざこの異常にビッザールな格好の人間を目の当たりにすれば、当然の反応だった。
黒革の全頭マスクの中で真っ赤になりながら、動きに制限のある足首を最大限動かして、カツリ、カツリと寄宿舎の
廊下を食堂に向かって歩く。
399 :
トルソー:2011/02/11(金) 23:46:26 ID:TbOMIcBt0
食堂に着くともう夕食の時間は終わっていて、クラブ活動など、特別な事情のある数人がトレーを運んでいるだけだった。
束子を見るなり全員目を丸くして、数人のグループはひそひそと話を始めた。
「……どうする……?……量……」
「やっぱ、スープだけで」
束子は目を合わせられないので、俯いたまま答えた。
「……わかった……座ってて……」
人もまばらなテーブルに席を取り、束子に座るよう促すと、智逗瑠は配膳カウンターへ向かった。
「ふッ! ふんんんん!!」
この革スーツを着せられてから初めて、一番大きな動きをすることになる束子は、全身をギチギチと軋ませながら、
ゆっくりと古めかしい木の椅子に腰掛けた。
「あッ!!」
予想していなかったのは、貞操帯の厚みと、尿道の栓の飛び出しだった。
どちらも革スーツに関係なくゴツンと直接内臓の肉に衝撃を与えた。
すぐ腰を上げて、ゆっくりと座り直すと、貞操帯の下面の一部平らになったところで上手く座れた。
「ふー。」
「……おまたせ……」
智逗瑠はトレーを2枚重ね、上に自分の夕食一式と束子用のスーブを載せて来た。
それを一旦束子の前に置くと、上のトレー1枚に持ち直し、束子の前に空の下トレーを置いたまま、上トレーを自分の
前に置いた。
そして自分のトレーの上からスープの小さな皿だけ束子のトレーに戻し、スプーンを並べた。
「ありがとう」
智逗瑠は束子に紙ナプキンを数枚渡した。
束子は受け取ったが、うまく指で掴めずに取り落としてしまった。
400 :
トルソー:2011/02/11(金) 23:46:47 ID:TbOMIcBt0
「アハハ、まだ慣れないや」
「……すぐ慣れる……」
「うん、がんばるよ」
束子はスプーンを握った。
スープは業務用ポタージュのような素っ気無いものにクルトンを落としただけだったが、束子の腹には温かく染み込んだ。
周囲のテンションの影響で、どうしても食べこぼしが出てしまう。
それを束子は紙ナプキンで拭った。
いつもはかなりゆっくり食事をする智逗瑠が、束子に合わせるようにテキパキと食べている。
ちょうど束子がスープを飲み終ったところで智逗瑠も食事を終えた。
「……返してくる……」
「あ、ちょ、やらしてくんない? 早く慣れたい」
「……どうぞ……」
束子は智逗瑠が持ってきた時のように、2枚のトレーを重ね、そこに全ての器を戻すと、ゆっくりと立ち上がった。
腕の革の反発を食らい、トレーが傾く。
「おっとォ!!」
「……無理しないで……」
「大丈夫だってば」
他の生徒たちが手を止めて呆然と見送る中、束子はガクリガクリと歩いて返却カウンターにトレーを戻した。
「へへへ、大丈夫でしょ?」
束子は照れ笑いしながら戻ったつもりだったが、黒革人形の口が不気味に歪んだようにしか見えなかった。
またギシギシと歩いて部屋に戻った。
「……もう寝て……」
「う、うん、そだね。ちょっと疲れたわ」
歯ブラシを掴んで洗面台に行く。
開口量の範囲で充分歯を磨くことはできた。
束子は口の周りに散る水が気になったが、あの首輪のように水に濡れても平気なのだろうと思った。
(続)
C
C
ハァハァハァ!(:.;゚;∀;゚;.:)つC
>トルソー
非常に気になった表記が1点
「ビッザール」
(一般的に使われているのは「ビザール」:ぐぐるでも「もしかして:”ビザール”」と出る)
なぜ「ビッザール」という表記を選んだのかわからんけど、
軽い気持ちで一般的じゃないほうの表記を使いつづけると
後々作者自身の首をしめる結果になりかねんじょ
C
405 :
トルソー:2011/02/12(土) 11:30:10 ID:yFXaxn5T0
>404 ご指摘ありがとうございました。bizarreは語源各説ありますが、ずっとフランス語語源だと思っていたもので(本当はイタリア語らしい)
フランスでもかなり変なモノ表現する時に使いますし、昔見たフランス映画で「ビッザール!」と連呼するシーンが頭に残っていたので
奇妙さをさらに強調する意味で使いました。今読み返すと一般的ではないですね。申し訳ありません。お手数ですが「ビザール」に置き換えてお読み下さい。
――――――――――――――
『寝て』と言われても、いざベッドを前にするとどう寝ていいかわからない。
「えへへへ、智逗瑠ってば、これ、どうやって寝んの?」
「……掛け布団……取って……そのまま……」
「シーツ汚さない?」
「……なら……革シート……敷く…………どいて……」
智逗瑠は束子のベッドから掛け布団と枕を外しクローゼットに押し込むと、自分のクローゼットから革のシーツと小ぶりな
革のクッションを持ってきて、束子のベッドに被せた。
革シーツは天然皮革でこのサイズは取れないので、人工皮革のようであったが、質感はそっくりだった、
束子は自分の寝床が真っ黒にカバーされたのを見て、本当に自分の居所が無くなってしまった気分になって震えた。
「あは、す、凄いね、こんなのあるんだ。ヒ、ヒールで傷つけそう」
「……そのためのものだから……かまわない……」
「あ、じゃ、じゃぁ、遠慮なく……」
かまわないとは言われたものの、全身ブランドレベルの芸術品で包まれている実感のある束子は、病人のようにまず
そっと尻を落として、足を滑らすように載せてから身体を倒した。
「ふーーぅ。 うふふふ、すんごいヘンな感じ」
406 :
トルソー:2011/02/12(土) 11:31:10 ID:yFXaxn5T0
まず横になって軋む身体を伸ばし、小振りなクッションを枕にしてみると、存外具合よかった。
続いて仰向けになってみようと身体を捻ったら、いきなり正面に智逗瑠の顔があった。
「え?」
前触れもなく智逗瑠が顔を近づけたのにも驚いたが、束子はその智逗瑠の表情にギョッとした。
長いこと一緒に生活してきた束子が初めて目にした、智逗瑠がくしゃくしゃに泣きそうな顔。
「ちょ、ちず……ンムッ!」
横向きに覗き込んだ智逗瑠に、真上から唇を重ねられた。
唇と唇が直角に重なる。
一瞬激しく驚いたあと、束子が緊張を緩めると、とたんに熱い塊が押し込まれた。
「おぼっ?」
口の空気が押し出され、ぼってりとその熱い塊で満たされた。
そのザラザラは、ぬむぬむと蠢き、縮こまった束子の舌を絡め引く。
ドロリと引き伸ばされた束子の舌は、螺旋状に絡められ、ゾロリゾロリと擦り上げられた。
目を剥いたまま固まっていた束子の瞳が、切なく閉じた智逗瑠の目と、智逗瑠の頭の動きに合わせてサラサラとこぼれ
落ちて来る真っ直ぐな黒髪を捉えると、束子は感情の昂りに襲われ、全身に火が点いたように熱くなった。
頭からつま先までをギチギチに締め上げられた身体から、拘束の緊張が抜け、戒められることの快感が全身を焙る。
唯一露出を許されている触感を持つ器官が、切ない快感に晒されている。
口をキュウウと吸われる度に、黄金の貞操帯の網目から、蜜の塊が溢れ出す。
革のカップの奥で切なく尖った乳首を、智逗瑠が指先で遠くなぞるのがもどかしい。
407 :
トルソー:2011/02/12(土) 11:32:20 ID:yFXaxn5T0
次第に昇り詰める束子。
集中すべき刺激がただ口だけなのが、かえって快感を高める。
とうとう、全身を満たす快感の終点を求めて、自ら舌を絡めた。
智逗瑠がぷっと口を離した。
「……きもちいい……?」
「うん」
智逗瑠はギシッとベッドに上がり、束子の身体を跨いで膝立ちになった。
「……束子……好き……」
「えっ?! そうなの?」
「……同室に……なってから……ずっと……」
「そうだったんだ…… あたしも嬉しい。智逗瑠みたいな子に想われて」
「……ずっと……こうしたかった……」
束子には、無表情な智逗瑠が、こんなに切ない顔で自分の気持ちを剥き出しにするのに驚いた。
「なし崩しにこんなんなっちゃったけど、智逗瑠がご主人様ならいいや。へへへ、この革ごとあたしを外国に売り
飛ばしたりする?」
智逗瑠はびっくりするぐらい大振りに顔を横にブンブンと振った。
「……しない!……一生大事に……する……!」
「アハハ、冗談冗談。……あ……」
智逗瑠は目に涙を浮かべていた。
「ごめん……」
束子の方が謝った。
「……でも……私の『大事』は……束子が……苦しむ……」
「あはは、お手柔らかに。 でも、今のでふっ切れたよ。智逗瑠が打算であたしをこんな風にしたんじゃないって解ったから」
「……ありがとう…… ……なら……儀式……受けて……」
「儀式?」
「……最初に……知っておいて……欲しい……」
「はーいはい、お任せしまーす。 お好きにどーぞ」
「……うん……」
(続)
C
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
「お好きにどーぞ」なんて軽口叩いたことを死ぬほど後悔するんだろうなーハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)
支援です。
411 :
トルソー:2011/02/12(土) 23:12:58 ID:G3cKPfyk0
智逗瑠は束子の頭の脇に手を突いて、再び今度は正面からその真っ黒い革の頭部に口を近付けた。
束子も口の端をニコリと持ち上げてから目を閉じ、智逗瑠を待った。
柔らかな湿り気がチュッと触れ、直ぐに捩じ込まれた。
通じ合えた嬉さが舌の動きからビンビン伝わって来る。
束子の任せた舌を、智逗瑠がこねる。
ちゅむちゅむと何度も繰り返されると、圧力に押し込められた束子の全身がまたカッカと火照ってきた。
さっきの会話を交わす前の切なさが再燃する。
会話の前は、心の何処かにチクチクと引っ掛かりを感じながらの切なさだったが、智逗瑠の本心を知った今、雑味のない
切なさに全身を預けることができる。
同時に、大切にされているという想いが、痺れるように甘えた気分を惹き起こし、心臓は激しく拍動をくりかえす。
束子は何かを求めるように両手を天井に向けて伸ばし、馬乗りになってキスをしている智逗瑠を抱いた。
皮膚から遠くに感じる触感が、束子に自分の姿を思い知らせた。
412 :
トルソー:2011/02/12(土) 23:13:47 ID:G3cKPfyk0
ゴクリと呑まされた唾液の分だけ、股間からゴボリと愛液が吹き出る。
愛液の溢れ出す貞操帯の排尿板の奥で、分厚い金属のスリットに挟まれた陰唇が、切なく膨らみ、刺激を求めるように蠢く。
だがその蠢きは排尿板に完全に覆われ、悲しい程の切なさすら表面には伝わらない。
無限とも思える時間、束子は智逗瑠のキスと胸の軽い愛撫を受け続けた。
束子の全身を狂おしい欲求が駆け巡る。
高められた性欲が限界に達し、束子は直接口に出すのは恥ずかし過ぎて出来なかったが、切なく太ももを擦り合わせて、
なんとかして欲しいと願った。
智逗瑠が名残惜しげに口を離し、ベッドから降りた。
束子は首輪の時のご褒美を思い出し、その時よりも何倍も凄まじい拘束の中での絶頂を想い、秘かに期待した。
「……束子……ありがとう……これが……儀式……」
「へ?」
やり場の無い快感の昂りに朦朧とした束子の目に映ったのは、黒い顔面ハーネスだった。
413 :
トルソー:2011/02/12(土) 23:14:24 ID:G3cKPfyk0
仰向けの束子に向かってダラリと下がった黒革の球体。
それはゴルフボール大のゴム球を革で包んだギャグだった。
それが口を覆う小さいマスクから下がっていた。
前歯部分の革は薄くなっているので、ボールは噛むというより口に押し込み、前歯より奥に含むタイプの口枷だった。
ハーネスは頭頂部から下顎まで、縦横に逃げ場無く締めるタイプのもので、円盤状の革製の目隠しが左右に付いていた。
革の目隠し円盤の裏には、厚手の真っ黒な低反発ウレタンの円盤が貼り付けられていた。
「ちょ! 智逗瑠? 何こ……ムッ!」
束子の唇を割り開いて革のボールが侵入してきた。
仕方なく受け入れると、全部が口のなかに収まり、前歯と唇は革2枚分の厚みを残して閉じた。
それと同時に最後まで皮膚の露出していた口周りも革マスクで覆われ、目も奇異な2つの円形アイパッドで視界を奪われた。
智逗瑠は手際よくハーネスを束子の黒い頭に回し、ベルトを締め上げた。
「んーーーーーッ!?」
縦のベルトが締め込まれると、ゴム球を内包した革の球が、舌を完全に喉奥に縮めて圧迫し、舌の動きを封じてしまった。
下顎が縦ベルトで固定されてしまったので、革球を押し出すことも、隙間から無理矢理喋ることも出来ない。
アイパッドも締め上げられ、漆黒の低反発ウレタンが眼窩の凹凸を完全に埋めて、まぶたの裏で眼球が左右するのも
抑制されるほどだ。
顔の周囲で何か所か、南京錠を施錠する小さな音が響いた。
視界を奪われ、ハーネスに気を取られていると、手首を捕まれ、革製の手枷を嵌められ、首の前にある金具に繋がれた。
その上、足首も短い鎖で繋がった足枷を嵌められ、太ももをモゾモゾ合わせるくらいしか出来なくなった。
「ンンーーーーーッ!!」
(続)
C
415 :
(:.;゚;∀;゚;.:):2011/02/12(土) 23:37:49 ID:LKy0F+1m0
ハァハァハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つCCCC
支援です。
417 :
トルソー:2011/02/13(日) 23:40:48 ID:I4xHrOWQ0
合成皮革を敷いたベッドの上で、手枷足枷の鎖がカチャカチャ言う音と、黒い革人形の全身が軋む音が響く。
束子は一瞬何が起きたか分からなかった。
これも自分が望む快感への1ステップなのかと思った。
しかし、ベッドのすぐ傍から智逗瑠の気配が消えた時、このまま放置されるのだと悟った。
パァンと音を立てて自分が弾けそうだった。
ただでさえあの首輪と同じ魔力を持つ革に全身包まれているというのに、絶妙の舌技で極限まで性感を高められてしまった。
そしてあとは絶頂を極めるだけだったのに、その高みのまま放置されてしまった。
切ない……
切な過ぎる……
甘い智逗瑠の舌はいつのまにか革球に置換され、舌の戻し所もないほど口中を占領されてしまった。
未だに絶頂を求めてもがく束子の陰唇は、超分厚い貞操帯の金具の奥で虚しくヒクついて蜜を流している。
クリトリスはそれこそ排尿板に届きそうな位に尖り、淫水に塗れていながら、絶望的に孤立している。
破裂しそうな絶頂飢餓の連続。
これこそが『儀式』なのだった。
束子は『お好きにどーぞ』などと軽口を叩いたことを死ぬほど後悔した。
418 :
トルソー:2011/02/13(日) 23:42:04 ID:I4xHrOWQ0
慰めたい慰めたい慰めたい慰めたい慰めたい慰めたい慰めたい慰めたい慰めたい!
散々自室でのオナニーを続けていた束子は、もちろん手や身体が自由なら、少なくとも自分で、たった今の
絶頂飢餓を解消できた。
智逗瑠の指技程でなくても、この地獄から自力で充分天国に逝ける。
だが、肝心の手は首の前で手首を拘束され、股間に届かせることはおろか、胸を自力で愛撫することすらできない。
足も、もっと開ければ間接的に貞操帯を揺すり、逝けなくとも今以上の快感刺激を強引に発生できたかも知れないし、
ベッドから降りて、目は見えずとも、机の角にでも貞操帯を押し付けられたかもしれない。
しかし、今はただ仰向けの芋虫のように、もぞもぞと全身をくねらせるくらいしか出来ないのだ。
間接的な刺激でなんとかなるのは、スリットに挟まれた陰唇の側方の直線状のごく一部で、他の敏感な部は、刺激から
隔絶された空間に、残酷なまでにガードされている。
(智逗瑠ーーーー!!)
もちろん、絶叫してみた。
だがここまで舌を喉奥に畳み込まれてしまうと、鼻に抜ける音しか出せない。
「ンンーーーーー!!」
まったくこれがせいいっぱいであった。
ドロドロの身体をくねらせ、完全に自由を剥奪され、きもちいい部分は刺激から完全隔離されている。
煮え切った身体には、1秒が1時間にも思われた。
性への渇望がすごすぎて、智逗瑠を恨む余裕すらない。
419 :
トルソー:2011/02/13(日) 23:42:54 ID:I4xHrOWQ0
そして、激しい切なさが全身を一巡すると、束子は突然あることに気付き、ハッと身を震わせた。
それまで心のどこかに『所詮、友達との慣れ合い』という余裕を押し隠していた。
智逗瑠の気持ちを知って、束子の心の奥で、むしろその甘えは拡がった。
しかし、智逗瑠にとっては、仮に家業のことを抜きにしても、真剣勝負で束子に接することこそ愛情なのだった。
束子は、雷に撃たれたように、自分の自由がどれだけ剥奪されているのか、心の底から理解した。
その一撃は、なりゆきで奴隷にされたという、束子のお客様的甘えを一蹴した。
智逗瑠の気持ちを知ったからこそ、真の奴隷になる心を束子に植え付けた。
接し方は、多分今までと変わらない。
わがままも言うし、ふざけてはしゃぐこともあるだろう。
でも、おつきあいじゃない。
身も心も、本当に智逗瑠のもの。
『……死んで……』と言われれば、多分、死ねる。
420 :
トルソー:2011/02/13(日) 23:52:45 ID:I4xHrOWQ0
束子の脳は、思考を一点に絞り始める。
全身を戒める、うなじで留められた南京錠、そして貞操帯、そして排便の蓋。
全ての鍵を握る人間こそが、自分の完璧な所有者。
智逗瑠、智逗瑠、智逗瑠、智逗瑠、
智逗瑠こそが自分の生殺与奪、全てを握るご主人様。
この渇望地獄に落とすのも、地獄を続けるのも、地獄から救うのも、すべてその意思次第。
渇望地獄の一部が、ドロリ、と未経験の甘さを持った多幸感に変わる。
でも、地獄そのものは変わらない。
「ンンーーーーッ!!」
―― カチャカチャ ――
「ンンーーーーッ!!」
―― カチャカチャ ――
「ンンーーーーッ!!」
―― カチャカチャ ――
時折思い詰めたような遠い絶叫と、手枷足枷の擦れる音が響く。
薄暗がりの中で、当の智逗瑠は、この切なく蠢く黒革の芋虫を、隣のベッドでまんじりともせず眺めながら、
股間をいじり続けていた。
(続)
C
C
つC
C
堕チタ
つC
ハァハァハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つCCCC
智逗瑠なら自分用のものも作れるはずだ
支援です。
C
430 :
トルソー:2011/02/14(月) 23:47:13 ID:3lCnytKB0
翌朝。
智逗瑠が仮眠程度の浅い眠りから覚めると、黒革の芋虫も動かなくなっていた。
顔面を拘束するハーネスの南京錠を解錠し、アイパッドを外す。
疲れ果てて眠っている束子の目の周りは、乾いた涙でザラザラになっていた。
完全に食い縛って口中に収まっている革球を引っ張る。
「……おはよう……束子……口開いて……」
「ンン……? ほは……しるる……プ、らぁっ!」
しゃべりかけの束子から智逗瑠が口枷を無理矢理引っ張り出す。
「プあッと…… はふっ……智逗瑠ぅ……」
智逗瑠は目ヤニでベタベタになった束子の目を濡れたタオルで拭った。
束子は昨晩のまま、眠りから醒めても、まだドロドロの欲求不満地獄の中に居た。
「もう……『儀式』って……終りで……いいの?」
弱弱しい声で束子が尋ねた。
「……がんばった……ありがとう……束子……」
束子の眼前にチャラリと鍵束を出す。
束子はクワッと目を剥いた。
それは性欲本能剥き出しの、野獣のようなギラギラした目だった。
物凄い眼光で鍵束を凝視してから、フッと視線を智逗瑠に移し、ぽろぽろと涙をこぼした。
「私の……すべてを……智逗瑠が握ってる……のね……」
束子はそう言いながら、未知の快感にガクガクと全身を震わせていた。
「……うん……」
「なら…… …… ぃ …… ヵ …… せ …… テ ……」
束子は力なく哀願し、繰り返す。
「なんでもする…… なにしてもいい…… だから、今だけ…… お願い…… ……ぃ ヵ せ テ……」
心の底から屈服して、哀願する快感を、束子は初めて知り、イクことはできないくせに、気を失いそうなほど感じていた。
431 :
トルソー:2011/02/14(月) 23:47:35 ID:3lCnytKB0
智逗瑠はパジャマの下も下着も脱ぎ、束子の革ベッドに上り、束子の顔を跨いだ。
「……先に……お願い……」
「うん……そだね。 ……そっちが先だよね」
智逗瑠は、全頭マスクの下で微笑む束子の口に、自分の性器を押し付けた。
束子は他人の性器に口を付けるのも初めてなら、クリニングスも初めてだった。
ぎこちない舌遣いでも、自分の快感をもらうためというより、智逗瑠に奉仕したいという想いだけで舌を動かした。
陶器のような真っ白い双丘は、束子と同じく無毛だった。
あの脱毛器をまず自分で試したのかも知れなかった。
真っ白柔らかな膨らみの中心に、智逗瑠の外見からは想像もできない、真っ赤で辺縁不規則な唇が縦に見えた。
それは智逗瑠の本当の口が口紅など引かずとも真っ赤なのと同じく、肌の色との驚くべき対比をもって赤く光っていた。
縁から透明な露が滴りかけていて、僅かに開いた陰唇の隙からは、エッチな気持ちに押し出されたように白濁した
淫汁も溢れていた。
清楚で大人しい智逗瑠の、本当に人間らしい部分。
『好き』と偽り、自分の家業の目的を達するためだけに束子を虜にしたのなら、こんな反応はありえない。
束子は喜んでその淫らな汁の海に自分の舌を差し入れた。
「……んンあッ!!……」
こんなの智逗瑠の声じゃない。
こんな動物っぽい叫びなんて。
本当に剥き出しの智逗瑠を知って、それを自分だけが手にしているのが嬉しくなり、束子は更に舌を進めた。
432 :
トルソー:2011/02/14(月) 23:48:44 ID:3lCnytKB0
束子が舌を溝に沿って舐め上げると、大きめなフードに押し込められていた、智逗瑠の小ぶりなクリトリスが芽を出した。
束子は自分のと比べると随分小さく感じたが、この慎ましさこそ智逗瑠だと微笑み、自分のは遠慮ない
大きさである気がして少し恥ずかしくなった。
自分が行っている舌技そのもので自分も感じ、今なら、それこそ、その恥ずかしげもない大きめクリトリスを一舐め
されただけでイクと思った。
クリ周囲の溝に舌先を這わせ、円を描くように舐めると、下唇前に当たっている智逗瑠の膣口がキュウキュウと収縮し、
全頭マスクの左右を挟んでいる智逗瑠の足がビクビクと痙攣する。
嬌声は最初の一声だけで、今は抑えた鼻声しか聞こえない。
束子からは視界が遮られて見えないが、智逗瑠は必死で口を押さえているようだった。
膣口、尿道口、クリトリスと、周期的に舐め上げると、ただでさえ熱い智逗瑠の性器が、口を付けていられないほど
カアッと赤熱してきた。
全頭マスクの左右を挟む足が周期的に上下し、上昇する快感の波に乗っているのがわかる。
クリを吸うと、少しだけ余分に飛び出した。
同時に顔面上の智逗瑠がビクーンと跳ねる。
より出たクリトリスをねぶるように舌先でいじり回すと、全頭マスクの左右からメリメリと太腿で締め付けられた。
智逗瑠がイキそうなのが束子にもはっきりと分かった。
調子にのって舌先を筒状にしてクリを包み、スポスポと吸ったり離したりしたら、目玉が飛び出るほど左右から締められた。
「……アアアアーーーーーーーッッ!!!……」
聞いたことも無い智逗瑠の絶叫。
かんべんしてくださいよというほど、まだ左右から締められ、微妙に頭を捻られている。
智逗瑠自身も自分のコントロールを失っている。
それでも舌先を離さず、レロレロとクリを舐め上げたら、透明な液がピュピュッと舌の下に当たり、口の中に飛び込んで来た。
「……やああああ!!……」
(あは、あたしと同じ反応)
束子はおあいこでちょっと嬉しくなった。
それを味わうように舌を戻すと、薄い塩気しか感じなかった。
口の周りに溜まった愛液といっしょにゴクリと飲んだ。
C
434 :
トルソー:2011/02/14(月) 23:58:11 ID:3lCnytKB0
束子はふと思いついて、ご主人様の局部を清めるように、智逗瑠の性器全体を舌で拭った。
智逗瑠はビクビクと痙攣しながら、少しずつ醒めてきた。
「……束子の番……」
鍵束から南京錠の鍵を一つ選び、尿道筒の栓に付けられた大振りのリングを外してから、貞操帯の排尿板の鍵だけを解錠した。
排出された愛液が幾重にも乾いて、ガビガビした白い粉が周囲にこびりついている排尿板を外すと、この金属枷にやや
押し潰されながらも嫌らしく膨らむ二つの唇と、カチカチに尖ったクリトリスが現れた。
股間を覆う貞操帯の金属枷の縦に明けられた幅1cmほどのスリットから絞り出されているので、膣口にはアクセス不能で、
陰唇の縁と陰核にしか触れることは出来ない。
智逗瑠は束子の股に顔を近づけた。
束子は発狂しそうな期待感で目玉がケイレンしている。
「あ…… あ…… あ……」
本当に黄金の一撃を食らいそうな予感が全身を貫く。
一晩中の火照り焦らし生殺し責めの始末を、私を大切に虜にしてくれたご主人様がつけてくれる。
何度も煮返したスープのように、それこそ精液にも似た白濁したゼリーがこびりついている陰唇の谷間に、智逗瑠の舌が触れる。
普通なら洗い流してしまいたいようなその白い煮こごりを舌先ですくいながらゾゾゾと舐め上げる。
「アアッ!!」
束子はたったそれだけで、一瞬で絶頂寸前に追い込まれた。
ズキズキと熱を持つ真っ赤な核にその熱い舌が近付く。
束子の反応をいちいち確かめながら、智逗瑠はついに舌先で陰核を舐め上げ、更に容赦無く口に含んで吸った。
「アアーーーーーーーーーッッ!!」
黒革の棒状の全身が、バッタンと大きく跳ねた。
束子は自分の尿道がキリキリ収縮し、また潮を吹いたと思ったが、栓をされているので外面上は何も起こらなかった。
束子の重く、太く、短い、強烈な絶頂を確認すると、智逗瑠はスッと冷静な目になり、本来余韻を楽しむはずの、まだヒクつく束子の
ソコに排尿板を重ね、カチリと施錠して尿道筒のリングを戻してしまった。
(続)
つC
栓したままで排尿させてあげないんでしょうか
だいぶたまってるはずですが
437 :
トルソー:2011/02/15(火) 00:10:54 ID:6CpntP6C0
>436
エロくないパートなので、本日(15日)分先渡し。
_______________________
かなり早朝だったので、まだ朝食までは間がある。
束子はそのまま10分ほど寝入っていた。
ハッと目覚めてボソリと言った。
「おトイレ……」
智逗瑠は軽く束子を一瞥しておトイレセットを持ってきた。
「……はい……」
以前肛門栓をされた時に使うチャンスの無かったセットをそのまま渡された。
束子は、目覚めた瞬間からギチギチに圧縮されている全身を起こし、そのセットを持って早朝の寄宿舎のトイレへ向かった。
けだるさと革スーツの快感とで、起き抜けからボーッとしたままだ。
誰もいないまだ薄暗いトイレで、身に着けたものを何も取ることなく便座に座り、いきなりお尻の栓の注入口に浣腸パックの
チューブを手探りで差し込んだ。
ゆっくりとパックを潰すと、お尻の奥に冷たい液が溜まる。
膨らむ余裕など全く無い腹が、すぐに激しく張ってきた。
「うう……」
強い違和感に、今は自由な口から呻き声が漏れた。
ゴロゴロと激しい音で腹が鳴り、内容物が整理されて、少し圧力が去った。
浣腸液が残った部分に染みわたり、更にガスを発生させる。
そしてまたすぐ圧力が高くなり、真剣に苦しくなってきた。
別に排泄を我慢する調教を受けている訳ではないので、束子は渡された鍵を尻の蓋に差し込み、回しながら蓋を取った。
438 :
トルソー:2011/02/15(火) 00:11:21 ID:6CpntP6C0
内蓋のおかげか、すぐに便が飛び散ることはなく、一瞬間を置いてから、ボフッという低い破裂音を伴ってからドロドロと出た。
束子は文字どおり腹が軽くなる解放感を味わってホッとしたが、排泄の肛門快感は完全に栓に奪われてしまっていて、
激しい物足りなさを感じた。
まるでロボットが廃油を棄てるように、事務的に排泄をさせられた気分だった。
ペットボトルにチューブが付いたものを浣腸液と同じ注入口に差し込み、水を送り込むと、チョロチョロと頼り無い感じ
ではあったが、中の奥から洗浄出来ている様子だった。
チューブを抜いて、便座のお尻洗浄器を操作し、栓全体を洗う。
ペーパーで拭ってみると栓の内側も外側もきれいになっていたので、新しい内蓋をキュッと押し込んでから外蓋を戻し、
鍵を抜いた。
「ふーー」
たかがうんち出すだけでもうクタクタだった。
「あ。」
全頭マスクの下で、しかめ面をしていた束子が、トイレの個室で照れくさそうに一人で笑った。
おしっこのことをすっかり忘れていたのだ。
もともと朝起きてこっちがパンパンな気がしてトイレを要求したのに。
何の解説もされていないことに戸惑いながら、束子は貞操帯の排尿板から突き出た尿道筒の栓のリングを引っ張った。
キュポッとシリコンの栓が抜けた、と思ったら、それは長くて、入口1cm程が太く、途中はやや細くて柔軟性があり、
ニューッと3cmほど細い部分が続いてから、最後にまた太い部分が0.5cm程ついていた。
その5mmの太く短い部分部分が本当の栓で、栓の柄が長いおかげで飛沫が指に掛からないようになっているのだった。
栓が抜けるや否や、栓の先を追い掛けるようにして、色の濃い尿がチョロチョロと出た。
尿意がみるみる解消され、束子は再び安堵のため息をついたが、やはり尿道を液体が駆け抜ける快感は奪われてしまっていた。
パンパンだった膀胱は収縮すのに時間がかかる。
チョロチョロと永く続いた放尿は、しばらくしてやっと雫になった。
束子はペーパーで管の口を拭き、刀を鞘に納めるように、細長いシリコンの栓を戻した。
439 :
トルソー:2011/02/15(火) 00:11:42 ID:6CpntP6C0
部屋に戻ると智逗瑠はもう制服を着ていた。
「あー、ずるーい! ねえ、ちょっとマジであたしこのまま授業に出んの?」
「……そう……」
「えっとさ、あのさ、さすがにここから何か垂れたらまずくない?」
「……拭けばいい……」
「ちょおおお、皆の前では無理だよう!」
「……この上から……パンツはく奴隷……いない……」
「そこをなんとかー。だっていくらなんでも先生とか怒るでしょ」
「……言ってある……」
「身体の線が晒されるのはもう覚悟したよう! 皆から何言われても耐えられるぅ! だけどエッチなお汁で教室汚すの嫌ぁあ!」
束子は泣きだした。
「……環境が……クライアントと……違うか…… ……わかった……」
智逗瑠はクローゼットから革パンツを出してきた。
材質は束子が着せられている革スーツと同一だが、特に過激にハイレグでもない形の、一般のSMショップでも手に入りそうな
型の革製のパンツだった。
「……ナプキン……ある……?」
「え? うん……」
束子が自分のクローゼットから生理用品のストックを出すと、智逗瑠はナプキンを1枚取り出し、そのパンツの股部分の
2重構造をパチンパチンと外して、ナプキンを貼り付け、またパチンパチンと戻してから束子に渡した。
もともとローライズ型の貞操帯は水着にも隠れるのが特徴として売られているので、それを穿くとちょうど貞操帯の形に重なる。
ただ、排尿板のあたりからお尻の栓までは充分隠れるが、サイドはヒモに近かったので貞操帯のベルトの上に巻きついてるだけの
ような状態だった。
隠しきれない部分からは、ブランド製品の高級金具のような貞操帯の鮮やかな金色が覗いていた。
「すごい! これ、ナプキンの羽が外に見えないんだね。これならがんばれるよ。ありがとう」
束子は早速生理用品を入れている巾着に、排泄キットとナプキンの替えを詰め込んだ。
(続)
よかった排泄は制限されていないんだ
支援
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
糞する時、絶対小便も一緒にでる
支援です。
つC
446 :
トルソー:2011/02/16(水) 23:32:13 ID:nUwayFCl0
鞄の支度をしているうちに、朝食のチャイムが流れた。
昨晩の夕食と違い、今朝は寮生全員に晒されるのだ。
束子は覚悟を新たにして、智逗瑠と一緒に部屋を出た。
もう既にナプキンのポリマーは1/4くらいが水分を吸っていた。
食堂に姿を現すと、座っている者もトレーを持つ者も、全員が束子を見て、食堂全体が低くどよめいた。
昨晩束子の姿を見たグループは、顔を寄せてヒソヒソと話している。
クラスメイトになら照れ笑いとともにペラペラ話しかける束子だが、ここまで大勢相手にはただ寡黙にしているしかなかった。
トレーを取って、長い配膳カウンターに並ぶ束子の所へ、見根岸 肇女(みねぎし はじめ)が飛んできた。
「凄っ! 束子?」
「アハハ、はじめちゃん、おはよ」
「うわ、ほんとに束子だ」
バイキング形式の配膳カウンターを、トレーを滑らせながら進む。
「あんたまさか、授業もこのまんま?」
「うー、そうだってさ。ほんとはパンツもなしだったんだけど、なんとかパンツは穿かせてもらった」
喋りながら束子はサラダバーのものだけちょいちょいと取り皿に取った。
「なにあんたそれ、貞操帯?」
「そうみたい。ま、でもプロテクターみたいな感じだよ?」
「ふーん。 ね、ちょっと身体、触らして?」
肇女は無遠慮に束子の肩をグニグニといじった。
「はうっ!」
束子は触れられた瞬間、電流が走ったように感じた。
「え?! あ! ごめん!!」
「平気……」
447 :
トルソー:2011/02/16(水) 23:32:46 ID:nUwayFCl0
「でもすごーい! これ、キルトっぽくステッチ入れたら、まるで○ャネルの革じゃん」
「アハハ、そうかもね。 あ、私、結構です」
肇女に相槌を打ちながら、束子は目を丸くしている配膳のおばちゃんに、主菜の焼き魚を断った。
「食べないの?」
「アハハ、まだ慣れないから無理ぃ。すんごいキッツいのよ、これ」
「うんうん、外から見ててもそう見えるよ」
「え?…… そう?…… ……ぁふっ……」
束子は急に言葉に詰まって、ドロリと濡れた。
自分がギチギチに革に詰め込まれて、ずっと緩く発情しているのがバレバレなのかもしれないと思ったらからだ。
でも不思議なことに、自分が気持ち良くなっているのを他人に知られるのが、そんなに嫌なことではないと思った。
サラダ少しと味噌汁だけ流し込んで、束子は智逗瑠とともに部屋に戻った。
「あー汗かいた」
「……平気……?」
「うん、いい慣らしになったよ」
「……行こう……」
早めに教室に行っていた方が騒ぎになりにくいと考えたのか、智逗瑠は束子を促して早めに部屋を出た。
人もまばらな教室のいつもの自分の席に座っていると、皆が教室に入ってくるなり束子を見つけ、一瞬ギョッとしてから、
無理にいつもと同じような顔に戻る。
これは学校側の通達のせいなのか。
448 :
トルソー:2011/02/16(水) 23:34:02 ID:nUwayFCl0
「お、おっす」
如月 多寡氏(きさらぎ たかし)だ。
家が有名洋菓子店なのでパティシエを目指している。
束子と普段バカ言い合う男子のクラスメイトだが、この姿になってから初めて口をきく男子。
「おはよ」
「ひょおお、エロいな拘堂」
「うっさい、見んな。 あははは、やっぱ変?」
「変、変、ちょー変。……おっと」
如月は慌てて口をパシイと手で押さえた。
「あまり関わると俺もそうなっちゃうからな」
「なによそれ!」
「あ? 来たろ、クラスメール。書いてあったじゃん」
「ちょ、見せて」
束子は如月から携帯をもぎ取るように受け取ると、学内掲示板代わりに学校が発信するメールを見た。
『……以上の如く、2A拘堂束子さんについては各人格別の配慮をお願いします。 尚、不必要に普段と違う対応をしたり、
冷やかした場合、立華智逗瑠さんが他の協力者も求めていますので、同様の装具の実験のお手伝いをお願いすることになります』
「俺もそんなにされたらたまんねぇからな。いつも通りで、っと」
「なによこれぇ!」
「……あたしが……学校に……頼んだ……」
「ち、智逗瑠ゥ!」
束子は一瞬智逗瑠を恨んだが、いざ授業が始まってみると、あのメールのおかげで、束子の『親友の協力者』というスタンスが
強調され、自分専用のブランド品質の装具を羨ましがられはしたものの、性的な意味での勘ぐりは皆無だった。
むしろ束子の献身的協力に、皆感心すらしていた。
体育に参加できないのは束子は不満だったが、授業は普通に受けることができた。
(続)
449 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 23:40:23 ID:hlIxLDmj0
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
環境がクライアントと違う
つまり束子は衣装を作るときの土台で
この後もいろいろ着せられるわけですね
452 :
トルソー:2011/02/17(木) 01:29:12 ID:Prm+y3Rc0
訂正
>447 バレバレなのかもしれないと思ったらからだ。
×思ったらからだ→○思ったからだ。
スマソ。
ええぞもっとやれー(笑
つC
さらCもの
見えないんだけど
>>455 ログインが必要な画像に誘導してどうする?
