足フェチ小説も皆さんのおかげで3スレ目となりました
常時リク受付中です
絵師さん、作家さんも募集中です
2 :
1:2007/08/27(月) 06:22:51 ID:gQisG0KP0
3 :
1:2007/08/27(月) 06:33:14 ID:gQisG0KP0
リク用テンプレ
【主人公】
【年齢・性別】
【役職・仕事】
【ジャンル】
【嫌いなプレイ】
【簡単な流れ】
【その他】
主人公は希望の名前とかあれば
年齢・性別はその通りに(男、中学生以下、熟女系は受け付けておりません)
役職・仕事はその通りに
ジャンルは責め、シチュのジャンル(足舐め系、水虫系、くすぐり系等)
嫌いなプレイはその通りに
簡単な流れは大まかな流れ等を指示していただければ
その他は絶対に譲れない部分とか質問とかあればご自由にお使いください
全寮制の女子高、白百合学園の生徒会長の桐野明日香と副会長の谷佑希子は生徒会室で生徒名簿を見ながら話をしていた。
「全く・・・最近第二の校則を破る生徒が増えてきたわよね・・・」
「そうですね・・・困ったものです」
二人が言っている「校則」とは「ソックスは一週間同じ物を履き続ける事」という何とも凡人には理解しがたい内容だったが、女の子の足の匂いが好きな明日香が自分の欲望を満たすだけのために作った校則だった。
気に入った生徒は呼び出しをし、蒸れさせている足の匂いを佑希子と共に楽しんでいたのだが(もちろん口封じはして)最近不規則に行われる検査で実に四分の一もの生徒が違反をしていたのだった。
「いい方法はないかしら・・・」
「罰を厳しくしてみたらどうでしょうか・・・?」
「ん?あっそうか・・・佑希子あったまイイ〜!!じゃああれを早速手配して・・・と、フフフフ・・・次の検査が楽しみだわ・・・」
「あぁ〜あ・・・なんでこんな学校に入っちゃったんだろぉ・・・あの変な校則さえなければ最高なのになぁ・・・」
今年の四月に入学したばかりの峰岸みさおは、寮の部屋で不満をこぼしながら制服に着替えていた。
靴下以外は着替え終わり、今日で四日目に突入する靴下に足を通すと・・・
グチュリという音を立てて、つま先に湿った嫌な感触を感じた。
「うぅぅ・・・最悪・・・こんなの履けないよぉ・・・ばれないよね・・・新しいの履いてっちゃお」
みさおは今まで校則をきちんと守っている先輩やクラスメイトが水虫になって苦しんでいる姿を度々目にしており、自分もいつか・・・と思うと怖くて校則など守っていられなかった。
入学してから約一ヶ月間みさおは長くても三日しか同じ靴下を履いたことはなかった。
そして、検査ですでに二回引っかかっており、厳重注意を受けていた。
そして、その日学校にいくと掲示板にみさおの名前があり、放課後生徒会室に来るようにと書かれていた。
「うわぁ・・・もしかしてまた検査?やばいなぁ・・・」
そして放課後・・・
「会長・・・例の子が来ました・・・」
「通して」
「はい・・・」
「あ・・・あの・・・一年D組の峰岸みさおです・・・私どうして呼ばれたんでしょうか?」
「くすっ・・・しらばっくれちゃって・・・まぁいいわ・・・佑希子・・・あの子を連れてきて・・・」
明日香がそう言うと奥の部屋から副会長の佑希子とみさおと同じクラスのなごみが出てきた。
「なごみっ!?あなたどうしてここに・・・?」
「あ・・・いや・・・その・・・」
何故かなごみは頬を赤らめてうつむいてしまった。
なごみはすでに明日香のお気に入りとして、足調教をされていた。
明日香と佑希子に足を舐められ愛撫され、最初の三日間で足で感じる体になってしまうのだった。
「そんな事はどうでもいいの・・・とにかくみさおちゃん・・・?ここに座って・・・」
みさおは言われた通り椅子へと腰を下ろす。
隣にはなごみが座り、明日香が口を開いた。
「今から校則違反をしていないかを検査します」
「け・・・検査・・・あの・・・今日は・・・」
「あれぇ?その動揺ぶりは・・・さては・・・」
「あっ・・・だめぇっ!!」
↑03ですorz
みさおが動揺している隙に上履きをすっと脱がせ、白い靴下を見て口を開く。
「この靴下は何日目かなぁ?すごく真っ白でキレイねぇ・・・」
「あの・・・今日履き変えました・・・」
「へぇ・・・まだ履き変える日じゃないよねぇ・・・違反です!!もう三回目じゃない・・・」
「ま・・・待ってください!!違反してるのはきっとあたしだけじゃ・・・」
「そのためになごみちゃんがいるのよ・・・ほら・・・」
明日香が和みの上履きを脱がすと部屋中になごみの足の匂いが漂う。
「うっ・・・(く・・・臭ぁ・・・)」
あまりの激臭に鼻をつまもうとした瞬間、明日香の手でなごみの足の裏がみさおの顔に押し付けられた。
「げほぉっ!!ごほっ!!く・・・臭いぃぃ・・・やめて・・・くださいぃっ!!」
「フフフ・・・こんなに可愛いなごみちゃんでさえこんなに足を臭くしてまで校則守ってるって言うのに・・・あなたはもう三回目の校則違反ですって?」
「みさおちゃん・・・ヒック・・・ごめんね・・・ごめんね・・・・ヒック」
なごみは蒸れて臭い足を人の顔に押し付けてしまっている罪悪感と、足の匂いをはっきりと指摘された恥ずかしさで泣きながら謝り続ける。
「なごみちゃん・・・謝ることはないのよ・・・悪いのはこの子・・・佑希子・・・もう連れてっていいわよ・・・」
「げほっ・・・ごほっ・・・ひどいです・・・」
「校則を三回も破るほうがひどいと思うけどなぁ・・・」
「だって・・・そんなことしたら・・・」
「そんなことしたら・・・何?」
「その・・・足が・・・蒸れて・・・水虫とかに・・・」
「そんなに水虫になりたくないの?皆我慢して校則守ってるのに・・・でもそんなに嫌ならしょうがないなぁ・・・」
「え?じゃ・・・じゃあ・・・」
自分の悲痛な訴えが通じたと思い、笑顔を見せたみさおだったが次の明日香の一言でその笑顔はかき消された。
「なぁ〜んてねっ!!三回校則を破った罰として、あなたにはこの特性水虫菌入り靴下を履いて水虫になってもらいます!!」
「嫌ぁっ!!水虫になんかなりたくないですぅ!!」
「そうよねぇ・・・水虫になりたくないために靴下変えてたんだもんねぇ・・・でも残念・・・この靴下には普通の水虫の比較にならないくらい強力な水虫菌が仕込まれているから・・・すぐに感染しちゃうと思うわよ・・・痒みも普通の何倍も激しいしね」
「いやだぁっ!!」
みさおは椅子から立ち上がりドアに向かって猛ダッシュしようとするがいつの間にか後ろに立っていた佑希子に取り押さえられ、上履きと靴下を脱がされ水虫靴下と上履きを履かされる。
「フフフ・・・そのまま一ヶ月過ごしなさい、上履きは部屋に戻ったら脱いでもいいけど靴下は絶対に脱がないこと!!コレも守れないようだったら更に罰を与えますからね!!」
「・・・(ひどいよぉ・・・何でこんなことに・・・)」
「返事は!?」
「・・・はい・・・」
「じゃあ今日はもう帰っていいわよ・・・」
「はい・・・失礼します・・・」
心ここに在らずっといった様子で部屋を出て行くみさおを見送ると、佑希子と共になごみの足への愛撫をはじめた。
「あふぅっ・・・明日香さん・・・だめぇ・・・」
「今日も蒸れてていい匂い・・・可愛い足・・・」
「あぁっ・・・だめぇ・・・感じちゃうぅ・・・・・」
「可愛いわねぇ・・・みさおちゃんの監視よろしくね?ちゃんと出来ればご褒美にもっと気持ちよくしてあげるからね・・・」
「は・・・はいぃ・・・頑張りますぅ・・・あぁっ!!なごみ・・・もうイくぅぅぅっ!!」
「フフフ・・・みさおちゃんの今後が楽しみね・・・」
10 :
1:2007/08/27(月) 08:04:05 ID:gQisG0KP0
今回はここまでです〜
スレ立て乙です〜
っていうかキテルー!! Σ(・∀・*)仕事ハヤ!
導入だけでもwktkが止まりません・・・ (0・∀・)wktkwktk
なんとなく今回は主人公の名前がらきすた風味ですね。
続きが激しく楽しみです。
12 :
足舐め妖怪:2007/08/27(月) 22:47:07 ID:rDqcPSUr0
1さん
新スレ作成お疲れさまです!
もはやこのスレを覗くことが、私の生活の一部になってきております^^
ソフィーティアのリクがなかなかまとまりませんです・・・
もう少し考えます
21さん
イラストさっそく拝見させていただきました
相変わらず素晴らしいですね!
また楽しみにしております
13 :
1:2007/08/28(火) 15:38:09 ID:dkBoz45b0
足舐め妖怪さん、どうもです(^^
リクはじっくり考えてくださいね
あと、できたら雑談&リクは残ってるうちは前スレにお願いしますね〜
14 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 10:50:17 ID:2IcIZ19f0
(*´д`*)ハァハァ
その日からみさおにとって地獄の日々が始まった。
初日は少し足指付近がムズムズする程度だったが、二日目に体育でマラソンをした為か足が急に痒くなり始める。
「・・・645年に大化の改新が・・・そこで・・・蘇我入鹿が・・・」
(足が痒い・・・靴脱ぎたいよぅ・・・足の指が・・・ムズムズして・・・痒いよぉっ!!)
先生の言葉など全く耳に入らず、ただ意識を足先だけに集中させ上履きのまま足を交互に踏みつけたり足の指をモゾモゾさせたりして痒みをごまかしていた。
(もう・・・靴下がグチュグチュいってるよぉ・・・気持ち悪くて・・・かゆいぃぃっ!!)
授業中でも食事中でも足の痒みは容赦なく襲ってくる。
みさおはただ足をぐにぐにと動かして痒みに耐え続ける。
自室やトイレで人にばれないように足を掻き毟っていた。
一番の地獄は部活の時間だった。
陸上部に所属し長距離走の選手であるみさおは毎日毎日長い距離を走らされ、足が汗まみれになりそれにより水虫の活動も活発になり足の痒みは一層激しくなる。
そして五日が経過した頃・・・
部活で走り込みをしていたみさおは足の痒さに耐え切れずにグラウンドで座りこんでしまう。
(あぁぁ・・・足痒いっ・・・もぅ・・・走れないよぉ・・・)
「こらぁ!!たったそれだけで座りこむんじゃないっ!!もっと走れるだろ!!」
みさおに向かって、コーチの厳しい声が飛んでくる。
(うぅぅ・・・そんなこと言ったって・・・足が蒸れて痒いのぉっ!!ふぇぇぇぇん・・・・かゆいっ!!あぁぁ・・・かゆいよぉぉぉぉっ!!もういやぁっ!!)
しょうがなく走り始めたみさおは、足の痒みに涙を浮かべながらどうにかその日の練習を終えたのだった。
(はぁ・・・はぁ・・・足がぁ・・・痒いぃっ!!)
練習を終えたみさおは一目散に自分の部屋に戻り、靴下の上から足を掻き毟る。
この五日間で両足はほとんど水虫に侵されており、白かった靴下の足裏はみさおの足の形にはっきりと黒く汚れていた。
靴下全体が足汗と水虫の水泡でぐちゃぐちゃに濡れそぼって、強烈な匂いを放っていた。
(くぅっ・・・痒いぃっ!!あぁぁ・・・気持ちいい・・・けど・・・掻いても掻いても・・・カユイのとれないよぅっ!!あぁぁぁっ!!!)
一番痒みが激しい足の指をたっぷり時間をかけて掻き毟り、拇指丘や土踏まず、踵と足全体を一時間近くも掻き毟り続けようやくみさおは手を止めた。
「はぁ・・・はぁ・・・もう・・・いやだよぉ・・・足がカユくて・・死んじゃうよぉ・・・もう・・・許してよぉ・・・」
足の痒みと激しく掻き毟った疲労感とで、精神も体力もぼろぼろのみさおは気を失うように徐々に眠りに落ちていった。
十日後・・・
すでにみさおの両足は完全に水虫に侵され、痒みも毎日毎日強烈になっていた。
「このグラフを式になおすと・・・Yが2の時にXは1であるから・・・では次の問題を・・・峰岸、やってみろ・・・」
(うぅ・・・ん・・・かゆい・・・かゆいぃっ!!)
「峰岸!!峰岸!!!」
「(あぁぁ・・・あしがぁ・・・)・・・はい・・・」
「さっきから呼んでるんだがなぁ・・・どうした?具合でも悪いのか?」
「(もぅっ・・・限界・・・)はい・・・保健室・・・いってきていいですか・・・」
「しょうがない・・・いって来い・・・おい!保健委員!!」
「あ・・・一人で行けます・・・」
体調が悪いと偽って教室を出たみさおは保健室ではなくトイレに向かっていた。
「はぁっ!!はぁっ!!あぁぁっ!!かゆいかゆい痒いカユイかゆ〜いっ!!あぁぁぁ・・・・いいっ!!気持ちっ・・・いいっ・・・」
授業中であるため誰もいないトイレで上履きを脱ぎ素足になって思いっきり掻き毟りたい衝動を必死に抑え、靴下の上からバリバリと爪を立てて掻き毟る。
足汗に少し血が混じった水分が足から滴り落ちる。
みさおの靴下はすでに吸い込める水分の量を超えており、上履きの中も靴下の中もみさおの足汗で溢れていた。
激しく掻き毟った両手は自らの足の匂いで濡れまみれ、それを落とすのに約十分もかかってしまい次の授業に遅刻してしまったのだった。
そして、二週間後・・・
(はぁっ・・・はぁぁぁ・・・もぅ・・・限・・・界ぃぃ・・・)
いつものように、学校が終わり自分の部屋に戻ると真っ先に痒い痒い両足を掻き毟る。
(はぁっ・・・あぁっ!!痒いっ・・・でも・・・気持ちいいっ・・・)
そして、数分掻き毟った後・・・
「あっ・・・靴下が・・・」
毎日毎日大量の汗を吸い込み激しい衝撃を受け続けていた靴下が、ついに耐え切れずにつま先部分に小さな穴を開けた。
そこから見える足の指は、白っぽくふやけ皮がぼろぼろにめくれとても蒸れている様子がありありと感じられた。
無意識のうちにみさおはその穴を手で徐々に広げており、足の指の間が見えるくらいまで穴が大きく広がった。
足の指以上にその患部は激しい痒みの現状を表しており、みさおはおそるおそる足の指の間に触れてみた。
「っ!!!?くぅぅぅっ!!!」
軽く触れただけだというのに体中に電流が走る。
靴下越しとは比べ物にならないくらいの快感と、その反動の痒みもまた激しくみさおの素足を掻き毟る手の早さはどんどん早くなっていく。
「っ・・・くぅっ!!あぁぁっ!!か・・・ゆ・・・痒いっ!!カユイィィッ!!」
みさおは自分でも気づかないうちに靴下をどんどん破いていき、すでに拇指丘あたりまでが破り取られ、両足とも靴下から素足の足指が顔を覗かせていた。
「はぁっ・・・ふぅっ・・・あぁぁぁぁっ!!止まらないぃっ!!手が止まらないよぅっ!!痒い・・・痒いっ!!でもぉっ!!気持ちいいっ!!!気持ちいいよぉ・・・ん・・・ぎぼぢいいっ!!あ・・・がぁぁぁっ!!ぐ・・・ぎぃぃっ!!あぁ・・・ッ・・・っ・・・」
痒みと快感が両方ピークに達した瞬間、ゆっくりと痙攣を繰り返しながら気絶してしまった。
次の日起こる最悪な出来事等知るはずもなく、みさおはここ二週間で一番幸せそうな顔をしながら気絶していた。
20 :
1:2007/08/29(水) 20:54:18 ID:XBo7odPO0
今日はここまでです〜
21 :
21:2007/08/29(水) 20:56:25 ID:grdB9eOs0
ぬおぉぉ・・・素晴らしすぎる・・・! (*´Д`)=33
リロードしまくりながらリアルタイムで堪能させて頂きました。
続きも激しく楽しみにしております!
そして、次の日みさおが一番恐れていた事が起こってしまった。
【学校に来次第生徒会室に来る事!!!】
という張り紙が掲示板に大きな紙に大きな文字で書かれ貼られていた。
(まさか・・・靴下破いちゃったこと・・・ばれちゃったのかな・・・いやだよぉ・・・行きたくないよぉ・・・今日は学校やすんだことにしてこっそり帰ろう・・・)
「あら?みさおちゃん、ちょうどよかった・・・さぁ、生徒会室に行きましょう」
「あ・・・あ・・・佑希子・・・先輩・・・」
学校の正門に向かって歩みを進めようとしたそのとき、佑希子に後ろから声をかけられ腕を引かれる。
「あ・・・いやですぅっ!!行きたくないぃっ!!っ!!あ・・・が・・・」
じたばたするみさおのお腹に何の前触れもなく強烈な拳が入り、みさおは気を失ってしまう。
ぐったりとしたみさおを軽々と抱きかかえ、佑希子は生徒会室へと向かっていった。
「あ・・・あれ・・・私・・・あれ・・・体がぁっ・・・動かないよぉ・・・」
「ふふふ・・・いらっしゃい、みさおちゃん・・・」
「あぁ・・・明日香さん・・・体が・・・動かないです・・・足もカユいぃぃ・・・」
「ごめんなさいね、気絶している間に体を麻痺させる注射を打たせてもらったわ・・・」
「会長、準備できました」
「あ、佑希子ありがとう・・・さて、今日はどうして呼ばれたかわかってるわよねぇ・・・?」
みさおは明日香のプライベートルームでもある生徒会室の奥の部屋のベッドの上で、明日香に抱きかかえられ横たわっていた。
どうして呼ばれたかこれから何をされるかは容易に想像でき、逃げ出したい気持ちでいっぱいだったが体が動かずに焦りだけが生まれ体中、特に足に汗をかき始める。
「くぅぅっ・・・!うぅぅっ!!う〜〜〜〜っ!!」
「つらそうね・・・あっそうそう・・・足首から下だけは注射の効果ないようにしてるから痒みだけはリアルに感じられるでしょ?」
「くぅぅっ!!痒い・・・足が痒いですぅっ!!」
「そうね・・・今までよく頑張ったわね・・・」
とても優しい笑顔を見せながらみさおの頭を撫でる。
「明日香さん・・・」
その表情と行為から許してもらえるのかとみさおが思った瞬間・・・
「でも・・・せっかく許してあげようと思ってたのにあなたは約束を破ったわね!!」
いきなり厳しい顔になり、強く言い放つ。
「ひっ・・・破ってません・・・破ってません・・・」
「そう?じゃあこれはどういうこと!?」
「あっ・・・やめてぇっ!」
弱弱しく否定するみさおの両足の上履きを脱がすと、足の指が露出した状態にぎざぎざに破れた靴下を履いた足が現れた。
「脱ぐどころか破いちゃうなんてね・・・まぁこれはこれでいい景色だけど・・・フフフ・・・えいっ!!」
「っっっ!!あぁっ!!痒いっ!!痒いかゆいかゆいかゆ〜〜〜〜いっ!!足がっ!!カユイですぅっ!!」
明日香はみさおの靴下から露出した素足の指を指で思い切り弾く。
その刺激により、必死に我慢していた痒みが思い切り暴れだし大きな声で泣き叫ぶ。
「いい声で鳴くわねぇ・・・それに匂いも・・・う〜ん・・・最高っ!!凄く蒸れてて・・・臭い匂い・・・さぁもっと聞かせてくれるかしら・・・?」
明日香は痒みで激しく蠢く足指から漂ってくる、たっぷり二週間蒸らせたみさおの足の匂いを嗅ぎながら何度も何度も足指を弾いて遊ぶ。
「ひぐぅっ!!もういやぁっ!!蒸れた足の匂い・・・嗅がないでぇっ!!あぁぁっ!!かゆいっ!!がゆいぃぃっ!!!掻いてぇっ!!掻いてくださいぃっ!!!」
「約束破ったあなたに足を掻いてもらえる資格があるとでも思ってるのかしら?佑希子・・・あれを」
「はい・・・どうぞ・・・」
「ん・・・ありがと。実はねあなたに履かせていた靴下には人間の体温を感知すると信号を送る発信機がついていたのね・・・昨日それが途切れたから今日呼び出したってわけ・・・」
「うぅぅ・・・発信機・・・なんてひどいぃ・・・」
「約束を平気で破るのはひどくないのかしら?まぁ・・・そういうわけであなたには更なるお仕置きしちゃうわね・・・」
「いやだぁっ!!あぁぁっ!!足痒いぃっ!!痒いよぅっ!!」
「じゃじゃ〜んっ!!鍵つき透明ブーツよ!」
「ブーツ・・・そんなのいやっ!!蒸れちゃうからぁ・・・痒くなっちゃうからぁ・・・」
「そうそう・・・もっと足蒸らして痒くなってね・・・」
「いやぁっ!!いやぁぁぁっっ!!(あぁぁ・・・体が・・・動かないぃ・・・)」
つま先が破け露出した靴下のまま足を透明ブーツに押し込められる。
脱がされてからかなり時間が経っていたはずなのだが、みさおの足がブーツに入ると白く曇り、素足の足指がブーツの底にペッタリと張り付いた。
「そのまま私が許可を出すまで履き続けなさい・・・鍵は私が管理しているから・・・まぁ態度がよければ早く解放してあげるかもね・・・」
「うぅぅ・・・こんなのひどいよぉ・・・足っ・・・痒いのぉ・・・脱がせてください・・・足が蒸れて・・・水虫がカユイよぅっ!!!」
「もう蒸れ始めたの?やっぱ凄い効果ね・・・じゃあ中和剤を飲ませてあげるから・・・体が動くようになったらいっていいわよ・・・」
そして、体が動くようになったみさおはがっくりうなだれながら、痒い足を引きずるようにして教室へと戻る。
教室に戻ると、明らかに皆のみさおを見る目が変わっていた。
掲示板の前で佑希子に連れて行かれた事が広まり、さらにつま先が破け水虫の足指が露出した状態で透明ブーツを履いていてはみさおに何が起きているかは一目瞭然だった。
(こんな蒸し暑い季節にブーツなんてねぇ・・・)
(しかも足指は素足よ・・・かなり蒸れるわよね・・・)
もうすぐ六月になろうという今の時期はかなり蒸し暑く、生徒がたくさんいる教室は更に蒸し暑い。
まわりの皆は哀れむような面白がるような目で、透明ブーツから見えるみさおの足を見ながらこそこそと話をしていた。
そんな中でいづらさを感じたみさおは、学校が終わるとすぐに席を立ち教室から出ようとした。
すると・・・
「あの・・・みさおちゃん・・・大丈夫・・・?」
なごみが恐る恐るといった感じで話しかけてきた。
みさおが最初に罰を受けたときにその場にいたなごみにとっては、少し罪悪感を感じ謝ろうと話しかけたのだが・・・
「何よぉ・・・どうせ・・・いい気味とか思ってるんでしょっ!!ヒック・・・ぐすっ!!あなたが・・・あなたのせいでぇっ!!バカバカバカバカァッ!!ヒック・・・ヒック・・・会長の・・・狗のくせにぃっ!!あんたなんかっ!!あんたなんかぁっ!!」
実際にはなごみはそれほど悪くはないのだが、会長に逆らうことも出来ず誰を恨んでいいのかもわからないみさおにとってはなごみは心の不満や怒りをぶつけるには格好の相手だった。
すると、普段はおとなしく気が弱いはずのなごみの表情が大きく変わった。
涙を浮かべながらもみさおはその表情の変化に気づいた。
しかし、気づいたときにはすでに遅く・・・
「うるさいな・・・このやろぉぉぉっ!!!!!!」
「ひぃっ!!!あ・・・・あがぁっ!!足が・・・痛いぃっ!!あぁっ!!痒いっ!!痒いよぉっ!!痒いっ!!カユ〜〜〜〜イッ!!ひぐぅっ!!なんてこと・・・するのよぉ・・・ヒック・・・ヒック・・・」
「フッ・・・確かにいい気味よ・・・あなたがそれなりの態度だったら優しくしてあげようと思ったんだけど・・・やっぱりやめたわ・・・コレ何かわかる・・・?」
「ヒック・・・ヒック・・・何よぉそれぇ・・・」
「こう使うのよ、ピッと・・・」
なごみが持っていたのはリモコンのようなもので、何の説明もなくボタンを押した。
するとブーツの底がじわじわと熱くなり始め、一分も経たないうちにブーツの中はサウナ状態となりみさおの足を蒸らしていく。
「あぁぁっ!!足が・・・暑くてぇっ!!足が蒸れちゃうぅっ!!!水虫がぁッ!!痒いよぉっ!!!止めてぇっ!!足蒸らさないでよぉぉぉっ!!!!!!!かゆいっ!!!がゆいぃぃぃっっっ!!」
「このブーツには色々な仕掛けがあるの・・・明日香さんにそれを作動させるリモコンもらっちゃたの・・・これがどういうことかわかる・・・?」
「わからないぃっ!!早く・・・止めてよぉっ!!足がぁ・・・痒くてぇっ!!足・・・痒いからぁっ!!止めて止めて止めてぇっ!!」
「だからぁ・・・あなたはもう私には逆らえないってこと・・・わかったらさっきの事謝りなさいよ・・・」
「うぐぅ・・・ヒック・・・ごめんなさい・・・ひどいこと言って・・・」
「う〜ん・・・なんか心がこもってない感じね・・・じゃあ『なごみ様、先ほどのご無礼をお許しくださいませ・・・私の臭くて汚い水虫足を蒸らしているのを止めてください』とでも言ってもらおうかしら・・・」
「ヒック・・・そんな・・・皆の前で・・・そんなこと・・・ヒック・・・」
「じゃあいいわ・・・ずっと足の蒸れで苦しみなさい・・・」
「あっ・・・待ってください・・・言いますからぁ・・・」
「早くしなさいよ・・・私だって暇じゃないのよ・・・」
「ヒック・・・ぐすっ・・・なごみ様、先ほどのご無礼を・・・うぅぅっ・・・お許しくださいませ・・・私の・・・ヒック・・・私の臭くて・・・汚い水虫足を・・・」
「はい、時間切れ〜じゃあね〜」
「あっ・・・待って!!待ってぇぇぇぇっ!!!!あぁぁぁぁぁっ!!!痒いっ!!がゆ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!!!!!!!あぁぁぁぁっ!!!!!」
クラスメイトが見ているのもはばからず床に横たわり、悶絶しながらブーツを掻き毟る。
「あぁぁっ!!痒いっ!!痒いよぅっ!!誰かっ!!助けてぇっ!!痒いのとれないよぉぉぉ・・・」
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔でクラスメイトたちに、助けを求めるが皆逃げるように教室から出て行ってしまった。
ブーツの仕掛けが止まるまでの約一時間、教室からみさおの叫び声だけがこだましていた。
29 :
1:2007/08/31(金) 02:24:13 ID:XP3vxBB10
ここまでです〜
それにしてもなごみちゃんキャラ変わりすぎ・・・orz
30 :
21:2007/08/31(金) 20:26:09 ID:YmbigSNu0
ハヤ! Σ(・∀・*)
ツボにはまりまくりです・・・素晴らしい・・・
早く続きを読みたい気持ちと読んだら終わりに近づくから勿体無いという気持ちの葛藤ががが
引き続きマターリ正座でwktkしてますので宜しくお願いします!
31 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 21:48:16 ID:nQvgRIBh0
(*´д`*)ハァハァ
「待ちなさーい!」
満月の輝く夜空に少女の声が響いた
大きな月の前をホウキに乗って空を飛ぶ二つの魔女のシルエットが通りすぎる
エミリは小さな宝箱を持ち去ったローズを追っていた
「しつっこいわねぇ」
バチバチッ バチッ
追ってくるエミリに向けられた指先から放たれる雷の雨
「はわわわわわっ」
「落ちろーー!!」
ローズの渾身の一撃がエミリを襲う
「キャアァアァァ!!」
避けることのできなかったエミリは下を流れる川へと落下してしまった
「ゔ…うううん…」
エミリは目を覚ました
ローズの攻撃を受け気を失っていたのだ
「…ここ、どこ… 私…助かったの?…っ! なっなにコレ!」
ぼんやりとしていたエミリの意識がハッキリとした。簡易なベッドに器具で両手足を拘束されてしまっている
周囲を見渡してみる…いくつかのロウソクの灯りがともったそのうす暗い部屋には大きな釜、たくさんのビーカーや試験管、壁際に置かれている本棚には魔法に関するブ厚い本が大量に並んでいる
ガチャッ キィィィ…
「アラぁ、お目覚め?」
扉から現れたのは相変わらず露出の多い魔女服に黒マント姿のローズ
「もー!ローズ!早く放してよ!私の魔法石も返して!」
「アラぁ、せっかく助けてあげたのにぃ… ありがとうの一言でも言ってもらいたいわ」
「あ、そうなんだ… ありがと…ってちがーう!早くはーなーしーてー!」
「んもぅ…外してあげるからちょっとおとなしくしてなさい」
ローズの指先から放たれた光の玉がエミリを包んだ
エミリは必死にもがこうとするが首より下には力が入らなくなってしまった
「ちょっとぉ!何したのよ!」
「相変わらずクチは元気ねぇ ちょっと身体を動かせないようにしただけよ。せっかくだから私の遊びに付き合ってもらおうと思って」
そう言うとローズはエミリの手足を留めている器具を外した
だがエミリの身体はローズの魔法で身動きが取れないコトには変わりなかった
「どうするっていうのぉ!」
「心配しなくていいわよ?捕って喰おうってワケじゃないんだから」
ローズは二ヤッと笑みを浮かべエミリの足下へやってきてエミリの左足に履いているショートブーツをゆっくり脱がせた
「ちょっと…何す…んひゃっ!!」
エミリは左足の裏にヌメっとした感じをとらえた
「あ…ひゃ…ちょっと…ローズ…んぁ」
ローズの淫靡な下がエミリの足の裏を這い回る
カカトから土踏まず、そして足の指へとゆっくり舐め上げていく
身体は動かせないが舐められる感触で足の指がピクピクと反応をする
「あ…や…ダメぇ…」
クチュッ クチュクチュ
ローズはエミリの左足の親指をクチに含んだ。クチの中でエミリの足指を満遍なく舐めあげる。時には足の指の腹を舌先でチロチロと刺激したりした
親指を舐めると次は足の人差し指、中指と順に一本一本丁寧に舌を這わせ、5本の足指全てに愛撫を施す
「はァァ…ローズぅ…だめぇ…汚いよぉ」
エミリは反発しつつもローズの変態的な行為から目を離すことができなくなっていた
「んふ、どうしたのぉ?顔が紅いわよ」
薄笑いを浮かべたローズが上から顔を寄せてくるが身体が動かないエミリは首を横に向けて目をそむけるコトが精一杯だった
ローズは再びエミリの足下へ…
今度は残っている右足のブーツを脱がせ、あらわになったエミリの足裏にローズはキスをする
「すごくイイ香りよ、エミリの足。特に指の間なんか…」
動けない状態で足の指を舐められ、匂いを嗅がれるエミリに当初の威勢はなく、ただただ黙って赤面するしかなかった
ローズはたった今脱がせたエミリのショートブーツを自分の鼻にあてる
大きく深呼吸を繰り返すローズ。自然に彼女の右手は自らの股間へと伸びていった
自分が履いていたブーツの匂いを嗅ぎオナニーを始めるローズの姿にエミリは目を奪われ、下腹部が熱くなるのを感じた
「ねぇエミリ、おもしろい魔法かけてあげようか」
若干の興奮状態にあるエミリは無言でうなずく
それを確認したローズは両手に魔法の灯を灯した
「まずは体を動かせるようにしてあげる」
緊縛の魔法が解け、身体の自由を取り戻した
だがエミリの両脚にローズはさらに別の魔法をかけたのだ
すると
「…?…え?…ええ?」
エミリの意志とは関係なくエミリの両脚が勝手に動き始めた
伸ばしたり曲げたり、足の指を開いたり
「な…なに〜??ナンカ気持ち悪い〜っ ひゃっ!」
エミリの両脚は足裏をローズに向けると、左右の足指が交互にグッパッ グッパッを始めた
まるで手招きをするようなエミリの足にローズは顔を近づける
するとエミリの右足はつま先を伸ばし、ローズの鼻先に足の裏を押し当て顔の上でウネウネと足指を蠢かせせる
足の匂いを大きく吸い込んだローズは今度は自分の顔にあてられている足の指5本全てをクチの中へ収めた
「ひぁぁあ…ああぁあん!」
唾液にまみれたローズの舌のヌメヌメとした感触がエミリに伝わってくる
クチの中で勝手に動き回るエミリの足指にローズは複雑に舌を絡めていく
「だめぇ…はあぁ…足の指…気持ち…イイっ…」
興奮状態に陥ったエミリの股間からは愛液がにじみ出てきていた
ジュボッ ジュボッ
エミリの右足はローズのクチにストロークをさせ始めた
左脚がローズの頭を押さえ右足を激しく口内へ押し込ませる
「んん!ンンンんー」
ローズのクチの中ではエミリの足指が踊り狂い、唾液がエミリの右足へ溢れ落ちていく
懸命にエミリの足へ奉仕を行う
その間もローズの手は自らの股間をいじり快楽をむさぼっていた
「ぁぁあぁん…足がぁ…足の指が勝手に動き回るぅぅう…ローズの舌…気持ひぃぃいいよぉ… もっとペロペロしてぇ!」
エミリの右足がローズのクチを犯している最中、彼女の頭を抑えていた左足は別の動きを始めていた
「んふっ…悪戯ッ子な足ねぇ…」
左足はローズの股間につま先を伸ばしウネウネと匠に指を動かし下着の上から彼女のクリトリスを刺激する
もはやエミリの下半身はエミリのモノではなく別の生き物と化していた
両脚を大きく広げ、動き回るその根元には足舐めによって愛液でベットリと濡れたエミリの下着
それを目にしたローズは快楽の中、もう一つの魔法を発動させた
コツッ コツッ
「きゃん!やっ…あんっ」
突然エミリの股間にヒンヤリとした物が触れる
「あ…これ… わたしの……はぁん」
エミリが目にしたモノ
それはローズに脱がされたエミリのショートブーツだった
二足のブーツがエミリの股間をいじっている
片方が下着をずらし、エミリのオマンコにとがったつま先を突っ込み、もう片方は下着の上からクリトリスをつつく
「わた…しの…靴まで…勝手に…あっあああ…」
「あはぁぁ…どう?…自分のブーツに犯されるのは…… んああ…エミリの足、上手ぅぅ…」
「やぁぁあ!オマンコ…ぐりぐりしないでぇ!ああっ…そんなに脚開いちゃダメぇぇ!」
エミリのオマンコに入っていた靴が抜け、靴は突然エミリのクチを履き口で覆ってきた
「んんっー!…んー!」
(ブーツ…わたしのブーツ…臭いよぉ…だめぇ…感じちゃうぅぅ)
ピッタリとクチと鼻に覆い被さってきた自分の靴の匂いをエミリは直に嗅ぐしかなかった。次第にもう片方の靴がクリトリスをいじる動きを早める
「んっ!んーーー!!」
同時にローズもエミリの足指をクチにふくみ、彼女の足指を舌先で刺激する
(そんなに…お豆いじっちゃ…だめぇぇっ! あ…足の指…もう…イクっ…イッちゃうよー!)
ビクッ ビクッ
靴に自分の足の匂いを嗅がされ、ローズに足の指を舐められながらエミリは大きな痙攣を起こし絶頂を迎えた
「はぁあ…なによ…先にイッちゃったの?」
ローズの言葉は余韻に浸るエミリに届いてはいなかった
「まぁイイわ…あんたが相手してくれなくてもこの子たちがまだ相手してくれるしねぇ」
ローズの言葉にエミリの両脚は大きく開き、足指をクネクネさせて返事をする
エミリのブーツも主をよそにローズの傍らに身を寄せるのであった
【終わり】
43 :
1:2007/09/03(月) 18:32:24 ID:NiUICFaD0
乙です!!
素晴らしい小説ありがとうございます
お名前は・・・ノイズさんでよろしかったですか?
>>32-42 乙であります!
足の動きを操られるってのはなかなか新鮮ですな。
萌えさせて頂きますた。GJ!!
45 :
ノイズ:2007/09/03(月) 22:20:25 ID:42q0Gna50
1さん、44さん
どうもありがとうございます!
小説なんてもう何年も書いてなかったですし、このスレの趣旨に沿っていない様にも思えますが
萌えて頂けたなら幸いですw
時間を作ってまた書いてみようかとは思いますがあんまり期待はしないでくださいね☆
ちなみに私は前スレの591だったりします (ノ∀`)キャ
駄文を長々載せてしまい失礼いたしました
46 :
1:2007/09/04(火) 04:27:42 ID:nahRTkyc0
ノイズさんは591さんだったんですか
次も期待していますよ☆
47 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 19:29:56 ID:eVIOShOe0
(*´д`*)ハァハァ
48 :
21:2007/09/04(火) 21:14:27 ID:ecehtkkO0
>>45 前スレ591さんだったですか・・・全然気付かなかった・・・ (・∀・;)
内容もグッドですが読みやすさと擬音の使い方が実にイイ感じだと思いますた。
改めてGJであります!
又気が向かれたら是非お願いします〜。
49 :
ノイズ:2007/09/05(水) 00:14:32 ID:ERDjgugi0
21さんへ
ファンタジー系とか非エロは何年か前まで学生時代に書いてましたが…
官能(?)小説なんてぶっちゃけ初めて書きましたよ… ゚・(ノД`)・゚恥ずかしぃ
前スレでリクエストを受けて頂いた1さんと21さんへお礼という形をとらせてもらいました
ただの駄文でしかないですけどねw
また仕事中にでもボチボチ考えてみます (´ー`)ノ
50 :
1:2007/09/05(水) 03:58:54 ID:FYzVuvxC0
ノイズさん、駄文だなんてそんな・・・
ぜんぜん素晴らしいですよ
もしまたリクありましたらどうぞ〜
51 :
21:2007/09/05(水) 20:36:48 ID:VYCejtEX0
>>ノイズさん
なんと、ピンク系のSSは初だったですか!
