「グフフ、客を見ろよ。みんなお前が恥ずかしい姿を晒すことを期待してるぜ!」
コングはキューティーに残酷な事実を突きつけた。身動き一つできない様に縛られて
いる浅尾は、唯一、自由な首を動かして客席を見渡した。すると、目に入ってきたのは
ニヤつきながら、自分の次なる羞恥劇を期待して待っているらしい、スケベな男どもと
裏切り者キューティー浅尾の死刑執行を待っている、元キューティーファンの女の子た
ちの姿であった。
(ああ、そんな!……いやっ!!)
キューティーは思わず顔をそむけた。試合中から観客の雰囲気の変化は感じ取って
いた。もはやわたしはヒロインではない、ヒールに転落させられたのだ。反則と敵前逃亡
を繰り返す小悪党のレッテルを貼られてしまった。巧妙なワナにまんまとはめられたの
である。
しかし、それにしても観客たちが自分が辱められる姿を期待している、という現実を
簡単には受け入れることはできなかった。
(ど、どうしてこんな事になってしまったの!?)
おびえるキューティーに、コングは追い討ちをかけた。
「キューティーよ、さっきは残念だったな。もう少しでイッちまうって所で、自分でギ
ブアップしやがってよ。しかし、中途半端はいかん。もう一回やり直しだ。フフ、今度
こそイッてもらうからな。しかし、うらやましいぜ。自分ばっかり、いい思いをしやがり
やがって」
「そんなっ!」
再度の公開凌辱の通告だった。
「いやあああっ!」
と磔の妖精は叫んだが、もはやどうする事もできない。ファンの前で喘がされ、ヨガ
らされ、悶えさせられた先程の醜態の記憶が蘇ってくる。悪夢の再現だった。
「お前ら、いいか! 必ずキューティー浅尾をイカせるんだ。ぬかるなよ!」
極悪軍団総掛かりでの公開レイプだった。10数人が十字架の上に横たわっている
キューティーを取り囲んだ。
「ああ……」
浅尾の口から、絶望の吐息が漏れた。またも屈辱的な姿を観客の前に晒すことに
なるのだ。しかも今度は敵は大人数だ。たいして耐えることはできないであろう。
「やれっ!」
という、コング松本の号令一下、無数の手がキューティー浅尾の肉体に向かって伸
びてきた。
「アアッ!! ン、ンッ! アアン!」
たちまち、キューティーは自分の意思に反して再び喘ぎ声を上げ始めた。極悪軍団
は見事に統制の取れた動きでキューティーのあらゆる性感帯を責め始めた。
「アッ! アアッ! ハアアンッ!」
一人が頭を押さえつけ二人が左右両側から、耳の後ろをペロペロと舐める。
「ウンンッ! イ、イヤッ! ッハアァンッ!」
乳房には四人がかりだ。二人がキューティーの爆乳を左右から揉みしだき、もう二人
がタンクトップに手を突っ込んで乳首の辺りを責め上げる。
「イヤァッ! アッ アアアンッ!」
残りの人数は下半身を集中攻撃だ。一人が腰に手を入れて支え、責めやすくする。
太股を舐めるもの、尻肉を撫で上げるものに分かれて責め立てた。そして、最も重要な
二穴はコングの担当だった。キューティーのビキニパンツに二本の手をつっこみ、玉門
とアナルを同時に責めた。
「アアッ! アアッ! アアンッ!」
セクシーな妖精の悶え声は、先ほどよりも遥かに激しかった。コング一人の責めから、
一気に大人数での責めに変わったのだから当然であろう。
秘部をグチュグチュかき回しながら、コングは言葉責めも加える
「さっき、あれだけ濡らしておきながら、もうこれだけ濡れるとはな! とんだドスケベ女
だな、キューティーよ!」