なんだ宣伝か
459 :
トルソー:2011/02/17(木) 23:58:00 ID:Prm+y3Rc0
束子はずっと発情していた。
周囲が平静であればあるほど、自分の異常な姿が惨めに思えた。
みんなのびのびと暮らしているのに、自分だけ全身圧迫されている。
みんな自由なのに、自分だけ肉体に鍵を掛けられている。
あのメールは、クラスにとっては騒ぎを起こさないという意味で有意義だったし、束子にとってもそれまでの日常関係をそのまま
維持できたのは非常に有難かった。
しかし、あのメールは、束子にとってもっと決定的な意味を持っていた。
それは、日常の中で発情していることを、クラスの皆にバレないようにしなければならなくなったということ。
例えば、絵画教室でクロッキーのモデルが、仕事として裸や水着になり、皆がそれをデッサンする。
浜辺の水着と同じく、仮に裸に近い格好でも、皆がそれを日常あるいは仕事と認識している限り、そこに卑猥な空気はない。
あのメールのおかげで、今の束子は、まさにその状況を得た。
しかし、そのモデルが股間を濡らし始めたらどうか。
エロ漫画やAVのネタではないが、そのモデルを見る皆の眼つきは一変し、そのモデルは心の中を蔑(さげす)まれてしまうだろう。
束子はそのことに気付き、絶望に目が眩んだ。
460 :
トルソー:2011/02/17(木) 23:58:26 ID:Prm+y3Rc0
浅く、速く、濃く、繰り返す今の呼吸音も、自分の興奮を皆に告げている気がする。
小さく覗いた瞳なんか、淫らな色に染まりっぱなしな気がする。
今は露出を許されている唇も、嫌らしく濡れている気がする。
自分の吐く息にエッチな気分を表す物質が含まれていて、どんどん教室の空気を汚染してる気がする。
黒板の字は性興奮の潤みで歪み、キツイ指先は板書もままならない。
それでも、普通にしなければ、と黒板を睨みつけてノートに鉛筆を走らせる。
束子は本当にこれを着せられる予定の奴隷の人が羨ましくなった。
たった今、この興奮に耐えかねて、絶叫しながら股間の貞操帯をげんこつで叩いても許されるのだろうから。
あんなメールわざわざ出さなくて、みんなにもうエッチな子ってバレちゃって、授業中も貞操帯の排尿板をガリガリ掻きむしって
いたかった。
この地獄はいつまで続くのだろう。
『……奴隷より……過酷……かも……』
本当にそうだった。
461 :
トルソー:2011/02/17(木) 23:59:04 ID:Prm+y3Rc0
最初の休み時間に、巾着を持ってトイレへ駆け込んだ。
あとちょっとでアウトというほどナプキンは淫汁を吸っていた。
ナプキンを交換してほっと一息ついた。
個室を出ると皆にジロジロ見られた。
「ヘヘヘ。どーもすいません」
笑いながら後頭部を手でペチペチを叩くと、その場の皆から笑い声が漏れた。
束子はエッチな気分で濡らしたナプキンのことしか頭になかったので、淫らな自分に言い訳するつもりで、つい口にしたのだが、
周囲の子たちは、水着のまま気にせず校内をうろつく水泳部の子が、教師に注意されて弁解した時のような印象を得て笑ったのだ。
焦りながらトイレを出る束子を、皆同情の気分で見送った。
「……大丈夫……?」
教室の椅子に座ってぐったりしている束子を見て、智逗瑠が声をかけた。
「まあね。がんばるよ」
束子の心の底には、一応ご褒美の期待もあった。
昼休みには智逗瑠の姿が見えないので、仕方なく他の子と食事をした。
皆、大変だね、位の関わりで、その他スーツのことは一切口にしなかった。
午後の授業もなんとかこなし、やっと放課後になった。
智逗瑠と一緒に寄宿舎に戻ると束子のベッドが無くなっていて、代わりに工事現場で見かけるパイプとジョイントを使った、
各辺2m程の立方体のフレームが出来ていた。
その上部に対角線状に渡してあるパイプの交点から、鎖で巨大な革袋が下がっていた。
(続)
支援です。
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
465 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 09:52:15 ID:rm2hp6c80
全身革スーツに覆われた束子に次の展開を望みます:
見知らぬ男数人が強盗目的で寮に浸入し、拘束された束子を発見。
彼女の口に詰め物をして、鼻の穴しか空いていないツルッとした全頭本革マスクを被せ、
人の形をした革袋に詰めて誘拐する。
C
ストーリにまで影響出るような詳細なリクはちょっと勘弁して欲しいなあ・・
今の時点は作者さんのオリジナルを読みたい
レスがいかんというわけじゃなくてですね、
レスひとつでも気を使ってそうだなーと思ったので、
気を使わせちゃイカンだろーと思ったので…… ボロボロだし>自分 orz
470 :
トルソー:2011/02/18(金) 23:13:49 ID:9wh+RIba0
「……おトイレ……行って……」
「はい……」
鞄を置くなり、束子はトイレセットを持ってトイレに行き、大小とも出した。
「……飲んで……」
渡されたのはカロリー食品のドリンク。
束子がそれを飲み干すと、水も少し飲まされた。
「……入って……」
「え? うん、あ、はい…… わかってる…… こーゆーの、覚悟してた……」
智逗瑠は、束子の手にあの最初の夜と同じ革手枷を、今回は後ろ手に嵌めた。
そして同じくあのギャグ付きのブラインドハーネスを出した。
「はふっ…… それ、きついよ……」
「……あーん……」
淡々と開口を促す智逗瑠に、泣きそうな顔で従う束子。
革ボールを口に含み、舌が圧迫される。
口をきっちり閉じると、容赦なくアイパッドや下顎のベルトが締め込まれる。
「ンンーーーッ!」
もう拒否する手段は完全に奪われた。
471 :
トルソー:2011/02/18(金) 23:14:14 ID:9wh+RIba0
革袋を背にして、まだ束子は自分の足で立っていた。
智逗瑠はその前に屈み、束子のパンツを脱がせ、排尿栓リングを外し、貞操帯の排尿板を外した。
一日中発情していたソコは、板の表にも裏にもたっぷりと蜜が絡みついていた。
智逗瑠は新しい排尿板を持ってきた。
それにはなんと細長い棒が取り付けられていた。
棒は根元が完全に排尿板を貫くように固定されていて、断面が長径1cm、短径5mmほどの楕円形だった。
長さは10cmほどもあり、材質はゴムのようであったが、中心に芯があるのか、しっかり自立していた。
排尿板の外に出ている部分は、根元は細く、その先は次第に太くなっていて、3つのコネクターが付いていた。
1つは空気用、残り2つは電線のコネクターだった。
智逗瑠は空気用のコネクターに手で握るポンプを繋ぐと、その状態のまま、濡れそぼる束子の膣口に差し込んだ。
トロトロに濡れたソコは苦もなくその棒を飲み込んだ。
「ンーーーーッ!!?」
予期せぬ刺激に束子は身を硬くしたが、その細い棒は処女膜を傷つけることなく束子の体奥へと侵入し、
排尿板はその棒部分以外まったく元通りに戻った。
智逗瑠は排尿板を施錠し、排尿栓のリングを戻した。
そこまで準備すると、革パンツは戻さず、束子のハイヒールの足を左右一まとめにして短い革の袋に入れて、
口のベルトを絞った。
これは革袋の中でヒールが引っかからないためのようだった。
472 :
トルソー:2011/02/18(金) 23:14:48 ID:9wh+RIba0
そのまま背後の袋を開け、束子を後ろに倒すように押し込む。
背もたれの深い椅子に座る時のように、仰向けになりそうに倒れてから、身体が海老のように曲がって止まる。
そこへ足を持ち上げられ、全身を押し込まれた。
束子は、手だけは後ろ手のまま、胎児のような姿勢で袋詰めにされた。
手足を突っ張ると微妙に姿勢を直せるが、窮屈な胎児姿勢からは逃れられなかった。
それより、漆黒の闇の中で、体内に異物を突っ込まれたのが死ぬほど怖かった。
袋がユラユラと揺れ、このまま放置なのかどうなるのかさえさっぱりわからなかった。
息苦しさからの感覚としては、まだ袋の口は開いているようだった。
智逗瑠は袋の口から手を入れ、束子の股間から伸びるポンプを掴んだ。
―― シュコッ! ――
―― シュコッ! ――
―― シュコッ! ――
最初は何の音か束子にはわからなかったが、やがて恐ろしさに全身を貫かれて絶叫した。
「ンンーーーーーッ!!!」
(続)
C
つC
つC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つCCC
つC
処女のまま膣内を膨らまされるのかな?
束子の反応にwktk
テスト
480 :
トルソー:2011/02/20(日) 15:29:49.96 ID:gaRgwhGy0
智逗瑠の指で性感ポイントを測り尽くされた束子の膣が、その処女責め専用のバルーンプラグで犯された。
処女膜の奥で膣内いっぱいに広がったそれは、ゴムの厚みの絶妙の加減と浅いイボとで、束子の感じる所を加圧する。
過剰にグロテスクなイボなど無くても、未経験の膣にはそれでも充分な刺激だった。
束子は黒革の中でドクドクと汗を噴き出していた。
自分の膣が無意識に動き、風船の表面に植えられたコリコリしたゴムの塊を擦っている。
智逗瑠の指ほどではないが、充分な刺激が下腹部を満たし、ずっと授業中張りつめていた快感のお預けが、今、まさに
解消されそうだった。
束子は皮袋を見た時、こんどはこれに詰められて、イケない地獄を味わうのかと思ったが、これならご褒美に近いので
嬉しくなった。
束子の膣内のまだ未熟な性感ポイントが、コリコリしたゴムを恐々と締め、そしてその快感にハッと気付き、こんどは自ら
求めるように、そのコリコリを締め付ける。
きもちいい……
大きなうねりの海原に、くじらの尾で水柱が立つ如く、ずっと発情のうねりが続いていた束子の身体に、快感の水柱が
あちこち立ち始めた。
リズムに乗ってくると水柱は高さを増し、ついにはこの細長いゴム風船を締め付けただけでイケそうな高みまで達した。
束子は自分が袋詰めにされて吊られているのも忘れるほど、この新しい快感に夢中になった。
481 :
トルソー:2011/02/20(日) 15:31:50.02 ID:gaRgwhGy0
規制がひどくて、やっと携帯から。
ちょっとペース落ちます。
C
乙C
体内加圧ktkr
口腔と腸内の加圧もキボンヌC
しえん
つC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
488 :
トルソー:2011/02/21(月) 14:47:59.70 ID:o7CciNBa0
皮袋の中の、汗まみれの革人形の、さらにその腹腔の奥で、ピカピカと快感の発光が続く。
やがてそれは光の束となり、小爆発へと収束し始める。
(……………………!!)
ある閾値(いきち)を超えると、信じられないくらい簡単にイケそうな状態になってきた。
突然、暗闇の奥から大きな光球が盛り上がった。
「ンンンンーーーーーーーー!!!!!」
キュキュキュっと突然イッた。
束子はアイパッドの奥で目を剥いて、その快感を享受した。
気持ち良かった。
「ンン…… ……」
明るさがだんだんと落ち、快感の波は、再び灰色のうねりへと戻る。
薄明るい余韻に、ドロドロと浸る。
膣の力が抜け、安堵が訪れたのも束の間、性感ポイントが安静位に復帰すると、また最初に刺激された快感点がゴムで突かれた。
「んーーーー?!」
膣が蠢き、勝手に締め付ける。
と、また光の点が盛り上がって来た。
そうしてるうちに、また、キュキュキュと締まって、ビクビクとイッた。
これはきもちいいいいい!!
拘束最高!
束子は勝手に脳内で盛りあがっていた。
「んーーーー!!」
予期せず、また快感の波が来た。
遠慮なく乗ると、明るく突き抜ける感じで、またイッた。
「んーーーー!??」
さすがに呼吸が追いつかなくなりはじめた。
智逗瑠は束子の痙攣する様子を確かめると、巨大革袋のファスナー閉じ、自分は食堂に向かった。
489 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 17:17:08.82 ID:RZhdhzYsO
(;´д`)ハァハァ
490 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 19:26:35.54 ID:vZ+HD0cT0
491 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 19:57:04.78 ID:1sP+1WoB0
どんな格好かなぁ?
いちじくのような感じ?
492 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 21:14:26.49 ID:Ep4fyqg6O
昔々あるところに貧乏な姉妹がいました。
姉の葵はとても頼り無く、妹の茜は姉の面倒を見る日々…。
「あかねー寒いよー」
「仕方ないでしょ。蝋燭が売れないから灯油が買えないの!」
そう、二人は幼くして両親の後を継ぐことになった蝋燭屋なのです。
「じゃあ蝋燭燃やそうよー」
「ダメに決まってるで…あ…」
何やら思い付いた茜はまだ形になってない蝋燭を大量にどさどさ。
「透明な蝋燭なんて売れないしこれでおっきな蝋燭作ろっか」
「やったー!」
無邪気に喜ぶ姉を尻目に茜は不適な笑みを浮かべるのでした。
「よし、まずはこのおっきな型を立てて…真ん中に紐を…」
高さ2m近い巨大なアクリルの筒がどーん!と。
「って上からだとキツイなぁ…葵!ちょっと中に入って紐支えてよ」
「うん、わかったー」
「あ、でもその前に服全部脱いで」
「え?寒いよー」
「蝋が付いちゃったら取れないよ?夢の巨大蝋燭は直ぐそこだしほら、早く」
「うん…」
渋々裸になった葵は脚立をすたすたと登り筒の中へ。
「あかねーこんな感じで良いのー?」
「そうそう紐を抱えて真ん中に立ってて…じゃあ早速…」
どばーと葵の足元に注がれる蝋。
「あ、あかね!や、やけどしちゃうよ!」
「大丈夫よ。これ低温蝋燭の材料だからあまり熱く無いでしょ?」
「あ…ほんとだ。お風呂みたい」
「そうでしょ。そうでしょ。暖かくて一石二鳥でしょ?じゃあどんどん」
どばー…どばー…次々と注がれ葵の膝はもう蝋の中。
「あかねー足が動かないよー」
「あとで私が引っ張れば抜けるから大丈夫よ」
更にどばー…どばー…蝋は既に葵の股関まで。
「あ、そうだ。葵あそこに蝋入ると大変だからこれで塞いでおいて」
小さな卵状の何かが筒に投げ込まれた。
「ま、まだ紐支えてないとダメなの?」
どうやら葵は不安になってきた様です。
「もう少し!ほら、早くその卵で栓しないと続き入れちゃうよ?」
「あわわ…んっ…」
顔を真っ赤にしながら慌てて自分のあそこに卵?を入れる葵。
「じゃあ続き行くよ」
またまたどばー…もう葵の恥ずかしい部分も蝋の中。
「よし、紐はもう大丈夫だから両手を少し広げて下に伸ばしてね」
「まだ出ちゃダメなの?」
「あ、あと少し!もう少し入れたら出してあげるからね?」
おや、何やら茜の様子が…。
不安の表情に満ちながらもとりあえず従う葵の腰に向けどばー…どばー…。
「あ、あかねーもう体が…」くびれ、肘下まで蝋に埋まった葵は泣きそうなっておりますが
「はぁ…はぁ…葵…かわいそう…このまま蝋燭にされちゃうんだよ?」
動けなくなるのを待ってましたとばかりに淫乱もーどの茜。
そう、今更ですが茜は葵にネジ曲がった愛情を持っているのです。
「あ、あかね!?」
困惑の葵を無視して更にどばー…もっとどばー…っともう葵は首まで蝋の中。
「もう次で喋ることも出来なくなるね…葵…どう?気持ち良い?」
「あ、あかね!?おかしいよ!どうしたの?」
「最後に…蝋燭になる前に何か言うことある?…葵…」
「だ、出して!お願い…あかね!」
「気持ち良い…ゾクゾクする…じゃあお口閉じてね?」
そう言うとこれまたどばー…慌てて口を閉じ、目から涙を溢す葵。
「んー!」
蝋に埋もれた葵の口から微かに聞こえる声、それを無視して茜がごそごそ…。
「葵…これからはこのストローで息するの。長いから凄く苦しいよ…」
そう言うと葵の鼻に「J」字の透明ストローを挿してどばー…っと。
「…はぁ…葵このストロー塞いだら死んじゃうんだ…かわいそう…」
495 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 21:22:29.85 ID:Ep4fyqg6O
余程苦しいのか葵の目元が歪み涙もぼろぼろ…そんな葵の目にぴたっと。
「葵…これ、耐熱コンタクト…これで目開けてられるから…」
「それじゃあさよなら葵、目閉じたらストロー塞いじゃうからね?ばいばい…」
残った蝋を全部どばー…型のアクリルをカッターで切りながら外すと…
「葵…綺麗だよ…」
若干曇ってはいるものの、透明な蝋燭の中に浮かぶ裸の少女に見とれる茜。
蝋燭の中の少女は視線の定まらない…半開きの虚ろな目すら微動だにしない。
脚立をせこせこと登り僅かに蝋燭から出てるストローに耳を傾ける茜。
「シュー…シュー…」
指先すら動かせず、表情も奪われ、まぶたすら動かせない"物"に成り果てても息をしてる。
「葵…苦しいの?頑張ってるご褒美に気持ちよくしてあげる…」
茜は手元に持ったピンク色のスイッチをぽちっと押してみる。
「シュー!シュー!シュー!」
ストローから出る空気がより激しくなり、茜は恍惚の表情を浮かべる。
「茜のオカズになって葵…茜と一緒に逝こう?ねぇ、葵」
そう言うと茜は"葵"に火を着けたのでした。
めでたし、めでたし。
496 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 21:29:29.67 ID:Ep4fyqg6O
…という服系から離れた拘束で場繋ぎしてみる。トルソーの人頑張れ!規制に負けるな!
497 :
トルソー:2011/02/21(月) 22:45:47.58 ID:OPfr0crV0
test
498 :
トルソー:2011/02/21(月) 22:50:19.93 ID:OPfr0crV0
革袋の中で、胎児のように身体を丸め、しかし手は後ろ手にされ、胸にも、局所にも、自分の大事な部分に一切近づけられない姿勢。
もちろん、仮に触れられたとしても貞操帯や革に阻まれて何もできないのだが、後ろ手にされることで、惨めさと絶望感が倍増している。
自分では本当に何も出来ない状況下で、毎日やっていたあのオナニーにも匹敵する絶頂を与えられるのは、身を任せる甘酸っぱい
感傷と、身を任せざるをえない被虐感の絶妙なハーモニーが奏でる、奴隷の特権ともいえる未知の快感だった。
束子は、超快感とまではいかなくとも、充分な絶頂を繰り返し与えてくれるこの処女ディルドー責めに酔っていた。
数え切れぬほど絶頂を極め、束子は充分満足した。
身体もかなり疲労し、眠りたかった。
ところが、身体が落ち着くと、また膣が安静位に下がろうとして、ゴムイボに押されてしまう。
押されると収縮する。
収縮すると別なイボがキモチイイ所を容赦なく責める。
全身の革の快感が手伝って、簡単に緩くイク。
また快感のサイクルが始まり、連続してイキはじめる。
束子は真っ青になっていた。
イクのが止まらない。
酸素もどんどん足りない気がする。
でも、またイク。
助けて!
またイク。
「ンンンンーーーーーーーーー!!!!」
助けを求める絶叫も、柔軟な革袋の空間に吸われて消えた。
499 :
トルソー:2011/02/21(月) 22:52:17.66 ID:OPfr0crV0
マニアックなスーツケース詰めプレイのように、四肢を畳まれて窒息ギリギリの世界で強制的に浮遊させられている。
四肢は痺れてもう感覚が無い。
スーツケースプレイは鬱血さえしなければ何日か詰められたままになれる人もいるようなので、この智逗瑠の革スーツで守られた束子も
この無理な姿勢でもしばらくは大丈夫なのかもしれなかった。
方向不明な闇の中で目覚める。
目覚めてしまうと、無限快感地獄の始まりだ。
処女ま○こが擦られ、自分では御(ぎょ)し難い、快感のジェットコースターに乗せられる。
疲弊してる膣が、快感を絞り出すように締まる。
イキたくないイキたくないイキたくないイキたくないイキたくない、
でもイク。
ビクンと仰け反るのも、もう疲れ切ったが、でも止まらない。
また酸欠に襲われる。
肝心の物が欠如した空気が、ただドロドロと袋の中に淀んでいる。
栄養のない泥を啜るように、ハヒーハヒーと濁った気体の中の酸素分子を求めて肺胞がケイレンする。
やがて脳は再び自己保存を決断し、束子はアイパッドの奥で、苦痛と無念に瞳を濁らせながら気を失った。
ただ失神と言えば耳に軽いが、その直前は死に直面する恐怖に襲われるのだ。
そして極端に酸素消費の減った袋内は、やがて革袋の微妙な隙間から流れ込む空気に酸素を取り戻し、束子は浅い眠りに移行する。
そしてまた闇の中で目覚め、同じことを繰り返す。
束子にとっては、逃げ場の無い、本当の無間地獄であった。
(続)
C
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
これはたまらんC
流れぶったぎってすまん。
文化祭っていうタイトルのが気に入ってたんだが・・・
流れっていってもハァハァ言ってるだけですから
つC
>>503 文化祭での展示物にいいね。
その部屋だけ何の表示もなく、
>>498の状態でただ展示しているだけ。(:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ
507 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 10:10:06.77 ID:mC5vJEoR0
誰実写化して欲しい!
束子は20年前の藤原のりか。
その他の配役は杉本彩とかいいですね。
508 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 10:17:59.20 ID:mC5vJEoR0
509 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 19:12:35.86 ID:mC5vJEoR0
510 :
トルソー:2011/02/22(火) 23:37:18.76 ID:ji+kh0xI0
翌朝、黒い繭のファスナーを開けると、気を失いそうな程のおんなの匂いが立ち込めた。
中では愛液にまみれた黒革の物体が、ピクピクと痙攣しながら気を失っていた。
智逗瑠は束子の足を引っ張り出すと、ブーツのカバーを取り、ゴムディルドーのポンプのバルブを開けて、空気を抜いた。
心なしか束子の身体がよりカクンと弛緩したようだった。
ポンプは取り去ったが、プラグのついた排尿板はそのままにして、コードやチューブがごと束子にパンツを穿かせた。
それから智逗瑠が上半身を引きずり出すと、束子はもうグダグダで、そのまま床に崩れ落ちた。
ブラインドギャグを外す。
「……あ……」
ベタベタな目で束子は智逗瑠を見上げた。
後ろ手の手枷を外されると、やがて束子はフラフラと起き上がった。
「……大丈夫……?」
智逗瑠の問いにただ頷いた。
しかし歩を進められず、しばらく自分が吊られていた特設フレームの支柱に掴まっていた。
「おトイレ……」
トイレキットの入った巾着を掴んで、束子はのろのろと部屋を出た。
トイレに入ると、前回の貞操帯剥き出しの時と違って、今回はパンツは下げねばならず、その仕草が束子にやっと少し
人間らしさが戻ったように感じさせた。
しかし、バラリとこぼれ出たチューブと電線を見て、束子は一瞬でまた非人間の気分に戻されてしまった。
まだボーッと続く無限快感の余韻の中で、どうしても震えてしまう指先で、排尿筒の栓を抜き、おしっこだけ出した。
尿とともに、やっと卑猥な気分がジョロジョロと流れ出て行くように感じ、出し終わると束子の気分は随分と普通に戻ってきた。
511 :
トルソー:2011/02/22(火) 23:37:48.45 ID:ji+kh0xI0
まだフラフラしている束子だったが、次第に体調が戻って来て、朝食は主菜以外普通に食べた。
そのまま普通に授業に出た。
昨日出ていた課題は智逗瑠がやってくれていた。
まだ膣内に留置されたままの萎(しぼ)んだディルドーが気にはなるが、束子は普通に授業を受けることが出来た。
放課後。
「えっとさ、今日って、あたし、何かされる?」
「……ない……。 ……まだ……途中……」
「よかったぁ! ……って、ひいい!作ってはいるんだ」
「……うん……」
智逗瑠はそう言うと工房に姿を消し、束子は独りで部屋に向かった。
生活が一変してしまったというのに、ギチギチと歩いて帰るたった今も、以前のように、部屋に戻るや否や
オナニーしたいという衝動に駆られる。
貞操帯が無ければ間違いなくソコを弄り回していただろう。
「ハァーーー」
束子は情けないため息をつきながら、横目で寄宿舎の廊下の掲示板を見た。
【受領荷物あり】 2A拘堂束子
寄宿舎の受付に受け取りに行くと、都合良いことに、それは以前注文していた大量の花と資材だった。
束子はそれを台車に載せて自分の部屋に持ち込んだ。
(智逗瑠に負けてらんない。)
束子は早々に学科の課題をやっつけると、ありったけの花瓶を並べてオアシス(花を生ける緑色の脆いスポンジのようなもの)を
突っ込み、今までの遅れを取り返すように、花をアレンジしまくった。
512 :
トルソー:2011/02/22(火) 23:38:19.48 ID:ji+kh0xI0
全頭マスク全身革スーツのまま、黙々と花をアレンジしている時も、束子の発情はずっと続いている。
束子はふと思った。
最初に智逗瑠に嵌められた首輪と、智逗瑠がなにかピカッと覚醒を得て改良した後の首輪とは、一体、何が違うのか?
そしてその技術で全身を包まれて、常に緩くエッチな気分になりっぱなしの自分。
多少生来の性癖に起因することはあれ、自慰以外の性経験が無い自分が、常時発情するほどに繊細な締め付けをしてくる革スーツ。
これは覚醒によって調合可能になった、テンションのハーモニーなのかしら?
奴隷をいじめる装具は数限りなく存在し、その職人はゴマンといるのに、なぜ一部の富豪が大金をはたいてまで、有名ブランドに
特殊な装具を依頼し、その装具を智逗瑠のお父さんが一手に引き受けているのか。
全く違うトップブランド数社が、結局カール・ラガー某というたった一人のデザイナーに自社のデザインを依頼するのと同じく、、
仕上がりのスタイルが違うだけで、結局その奴隷用特殊装具は同一人物の作なのだ。
智逗瑠が言っていた事の違和感が今になってやっと頭をもたげる。
『過酷な立場の奴隷に、全く気付かれずに快適と快楽を与える製品』……の実験台があたしのはず。
なんでいじめてるのに「快適」?
悶々と考えながらも束子の手はギチギチと軋みつつも流れるように動き、次々と花を水切りしながらアウトラインを決め、
フォーカルポイントを決め、並べだ花材を選びながらアレンジしてゆく。
支援
514 :
トルソー:2011/02/22(火) 23:45:08.15 ID:ji+kh0xI0
無心でアレンジしようとするほど、色々と思い出してきてしまう。
小さい時の、近所の歯医者のこと。
友達が歯医者キライだと言うのがわからなかった。
自分も普通に虫歯になったりはしたので、歯を削ってプラスチックを詰めたり、歯型採って金属詰めたりした。
麻酔といっても大して痛くないし、歯型採るといってもふわっとゴム噛まされて十数秒の出来事だったから。
ところが、たまたまその歯医者が休みで、他の歯科に行ったら、削るだけで飛び上るほど痛いし、麻酔もちゃんと効いてない
感じだし、歯型採ったら、冷たくて、時間が長くて、型の金属の器が歯茎に当たって涙が出た。
再びいつもの歯医者に行って、なんでここは歯型が冷たくないのか聞いたら、うちはぬるま湯で粉をこねてるんだよと笑った。
上手じゃない人は歯型の粉を冷水でこねるんだよそうするといつまでも固まらないから、もたもたしても許されるからね、
僕もスタッフも、短い一瞬でスパッと型が採れるよう、採って採って採って採って採りまくって練習したから出来る技だけどね
アハハと笑った。
麻酔も液を少し温めておくと痛くないんだよとも言っていた。
こんどはパティシエ目指してる如月のこと。
あんだけ適当なヤツなのに、お菓子の話になると目つきが変わる。
家庭科の時間に、ただチョコを湯煎で溶かして好きな形にしてかわいくデコるってのがあっんたけど、全員同じ素材で作ってるのに、
如月のでっかいハナクソみたいなチョコが、見た目最悪なのに、口に入れるとホロリと溶けて、最高においしかった。
同一の素材だけに、その技が引き立つ。
温度、形態、サイズ、タイミング、智逗瑠のこの革の技は、さしずめ圧力と柔軟性の成せる技なのだろうか。
出来上がった12台もの花瓶をずらっと並べ、やっぱりある域を出ない凡庸な出来に、束子は深くため息をついた。
(続)
まだ使ってない電極が気になる・・C
>>514 てめーの妄想書き溜め場所じゃねーんだよ。回線切っとけ
やっぱりある程度話進むとこういう残念な人が出てくるんだよね。
だったら自分でもっと萌える話書いて見せろや!と思うけど。
トルソーの人つC
投稿すれば萌える人が増える代わりに気に食わないという人が出てくるのはしょうがない。
でも、トルソーの人、漏れは応援してる!
アンチは気にスンナ
もちろん漏れも応援してるよ
つC
>>516 さっさと「トルソー」をNGワードに指定することをオススメする
トルソーさんへ
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
藤林丈司は変態
移転したけど作者ついてこれてるか?