しかしやはり書き慣れておられる感がありますですよ。
ちなみに自分はもうかなり以前に恥ずかしいとかいう部分は突き抜けました。 (゚∀。)
又の機会をマターリ楽しみにしてます〜。
52 :
ノイズ:2007/09/05(水) 23:17:58 ID:I+uZuXJR0
1さん、21さん、共に小説・イラストの新作をこちらも楽しみにしてますよw
他にもここを見られてる方々、勇気を出してぜひ一筆していただきたいです
53 :
1:2007/09/05(水) 23:22:29 ID:FYzVuvxC0
了解ですが・・・最近アイデアがさっぱりなので
誰かのリクが入り次第書きはじめます
リクでも小説でもイラストでも雑談でも大歓迎なので皆さんどうぞ〜
54 :
不思議な水虫薬:1:2007/09/06(木) 16:45:25 ID:4etQbLh80
「痒いなぁ、もう・・・・」
大学生の直美は就職活動の真っ最中であった。
毎日、パンプスとストッキングで面接や企業説明会を飛び回っていた。
しかし、そのせいで靴の中に水虫菌が繁殖し、水虫になってしまったのだ。
毎日に最低1回は水虫が疼く。
痒みに耐え切れず病院に行き、水虫と診断され、薬も貰ったが気休め程度にしかならず、
家に帰って患部を掻くことが直美にとって唯一の『治療』であった。
55 :
不思議な水虫薬:2:2007/09/06(木) 16:47:07 ID:4etQbLh80
ある日、いつもより早く企業説明会が終わった直美は薬局に立ち寄った。
理由は、病院から貰った薬が切れたから。
そして、今痒くてたまらないから。
どちらかと言えば、後者をなんとかしたい意味合いのほうが強いだろう。
店内の水虫薬コーナーを覗くと、TVのCMでやっている物以外の水虫薬も多数揃えてあった。
「なんでもいっか、痒みが止まれば」
痒みを一刻も早くなんとかしたかった直美は無造作にコーナーに並んでいた水虫薬を一つ取るとカウンターに駆け込んだ。カウンターには綺麗な女性薬剤師が立っていた。
「こちらでよろしいでしょうか?」
「はい」
「2000円になります」
直美はお金を払い薬を受け取ると、急いで店を出て行った。
その直美が店を出た後、薬剤師の女性は妖しい笑みを浮かべていた。
56 :
不思議な水虫薬:3:2007/09/06(木) 16:49:02 ID:4etQbLh80
薬を買った直美は駅のトイレに駆け込んだ。
そして、痒みを押さえる為に薬を塗ろうとしたが、薬が出ない。
「えっ、嘘でしょ!?」
ボトルを振ると液は入っているが、出ないのだ。
「どっ、どうして・・・!?」
仕方なく直美は痒い足に耐えながら薬局に行き、事情を説明して返品してもらおうと思った。
薬局に行くとさっきの綺麗な女性薬剤師がいた。
「すみません、これ返品したいんですけど・・・・」
「どうされましたか?」
「ノズルから薬が出てこないんです。」
「お預かりしてよろしいですか?」
薬剤師は薬を受け取りノズルを押した。確かに薬は出ない。
「申し訳ございません。すぐに新しいものと交換いたします」
「お願いします」
薬剤師はそう言って倉庫の方に消えていった。
57 :
不思議な水虫薬:4:2007/09/06(木) 18:19:13 ID:4etQbLh80
30分後・・・・
「あの人、いつまで待たせるのかなぁ・・・」
直美は水虫の痒みに耐えながらずっと不良品の薬を交換しに行った薬剤師を待っていた。
薬剤師を待っている間、水虫も痒みを増してきている。
「ああっ、もう!」
足の痒みと長い間待たされたことで苛立ちも限界となり、直美は帰ることにした。
帰ろうと、店の出口に向かおうとした時、直美は落とし穴に落ちてしまい気を失ってしまった。
「っ、ここは?」
気が付くと直美は、両手と両足を固定された状態で椅子に座らされていた。
辺りは真っ暗だったが、照明が一気についた時、直美の視界に薬剤師の姿が映った。
薬剤師は直美が意識を戻したことに気付き、直美の方に向かってきた。
「あら、お目覚めかしら」
「あなたは何者なの?私を放してよ!!」
直美は怒りに満ちた目で薬剤師を睨んだ。
「私はあなたに危害を加える気はないのよ。ただ・・・」
「ただ?」
薬剤師は直美の足を指さしして言った。
「協力してもらいたいの。あなたとあなたの水虫に」
「えっ!?」
水虫を薬剤師とはいえ指摘され恥ずかしいのと、何を命令されるか分からない恐怖で直美は動転していた。
「
58 :
不思議な水虫薬:5:2007/09/06(木) 18:21:01 ID:4etQbLh80
「私もあなたと同じ酷い水虫だったの。で、色々な薬を試したけどダメで自分で作る事にしたの。自分に試して一応成功したけど、まだ一般人には試してないの。いい機会だし、あなたにモニターになってもらおうと思って。」
「そんなの私じゃなくてもいいじゃない!!製薬会社の仕事でしょ!?」
直美は反論した。
「そうね。でもこの薬を一本使ったら必ず水虫が治るのよ。悪くないでしょ、直美ちゃん?」
「どうして、私の名前を・・・」
「あなたが寝ている間に調べさせてもらったわ。もちろん水虫も。」
直美は顔を赤らめた。
「爪先にできるタイプって痒いのよねぇ、うふっ・・・」
薬剤師は悪魔的な笑みを浮かべている。
「もっ、もし私が拒否したらどうするの?」
直美は意を決して言った。
「そうねえ、そのままずっと痒い思いしてもらいましょうかね・・・明日、第一希望の会社の試験に行くんでしょう?このままじゃ無理だよね。」
「そこまで調べてたの・・・・」
直美の背中に戦慄が走った。
直美の顔に眼鏡をかけさせ薬剤師は言った。
「あなたが『うん』って言えば済むだけの話じゃない。あなたの足もそれを望んでいると思うけど・・・」
「えっ!?」
眼鏡越しに自分の足を見た直美はびっくりした。
なんと、靴の中と自分の足の様子が見えるのだ。
爪先で暴れる水虫菌、痒みに耐える足の表情・・・・顔を上げると薬剤師の足の様子も映った。
「私の足は今は綺麗よ。さて、どうするの?」
「・・・・・・・・」
直美は無言だ。
「いいの、明日試験を受けられなくても?」
直美は目を潤ませ訴えた。
「わかったわ。やるから、やるから私を家に帰して!!」
その言葉を聞き、薬剤師は直美を解放した。
「そう、ありがとう。眼鏡はしばらく預けるわ。じゃあ、薬の使い方から・・・」
薬剤師が薬の説明をしようとした隙を付くことができた直美は薬を握り締め猛ダッシュで逃げ出した。
「悪い子ね、もう・・・まあいいわ、彼女の情報はもうデータ化してあるし・・・」
薬剤師はそう言ってタバコに火をつけた。
59 :
不思議な水虫薬:6:2007/09/06(木) 22:48:52 ID:4YRCbkqN0
翌日、直美は第一希望の企業の面接会場にいた。
昨日、出会った妖しい薬剤師の命令を体の自由を奪われていた為に仕方なく聞き入れたが、隙をついて逃げ出したのだ。
試験当日、家を出る前に薬を使ったが、ノズルから薬は出てこなかった。
仕方なく足に薬を塗らずに家を出た。
幸い足が痒くならなかったため気楽に筆記試験に臨むことができた。
「ふう・・・・」
筆記試験を終え大きく息を吐く。
直美にしたら昨日の事を思い出すだけで不愉快極まりないが、気持ちを切り替え次に控える面接に集中しようとしていた。
誘導員が受験者達に伝達事項を告知する。
「それでは、受験番号1番から30番目での方はこちらについてきて下さい。第二応接室まで案内致します。それ以外の方はしばらくお待ちください。」
誘導員の指示に従い、受験番号5番の直美は筆記試験会場から第二応接室に向かう列の中にいた。
その時、直美は爪先に激しい痒みを感じた。
「うっ・・・まさか・・・」
前日に薬剤師にかけさせられた眼鏡をかけて自分の足元を見ると、両足の指の間で水虫菌が暴れているのが確認できた。
60 :
不思議な水虫薬:7:2007/09/07(金) 11:37:20 ID:DUk4uwEd0
試験中に水虫が疼きだした事で直美は最大のピンチを迎えていた。
「こ、こんな時に〜」
第二応接室について、水虫はより痒みを増していく。
履いているパンプスの中で両足の指を動かし必死に痒みに耐えているが、その我慢も限界に達しつつあった。
「周りには受験生がいるし・・・そろそろ自分の番も近いし・・・・」
直美は頭の中が半分パニックになっていた。残りの半分は最大のライバルが暴れている事による絶望感である。
「5番の方〜」
直美は誘導員の声で我に帰った。
誘導員は面接会場の扉の前まで直美を連れて行った。
扉の向こうから「5番の方、どうぞ」と声がする。
直美は水虫をなんとかしたかったが、どうしようもなくなってしまった。
「なんでこんな時に・・・水虫なんかに、水虫なんかに・・・誰か、助けて・・・足が痒い・・・水虫が痒い!!痒いのよおおおおおおおっ!!!」
それは水虫のせいで試験失敗を覚悟した直美の心の叫びだった。
その時である。
直美は足に清涼感を感じた。
不思議に思い薬剤師から預かった眼鏡をかけて自分の足元を見ると、パンプスの中で両足の指の間に薬が塗られ、水虫が退治されていたのだ。
「うそ・・・・・」
直後、扉の向こうから「5番の方、どうぞ」と声がする。
その声に元気に返事をして直美は面接会場に入っていった。
61 :
不思議な水虫薬:8:2007/09/07(金) 13:48:32 ID:DUk4uwEd0
無事試験が終了した直美は軽やかな足取りで家路に着いた。
ストッキングを脱ぎ、足を見ると水虫の患部に薬が塗られた形跡が確かにあった。
「それにしても・・・一体誰が私の足に薬を塗ったんだろう。」
「教えてあげようか?」
「誰!?」
声のする方に目をやると昨日の薬剤師の女が立っていた。
「あなた・・・!?どうやって入ってきたの!?警察呼ぶわよ!」
直美が声を荒らげる。
「あら、随分な言い草ね。恩人に向かって」
「どういう意味よ!?」
「こういう意味よ」
薬剤師はリモコンのような物を取り出し、Wのボタンを押した。
「試しに靴はいてごらん。お昼の再現してあげるわ」
「えっ・・・・?」
半信半疑で直美はおそるおそるさっきまで履いていた靴に足を入れた。
すると、確かに爪先の辺りに薬が塗られる感覚が足に走る。
「これは・・・・・」
直美は衝撃を隠せなかった。
「眼鏡かけて見てみれば」
「えっ!?こんなことって・・・・!?」
眼鏡をかけて自分の足元を見ると、水虫薬自身が直美の爪先に薬を塗っている姿があった。
62 :
不思議な水虫薬:9:2007/09/07(金) 13:50:53 ID:DUk4uwEd0
「驚いた?」
「これは何なんですか?」
「私が開発した『コードWLXプラス1』よ。様々な水虫薬のいい所を合わせて独自に開発したの。」
「コードWLXプラス1・・・」
「薬の持ち主が水虫のせいでピンチになった時に助けてくれるの。状況に応じて使い分けてね。あとこれも渡しておくわ。」
薬剤師から直美はリモコンと肉眼では少々見ずらい発信機のようなものを手渡された。
「これは?」
「薬をコントロールするリモコンよ。薬を呼びたい時に使って。あとあなたの靴にセットするセンサー。私のデータ収集用」
ひとしきり薬剤師が説明をし終えた後、直美の顔を見ていった。
「最後に一つ。もう逃げずに協力してくれるよね?」
「うん」
直美は力強く頷いた。
63 :
不思議な水虫薬:10:2007/09/08(土) 00:23:32 ID:baP43SAe0
就職活動が一段落ついた直美は久しぶりに大学に行った。
所属している吹奏楽部での用事があったからだ。
練習場に顔を出す。
現主将のまどかが一人でクラリネットの練習をしていた。
普段のまどかなら楽勝な曲であったが、何故かこの日は音程がずれてばかりだった。
そして足元が落ち着かない。
直美は無言でその様子を陰からうかがっていた。
まどかは直美がいたことに気付き挨拶をしに行った。
「お疲れ様です、センパイ。試験どうだったんですか?」
「結果がまだ来てないけど多分大丈夫かな・・・?それよりどうしたの?さっきの曲はまどかの十八番でしょ?具合でも悪いの?」
「最近、なんかうまく吹けないんですよね・・・用事があるので・・・失礼します」
まどかは青ざめた顔をしながら逃げる様に立ち去っていった。
直美はまどかのことを気にしながら大学を後にした。
64 :
不思議な水虫薬:11:2007/09/08(土) 00:26:12 ID:baP43SAe0
家に着いても直美はまどかの事が気掛かりになっていた。
すると、携帯が鳴った。
「もしもし〜元気?足ムズムズしてない?」
「あなた・・・!?」
声の主は薬剤師だった。
「何の用なの?」
「勿論、お薬の使い方の説明よ。」
「まだ何かあるの?」
「もし、あなたの大切な人が水虫だったりした場合はリモコンのKボタンを押すといいわ。」
「そんな、私の友達に水虫持ちなんていないわ」
「まあ、頭の片隅にでも入れておいて。じゃ・・・」
まどかの事が気になっていた直美は思い切って聞いてみた。
「待って!もしよ、もし水虫かも?って場合はどうすればいいの?」
「その時はKボタンを押して自分の足に薬を塗るといいわ。じゃあね。」
「するとどうなるの?」
直美が薬剤師に聞き返した時には既に電話は切れていた。リダイヤルしたが現在使われていないというアナウンスになってしまう。仕方なく、薬剤師に言われた通りにすることにした。
65 :
不思議な水虫薬:12:2007/09/08(土) 00:29:10 ID:baP43SAe0
直美はおそるおそるリモコンのKボタンを押した。
そして水虫の患部に薬を塗る。
何も起きないなと直美が油断していた5分後・・・・
「ああっ、気持ちいい〜」
どこからともなく声がする。
「誰!誰なの!?」
直美は辺りを見渡すが誰もいない。
「自分の足の裏を見てごらん」
この指示に従い足の裏を見ると、足に顔ができていた。
「なっ、何よこれ・・・・!?」
「あなたの足よ。ひどくない?その態度?自分で呼び出しといてさぁ〜」
「えっ!?」
さすがに直美も動揺を隠せない。なにせ自分の足が喋っているのだから。
「それにさあ、水虫が痒いだけじゃないのよ!靴がムレムレの時は凄く臭いんだからね!」
「なっ、何よ・・・!」
「まあ、いいわ。何か私に相談事があるんでしょ?」
自分の気にしている事を言いたい放題され、直美はカッとなって言ってしまった。
「あんたなんかに用なんて無いわよっ!!フン!!」
そう言って寝てしまった。
「ちょっと懲らしめてやるか。ニヤリ」
足も直美へのイタズラを考えながら眠りに落ちてしまった。
66 :
不思議な水虫薬:13:2007/09/08(土) 01:17:41 ID:baP43SAe0
翌日・・・・
この日、暇だった直美は家でテレビを見ていた。
何気なくCMを見ていたら、自分が水虫薬のCMに出ていることに気が付いた。
「えっ・・・・うっ、嘘でしょ!?」
戸惑っている内に映像が流れていく
水虫だ〜水虫だ♪
スニーカーを脱ぎスニソを履いた足を擦り合わせる直美
水虫だ〜水虫だ♪
ブーツを履き片足立ちでナイハイの爪先を掻く直美
水虫だったら♪
パンプスを脱ぎ両足を突き出して足指を激しく動かし痒みに耐える直美
みずむ〜し〜だ〜♪
素足を掻き毟る直美
ナレーター「水虫には・・・」
ナレーターが薬の名前を言おうとした瞬間、直美はTVの電源を切ってしまった。
今のCMに衝撃を受けた直美は気分転換に近くのコンビニに買い物に行く事にした。
その帰り道に声を掛けられた。
「み・ず・む・し・は・や・く・な・お・そ・う・よ!!」
「えっ!?」
そう言われ肩を叩かれた直美は振り向きざまに驚いてしまったが、落ち着いてきたら声の主が薬剤師である事に気が付いた。
「なんなんですか、もう!?」
水虫を何回も指摘され不快感を露わにする直美。
「やりすぎよ、全く」
薬剤師がそう言うと直美の足が謝りだした。
「いやあ、ごめんなさい」
「さすがにCMはきついって、しかも顔出しでしょ?」
「大丈夫、家のTVだけだから・・・」
「どういう事、説明してよ!?」
事情を聞かないと納得できない直美が話しに割り込んできた。結局直美の家で3者会談することになった。
67 :
不思議な水虫薬:14:2007/09/08(土) 01:31:09 ID:baP43SAe0
家では直美が足に対して厳しい事情聴取をしていた。
「さて、あのCMはなんなの?」
「昨日、用は無いって言われて、頭にきて、その〜ちょっとイタズラをと・・・・」
「で、さっきのCMを家のTVに流したと・・・」
「でも、どうやって・・・?」
薬剤師が説明する。
「私の作った薬は、リモコンのボタンに応じた薬のCMの再現能力があるの。」
「それで?」
「水虫が疼いている時に、その状況に応じて薬を召喚するってわけ。」
「じゃあ、このKボタンはその為の・・・」
「そういうこと。安心して、全国区にはなってないから。」
「そういう問題じゃなーーーーい!!!!」
あまりの大声に足と薬剤師は耳をふさいだ。
「あんな恥ずかしい絵、全国流れたら・・・恥ずかしくてたまらないじゃないの!!」
直美が怒りを爆発させた。足も負けじと反論する。
「なにさ、自分が不潔にしていて水虫になったんじゃないか!!それで恥ずかしいもあるもんか!!」
「なんですって〜!!」
仲裁に薬剤師が入る。
「二人ともいい加減にしなさい。今は無意味な喧嘩をしている時じゃないでしょう。」
「・・・・・」
「・・・・・」
その後、薬剤師主導のもと会議が行われた。直美と足は仲直りしたのだろうか・・・
68 :
不思議な水虫薬:15:2007/09/08(土) 01:32:46 ID:baP43SAe0
翌日、直美はまどかを呼び出し話をすることにした。
「お疲れ様です、センパイ。」
待ち合わせ時刻に黒タイツにパンプスを履いてまどかがやって来た。
「まあ、座りなよ」
さりげなくまどかを椅子に座らせ、その隙に直美は眼鏡をかけてまどかの足元を見たがつま先に水虫菌はいなかった。
(私の思い過ごしかな・・・・)
(そうでもなさそうだぞ)
足の声がかすかに直美の履いているスニーカーから聞こえてきた。
(まかせてよ、足同士で話せば色々話してくれると思うよ)
(頼んだわ・・・)
直美は時間稼ぎの為に色々話題を振ってまどかと話をしていた。
一方、足同士の会話が始まった。
直美の足はおそるおそるまどかの足に質問した。
「まどかちゃんの足は水虫なのかな?」
土踏まずの辺りを掻きながらまどかの足は答えた。
「うん・・・毎日痒くて痒くて・・・・」
まどかの足も直美の足の水虫に気が付いた。
「ねえ、そこの指の間の所って・・・」
「そう、水虫だよ。一応、薬塗ってるから今は落ち着いているけど。」
それを聞いてまどかの足はうらやしそうに言った。
「いいなぁ、私も薬を塗って治したいわぁ。」
「塗ってないの?」
「だって、恥ずかしがって治さないんだもん・・・治して欲しいなあ・・・グスン」
「・・・・・・・」
(もういいぞ)
足が直美に合図する。
(わかった)
直美はまどかと別れ家に帰り今後の対策を練ることにした。
69 :
不思議な水虫薬:16:2007/09/08(土) 11:26:15 ID:QDgZDsLn0
直美が家に帰ると薬剤師が出迎えてくれた。
「どうやって入ったの?」
「まあ、いいからいいから。で、どうだったの?」
薬剤師の質問に直美の足が答える。
「ありゃ、水泡型だね。」
「水泡型?」
直美にとっては初耳だった。
薬剤師は直美に質問した。
「一つ聞くけど、水虫の病状って基本的に3パターンあることって知ってる?」
「いいえ。」
さらに薬剤師は続ける。
「じゃあ、水虫の原因ってよく『水虫菌』っていうけどこれがなんだかわかる?」
「いいえ」
直美はあっけらかんとしている。
薬剤師は言った。
「直美ちゃん、一度説明するね。水虫っていうのは白癬菌っていうカビが足に寄生して起きる皮膚病なの。」
「カビ?」
「そう、言い換えると今の直美ちゃんの爪先にはカビが生えてるってこと。」
「ええええーっ!?そうなの?!」
直美は驚きを隠せない。薬剤師はさらに続ける。
「その白癬菌が悪さして爪先にできるしかん型、水ぶくれが土踏まずの辺りにできる水泡型、かかとにできやすい角質型と3パターンに別れるわけ。特にしかん型と水泡型はかゆいのよ」
「ふ〜ん、そうなんだ。でも、どうして痒くなるの?」
「水虫菌が足に繁殖する時に皮膚を溶かしていくの。そのせいで痒くなるのよ」
「じゃあ、まどかの足も同じ状態って事?」
「そうよ。」
「じゃ、なんとかしなきゃ・・」
「その前に、自分の足を治してよ!」
足の突っ込みに直美は返す言葉も無かった・・・・
70 :
不思議な水虫薬:17:2007/09/08(土) 12:04:15 ID:QDgZDsLn0
後日、直美は再び話をする事にした。
「センパイ、用件ってなんですか?コンクールの練習したいんで手短にお願いしたいんですけど」
「わかったわ。じゃ聞くけど、まどか、足痒くない?」
「せ、センパイ・・・・!?」
痛いところを突かれ、まどかの顔色が変わった。直美はさらに続ける。
「水虫が痒くてコンクール失敗しましたでいいの?」
「・・・・・・・」
まどかは恥ずかしさで顔を赤らめ無言になっている。
「私が来た時に足痒かったんでしょ?そんな調子の練習じゃ悔いが残るわよ。いいの!?」
「なんの話ですか、私にはさっぱり・・・・」
まどかの態度にしびれを切らした直美は、むりやりまどかの履いていたスニーカーとスニソを脱がし、薬を塗った。
「なっ、何するんですか・・・・!?」
「あなたの足、よく見たら?」
まどかが足を見ると、足の裏にできた顔が目を潤ませて訴えた。
「水虫痒いよう、早く治してよう・・・ぐすん」
直美が言う。
「まどか、私も実は水虫よ。就職試験中に痒かった事もあったよ。でも、水虫のせいで人生失敗したりとか、せっかくのチャンスを獲り損ねたら嫌でしょ?だから、今はちゃんと治しているの。」
「せ、センパイ・・・・」
まどかは目を潤ませ、直美の胸に飛びついた。
まどかは直美に最近悩んでいる事を打ち明けた。
彼氏に水虫をうつされた事、痒くて楽器の演奏に集中できない事、恥ずかしくて治すことができなかったこと・・・そして最大の問題は演奏コンクールが近いのに水虫のせいで練習がうまくいっていないことだった。
「センパイ、私どうすれば・・・・?」
「そうね、コンクールはいつなの?」
「一週間後です。」
「わかったわ。それまではちゃんと薬塗って水虫を治しながら練習するのよ。本番の日は私も応援行くからさ」
帰り際に直美はまどかに市販されている水虫薬を渡してあげた。
71 :
不思議な水虫薬:18:2007/09/08(土) 12:06:19 ID:QDgZDsLn0
コンクール本番の日、まどかはリハーサルの為、2時間前から会場入りしていた。
直美もそれに合わせて、会場に到着していた。
「センパイ、もう来てたんですか?」
「もちろん。それよりちょっといい?」
直美はまどかを人気の無い所に連れ出した。
「まどか、水虫は?」
直美の質問にまどかは元気よく答えた。
「大丈夫です。薬塗ってます。でも・・・・」
「でも・・・?」
「痒くならないかどうか不安で・・・・」
その言葉でまどかの元気もどこかに行ってしまっていた。
「そう。今日は可愛い後輩にしてよき友人のあなたにとっておきの薬を塗ってあげる。」
そういうと直美は薬剤師に言われていたリモコンの+ボタンを押し、薬をまどかの両足に塗ってあげた。
「これは?」
「私が使っている水虫薬。水虫に負けないためのおまじない。これで頑張って!!」
「ハイ!!」
水虫に苦しめられる事の無かったまどかは見事にコンクールで優勝を飾った。その様子を見て直美はそっと会場を後にした。
会場を出ると薬剤師が待っていた。
「どうやら、+ボタンの力が活躍したようね」
「そうみたいね。それにしても+ボタンの力って・・・?」
「一日痒くならない力。結構凄いでしょ?」
「ふ〜ん。それにしても、人助けした後は気分がいいな〜」
「足助けも早くして欲しいな〜」
自分の足に突っ込まれると直美もぐうの音も出なかった。
72 :
不思議な水虫薬:19:2007/09/08(土) 13:58:15 ID:QDgZDsLn0
その日、久しぶりに直美の水虫は疼いていた。
普段なら大学に行く前に薬を塗ってから行くのだが、寝坊していまい薬を塗り忘れてしまったのだ。今日は大学の後に友人とショッピングに行く予定があったのでおしゃれをしようと思い足元もブーツにナイハイと決めていたのだ。水虫にとって最高の環境である。
「くうっ・・・痒い・・・・」
授業中、必死にブーツの爪先同士を擦り合わせる。
痒くて教授の話も上の空だ。
眼鏡で足元を見ると、爪先で水虫が大繁殖している。掻きたいがブーツなのでそうもいかない。
鞄の中を見ても薬もいつものリモコンも無い。どうやら家に忘れてきたらしい。
「仕方ないか・・・はぁ〜っ」
直美は深い溜息をついた。
大学が終わり、友人達とショッピングに繰り出したが、水虫を掻きたいばかりで洋服の新作も目に入らない。
「直美〜どうしたの?さっきから具合い悪そうだけど?」
「えっ、そっ、そんなことないよ」
友人からの質問もなんとか取り繕う。
その後、軽く夕食をとる事になりお酒を飲んだ事で血行がよくなったことで、直美の水虫はさらに大暴れである。
73 :
不思議な水虫薬:20:2007/09/08(土) 13:59:49 ID:QDgZDsLn0
一日、水虫の痒みに耐えた直美であったが家に着き、その我慢の限界が切れてしまった。
玄関でブーツを脱ぎ捨てるやいなや爪先を激しく掻き毟る。
「かゆ〜いっ!」
家に上がり自分の机の上に両足を乗せると、さらに爪先を掻き毟りながら大声で痒いと叫んでいた。その時、机の上においてあったリモコンが落下し、LXのボタンが作動した。
しかし今の直美には関係無い事だった。
そして、履いていたナイハイを脱ぎ捨て患部を直に掻きだした。
「あ〜痒い。痒い、痒いよ〜っ!」
すると玄関のほうから等身大位の水虫薬がやってきて、直美の足に薬を噴射してくれたのだ。
直美はびっくりして固まったままである。
薬剤師が薬の後から現れ直美に説明する。
「これがLXの力よ。薬の噴射能力に秀でているの。」
「で、でもなんでこんなに大きいの?」
「それはベースにした薬のCMの名残ね」
直美は聞いてみた。
「これで、一応全てのボタンを試したわけでしょ。この後どうすればいいの?まだ薬もあるし、私の足もまだ水虫がいるけど・・・」
「そうねぇ・・・わかったわ。一度水虫がどの位治っているか検査しましょ。明日この場所に来て。じゃあね。」
そういって、薬剤師は地図を直美に渡してどこかに消えてしまった。
74 :
不思議な水虫薬:21:2007/09/08(土) 15:46:16 ID:QDgZDsLn0
翌日、直美は薬剤師の実験室にいた。
薬剤師の指示で素足になり透明な板の上にたっていた。
「じっとしててね〜」
直美は手振りでOKサインをだす。
薬剤師が機会を作動させ、直美の足をスキャニングする。
計測が終わり、薬剤師は直美を研究室に招きいれた。
計測結果を見ながら薬剤師が話を進める。
「水虫は、私と初めてあった時の40%までになってるわ。」
「本当ですか?やった〜」
直美は手放しで喜んだ。
「でも、まだ油断は禁物よ。これを見て。」
直美は計測資料を手渡された。
「これは?」
「これは、直美ちゃんが靴を履いている時の水虫の動きを計測した物よ。」
「えっ!?」
「水虫菌がパンプスやブーツを履いている時に特に活発なのよ。他の靴を履いていても活発な時もあるけどね。パンプスやブーツに水虫菌が多く棲息しているというデータもあるしね。」
直美は薬剤師から話を聞いたあとに鞄からリモコンと薬を取り出した。
「すみません、さっき渡し忘れて・・・」
「いいわ、別に。少し待っててね。」
薬剤師は薬の残量を計測する。
「18ミリリットル使った計算になるのね。これで検査は終わりよ。ありがとう」
直美は薬とリモコンを受け取ると薬剤師に思い切って質問した。
「あのう、あなたは誰なんですか?」
「それは秘密よ。じゃあね・・・」
薬剤師はまた姿を消していた。
75 :
不思議な水虫薬:22:2007/09/08(土) 15:48:10 ID:QDgZDsLn0
検査の結果、薬を塗り続ければもう少しで水虫が治ると分かった直美は足元に気を使うようになり、ブーツを陰干ししたり、パンプスに抗菌スプレーをしたりと水虫と縁を切る努力をしていた。
家に帰れば毎日足を洗い、ローテーションでW・K・V・LXボタンの薬を使っていた。
ある日の夜のことである。
お風呂上りにだった直美は、いつもの調子でリモコンのKボタンを押し、薬を塗っていた。
すると、足に顔がでてこないのである。普段なら、「臭かった」とか「痒かった」とか文句が出てくるはずなのに今日は音沙汰無しだ。
「あれ、おかしいな・・・?」
足の裏を眺めていると、薬のボトルが光っている事に気が付いた。
「何、なんなの・・・?」
輝いている薬のボトルは直美の足めがけて突進し、両足の指の間に残っている全残量の薬を塗った後、窓を飛び出しどこかに消えてしまった。
気が付けば直美はベットの中にいた。
「あれ・・・昨日、そういえば・・・・」
辺りを見渡すとリモコンと薬のボトルが無い。枕元においていた眼鏡も無い。
「これって、まさか・・・・」
直美は両足の爪先、そして指の間を調べてみた。見ると皮剥けや炎症は治まり綺麗な皮膚を保っている。
「やったーーーーーーー!!!」
そう、直美は水虫を完治させたのだ。大はしゃぎの直美だったが彼女は一体、何者だったんだろう?疑問だけが残っていた。
76 :
不思議な水虫薬:23:2007/09/08(土) 15:55:15 ID:QDgZDsLn0
直美は大学の図書室で調べ物をしていた。ゼミでの発表の資料探しをしなければならなかったからだ。
過去の新聞記事に目を通していると製薬会社の火事の記事があった。何気なく見ていると水虫薬を直美に預けた薬剤師がのっていた。
「これは・・・!」
記事には1年前の5月10日、○×製薬で火事があり研究員が1名死亡してしまったことが書かれていた。そして薬剤師の写真の下には小さく『亡くなった山下京子さん』と書かれていた。
「・・・・・」
驚愕の事実である。直美も絶句するしかない。
大学でのゼミが終わり家に帰ると、なんと薬剤師がいた。
「あなた・・・・・!?」
「水虫治ったみたいじゃない、良かったわね」
直美は意を決して薬剤師に質問した。
「や、山下さん?あなたは、どうして私の水虫を治そうと・・・・」
「私が製薬会社の研究員だったの。『コードWLXプラス1』の開発に成功してこれからって時に・・・・でも、神様が私にチャンスをくれたの。」
「チャンス?」
「そう、私の作った薬で病気を治してくれた人の笑顔を見る最初で最後のチャンス・・・もう、行かなきゃ。じゃあね、再発しないようにね」
薬剤師はそう言って直美の家を出て行った。
「待って、まだ話は・・・」
直美は薬剤師を追ったが、もう既に姿は無かった。
その後直美は水虫に苦しむ事無く快適な足元を保っている。
無論、その陰には幽霊薬剤師の功績が一番である事は言うまでも無い。
<おわり>
77 :
21:2007/09/08(土) 17:42:20 ID:WkgrIrO+0
>>54-
>>76 完結乙です&激しくGJです!
緩急のついた展開に激しく萌えさせて頂きました!!
症状が出るタイミングとか菌や薬のリアリティが非常に良いですねぇ・・・。
足が喋ったり苦しんだりとかいうシチュも実にグッドであります。
そして再発か悪化の展開を予想してたんですが綺麗な終わり方ですね〜。
なんだか自分的4大神の一人493氏を彷彿とするものを感じたんですがもしやご本人では・・・?
ともあれ良作感謝です!改めて乙でした!!
78 :
1:2007/09/08(土) 19:49:30 ID:K/QxoDGl0
新作家さん乙です〜
よろしければお名前を・・・
自分もきっと罠かと思ってました
さらにひどくなってしまったりとか・・・w
ところで21さん、493氏とは?
79 :
21:2007/09/08(土) 20:16:30 ID:WkgrIrO+0
>>1さん
493氏というのは主に水虫スレ初期〜中期でSS投下されてた方であります。
自分とかなり嗜好が近くて感激した記憶ががが。
氏の書かれたSS・・・特に未完の小学生モノSSと卓球部SSは
1さんに書いて頂いたSSと共に自分の中で不動の殿堂入りなのです。 (・∀|
80 :
1:2007/09/08(土) 20:29:24 ID:K/QxoDGl0
ふむぅ・・・そうでしたか・・・
その頃はまだ2chの存在知らなかったからなぁ・・・
その人の小説見てみたいですね(^^)
81 :
不思議な水虫薬作者:2007/09/08(土) 21:06:57 ID:EYk9nEj90
>>1氏・21氏・ノイズ氏
いつも楽しく読ませていただいております。
今回、無性に小説が掻きたくなってしまい、掻き込みさせていただきました。
長い駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
ちなみにですが21さん、卓球部SSを作ったのは私ではありません。
82 :
1:2007/09/08(土) 21:15:12 ID:K/QxoDGl0
やはり21さんのいう493さんなんですか?
私の先輩にあたるわけですね
私の小説で改善点等があれば指摘していただきたいです
お願いいたします
待ち外れの森の奥に一人の青年が、入っていった。
その青年の名は悠、少年と言っても差し支えないほどの身長と幼顔だが、一応19歳の立派な青年だ。
その悠は一人で周りを見渡しながら森の中の深い茂みへと入っていった。
「ソネット?ソネット?来たよ」
「あぁっ・・・悠・・・会いたかった・・・」
悠の声に反応して一匹のエルフが顔を出す。
エルフとはこの森に住む尖った耳と長くサラサラな髪が特徴の種族である。
男性はおらず女性だけの種族である。
人間の男と関わることはエルフの世界では絶対に厳禁であるにもかかわらず、ソネットは約一年前に偶然出会った悠のことを愛してしまったのだった。
悠もまた迷い込んでしまった森で自分を助けてくれたソネットの事を好いていた。
「中々来てくれないから・・・嫌われちゃったのかと思ったわ・・・」
「そんなことないさ・・・ただ・・・もしばれたら・・・君が何されるかわからないから・・・」
「私なら大丈夫・・・ここまでは仲間の皆も来ないから・・・」
「それならいいんだ・・・」
それから三時間ほど一緒に話し、あたりが薄暗くなった頃・・・
「そろそろ帰るね・・・」
「途中まで送っていくわ・・・」
「ありがとう」
84 :
21:2007/09/08(土) 21:17:32 ID:WkgrIrO+0
>>81 げふ、違いましたか申し訳ありません・・・どこで勘違いしたんだろ・・・
ともあれ今作も非常に萌えますた。
もし気が向かれたら又是非とも書いて頂きたいです。
森の入り口の近くまで一緒にあるいていたが少しするとソネットが小さく声をあげた。
「どうしたの?」
「サンダルが・・・壊れちゃったわ・・・」
「本当に?大丈夫かい?」
「ええ・・・結構履いていたし帰ったら新しいのを作るわ・・・」
「いや、僕が持って帰って直してあげるよ、明日また来るよ・・・」
「ホントに?ありがとう!!じゃあまた明日・・・」
「うん、また明日・・・」
エルフたちは常に素足にサンダルを履いており、そのサンダルは草や木の皮等で作られており簡単に作れてしまうものだった
新しい物を作るのは簡単だったが、悠が直してくれることがとても嬉しくその日は素足で過ごしたのだった。
「ソネット!!あなた昨日どこ行ってたのかしら?それに今日も・・・どこ行くつもり?」
「べ・・・別にどこだっていいでしょ・・・」
「私昨日見ちゃったのよねぇ・・・人間の男といるところを・・・」
「っ!!!(見られてた・・・)」
その一言に仲間達がいっせいにソネットに目を向ける。
そして、口々に人間の男と関わったことを責め始める。
「ちょ・・・ちょっと・・・ただ話してただけで・・・何もしてない・・・」
「関わるだけでも許されることではないのよ・・・皆!!もうこんなことをする気が起こらないように懲らしめてあげましょ・・・」
「え・・・え・・・いや・・・来ないで・・・いやぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
仲間のエルフ全員に囲まれ、あっという間に捕らえられてしまう。
動いて抵抗するソネットの顔に、エルフ特性の眠り粉が吹き付けられソネットは気を失ってしまった。
「ん・・・うぅ・・ん・・・な・・・な・・・動けない・・・」
ソネットが目を覚ました時には、森の中で一番大きい樹に縛りつけられていた。
「お目覚め?ところで・・・あなた・・・サンダルはどうしたのかしら?」
「・・・(あ・・・悠が・・・今日直してくれるって来てくれるはずなのに・・・)」
サンダルの事で悠と会う約束を思い出したソネットは仲間達に頼む。
「お願い!解いて!!行かなきゃならないことがあるの!!」
「へぇ・・・それはこの子に会いに行くって事かな?」
たくさんのエルフの後ろから小さくなって出てきたのは紛れもなく悠だった。
「悠!!!」
「ごめん、ソネット・・・君と別れた後に見つかって・・・」
「そんな・・・お願い!!悠には手を出さないで!!」
「ソネット・・・」
「わかってるわよ・・・その代わりあなたには罰を与えなきゃねぇ・・・」
すると仲間のエルフは黒い筒状の物を二つ取り出した。
「ソネット・・・コレ知ってる?人間会での履き物・・・ブーツって言うらしいんだけど・・・」
「ブーツ・・・?」
「そ。あなたにコレを履いてもらおうと思ってね・・・」
「それが罰・・・?」
「うん、まぁね・・・」
「わかったわ!!履くから・・・悠を解放して!!」
「それはダメよ・・・この子にはまだ用があるんだから・・・」
ソネットの素足にブーツを履かせて仲間たちは悠を連れて行ってしまった。
「あぁっ!悠に・・・悠に何する気なのよぉ!くぅっ!!!解いてよぉっ!!」
しばらく悠の心配をして体を動かし続けていたソネットだったが、少し経った頃両足の暑さに不快感を感じる。
(何でだろ・・・足が暑い・・・汗でヌルヌルするよぉ・・・気持ち悪い・・・)
その日は樹に拘束されたままで次の日の朝を迎えた。
そして、朝になると仲間の一人と悠がソネットの元にやってきた。
「ソネット?調子はどう?」
「あなたたち!!悠に何したのっ!!解放してって言ったじゃない!!」
「まぁ・・・そう興奮しないでよ・・・とりあえず全部説明してあげるから・・・」
「・・・というわけ」
「そ・・・そん・・・な・・・」
ソネットが聞かされた内容とは、悠が昨日ソネットの履き古しのサンダルを舐め嗅ぎしていた事、悠が足が好きな事、この計画を立てたのは悠であるということだった。
「嘘!!悠!!嘘でしょ!?嘘って言ってぇっ!!」
「ごめん・・・」
「今あなたが履いているブーツだってこの子が持ってきてくれたのよ?必死にサンダルを嗅いでいたこの子に『ソネットの足の匂いもっと嗅がせてあげようか?』って言ったらあっさりあなたを裏切る事を決めたわ」
「悠っ!!冗談だよね・・・あなたが・・・裏切るなんて・・・そんな・・・」
「ごめん・・・」
「いやぁっ!!いやぁぁぁぁぁぁっ!!!」
悠にとっては確かにソネットも大切だったが、サンダルのほんのり残るソネットの足の残り香と味を感じてしまっては性欲が抑えられるはずもなくエルフたちのお仕置きに便乗して足を蒸れさせて匂いと味を楽しもうと考えたのである。
「そういうわけだから・・・この子は今あなたより私たちの足に夢中なのよね・・・じゃあ行きましょうか・・・」
「待って!!足暑くて気持ち悪いの!!外して!!悠っ!!悠!!たすけてぇっ!!」
ソネットの願いもむなしく、またもや一人きりにされてしまった。
昨日は悠の事で頭がいっぱいだったためあまり足の不快感は強くなかったが、今日は足の不快感がとても大きく感じられる。
生まれてからずっと素足サンダルで生活して来たため足が蒸れるということに慣れていなく、足は凄い勢いで汗をかき始め蒸れていく。
そのまま放置され、三日後にようやく悠たちが現れた。
「ソネット・・・ごめんよ・・・」
「悠っ!!お願い・・・もうこれ・・・脱がせて・・・足が・・・足が・・・暑くて・・・ヌルヌルして・・・気持ち悪いのぉ・・・」
悠は許可をもらおうとチラッと仲間のエルフを見た。
「いいわよ・・・ただし・・・悠くんはまだお預けね・・・」
そう言ってソネットに近づき、左足のブーツをゆっくり脱がせていく。
ブーツが脱げていくに従って周囲の空気はソネットの足の匂いそのものに変わりはじめていた。
ブーツが完璧に脱がされるとソネットは、蒸れていた足指の間にまで風を入れようと足の指を蠢かす。
「ちょっと・・・凄い匂いよ・・・臭・・・でも・・・おいしそぅ・・・パクッ・・・」
「ひやぁぅんっ!?くぅ・・・かはぁっ!!」
蒸れて敏感になった足指を咥えられ舐めまわされる感触に、ソネットの甘い声が漏れる。
「ブーツってこんなに足臭くなるのね・・・汗まみれのソネットの足・・・おいしぃ・・・」
「くひゃぁぅぅっ!!舐め・・ないでぇっ!!あひぃぃ・・・」
「あの・・・ボクも・・・」
「あぁ・・・ごめんね・・・忘れてたわ・・・悠くんは右足・・・好きにしていいわよ・・・」
待てを解除された犬のように凄い勢いでソネットのブーツを脱がし、蒸れ切った足の匂いを嗅ぎ始める。
「あぁ・・・あぁ・・・ソネット・・・最高だ・・・」
「いやぁっ!!悠・・・悠・・・嗅がないでぇ・・・汗まみれで臭くて・・・汚いからぁ・・・」
「臭くなんかないさ・・・いい匂いだ・・・それに味も・・・」
「ひゃぁっ!!?だめぇ・・・舐めちゃ・・・いやぁ・・・」
「悠くん?足指激しく舐めてあげて・・・?」
「はい・・・」
二人に両足の足の指を激しく舐めまわされる。
その刺激でソネットは体がじんと熱くなりはじめる。
「ふあぁぁぁぁっ・・・体がぁ・・・暑い・・・なんか・・・へんだよぉ・・・」
「ソネット・・・それはイきそうな証拠だよ・・・我慢しないで・・・イっちゃいなよ・・・」
「イく?イきそぅ・・・やめてぇぇ・・・」
その言葉とは裏腹に両足から来る刺激は大きくなっていく。
「あぁぁぁぁぁっ!!ダメェっ!!らめら・・・よぉ・・・イくっ!!!イっちゃうぅぅぅぅぅぅっ!!!」
二人が最も速度をあげた瞬間ソネットは絶頂へと果てた。
「はぁ・・・はぁ・・・あぁぁぁぁ・・・」
「悠くん、ありがとう・・・これでソネットも十分懲りたでしょう」
「いえ、まだまだ・・・もっと懲らしめてあげましょう」
悠の表情はソネットの知っている優しいものとは打って変わって、悪意に満ちた顔になっていた。
ソネットは再びブーツを履かされ放置された。
今度はいつブーツを脱がせてもらえるのだろうか・・・
(終わり)
91 :
1:2007/09/08(土) 21:45:09 ID:K/QxoDGl0
いつもワンパターンですいませんがどうそ
92 :
21:2007/09/08(土) 21:51:07 ID:WkgrIrO+0
新作乙です&GJです!
異種族モノというのも中々に新鮮・・・。
エルフは寿命を生かした超長時間放置プレイとかもできそうですね (・∀・*)
しかしやはり執筆ペースお速いですねぇ・・・うーむあやかりたい・・・
そしてうっかり変な位置でレス挟んですみません orz
93 :
1:2007/09/08(土) 21:54:46 ID:K/QxoDGl0
いえいえ〜、気になさらないでください
こちらこそ新作家さんの言葉取り違えてまして・・・
とんだ勘違いを・・・
94 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 09:20:32 ID:1zP1A++OO
足粘着キボンヌ
特に内容の指定はないです
95 :
1:2007/09/09(日) 10:51:18 ID:UPU2t2jJ0
粘着系ですか〜
了解しました〜
96 :
21:2007/09/09(日) 21:15:10 ID:X5zOcr1D0
>>足舐め妖怪さん
単にウケるかなぁと思っただけなので作戦というわけでもないですがとりあえず了解しますた。
ちょっと想定してたのと落差がありますがなんとかその路線に乗せられるよう軌道修正を試みます。
ご期待に沿えるかわかりませんが気長にお待ちを・・・
97 :
1:2007/09/09(日) 21:23:09 ID:UPU2t2jJ0
前スレが書き込めなくなってしまった・・・
というわけでこちらに
足舐め妖怪さん、リクお待ちしておりますよ
98 :
ノイズ:2007/09/09(日) 23:26:15 ID:YUgwpaS30
あ、なんか液キャベやらソルマックありがとうございますw
朝書き込んだあと、温泉に行ってアルコール一気に飛ばしたんで日中は大丈夫でした
この前小説をここに投下してる際に何度か書き込んだら
「しばらく経って書き込んでください」ってエラーが出たんですよね
2ちゃんって連続で何回書き込んだらエラーになってどの程度経ったら
また書き込めるようになるんですかねぇ
あと、なんで前スレ書き込めなくなったのですか
実は意外と2ちゃんを知らないヤツ σ(´∀`;) ←ノイズ
99 :
1:2007/09/10(月) 03:38:22 ID:h0+i6nmO0
連続投稿はおそらく何分以内に何回とかは決まってると思うんですけど
短い時間に三回以上やるとしばらくは書き込めなくなりますね^_^;
あと前スレは容量を超えてしまったためですね
500kb超えるとだったかな?
21さんが詳しいんですけどね・・・
実は私もあまり知りませんww
100 :
21:2007/09/10(月) 21:07:41 ID:g2uK95vu0
自分も色んなとこで見たり調べたりした程度なので詳しいわけではないですが、
スレ上限は1さんの言われるように500kbみたいです。
書き込みについてはどうやら1レス書いたら次のレスが書き込めるのは1分後、
短時間に3レス書いたら次に書き込めるまで10分かかるぽいです。
(前スレで「身体測定」投下した際にPCの時計で測りました (´∀`))
ちなみに短時間に3レス書き込んでも、その後他の人がレスを挟むと連投制限が解除されて
10分経過しなくても書き込めるようになるとか別のスレに書いてありました。
というわけで誰かの投下時にリアルタイムで遭遇したら
3レスごとに何か書き込むのもアリかなぁとか思ったりするんですがどうでしょう。
101 :
1:2007/09/10(月) 21:11:40 ID:h0+i6nmO0
それもいいかもしれませんね・・・
機会はかなりの低確率でしょうが・・・w
102 :
1:2007/09/10(月) 22:52:37 ID:h0+i6nmO0
94さんのリクです
ちょっとボリューム少な目かも・・・
申し訳ありません
あと、設定は若干前スレの21さんのをちょっと使わせてもらいました
申し訳ありません
女剣士ラルと魔法使いミアは熱帯雨林のようなジャングルを歩いていた。
「ねぇ・・・ラル、ほんとにこんなところに伝説の財宝があるの?」
「間違いないわよ、街の酒場で聞いたんだから」
「信憑性が全くないよ!!ただの噂でしょ?」
「ミアは疑い深いね〜、そんなんじゃもてないよぉ?」
「お、大きなお世話よ!!」
ラルは軽い素材で風通しはよいが防御力は高い甲冑に同じ素材の脛当て、足元は動きやすく素足にサンダルといった格好で蒸し暑いジャングルの中を軽々と歩いていく。
「ねぇ・・・ラルゥ・・・少し休もうよぉ・・・暑いよ・・・」
「しょうがないわねぇ・・・ここに来る前に注意してあげたのにそんな格好で来るから・・・」
涼しげな格好のラルとは対称に、ミアは分厚い素材のローブと帽子、皮の手袋とブーツというこの暑さには耐えがたい格好だった。
「だって・・・これがないと魔法力が弱まっちゃうから・・・」
「まぁ・・・そうだけど・・・脱いじゃえば?敵もいなさそうだし私一人で充分よ」
「うん・・・そうしちゃおうかなぁ・・・」
ミアが服を脱ごうと手をかけたそのとき・・・
「っ!!誰っ!??」
近くの茂みでなにやら大きな物がガサガサと音を立てた。
そこから現れたのは二人の三倍はあろうかという巨大蜘蛛だった。
「なんて大きいのっ!?ミア!!援護お願い!!」
「了解っ!!」
ラルは剣と盾を構え蜘蛛に向かって突進して行く。
その後方でミアは魔法を唱える準備をする。
魔力は高いが非力なミアは直接戦闘よりも援護魔法や回復魔法で、攻撃力の高いラルをサポートする。
二人はずっとこの戦い方で数々の勝利を収めてきた。
「はぁぁぁぁっ!!」
ラルが剣を向け蜘蛛に突進して行く。
蜘蛛は意外にも素早い動きでそれをよけるが、よけるコースを先読みしていたミアの雷魔法が貫く。
その一撃で蜘蛛は地面に崩れ落ちる。
「やったぁっ!!」
「あっけなかったね〜」
勝利を喜ぶ二人は地面に異変が生じている事に気づいていなかった。
「さぁ・・・行きましょ」
「うんっ!!あれ・・・足が!!」
蜘蛛はやられたフリをしていたのだった。
倒れながら口からきわめて粘着性の高い蜘蛛の糸を周囲の地面に張り巡らせていたのだった。
「くぅっ!!このぉっ!!」
「ん〜っ!!と・・・とれないよぉっ!!」
―ネチョッ ねばぁ〜 ビチャッ―
ラルのサンダルもミアのブーツも見事に地面に張り付き、足を懸命に動かしても粘着糸が伸びるだけだった。
足を地面から外そうと頑張る二人に追い討ちをかけるように、蜘蛛は更にその足元へ再び口から粘着液を発射する。
―びゅるるるるっ!!びちゃぁっ!!―
「あぁっ!!またネバネバがぁっ!!」
「くっ!!とれないぃっ!!」
最初に発射した糸と粘着液は混ざり合い、さらにネバネバを強めていく。
「あれ・・・ブーツが・・・ブーツが溶けてるっ!!」
「わ・・・私のサンダルも!!・・・」
さらに粘着液のほうには溶解性があり、二人の靴をどんどんと溶かしていく。
ラルのサンダルは五分と経たずに全て溶かされ、素足にネバネバが絡み付く。
「あぁぁ・・・サンダルが・・・くぅぅっ!!足に直接ネバネバがぁっ!!気持ち悪いぃ・・・」
「ラル!!うぅぅ・・・私のブーツも・・・いやぁっ!足の指にネバネバがぁっ!!」
ミアのブーツも確実に溶かされていて、つま先部分にあいた穴からネバネバが入り込みミアの素足にもネバネバが絡み付く。
―ビチャ・・・ネチャ・・・ネチャ・・・ニチャァァァッ―
「くふぅっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「どうしてぇ・・・?力が・・・入らない・・・」
蜘蛛の粘着糸に人間の生気を吸い取る効果があり、二人は徐々に体から力が抜けていく。
今度は二人の体中に、粘着糸と粘着液を同時に吐き出す。
腕や胸にもネバネバが絡まり、力が抜け落ちると共に服も溶かされていく。
「はぁ・・・もう・・・だめぇ・・・」
「わた・・・し・・・も・・・ち・・・からがぁ・・・」
二人は生気をほとんど吸い取られ、立っていることも困難になりネバネバの地面へと倒れこんでしまう。
頭から足の先まで全身ネバネバに絡みつかれ、数分後にはピクリとも動かなくなってしまった。
粘着液に包みこまれた両足の指だけがピクピクと痙攣していた。
その後二人の行方を知るものはいない・・・
(終わり)
107 :
足舐め妖怪:2007/09/11(火) 00:35:02 ID:IkKCkMOWO
>>103〜
>>106 1さん
新作小説お連れさまです
21さんの小説の流れで私としましては、もろツボでした!
クモはリクの候補にあったのですが、なかなか後に続かないので諦めてました^^
108 :
1:2007/09/11(火) 00:40:28 ID:J2EysQfV0
蜘蛛は基本的に糸以外に攻撃手段が思いつきませんからね^_^;
でもヒロインピンチ&拘束がすきな私にとってはかなりいい敵キャラです
109 :
21:2007/09/11(火) 21:14:24 ID:4OdiuA070
新作乙であります〜。
蜘蛛なら連想するモノとして毒とかどうでしょう。 (・∀|
牙や、細かい針のような体毛に毒が含まれていて、咬まれたり触れたりしたら毒で・・・みたいな。
そしてその毒の成分については痛み系とか痒み系とか媚薬成分とかで。
あと子蜘蛛を無数に這わせるくすぐりとかもありかも。
足の裏を無数の子蜘蛛が這いまわって猛烈にくすぐったいのに
足を動かして子蜘蛛を潰すと体毛に含まれる毒にやられるから必死で耐えないといけないとか。
蜘蛛の糸での拘束から別モンスターの追加で責めるとかいうのもありそうで夢が広がりんぐです。
そうなんだまたなんだ
また思いついてしまったんだそんなことばかり考えているから
今回はシチュエーションだがな
姉妹って萌えない?例えばクールな妹(弱点はくすぐられること)とイタズラ好きのお姉ちゃん(弱点は足が少し臭いこと)がいたとする
お姉ちゃんが昼寝中に妹帰宅
寝ている間にお姉ちゃんの足の匂いを嗅いで起きてきたお姉ちゃんに足が臭いと一言
「酷いぞ我が妹よ!お姉ちゃんにも気にしていることがあるんだ!」
「でも臭いよ?」
お姉ちゃん涙目、がここで終わるお姉ちゃんではない
お風呂上がりの妹に足裏マッサージを申し出るお姉ちゃん
素直に了承する妹
復讐開始
「んー、さすがに妹は足いい匂いだねぇ」
「まあ、お姉ちゃんとは違うからね。ひゃ」
「ふふふ、お前はお姉ちゃんを怒らせた。そういう言えば妹の弱点はくすぐり。どちらが偉いかこの足の裏にタップリわからせてやる!」
「ちょっ、やめて!」
今更復讐に気がつく妹
だが後の祭り、気絶するまで妹の足はお姉ちゃんの玩具に
くだらないことを考えてたら雨が降ってきた
だが俺は止まらない
妄想が勝手に暴走するからな
111 :
1:2007/09/11(火) 22:22:48 ID:J2EysQfV0
21さん、毒もありましたね
ちょっと考えてたんですけど痒み系の毒とは思いつかなかった・・・
さすが21さん!!今度使ってみようかな・・・
110さん、それはリクということでしょうか?
妄想を物語に変えましょうか?
112 :
21:2007/09/12(水) 20:47:08 ID:IsM8n/dO0
>>110 くっ、ずっとこのスレに居ながら姉妹ネタは思いつかなかった。
しかも一粒で二度おいしい二人の設定のコントラスト・・・恐ろしい子・・・!
ぶっちゃけその妄想だけでも十二分にGJと感じたので又の暴走を期待しております。
>>1さん
ぬぬ、やはり毒も想定されてましたか!
痒み毒は某成年コミックで虫人間ぽいのが麻痺+痒みの毒を使ってたのが痒み責め好きとして非常にツボだったのです。
あれで足にやってくれてたら最高だったんだけどなぁ・・・。
113 :
1:2007/09/12(水) 21:50:05 ID:SOcZFF3k0
確かに姉妹系は盲点でした・・・
姉妹系で一本書いてみようかなぁ・・・
足フェチものの同人って中々ないですよねぇ・・・
tttってサークルと岸里さとしさんのは結構いいのですが・・・
114 :
21:2007/09/12(水) 22:14:34 ID:IsM8n/dO0
tttさんというのは知らなかったのでググってきました。
こんな素敵なサークルがあったとは・・・ (*´д`)−3
情報多謝です!
少し古いですが自分的には黒龍眼さんのプリキュア本が結構ツボった記憶があるです。
後は有名どころではAFJさんくらいしか知りませんがあそこはM系統ぽいので微妙に守備範囲外な悲しさ。
いつかそのうち同人作家レベルの絵が描けるようになれるといいなぁ・・・ ( ´・ω・`)
115 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 22:15:43 ID:tBsWNgPy0
(*´д`*)ハァハァ
116 :
1:2007/09/12(水) 22:26:53 ID:SOcZFF3k0
かなりいいですよねぇ・・・
私も絵の才能があったら・・・
よしっ!!なんか小説書くかぁ!!ww
117 :
493:元気な水虫菌@:2007/09/12(水) 23:39:02 ID:jAwty8v80
ある日、OLの恵子は通勤路線であるXX線に乗っていた。
幸い始発電車に乗れたので、のんびり座っていける。
「今日はついてるな」
通勤中そんなことを考えながら座席に着いた。
しかし、そんな考えは彼女の悩みの種である右足の水虫が痒くなったためにどこかに消えてしまっていた。
「はぁ・・・痒い・・・」
履いているパンプスの中で足指を動かし、痒みに耐える。
恵子の水虫の痒みはしつこく、勤務中、帰宅時まで続くのだ。正直気が重い。
今年こそはきちんと治療しようと思うのだが恥ずかしさが勝り、薬も買わず病院にも行かずといった具合である。
さて、そんな恵子の足に繁殖する水虫菌はどんな状況なのだろうか?
水虫菌は今日も元気に繁殖している。
「野朗ども!!今日で右足の爪先を制圧するぞ!!いいな!?」
「おう!!」
「まずは準備運動だ!!」
「おう!!」
親玉菌の指示で、子分たちが元気に動き出す。そのたびに恵子の右足の痒みはどんどん強くなっていくのだった。
出社するまでの間、恵子の右足のパンプスには痒みが充満していた。
仕事中も恵子は出勤時に履いていたパンプスをそのまま着用していた。外回りに行くことが多い為、社内履きのサンダルに履き替えるのがめんどくさいからである。
しかし、それは水虫菌達にとって最高の環境である。
「野朗ども!!あと少しで右足の爪先を制圧できるぞ!!いいな!?」
「おう!!」
「それじゃ、親指の間や付け根のあたりで暴れまくれ!!他の場所でもガンガン暴れろ!いくぞ!!」
「おう!!」
右足の爪先は水虫に陥落寸前である。皆にばれないように机の下で右足の爪先を掻いたり、左足の踝で右足を擦るぐらいしか恵子には手立てが無かった。
帰りの電車の中でも足の痒みは止まらない。恵子は辺りを見渡した。幸い、自分以外誰もいない。恵子は水虫の痒みに耐え切れず靴を脱ぎ右足を左足の腿にのせ爪先をポリポリ掻いてしまった。
家に帰り恵子が右足を見ると、指の間全部がより見事な水虫に成長していた。
「どうしよう・・・・・」
今の恵子には水虫はどんどんひどくなっていくことをどうしようもできない。
118 :
493:元気な水虫菌A:2007/09/12(水) 23:48:50 ID:jAwty8v80
翌日、仕事が休みの恵子はナイハイにブーツとおしゃれをし、彼氏とのデートを楽しんでいた。
「何処に行く〜?」
「ここにしようよ」
御機嫌の恵子だったが彼氏と共に食事に入った店が座敷であることに気付き顔色が変わった。
「ここはやめようよ」
「えっ、どうして?」
「いいから!」
彼氏に水虫がばれる可能性を恐れ、無理矢理、彼氏の腕を引っ張り店を出てしまった。
そして、別の店で食事をすることになるが・・・
「野朗ども!!今から俺達も食事にするぞ!」
「おう!!」
「ガッツリ食いまくれ!!!」
「おう!!」
水虫菌達も恵子の足の垢や汗を吸収していた。そして、ここぞとばかりに元気に繁殖活動を開始する。
(くうっ、痒い・・・・!)
彼氏にばれない様必死である。
水虫は前日に制圧した右足の爪先でさらに激しく暴れている。
「野朗ども!!昨日右足の爪先は制圧できた!!これからは皮膚の奥まで突き進め!いいな!?」
「おう!!」
楽しいデートにするはずだったが、水虫が暴れたせいで台無しである。
帰り道、薬局の前で立ち止まるが、薬を買うのが恥ずかしい為そのまま家に帰ってしまった。
彼女の左足も水虫に占拠される日は近い。
<終わり>
119 :
1:2007/09/13(木) 00:04:50 ID:6sB5lGKv0
493さん、乙です
水虫菌に焦点を当てた書き方とは新しいですね
足が水虫に侵される様子が感じられてすごく萌えです
いつももらってばかりなのでよろしければリク書きますよ〜
120 :
21:2007/09/13(木) 21:40:09 ID:1Bw+Tzsc0
おぉぉ・・・1さんにリク叶えてもらえるだけでも激しく有難いのに
又も493さんの新作まで読めるとは何たる至福・・・何たる僥倖・・・ (*´Д`)−3
菌の擬人化ネタも大好きであります。激しくGJ!
又気が向かれたら是非ともお願いします!
今は足舐め妖怪さんのリク書いてるので無理ですが自分も又そのうち水虫ネタで書きますです。
とりあえず以前水虫スレで投下した分に加筆したものがありますのでもし宜しければ、と・・・
ttp://ud.gs/20bld ↑DLパスは「ashi21」です。完結してないのがアレですが・・・。
>>1さん
ダメ元でお伺いしますがCCさくらネタとかはやっぱり無理でしょか・・・?
121 :
1:2007/09/13(木) 22:09:37 ID:6sB5lGKv0
読ませていただきました
相変わらず素晴らしいですね
対象が委員長なのがまた素晴らしいです(^o^)
よろしいですがあまりよく知らないので
画像や設定等お教えいただけるとありがたいです
122 :
21:2007/09/13(木) 22:34:09 ID:1Bw+Tzsc0
どうもありがとうございます!
年齢的にゾーン外だと思って控えてたんですが読んでいただけて嬉しいです。
そしてさくらネタでのリクも可能な予感ですか・・・ (・∀・*)wktk
実は自分もあまりまともに元作品観ていないのですが
主人公とその親友の関係性が設定的に非常に良い感じなのです。
又暫く後に細かい部分詰めてからお願いに上がりますので
その際に資料も提示させて頂きますです。
詳細で御嗜好的にアウトな部分も出てくるかもですが、
とりあえず練ってきますのでその際は宜しくお願いします〜。
123 :
1:2007/09/13(木) 22:40:01 ID:6sB5lGKv0
了解です
お待ちしてます〜
そこは寒村という語彙を具現化させたような寂れた村だった。
規模だけは大きいが、点在する民家はどれもが古びており、見回しても人影はおろか生活音すら殆ど感じられない。
初夏の陽光が形作る陰影の強さはその荒涼とした風景を一層際立たせ、そこが既に打ち捨てられた廃村であるかのような錯覚すら覚えさせる。
「こりゃまたえらい殺風景な村だねぇ・・・」
佇む影の一つが小さなため息とともに呟いた。
年の頃は17歳くらいであろうか。
均整の取れた引き締まった身体。腰まで届く金色の髪。澄んだ青色の瞳。肌理の細かい滑らかな肌。
身に着けた金属製の軽鎧と、そして何より背負っている使い込まれた長剣は彼女が剣士であることを雄弁に物語っているが、
衣装さえ換えれば貴族の令嬢であると言われても何ら違和感の無いほどの容貌である。
「ま、観光地でもなければ何かの産業が盛んなわけでもなし。元々寂れていたところに問題が起きて、余計に静かになってしまったということでしょう」
金髪の少女の呟きに応えるように、傍らに佇んでいた赤毛の少女が口を開いた。
少し幼くも見えるが、おそらく同じくらいの年頃であろう。
やや低めの身長と丸みを帯びた輪郭、そして髪の色より深みのある赤色の瞳はいかにも柔和そうな印象を抱かせる。
全体的に美しいというよりは可愛らしいという表現のほうがより相応しいが、金髪の少女に劣らぬ整った容貌を備えている。
しかしその身に纏うローブとマント、そして右手に持った杖は、彼女も又ただの少女ではないことを─即ち正規の修行を経た魔術士であることを示していた。
「んー、だろうね・・・。そんじゃま、余計に村が寂れる羽目になった原因だけでも、とっとと解消してあげないとね」
「ええ、一刻も早く、ね」
二人の少女は互いに頷きあうと、村の中央部にある村長の家を目指して静かに歩を進めていった。
「─村長、王都よりハンターの方がお見えです」
沈鬱な表情で窓の外を眺めていた白髪の老人は、かけられた声に顔を輝かせて振り向いた。
「おぉ、来て下されたか。中へお通ししてくれ」
「はい。─どうぞ、お入り下さい」
補佐役の若者に導かれ、二人の少女が室内に姿を現す。
老人は歓迎の言葉を述べようと入口のほうへ歩み寄ったが、招じ入れられた少女達の姿を目にすると一瞬動きを止めた。
「よ・・・よくぞおいでくだされた。私がこの村の村長を務めるオルドですじゃ」
挨拶をする村長は困惑を隠しきれない作り笑顔だったが、少女達はその反応を気にするでもなく平然と自己紹介をする。
「お初にお目にかかります。私は王都魔術ギルド第三部会所属、セレン=マドリガルと申します。こちらの剣士は・・・」
「フィリス=エドワードです。よろしく」
赤毛の魔法使いと金髪の剣士は順に名を述べてお辞儀をした。
その落ち着きのある所作は二人が普通の少女ではないことを老人に感じさせはしたが、『信頼できる者を派遣する』と約束してくれた領主の言葉を思うと疑念は拭いきれない。
二人の少女に椅子を勧め、茶を運んで来た補佐役の若者が退出すると、オルドは思い切ったように少女達に訊ねた。
「その・・・決して疑うわけではないのじゃが・・・本当にそなた達が?」
村長の視線を受け、セレンは懐に仕舞ってあった一通の書状を差し出した。
「どうぞ」
「ふむ・・・確かに領主様の御署名・・・。しかし失礼ながら随分お若いが、本当にあなた方お二人だけで?」
セレンはオルドの怪訝そうな声に答えかけたが、それより僅かに早くフィリスが口を開く。
「んー、村長さん。今年の初めに王都近隣で起こった吸血鬼騒ぎ、ご存知ですか?」
「おぉ、確か王都周辺にあるいくつかの町や村で合計100人近い住民が犠牲になったという?」
「そそ。それそれ」
「噂によれば腕自慢のハンター達が20人以上も返り討ちに遭い、ついには王都の騎士団が討伐に動こうかという時に、ある剣士と魔法使いがたった二人で討ち果たしたと・・・まさか、あなた方が?」
フィリスは自慢げな笑顔でコクコクと頷き、セレンも軽くほほ笑んで見せる。
「そうでしたか・・・いやはや、お見逸れいたしました」
「いっやぁ、それほどでも。ま、あの程度の連中でしたら我が愛刀・五色茜丸ニ尺七寸でいっくらでもサクサクっとングッ!?」
(調・子・に・乗・る・ん・じゃ・あ・り・ま・せ・ん!)
