無敵無敗女王のピンチ・まさかの惨敗

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562☆☆大ピンチ! キューティー浅尾☆☆
 元女子プロレス界の女王、キューティー浅尾はスキンヘッドにされ、眉毛も剃られ、
鼻フックを掛けられ、醜い不細工顔にされてしまった。
 その上、あろうことか、「ブヒヒ」という、豚の鳴きまねまでさせられてしまった
のである。なんと惨めであろうか。
(ああ……助けて! もう嫌よ!)
 十字架上で苦しみ、悶え続けるキューティーは心の中で助けを請うたが、どこから
も助けの手は差し伸べられなかった。
(そ、そうだ、さっきの約束……)
 ようやく泣き止んだキューティーは、先ほどのコングの言葉を思い出し、要求した。
「いいかげん放してよ! さっき磔は止めるって言ったでしょ!」
 確かにコングは、キューティーが豚のマネをすれば、磔は止めると言っていた。
「フッ、いいだろう! 十字架から降ろしてやれ!」
 コングの命令で、十字架が倒され、極悪軍団の手でキューティーを縛り付けていた
縄が解かれていった。彼女の顔に安堵の色が浮かんだ。やっと、やっとこの羞恥地獄
から解放されるのだ。
563☆☆大ピンチ! キューティー浅尾☆☆ :2008/01/17(木) 19:34:34 ID:o93uGzR80
「ええっ、もう終わり?」
 マットの妖精の羞恥ショーをもっともっと見たがっている観客からはブーイング
が巻き起こった。
(やっと、解放されるんだわ)
 ホッとしたキューティー浅尾は、鼻フックを外すために手をやろうとした。だが、
後ろからコング松本にガチッと手を掴まれてしまう。
「あっ!」
 と驚くキューティーを、せせら笑ったチャンピオンは
「甘いな、キューティー! 磔は止めるとは言ったが、逃がしてやるとまでは約束し
てないぜ!」
 と言い放つと、浅尾の両腕を後ろ手に絞り上げた。
「よし、テーブルをリングに出せ、キューティーを縛り直すんだ!」
 コングの命令一下、すぐに2m四方の四角いテーブルがリングに上げられた。
「ひ、卑怯な! わたしをだましたのね!」
 このテーブルの上に、再びキューティー浅尾は縛られるのだ。自分の運命を悟
った彼女は憤り、コングを罵ったがもう遅かった。
564☆☆大ピンチ! キューティー浅尾☆☆ :2008/01/17(木) 19:35:32 ID:o93uGzR80
 この展開に、場内の観客は大喝采を送った。キューティーのSMショーはまだ続く
のである。
「やめて! 放してっ!」
 最後の力を振り絞ってキューティーはこの窮地から逃れようとしたが、スタミナ、
抵抗力を奪われている彼女はたいして抗う事はできない。あえなくテーブルの上に、
仰向けで載せられてしまう。
「手だ! 手を縛れ!」
 テーブルの隅から伸びているロープによって、万歳の格好でキューティーの両腕
は固定されてしまう。
「いやっ! いやあっ!」
 浅尾はまたも泣きべそ状態だ。そこにコングがキューティーを地獄に落とす、恐ろ
しい命令を下した。
「恥ずかし固めの姿勢にして、股を開かせて脚を縛り付けろ!」
「そ、そんなっ!」
 マットの妖精への、情け容赦ない羞恥責めは、まだ終わらない。