524 :
トルソー:2011/02/24(木) 16:30:32 ID:bCx3vcrli
「……いいにおい……」
いつの間にか背後に智逗瑠が戻って来ていた。
「おかえりー。アハハ、匂い籠っちゃってゴメン」
「……嫌じゃないよ……」
「ありがと。 あーあ、智逗瑠いいなぁ、自分の仕事のコツ掴んで。あたしも花の気持ちでも分かればなぁ」
「……手伝う……」
「アハハ、いいよぅ! 言っちゃ悪いけど、花に関してはあたしでもわかんない事は、智逗瑠には無理だよぅ」
「……花は……無理…… ……でも……花器には……できる……」
「アッハッハ! できる、って何をさ?」
笑ってそこまで口に出し、次の瞬間、束子は息が止まって顔が強張った。
「あた……し? あたしを……花器に……するの?」
「……そう……」
「ひいいいっ!」
「……作ってた……」
「何を?」
「……束子の台……」
「台って!」
「……載るとそのまま……2,3日平気……」
「なによそれッ!?」
「……口開いて……」
「えっ? そんな! 今すぐ? 無理だよぅ! 今日は何もなしって言ったじゃん! 智逗瑠のうそつきぃ!」
「……もう……出来たから……」
「ひーー!!」
智逗瑠は全頭マスクから覗く束子の口に無理矢理ゴム製のU字ブロックを押し込むと、グルーガンのようなもので、
ドロドロしたゴムを束子の歯ぐきに流し込み、固めてしまった。
ゴムブロックは開口具になっていて、束子は丸く口を開いたまま閉じることができなくなった。
「オフゥーー!!」
もはや何を言っても意味不明となった。
四園
鯖鯖サバイバル。
移転に規制だらけ。
つC
>「えっ? そんな! 今すぐ? 無理だよぅ! 今日は何もなしって言ったじゃん! 智逗瑠のうそつきぃ!」
>「……もう……出来たから……」
>「ひーー!!」
いいねえ、この不条理ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
つC
529 :
トルソー:2011/02/25(金) 15:28:38 ID:oojeZOFqi
束子が全頭マスクの奥で目を白黒させながらパニックになっていると、智逗瑠はクローゼットの前から、台車のような物を押して来た。
それは真っ黒い革張りの台車で、荷台が異常に分厚く、台の真ん中から少しずれた所に、キックボードのハンドルのようなT字の棒が
生えていた。
台の上面にはベルトと金具が幾つか、そして太い物や細い物、何本かのチューブが出ていた。
そのチューブもまたそれぞれ上質な黒革で巻かれていた。
智逗瑠はアームザックを持ってくると束子の手を下向きに拝むように背中で合わさせて、バサリと被せ、付属のベルトを前でクロス
するように巻き付けた。
「……ちゃんと……手のひら……合わせて……」
「ヘフッ? ハウ?」
束子がアームザックの先端の奥でてのひらを合わせると、智逗瑠は容赦なく紐を締め込んだ。
「ハウ!」
大きく開いたままの束子の口から、息の塊がポフっと押し出された。
先端がぴったり合わさったことを確認すると、智逗瑠は束子の腕を肘まで密着させ、まるで一本の棒のように締め上げてしまった。
「ホフ! ホフ! ムイイイイ!」
比較的身体は柔らかい束子だが、肘と肘が密着する拘束はそれを目にした者に息苦しさを覚えさせる程だ。
智逗瑠は肘から肩口まではややソフトに締め上げると、余った紐を始末して、今度は手首、肘、肩でクロスしたベルトをそれぞれ
ギッチリ締め上げて、さらに南京錠を掛けた。
束子は拘束感はもちろんだが、胸板を限界まで前に突き出し、おっぱいが強調される姿勢を強要させられるのがたまらなく恥ずかしかった。
530 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 23:36:33 ID:biUqWLoX0
支援です
533 :
トルソー:2011/02/26(土) 15:37:16.95 ID:ZLPrhFB+i
智逗瑠は束子の革パンツを脱がすと、そのまま台車に乗せた。
台車の上面の中央部は革クッションになっているようで、そこに足が載ると、フニャフニャと柔らかかった。
中央付近に突き出ているT字の棒に背中とアームザックの谷間を合わせるようにして、束子がやや仰向けに跪(ひざまず)かされると、
ちょうどT字棒の水平部分が背中の上部に当たった。
水平の棒にはクッションが巻いてあるので、このやや仰向けの膝立ちという不自然な姿勢でもあまり辛くは無かった。
智逗瑠は束子を微妙に移動させて、背中がより安定する位置に合わせると、束子の股を大きく開かせた。
「ヒウウウウゥゥーー!!」
気分的に不安定な姿勢のまま、胸を強調させられ、股を開かされる羞恥の姿勢に、束子の悲鳴が漏れる。
智逗瑠は束子の股の前に屈み、剥き出しの貞操帯の前に洗面器を置き、飛び出ている尿道栓を抜いた。
「フヘ? ヒア! ヒアアアッ!」
自分の身体の陰になっていて、最初は何をされているのかわからなかった束子も、突然の膀胱の解放と音と臭いに気付き、羞恥で暴れた。
しかし背中を支えられているだけの不安定な仰向けの姿勢なので、あまり激しく暴れることもできなかった。
智逗瑠は束子の排尿が止まると、穴を拭き、そこへ床から生えているチューブの一つを接続した。
次に、束子の体内深く差し込まれている処女用ゴムディルドーの空気チューブと電線2本に革のカバーを付けると、それにも床からの
チューブと電線を繋いだ。
更にお尻の蓋を開け、蓋と同じネジ山を持つジョイントのついた太いチューブを接続し、浣腸用の穴にも細いチューブを深く差し込んだ。
束子は大小2つの排泄穴と膣穴ディルドーと浣腸液穴に、黒い床から生えた黒いチューブを接続されてしまった。
智逗瑠は接続を再確認すると、やや仰向けで股を開いた状態の束子のふくらはぎと足首の位置を微調整し、そこに備え付けられている
ベルトで膝のすぐ近くのふくらはぎと足首を拘束し、南京錠で施錠した。
「ヒ?!!」
予感はしていたが、本当に台車に固定されたことで束子は恐怖に悲鳴を上げた。
さらに智逗瑠はちょうどT字の棒に沿って台車の床に向かって下がっているアームザックの先を、やはりそこに準備されていた金具に
繋げ、施錠してしまった。
534 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 17:51:24.67 ID:ydtLthHq0
>>531 ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
支援です。
つC
538 :
トルソー:2011/02/27(日) 18:18:45.94 ID:DSQ091Hr0
智逗瑠は、束子の革スーツと一体になっているものより一回り大きい全頭マスクを持ってきた。
それは目の穴が小さな穴の集まりになった奇怪なマスクで、鼻の穴は今被っているマスクと同じ位置にあり、口は金属筒の開口ギャグ
になっていた。
革はかなり硬そうで、首は襟近くまで広がり、首の向きまで制限されるようだった。
後ろは編み上げではなく、首に1本、後頭部に5本のベルトで締めるようになっていた。
「ヒゥーーーーー!!!」
智逗瑠は容赦なくそれを束子に被せると、口が真上を向くようにして、金属筒を合わせ、ズブズブとマスクを密着させた。
「ホフ!! ホウウフウウ!!」
口に金属筒が侵入して来た束子が、恐怖で何かを叫んでいるが、まったく意味不明であった。
最初に首のベルトを固定すると、今度はうなじから頭頂までの5本のベルトを順番に締め込んでいった。
「ヒイ! ヒャヘヘ! ホハイ!!」
辛うじて『こわい』だけ聞き取れた。
全頭マスクが完全に装着されると、黒い革台車の上に、変形ピラミッドのような黒い三角錐を成す物体が出来上がった。
智逗瑠の作った革スーツで女体の艶かしさを強調された束子が、ピクリとも動けぬまま、恥ずかしい貞操帯の股間を晒して、仰向けに口を
開いている。
智逗瑠は束子の作品の中から、細長い花瓶に生けられたものを選ぶと、太い試験管のようなアクリルの器を取り出し、そこへそのまま形を
変えずに生け替えた。
そしてその試験管のような容器を束子の全頭マスクの口に近づけ、その丸く明いた金属の穴にズブリと差し込んだ。
「オーーー?!!」
穴を塞がれて篭った叫び声だが、何が起きたのかまるでわからない様子だった。
「オ!オエッ!!」
試験管状の容器が束子の喉に当たり嘔吐反射が起きたが、智逗瑠は容赦なくその容器の口金を回して口枷の金属筒にロックした。
C
支援です
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
花台にされてしまった束子がこのあと公開展示されるんだな(:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ
この状態で数日間拘束か
排泄まわりは処理済だけど食事や水分補給はどうなるんだろう
栄養ゼリーみたいなのを注入して直腸で直接吸収させるのかな・・
つC
544 :
トルソー:2011/02/28(月) 13:25:27.90 ID:D+AR0BuT0
涙目で必死に自分の状況を把握しようとする束子。
だがその必死の表情も奇怪な目の穴に遮られて智逗瑠には伝わらない。
智逗瑠の言う様に、自分は黒革でさらに包まれ、大きな三角錐の形に拘束され、花を生ける花器にされたようだ。
足首は左右近づけられ、アームザックの先端と合わせて頂点を形成し、膝は大きく開かれているので、足は平行では無く
文字通り三角に開かれているのが束子の羞恥を煽りたてている。
不自然な姿勢はT字棒のおかげでさほど辛くはないが、胸も股間も相手に晒すようなこの姿勢は恥ずかし過ぎる。
股間は貞操帯で覆われているものの、よく考えてみると、直径1mmほどのずらりと並んだ本来排尿用の穴の直下は、
パックリ左右に開かれた束子のおま○んこの肉そのものなのだ。
小さな穴のサイズでしか見れないために、全体の形などはわからないが、目を凝らして見える穴の奥の暗いピンク色は
まぎれもなく束子の粘膜直視の色なのだ。
性器を直接外気に晒していることに気づいた時、束子はまさにその穴からドロリと濃い蜜を吐いた。
強制的に顔を仰向けにさせられ、ただ自分の作品を下から見上げることしか出来ない姿勢で、ただ成すすべもなく晒される。
「ンーーーッ!!!」
試験管容器に喉を突かれ、絶叫することもできなかった。
つC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
531って誰が描いたの?
つC
最近日中に投下してるのは規制で携帯から送信してるのかな?
寝る前にスレ見るのが楽しみだったんだけど
しょうがないかC
>>549 この板にはID末尾の端末種別表示が設定されてる件
0=PC、O=携帯、Q=携帯(jigブラウザまたはibisブラウザ利用)、i=iPhone、P=P2利用だったかと
551 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 13:52:38.25 ID:poF3OudB0
>551
だとしたらsugeee!
俺そこ知ってたけどわからんかった。
絵柄違うけど塗りが確かにそれっぽいね。
ほかにもpixivのヒトとかで誰か描いてくれないかな。
>>551、552
絵が微妙に違うし自ブログにも無いから断定は無理だろ。
誰かがわざわざこのスレのために書いてくれてるのだとしたら詮索しない方がいいぞ。
過去に詮索で荒れた事もあったしね… 無償で書いて、描いてくれてる人がいる、それだけで十分じゃないか
作者様方に つC
555 :
トルソー:2011/03/01(火) 23:40:15.88 ID:n5sh1DuG0
束子が拘束されている台車の中心部以外は、同じ革張りではあるが、下地は硬かった。
智逗瑠は束子の前と横に束子がアレンジした作品を幾つか並べると、台車のロックを外し、そのまま部屋の扉を開けてその
人間花器をガラガラと押していった。
股間から愛液をトロリトロリと滴らせながら、束子は泣いていた。
泣いた涙は鼻に落ち、狭い呼吸穴から汚く垂れた。
智逗瑠はそれに気付き、片方の鼻の穴に、まだ台車の床に残っていたオプションの細いチューブを差し込んだ。
今溢れたばかりの鼻水はティッシュで拭った。
台車の奥でシュポシュポという熱帯魚水槽のポンプのような音がする。
―― ズジュジュジュジュ ――
チューブ先端のセンサーが液体を検知し、鼻水を必要な分だけ吸引した。
空気穴は半分になってしまったが、いくら泣いても鼻水は自動的に吸引されるようになった。
運ばれながら、束子は最も恐れていたことが起ころうとしていることに気付いた。
最初にクラスにこの黒革で包まれた身体を晒す時に想った、クロッキーのモデルがその仕事中に濡れるのを見られるような状況に
なってしまったことを。
自分が浅ましい人間だということを、クラス中に知られてしまうことを。
その状況に堕とされる時には、もっと事前の準備があってからだと勝手に思っていた。
しかし智逗瑠にとっては特に今までと何ら変わらない、あたかも当然予定されていたことのように、あっさりと淫らな自分を
晒す状況にされてしまった。
――ズジュジュジュ――
また鼻水が吸われた。
556 :
トルソー:2011/03/01(火) 23:41:36.03 ID:n5sh1DuG0
恥ずかしい真っ黒な三角錘のまま、口に花を生けられ、周囲に自分の作品を飾られて、ガラガラと台車で運ばれて行く。
通りすがりの生徒たちは、まず花に目を奪われ、中心部分はなんとなく奇怪と思うだけで、まだその正体に気付く者はいなかった。
やがて真っ暗な渡り廊下を渡って校舎に入り、最も生徒の通る廊下の、その一番突き当りで智逗瑠は台車を停めた。
智逗瑠は台車の下部を操作すると、ハンドルを倒し、そのまま下部に押し込んだ。
そして台車の台部分を手で押して、壁際に押し付け、花で飾られた不気味な黒革の三角錐を廊下の奥に展示した。
その場所は、1階の廊下の奥、皆が上り下りする階段を少し通り過ぎた所にあるため、特に興味がある人間でない限り
そのすぐ近くまで足を運ぶことはないが、この学校の人間ならその3m程手前を毎日必ず通る場所であった。
束子は運ばれながら、非常誘導等の緑色の光に薄く浮かび上がる天井の様子を見て、自分がどこに設置されたのかを知っていた。
直接覗き込まれたり、手で触られたりする可能性の低い場所で少し安心したが、束子は台車の上の自分の前に並べられた花のことは
わからなかったので、全身晒されていると思い込んでいた。
智逗瑠から何の説明も無いまま、束子はそこに放置され、周囲から人の気配が消えた。
制限された視界に映るのは辛うじて下からの全体像が把握出来る自分の作品1つと、ぼやけて暗い単色の背景にしか見えない天井
だけだった。
腕の痺れと膝の辛さは次第に慣れで誤魔化されてしまい、むしろ拘束と晒し物の恥ずかしさの方が辛かった。
557 :
トルソー:2011/03/01(火) 23:41:55.08 ID:n5sh1DuG0
全身ピクリとも動けないようにされてはいたが、貞操帯の排尿板に隔離された粘膜で、ソコがどんな状態なのかを感じ取ることが出来た。
おしっこピュッピュッと意識的に区切る動作のように、アソコ周囲の随意筋を総動員してキュッキュッと動かしてみる。
すると貞操帯の内側で、明確な運動の方向も確立出来ぬくせに、ソコを戒めている金属との抵抗が、ヌルッとよそよそしく感じた。
ギチギチに挟まれていて、抵抗があるはずなのに、僅か1mm程度だがニュムニュムと自由に動く。
濡れてる…… 滑ってる……
暫くムニムニやっていると、ドロリと熱い塊を入口に感じ、それが啜れない鼻水のように力無くソコから離れてゆく感じがする。
ああ、今、垂れた。
束子は仰向けのまま、また泣いた。
(続)
おおお!好みの展開。
つCCC
さらCもの
ハァハァハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つCCCC
561 :
名無し:2011/03/02(水) 14:46:25.21 ID:wCGwdPuZ0
たまらん!
同級生の男の子が通りかかり…ハアハア
562 :
トルソー:2011/03/02(水) 23:57:15.05 ID:riN353q70
まんじりともせず夜が明けた。
遠くに起床のチャイムが聞こえ、束子は自分が学園の日常から完全に取り残されているのを感じた。
風邪を引いた日のように、自分だけが部屋に残り、寮生の皆の足音が次第に自分の周りから遠のくのを聞く罪悪感。
心配そうにこっちを見ながら扉を閉める智逗瑠と、しばらくしてから様子を見に来る寮母の先生。
居る場所は違うが、束子は今、それと全く同じ雰囲気を感じ取っていた。
違うのは、ぬくぬくとした布団の甘さとは正反対の、針ムシロの上に居るような羞恥の心。
廊下の、人の来る方に向かって、股を開いている恥ずかしさ。
そして、自分が晒し物にされている事自体の恥ずかしさ。
さらに、その股間を覗きこまれ、智逗瑠のための真面目な協力者ではなく、淫らな奴隷だとバレてしまう恐怖。
朝食のチャイムが聞こえ、そこから15分。
始業まではまだ間があるが、早い子や用事のある子はもうここへ来る。
ドタドタと速足で近づく靴音。
「ひゃっ?」
短い叫び声に続いてヒソヒソと声がして、こんどはタンタンと階段を駆け上る音に変わった。
一応まだあの学校側の告知が生きていて、なるべく関わらないようにしようという雰囲気が束子にも伝わった。
多分股間は濡れているのだろうけど、じっくり観察されるのではなくて一安心だった。
やがてドカドカと不特定多数のうなりのような足音がし始め、廊下全体が騒がしくなった。
先頭の音が間近に来るまでは靴音がメインだったのに、それが階段を上る音に変化しはじめたころから、不明瞭なざわめきが一帯に
拡がった。
「静かに〜!」
束子はギョッとした。
今日に限ってこの登校時間に廊下に先生が出ていたからだ。
563 :
トルソー:2011/03/02(水) 23:57:39.52 ID:riN353q70
一度はざわついた廊下も、先生の一声で靴音だけとなり、やがて潮が引くように階上に消えていった。
それまで全く無音だった校舎は、吸い上げた靴音を溜め込んだかのように、低い唸りを湛えた活気のある建物に変わった。
普段自分が授業を受けているのと同じ空間になった校舎の、日常とは少しだけズレた場所で、超非日常な姿のまま晒されている束子。
あのざわめきの中に智逗瑠も居たはずだが、当然のことながらこの登校時には干渉してこなかった。
授業が始まった校舎の一角で、ずっと同じ姿勢のまま、ゆらゆらと自分の作品を見上げている。
幸い、貞操帯から淫汁を滴らせていることは全く話題にならなかったようで安心した。
しかし、いつまでこんな不自然な姿勢のまま放置されるのだろう。
智逗瑠は『2〜3日平気』と言っていたが、そんな長時間なんてありえない気がする。
いずれにしても生徒がこの校舎に居るうちには移動できないだろうから、最短でも今夜までだ。
廊下に日が差して少し暖かくなり、昨夜全く眠っていなかった束子は、カクカクと意識を失い始めた。
考えてみれば、風邪の日の布団なんかより何百倍も甘ったるい殻に閉じ込められているのだ。
不自然な姿勢なりに脱力し、束子は居眠りを始めた。
しばらくして異変に気付いた。
お腹が…… お腹が張っている。
知らないうちにお浣腸でもされたのかと思ったが、この感覚は膣内でのことだ。
ぼやけた意識の焦点が、キューーッと急速に結像する。
「ンーーーーーー!!!」
すっごいきもちいいトコ押されてるっ!!
564 :
トルソー:2011/03/02(水) 23:57:58.56 ID:riN353q70
やっぱりご褒美付きだったんだ。
急に体内に発生した淫靡な甘い刺激を貪るように、動かない腰をゆるゆると揺する。
「ン…… ン…… ン……」
片鼻しか通らない気道を使って、鼻の奥が痛くなるほどの速度で空気を貪り、膣内のご褒美圧力を快感へ変えようと必死になる。
「ン…… ン……」
もどかしいが機は紛れ、それなりの甘い気持ち良さに満たされ始めた。
他にすることもないのでバカみたいに束子はおまん○を締め続け、性器の随意筋を必死で活用する。
もう何十分もそうして性器を手も触れず弄(もてあそ)び続けた。
突然、廊下のスピーカーがノイズを立てて起動し、10分休みのチャイムが鳴った。
束子は自分がどこで何をしているのかを思い出した。
(ヤダ…… ヤダ…… 知られちゃう……! とんでもないことしてるって……知られちゃう……!!)
淫戯に夢中になってソコから溢れる蜜などもお構いなしだった。
やがて遠くでガラガラと教室の戸が開く音が聞こえたかと思うと、いつもの休み時間のざわめきや友達と騒ぐ歓声が聞こえて来た。
(続)
みんなが見てる中で排泄するんだろうかC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
567 :
名無し:2011/03/03(木) 16:45:48.31 ID:3UIKso+H0
夜中になったら昼間欲情した男子がこっそり忍びこんで…。
あるいはドウボウがやってきて…。
とにかくC
465といい567といい、部外者闖入スキーがいるのね。
これはやっぱり凌辱テイストが欲しいということなのだろうか。
今の流れでは出そうにないけど「他人の介入が萌える」程度のリクくらい
してもいいんじゃない?
そういえば今日は3月3日なんだな
・・・ひな壇放置プレイとか思いついたC
作者さん次第だけどこのまま2人の世界でお願いしたいです
571 :
名無し:2011/03/03(木) 23:33:22.45 ID:IxNIiZnN0
雛壇いいな!
いつ片づけられるかドキドキ、「また来年…」ハアハア
作者さんは本当に、好きなようにやってもらいたい
もっともリクに応えてくれるなら、本編が完結してからにして欲しいと俺は思う
573 :
トルソー:2011/03/04(金) 00:07:56.35 ID:LWxZWGuj0
>564 ×機は紛れ→○気は紛れ
――――――――――――――
登校の時のような大集団ではないが、すぐ近くをまばらに人が通る気配が続く。
「(ンーーーーーッ!!)」
花の容器の底に喉を突かれながら、押し殺した悲鳴を上げる束子。
正体が知れてしまう瞬間に、自分では全く何も出来ない、冷や汗の吹き出る絶望が、束子のまた別のスイッチを押した。
甘美なパニックに襲われる。
拘束具を使った肉体の拘束ではなく、露出狂の心理が理解できてしまうほどの、「状況」を使った「心」の拘束に晒された。
現実にはそこまで束子のことを見ている生徒などいなかったのだが、近くを通った生徒の実際の認識など関係無く、束子の
脳内では完全に絶望的な辱めを受けていた。
膣が猛烈に収縮し、やや甘く膨らんだゴムのディルドーをギュンギュン締め付ける。
とてもイケるほどの刺激ではないが、正常な思考力を奪われるのには充分だった。
一番恐れていた状況になってしまい、本当なら恐怖と後悔が渦巻くはずなのに、心をしっかり保って現状を省みることができない。
このままだと、晒されてきもちいいと思ってしまう。
ほんとのほんとのほんとは、『晒されてきもちいいと思ってしまう』ことが、一番怖かったのかもしれない。
束子の載った台が軽く振動し、シュポポポポと小さな音を立てた。
突然、更に膣内が膨らんだ感じがして、束子は網目状の目の穴の奥で目を剥いた。
「(ンンーーーーーー!!)」
574 :
トルソー:2011/03/04(金) 00:08:12.24 ID:LWxZWGuj0
廊下の突き当り、採光窓からの明るい光のカーテンが連なる向こう側の陰で、淫靡な三角錐の花器が震えている。
前に華麗な花が並び、ひときわ高い段には、計算された美しさを持つ縦長の花束が生けてある。
その花が微妙に揺れている。
階段を行き交う生徒は、その美しい花の一団と、妙に気を引く革の塊を視界の隅に入れながらも、談笑して通り過ぎる。
当の黒革三角錐本人は、晒し刑と膣責めでぐちゃぐちゃであった。
自分の身体が自分の心のコントロールを離れようとするのを必死で食い止めていた。
不自然な恥ずかしい格好で飾られているという状況から全く逃げられないのに、どんどん気持ち良くなる。
このまま絶叫を続けて気が狂えば、晒されているのを忘れて楽になれる。
チャイムが鳴り、わずか10分の休み時間はすぐに終わった。
また潮が引くように静かになった。
膣内のテンションの高まりは、更に束子から思考力を奪ってゆく。
廊下の静まり返った授業中、ずっと圧が高いまま、イクわけでもなくずっと快感係留されていた。
そして今度は20分休みのチャイムが鳴った。
575 :
トルソー:2011/03/04(金) 00:09:56.70 ID:LWxZWGuj0
急に膣内の圧力が抜けた。
激しい無念さとともに、甘い気分は現実へと戻る。
すると急に、束子はたった今までの自分を思い出した。
ピクリとも身動き出来ぬまま、二重の黒革の奥で真っ赤になって羞恥に焙られる。
「(ンン……)」
悲痛な呻きを漏らすが、全く何も変えることはできない。
そして再びチャイムが鳴り、ざわめきが拡散し、その一部がすぐ近くまで来た。
今度は長い休み時間なので、人が近づくリスクが倍増する。
案の定、良く知った話し声が近くまで来た。
「束子、休みだったんだ。 ってことは、やっぱこれ、本人?」
「しっ、知らねぇよ、俺! 立華(=智逗瑠)に聞けよ!」
「……本人……」
「ええーーっ!!」
「マジかよ」
(ひいいいっ!何で直接バラすのよ智逗瑠ッ!!)
「……騒いだ人も……これ、お願いする……」
「うひっ! わ、わかってるよ」
束子はもう死にたいと思ったが、死ぬことすら自分の自由にならなかった。
(続)
C
志願してくる人が出てきたらどうだろう
束子の秘密に気づいてしまった生徒が、束子の隣に飾られる訳だな…
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
C
580 :
名無し:2011/03/04(金) 06:51:20.28 ID:m9XOY9di0
尿意を我慢してるのに、美術部の写生モデルになるのでした。ハアハア
C
声も出せないくらい深く挿されたら気管が塞がるはずだけど、どうやって呼吸出来るようにしてるのかな?
>581
舌が圧迫される程度なら呼吸関係ない。
>>582 いや、声が出せないくらいっていったら、咽頭部まで差し込まれてるよねって思ったんだけど……そういう感じじゃないのかな?
ティッシュを買いに行く服がない
>583
あまり無駄にレスしたくないけど、俺ら住人には萌えの分岐点なので許してちょ。
試験管状のものが喉に当たるまで押し込まれてという記述があるから、咽頭近くまでは来ていると考えられるけど、そうなると嘔吐反射の表現ばかりになるんじゃない?
仮にそこを越えても試験管の底のような形状で空気が通らなくなるほど咽頭部塞ぐのは無理。
口蓋垂(のどちんこ)手前位で止まってれば「ンーーー」位言えるよ。
咽頭完全に塞ぐと「ンーー」じゃなくて「シュー」だよねきっと。
長文マジレスすまそ
586 :
トルソー:2011/03/04(金) 23:12:50.28 ID:oIx/mlgj0
同級生にも完全にバレたことを束子は認識した。
しかし、そのまま騒ぎになると思っていた束子の予測は裏切られ、智逗瑠がクギを刺したことにより、
近くで冷やかす者は皆無だった。
だが、束子ははっきり感じ取れるようになった。
周囲を通過する足音から、ネットリと絡み付くような視線のオーラが出ているのを。
それは花を扱う者なら誰でも知っている『目肥やし』とでも言うようなものだった。
オーラの内容が良きにつけ悪しきにつけ、晒され、見られ、気にされる、といういのは大変大事なことなのだ。
束子は改めて下から自分の作品を見上げてみると、まるで展示写真のフレームのように、人々の目には入っている
のに、作品として認識されていないと感じた。
著名な絵画の額のように、一つの作品でありながら主役の雰囲気を壊さず、かといって主役に不釣り合いな貧弱さ
でも困る。
フラワーアレンジメントで束子が目指すのもまさにそこであった。
587 :
トルソー:2011/03/04(金) 23:13:16.97 ID:oIx/mlgj0
休みの終わりを告げるチャイムが鳴り、また廊下は静寂を取り戻した。
膣内の無念さを残したまま、束子はまた放置された。
悶々としながら自分の作品をボーッと見上げると、束子の目に急に自分の作品の問題点がはっきりと見えてきた。
あの花はあそこじゃないよね。
フォーカルポイントがフォーカルポイントとして機能してない、ぼやけてる。
真下から見ると整然と背が高いだけで厚みが無く、面白味も無い。
ああ、あれはもう少し右だよ。
あと、赤色が足りない。
行儀良すぎるラインを崩して、もっとメリハリをつけるべき。
こうしていると不思議なことに、華やかでエロチックなラインが手に取るように次々と思い浮かぶ。
再びシュポシュポと音がして、膣内のゴムディルドーが膨らんだ。
「ンンーーーー」
また緩い快感に襲われる。
試験管のような容器の底で舌を奥に押されているので、咄嗟に色々叫びたくなるが、すべてが鼻に抜ける音にしか
ならない。
588 :
トルソー:2011/03/04(金) 23:13:39.46 ID:oIx/mlgj0
今度の膨らみ具合はあの革袋で吊された時と一緒だった。
硬い全頭マスクの奥で歓喜の表情を浮かべ、まだ男性を受け入れたこともない膣をキュキュっと収縮させる。
膣が締まると浅いコブが上の壁に当たる。
恐る恐る増し締めしてみると、腰がトロけそうなくらい気持ち良かった。
調子にのってどんどん締めると、突然シュウウと抵抗が無くなった。
(ひ!)
想像するのも恐ろしいが、束子にも自分に科せられた処刑の内容が見えてきた。
イキたくて狂ったように発情する状態、快感渇望になった自分を晒し者にするつもりだ。
もちろんそんな状態になっても、股間以外の外見は変わらないだろう。
だが、小刻みに震える革スーツや、自分自身が発する発狂しそうなオーラが、周囲に影響を与えるのだろう。
先が見えても束子にはどうすることもできなかった。
ゆっくりと奈落へ落ちることに身を任せるしか無かった。
束子の心の抵抗などお構いなく、処女膣専用ゴムディルドーは空気で膨らみ、束子の快感ポイントを容赦なく責める。
そして束子がなすすべもなくメロメロになったところで、悪魔の残酷さでシュウゥと逃げ去るのだ。
「ンーーー!」
(続)
C
支援です。
592 :
トルソー:2011/03/06(日) 00:40:31.63 ID:W+MuD2cx0
束子の悲鳴の内容は、気持ちよさではない。
滑り落ちる奈落への歯止めが効かない恐怖と絶望からだった。
それが自室で秘めやかに智逗瑠のいいなりになっているならいざ知らず、性器から滴る体液を人目に晒し、動けぬ
惨めな革人形姿で、学校の廊下に据えられているのだ。
昼休みのチャイムが鳴ったが、束子にはそれは処刑開始の合図であった。
授業の合間の休み時間より、ざわめきの拡散が広い。
そのざわめきはもうすぐ側まで来ていた。
「ンーーー!!」
また勝手に空気でポンピングされ、快感に目を剥く。
勝手に気持ち良くなってくる。
思考が削がれて一番心が弱っている時に、突然周囲を囲まれ、目に入る光が暗くなった。
「今、触ってもいいかな」
如月の声だった。
「……特別……大丈夫……」
(い、いやっ!!)
智逗瑠の受け答えが聞こえるので、勝手に酷いことをされてしまう心配は無いが、束子にとっては予期せぬ恐怖だった。
593 :
トルソー:2011/03/06(日) 00:40:48.43 ID:W+MuD2cx0
突然、口のアクリル容器が抜き取られた。
「(ホアッ……)」
声を出してもいいのかわからなかったので、束子はそっと息を吐いた。
その時、ポフッとお腹を触られた。
「(ヒアッ!)」
小さな悲鳴を上げる。
「すげぇ……」
完全に如月が触っていると確信できた。
「え? ……ちょ、それはヤバイだろ」
また如月の声。
「……束子の……ため……」
「マジ? ほんとにやっちゃうよ?」
「……これは人形……モノ……」
「そ、そういう設定なんだ。い、いや、それはいいけどさ、あとで拘堂(=束子)に恨まれないかな」
「……大丈夫……花台や花は……恨むことしない……」
「お、おっけ。じゃ、失礼して……」
束子は左のオッパイをグニュゥと遠慮がちに揉まれた。
「(ホアーーーッ!!)」
口が開いているので絶叫が漏れそうだった。
594 :
トルソー:2011/03/06(日) 00:41:04.46 ID:W+MuD2cx0
真剣に今の拘束された状態を恨んだ。
智逗瑠が他人に自分を触らせるなんて考えても見なかった。
しかし、先程の会話から、智逗瑠は束子に完全にモノになることを要求しているように思えた。
自分ではわかってたつもりだったが、いざこうして同級生の男子に、完全に自分のことを誰だか認識された上で
弄り回され、恥ずかしい姿を見られると、全身強張って抵抗してしまう。
今にも本当に声が出てしまいそうだ。
「ゴボ!!」
開いた口に急に流動食のようなものが流し込まれた。
それがゼリー飲料だとわかるまでに少し時間がかかった。
胸を揉まれて、頭がパニックになっているのに、事務的に給餌を受けさせられている。
そんな状況を完全に受け入れろと言わんばかりに。
そうしている間にも、シューッと膣内の圧が抜け、本当に物凄い残念さが襲ってきた。
いいかげん胸揉むのやめてほしい。
どうせ揉むならもうちょっと上手に揉めよ如月ィ!
脳内で罵倒してもどうにもならない。
勝手に体内を弄られ、勝手に胸を揉まれ、勝手に食事を与えられ、さすがの束子にもついに思考がバラバラになる時が来た。
(続)
廃人つC
夜中にアクリル容器を取り外して開いた口ににチンコ挿入する生徒とか・・・
角度的に無理かw
C
ハァハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つCCC
奴隷装具制作用のリアルトルソー製造過程乙!