セレンは小声で窘めつつ、ブーツの踵でフィリスの爪先を思い切りグリグリと踏みつけた。
サンダルから露出している素足の爪先に走る痛みにフィリスは言葉を途切れさせ、涙目で隣に座る少女に抗議の眼差しを向ける。
だがセレンは何事も無かったかのような澄ました顔で、フィリスのほうを向こうともしない。
「ど、どうかなされましたかな?」
二人の様子に何か不穏なものを感じたオルドは狼狽気味に問いかけるが、セレンは笑顔で応じる。
「何でもありませんわ。それで今回の件ですが」
「は、はぁ。その、現在この村が陥っている状況についてはどこまでお聞き及びですかな?」
「地下墓地にゾンビの大群が発生して、住民が複数犠牲になっている、とだけ。詳しいことはこちらで伺うように、と」
「左様でしたか・・・。いや、1体や2体なら教会の聖職者様にお頼みすればなんとかなるのじゃが、いかんせん数が多い。しかもちと厄介な状況でしてな」
「厄介とは?」
「うむ・・・あれも遡れば確か今年の初めになりますかな・・・」
およそ半年前。
王都近隣での吸血鬼騒動と丁度時を同じくして、この村でもちょっとした騒動が起こっていた。
村の近くにある森の中で、たまたま薬草を採りに森を訪れていた少女によって一人の男の死体が発見されたのだ。
生々しく残された無数の刀痕から察するに何者かに殺傷されたことは明らかであり、即座に役人に通報され現場が検められた。
死因は外傷による失血死とすぐに判明したが、どうにも死体の素性が見当もつかない。
身につけていた漆黒のローブは魔術士のそれを連想させたが、ギルドに問いあわせてもそれらしい人物は登録されていない。
そして奇妙なことに、死体の両腕の肘から先は両手の爪の先までが不気味な暗緑色に染まっており、
右肩には見たこともない文字のような幾何学図形の焼印が施されていたというのである。
そこまでの説明を聞いたセレンは眉を顰めて口を挟んだ。
「死霊術士ですね・・・ロアスの・・・」
「なんと、ご存知か」
「ええ。我が国では200年程前から厳しく禁じられていますが、西方国境に接する隣国ロアスでは今も密かに死霊魔術が伝えられています。
勿論外法ですから滅多に陽のあたる場所には出てきませんが、その道に身を投じるものは必ず右肩に誓いの古代文字を焼き付けられる、と聞いています。
それにその不気味な色に染まった両手というのはおそらく・・・毒手・・・ですね」
「左様。それについても・・・?」
セレンは小さく頷く。
「長い年月をかけて手を毒に浸して染み込ませ、相手に僅かな傷をつけるだけで致命傷を与える・・・。
やはり公には禁じられていますが、こちらは死霊魔術と異なり国内でも密かに行っている暗殺者などが存在します。
実際目にしたことはありませんので文献からの知識ですけれど、一口に毒手といってもいくつか種類があるそうです。
染まった肌の色を見れば大体の分類は解るそうですが、確か暗緑色ものは遅効性の毒で、
誤差はありますが傷を受けてからおよそ一時間後に傷を中心とした部分が腫れあがり、
数日間に渡って地獄の苦痛を味わった挙句、極めて高い割合で命を落とすとか・・・」
澱みなく説明するセレンの知識に舌を巻き、オルドは感嘆の声を上げた。
「いやはや、さすがに王都の魔術士殿じゃ、実にお詳しい。
しかし・・・無理もない話じゃが、あの時実況見分に来た役人にはそれが見当も付きませんでな。
無論村人にもそのような知識を持つ者はおらず、結局身元不明のまま、村で管理しておる大地下墓地に葬ることになったんですじゃ」
「し、死霊術士の死骸を何の処置も施さずに葬ったのですか!?」
セレンは大きく目を見開いて息を呑む。
対照的にオルドは瞼を閉じると、苦渋に満ちた顔で頷いた。
「まこと、無知とは恐ろしいものでな・・・。実際に事が起こり始めたのはそう・・・今から1ヶ月前のことですじゃ」
最初の被害は家畜だった。
ある朝、村人が普段通り家畜の様子を見に牛小屋を訪れると、そこには骨と僅かな肉片だけを残した牛の惨殺死体が転がっていたのだ。
驚いた村人は役人を呼んだが、これといった遺留品もなく、何らかのはぐれたモンスターの仕業だろうと推定してろくな調査も行わなかった。
当然村にはそういったはぐれモンスターが彷徨している可能性が周知され、村人達も自分達の住む家から家畜小屋に至るまで注意を払い、警戒を続けていた。
そのおかげもあってか暫くは何事もなかったのだが、数日経って村人達の気が緩んだ頃、又も同じように家畜が襲われる被害が発生した。
今度は一晩で2箇所が同時に襲われており、人々の恐怖も倍増した。
すぐさま役人に通報したが、前回同様遺留品等はなく、しかも今のところ被害が家畜に限定されているということで、やはりおざなりな検分しか行われない。
村人達は止むを得ず交代で夜回りをすることを決め、若い男性を中心に数人で組み、交代で夜間の警戒にあたったのだが、これが仇になった。
2度目の被害から約1週間後の朝、夜回りをしていた若者達5人全員が路上で惨殺されているのが発見されたのである。
さすがに役人も青くなって領主に報告し、より正確な調査を行うべく専門の役人が派遣された。
現場を検めた専門の役人の判断は『複数のゾンビ、或いは屍食鬼による襲撃である』というものだった。
散乱した骨に残った、人に近い歯型。そして凄惨な状況の割には肉片はおろか血痕すらほとんど残されていなかったことが決め手になったのである。
しかし一見妥当と思われたその判断にも疑問が残されていた。
普通ゾンビといえば知能は殆ど無く、欲望の赴くままに本能で行動するため、
群れを成して5人もの若者を一人も逃がさずに殺戮し、綺麗に食い尽くすというようなことは考えにくい。
屍食鬼ならば確かに徒党を組んで人を襲うことも十分に考えられるが、それだと家畜が襲われた説明がつかない。
それに大規模な墓のある地域に屍食鬼などが棲息していればもっと日常的に被害があるはずだし、
第一彼らの主な棲息圏は北東国境付近であり、西方国境に近いこの地域ではこれまでに一件も目撃例は無いのだ。
いずれとも断言し難い状況であったが、とりあえずどちらにしても、元凶として最も疑わしいのは付近にある大地下墓地である。
この村自体の墓地は村の区域内にあるのだが、それとは別に、村から少し離れた地域に大規模な地下墓地が存在する。
施設としては非常に古いもので、その起源すら定かではないが、現在も墓地としての利用に支障は無く、
主に近隣で行き倒れた者や身元不明の遺体、或いは処刑された罪人等を葬るために利用されている。
当然葬られる者は全てが村人以外の者達であり、この村は周辺の町村を代表して
その地下墓地の管理─といっても年末に一度だけ行われる慰霊祭を取り仕切る程度であったが─を請け負うことで細々と暮らしを立てているのだ。
「それで・・・地下墓地の探索に?」
「はぁ、役人が4人、そして地下墓地の管理者である村の代表ということで、わしの息子が案内に立ち、あわせて5人で探索に向かいました。じゃが・・・」
オルドはそこで一旦言葉を切って呼吸を落ち着けた。
「じゃが・・・帰ってきたのは深手を負った役人が一人のみでしてな。後の者は皆・・・」
「そう・・・でしたか・・・」
「息子さんが・・・」
肩を落とす老人にかける言葉も見つからず、二人の少女は口ごもる。
オルドは気持ちを切り替えるように頭を一つ振って話を続けた。
「いや、失礼しました。一人息子でしたでな、つい・・・。
その、その帰ってきた役人の話では、地下墓地の奥まで何事も無く辿りついたと思ったら、
突如無数のゾンビが土中から現れて一斉に襲い掛かってきたそうなんですじゃ。
そしてその中で一際どす黒い瘴気を放つ一体のゾンビが他の無数のゾンビを操っていたようで、そやつは漆黒のローブを纏っていたと・・・」
セレンの表情に改めて緊張が走った。
「その証言を・・・領主様にお知らせしたのですね」
「左様、大層驚いておられたそうです。『相手が悪い、生半なことでは討伐は難しい』と」
「でしょうね・・・。死霊術士にとっての墓地は魚にとっての海も同様。
葬ってから5ヶ月の間何事もなかったのは、復活のために力を蓄えていたということでしょう」
「恐らくは・・・。じゃが領主様は、『本来ならば直属の騎士団を向かわせなければならないところだが、
国境付近が不安定な今みだりに軍を動かすわけにはいかない』と・・・」
「あー、なんか今国境のあたりきな臭いみたいですしねー」
「ひょっとすると、死霊術士の死骸を放置していったのもロアスの策略の一部なのかもしれませんわね・・・」
二人の少女の返答にオルドは大きく頷く。
「領主様もそのように仰せでした。『手間と時間をかけた陽動の可能性がある』と。
そして、『王都に信頼できるハンターが居る。直筆の書状を送って出来るだけ早くそちらに向かわせるので今しばらく辛抱してほしい』とのお言葉を賜ったんですじゃ」
説明を終えたオルドはセレンとフィリスを交互に見つめた。
「なるほど、それで私達に白羽の矢が立ったというわけですね」
「ったく、あのオバサンも人使い荒いよなぁ・・・。やっぱあの時もうちょっとふんだくって・・・っと」
机の下に危険な気配を感じたフィリスは素早く足を動かし、爪先を踏みつけようとしていたセレンのブーツは空を切った。
(・・・チッ)
(へへん、残念でした〜)
セレンは露骨に悔しそうな表情で小さく舌打ちをし、フィリスは勝ち誇ったような笑顔で小さく舌を出す。
「ど、どうかなされましたかな?」
再び妙な様子を見せる少女達にオルドが問いかけるが、二人の少女は笑顔で答える。
「何でもありませんわ。ゾンビ討伐の件、確かにお引き受け致しました」
「明日の朝までにはなんとかカタがつくと思いますから、ご安心を!」
「明日とは・・・まさか、今からもう出立なさるのか!?」
「ええ、そのつもりですが」
「村長さんも早いほうがいいんじゃないですか?」
「そ、それはそうじゃが・・・一晩休まれて万全の態勢を整えた上で赴かれるものかと・・・」
「大丈夫ですよ、昨夜はここから一番近い町の宿に泊まりましたから」
「そそ、まぁ大船に乗った気持ちで、ね」
躊躇う様子すら見せないその姿に信頼と不安が相半ばしたような視線を向けてオルドは言った。
「ふむ・・・では申し訳ないが宜しくお願い致しますじゃ。地下墓地の近くまでは馬車でお送り致しますで」
「助かります」
「ちなみに向こうで降ろしてくれたら先に戻って下さいねー。待ってると危ないかもしれないから」
「そうですね・・・明日の朝にでも迎えに来ていただけると有難いです。念のため、必ず夜が完全に明けてから。」
「心得ました。ではそのように手配させますじゃ」
オルドは補佐役の若者を呼んで準備を指示した。
「あ、あと確か・・・近くの森で薬草が採れるとおっしゃってましたよね?」
「はぁ、大抵のものは自生しとりますで、重宝しておりますじゃ」
「ではこれも念のためですが、毒手に備えて薬草を用意しておいて頂けますか?必要なものを一覧にして書き出しますので」
「お安い御用です。間違いなく揃えておきますじゃ」
「宜しくお願い致します」
程なく準備を終え、ドアをノックする音がして若者が顔を出す。
「村長、馬車の準備ができました」
「おお、そうか。それではセレン殿、フィリス殿、くれぐれもお気をつけを」
「ありがとうございます」
「明日の朝はご馳走いっぱい揃えて、宴会の準備しといてくださいね」
扉の前に立ち笑顔で言ったフィリスの足元を又もセレンのブーツが狙うが、やはり一瞬の差でかわされて踏みつけ損ねる。
フィリスはセレンに向かって小さく舌を出し、セレンは悔しそうな目でフィリスを睨んだ。
机の下ではなく目の前で行われた子供っぽいやり取りを目にしたオルドは
胸中にある不安の要素が膨らむのを感じないでもなかったが、
無論それを口には出さず、討伐に向かう若きハンター達を礼を尽して見送ったのであった。
133 :
21:2007/09/14(金) 21:35:02 ID:RC//yg3t0
というわけで足舐め妖怪さんのリク投下第一弾でした。
戦闘シーンも必要とのことでしたので、それに備えて色々と付け加えた結果
足フェチ小説とは言い難い、妙にラノベ色が濃厚な導入になってしまいますた。
とりあえずキャラ&設定説明と思っていただければと。
しかし又もスレ容量を大幅に圧迫しそうな予感です・・・。 (・∀・;)
134 :
1:2007/09/14(金) 22:13:45 ID:KaLJPj7/0
21さん、乙です!!
いつもの事ながら全体的に素晴らしい文体ですね・・・
私も見習わなければ・・・^_^;
スレ容量のことはお気になさらずに〜
いっぱいになったらすぐ次のを建てますので〜
135 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 23:57:56 ID:eg9A4hef0
こんなラノベがあったら買うハァハァ
136 :
足舐め妖怪:2007/09/15(土) 16:51:09 ID:wriA6wQJO
21さん
おぉ!リクエストにこたえていただきありがとうございますm(__)m
素晴らしい表現力ですね!本当に、こんなストライクゾーンど真ん中の商品があったら即買いです
これからどのような展開になるのか、かなり楽しみです(^-^)
続き楽しみにさせていただきます!
137 :
21:2007/09/15(土) 20:59:23 ID:z46YREEI0
>>1さん
どうもです&恐縮であります! (・∀・*)ゞ
しかし書いてる時は気付かないんですが、確認のために読み返したりしていると
自分の文章の癖に気付いてわりと恥ずかしくなったりすることが・・・。
そしてさすがに急激に次スレを近づけるほどの文量ではないですが
50kbくらいは行くかもですすみません。 (・∀・;)
>>135 おおぅ、もったいないお言葉・・・ (*´ω`)人 アリガタヤアリガタヤ
>>足舐め妖怪さん
感想どうもです〜。
以前1さん向けのを書かせてもらった時と同様に
今までの足舐め妖怪さんのレスを全部抽出して読み返して分析・検討して
極力ド真ん中に入るよう狙って書いてます。
どうか今後外れませんように・・・ (;・∀・)人
そして何やら比率的に足フェチ小説と言えるのかどうか怪しくなってきましたが
スレ見てる方々何卒ご容赦を・・・
目的地に辿りついたときには既に夕闇が色濃く迫っていた。
二人は馬車を降りると御者を務めた若者と二言三言会話を交わし、馬車が村へと引き返すのを確認してからゆっくりと地下墓地へ向かう。
入口は地上部分に立てられている礼拝堂の中にあり、その礼拝堂は死者を宥める儀式を行う場であるとともに、地下墓地への出入り口を風雨から守る役割も果たしている。
一応村人が定期的に手入れに訪れているとのことだが、普段滅多に人が訪れる場所ではなく、又ゾンビ騒動の最中でもあるためか内部は少々荒廃気味だった。
逃げ延びた役人の血痕が残る床を歩んで、礼拝堂の奥にある両開きの扉を開けると、地下へと向かう階段が姿を現す。
階下から漂う生臭い空気が礼拝堂の中に満ち、二人の少女は顔を顰めた。
「随分空気が澱んでるねぇ」
「ええ。通気孔もあるはずなのにこの澱みよう・・・」
「奴さんの瘴気ってとこかな?」
「かもしれませんわね・・・」
優に10人は並んで通れそうな幅の広い階段を眺めて交互に呟く。
「とりあえず行きますか」
「ええ、油断しないでくださいね」
セレンは小さく呪を唱え、たいまつ代わりの光球を2つ出現させた。
1つを頭上に浮かべ、もう一つは10歩ほど先に浮かべて周囲を照らし出す。
真昼のように、とまではいかないが、鼠や蝙蝠のような小動物でも十分に見分けられるほどの光量である。
村長から受け取った見取り図を片手に広げながら、二人は慎重に階段を降りて行った。
「思った以上に広そうですわね・・・」
「だねぇ。地下墓地っていうよりさながらダンジョンだね、これ・・・」
幾度かの踊り場を経て最初の階層まで降りて周囲を見渡すと、光球では照らしきれないほどの、地下とは思えない広大な空間が広がっていた。
随所に設けられた柱のために見通しも悪く、フィリスが言ったように地下迷宮という表現のほうが相応しく感じられる。
四方の壁際には夥しい数の墓標が立てられているが、それでもまだ数百年は死者を葬る場所に事欠かないだろうと思わせるほどの広さがある。
二人は見取り図に従って階段を探し、更に下層へと降りて行く。
「しっかし両手を毒手にしちゃうって尋常じゃないよねぇ。まぁ毒手自体が既に正気の沙汰じゃないって言やぁそうだけど、それにしても普通どっちか片方だけだろうに」
「死霊魔術を志そうという時点で既に人の道を踏み外してるようなものですし、ついでに頭のネジも数本弾け飛んでらしたんじゃないですの?誰かさんみたいに」
「ほほう・・・。あ、そうかもねぇ〜、やっぱ魔術とか使おうって連中はちょ〜っと普通の人と違って変なのが多いしねぇ」
「・・・ひょっとして喧嘩を売ってらっしゃるのかしら、フィリスさん?」
「いやいや、滅相も無いですよ、セレンさん?」
「明かり無しで一人きりで地下墓地をお散歩なさるのはお好き?」
「う・・・ごめんなさい・・・」
陰鬱な雰囲気にそぐわない他愛の無い毒舌を応酬しつつ、ゆっくりと慎重に進んだ二人は30分ほどかけてようやく最下層まで到達した。
さすがに上層よりは幾分狭いようだが、それでも光球ひとつの光では最奥まで照らしきれない。
「さて、こっからだね」
「気合入れていきますわよ」
セレンは入口で唱えた呪を繰り返し、更に10個の光球を出現させた。
それらを一斉に解き放って最下層の空間を隅々まで照らし出すと、それと同時に土中から何十ものゾンビが呻き声を上げながらゆっくりと姿を現し始める。
「おいでなすったねぇ」
「戦闘開始、ですわね」
フィリスは背中に挿していた片刃の長剣をすらりと抜き放った。
茜色の鞘から姿を現したその刀身は僅かに湾曲しており、魔法の明かりに照らされて輝く乱れ刃紋は見惚れるほどに美しい。
「んじゃ、バックアップよろしくね!」
言うや否や、フィリスは臆する色など微塵も無い様子でゾンビの群れに向かって突進していった。
ゾンビの群れは四方から取り囲んで襲い掛かるが、その緩慢な動きでは俊敏な剣士を捕らえることはできない。
水平に走った剣先が3体のゾンビの首をほぼ同時にはね、袈裟懸けに斬り下ろされた刀身が胴体を両断し、更にそこから切り上げた瞬間いくつもの腕や足が切り落とされる。
さすがにアンデッドだけに腕や足の1本を失った程度で動きを止めることはないが、頭部を失った者や全身を両断された者などは次々と大地にくずおれる。
太刀風が巻き起こる度に、かつて人であったものの一部がいくつも宙を舞い、鋼の暴風は一瞬毎に戦闘不能のゾンビを量産していった。
「あー、やっぱゾンビは柔らかくて斬り易いわ。うはははは、今宵の茜丸は血に餓えておるわー!!」
「ふぅ・・・、ふざけてると怪我しますわよ」
興が乗った様子でさも楽しげにざくざくと剣を振るうフィリスをあきれ気味に見やりながら、セレンも次々とゾンビを屠っていた。
杖にかざした右手で複雑な印を結びながら小さく呪を唱えると、セレンの周囲にいくつもの紅蓮の火球が出現する。
指先がわずかに動くとそれらの火球は一つ一つが同時に別々の方向へと高速で飛び去り、正確無比に対象となるゾンビの額を貫いてゆく。
火球に襲われたゾンビは瞬時に体内を焼き尽くされ、真っ黒に炭化して崩れ去る。
「主賓がなかなか姿を現しませんわね・・・」
「まぁいいじゃん、全部潰せば仕方なく出てくるって。せいっ!!」
二人の少女は言葉を交わしながらも襲い掛かるゾンビを次々と大地に還してゆく。
しかしいくら倒しても後から後から新たなゾンビが姿を現し、その数は減るどころかむしろ逆に増えてきているようにすら感じられた。
「ちょ、ちょっと多すぎない?なんかさっき歴史の教本にでてくるような鎧つけてるのも居たんだけどっ!」
「ま、まぁ無数って言ってましたしね・・・それに墓地の起源も定かではない、と・・・」
際限なく増え続けるゾンビの群れに圧され気味になり、二人はじわじわと階段のほうへ押し戻されてゆく。
更にいつのまにやら素手のゾンビたちの中に武器を身につけた者が混ざるようになっており、室内最奥には漆黒のローブを身に纏ったゾンビが禍々しい笑みを浮かべて立っているのが見えた。
「あいつかっ!!」
「なんかムカつきますわねあの腐った笑顔・・・っ!」
全ての元凶である死霊術士が姿を見せた以上、それを直接叩いてしまえば残りの雑魚は無力化するはずだが、いかんせん無数のゾンビが間に立ちふさがっている現状ではどうにもならない。
更にゾンビだけではなく、奥に立つ死霊術師の両脇付近からは武器を手に直立した白骨も数体現れてゾンビと共に迫ってきている。
「スケルトンまで!?」
「うへー、あいつ斬った感触悪いから嫌いなんだよねぇ・・・」
「バカなこと言っている場合じゃないでしょうっ!?」
初めの頃に見せていた余裕の色は既に消え始め、少女達の背中にはじっとりと嫌な汗が滲む。
武器を携えたアンデッドたちは素手のそれよりも当然手ごわく、徐々に倒すペースは落ち始めるが、敵が増加するペースは依然として変わらない。
「こ、これひょっとしてキリがないんじゃ・・・」
「知りませんわよそんなのっ!」
無心に剣を振るい、火球を飛翔させるが、到底それだけでは処理が追いつかない。
フィリスは剣を振る手を止めずにセレンに向かって叫んだ。
「ちょ、ちょっと!アレ!アレやってほら、でかいの!ドドーンと!!」
「で、でもあんなの地下で使ったらどうなるかっ!そ、それに聖石を消費しますからコストが・・・報酬が・・・今月の生活費が・・・」
決断を下しきれない様子のセレンを叱咤するようにフィリスは更に大きな声で言い返す。
「あーっ、もう!みみっちいこといわないの!経費は領主のオバサンに後で請求すりゃいいんだから!」
「そ、そうですわね、じゃあ暫くお願いしますわよ!」
「心得たっ!」
頷いたセレンは小走りで数歩下がって敵との距離を置くと、額のバンダナに縫い付けられた宝石に杖の宝玉を密着させて朗々と呪文の詠唱を開始した。
桜色の唇から古代語の一語一語が滑り出るたびにセレンの周囲の空気は少しずつ渦を巻き始め、足元の地面と頭上の中空に少女を中心とした白銀色に輝く円形の魔法陣が出現する。
「早めに頼むよ・・・っ!」
呟いたフィリスは全力を振り絞って縦横に剣を振るい、自分とセレンに近づこうとするアンデッド達を葬ってゆく。
武器を持ったゾンビやスケルトンにも二合と刃を重ねさせず、振るわれた剣は最小限の動きで最大限の効果をあげ続ける。
さすがに相手にする数が多いため完全に無傷というわけにはいかず、鎧から露出した素肌には幾筋かの細く赤い糸が引かれてはいたが、今のところはどれも掠った程度の浅手で動きに支障は無い。
しかし蓄積された疲労は次第に剣を振るう腕を重くしてゆき、徐々に傷を受ける頻度が高まってくる。
「そ、そろそろやばいよセレンっ!ちょっと、まだ!?」
背後で詠唱を続ける少女を急かしつつちらりと背後を見やるが、未だセレンは額に汗を浮かべながら懸命にいくつもの印を結び、呪を唱え続けている。
「うひぁっ!?」
幾体目とも知れぬスケルトンの武器を撥ね飛ばした直後、唐突に足先に生じた感覚にフィリスは思わず奇声を上げた。
倒しきれていなかったゾンビの一体が、頭部と片腕だけの姿になりながらも密かに足元に這い寄り、サンダルから露出した足先に噛み付いたのである。
幸いその個体には歯が殆ど残っていなかったために直接の傷を受けることは避けられたが、代わりに腐った歯茎がぐにぐにと足の指を噛む異様な感触が伝わってくる。
加えてそのゾンビの柔らかい舌が足の指の間をナメクジのように這い回り、その不気味な感触は少女の髪を逆立たせた。
「舐めるなアホーっ!!」
あまりの気持ちの悪さに反射的に剣を振り下ろして足元のゾンビに止めをさすが、その計算外の一瞬は代償として大きな隙を作ることになった。
「くっ!」
ゾンビの一体が振るった剣がフィリスの二の腕を切り裂き、僅かに赤い飛沫が空を舞う。
深手というほど酷い傷ではないものの、錆付いた厚刃の大剣によってつけられた傷は実際のダメージ以上に強い痛みを少女にもたらした。
利き腕を傷つけられたことで剣速が緩み、更に少女の肉体に細かな傷が増えてゆく。
(そろそろ本気でヤバイな・・・頼むよセレン・・・っ!)
「っつうっ!」
新たな一撃がフィリスの左腿を抉り、同時に肩口に加わった斬撃は強い衝撃と共に肩当てにヒビを入れた。
辛うじてアンデッドたちの攻勢を支えてはいるが、最早抗しきれなくなるのも時間の問題である。
「はうっ!?」
やや離れた位置から投じられた手槍が鎧の鳩尾部分に命中し、瞬間的に息が止まったフィリスは思わず身を二つに折った。
ハンター達の敗北を確信した死霊術士は無数のアンデッドたちの背後で満足げな笑みを浮かべ、フィリスの周囲を取り囲んでいたゾンビやスケルトンの群れは手にしていた得物を一斉に振り上げる。
(やば・・・っ!!)
なんとか体勢を立て直そうと顔を上げたフィリスの瞳に無数の剣や槍や斧が映る。
だが、まさにその武器が振り下ろされる直前、室内全てに凄絶な閃光が満ちた。
セレンを中心にしたその光を浴びたアンデッドは悉くその動きを止め、その一瞬を逃さずフィリスは転げるように敵中から離脱して難を逃れる。
次の刹那、敵から逃れたフィリスの動作すら終わらぬうちに、轟音と共に杖から放たれた巨大な火炎が室内の隅々にまで満ちる。
熱を持たない真紅の業火は衣のようにゾンビたちの一体一体を包み込み、無数のアンデッドたちは見る見るうちにその姿を崩してゆく。
時間にしてほんの数十秒。
際限なく湧き続けていたアンデッドたちは一体残らず土へと還り、炎が消え去った後に立っていたのは二人の少女だけだった。
「ふひー・・・。サンキュー、大量破壊兵器ちゃん」
「ふぅ・・・。こちらこそ、凶戦士さん」
互いに相手を見つめながら、少女達は安堵の微笑を交し合った。
激戦を支えた刀を手にしたフィリスの全身にはいくつもの傷跡がついており、宝石が消えたバンダナを外したセレンの目の下には強い疲労を示す隈が浮き出ている。
二人は一息ついてその場に腰をおろし、セレンはフィリスの傷口に簡単な手当てを施した。
「湧きが止んだってことは、親玉もちゃんと処理できたってことだよね?」
「王国内でも使える術者は3人しか居ない、対アンデッド用の最強最大の術ですしね。死霊術士が生身ならば効果はないでしょうけど、ゾンビ化していた以上、あれを食らって滅びないというのは考えにくいですわ」
「だよね・・・ん、あれかな?」
フィリスの視線の先、最下層室内の最奥部付近の地面に、何やら黒い布のようなものが落ちているのが見える。
「本当。着ていたローブっぽいですわね」
「おーっし、討伐の証拠として持って帰りますか」
「ええ」
「んじゃ取って来る。待ってて」
セレンは光が弱まりかけていた光球に代えて新たな光球をいくつか生み出した。
一つを自分の頭上に、更に一つをフィリスの頭上に浮かべ、残りは最奥部付近を照らすように配置する。
「サンキュー」
「多分大丈夫だとは思いますけど、勝って兜のなんとやら。油断なさらないでね」
「だいじょぶだいじょぶー。いよっと」
フィリスは立ち上がり、警戒の視線で彼女を見守るセレンを背に悠然とした足取りでローブの元へと歩み寄ってゆく。
「うんうん、間違いない。作戦完了っと」
拾い上げたローブを魔法光で確認して頷くと、階段付近で座って待つセレンに大きく手を振って見せた。
セレンもそれに応えて手を振り返すが、急激に表情を凍らせて大声で叫ぶ。
「足元っ!!」
その声に地面を見たフィリスは、地面から映えた二本の暗緑色の腕が自らの両足を掴もうとしている光景を目にした。
「なっ!?」
反射的に前方へ大きく跳躍し、少女の足首を掴み損ねた両手は空を切る。
しかし半瞬の差で長く鋭い爪はフィリスの両足先を掠め、美しいつま先に数条の僅かな傷が刻まれる。
「フィリスさんっ!?」
セレンは大慌てでフィリスの元へと駆け寄り、二人の少女は並んで土中から姿を現した敵に対峙する。
ローブの代わりに古びたマントに身を包んだ死霊術士のゾンビの両眼は底知れぬほどに深い闇を湛えており、視線を合わせた少女達の肌を粟立たせた。
【・・・蛮族の小娘にしてはなかなかやるではないか】
魂を震わせるような不気味な声で、死霊術士は嘲るように言った。
その悪意に満ちた強烈な瘴気に気圧されまいと、少女達は強く言い返す。
「手下を盾にして土中に逃げ込むような方に蛮族呼ばわりされる筋合いはありませんわ。・・・全く、死者の魂を汚す外法に身を堕とすような方は手口が優雅でいらっしゃること」
「いきがったところでお前さんの手持ちのコマは全部土に還ってるんだ。そろそろ年貢の納め時ってもんじゃないの?」
【ふん、所詮手駒は手駒に過ぎぬ。死霊術士の肩書きを持つからといって、死霊を操るだけしか能がないと思われてはちと心外というもの・・・】
「ほぅう。それじゃあこいつで試してみるかっ!?」
言うなりフィリスは抜き打ちの一閃を死霊術士に浴びせかける。
袈裟懸けに両断された姿を確信させるような目にも止まらぬ一撃であったが、しかし刀身は胴に触れる前に鋭い音を立てて弾き返された。
死霊術士の両手の先、長く伸びた毒手の爪が鋼の刀を防いだのだ。
「何っ!?」
隠し持った短剣などでならまだしも、素手で愛刀の斬撃を弾かれたことにフィリスは驚愕して目を見開く。
【何も驚くことはあるまい?おぬしの刀と同様、耐衝の術をかけてあるだけのこと・・・】
「だからって・・・爪で弾くか普通・・・?」
【おぬしらとは鍛え方が違うのでな・・・例え・・・】
その時フィリスの影に隠れるように身を置いていたセレンの詠唱が完了し、死霊術士の言葉を遮るように幾つもの火球が一斉に飛翔する。
しかしゾンビを一撃で炭化させるほどの火球は死霊術士のマントの一振りでかき消され、今度はセレンが驚愕の声を漏らす。
「馬鹿なっ!?」
【・・・例え魔法の火球とて、そう易々と我が身に触れることはできぬということだ】
少女達は死霊術士を見据えながらジリジリと間合いをとり、小声で会話を交わす。
(最初からこいつが自分で戦ったほうが良かったんじゃないの!?)
(こういうイカれた方はもったいぶるのがお好きなんですっ!)
(ヤな奴だなおい・・・っていうかどうするよ、コレ?)
(仕方ありませんわね・・・)
セレンは敵に悟られぬよう僅かな手振りと視線で作戦案を提示し、意図を悟ったフィリスは小さく頷き返す。
戦闘態勢を整える二人の少女を嘲弄するように死霊術士が口を開いた。
【作戦会議は終了かな?では、今度はこちらからいかせてもらうぞ】
死霊術士は両腕を胸の前で交差させたかと思うと、瞬時に間合いを詰めてフィリスに襲い掛かった。
両手の爪を高速で操りながら、凄まじい勢いで一気に追い詰めにかかる。
対して一振りの剣で応じるフィリスは、さながら双剣のように振るわれる両手の爪を防ぐのが精一杯といった様子で、時に打ち払い、時に飛び退きながら徐々に後退を余儀なくされる。
苦戦する相棒をなんとか援護しようとセレンも距離をとりながら幾つもの火球を飛翔させるが、やはりその全ては対象に触れる寸前に漆黒の力場によって霧消する。
それどこらか、死霊術士は両手を振るってフィリスを追い詰めながら呪を唱え、いくつもの暗赤色の火球を生み出した。
昏い火球は僅かの間空中に静止して二つの集団に分かれると、二人の少女に向かって分散して飛びかかる。
しかし紙一重の差で一瞬早くセレンの防御呪文の詠唱が完了し、杖から放たれた閃光は全ての火球を一挙に消し去った。
【おぅおぅ、案外粘るではないか。こうでなくては面白みがないというものよ】
死霊術士は手の動きを緩めぬままに更に多数の火球を生み出して飛び交わせる。
フィリスの援護を試みていたセレンはその火球の対処で手一杯になり、攻撃の余裕を失ってしまっていた。
そのせいもあってフィリスは更に追い詰められ、ついには壁際まで押しやられてしまう。
【ふん、ここまでかのう】
追い詰めたフィリスに止めをさすべく死霊術士は両手を振りかざした。
自らの勝ちを確信して薄い笑みを浮かべるが、フィリスの口元が小さく動いているのを目にして表情を一変させる。
【む!?】
笑みが不審ヘと変わると同時にフィリスの剣先から雷撃が走り、死霊術士の顔面を直撃した。
【ぬぅっ!!】
顔を焼いた雷撃はさほど強力なものではなかったが、一時的に怯ませる分には十分な効果を持っていた。
死霊術士は予想外の攻撃に態勢を立て直す必要を感じ、フィリスを爪で牽制しつつ飛び退る。
しかし着地した瞬間、背後で待ち構えていたセレンが手にしていた直刀が白銀の軌跡を描き、死霊術士の右腕を斬り飛ばした。
【くっ、仕込み杖かっ!?】
死霊術士は片腕を失ったことでバランスを崩し、倒れこみそうになる身体をなんとか持ち直そうとしたが、その時には既にフィリスの剣が目前に迫っていた。
「成仏しなっ!!」
振り下ろされた刀は一撃で頭部を両断し、死霊術士は断末魔の声すら上げることなく大地に倒れ伏した。
セレンはすかさず死体の周囲に結界を張り、斬り飛ばした右腕もろとも消滅させるべく新たな呪文の詠唱を開始する。
やがて結界の中に純白の光が満ちはじめると死霊術士の肉体は徐々にその輪郭を失い、光の粉となって空中へと少しづつ消えてゆく。
光が収まり、結界が消えた後にはもう何も残されてはおらず、死霊術士の死骸は完全に消滅した。
「あー、しんど。まさかシャレで覚えた雷撃が役に立つ時が来るとはねぇ」
「私も仕込み杖を抜く羽目になったのは久しぶりです」
フィリスは刀を鞘に収めながら大きな溜息をつき、同じように刃を杖に戻しながらセレンが言葉を返した。
「ちょっと危なかったけど、案外あっけなかったね、最後」
「肩書きで判断するなとかなんとか言いながら、魔術士と剣士という型に目をくらまされていたのは自分のほうだった・・・ってことですわね」
「ともあれこれで今度こそ〜」
「「作戦終了っ!」」
二人は互いに顔を見つめあい、笑顔でハイタッチを交わした。
「はひー、終わった終わった。帰ろ帰ろ〜」
「ですわね。早く村に戻って湯浴みを・・・」
言いかけたセレンの言葉が急に途切れ、怪訝に思ったフィリスは振り返る。
「ん、どうかした?」
問いかける言葉にもセレンは表情を凍らせたままで、フィリスの足元を指差す。
「フィリスさん、その傷ってもしかして・・・」
「ん?あぁ、ローブ拾いに行ったときにあいつが土中からどばーって出てきたじゃない?あんときにちょっとだけ掠ったみたい」
「か、掠ったみたいって、村長さんとの話を聞いてなかったんですの!?あいつの爪は毒手ですのよっ!?」
「だいじょーぶだって。ほんとに皮一枚程度だし。それにほれ、こんなにピンピンしてるじゃん」
「遅効性の毒なんだから今はなんともなくて当たり前ですっ!は、早く!早く村に戻らないとっ!!」
セレンは真っ青になってフィリスの手を引き、地上を目指して駆け出し始める。
「んもう、大げさだなぁ・・・」
苦笑しながらもセレンの気遣いが嬉しくもあり、フィリスは手を引かれるままに地上へと駆ける。
しかし、いくつもの階段を駆け上がって出口に向かう最後の階段を前にした時、急激にその身に異変が現れ始めた。
「あ・・・れ・・・・・・?」
視界がグラグラと揺れ、足元がおぼつかなくなって足を運ぶ速度が次第に落ちてくる。
ついには地面に倒れ込み、手を引いていたセレンはあやうく引きずり倒されそうになって立ち止まった。
「フィリスさんっ!!」
大慌てで抱き起こすが、フィリスの瞳は虚ろな半眼になっており、青ざめた顔で荒い呼吸を繰り返している。
セレンは即座に自分よりも背の高いフィリスを背負うと、最後の階段を懸命に駆け上がり始めた。
耳元で聞こえる荒い呼吸に苦痛の呻き声が混じり始め、毒手の毒がフィリスを苛み始めていることを如実に感じさせる。
「死んだりしたら許しませんからね・・・!」
汗だくになりながらなんとか階段を上りきり、セレンはフィリスを背負ったまま扉を開けて礼拝堂の中に倒れこむ。
とりあえずフィリスの身を長椅子に横たえて傷を負った部分を見ると、両足の足首から先は紫色に変色し、元の大きさからは考えられないほどに酷く腫れ上がっていた。
「まずいですわね・・・」
履いているサンダルが腫れた足先に強く食い込んでおり、このまま放っておけば鬱血して壊死を起こしそうな様子だった。
セレンはなんとかサンダルを脱がそうと、フィリスの腫れ上がった足先に触れる。
「うあああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
触れると同時に魂消るようなフィリスの絶叫が礼拝堂に響き、セレンはビクリと手を引っ込めた。
両足を侵している毒はほんのわずかな接触を凄まじい激痛に変換し、気丈な剣士にも耐え切れぬほどの苦痛を及ぼしたのである。
両足の壮絶な苦痛に歯を食いしばるフィリスの顔を見たセレンは眉を顰め、サンダルを脱がせることを諦めた。
「少しの間、我慢なさってくださいね」
ベルト代わりに腰に巻いていた布を解くと、フィリスの身体をしっかりと長椅子に縛り付ける。
更に自らのローブの袖を切り裂いた布を、舌をかまぬ様にフィリスの口の中へと押し込み、腰の短剣を抜いてフィリスの脚を抱きかかえた。
足にできるだけ負荷をかけないように、そして傷をつけないように細心の注意を払いながら、少しづつサンダルを切り裂いてゆく。
「ングーーッ!!ングッ!ングウゥゥゥゥッ!!!ングッ!ングッ!ンググググググウウゥゥゥゥッッッッ!!」
激痛に暴れる脚を必死に押さえつけながら、セレンはフィリスの足をサンダルから開放するための作業を続ける。
フィリスは朦朧とした意識ながら、足から生じるとてつもない痛みのせいで激しく身悶えし、涙を千切って絶叫を上げ続ける。
かなりの時間をかけてなんとか両足のサンダルを脱がすことができたが、フィリスは白目を剥いてビクビクと痙攣を続けていた。
両足首から先は先程よりも更に腫れあがっており、一刻も早く解毒を行わないと命にもかかわりそうである。
フィリスの拘束を解いたセレンは礼拝堂の窓から外に視線を向けた。
未だ夜は明けきっておらず、僅かに地平の彼方が白んでいる程度だ。
用心して馬車での迎えはくれぐれも夜が明けきってからにするように伝えておいたが、今となっては自らが発したその言葉が恨めしい。
「村に着くまでの我慢ですからね、フィリスさん・・・」
セレンは苦痛に呻くフィリスを再び背負うと、なるべくフィリスの両足に振動を与えないように気をつけながら夜明けの道を村へと駆け始めた。
一歩駆けるごとにフィリスの口からは押し殺しきれぬ苦痛の呻き声が漏れ、その苦しみを思ってセレンの両眼には涙が滲む。
「がんばって・・・お願い・・・死なないで・・・」
人一人背負って駆けるには村までの道程はあまりにも遠い。
不安と焦慮に押しつぶされそうになりながら懸命にセレンは足を運び続け、すすり泣きながら背負った少女に呼びかけ続ける。
その時、黎明の地平の彼方からかすかに馬蹄の轟きが聞こえてきた。
セレンは耳を疑ったが、車輪の音を伴ったその音は幻聴などではなく、確実にこちらへと近づいてきている。
程なく馬車はセレンの元まで辿りついて停車し、御者を務めていた若者が口を開いた。
「やはり心配でしたので村長との相談の結果早めにお迎えに上がったのですが・・・そちらはまさか?」
「毒にやられて危険な状態なんです!は、早く村に!村に運んでくださいお願いしますっ!!」
「なんてこった・・・とにかく後ろに!」
セレンは若者の手を借りながらフィリスを後部座席に横たえた。
折り畳んだマントを枕として頭の下にあてがい、腫れ上がった両足は少しでも負担を減らすために自らの膝の上に乗せる。
「お願い、急いでっ!!」
「はいっ!!」
薄暗い道を馬車は最高速度で駆け抜けて村を目指す。
セレンの顔は不安のために、フィリスの顔は苦痛のためにすっかり青褪めてしまっている。
一秒でも早い到着を祈りながら、少しでも苦痛を和らげようとセレンは膝に乗せたフィリスの両脚を撫で続けた。
また水虫痒い痒いストーリーに突入しそうで心配な漏れ。
154 :
21:2007/09/15(土) 22:16:08 ID:z46YREEI0
本日は以上であります (・∀・)>
155 :
1:2007/09/15(土) 22:18:33 ID:Vz00HDhM0
乙です!!
リアルタイムで更新見させていただきました(^o^)
やはり素晴らしいですなぁ・・・
ところで21さん、リクは固まりましたでしょうか?
156 :
21:2007/09/15(土) 22:19:27 ID:z46YREEI0
>>153 それは無いのでご安心召され。
ただし次から多分グロに入ります (・∀・)
157 :
21:2007/09/15(土) 22:24:06 ID:z46YREEI0
>>1さん
どうもありがとうございます〜。
リクはまだ練り練り中ですすみません・・・。
水虫ネタで・・・という部分だけはガチですが。 (・∀・;) ゴメンよ153の人
ちなみに主人公が小4なんですがやっぱマズイでしょうか?
もしダメでしたら数年後幾分成長してから・・・みたいなノリか、或いは別キャラでお願いしようと思ってるのですが・・・。
158 :
1:2007/09/15(土) 22:30:22 ID:Vz00HDhM0
いや、たぶん大丈夫かと・・・
ちなみに別キャラとは・・・?
もしかしたらそっちの方が書きやすいかもしれません・・・
159 :
21:2007/09/15(土) 22:36:26 ID:z46YREEI0
想定してるのはプリキュアのなぎさ&ほのかであります。
ただこっちは自分が全く作品見てないのでちょっとリクの詳細を詰めにくいかなぁと・・・。
プリキュアの場合、もし1さんが作品のほうご存知でしたら、大筋だけリクして細かい部分はお任せできると有難いです。
160 :
1:2007/09/15(土) 22:38:41 ID:Vz00HDhM0
それなら少し知っております・・・
やりやすさで言えばプリキュアの方がやりやすいですかねぇ・・・
161 :
21:2007/09/15(土) 22:46:25 ID:z46YREEI0
おお、そでしたか!
う〜ん・・・でしたらプリキュアでお願いしますです。
明日にでもおおまかな流れをリクさせて頂こうと企んでおりますのでその際はよろしくお願いします〜。
みんなは一秒も呼吸を忘れることはないよね
でも俺は一秒も妄想することを忘れない
本日はお嬢様の魅力について語りたいと思うんだ
お嬢様にはツンデレ系とおっとり系の二種いると考えてる
今日はツンデレ種について語る
ツンデレは苛めるに限る、これ世界の真理
そこで苛めかたをレクチャーしたい
例えば、いかにツンデレの我慢強さを疑うような発言をして会話を上手くもっていく
ツンデレがなら確かめてみろみたいなことを言いだしたら半分勝ったも同然
お嬢様ってのは大体ペットを飼っている、二匹くらい、俺の偏見だけどこれ大事
例えば大きな犬とか白いトラとかだ
そいつをあらかじめ手懐けておくことも必要かな
なにしてもいいかもう一度聞いて了解をとったらベッドに両足を縛り付けてしまえ
ツンデレがなんか反応する前に手早く靴下を脱がして用意したバターといちごジャムを足の裏にまんべんなく塗りつけたら仕事は終わり
あとは可愛い彼女のペットが素晴らしい舌技を披露してくれるだろう
「私の負けでいいから・・・もう許して」
くらい言わせるまで弱らせたらひとまずペット達を止める
安心したツンデレの足に再びジャムとバターを塗って部屋から退散
後日新たに目覚めたツンデレお嬢様と再会できるんじゃね?そういつかそういうツンデレお嬢様とであえることを願ってるよ俺は
まあくだらんことを長々書いてきたが最後に
1さんが俺の妄想を小説にしてくれるっていってた
感謝感激だが忙しいなら悪い
だから一言だけ
時間があったら是非お願いします
それじゃ、また妄想してくるわ
163 :
1:2007/09/16(日) 05:34:49 ID:2Ykp1iQz0
21さん、了解です〜
お待ちしております
110=162さん、実はもう書いていたんですが反応がなかったので
書き込むかどうか迷ってたんですよね
では次からどうぞ
「ただいま〜」
まだ残暑の残る九月下旬、高校生の椎名玲奈は学校を終え家へと帰宅した。
(あ、そうか・・・今日からお母さんたち旅行だっけ・・・お姉ちゃんと二人か)
玄関の靴の少なさにそんなことを思い出しながら、部屋で着替えリビングへと向かった。
すると大学生の姉、玲美がだらしなくソファで寝ているのが見えた。
(全く・・・だらしないなぁ・・・学校とバイトで忙しいらしいからしょうがないかもしれないけどさ・・・)
そんなことを思いながら寝ている姉を気遣って、少し小さめの音量でテレビを見始める。
しばらくテレビに見入っていた玲奈だったが、CMに入った時にちらっと姉の方に目をやると黒いナイロンハイソックスに包まれた脚が動くのが目に入った。
(はぁ・・・お姉ちゃん脚のラインきれいだなぁ・・・私もこんな脚になりたいなぁ・・・)
スタイルのよい姉の脚を見てそんなことを思っていたが、何故か急にもっと近くで見たくなり玲美の足へと近づく。
そして、何の前触れもなくいきなり黒ナイハイの足裏に顔を近づけ匂いを嗅ぎはじめた。
(うわぁ・・・やっぱり結構匂う・・・そういえばブーツが玄関にあったっけ・・・まだ暑いのにブーツで・・・お姉ちゃん・・足こんなに臭くして・・・はぁっ・・・くぅっ・・・)
突然すぎる匂いフェチへの目覚めだった。
姉の足の匂いを嗅ぎながら股間に手を這わす妹の図は少し異様な光景ではあったが、当の玲美は一向に起きる気配がない。
(はぁっ・・・んっ・・・んんんっ!!!はぁ、お姉ちゃんっ!!おねえちゃぁぁぁんっ!!!!)
両方の足首をつかみ最も匂いのする足指の付け根を貪るように嗅ぎながら、ソファの角に激しく股間をこすりつけながら玲奈は絶頂に達してしまう。
絶頂へと果てた余韻に浸りながら玲美の足の匂いを嗅ぎ続ける玲奈。
しかし・・・
「ん・・・んん・・・?ちょっと!!玲奈!!?何してんのっ!??」
「あ・・・お姉ちゃん・・・いや・・・その・・・」
「人の足の匂いなんか嗅ぐなぁっ!!」
「いや・・・ごめん・・・なんかつい嗅ぎたい衝動に駆られて・・・でもお姉ちゃん・・・足は臭いんだね・・・」
「っ!!人が気にしている事を〜っ!!もう知らないッ!!!」
玲奈は普段イタズラ好きな姉に散々振り回されている復讐とばかりに、足の匂いのことを玲美に告げると玲美は少し涙目になりながら起こって部屋へといってしまった。
玲美は人知れず足が蒸れて臭くなりやすいことを気にしていた。
しかし、ついこの間の誕生日に彼氏にもらったブーツを早く履きたくてしょうがなかったのだ。
この日も足が蒸れていたことは自覚していたが、まさか妹に嗅がれるとは思っていなかった。
(玲奈めぇ・・・復讐してやる・・・)
そして・・・
「お姉ちゃん・・・風呂開いたよ〜」
「わかった〜、あ・・・玲奈こっち来て〜」
「どうしたの?お姉ちゃん」
「いやぁ・・・今テレビで足裏マッサージのことやってたんだけどさ・・・ちょっと試してみたくなってね」
「足裏マッサージ?」
「疲れもとれるみたいだしやってあげるよ・・・」
「ホントに?じゃあ頼もうかなぁ・・・」
「じゃあ準備してくるから・・・待っててね〜」
そう言い残し部屋へと走っていく姉の顔に黒い笑顔が浮かんでいたのを玲奈は気づくはずもなかった。
「お・・・お姉ちゃん?何で体縛るの?ちょっと・・・怖いよぉ・・・」
「なんか痛いからって体とか足を捩ったり動かしたりしちゃうと効果が薄れるらしいのよ・・・だから動けないようにしないと・・・辛くても我慢してね?」
玲美は玲奈の体や手足をソファに縛りつける。
そして、足裏に手を近づける。
玲奈は足に近づいてくる手の気配を感じて、これから来るであろう痛さに供えて体をこわばらせる。
が、玲奈が予想していたのとは全く違った刺激が両足の裏に走る。
「っ!!!?きゃはははははははっ!!お姉ちゃんっ!?あはは・・・何・・やって・・・あ〜ははははははははっ!!くすぐっ・・・たいぃぃぃぃっ!!」
「あんた昔からくすぐりに弱かったわよねぇ・・・特に足の裏が・・・」
玲奈はようやくさっきの復讐であると気づいたがもう遅すぎた。
体も手足もがっちりと固められていて動けない。
「おねぇ・・・ちゃぁん・・・きゃははははははははっ!!やめてぇっ!!謝るからぁっ!!あはははははははっ!!ごめぇぇぇんっ!!!」
「もう遅いよ〜私は傷ついたんだ・・・それコチョコチョコチョコチョ・・・」
「あ〜はっはははははは!!!もうやめてぇぇっ!!きゃはははっははははっ!!」
「筆とか使うとどうかなぁ・・・さらにローションで足の裏をヌルヌルにしてやる〜」
「くひゃひゃひゃひゃははっ!筆はらめぇぇぇぇっ!!あぁぁっ!!足の裏がヌルヌルだよぉぉっ!!きゃははははははっ!!!」
「まだまだ〜もっともっとくすぐってやるからね、足裏の感覚がなくなるまでね・・・」
「もぉっ・・・むりぃっ!!あはははっ!!いひひっひひひひっ!!もう・・・許してぇぇぇっ!!」
玲奈が気絶するまでそのくすぐりは続けられ、また両親が帰ってくるまでの三日間玲奈の両足は完全に玲美の玩具へと化したのだった。
(終わり)
169 :
21:2007/09/16(日) 20:13:54 ID:xu+mWQ1a0
>>162 毎回盲点を突いてくる貴殿の発想力に嫉妬
>>1さん
新作GJです!
