無敵無敗女王のピンチ・まさかの惨敗

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336☆☆大ピンチ! キューティー浅尾☆☆
 必死になったキューティーの右手がもう少しでロープに届きそうになったのだが、ここ
で、コングは突然サソリ固めを解くと、浅尾の両足首を掴んで彼女をロープから引きず
っていった。
「ああっ! やめてっ!」
 キューティーの絶叫には一切構わず、彼女をリング中央に引き戻すと、再びサソリ固
めをかけ直したのである。相手に希望を持たせておいて、絶望の底に突き落とす。精神
的にもダメージを与える効果的な攻めであった。
 この攻防が何回か繰り返され、キューティー浅尾はすっかりスタミナを消耗させられて
しまった。
――ま、負けたくない! 負けるのはいや……
 人一倍負けず嫌いの元女王は、まだ自分の敗北を受け入れようとはしなかったが、も
はや勝敗の行方は誰の目にも明らかだった。
「ほうら、いくぜ!」
 コング松本は浅尾の身体を軽々と抱きかかえた。大技のスプラッシュマウンテンにいく
体勢だった。
「いやあああっ!」
 キューティーはビキニパンツで大きく股を開いた格好で、リングに頭から叩きつけられ
てしまう。このままフォールに持ち込まれれば確実にスリーカウント取られるところだ。
 だが、コングはそうしようとはしなかった。頭部を打ちつけたまま、放り出した。美人レス
ラーは大の字になったまま立つ事ができない。もはや、まったく戦う力は残っていない。
 それなのに、チャンピオンはなかなかとどめを刺そうとしない。理由は一つ、更なる辱め
をキューティー浅尾に加えるためである。
   

337☆☆大ピンチ! キューティー浅尾☆☆ :2007/12/04(火) 18:48:40 ID:tH8uwUoX0
 深いダメージを負って抵抗力を失い大の字に横たわるキューティーを、コング松本は
強引に立たせて、自分は背後に回った。次の瞬間、
「いやああっ! 何をするのっ!」
 と浅尾は絶叫し、男性ファンは
「うおおおっ! すげえっ!」
 とどよめき、目を剥いてリングを凝視した。コングはキューティーのビキニパンツの両
側に手を掛けると、腰骨の上、脇腹のあたりまで思いきり引き上げたのである。もともと
ハイレグのビキニパンツが伸び切って激しく股間に食い込んだ。下に穿いている純白の
アンダーショーツがはみ出してしまい、もっと悲惨なことには女性の一番恥ずかしい部
分の形がクッキリと浮かび上がるほどの食い込み方だった。
「キューティーの生パンティだぞ! 白だ!」
「マン筋バッチリだよ!」
 観客の男どもは大興奮状態に陥り、大騒ぎになった。更にコングは、浅尾を前に突き
飛ばして、うつ伏せにダウンさせると、彼女の尻の方を向いて背中に馬乗りになった。
 そして、おもむろにビキニパンツのバック部分に手を掛けた。パンツの後ろの布を細く
紐状によじって、お尻の割れ目に押しこんで食い込ませたのである。即席のキューティ
ー浅尾用ハイレグTバックパンツが完成したのだった。
「キューティーの生尻だあ!」
「生きてて良かった!」
 このエロティックな光景に、場内はパニック状態になる。国内女性アスリートの中で最
も美しいとさえ言われるキューティー浅尾の生ヒップが完全にファンの前に露出されたの
だった。
338☆☆大ピンチ! キューティー浅尾☆☆ :2007/12/04(火) 19:05:37 ID:tH8uwUoX0
 対照的にマット上で繰り広げられる淫靡なショーに、キューティーのファンだった少女
たちは、一斉に眉を顰めた。
「いやあん、いやらしい!」
「お尻丸出しなんて、恥ずかしくないの?」
「いつもエッチなビキニ穿いてるから、ああなるのよ」
 しかし、その非難の矛先はなぜかキューティー本人に向けられるのであった。彼女が
自分の意志で尻出ししたのではなかったのだが。
(ああっ、恥ずかしいっ! こんなのいやよっ!)
 ビキニパンツを超ハイレグTバックにされてしまった当のキューティー浅尾本人は、顔
を真っ赤にして恥じらいに耐えていた。
 スリムでありながら胸尻の女性美をも併せ持つ自分のボディに、男どものエロ視線が
送られていることは常日頃から意識している。、
――どうせわたしの胸やお尻ばっかり見てるんでしょ、いやらしい奴らね。
 人一倍プライドが高いだけに、それらが本当はいやでたまらず軽蔑していた。だが、恥
じらいを抑えて自分の人気にうまく利用してきたのだ。挑発的なセパレートのリンコスは
自分の意思で穿いていた。時々半ケツ状態になることなど覚悟の上だ。その思い切った
露出がリング復帰後の急速な人気回復にもつながったのだった。
 だが、さすがのキューティーにもこの羞恥は我慢できる限界を超えていた。
(ビキニがこんなに食い込むなんて、恥ずかしいっ!)
 なんとか食い込み直しをしようと、尻の方に手をやるが、コングにガッチリと手をつかま
れてしまい、直すことができない。
 そして、コングが妖精を更なる羞恥のアリ地獄に突き落とす宣告をした。
「さてキューティー! さっき逃げようとした罰ゲームだ。今からおしおきだよ!」
339☆☆大ピンチ! キューティー浅尾☆☆ :2007/12/04(火) 19:40:11 ID:tH8uwUoX0
 新たな羞恥責めの予感に襲われたキューティーは身を硬くした。
(罰ゲーム? おしおき? 何をしてくるつもりなの? これ以上は絶対嫌っ!)
 無論、コング松本の方はそんな浅尾の気持ちなど一切お構いなしだった。
「よっしゃ!」
 と、キューティーの胴体に手を回して、右手一本で彼女の身体をまるで赤ん坊のように
軽々と抱え上げた。そして、丸出しのヒップを観客席に突き出すように見せ付けたのであ
る。まるで芸術品のような美しいラインを持つ尻である。
「いやあっ!」
 と浅尾が思わず両脚を引き締めたために尻がキュッと締まり、かえってよじれたパンツ
のバックの部分が豊かな尻肉の間に埋もれてしまい、まるで何も穿いていないかの様に
見えた。
 ゴクッと唾を飲みこんだ男性客だったが、次の瞬間には一斉にフラッシュの嵐が浴びせ
られ、この羞恥シーンが次々とカメラに撮られていった。
「さておしおきだ。おしりペンペンだよ!」 
 コングはそう叫ぶと、むき出しのキューティーのお尻に、空いている左手でバシバシと
平手打ちを加えたのである。
「ああっ! やめてっ!」
 この屈辱的な責めに、浅尾はまたも悲鳴を上げたが、まるで子供がパンツを下げられて
おしりを叩かれるかのような光景に、観客からは笑いが漏れた。
(もういやっ! やめてえっ!)
 キューティーはあまりの恥ずかしさに顔から火が出そうだったが、ここはひたすら耐える
より他になかった。抱きかかえられたまま、手足をバタバタさせる姿が、見ている者の哀れ
を誘うのだった。