そのうち革装具の拘束なしでは生きて行けなくなるんだな(:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ
つC
599 :
トルソー:2011/03/07(月) 02:31:34.42 ID:Pq9qYpEd0
ホントにこの場を切り抜ける方法が分からない。
なんとかしなくちゃ……
なんとか……
何も出来ない……
シュポポポポと音がして、また膣内が膨らんだ。
いつの間にか口からのゼリーの供給は止まり、また容器を口に戻された。
今は口を塞がれる不快さよりも、余計な声を出さずに済むことの方が有難かった。
シュポポポポという音が今までより長く続く。
束子は膣内の圧力に目を剥いた。
「ンーーー!!!」
「ちょ、大丈夫かな? 震えてるぞ、拘堂」
「……平気……」
ゴムディルドーの浅いコブがみっちり押し付けられた所で、今までと全く違った刺激が束子を襲った。
ディルドーが振動し始めたのだ。
コブの裏側に小型のローターが埋め込んであるようで、ただ膨らんだり萎んだりする時は全く関係なかったのだが、
いざ起動されると一番気持ちいい場所がスポットで刺激されるため、束子のように内部をあまりいじったことが無い子
でも逃れようの無い快感に晒される。
「ンゴーーーーー!!!」
600 :
トルソー:2011/03/07(月) 02:31:57.89 ID:Pq9qYpEd0
膣上壁にあるコリッとしたGスポットを、いままではそっと押し上げて、束子にダラリとよだれの湧くような奥深い
快感を与えていたコブが、その牙を剥いて最大快感点をひたすら攻撃する。
押されただけで甘い唾が口に湧くような点を、秒速で連射されたらどうなるか想像に難く無かった。
「お、おい! なんか痙攣してるみたいだぜ?」
「……平気……」
「マジか?」
「……引き攣って……終わる……」
「ちょ、それって……」
「……しー……」
「あ、わ、わかった。 だけどまさかこんな所で……」
その如月の言葉が束子の耳に届いた瞬間、半分泣きながら超快感に耐えていた束の両目が、内部からの光でピカッと眩んだ。
勝手に腰がガクガクと前後して、狭い範囲で痙攣しまくるのを止めることが出来ない。
「……花を整える……ふりして……色々……触ってあげて……」
「お、おう……」
如月と智逗瑠が、胸以外にも頭や腰や内腿などをぺたぺたと触る。
軽く指でなぞったり、ピンピンと弾いてみたり、脇の肉を揉んでみたりした。
「ンギーーーーーー!!!」
束子の断末魔の声が、ざわついた廊下に、どこか遠くの話声のように低く響く。
台から突き出たTバーは、華奢に見えて非常に丈夫だった。
さもなくば、コントロールを失った束子の痙攣の力では、簡単に折れ曲がって大変なことになっただろう。
601 :
トルソー:2011/03/07(月) 02:32:13.08 ID:Pq9qYpEd0
めくるめく快感が束子を襲う。
日常の心を未だに引きずり、智逗瑠の協力者として、理屈っぽい奴隷としてその場所に存在するのはもはや不可能だった。
獣の様に完全に人を捨てて堕ち切ることが必要だった。
ただし、ただ状況を甘んじて渇望する淫乱になるのではダメだった。
あくまでも全てを受け容れる「解脱」に近い感覚が必要だった。
「ンンーーーーーー!!」
快感を振りほどこうという束子の無意識の大痙攣も虚しく、束子はクラスメイトの目の前でイクことを甘んじて受け容れた。
それは単に膣内の快感の延長ではなかった。
思考がバラバラになり、砕け散り、本当に、校内で、クラスメイトの前で、絶頂を極めるのだ、という認識を持ちながら
心を全て消すことが、全身に甘美な痺れを染みわたらせる。
それはモノになり切る快感だった。
完全拘束・超拘束マゾにしか到達し得ない、究極の快感を束子は浴びていた。
そしてその瞬間、急に眼前の、自分が生けた花に目の焦点が合った。
そしてその花たちの言葉が、自分にはっきり聞こえたような気がした。
(続)
C
つC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
そろそろかな・・C
つC
607 :
名無し:2011/03/09(水) 10:07:07.04 ID:awzgx0GR0
作者の放置プレイか。
こうしてオレたちも花瓶にされるわけだな。
CC
いやむしろされたい
男の場合はバルーンカテーテルに樹脂注入になるのかな。
矢じり状の金属の筒は無理だろ。
アナルは、ほかの人の小説で皮膚と癒着する素材の筒を
入れられてるのがあったよね。
sageるの忘れてた
スマソ
>611
誤爆
>609
その小説kwsk
614 :
名無し:2011/03/09(水) 19:49:51.81 ID:awzgx0GR0
610神!
ムグーッ!!(:.;゚;■;゚;.:)つC
>610
向かって左「如月、ジロジロ見んな」
向かって右「えっと、ブーツから、だよね?」
てか?
頭出した状態では教室などみんながいるところには行ってないよね?
>617
別に設定外の挿絵でも萌えればいいじゃん。
そこまで何もかも設定通りに挿絵描くのは無理だぜ。
前回の挿絵と合わせて並べると超萌える。
そういう意味からも教室での顔出し絵はアリ。
CCCC
>>610 超GJ!!
マスクオフ大好きな俺にはストライク過ぎるw
願わくば後ろからのアングルの絵も見たいなぁなんて
トルソーさんの投稿を待ち焦がれてビクンビクンしちゃうC
そこからは、今の姿を束子の心に焼き付け、染み込ませて、定着させてしまおうとするかのように、連続快感責めとなった。
今までの焦(じ)らし生殺し責めが嘘のように、求めるだけ快感をくれた。
そして、もうごちそうさまになっても赦されず、無限に快感を与え続けられてしまいそうだった。
昼休み終了のチャイムが鳴って、智逗瑠や如月たちが立ち去ってもディルドーやローターの責めは止まらなかった。
「ンオオーーー!!」
容器の底で塞がれているので、結果的に外に聞こえる音量は変わらないが、もう束子は声を控えてはいない。
素直に絶叫しているのだった。
如月達が離れてから、3度目のオーガスム。
貞操帯のソコの部分がもうどうなっているかなんて全く気にしていられない。
実際、キラキラと美しい透明な糸に交じって、本気粘液の白濁がドボドボと、とめどなく垂れ続けていた。
垂れた先にはさきほど智逗瑠が置いたのか、黒革で張られた浅い器が置いてあった。
拘束によって身体の自由を奪われ、代わりに心の自由を得た。
拘束され強制されたことを理由にして、どんなに乱れても、やましく思う必要はない。
廊下を通る全校生徒に向かってピュッピュと淫汁を噴いても、無理矢理やらされているのだから仕方ない。
それら堕ちたマゾの心が、とうとう束子の意識を上書きしようとしていた。
621 :
トルソー:2011/03/10(木) 03:19:27.63 ID:GPY6TlW40
午後の休み時間のことは、束子は半分も認識できていなかった。
休み時間に如月に覗き込まれた時に、ピュピュッと淫汁を噴いたのを覚えていた。
自動的に制御されたローターは、連続して快感の渦の中でたゆたう束子を緩急織り交ぜて何度でも高みへと誘(いざな)う。
高圧・高振動の超快感で全身痙攣してイカされたあとは、ちゃんと係留し、そして緩やかな振動でクールダウン、
そして膣内の感覚が鈍らぬように一度ゴムディルドーは減圧するが、それでも快感の火照りは引かせない。
僅かなインターバルを与えられただけで、再び圧力の亢進に目を剥く束子。
その後の午後の休み時間のチャイムは、一切束子の耳に入って来なかった。
西日に赤く染まった廊下の奥で、時間の感覚すら奪われてイキ続ける束子。
『もうゆるして』と懇願する心のルーティンすら壊れてしまった。
虚ろな瞳に、網目状の穴を通して見る自分の作品を映し、拘束台の制御に任せてずっとずっと快感を得続ける。
ついに放課後となった時、それまでと違った変化が訪れた。
「ンンーーーーー!!」
絶叫がひときわ高くなる。
台車に内蔵された機器が呻るが、今度は空気を送る軽い音では無い。
液体を送るポンプが、低く静かに呻る。
束子は腸内に冷たい液体が流れ込むのを感じた。
622 :
トルソー:2011/03/10(木) 03:19:48.33 ID:GPY6TlW40
トイレで自分で排泄した時の手順と全く同じだった。
しかし今回は排泄を円滑にするための操作ではなかった。
束子に人前で最も恥ずかしい排泄行為をさせるためだった。
もちろん、出している様子を公開することはないが、排泄をしているという自覚が束子にあれば十分なのだ。
機械は容赦なく浣腸液を流し込み、すでにお腹がグルグル言い始めた。
自分で注入するときは、当然革スーツで突っ張るところまでで止めていたから、今ほどきつくはなかった。
浣腸パックまるまる1コ握りつぶした位の容量を入れられた。
パック1つ150ccなので、普通の状態なら多めで済む量だが、革スーツで余裕ゼロな上に腰を突き出すような不自然な
姿勢に150ccは地獄であった。
快感の汗の他に嫌な脂汗が混じる。
だが束子にはどうすることもできなかった。
その間もゴムディルドーは快感を与え続け、しかも膣が締めると肛門内部の繊細な部分が敏感になり切っていて、
立て続けに悲鳴を上げそうな部分がカアッと気持ち良くなる。
ドヤドヤと周囲に靴音が満ち、あらゆる子たちにチラ見されていることをはっきり認識したところで、その瞬間はやってきた。
群衆以外にも数人がすぐ傍で見ている気配もする。
一瞬マジ正気に返った瞬間に、尿道と肛門の弁が解放され、排泄の安堵はあるが快感を全く伴わない器械的な排便が始まった。
「ンーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
束子は皆の前で、泣きながらドロドロといつまでも続く液状便を排泄し続けた。
(続)
泣きながらつC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
生徒の前で公開マゾ調教とか、智逗瑠は思ったよりエグい子だなw
股間から流れているモノを見た生徒達の反応も気になる
興奮して「くの字」になる男子とか頬を赤らめる女子とか・・・
中には軽蔑の眼差しと蔑みの言葉を掛けるSっぽい子も居たりして・・・C
つC
>>625 智逗瑠「…そういう人たち…協力…してもらう…」
628 :
トルソー:2011/03/11(金) 17:27:14.69 ID:Rv16xUhG0
私信スマソ
出張続きで書き溜めできてない所へ、地震で出張先に拘束w
2〜3日無理っぽいです。
無事で良かった。無事に帰ってくるのを待ってるよ
生きててよかた
どうか、ご無事で。>作者様、読者各位
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
こちらも水没地域で孤立してますた。
停電&ネット不能状態で悶々としていましたが、
トルソーさんも似たような状態だったんですね。(:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ
634 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 21:04:31.29 ID:hwnKpE5T0
てst
みんな大変だけど生`
保守
保守
避難所でも拘束されたままなんだな
638 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 17:16:28.94 ID:3pAZaMlb0
バラエティで活躍した山本梓がアシスタントをすることになった某占い番組に
ゲスト出演する長澤奈緒。当時から微妙な関係だった梓がしかけたどっきり企画として
占い改名コーナーでハリケンブルーNAOとして再デビューさせられることに 決められる。
むろん衣装も既に用意されていて番組中に強制的に着替えさせられる 彼女。
全ての芸能活動はもちろん通常生活も衣装を着て行う旨の契約書にサインさせられる。
その衣装は以前に着せられたものとは全く別の特殊な仕掛けが施された特別拘束スーツだった。
長文だったから、追加来たと思ったじゃねーかw
特撮モノでは恵美破のSSが好きだったな
世代がばれるが
あれ中途半端ばっかりだから好きじゃない
全部ちゃんと書いてからうpして欲しいよ
642 :
トルソー:2011/03/22(火) 23:54:31.09 ID:SPWTzp890
★東北関東大震災で被災された皆様お見舞い申し上げます。
仕事と家事で今まで全くスレに近寄れませんでした。
連載につきまして、一旦中止して、まとめてどこかにうp等も考えましたが、
映画などの一般的な娯楽も再開されつつあるようなので、
『今、自分にできることをやる』という流れに従い、
おごそかに再開させていただきます。
___________________________
周囲は静まり返っているのに、束子はまだ時折痙攣し続けていた。
頭の中は空虚な空間となり、その中に薄明るい光が満ちていた。
特に体調を管理するセンサーがあるわけでもないので、今は単なるプログラムとして休止期間に入っていた。
休止状態であっても、失神している束子にとってはまだ継続する連続快感責めの最中であった。
日も暮れ、暗い廊下には非常誘導灯の緑色の光だけがぼんやりと満ちていた。
その遠い光の中で、花に囲まれた黒い三角錐が呼吸のリズムでゆっくりとゆらめき、その動きの中に時折ピクピクと痙攣が混じる。
その状態で束子は目を覚ました。
涙と目ヤニでガビガビのまぶたを開け、狭窄した網目状の視界の中で目を凝らすと、薄緑の光の中にぼーっと天井が映った。
その視界の下半分は自分の生けた花だった。
何も手を加えることができないまま、中途半端の失敗作をずっと見続けさせられる。
もう充分手直しすべき点は見えていた。
しかし何もできないもどかしさ。
643 :
トルソー:2011/03/22(火) 23:54:59.70 ID:SPWTzp890
そこでもまた束子はハッと気づいた。
その刹那感も自分には欠けていた。
作品は、一度送り出したら、もう自分の手の及ばぬもの。
だからこそ、葉の向き一枚、花びらの角度一つでも絶対の真剣さが無ければいけない。
幼いころから母の技を見て、何度も手直ししているように見えたため、まるで髪の毛のセットをいじるように、その場で
ちょいちょいと手直しできるような気分でいた。
実際、自分が先生の許可を得て教室に飾った作品などはしょっちゅう途中で手を加えていた。
でも、それではだめなんだ。
一期一会の真剣さなんて、ちゃんとわかってたつもりだった。
でも、そんなの全然甘かった。
母はちょいちょいと手直ししてたんじゃない。
直すのではなく、追加していたのだ。
一手一手が真剣そのものの技を、小分けに積み重ねていただけだったのだ。
「(ウーーーーーーーッ!!)」
束子は覚醒の叫び声を上げた。
644 :
トルソー:2011/03/22(火) 23:55:22.68 ID:SPWTzp890
突然、束子は解放してほしくなった。
自分にはやることが出来たから、こんなマゾごっこしてる場合じゃないと思った。
別に智逗瑠の元から逃げ出したいんじゃない。
ちゃんと彼女の実験にはおつきあいする。
奴隷の立場もオッケーだ。
だけど、今だけ出して。
こんな恥ずかしい三角錐の晒し物から。
「(ウーーーーーーッ!!!)」
しかしなんともならなかった。
束子はその時、本当の奴隷のもう一つの心を知った。
自ら志願して奴隷にしてもらう奴隷なんて、智逗瑠の顧客になる人たちの間では少数だろう。
大半は自分の人生のやりたいことを捻じ曲げられて奴隷にされてしまった人達だろう。
そんな人達の堕ちる前の気持ちが、今束子にもはっきりと共有できた。
そして思わず叫んだ。
「(ウウンンーー!! ウウン ンンンオウウンン!!)」
(出して! あたし、お花生けなきゃ!!)」
――ヴィィィイイイイイイイイイィィィィィン――
その叫びに応えたのは再起動した膣内のローターだった。
(続)
C
復帰C
マイペースで無理せず続けてください
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
復帰おめでとうございます。今後も楽しみにしています。
ハァハァ氏も被災者だよね。生` 生きないと続きが読めないぞ!
トルソー氏 つC
649 :
名無し:2011/03/23(水) 21:06:58.06 ID:XogO8knd0
分かってらっしゃる!
普段は希望に燃えて、夢もある。でも、たまに理不尽なほどの快楽地獄に墜ちたいんだよねー
650 :
トルソー:2011/03/23(水) 23:50:41.56 ID:UwwmweIN0
プールで溺れ、命からがら這いあがった人間を、表情も変えずにまたプールに突き落とすような残酷さでローターが振動する。
遠まわしな前戯ローターではなく、すでに快感受容調整がキッチリ済んでいる、束子のGスポットに直結したローター。
その快感に抗う術などあろうはずもない。
芸術に覚醒した思考は一瞬で押し流され、身悶える快感の渦に突き落とされる。
ぐるぐると渦に巻き込まれながら、淫水のプールの縁を掴む手は、後ろ手に拘束されているのだった。
泣きながら流される。
その絶望と入れ違いに、たとえようもない快感が襲ってくる。
それは、肉体的やその場の精神的な隷属的なマゾ感覚より、もっと高位のマゾ感覚。
したいことすらさせてもらえない、プレイを超えた位置にある、人生の日常での隷属。
智逗瑠はとうとう、本当に束子に自分の顧客の奴隷と全く同じ心理状態を植え付けることに成功したのだった。
651 :
トルソー:2011/03/23(水) 23:53:10.22 ID:UwwmweIN0
膣内の手前上方、クリトリスの脚部の真裏下方に当たる、全ての女性の泣き所、そこを緩いイボのついたコブで押し上げられ、
そのイボの裏内部に添えられた超小型のローターで責められる。
振動に神経が慣れた頃には止められ、治った頃にまた振動する。
すすり泣いてもすすり泣いても許してもらえない。
そしてまた新たな違和感を束子は感じた。
膣の奥、本能的に守ろうとしている器官の入り口に、まるで喉元に刃を突きつけられるような圧力を感じていた。
それはただ押されただけでは前述のGスポットのような甘すぎる刺激を発生させてはこない。
しかし、大切な部分に寄り添うように、凶悪な異物が存在し、それが発動すれば致命的な何かが起こるのを、腹の奥で感じ
取っていた。
それは同じくゴムのイボだったが、子宮口付近にいわゆるボルチオ感覚を起こすために、やや硬めのゴムの厚みが厚い部分が
作ってあったのだ。
―― ブブブブブブブブブブ ――
低い呻りを上げてその一番奥が振動し始めた。
最初は違和感しか感じなかった束子だが、奥を突かれる感覚が快感に変わる受容器を刺激され、奥まで激しく犯されている気分になった。
ボルチオの快感は深い。
クリトリスのようなピーキーさは無く、怒涛の快感の波に包まれ、それが無限とも思えるほど続く。
満たされる、でも苦しい、果てることの無い快感責めに身体の芯から焦がされてゆく。
C
653 :
トルソー:2011/03/24(木) 00:25:40.63 ID:FoP+i0Sq0
束子の処女膣は、束子の意思などおかまいなく、貪欲に収縮し、そのゴムディルドーを奥まで喰い進めようと蠢く。
深夜の学園の廊下の奥で、淫らな光を放つ黒い三角錐は、その高熱の体奥でゴムの肉棒を貪っている。
多幸感に包まれ、絶頂を極めた後は、また許しを乞う程の連続快感責め。
今度はまたGスポットだけ刺激される、痙攣に爆ぜる身体に涙する拷問のような責め。
深夜でも休みなく続けられ、やがてまた失神し、束子の健気(けなげ)な芸術的覚醒は快感の流れに洗われてしまった。
区切れ目のない失神と睡眠の境から、何かの慈悲なのか、しばらくの睡眠をもらう。
だが身体を休ませてもらうのは、束子に安堵をくれるのではなく、物理的な身体回復を行って更に責め続けるためなのだ。
瞼に明るい光を感じ、一晩が過ぎたことを束子は知った。
うすらぼんやりした少し醒めた思考の中で、やっぱりこの戒めから抜け出したいと思った時、何の仕掛けも作動していないのに
本当に本当にゾクゾクした興奮に襲われた。
何もかも奪われて、自分の想いも摘み取られて、一生このままなのだ、と思った時、一切の装置の助けも借りずにそのまま
キュゥゥゥと昇り詰めて、目覚めたばかりだというのに、頭が真っ白になってイッた。
(続)
続きが読める。生きてて良かった…ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
処女のまま絶頂の味を叩き込まれた束子は
一生涯男性器を受け入れる事無く智逗瑠の虜であり続けて欲しい
ここまできたら無理やり子宮を膨らませる責めとか無理かなあ?
マリア様の処女懐胎をリアル体験してもらうとか・・・C
そろそろ終焉が見えてきたかも…
束子の人格崩壊か
あるいは学校からのドクターストップかかるのか(彼女はおそらく未成年)
それにしても昼飯食いながら見るのはキツいなwww
つC
みんなで、作者様の書込数×100円を義援金として送ろう!
卒業式の舞台の端にでも飾られるんだろうなあ。。。ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
660 :
トルソー:2011/03/27(日) 11:09:56.65 ID:noWoF7wN0
人生を諦めた感覚に浸っていると、昨日の朝のようにドヤドヤと登校が始まった。
おしゃべりをしながら流れて来る人の波が、階段の手前、束子の前あたりで急に静かになる。
きっと自分が恥ずかしい汁をだだ漏れにさせているのがはっきりとわかってしまい、その卑猥な嫌悪感でみんな押し黙るの
だろうと束子は思った。
恥ずかしくて死んでしまいたかったが、何も出来ない自分にただメロメロに感じていた。
また振動が始まる。
「(ウーーーーッ!!)」
悔しいのに甘ったるい響きになる悲鳴が籠って響いた。
ショウケースに飾られた人形の心にも似た、今の自分の気持ち。
当たり前の日常を送る友達の流れから外れ、おぞましい淫蕩な時空のカプセルに閉じ込められたまま、目の前の日常を傍観する。
なんのことはない、今自分が咥えている花に心があれば、きっと同じ気持ちだろう。
周囲に置かれた花も含めて、今、自分は淫らな一つの花なのだ。
ローターの振動がより高まり、そんな心もまた押し流される。
淫らなまどろみと僅かな覚醒、それが今の束子のすべてだった。
661 :
トルソー:2011/03/27(日) 11:13:36.86 ID:noWoF7wN0
実際には、皆は廊下の奥にある花台に異様に淫靡な雰囲気を感じ取って押し黙っていたのだ。
そこから出るオーラのようなものが、何がその原因なのか特定できないまま、皆の股間を男女の別なく熱くさせた。
わざわざ近寄ると、同じ気分の友人に冷やかされそうで、その異様な雰囲気の原因を探るために間近まで来る者はいない。
止まった会話は、2階への階段を昇り切るころになると自然と復活し、再びざわめきは階上へと拡散してゆく。
束子は、呆けた心にまたフッと囚われの自分の身をイメージする。
膣の奥まで食い込んだゴム器具。
開きっぱなしのお尻の穴。
閉じることを許されない尿道。
触れられぬ檻の中でくつろげられた性器。
脱げないギチギチの革スーツ。
喉を犯す花瓶。
一本に束ねられた腕。
頭部を拘束し、いやというほど無力感を味あわせる硬質皮革の全頭マスク。
「(ウーーーーーーッ!!)」
いとも簡単に絶頂を極めた。
そしてそのたびに心のどこかがボロリと剥がれてゆく気がした。
662 :
トルソー:2011/03/27(日) 11:18:46.90 ID:noWoF7wN0
絶頂ばかり続くと感覚が鈍磨するように思えるが、当の束子はそれどころではなかった。
自分の無力を完全に認めてからは、襲い来るオーガスムを100%甘んじて受け、心底気持ちいいと思ってイッていた。
自分の身体の存在すら自分の意識の中では希薄になってきたが、キモチイイものはやはり気持ち良かった。
プログラムの赴くままに、少し焦らされ、貯めてイカされ、そして許されずに泣き続け、疲れ果てて失神する。
微動だにしない黒い花器の内部は、外見とは裏腹に、まるで死火山の中心のマグマのように熱いドロドロの滾(たぎ)る有り様だった。
フシュフシュと鼻息で荒い呼吸を整えている時に、口の花瓶が抜かれ、何かをドロリと呑まされ、そしてまた花瓶を差し込まれた。
ややあって胃に落ちた物が、ありがたく消化されはじめる。
固定されているのであまり自分では気づかないが、束子はもうクタクタに疲れていた。
僅かの栄養もすぐ吸収する。
少し回復した気分になったのも束の間、またローターの責めが始まった。
今日はその真っ最中に自動浣腸された。
その注入感も刺激の引き金となり、高圧の腹を抱えたまま真っ白な絶頂に連れて行かれた。
だめだもう、うんちがまんするだけでイクようになっちゃった。
束子は絶望したが、それはまだ絶望の片道で、今度はドロドロと排泄しながら気持ち良くオーガスムを迎えた。
(続)
つC
まだ手付かずの乳首への責めも欲しいかもC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
理性がじわじわと破壊されていく描写が実にイイ!!
>何がその原因なのか特定できないまま、皆の股間を男女の別なく熱くさせた
別の革の花瓶に花を生ける革人形の束子を想像した
667 :
トルソー:2011/03/28(月) 01:16:26.09 ID:UTszeqPk0
>664
エスパー? Σ(゚Д゚)
―――――――――――――――
時間の感覚すらなくなった頃、胸に違和感を感じて少し醒めた。
如月がまた自分のおっぱいを揉んでるのだろうとボンヤリ思っていた。
視点の定まらない狭い視界で、仰向けのまま前方を見ると智逗瑠が何かやっている。
急にカーーッと恥ずかしさがこみ上げた。
おっぱいが外気に晒されている!!
「(ウーーーッ!!)」
猛烈に恥ずかしい、頼りない感じがする。
智逗瑠は上手に体で隠しながら束子の革スーツの右のブラ部分のジッパーを開き、ノーマルな形をしたカップを取り去った。
快感の連続で勃起し切っている束子の乳首をつまむと、アルコール綿で拭った。
「(オウウーー)」
束子は世にも恐ろしい自分の運命を知らず、スーッとする消毒液の不思議な感覚に甘い声を出していた。
智逗瑠は束子の乳首にコの字をしたプラスチックのブロックをあてがった。
それは高機能のピアッサーだった。
668 :
トルソー:2011/03/28(月) 01:18:13.83 ID:UTszeqPk0
通常のバネ式ピアッサーとは違い、手指とニードルによる丁寧なピアシングを再現する構造になっていた。
手指用のピアシングニードルを短く切り詰めたものを、一般的なサージカルステンレス製のバーベルピアスの片方に被せた
ものが内蔵されていた。
ニードルが貫通しながらバーベルピアスが侵入し、短いニードルはすぐ外れてキャッチ側に取り込まれ、後には貫通を済ませた
バーベルピアスが残るのだ。
智逗瑠は一度挟んでは離し、角度と深さを調整する。
デジカメのシャッターの半押しのように、カキンと軽く挟むと左右から乳首が固定される。
カキン、カキンと3,4回離しては挟んで調整したあと、表情を変えずにそのままグーッと挟み切った。
普通のピッサーはバネの力でバチンと一瞬で完了するが、これは智逗瑠の指の力そのままに進む。
ゆっくり押せばそれだけ貫通する組織には優しいが、痛みは長引く。
智逗瑠は別に束子に苦痛を味あわせたいわけではないので、一番適切に速やかに押し切ったが、それでも1秒程は優にあった。
「ゴギイイイイーーーーーーッッ!!!」
突然の激痛に、完全拘束された束子は塞がれた喉で極限の悲鳴を上げ、わずかも動かない全身を跳ねさせた。
669 :
トルソー:2011/03/28(月) 01:19:27.15 ID:UTszeqPk0
カチャリとその特殊ピアッサーが作動終了し、ニードルはキャッチ内に取り込まれた。
智逗瑠が指を離すとコの字のピアッサーが外れ、束子の右の乳首の一番根元に近い位置の右側には直径2mm程の銀色のボールが、
そして乳首の左側にはバーベルのネジ山が飛び出て見えていた。
智逗瑠は新たな銀色のボールのパーツを別に取り上げると、それに明けられた穴をそのネジ山にあてがい、既に乳首に載っている
銀色のボールを摘まんで押さえ、新たなボールをくるくるとねじ込んだ。
出来あがると束子の乳首の左右に、銀色のボールが添えられた状態になった。
血はほとんど出ていなかった。
切れ割かれる激痛は一瞬だったが、しばらくすると、怪我の直後のような鈍い疼痛がズキズキと束子を襲った。
「すげぇな。でも、リングじゃないんだ」
如月の声がして、束子は今の乳首切断のような瞬間を級友に見られたことを知った。
何が起こったの?
強く鈍い痛みを発し続けるおっぱいを、新たな電線付きのブラカップに交換されながら、束子は泣いていた。
今度のカップは完全な半球形で、先端がやや厚くなっていてそこから電線が出ていた。
その先端の内側に凹みがあり、そこにバーベルピアスごと乳首が押し込まれ、ジジジとジッパーが半分閉じられた。
智逗瑠は束子の乳房の肉を挟まないように一度整えると、ともするとまたはみ出そうになる肉を抑え込みながら残りを閉じた。
(続)
つC
新たな責め具追加ktkr
乳首は何時やるんだろうかと前からwktkしてました・・・w
C
つC
673 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 20:22:51.14 ID:Ivd/WY0U0
4○
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
675 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 10:14:23.82 ID:vUeAR0qo0
676 :
トルソー:2011/03/29(火) 14:22:18.36 ID:2CqotrmR0
ズキズギする右胸に気を取られていると、今度は左胸のジッパーが開けられ、カップが外された。
「(ヒ!!)」
恐怖に反射的に身を捩(よじ)るがピクリとも動けない。
「……ピアス……こっちも……」
その言葉に束子は初めて自分が乳首にピアスされたことを知った。
左乳首がスーッとする。
消毒薬が塗られたのだ。
来る……
またあの激痛が来る。
ていうか、勝手に乳首ピアス増やされちゃう!
肉体改造されるなんて聞いてないよ!
ああ、でも、逆らえない……
677 :
トルソー:2011/03/29(火) 14:24:19.74 ID:2CqotrmR0
もう一つのピアッサーで、カキン、カキンと位置決めされている。
「(ウッ…… ウッ…… ウッ…… ウッ……)」
脳が煮え千切れそうな興奮が束子を襲う。
絶対逆らえない瞬間の、まさにその場に立たされている。
乳首を挟む力が強くなり、予備動作が本番に移行する瞬間、束子はめくるめく快感に襲われた。
智逗瑠が再びピアッサーを押し切った。
「(ヴーーーーーーーーーーーッ!!!)」
左乳首を貫かれながら、さらなる絶頂を迎えていた。
束子はその僅か1秒の間に、何十時間も責め上げられたあとの一発にも等しいオーガスムを得ていた。
678 :
トルソー:2011/03/29(火) 14:32:44.04 ID:2CqotrmR0
ほとんど意識を失った束子をよそに、左胸も淡々と新しいブラカップに交換され、ジッパーが閉じられ、新しく加わった2本の
電線が台車の穴から出ている予備のケーブルに接続された。
僅かな意識の中で、束子は左右の乳首の鈍痛を感じ、自らの身体に後戻りできない奴隷の証しを刻み込まれたことを実感していた。
もう別に『そんなこと聞いてない』なんて思わなかった。
どれもこれも全部受け容れるつもりで最初に承諾したのだから。
何より、自分の肉体が勝手に弄(もてあそ)ばれるのが、こんなにもきもちいいなんて思わなかった。
そして自分の股間の、貞操帯の排尿板の下が、カッカと高熱を持ち、ぷっくりと膨らみ、『もっともっと』と勝手に蠢いていた。
まるで、『次はココでしょ?』とせがむように。
だがそんな束子の自虐的な興奮をよそに、両乳首へのバーベルピアス装着とブラカップの交換が終わると、周囲から人の気配が消え、
夜の帳(とばり)が降りるまで、緩いローター責めが続くだけだった。
(続)
C
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
つC
支援です。
683 :
名無し:2011/03/31(木) 21:20:25.73 ID:3zHlGnbe0
下の時はいきなりピアスを通してビックリさせたい
不謹慎な例えで申し訳ないけど、完全拘束という格納容器に入った束子が臨界に達している状態な
のだろうけど、以前の作品のように主人の制御が効かずメルトダウンする轍を踏まないよう望みます。
いってるいみがわからない。
以前の作品て何?
そこまで注文つけるほどのことなの?
覚えたての言葉を得意気に使いたいだけのお子様なんだろ
スルー汁
>>687 なるほど、こういうことか(:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ
>>678 三角錐って、あんまり想像できなかったんだけど
こんな露骨に形が分かる花器だったのか
691 :
名無し:2011/04/02(土) 08:49:47.94 ID:731HNK+N0
>>687 Gj
最高だよ!