風呂上りのしっとりプニプニ裸足・・・くそう、姉ちゃん羨ましいっ (゚д゚*)
というわけでまとめて参りましたので↓の内容でリクさせて頂きたく・・・
170 :
21:2007/09/16(日) 20:16:37 ID:xu+mWQ1a0
【主人公】 なぎさ&ほのか (プリキュア)
【年齢・性別】 14歳
【役職・仕事】 中学生・変身ヒロイン
【ジャンル】 水虫系
【嫌いなプレイ】 プレイじゃないですがペディキュア苦手です
【簡単な流れ】
・水虫フェチのほのかが、密かになぎさの靴下に白癬菌を仕込んでなぎさは水虫に。
・日に日に痒い範囲は広がり痒みも激しくなるが、恥ずかしさから誰にも言えず一人悩む。
・ほのかの前でも絶対に気付かれないよう振舞うが、ある日耐え切れずに隠れて足の裏を掻き毟っているところを見られて発覚。
・驚いた表情を見せるほのか。必死になって弁解して誤魔化そうとするなぎさ。しかしその間も足はモゾモゾ。
・ほのかは自分が菌を仕込んだことなどおくびにも出さず、優しく「治療に協力してあげる」と囁く。
・治療薬と偽って水虫を悪化させる薬を塗り、「絶対掻いちゃダメ」と念を押す。
・なぎさは余計に酷くなった両足の痒みに毎日七転八倒。
・ほのかはなぎさが痒がって苦しむ姿に同情する振りをするが、内心では興奮。
・更にほのかは密かになぎさが履いていた靴下を履き、足を蒸らして自ら水虫になる。
・ほのかは両足の猛烈な痒み自体と、なぎさと同じ痒みを感じているという事実に興奮。
・同じくらい症状が酷くなった時点で「あなただけ苦しんでるのを見るのは辛いから私もあなたの靴下を履いて水虫になった。いっしょにがんばって治療しよう」みたいな感じの告白をしてなぎさに足を見せる。
・単に水虫で楽しみたいだけというほのかの本心を知らないなぎさは感激したり申し訳なさに謝ったり。
・二人で薬(治療薬と偽った悪化する薬)を塗った足を擦りあったり、互いに足をマッサージしあったり、耐え切れずに掻き毟りあったり。
・そのうちなぎさも猛烈な痒みと掻き毟る快感が病みつきに。
・なぎさ「治らなくてもいいかなぁ、なんて。あはは・・・」
・ほのかは呆れたような笑みを返しながらも内心ではニヤリ。
・その後も二人だけの水虫プレイは続けられた・・・的なことをほのめかしつつEND
171 :
21:2007/09/16(日) 20:19:37 ID:xu+mWQ1a0
↓続きです
【その他】
・ほのかは終始自らが水虫フェチであることを気付かせず、なぎさもあくまで「ほのかは善意で治療に協力してくれている」と思い込んでいる、といった設定で。
・イメージとしては、以前書いていただいた女医さんものと、自分が水虫スレに投稿したもの(
>>120)が近い感じです。
・あと足舐め自体は好きなんですが、「舐めて痒みが和らぐ」という状況よりは
「舐められて気持ちいいんだけど痒みは癒えずに余計掻いて欲しくてたまらなくなる」というような状況のほうが好きなので、
もしそういった場面を入れてくださるようでしたらその方向でお願いしたいです。
毎度似たようなリク且つワガママ放題ですみません・・・ (・∀・;)ゞ
1さんも当方にご要望等何かありましたら是非どうぞ〜
172 :
足舐め妖怪:2007/09/16(日) 23:08:20 ID:VpJoC+5jO
21さん
素晴らしすぎます…
ファンタジー好きの私には、ツボはまりまくりです!
特に、ゾンビが爪先に食い付いたときの表現が大好きです
歯がない歯茎でなんて…まさに予想外で興奮しました、舌が足の指を責めた時もよかったですね
これからどのような方向に行くか楽しみにさせていただきますm(__)m
21さんがよろしければ、また違うシリーズもお願いしたいです
1さん
新作読ませていただきました!
21さんと1さんの作品でお腹一杯です(^-^)
173 :
1:2007/09/17(月) 01:01:32 ID:Jtt0nJ720
21さん、了解です
時間かかるかもですがすみません・・・
21さんの今書かれているものを私も楽しみに待っているので今の所はリクはしません〜
完結後に私が気に入ったシーンのイラストとか頼むかもです〜
足舐め妖怪さんもリク固まってましたらどうぞ〜
174 :
21:2007/09/17(月) 15:41:13 ID:E41A/9es0
>>足舐め妖怪さん
感想どうもです〜。
実はあの場面は戦闘シーン書き始める段階では想定してませんでして
全体的にあまりにも足フェチ小説ぽくない気がしたので急遽付け加えた部分だったりします。
入れといてヨカッタ! (´∀`;)
あとキャラ自体気に入ってしまったので機会があればシリーズ書くかもです。
何せ描いた絵を後から見直してここまでションボリ度が低かったのは
前スレで書いたこれのキャラの絵が初めてでしたので・・・。
そして次回の投下で完結の予定ですが、
一応大部分できてますので、多分そんなに間をおかずに投下でき・・・るといいなぁと思ってます。
>>1さん
何卒宜しくお願い致します・・・ (*´ω`)人
大人しく正座で待たせていただきますのでマターリお願いしますです。
そしてありがたいお言葉恐悦であります!
残りの部分は大部分の人のストライクゾーンからは遠い気がしないこともないですが・・・。 (・∀・;)ドキドキ
続きが気になって寝れないハァハァ
あ、どうも。
私はとある屋敷で執事をしている佐藤というものですが、今日はある面白いお話を持って参りました。
そう・・・父が執事長、母が給仕長という境遇に生まれた私は中学を出るとすぐに使用人見習いとしてこの屋敷で働きはじめました。
三年ほどノウハウ等を教え込まれながら見習いとして頑張ってきましたが、つい三ヶ月ほど前にそこのお嬢様に気に入られましてお嬢様専属執事に人事異動という形になりました。
それでこのお嬢様が凄いわがままでしてねぇ・・・
昔からいる老執事や執事長の私の父でさえ手をこまねいていたほどなんですが・・・
私はそうは感じませんでした。
何故かって?私に対しては凄く素直ないい子なのです。
そりゃあ口調はわがままお嬢様らしいツンとした感じですがそれでも私の前だと普段見せないちょっとデレッとした表情やしぐさを見せてくれます。
ツンデレってヤツですかねぇ・・・
どうも私を一人の男として意識しているようですが・・・え?「自惚れじゃないか」ですって?
ははは・・・手厳しいですね・・・
まぁここまでは余談なんですが・・・結論から言うと・・・わがままお嬢様を懲らしめる方法についてなんです。
私以外の皆は本当に困ってらしたので、独断で性格改善へと動きはじめたわけなのです。
え?「どうやったか?どうなったか?」ですか?
それをこれからお話しますので・・・実は・・・
「お帰りなさいませ!お嬢様!!」
「今日は疲れました、すぐに部屋に戻って休みます。佐藤はどこ?」
「は・・・ここにおります・・・」
「すぐに部屋に戻りますわよ、荷物をお持ちなさい」
「は・・・では参りましょう」
「えぇ・・・」
「ふぅ・・・佐藤・・・足が疲れたわ・・・靴を脱がせなさいな」
「かしこまりました」
「やはり庶民との交流は面白いですわね・・・お嬢様学校などに通わなくて正解でしたわ」
「脱がせ終わりました、靴下も脱がせましょうか?制服はどういたしますか?お着替えになりますか?」
「いえ・・・それはいいですわ・・・それよりもこっちに来て座りなさいな・・・お話しましょう?」
「は・・・では失礼して・・・」
てな具合でお嬢様とのお話タイムが始まったわけなんですが・・・
あ・・・お嬢様は普通の私立高校に通ってらっしゃる高校二年生です。
一般民と同じように制服に身を包み毎日勉学に励んでおります。
お嬢様の制服姿もまた可愛いものでしてねぇ・・・ちなみにこの屋敷は家の中でも靴を履く習慣になっております。
ご主人様達の米国の方での生活が長かったからでしょうかねぇ・・・
部屋で靴をお脱がせするのは私の役目・・・というよりは私以外には頼んでないらしいですね・・・
あ・・・それで本題に戻りますが・・・その後・・・
「ということがあったのですよ・・・可笑しいでしょ?」
「そうですね・・・」
「でしょ?それにしても・・・本当に暑いですわねぇ・・・」
「冷房は効いているはずなんですが・・・やはり制服をお着替えになりますか?」
「いえ・・・それはいいですわ・・・」
「あまり汗をかかれてもお風邪をひいてしまいます、制服をお脱ぎになりたくない理由でもおありですか?」
「だって・・・あな・・・が・・・私・・・制服・・・って・・・」
「すいません・・・お声が小さくてあまりよく聞こえなかったのですが・・・」
「あなたがっ!!私の制服姿可愛いって言ってくれたから!!あなたといるときはなるべく制服を着たかったのです・・・」
「(そんなことも言った気がするけど・・・)そうでしたか・・・お心遣いありがとうございます」
ね・・・?ちょっと私を意識している感じがしますでしょ?
制服が可愛いと言ったのはもう二年ほども前になりますのに・・・
よく覚えてらっしゃいました・・・
それで話はいよいよ佳境に入るわけなんですが・・・
「んもうっ!!暑いですわっ!!佐藤!!どうにかしなさい!!」
「失礼かとは思いますが・・・お嬢様はもう少し我慢をすることが必要かと思います・・・」
「我慢!?この私がなぜ我慢などしなければならないのです?」
「お嬢様はいずれご主人様達のように社会にお出になり、たくさんの人々の上に立つことになります・・・その際に備えて忍耐力も必要かと・・・私も我慢強い女性には好感が持てますし・・・」
「っ!!!わかりました・・・あなたがそこまで言うのなら・・・」
「では訓練をしましょう・・・私が出す試練に耐えることが出来たならばお嬢様の勝ちです・・・その代わり負けたら私の言うことを一つ聞いてもらいましょうか・・・」
「面白いですわね・・・負けませんわよ・・・それから私が勝ったならばあなたも私の言うこと一つ聞きなさいな?」
「わかりました・・・では準備をしてまいりますので少々お待ちください・・・」
(この賭けに勝ったら・・・『佐藤・・・あなたは一生私の物になりなさい・・・』とか言って・・・あんなことやこんなことや・・・きゃぁぁ・・・恥ずかしいぃぃ・・・)
このように自然にここまで持ってきたわけですが・・・
お嬢様も自分が勝ったときのことを想像していたんでしょうが・・・もちろんこの賭けは私の勝ちでしたよ・・・
「では最後に確認しますが・・・何をされてもよろしいですか?覚悟はおありでしょうか?」
「この私に二言はありませんわっ!!必ず耐え切ってあなたを私のもの・・・いえっ!!何でもありませんわっ!!さぁ・・・どうぞ・・・私が本当は我慢強いというところを見せて差し上げますわ!!」
「それでは失礼して・・・」
「あぁぁっ!?ベッドに縛りつけたりなんかして・・・何をはじめる気ですの?」
「すぐにわかりますよ・・・あ・・・しまった・・・先に脱がせればよかった・・・仕方ない・・・ハサミで・・・足裏部分だけでも切り取るか・・・」
「ハサミで・・・あぁぁぁっ!!靴下を切ったりなんかして・・・何を・・・」
「いやぁ・・・足の裏が露出した靴下ってのもオツなものですねぇ・・・少々汗ばんで蒸れているようですねぇ・・・」
「いやぁぁぁ・・・嗅がないで・・嗅がないでくださいぃ・・・」
「お嬢様の足の匂いしかと堪能させていただきました・・・あとはこの子達が遊んでくれます・・・」
「マロン!!ココ!!どうしてここに・・・」
「私がお世話していましたからね・・・かなり私になついているので・・・簡単な命令なら聞いてくれます」
あ・・・ちなみにマロンとココとはお嬢様が飼っていらっしゃる犬の名前です。
種類は・・・えーと・・・忘れてしまいましたが二匹ともかなり大きな犬です。
それと今の状況を簡単に整理すると・・・
お嬢様はベッドに体と手足を縛りつけられ両方の紺ソックスは足裏部分だけ切り取られそこから素足の裏が可愛げに覗いています。
結構蒸れているようでしたね・・・
イメージできましたか?
ここからが本番です。
「さぁ・・・まずはお嬢様の匂いを嗅いできなさい・・・」
「私の匂い・・・ですって・・・くふぅぅぅっ・・・くすぐったいですわ・・・あ・・ひゃぅぅんっ!!」
「こらこら・・・まだ舐めちゃいけないよ・・・今もっとおいしくしてあげるからね」
「もっとおいしくって・・・ジャ・・・ジャムとバターなんか持って・・・何を・・・ひぁぁぁぁ・・・ヌルヌルするぅ・・・」
「さぁ・・・マロン、ココ・・・お嬢様の蒸れた足裏をジャムとバターでコーティングしてあげたよ・・・思う存分味わっていいよ・・・」
「ちょ・・・待って・・・くださ・・・ひぃぁぁぁっ!!やめっ・・・くぁぁぁぁ・・・やめなさいぃ・・・マロ・・ンんんんっ!!!ココ・・・やめてくださぃぃいぃっ!!」
「勝負のこと忘れないでくださいね・・・耐え切れなくなったら言ってください・・・止めさせますから」
「絶対・・・くひぃぃい・・・負けません・・・わ・・・ひ・・・あぁぁぁぁ・・・」
「もうギブアップしますか?」
「まだ・・・くふぅっ・・・誰が・・・うぅ・・・くぅん・・・」
こんな具合で五分おきくらいに何度も足裏にジャムとバターを塗りなおして、二匹の犬達に舐めさせ続けました。
お嬢様は耐え切れたと思いますか?
というか、お嬢様の勝つ条件を提示していないのでその時点で私の勝ちは決まっていますよね。
ギブアップするまで舐めさせ続ければいいわけですから・・・
結果は先ほどもチラッと言いましたがもちろん私の勝ちでした。
約一時間頑張って耐えてくださいました。
「ひぁぁぁぁぁぁっ!!もう・・・もう・・・無理ぃぃっ!!助けて・・・もう・・・私の負けですぅぅっ!!やめさせてくださいぃぃぃぃぃっ!!!!」
「マロン、ココ・・・ストップ・・・」
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
「私の勝ちでしたね・・・では一つ言うことを聞いていただきます。あまりわがままを言って皆を困らせないように・・・わかりましたか?」
「わがままなんて・・・私・・・そんなこと・・・」
「マロン、ココ・・・もう一回お嬢様の足舐めたいかい?」
「ひぃっ!!わかりました・・・わかりましたからぁ!!」
「そうですか・・・ありがとうございます・・・」
「終わったのですから・・・もう・・・解放してください・・・」
「あ・・・マロンたちにご褒美をあげないと・・・」
「ひっ・・・ま・・・また・・・もういやぁぁぁぁっ!!」
その後私は部屋を出てしまったので詳しいことはわかりませんが・・・
二時間ほどして部屋に戻った頃には、お嬢様は涙と鼻水と涎まみれの顔で痙攣し続けておりました。
ソックスは足首辺りまで食いちぎられていて、足裏や足指はマロン達の唾液やジャムとバターで完璧なまでにふやけてしまっておりました。
何度か絶頂を迎えられたようで下着はびしょびしょに濡れそぼってベッドには大きな染みが出来ておりました。
え?それからのお嬢様ですか?
見違えるほどおとなしくなりましたよ・・・あ・・・すみません・・・もうそろそろ失礼します。
え?あぁ・・・これから用事があるのですよ・・・
えぇ・・・そうです・・・足裏を舐められることに目覚めてしまった変態お嬢様のお相手をしなければならないので・・・
では・・・また報告に参りますよ・・・
(終わり)
182 :
21:2007/09/18(火) 20:42:22 ID:dRV6PUHq0
>>175 なんという嬉しいレス・・・その言葉は間違いなく恐悦至極・・・ │^o^│
ミスが無いか一通りチェックしますので今しばらくご猶予ををを
>>1さん
仕事HAEEE!!!新作GJです!
回想を交えた一人称形式とうのはなかなか新鮮ですねぇ。
執事のSっぷりが実にナイスです! (*・∀・)
自分的にはなんとなく犬のイメージはピレネー犬あたりかな・・・。
しかしペットの身でそんな上物のしかも初物を味わえるとはなんと羨まs
183 :
ノイズ:2007/09/18(火) 21:11:20 ID:71q9oWQM0
只今執筆中 今月中には載せられるようにしたい…
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < セレンちゃんまだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
185 :
21:2007/09/19(水) 20:52:52 ID:PW4rkpfN0
>>ノイズさん
マターリ期待してます (*・∀・)wktk
>>184 ありがとうありがとう
というわけで続き投下させて頂きます
※ちなみに32〜37(多分)がグロ描写ありですので嫌いな方は回避願います
馬車は二人のために用意されていた宿屋の前で停まった。
馬蹄の音を聞きつけて宿の外で待っていた村長は馬車に駆け寄り、横たわるフィリスの姿を見て愕然とする。
「こ、これは一体・・・!?」
「村長さん!お願いしていた薬草は!?」
「お、おぉ、ちゃんと宿の中に用意してありますじゃ」
「ありがとうございますっ!」
「ということはやはり毒に・・・?」
セレンは涙を浮かべながら頷き、若者と共に大急ぎでフィリスを馬車から降ろす。
「ともかく中へ!ベッドが用意してありますで、さ、早う!」
村長は宿の入口の扉を開けて中に入るよう促した。
フィリスは若者が背負い、セレンはフィリスを励ましながらそれに続く。
すぐに用意された部屋のベッドにフィリスを横たえ、セレンは村長から薬草の束を受け取って調合を始めた。
陶製の乳鉢で数種の薬草をすり潰し、別の数種を熱湯で煮出す。
程なく2種の毒消しが出来上がり、セレンは村長や若者が見守る中、まず煮出した薬湯を口移しでフィリスに飲ませた。
薬湯を嚥下したことを確認するとすぐに猿轡を噛ませ、続いて若者にフィリスの身体を全力で押さえつけるように頼んでベッドの足元側に歩み寄る。
「しっかり押さえていて下さいね。─フィリスさん、ガマンですわよ・・・」
ベッドに上がってフィリスの両膝の上に馬乗りになり、片手で足首を掴みながら毒消しの薬を付けた指先を傷口に伸ばす。
「ッングゥゥッーーーッ!!!ンッ!!ングッ!!ングゥゥゥッッ!!ングウゥゥゥゥゥッッッ!!!!!!」
セレンの指が傷口に触れると同時に、フィリスは聞くものの背筋を凍らせるほどの凄まじい絶叫を漏らして暴れ始めた。
若者は渾身の力を込めてフィリスを押さえ込み、セレンは涙を滲ませながら傷口に薬草を擦り込む。
フィリスは腫れ上がった足指を狂ったように蠢かせ、苦痛から逃れようと足首を捩る。
紫色に変色した足にセレンの指先が触れる度に断末魔のような叫び声が上がり、毒消しを塗るセレンの指を怯ませた。
「─終わりました。落ち着くまでもう暫く押さえていてあげて下さい」
フィリスの絶叫に幾度も心が砕けそうになりながらもなんとか薬を塗り終え、一同の顔にわずかながら安堵の色が浮かぶ。
やがて身を跳ねさせていたフィリスの動きが少しずつ静まり始め、セレンと若者はフィリスの身体を開放した。
未だ顔色は悪く呼吸は荒いが、安静にしていれば間もなく快方に向かうはずである。
セレンは若者と村長に手厚く礼を述べ、地下墓地での顛末を簡単に説明した。
問題が全て解決した事を知った村長は涙を流して幾度も感謝の言葉を述べ、喪った我が子の形見を握り締めてむせび泣く。
補佐役の若者は村長を宥めつつ、セレンに食事と休息を勧めたが、セレンはそれを丁重に断った。
二人が退出した後もフィリスの傍らに座り、血の気の引いた手を握り締めて様子を見守り続ける。
5分が経ち、10分が経ち、次第に窓から見える空の色も明るさを増してくる。
しかしフィリスの様子には殆ど変化が無く、食いしばった歯の間から時折堪えかねたように苦しげな呻きを漏らし続けている。
「っ・・・まさか!?」
俄かに嫌な予感を感じ、フィリスの額に手を当ててしばし瞑目する。
不安に眉根を寄せながらしばしの間小さく呪を唱えていたが、突然驚いたような表情で目を見開き、額に乗せていた手を離した。
「あンの腐れ死霊術士ぃ・・・やってくれますわね・・・っ!!」
円らな瞳に深刻な怒りを燃やしながら呟き、ベッドの周りに手早く結界を張ると、傍らの杖を手にとって片手で印を結びながら呪文を唱え始める。
(代償は高くつきますわよっ・・・!!)
苦しげに身を捩り続けるフィリスの側で詠唱は静かに続き、夜が完全に明けて朝の光が大地を支配し始めても、囁くような呪の韻律はゆるやかに室内に響き続けた。
気がつくと、フィリスは真っ暗な空間に横たわっていた。
「ありゃ・・・?」
首をかしげ、暗闇の中で眉根を寄せてこれまでの記憶を辿る。
─地下墓地で死霊術士を斃し、地上へと向かってセレンと共に駆け上がったが、最後の階段を目前にしたあたりで急激に意識が混濁し、傷を受けた両足から激痛が生じ始めた。
倒れた自分をセレンが地上まで背負い、礼拝堂で介抱してくれたが、その際は激痛のあまり身体が勝手に反応して、セレンには随分迷惑をかけたようだ。
それから馬車に乗せられて村の宿屋へと運び込まれ、ベッドに寝かされて口移しで薬湯を飲ませてもらい、擂った薬草を傷に塗ってもらった所までは途切れ度切れだが覚えている。
その後どこかに移送された記憶も無ければ、さほど時間が経ってるとも思えない。
「何ぞこれ・・・?」
訳がわからないままにとりあえず身を起こそうとしたが、両手両足が何かで縛られているようで、大の字に寝た姿勢から身動きが取れない。
その頑丈な拘束に立ち上がることを諦め、フィリスは大声を出した。
「うおーい!誰か居ないのー?セレ〜ン!!」
しかし応える声はなく、己の声の残響だけが静かにこだまする。
暫し後、再び呼びかけようと口を開きかけると、聞き覚えのある不気味な声が闇に響いた。
【先ほどは随分と世話になったのう・・・】
「っ!?」
確かに自らの剣で止めを刺し、セレンの魔術で消滅させた筈の死霊術士の声に、フィリスはビクリと全身を震わせた。
(・・・っと。そうか・・・毒のせいで変な夢みてるのかな・・・?)
いやに意識ははっきりとしているが、いわゆる明晰夢というやつかもしれない。
そう思って気を落ち着けて周囲を見回すが、再び同じ声が響く。
【残念ながら夢ではない。まぁそう的外れではないかもしれんがな・・・ここはおぬしの精神の中よ】
「精神の・・・中・・・?」
【左様・・・。おぬし自身の身をよう見てみるがよい。ゾンビどもとやりあった際に負うた傷が消えておろう?おぬしもワシもここに在るは肉体にあらず。幽体よ】
確かに死霊術士の言うように腕や腿の傷も無く、腫れあがっていた両足も元の美しい姿を取り戻していた。
どうやら夢ではないらしいと悟り、フィリスは気を引き締めて改めて周囲に目を配る。
【おぬしに傷を与えた際、万一に備えて我が幽体の一部を憑依させておいたのが役に立ったわ。よもやあのような子供だましにしてやられるとは思わなんだがな・・・】
よく目を凝らせば中空に一際濃い闇がわだかまっているのが見え、どうやら声はそこから響いているようだった。
【毒手はちと惜しいが、いつまでも朽ちかけた肉体で過ごすというのもあまり気分の良いものではないでな・・・。おぬしに与えた毒が薬草によって解毒されたるも、こうなっては好都合。若い女剣士の肉体に宿るというのも又一興であろうて】
不吉な言葉にフィリスは顔色を変えて問い返す。
「何だと!?どういう意味だ!!」
【なぁに、慌てずともじきにわかる。さて、あの鬱陶しい赤毛の小娘も感づいたようだでな。よもやおぬしの精神に施した封印が破られることもあるまいが、早めにカタをつけるに越したことは無い。いつまで保つかは知らぬが、まぁじっくりと楽しむがよかろう】
死霊術士が語り終えると同時に闇の中に2体のゾンビが姿を現し、呻きとも唸りともつかぬ声を上げながらゆっくりとフィリスに近づいてくる。
「くっ・・・!」
逃れようにも手足の拘束はビクともしない。
身動きの取れない恐怖に駆られるが、それを押し殺し、殺気を込めて2体のゾンビを睨みつける。
しかしゾンビはその刺すような視線も全く意に介さず、歩み寄る速度を変えぬままフィリスの足元へと辿りついた。
ゆっくりとした動作でそれぞれが無防備な左右の素足に顔を寄せ、その足先を口中へ含む。
「ぐぅぅっ・・・!?」
生温かく、異様なまでに柔らかい舌に足指を舐めまわされ、あまりの不快さにフィリスは呻き声を漏らした。
その感触は彼女が何よりも嫌う軟体動物のそれを連想させ、蠕動しながらヌラヌラと足を這い回る巨大なナメクジの姿を思い浮かべたフィリスは全身を総毛立たせる。
必死になって振り払おうと激しく足首を左右に振り、足指を暴れさせるが、その程度の抵抗でどうにかなるはずもない。
「や・・・めろ・・・っ!!」
長い髪を左右に振り乱すが、あまりの気持ちの悪さに全身の力が抜けてゆく。
ゾンビたちは休むことなく舌を這わせ、粘度の高い唾液を足指の間にねっとりと絡ませながら美しい足を舐め続ける。
舌は絶妙な緩急をつけながら予想も出来ない動きを続ける。
僅かに肌の上を蠢くたびに背筋を悪寒が走りぬけ、思わず漏れそうになる声をなんとか噛み殺す。
「っ・・・っく・・・・・・・・・・っっ!」
拘束された身を強張らせて必死に歯を食いしばるが、止むことの無い不気味な愛撫は徐々に少女の忍耐力を削ってゆく。
皮膚が薄く敏感な足指の谷間をこそげるように幾度も往復し、指の一本一本を味わうかのように吸い、しゃぶる。
足先が一段落すると標的を足裏に移し、拇趾丘から足裏の外側を通って踵までをゆっくりと舐め下ろし、そこから土踏まずへチロチロと舌を這わせてゆき、最後にかぶりつくように口を当てて豪快に舐めまわす。
そうして足裏を堪能すると再び足先へと戻り、その一連の動作は飽くことなく幾度も幾度も繰り返される。
右足が爪先を舐められている時には左足は足裏、右足が足裏の時には左足は爪先、といったように、左右の足からは常に別種の刺激が与えられ、その変化に富んだ感覚は筆舌に尽し難いほどの肉体的不快感と精神的嫌悪感を誘った。
「・・・ぅくっ・・・・・・ぐっ・・・・・・くっ・・・・・・・・・!」
末端から全身の神経を逆撫でするように粘る腐肉がまとわりつき、ぬちゃり、ぬちゃり、と湿った音が静寂の中に響き続ける。
足先から髪の先までを汚し尽くされるような不快な感覚に耐え切れず、次第に呻きを漏らす頻度が高まる。
しかしどうしたことか、時間が経過するにつれて次第にフィリスの漏らす声に微妙な変化が生じ始めた。
「・・・っ、くっ・・・くぅっ・・・くぁっ・・・くふぅっ・・・!」
身の毛がよだつほどにで不快であったはずのその感覚が、いつのまにか少女の未知の性感を煽り始めたのだ。
フィリスは足先から生じる予想外の快感に困惑し、それを必死で否定しようとするかのように強く頭を振る。
(そ、そんな・・・ゾンビなんかにっ・・・ゾンビ・・・なんか・・・にぃっ・・・!)
だが、いくら心でそれを否定しようとも、実際にその両足から送り込まれてくるゾクゾクするほどの快感は決して消えることは無い。
「・・・っ・・・くぅっ・・・はぁっ、はぐっ・・・・・・く・・・くふっ・・・・・・・」
フィリスは両手の指が白くなるほどに強く拳を握り締め、かたく目を閉じて懸命に喘ぎ声を押し殺す。
(感じてなんか・・・感じてなんかないっ・・・!不快なだけだっ・・・・・・!!)
【・・・む?おうおう、これはなんとしたことよ。おぬし、ゾンビに足を舐められて感じて居るのか?】
「そんなわけがっ・・・っく・・・そんなわけがあるかっ!!・・・ひぐぅっ・・・!」
【くはははははは、これは面白い!おぼこと思うておったが、よもやゾンビに足を舐められてよがるような淫猥な娘であったとはのう。くはは、くはははははは!!】
「だ・・・だまれぇっ!・・・っ!・・・くはぅっ!くぅぅぅっ!!くぅんっ!!」
死霊術士の嘲罵に反論しようとするのだが、高まる快感に翻弄されて隠し切れない喘ぎ声が漏れる。
両足の快感は時々刻々と少女の快楽中枢を汚染してゆき、その身体は意に反して確実に絶頂ヘと押し上げられてゆく。
「や・・・めろっ!・・・くふぅっ!・・・このっ!・・・汚らわしいッあふぅっ!?」
【ほれほれ、どうした?気持ちが悪いと申すのならば何もそのような艶かしい声を上げることはあるまい?】
「うるさいっ!・・・ぁあああっ、くふぅぅぅっ!!」
ゾンビたちの愛撫は止むことを知らず、むしろフィリスの反応が変化し始めてからは一層その動きを激しいものにしはじめたようであった。
足指の一本一本を順に甘噛みし、しゃぶりつくそうとするかのようにちゅぱちゅぱと音を立てて吸う。
足裏にカリカリと柔らかく歯をあて、快楽によって染み出した汗を嘗め尽くすようにぬらぬらと舌を蠢かす。
それらのゾンビの動きにあわせるかのようにフィリスは身を捩り、くねくねと腰を振りながらこみ上げる喘ぎを噛み殺す。
「・・・ぐぅぅっ・・・くぅっ、くぅぅっ!・・・・・・くっ・・・くふぅっ・・・・・・!」
しかし必死の抵抗をあざ笑うかのように快楽は高まり続け、ついにフィリスは意に沿わぬ絶頂へと無理矢理に押し上げられた。
「っぐうぅぅぅぅっ!!!」
頤を跳ね上げ、嬌声を漏らすまいと全力で歯を食いしばるが、咽喉の奥からこみ上げる喘ぎは完全には消しきれなかった。
かたく閉じた両眼には涙が滲み、快楽と羞恥は上気した頬を更に赤く染め上げる。
拘束された不自由な四肢をビクつかせ、背を反らせて腰を跳ね上げる。
足指は愛撫を続けるゾンビの口中で激しく暴れ回り、引き攣ったように幾度も屈伸を繰り返す。。
全身は熱い汗にまみれ、荒くなった呼吸はなかなか落ち着けることができなかった。
【くはははは!達しよったか、この淫乱めが!くはは、くははははは!!】
フィリスは視野狭窄を起こしそうなほどの凄まじい屈辱感に襲われたが、泣き出したい気持ちを必死に堪えて死霊術士を睨みつけた。
身体は屈しても心は決して屈しないという強固な決意を瞳に漲らせ、射抜くような視線を叩きつける。
【おうおう、なんだその目は?淫乱な雌犬の分際でワシを睨みつけるとは片腹痛いわ、くはははははは!】
「っ!・・・こっ・・・このぉっ!!・・・・・・・・っぐぁっ!?」
その時、突如右足の親指付近に強い痛みが弾け、フィリスは反射的に叫び声を上げた。
足元に目を向けると、右足を口に含んでいるゾンビの口の端から鮮やかな血が糸を引いている。
強く噛み付いたゾンビが肌を傷つけたことは疑いなく、フィリスは傷の痛みと不快感、そして思わず叫び声を上げてしまった屈辱に奥歯を噛み締めた。
右足にとりついているゾンビは溢れる血を舐めつくそうとするように腐った舌を傷口に這わせ、出血部分を強く吸ってフィリスに更なる痛みと不快感をもたらす。
「っ・・・!」
右足に続いて左足にも痛みが走り、同じようにゾンビの口から血が滴る。
更に右足のゾンビが別の部分に歯を立て、それを見た左足のゾンビも又別の部分を噛む。
2体のゾンビは競い合うように欠けた歯で様々な場所に噛み付き、美しい両足には醜い歯形がいくつも刻まれてゆく。
それぞれの傷口から流れ出る鮮紅の血とゾンビが流す焦げ茶色の体液は、滑らかな肌をゆるやかに這いながら交じり合い、傷だらけの素足をまだらに染め上げていた。
フィリスは折れそうなほどに強く奥歯を噛み締めて呻きを押し殺し、青い瞳を潤ませながらも連続して弾ける鋭い痛みにひたすら耐える。
【・・・ほう。これで叫ばぬとは、なかなかに肝が据わっておるようだの】
死霊術士の声が響き、フィリスは中空に澱んだ闇を睨みながら言い返す。
「この・・・っ・・・卑怯・・・者っ・・・!」
手足さえ自由ならば無論ゾンビなど物の数ではない。
地下墓地では苦戦を強いられた死霊術士にしても、一度剣を交えた相手である以上、今度は確実に互角以上に戦いうるという自負がある。
それだけに、フィリスは拘束されて文字通り手も足も出せないまま陵辱されるしかない口惜しさに声を震わせた。
【くふはははは、負け犬の遠吠えとはこの事よな。されど、おぬしの苦痛はそのまま我が力となる。せいぜい泣き喚いてもらわねばならんでのう】
「っ・・・言ってろ・・・この腐れ外道が・・・・・・っがはぁっ!?」
左右の足にとりついているゾンビが傷口を掻き毟るように爪を立て始め、肉を抉られる苦痛にフィリスは叫び声を上げた。
【おうおう、良い声で鳴きよるわ】
「ほざけっ・・・っくぅ・・・っがぁっ!!っぐうぅぅっっっ!!」
死霊術士の言葉を受けてのことか、それとも単に流れ出る血の量が物足りないのか、ゾンビたちは飽くことなく穢れた爪で傷口を抉り続ける。
噛み付かれたときとは比較にならない強い痛みにフィリスは全身を強張らせ、断続的に叫び声を上げながら身悶える。
「・・・ぐがぅっ!・・・・・・っくぅっ!!・・・・・・ぐっ・・・!くぅっ・・・!・・・・・・ッギャアアァァァァッッッ!!??」
唐突に左足小指に鮮烈な激痛が弾け、フィリスは絶叫を上げた。
左足を引っ掻いていたゾンビが俄かに足指に歯を立て、所々が欠けた鋸状の歯で小指を噛みちぎったのだ。
小指を根元から喰いちぎられた足先には、鮮紅色の肉と白い骨とが覗いており、そこからとめどなく溢れる血は踵の下に小さな池を作りはじめる。
「ヒッ!?」
足先を見、身体の一部を失ったことを知ったフィリスは恐慌状態に陥りかけ、引きつった声を上げた。
虚ろな眼窩で空を見つめながら半開きの口の中でぐちゃぐちゃと小さな肉片を咀嚼しているゾンビの姿を目にし、フィリスの胸に一層深刻な恐怖が湧き上がる。
生きながら喰われるという切迫した恐怖は反抗心を押し退け、一度膨張し始めた恐怖心はみるみるうちにフィリスの心を侵食してゆく。
「や、やめろ・・・!寄るなっ!やめろっ!やめろやめろやめろぉっ!!イ、イヤっ、ヒッ、ヒィッ!ヒッ、ギャアアアアァァァァァァァァッッッ!!!」
続いて右足の小指を噛み千切られ、新たに鮮血が溢れる。
フィリスは8本になってしまった自分の足の指を見てぽろぽろと大粒の涙を流し、青ざめた顔で嗚咽を堪える。
戦いの最中に受けた傷ならばこれほどまでの恐怖は感じなかったかもしれない。
しかし逃げることの出来ない絶望と頼る者の居ない孤独感は恐怖と苦痛を何倍にも増幅させ、気丈な少女の心を追い詰めてゆく。
「ヒッ・・・ヒィッ・・・ヒッ、ヒッ、ギャアッ!ギャアアアァァァァァァァァッッッ!!!!」
小指を嚥下したゾンビたちは続いて薬指を噛み千切りにかかった。
ギリギリと歯を軋らせながらじわじわと足指の肉を噛み抉り、ある程度歯が食い込むと頭を左右に振って引きちぎる。
ぶちり、という嫌な音が響き、再び足先に信じられないほどの激痛が弾ける。
「ギャアアァァァァッッ!!!い、いだいっ!やめろっ!!やめろぉぉっ!!ヒ、ヒィッ!痛い!痛い痛いいだいいだいウギャアアアァァァァァァァァッッッ!!!」
涙を千切って絶叫するも、本能のままに食事を続けるゾンビたちは一向に意に介さない。
ゾンビたちはゆっくりと、しかし確実に足の指を一本ずつ喰いちぎり、その都度フィリスは全身を弓なりに反らせて咽喉が破れそうなほどの絶叫を上げる。
休み無く左右の足で交互に炸裂する激痛は少女の神経を蹂躙し続け、苦痛に対する心の準備さえさせてはくれなかった。
もはや気丈な剣士としての面影は消えうせ、フィリスは地獄の苦痛に翻弄される只の無力な少女のように不自由な身を痙攣させ続ける。
「っ!?ヒ、ヒィィッ!あ、足の指がぁっ!?」
気付くと両足の指を全て喰いちぎられており、指を全て失った両足を目にしたフィリスは調子の外れた声を上げる。
だがゾンビは足指を全て胃の腑におさめただけでは飽き足らず、続いて柔らかい土踏まずの肉にかぶりついた。
「ギィヤアアアアアァァァァァァァァッッッ!!!!」
泣き叫ぶフィリスをいたぶるように足裏の肉を少しずつ噛み千切り、露出し始めた骨を舐めるようにしながらじっくりとむさぼり喰う。
続いて足の側面や踵にも幾度も齧りつき、ことさら小さく齧っては更にその傷口に歯を立てて湧き出る血を啜る。
フィリスの両足は時間をかけながらゆっくりとその形を失ってゆき、やがて肉が全て食い尽くされると、足首から下は骨と僅かな筋だけの状態になってしまった。
「ヒ、ヒァッ!?わ、私の足がっ!足がっ!足があぁっ!?」
激痛と喪失感に呆然とした表情で同じ言葉を繰り返す。
だがその姿を見た死霊術士は、何やら物足りなさそうな表情で呟いた。
【ふむ・・・二体ではちと面倒よな・・・もう少し増やしてやるとしようか・・・】
その言葉と同時に、フィリスの周囲に更に数体のゾンビが現れる。
失った足を見つめて愕然としているフィリスに歩み寄ると、それぞれのゾンビは最も手近な場所にあるフィリスの身体に一気に齧りついた。
「ウギャアアアァァァァァァァァァーーーーッ!!!!!!」
不意に全身で炸裂した激痛に、フィリスはたまらず絶叫を上げる。
「ヒィッ!?喰われっ、ギャアァッ!!グギャアァァァァァァーーーーッ!!!」
全身を同時にゾンビに食いつかれ、足を食われた際の更に何倍もの苦痛に襲われたフィリスは狂ったような叫び声を上げ続ける。
「いぎぃっ!!いだいぃっ!!やべでっ!やべでぇぇっ!!グギャアアアァァァァァッッ!!!」
掌。二の腕。胸。脇腹。下腹部。腿。ふくらはぎ・・・。
巧妙に致命傷となる部位を避けつつ、少しづつ少しずつ少女の身体を噛み千切ってゆく。
「やぁっ・・・やべ・・・ぐぎぃっ!!・・・やべ・・・で・・・っがはぁっ!!」
苦痛と恐怖と絶望が急速に心を染め上げ、身体の半分ほどを食われた時点でフィリスは意識を失った。
だがその直後、まるで芝居の幕が切り替わるように唐突に意識が戻る。
ゾンビたちの姿も、ゾンビたちによって好き放題に食い散らかされた筈の全身の傷も消え失せており、最初に闇の中で意識を取り戻した時と同じように大の字に拘束されているだけである。
(え・・・?私・・・ゾンビに喰われて死んじゃったんじゃ・・・?)
何が現実なのか解らなくなり、思考が混乱しそうになる。
全ては夢だったのかという考えも浮かんだが、先ほどまでの地獄絵図は思い出すだけでも目の前が暗くなるほどであり、到底夢であったとは思えない。
ふと、記憶を整理しようと首をひねるフィリスの耳に不吉な低い声が響いた。
【くくく・・・状況が飲み込めておらんようだのう】
「っ!貴様ぁっ!!」
フィリスは中空に凝る闇に鋭い視線を向けた。
【おうおう、元気よのう。先程まで泣き喚いて絶叫を上げておったとは思えんわい】
「何っ!?」
【残念ながらおぬしがゾンビどもに生きながら喰われたのは夢ではないぞ?言うたであろう、ここはおぬしの精神の中、と】
「どういう意味だっ!」
【やれやれ、まだわからぬか・・・】
死霊術士が言葉を切ると、フィリスの周囲に再び幾体ものゾンビが現れた。
「ヒッ!?」
絶望的な恐怖と苦痛が脳裏に生々しく蘇り、フィリスは息を呑む。
【おぬしが食われたるは生身の肉体ではなく幽体・・・故にどれほど酷く傷つこうとも、例え生きながら食い尽くされようとも一旦意識を失えばすぐに元に戻る。・・・これがどういうことか、解るかのう?】
死霊術士の言葉に含まれた意味を悟り、フィリスは血の気が引いた顔を恐怖に染めた。
意思によらず奥歯はガチガチと音を立てて震え、咽喉が引きつって声を出すことさえままならない。
【くく、解らぬか?それとも恐ろしうて口に出せぬのか?傷は幽体のものなれど、その痛みは肉体を傷つけられた際と寸分違わぬ。
つまり、おぬしは苦痛と恐怖によって魂を削り尽くされるか、或いはその心が折れて自ら死を願うその時まで、
幾度でも幾度でも生きながら喰い殺される地獄を味わうということよ・・・。ほれ見てみよ、ゾンビ達もまだまだそなたを喰らい足りぬ様子・・・ククククク・・・】
周囲のゾンビたちは唸り声を上げながらフィリスにゆっくりと歩み寄ってくる。
「ヒィッ!?や、やめろ・・・やめろっ!やめろぉっ!!ふぐぅっ!?ぐあぁっ!ギャアアアァァァァァァァッッッ!!!!」
今度は一度目とは異なり、ゾンビたちは始めから一斉にフィリスの全身に喰らい付いた。
足指を噛み千切り、腕を噛み裂き、腹を抉り腸をズルズルと引き出してくちゃくちゃと貪り食う。
身体中に同時に弾ける激痛にフィリスは目を見開き、泡を吹きながら絶叫する。
「っがあぁぁっ!!うごぁっ!ぐああっ!!グガアァァァァァァァッッッ!!!」
【ほぅれほれ、痛かろう?恐ろしかろう?おぬしが抗う心を捨てさえすればいつでも楽にしてやるぞ?
おぬしの魂が消えたる暁には、ワシがおぬしの身体を使うてやるでのう。クックック、くははははははは!】
苦しみ悶えるフィリスに向かって死霊術士は楽しげに嘲弄の言葉を浴びせかける。
ゾンビは欲望の赴くままにフィリスの全身を喰らい、やがて身体の大部分を失ったフィリスは意識を暗転させた。
しかし又次の瞬間には意識を取り戻し、無傷に戻った身体にゾンビ達が群がる。
「ヒィッ!?イヤっ、イヤだぁっ!!やめろぉぉっっ!!やめろやめろやめろっ、ヒィッ!?ウギャアアアアアアアァァァァァァァァッッッ!!!」
幾度と無く全身を貪り喰われ、途方も無い激痛に意識が途切れても休む間もなく生き地獄へと引き戻される。
しかもその回を重ねるごとに、ゾンビ達の行動は単にフィリスを喰うことから、いかに苦痛を与えながら喰うかという方向へとエスカレートし、それに比例して恐怖と苦痛は際限なく増大してゆく。
爪を剥がし、骨を砕き、筋肉を引き裂き、臓物を握りつぶし、傷口に胃酸を吐き掛け、目を抉り、歯を抜き、神経を引きずり出す。
常軌を逸した激痛に絶叫を挙げて痙攣するフィリスの姿を楽しむかのように、ゾンビたちはおよそ考えられる全ての方法で少女に苦痛を与え続ける。
(たす・・・けて・・・セレン・・・・・・もう・・・ダメ・・・・・・)
もはや幾度意識を失ったかも定かではなく、絶叫を上げることすら出来なくなったフィリスはゾンビたちに喰われるままにビクビクと痙攣を続けていた。
なんとか気力を振り絞って苦痛に抗おうと試みるが、そろそろその気力も尽きつつあり、フィリスは心の中でセレンに助けを求め続ける。
【くく、ようも保ったものよ・・・これほどまでとは思わなんだわ・・・。さて、そろそろおぬしの命脈も尽きそうな様子。最後はワシが直々に引導を渡してやるとするかのう・・・クカカカカカ!】
死霊術士は空中からゆらりと降り立ち、その爪をフィリスの両眼に突き刺すべく、ゆっくりとした動作で振りかざす。
(セレン・・・セレ・・・ン・・・・・・)
【覚悟は良いか・・・?】
だが死霊術士が両手の爪を振り下ろそうとしたその瞬間、フィリスの精神世界を包み込んでいた闇は一瞬にして純白の光輝に満たされた。
全身の傷も、そして死霊術士の姿も周囲のゾンビの姿も完全に消え失せ、手足の拘束も解けてフィリスは自由を取り戻す。
(助・・・かった・・・・・・?)
間一髪のところで救われたことを知り、フィリスは大きく安堵の息をついた。
「ありがと・・・セレン・・・・・・」
全身を温かい光に包まれ、フィリスは肉体のそれと同調するかのような静かな寝息を立てながら、ゆっくりと瞳を閉じた。
まさにフィリスに死を与えようとした死霊術士は、その寸前でセレンの術に阻まれたことを知った。
漆黒に包まれていたはずの光景は一変し、その周囲は激しい怒りを具象化させたような紅蓮の炎で満たされている。
【なっ!?あ、あの封印を破りよったか!?】
外部からは決して破れぬように厳重に施した術を破られ、死霊術士は驚愕に目を剥いた。
うろたえるその耳に、恐ろしいほどに冷厳な少女の声が響く。
《・・・よくも・・・よくも私のフィリスさんをさんざんオモチャにしてくださいましたわね・・・》
紡がれる一語一語からは抑えようの無い凄まじい怒りがほとばしり、死霊術士の背筋に冷たいものが流れた。
【ま、待て!と、取引をしよう!ロアスの内部情報をそなたに流す!領主なり国王なりに伝えれば多額の褒美は疑いない!ワシを開放してくれれば後程全てをそなたに・・・】
《あぁら、往生際が悪いですわよ?あなたも外道とはいえ魔術を修めた者なら、魔術士の精神世界に幽体で閉じ込められるということが何を意味するか、解らないはずはないでしょう?
フィリスさんの精神の中では幻覚を見せて好き放題にやらかして下さったみたいですけど、ここではそうはいきませんわよ》
露骨に狼狽に満ちた言葉を断ち切るように再び轟いた冷たい声は、その語調に交渉の余地を微塵も感じさせず、死霊術士は戦慄した。
【わ、わかった!ワシが悪かった!先にワシが全てを話す!だからちと待・・・ヒィっ!うごああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!】
突如死霊術士の背後の空間に裂け目が生じ、底知れぬ闇が顔を覗かせる。
ぬう、とそこから現れた巨大な腕は、鋭い爪を具えた手で死霊術士の幽体を鷲掴みにした。
骨が砕ける鈍い音が響き、絶叫する影に鋭い爪が深々と食い込む。
《あなたがしたことは万死を以っても償いきれぬと知りなさい・・・!永遠に地獄の悪鬼にその身を引き裂かれ続けるといいですわ》
【だ、助けっ・・・グオアアアァァァァァァッッッッ!!!!】
死霊術士の幽体を掴んだ巨大な腕はゆっくりと裂け目の中に戻ってゆき、それと同時に地獄の闇を覗かせていた裂け目も閉じる。
今度こそ全てを終わらせたセレンは、術を解き、静かに自らの肉体へと戻っていった。
瞼を開くと、ベッドの上のフィリスは穏やかな表情で寝息を立てていた。
両足の腫れも殆ど引き、肌の色も元に戻っている。
足指や足裏には未だうっすらとした赤みと僅かな浮腫みが残っているものの、それもあと数日で完全に元に戻ることは疑いない。
「良かった・・・」
安堵したセレンは両眼に涙を滲ませながらフィリスの寝顔を見つめる。
その時、かすかに身じろぎをしたかと思うと、フィリスはゆっくりと目を開けた。
「ん・・・セレン・・・?」
枕に預けた頭をそのままに、わずかに横を向いて視線を交わす。
セレンは潤んでいた両目にみるみる大粒の涙を溢れさせ、身を横たえたままのフィリスに飛びついた。
「フィリスさんっ!!」
フィリスはセレンの小柄な身体をふわりと抱き留めた。
その胸に顔を埋め、セレンは子供のようにわんわんと泣きじゃくる。
「・・・ごめんね、セレン。心配かけて・・・」
「ヒック・・・心配・・・ヒック・・・死んじゃうかって・・・ヒック・・・私・・・ヒック・・・」
セレンはこみ上げる嗚咽の為ににまともに言葉が出せず、しゃくりあげながらフィリスの存在を確かめるように強く強く抱きしめる。
フィリスはセレンの背をゆっくりと撫でながら落ち着くのを待ち、やがて肩の震えがおさまってくると再び口を開いた。
「私、どれくらい眠ってたのかな?」
「グスン・・・4日ですわ・・・ヒック・・・あのあと4日の間ずっと・・・」
「そっか・・・4日も・・・」
思い出すのもおぞましい地獄の責め苦から自分を助け出すべく、それだけ長い間に亘ってセレンが不眠不休で奮闘していてくれたことを知り、フィリスの胸に熱いものがこみ上げる。
「ほんとに迷惑かけてごめんね・・・ありがと・・・助けてくれて・・・」
「っ・・・うわわあぁぁーーーん!!」
セレンは又も辺りを憚らぬ大声で泣き出し、フィリスはその髪を優しく撫で続けた。
─暫し後。
ようやく泣き止んだセレンは、尚も甘えるようにフィリスの胸に顔を預けていたが、ふと頭上から聞こえた小さな笑声に顔を上げた。
見上げると、フィリスは片手で口元を押さえながら忍び笑いを漏らしている。
「くすくす・・・ぷふっ・・・クスクスクス・・・」
「・・・どうかしましたの?」
「あ、ごめん・・・クスクス・・・なんか急に思い出しちゃって・・・」
「思い出したって・・・何をですの?そんなに面白いことなら私にも教えてくださいな」
セレンは身を起こして笑顔で優しく問いかけ、フィリスは抑えきれない笑い声を交えながら答えた。
「ぶふっ・・・い、いやね、さっき助けてもらってから目を覚ますまでにちょっと・・・ぷふふっ・・・夢見てたみたいなんだけど・・・くふふふっ・・・」
「どんな夢?」
「いやさぁ・・・くふっ、ははは・・・死霊術士のゾンビと向き合ったセレンが・・・ぷふっ、
『あなたの腐った体と私の蒸れた足、どちらが臭いか勝負ですわっ!』とか言って・・・
ぶふっ、ブーツ脱いで湯気がモワモワ出てる足の裏をあいつの顔に・・・ぶはっ、うひひ、あはははははは!」
口に出したことで歯止めが利かなくなったのか、はたまた緊張の糸が切れたために笑い上戸になっているのか。
語りつつも、さもおかしそうにフィリスは笑い続ける。
「そ、そしたら死霊術士がさ、ぷふっ、『な、なんとかぐわしい香りじゃーっ!』とか言って・・・うひひひひ、セ、セレンの足に飛びついて・・・
ぶふぅっ、なんか、なんかすっごい嬉しそうに延々とべろべろ舐め回してさ・・・っははははは!だ、ダメだ喋れないっ、あはは、あはははははははは!!」
文字通り腹を抱えて大笑いするフィリスから身を離すと、セレンは立ち上がり、おもむろに部屋の隅に置かれていた荷物袋に手を伸ばした。
そこから自分の雨天用ブーツを取り出すと、延々と笑い転げるフィリスの足元に歩み寄る。
「あーっはははは!!うひひ、あー苦しい、あはははは!あ、あれ?うふふふふ、何やってんの?うはははは!」
セレンは俯き加減のまま黙々と手を動かし、先程取り出したブーツをフィリスに履かせ始める。
更にごく短く呪文を唱えると、ブーツを履かされたフィリスの両足首のあたりに僅かに締まるような感触が生じた。
ようやくセレンの変化に気付いたフィリスは、笑いをおさめておそるおそる口を開いた。
「え、えーと、これは・・・?」
その声に顔を上げたセレンは満面の笑みを浮かべていたが、よく見ればその目は笑っておらず、こめかみのあたりに浮いた血管がピクピクと脈動している。
フィリスはセレンの剣呑な様子にたじろぎながら再び問いかけた。
「あ、あの・・・セレンさん?なんかその・・・こめかみに血管が・・・浮いてらっしゃるみたいなんですが・・・」
「良〜いことを教えて差し上げますわ。実を言いますとねぇ、毒手の毒はまだ完全に抜け切ってないんですの。
勿論もう危険は無いですし、数日で確実に治りますけど・・・その治るまでの間、毒が完全に抜けてゆく過程でそれはもう物凄〜い痒さに襲われるんですの」
「え・・・?いや・・・あの、じゃあこのブーツは・・・?」
「本当は冷水などに浸けて、ある程度痒みを和らげながらやり過ごすんですけれど・・・。
うっかり者のフィリスさんのことですから、きっと我慢できずに掻き毟ってしまいますでしょう?
