無敵無敗女王のピンチ・まさかの惨敗

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510名無しさん@ピンキー
 これでキューティー浅尾の頭には一本の髪の毛もなくなってしまったが、これでは
まだ足らないとばかりに、更に辱めの追加メニューが注文された。
「髭を剃るカミソリ持って来い!」
 コングの命令でT字カミソリが準備された。コングはキューティーの頭にシェービ
ングクリームを塗りたくって、まだ青さが残っているキューティーの坊主頭を剃り上
げていく。ついでとばかりに彼女の眉毛をも剃ってしまった。すっかり剃り上げて、
タオルでクリームを拭き取った。
「それ一丁上がり!」
 こうしてスーパーアイドルキューティー浅尾のツルツルのスキンヘッドが完成した
のである。まったく髪の毛がなくなったキューティーの額にコングは、マジックで、
ある落書きを描いた。それを見た客からは、キャハハと失笑が漏れる。
 おのれの美貌が、一体どうなってしまったのか怯える妖精の目の前に、再び鏡が差
し出された。次の瞬間
「うわああああああああっ!」
 というキューティーの今日最大の絶叫が響き渡った。ツルツルに剃り上げられた頭、
眉毛もなくなっている。変わり果てた顔に大衝撃を受けた彼女は号泣した。その額に
は、割れ目からポタポタ液を垂らす女性器の落書きが描かれていた。
511名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:51:50 ID:PCknW8Ra0
 これでも、まだキューティー浅尾の羞恥地獄は終わりではないのだ。
「鼻フックだ、鼻フック持って来い!」
 次の用具がすぐ準備される。手際よくキューティーをもっと辱めるための鼻フック
が仕掛けられた。
 依然泣きじゃくるキューティーにはおかまいなしだ。手早く首にベルトが巻かれ、
首の後ろから、前に回された紐の先端のフックが、彼女の美しく高い鼻の穴に引っ掛
けられた。すると鼻孔が醜くガバっと開かれて、ブタ鼻に変わる。
「ううっ!」
 キューティーはうめいたがどうしようもない。女子プロレス界随一の美女は、あっ
という間に、無様なブタ顔にされてしまった。
「キューティーブタ尾だ! ブヒヒ!」
 コングはキューティーを嘲り笑った。そして、すぐに彼女をもっと侮辱するアイデ
アを思いついた。彼女にマイクを突きつけ
「キューティーよ、ブヒヒと鳴け!」
 と強要した。これには浅尾は従わなかったが、コングは彼女の耳元で囁いた。
「鳴けよ、そうすりゃ磔は止めてやる」
 気力が溢れている時なら、たとえ磔にされてはいてもこんな要求は拒んでいたであ
ろう。だが、もはやキューティーの心は折れ、闘争心も奪い去られていた。そして
「ブ……ヒ……ヒ……」
 弱々しい声で、ブタの鳴きまねをしてしまったのである。
「ギャハッハ!」
 コングと極悪軍団は腹を抱えて笑い転げた。観客も哄笑した。