引き続きお願いします
つC
支援です。
つC
つ◎ オーエン なんつて
696 :
トルソー:2011/04/09(土) 11:37:09.49 ID:5b/jhhSd0
すみません、風邪で完全に倒れてました。
―――――――――――――――――――――――――――
束子はパクーパクーと物欲しげに蠢くまん○こが切なくて悶えていた。
その興奮は胸の痛みを忘れさせてくれてはいた。
だが、自分では何もかも全くままならぬまま、焙られるように火照る身体を持て余しながら、ぬるい膣責めを甘んじて受け続け
るだけだった。
乳首でこれだけ痛いものをクリトリスに施されたらいったいどうなってしまうのだろう。
それに貞操帯を装着したまま、現実にそんなことが可能なのかすらわからなかった。
もう暗闇となり、遠くの非常口誘導灯の緑色の光が僅かに差し込んで来る視界で、ぼんやり天井を見上げながら膣の肉でゴムディルドー
を握りなおしていた。
胸のピアスのことと平行して、ずっと快感責めは同じように続いている。
風呂で長湯しているように、束子の快感にのぼせた頭はもう多くの事を考えられなくなっていた。
初日の束子なら、自らクリトリスにピアスされることを望むなど、恐怖・羞恥の両面から、思考することすら忌避していただろう。
だが、今の束子は高度な芸術的覚醒を得たまま、殻の中でドロドロに蕩(とろ)けていた。
淫らな汁が自然と低い方へ滴るように、ドロドロした快楽の塊となった心は、よりキモチイイ汚水溝へと流れ堕ちてゆく。
一晩中振れない腰を振りたてておねだりダンスを踊っている間に、いつのまにか夜明けを迎えていた。
697 :
トルソー:2011/04/09(土) 11:38:21.13 ID:5b/jhhSd0
三日目の朝が来た。
放置責めではなく連続快感責めとしてはそろそろ限界だ。
束子の乳首は一夜開けて自発痛はほとんど無くなっていた。
これで僅かでも動かせばまた痛みが起こるのだろうが、特殊なブラの先端に固定されているため、それはない。
束子は自分の乳首が、勃起していない時もおっぱいの肉に埋まらなくなったのを感じた。
束子の乳首はかんとん型ではないが、カチカチに勃起している時以外は、当然自分の乳房の肉に押されて潰れている。
水着など、より薄い生地ならば、乳首は自然と恥ずかしい膨らみとなって生地を押し上げるのだが、今までのつるりと丸いカップ
では、ただ潰されるだけだった。
しかし、今はもう付け根を金属棒で貫かれ、両端をポールで留められてしまったので、乳首は乳房に埋まることはできない。
しかもカップを乳首の収まり処のあるものと交換されたため、のびのびと尖っているのが自分でも良くわかった。
恐ろしいことに、そののびのび尖った乳首は妖しい空間に吸い込まれており、その部分からは電線が出ているのだった。
ドヤドヤと周囲が騒がしくなり始めた頃、束子は乳首に違和感を感じた。
つーん、と何か引っ張られる感じがする。
その感覚は、まるで束子がそれに気付くことを試すように、非常にゆっくりと強さを増していった。
左右の乳首に同時に、ジーーンと痺れるような感覚が次第にはっきり感じられるようになってきた。
まさに低周波マッサージ器の『もむ』モードをそのまま乳首に浴びている感じ。
ジーーン、ジーーンと次第に強くなる。
もうはっきり知覚でき、そしてそれはあと5回もすれば絶叫しそうな強さになりそうな勢いに恐怖を感じた。
「ンーーーーー!!」
恐ろしさのあまり叫ぶと、そこで強さは止まったが、ジーーンとする刺激はそのままだった。
698 :
トルソー:2011/04/09(土) 11:39:31.72 ID:5b/jhhSd0
ジーーン、ジーーンと緩い電撃による刺激が続く。
乳首の収まった部分は左右それぞれ一対の柔らかい電極パッドになっているようで、束子が多少動いても変わらぬ強さで確実に
電流を送り込んで来る。
次第にその電流に慣れてくると、束子はまるで粗い刷毛で擦り上げられている気分になってきた。
今まで局所に与えられた刺激がピンポイントで強すぎるため、この乳首への刺激は何とも物足りなく感じたが、もともとが
ずっと淫らな気分に漬け込まれ続けているので、それなりに気持ち良かった。
幸い、筋肉を刺激する電流と違い、動かない部分への電気刺激なので、それによりピアスされた傷が悪くなることもなかった。
しかしどんどん硬くしこる乳首自身がピアスを締めつけ、鈍痛はややその痛みを増していた。
束子はその痛みに、本当に肉を異物で貫かれているのだということを実感し、ますます股間から淫汁を溢れさせていた。
束子の頭の中には2つの乖離(かいり)した欲望が同居していた。
1つは、早くこの拘束から逃れて、自分に課せられた課題を達成したいという欲望。
ヒントを掴んだから早く実践して、今までの遅れを取り返したい、智逗瑠に追い付きたい。
もう1つは、革スーツを着せられて惹起され、乳首ピアスで更に加速されてしまった自己破壊欲望。
もう二度と戻れない身体になりたい。
2つを同時に想う時、束子の脳には明るい快感の光が満ち、自分の未来がボッキリ折られて、この廊下の片隅で、煮えたぎるような
淫らな熱の渦の中で、自分の人生が立ち往生しているのを、超快感と感じるのだ。
(続)
支援!!
支援〜〜
ハァハァハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
風邪大丈夫ですか?
お大事に。
支援ですC
つC
704 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 12:25:44.38 ID:8rSBHo9ZO
支援4
Q.Cってなに?
A.支援のことです。
同じ回線から3回連続でレスをすると、連投規制が掛かってしまいます。
この規制は3レス分投下された後、他の誰かがレスを書くことで解除されます。
その結果、作者を助ける事になります。
無駄にスレを消費しないようにしましょう
706 :
トルソー:2011/04/12(火) 01:24:56.91 ID:j07m//VL0
フッと乳首の電流が止まり、しばらくしてから再びジーン、ジーンと強さを増してきた。
ジーーーン、ジーーーーンとどんどん強くなる。
今度はさっきより我慢してかなり強いところで叫び声を上げた。
「ンーーーーーッ!!」
先程と同じように叫んだ時点の強さで止まり、そのままその強さでジーーーン!、ジーーーーン!と続く。
「ンーーーッ! ンーーーッ!!」
束子はちょっと失敗したと思った。
少し強過ぎたが手遅れだった。
優しく擦られるというより、強めにつねり上げられる感じが続く。
「ンーーーーッ!! ンキイイイイーー!!」
しかし何回か繰り返すまでは止まらないようだ。
ようやくフッと電流が切れた時、束子は目を網目状のアイマスクの奥で見開き、全身に冷や汗を浮かせながら、ガックリと
安堵の弛緩をした。
707 :
トルソー:2011/04/12(火) 01:26:06.03 ID:j07m//VL0
またまた電流が流れ始めた時、束子は視界に映る自分の生けた花の一部を睨んだまま、もう声を上げなかった。
ジーーン!!、ジーーン!!!とどんどん強くなり、目から涙が噴き出ても、鼻水がドロドロ溢れてもまだ声を上げなかった。
乳首はまるで引きちぎられては再植を繰り返されるような痛みだったが、それがピアスの瞬間の絶望感を何度も思い出させ
て束子は失神しそうな快感に溺れていた。
恐らく最大電圧になったところでそれ以上強くならなくなったが、束子は半分意識が飛んだまま、声も漏らさず、
許された数mmの範囲で、革で拘束された汗まみれの身体をビクーーン!ビクーン!と跳ねさせていた。
「うお、何が起きてんだ? これ。 跳ねてっぞ」
「……気にしないで……作業お願い……」
「わかってるけどよ、でもな」
「……心配?……」
「そっ、そりゃあ、クラッ、クラスの友ッ、友達?だもんな」
「……クスッ……如月くん……わかりやすい……」
「ほっとけよ」
708 :
トルソー:2011/04/12(火) 01:27:38.98 ID:j07m//VL0
智逗瑠が一旦花瓶を抜くと、無茶苦茶な力で痙攣している束子の喉が不本意な風切音を立てた。
「カ、カヒュッ……!」
智逗瑠が花の水換えをしている間、如月がゼリー飲料を持って呆然としていた。
「入れてもいいのか?」
「……平気……」
如月がパックの口を開け、そのまま口の穴へ突っ込んだ。
「ハヒュッ! げグッ!ごぼッ! うゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!」
パニックになりながらも束子は無意識のうちになんとか与えられたそれを飲み込んだ。
「ヒュヒ! ヒュー! ごぼっ!!」
智逗瑠が花瓶を戻すと、切なげな濁音を最後に、束子はまた無音で痙攣する黒い塊となった。
花の向きを少しいじってから、智逗瑠達はその場を離れた。
人の気配が消えてしばらくすると電流も止まり、同時に束子の痙攣も止まったが、もう既に束子の意識も無く、
身動き出来ない空間でただグッタリと弛緩したままだった。
(続)
C
>>705 連投規制避けじゃなくて、単純に作者を支援したいという意思表示でもある。
だからほっとけ。
んでもってトルソーの作者様へ
つC
無邪気な如月に期待しつつC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
713 :
トルソー:2011/04/13(水) 13:17:18.24 ID:G/1lUnta0
やがて放課後となり、廊下の人通りも無くなった頃、智逗瑠が現れた。
智逗瑠は台車のロックを外し、下から手押し用のハンドルを引き出すとハンドルを固定して、ここに設置した時のように
花で飾られたままの束子ごと台車をゴロゴロと押して行った。
渡り廊下を通り寄宿舎に着くと、多少の人目があったが、それもも気にせず自分たちの部屋へと台車を押して行った。
部屋に着くと智逗瑠は束子を飾る花を全て外し、戻せる花は束子の制作物スペースに置いた。
戻せない花はそのままビニール袋にまとめて捨て、いよいよ束子の拘束を外し始めた。
幸か不幸か、束子は疲労と電撃による失神で自分の環境が変化したことには気づいていない。
あるいは気付いていたとしても反応するだけの力が残っていなかった。
智逗瑠は台車の下から電線の束がのびるリモコンボックスを引き出し、まずは排便の操作を行った。
台車に仕込まれた薬液タンクから、浣腸液が100cc前後注入される。
「ハァッ……」
既にアクリル製の試験管状の花瓶が口から引き抜かれているので、束子は失神しながらも甘い吐息を吐いた。
――グゴゴゴゴ――
しばらくすると、ベッドに腰かけている智逗瑠の耳にもはっきり聞こえるほど束子のお腹が鳴った。
「クアッ…… ハッ!! へ?! ヒヤアアアア!!」
その刺激で束子は目を覚ました。
714 :
トルソー:2011/04/13(水) 13:18:59.25 ID:G/1lUnta0
智逗瑠はベッドから立ち上がり、濡れたタオルを持って束子の傍に行き、鼻に挿入されているチューブを引き抜き、
全頭マスクの鍵を解錠し、ベルトを外し始めた。
下に着けている全頭マスクはそのままなので顔が解放されるわけではなかったが、ハードな革の顔面拘束が緩んでゆく様子
に、束子は渦巻く便意の中でも安堵を感じていた。
ベルトが全部外され、口枷の金属筒に沿って硬い革の全頭マスクが引き抜かれると、目と口だけの束子の顔が現れた。
目はちゃんと見えているようだったが、周囲にはまばたきで押しのけられた眼ヤニと乾いた涙が固まったものがこびりつき
ガビガビになっていた。
「ハ……」
束子の発した声は、吐息とも溜め息ともわからないものだったが、潤んだ目で智逗瑠を見、そしてそっと目を閉じた。
智逗瑠はその目を濡れたタオルでそっと何度も拭い、まつげに絡んだ目ヤニの塊まできれいに拭った。
そして束子の口に指を突っ込み、歯ぐき近くに爪を掛けると、開口用のギャグを固まったシリコンごと取り外し、
口腔内で少し回転させて、U字の端から片方ずつ取り出した。
「ぷはっ…… んああ……」
束子は、前半は口が解放された安堵から、後半は便意が高まった悪寒から声を出した。
「……おかえり……」
「ひるるぅ! えふっ、へふっ…… あうう、うまふひゃべっれらい…… うんひ!うんひだはひれぇ……」
「……わかった……」
智逗瑠がリモコンボックスのスイッチをいじると、弁が開放されて束子の便意がチューブから押し出されていった。
「へふっ……見ちゃいやぁ……」
「……もう、いっぱい見られた……」
「そふっ、そふだけどさ……きたらいよぅ……」
圧のほとんどが抜けたところで、束子が安堵した。
715 :
トルソー:2011/04/13(水) 13:20:39.53 ID:G/1lUnta0
「……洗浄する……」
「へ? わあああ!」
ムーーンと遠くでモーターの唸りが聞こえ、今度は水が尻に注入された。
「うっ…… くっ……」
束子が無理に堪える間もなく、それは排出された。
「……もう一回……」
再び同じように洗腸され、尻からチューブが外され、以前と同じキャップが戻された。
「あーっ?」
続いて膀胱内の尿も吸い取られ、束子は奇妙な悲鳴を上げた。
「ね、ねぇっ、智逗瑠ぅ、これ、解いてよぉ」
「……それは最後……」
「あうう……」
完全拘束の状態では何をされても仕方ないという諦めがあったが、今、ようやく口もまともに動かせるようになり、
意思の疎通がある状態では、やはり束子は羞恥の方が先に立った。
智逗瑠は束子の尿道のチューブを引き抜くと、貞操帯の排尿板を解錠した。
「やああ!」
普通に喋れるようになった束子は、何が起きるのか気付いて、まだ動けない身体を緊張させた。
智逗瑠は束子の膣に深々と挿入されている処女ディルドーが完全に減圧しているのを確認してから、ズルリと引き抜いた。
それはまだ胸を反らせたまま固定されている束子の鼻にも届くほど淫らな香りを放つ、煮凝(にこご)りのような白い
ドロドロが絡みついていた。
「ああ……」
束子は超快感を与えてくれたパーツが抜き去られてしまうことに寂しさを感じながら、自分の一番淫らな証拠を晒している
羞恥にボーッとなっていた。
その間に智逗瑠は排尿板をディルドー無しのものに戻し、尿道の栓を元のリング付きの栓に戻した。
(続)
716 :
トルソー:2011/04/13(水) 13:30:32.42 ID:G/1lUnta0
もう1レス
――――――
補器類が全て台車に拘束される前の状態に戻ったところで、智逗瑠はやっと束子の拘束を解き始めた。
台車に足を留めてあったベルトを解錠し、アームザック先端の鍵も外した。
3日ぶりに束子は自らの足で膝立ちになり、まだアームザックで拘束されたままの腕を台車のT字バーから浮かせた。
「いたたたた」
智逗瑠の革スーツのおかげか、膝を始めとする各部の鬱血は思ったほどではなかったが、関節がガチガチになっていて
動かすと軋んだ。
智逗瑠に支えられてなんとか立ち上がり、一旦台車を降りた所でもう一度膝立ちになってアームザックを外してもらった。
「……動かしていい……」
「動かないよぉ」
束子の腕は背中で三角に合わさったまま、しばらく動かせなかった。
「あくっ…… んっ…… よいしょ……」
しばらく膝立ちのまま肩を揺すって格闘していた束子は、やっと腕が回るようになり、ヨロヨロと立ち上がった。
「……ぱんつ……」
「あ、うん」
束子は智逗瑠の差し出す革パンツに足を通し、智逗瑠に腰まで引き上げてもらった。
すっかり台車拘束前の姿に戻った束子は、そのままヨロヨロとまだ人工皮革のカバーが掛けられている自分のベッドに行って、
ドサリと倒れ込んだ。
「お風呂入りたい……」
「……無理……。」
相変わらず優しいんだか冷酷なんだかわからない智逗瑠の言葉をぼんやり聞きながら、束子は安堵の眠りに落ちた。
(続)
C
4
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
720 :
トルソー:2011/04/14(木) 12:30:41.29 ID:ZrPQEBjw0
束子は空腹と胸の鈍痛で目を覚ました。
ハッと胸に手をやると、コードは外されていたが、胸のパーツはあの電流パッドを内臓したピアス用のパーツのままだった。
見回すと、もうすっかり夜になっていた。
時間の感覚も全く無くなっていたので、むっくり上体を起こし、時計のカレンダーを見ると金曜の夜だった。
学院は週5日制なので月曜まで休むことが出来る。
更に部屋を見回すと智逗瑠は見当たらなかった。
「おなかすいた……」
束子はボソリと呟いたが、また眠気に押し倒されて、胸のことも放ったかしでまたバタリと眠った。
また真剣に空腹になって目が覚めた。
今度は隣のベッドで智逗瑠がスースーと寝ていた。
暗がりに目を凝らすと、ベッドサイドにチューブ入りの栄養ゼリーとおにぎりが置いてあった。
おにぎりはまだ無理だったので、ぎこちなくしか動かない指で栄養ゼリーのキャップを捻り、むざぼるように飲んだ。
室温に近い生ぬるいゼリーはこんな時にはお腹に優しく、じわーっと染み込む感じが嬉しくて、やがて血糖値が上がって
体温も上がった気がした。
空腹がわずかに満たされただけだったが、また疲労と眠気に押し流されてそのまま眠った。
721 :
トルソー:2011/04/14(木) 12:33:01.26 ID:ZrPQEBjw0
朝になった。
束子は急にはっきりと目覚めた。
相変わらずかなり空腹だったので、たまらず隣で寝ている智逗瑠に声を掛けた。
「智逗瑠、智逗瑠……」
起きなければ仕方ないと思っていたが、智逗瑠はすぐに目を覚ました。
「……束子……おはよう。……平気……?」
「う、うん。 あのさ、土日の食事って申し込んであるの?」
全寮制とはいえ、遠隔地でない生徒やクラブの練習が無い生徒は週末の帰宅は自由なので、週末の食事は食券による
申込制なのだ。
智逗瑠は黙って自分のベッドサイドを指差した。
そこには食券が数枚載っていた。
「やった、ありがとう〜〜!」
「……もう行く……?」
「うん! ……あ……!」
嬉々として革張りのベッドから起き上がり、身支度しようとした束子だが、自分には何の身支度もいらないことを思い出
すと同時に、体調が戻ってこの革拘束スーツの全ての機能が、再び自分を責めはじめたことに気付いて言葉を詰まらせた。
全身の快楽的な締め付け、目と口しか外気に触れることを許されない、全身真っ黒な屈辱的な姿、未だ変わらず開かされっ
ぱなしの肛門と尿道、排便排尿快感の剥奪。
そして、自分ではまったく触れることの出来ない性器。
それに加えて胸の先の鈍痛が、自分に後戻りできない肉体改造を施されてしまったことを思い出させていた。
乳首の張りは減ってはいたが、未だ尖ったままで、専用カップの先端に引き込まれているのを感じた。
722 :
トルソー:2011/04/14(木) 12:34:37.49 ID:ZrPQEBjw0
革パンツの下でドロリと粘液が溢れる。
「う……」
自分の心の中を智逗瑠にあまり見透かされたくなかったので、言葉少なに押し黙って堪えた。
しかし、智逗瑠が服を取りにクローゼットに入っている間、机の脇で立って待っていると、智逗瑠の机の上に滅菌バックに
入ったままの四角い大きな塊を見つけた。
それはあの胸にピアスされた時のピアッサーそっくりであったが、ビニールに透けて見えるピアス部の構造が若干違っていた。
内向きに向かい合った先端はかなり細く、片側の先には周囲の余計な肉を押しのける細長いヘラのようなものが付いていて、
レールの上側はピアッサーを閉じる時に周囲の肉を巻き込まないようにガードのついた構造になっていた。
「ひ!」
束子は小さく叫んで目を剥いた。
その構造は、貞操帯を嵌められたまま、絞り出された小陰唇の隙間からクリトリスだけを摘まみ出してピアスする構造と考え
ると、いちいち合点のいく形だったからだ。
しかも、クリトリスを横に貫くのではなく、前後方向に貫く構造のようだった。
「……行こう……」
強張った視線で机上のモノを睨みつけていた所へドアの方から既に身支度を終えた智逗瑠に声を掛けられ、束子は焦った。
「うん!」
視線に気付かれぬように、目だけニッコリ笑った顔を智逗瑠に向け、少し大げさに軽やかな足取りでドアに向かった。
(続)
つC
新たな展開を期待してC
C
726 :
トルソー:2011/04/15(金) 10:20:56.97 ID:bPlJhfOW0
今週の帰宅者は半分程度といったところで、かなりの生徒が寄宿舎に残ってはいたが、クラブの都合などで食事の時間が
ずれるため、食堂はガラガラだった。
黒革スーツ姿を人前に晒すことにも慣れた束子は、じわじわと戻って来るスーツの機能に戸惑いながら、やっと普通の食事を
口にしていた。
向かい合う智逗瑠に何度も胸のピアスや机上のピアッサーのことを聞こうと思ったが、どうしても口に出せなかった。
久々のまともな食事は、ロールパンとサラダと薄切りハムとフルーツだった。
休日は何か日替わりの主菜があるわけではなく、完全なバイキング形式なので、食べたい人間にはミニハンバーグや焼き魚
まで用意されている。
束子は食堂に着くまでは和食のつもりだったが、いざ食べ物を前にするとサラダや果物ばかり摂りたくなった。
食事を終え、部屋に戻る途中で智逗瑠と一緒にトイレに寄った。
大きい方は出なかった。
部屋に戻ると、台車に切り取られた日常がやっと元の流れに繋がった感じがして、自分の椅子に腰かけてぐったりした。
727 :
トルソー:2011/04/15(金) 10:25:35.90 ID:bPlJhfOW0
「……胸……消毒する……」
「え?」
「……カップ……戻す……」
「あ、うん……」
智逗瑠がトレーの上に以前嵌められていた革スーツのカップと消毒薬を染み込ませた綿球とピンセットを載せて来た。
束子が椅子の上で少し胸を反らせると、下乳の脇寄りにある隠しジッパーに智逗瑠がキーを差し込み、そのまま乳房周り
をぐるりと一周ジジジと回した。
パカっと片乳の胸パーツが外れたが、周囲が浮いただけで、完全には外れなかった。
「あたたたた」
束子は乳首に鈍痛を感じて声を出した。
智逗瑠がパーツを掴み、ゆっくり引き抜く。
「やっ! あぁっ! んアッ!!」
突然ゾロリと乳首が気持ち良くなり、直後にポロリと胸パーツが外れた。
「……こっちも……」
反対の胸パーツも、ジッパーを解錠され、ゾゾゾと気持ち良く引き抜かれた。
「んああぁン!!」
久々に直視する自分の胸。
その先端の乳首は、今の刺激で硬く尖り、付け根の左右には鈍く汚れた銀色の大きな球が寄り添って付いていた。
「う…… あ……」
目に映るその銀色の球の意味がダイレクトに把握できない束子には、張った乳首で何か硬い物がズキズキ締め付けられて
いるのを感じるだけで、ピアスされた瞬間のような脳内イメージ先行の興奮はまだ起きなかった。
728 :
トルソー:2011/04/15(金) 10:31:42.51 ID:bPlJhfOW0
本来輝くはずのピアスは、少し残った出血の血が乾いて、赤黒く汚れていた。
智逗瑠はその乳首を良く見てから、そっと摘まみ、少し捻って薄くこびりついた血の塊が皮膚から浮いていることを確認した。
「……ピリッと……痛い……?」
「ううん…… ずっとズーーンという感じはしてるけど」
「……なら平気……もう傷は……ふさがった……」
智逗瑠が消毒液のついた綿球で周囲を拭うと、薄い血の塊はホロリと剥がれ落ち、銀色の球はピカピカになった。
さらに智逗瑠がその銀色の球を乳首側に押し付け、少し強めに押した。
「あつつ……」
すると押された球と反対側の乳首の穴から、銀色の棒が少し押し出され、その先端にはさっきまで乳首に寄り添っていた銀の
球が強固にねじ込まれているのが見えた。
それを見て、束子は目がチカチカと眩み、自分の乳首が太さ1mm近くもあるステンレスの棒で貫かれているのを実感した。
「あ…… あ…… あ……」
智逗瑠は反対側の乳首も消毒すると、同じようにバーベルが癒着していないか確認し、左右とも元のカップをジッパーで
装着した。
束子には全く元のカップに思えていたが、サイズが少し変えてあるようで、乳首は思ったほど潰されず、痛むことはなかった。
「……あとで……リングに……する?…… ……その方が……奴隷っぽい……ふふ……」
「ひい! む、無理っ!」
あまり冗談を言わない智逗瑠が笑いながら言ったが、束子にはまだそれを上手く返すだけの余裕は無かった。
しかし、再び革の奥に拘束された自分の乳房を見下ろしながら、あのピアスされた瞬間の快感が遠くからじわじわと蘇るのを感じた。
(続)
つC
支援〜〜
こういった日常生活との対比も素晴らしい
リング来る?
C C
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
733 :
トルソー:2011/04/16(土) 12:12:55.93 ID:7KgHkzKp0
「……私、工房へ行く……束子は……ゆっくりしてて……」
「うん、ありがとう」
「……ノートは……ここ……」
「うあ、そうだった。ノートもありがとう、ホント助かるよ。とほほ」
智逗瑠が出て行ったあとの部屋で、束子は大きなため息をついて、台車の上で花器にされている間に智逗瑠がまとめてくれていた
ノーをを開き、自分のノートに写し始めた。
静かな週末の寄宿舎の部屋に、革の軋む音とエンピツの音が響く。
時折、遠くから運動部の掛け声が響いて来る。
区切りの良い所まで写すと、束子はうーんと伸びをして、自分の制作物置き場に置かれた台車用のアレンジを見た。
勉強モードは次第に本来のスーツの機能に流され、束子は革で包まれた自分の顔、身体、足を触り、脱げない戒めを噛み締めた。
そして胸を両手で揉み、痛くないか恐る恐る確かめながら、ピアスの辺りを押してみた。
しくーんと柔肉に食い込む金属の硬い感触があり、自分の肉体の所有権が完全に他人に渡ってしまったのを感じた。
そして、革パンツの上から貞操帯の股間を触る。
これもまた所有権を剥奪されてしまった、自分の大切な性器。
処女なのに、子宮の奥まで振動させられて、唾液の溢れるような快感に目覚めさせられてしまった。
怒涛の快感の記憶が蘇り、無意識に股間をコリコリとかきむしる。
その記憶に、自分の作品の残像が急に重なった。
「ああ……」
734 :
トルソー:2011/04/16(土) 12:16:23.32 ID:7KgHkzKp0
花器を花ごと取り、机の上にドンと置く。
ちがう。
こうじゃない。
ラインの一本一本を大切に、なんとなくの流れで生けるのではなく、その一本こそがバランスの要という気合でそこに置く。
フォーカルポイントは、花の形で適当に決めず、全体を意識して、ほとんどピンポイントで決める。
葉の流れも、流れを生かすなんてちょっと嘘だ。
葉の流れにも手を入れる。
しかし、あくまで自然に。
でも、思った曲線になるように。
そして……
ありったけの自分の火照る身体の意識をぶつける。
自分が晒し物になった気で。
この花たちは晒される。
でも晒されて感じてる。
多幸感に包まれる花たち。
私の命令でそこに生けられているのではなく、自ら晒されることを望み、見られて嬉しい位置に。
花たちの意思を読んで、私がそこに置いてあげるのだ。
束子は震えながらアレンジを続けた。
735 :
トルソー:2011/04/16(土) 12:18:49.81 ID:7KgHkzKp0
出来た物は、素材はほとんど変わらないのに、全く別なものになった。
もう花材の寿命が来ているので、きらびやかな勢いには欠けるが、見る者をハッとさせるエロチシズムがあった。
汚らしい、歪みのあるエロではなく、洗練されたエロ。
智逗瑠が何を思って束子に花器の真似などさせたのか、束子には少しわかった気がした。
「……ただいま……」
再びノートを写す作業をしていた束子の所へ智逗瑠が戻って来た。
「……あ……」
机の上に置かれている再アレンジされた作品を、智逗瑠は耳まで真っ赤に染めて凝視した。
「……すごい……」
智逗瑠は原因不明の胸の高鳴りを抑えることができなかった。
「やっぱ少しは違うかな? おかげさまで、自分では何か掴んだつもりだったんだけど」
智逗瑠は椅子の上で半身捻って智逗瑠を見る束子を、肩を掴んで無理矢理自分の方へ向かせると、黒い全頭マスクから覗く
唇に自分の唇を重ねた。
「ムぁ?」
束子は不意を突かれて、わけもわからぬまま唇を吸われた。
ゾクゾクと興奮が蘇り、抑えきれぬ程の火照りに、束子は全身をドロドロに蕩かされた。
(続)
支援〜〜
女の子同士がラブラブで
超拘束と日常のメリハリがついて
奴隷でありながら自分の進むべき道も見えている
先が楽しみです
だんだん支配されていく様子がいい!