そうなったら又悪化してしまって大変です。
で・す・か・ら、間違って掻いてしまわないようにブーツをサービスして差し上げたんですの」
「・・・マジで?」
「ブーツで蒸れると只でさえ猛烈な痒みが余計に酷くなってしまいますけれど、まぁ高々3日ほどですから大丈夫ですわよねぇ?
あんな危険な相手に足先を無防備に晒した姿で立ち向かったこと、3日間かけてじ〜っくりと反省してくださいね♪」
「い、いやいやちょっと待って!謝る!変なこと言ったのは謝るからっ!!」
「あら、何のことですかしら?そうそう、お食事は宿の方にお願いしておきますから安心してくださいね。それではフィリスさん、ごきげんよう」
セレンは扉に歩み寄り、フィリスはうろたえながら呼びかける。
「ま、待ってセレンっ!ホント謝るからっ!ね?機嫌直してようっ!」
「フィリスなんか足の痒さで狂い死にしちゃえっ!ばかぁっ!!」
鼓膜が破れそうな程の大きな音を立ててドアを閉め、どすどすと足音を鳴らしながらセレンは部屋を後にした。
残されたフィリスはしばしドアを見つめて呆然としていたが、次第に両足に生じ始めた感覚に顔を青ざめさせる。
「・・・ウソン」
足裏や足指に微妙に痺れるような感覚が走ったかと思うと、それは間を置かずムズムズとした痒みに変わり、
更に何万匹もの虫が高速で這い回るような凄まじい痒みへと変化する。
「んにょああああぁぁぁぁぁーーーーっ!!!!」
ブーツを掻き毟って転げ回り、両足を床や壁に全力でガンガンと叩きつけて少しでも痒みを紛らわせようと試みる。
耐衝の術がかけられているブーツは、いかに外部から衝撃を加えようとも中の足には何の刺激も与えてはくれないのだが、
あまりの痒さに一瞬たりともじっとしていられないのである。
フィリスは気が狂いそうな痒みに悲鳴を上げながらのたうちまわり、その騒音は宿全体を振動させるほどのものだった。
「あ、あのぅ・・・セレン殿?フィリス殿は・・・?」
宿の食堂でがつがつと食事をとっていたセレンに向かって、響いてくる騒音と絶叫を気にした村長が遠慮がちに問いかけた。
「ひんふぁひひひふぁ・・・もぐもぐ、ゴクン。心配要りませんわ。騒いでいるのは元気な証拠。3日もすればケロリと治ります」
「は、はぁ・・・しかし何やら只事では・・・」
尚も言いかける村長にセレンはギロリと視線を向け、ガチガチと歯を鳴らしながら見せ付けるように勢いよく骨付き肉を噛み切る。
「い、いや、まぁその・・・そうおっしゃるのでしたら大丈夫なのでしょうな、ははは・・・」
「ムグモグ・・・私はこれを食べたら部屋で休ませて頂きます。暫く騒音でご迷惑をおかけしますが、迷惑料は当人が宿代に上乗せしますので、どうぞ御勘弁を」
「は、はぁ・・・」
セレンは鬱憤を晴らそうとするように猛烈な勢いで食事を続け、フィリスは部屋で一人両足の痒みに転げまわる。
結局宿中を騒がすフィリスの絶叫と物音はその後も3日の間昼夜を問わず鳴り響き続け、
その原因を知らない多くの村人達は、宿を中心とした不気味な騒音に首を傾げ続けたそうである。
(おわり)
206 :
足舐め妖怪:2007/09/19(水) 22:44:38 ID:dem1ge+50
21さん
な・・・なんですかこの素晴らしい、私好みの小説はっ!
21さんが私の過去の書き込みを見て、研究してくださったおかげで
モロ私好みの小説になっています(;O;)
グロ好きの私としては
ゾンビに襲われるフィリスは最高でした!
最初は舐めから色責めで次第に痛みを与える・・・
緩急が素晴らしすぎます
ほんとに、またフィリスとセレンには活躍(--?)してもらいたいです
リクばかりしている私が言うのは失礼ですが
21さんの作品は細かいリアルな描写が好きです
これからもよろしくお願いしたいです
1さん
気を使っていただいて、すみません・・・
なかなかリクが・・・
もうチョイ考えさせていただきますm(__)m
207 :
1:2007/09/20(木) 00:50:59 ID:b3VpAb0H0
21さん、最高っす!!!
待ってました(^o^)/
足舐め妖怪さんも言われていますがシリーズ化してほしいですね
出来れば今度はセレンが襲われる方向で・・・
とにかく最高にGJでした!!
ありがとうございました!m(__)m
あとこちらで書かせてもらっている21さんのリクなんですが
途中まで書けてはいるのですがまだ迷走しそうなので投下は今しばらくお待ちくださいm(__)m
足舐め妖怪さん、こちらこそしつこく聞いてすみません
お待ちしております
ウソンに萌えた俺は異端
知世ちゃんはむしろ受けだと思ってる俺は異端
209 :
21:2007/09/20(木) 21:40:19 ID:xkeTYC6x0
>>足舐め妖怪さん
どうもです〜。気に入っていただけたようで何よりであります。
前スレ698・699に矛盾しない範囲で最大限ストライクゾーンを狙った甲斐があったというもので・・・ (*´∀`)
快楽系を入れるかどうかとグロシーンでどこまで叫ばせるかの2点は最後まで迷ったんですが
前者(30,31)については気に入らない場合外しても違和感が無い様に心がけました。
後者はどうにもならなかったので割り切りましたが。 (;・∀・)
次書く際にはストライクゾーンから外れるかもですが又よろしくです〜。
>>1さん
どうもありがとうございます〜。
一応おおまかに考えてる分では次回はセレンをメインに据える予定であります。
わりと自己満足な展開になりそうな気がしないでもないですが
書けましたら又読んでやってくださいまし。 (・∀・)
そしてお願いしてます分はどうぞごゆるりと〜。
大人しく正座で待ってますです (*・ω・)wktk
といいますかわりと書いてるうちに想定してた方向からズレていったりしますよね・・・ (;・∀・)
>>208 ありがとうありがとう。
知世ちゃん受けは想像だにしなかった自分は思考硬直。
その場合さくらが黒いor変態キャラになりそうだけどそれも又いいなぁ・・・。
210 :
1:2007/09/20(木) 22:01:03 ID:b3VpAb0H0
次回作を楽しみに待っております〜
確かに書いてるうちに違う方向にいきがちですよね・・・
自信がないものは完成するまで分割投下しないようにしています・・・
後で矛盾点に気づく場合もありますしね・・・
一般的な攻めキャラは実は受けも充分やっていける、俺はそう信じてる
まあ段階が必要だけどな
桜を餌食にしようと自分のお屋敷に誘う知世氏
「この眠り薬と敏感薬の混ざった知世スペシャルを飲んだ桜ちゃんを・・・うふふ」
変態知世氏
が、桜の方が一枚上手だった
知世スペシャルが混ざった紅茶をさりげなくすり替える桜
気づかず飲んじゃう知世氏
睡眠ターイム
起きたらウッドに拘束されてる知世氏
「っ、桜ちゃ」
「知世ちゃんって・・・凄い足綺麗だよねぇ?」
まあお嬢様だからな
「でも、まだまだ綺麗になると思うの・・・だから私が洗ってアゲル!」
取り出しましたはキレイキレイ(ボディーソープ)
そういえばいつの間にやら桜の後ろには洗面器が!
抵抗不能に靴下を脱がされた知世ちゃん、そして新たなクロウカード登場
「ウォーティ、知世ちゃんの足に水をかけてあげて」
「うひゃあ!あはは、桜ちゃん!くすぐった・・・」
知世スペシャルは持ち主にすさまじい効力を発揮した模様です
「もういいよ、ウォーティ・・・さて、じゃあ洗ってあげるから・・・覚悟はいい知世ちゃん?」
「ひぃ・・・桜ちゃん・・・お願い・・・許して」
「もともと知世ちゃんが変な薬作るからでしょ?だからだーめ!あと、私今日絵の具箱持ってるから綺麗になった知世ちゃんの足の裏いっぱいお絵かきしてあげるね♪」
知世ちゃん気がつきました、自分はもう駄目だと
思わず一言
「桜ちゃんの・・・悪魔!」
まあ、21さんの予想通りの展開ですね
桜ちゃんはいや桜様は立派に変態になりました
「悪魔で・・・いいよ?」
(ありえな〜いっ!!!)
美墨なぎさは三日ほど前から両足の猛烈な痒みに悩んでいた。
なぎさはめったに行くことのない学校の図書室で、医学書を読みながら大きくため息をついた。
(間違いない・・・私水虫になっちゃってる・・・どうしよう・・・痒くて辛いけどこんなことほのかにも相談できないよぉ・・・)
なぎさは親友のほのかに相談しようと考えるが、すぐにその考えを改める。
(いくら優しいほのかでも・・こんな水虫足見せたらきっとひいちゃうよ・・・自分でどうにかしないと・・・)
なぎさは親友のほのかに嫌われると思い、相談せずに一人で耐える決心をした。
病院に行く事も考えたが、どこからか情報が漏れほのかや友人たちの耳に入ることを恐れその考えも却下した。
結局どうしようもなく日に日に水虫はなぎさの足を蝕んでいき、両足の痒みは徐々に増大していった。
しかしまわりに、特にほのかには知られまいと必死に平静を装って日々を過ごしていた。
三日前・・・
ベローネ学院女子中等部のラクロス部の部室に何やら怪しい人影が動いている。
すぐ横のグラウンドからの部員たちの元気な声に少し焦りながら、雪城ほのかは目当ての物を探して部室内を歩き回る。
(早くしないと朝の練習が終わっちゃう・・・なぎさのロッカーはどこだろう・・・あっ・・・あった・・・)
「なぎさ」とかかれたロッカーの前で立ち止まり、扉を開けて目的の物を見つけ出す。
(ふふふっ・・・コレがなぎさの靴下・・・さすがにまだ臭くないのね・・・残念・・・もう上履きにも仕込んだし後はこの靴下に水虫菌を仕込めば完璧ね・・・)
なぎさの水虫は水虫フェチであるほのかが仕込んだものであった。
科学部に所属するほのかは研究を続け、ついに水虫菌を独自に作成することに成功したのだった。
そして水虫菌を仕込んでから五日後・・・
(くぅぅっ!!ついに両足全体が痒くなり始めたよぉ・・・か・・・かゆいぃぃっ!!ありえな〜いっ!!)
なぎさはもともと足が蒸れやすく水虫菌はどんどんなぎさの蒸れた足で成長を続けた。
なぎさの足は足指の間や裏、足指の付け根から拇指丘あたりまで完全に水蒸しに侵されその部分から休まることなく不快な痒みが押し寄せてくる。
特に足指の痒みはとても大きく、痒みが発汗を促し足指は汗でぐちゃぐちゃに蒸れ靴下のつま先は一度濡らしたかのように濡れていた。
「なぎさ?どうしたの?HR終わったよ?今日は部活ないんだよね、一緒に帰ろ?」
「あ・・・ちょっと用事が・・・先に帰っててよ・・・」
一日中靴下と上履きで蒸れ続けた水虫足は強烈に痒くなっており、一刻も早く足を掻き毟りたくて誰もいない部室へと走りこみ、靴下を脱ぐのももどかしく靴下の上から足を掻き毟る。
「っああああ!!気持ち・・・いいっ・・・!!くぅっ!!かゆいぃっっ!!」
「・・・なぎさ・・・?」
「っ!!?ほ・・・ほのか・・・?なんでここに・・・(まさか・・・見られた・・・?)
「なぎさの様子が少しおかしかったから・・・足・・・痒いの?」
「いや・・・あはははは・・・痒くなんかないよ・・・?ただ部室に忘れ物して・・・それでうっかり転んで靴脱げちゃって・・・それで・・・そのっ!!」
「隠さなくていいのよ・・・足・・・痒いのよね?いつも足動かしてるのみてたから・・・そうじゃないかと思ってたけど・・・なぎさ、水虫になっちゃってるんだよね・・・?」
「いや・・・最近足が痛くて・・・それで・・・痒いわけじゃなくて・・・その・・・水虫なんかじゃ・・・」
「私・・・笑ったりしないよ?もちろん嫌いになんかならないし。だってなぎさは親友だし・・・大好きだから何でも受け入れてあげられるわ・・・」
「ほ・・・ほのかぁ・・・」
ほのかの温かい言葉と今まで誰にも言えなかった辛さがなぎさの目から大量の涙を流させる。
「私・・・ヒック・・・五日くらい前から・・・ヒック・・・足が痒くて・・・調べてみたらやっぱり水虫で・・・誰にも言えなくて・・・」
「えらいね・・・なぎさ。そんなところが大好き・・・一人で辛かったよね・・・怖かったよね?私が治療に協力するから・・・一緒に頑張ろうね・・・」
「ほのかぁぁぁ!!グスッ・・・ヒック・・・ありがと・・ありがとぉ・・・」
号泣するなぎさを優しく抱きしめるほのかの目は、痒みに激しくモゾモゾうごめく靴下越しの足指を映していた。
「さ、なぎさ・・・今日は帰ろう・・・」
「うん・・・ヒック・・・はぁ・・・」
「ほら・・・もう泣かないで・・・?」
「うん・・・ほのか・・・ほんとうにありがとね・・・」
「いいのよ・・・気にしないで・・・大好きななぎさのためだから・・・」
「ほのかぁ・・・私も・・・大好き・・・」
そしてその日の夜・・・
(くぅっ・・・はぁっ!!痒いぃぃ!!)
学校から帰ったなぎさはベッドの上でつま先を掻き毟り続けていた。
(くぅぅっ!!カユいかゆいかゆぃぃぃっ!!!!)
しかしどれほど掻いても痒みは止まることなく押し寄せる。
その止まらない痒みがもどかしくて、汗で湿った靴下を脱ぎ捨て汗ばんでいる両足の指先に爪を立てて激しく動かす。
「かはぁっ・・・!ふぎぃぃっ!!うぐぅぅっ!!!」
痒みが徐々に和らいでいく気持ちよさに混じって、未知の快感がなぎさの苦痛にゆがんだ顔を恍惚とした表情に変化させていく。
(くっ・・・ふぅぅ・・・はぁ・・・きもちいよぉぉ・・・くぁぁぁっ!!はぁ・・・はぁ・・・ようやく少しおさまってきた・・・)
少しおさまった痒みに安心した瞬間、今までの疲れがどっと押し寄せゆっくりと眠りに落ちていった。
「・・・ぎさー!!なぎさー!!雪城さんから電話よ〜!!」
「んん・・・ん・・・?」
母親の声で目を覚ましたなぎさは自分の部屋にある子機へと電話をつないでもらい電話に出る。
「もしもし・・・ほのか?」
「あぁ、なぎさ・・・もしかして寝てた?ごめんね」
「大丈夫だよ〜どうしたの〜?」
「いや・・・あのね・・・なぎさの足のことなんだけど・・・」
「あっ・・・あぁ・・・ど・・・どうかした・・・?」
「あのね・・・家によく効く水虫薬があったのよ・・・それでなぎさに使ってもらおうと思って・・・」
「ホントにっ!?ぜひ使わせてっ!!」
「もちろんよ・・・じゃあ明日学校が終わった後に一緒に家に来て?」
「行く行く行く行く!!絶対に行くよ!!」
「じゃあ明日は今日履いていた靴下を履いてきて・・・?後できれば今日はお風呂も控えてほしいかな・・・」
「え・・・え・・・?何で・・・?そんなことしたら・・・」
「うん・・・足が凄く蒸れて痒くなると思うんだけど・・・私が調べたところによるとね・・・水虫菌が活発に活動しているときに薬を塗るのが一番効果があるらしいのよ・・・だから・・・ね・・・?」
「薬をよく効かせるために足をあえて不潔な状態にしないといけないってこと?」
「んん・・・まぁそんなところね・・・」
「・・・わかったわ!!ほのかが協力してくれるんだしそれくらいはやってやるわよ!!」
「うん・・・じゃあ明日よろしくね・・・」
「こちらこそだよっ!!じゃあ・・・」
「ふふふふふ・・・ふふふふふ・・・あはははははははっ!!」
電話を切ったほのかはたまらず笑い出す。
そして自分の部屋へ行くとベッドの上に横になり、下着の上から秘裂をなぞるように指を動かしそのたびに小さく痙攣しながら想像をめぐらせる。
(はあぁぁん・・・あっ・・・ふぅ・・んん・・・・な・・・ぎさぁっ!!足・・痒いんだよね・・・汗かきやすくて・・・足がいつも蒸れてて・・・はぁぁっ!!)
なぎさの足が上履きの中で痒みに耐え足指が激しく動く姿を思い出しながら手の動きをますます早めていく。
(水虫の足が痒くて・・・疼いて・・・あふぅぅぅ・・・ん・・・・足指をいつも激しく動かして・・・家に帰ったら・・・激しく掻き毟って・・・)
今度はなぎさが家で水虫の足をバリバリと掻き毟っている姿を想像する。
(なぎさ・・・なぎさの水虫足・・・痒い痒いなぎさの水虫・・・きっと・・・匂いも凄いんだろうな・・・あ・・・あ・・・あぁぁぁっ!!なぎさっ!!なぎさぁぁぁぁぁっ!!)
最後はなぎさの水虫足と匂いを想像し、勢いよくほのかは果てた。
(はぁ・・・はぁ・・・いよいよ明日・・・私が作った痒み増進薬をなぎさの足に・・・あははっ!!楽しみだなぁ・・・きっともっと痒くなるよ・・・なぎさ・・・なぎさぁっ!!)
一度果てたばかりだというのにほのかは今度は胸の突起に手を伸ばし始め、十分と経たないうちに二度目の絶頂を迎えそのまま幸せそうな顔で眠りに入っていった。
218 :
1:2007/09/21(金) 03:06:07 ID:CwagbDo90
とりあえず今回はここまでです〜
二人の絡みをメインにしようと思い導入部分は短めになっております
続きはまたしばらく後で・・・
219 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 16:31:34 ID:rYWuimef0
(*´д`*)ハァハァ
220 :
21:2007/09/21(金) 21:30:09 ID:H90q4U+S0
>>1さん
ぬぉぉ、ありがとうございます! (*´Д`)=3
キャラの方向性が見事に期待通りで激萌えです!
伝説の名台詞「私の靴下はちょっとくさい・・・」が脳裏に蘇ります。 (0・∀・)
続きが楽しみすぎる・・・ wktkwktk
引き続き大人しく正座で待たせていただきます故
ご無理の無い範囲で何卒よろしくお願いします〜。
>>211 >取り出しましたはキレイキレイ(ボディーソープ
>知世スペシャルは持ち主にすさまじい効力を発揮した模様です
この2行で吹いた。
しかし受けでもやっぱり知世ちゃんは変態系ですな。うんうん。
自分的にはもうちょっと派手にイっちゃってるさくらを想像してました。
「と、知世ちゃん!知世ちゃんの足ぃハァハァ」
「ドヒー何ですのさくらちゃん目がイっちゃってますわ」
「も、も、も、問答無用でごわすハァハァぺろぺろりん」
「ウヒー」
みたいな。
でも貴殿の書かれるその静かな壊れっぷりも非常に捨て難い。実にGJ!
221 :
1:2007/09/21(金) 21:40:39 ID:CwagbDo90
21さん、どうもです〜
そのセリフどっかで使おうと思ってたんですが
ギャグっぽくなってしまうため使いませんでした・・・
211さんは前に妄想リクくれた方と同じ人ですよね
小説におこしたいのですが如何せんその漫画の知識がないもので・・・
よろしければ21さんにおねがいしようかなぁと・・・
勝手なお願いになりますが・
222 :
21:2007/09/21(金) 21:51:37 ID:H90q4U+S0
ふむふむ、あの台詞はあの場面ならではの感じですし
確かにSS内では使いにくそうですよねぇ。
でもあの台詞を考えた脚本の人には惜しみない拍手を送りたい気持ちです。 (*・∀・)
211氏のレスは、おそらく自分がリクの際にCCさくらネタを振ったのを
拾ってくれた上での雑談的な感じじゃないかなぁと思ったりもするんですが
もしSS化ということでしたら挑ませて頂きますですよ。
萌えさせる自信は微塵もないですが (・∀・)
223 :
1:2007/09/21(金) 21:57:48 ID:CwagbDo90
あの回の脚本の人は足フェチなんじゃないのかと思ったり・・・w
そうですか・・・
とりあえず211さんの反応待ちですかね〜
あの文章はウソンに萌えた俺から21さんへのお礼です
ちょっとでも笑って貰ったようなので俺の望みは果たされました
妄想を絵や文章にしてもらったりするのは前も言いましたが大歓迎です
これまでの妄想もそしてこれからの妄想もどんどん使ってやってくださいな
それじゃ、今日は時間がないので一言だけ
弱点責めって萌えない?
次回詳しく語りたいと思います
225 :
ノイズ:2007/09/21(金) 23:26:11 ID:yBfFrzOt0
1さんのSSが途中だから自分のをアップするのをためらってたり (*´Д`)ハァハァ
清楚な和服のお嬢様でひとつお願いしたいです。
イメージとしては藍より青しの桜庭葵で^^
・・・・みやびんもいいなw
227 :
1:2007/09/21(金) 23:51:04 ID:CwagbDo90
224さん、そうでしたか〜
了解です、次のリクお待ちしてます
ノイズさん、気にしないで投下しちゃってください
きっとノイズさんの小説楽しみにしてらっしゃる人もいると思うので〜
私もですが・・・w
226さん、詳しいリクをお願いします
出来ればテンプレを使用していただければと思います・・・
228 :
ノイズ:2007/09/22(土) 00:16:21 ID:8b1f8rlO0
ちょっと連休中は東京の方へ行くため間があくので投下しときます
1さん、流れを切ってしまいますがスミマセン!
午後16時半
1日の学園生活を終え、学生達はそれぞれの帰路へとつく
「麗美、一緒に帰ろっ」
靴箱で親友の麗美を見つけた理奈はポンッと肩をたたいた
「あ〜、珍しいわね。いっつも漫研でダベッてから帰るくせに」
「んふふ〜♪今日は新しい音ゲーの新作入荷の日なのだよレミりん」
「・・・ん〜、ということはまっすぐ家に帰らせてはくれないワケね」
「当然つきあってくれるでしょ〜。私とレミりんの仲じゃない」
馴れ馴れしい手つきで理奈は麗美の頭をなでまわす
「ハイハイ…いーわよ」
「やた〜♪」
強引に自分の予定に友人を巻き込みバンザイをする理奈であった
学校から歩くこと約15分
2人は町内にある行きつけのゲームセンターへとやって来た
「さぁて、ちゃんと入荷してるだろーか。ワクワク」
「理奈って音ゲー得意なら音楽系の部活でもすればいいのに」
その言葉にヤレヤレとでも言いたげな顔で振り返る
「ゲームだからこそ楽しいって思えるんじゃない。実際のスキルとして確立させてしまったらそのうち飽きちゃうじゃん」
「ゔ〜ん…その辺の区別があたしにゃ理解できん… で?目的のゲームはどれよ」
「こっちこっち」
広い店内の所々に設置された筐体の数々を縫い歩き店の奥へと進む
「おお〜♪あった〜!」
【踊れ!ダンス革命 SUPER MAX】
「ああ、それって矢印の通りにパネル踏むヤツでしょ」
「そそ〜♪『ダンカク』の新作♪3年振りに出たんだよぉ」
いそいそと財布から100円玉を取り出して投入口へ
「んふぅ♪まずはやっぱり新曲からだよねぇ♪どれからやろうかなぁ」
「理奈、私UFOキャッチャーとか景品見てくるから」
「あいよ〜」
手際よく操作をする理奈を尻目に麗美はプライズコーナーへと歩いて行った
15分後・・・
麗美の手にはお店のビニール袋が下がっていた
「へへっ 意外と獲れちゃうものね。…いや、私の腕がいいからか♪」
ぬいぐるみを2つゲットした麗美はご機嫌で理奈の元へ向かった
ガヤガヤガヤ・・・
「ん…?何よこの人だかりは…」
集まっている人達は皆一点を見つめている
「・・・何かヤな予感」
「あっ!! レミり〜ん」
人々の視線の先にいた者・・・ 院葉 理奈(17) 画面を見ずに後ろ向きで振り付けつきでプレイ中
(んなっ…!理奈さん、あなた10数分しかプレイしてないのにすでに後ろ向きですかっ!)
しばらく理奈のプレイを眺めていた麗美はあるコトに気付く
理奈が跳んだり回ったりする。その際にスカートから白い布地が!
(イヤイヤイヤ!見えてるから!これじゃないのか、人だかりの原因はー!?)
大勢の人の中、声をあげられないが心の中で麗美はしっかりツッコんだ
「ほら、あんたずっとプレイしてんでしょ。他の人もいるんだからキリつけなさいよ」
「むぅ…せっかく覚えてきたのに。じゃあ最後。ナニしよっかな〜。麗美の好きな『アッパレユカイ』や『あげちゃう黒タイツ』もあるよ?」
「何でもイイから早くしなさいよ」
「んじゃ『アッパレユカイ』ね。レベル激ムズっと」
手慣れた様子で操作をし、ゲームが始まる
さすがに最高レベルは理奈も振り付けはしない・・・いや、とても振り付けのできるようなレベルではない
まるで滝のように画面に矢印が表示される
理奈はそれでも音楽に合わせて正確にパネルを踏んでいく
わからない人にはまるで地団駄を踏んでいるようにしか見えないが、理奈の表情は額に汗を流し、真剣そのものだった
曲も後半にさしかかっただろうか、急に矢印の流れてくるスピードが上がった
麗美の目ではすでに追いつかない矢印のスピード。それでも理奈は曲に合わせパネルを踏む
だが!
「あっ!!」
思わず声をあげる麗美
「おとっと!ふわっ!!」
グキッ
鈍い音が周り響く。そして理奈はパネルから落ちてしまった
ガシャーン アシタガアルサー
筐体からゲームオーバーを告げる声
「理奈!大丈夫!?」
麗美はすぐに理奈の元へ駆け寄った
「ん〜…たははっ、脚がもつれちゃっったよ。失敗失敗…イタタタタ」
理奈は左足首をさすりながら照れ笑いする
「さっき変な音したけど…立てる?肩貸そうか?」
「大丈夫だよぉ、歩けないコトはないからさ」
そう言うと理奈は立ち上がり自分の荷物を肩にかけた
「さすがにこのまま続けるのはムリだし、帰ろっか」
ヒョコヒョコとおぼつかない足取りで出口へと歩き始めた
「ちょっとぉ、ホントに大丈夫?」
「ダイジョブだって。ちょっと足首ひねっただけだよ?…イタタタ」
店を後にしても理奈の足は少しばかりビッコを引いていた
「ほらぁ、ちょっとウチに寄って行きなさい。シップとか応急処置だけでもしたげるから」
ニマァっと理奈の顔がニヤける
「な、なによ?」
「いやぁ?麗美って普段とっつきにくいけど、こういう時になると面倒見よくなるよね♪ツンデレってやつ?」
「うるさい。イヤならいいのよぉ?」
「あっあ〜っ、お世話になりますぅ」
こうして理奈は帰り道に麗美の家へお邪魔することになった
「ただいまぁ」
「おじゃまします〜」
「荷物は玄関でいいよ、後で私が持って上がるから。部屋に行ってて。上がれる?」
おぼつかない足取りで二階へ上がっていく理奈を見送り、麗美は一階の居間にある救急箱を取りに向かった
「ふへぇ、来慣れてる所とはいえケガすると階段登るのも大変だぁ…」
麗美の部屋へと辿り着いた理奈は彼女のベッドへとダイブする
トントントン・・・
一階から階段を上がってくる足音が聞こえる
「ほらっ、色々持ってきたぞ…って、おい!」
両手に缶ジュースと救急箱、肩には理奈のカバンを身につけた麗美は思わずツッコむ
「人のベッドにパンツ丸出しで寝るなよ」
「いやぁ、いいじゃん、見られても減るもんじゃないし。女同士じゃん」
「ちょっとは恥じらいの気持ちを持ちなさいよ」
理奈の荷物を置きジュースを手渡すと救急箱からシップとテーピングを取り出した
「ほら、靴下脱いで足出して」
「ん」
言われるまま紺のソックスを脱ぎ、理奈は左足を差し出した
理奈の足を目にした麗美の動きが一瞬止まる
「ん?麗美どったの?・・・はっ!もしかして・・・臭う?」
ハッと我に返る麗美
「あっ…んーん!何でもない何でもない。あは、あはははは」
理奈の足を手に取り患部を探り出す
「どこだっけ、足首?ここかな…ちょっと変色してる」
そっと理奈の足裏に手を添え、ゆっくりと足首を曲げてみる
麗美の手の平に理奈の足裏のぬくもりが伝わってくる
さっきまで運動していたせいで熱いくらいだ
連続したプレイのおかげで汗をかいており、しっとりと蒸れた感触がする
「イタタタタッ!」
「あっ、ゴメン」
「んもぅ…もっと優しくしてよぉ」
「あ、うん。…足首以外は大丈夫?シップ貼る前に少し揉んであげよっか」
理奈が返事を返すよりも早く麗美は理奈の足を裏を親指でグッと押し始めた
「ん〜♪気持ちいいかもぉ」
理奈は無意識に足の指をクネクネと動かし始める
足裏マッサージをしつつ麗美はその光景に引き寄せられ、次第に顔を理奈の足裏へと近づけていった
麗美の手は止まり、鼻はすでに理奈の足の匂いの届く距離にあった
頬を赤らめ、足指の動きに目は釘付けとなってしまっていた
当然理奈はマッサージの手が止まった麗美の異変に気付き、ある考えが浮かんだ
「ね〜え麗美」
「えっ?あっゴメンゴメン。なに?」
「・・・男の人っておっぱいフェチとか、脚フェチとかあるってよく聞くじゃん?女にもあるのかなぁ」
突然の言葉に麗美は動揺する
「急に何言ってんのよ。女にそんなのあるワケないじゃない!だいたいフェチって変態ってことでしょ!」
いつもの調子で答えたつもりだったが麗美の口調は無意識に荒くなっていた
「な、なんで急にそんなコト聞いてくるのよ!」
「・・・いんや〜。もしかしたら麗美もそういうのがあるのかなぁとか思って。ほら、だって私もエロゲーするし、可愛い女の子に興味あったりするし」
「あんたと一緒にするな。あんたは特殊なケースよ」
「それに麗美、さっきからくじいた所じゃなくて足の裏触ったり、顔を近づけたりしてるから、匂いフェチとかかなって思ったり…それとも足裏フェチかな?」
「な・・・」
言葉が出なかった
「んふぅ♪図星?かわゆいなぁ麗美は〜♪」
ニンマリと妖しい笑顔になる理奈
だが麗美は反論する
「んなワケないでしょ!だいたい何で私があんたの足に欲情しなきゃなんないのよ」
とは言いつつも若干照れた様子がうかがえる
「ふぅん。まぁ誰がどんな性癖持ってても私は否定しないけどね。続きよろしくぅ」
…ったく」
シップを貼り、理奈の足首にテーピングを巻き始めると麗美の視線はまたも足指へと向いてしまう
理奈が足の指をにぎったり開いたりを繰り返していた
「・・・麗美、好きにしていいよ?ただしケガしてない方ね」
「・・・」
シップがはがれないようにテーピングで巻いてしまうと理奈が右足を麗美の前へさし出した
麗美は何か考える様子を見せる
だが、黙ったままゆっくりと理奈の右足を手にとると彼女の足裏へ思いきり顔を突っ込んだ
ソックス越しだが蒸れているせいで内側から熱い空気が顔に伝わってくる
スーッと大きく鼻で息を吸うと熱く蒸れた足裏の匂いが鼻孔をついた
汗で蒸れた理奈の靴下はローファーの革の匂いと女性特有のフェロモンの甘い香りがして麗美にとって決して不快なものではなかった
「麗美、靴下脱がせてよ」
理奈の靴下に手をかけ、ゆっくりと素足をあらわにした
やはりまだ汗ばんでいる。靴下から熱い空気が漂い部屋の中に女子高生の足の匂いが拡がっていく
「・・・っ・・・はぁはぁ」
自然と麗美の息づかいも荒くなっていた
「そんなに顔近づけないでよ。ダンスの後だからクサいよ?」
そんなコトは関係ない
あろうコトか麗美は友人の足の指に舌を這わせた
「ひゃんっ、くすぐったい!すごいねぇ、麗美ってそんなコトまでできるんだぁ」
女友達の蒸れた足に舌を絡めている姿。もはやただの変態以外の何でもない
頭ではわかっても麗美の身体は歯止めが効かなくなっていた
ジュボッ・・・ジュルル・・・
理奈の5本の足指を全てクチに含み、舌をまんべんなく絡めていく
元々汗ばんでいた理奈の足は麗美の唾液でさらに湿気を帯びていった
するとベトベトになった足についた自分の唾液を麗美は一気に吸い上げる
クチュッ チュパッジュルル・・・
蒸れた足裏や足指は汗で塩辛かったがそれが麗美の脳髄をさらに刺激するのだった
「ほら、麗美〜、足の指もキレイに舐めてね〜」
足の指が拡がったり閉じたり、目の前でクニュクニュと蠢く
自然と麗美のクチも開き、何のためらいもなく足の親指をくわえ込んだ
「はぁぁ、麗美の舌 気持ちイイ〜…」
すでにくすぐったりという感覚ではなく、性感帯をいじられているという感じに近くなっていた
麗美のクチの中では理奈の足指がせわしなく動き回るがそれをまるでペニスを舐めるかのような優しい舌使いが追い回していた
「だめだよ麗美…足の指で感じちゃうよ…あっ…やん…」
「…んっ…んっ」
麗美の動きはすでにフェラチオそのものだった
友達も足指をくわえ、舌を絡めながら頭を上下にふっている
唾液を垂らしながらの足指フェラは何とも卑猥な姿だ
「ん、んふぅ・・・んっんっ…ん」
クチュ・・・
麗美の手は自分の股間へと下りていく
すでに愛液でグッショリと濡れそぼってしまっている
そんな麗美の姿を目にした理奈の手も己の下着へと指を這わせていった
一方は足の指を舐めながら、一方は舐められながらのオナニーが始まった
「んあぁ!麗美!気持ちイイ!足の指!もっと舐めて!」
その言葉に再び麗美は理奈の足指全てをクチに入れた
足指の付け根を舌でなぞり、一本一本を舌の上で転がし、舌先で全部の足指の腹を刺激する
「あったかい!ダメっ!変になるっ」
麗美のクチの中で足指の動きは一層激しくなった
麗美のストロークも次第に激しさを増していき、お互いに性器をまさぐる手の動きも早まった
「んんっ…ん!…ん!んーー!!」
「あ!いや…イクッ!イッちゃう!」
ビクッ! ビクッ!
同時に二人は絶頂を迎えた
「はぁ…はぁ… んふ…麗美のへんた〜い♪」
チュパッ ジュルッ・・・
「んはぁ…う、うるさいわね、何かこう…ムラッとしちゃったのよ!」
そう言いつつも唾液まみれの理奈の足裏を舌で丁寧に舐め上げ、仕上げに軽いキスを足裏にほどこす麗美であった
「蒸れた足っておいしいの?」
「・・・・・」
「顔真っ赤にしちゃってぇ♪よいよい、女の変態って需要あるから胸はりなよ♪そだ、明日は麗美がダンスしな。私が麗美の蒸れ蒸れの足しゃぶってあげる♪」
「え?」
麗美は耳を疑った
「それじゃ私は帰るね〜」
ティッシュで足を拭くとカバンを担ぎ、両方とも素足のままで部屋を出た
「ちょっと理奈、あんた靴下」
振り返って理奈はニンマリ
「あ、それあげる。シップしてるから履きにくいし…随分履いたお古だから。私のクっサイ靴下でよかったら 好・き・に・し・て☆」
そう言うと器用にケンケンで階段を下りていく
「んじゃね♪お邪魔しました〜」
玄関で理奈を見送った後、手元に残った友人の靴下を鼻にあて再び理奈の残り香に酔いしれる
靴下はまだ蒸れて湿っていた
【おわり】
244 :
1:2007/09/22(土) 01:16:27 ID:gDhJq0rR0
ノイズさん乙です!!
タイトルといい二人のキャラといい私が大好きなアニメ(漫画)に非常に酷似しております
おそらく21さんとのやり取りを見て狙ってくれたのでしょうが・・・
ありがとうございます!!
脳内でアニメの声で再生され非常に激しく萌えました(*´Д`)ハァハァ
東京いってらっしゃいです〜(^o^)/
そして次の日の放課後・・・
「なぎさ・・・今日は部活休むでしょ?早く家に行こっ!!」
「うん・・・でも・・・私・・・やっぱり・・・」
「どうしたの?早く足治さなきゃ・・・」
「でも・・・私昨日お風呂入ってないし・・・靴下も昨日と同じのだし・・・」
「あぁ・・・足の匂いの事とか気にしちゃってるのかな?」
「う・・・うん・・・(うぅぅ・・・は・・・恥ずかしいよぉ・・・)」
「気にしないでっ!!治療のためなんだから〜、さ、早くいこっ♪」
しぶるなぎさの手を引きほのかは自分の家路へと歩き出した。
歩き出してから数分後・・・
「あの・・・ほのか・・・ごめん・・・もう少し・・・ゆっくり・・・くぅぅっっ!!」
「あ・・・ごめん・・・足が・・・水虫が痒いのよね・・・歩けなくなっちゃうほど酷いの?」
「・・・・・・・(コクン)」
ほのかは敢えてなぎさの羞恥心を煽るような言い方をする。
それを受けてなぎさは恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら無言で頷く。
「(あぁぁ・・・恥ずかしがってるなぎさ可愛い・・・)ごめんね・・・じゃあゆっくり歩こうね・・・」
「ほのか・・・ありがと・・・」
普段の倍以上の時間をかけてようやくほのかの家の前に到着した。
「さ、なぎさ・・・入って・・・?」
「やっぱり・・・でも・・・私・・・(うぅぅ・・・ゆっくり歩いたから・・・足が更に汗まみれで・・・靴下も汗でびちょびちょ・・・こんな足で・・・ほのかの家になんか上がれないよぉ・・・くぅぅっ!!かゆいぃっ!!)」
「なぎさ・・・靴脱がなくていいから・・・上がってよ、ね・・・?」
「え・・・?靴脱がなくていいの・・・?」
「うん・・・その方が入りやすいでしょ・・・?」
「あ・・・ありがとう・・・」
靴のまま家に上がっていいというほのかに少し疑問を覚えたが、少し安心して意を決してほのかの家に入っていく。
ほのかの部屋につくとほのかがすぐに口を開いた。
「じゃあ早速治療はじめるね・・・ベッドに寝て?」
「うん・・・でも靴も靴下も履いたままでいいの・・・?」
「うん、むしろその方がいいかな・・・」
「えっ・・・その方がいいって・・・?」
「先に説明しちゃうね・・・私の調べによると水虫菌ってね熱というか暑さに弱いらしいのよ・・・だから足を温めて足に住み着いている水虫菌を殺しちゃうっていう治療を今からしようと思ってるの・・・」
「っ!!?足を温めるって・・・そんなのっ・・・」
「最初は辛いらしいんだけど一時間もすれば楽になるみたいよ?ね・・・やってみよう?いい?いくわよ?」
「う・・・ん・・・頑張ってみる・・・」
「じゃあはじめるわよっ!」
ベッドに横たわったなぎさに布団を三枚もかけ、足元のシーツの下にひいてある電気毛布のスイッチを最大まで入れる。
それから太い紐で布団の上とベッドの下を通るようにしてなぎさの体中をぐるぐると拘束してしまう。
「ちょっ!!ほのか・・・なんでこんな・・・」
「さっきも言ったけど最初の方は凄く辛いらしいのよ・・・暴れられるといけないから・・・ね・・・」
「凄く辛いって・・・暴れちゃうほど辛・・・っ!!!くっ・・・くぅぅぅぅっ!!!」
拘束しなければいけないほどの辛さと知らされたなぎさは、この治療に感じていた不安を更に増幅させ声をあげるが、突然激しくなった両足の痒みに言葉を切って苦痛の声をあげる。
「ほっ・・・のかぁっ!!足カユイよぉっ!!コレ解いてぇっ!!足掻かせてぇっ!!か・・・痒〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぃっ!!!!」
両手の指をがっちりと握り締め歯を食いしばり、靴と靴下の中で蒸れていく足指を激しく蠢かせ痒みに耐えながら、傍らにいるほのかに助けを求める。
すぐに解放されると思っていたなぎさにほのかは予想外の言葉を投げかける。
「まだ五分も経ってないじゃない・・・少なくとも後一時間はこのままよ・・・?」
「そんなのっ!!あくぅぁぁぁ・・・か・・・ゆ・・・いぃいぃいぃぃいぃっっ!!!無理ぃっっ!!!お願い!!もうコレ嫌だぁぁぁぁ!!!」
「水虫・・・治したくないの?私がいたら助けてほしくなっちゃうだろうから私・・・ちょっと部屋から出てるね・・・あと一時間頑張って・・・」
「え・・・え・・・・?ちょっとぉぉっ!!行かないでよぉぉぉ!!足が痒いのっっっ!!!死んじゃうっ!!がゆいぃぃぃっ!!!!待って・・・・待ってぇぇぇぇ・・・」
部屋から出たほのかは二階の今は誰も使っていない部屋へとやってきた。
そこには大きなモニターが二台あり、一つははなぎさの苦痛にゆがむ顔を、もう一つは布団の中のなぎさの足(ライト付きで)をアップで映していた。
「ふふふ・・・今日のために部屋に隠しカメラを設定してあるのなぎさ知らないだろうなぁ・・・全部見てるし聞いてるからね・・・ふふ・・・辛そうな顔・・・足はどうかなぁ・・・」
ほのかは布団の中のなぎさのローファーの靴底のアップを注視する。
足首まで縛られているためほとんど動かせない足を、懸命に横に激しく振っていた。
「そんなのでごまかせる痒さじゃないよね・・・つらいよね・・・なぎさぁ・・・」
「かゆ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!足カユイィィィィ!!!!ほのかぁっ!!!ほのかぁ・・・痒いよぉぉっ・・・助けて・・・」
「くぅっ・・・ふぅ・・・んん・・・なぎさが・・・足が痒くて・・・私に助けを求めてる・・・でも助けてあげられない・・・だって水虫に苦しむなぎさが大好きだから・・・あはぁ・・・んん・・・ひぅんっ・・・」
モニター越しに見るなぎさの水虫の痒みに苦しむ姿を見ながら、ほのかはまた自慰行為を始める。
十分ほど経った頃、なぎさの足の動きに変化が見られた。
今まではただ横に動かしていただけだったが、今は足のかかと部分をベッドにこすりつけているように見える。
「あ・・・なぎさ・・・靴脱ごうとしてる・・・脱げるかなぁ・・・?」
「うくぅぅぅぅっ!!足がぁ・・・かゆいぃぃぃ・・・足が・・・蒸れてて・・・カユイぃっ!!!く・・・靴だけでも・・・脱がなきゃぁ・・・」
足首まで縛られた状態では上手くいかず、それからまた十分後、ようやく左足の靴を脱ぐことに成功した。
「あっ・・・なぎさの足・・・足の裏・・・可愛い・・・くぅぅ・・・ふぅっ・・・はぁぁん・・・」
紺色のソックスの中で足の指が激しく蠢く様子を見て、いっそう胸と秘裂の指の動きを早めていく。
「なぎさ・・・・・・こんなに足蒸らして・・・くぅ・・・ふぅっ・・・・・・痒くして・・・その痒みに耐えるために足指をあんなに動かして・・・はぁぁぁん・・・
今どんな痒さかな・・・きっと・・・あぁぁ・・・凄い痒いんだろうね・・・あぁっ!!なぎさの蒸れて痒い水虫足・・・なぎさっ!!なぎさぁぁぁっ!!!!」
見ているだけで匂いの漂ってきそうな靴下に包まれたなぎさの足裏と、その足の痒さを想像しほのかは一気に絶頂へと果てた。
その頃なぎさは・・・
「ほのかぁっ!!助けてぇっ!!足が・・・もう限界だよぉ・・・カユイっ!カユイ痒いかゆいカユイ痒いっっっ!!!!!もうっ・・・ヒック・・・無理・・・だよぉ・・・グスッ・・・ヒック・・・あぁぁぁぁっ!!!痒〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!!」
とてつもない足の痒みに涙まで流しながらほのかに助けを求めていた。
その頃ほのかが自分の足裏を見ながら自慰行為にふけっていたことも知らずに・・・
252 :
1:2007/09/22(土) 03:44:38 ID:gDhJq0rR0
今回はココまでです
253 :
21:2007/09/22(土) 20:43:27 ID:XKceHtmP0
>>1さん
続き投下乙です!多謝!! (*´ω`)人 アリガタヤアリガタヤ・・・
痒くてまともに歩けないというのも拘束されて一人ぼっちで耐えさせられるというのも非常にツボですが、
その拘束中に懸命に身悶えた挙句なんとか靴を脱いだのに状況が一向に好転しないという絶望感が特に・・・凄まじくツボです!
こういう「もどかしさ→必死の努力→状況変化なし(又は悪化)」みたいな展開一番好きです。 (´Д`*)ハァハァ
苦しむなぎさと楽しむほのかのコントラストも非常にスバラスィ・・・!
引き続きwktkしつつ続きを楽しみに待たせていただきます〜。
>>224 や、そういう意でしたか。ありがたいこってす・・・ ( ´ω`)人
弱点責め・・・うぅむ、具体的にどういうの意図されてるんだろ・・・?
一応自分が水虫女子萌えなのも弱点責めの一形態のような気もするわけですがチョット違う?
>>ノイズさん
新作乙です&GJです!
なかなかに萌えさせていただきますた。脱ぎたて靴下イイなぁ・・・。
もう出発された後な気もしますがお気をつけて〜。
254 :
1:2007/09/22(土) 22:44:58 ID:gDhJq0rR0
タイトルの状況に全く近づけていないのがアレですが・・・
いつも短めになってしまっているので今回は少し長めにしようかと
かなりごまかしながら進めております
どうかあまりご期待せずにお待ちくだされm(__)m
弱点責め=辛さに苦しむ女の子萌えということでは?
痒い水虫然り足の裏くすぐり然り・・・
255 :
21:2007/09/23(日) 21:39:44 ID:Is0Vs5k40
おぉぉ、お気遣いいただいて有難いやら勿体無いやらで・・・
長めになりそうということで何だか申し訳ない気もしますが非常に嬉しいです。 (・∀・*)wktk
そしてごまかしどころか全般的に激萌えでありますよ〜。
じっくりとした描写が実にもう・・・もう・・・タマランです! (*´Д`)=3
何卒ご無理の無い範囲でごゆるりとお願いします〜。
そして
>>211氏案のを描いてみますた。
といっても構図的に手に負えなかったのでかなりインチキくさい手口ですが・・・。
ttp://ud.gs/20c5c パスはashi21であります。
「な〜ぎさっ♪」
「あぁぁぁっぁっ!!ほのかぁぁ!!!ごめん・・・私・・・もぅ・・・」
「わかったわ・・・一旦この治療は中止にしましょう」
「ごめんね・・・ほのかが私のために・・・頑張ってくれてるのに・・・ヒック・・・ヒック・・・私・・・」
なぎさが一人で残された部屋の時計はまだ十分ほどしか進んでいなかった。
ほのかが時計に細工をし、五分に一分しか進まないようになっていたのだった。
一時間どころか十分しか我慢できない自分が情けなくて、ほのかに申し訳なくてなぎさは大粒の涙を流す。
しかし、実際には一時間ほど経過しており、限界を超えてもおかしくはなくむしろよくココまで耐えられたといってもよい。
「次の治療はきっと大丈夫だと思うけど・・・ふぅ・・・とりあえずまだ足は縛ったままね・・・」
布団も電気毛布も体の拘束も外し、足首と手首をベッドに縛り付けなおす。
「今度は・・・何の・・・治療・・・?」
「あ〜あ・・・左の靴・・・脱げちゃったんだ・・・」
「ごめん・・・足が痒くて・・・我慢できなくて・・・」
「仕方ないよ・・・さて・・・(クンクン・・・すぅ〜・・・はぁぁ・・・)」
靴が脱げた左足の近くに移動し、いきなり顔を紺ソックスの足裏に押し当て匂いを嗅ぎ始める。
「ほのか・・・何を・・・っ!!!?くひゃぅぅぅぅぅんっ!??」
何度か軽く嗅いだ後、勢いよく鼻から匂いを吸い込む。
蒸れた足の匂いと少しローファーの皮の匂いが混ざったなぎさの足の匂いに、恍惚とした表情を浮かべながら口を開く。
「足の匂いチェックよ・・・足の匂いで水虫の進行具合を調べることが出来るの・・・ちょっと時間かかるかもしれないけど・・・」
「でもっ・・・くぅぅぅぅっ!!!足・・・蒸れてて・・・臭いから・・・嗅いじゃだめぇぇ!!汚いからぁ・・・ひゃぅぅんっ!!」
鼻息が足の指をもろにくすぐり口を開くたびに土踏まずに唇がわずかに当たり、痒みと気持ちよさが混ざり合った未知の感覚に甘い声を出しながらも拒否の言葉を並べる。
そんななぎさの言葉など聞こえないといった様子で一心不乱になぎさの足の匂いを嗅ぎ続ける。
(はぁ・・・はぁ・・・コレがなぎさの・・・足の匂いっ・・・凄く蒸れてて臭いはずなのに・・・どうしてだろう・・・とてもいい匂いにしか感じない・・・
私の鼻息で足指が・・・痒くてピクピク動いてるよ・・・その度にまた・・・足汗が染みだして・・・匂いが来るよぉ・・・)
「ほ・・・ほのかぁっ!!ダメ・・・臭いからぁっ!!汚いからやめてぇぇっ!!!くぅぅぅっ!!!!か・・・かゆ・・・いぃぃぃっっ!!!」
「ごめんね・・・もう少しだから・・・」
そう言いながら左足の靴下に手を伸ばし、つま先部分から素早く引っ張りあげ靴下を脱がせる。
「くふぅぅぅうっ・・・・あ・・・ひゃぁぁぁぁ・・」
靴下が足指をすりあげていく感覚に溜まらず声をあげる。
足を蒸らし続けていた靴下からようやく解放された素足の足指は、汗にまみれており足指の間の痒さを少しでも和らげようと激しく動いている。
「なぎさ・・・もう少し・・・もう少しだからね・・・(はぁ・・・はぁ・・・これがなぎさの・・・蒸れた水虫素足・・・)」
「あ・・・くぅぅぅっ・・・か・・・かゆいよぅっ!!!ほのかぁっ!足が・・・かゆ〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!!!は・・・はやくぅぅっ!!!!」
蒸れ切ったなぎさの素足を目にしたほのかは、靴下越しの時よりも熱心に素足の指先の匂いを嗅ぎ続ける。
代謝のいい中学生の少女が水虫の痒みに必死に耐えながら蒸らした足の匂いは、汗と水虫の患部から漂ってくる何とも言えない匂いで本来ならばかなり不快に感じられる匂いであるはずである。
しかし、ほのかにとってはなぎさのフェロモン全開のその匂いにむしろ快感すら覚えていた。
脳髄を刺激するその香りでほのかの体は自分でも歯止めが利かなくなり、無意識に激しく動く足指へと舌を這わせていた。
「ひゃぅぅぅぅぅぅっ!!!????ほの・・・かぁ・・・っ!??・な・・・何をぉ・・・・くひゃぁぁぁぁぁっ・・・・・」
「ちゅぱ・・・くちゅ・・・ぴちゃ・・・」
治療だと偽る説明すら忘れて、ただひたすらになぎさのつま先を口に含み一本一本下で吸い上げながら愛撫していく。
もちろん足指の腹や付け根、指の股まで時間をかけてゆっくりと舌での愛撫を施していく。
「あひぃぃっ!!!?ほの・・・くひゃぁはぁぁぁっ・・・かぁぁぁぁっ!!?・・・そんな・・・あぁぁん・・・汚いよぅっ!!!
くぅぅぅぅっ!!!か・・・かゆい・・・かゆいぃぃぃぃぃぃぃぃっっ・・・」
激しい痒みを感じていた足指に突然現れた舌による新たな刺激。
その刺激に生暖かいほのかの口内で、足指を暴れさせる。
ほのかの舌が水虫の患部を通るたび、何とも言えぬ快感が押し寄せるが痒みは決して和らがずむしろ激しくなっていく感じすら覚える。
「ほのかぁっ!!何か・・・ひゃぅぅん・・・・へんだよぉ・・・痒くて・・・痒いのに・・・気持ちよくてぇぇぇ・・・くはぁぁぁあっぁぁっ!!!」
「ぢゅる・・・ぢゅぱっ・・・くちゅくちゅ・・・(あぁぁ・・・なぎさの足指が・・・激しく暴れて・・・私の舌に自分から絡み付いてきてるよぉ・・・)」
痒みに耐え切れず激しくうごめく足指は、ほのかの舌に自分から絡み付く動きとなり、その度に塩辛い汗と水虫の味がほのかの口の中に広がりその何とも言えぬ味と匂いがほのかの舌の動きを激しくしていく。
「ほのかぁぁぁ・・・だめぇぇぇ・・・足っ!!!痒いよぉぉっ!!!でも・・・足指が・・・気持ちいいのぉぉぉっ!!!体が熱い・・・なんか・・・変な・・・感じぃぃっ!!
あはぁぁ・・・くふぅぅぅっんん・・・(あ・・・何か・・・あ・・・イっちゃうっ・・・あ・・・え・・・?)」
なぎさが未知の快感により、絶頂へと果てる直前ほのかは足指を口から放した。
「ほ・・・のか・・・?(どうしてぇ・・・?くぅぅぅっ!!か・・・痒いぃぃっ!!)」
絶頂の直前で刺激を止められた足指には、痒みだけが残る。
舐められる前よりも激しくなったその痒みになぎさは泣き叫ぶ。
「痒いよぉぉっ!!!ほのかっ!!足が痒いっ!!!!水虫がぁ・・・足・・・かゆいいぃぃぃっ!!!カユ〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!!!!!!!」
「ごめんね・・・今から薬を塗るんだけどその前に充分患部を刺激しなきゃならなかったのよ・・・すぐに薬塗ってあげるからね・・・」
そういうと歯磨き粉のようなチューブを取り出し、ふたを外し手にたっぷりと練りだしていく。
ジェル状の整髪剤のようなそれを左足の足指にたっぷりと塗りこんでいった。
「っ!!!?かっ・・はぁぁぁぁぁぁっ!!!あ・・あ・・・」
もちろんこの薬は痒みを和らげる薬などではなく、痒みを促進させる成分と媚薬がたっぷりと配合された薬である。
拇指丘から土踏まず、かかとを通り足の甲や足指の股にまで丁寧に塗りこんでいく。
そのたびに激しくなる痒みになぎさは声にならない声をあげてびくびくと痙攣し続ける。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!うおぉぉぉぉぉぉっ!!!ぐぅぅぅぅっぅぅ・・・くぅっ!!!」
左足への薬の塗りこみが終わった丁度その時、なぎさは短い声をあげて気を失ってしまった。
「あ〜あ・・・気絶しちゃったか・・・まだ右足も残ってるのになぁ・・・」
そう言いながらまだ靴と靴下を履いている右足に手を伸ばしそれらを全て取っ払う。
左足を舌で愛撫していたときも、薬を塗りこんでいたときもなぎさの体はその刺激に大量の汗をかいていた。
左足以上に蒸らし続けられたその素足の匂いをたっぷり吸い込みながら、クラクラとしてしまうほどの匂いに酔いしれながらも先ほどと同じように足全体に薬を塗りこんでいく。
「ふふふ・・・何日もつかなぁ・・・痒みも相当激しいだろうけど・・・強力な媚薬も入ってるし・・・すぐに足指が性感帯になっちゃうわよ・・・きっと・・・うふっふふ・・・」
薬をたっぷりと塗りこんだ両足に、靴下を履かせる。
普通の靴下の何倍も保温保湿性に優れるもので、発汗を促す薬と汗に反応して痒みがひどくなる薬もたっぷりと塗りこんである。
「ふふふ・・・なぎさ・・・その眠りから覚めたときが地獄の始まりね・・・」
今だけは痒みを忘れてすやすやと眠っているなぎさに軽くキスを施すと、なぎさの目が覚めるまでその可愛らしい寝顔を眺め続けた。
263 :
1:2007/09/24(月) 01:00:06 ID:vpGQTXe60
とりあえず今回はここまでです
ようやく半分くらいまで来たかなぁという感じです
そろそろ二人が乱れますw
ノイズさんの次回作に激しく期待。
…というか「あし☆すき」の続きを夢見て。
266 :
1:2007/09/24(月) 10:12:41 ID:vpGQTXe60
ノイズさん、人気ですね〜
私も次回作に期待しています
267 :
21:2007/09/24(月) 12:27:03 ID:jIAYuadZ0
続き投下乙です&GJです!
只でさえ時間が長く感じられるところに時計の仕掛が加わるというのはイイですねぇ・・・
時計の進み方がおかしいと感じる余裕すらないところが実にグッドです!
更に舐めからの薬+靴下での痒みガマン・・・2人のプレイも楽しみすぎる・・・ (*´Д`)ハァハァwkwk
引き続き大人しく正座でwktkしてますので宜しくお願いします〜。
・・・しかし完全スルーということはやっぱり足だけじゃダメということかしらん ( ´・ω・`)
268 :
1:携帯から:2007/09/24(月) 15:19:16 ID:MQ5V2Xc7O
どうもです
次はちょっと時間あくかもです〜
いえいえ、しっかり保存&萌えさせていただきましたよ(*^□^*)
感想書かなくて申し訳ありませんでした
表情や足の様子からくすぐったいような気持ちいいようなという微妙な感じが伝わってきてとてもよかったです(≧▼≦)
次も期待していますです〜
269 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 16:43:33 ID:k/UjazLa0
(*´д`*)ハァハァ
久々にきたぜ桃源郷!それじゃあ早速いってみようか!
前回予告した通り今回は弱点責め、比較的短い
例えば双子の女の子がくすぐりあってたとするじゃん?
でも片方(姉)は脇とかくすぐられても全然効かないわけ、妹ピンチ!
いつも通り妹が組み伏せられて勝ち誇った姉が一言
「同じような顔してるのにボクと違って君は本当にくすぐり弱いよね?」
妹ここで考えた。今までは自分のくすぐったいところばかりを責めていた。では逆に効かない所を責めれば姉を倒せるのではないか!
妹が効かない所は唯一足の裏。ダメもとで姉の足の裏をひっかくと・・・
「ひやぁああ!」
ぶっ倒れる姉。どうやら他の所が効かないぶん普通より敏感な様子です。
膝の上に座りニンマリする妹。まさに外道。
「覚悟はよろしいですか、お姉様?」
「まっ、ボク足の裏だけは・・・足の裏だけはだめなの!お願い!許して!」
「それは良いことを聞きました」
「うひゃぁははは!」
他の場所は聞かないのにその一カ所だけ敏感。弱点責めはやはり萌えると思うんだ。
271 :
ノイズ:2007/09/27(木) 00:14:07 ID:SIjP4rGy0
ただいまですー♪
急遽有休を使って連休オーバーして帰ってきました アハッ☆
1さん
21さん
264-265さん
なんか居ない間にお褒めの言葉を頂いてしまって恐縮です
ありがとうございます!
またボチボチとですが書きますね☆ 気長に待ってください m(_ _)m
272 :
前スレ466:2007/09/27(木) 00:40:32 ID:d9AOYQbK0
大学生になった由美子は、以前から気になっていたイベントコンパニオンのバイトをしようと友人と共に事務所に登録に来ていた。
まあまあの容姿を持つ由美子はすぐに登録への手続きに移り、用紙のプロフィール欄に書き込んでいく。
しかし、そのプロフィールを見ていたマネージャーの早百合の表情が若干曇る・・・・
「可愛い子だけど、足のサイズが25cmかぁ。仕事来るかしら、、、、」
コンパニオンの仕事は靴まで衣装として貸与される場合も多く、標準サイズである24.5cmを超えると仕事の依頼が極端に減ってしまう。
早百合は経験上その様な子を何人も見てきたため心配していた。
登録を済ませてから1ヶ月が経つと同時に登録した友人には少しづつ仕事が回ってきていたが、由美子のところには一つも話が無かった。
さらに1ヶ月が経過しても仕事が来なく、由美子本人もうすうす感づき始めたころ事務所から1本の呼び出し電話が入る。
呼び出しに応じて事務所に向かうと、奥まった一室に通され早百合が出迎えた。
「今日は試したいことがあって呼んだのよ」
「これを履いてみて欲しいの」
そう言いながら早百合は1足の白いパンプスを机の上に置く。
新品のキレイな白いパンプスは細身で、高さ10cm位のピンヒールだった。
サイズは24.5cmと印刷されている
しかし、足が大きく幅広でなかなか入るパンプスが無い由美子は見ただけで履けるかどうか大方判るようになっていたため、サイズを確認する前に渋い表情になる。
「私の足にはちょっと、、、。」
由美子がそう言うと早百合は本題を切り出した。
273 :
前スレ466:2007/09/27(木) 00:42:12 ID:d9AOYQbK0
「あなたは顔は可愛いんだけど、クライアントが足のサイズを見ただけで衣装が合わないって依頼をやめちゃうの。
実際にそういうことが何度もあったしね。」
気付いてはいたものの、言われると少なからずショックだった。
「だから、このパンプスが無理にでも履ければプロフィールの足のサイズを24.5cmに変えようと思って。そうすれば仕事は回ってくると思うの」
言っていることは理解できなくは無いが、それをやると展示会の会期中ずっとキツいヒール靴を履かざるを得なくなる。
しかし、憧れのコンパニオンの仕事の為にはためらっていても仕方が無いので渋々履いてみることにした。
由美子はパンプスを手に取り、まじまじと眺める。
「やっぱり24.5cmだわ。幅も狭いしかなり無理しても入らないかも、、、。」
履いていた靴を脱ぎパンプスに足を通すが、案の定幅が狭くてかかとが収まらないうちにつま先と靴が限界を訴えてくる。
手間取っていると早百合が靴べらを手渡してきた。早百合も無理は承知なのだろう。
靴べらを手に全体重を片足にかけ必死に足をねじ込むが、その間常に激痛が襲ってきて顔をゆがめ続ける。
新品で皮が固いパンプスだったがそれでも何とか足をねじ込んだ。
だが、イスに座ってるだけでもつま先が締め付けられて痛くて仕方が無い。
「さあ、歩いてみなさい」
百合子に言われると由美子は立ち上がったが、あまりの痛さにすぐに座り込んでしまう。
それでも何とか立ち上がり、モデル立ちからウォーキングへと移るものの何歩も歩かないうちに足が限界に達してしまった。
「何とか履けたようだからプロフィールを書き換えておくわね。その靴はあげるから慣れるように毎日履いてなさい。」
「・・・・・はい」
由美子には力なく返事し、白いパンプスを履いたまま足を引きづりながら帰っていった。
由美子はきついパンプスを履かされたまま家に向かっていた。
履いてきた靴は帰り際に早百合に没収されてしまい、イヤでもこのパンプスを履くしかない。
いつしか雨も降り出し靴を脱いで歩くことも出来ない。
新品のパンプスは足に馴染むことを知らず、足を締め付け続けている。
最寄り駅までは通常なら10分足らずで着くが、こんな状態ではとてもそのペースでは歩けず、事務所を出てから30分近く経過している。
なんとか事務所の最寄り駅まではたどり着くがその地下鉄駅のホームへ向かう通路には階段しかなく、由美子は愕然とした。
この足に階段を降りる衝撃を与えたらどうなるかわからない。しかし地下鉄に乗るには階段を下りるしかない。
それまでの道のりで足はパンパンに浮腫んでいたので、靴を脱いだら再度履くことは出来ないだろう。
由美子は意を決し歯を食いしばり、両手で手すりを握りしめながらゆっくり1段目に足を下ろす。
「痛っっ!」
体重のほとんどを手すりに掛けているにも拘らず激痛が走る。
しかし、帰宅するには進むしかない。
一歩一歩痛みを堪えながら階段を下りていく。
やっとのことで乗り込んだ地下鉄も夕方のラッシュで座れず痛みが倍増していく。
家に着くとパンプスを脱ぎ捨て、足を揉み解しながらあまりの痛さに涙したのであった・・・・・
やっとのことで帰宅した由美子はふと気になり事務所のページを覗くと、既に足のサイズが24.5cmに書き換えられていた。
仕事にめぐり合う確立は格段に高くなったが、仕事中のことを思うと喜んでは居られない。
痛む足を引きづり玄関に向かうと、早百合から渡されたパンプスを揉み解してから再度足を通すが痛みは軽減されず、このままでは仕方ないので履いて慣らしていくことにした。
足への負担を減らすため大学へはヒールの無いパンプスを履いていき、帰宅して寝るまでは部屋で白パンプスを履き慣らす日々を続ける。
1週間もするとパンプスが柔らかくなってきてだいぶ履きやすくなったが、立ち仕事に耐えれるような状態にはならない。
そんな時、事務所から仕事の話が舞い込んできた。
会期が2週間あるモーターショーの仕事だった。
経験のない新人コンパニオンがモーターショーに抜擢されるのは異例だが、容姿の端麗さがそうさせたのだろう。
衣装は白いスーツだったので、白パンプスが持参物として指示された。
会期までは1ヶ月ほどあったので、更に履き慣らすべく家でパンプスを履く時間を長くし、廊下でのウォーキングの練習も毎日欠かさず続けた。
モーターショーが始まる頃には靴が馴染んできたのかそれ程痛みは無くなってきていたが、靴の表面は指の形に凸凹し、毎日履いていたせいで中敷も汚れあまりきれいな靴とは言えなくなっていた。
また、パンプスが履きやすくなったのは靴が変形してきたからだと思っていたが、実は自分の足も変形しつつあることに由美子は気付いておらず、後に大きな問題となるとは知る由もなかった・・・・・
それから間も無く、ショーが開幕した。
由美子が入ったブースは高級外車のブースで、大勢のコンパニオンが居たが皆それなりの経験を持ったコンパニオン達だった。
持参したパンプスは当然の様にキレイに磨かれ、由美子のように痛んだパンプスを履いているものは居ない。
自分だけ痛んだパンプスを履いてることが気になったが由美子にはこのパンプスしか無い。
他のコンパニオンは体調で2種類のヒールの高さのパンプスを履き分けている子も居て、高いヒールで足が痛い由美子はそれも羨ましかった。
慣れないながらも懸命に働いた1日目が終わったが履き慣れたかと思ったパンプスは、猛烈に足を締め付けていて立っているだけでも痛む。
ホテルへ戻ろうとするとクライアント側の女性に呼び止められた。
初対面だが女性は由美子の足元を見ながら冷たい口調で話しかける。
「あなたの靴、かなり傷んでるわね。恥ずかしいと思わないの?」
「この日のために何とか履き慣らしてきたんですが、その間に痛んでしまって・・・・・」
「足元がそれじゃあせっかくの衣装が台無しじゃない!足のサイズはいくつ?」
「25・・・いや、24.5cmです。」
「24.5cmなら予備のがあったわ。それを履きなさい」
「何とかこの靴で許してもらえないでしょうか?慣らしたこの靴でも足が痛いんです」
由美子は必死に許しを請うが女性は聞く耳を持たない
「とにかく、その靴は終わるまで預かっておくわ。これが代わりのよ。」
「ここで履き替えてホテルへ戻りなさい」
由美子は落胆しながら渡されたパンプスを履く。
今まで履いていたパンプスの最初の時に比べれば緩めだったが、それでも一日立ち尽くした足を納めると痛くて仕方がなかった。
更にきつくなってしまったパンプスを眺めながら、由美子はホテルの部屋でため息をついた。
履いて履き慣らすには時間が足りないので、タオルを取り出しパンプスが変形する様にキツく押し込み、何とか伸ばそうと必死にあれこれ試した。
しかし、その努力もむなしく、翌日は初日とは比較にならない程足が痛んだ。
まるで足だけ拷問を受けているようだった。
足の指はパンプスによって無理矢理すぼまされ、小指は靴擦れが出来て血が滲む。
売店で絆創膏を買って貼るものの、靴を履くと圧迫される為ほとんど効果は無かった。
痛んだ足で何とか耐えた4日目が終わったとき、控え室で先輩コンパニオンが談笑していた。
その輪にはまだ入れずちょっと離れた場所に居たのだが、一人の先輩コンパニオンの玲子がパンプスを脱ぎ捨てて足をボリボリと掻いていた。
「うわっ、あの人水虫じゃん。でも、ずっとパンプス履いてれば無理ないのかなぁ」
心の中でそう言ったつもりだったが、「うわっ」と口にしあからさまに嫌そうな顔をした由美子を玲子は見逃していなかった。
その日から控え室にロッカーが用意されて着替えは会場で出来るようになり、由美子は衣装から私服に着替えてホテルへ戻っていった。
それから数時間後、人気が無くなったロッカールームに玲子は一人残っていた。
由美子に仕返しをするために・・・・・
周囲を確認した後、玲子は由美子のロッカーを開けた。
標的は由美子のパンプスだ。
由美子のパンプスを取り出すと、イスに座り一日履き続けたパンプスを脱ぎ捨てる。
同時に水虫に感染した足の独特な臭いが周囲に広がった。
「あの小娘、よくも人を汚い物を見るような目でみてくれたわね。」
「人の事笑えないように私と同じ目にあわせてやる!」
玲子は復讐の想いを胸に秘めながら、パンストの上から痒いつま先を思い切り掻き毟った。
「ああっ、気持ち良い〜!」
あまりの気持ちよさに思わず声が出てしまう。
一日パンプスで立ち仕事をした後は蒸れて痒みが酷くなりいくら掻いても収まらない。
掻き続けた結果水疱が破れ、パンストのつま先をびっしょりと濡らしていた。
「さて、いよいよね。覚悟しなさい!」
由美子のパンプスを手に取る。
「24.5って最近の子は大足ね。余裕で履けるわ。」
そう呟くとびっしょりと体液で濡れた足を由美子のパンプスに突っ込んだ。
足指をグネグネ動かし、中敷に水虫付き体液を染み込ませる。
さらに履いたまま歩き回って追い討ちをかけ、脱ぎ捨てた。
「ざまあみなさい。私を怒らせるとこういう目に合うのよ」
玲子は異臭を放つ由美子のパンプスをロッカーにしまうと、ホテルへ引き上げていった。
279 :
前スレ466:2007/09/27(木) 00:51:42 ID:d9AOYQbK0
駄文スマソ
こうしてみると、足を痛めつける系の話が無かったので作ってみました。
もうちょい続く予定w
280 :
1:2007/09/27(木) 19:13:03 ID:WqDDev1Q0
前スレ466さん、乙です〜
この板には新鮮な感じですね!
続き楽しみに待っております〜
ノイズさん、お帰りなさい(^o^)/
楽しめましたか?
新作期待しております〜
妄想屋さん(勝手に呼ばせていただいてます・・・)お久しぶりです
またまたいいシチュですね〜
コレに更に私の妄想も加えつつ書かせていただきます
281 :
21:2007/09/27(木) 20:48:59 ID:6mn28Uk30
専ブラで指定してたNGワードのせいで部分的にレス見えて無かった・・・ orz
>>1さん
や、どうもすみませんです。
今まで絵投下後に反応頂けなかったのが前スレでの1回だけだったので
このたびは自信のなさも手伝ってなんか妙に不安になりまして・・・ (・∀・;)ゞ
あともしご気分的にアレでしたら他の方のリク優先して頂いても問題ありませんですので
続きも宜しくお願いします (*・∀・)人.
>>270 あー、なるほど。そういう意味での弱点でしたか。
なんというかもちょっと精神的な要素が入った弱点&責めのを想像してますた。
>>ノイズさん
おかえりなさい〜。
マターリ期待してますwktk (・∀|
>>前スレ466さん
小さめのパンプスを履く羽目になる過程というか必然性がイイすねぇ。
今後の展開も非常に楽しみ・・・。
続きも激しく期待してますです (*´ω`)
282 :
1:2007/09/28(金) 00:45:02 ID:yWN1+5Xq0
感想の件は本当に申し訳ありませんでした・・・
21さんのリクはとりあえず書いてはいるのですが最近忙しいもので・・・
週末くらいになってしまうかもしれません・・・
本当にすみませんm(__)m
>>なんというかもちょっと精神的な要素が入った弱点&責め
こちらを詳しくお聞かせ願えますか?
書くときの参考になるかもしれないので・・・
283 :
ノイズ:2007/09/28(金) 01:01:19 ID:6XGLe5eF0
今さらこんなコト聞くのもアレだけど・・・
ここって一応「足フェチ」ってコトになってるけど足に関するフェチ全般で
とらえていいのかなぁ
足・足裏・足指・水虫・蒸れ・匂い が主になってるみたいだけど
パンプス・ブーツ等の靴系やニーソ・ストッキングなんかの靴下系フェチとかもここはアリなんですか?
ここ見てる方々がどんな系統が好きなのか参考までに知ってみたいです
284 :
1:2007/09/28(金) 01:25:59 ID:yWN1+5Xq0
私は主に匂い・蒸れですがそれに通じる履き物系も好きです
ブーツで踏まれるとかはちょっと違いますね・・・
なぎさが目を覚ますと、ほのかが笑顔で自分の顔を覗きこんでいた。
「あ・・・ほのか・・・ごめん、私寝ちゃってたみたい・・・」
「いいのよ・・・足はどう?」
「足・・・あ・・・くぅぅっ!!か・・・かゆ・・・かゆ〜〜〜〜〜〜いっ!!!」
意識していなかった足の痒みを意識させられ、両足の凄まじい痒みに悶絶する。
「くぅぅぅっ!!あぁぁぁぁぁぁ!!!!」
耐え切れなくなってつま先に手を伸ばそうとしたその時、ほのかがなぎさの手をがっちりと掴んだ。
「ほ・・・ほのかぁ・・・?」
耐え切れない痒みに涙を浮かべながら、ほのかの顔を見る。
「あのね、さっき塗った痒み止めは徐々に効いてくるタイプだから・・・最初は辛いと思うけどきっとそのうち楽になるから・・・だから絶対掻いちゃダメ!!掻いたら効果がなくなっちゃうから・・・ね・・・?」
「でも・・・でもぉ・・・痒いよぅっ!!!」
「治らなくてもいいの?」
「う・・・うぅぅぅぅぅぅっ!!!」
すぐ掻けるその位置に手はあるのに、掻けないという状況がなぎさの辛さを更にあおる。
肩を震わせながら、何度もしゃくりあげながら必死に痒みに耐えている。
そんななぎさに更に追い討ちをかけるようにほのかは言った。
「あ・・・あとお風呂もダメね、薬が流れちゃうからね・・・それと次の治療の時まで靴下は脱いじゃダメよ・・・」
「う・・・うそぉ・・・そんなぁ・・・」
「五日後また治療するからね・・・脱いだり掻いたりしたらすぐにわかるからね・・・そんなことしたらもう知らないから」
「わ・・・わかったよぉ・・・きょ・・・今日はもう帰るねっ・・・じゃっ!!」
今まで見たことのない凄みの利いたほのかの顔に圧倒されるように、なぎさは痒い足を引きずるようにして家へと逃げ帰った。
「ふふふ・・・アレだけ言えばきっと大丈夫ね・・・くすっ・・・次の治療まであと五日・・・それまでもつかしらね・・・」
なぎさが帰り部屋で一人になったほのかはそう呟きながら、先ほどまでなぎさが履いていた靴下を手に取る。
「くふぅ・・・・・コレェがなぎさの臭い靴下・・・あぁぁぁぁっ!!もぉ・・・最高・・・蕩けそうぉ・・・」
残り香というには強烈すぎるその匂いを嗅ぎながら、無意識に自慰行為をはじめる。
自分の指の動きよりも、鼻から吸い込むなぎさの靴下の匂いに体が反応してしまう。
全身を電流が激しく流れ、脳の中で火花がはじける。
終いには指を動かすのも忘れ、もう片方の手で鼻に匂いを染みつけるかのように激しく靴下を擦りつけながらなぎさの痒みに耐えている姿を想像し始める。
「はぁ・・・なぎさ・・・足痒いよね・・・なのに私に騙されて足もっと痒くなって・・・掻けなくて・・・あぁぁぁぁぁっ!!なぎさの水虫足の匂いっ!なぎさぁっ!!足・・・痒い痒いなぎさの蒸れた足ぃぃっ!!くっ・・・くぅぅぅぅぅっ!!!!」
絶頂を迎えた余韻に浸りながら再びなぎさの痒みに耐える姿を想像する。
「フフフ・・・なぎさきっと苦しんでるだろうなぁ・・・」
ほのかがなぎさの靴下で自慰行為に興じていたまさにその時、なぎさはベッドの上で一人で悶絶していた。
薬を塗ってもらったはずなのに両足の痒みは和らぐどころか、激しくなっていた。
今までのように掻き毟ろうと足に手を伸ばそうとすると、ほのかの顔がちらついてすぐに手を引っ込めてしまう。
「くぅっぅぅぅっ!!痒いぃぃぃっ!!でも掻いちゃ・・・・ダメ・・・ッ!!ほのかとの約束・・・守らなきゃぁぁ・・・くぅぅぅぅっ!!」
うつ伏せになり枕に顔をうずめて両手でシーツを力いっぱい握り締め、小さく痙攣しながら悶え苦しむ。
靴下の中ではジェル状の薬と汗にまみれた足指が激しく動いていた。
薬と汗にまみれヌルヌルと滑る状態では、足指同士の間には摩擦は生まれず痒みは和らがない。
「あぁぁぁっ!!くぅぅ・・・うぅ・・・あ・・・はぁぁん・・・」
足指の汗に反応した媚薬が効き始め、足指を動かすたびに痒みと一緒に快感が押し寄せ苦痛の声は徐々に快感のそれへと変化していく。
「痒いぃぃっ!!痒いのにぃぃっ!!何か変だよぉ・・・気もちぃぃっ・・・!!気持ちいいよぉぉぉぉ!!!」
結局約一時間ほど痒みと快感に悶えた後、疲れ果てて眠りに落ちていった。
その日から毎日痒みは激しくなっていき、なぎさはその痒みに苦しみ悶える日々が続いた。
ほのかは同情するフリをしていたが、心の中では激しく興奮していた。
(あぁぁぁっ!!なぎさ・・・あなた最高っ・・・可愛い・・・なぎさの水虫・・・痒い痒い足・・・私もすぐに・・・あなたと同じ・・・)
実はほのかは最初の治療の時になぎさが置いていった靴下を履き、自分の足にも水虫を移そうとしていたのだ。
さらになぎさに塗った薬と同じ薬も塗っていた。
家ではブーツと電気毛布で足を限界まで蒸らし、媚薬と痒み薬の効果を強めていた。
そして五日後・・・
(うぅぅ・・・歩くたびに足に痒みがぁ・・・それに足指が火照って・・・なんかへんな感じするよぉ・・・)
五日間何をしているときも薬はなぎさの足に作用し続け、その結果足自体が痒みの塊と化したような激しい痒みがなぎさの足に押し寄せる。
媚薬の効果もかなり高く、歩くだけでも足指が疼いてしまうほど敏感になってしまっていた。
「なぎさっ!!おはよっ!!」
「あ・・・ほのか・・・おはよ・・・」
「元気ないね・・・やっぱり足痒い?」
「それもあるんだけど・・・なんかね・・・足の指が火照って疼いて・・・落ち着かないの・・・」
「ふむぅ・・・今日治療の日だから・・・もう少し我慢してね?(ふふふ・・・効いてる効いてる・・・)」
「う・・・うん・・・」
ほのかはその日の授業中ずっとなぎさの様子を観察していた。
額に脂汗を大量に浮かべ歯を食いしばり、足をモゾモゾと動かして必死に耐えている。
片足でもう片方の足を踏みつけたり、上履きのつま先を地面にぐりぐりと擦りつけたり・・・
しかし、決して上履きを脱ぐことはしなかった。
おそらく足の匂いが教室中に充満してしまうのを恐れてのことだろう。
足を動かすたびに苦痛の表情に混じって、時々恍惚とした表情を浮かべるなぎさを見てほのかもうっとりとした表情でゾクゾクとした快感を感じていた。
(つらそうねなぎさ・・・足痒いんだよね・・・足の裏も足の指も・・・皆にばれちゃうから上履きも脱げないし・・・私との約束があるから足も掻けないもんねぇ・・・あはははっ♪
痒いのもそうだけど媚薬漬けになった足指も・・・疼いて弄ってほしくてしょうがないんだろね・・・あとでたっぷり弄ってあげるからね・・・私も・・・足・・・痒いよ・・・なぎさと同じ・・・ふふふ・・・)
その日の授業を終えた二人は、ほのかの家に向かって歩いていた。
「なぎさ、大丈夫・・・?」
「う・・・うん・・・な・・・なんとか・・・あぁぁ・・・くぅぅぅっ!!」
「歩ける?私の肩につかまっていいよ・・・?」
「ん・・・ありがと・・・」
なぎさが歩くたびにぐちゅぐちゅと汗が染み出ている音がしている。
ほのかが思っていたほど薬の効果は抜群で、痒みと媚薬の反応でなぎさの足は歩くことすら不可能なほどまでになってしまっていた。
「ごめんね・・・ほのかぁ・・・私・・・ヒック・・・迷惑・・・ばっかり・・・」
「気にしないでいいのよ・・・なぎさのためなら・・・私何だってするから」
「ふぇぇぇぇん・・・ヒック・・・ありがとぉぉ・・・」
「さ・・・着いたわよ・・・」
泣き続けるなぎさに肩をかしながら、ようやく家へとたどり着いた。
すぐに部屋へと向かい、なぎさをベッドへと座らせる。
「早速治療はじめるね・・・」
「うん・・・」
ほのかがなぎさの右足のローファーをゆっくりと脱がせていくと、なぎさのかかとが靴から浮いた瞬間むわぁっとしたなぎさの足の匂いが部屋中に広まった。
「ヒック・・・ほのかぁ・・・ごめんね・・・ヒック・・・ぐすっ・・・こんなに臭い足の匂い・・・部屋に撒き散らして・・・ごめんね・・・ふぇぇぇぇん・・・」
自分自身でも鼻をつまみたくなるほどの匂いを、友人の部屋に充満させてしまったことが申し訳なくて恥ずかしくてなぎさはまた泣き始める。
「大丈夫よ・・・じゃあチェックするわね・・・」
「ありがとぉ・・・ヒック・・・ヒッ・・・っっっ!!??か・・・あ・・・がぁ・・・」
ほのかがなぎさの足の指を靴下の上から揉みしだくと、なぎさは言葉にならない声をあげてピクピクと痙攣し始める。
歩くだけでも火照り疼いてしまう足指を激しく揉まれ、痺れるような快感が全身を駆け巡る。
「なぎさ・・・気持ちいいの?痒いの?」
「ぎ・・・もぢぃぃっ!!!ぎもぢよずぎでぇぇぇっ!!!ほ・・・ほのかぁぁぁぁっ!!!!」
今まで経験したことのない凄まじい快感に体を小さく痙攣させる。
前回ほのかに足を舐められた時に感じた感覚とはまた別の、体中が蕩けてしまいそうなすぐにでも果ててしまいそうな凄まじい快感だった。
しかし・・・
「あぁぁぁぁっ!!!くぅぅぅ・・・か・・・ゆ〜〜〜〜い!!!ほの・・かぁっ!!足・・・痒いよぉぉぉ!!何とか・・・何とかしてぇぇぇっ!!」
激しすぎる痒みが快感を打ち消し、地獄の痒みが足を支配する。
痒みが和らがないとわかっていても、足指は靴下の中で無意識に激しく蠢く。
それにより時々押し寄せる快感と、常に感じる水虫の激しい痒み。
なぎさに痒みの苦しさと快感が交互に押し寄せる。
「くぁぁぁぁっぁっ!!痒い痒い痒いカユ〜〜〜〜〜〜イっ!!!あはぁぁぁぁん・・・痒いのにぃぃ・・・足指・・・ぎもぢいのぉぉぉっ!!!!」
「今日は薬の効果を更に高める治療をするわね・・・その薬はあるモノと混ざり合うとさらに効果が高まるの・・・なんだと思う・・・?それはね・・・唾液よ」
説明もほどほどにほのかはなぎさの靴下を素早く脱がし、汗と薬にまみれすっかりふやけてしまっているなぎさの足指を一気に口にくわえ込んだ。
「ふ・・・ふぁぁぁぁぁ・・・あああああああああっっっ!!!??あ・・・・があああああああっっ!!」
靴下が素足を擦りあげていく微妙な刺激は、一瞬にして強すぎる快感に変わる。
すぐにでも絶頂を迎えてしまいそうなほどに敏感になった足指を、ほのかは口内で舌を使い弄ぶ。
「あぁぁぁぁぁぁっ!!くぁぁぁぁぁっ!!イくっ!!イっぢゃ・・うぅぅっ・・・」
なぎさは三分と経たないうちにイってしまいそうになるが、足を舐められてイってしまう姿をほのかに見せられはしないと必死になって耐える。
(うふふ・・・頑張ってる頑張ってる・・・でもこれはどう?耐えられるかしら?)
右足の指を口に含んだまま左足の靴を脱がし、靴下の上から先ほど右足にしたのと同じように足指を激しく捏ね回す。
「っああああああああああああ!!もう・・・もう・・・ダメぇぇぇぇぇっ!!なぎさ・・・イっちゃうぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!」
両足に異なる快感を感じ、一気に絶頂へと昇り詰めた。
「なぎさ・・・もしかして・・・イっちゃった?」
「・・・ヒック・・・ヒック・・・(コクコク)」
「水虫の足舐められるのが・・・揉まれるのが気持ちよくて・・・イっちゃったの?」
「う・・・うわぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!」
ほのかはなぎさが感じているであろう恥ずかしさを敢えて口に出し問いかける。
絶頂を迎えた余韻に浸る間もなく、恥ずかしさから大声を上げて泣き始める。
「じゃあ次の治療いくわね」
泣きじゃくるなぎさの足にブーツを履かせ始める。
右足は素足のまま、左足は靴下を履いた状態で。
「うぅぅ・・・ヒック・・・なんで・・・ブーツ・・・」
「この間も言ったけど水虫菌は暑さに弱いの・・・だから足を温めるのよ・・・昨日も電気毛布とかでやったでしょ?」
「ま・・・また・・・足蒸らすの・・・」
「そう・・・でもあなただけに辛い思いはさせないわ・・・」
「え・・・?」
そういうとほのかはローファーと靴下を素早く脱ぎ捨て、両方の素足をなぎさに見せる。
「っっ!!!!ほのか・・・あなた・・・」
「そう・・・私もね・・・水虫なの・・・なぎさだけ足が痒くて辛いのなんて・・・私嫌だったから・・・これで二人で頑張っていけるでしょ・・・?」
「ほ・・・ほのかぁぁぁっ!!ヒック・・・ヒック・・・ありがとぅぅ・・・ごめんね・・・私の為にぃぃ・・・」
「だから・・・今から一緒に二人で足蒸らして・・・治療を・・・え・・・?ちょっと・・なぎさぁっ!!?」
ほのかの言葉が終わらないうちになぎさはほのかの足を掴み床に押し倒した。
そして、自分がされたのと同じように右足の靴下を脱がし足指を口に含んだ。
「なぎさぁぁっ!!?くふぅぅぅぅっ!!!な・・何をぉぉ・・・」
「わはひらへやっへもらっはらふぁるいふぁら・・・(私だけやってもらったら悪いから・・・)ぴちゃ・・・くちゅ・・・ぴちゃ・・・」
「ちょっ・・あ・・・くぁぁぁぁ・・・くふぅぅぅんっ・・・」
なぎさほどではなかったにしろ、ほのかの足にも媚薬は確実に作用していてなぎさの口内で足指が転がされるたびに感じてしまう。
「ほのかの足・・・おいひぃよぉ・・・ぴちゃ・・・ぢゅる・・・くちゅ・・・」
「なぎさぁっ!!だめぇ・・・イっちゃうよぉ・・・ほのかイっちゃうから・・・やめてぇぇぇぇ・・・」
「イっひゃいなよぉ・・・ほらぁ・・・」
また先ほど自分がされたように左足の靴を脱がし、靴下の上から足指を揉みしだく。
「っあああああ!!ほのか・・・イく・・・イクっ!!イクゥゥ!!イっちゃうぅぅぅぅぅぅっ!!!!」
なぎさは絶頂を迎えぐったりとしたほのかにブーツを履かせ、微笑んだ。
「これで一緒だね」
「はぁ・・・はぁ・・・そうね・・・くすっ♪」
「次の治療はどうするの・・・?」
「ブーツ+電気毛布かなぁ・・・」
「凄く蒸れそう・・・きっと凄く効くね・・・」
「そうね・・・じゃぁ・・・はじめましょ・・・」
二人はブーツを履いたまま最大まで暖まった電気毛布を敷いてあるベッドへ横たわり、上から毛布を三枚もかぶった。
「くぅぅぅぅっ!!ほのかぁっ!!足が蒸れて・・・痒いよぉぉっ!!」
「なぎさぁっ!!私もぉっ!!足蒸れ過ぎて・・・痒いぃぃぃっ!!」
二人はそれから三時間、布団の中で抱き合いながら足を蒸らし続けた。
296 :
1:2007/09/28(金) 11:19:35 ID:yWN1+5Xq0
今回はココまでです
あともう少しだけ続きます
ちょっと違う方向にいき始めちゃってるかも・・・
すみませんm(__)m
297 :
21:2007/09/28(金) 20:29:59 ID:k80uf0BM0
>>1さん
ムッヒョゥ!キテルー! Σ(・∀・*)
ほのかの意地悪とそれに耐えるなぎさの姿がが素晴らスィ!!
そして「ほのか→なぎさ」から逆転パターンへと展開してゆく一連の描写も激萌えですが、
百合好きとしては最後のベッドで抱き合って痒みに悶える場面が更にグっときました。
汗だくになりながら脚を絡ませて互いに背中に爪を立ててるに違いない・・・!(*´Д`) ハァハァ
どうもありがとうございました!そして続きも何卒ご無理の無い範囲で宜しくお願いします〜。
そして「精神的な要素が入った〜」といいましたのは、
水虫とか足の匂いとか蒸れとかで人知れず悩んでる女の子が、その悩みを知った相手に苛められる・・・みたいな意であります。
「○○をばらされたくなかったら○○しなさい」みたいに言われて、羞恥と苦悩の板ばさみになるというような。
弱点というよりギャップ萌えに近いですかねぇ・・・うむむむ・・・。
>>ノイズさん
自分は足・足裏・足指・水虫・蒸れ・匂いはみんな好きですが靴下系も大好きです。
(ニーソだけはどうしても足より脚のイメージが先行してしまうのでちょっと好みから外れますが)
そして1さん同様ブーツ踏みとかは守備範囲外で、あと靴系もイマイチな感じです。
しかし○○限定!みたいに絞ってしまうとスレが衰退しかねない気がしますし、
靴系も靴下系も含めて広い範囲での足関連の小説スレというノリがいいんじゃないかなぁと個人的には思いますです。
298 :
ノイズ:2007/09/28(金) 22:53:26 ID:6XGLe5eF0
いま21さんがイイこと言った!
確かに限定したら堅苦しくなりますね 目から鱗ですw
299 :
ノイズ:2007/09/30(日) 01:27:20 ID:1QN6Qcst0
本日誕生日を迎えましたぁ もう歳とりたくない… _| ̄|○ガクッ
300 :
1:2007/09/30(日) 01:40:25 ID:ULa5g64F0
おめでとうございます(^o^)/
事前に言ってくだされば丁度に書き込みしましたのに^_^;
301 :
1:2007/09/30(日) 02:33:59 ID:ULa5g64F0
21さんのリク完結しましたので投下します
最後少し力尽きてしまった感が・・・
すみません・・・
二人とも全身汗だくになりながら、抱き合いながらお互いの背中に爪を立てて必死に耐える。
「ほのかぁっ!!足が・・・痒いよぅっ!!!くぅ・・・くぁぁぁぁっ!!」
「なぎさ・・・私もぉっ!!うぐぅっ・・・ひぎぃっ!!」
三時間が経過し、二人はベッドから降り床に座った。
「・・・じゃあ・・・ブーツ・・・脱がすね・・・」
「うん・・・」
ほのかはなぎさの右のブーツのジッパーに手を伸ばしてゆっくりと脱がせていく。
ふくらはぎも足首も汗ばんでいたが、やはり足の裏や足指の比ではなかった。
ブーツに仕込んであった薬と足汗でびっちょり濡れた足を目にしてほのかは興奮しはじめる。
「なぎさ・・・はぁ・・・はぁ・・・な・・・舐めるよ・・?」
「でもぉ・・・蒸れまくって・・・臭いし・・・汚・・・いぃぃぃぃっ!!!?ほ・・・ほのかぁっ!!!く・・・くひぃぃぃぃ・・・」
「おいひぃよぉ・・・すごくしょっぱくて・・・なぎさの味がするよぉ・・・」
「くぅぅぅぅぅ・・・痒いぃっ!!気持ちいいっ!!へ・・・変になっちゃうぅぅっ!!」
暴れるなぎさを抑え付けるように床に倒れこむ。
そのまま右足を舐め続けながら、左足のブーツも脱がし蒸れて濡れた汗まみれの靴下の足の裏の匂いを嗅ぐ。
「なぎさぁ・・・左足も・・・凄く蒸れてるぅ・・・いい匂いだよぉ・・・」
「くぅぅっ・・・ほ・・・ほのかぁっ!!」
右の素足を舐められながら左の靴下足裏の匂いを嗅がれ、両足に激しい痒みと気持ちよさを感じなぎさは小さく痙攣しながら身悶える。
そんななぎさの目の前にほのかのブーツが目に入った。
無意識にほのかのブーツを無理矢理脱がし、同じように汗と薬にまみれて塗れた右足を口に含む。
「ぅああああ!!!?な・・・ぎさぁっ!!!?くぅっぅぅっっ!!!」
「ほのかの足も・・・おいひぃ・・・靴下の匂いも嗅ぎたい・・・あぁぁぁっ!!くぁぁぁぁぁっ!!」
お互いに足を舐めながら匂いを嗅ぎながら、絶頂へと着実に向かっていく。
そして・・・
「ほのかぁぁっ・・・私・・・もうイくぅぅっ!!!」
「なぎさ・・・私も・・・もうイっちゃうぅっ!!」
「二人で・・・」
「うん・・・」
「「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!!イ・・・イくぅぅぅぅぅぅっ!!!」」
二人は同時に絶頂を向かえた。
その後もぐったりしながら、痒みに耐えながら何分間か足の匂いを嗅ぎ続けた。
「はぁ・・・はぁ・・・すっかり薬流れちゃったみたい・・・もう一回塗らなきゃ・・・」
「足・・・痒い・・・早く・・・薬塗ろうよぉ・・・」
「そうね・・・ねぇ・・・二人で塗ろう・・・?」
「うん・・・一緒に・・・」
二人は左足の靴下を脱ぎ、両足とも素足の状態になり向かい合って座った。
そして、なぎさは右足に、ほのかは左足に薬をたっぷりと塗りこんだ。
「なぎさ・・・いくよ?」
「うん・・・こっちもいくね・・・」
ほのかは左足をなぎさの左足に、なぎさは右足をほのかの左足にそれぞれ擦り合わせはじめた。
足の指を絡ませたりかかとで土踏まずを擦りつけたり。
足を交差しながら互いに足の裏を擦りつけあいながら、薬を塗りこんでいく。
「あぁぁぁぁぁっ!!ほのか・・・痒いいぃぃっ!!」
「わ・・・私もぉ・・・足痒いよぅぅ!!」
三十分ほど足を擦りあった二人は、今度はお互いの足をマッサージしはじめた。
「うぅんん・・・ここ・・・気持ちいい・・・?」
「あはぁぁっ・・・なぎさぁ・・・ここいいよぉ・・・」
最初は軽く押したり揉んだりといったものだったが、徐々に爪を立てあい掻き毟る形へと変化していった。
「あぁぁぁぁっ!!ひぃ・・・ひぐぅぅっ!!!か・・・か・・・はぁ・・・」
「あ・・・がぁぁぁああっ!!いいっ!!ぎもぢいっ!!」
それぞれ互いの足を掻き毟りながら、自分の足にとめどなく押し寄せる快感に悶絶する。
「もっとぉ・・・もっとぉぉぉっ!!気持ちいいっ!!ぎもぢよずぎるぅっ!!ほのかぁぁっ!私・・・またイっちゃうぅぅっ!!」
「私も・・・気持ちよすぎてっ・・・おかしくなるぅっ!!くぅぅぅっ!!私もイっちゃうよぉぉっ!!」
「なぎさ・・・」
「ほのか・・・」
「「あぁぁぁぁぁぁっ!!!」」
再び同時に絶頂を迎え、抱き合うようにして眠りについた。
「あ・・・もしもし・・・美墨さんのお宅ですか?雪城ですが・・・えぇ・・・ほのかの祖母でございます・・・今日家にお宅のなぎさちゃんが来てたんですけどね・・・何やら二人で遊んでいたようなんですが・・・
先ほど見にいってみると仲良くぐっすり眠ってしまっていたんです・・・明日から連休ですし、あんな気持ちよさそうに眠っている二人を起こすのも悪いですし・・・
なぎさちゃん、今日はこちらに泊めたいと思います・・・いえいえ・・・迷惑だなんてそんな・・・えぇ・・・では失礼いたします・・・」
「ふう・・・それにしても最近の子はどんな遊びをしてるのかねぇ・・・あんなに汗だくで疲れ切って・・・まぁ・・・気にしないでおきますか・・・二人だけの秘密の遊びということにしておきましょ・・・ふふふふ・・・」
(終わり)
307 :
21:2007/09/30(日) 14:26:05 ID:Tqjs8gad0
>>1さん
完結乙です&激しくGJです!!
「パジャマ姿なのに靴下」のような、「履くべきでない状況で何か履いてる」というシチュも非常に好きなので
ベッドで足を蒸らしながら抱き合って痒みに身悶える二人というのはかなりツボでした。
そして薬の塗りっこ→マッサージ→掻き毟りあいの怒涛の展開が実に・・・実に・・・! (*´Д`)=3 ハァハァ
作品を通して全体的に生々しい汗まみれの空気感みたいなものが感じられて素晴らしかったです。
文字数に比例するように激しく堪能させて頂きました!どうもありがとうございました!!
現在一応セレン&フィリスで書き始めてますが(まだ導入のちょっとだけですが)、
それに入れるシチュでも新たな別のものでも結構ですので何かご要望ご提案ありましたら是非に〜。
>>ノイズさん
やはり無事に1年を積み重ねられたのは良きことだと思うですよ (つ´∀`)つ花 ハピバスデー
308 :
1:2007/09/30(日) 15:43:06 ID:ULa5g64F0
ちょっと最後は力尽きてしまって・・・
もう少し詳しい濃い内容にしようかと思ったのですが^_^;
とりあえず21さんの次の作品を楽しみにしていますので
今回は特別リクはしませんです〜
ノイズさん、本当におめでとうです〜
309 :
1:2007/09/30(日) 16:40:16 ID:ULa5g64F0
270さんの妄想です
どうぞ、かなり短め・・・
これは似ているようで似ていないある双子の物語。
「お姉ちゃぁん・・・宿題教えてよ〜」
「あんたねぇ・・・少しは自分で考えなさいよ!」
「考えたんだけど・・・わからないんだもん・・・」
「しょうがないわね・・・ほら、どこ?」
勉強が出来てしっかり物の姉と、少し頭の弱い天然系の妹。
双子の典型である。
顔立ちはさすがに似ている。
違うところといえば髪型と目くらいか。
姉はツインテールでつり目、妹はショートカット気味でたれ目。
と、ここまで違いを並べてきたが実はもう一つ違うところがある。
それは・・・
「ありがとう、お姉ちゃん・・・宿題が終わったよ〜」
「あんた・・・ほとんどわかんないとか言って・・・私にやらせたわね・・・ちゃんと自分でやりなさい〜!!」
「違うもん違うもん・・・ほんとにわかんないんだもんっ!!」
「問答無用〜お仕置きだ〜!!」
「いやぁっ!!やだぁっ!!」
あっという間に姉に床に組み伏せられてしまった妹。
お仕置きとは一体・・・どんなひどいことが始まるのだろうか・・・
「さぁ・・・覚悟はいい・・・?」
「いやぁぁぁぁぁっ!!」
「それぇっ!!こちょこちょこちょこちょっ!!!」
「あははははははっ!!腋っ!!腋はだめぇぇっ!!こちょこちょしちゃいやぁぁぁっ!!」
そう・・・お決まりのパターン・・・くすぐりである。
夏であるため薄着をしている妹は、露出している部分が非常に多かった。
ノースリーブからのぞく腋、短いスカートからちらりと見える太もも等。
姉は妹の弱い部分を的確にくすぐっていく。
薄い服の上から脇腹やおへそのあたりも逃さずくすぐりまくる。
「あはぁははははっ・・・くひゃひゃひゃはははっ!!おねぇ・・・ちゃぁぁぁんっ!!もうやめてぇはははははっ!!」
「ほんとにあんたはくすぐり弱いわよね・・・その点私はぜんぜん平気なのよね・・・」
妹もお返しとばかりに笑わされながら姉の腋や太ももをくすぐるが、全く効かない。
姉はくすぐったがってバタバタと激しく動く妹の足を見て一言。
「あんたそんなにくすぐり弱いのに、何故か足の裏は効かないのよね・・・なんでだろう・・・」
「くひゃひゃははは・・・足の裏は・・・平気だもんっ!!」
体中に這い回っていた姉の指が足の裏に移動すると、妹は平気な様子に戻る。
何故か妹は足の裏だけはくすぐりが全く効かないのだ。
しばらく妹の足の裏をくすぐり続けていた姉が一言・・・
「全く・・・双子ってやっぱり反対な部分多いのかしら・・・」
「・・・!!(反対な部分・・・?私が足の裏効かないってことは・・・もしかして・・・えいっ・・・)」
「ひゃはぁっ!!?ちょっと・・・何すんのよぉっ!!」
妹は姉の黒いニーハイに包まれた足の裏を少し引っ掻いてみた。
それだけでこの反応である。
妹はチャンスとばかりに、発覚した姉の弱点を激しく責めまくる。
「それぇっ!!こちょこちょこちょこちょ・・・」
「くひゃははははははっ!!あははははっははっ!ちょ・・・や・・・やめぇあはははははっ!!!」
「お姉ちゃん足の裏弱いんだぁ・・・靴下超しなのにそんなに笑って・・・じゃあ素足だったら・・・?」
「はぁ・・・はぁ・・・ちょっとあんた・・・何を・・・」
妹はハサミを取り出し、姉の靴下の土踏まずの部分を丸く切り取ってしまう。
「ふふふ・・・おねえちゃん・・・素足の土踏まずが丸見え・・・くらぇぇぇっ!!」
「あぁぁぁっ!!あはははははははっ!!だめぇぇぇぇぇぇっ!!きゃはははははははっ!!!」
「今度は足の指ね〜」
反対の靴下はつま先部分を切り取り、足指だけを露出させ素足の足指をくすぐる。
「いひひひひひひひっ!!うはははははははっ!!足の指は・・・らめぇぇぇぇぇっ!!!」
「そうなんだぁ・・・足の指はだめなんだぁ・・・(ニヤリ)」
いいことを聞いたという顔をした妹の手には、使い古した電動歯ブラシ。
毛はかなり柔らかくなっており、くすぐりには最適である。
歯ブラシの毛を足指の股に宛がうと、スイッチを入れる。
「あぁぁぁっあはははははははっ!!あぁぁんっ!ひゃはははっははぁんっ!!あんっあんっ・・・いひひひひひっ!!」
「くすぐったいだけじゃないのかな?何か甘い声も漏れてるねぇ・・・」
「あははははあぁん・・・そんなこと・・・くひひひひぃぃんん・・・ないいんだからぁぁははははははっ!!」
もともと少し汗ばんでいた足指の股は、激しいくすぐり攻撃により更に汗まみれになっていた。
「お姉ちゃん・・・足指が汗まみれだねぇ・・・それっ!!奥義!!ダブル歯ブラシ!!!」
「あぁぁぁぁはははははっ!!両足ぃっ!!?ずるいぃぃっ!!ずるいひひひひひひっ!!もうっ・・・もうっ・・・らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
「お姉ちゃん・・・私の・・・勝ちだね・・・」
(終わり)
>21さん
脱がされたブーツに注がれた酒を美味しそうに飲まれて恥ずかしさを顕にするセレンちゃん希望です。
嫌らしく変態的にアレンジしてください。
315 :
ノイズ:2007/09/30(日) 20:35:49 ID:psJLZDo10
1さん
21さん
ありがとうございますっ!
やっぱり「おめでと」言ってもらうのは嬉しいです☆
ちなみに20代後半に突入です (;´Д⊂)アウ
316 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 21:55:36 ID:n3+F+LAc0
(*´д`*)ハァハァ
317 :
21:2007/09/30(日) 22:42:57 ID:Tqjs8gad0
>>1さん
むしろ1さん的にゾーン中央からは外れている筈の水虫ネタで何度もお願いしてしまっているのに
今回のような長めの作品まで書いて頂けて有難いやら申し訳ないやらで・・・。 (*・ω・)人
こちらもなるべく早く仕上げられるようがむばります。 (・∀・;)>
そして新作も読ませていただきました。乙です&GJです!
つかs・・・いやゲホゴホン。妹のほうが足裏くすぐりに強いという設定は
個人的にちょっと惜しい気もしましたが、こういうキャラが責め手になるのもイイすねぇ。
味を占めた妹によって今後ことあるごとに同じ光景が繰り返されたりしそう・・・!