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
智逗瑠も自身を革で包む展開が見たい
レベルが高くて実に読み応えがある
つC
レベルC
741 :
トルソー:2011/04/17(日) 08:47:34.66 ID:VgzxP+U60
唇が離れると、束子は欲望に満ちた目をを智逗瑠に向けた。
「あの…… その…… あのさ…… できれば……」
もじもじしながら金属で戒められた股間をさする。
今すぐココをなんとかして欲しいと目で哀願した。
「……だめ……」
「アーーーーーッ!!」
智逗瑠の冷酷な否定の言葉に、いきなり絶望の絶叫をして、両手で頭を抱える仕草をした。
「アーーーーッ! あは? あは! あは! ハーーーーーーッ……」
身悶えしながら絶叫と衝動を押し潰し、涙を流しながら笑って智逗瑠を見た。
「あははは! これが! あたしが得たモノ!! この滅茶苦茶になりそうな快感を、あたしの生けた花に演じてもらうの!」
「……束子……」
「さ、さあ、ノート写し、続き、しちゃうんだよ? 狂い、そうな、気分でも、ちゃんと、普通に、やれるよ? あたし」
束子は鉛筆を持ち直して、ノート写しの続きを始めた。
しかし筆圧は安定せず、集中力に欠けていて、思ったように書き進まなかった。
「ふふふ! ふぅっ! ふううぅぅぅっ!! うくっ…… うっ……」
ノートを睨みながら目を剥き、鉛筆を無茶苦茶に握り締めて、束子はしばらく喘いでいたが、やがて無言になり、
表情も穏やかに戻っていった。
「んん……」
切羽詰った形相は引いたが、顔は赤く上気していて、最初にこの黒革スーツに押し込まれた時のまま、淫らな気持ちが
治まっていないのが良くわかった。
やっと思考がまともに戻ってきた束子は、なんとかノートを写し終えた。
742 :
トルソー:2011/04/17(日) 08:50:21.63 ID:VgzxP+U60
「へへへ、やっとエッチな気分を抜け出せた。あたし、奴隷ちゃんとして優秀? 堕ちずに頑張っててエライ?」
「……普通……ていうか、変。……」
「えーーっ!なんでぇ? ちゃんとエッチな気分とフツーの気分を使い分けられるんだよ? すごい根性いるんだよ?」
「……それは……認める。……でも……普通……そんなこと……しない……」
「えっ?」
「……エッチなままで……いい……」
束子はギョッとして、それから一層赤くなった。
自分が成り行きで智逗瑠の奴隷となり、自分の日常を智逗瑠に分け与えるような気分で今の生活を承諾した。
だから自分の日常を維持するために、エッチな気分とまじめな気分を使い分けられるように頑張っていたのに、
本当の智逗瑠の顧客の対象となる子は、最初から奴隷専門なので日常の維持なんて必要ないのだった。
束子は、自分が完全に淫乱になり切った姿を想像して赤くなった。
そして自分が自我を保つため、智逗瑠から見れば不必要で無駄な努力を自分がしている自分が間抜けで恥ずかしくなり、
一層赤くなったのだ。
「くっ…… へへーんだ! 智逗瑠ってば、わざといぢわるしてるでしょ? それとも、これもプレイ? あはは」
「……」
「でもね、負けないんだ、あたし。せっかく智逗瑠にヒントもらったんだから、家の仕事、アレンジの技、がんばるんだ」
そう叫ぶ束子を見て智逗瑠が優しく笑った。
「……やっぱり……束子……すごい。……束子……好き……」
束子は爆発しそうに真っ赤になった。
「ちょ! なっ! い、いまさら、なによう! ……大丈夫だから。ちずるの奴隷ってのは変わらないから。 あたしの身体、
鍵だらけで、もう智逗瑠と離れて暮らすことなんてできないんだから」
「……うん……」
743 :
トルソー:2011/04/17(日) 08:53:36.46 ID:VgzxP+U60
「……お昼は?……」
「えっ、もう? あたし無理。入んない」
「……わたし……また工房に行く……」
「あ、あのさ……」
束子はおそるおそるずっと気になっていたことを口にした。
「あのさ、今、何作ってんの?」
「……そのスーツ……もう一着。……もひとつあれば……束子……お風呂に……入れる……」
束子はパアアと明るくなった。
「マジ!? やったぁ! お風呂入れるんだ!」
そして急に表情を暗くして、ゴクリとつばを呑んだ。
「……でもそれって……お風呂出たら……またすぐこのスーツってこと?」
「……うん……」
「ひいいい! 容赦無いなぁ!」
「……本当の奴隷の人……このスーツ着てない時……牢屋か……地下室で輪姦……拷問……いろいろ……」
「あ。 ああ? えーと。 あ、あたし……一生この革スーツでいい……デス……」
「……うん……大丈夫……選択の余地……無いから……」
「あ、あはははは! ……は〜〜ぁ」
智逗瑠が昼の分の食券を束子に渡し、自分は同じ食券を持って工房へ出ていった。
残された束子はもうやることも無くヒマになってしまい、黒革スーツのままどうっと机に突っ伏して、全く憚らずに
革パンツの上から金属で覆われた股間をいじり、胸をゆっくり揉んだ。
『ちゃんとエッチな気分とフツーの気分を使い分けられるんだよ?』
「そんなの、ウソに決まってんじゃん。ずーっとずーっとエッチな気分で、たった今すぐにも発狂しそうだよ……!」
突っ伏した机に向かって、誰にも見えないのをいいことに、束子はそれまで堪えていたエロいアヘ顔を晒して、届かぬ股間と
もどかしい乳房をいじり続けた。
(続)
おつ
パワーアップしたスーツに期待
支援しつつ。ふと疑問。
同級生のあの男の子も同様な拘束されたらどうなんだろうな・・・。
トルソーが終わった後、今度は男が拘束されたバージョンのSSを読んでみたいが需要あるのかね・・・。
C 学園の設備もそろそろでてくるんだろうか? ワクテカ〜〜
自分で揉んだりする自由も奪うグローブ希望
つC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
751 :
トルソー:2011/04/18(月) 12:26:02.36 ID:YNtt1TUE0
「そうだようなぁ、こんなんなる前は、毎日こうやってオナニーしてたんだもん。このスーツでエッチな気分にされて
なくても、いじれないのは辛いなぁ……」
顔を机に付けたまま、ボソボソ独り言を言って、しばらくバカみたいに自慰行為のまねごとをしていたが、束子は
発狂しそうに煮詰まった脳を振り切り、急にガバリと置き上がった。
まだ残っている花材をかき集め、広めの花瓶にのびのびと生けた。
ただフィーリングで差していた茎を、より計算されたラインへ。
全体を揃えてから、心の赴くままに、緩く、崩す。
今までの悩みが信じられないくらい、手が良く動いた。
まだ古い花材だけの寄せ集めなので、やはり新鮮さには欠けるが、束子はそれを携帯で撮って母親へ送信した。
「ふーーっ。 ああもう! だめだ、一瞬でもヒマになるとエロエロ星人になっちゃうよぉ。 ま、もう一つ生けるか」
今度は少し肩の力を抜いて、楽しんで生けた。
それでも以前より全然出来が違う。
以前のものは手技はパーフェクトなのに、宿る心が雑だった気がした。
その雑な部分こそ、束子の迷いそのものだったのかもしれない。
気分転換に寮の受付に行くと、都合良く次の花材が届いていた。
なんだかんだで前回のを受け取ってから1週間経っていたから。
束子は嬉々としてそれを部屋に運び、むせかえるような花の香りに囲まれて、黙々と生けていった。
写真を追加で撮り、全部母親へ送り付けた。
普通ならすぐにダメ出しの返信が来るのに、今回はまったく返信が来なかった。
今日は講演会でもあるのだろうと勝手に考え、気にもしなかった。
752 :
トルソー:2011/04/18(月) 12:28:33.94 ID:YNtt1TUE0
けだるくも、なかなかに充実した土曜が過ぎて行った。
もう窓の外の陽は赤さを増して、西向きの窓がやたらと明るくなった。
束子は自分のマグカップを出してきて、給湯室でお湯を注ぎ、とっておきのダージリンのティーバッグを浸した。
こんな奇異な姿で何やってんだろうなぁという想いがふつふつとこみあげて来る。
冷静に考えれば考えるほど滑稽だ。
こんなにぼーっと落ち着いている時でも、自分の肛門は異物を咥え込んで大きく開きっぱなしにされているなんて。
肛門のことを考えたら、急にトイレに行きたくなった。
排便キットの入ったポーチを持って、信じられないくらい高いハイヒールを履かされたままの足でトイレに向かう。
数人に見られたけど、あのバレバレの花台にされて皆が見なれたのか、チロリと見られるだけでそれ以上の反応は無かった。
飲みかけの紅茶のことを気にしながら、浣腸チューブを専用の穴に差して注入する。
2〜3分我慢すると、今は実体のある食物が腸にあるためか、ゼリーだけ飲まされていた時よりも激しくお腹が反応する。
そして鍵を差し、蓋を取って排便。
使い捨ての中蓋が飛ぶ。
おしり洗浄して、新しい中蓋を戻して蓋をして終了。
おしっこもついでに栓を抜いて出す。
ほーーっ、と思わずため息が出る。
どちらの始末も終わってからトイレを出た。
753 :
トルソー:2011/04/18(月) 12:30:33.62 ID:YNtt1TUE0
部屋でぬるくなった紅茶の続きを飲む。
「お風呂かぁ…… どうせ自分では洗えないんだろうなぁ……」
勝手に予測してちょっとだけ卑屈になってみる。
革スーツを脱がされたら、きっと後ろ手に手錠でも掛けられて、自分の身体には一切触れることができないうちに智逗瑠に
隅々まで洗われる様子を想像した。
ああ…… 後ろ手だと乳首ピアスが隠せない。
皆に見られちゃう。
多分、引かれちゃう……
『……ちょうどいい……ここも……ピアス……』
清潔になったのをいいことに、きっとクリトリスもバツン!って貫かれちゃうんだ……
お風呂場の皆に見られてる前で……
ぐにょりと視界が歪むほどの興奮を覚え、安っぽい妄想に浸っている束子を、携帯のメール着信音が現実に戻した。
『誰か他の人の作品を写したのかと思いました。
でも花材は送ったものなので、間違い無く束子の
作品なのでしょうね。私の考えている理想とは
随分違うので戸惑っちゃって、返信が遅れたけど、
きちんと自分の個性を確立しつつあるのがはっきり
わかります。私は『安らぎ』をテーマに生けている
けど、束子は『情熱』や『快感』なのね。
もしテーマが被ったら、きっと嫉妬すらしていたわ。
少し安心しました。これからもがんばってね』
かつて読んだことも無いような母からの賛辞のメールに、全頭マスクの目の穴から覗く瞳で携帯を見つめたまま、
まばたきも忘れて、束子はハラハラと涙を流し続けた。
(続)
支援。
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
おおー。
いい感じ
つC
758 :
トルソー:2011/04/19(火) 23:19:12.51 ID:uK4hD14D0
束子はまた少しエッチな気分から離れて、新しい花材でアレンジを始めた。
メールで送り終わった古い作品を花瓶から抜き、新しいオアシスを突っ込んで、花を差してゆく。
全体がアレンジし終わったところで、作品から完全に目を離し、自分の椅子でオナニーの真似ごとをする。
乳首のピアスを直接目視したりしてドキドキしたいのに、そういった欲望すらも枷で封じられている気がする。
仕方ないので革の上からおっぱいを揉んで乳首近くの感触を遠く遠く楽しむ。
もやーんと妙な気分に浸ってきたところで、パッと作品を意図的に見る。
そうすると、ちゃんとアレンジ完成したはずの作品なのに、エッチな気の流れから外れている細部が見えてくる。
椅子から立って作品の前に行き、細部を直す。
また椅子に座って、こんどは革パンツを下し、貞操帯の排尿板を見つめる。
少し腰を動かすと、細かく明いた穴の奥で、キラッ、キラッとピンク色の光の反射が見える。
ああ、目の前にあるのに触れられない永遠の彼方。
たまらなく可哀想な自分の性器。
もの欲しげに目の前で蜜を吐き、じわりと穴から溢れてくる。
不思議と今は淫乱な自分に羞恥を感じない。
性器の正直な告白を聞いてあげてる気分だったから。
そしてまたパッと目を上げ、作品を見る。
さっき手直しした状態から、違和感を感じない。
よし、完成。
急に束子は思いついて、パンツを戻し、その作品を抱えて毎度の奇妙な黒革スーツ姿のまま部屋を出た。
759 :
トルソー:2011/04/19(火) 23:23:35.51 ID:uK4hD14D0
寮監の先生の部屋に行く。
「失礼しまーす」
「ん? あー拘堂さん。 相変わらず御苦労さまね。 まぁ!いい香り」
「あはは、このカッコはもう慣れました」
「こっちは慣れなませんよ。そのお尻とか男子の目の毒よねぇ。革の巻きスカートとか無いのかしら」
「立華さん(=智逗瑠)に聞いときます」
「それがいいわねぇ」
「あ、あの、廊下の花、これに替えてもいいですか?」
「素敵ね、手伝うわ」
寮監の先生は普段もう少しドライなのだが、何故か手伝うと言って寄宿舎の廊下の奥の花台までついてきた。
以前束子が置いた作品が、もうぐったりしおれて、アンティークな木製花台の大理石の天板に散っていた。
それを寮監の先生が外し、花殻を手で払うと、束子は抱えたままの新しい作品をそこへ置いた。
「いいわね、すごく」
「ありがとうございます」
「御苦労さま」
「失礼します」
束子は部屋に戻りながら、チラチラと振り返り、ずっと寮監の先生が自分の作品を見つめているのを見て嬉しくなった。
しかも先生はさりげなく右手を下腹部にあてている。
べつにそれは日常ありがちな仕草で、それ以上の動きは何もなかったが、そこへ無意識に手が接近するという行為だけで
束子は何か自分の掴んだものが発動しているように思えて、益々嬉しくなった。
760 :
トルソー:2011/04/19(火) 23:25:16.23 ID:uK4hD14D0
『もう慣れました』とは言ったが、やっぱり慣れない高いヒールのブーツをガコガコ言わせて廊下を部屋に戻る。
『そのお尻とか男子の目の毒よねぇ』
確かにこの建物は女子寮だから男子と会うのは教室だけだけど、その教室でじっくりお尻を観察されて、如月とかの自慰の
オカズにされるのもなんとなくシャクだった。
部屋に戻ると智逗瑠が戻っていた。
「あ、もういいんだ」
「……うん……」
「やー、寮監に言われちゃったよ、『巻きスカートくらい無いのか』って。
「……いる?……」
「あたしはもう気にしないけど、やっぱ学園的には良くないみたいよ?」
「……わかった……」
「あー疲れた」
「……束子……完全拘束のあと……動きすぎ……」
「だってぇ、やっと何か掴めて、ノリノリだったんだもん。お母さんからも褒められた。」
「……良かった……でも……休んで……」
「う、うん、まぁ、かなり気が済んだし……」
「……手……出して……」
「こう?」
「……グーで……」
「はい」
智逗瑠は束子の手に、まるでドラ○もんの手のようなまん丸の厚手の革のグローブを被せると、手首のベルトを締めてロックした。
「へ? ちょ! 何よこれ!?」
「……日曜の夜まで……このまま……」
「えーーッ? ま、智逗瑠が休めってんなら……いいけどさ…… 食事とかどうすんの? もうすぐだよ? お腹空いたよ」
「……フォーク……差せる……」
「あ、ほんとだ」
グローブの親指寄りには小さな穴があり、そこにフォークを差せば不自由だが食事くらい出来そうだった。
(続)
支援〜〜
相変わらず素晴らしい
このままフラワーコーディネーターとしても
奴隷としても高みを目指してほしいですね
グローブきた!
ミトンキタ
……つC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
766 :
トルソー:2011/04/20(水) 23:37:23.64 ID:MrXR+MfE0
前述の通り土日の食事は全部バイキングなので、束子はフォークで食べられるものだけ選べば良かった。
トレーは智逗瑠が持ってくれた。
「うー! たべにくいー!」
苦笑いしながら騒ぐ束子。
クラブが終わった連中がちょうどシャワーから上がる時間帯と重なり、土曜の夜にしては一番混んでいる時間帯に当た
ったため、妙なことして食事している束子とその付き添いの智逗瑠は好奇の視線を浴びた。
「べつにいいけどね……」
束子はブツブツ言いながら、全頭マスクのせいで最大開口量の少なくなっている自分の口ギリギリのサイズのシュウマイを、
少し失敗したなと後悔しながら口に押し込んだ。
まんまるにされた自分の手をじっと見つめながら、束子は智逗瑠と部屋に戻った。
「……先に……歯磨き……して……」
何かされる!という予感はしたが、今さら逆らっても仕方ないので智逗瑠に付き合ってもらって歯磨きをした。
また部屋に戻る。
「……これ……」
束子は智逗瑠が出してきた物を見て青ざめた。
「いや……」
それは良く見るタイプのボールギャグだった。
767 :
トルソー:2011/04/20(水) 23:40:13.74 ID:MrXR+MfE0
革ベルトにリングが繋がり、中央で細い革紐がプラスチックの穴明きボールを貫いている。
ボールは明らかに大きく、良く見かけるゴルフの練習用ボールを流用したのではなく、口枷として使用するために
わざわざ特注サイズで作られたもののようだった。
今までの道具立てから考えれば、束子を責めるならもっと厳しい道具がありそうだが、束子がこの割とヌルめな拘束具を
見て青ざめたのには理由があった。
束子にとっては、革袋に詰め込まれたり、台車に拘束されたりして徹底的に責められたほうがまだマシだったし、
結果的に気持ちも良かった。
今嵌められているような、まんまる革手袋嵌められたり、ぬるい口枷噛まされたりしても、いずれにせよ結局身体は自由なはず。
それなら……
身体が自由なら、真っ先に一番やりたいことがあるのに!
たとえ出来なくても、なんとか近づきたいと思ってるのに!
そこから引き剥がされ、遠のけられて、中途半端に悶える状態にさせられる。
中途半端な状態こそが、自分にとっていちばんキツイおしおきなのだということに、束子は気付いたのだった。
768 :
トルソー:2011/04/20(水) 23:43:20.67 ID:MrXR+MfE0
「……あーん……」
智逗瑠がボールギャクを束子の口元に近付ける。
「ひ! い、いやっ!」
ボールギャグを咥えさせられたら、もう終わりだった。
「……あーん……」
「いやぁ……」
「……あーん……」
次第に表情が険しくなる智逗瑠。
「……」
もう終わりだとわかっていても、逆らえなかった。
「グスッ……」
半ベソをかきながら、唾液でネバつく口を、全頭マスクの開口量いっぱいに開けると、智逗瑠が大きめの穴明きボールを
束子の口に押し込んだ。
そのまま首の後ろにベルトを回し、テンションを調整してからカチリと施錠した。
「カハッ……」
ボールギャグほど一般にボンデージSMを象徴する道具は無いが、実際には単にその奇異な見栄えによる視覚効果の方が
大きく、本格的に言葉を奪ったり、口の責め具としての効果は薄い。
しかし智逗瑠のそれは容赦なく、智逗瑠の食い込ませる深さや、その特注の大きさとも相まって、束子の舌を効果的に圧迫し、
構音形成部に舌が移動するのを邪魔していた。
「ハろッ…… カロッ……! ヒアァ!!」
(続)
支援〜〜
毎回手を変え品を変え
次はどんな責めが出てくるのかと
楽しませてもらってます
人間として基本的な機能が奪われていく…
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
つC
母乳が出るように変えられて強制搾乳とかいう展開ないかなー
774 :
トルソー番外編:2011/04/21(木) 10:43:20.20 ID:bViBHmTW0
「立華ぁ、ちょっといいか?」
772が教室で智逗瑠に小声で質問する。
「……なに?……」
「拘堂って、母乳出るように改造とか出来ないの?」
「……なぜ?……」
「いや、人間の母乳をコーヒーに入れたらオリジナルな味が出せるんじゃないかと…… 試せないかな」
「……あなたの家……あの有名な……喫茶店……」
「ああ、遠方からも集客できる特徴がないとこれから厳しくてな。親もうるさいし」
「……できる……」
「マジ?」
「……あなたにも……協力してもらう……放課後……工房に来て……」
放課後、772が工房に行くと他の生徒たちは居らず、智逗瑠一人だった。
「あれ? 拘堂は?」
「……そこ……」
智逗瑠が指差す窓の外を見ると、先生の手伝いをして体育道具を抱え、校庭を横切る束子の姿が見えた。
――バチン!!――
次の瞬間、目の前に火花の雨が降り、772は気を失った。
772は気が付くと酷く窮屈な姿勢で押し込められていた。
目の前に、単語カードを2枚横に並べた位の薄暗い窓があり、外の様子が見えた。
すると、すぐ目の前に女子の顔が並んでいて772は激しく焦った。
「(ウーーーーーーッ!!)しゅーーー」
口は開いたまま固定され、何かが喉を貫いていて、唾を呑むのも苦しく、声すら出せなかった。
呼吸は出来たが、鼻も口も空気が通過していないことに気付いた。
空気の吸えない鼻で、激しい革の匂いが立ち込めているのをなんとなく感じた。
手足は逆エビの姿勢にギチギチに圧迫して固定され、しかも周囲に触れることなく吊るされていて、
まるで駿河問いのようで、その姿勢のまま狭い箱に吊るされ、閉じ込められている様子だった。
手足は駿河問いよりももっとコンパクトに交差して固定され、乳首と肛門とチンコにズキズキする
痛みが続いていた。
動けない身体を僅かに揺すると、体中にケーブルやホースがまとわりついているのを感じた。
775 :
トルソー番外編:2011/04/21(木) 10:46:13.33 ID:bViBHmTW0
女子たちは教室では見られないラフな格好をしていて、ここが女子寮の中かもしれないと思った。
透明度の低い窓に辛うじて、遠くに並ぶ机やトレーを持って移動する他の女子の姿が映り、ここが
女子寮の食堂だということがわかった。
目の前の女子が何かを眼下に置き、指を眼下に向かって突き出した。
すると突然、箱全体が呻りを上げ、千切れそうに痛かった乳首がカアアと熱くなり、胸の内側から
細胞組織が吸い出されるような感じがして、これまで経験したこともない甘美な快感が駆け抜けた。
「(ムウゥゥゥゥーーーーッッ!!) しゅーーー」
身を捩って悶える772だが、シュッポ、シュッポという空気の音と、それに合わせて乳首周りごと
胸が引っ張られる未知の感覚からは全く逃げられない。
「ちょっとお、出が悪いわね、これ」
カチカチと立て続けにボタンを押す女子の声がする。
シュッポ、シュッポという音に加えて、ブーーーーンという振動音がして乳首周りが振動しはじめた。
「(ンーーーーーー!!!!) しゅーーー」
乳首がさらに熱く気持ち良くなり、シュッポと吸われるたび、リュッ!と吹き出る液体の通過感覚が
快感を更に増した。
母乳は射精のように一筋で出るのではなく放射状にシャワーとなって出るが、その一穴一穴から吹き出る
母乳の通過感覚が、772に放心するような甘美な快感を与え続けていた。
「はやくぅ」
最初の子が急かされて次の子と交代すると、一瞬『準備中』のランプが点いて、その間にゴクゴクと
無理矢理液体を飲まされる。
乳腺は血液を母乳に変換する変換器なので、母乳は元は血だから、出すと喉が渇く。
男子を強制搾乳改造したため、女子のように体内貯蔵がないので、次々に水と薬液を飲ませて母乳を
生産させるのだ。
776 :
トルソー番外編:2011/04/21(木) 10:48:39.64 ID:bViBHmTW0
「あ、でもあたしこっちにしよう」
次の子が別なボタンを押すと、772の肛門に差し込まれた極太プラグが振動し、プーッと膨らんだ。
前立腺がありえないほど圧迫され、ギチギチに潰されたところを直撃で振動させられる。
772は男子として良く知った超快感に襲われたが、それは自分で手で刺激したくらいでは到底到達
出来ない、感覚器官をダイレクトに弄られる失神しそうな快感だった。
10秒程電マレベルの激刺激を与えられたあと、奥から手前に空気圧で撫でられるように内部が揉まれ、
亀頭部分も熱を持つ程に超振動され、772は手も触れずにかつて経験したことがない程の激しい射精をした。
「(ゴぶゥゥゥゥゥゥーーーーー!!!) しゅーーー」
「へんなの出たぁ。あ、でもおいしいかも。練乳みたい」
途中で母乳をブレンドされ、加糖されるためか、ロコツに精液とはわからないようだった。
また『準備中』が点灯し、膨らんだプラグがしぼみ、またゴクゴクと薬液を飲まされた。
精嚢に精液をチャージするためか、前立腺近くの振動はしばらく止まらなかった。
目の前の窓にはまだまだ並んでいる女子が映っていた。
次の子がミルクサーバーの注ぎ口にコーヒーカップを置く。
「(ンンーーーーー!!) しゅーーー」
772は恐怖で叫んだが、それはボタンが押されるたびに襲ってくるめくるめく快感の波に押し流されて、
いつしか772の意識は箱と革と一体となり、心も無限快感ミルクサーバーとなってしまった。
前立腺刺激の関係で排便システムが存在しないため、772は2日で解放された。
『故障中』の札が貼られたサーバーを前に、残念がる女子が多かった。
卒業後、実家に戻った772の喫茶店が繁盛したのは言うまでもない。
(番外編 了)
乙
吹いたw
外伝いいなぁ〜。本編との息抜きに男子生徒も協力されるのもこれはこれでGJ!!
支援。
ちょwなんでwww
C
「772タイプミルクサーバー量産化決定!」
前立腺刺激バイブレーターに浣腸機能を標準装備。
長期間の連続運転が可能になりました。
<ご注意>
最近、当社製品に酷似したものの販売が報告されております。
これらの多くは内部ユニットにウシやヤギを使用したり、
単に内蔵タンクに市販のミルクを充填して使用するだけの粗悪品です。
類似品にはくれぐれもご注意ください。
何という意外性wwwハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
C
うっかり近付くと改造されるのか
784 :
トルソー:2011/04/22(金) 02:44:27.16 ID:nzPKZVHJ0
ぬるいボールギャグはすぐに舌で除けて喋れたり、押し出せば浮いて前歯に引っかかるが、智逗瑠のそれは、
押し出すことはおろか、口が不自由すぎる今の位置から少しでも動かそうとすると、カロカロと舌の上を回転しながら滑り、
元に復位してしまう。
「カロッ……! カロッ……! はヒッ!!」
惨めに閉じられぬ口からドボリと唾液の塊が溢れ、全頭マスクの顎から長い糸を引いて滴る。
「……寝ても……いい……座ってても……いい……歩いても……いい。……でも……明日の晩まで……作業……禁止……」
「カロッ……! ひロいヲ! りるるウ!!」
「……ひどくない……束子には……もう少し……休みが……要る。……来週から……普通で……」
「カロッ……! ほラこイらっれ、 ウ、カロッ…… ズズズッ! これラりもかもリュろハぱれ、ウ、カロッ……
ズズズ…… ハろイッれもろヒれいかわ カカロ……ムキィーーーーーーーー!!!」
本当に喋れないので束子は泣きながらキレて、自分の革ベッドにドサリと倒れた。
「ウウ…… ズズズズズ…… ぐすッ……」
大きな穴がたくさん明いた構造のボールからは大量の唾液が溢れ、横倒しになった束子の閉じれない口角から革シーツの
上へととめどなく拡がっていった。
目と口しか明いていない全頭マスクの口も、もう塞がれたも同然だった。
785 :
トルソー:2011/04/22(金) 02:46:07.01 ID:nzPKZVHJ0
グーのままにされた両手で胸を触る。
両手と同じく革の奥に格納された乳首がなんとなく押されるだけで、せめて揉むことができれば随分違うのにと思った。
股間は革パンツを自分で脱ぐことすらできなかった。
ただ股間の金属板や鍵の起伏をなぞるようにグーで触れるだけ。
快感へ近づくことに万策尽きた束子は、惨めすぎる自分の姿を想い、マゾパニックに火が点いた。
「カロッ……! カロッ……!」
口の中途半端な責め。
一番邪魔なところでコロコロ回るボールに苛立ち、逃げられない惨めさに身体が火照る。
もともとアレンジメントで気を紛らわせて抑えていたスーツの締めつけによる性感が最大になる。
身体が熱い。
もどかしい。
もどかしすぎる手。
惨めな手。
後ろ手に拘束されているよりももっと惨めだ。
「カロッ……! ヴーーーーー!!」
唾を撒き散らし、グーの手でベッドを叩いたりして悶える。
786 :
トルソー:2011/04/22(金) 02:47:03.18 ID:nzPKZVHJ0
胸が切ない。
アソコが切ない。
何もかも切ない。
おっぱい揉みたい!
揉めない!!
なんとかしてぇぇぇぇえええええ!!!
革ベッドの上で目を剥いて欲望の波にもみくちゃになる束子。
本来ぐったりドロドロ放置のはずなのに、ボールギャグのおかげで切ないパニックが循環する、気の遠くなるような
放置責めになった。
「カロッ…… りるる…… カホッ…… りるるゥ…… アア……」
やがて消灯時間になると、ベッドの上で哀願の瞳に涙を溜めて智逗瑠を見る束子を一瞥して、智逗瑠は自分のベッドに入った。
「ハーーーヒ! ハーーーーヒ! りるる…… カロッ…… りる、カロッ! ゴホゴホ……」
暗い部屋に、まるで最初に黒革スーツを着せられた時のような切ない喘ぎ声が響く。
聞いているだけでこちらが切なさで胸が詰まりそうだったが、その部屋の同居人はまるで気にせず寝息を立てている。
「……ヒんりゃう…… もオ……ヒンらう…… らんれもヒいかあ…… へっヒなころ……ヒれ……ヒれくらはイ……」
「カロッ…… カロッ…… ヲへらイひまヒュ…… カロッ…… ゴひヒんハまぁ…… ヒるるハまぁ……」
「ヴーーーー!!」
イクことのできない束子の性器が、痙攣したように白濁した切なすぎる淫汁を、軋むように絞り出す。
しかしそれも捲ることのできない革パンツの中に、折り重なるように塗り込められてゆくだけだった。
(続)
支援〜〜
週末には二人でデートなど如何でしょう
一見何処にでもいる友達同士(一人がちょっと厚着な)
のように見せ掛けて
ぎちぎち拘束された奴隷とそれを引き回すご主人様
実はラブラブ恋人同士
てな感じで
束子の言葉がほとんど擬音なのになんとなく意味がつCる!
つC
790 :
トルソー:2011/04/23(土) 12:56:49.85 ID:Dx9oxNdD0
メインのパソコン以外からだと長文規制がかかるようになってしまった。
600文字でもダメなん?
つC
じゃあ支援
女が、卓袱台のような低くて小さい台の上に、仰向けの姿勢で拘束されている。
台の大きさは中途半端で、彼女の首と腿から先ははみ出して、四肢は台の裏側でまとめられている。
卓袱台と身体の間にはクッションが挟み込んであり、彼女の腹部を上から少し厚めのカバーが被さって台へ固定、抑えつけている。
要するに、腹を極端に突き出した姿勢となっているというわけだ。
手足以外の拘束も抜かりはない。
呼吸と視界を制限するようにぴったりとラバー製の全頭マスクが被せられ、胸部には奇妙な形のブラが嵌め込まれて、これまた卓袱台に固定されていた。
股間に何か固い物が埋め込まれているようだが、それが果たして何なのか、女にはわからない。
女はこれから己の身にどんな恐ろしい拷問が待ち受けているか知らない。
視界を遮られたが故の不安・恐怖と、拘束から逃れようという無駄な格闘の果てからか、女の身体はじっとりと汗ばんでいた。
連投規制引っかかったから30分後に続き貼ります
字数規制2回→連投規制3回って、これ作った奴頭悪いな
795 :
再開2/7:2011/04/23(土) 19:58:33.71 ID:Kk1s4iCh0
不意に、女の菊門に太い鉄心がねじ込まれた。
冷たい感触にぴくりと痙攣する女。しかし、彼女に出来る事はそこまででしかなく、突っ込まれた鉄心をひり出す事は敵わない。
やがて、体温と同程度の温い温度が腸へと進軍を始めた。
女の呻きを、口内を満たすボールギャグ、その上からぴったりと包み込むラバーのマスクが抑え込む。
腹筋に力を込めて抵抗し続けても、せいぜい苦痛を延ばす程度の効果しか得られなかった。
ゆっくりと着実に腸内を液体が満たしていく。
1リットル弱ほど注入され、女の腹が少し膨らみ始めた頃だろうか。
鉄心が抜かれ、一滴も漏らさぬよう、すぐさまプラグと取り替えられる。
肛門を閉鎖される苦痛で、女がかすかに身悶えたが、そんな事は何にもならない。
膨れ上がった腹の重さが彼女にずしりとのしかかる。
腹を突き出したその姿勢が、大量浣腸の苦痛を2倍にも3倍にも高めていく。
796 :
3/7:2011/04/23(土) 20:04:27.93 ID:Kk1s4iCh0
ところで。
しゅこしゅこしゅこしゅこ…
「!」
彼女の腹部を抑えつけているカバーにも仕掛けがあるのだ。
実は二枚重ねになっており、外部から空気を注入し、カバー自体を膨らませる事が出来る。
すなわち液体を含み膨らんだ腹部へ、さらなる締め付けを加える事が出来るのだ。
これ以上やったら逆流してしまう、その微妙なところで膨張は止められた。
「ふぅっ…!ふぅっ…!ふぅっ…!」
元々厳重な拘束だったが、それを上回るわずかに呼吸する事すらつらいほどの締めが彼女を苛む。
しかし、深々とはまり込んだ栓が、圧力の解放を許さない。
どんなに女が肛門を広げようと力んでも、栓が外れる事はなかった。
腹部の膨満感・圧迫感に女がのたうちまわっていると(傍からではさほど派手な動きには見えなかったろうが)、
今度は胸に不気味な感触が加わった。
もにゅもにゅもにゅ…
胸をほぐすようにブラが伸縮し始めたのだ。
気持ち悪い感触だと思っていたが、実は裏側はイソギンチャクのようになっていて、女の乳房の形にちょうどぴったり嵌まり込んでいた。
乳房を揉みしだきながら、乳首のラインを爪で弱く引っ掻くような感覚。絶妙と言わざるを得ない。
彼女の呼吸はより一層荒くなり、体温がかあっと熱くなる。
数分後、突然視界が眩しくなった。どうやらこの全頭マスクは、目の部分だけが外せるようになっているらしい。
顔を起こし自身の姿と辺りの様子を確認する女。
視線を向けた天井一面に、鏡が貼られていた。
無様に腹を膨らませ、局部を曝け出し、発情している女自身の姿が映し出されている。
膨らんだ腹カバーのせいで尚更お腹が大きく見え、その姿はさながら解剖台に乗せられたカエルのようである。
セルフ支援
しかも、ガムテープ(目視して初めて気がついたのだが)で塞がれた彼女の女性自身が、その隙間からいやらしく涎を垂らし始めていた。
それは単に胸の刺激の為だけだったのだろうか。いや、あるいは拘束の為かも知れない。
羞恥から視線を逸らした先もまた鏡。
部屋の四方八方、壁と天井が鏡になっており、どこを見ても自身の姿が映るようになっていた。
視線を逸らす先はない。
目をつぶればいいかもしれないが、どうにかして脱出する方法を探す為には、目をしっかり開いて必死に手掛かりを探すしかない。
「!」
そうこうしていると、どうしたわけだろうか、プラグが収縮し、抜け落ちた。
好機とばかりにお腹に力を込め、腸内の異物をひり出そうとする女。
アナルが思いっきり広がるや否や、詰め込まれた異物を排出し始める。
だがそれは罠だった。
「……!?」
注入された液体は既に液体ではなく、ゼリーのような固さになっていた。
数分間待たされたのはこの為だったのだろう。
排泄する事は出来ても、括約筋で噛み斬る事が出来ない!
しゅこしゅこしゅこしゅこ…
途惑う女を突き落とすかのように、腹カバーが膨張を再開した。
崖っぷちに立った女を突き落とすかのように。限界まで引き延ばされた輪ゴムをさらに引っ張るように。
チューブのりを搾り出すかのように。
むりゅむりゅむりゅむりゅ…
プラグで広げられてしまった彼女の括約筋と菊門では、怒涛の勢いで絞り出されるゼリーを推し留める事が出来なかった。
ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィ‥‥
そしてトドメの一撃。股の中にガムテープで埋め込まれた“何か”が、彼女の女性自身の中でじたばたと暴れ始めた!
風船のように膨れ上がった腹。
止める事の出来ない排泄。
固くて太い塊が延々と通過してゆくアナル。
際限なく不規則に刺激を与え続けるブラと股間の“何か”。
それを女性として最も恥ずかしい姿勢・姿のまま見続けさせられ、一切抵抗する事は許されない。
それが彼女に課せられた拷問。
「んんんんんんゥゥゥ────────!!!!」
塞がれた口の中で、彼女の絶叫が響き渡った。
おわり。
昔誰かが書いてたラップで拘束しながら浣腸する奴とか、檻姫の序盤にあった「丸まった姿勢でアナルに発泡剤入れて強制排便」っていうアイデアを膨らませてみようと思った。
短くまとめようと思った。
自分膨体フェチでもあるのだけれど、こういうのもありだろうか
>>802 >こういうのもありだろうか
そうか、なに言ってるんだお前
答えはひとつしかないだろjk
いいぞもっとやれ!いや、是非ともお続けください神よ!
804 :
トルソー:2011/04/24(日) 03:05:56.77 ID:8/mSMNkl0
束子は口の中途半端な不自由さと、もてあましてどうにもならない火照る身体のため、全然寝付けなかった。
「カロッ…… ズズッ……」
だらしなく流れ出る唾液を朦朧としながら啜り、あらゆる方向に収まり所の無い全身をゴロゴロと捻っては寝返りを打つ。
どうにもならなさが頂点に達し、暗闇の中、ついに束子はけだるそうに起き上がった。
改めてドローリと唾液が身体に滴る。
ガツ、ガツ、と不自由なヒールを踏みしめて、グーの両手で挟むようにしてドアノブを回し、深夜の廊下へ出て行った。
何か目的があるわけではなかった。
というより、仮に目的があっても何もできなかった。
今の束子はトイレすら智逗瑠に付き添ってもらわねば出せないのだった。
寮内や学内を徘徊して、気分を換え、一日座りっぱなしだった身体が少し疲れれば、あるいは眠れるのではと思った。
深夜の廊下はさすがに全く無人で、電気を落とされた室内は、各ドアの非常誘導灯の緑色の光だけが仄暗く満ちていた。
給湯室の一角にある自動販売機から、低いモーターの唸りが廊下に低く響いていた。
後ろ手姿ほどは奴隷っぽい恰好ではないが、ボールギャグを咥えさせられたままの姿では、誰かに会っても弁解不能だ。
学園からの通達により、束子が身振り手真似で哀願しても、勝手にボールギャグを外してくれる人はいないだろう。
深夜の渡り廊下を渡って、ダメもとで学園のドアを押すと、何故か開いていた。
不審に思いながらも、ガツガツと進むのをやめられない。
未だ朦朧としていて、なんでもいいから気の紛れることが欲しかったのだ。
805 :
トルソー:2011/04/24(日) 03:08:13.22 ID:8/mSMNkl0
ずっと廊下を歩いて行くと、1階中央の調理実習室から明りが漏れていて、ガタンドスンと低い振動音がする。
明りの漏れるドアの隙間から中を覗くと、如月が一人で何かをこねていた。
「カロッ……! ズッ……!」
束子がボールギャグを咬み直す音に気付き、如月が驚いた表情で顔をあげた。
「うわ、びっくりした! なんだ拘堂か。眼だけが暗闇に浮いて見えるから驚いたぜ」
「カロッ…… アワワワワ……!」
言葉すらままならない惨めな姿を見られて焦る束子をよそに、如月は小麦粉まみれの手をよけて、額の汗を袖で拭き、
それからその手をエプロンで拭いて、ドアに寄りガラガラと開けた。
「どうしたんだこんな夜中に。 あ、俺? 俺は仕込み。ケーキの生地を寝かせるのにな、月曜に使う生地を明日、ってか
もう今日か、調整すんのに仕込むと、どうしてもこの時間なんだよ」
「カロッ…… オ……オヤマひマひラ……カロッ……ボヒュ!!」
「わあ!」
「カロッ……アワワ! ゴメ……カカロッ!」
束子は無理に喋ろうとして唾液の塊を如月に浴びせた。
「あはは、平気だよ、どうせエプロンだし。それに拘堂のツバが入った方がケーキが美味くなるかもな」
束子は全頭マスクの中で真っ赤になった。
「入れよ」
少し迷ったが、束子はガツガツと調理実習室に入った。
「眠れないのか?」
如月は再び小麦粉をこねながら尋ねた。
「カロッ…… ン……」
束子は調理実習台に尻を預けて、まんまるな手を台の角に添えたまま頷いた。
「ま、そういう時もあるさ。 特にそんなスゲェことやってるとな、俺なんかにはわからない苦労とかあんだろうな」
「ン…… カロッ…… ズズ」
806 :
トルソー:2011/04/24(日) 03:11:04.72 ID:8/mSMNkl0
「お前、口の周りべちゃべちゃだぞ? それに……うわ、なんだその手! お前、今自分じゃ何も出来ないの?」
束子はまた全頭マスクの中でカアアアと真っ赤になり、同時に今如月に襲われたらどうしようとも思い、急に心細くなった。
「カロッ……! ヒア……!」
「ちょ、なんだよその目ぇ! 俺が何かするわけないだろ? ていうか、何もできねぇし」
その言葉に束子はカッと目を剥き、激しい快感に襲われて、ドロリと濡れた。
「カハッ! ア……! ア……! ア……!」
束子は我慢できずに腰をカクカク動かして切ない興奮からなんとか逃れようとした。
如月はわざと目を逸らすようにしてドスンドスンと生地をまとめ、最後にボウルにもどしてラップをかけた。
「できた。あとは冷蔵庫に入れればOKだ」
「ウ…… カロッ……」
急に妖しく腰をくねらせ始めた束子に気付かぬふりをして、如月は実習台を片付けてボウルを実習室の冷蔵庫に入れた。
「こんな時なんだけどさ、お前、あの台車の時の装置とか、マジでずっと入ったままなの? ピアスも?」
「カ! カロッ!」
束子は一瞬で沸騰したように更に真っ赤になり、目を剥いた。
如月の真ん前で尿道や肛門で極太の異物を咥えたまま、胸のピアスもそのまんまであることに気付いたからだ。
束子は極限の羞恥から『こンのバカヤろヲ!』と言いかけて、急に何を思ったか言葉を呑み込んだ。
「……ン……」
素直に答えて頷くと、全身をゾクゾクと甘い快感が駆け抜けた。
今はなぜか抗ったり、恥ずかしがったりするよりも、自分の身分を素直に受け入れることの方が何倍も気持ち良かった。
「さ、戻ろうぜ。寮には入れないけど、渡り廊下までは送ってやるよ」
如月は実習室の明りを落とすと、束子の手を引いた。
束子は急に智逗瑠から距離が離れてしまいそうに感じて、その手を振りほどいた。
「ゴメ……カロッ……! きハらりりシンへッられれも……アらヒ……! ウ……カロッ!」
束子は呆然とする如月を残し、不自由なヒールで走って自室に戻った。
(続)
C
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
C
つ C
如月も今後なにかされそうな予感が・・・。支援。
ID:Pv/TNTZ/0
頼むから、NGワード登録できるやり方でやってくれ
"つC"とか
何言ってるのこの人?