>>314 ぐむむ、今想定してる筋ではちょっと入れにくい予感・・・
なんとか検討してみますです。ご提案感謝〜。
>>ノイズさん
う〜む、素直に喜べるのはやっぱ十代までですかねぇ
数十年後に米寿とか白寿とかまで行ったら又喜べるかもですが (;・∀・)
318 :
1:2007/10/01(月) 01:02:27 ID:tYYCQw/J0
314さん、いいシチュですね
無理にならない程度に21さん、お願いしますm(__)m
ノイズさん、まだまだ若いじゃないですか〜
これからですよ☆
21さん、でも私いつも詳しくリクもらってるのに
外れてしまうこととか多いので・・・^_^;
21さんの言うとおり双子のモデルはもちろん・・・w
21さん、気長に待たせていただきますのでどうかごゆっくりと〜
↑ブラクラ
寝る前に急に思いついてしまった
くだぐだですまないとっても眠いんだ
天才的な悪のちびっ子科学者が刺激に超敏感になる薬を完成させる
これで正義の味方を倒せると喜び勇んだのもつかの間誤って薬を落としてしまう、ちびっ子だから寝不足には弱かったのだ
落とした薬はスリッパに直撃、右足だけ超敏感になってしまう
なんとか即興で敏感を抑える薬を作ってはみるものの効き目は三十分しか続かない
そんな状態で正義の味方とバトル!お約束の敗北!残念だなちびっ子
正義の味方に捕らえられたちびっ子
大変です、効き目が三十分しか続かないので徐々に右足が敏感になってまいりました
正義の味方はそんな事知らないのでちびっ子に尋問タイム
ちびっ子必死!
「おい、そこのつんつん頭!私の白衣から薬を取ってくれ!」
「は、誰がつんつん頭だ!つーかこの薬何?」
「それは対抗薬だよ!敏感薬を右足に引っ掛けちゃったから・・・ああもう、そんなこといいから早く渡せバカ!」
いくら余裕がなくてもそれは考えが足りないぜ、ちびっ子だから逆境には弱かったのだ
「はーん・・・敏感薬ねぇ・・・ちょうどいいや俺お前に聞きたいことがあったんだよ色々さ!」そしてスイッチぽちっと
長くなったから分けるわ
ちびっ子のが縛られて座っているいす変形、足裏マッサージ用のいすみたいに
従ってちびっ子は強制的に足をのばさせられる格好になりました
「な、なんだよー!変な仕組み使ってないで早く薬を渡せつんつん頭!」
「お前自分の立場わかってる?」
そういうやいなやちびっ子のサンダルをポイス
「まあ、最初は両足の感度チェックからかな?」
ちびっ子ようやく気がついた、これは我が身の危機!
「待て、つんつん頭!話あおきゃははは!」
「あれ?お前薬って右足にかかったんだよな?」
「やめろばか!私はもともとくすぐりには弱いんだ!」
「ふうん・・・それは楽しそうだな・・・」
どこが正義の味方かさっぱりわからん顔になったつんつん頭と怯えきったちびっ子、明日はどっちだ!
「では、まず最初の質問。俺の名前はつんつん頭じゃありません。」
「あはひゃひゃ!最初から質問じゃなーい!」
まあ、こういうのを嬉々として書いてる俺は変態だな。しかも長くなった、申し訳ない。
寝るわ、おやすみ。
あとこれだけは言いたい。ちびっ子は金髪が一番だよ。
323 :
1:2007/10/02(火) 02:36:33 ID:canul6P00
妄想屋さん、どうもです〜
了解しました〜
ちびっ子はあまり得意ではないですが頑張ってみます〜
妄想屋さんのリク自体が次第にSSと化している件ww
きっと近いウチに新たな作家さんになると期待してみる
325 :
21:2007/10/02(火) 21:17:41 ID:E8dO2DNe0
>>1さん
むしろこちらで書いてる分のほうが本当にツボ突けてるかどうかが激しく不安です。 (・∀・;)ドキドキ
大体の筋は考えてあるんですがなかなか進まないのでかなりかかるかもですすみません・・・
ところで食べ物系のプレイは1さんのゾーン的にはどのあたりになりますでしょか?
シチュ的に314氏の提案された分に加えやすそうな感じなので
もしストライクゾーン真ん中に近いようでしたら入れるのもアリかなぁと思ったりするのですが・・・
>>314の方
そのお酒を飲む側は性別とかキャラとかどんな感じが良いでしょか?
ちなみに検討してみましたが今書きかけてるのとは別になりそうな感じです。
ちょっと短めになるかも・・・
326 :
1:2007/10/02(火) 21:36:08 ID:canul6P00
確かにですね〜
妄想屋さんの方が私より上手く書けそうな気がするので
書いてみてはいかがでしょうか?
21さん、食べ物系は基本的におkですよ〜
全く外れてはいないので入れてくださるのなら是非に〜
ゆっくり待ってますのでお気になさらずに〜
みなのもの!せっかくの期待裏切って済まないが俺は小説書けない!何回も断念してるからな!
さて、絶望の告知このくらいにしては昨日に引き続こうか
今日は趣向を少し変えてこらえる系にしよう
ずっきんどっきん今をときめく魔法少女とそのマスコット妖精がいたとする
妖精は魔法少女にしか見えない、そういう設定
その二人が習い事の習字教室に出かけたとする
魔法少女は真面目に字を書いているが妖精は暇
あんまりにも暇なので妖精は魔法少女にちょっかいをかける
魔法少女にしか姿が見えないのを良いことに足の裏をくすぐる
周りから変に思われるのがイヤだから笑ったりできない、切ない
このシュチュのいいところは二つある
一つはこらえる魔法少女が可愛いこと、こらえきれなくて笑ってしまってもいいぞ
もう一つは家に帰ってからお仕置きと称する第二部が始められることだ
どうよこの地球に優しいエコロジー
次回は吸血鬼でも餌食にするか
328 :
1:2007/10/02(火) 23:49:58 ID:canul6P00
妄想屋さん、第二部は魔法少女が妖精にですか?
というか・・・まだ前回の書けてないです・・・w
ああ1さん、なんともすまない
馬鹿だから思いついたときに書かないと忘れちゃうんだ
第二部とか冗談だから、つーか所詮変な奴の妄想だから
じゃあ俺ちょっとのど飴買ってくるから落ちる
おやすみだ!
330 :
1:2007/10/03(水) 00:25:55 ID:CkCs1g4g0
でしたら自分なりに書かせていただきます〜
もしうざかったら書くのやめますが・・・^_^;
331 :
1:2007/10/03(水) 02:22:54 ID:CkCs1g4g0
「やったぁっ!!ついに究極の薬を完成させたぞ〜」
ある悪の星で金髪のちびっ子科学者が研究室で歓喜の声をあげた。
三日間もろくに寝ずに正義の味方(ちびっ子にとっては敵)を倒すために特別な薬を発明していた。
その努力がやっと実り、この日ついに薬が完成した。
「ふふ・・・ふふふ・・・この薬をぶっかけてやれば刺激に超敏感になるのだ・・・名付けて・・・『超敏感薬』!!!(子供なので・・・かっこいいつもり)」
その薬を使い、今日こそ正義の味方を倒すつもりだった。
しかし・・・
「さぁ・・・出発だ・・・(くらっ・・・)あ・・・(ガチャァァァンッ!!)ひ・・・ひあぁぁぁぁっ!!?」
出発しようと座っていた椅子から立ち上がるときに、寝不足がたたり立ちくらみを起こしてしまう。
そのせいで持っていた薬のビンを右足の上に落としてしまい、割れたビンから中身が流れ出し右足は一瞬で敏感薬漬けとなってしまった。
「しまったぁぁぁぁっ!!ど・・・どうにか・・・ひ・・・ひあぁぁぁぁっ!!」
薬の効果を取り消す方法を調べようと、書庫まで歩こうと右足を踏み出した瞬間全身に電流が走る。
「うぅぅ・・・効きすぎぃ・・・右足が敏感になりすぎて歩けないぃぃ・・・」
仕方なく頭に詰め込んである知識から対抗薬を作ろうと必死に頑張るちびっ子。
しかし、やはり知識もそれだけでは不十分な上焦っていたため、三十分しか効き目のない中途半端な薬しか作れなかった。
「な・・・ないよりはマシかぁ・・・ふぅっ・・・これでどうにか・・・さて・・・もう一頑張り・・・」
対抗薬を右足にぶっかけ落ち着いたちびっ子は、改良も兼ねていくつか薬を完成させる。
そんな時・・・
「ち〜すっ!!戦おうぜぃっ!」
「でたなっ!!正義の味方!!っていうかわざわざ敵の本拠地に乗り込んでくるとはおろかなヤツよ・・・五分で片付けてやるぅっ!!」
三分後・・・
「あぅぅ・・・その・・・強さ・・・反則・・・ガクッ・・・!」
「まぁヒーローだからな・・・さてと・・・」
ちびっ子の着ていた服を全て脱がしその場にあった椅子に座らせ、縄でがっちりと拘束する。
「あ・・・サンダル脱がしてないや・・・まぁ全裸にサンダルだけってのも乙なものってか?ん・・・?この椅子変形するのか・・・お・・・説明書があるぞ、どれどれ・・・?」
二十分後・・・
「う・・・あぅぅ・・・ん?ちょっとぉっ!!何コレェ!!?」
「ん?おはよう・・・」
「おはようじゃないぃぃっ!!僕を縛りつけてその上服まで引ん剥くとはっ!!!ボクをどうする気だぁっ!!」
「いや、ボスの居所を尋問でもしようかと思ってね・・・」
「裸にする必要はあるのかっ!!」
「お約束だろ?こういう話には?」
「そんなつまらない理由でぇっ!!!ほどけぇっ!!」
「まぁ落ち着け・・・ボスの居所を吐いてくれたらすぐに解いてやるからさ・・・」
「誰がっ!!あ・・・あぅうあぁあぁ・・・」
暴れまくるちびっ子は、自分の右足にかかった薬のことなどすっかり忘れていた。
しかし、三十分が近づき始めると急に右足が疼きだしてしまう。
「ん?どうした?」
「おい・・・つんつん頭・・・ボクの白衣をとれ・・・」
「つんつん頭と呼ぶなっていつも言ってるだろ・・・ん?コレ?お・・・ポケットに何か・・・」
「それぇっ!!早くそれをくれぇっ!!」
「コレ何なの?」
「それはボクの作った対抗薬だよぉっ!!ほら・・・わかったら早くぅぅっ!!」
「何に対抗する薬?」
「だ・・・だからぁ・・・敏感薬っ!!僕が作った超敏感薬さ!!間違って右足にかかって右足が敏感になって・・・」
「ふぅん・・・(ニヤリ)ポチッとな・・・」
「あぁぁっ!!?あれ・・・それっ!!変形リモコン!!何でお前がぁっ!!?」
「ん?そこに普通に置いてあったよ?」
「しまったぁぁぁっ!!」
ちびっ子の座らされていた椅子が変形し始め、縛られたまま足を伸ばす格好にされる。
「お〜・・・高さも丁度いいな・・・」
「へんなこと言ってないでボクに薬を・・・」
「敏感になったのは・・・右足だっけ?」
ココに来てようやく自分の大ピンチに気づくちびっ子。
「ま・・・待て・・・話せば・・・」
「まずはもともとの感度を調べるため左足からかな・・・」
ストップをかけるちびっ子を無視し、左足のサンダルを脱がせ指で軽くくすぐる。
「わかるぅぅぅっ!???うはははっははははっ!!やっ!!やめっ・・・ひぃぃぃっ!!」
「あれ?こっちは左足だぜ?」
「あぅぅぅ・・・ボクはもともとくすぐりに弱いのっ!!だから・・・」
「へぇ・・・左足でコレじゃ・・・右足をくすぐったりしちゃったら・・・どうなるかなぁ・・・」
「ひぃっ・・・そんなの・・・いやぁあぁぁははははっはははっ!!ぎゃははははっはははっ!!いひヒッあははははうはははっははあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ははははっ!!」
対抗薬が切れ超敏感になってしまった右足のサンダルを脱がせ、激しくくすぐる正義の味方。
もはやどっちが悪だかわからない。
「いひひひひひっ!!あはははははははっ!!息っ!!できなっ・・・あはははははっ!!死ぬっ・・・死んじゃ・・・・あはははははははっ!!!」
「さすがに死ぬのは困るなぁ・・・ボスの居所聞かなきゃ・・・」
「言うっ!!言うからぁいひひひひひひっ!!!やめ・・てくrあはははははははっ!!」
ちびっ子はボスの居所を教えたがくすぐりはやめられる事はなかった。
このあとのちびっ子の行方は誰も知らない・・・
あ、あとこの悪の星は正義の味方によって五分で壊滅させられました。
(終わり)
>21さん
キャラはモンスターでも人間でも何でもいいです。
飲んだ水について恥ずかしさを誘うような言葉で責め立てるような感じで。
あんまり細かく書くと読む楽しみがないので好きに書いてください。
337 :
21:2007/10/03(水) 21:13:12 ID:u66d+eal0
>>1さん
やっぱ仕事早いスねぇ・・・GJです!
シリアスなのとかロジカルなのも好きですがこういう軽めの作風も非常に好きです。
既に正義なのかなんなのかあやしい正義の味方とザックリしたオチに吹きました。
そのうちこういうノリのも書きたいな・・・
>>336 むむ、そのへんの設定はフリーハンドすか・・・了解しました!
仕上がってガッカリになると切ないのであまり期待なさらず気長にお待ちいただければ有難いです。
338 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 21:31:13 ID:702CdBMN0
(*´д`*)ハァハァ
339 :
1:2007/10/04(木) 00:58:39 ID:5QnTgpbm0
21さん、どうもです
オチは最後に遊び心で軽く付け加えましたw
翌日、何も知らない由美子は着替えた後パンプスに足を通す。
その瞬間、ぬるっとした感触を感じた。
(なんかヌルヌルするぅ・・・・・ 昨日まではなんとも無かったのに)
(蒸れて汚れてきちゃったかなぁ)
履き替えたくても替えが無い由美子はそのパンプスを履くしかなく、不快感とともに一日を過ごすこととなった。
5日日の終了後、由美子がパンプスを脱ぐと今までに無い異臭が足元から臭ってくる。
玲子が仕込んだ仕掛けが機能しつつある証拠だった・・・・・
その日から毎日玲子は由美子のパンプスに水虫足をなすりつけ続け、経過を観察していくことにした。
由美子の足元に変化が出てきたのはそれから3日経った頃で、休憩時間にパンプスの中で足をモゾモゾさせていた。
(何か、指の付け根が痒いなぁ。最近は足も臭うし・・・・)
玲子が毎日足を通し続けた由美子のパンプスは、段々と臭いがきつくなってきて人前では脱ぐに脱げない状態になってしまっている。
(足も痛いし脱ぎたいんだけどなぁ・・・・・)
相変わらず由美子の足は痛み、一日が終わると歩くのも辛い上の痒みで精神的にも疲れていた。
翌日の朝、疲れきった由美子に更に追い討ちをかける出来事が起きる。
両足の親指の付け根が熱を帯びて激しく痛む。
長期間きついパンプスを無理に履いていたことにより外反母趾の前兆が出始めたのだ。
高いヒールのパンプスを履くのはおろか、素足で歩くことすらままならない。
由美子は藁にもすがる思いで、氷を使って患部を冷やした。
何もしないよりは痛みは軽減されたがそれでもヒールに足を入れることすら辛い。
それでも、ヒールを履いて立つしかない。由美子は痛みが軽くなった瞬間にパンプスを履き、出番までその上から冷やし続ける。
出番になり立ち始めるが1分も経たないうちに激痛に襲われ、それに水虫の痒さが加わり仕事に集中など無理な話だった。
一日の出番は1時間半×3回。休憩時間はパンプスの上から足をひたすら冷やし続けた。
拷問の様な痛みと痒みを何とか堪えて残りの1週間を何とか耐え、由美子の初コンパニオンは幕を閉じた。
地獄の様な2週間だったがコンパニオンの仕事自体は楽しく、その後も短期のイベントを選び足を気遣いながら仕事を続けた。
気遣いが功を奏したか、外反母趾と水虫は影を潜め順調に仕事をこなしていた。
そして、大学生の就職活動が始まる3年の秋が来た。
由美子もコンパニオンを一時中断して就活に精を出す。
希望業種はデパートのフロア店員だったので、秋から冬にかけて毎日ヒールの高いパンプスで会社めぐりをしていた。
毎日のことで足が痛む時でも長時間歩かざるを得ない日も多く、足を気遣ってやれない日々が続くのが気になっていた。
その心配がついに的中してしまう。それも、よりによって本命の会社の試験日にだ。
その日は今までとは比較にならない激痛で目覚めた。
立ち上がることすら出来ずに、足を突かないように冷蔵庫まで這っていって氷を用意して冷やしにかかる。
以前の経験ではこれで幾分痛みは和らぐはずだった。
しかし、今回は違った。いくら冷やしても一向に事態が好転しない。
とりあえず座ったまま着替えて早めに家を出る準備をしたが、腫れ上がった足を無理やりパンプスに押し込むと激痛に悶絶する。
何とか自転車にまたがり駅へと向かい、駅からは手すり伝いながら必死に移動するが痛みは酷くなる一方だった。
由美子は激痛に耐えながらもその日の試験を何とか受け、運良く内定を得ることが出来た。
しかし、足は外反母趾が悪化し、連日のパンプス履きで水虫も再発していた。
この足では長時間ヒールを履く仕事は厳しく、コンパニオンの仕事も足への負担を考えると諦めざるを得ない。
だが、このまま辞めるのもきりが悪いとも思い、デビューの地であるモーターショーで最後にする決心をつけた。
歳は若いがコンパニオンとしてはベテランの域に達していた由美子は引き合いが多くブースはすぐに決まり、足のケアを続けて何とか痛みも痒みも押さえ込んでいたが不安は隠せずにいた。
そしてショーが始まった。会期は前と同じ二週間。
3年前馴染まないパンプスと先輩コンパニオンの陰謀で足に大きなダメージを負ってしまったのだが、今回は履き慣らしたパンプスで足のケアのノウハウもあり最終日まで何とか持ちこたえた。
最終日の朝、由美子にとって最悪の事故がおきてしまう。
ブース内の重い花瓶を移動させていた時、手を滑らせてしまったのだ。
花瓶は由美子のパンプスを履いた右足の親指の付け根に直撃した。
ちょうど外反母趾の痛みの爆弾を抱えていた部分への直撃だった為、激痛のあまりうめき声しか出せないままその場へ倒れこみ気絶してしまった。
気が付くと由美子は病院のベッドの上で寝かされていた。
右足にはギブスがしっかりと巻かれ、痛みとただ事ではない雰囲気を感じる。
気が付いてしばらくすると担当の女医がやってきた。
「神田由美子さんね?」
「はい。私の足はどうなってしまったのですか?」
「あなたの右足は、残念ながら骨折しています。それも親指の付け根の関節の部分がです。」
「厄介な部分なので歩ける様になるまで2ヶ月ほど掛かります。そして、残念ながら怪我が治ってもヒールの高い靴は履けないでしょう」
「えっ、そんな・・・・・」
パンプスが履けないとデパートの売り場店員にはなれない。苦労して掴んだ内定が水の泡となって消えてしまった。
「ヒールが履けないのは女の子として辛いと思うけど、治れば普通に歩けるようにはなるんでリハビリを頑張りましょうね。」
そう言うと女医は退室していった。
由美子は壁にかけてあったコンパニオンの衣装と床に置かれたパンプスに目をやる。
「もう、ハイヒールを履くこともできないのね・・・・・」
色々と苦労をともにした履き古した白いパンプスを手に取ると涙が溢れ出し、泣き崩れた。
2ヵ月後、由美子はリハビリを全て終え普通に歩けるようにはなった。
しかし、女医の言ったとおりヒールのある靴は右足が激しく痛み、履けなくなってしまっていたのだった。
(おわり)
345 :
前スレ466:2007/10/04(木) 20:40:16 ID:x1MYTWau0
スレ汚しご容赦下さいorz
自分は足フェチというよりハイヒールフェチなので、残念ながら皆様とは趣向が合わないようです。
346 :
21:2007/10/04(木) 21:08:12 ID:SBL40cM00
>>前スレ466さん
完結乙です〜。
ハイヒール等は個人的には嗜好としては優先順位が低めなのですが、それでもかなり萌えました。GJです!
しかし足フェチの中ではハイヒール好きはかなり多そうな気がしますし、
スレとしても内容のバラエティに富んでいる状態のほうが良いと思いますので
又気が向かれたら何か書いていただけたら嬉しいなぁ・・・と・・・。 (・∀・*)
347 :
ノイズ:2007/10/04(木) 23:41:03 ID:BBPSvILV0
>>前466さん
趣向が合わないなんてコトないですよ。足フェチは趣向が素足系、匂い系、靴下系などなど数え切れないほど枝分かれしてますから何も気に病むことないですよっ
ここを見てる、ここに書き込んでる方は皆ナマカです
ていうかSS、むしろGJですよ!
スレ汚しだなんてとんでもないです
348 :
前スレ466:2007/10/05(金) 00:14:55 ID:ZQ7LQw/b0
>21さん、ノイズさん
暖かいお言葉ありがとうございます。
ここの流れとちょっと違う内容だったのであまりウケがよくないかと思ってたんでよかったですw
今回の小説を全力で書いてしまったので次回は無いと思いますが、これからもこれからもロムらせてもらいますね。
皆様の小説にも、たまにはパンプスを使って足を虐める様なシーンが出てくることを期待してます。
349 :
1:2007/10/06(土) 00:51:59 ID:/ObYOdFR0
遅くなりまして申し訳ございませんが、前スレ466さん乙&GJです!
規制中になってて書き込めませんでした・・・
350 :
1:2007/10/06(土) 16:31:02 ID:/ObYOdFR0
>>327です
リクとは全く関係ない部分が中盤に長々とあります
私の趣味全開ですw
読みたくない方はぜひ飛ばしてください
魔法少女だって勉強はする。
普段は普通の中学生である、亜実も例外ではない。
亜実はその日の学校が終わると週に二回の書道教室へと向かった。
「ねぇ〜亜実ぃ〜」
「何よセレン・・・」
魔法少女の亜実のパートナー、小さな妖精セレンが不満そうな声を出す。
ちなみにセレンは亜実にしか見えていない。
「またあそこいくの〜?私暇になるからあそこ嫌い〜」
「じゃあ先に帰ってなさいよ〜」
「どこに敵がいるかわからないでしょ!!私がいないとあなた変身できないじゃない!!」
「じゃあおとなしく待ってなさい」
「ぶ〜・・・」
そんなやり取りをしながら、書道教室に到着し授業が始まる。
靴を脱ぎ畳の上に正座して課題の字を書く練習をする。
「ねぇ・・・亜実ぃ・・・亜実ってばぁ!!」
「・・・・・・」
「ちぇっ!!集中するとまわりの声なんて耳に入らなくなっちゃうんだから・・・あ〜あ・・・暇だなぁ・・・」
最初の三十分くらいはその辺を飛び回っていたセレンだったが、やはり暇になってしまい亜実の足元に降り立つ。
「ん・・・?(ニヤリ・・・)」
セレンはお尻の下にそろえて置かれている亜実の白い靴下の足の裏を見て、黒い笑いを浮かべた。
その日一日中靴を履き続けて少し蒸れた為か、白い靴下はうっすらと足の形に汚れている。
時々靴下の中で足の指が小さく動いているのは、正座して痺れているためだろう。
そんな亜実の足を、セレンは小さな手でくすぐり始めた。
「へへへっ・・・コチョコチョコチョコチョ・・・」
「っっ!!!?(セレンねっ・・・くぅぅっ・・・くすぐったいぃぃっ!!)」
自分以外にセレンが見えていないため、ここで声をあげて笑うことは周りに不審がられてしまう。
そう思い、痺れとくすぐりが襲ってくる足の裏に力をこめ必死に耐える。
しかし、手は震えてしまい上手く書けない。
「こちょこちょこちょ・・・」
「(セレンッ・・・やめてぇ・・・くっ・・・くぅぅ・・・)」
課題が完成した者から帰ることが出来るのだが、亜実は手と体が振るえ上手く書くことが出来ない。
気づけば部屋には自分と先生しかいなくなっていた。
「どうしたの?亜実ちゃん・・・今日は調子悪いの?」
「先生・・・はぁ・・・今日はちょっと・・・くぅぅっ・・・!(くすぐったいよぉ・・・)」
「ふふふ・・・それもそうねぇ・・・小さな妖精さんに足の裏くすぐられてちゃ上手く書けないわよねぇ・・・」
「えっ!!!!??先生・・・?なに言って・・・?ま・・・まさかっ!!!」
「ご名答・・・それっ!!」
「うわわっ!!亜実ぃっ!!助けてぇっ!!」
書道の先生からいつもの敵の姿へと形を変え、セレンを手で捕まえてしまう。
今日の先生は、敵の変装だったのだ。
「セレンっ!!セレンを放して!!先生をどうしたのっ!!?」
「あぁ・・・あの女ならここよ・・・」
教室のロッカーを開けると、全身を縛られ猿轡を噛まされた先生が閉じ込められていた。
「先生っ!!」
「殺してはいないわ・・・眠っているだけよ・・・」
「許さないっ!!!」
「許さない・・・?あはははっ!!この妖精がいないと変身できないくせに・・・今のあなたはただの中学生じゃない・・・」
「くっ・・・!」
「ふふふ・・・ほらほら・・・かかってらっしゃいよ・・・」
「なめるなぁっ!!」
亜実はまずセレンを救おうとセレンを掴んでいる敵の右手に向かって蹴りを放つ。
しかし・・・
「ふふふ・・・魔法が使えないとあなたの力はこんなものなの?」
「っ!!放せぇっ!!あぁぁぁっ!!」
左手が触手状に変化し、蹴りを放った右足を触手で受け止める。
太ももまで触手が巻き付き、そのまま逆さ吊りにされる。
「放せぇっ!!放せよぉっ!!」
「ふふふ・・・今日こそやっつけてやる」
右足だけでなく全身を触手に巻き付かれ、身動きがとれなくなってしまう。
そして触手に力をこめ、締め付けをはじめる。
「あぐぅぅぅっ!!あ・・・ぐ・・・あぁぁぁぁっ!!」
「亜実ぃっ!!くそっ!!放せよぉっ!!」
「あなたが悪いのよ、妖精さん?私に捕まったりなんかしちゃうから・・・」
「放せっ!!亜実が変身さえ出来ればお前なんかぁっ!!」
「あなたさえ捕まえておけば変身はされないでしょ?まぁ万が一のために魔法力を吸い取ってやりましょう」
触手の一部が吸盤状に変化し、手、胸、足に吸い付く。
「あなたの魔法力の供給源は胸と手足・・・少しも残らず吸い尽くしてやるわっ!!」
「やめてぇっ!!亜実!!逃げてっ!!にげてぇっ!!」
「ふんっ!!逃げられるわけがないっ!それぇっ!!」
「あぁぁぁぁっ!!ああぁぁっぁぁぁっぁぁっ!!あ・・・あぁ・・・」
胸と手足に吸い付いた吸盤が、亜実のエネルギーを吸収し始める。
それにつれて亜実の体からどんどん力が抜けていく。
「亜実ぃっ!!亜実っ!!」
「あ・・・あぁ・・・もう・・・力がぁ・・・」
「あははははははっ!!あっけないわねぇ・・・」
「亜実ぃ・・・くそぉっ!!このっ!!(ガブッ!!)」
「あいたっ!!」
セレンは思い切り敵の右手に噛付いた。
痛さで少し手が緩んだところからすぐに抜け出す。
「亜実っ!!大丈夫っ!!?」
「セ・・・レン・・・」
セレンは亜実の手足と胸に吸い付いている吸盤触手を、どうにか外そうと力をこめる。
しかし・・・
「余計なことしてんじゃないよぉっ!!」
後ろから敵の無数の触手が襲ってくる。
「くっ・・・」
セレンは素早く回避し、部屋中を飛び回る。
「逃がすかぁっ!また捕まえてやるっ!!」
「んもぅっ!!しつこいなぁっ!!早く亜実を助けなきゃ・・・」
セレンはしばらく飛び回った後、ある場所でいきなり動きを止める。
「はははっ!!あきらめたかっ!!それぇぇぇっ!!!」
「かかったっ!!」
勢いよく向かってくる触手をギリギリまで引き付け、間一髪でかわす。
触手は勢いあまって後ろに置いてあった消火器に攻撃してしまった。
消火器は大きな音を立て破裂した。
辺りに真っ白な粉と霧が立ち込める。
「うぐぅっ!!?げほっげほっ!!」
敵が怯み触手が緩んだところで再び亜実の元へ向かい、亜実の体に巻き付いていた触手を全て外し床に横たえる。
「亜実・・・ごめんね・・・」
亜実はエネルギーをほとんど吸収されてしまっており、吸盤が吸い付いていた胸と足部分に纏っていた服や靴下は完全に溶かされており、まだ未発達な胸と少し蒸れて汗ばんでいる足の裏が露出していた。
「なんてひどい・・・今力を分けてあげるからね・・・」
力が出ずぐったりとした亜実の唇に、口付けをし自分の魔法力を注ぎ込んでいく。
「ん・・・セ・・・セレン・・・」
「亜実!!よかった無事で!!」
「ありがとう・・・少し力が戻ってきたわ・・・」
「変身できる・・・?」
「うん・・・なんとか・・・」
「くそぉっ!!どこだぁっ!!どこにいるっ!!」
「急ぎましょう、セレンっ!!」
「ようやく霧が晴れてきたか・・・霧が完全に晴れたときがお前らの最後だぁっ!!」
しかし霧が晴れたころには、亜実は魔法少女に変身を終えていた。
「今日は危なかったわねぇ・・・私がいなかったらどうなっていたか・・・力が出ないままあいつに好き放題やられてたでしょうねぇ・・・」
「元はといえばあんたが私の足の裏をくすぐったりしたからでしょっ!?」
「だって・・・暇だったし・・・面白そうだったから・・・」
「くすぐりに夢中になりすぎて敵にあっさり捕まったのよねぇ?やっぱり悪いのはセレンよ!!」
「だって・・・だって・・・ごめんっ!!」
「許さない〜っ!!お仕置きだぁっ!!」
「うわっ!!亜実・・・話せばわかるって・・・」
セレンを手で掴み、自分の小指ほどしかない小さなブーツを脱がし、素足にくすぐりを開始する。
「うあははははははっ!!亜実っ!!ごめぇぇぇぇんっ!!あはははははっ!!もうしないっ!!もうしないからぁぁははははははっ!!」
「ちゃんと反省するまでやめないよ〜、汗まみれの蒸れた足は敏感でしょ?ほ〜らこちょこちょこちょこちょ・・・」
「うははははははっ!!もう・・・許してぇっ!!!いひひひひあははははっははっ!!誰か・・・助けてぇぇぇぇぇっ!!」
亜実以外にセレンの声は聞こえない。
誰も助けに来るわけがない。
亜実が満足するまでセレンは両足をたっぷりくすぐられましたとさ・・・。
(終わり)
続いて魔道士のセレンちゃんの登場です。
359 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 23:39:39 ID:M8tgDXvj0
(*´д`*)ハァハァ
360 :
1:2007/10/07(日) 21:59:50 ID:/hMrAb0D0
21さんの作品の名前と被ってしまったorz
申し訳ありませんでしたm(__)m
361 :
1:2007/10/09(火) 23:39:18 ID:+fTHi5fb0
書きたいけどアイデアが浮かばない・・・orz
どなたかリクくれるとありがたいです
362 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 00:35:18 ID:gg/2WGq6O
>>361 なら、自分の実体験をベースに書いてみたらいいじゃん!
それなりの知識もあるだろうからさ、リアリティ溢れる萌え萌え〜なストーリーが出来んじゃね?
363 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 01:49:12 ID:iruxUDqYO
はーい!じゃあリクエストシマッスル。
デンジピンクてどうです?スト着用、ブーツ装備、ムレムレ感はグンバツ(死語)ですぜ。
いかが?
364 :
1:2007/10/11(木) 12:49:17 ID:CyI6s1hy0
363さん、リクありがとうございます
どんな感じがよろしいでしょうか?
もう少し詳しくお願いいたしますm(__)m
365 :
493:フェアリーテール@:2007/10/11(木) 13:48:55 ID:BznOcGED0
「いててっ!!」
「ここは肝臓ですね。敏男さん、最近お酒飲みすぎじゃないんですか?」
「そ、そうかも・・・・」
医大生である武田敏男はメイドリフレ『フェアリーテール』で足ツボマッサージを受けていた。メイドリフレ『フェアリーテール』は伊東美咲に似た美人オーナーが経営しており、業績好調で近々二号店もできる予定もある。
「マリさん、もう少し優しくしてよ。痛いんだけど・・・」
「私は普通に押してますよ。ほら。」
日頃の不摂生の影響で足裏を押されると至る所から電気が走る。
「ぎゃあっ!」
笑顔で敏男のツボを押すマリは長澤まさみに似た顔立ちの美人であり、この店のNO・1メイドである。リフレも資格を持っているだけあって上手い。黒のニーハイに包まれた足が艶やかである。
そんなマリだが、今の敏男にとっては鬼に見えているだろう。
リフレを終了し、家に帰る敏男だが翌日衝撃的な出来事が起こるとはこの時まだ予期していなかった。
366 :
493:フェアリーテールA:2007/10/11(木) 13:54:51 ID:BznOcGED0
翌日、敏男は現場での医療実習の為、中央病院に向かっていた。
敏男の専門は皮膚科である。
診察室から患者の名を呼び診察を開始する。
「田中真理子さん、お入り下さい」
「はい」
診察室のドアが開くと敏男は驚いた。そこには、『フェアリーテール』NO・1メイドであるマリがいたからである。マリも昨日自分が担当した客とこんな所で会うなんてと驚いていた。
「あれっ・・・君は・・・!?」
「あっ、敏男さん・・・医者だったんですか!?」
「ここでは先生で頼むよ。今はまだ実習生だけどね。で、今日はどうしたのかな?」
「あっ、あの・・・・・・」
真理子は顔を赤らめ足をモゾモゾさせながら俯いている。
「恥ずかしがってないで言ってごらん。大丈夫だから」
敏男のこの言葉にマリこと真理子は意を決して話始めた。
「あの・・・あ、足が・・・・・」
「足がどうしたの?」
「足が・・・あっ、足が痒いんです!!」
「じゃあ、痒い所を見せてくれるかな?」
真理子はおもむろに右足の黒ニーハイとパンプスを脱いだ。そして診察台の上に乗せ痒い所を指差した。恥ずかしさの為か真理子は無言になってしまっている。
真理子が指差した所を調べてみると、小指の付け根と周辺に何箇所かふやけた皮膚とただれ、炎症が確認できた。敏男は足から皮膚を採取して顕微鏡で調べた。
「田中さん、水虫菌がいます。」
顕微鏡での検査を終え問診に入る。
「ちなみに、いつ頃から・・・?」
「10日位前かな。痒いなと思ったらこうなってたの。」
「家族に水虫の人はいる?」
「いないわ」
「じゃあ、ペットは?犬とか猫とか?」
「飼ってないよ。」
「ブーツをよく履くとか、あるかな?」
「そんなに履かないよ。」
「そうですか・・・・・・・おそらくどこかで水虫菌を貰ってしまったんでしょう。でも、薬を塗れば大丈夫ですよ」
そう言って敏男は薬を処方し真理子ことマリの診察を終えた。
367 :
493:フェアリーテールB:2007/10/11(木) 13:56:30 ID:BznOcGED0
1週間後、敏男は久しぶりに『フェアリーテール』に行った。
実習はハードで身体の至る所が重く、また足裏もだるさを発していた。
敏男はマリを指名しようとしたが休みだった為、別の子で妥協する事にした。
カウンターの裏側の様子が一瞬見えた時に、受付の子が足の裏をポリポリやっているのを敏男は見逃さなかった。
「まさか、ここのメイドに水虫が蔓延してるんじゃ・・・・」
そんな予感が脳裏をよぎる。
そして、メイドにさりげなく水虫の話題を振ってみる事にした。
「この前さぁ、爪先を蚊に刺されちゃってさあ、超痒かったんだよね〜」
「爪先刺されると痒いですよね〜」
「ホントだよ。靴履いている時に痒くなるとまるで水虫になった気分だもん。」
「ですよね〜。踏んで耐えるしかないですもんね〜」
さりげない会話の中でメイドの表情をチェックするが、あまり変化は見られない。敏男はさらに続けた。
「ちなみに、俺の足はキレイだから安心してね」
「そうですね。でも、水虫ってなんでなるんですかね?」
「足にカビが生えるとなるんだよね。」
「そうなんですか?」
敏男はメイドの黒ニーハイに包まれた足を指差し話しを続けた。
「運悪くあなたの足にカビがくっついてブーツとかパンプスを履いてる時に繁殖するとするでしょ。するとその内にそのカビが悪さするようになるんだ。」
メイドは心配そうな表情を浮かべながら話を聞いている。
「すると、どうなるんですか?」
「足が痒くなったり、皮がむけてジクジクしたりという訳。で、薬のCMみたいになるって感じかな」
「いやだ〜」
敏男はさらにここで畳み掛ける事にした。
「俺さ、さっき受け付けの子がさ、足の裏をポリポリやってたの見たんだよね。もしかしたら水虫かもよ。」
「ホントですか〜!?信じらんない!?」
「水虫って伝染るから気を付けたほうがいいかもね。」
話と共にリフレを終えた敏男だったが、事態はかなり進行していた事を誰も知る由も無かった。
368 :
493:フェアリーテールC:2007/10/11(木) 14:07:01 ID:BznOcGED0
『フェアリーテール』営業終了後・・・
この日に敏男を担当したメイドである葵は、高校生ながらもマリに次ぐ実力者でありメイド管理等も行っていた。
そんな彼女も実は爪先に感じる不快な痒みに人知れず悩んでいた。そして今日の敏男の話を聞いて、自分の足が水虫である事の可能性を認めざるを得なかった。
後日、葵が出勤するとやはり足をモゾモゾさせているメイドが何人かいた。
(みんな水虫なのかな・・・?)
そんな事を考えながら、ぼんやりと勤務していた。
「葵、ちょっと!次のお客さん来てるよ!」
「あっ、マリさん。ごめんなさい!」
マリの呼びかけで我に帰った葵は、やっとテキパキと動くようになった。
勤務終了後、葵のことが気になったマリは、彼女を食事に誘う事にした。
「今日は葵らしくなかったね。どうしたの、一体?何か悩み事?」
葵はマリの問いに対し、自分の足の事が言いずらい為、沈黙体勢に入っていた。
「あまり言いたくないことみたいね。」
マリが会話を続ける内に葵は自分の足が痒くなっていくのを感じていた。
(くっ、こんな時に・・・・)
マリが少し席を外した時、葵は辺りを見渡した。幸いマリの姿は見えない。
「よし、今なら・・・・」
葵は靴を脱ぐと足の痒い部分にさりげなく手を伸ばし、少しずつ掻く事にした。
マリが戻ってくるまでの間だけでも、気休めになると思ったからだ。
しかし、その光景はトイレが満席のために早く戻ってきたマリの視界に入ってしまった。
「葵はまだ気付いていないのね・・・・・」
こっそり忍び寄り、足を掻いている葵の肩を叩く。振り向いた時、葵の顔は羞恥心により固まっていた。
「マリさん・・・・」
「なるほどね。そういう事か。」
マリは納得しながら頷いている。そして話し始めた。
「葵、実はね、私も水虫なの。医者に行って見てもらったわ。」
「そうなんですか?」
「あなたの悩み事が水虫関連のことなら相談に乗るわよ」
マリは葵の相談に乗る事になった。
369 :
493:フェアリーテールD:2007/10/11(木) 14:08:19 ID:BznOcGED0
「田中真理子さん、お入りください」
「はい」
真理子は敏男に相談するついでに自分の足を見てもらうことにしたのだった。席に着くと問診が始まった。
「10日位経ちますが、痒みとかどうですか?」
「割と落ち着いてますよ。」
「じゃあ、両足を見せて下さい。もしかしたら、伝染っているかもしれないので。」
敏男がそう言うと真理子は、履いていたミュールを脱ぎ、診察台に両足を乗せた。
乗せられた足を丹念にチェックする。
「う〜ん、左足は大丈夫そうだけど少し右足に水虫が広がってるね。」
「えっ!?」
小指の部分から少し飛び火して薬指と中指の間に皮膚のふやけた箇所が確認できる。
真理子は少しショックだった。
「薬塗っているのになぁ・・・・」
「薬は広く塗らないとだめだよ。周囲の皮膚に広がるからね。では、また薬を出すから、今日の診察はこれで・・・」
敏男が診察を終えようとしたとき真理子は意を決して話し始めた。
「敏男さん。相談があるんだけど・・・・」
「ここでは先生」
「あっ、ごめんなさい」
「で、どうしたの?」
「実は、その・・・『フェアリーテール』のみんなの足を見てもらいたいの。」
「えっ?」
「どうも、メイドの中に水虫が広がっているみたいなの。なんとかならない?」
「う〜ん・・・・」
敏男は先日のリフレの際にした話がここまで飛躍しているとは思わなかった。
「やっぱ、無理かな・・・」
その一言を発した後に寂しげに席を立つ真理子に敏男は声をかけた。
「いいよ、わかった。みんなの足を検査してあげるよ。」
その言葉を聞き、真理子の顔に笑顔がもどった。
370 :
493:フェアリーテールE:2007/10/11(木) 14:12:04 ID:BznOcGED0
『フェアリーテール』定休日・・・
「今日何するんだろうね?」
「『臨時研修』ってねぇ・・・?」
マリは在籍しているメイド12人全員を『臨時研修』の名目で招集した。
全員が集まった所でマリが趣旨を話し出す。
「みんな、お疲れ!今日は突然だけど、みんなの足の検査をします!!」
「ええええっ!??????」
皆動揺を隠せない。さらにマリは続ける。
「実は、今日は医者である敏男さんに来てもらっています。順番に検査を受けて下さい。じゃあ、葵から」
「えっ、私?」
「いいから早く」
突然話を振られ戸惑いながらも葵は検査を最初に受けることになった。
371 :
493:フェアリーテールF:2007/10/11(木) 23:26:57 ID:PqBL+OlK0
「こんにちは・・・・」
葵の挨拶に元気は微塵も感じられない。
「君はこの前の・・・・じゃあ、診察台に裸足になって両足を乗せてください。」
学校帰りだった葵は敏男に言われるがままに履いていたローファーと紺ハイソを脱いで、両足を診察台の上に乗せた。
「どれどれ・・・・」
敏男が葵の足を調べてみると右足の中指の付け根を中心にして皮膚のふやけやめくれ、それと掻いた痕が確認できた。この皮膚を採取し顕微鏡で調べてみた。
「葵ちゃん、ここ痒い?」
「・・・・(コクッ)・・・・」
葵は無言で頷いた。
「ここにね、水虫菌がいるんだ。後で治療法とか教えてあげるからね。もういいよ。」
その後約小1時間ほどで全員の検査を終了した。
「マリさん、全員終わったよ。」
「ありがとう、敏男さん。」
「この後どうする?」
「う〜ん、そこまでは・・・・」
マリは検査の後の事までは実は考えてなかった。
「じゃあ、この後は任せてくれるかな。」
この後、敏男の水虫治療研修が始まろうとしていた。
372 :
493:フェアリーテールG:2007/10/11(木) 23:29:14 ID:PqBL+OlK0
メイド達は恥ずかしさから動揺をまだ隠さずにいた。
敏男が皆の前に立ち、話しを始める。
「みんなの足を検査しましたが・・・全員の足から水虫菌が検出されました。」
「えええええっ!!」
メイド達は一斉に騒ぎ出した。敏男はさらに続ける。
「そこで、これから水虫についての予防策や治療法を話そうかなと思います。」
メイド達はまだ騒いでいる。
「みんな、せっかく今日敏男さんが来てくれて、色々やってくれているんだからちゃんと聞きなさいよ!!」
マリの一声でメイド達は静まり返った。
「まず水虫の原因から話しをするけど、これは白癬菌っていうカビが足に寄生して起きる皮膚病なんだ。」
さらに敏男は続ける。
「マリさんとそこの二人、ちょっと来て。」
敏男はこの三人に素足になってもらい、病状の説明をする事にした。メイド二人は困っていたが、マリの説得で渋々応じた。
「水虫の病状はマリさんの爪先にできているようなしかん型、真ん中の子みたいに水ぶくれが土踏まずの辺りにできる水泡型、この子の場合土踏まずにできてるけどかかとにできやすい角質型と3パターンに別れるわけ。特にしかん型と水泡型は痒みが強いんだ。」
メイドの一人から質問が飛ぶ。
「どうすれば、治るの?」
「水虫の一般的な治療法は薬を塗ることだよ。薬を塗り続けて病状が治まってから1ヶ月位は塗り続けて痒みや皮膚のめくれが無ければほぼ完治したと考えていいね。病状が治まって治療を止めると再発するからね。」
さらに葵が質問してきた。
「水虫が伝染るというのはどういうことなんですか?」
「例えば、水虫の人が素足で歩いたりすると、そこに皮膚が剥け落ちたりするでしょ。その皮膚が他の人の足にくっついたりするんだ。
「それで伝染るの?」
「その段階で足を洗えば菌は洗い流せるよ。ただ、その状態でブーツとかパンプスをずっと履いていたりするとなってしまう可能性は高いね。」
「ふ〜ん」
「皆で水虫を治さないといたちごっこになるから、頑張って治そうね。」
ガチャッ!
その時、オーナーが店に入ってきた。
373 :
493:フェアリーテールH:2007/10/11(木) 23:30:45 ID:PqBL+OlK0
定休日にオーナーは来ないはずだったのだが、二号店出店資料の確認の為に来たのだった。この光景をみてビックリである。
「マリ、これは何!?」
「オーナー、これは・・・・・」
マリは事情を説明したが店の客とメイドが会っているということでオーナーの怒りは収まらない
敏男がオーナーに掛け合っても一緒である。敏男は一計を案じる事にした。
「さっき、オーナーさんの部屋に間違えて入ったんですけど、部屋に水虫薬がありました。メイドさんの水虫の原因はオーナーかもしれないんですよ。」
「そんなはずはないわ。だって薬は私の鞄に入れて・・・はっ!?」
オーナーが我に帰った時、メイド達の白い視線が一斉に集まった。
「今日の事は許していただけますね?」
敏男が強い口調で問うと、オーナーは観念したようだった。
「あと、検査と少し事情も聞きたいんですけどね」
この後、オーナーの公開水虫検査がメイド達の前で行われた。鞄から発見された水虫薬はマリが没収し、メイド達に塗ってあげたのだった。
オーナーの話しによると約1ヶ月位前から足に痒みを感じていたが、二号店出店準備の為に放置していたということだった。
最後にマリがオーナーに言った。
「オーナー、水虫を放置したら痒いだけじゃないこと、分かりました?」
「はい・・・・・・」
オーナーに空の水虫薬の容器が渡され、水虫騒動はとりあえず解決した。
374 :
493:フェアリーテールI:2007/10/12(金) 00:02:04 ID:PqBL+OlK0
後日・・・・
真理子はお礼を兼ねて敏男の診察を受けに行った。
「田中真理子さん、お入りください」
「はい」
簡単な問診と検査で今日は診察を終えた。帰り際、真理子はこの前のお礼をした後、紙切れを敏男に渡した。その紙にはデートの誘いとマリのメルアドと電話番号が記載されていた。
紙に書かれた日時に指定された場所に行くと、黒ニーハイとパンプスを履いた真理子が待っていた。
「おう」
「来てくれてアリガト」
近くを散歩しながら話しをする。
「足の具合はどう?」
「たっぷり薬塗って来たから大丈夫よ(笑)」
「じゃあ辛くないからよかったね」
「ねぇ、皮膚科の診察じゃなくて恋愛の診察はできないの・・・・?」
そういうと真理子は敏男に抱きつき唇を奪った。そして続ける。
「水虫は辛いけど感謝してるの。あなたと親密になれたから・・・・」
「真理子・・・・・」
その後、敏男は晴れて医者となり真理子と結ばれたのだった。
<おわり>
375 :
493:2007/10/12(金) 00:03:55 ID:PqBL+OlK0
長々と駄文失礼しました
376 :
1:携帯から:2007/10/12(金) 00:11:21 ID:ICsn9Le+O
駄文だなんてとんでもないですよ
素晴らしい小説ありがとうございましたm(__)m
PCがアクセス規制中なので携帯から失礼いたしました
377 :
デンジホワイト:2007/10/12(金) 06:23:16 ID:GBDBwoBQO
どーもー。デンジピンクのリクエストした者です。
わかりやすい様に、イッチョマエにコテハン?つけたので、どうか宜しく。
えー、詳しく書け、との事ですが・・・
まずは砂漠あたりから始めますか。砂漠をさ迷ってる。
で、敵がモチロンベーダー怪人ですな。戦い、揉み合ってるうちに、ブーツを脱がそうとしてきましょうか。
ムレムレがバレるのが恥ずかしいため、必死の抵抗。そこで変身!そしてさらに戦い。さらにムレムレ。
適当に変身解除。これはエネルギー切れとかの理由とかね。
378 :
1:携帯から:2007/10/12(金) 11:48:14 ID:674lThXVO
デンジホワイトさん、了解です
実はその作品全く知らないので変なところあっても
突っ込まないでいただけたらと思います・・・
またいくつか聞きたいことがあるのですが・・・
@変身前もスト+ブーツ?それ以外の着衣についても基本設定をお願いします
A変身解除後は最初の姿に戻る?
B足責めについては希望のシチュはありますか?
お答えいただけたら幸いです
379 :
1:携帯から:2007/10/12(金) 12:19:48 ID:674lThXVO
もう一つ聞きたいことが…
怪人は人語話せるのでしょうか?
380 :
デンジホワイト:2007/10/12(金) 13:15:32 ID:GBDBwoBQO
なるほど。知りませんでしたか・・・自分中心でいて、大変申し訳ない。
しかし、その謙虚な物腰、自分も見習います。一応、29ですが、礼儀はなってませんなあw
で本題ですが、変身前も、おっしゃる通りスト+ブーツです。服はピンクのワンピースですかね。
変身後は全身タイツ。つまり、デンジピンクとは、よくやるスーパー戦隊モノですな。
自分の説明でイメージしにくかったら、御面倒ですがPCなり携帯からでも
『デンジマン』
のキーワードでモノホンの絵を見ていただくと、アイツ(自分)が言ってたのはこれか!と納得して戴けるかと。
381 :
デンジホワイト:2007/10/12(金) 13:30:04 ID:GBDBwoBQO
で、続きです。
変身して戦ってる間、全身汗だくです。砂漠ですからね、そこが狙い目です。
変身解除後は、メイクも素っぴんになるほど汗かいてます。パワーがほとんどないです。
変身前には抵抗出来たブーツ脱がしも、この状態ではなすがまま。
そして、蒸れきったスト足の状態で、爪先から舐めまくり。この間、あきら(人間時は、この名)
叫びまくり。そのうちスト溶け出し。後はお任せしますか。
そう、怪人もバリバリ日本語ですよ。
以上で如何でしょうか。
382 :
1:2007/10/12(金) 18:24:06 ID:6Q19JUbi0
wikiによると放送が1980〜1981年だとか・・・
実はその頃まだ生まれてなかったり^_^;
画像見ました〜
大体イメージはできました
前にも書きましたが本当の設定と矛盾があっても大目に見てやってくださいm(__)m
383 :
デンジホワイト:2007/10/14(日) 02:08:03 ID:KN0K4adDO
乙です!