とりあえず「C」をNGワードに登録しとけばいいんじゃね?
といいつつ
>トルソー作者神
つC
ホワイトリスト形式にするのもひとつの手
そういう専ブラ知らんが
817 :
トルソー:2011/04/25(月) 01:03:38.99 ID:NKrVQTUw0
「ハアッ! カハァッ!」
薄く開いたままだった扉を肩で押し開け、束子は部屋のベッドに転がった。
如月はいいやつだけど、急接近する男子を上手に捌けるほど束子には余裕が無かった。
今のシーンを忘れようとしているうちに束子は浅い眠りに落ちた。
それでも、2,3時間しか睡眠は続かず、明るい朝日の中で智逗瑠より先に目が覚めた。
相変わらず全身火照っていて、朝っぱらからエッチな気分だった。
まん丸のグーの手で、股間をグイグイ押してみると、革パンツの裏がぬっちょり湿っていてヌルリと滑った。
今日一日またこの生殺しが続くのかと思うと、絶望で涙が出てきた。
「りるる…… りルるぅ…… らットかヒれ…… カロッ……」
むくり、と智逗瑠がベッドから起き上がった。
眠い目をこすりながらベッドに転がる束子を見る。
「……後悔……しない……?」
「へふッ…… ラんか……ヒれクれッろ?」
「……楽になる……」
「まヒ!? ヤッれ! やッれ! カロッ……ゴホゴホ!!」
パジャマのままの智逗瑠は低周波マッサージ器のコントローラーのようなものを出してきた。
「ヒ……!!」
後悔……しそうだった。
818 :
トルソー:2011/04/25(月) 01:04:28.50 ID:NKrVQTUw0
なんとかしてと自分で頼んでおきながら、装置の無機的な禍々しさを感じて引き攣る束子をベッドに真っすぐ寝かせ、
智逗瑠は革パンツを捲ってドロドロの股間をティッシュで拭った。
そして束子の尿道栓の口金の脇に飾りのように飛び出ている金属の小さな4つのタブに、これまた小さなミノムシ
クリップを4つそれぞれに取り付け、そこから伸びる電線をその不思議な装置に繋いだ。
「……ヒアアァァァ……カロッ……」
あからさまに電気責めとわかる状態にされ、束子は心底恐怖した。
智逗瑠がスイッチを入れ、幾つかあるツマミを少しずつ回すと、束子は尿道に違和感を感じた。
まずは尿道口付近がチリチリと痛痒くなり、不快感のちょっと手前で止まった。
束子は鋭い電気ショックを覚悟していたので、その尿道内を羽毛でくすぐられるような感覚に少し安堵した。
智逗瑠が別のツマミを回すと、次に奥の膀胱に近い所がチリチリし始めた。
どうやら挿入されている尿道栓は電極の役目もしていて、ほぼ絶縁体の本体の手前と奥に、それぞれ1対ずつ電極に
なっている部分が存在するようだった。
更に智逗瑠が別のツマミを回すと、その2つのチリチリが次第に広がって、お互い繋がるような感じになり、
尿道全体がチリチリし始めたが、中央部分に微妙なピークがあるような感じだった。
また別のツマミを回すと、そのピーク位置が前後に移動した。
智逗瑠は束子の表情を見ながら、ゆっくりとツマミを回す。
「グフウッ!! ……カロッ!」
束子は突然Gスポット部分を直接指で触られたような未知の甘い感覚に襲われ、ベッドの上で跳ねた。
それを見て智逗瑠は指を止めた。
「ハ…… ハアッ…… カロッ……」
それは名状し難い気持ち良さだったが、性感としては膣内から突き上げられた方が気持ち良かった。
819 :
トルソー:2011/04/25(月) 01:05:06.94 ID:NKrVQTUw0
更に別なツマミを回すと、Gスポットへの電気刺激が、リスミカルに強弱を繰り返すようになり、更にGスポットを
摘まんで潰すような刺激も加わった。
「ハ……! カハッ……!!」
目を剥いて仰け反る束子。
キュー、キュー、キューとGスポットが仮想に摘ままれる。
やがて束子はジワリとお漏らしするような感覚がして、尿道栓の筒の外側からサラサラした透明な液体を漏らした。
排尿筒で尿道の感覚を奪われていた束子にとっては久々の排尿感であったが、それは尿でなかった。
貞操帯装着マゾへの最も残酷な責め。
それは生殺し放置でも無限快感放置でもない。
男子貞操帯装着者の場合は非常に分かりやすく、それはミルキングと呼ばれ、快感の火種となっている貯留した精子を、
射精の喜びを与えることなく排出させてしまうことなのだ。
前立腺の更に奥にある精嚢を、ディルドーで押したり、電気刺激で収縮させて、ドロリと緩やかに精子を排出させる。
すると通常の射精後のような虚無感に襲われ、もう性欲なんてどうでもよくなって、生殺しの火照りは消え、気分は
平常のような状態に戻る。
ところがこの虚無感や平常感は、その直前の、溜めに溜めてからの射精という超快感のご褒美があってこそ我慢できる
ものなので、それがミルキングによりご褒美なくリセットされてしまうと、その絶望感は計り知れない。
女子の場合は精嚢が無いので、男子の前立腺相当器官であるGスポットに電気的なパルスを与え、スローな潮吹きを
させることで疑似的にこのミルキング状態を作り出すのが、智逗瑠の持つ特殊な装置なのだ。
「……ハれ?…… カロッ…… アア…… コプ、ふーーーー」
束子は突然気分がスッキリして安堵したが、この責めの一番残酷な部分にはまだ気付いていなかった。
(続)
つC
つC
C
823 :
トルソー:2011/04/26(火) 01:43:01.84 ID:e98nU4NX0
束子の安堵した目の表情を見て、智逗瑠は束子の電極を外してパンツを戻し、ボールギャグとグーのまま手を固定している
ミトンを外した。
「ぷはッ…… もういいの……?」
「……もう……必要ない……」
「あースッキリした。 でもこんなすごい方法があるなら、早くやってくれればいいのに」
「……イケないのも……イイ……」
束子は真っ赤になった。
「そっ、それは…… 少しは…… でも、やっぱ苦しいよ」
「……ごはん……どうする……?」
「あたしパス。寝る。ごめん」
言うなり束子はタオルケットを掴み、革張りベッドの上にまた倒れ込んでグーグー寝始めた。
深く眠ってはまどろみ、深く眠ってはまどろみ、何サイクル繰り返したかわからない頃、ようやくはっきり目覚めた。
時計を見るともう昼過ぎだった。
考えてみれば全然トイレに行っていないので、けだるい身体を起して、おトイレセットを持って部屋を出た。
大量の汗で水分が出てしまったらしく、大きい方は普通に出て、おしっこは特濃とでもいうべき濃さのものが普通に出た。
智逗瑠はきっと工房だろうと思ったので、部屋にトイレセットを戻し、食券を取ってそのまますぐに食堂へ向かった。
824 :
トルソー:2011/04/26(火) 01:45:06.46 ID:e98nU4NX0
自由になった手で普通にトレーを掴み、なんとなく温かい物を欲していたのでポタージュを取って、たくさんクルトンを
落とし、チーズとパンをもらった。
スープを一口飲んでは、ジワリと全身に浸みる感じにホッと息を吐く。
目の前にトレーを持った人影が座った。
「拘堂さん?」
「あ、はい……」
見知らぬ上級生だった。
「あの廊下のお花、素敵ね」
「ありがとうございます」
「あ、食べながらでいいわ」
「失礼します」
束子はパンを千切って頬張った。
「あの……あとで、触っても……いいかしら?」
「花ですか? 出来れば、それはちょっと…… かなり微妙に調整してあるので……」
「……あなたによ……」
「へ?」
「あの花を見ると不思議。 妙な気持になるのよ。友達も言ってたわ。友達は週末カレシとベッタリですって。さっき
メール来たの。あたしは今カレシ居ないんだけど、なんでもいいからビザールでエッチなものいじりまわしたくなって。
でもそんなものここに無いじゃない? で、今あなたを見かけて、急に声掛けたくなって……」
「あ、いいですけど、智逗瑠がうるさいですよ」
「少しなら、大丈夫よ」
「えー? で、でもどこで?」
「今ここでよ。ほんの少しよ?」
「えーー?」
825 :
トルソー:2011/04/26(火) 01:45:37.81 ID:e98nU4NX0
妙な声を出す束子をよそに、目の前の上級生はテーブル越しに束子の胸をむんずと掴んだ。
「アッ…… んハァッ…… やめて…… 先輩……」
「すごい…… きもちいい…… 拘堂さんをいじりまわすのきもちいいわ……」
「ちょ…… お願いします……やめてください……」
「いいじゃない……減るもんじゃなし」
「減りますよぉ……」
「ウフフ……うそばっかり」
「……ン……やめて…… あ、痛ッ!」
ピアスが中で捩れて、束子は顔をしかめた。
「あ!ごめんなさい! ……もういいわ……ありがとう」
「え? あ…… はい…… どうも……」
上級生はトレーを持ってそのまま別の所へ移動した。
ピアスの痛みはすぐ消えた。
束子は狐につままれたような気分になって、続きをモグモグと食べ始めた。
食べ終えたところで、久々にコーヒーでももらおうかと立ちあがると、周囲から妙な視線を感じた。
見回すとすぐに視線は消え、皆それぞれ食事をしている様子に戻ったが、束子は狙われているような気がしてゾクリとした。
それでもキッチリコーヒーまで飲み終えて部屋に戻った。
(続)
C
C
C
829 :
トルソー:2011/04/27(水) 11:53:21.93 ID:6Sf2BaQi0
部屋に戻るとやっと気分が普通に戻ったのか、自分の作品の花の香りが心地良かった。
女子寄宿舎の廊下の作品が好評なので、管理を任されている本校の廊下の花台2か所に作品を置こうと思い立った。
背の高い花瓶ものを抱え、バスケット型の取っ手の付いたものを手に提げて、ガクガクとおぼつかない足取りで部屋を出た。
本校の扉は案の定開いていた。
このまま調理実習室に行けばきっと如月が何かやってるのだろうと思ったが、昨日のことが怖くて足が向かなかった。
自分が台車に拘束され花台として放置されていた場所を横目に見ながら、ゆっくりと階段を上がる。
2階の廊下の反対の突き当たりに、任されている花台があった。
今は何も置かれていないそこに、背の高い花瓶のものを置いた。
移動中に少し位置が歪んだ花を戻して、全体を整え、バスケットの方を持って階上の音楽室前へと上がった。
2階上の音楽室前の花台にバスケットを置く。
渋い色合いで満ちている古風な校舎の教室前の空間に、爽やかなエロチックさが拡がって明るくなった。
束子は自画自賛するわけではないが、自分でもその場で股間に手が伸びそうになって苦笑した。
少し下がってバランスを確認した後、束子はガコガコと古い階段にヒールの音を響かせて降りていった。
830 :
トルソー:2011/04/27(水) 11:53:39.55 ID:6Sf2BaQi0
少し気分が変わったので、束子は心に余裕が出来て如月で冷やかそうという気持ちになった。
このまま1階まで下りれば、いずれにせよ調理実習室の前を通らなければ寄宿舎には戻れない。
実際途中の化学室などにも数人の生徒がいたので、如月のためだけに校舎の扉が開いていたわけではないようだった。
ブーツのヒールさばきに気を遣い、コツコツと音をひそめて調理実習室に近づいた。
全頭マスクの奇妙な頭を半分入り口にかざして、片目で中の様子を見る。
するとそこには3人の女子に囲まれて、笑いながら仕込みの続きをする如月が居た。
束子は一抹の寂しさを感じたが、如月の楽しそうな様子に安堵して、もう一度廊下を引き返し、2階の廊下を戻って
1階に下りた。
夕方、智逗瑠が部屋に戻って来た。
「……ただいま……」
「おかえりー あのヘンな装置のおかげでまだスッキリしてるけど、相変わらずこの革スーツにギチギチに絞められてる
とまた、だんだんエッチな気分になってくるね。
「……そういう……スーツだから……」
「アハハ、そうだったね。本当に奴隷飼ってる人は、それで言うこと聞かすんだもんね。あたしもそいいう状態にされ
ちゃわないと、このスーツの信頼性にかかわるもんね」
「……うん……」
「もう一着って出来た?」
「……まだ……来週中には……」
「よかった! もうすぐお風呂だー」
その後何事も無く過ぎ、智逗瑠は普通め、束子は軽めの夕食を食べたあと、授業の準備などをして寝た。
831 :
トルソー:2011/04/27(水) 11:53:54.96 ID:6Sf2BaQi0
深夜。
「……んっ…… ……やっぱこのスーツ高性能すぎるよぅ…… もうエッチな気分で我慢できない……」
革シートを張ったベッドの上で、ピアスで強制勃起させられている乳首を分厚い革の上からいじりながら、束子は
悩ましげに腰をくねらせていた。
すると智逗瑠も眠りが浅かったのか、自分のベッドから起き上がって来た。
「あ、智逗瑠ゥ…… ごめん、起こしちゃった?」
智逗瑠は無言で束子の口に自分の口を重ねた。
「ムッ…… んんん……」
欲しい所へ蕩けるような甘いキスをもらい、束子は全身がカッと火照った。
久々に甘い絶頂を期待して、智逗瑠の口に舌を預ける。
ちゅくちゅくと唾液を送り込まれ、トクトクと飲み下す。
智逗瑠の指はすぐさま革パンツを下し、貞操帯直前の内股を指でなぞる。
革の上からでも性器直近の皮膚を刺激され、猛烈な期待に排尿板の奥からは白濁した粘液がネットリと溢れてくる。
そして智逗瑠の指がその粘液を拭い、全頭マスクに呆然と開く束子の赤い口に塗り込んだ。
「んぷっ…… いやぁ…… エッチな味しちゃう……」
次の瞬間束子の目に映ったのは、あの不思議なコントローラーだった。
「え?」
尿道栓の端子にすばやくコードが繋がれた。
すでに前回の使用で調整が済んでいるのか、いきなりキューーッとGスポットが摘ままれる感じがして、もにゅもにゅと
揉まれる感じがした。
少しずつ強くなりながら、1分程も揉まれると、ジワリとおしっこを漏らす感じがして束子は腰を浮かせた。
「う……」
消え去る性欲に理解不能のまま固まっていると、さっさと革パンツを戻し、智逗瑠は自分のベッドに戻ってしまった。
束子はやっとこの装置の残酷さに気付いた。
(続)
C
C
C イイ! 新スーツでは内蔵式になってるわけですね(オソロシスギル
835 :
トルソー:2011/04/28(木) 10:31:53.35 ID:GKQtDxIz0
翌日。
久々にまともに登校すると、なんとなくクラスの雰囲気がヘンだった。
最初は、女子が。
昼過ぎから、男子も先生も変だった。
女子は授業中にシャーペンの頭でスカートの股間をいじり、ハッと気付いて手を机に戻す子が何人かいた。
男子は、そう、あからさまにもっこりとしているのが分かる子が数人。
反応の薄い子、反応し過ぎちゃって辛そうな子、それぞれ感度に差があるようだった。
束子は、昼間普通に勉強して、夕方に気分が高まってくると、智逗瑠に電気刺激でそれを消されてしまうようになった。
「うう…… 今日もなの?」
「……少し……我慢して……」
「我慢できないよ……」
「……肉体は……我慢してない……」
「こ、こんな残念すぎるオシオキってないよぅ!」
「……おしおき……ちがう……」
「グスッ……わかったよう……」
束子は就寝時スッキリ休めるのは楽だったが、だんだん人間ですら無くなっていくような気分になった。
836 :
トルソー:2011/04/28(木) 10:32:38.30 ID:GKQtDxIz0
週の半ばになると、クラスや先生の雰囲気がヘンなのも落ち着いて来たように束子は感じた。
束子自身は、まるで黒革スーツを着せられる前のような、普通の日常だった。
しかし、その日の終業時、束子は全身が凍りついた。
「あー、あとで一斉配信メールが来ると思うが…… いままで立華の実験に拘堂が献身的に協力してきたわけだが、
拘堂も大変ななりに現状に慣れ、また全校生徒も立華や拘堂のことを良く理解してくれていることがわかった。
他にも拘堂に協力してもらうと色々助かるという生徒から学校と立華に申請が出ていたのだが、いよいよ来週から
拘堂に依頼することを認められる状況になったので、該当する生徒は申請用紙を取りに来い。ただし、拘堂に協力
を頼めるのは放課後から夜11時まで、もちろん、本人が協力を認めるということが最大の条件だ」
なんですって!
呆然と立ち尽くす束子を残し、全く関係ない生徒は無関心という雰囲気でゾロゾロ教室を出た。
数人の生徒が教室に残り、束子をじっと見つめる。
「ち! 智逗瑠ッ! どういうこと?!」
「……平気……。……嫌なら……断って……」
「あ、あそうか……」
実際、ただそれだけのことだった。
束子は急に智逗瑠から見放されたような気がして動転したが、確かに説明の通り、他に自分のような人間が
協力することで助かる子が居るなら、今だったら引き受けても良さそうな気がした。
837 :
トルソー:2011/04/28(木) 10:33:17.59 ID:GKQtDxIz0
「あのー、拘堂さん、いいかな?」
「はい?」
美津峰 武史(みつみね たけし)、鉄工所の息子だった。
「うち、鉄工所でね、アートとまではいかないけど、同じ製品でも質感とか、手触りとか、そういうのにこだわりたいんだ。
拘堂さんの花、スゴイね。多分、僕と同じこと考えてるんだろうなと思った」
「ありがとう。でも同じかどうかわかんないよ?」
「例えば、うちなんか門扉とか良く注文来るんだけど、ただの大きな鉄格子だけどさ、見てハッとする門扉って、イイと思わない?」
「あ、なるほど。わかるわかる」
「それでね、拘堂さんにお願いがあって、何度か先生や立華さんに相談したんだけど、やっと許可が出たよ」
「あ! ああ、さっきの話ね?」
「うん…… ちょっと来てもらっていいかな」
チラッと智逗瑠を見ると軽く頷いた。
「い、いいよ」
美津峰に連れられて向かったのは智逗瑠も使っている工房すなわちアトリエだった。
柱の少ない大きな明るい空間に、それぞれの制作場所があり、壁際には共用の工作機械や、電気炉、塗装ブースなども置いてある。
遠くに智逗瑠の場所が見え、ほとんど完成したもう1つの黒革スーツが、大量の端材と工具の中に立っていた。
「これなんだけど。 ほんとは何日もブッ通しでお願いしたいところだけど、放課後から11時まで7時間くらいこれに
入ってもらって、感想を聞かせて欲しいんだ。こんなこと頼める子、他に居ないから」
美津峰のスペースに置かれていたのは、さながらエスケープショーの舞台装置のような、手足をギッチリ折り畳まなければ
束子ですら入れないような、小さな檻だった。
束子は美津峰に聞かれないように生唾を呑んだ。
(続)
他の協力者じゃなくて依頼者なんだ
公衆便女みたいになってきたな
回されちゃうのかC
さらにギチギチにされちゃう束子
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
842 :
名無し:2011/04/29(金) 00:18:18.27 ID:7Hy0Wr690
視線はそういうことね
つC
844 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 17:39:32.47 ID:z/mHlMhy0
マダー
846 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 08:01:34.68 ID:h0imh6Oo0
事故で死んだ脱出専門の奇術師
アシスタントをしていた実の娘は彼が莫大な借金をしていたことを知る
その借金のため生前父が考案した絶対不可能の完全拘束からの脱出ショーに
強制的に挑戦させられることに
しかしそれはある富豪家たちのための闇の拷問処刑ショーへの参加という
仕組まれた罠だった
いくつもの奇妙で厳重な拘束具で身動きできなくされ次々と無数の鍵で施錠
完全拘束されていく
847 :
トルソー:2011/05/04(水) 10:09:22.96 ID:xVJT/KXd0
やっと自宅に戻ってきました。他のPCからだと規制がきつくて投稿しにくいです。
_________________
その檻は、普通の犬猫のケージとは全く異質なものだった。
全体の容積に対して、檻そのもの厚みが異常に厚かった。
それは1辺2cm程の太い鉄の角材を溶接して作られていて、格子は所により同じく直径2cm程の丸い鉄棒が使われている。
まるで刑務所の格子を小さく切って6面張り合わせて構成されているようなモノだった。
上面の前寄りに一か所鉄板で塞いてある部分があり、その鉄板に鍵穴が明いていた。
美津峰が大きな鍵を差し込んで回すと、アトリエ中に響くような大きな音で中の鉄のロックが動いた。
格子を掴んで美津峰が引っ張ると、上面の格子全面が跳ね上がる方向に開いた。
それ以外の5面は強固に溶接されていてビクともしなかった。
上面の扉となる格子と本体はこれまた頑丈な蝶番で溶接されていて、僅かに歪むことすらなかった。
中を覗くと、底も鉄格子のようだったが、ベニア板に薄いクッション材を貼った底板が敷いてあり、最低限の快適性は
あるようだった。
「どう? 拘堂さん」
ガチャンと上面の扉格子を戻しながら美津峰が尋ねた。
束子は頭に血が昇り、ボーッとしていた。
こんな禍々しい鉄の檻に7時間も……
848 :
トルソー:2011/05/04(水) 10:09:48.90 ID:xVJT/KXd0
しかし美津峰が言うように、溶接部の丁寧な仕上げと研磨、磨けば鏡にでもなりそうなほど格子の面が整っている。
デザインとして配置されている丸格子も、厳格な重厚さの中に不思議な軽さのイメージを持たせている。
普通は実用優先でバリの目立つ鍵部分も、溶接されたパネルからロック棒の研磨仕上げまで、冷たい鉄のはずなのに
もっと温かみのある素材のように見えた。
汗が当たっても大丈夫なようにか、表面はクリアラッカー仕上げで、それも詳しくはわからないがかなり上質な重ね塗りだ。
高級車の塗料でも取り寄せて使っているのであろうか。
まるで智逗瑠の革製品を前にした時のような、吸い込まれそうな期待感が束子を襲う。
ドクドクという血流の音で、耳の鼓膜の反応が鈍いような気分で、もう正確な判断力など流されてしまった気がした。
「い…… いいよ…… ……協力しても」
「ほんと? やった、ありがとう! 立華さん、拘堂さんOKだけど、お借りしてもいいかな?」
「……束子がいいなら……もちろん……」
束子はそのやりとりを聞いたあと、急に我に返り、承諾した自分のことが信じられなかった。
まるで自分の意思ではなく、身体と革スーツの意思のような気がした。
849 :
トルソー:2011/05/04(水) 10:10:55.15 ID:xVJT/KXd0
毎日普通の生活といいながらも、革スーツのせいでボーッと淫らな気分のまま暮らす束子。
もちろん、待ち受けている更なる拘束儀式が刺激になっていることは言うまでもない。
「今日もなのぉ? ちゃんと我慢するから、しばらくエッチな気分でいさせてよう……」
「……だめ……」
「いやぁ……」
諦めたようにおずおずと革パンツを自ら下げると、淫液を拭われ、電極をセットされ、今日も性欲剥奪の儀式が行われる。
「はうあ!!」
一瞬だけ軽く気持ちよくなると、すぐにジワリと潮が尿道栓の脇から漏れる。
「……うう……」
スッキリしてしまう無念さに気が狂いそうだった。
束子は、パンツを戻し、横を向き、一筋の涙をツーッと流して寝入るのだった。
こうなって醒めてしまうと、これから檻に入れられるという興奮も、どこか遠くの別な事柄のようにしか思えなかった。
(続)
つC
しえん〜
久しぶりにハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
C
支援〜〜
お待ちしておりました
それにしても相変わらず容赦ない責めで
たまにはご褒美もあげて
855 :
トルソー:2011/05/05(木) 10:05:32.54 ID:0ZwSPSwT0
束子はボーッとしながらも、毎日毎日自分の奇異な日常を噛み締めて暮らしていた。
全身を程良く締め付ける革スーツのテンションは、多少の馴染みが出たとはいえ衰えることなく束子を淫らな気分に
堕とし、それを受け容れながら暮らす束子自身に直接的な性刺激と、羞恥による間接的な性刺激を与え続けている。
蒸れる革スーツは素材が智逗瑠の加工した特殊な革のため、程好く汗を吸う反面、やはりある程度は蒸れる。
その蒸れの不快感は、常に束子に自分が他人の所有物であるという立場を思い知らせ、生活機能に支障が無い程度の
不自由さを与えている。
しかし今までずっと着替えることが出来なかったため、代謝した表皮である垢はスーツの下に蓄積し、そこが雑菌の
温床となっていて、狭い鼻の穴の周囲から流れ込んでくる自分の体臭はだんだん耐え難い異臭になっていた。
もちろん、智逗瑠のスーツにはある程度の抗菌対策が施されているため、炎症などの病的な症状は出ていないが、
すでにそんな抗菌効果も及ばない程にスーツ内は汚れていた。
だが使いなれた枕のように、毎日少しずつ堆積し、微妙な安定化を繰り返すモノは、問題さえ起きなければそのまま
推移してしまう。
そんな束子のスーツの中はまるで、穿き続けたパンツの局部のような状態になっていた。
856 :
トルソー:2011/05/05(木) 10:08:02.69 ID:0ZwSPSwT0
乳首はできればまた胸カップを開放して傷の状態を確認して欲しかったが、今すでに硬い革カップの裏でしくーんと
甘い刺激を胸板の奥に染み込ませ続けているので、いまさら目で見て確認することなどどうでもよくなっていた。
敏感な肉を異物が貫通していると思うと恐ろしいが、今まではただ埋入して圧力が無駄に逃げていた部分が、
突っ張り棒を挿入されることによって、外圧がすべて乳首を潰す刺激へと変わり、乳房がカップに囚われている限り
永遠に逃げられない刺激に晒され続けている。
ピアスが無いと、人目を盗んで自分の胸をいじっても、もやもやと刺激が霧散してしまうが、乳首をピアスされて
しまった今では、周りから乳房を揉んだだけでも、ピリピリとその頂点から明確な快感が発せられるのがわかる。
揉むほど確実に気持ち良くなる。
肉体を改造されてしまった刺激に、心のどこかでは暗澹とした気分になるが、そこから逃れられずに手を止めることが
出来ない自分に束子は羞恥と快感のないまぜになった気持ちを感じていた。
そして、装着された時はこんなものが日常化するとはとても思えなかった貞操帯。
もう二度と力を入れることもないのかもしれない程の巨大なアナル栓を固定し、排尿筒を固定し、束子の性器を金属板
で封じ込めている。
性器周りを封鎖されるのは、1日だって耐え難いことだと思っていたのに、高度に調整され、実用に基づいて工夫
され尽くした装置を装着させられてしまうと、その部分の生体組織があたかもその仕打ちを待ち望んでいたかのように、
自発的に装置を咥え込み、安定し、そして逃れられなくなる。
857 :
トルソー:2011/05/05(木) 10:08:30.78 ID:0ZwSPSwT0
限界まで拡張されているくせに無理のない位置に装置を嵌められてしまったアナルと尿道は、もう本人の意思よりも
装置自身の言うことを聞くようになってしまっている。
そのことは本人に便意や残尿管という耐え難い神経刺激を送り続けるが、刺激を発することと、その部位の生体に
負担がかかることは別だ。
指に巻かれた輪ゴムが指先を青くし、そのまま放置すれば指先が壊死するのに対し、たとえ一生外れなくても
サイズの合った指輪は生体に為害作用を及ぼさない。
束子の尻はずっとうんちしたい便意を無限に覚えているのに、嵌められた筒を排泄することもできず、排泄せずとも
肛門周囲は壊死しない残酷な拘束を無限に与えられ続けている。
尿道も安定していて普段は意識の外にあるが、ちょっと尿意を覚えて括約筋を締めようとすると、そこは頑なに
無機物の筒で開いたまま貫かれているため、ゴロゴロチクチクとした尿道特有の強い不快感が返ってくる。
人間は不思議なもので、無意識下で普段閉じている筋肉が「もうお前は用済みだ」と指摘され続けると、やがて
心に諦めが出来て、それを緩めても排泄の羞恥に晒されないと認識でき、次第に脱力することを覚える。
その諦めと脱力感は、調教の際の「堕ちる」心理に共通するのだ。
頑なな奴隷を堕とすのに排泄調教が有効なように、束子もこのアナルと尿道の装置によって、人間として拒むべき
究極の我慢を次第に削がれ、諦めて服従することの快感をじわじわと染み込まされていた。
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つCCC
859 :
トルソー:2011/05/05(木) 10:21:16.47 ID:2zbRBoo50
そして装着させられた者でないと分からない、貞操帯の快感。
それは、排尿板で立体的に囲われた左右の陰唇が、ヌルヌルと自らの淫らな汁を纏(まと)いながら、その排尿板の
下で左右に分け寛(くつろ)げられて固定されている快感だ。
もちろん、台車固定の時に改めて感じた、金属板の下とはいえ24時間性器を開いた状態で人に向けている羞恥の快感も
あるが、このラビア拘束快感こそが女性用貞操帯の一番きもちいい仕掛けなのだ。
男性用貞操帯の装着者がペニスを筒の中で24時間、勃起できないままオナホールに突っ込まれているような生殺しで
ヌルヌルと固定されているのと同じように、束子のラビアは、貞操帯本体のラビアを絞り出す縦溝と、それを覆う排尿板で
構成された、まさにラビアを受け容れるためだけに存在する空間にみっちりトロトロと拡がりながら充満し、身体の動きで
もどかしく擦られている。
男性用貞操帯装着者がペニスチューブに小さく収められたペニスを、身体の動きでなんとか切なく刺激しようともがく
のと同じように、束子も日常の中で、ぽってり充血した淫らな陰唇を、その縦長の溝状のケースの中で切なく擦り動かすのだ。
しかし陰唇のみの刺激では到底絶頂までは及ばない。
その少し上の空間で残酷にも孤立させられたクリトリスや、完全な貞操帯本体の封印の奥で、全く手の届かない膣や子宮口
に触れられないもどかしさを、束子は毎日甘痒く噛み締めているのだ。
(続)
つC
C
C
C
864 :
トルソー:2011/05/09(月) 12:41:05.08 ID:+eXUAAiJ0
「……できた……」
土曜の昼前、束子がまた自分の作品をアレンジしていると、智逗瑠が黒い塊を抱えて部屋に戻って来た。
「え? それが新しいスーツ?」
「……うん……」
「やった!」
「……お風呂……貸切……頼んだ……」
「マジ? 今からいいの?」
「……うん……」
束子はパアアと明るく笑って、アレンジ中の作品を放り出し、智逗瑠と風呂場に向かった。
さすがに今の時間帯はクラブ活動でも一切シャワーや風呂場を使わない。
普段なら風呂のメンテナンスをする時間帯だ。
明り採りの窓から、普段見たことも無い角度で陽の光が差し込む明るい浴場に、真っ黒な束子と、下着にTシャツを
着た姿の智逗瑠が立っていた。
「濡れても平気なの?この革。 だってよくあるじゃない? 乾くと縮むってやつ。それに革靴とか濡れるとガビガビに
なるよね」
「……大丈夫……特殊加工……してある……でも……無茶すれば……革が痛むことも……ある……」
「そっか。このキツキツな感じがずっと続いてるのもそのせいだよね」
「……そう……」
「じゃ、お願いします。 ……臭いよ?」
「……へいき……」
865 :
トルソー:2011/05/09(月) 12:41:24.86 ID:+eXUAAiJ0
先ずは革パンツを脱がされ、尿道の栓が抜き取られた。
「あ! やあぁぁ! いきなり!」
朝トイレに行ったきりなので、普通に溜まっていたおしっこが無抵抗に放出された。
明るい風呂場のタイルに跳ねたおしっこは、妙にきれいな黄色に見えた。
貞操帯が解錠され、排尿板ごと外された。
縦の空間に収まっていた陰唇が、くちゅりと音を立て、名残り惜しげにキラキラした糸を引いて離れた。
普段の入浴時間の湯気の立ち込める湿気た空気とは全然違う、湿気の少ない昼間の浴場。
湯船の近く以外は冷えているその風呂場内の空気の中でさえ、淫らに立ち込める饐えた淫臭。
「いやあぁぁ……嗅いじゃいやぁぁ……」
「……気にしない……気にしてたら……仕事にならない……」
「気にするのあたしの方ォ! ……でも、こういった智逗瑠の仕事なら、気にしてらんないのかもね」
貞操帯が完全に取り除かれると、アナルにギッチリ充満している巨大なアナル栓が、押さえ込む金具を失って
自重を全て括約筋にかけてくる。
「あう〜」
肛門周囲組織が直腸も含めてポヨンと下方に引っ張られる、何とも言えない拘束の実感が束子を襲う。
アナル周囲に重量のある異物が存在しなければ、決して味わうことのない重みだ。
866 :
トルソー:2011/05/09(月) 12:41:43.98 ID:+eXUAAiJ0
うなじのメインロック、裾や袖口のジッパーのロックが外され、
まずは全頭マスクがベロリと捲られて、ベタベタに髪の毛の貼り付いた束子の素顔が現れた。
饐えた頭皮と髪の毛独特の臭いが立ち上る。
少し痩せてはいたが、血色ごく普通の束子の素顔。
「アハハ、外界の空気って、こんな感じだったっけ? アハ」
久々に直接肌に触れる空気は頼りなく感じた。
背中のジッパーが下され、肩、腰と露わになる。
薄いプリン状の被膜に固まった垢が、一部ズルリと剥がれた。
今度は濃密な体臭と、身体の垢の臭い。
「クッさー!! たまんないね、この臭い。自分のだけどさ」
「……平気……」
ついにブーツまで全身脱がされると、ブーツ特有の足の臭いが鼻を突いた。
「ゴヘェェェ!! ブーツやっと好きになったけど、この臭いは死ぬそうになるね」
「……平気……。……束子……少ない方……外国の子は……うっ……」
きっとメンテと称してとんでもないモノが送り付けられてくるのであろうことを想像し、束子はちょっとだけ安堵した。
(続)
支援〜〜
リアルな描写が素晴らしい
つC
爪を切っておかないと
ずっと革人形なら髪の毛邪魔では?
C
つC
C
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
C
875 :
トルソー:2011/05/12(木) 15:39:02.72 ID:VLcDsMqQ0
束子は久々に素足で立とうとして違和感によろけた。
「アハハ、爪見て!すごい」
「……今、切る……」
「密閉されている所でじんわり伸びると、こんなになっちゃうんだ。人間てすごいね」
束子の爪は手の爪も足の爪も、汗でふやけて柔らかくなっており、指先のカーブに沿って指先を覆うような方向に
曲がりながら伸びていた。
足の親指の爪だけは厚みの関係からか、ブーツの余分な空間のせいか、曲がり切らず、かなり痛々しい様子だった。
「ビックリ人間の写真とかネットで見ると、何年も伸ばしてカールしてるのとか見るけど、ずっと湿気った環境だと
少しずつ曲がるんだね」
「……人による……束子は楽な方……」
智逗瑠は束子の前に屈み、肩につかまらせて、既に準備してあったドイツ製爪バサミで、指一本一本丁寧に爪をカットした。
「……これで……しばらく……平気……」
「ありがとう。クンクン……臭さッ!! ヘソ垢と爪垢のミックスしたような臭いだぁ」
束子は半ば自虐的に指先の臭いを嗅いで笑った。
「……手……回して……」
「アハ、やっぱ後ろ手錠?」
「……みんなそう……」
「あ、そうなんだ。はいはい」
予想はしていたが、やはり束子は自分で自分の身体を洗わせてはもらえなかった。
876 :
トルソー:2011/05/12(木) 15:39:28.44 ID:VLcDsMqQ0
見下ろすと、自分の乳首の左右に銀のボールが添えてある。
「わお、やっと見れた。でもこれでピアスなの? イメージと全然違う。もっとこう、奴隷の証しみたいな、金属の輪でぇ」
「……待ってて……」
智逗瑠が一瞬脱衣所に消え、すぐに戻って来た。
「……これ……」
智逗瑠が出した物は直径2cm程の大きめなC字型のリングが2つ。
それを特殊なプライヤーで掴み、すごい力で押し開く。
見たところステンレスで出来ているようで凄く固く、Cの断面の部分は緩やかに尖っていた。
智逗瑠は開いたCの間隙部分を、束子の乳首の左右に添えられた銀の球に、バーベル全体ごと挟み込むように嵌めこんだ。
良く見ると左右の球の外側にはそれぞれ小さな窪みがあり、バーベルを挟むような形でオプションが取り付けられるように
なっていた。
智逗瑠がプライヤーを離すと、まるで銀の球とリングが一体になったような形で、束子の乳首に大きな重いリングが
取り付けられた。
肉を通る部分はバーベルスタッドそのままの状態なので、後付けのリングは肉の抵抗を受けずに良く揺れる。
「はうあ!! 何これっ!」
「……お望み……通り……」
「ひ! 重い! 重いよ! いやっ! 乳首伸びちゃう! 周囲にペタペタ当たる感じが! どどど奴隷っぽい!」
「……もうひとつ……」
智逗瑠は反対の乳首のバーベルも、オプションのCリングで挟んだ。
「ひいいっ!! 突然おっぱいが奴隷っぽくなったぁ! 嫌!これ嫌! この重さ! すごい惨めな感じするゥ!!」
「……洗う間……だけ……」
「さ、サービスってことなの?」
「……うん……」
「ああ…… いやぁぁ……」
877 :
トルソー:2011/05/12(木) 15:39:54.47 ID:VLcDsMqQ0
自分でピアスに対して勝手にイメージしていたものと違うので、あまり凄い有様になっていなくて安堵した半面、
ちょっぴり残念に思っていた部分を、思い切り逆手に取られて煽られてしまった。
露わになったままの局部からドロリと蜜が出た。
久々に見下ろす自分の裸身の2つの頂点に、2つの大きな奴隷の証しがキコキコと揺れている。
乳首の付け根ギリギリを貫かれているとはいえ、その重みで乳首は下向きに歪み、先端は見えない。
下半身2つの排泄口に掛かる異物の重みと、乳首に掛かる異物の重みが、全裸でもなお誰かの支配下にあり所有されて
いることを束子に思い知らせている。
今、その所有者は束子の背後に回り、愛情の込められた指先で、さながらお気に入りの彫像を愛でるように石鹸の泡を
全身に塗り拡げてゆく。
最初の泡はすぐ垢に吸われ、殆ど泡立たない。
一度全身にシャワーが浴びせられ、再びボディーソープを塗り込まれた。
智逗瑠はもうTシャツも下着もびちゃびちゃで、後ろで束ねた髪も下半分は飛沫を吸って重くなっていた。
智逗瑠は最初にデリケートな部分だけ指でそっと洗うと、あとはボディーブラシでゴシゴシと擦った。
「ひやっ!ひやっ!ひやっ!」
「……うごかないで……」
「ムリっ!! ひやっ!ひやっ!ひやっ!ひやっ!ひやっ!」
一通り洗い上げると、こんどは髪の毛をシャンプーで洗った。
髪は髪で3回ほどシャンプーしないとまともに泡立たなかった。
ようやく全身を洗い終え、智逗瑠はスーツをそのままにして束子を脱衣所に上げ、全身を拭いた。
「ひ!」
その場に置いてある物を見て、束子は安堵し切った気分から、再び恐怖と不安に引き攣った。
新品の黒革スーツの上に置いてあったのは、どう見ても新たなバーベルピアスだった。
(続)
C
支援〜〜
新スーツに期待
首から上が別パーツで上から服着ると外出も可なのがいいなあ
調教デート萌え
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
智逗瑠がそういう道具をどこで仕入れてるのか気になってみたり。男子から道具を貸してくれとか言われてそうな気配が。
支援。
882 :
トルソー:2011/05/14(土) 10:52:20.67 ID:v20WOzoT0
「こっ! これっ!」
「……クリトリス用……」
「ひ!ひいっ! 直撃で言わないでぇ!」
「……どう言えば……? ……陰核?……」
「もういいよう! ……今するの?」
「……一番……清潔……」
「そ、そうよね。おおおおっぱいと違うもんね、デリケートさが」
「……うん……」
智逗瑠は脱衣所の籐椅子に手術に使うような緑色の布を敷くと、その上に束子を座らせた。
束子の背中でガチャガチャと手錠が音を立てる。
「こわいよう」
「……へいき……」
智逗瑠はそのピアスをケースから出し、挟む位置が突き出た形になったクリトリス専用のピアッサーに装着すると、
ピアス部を消毒し、束子のクリトリスも拭った。
束子の尿道に装着されている尿道筒の開口部周囲に邪魔されながらも、クリトリスの尿道側の付け根にピアッサーの
片方の先端を潜り込ませる。
「キヒイイイイィィィ!!」
乳首の時と違い、体の中で一番敏感な部分を目の前で穴穿たれる瞬間を見せられる恐怖に、束子は食いしばった歯の
隙間から金切り声に似た悲鳴をあげた。
クリトリスを覆う包皮を捲るようにピアッサーの反対のくちばしをクリトリスの前側の根本に当て、智逗瑠はそこで
一旦手を止めた。
883 :
トルソー:2011/05/14(土) 10:52:41.50 ID:v20WOzoT0
「……私からの……お礼……わかる……?」
「そ、そんな! ピアスがお礼だなんて…… あ!!!」
ドグン!と束子の心臓が高鳴った。
「……スーツなんか……無くても……束子……私のもの……スーツ……がんばってる……お礼……」
台車のことや、自分が自分の仕事のスタイルを掴んだことなどで、すっかり智逗瑠との関係を忘れそうになっていた束子は、
改めて智逗瑠の愛情を感じて全身が火照った。
拘束具のトルソーとしての役目から、なし崩しにすべてを受け入れるマゾ奴隷になった今、このピアスはご褒美なのだ。
束子の心がシャワーの日常モードから、ストーンとマゾの立場にスイッチする。
一生外せない奴隷の証を、智逗瑠以外の他人には絶対触れさせない、敏感で大切な突起に貫通させることを認める気持ち。
たまらないマゾの気持ち。
自分ではもう一生触れることもないであろう自分のクリトリス。
それを所有者に、所有者の思い通りに滅茶苦茶にされてしまう快感が、この僅か1秒後にやってくる。
キイイイイインと万感の被虐感が全身を満たし、毛穴や汗穴、あらゆる穴がパアアッと開く感じがする。
「あ…… あ…… あ…… あ……」
逆らえない、抵抗できない、ただ処刑を受け入れる、甘美な絶望の快感に、束子は籐椅子の上で後ろ手錠のまま背中を浮か
せて股間を見つめる。
「ありがとう……智逗瑠」
目に涙を浮かべて束子がそう言った時、智逗瑠は表情を変えずに力を込めてピアッサーを閉じた。
884 :
トルソー:2011/05/14(土) 10:53:09.45 ID:v20WOzoT0
バツン、と言うよりはジャキッというバネの音の中で、肉そのものは無音で貫かれる光景が見えた。
「ガフッ!!」
束子は少な目の悲鳴で跳ねた。
最初は痛みより、いきなり腰を蹴られたような衝撃。
そして次もまた痛みではなく、熱だった。
それぞれ1秒ずつ、計2秒、そして3秒後に激痛がやってきた。
「カハぁッ!!」
全開の喉から、気体の固まりが押し出されるような悲鳴が漏れ、そのあとはなんとか耐えられた。
ピアスでイクなんて嘘だ。
と思った時、ピアッサーが外され、少量の出血にまみれたピンクの核から、鋭い筒状の極太針が突き出ているのが見えた。
その瞬間、束子は全身が勝手にフルフルと震え、末梢の方から身体の中心に向かって快感の波が押し寄せ始めた。
本当に肉が貫かれている酷い有様を直接目視して、自分の処刑の実感が全身を満たした。
耳の付け根までカーッと熱くなり、ほとんど性器に触れてもいないのに、束子はガクガクとイキ始めた。
砂丘を滑り落ちるように、もう突っ張っても止まらない。
「あッ!あッ!あッ!あッ!あッ!ああッ!ぁあッ!ぁぁあッ!」
性器をいじる、飛翔のような絶頂ではなく、精神的なショックがその場で快感に昇華する絶頂。
短い絶頂のピークが小刻みに何度もやってきて、束子は痙攣したように籐椅子の上で細かく跳ねた。
智逗瑠は意図したプレゼントを全額受け取って貰えたことに満足して、先端の針を外してネジ山を出し、銀色の球をねじ込んだ。
(続)
支援〜〜
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
C
どんどん落ちていくC
C
つC
┌─────────────────┐
│ ∧_∧ モナーノメイル... の | ネ |
│● ( ´∀`;)______ _ 名 ジ カ |
│ ( つ_ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 前 に マ .|
│5 |\.|| DELL . | が 自 の |
│点 '\,,|==========| 分 ペ |
└─────────────────┘
892 :
トルソー:2011/05/17(火) 14:37:07.45 ID:OnzTQNvg0
束子が気付くと、智逗瑠がせっせと自分に乳液を塗り込んでいた。
「……万一乾くと……ひび割れに……なる……」
「あうう……ありがとう、智逗瑠」
「……大した……手間じゃない……」
束子はピアスの礼を言ったつもりだったが、智逗瑠は乳液の話にはぐらかした。
やっとズキズキとピアスされた実感が来た。
「あう……痛い……」
「……すぐ治る……動かさなければ……胸より……早い……」
「動かないわけにもいかないでしょ」
「……檻……」
「あ!!!」
「……ちょうどいい……」
「アハ…… アハハハ…… そだね。 ハァ〜〜」
「……立って……新しい……スーツ……」
「うん。よいしょっと。いてててて……」
立ち上がってようやく手錠を外してもらったが、これからまた革スーツに閉じ込められるので、自分の身体を名残惜しげに
見下ろしながら、束子は手を脇に垂らして動かさなかった。
893 :
トルソー:2011/05/17(火) 14:37:23.82 ID:OnzTQNvg0
「……前のと同じ……足から……どうぞ……」
新しい革スーツは基本的に殆ど前のものと変わらなかった。
当然新品なので馴染みはまだ悪く、あちこちキツいが、そのテンションは例によって悪魔的快感だった。
左右のブーツを履いただけで、束子は呼吸がハァハァと荒くなり、締め付けの被虐感に浸り始めた。
もともとスタイルの良い束子の足だが、素足を自分自身で見下ろすとそんなスタイルの良さの実感がないのに、太股まで
ブーツに包まれると、まるで他人の足のようで、自分で見とれるほど美しい。
そしてその締め付けを受けている足の感覚を自分自身で感じることができるので、締め上げられた拘束の快感を感じられるのだ。
イク時のつま先の形に足を固定されてしまうブーツ。
その魔力に腰まで浸される。
そして手をグローブ部に通し、胸までがっぽりと着せられる。
胸のカップの内面を見せてもらうヒマはなかったが、少し内側に座があるようで、ピアスがしっくり収まった。
外見はクラスの皆の目があるためか、特に目立って尖るような形には仕上がっていない。
自分の汗と垢でたっぷり馴染んだスーツもなつかしいが、乳液だけ塗った素肌に新品のスーツも心地よい。
ましてやそのテンションは真新しく、改めて被虐の閉鎖空間に妖しく誘(いざな)う。
894 :
トルソー:2011/05/17(火) 14:37:47.00 ID:OnzTQNvg0
髪の毛をまとめられ、全頭マスクまでギッチリ被せられると、もう住み慣れた空間へ戻って来た。
「フフ、こっちの方が落ち着くからヘンだよね」
「……みんな……そう言う……」
この状態が快感へのプロローグとなっているからだけではない。
全裸ではもう寂しくて、心細くて、この麻薬の革に包まれていないと束子はもうダメなのだった。
メインのジッパーが閉じられ、手足のジッパーがタブキーで閉じられ、ロックされた。
旧スーツからうなじのメインロックが取り外され、新しいスーツに戻されると、初めて束子は違和感を感じた。
首の周囲が少し分厚いのだ。
「ここ、何か入ってる?」
「……Gスポット刺激……乳首……クリトリス……刺激……回路……」
「わあああ! マジで?」
「……うん……」
あの悶々とした欲求不満を機械的・無機的に消失させてしまう、悪魔の装置が内臓されてるなんて!
それに乳首とクリ刺激なんてどう使うの?
束子はまだまだ続く責めの追加に暗澹とした気分になりながら、週明けに待ち構えている檻詰め刑への不安と期待に
心臓がさらに締め付けられていた。
(続)
つC
支援〜〜
897 :
(:.;゚;∀;゚;.:):2011/05/17(火) 20:03:41.11 ID:WvJe+WCt0
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
C
革職人、鍛冶屋と来たら次は家具職人?アクセの彫金師?
ワクワクC
束子の家元の娘という設定はどうなるんだろう
革人形の家元?
つC
>901
家元の設定は束子がフラワーアレンジメントやってる段階で
消費してると思うけど?
要は両親とも花関係ってことでしょ。
それにしても900超えとは…
C
>>903 これから先ということです。どこまで書かれるのかわかりませんが、
卒業後帰ってこないというのは問題ではないかと。
おいおい独立してやっていくにしても卒業当初の拠点は実家になるだろうし
最終的には継がなくてはならないだろうからどう締めるのかな? というのは
あるね。
海外の師匠に見込まれて海外生活することになったという苦しい言い訳を考えて、智逗瑠と生活するとか・・・
皮人形を貫徹しようと思ったら事実上外出、会見不可の監禁に近い軟禁状態で
生活してゆく必要があるからね。
あんまり簡単に外の社会の理解を得られるのだけは嘘臭すぎてやだなw
レポーター「今日のゲストは花と戯れる革人形でお馴染みのアーティスト集団、『智束』の皆さんです。」
910 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 19:57:27.88 ID:2q6UnniEO
いや その あれだ
二次元と三次元の狭間って むずかしいな
フィクションでどの程度までリアリティを追求するのかというのは作者のさじ加減ひとつだからな
912 :
〜〜:2011/05/23(月) 08:09:38.05 ID:1qi3EPAx0
話の流れから母親の跡を継ぐとばかり思ってたけど
父親の跡を継ぐこともあり得るのか
今のスーツのままじゃさすがに難しそうだが
例えば、色を白にして
足は足袋風にして
頭は高校時代に大火傷したとか言う事にすれば
スケキヨ(笑)
家で暮らすのは難しそうなので
智逗瑠と二人で暮らし実家に通う事にすれば
智逗瑠は世界中から注文が来るなら何処で製作しても構わなそうだし
913 :
トルソー:2011/05/23(月) 18:58:43.08 ID:6fKW6DNh0
メインPC規制ひどすぎ
じゃあ支援
もちろん支援するしか無い
紫煙
C
つC
漏れも支援
C
921 :
(:.;゚;∀;゚;.:):2011/05/25(水) 19:39:32.68 ID:Ni8ZNcD90
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
>>913 つ【P2】
モリタポ差し上げましょうか?
924 :
(:.;゚;∀;゚;.:):2011/05/26(木) 02:04:54.22 ID:tCHZTPtn0
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
支援するのは良いけど
支援だけでスレ消化するなよ〜
支援!
汗かきながら支援している奴が多いな〜ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
927 :
(:.;゚;∀;゚;.:):2011/05/26(木) 21:43:24.93 ID:zoHj5NjJ0
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
929 :
トルソー:2011/05/28(土) 09:57:25.04 ID:LIPtM6NP0
出張ばかりで間あいてすみません。いきなり長期規制も食らったし。
あんどろからせめて1レスでも投稿。鍛えてないので800文字まで。
________________
貞操帯は新品にはなっておらず、その場でただクリーニングされただけのものだったが、短時間で細部まで消毒され
ていて束子には肌触り良く感じた。
尿道筒付近に革スーツ内部から延びる導電ゴム性の薄いコネクターを装着し、クリトリスも同様に薄いカバーが
被せられてから貞操帯を穿かされた。
基本的な様子は変わらなかったが、クリトリスにカバーを被せられたことが、僅かでも露出が減ったようで嬉し
くもあり、また正体不明の凶悪な装備を装着させられてしまった気分で恐ろしくもあった。
930 :
トルソー:2011/05/28(土) 12:01:38.42 ID:z1PUb6Mh0
また、クリトリスをラバー拘束されたような、薄甘い快感が下腹部に拡がった。
革パンツまで戻されると、やっと普段の束子の姿に戻ることができた。
『普段』という割にはあまりに異常だが。
まだ馴染みの足りない全身を軋ませ、全頭マスクの奥でちょっとはにかんだ笑いを浮かべて束子はギシギシと
廊下を歩いた。
部屋に戻ると夜までは何事も無く、束子は放りっぱなしだったアレンジメントの続きをして過ごした。
智逗瑠は早速風呂場に戻り旧スーツをクリーニングしていた。
アレンジメントしながら束子は既にぐるぐるに興奮していた。
スーツの元来の性能もあり、さらに週明けに待っている檻のイメージが頭から離れない。
931 :
トルソー:2011/05/28(土) 12:02:56.64 ID:z1PUb6Mh0
今までされたことから想像すると、たった今この場で檻に詰め込まれると、きっとイキっぱなしになる。
そしてその快感の連続を、きっと電気で除去されて、目を剥く程の渇望地獄に落とされるはず。
それが月曜の夕方から夜までの約7時間。
確かに、束子のスキルからすれば狂ってしまうほど耐えられないことでもないかもしれない。
しかし、注射が何回されてもやっぱり痛いように、あの電気で快感を消し去られるのは何度されても辛いのだ。
だが、それだけ辛いとわかっていても、今の束子は興奮を抑えることができない。
その興奮のエネルギーをアレンジにぶつける。
とうとうと沸き起こるエロい念波の波形を、葉や花の形に写し取る。
それを見た者が、脳髄の奥でその波形に共振するように。
932 :
トルソー:2011/05/28(土) 12:04:26.89 ID:z1PUb6Mh0
そして初めて気付いた。
束子は自分で自分の首を絞めていたのだ。
束子の作品は、無意識下で先生やクラスの皆の性的興奮を惹き起こす。
そしてその興奮した者たちの行為の矛先が、これまた無意識下で束子自身に向くのだ。
美津峰のように自分の仕事と束子に対する行為が合理的に結び付けられる者は、はばからず智逗瑠と束子に相手を
頼んでしまうのだ。
自分の仕事が束子とあまりかかわりの無い者は、ただ一過性の興奮として忘れてしまうようだった。
自分の家業に対して自分が掴んだものの実体がやっと把握できた束子は、少し悩んだが、その特徴を良い方向に
伸ばそうと考えた。
しかし、まだ全体が漠然としていて、具体的にどうすればよいのかはわからなかった。
(続)
待ってました!
いよいよ仲間を増やすフェーズですね。
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
支援〜〜
待ってました〜〜
束子の作品に感化された女の子が智逗瑠に花瓶にされることを申し出
その娘のスーツを作る智逗瑠をみて束子に嫉妬心がうかびあがり
束子は自分の恋心に気づく展開
作者氏そろそろトリップつけてもいいのではつC
我々はそろそろ次スレを考えたほうがいいのでは
しぇーん
つC
C円
939 :
トルソー:2011/06/04(土) 22:29:57.96 ID:JQBAjPMl0
test
940 :
トルソー:2011/06/04(土) 22:33:04.73 ID:JQBAjPMl0
日曜日。
「……少し……迷ってる……感じがする……」
自室でアレンジを続ける束子の後ろに、しばらく智逗瑠が立った後、ボソリと口を開いた。
「さすがだねぇ、やっぱバレバレかぁ」
「……うん……」
「なんでもいいから見る人にインパクトを与えてる、ってのは嬉しいけど、こんなんであたし、いいのかなぁ」
「……束子……一生……エッチのまま……だから……いい……」
待ってました
C
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
943 :
トルソー:2011/06/05(日) 06:36:30.09 ID:j9EFeOu80
束子の中で、もうとっくに智逗瑠に全てを預けて奴隷になった気分でいたはずの心に、まだ現実に帰還したという
細い糸が残っていたものが、たった今、ブッツリ切れた気がした。
「あ…… あ…… あ…… あたし…… そうか……いつかは家に戻る気でいた…… でも……もう……智逗瑠の
所有物だったんだ…… そんな権利すら無いんだった……」
944 :
トルソー:2011/06/05(日) 07:05:15.96 ID:j9EFeOu80
束子の目の裏がチカチカと光り、絶望から来る興奮に襲われた。
智逗瑠は呆然とする束子の手を後ろに回して、椅子にもたれた姿勢のまま後ろ手錠を掛け、取り出したリモコンの
スイッチを入れた。
____________
400文字制限のため、通常の9分の1くらいの効率です。泥の中を進むよう。
ただ、自宅と同じプロバイダで書き込めたので、戻ったらいつものPCで試してみます。
支援〜〜
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
947 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 18:00:47.26 ID:FKdm1b7p0
C
支援
つC
C
支援ももちろんだけど、そろそろ次スレの季節・・・・・
●持ち様よろしく頼みます!
952 :
その1:2011/06/09(木) 23:17:37.68 ID:4qWlJ4R+0
テンプレ貼っときます、良かったら使ってください・・・・・
====テンプレ(この下からコピペして使ってね。)==========================
女の子を徹底的に拘束して調教しちゃう。
そんな妄想を語るスレです。
小説・イラスト作品も大歓迎!!
・作品を投下する人は気軽にどうぞ。ただし空気は読みましょう。
・過度の人体改造やグロネタは控えましょう。
・作者のやる気はレスに大きく左右されます。感想≠中傷。リクエストは程々に。
気に入らないならスルー。目ざわりならなら専ブラでNG登録をどうぞ。
・基本的にsage進行で。
・荒らしは放置プレイで。無駄なレスを与えないのがいい奴隷に調教する秘訣ですよ。
Q.Cってなに?
A.支援のことです。
同じ回線から3回連続でレスをすると、連投規制が掛かってしまいます。
この規制は3レス分投下された後、他の誰かがレスを書くことで解除されます。
その結果、作者を助ける事になります。
=========================================================
953 :
その2:2011/06/09(木) 23:18:49.66 ID:4qWlJ4R+0
954 :
その2:2011/06/10(金) 05:07:50.42 ID:PdEcxCsa0
何で板変えたん?
え?
あわわわわ・・・・・・
激しく誤爆した・・・・・・・・
すまん!!!!!!
産め
うめ
梅
そんなに産め、うめ、梅、書かれたら埋まって動けなくなりそうだ・・・
ところで
埋められるってのは拘束に入るんだろうか?
962 :
トルソー:2011/06/11(土) 03:14:42.72 ID:XU2ZiEvk0
キューーッと、初めて経験するタイプの刺激が束子を襲う。
クリトリスの直接電気責め。
電マと同じく、最初から限界を超えた強烈な刺激が一番敏感な神経の塊に送り込まれ、それまでの興奮が手伝って、
いきなり束子は絶頂を迎えさせられた。
背もたれを歪め、仰向けに目を見張り、口の端からよだれを垂らす。
「イグウウゥゥゥ!!」
余計な言葉を発する間も与えられず、喉からその言葉だけを絞り出して痙攣する束子。
「……束子……私に……自在に……イカされる……」
智逗瑠の言葉の意味が、そして今何を確認させられているのかが束子にも痛いほどわかった。
「ハヒッ! はひィ! そうれす! あたひ、スイッチいれるみたく、イカさレれますぅ!!」
963 :
トルソー:2011/06/11(土) 04:09:47.38 ID:XU2ZiEvk0
そして3分くらい連続でイカされたあと、今度はGスポットを刺激された。
一瞬よだれの出るような気持ちよさに襲われた後、ストンと急に醒めた。
「……束子……私に……自在に……禁止される……」
自分の立場がたった一瞬で身に染みて理解できた束子だったが、ものすごい渇望の目を全頭マスクから覗かせたまま、
せいいっぱいのわがままを口にした。
「……いや! 智逗瑠ぅ! 智逗瑠さまぁ! もっと!もっとぉおおお!!」
964 :
トルソー:2011/06/11(土) 04:11:13.21 ID:XU2ZiEvk0
「……最初の……革スーツも……これと同じに……バージョンアップ……する……」
「ひ!」
「一週間ごとに……着替え……束子……一生……性欲……支配……される……」
「ひいいいいぃぃぃぃぃ」
もう強制的に醒めさせられてしまったのに、クリトリスが薄い導電ラバーの下で痛いほど膨らみ、穿たれたピアスを噛みしめる
のがわかった。
(続)
965 :
トルソー:2011/06/11(土) 04:14:28.43 ID:XU2ZiEvk0
______________
自宅PCからも規制で400字づつでした。
もうどうしていいやら万策尽きた感じです。
果たして新スレで続けられるのかもわかりません。
書き上げてろだにうpするという手もありますが、本来の意味が失われる気がします。
400字づつでもいいと思いますよ。
少しずつでもUPできれば。
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つC
支援〜〜
少しずつでも続けてくださいお願いします
身体だけでなく心まで超拘束されていく様が素晴らしいこの小説が何処へ行くのか
毎日気になって眠れません
我々の予想を上回る展開と結末に期待
卒業後の束子がどうなろうと、二人が幸せならオッケー
968 :
トルソー:2011/06/11(土) 10:56:50.52 ID:XU2ZiEvk0
このスレの皆様ありがとうございました。
次のスレで、続きとしては
・檻拘束(現在ここ)
・バキュームラック(可能なら)
・2人のその後(数行で充分)
で、きれいに終われると目論んでいます。
とりあえずこちらではここまでにして、次スレにあらすじを投稿したいと思いますが、
今までなら1回分3レス程度の文章なのに、何レス食うか……
細切れで見づらくなると思います。すみません。
どんなに期間が掛かろうと一回がどんなに短かろうと
今まで通りの濃密な二人の絡みをお願いします。
多分このスレ住民の総意のはず!
全力で支援いたしたく候
>>968 忍法帖のレベルが上がればもう少し長文が投下できるようになるのではないかと
972 :
トルソー:2011/06/12(日) 00:47:16.18 ID:Yh/6ycYW0
>971
いやー家のPCは忍法帖上がってて、それで2000文字x3レスおkだったのですが、
どこかでリセットされちゃったみたいですね。
あー忍法帳最近完全リセット入ったからねー
あの日は軽い祭りだったし
C
うーん、おわっちゃうんだぁ〜。わかってはいても残念です。
大作ありがとうございました。
個人的には、このあと革がいいかんじでなじんできて最強!なあたりを期待してます。
束子はすきな人ができたりしないんすかね? タイプの男性とか?
ミルキングとかドライオーガとかどのへんまでふぁんたじーなんだろ??
975 :
トルソー:2011/06/12(日) 14:29:35.06 ID:Yh/6ycYW0
束子のGスポキャンセルは私が勝手に考えたファンタジーですが、
男性のミルキングもドライもフツーにリアルですよ。
ミルキングは射精のピークを十分の一ずつ小出しに感じる感じ。
精液が通過するときにその程度の快感は感じます。
でも、ドロリと押し出された後に射精後と同じ平常心が襲って来て、
何のご褒美も無かったという無念さが残ります。
その虚無感たるやすさまじいです。
もしかして作者様もミルキング体験者なんですか?wktk
978 :
974:2011/06/12(日) 23:13:05.94 ID:SJ/pFb3B0
お返事がいただけるとは。感謝&恐縮です。
いやぁ、そのですね、ミルキングとドライ……のちがいがわかんなくてw
ミルキングを続けてたら、ドライに目覚めたり、
ドライ……の訓練をしてたらタラタラ出てきちゃったとか・・・どーなんでしょ?
まぁそれはさておき、ゴールまであと少し、応援してまーす! CCCC
979 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/15(水) 22:19:02.06 ID:fXlkeL+N0
スポーツ選手や格闘家の連続失踪する事件が起きていた。
元国体選手でいまはフリーの記者である美紀はその事件を追いある地下プロレス
組織に辿りつくが、逆に囚われてしまう。
そして、彼女が目覚めた時に自分の姿に愕然とする
SMのような革製の水着と全頭マスクが一体となった特殊衣装とミトンの革手袋、革のリング
シューズを強制的に着用させられて、組織の特別な覆面女子レスラーにされてしまっていたのだ。
無論、その衣装は本人には絶対に脱げないよう背中で二重に革紐でギチギチに 編上げられて
その上から一度上げると下げることの出来ない特殊ジッパーで完全に 封印されてしまっている。
そのうえ極太の肛門栓や尿栓はもちろん、小型バイブも内臓され排尿管理をされるのは当然として、
試合前には大量の浣腸と興奮剤としての強力な催淫性 媚薬を注入させられるのだ。
更に全身には枷を兼ねたベルトとそれを繋ぐ無数のチューブ状スプリングで構成された
特殊全身拘束ギプスを装着させられる。
それは状態を細かく調整できる高性能のギプスで試合の時も決してはずされることはなく、
普段でも立つ事もままならず、体が引きちぎられるかのような過酷な拘束をも与えることができる
恐ろしい拷問装置だった。
梅
981 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/17(金) 23:29:37.82 ID:PuRysVxXO
鵜目
983 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/19(日) 06:51:52.56 ID:lpowMBfE0
980過ぎて1日レスが空くとdat落ちするので保守
むしろ落していいんじゃ…と書き込むことが保守になってしまう矛盾
うめ(:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ
松竹梅
携帯で色々みてたら クリトリスリングを付けたクリupサイトを偶然見つけてすっかり満喫したのだが
うっかりお気に入りにするのを忘れてしまった…トホホ
誰か知らないかい?
埋め
暑い 暑すぎるので埋め
一日一埋め
二日で二埋め
正直、この気温で放置されたらまじで死ぬ。
993 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/24(金) 13:13:44.06 ID:Dwcx0Qv/O
うめ
>>次スレ63
だからっていって「お前が公開したものは俺たちがどうしようと勝手だぜ」みたいにしてると
「じゃあ最初から公開するのやめよっと」ってなりかねないと思う
作者、運営者の意思を尊重したほうがいいと俺は思うな
そうだね。今度から黙ってやるわ
もうすぐ
鷹美の最終章は読みたかったな あの流れでは無理だったろうけど
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)
埋め
1001 :
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このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。