いやあ、実際に見て頂くとやりやすいかと。
こちらは書いてもらう身、書きたいように書いてくださいな。じゃあ、お願い致します。
384 :
1:2007/10/15(月) 03:31:07 ID:wrSaWT9v0
デンジホワイトさんのリクです
「はぁ・・・はぁ・・・」
桃井あきらは一人で砂漠をさまよっていた。
いつものように仕事場であるアスレチッククラブに入ったつもりだったのだが、ドアの向こうは砂漠になっておりあきらが入った瞬間出口も消え一人砂漠に取り残されてしまったのだった。
「何で砂漠なんかに・・・皆ぁ・・・誰かいないのぉ・・・」
この砂漠はベーダー一族が作り出した異次元空間ではなく本物の砂漠である。
アスレチッククラブの入り口に次元のひずみを作り出し、あきらを砂漠へと飛ばしてしまったのであった。
「とりあえずここまでは成功だな・・・さぁ・・・行って来い」
「了解しました・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・暑い・・・もう・・・歩けないよぉ・・・」
砂漠の暑さと乾いた風はあきらの体力をどんどん奪っていき、二時間ほど歩き回ったあと砂の地面に座りこんでしまった。
「うぅぅ・・・体中汗まみれで・・・気持ち悪い・・・お風呂入りたいよぉ・・・」
あきらはピンクのワンピースにストッキングとブーツを履いていた。
砂漠を歩き回れるような格好ではなく、特にストッキングとブーツを履いている足は酷く汗をかいていた。
「本当に暑い・・・ブーツの中で足が凄く蒸れてる・・・脱ぎたいよぉ・・・」
「じゃあ脱がせてやろうか?」
「っ!!??」
突然砂の中から声がし、素早い動きでその場から立ち上がり後ずさる。
すると砂の中からベーダー怪人が現れた。
「ベーダー怪人!!そう・・・これはベーダー一族の仕業ね・・・早く私を元の世界に戻して!!」
「そんなことよりそのブーツくれよぉ・・・オレが脱がせてやるからさぁ・・・」
足元を狙い飛び掛ってくるベーダー怪人を素早い動きでかわすが、かわしてもかわしても何度も飛び掛ってくる。
「へへへ・・・動きが鈍ったな・・・」
「くぅぅっ・・・あぁぁぁっ!!!」
体力をすでに消耗していたあきらは、ベーダー怪人に押し倒されてしまう。
「離れろぉっ!!くぅっ!!このぉっ!!」
「へへへ・・・じゃあこのブーツはいただくぜ・・・」
「いやぁっ!!やめてぇっ!!(足凄く蒸れてるのに・・・ブーツ脱がされちゃう・・・そんなのいやぁっ!!)」
ベーダー怪人の手がブーツにかかる。
汗まみれの蒸れた足を敵の前に晒してしまうことを恐れ、必死に抵抗する。
しかし、敵の力は意外に強くこのままではブーツが脱がされてしまうのも時間の問題だった。
「(このままじゃ・・・)デンジスパークッ!!」
あきらはその掛け声と共にリングをかざした。
強化スーツが放出されデンジピンクへの変身が完了する。
デンジピンクとなったあきらは敵を振り払い、距離をとる。
「その格好もいいねぇ・・・」
ベーダー怪人は舐めまわすように強化スーツに包まれた全身を見、舌なめずりをした。
そして、素早い動きでデンジピンクに攻撃を仕掛ける。
「ッ早い!!」
デンジピンクも持ち前の反射神経と素早い動きでかわしながら攻撃を仕掛ける。
デンジスティックやデンジキックで敵にダメージを与えていくが、あまり利いていない様子でデンジピンクも敵の様々な攻撃を受ける。
「くぅっ!!このままじゃ時間の無駄ね・・・えーいっ!!!」
「うおぉぉっ!?」
得意の必殺技、デンジサンダー投げを繰り出しついに敵をダウンさせた。
「はぁ・・・はぁ・・・やった・・・(バタッ)」
敵を倒した安堵感と極度の疲労と暑さから、仰向けに倒れこむ。
「このままゆっくり体力の回復を・・・」
「それはどうかな・・・?」
「っ!!まだ動けるのっ!?」
倒したと思っていたベーダー怪人があきらに馬乗りになる。
「くぅっ!!どけぇっ!!どきなさいよぉっっ!!」
「うるせぇ・・・わめくな(パーン!)」
ヘルメットの上から強烈な平手打ちを喰らう。
「ぐぅっ!!」
「ほらほらほらほらぁっ!(パーンパーンパーンパーンッッ!!)」
連続した平手打ちをくらい、その後首をつかまれ持ち上げられる。
「あぁぁ・・・あぁ・・・力がぁ・・・」
「エネルギー切れか?たいしたことねぇなぁ」
「放せぇ・・・」
「フフフ・・・(ギリギリギリ・・・・)」
首をつかんでいる手に力をこめるベーダー怪人。
「あ・・・あ・・・ぐ・・・あぁぁ・・・」
「ふんっ!!あっけなかったな・・・」
怪人が手を放すと、受身を取ることも出来ず地面へ崩れるように落ちる。
そして、変身までもが解けてしまう。
「あぁぁ・・・変身がぁ・・・エネルギーが・・・切れて・・・動けないぃ・・・」
変身が解けもとの姿に戻ったあきらは、ばっちり決めたメイクも流れ落ちるほど全身汗だくの状態であった。
「っへっへっへ・・・もうほとんど力も出まい・・・」
「ぅぅ・・・力が・・・」
「では早速・・・」
あきらの足元に移動したベーダー怪人は、先ほどと同じようにブーツに手をかける。
「うぅぅ・・・やめろぉ・・・」
あきらは必死に抵抗しようとするが、力の入らない体では意味をなさず、敵のなすがままだった。
「へへへ・・・まずは左足から・・・」
簡単に左足のブーツが脱がされてしまう。
ブーツが脱げた左足からは臭気と湯気が立ち込めている。
「うわっ・・・くっせぇ!!コレがホントに女の足かよ・・・」
「か・・・嗅ぐなぁ・・・」
臭いと言いながらも怪人はあきらの足の匂いを嗅ぎ続ける。
「やっぱり女の蒸れた足は最高だぜ・・・さて・・・(ペロッ・・・ピチャ・・・クチュ・・・)」
「嗅がないでぇ・・・あ・・・ひゃぁぁぁんっ・・・!」
足の匂いを嗅がれる恥ずかしさに耐えていたあきらは、突如左足に感じたぬるりとした感触に声をあげる。
怪人がストッキングのつま先を舌で舐めていた。
「うぁぁ・・・やめ・・・ろぉっ・・・気持ち悪いぃ・・・」
「美味いな・・・お前の蒸れた足の味は最高だぜ・・・」
「やめろぉぉ・・・ひゃぅぅんっ・・・くぁぁぁぁっ!!」
つま先だけでなく拇指丘や土踏まずまで、生暖かい舌が通り過ぎる。
「やめろぉっ!!気持ち悪いっ!!あぅぅぅぅ・・・」
しばらくすると怪人の舌が通り過ぎた部分のストッキングが溶けだしていく。
あきらの素足が徐々に露出していき、素足となった足指や足裏に更に舌が絡まり舐めあげる。
「いやぁ・・・ストッキングがぁ・・・」
「へへへへ・・・巨大化!!」
あきらの倍ほどの大きさにまで巨大化した怪人は、片手であきらを掴みあげ左足を大きな口に含む。
ほぼ素足状態となったあきらの足を、怪人は唾液をたっぷり含ませながら舌でゆっくりと愛撫していく。
「あひぃいぃ・・・足が・・・ヌルヌルして・・・気持ち悪いぃ・・・・・・」
足全体をスライムに包まれたようなヌルヌルとした感触と、巨大な舌の愛撫によりあきらの声と体に異変が起こり始める。
「ふ・・・あぁぁ・・・くっ・・・くはぁ・・・(何で・・・こんなっ・・・)」
「ははははっ!!感じてるな?蒸れた足舐められて感じてるんだろ?」
「そんなことっ・・・くぅっ・・・くふぅっ・・・(感じちゃうぅぅ・・・)」
言葉では否定するもあきらは紛れもなく感じていた。
特に足指への刺激は大きく、あきらは足指を縮こませる。
しかし、舌で強引に足指を開かされ無防備に開いた足指の股をしつこく舐められ続ける。
「くはぁっ・・・うぅっ・・・あふぅ・・・」
「そろそろ・・・こっちの足も・・・」
ブーツを履いたままの右足も口に含み、左足と同じように舐めまわす。
あっという間にブーツもストッキングも溶かされ、素足にされてしまう。
怪人の口の中は、生暖かくより感度が高まり、あきらの声も徐々に激しくなっていく。
「・・・っ!・・・くはぁっ!くはぁぁぁっん!!くぅんっ!!や・・・め・・・ろ・・・」
「舐めても舐めてもお前の汚くて臭い足から汗が染み出て来るぜ・・・」
「うる・・・さいっ・・・くふぅっ・・・もう・・・んんっ・・・やめろぉぉ・・・あぁんっ・・・あんっ・・・」
喘ぎを押し殺し必死に言葉を紡ぎ出そうとするが、どんどん快楽へと落とされていく。
「へへへ・・・イきそうなんだろ?我慢しないでイっちゃえよ・・・」
「誰が・・・くぁぁぁんっ!!イったりなんか・・・くふぅぅんっ・・・あはぁんっ・・・くふぅっ!!」
「強情だな・・・でもコレは耐えられるかな・・・?」
「っ!!!」
怪人の舌が二本に別れ、両足の足指を同時にしつこく舐めまわす。
親指から人差し指、更にはその指の股までを舐められあきらの我慢は限界を迎えた。
「くふぅっ・・・はぁぁんっ!!?はぁぁん・・・あっ・・・あっあっあぁぁっ・・!ぐぅぅっ・・・あぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁっ!!!!」
恥ずかしさも悔しさも忘れ喘ぎ声を高々とあげ、あきらは絶頂へと押し上げられた。
目には涙がにじみ、体はビクビクと痙攣していた。
絶頂を迎えた反動で足指が狂ったように蠢き続ける。
怪人は自らの口の中で暴れまくる足指を再び舌で愛撫しはじめた。
「あぁぁっ・・・!!!?くふぅぁっ・・・また・・・もういやぁっ!!やめてぇぇ・・・・あはぁぁん・・・」
絶頂を迎えた余韻も休息も迎える暇なく、再び足指への愛撫に耐える。
しかし、一度絶頂を迎え感度が高まっている足指の刺激にそう長くは耐えられず、すぐに二回目の絶頂へと押し上げられる。
「っくあぁぁぁぁっ!!!!」
二度の絶頂により全身の力が抜けぐったりとするあきらを抱えたまま、怪人は本拠地であるベーダー城へとワープした。
「只今帰りました・・・」
「おぉ・・・よくやったな・・・」
「こいつどうしましょう・・・」
「そうだな・・・とりあえず菜鎌達の情報でも聞きだすか、拷問の準備をしろ!!」
「どんな拷問にいたしますか?」
「もちろん足責めだろ・・・」
「はっ!!では準備いたします」
その後あきらは三日間両足を媚薬付けにされ、敏感になった足をくすぐりや触手、舐め等で責められ続けることになってしまった。
今も何処かで行われているのかもしれない・・・
(終わり)
393 :
M:2007/10/15(月) 05:03:10 ID:1SFu/fQ9O
ふ〜ん・・・
ここの住人は、俺が付けた様な内容のレス(
>>362)はスルーするんだ・・・
て事は、なんか俺、アラシかなんかと勘違いされたか?
ま、別にイイんだけどさ・・・
某スレでのお仲間がここの住人なんで、ヨロシク〜ね!
>>393 たぶん忘れてただけだろ。あんまり気にすんな。
395 :
1:2007/10/15(月) 11:03:52 ID:wrSaWT9v0
362=393さん(Mさん)、すみませんでしたm(__)m
何度かアクセス規制中の時があってその時に書きこんだつもりになってたみたいです
実体験と言われましても・・・単純なものばかりだったので上手くまとめられませんね
お詫びと言っては何ですが、リクありましたら書きます
本当にすみませんでした
394さん、フォローありがとうございました
396 :
デンジホワイト:2007/10/15(月) 13:16:41 ID:ArPZz0GDO
乙です!
いやあ、いーんじゃない?久々に興奮しましたよ。
あとは、どなたか絵師の方が挿し絵描いて頂けたら、感無量。
また、ネタをリクエストしますね!ありがとう!
397 :
1:2007/10/17(水) 17:50:53 ID:L1KyhPF20
ありがとうございます(^^)
了解です
お待ちしております〜
398 :
1:2007/10/19(金) 20:45:29 ID:dWUkMpAI0
需要あるかはわかりませんが・・・
一応新作書いて見ました
399 :
1::2007/10/19(金) 20:51:15 ID:dWUkMpAI0
「カーット!!」
ホテルの部屋に、男の大きな声が響き渡る。
「あかりちゃん・・・ちゃんとわかってんの!?」
「はい・・・」
「言ってみて・・・タイトルと設定を」
「はい・・・タイトルは『女子高生〜初めての足フェチプレイ〜』です、設定は・・・えぇと・・・」
「設定は『女子高生が様々な状況で足フェチプレイを強要される』だろ?三通りもプレイがあるってのに最初のプレイからつまずいてたんじゃいつまでも終わらないよ!?」
「すみません・・・」
「今日はチャプター1の撮影だから、『彼氏と足フェチプレイ』だな」
「はい・・・」
「ちゃんとなりきってやってくれよ・・・」
美山あかりは高校三年生の十八歳、六月の激しい雨の日に車で出かけていた両親を事故で亡くしてしまった。
葬式の日、悲しみに暮れるあかりのもとに、母方の叔父、柏葉がやってきて言った。
「君は僕が面倒を見てあげるよ、僕と一緒に暮らそう」
祖父や祖母、他の親類も早いうちに亡くなっており実際身寄りと言えるのは柏葉だけだった。
「ありがとうございます・・・」
その時はこのような状況になるとは予想していなかったあかりは、感謝の気持ちでいっぱいだった。
そして葬式から三日後、柏葉の家に来た時あかりは柏葉にこう言われた。
「僕の仕事は知ってるかな?アダルトビデオの監督をしているんだけど・・・君の分の生活費は出演で払ってもらうよ」
↑は01です
その日からあかりはAV女優となり、この日撮影が始まったのだ。
柏葉は足フェチ専門のAV監督であり、よく知らないあかりは戸惑うことばかりだった。
「じゃあもう一回いくよ?スタート!!」
「ココが亮くんの家なんだぁ」
「今日は親夜まで帰ってこないんだ・・・ゆっくりしていってよ・・・」
「うん・・・」
カメラは正座しているあかりのお尻の下にある紺ソックスの足裏を映していた。
(足の裏撮られてる・・・蒸れてるのに・・・恥ずかしいよぉ・・・)
前日の朝、柏葉に言われローファーと紺ソックスをこの時まで履き続けていた。
足の裏を三分ほど撮りつづけた後、ベッドでじゃれあうシーンへと移動した。
「亮くん・・・」「あかり・・・」
キスから始まり、胸を揉み太ももに触れ左足首を掴み顔を足の裏に近づけようとする。
「っ!!」
その瞬間、あかりは素に戻り怯えた表情を出してしまった。
「カットカット!!あかりちゃん、なにやってんの!!」
「あの・・・恥ずかしくて・・・」
「何が」
「その・・・足・・・靴下・・・蒸れてるから・・・」
「あのねぇ・・・そんなこと恥ずかしがってたらやっていけないよ?コレを買うお客さんはムレムレの匂い立つ足を求めてるんだから・・・一日蒸らした程度で恥ずかしがってどうすんの」
「はい・・・すみません・・・」
「じゃあもう一回いくよ、スタート!!」
足首を掴むシーンから始まり、再び足の裏に顔を近づける。
「あかり・・・最高だよ・・・凄く蒸れてていい匂い・・・」
「いやぁ・・・嗅がないでぇ・・・恥ずかしいぃ・・・(ホントに恥ずかしいよぅ・・・)」
そのまま五分ほど足の匂いを嗅ぐシーンが続き、一旦撮影が休憩に入った。
演技ではなく本当に恥ずかしがるあかりの表情はリアルで、柏葉も絶賛してくれた。
しかしあかりはトイレで一人になると、羞恥心がこみ上げてきて泣き出してしまった。
「ぐすっ・・・こんなの・・・いやだよぉ・・・ひっく・・・恥ずかしいよぉ・・・」
「あら・・・?あかりちゃん?」
「(ビクッ)さ・・・笹山さん・・・う・・・うあぁぁぁんっ!!」
メイク担当の笹山がトイレで泣いているあかりに気づき、声をかけた。
一瞬驚いたあかりだったが、笹山だと気づくと駆け寄り笹山の胸で泣き始めた。
この仕事が決まってから、優しくしてもらってきた笹山はあかりにとって現場で気を許せる唯一の存在だった。
「もうやだぁ・・・ヒック・・・やだよこんなのぉ・・・ヒック・・・ヒック・・・」
「あかりちゃん・・・よく頑張ったわね・・・一日蒸らし続けた足を人に嗅がれるなんて恥ずかしいわよね・・・ましてやカメラに撮られてるんだし・・・」
「う・・・うぅぅ・・・うわぁぁぁぁぁんっ!!」
「でも・・・ごめんね・・・私には何もできない・・・柏葉さんに見捨てられたらあかりちゃんも生活できないでしょ・・・?頑張るしかないわ・・・私にできることなら手助けするから・・・」
「ぐすっ・・・ありがとうございます・・・笹山さん・・・私・・・頑張ります・・・」
「そうね・・・偉いわ・・・涙でメイクが流れちゃったわね・・・さ、メイク室にいきましょ」
「はい・・・」
そして、休憩が終わり次のシーンへと移る。
「じゃあいくよ、スタート!!」
一通り匂いを嗅ぎ続けた後、靴下を脱がせる。
「あ・・・(靴下脱がされちゃった・・・)」
「あかり・・・足舐めるよ・・・」
「ん・・・いいよ・・・(うぅぅ・・・いやだよぉ・・)」
彼氏役の男優は躊躇することなく、蒸れた素足に舌を這わせる。
「ん・・・くぅぅっ!!(感じる演技しなきゃ・・・でも・・・気持ち悪いぃぃ)」
もちろん明らかに気持ち悪がっているのはすぐにばれ、再び撮影が止まってしまう。
「出来るまで何度もやらせるからな!!」
その言葉に嘘はなく、何度も何度も足舐めは繰り返された。
何度目かの休憩の時、笹山からアドバイスを受けどうにか形にはなってきた。
「んん・・・はぁん・・・うぅ・・・くぅぅん・・・」
土踏まずから拇指丘を通り足指へと舌が移動していく。
最初は演技だったはずだったが、何度も足舐めが繰り返されるうちに少し感じるということがわかってきた。
特に足指の付け根や股は敏感で、意識することなく声が漏れるようになって来た。
「くぁぁ・・・う・・くぅん・・・はぁぁぁ・・・」
足指の股を激しく責められ、演技ではない声が漏れる。
その瞬間、柏葉の声が響いた。
「ハイ、カーット!!うん、いいんじゃない?あかりちゃん、上手くなったよ」
「はい・・・ありがとうございます・・・」
笹山の方を見ると、静かにウインクで返してきた。
あかりは少し嬉しくなってきてしまった。
足で感じることが出来たことに・・・。
「よしっ!!あとはチャプター1のラストシーン、足コキだな・・・」
「足コキ・・・」
またベッドの上に戻り、足コキを開始する。
左足は素足、右足は靴下のままで。
「あかり・・・あかりのムレムレの臭い足で・・・足コキしてくれないか・・・?」
「うん・・・いいよ・・・(うわぁ・・・おっきぃ・・・)」
男優のモノを両足で挟んだり、素足の左足の指にはさんで上下にしごいてみたりと前日練習したように見よう見真似でやってみる。
初めてにしては上手くいった方であり、男優が精子を発射するときに足の裏で受け止め両足に精子を塗りこんでカメラ目線で一言。
「私の臭い足・・・気持ちよかった・・・?」
一瞬の沈黙の後・・・
「カット!!OKOK!!これでチャプター1は終了だ!!次の撮影は三日後だ!!今日は解散!!」
あかりの初めての撮影はどうにか終わった。
次はどんなシチュエーションがあかりを待っているのだろうか・・・
404 :
1:2007/10/19(金) 21:12:54 ID:dWUkMpAI0
とりあえずここまでです〜
405 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 22:15:25 ID:6jAMGpjw0
(*´д`*)ハァハァ
21さん最近見ないけど仕事忙しいのか。
407 :
1:2007/10/21(日) 09:25:57 ID:1801P1yX0
そうですねぇ・・・
他の常連さんたちも来なくなってしまったし・・・
寂しい・・・(/_;)
408 :
21:2007/10/21(日) 21:21:56 ID:JnUHpzBG0
どえらいご無沙汰してしまいました。出現が不安定ですみませんです。 orz
>>1さん
新作x3乙です&GJです〜。
キャラ名は誰のモノでもないですし、断って頂くようなことでもないですので全く無問題でありますよ〜。
ただ故意にではなく被ってしまったとのことでしたので、タイミング的に
「今書いてる分はやっぱあんまり期待してもらえてないのかなぁ」と思えてしまって
立ち直るのにちょっと時間がかかりました。 (・∀・;)ゞ
しかしご覧になったことのないデンジマンネタでも書けるところがすごひ・・・。
現在進行形を匂わすオチがイイですねぇ。
最新作はなんとなく一番最初の作品を思い出してしまいました。
続きも期待してます (*・∀・)wktk
>>493さん
新作乙です&GJです。
店内全員水虫とは堪らなさすぎる・・・! (´Д`*)
痒みのせいで必要以上にマッサージに力がこもったりとか
掻いた手でマッサージして客の女の子にもうつったりとか
2号店でも全員に蔓延したりとかしそうで夢がひろがりんぐです。
激しく堪能させて頂きますた。又気が向かれたら宜しくお願いしますwktk
未だに導入部分だけしか書けてないので足フェチ分の欠片も無いですが
↓から一応投下させていただきますです。
予定変更して書きかけの分からもってきて繋いだ部分があるので多少不自然な部分があるかもです。
「はふぅ〜」
朝というほど早くもなく、昼というほど遅くもない。
そんな中途半端な時間を贅沢に味わうように、セレンは大きく息をついた。
(あー、落ち着きますわ)
アイスティーが揺れるグラスを両手に包み、ゆったりとガラス越しの空を見上げる。
店内にはセレンの他に若い女性客が一人居るだけで、その適度な静けさはゆったりと心を和ませる。
ゾンビ騒動解決後、セレンと相棒のフィリスは暫くの間を村の宿で過ごしていたのだが、
毒を受けて寝込んでいたフィリスの体力が回復すると同時に村を発ち、報酬と経費を請求すべく西方領領主の元へと向かった。
領主の住む居城が置かれている街までは村から徒歩で2日ほどの行程であり、道中これといって問題もなく、二人は予定通りに目的の城下町へと辿りついた。
旧知の間柄である領主との謁見も滞りなく進み、多少の交渉はあったものの十分な報酬を受け取ることができた。
満足したセレンはすぐに王都へと帰るつもりだったのだが、フィリスはそれに同意せず、暫くこの街に留まりたいと主張した。
長く使っていた鎧がゾンビ戦でかなり損傷した為、優秀な鍛冶屋の多いこの街で鎧を新調したいと言うのだ。
さしあたって急いで王都に戻らねばならない用も無かったセレンは二つ返事でそれを了承し、
フィリスの新しい鎧が出来上がるまで共にこの西方領城塞都市で過ごすことにしたのである。
(ふふ、なんだか新鮮な感じですわね・・・)
フィリスは朝早くから街中の鍛冶屋を見て回りに出かけており、セレンは久しぶりに一人きりの時間を過ごしていた。
窓越しの空から店内に視線を戻すと、路地裏の小さな喫茶店には不釣合いに思えるほど質の高い調度が並んでいる。
磨き抜かれた古風な家具類。見蕩れるほどに緻密な風景画。鉱山を守護する女神を模した精巧な彫刻。
単に高価なだけではなく、それぞれが確たる来歴を感じさせる豊かな雰囲気を湛えており、
その調和の取れた上品さは調度を配置した者の審美眼の確かさを物語っている。
(それにしても素敵なお店ですわね。フィリスさんにも教えてあげたいですけれど・・・ふふ、ちょっとこの空気には馴染みにくいかもしれませんわね)
決して下品なわけではないが、物静かという表現には程遠い快活な相棒の姿を思い浮かべて、セレンは小さく笑みを漏らした。
ふと傍らに目をやると、彼女のすぐ側、窓枠の近くにも小ぶりの彫像が置かれている。
(この置物も見事な出来栄えですわ。これは・・・十二年戦争時の英雄像ですわね)
何気なく指先を伸ばして剣を構えた勇壮な像の頭部に触れる。
と、ぽろり、と像の頭部が外れた。
「へ?」
重力に従って落下した小さな木片はコロコロと床を転がってゆく。
静かな店内に乾いた音が響き渡り、セレンは全身を硬直させた。
(え、えーと・・・)
自動人形のようなギクシャクとした動きで恐る恐る視線を上げると、困ったような表情を浮かべた初老の店主と目が合った。
店主は磨いていたコーヒーミルから手を離すと、狼狽して慌てふためくセレンを真っ直ぐに見据えた。
「あ、いいいいえ、あ、あの、違うんですっ!こ、これはその・・・」
「お客様・・・」
「か、軽く、ほんのちょっと指先で触れたらその・・・首がコロって・・・う、うぅ・・・・・・申し訳ありません、弁償致します・・・」
「お客様、誠に申し上げにくいのですが・・・」
うなだれるセレンに向かって、店主は溜息交じりにその首のとれた彫像の銘と金額を告げた。
それを聞いたセレンの顔はみるみる蒼白になり、へにゃりと椅子にへたりこんだ。
「さ、さんぜんま・・・」
「このような路地裏でございますし、訪れてくださる僅かなお客様との信頼関係の下に整えた調度類だったのですが・・・」
完全に脱力してしまったセレンと、困りはてた表情でそれを見つめる店主。
暫し重い沈黙が流れたが、突如コツコツという軽い靴音が近づき、二人は音のほうへと顔を向けた。
靴音の主はもう一人の客であった若い女性で、彼女は二人の間で立ち止まると、おもむろに転がっていた彫像の首を拾い上げた。
「老朽化、というわけじゃなさそうね。腐ってるわけでもないし。何か強い力で折れたように見えるけど・・・」
「で、でも、チョンって軽く触れただけですのよ!?」
「まぁまぁ、落ち着いて、お嬢さん。何を言ってもこれが元に戻るわけじゃなし」
「うぅ・・・」
「そうねぇ・・・マスター、さっきの金額に間違いは無いんですね?」
「私は雇われているだけの身の上に過ぎませんが、当店のオーナーからは確かにそのように聞いております」
「わかりました。ここで居合わせたのも何かのご縁。このお嬢さんに請求するのも酷ですし、私が代わりにお支払いします」
予想外の申し出にセレンは目を丸くした。
「そんな、見ず知らずの方に!」
「でも失礼かもしれないけれど、貴方のような若い女の子にそれだけの金額はちょっと苦しいのではなくて?」
「それは・・・」
「いかがです、マスター?」
「私と致しましては異存はございませんが・・・よろしいのですか?」
「ええ。今この場で、とはいきませんが、後程屋敷から人を遣ります。とりあえずこれを」
女性はそう言うと身に着けていたブローチを外し、懐から取り出した名刺に添えて店主に手渡した。
受け取った長方形の紙片に目を落とし、次いでブローチの金具に施されていた複雑な紋章を見た店主は目を見張った。
「なんと、アルノー家の御当主でいらっしゃいましたか。これはお見それを」
「そのブローチはお預けしておきます。後程使いの者が弁償金を持って訪れた際にお返し下さい」
「承りました。丁重にお預かりさせて頂きます」
店主はブローチと名刺を軽く掲げて一礼し、女性もそれに応える。
一連のやりとりを前に呆然としていたセレンは、ふと我にかえって言葉を発した。
「こ、困ります!私の不始末の事後処理を偶然居合わせただけの貴女にして頂くなんてっ」
「うーん、でもさっきも言ったけど『弁償しろ』と言われても困るでしょう?お嬢さん」
「う・・・ですけどいくらなんでも・・・あの額を・・・」
セレンはどうしたらいいのかわからないといった表情で視線を泳がせ、相対する女性は軽く小首を傾げて小さく唇を尖らせる。
「ふむ。そうね・・・じゃあこうしましょう。お嬢さんには私の屋敷でちょっとしたお手伝いをして頂きます。丁度あなたのような可愛らしい女の子にぴったりのお仕事があるの」
「お仕事・・・ですか?」
「ふふ、別に男の相手をしろとかそういう変な話じゃないわよ?どっちかっていうと単純な肉体労働に近いかな」
「あ、いえ。お仕事の内容についてはその・・・そうではなく本当にお手伝いをするだけで?あれだけの額ですのに・・・」
「ええ。そのかわりこちらの指示にはキッチリと従って頂かないと困りますけど・・・どうかしら?」
セレンの胸中には不安が無いわけではないが、彼女の性格上この状況で出せる答は一つしかない。
「わかりました・・・誠心誠意やらせて頂きます!」
「うふふ、頼もしいわね。それじゃあ付いて来て頂けるかしら。詳しいことは屋敷に着いてからお話しするわ。それじゃあマスター、又後日」
「お待ちいたしております」
「あ、あの、本当に申し訳ありませんでした!」
店主は扉の前で会釈する女性に一礼し、セレンはその店主に向かって深々と頭を下げてから女性の後に続いて店を出た。
店の前の細い路地を抜け、大通りに待たせてあった馬車に乗り込む。
その瞬間、女性は口元に抑えきれない喜悦を浮かべたが、彼女の背後に位置していたセレンは当然それには気付かなかった。
413 :
21:2007/10/21(日) 21:43:09 ID:JnUHpzBG0
今回は以上であります。
なるべく早く続きが投下できるといいな・・・
414 :
1:2007/10/22(月) 01:06:09 ID:T8aEkc6x0
21さん、乙でした(^o^)
相変わらず表現が最高ですね
この部分だけでも非常に萌えました
セレンちゃんのファンになってしまってるみたいですw
続きはゆっくり待たせていただきます〜
お久しぶりです・・・
私のせいでもう見切られてしまったのかと凄く不安でしたが
やはり名前事件が原因だったようで・・・
ホントにすみませんでした・・・
いいわけになりますが・・・
昔から魔法少女モノのパートナーの妖精は毎回セレンだったもので・・・
自分ではそれほど大きく考えていませんで自分の無神経さに腹がたちます・・・
今後は気をつけますので・・・
415 :
21:2007/10/22(月) 21:19:32 ID:y4061FRq0
>>1さん
おわわ、すみません・・・
単に自分が書いてる途中のモノを忘れられてたりしたら悲しいなぁと思ってしまっただけですので
名前の重複自体は全く問題ありませんですすみません・・・。 orz
それに重複を言いだしますと以前自分が書いた分の優貴という名が1さんのユキと被っt(ry
あと暫く書き込めなかったのは純粋に投下分がなかなか書けなかったからです (・∀・;)ゞ
大筋考えた後大体の流れまではすぐなんですが、
その後それなりに読める文になるよう詰めていくのにかなり手間取ってしまうのです。
一応何度も見直してるんですが今回はいきなり同じ副詞を連発するという痛恨のミスが。 orz
投稿直前に直したのがマズかった・・・
そして何より嬉しいお言葉ありがとうございます〜。
フェチ板的には明らかに不要な部分まで設定考えてしまったネタなので
キャラを気に入っていただけたというのは非常に嬉しいです! (*・∀・)o
一応これの次の分(予定)にももう一回キャラ使いまわそうと企んでます。
(そっちのほうを先に書きかけてたんですが時系列に合わそうと思い順番を変えたますた)
書き込んでくれてる他の人の嗜好も交えつつ書ければいいなぁとか思いつつ・・・。
416 :
1:2007/10/22(月) 21:50:36 ID:T8aEkc6x0
私は名前の被りとかは気にしないので大丈夫です(^o^)
次もあるんですかっ!!
楽しみが増えたなぁ・・・
21さんもよろしければリクどうぞ〜
(*´Д`) セレンタソハァハァ
Σ⊂彡_,,..i'"':
|\`、: i'、
\\`_',..-i
\|_,..-┘
次回投下はいつでせう。
418 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 21:17:11 ID:yLHWSElC0
sage
419 :
21:2007/10/23(火) 21:51:04 ID:bjWs2S7N0
>>1さん
ありがたいお言葉・・・ (*´ω`)人
とりあえず餓えてるほうが書きやすいというのもありますので
もう少し続きが書けたら又是非リクさせて頂きたいです。
その際は宜しくお願いします〜。
>>417 どうもありがとうございます (*´ω`)
今回書き溜めてる分が無い状態ですのでちょっと明言しかねますがなるべく善処しますです。
まだ相変わらず前フリ段階ですが、とりあえず4レス分書けましたので以下投下させて頂きます。
二人は馬車の中で互いに自己紹介を交わした。
女性の名はカティア=フォン=アルノー。
王国内でも指折りの富豪として知られるアルノー家の直系で、彼女は2年前に20歳の若さで当主の座を継いだという。
元々は貿易商として財を成した一族だっのたが、
先々代の当主が道楽で始めた広大なブドウ園で醸造されたワインが絶大な人気を博し、
現在は一族の名よりもワインの銘柄としての別の名のほうが人口に膾炙している。
セレンは喫茶店での店主の反応から女性が相当な素封家であるらしいことは感じていたが、
よもや王国有数の一族の当主だとは夢にも思わず、その話を聞いてから暫くは完全に硬直してしまった。
一方カティアのほうでも、若くして王都魔術ギルドの正会員であるセレンに強い興味を抱いた様子で、
しきりに魔術に関する話を聞きたがった。
そのおかげでセレンの緊張も次第にほぐれ、馬車が屋敷に着く頃にはそれなりにうちとけた会話を交わすようになっていた。
「さ、着いたわ。降りて」
「はい」
促されて馬車を降りる。
同時に宮殿のような豪壮な建築物が視界を占め、セレンはその想像していた以上の規模に圧倒された。
「でか!・・・っゲホンゴホン、いえその・・・ものすごく立派なお屋敷ですわね」
「ふふ、どうもありがとう」
セレンの率直な反応に、カティアはくすくすと忍び笑いを漏らしつつ答えた。
馬車が来た道を振り返ると、領主の居城はかなり小さく見える。
どうやらこの屋敷は城塞都市から少し離れた山中に建てられているようだが、
敷地を囲う頑丈そうな壁も一部しか見えず、全体でどの程度の規模なのか検討もつかない。
「とりあえず中にご案内するわね」
カティアに伴われて屋敷に足を踏み入れると、ホールに控えていた二人のメイドが完璧な所作で一礼した。
「「お帰りなさいませ、ご主人様」」
「ただいま、リリィ、マリィ。お客様をお連れしたから私の部屋にお食事の用意をお願いね。それと例のものの準備を」
「「かしこまりました」」
どちらがリリィでどちらがマリィなのかセレンには判断がつかなかったが、それ以前にメイドたちはその容貌までもが実に似通っていた。
背中まで真っ直ぐに伸ばした美しい黒髪。同じく黒い瞳に滑らかな肌。
背丈や身に着けているエプロンドレスも全く同じものであるため、一瞬目の錯覚かと思わせるほど酷似している。
唯一の違いは彼女達の歩き方で、一方は妙にそろそろと歩きにくそうに、一方は一歩ごとに力強く足を踏みにじるように歩いている。
二人とも動きづらそうなハイヒールを履いていたため、そのせいで歩き方が不自然なのかもしれないとも思えたが、
主を迎えた際のきっちりとした立ち居振る舞いと、その妙な歩き方との落差は、セレンの首を傾げさせた。
「じゃあこっちに、セレンちゃん」
「あ、はい」
立ち去るメイド達の姿をぼうっと眺めていたセレンはカティアの声に我にかえり、後について歩き出した。
階段を上がり、いくつかの廊下を曲がって目的の部屋へと辿りつく。
招じ入れられた室内はやたらと広く、セレンが王都で寝起きしている部屋ならば軽く10以上は収まりそうだった。
調度品は、部屋の中央に据えられている、いかにも高級そうな机と椅子、
そして一方の壁を占める棚くらいだったが、窓際の隅に何か布を被せられた大きなものが置かれているのが気になった。
「あの、カティアさん。あれって何ですか?」
「ん?ああ、あれね。気にしないで。それよりまずはお食事にしましょ」
「はぁ・・・」
おそらく修理に出す彫像か何かだろうと考え、連鎖的にセレンは喫茶店でのことを思い出して現在の自分の立場を再認識する。
「って、私お手伝いに上がりましたのに、お食事まで用意して頂くなんて・・・」
「まぁまぁ、堅いこと言わないで。それについては後でちゃんとやってもらうから。それにもうお昼だし、お腹空いてるでしょ?」
問いかけに答えるより先に、セレンのお腹から『ぐきゅるる』と可愛らしい音が鳴った。
耳まで真っ赤に染めて絶句するセレンに、カティアは愛しそうな笑みを返す。
「ふふ、決まりね。もうすぐ用意できるはずだから座って待ちましょ」
「うぅ・・・はい・・・ありがとうございます・・・」
二人が腰掛けるのとほぼ同時に部屋の扉がノックされ、料理を満載したワゴンを押しながらリリィとマリィが姿を見せた。
あっというまに幾つもの皿やグラスを整然と並べてゆく手つきは実に鮮やかだったが、やはり歩き方はどうもぎこちない。
その様子が気になったセレンは彼女達の足元をさりげなく観察した。
二人とも全く同じデザインの革製のハイヒールを素足に直接履いている。
ヒールの高さは大人のこぶし一つ分以上はありそうで、足首の辺りにはベルトがつけられており、容易には脱げないようにガッチリと固定されているようだ。
(あの金具の部分にあるのって・・・まさか鍵穴・・・じゃないですわよね・・・?)
そろそろと慎重に歩いているほうの娘の足は見るからに窮屈そうで、サイズの合わない靴の中に無理矢理足を押し込んでいるように見える。
硬そうなハイヒールの革は中の足指の形をうっすらと浮き上がらせており、形作られた微妙な陰影から察するに、足指部分も相当強く締め付けられ続けてているようである。
(これは見るからに痛々しいですわね・・・でもどうしてこんな・・・?)
一方足をギュイギュイと踏みにじるように歩いている娘のほうは、少し靴が小さめにも見えるが、先の娘と比べればそれほど極端に窮屈そうには見えない。
ただよく見れば靴底部分にやや厚みがあり、その底部の弾力性の高そうな素材は歩行時に加わる力の大部分を吸収しているようだ。
又、よく見ると両足ともつま先部分が常に不自然にモゾモゾと蠢いており、歩いている時も立ち止まった時もその動きは止まることがなかった。
(こちらは痛そうではないですけど・・・妙に落ち着きがないですわ・・・)
セレンは食事を続けながらもメイドたちの様子が妙に気になり、それとなく問いかけようと口を開いた。
「あの、カティアさん」
「なぁに?」
「メイドさんでハイヒールというのは珍しいですね」
「そう?可愛くていいと思うんだけど」
「でも普通歩きやすいように編み上げ靴とか・・・?」
「そういえばそうかもねぇ・・・。彼女達の服装は先代の頃にはもう決まってたんだけど、確かに活動的には見えないかもしれないわね。それよりお味はどう?お口に合うかしら?」
「あ、はい。とってもおいしいですわ」
「そう、よかった。遠慮しないでたっくさん食べてね」
「どうもありがとうございます」
露骨に話を逸らされ、立場上重ねて訊ねることも憚られたセレンは食事に専念することにした。
その後はとりとめのない会話を交わしながら食事を終え、しきりに遠慮するセレンに食後の茶まで饗された。
424 :
1:2007/10/23(火) 22:45:01 ID:B4vz6Xkq0
21さん、乙です!!
謎めいた書きかた・・・気になります・・・
セレンちゃんはどうなってしまうのでしょうか・・・
妄想が尽きませんww
(*´Д`) 「妄想がとまりませんわ」ハァハァハァハァ
Σ⊂彡_,,..i'"':
|\`、: i'、
\\`_',..-i
\|_,..-┘
素足にきついハイヒール・・・たまらんです^〜^
中身が気になるぅ
前振りでコレとはハイヒール好きにはたまらん内容です。
セレンの足もきついハイヒールで痛めつけられるんでしょうか。
続きをお待ちしてます!!
428 :
21:2007/10/25(木) 21:30:26 ID:lkjbcsHX0
>>1さん
どうもです〜。
今回はあんまりヒドイことにはならない予定です (・∀・;)ゞ
>>425 ありがとうブラザー (・∀・)
>>426 >>427 素足ハイヒールetcの部分は番外編的にメイド二人をメインに書く予定の分の前フリですので今回は無いのですすみません (;´・ω・`)
もしセレンを使ってのハイヒール系ネタをご希望下さるようでしたら後日改めて検討させていただきますです〜。
そして一気に書けるかと思ったんですが無理ですた。 orz
又も4レス分であります。コマ切れですみません・・・。
「さて、それじゃあそろそろお願いしちゃおうかな」
暫しの休憩を経てカティアが言い、丁重なもてなしに気後れしつつあったセレンはほっと息をついた。
「何をすればよろしいんでしょうか?」
「そうね・・・」
カティアは部屋の隅に向かって歩き、入室時にセレンが内心気にしていた、布を掛けられた大きな物体の前で立ち止まった。
掛けられていた布を取り払うと、台座の上に据えられた透明な樽のような器具が姿を現す。
腿の半ば辺りまでの高さがある台座部分は木製に見えるが、その上に据えられている樽は全体が厚いガラスでできているようだ。
セレンが中にすっぽりと納まってもまだ十分に余裕がありそうな大きさで、手前の一部、上半分ほどの部分は片手開きの扉のようになっている。
上部は完全に開放された状態で蓋のようなものは無く、樽型の巨大なガラス壺とも表現できそうな代物だ。
又、蓋の代わりというわけでもないだろうが、上部の奥側3分の1ほどの位置に厚めの板が渡されており、そのすぐ横には梯子がしっかりと固定されている。
「とりあえず梯子を使ってあそこに座って。あ、のぼる前にローブの裾は腰の辺りまで捲くっておいたほうがいいかな。それから靴底はそこのマットで十分綺麗に拭いてね」
カティアは樽の上部の板を指差して指示し、セレンは言われるままにそれに従った。
裾を捲くると用意されたマットで靴底の砂を丁寧に落とし、梯子を昇って樽の上部に渡された板に腰掛ける。
梯子はともかく板は固定されていなかったので、座る際にバランスを崩しそうになったが、とっさに樽上部の縁につけられていた取っ手を掴んで事なきを得た。
「うわっとと・・・えっと・・・これでよろしいですか?」
腰掛けている板は想像していた以上に不安定で、セレンはしっかりと取っ手を握り締めたまま訊ねた。
「うんうん、良い感じ良い感じ。そのままその取っ手を掴んでてね」
カティアはセレンの右側に歩み寄り、いつのまにか手にしていたベルトのようなものでセレンの右手を樽の取っ手に手早く固定してしまった。
困惑するセレンをよそに更に反対側に回りむと、左手も同じようにしっかりと取っ手に固定する。
板に座ってやや前傾姿勢になりながら左右に広げた両手でバランスを保つという不安定な体勢で、身動きが取れなくなったセレンはさすがに少々不安になり、改めてカティアに問いかけた。
「あのぅ、カティアさん・・・?」
「んー?大丈夫大丈夫、心配しないで」
言いつつパチリと指を鳴らすと、食事の後に姿を消していたリリィとマリィが再び姿を現した。
昼食を運んできた時と同じワゴンを押していたが、今回その上に乗せられているのはブドウの果実が大量に入ったいくつもの手桶である。
二人のメイドはセレンが座る樽の前までそれを運び、手前の扉を開けて一礼する。
「「失礼いたします」」
「っわわ!?」
言うなり扉から樽の中へ豪快にブドウを投入しはじめ、ブラつかせていた足にブドウの果実があたりそうになったセレンは慌てて膝を曲げる。
リリィとマリィは交互に手桶の中身を樽の中に放り込み、やがて全てを投入し終えると、邪魔にならない位置にワゴンを移動させ、無言でセレンの左右に控える。
「さてさて、準備完了です。んー、『うちではワインを醸造して出荷してる』って話は馬車の中でしたわよね?」
「え、ええ。伺いました」
「国内への出荷だけじゃなくて他国にも輸出したりしてるから、基本的にはやっぱり工場で大量に生産せざるをえないんだけど・・・中にはやっぱり『昔ながらの製法のワインが飲みたい!』っていうこだわりのお客様もいるのね」
「は、はぁ・・・」
「で、そういうお客様の要望にお応えするために、毎年ほんの少しだけ、工場じゃなく伝統的な製法で造ることにしているの。
お客様にも大好評で、今年もそろそろ仕込まなきゃいけない時期なんだけど、去年までやってくれてた娘が家の事情で急に故郷に帰っちゃってね。とっても困ってたの」
媚びるような笑顔で語るカティアに不吉なものを感じ、セレンはごくりとのどを鳴らした。
「え・・・と・・・お伺いしますけど、"伝統的な製法"ってひょっとして・・・?」
「ご・め・い・さ・つ♪」
満面の笑みで答えたカティアは樽の中に身を乗り出し、セレンのブーツに手をかける。
「っ!?ちょ、ちょっと待ってっ!」
「待たないも〜ん。ほいっと」
まず右足のブーツがすっぽりと脱がされ、蒸れて桜色に染まった可愛らしい素足が露出する。
同時に鼻を突くような強烈な香気が漂い、ガラス製の樽の内部を徐々に曇らせてゆく。
「うえほっ、げほっ!!か、可愛い顔してかなりスゴイ匂いね、セレンちゃん・・・」
「うあぅ・・・ご、ごめんなさいぃ・・・」
しかしそう言いながらもカティアはセレンの足首を掴み、顔を近づけてくんくんと音をたてながら足の匂いを嗅ぎ始める。
「でも香ばしくってどこか甘くって・・・ちょっと病み付きになりそう」
「や、やめてくださいっ!嗅がないでぇっ!!」
セレンは必死に抗おうと試みるが、両手が使えない上に不安定な姿勢を強いられているため逃げようが無い。
まさか顔を蹴りつけるわけにもいかず、恥ずかしさに涙を滲ませながら全力で右足に力を込める。
だが両手で掴まれた足首は左右に振るのが精一杯で、その動きは足の匂いを一層拡散させる効果しかもたらさなかった。
更にカティアは唐突に舌を伸ばして掴んだ右足の足指をチロリと舐め、その感触にセレンは甲高い叫びを上げた。
「うひぃっ!?」
「ふふ、感度も良好ねぇ」
満足げに頷くと、右足から手を離して左足のブーツを脱がせにかかる。
カティアは右足にしたのと同じように、左足の匂いも確認するようにしっかりと何度も吸い込む。
やがて大きく吐息をつくと、樽の中に乗り出していた上半身を引き、扉を閉めた。
ブーツを脱がせた瞬間から曇り始めていたガラス樽は、扉を閉じられたことで完全に熱気がこもり、全体が一気に曇ってしまう。
「おおー、いい感じじゃない」
自らの酷い足の蒸れを視覚的に認識させられ、セレンは一層顔を赤らめる。
「うふふ、ちょっと蒸れすぎね、セレンちゃん。これはこれで良い光景だけど、中が見えないと楽しくないし、開けておきますか」
再び前面の扉が開けられ、空気の流れによって樽の内部の曇りは緩和された。
かわりに室内にセレンの足の匂いが広がり始めたが、至近に控える二人のメイドは表情一つ変えないまま佇んでいる。
「さてさて、それじゃあ『ブドウ踏み』、始めてもらっちゃおうかな?」
「い、いやあのそのっ、わ、私その、ちょっと匂うかも・・・しれませんから・・・」
「あらぁ?『ちょっと』かしら?」
「う・・・すごく・・・です・・・・・・」
「え?すごく何?聞こえなかった〜」
「あ、あの・・・私ずっと裸足でブーツを履いてましたし・・・足が酷く蒸れていてすごく臭くなってますから・・・このまま踏むわけには・・・」
例えワイン製造のためとはいえ、生真面目な性格のセレンにしてみれば食べるものを足蹴にするという行為には強い抵抗がある。
しかもその踏む足がブーツで蒸れきっていて自分ですら顔をそむけたくなるほどの匂いを発しているとなれば尚更のことであり、
その上踏んだ後の果汁が他人の口に入るなどというような事態は想像することすら憚られる。
「あれれ?誠心誠意やってくれるんじゃなかったっけ?」
「う・・・そ、それは・・・」
「なんてね、うふふふ。気にしなくて大丈夫よ。むしろそういうのが大好きなお客様だから」
「そ、それって・・・はわわっ!?」
からかうように言った直後、カティアの目配せに応じ、リリィとマリィの二人はセレンの座っている板を一気に抜き取った。
セレンは反射的に両腕に力を込め、ブドウの中に着地することは免れたが、取っ手にベルトで固定された両手だけで自らの全体重を支える姿勢になってしまった。
番外編正座してお待ちしております。
きりっとしたメイドさんなのに妙な歩き方・・・
すんません、前フリだけで3回も抜いちゃいましたww
同じく番外編を烈しく希望です!
リリィとマリィの足はどうなってるんだろう。
個人的には窮屈なヒールを履かされてる方が気になります、
, -─── 、
/##二二__ヽ、 置 こ よ
/##/ 、 ヽ ヽ
,'## / /_/」_ハ `、 `、 い こ く
|ヘ、#_lノ ;≠、'ノ 刈 l l!
{ (( ッ'ト-リ ゙ ,、リソハ |' と に 分
ヽヽ o゚ ´ /ソ}'ノ ノノ
Y ° - ' `゚イイ´ き テ か
/⌒ ( Y)` ;‐‐ ' ゚( i )
|:::::::::::〉i/^^ゝ-、 (y ) ま ィ り
l++::::(/\ ,ミ}::ハ:ヽ〉i(
l+┘ /::::::::::ソ:::::}:( y) す ッ ま
l::::::/:::::::::::/::::::/::::)i〈
l:::::;++、::/:::::::::!::::{l|ll} ね シ せ
ハ(___ ノ:::::;++:|l::::::::ハ
/ ̄キ:::::::::メ メ::|ヽ、:::::::::ゝ、 ュ ん
,'+++':::::::::::++'::::::\ヽ、::::::キ ヽ
l::::::::::::::::::::::::_rァ⌒`ヽ、:::└++ヽ_____ が
l:::::::::::::::_/ヽノ ヽ::::::::/_っー’ _,,..i'"':,
ノ_へ∧/ `、__ \ |\`、: i'、
(_ \ `、 `丶、 `; .\\`_',..-i
`‐‐--\ `、 ノ .\|_,..-┘
, '⌒ヽ._____\ `、─---‐'
/  ̄`ヽ ;
436 :
1:2007/10/26(金) 02:25:17 ID:SJHewGTX0
21さん、続き乙です!!
やっぱセレンちゃん大好きですw
樽の仕掛けというか構造が素晴らしいです〜
セレンちゃんの蒸れ足で作ったワイン・・・飲みたいです・・・w
433さん、434も言われてるように番外編も楽しみです
437 :
1:2007/10/26(金) 10:19:54 ID:SJHewGTX0
438 :
1:2007/10/26(金) 11:51:30 ID:SJHewGTX0
今、見直してみたら
>>436で434さんを呼び捨てに・・・
申し訳ありませんでしたm(__)m
439 :
21:2007/10/26(金) 20:54:03 ID:tswzGGpV0
>>433 >>434 ありがたいお言葉いたみいります (*´ω`)
これから書き始めますので今しばらくご猶予を・・・。
「前フリだけで十分だったぜコンチクショウ!」ということにならないようにがんばります。
>>435 そのAA初めて見たかも
右足が見切れているのがなんだかスレ的に非常に悔しい気持ち
>>1さん
どうもです&完結乙です〜。
うーむ、実際これくらい"解ってる"DVDが出てくれたらいいのにっ・・・!
片方素足で片方靴下とかもうビジュアル的に文句なしに最強だと思うんですよ!
その後の生活でもやはりAVのシチュ以上に色々とやられちゃうんでしょうねぇ (*´Д`)−3
GJでした!そして今更ですが書いておられる途中で投下始めちゃってすみません orz
あとどうでもいいかもですが、自分はレス書く際
名前記入されて無い方の場合にはレス番指定のみで敬称は略させて頂いてます。
統一したほうがいいのかなコレ・・・
ともあれようやく書きあがりますたので↓以降投下させて頂きます。
>>314の方がまだスレを見てくれていることを祈りつつ・・・。 ( ;)
「あら、なかなかがんばるわねぇ」
「こ、このままブドウを踏むのは・・・やはり・・・」
「どうしても抵抗がある?」
「は、はい・・・」
「うーん、仕方ないわね。リリィ、マリィ」
声をかけられた二人のメイドたちは、どこからともなく長い孔雀の羽を取り出した。
その羽を持った手を前面に開いた扉から樽の中に差し入れ、空中に浮いたセレンの足裏を容赦なくくすぐり始める。
「うひぃっ!?あはっ、あははははははっ!や、やめてくださいひひひひあははははは!!」
どうにかして羽から逃れようと空を蹴って暴れるも、両手だけで身体を支えている状態では自由に動けるはずもない。
「ほらほら、強情を張っててもくすぐったいだけよ?」
「あははははは!やめっ!やめてぇっ!!あははは、あはははははははは!!」
二人のメイドが手にした羽は暴れまわる両足を的確に捉え、セレンがどれほど足を動かそうとも、精密機器のようにその動きを追って小さな足をくすぐり続ける。
足裏と足の甲を交互にくすぐったかと思うと、そのくすぐったさに耐えかねて足の指が開いたところを絶妙のタイミングで狙う。
「いひはははははっ!!いやっ!ら、らめっ!!あはは、あーっはははははは!!」
決して刺激に慣れさせないよう、巧妙にくすぐる部位を変えてゆくその有機的な動きは、とても1本の羽でくすぐられているとは思えないほどの感覚をもたらす。
「いやぁあーっははははは!!うふはははは!あーっははははははは!!」
火照った足を撫で回す繊細な感触はあまりにも耐え難く、くすぐったさに耐えかねて暴れれば暴れるほど自重を支える両腕にかかる負荷も大きくなる。
「うひはははは、あはは、あーっははははは!も、もうだめぇっ!!」
手加減抜きのくすぐり攻撃に耐えかねたセレンは、ついに敷き詰められたブドウの上に両足を下ろした。
ぐちゃり、という生々しい音をたてていくつかの果実が潰れ、飛び散った数滴の果汁がガラス樽の内側に薄紫色の模様を描く。
「はふぅっ!はぁっ、はぁ、はぁ・・・」
染み出した果汁が汗ばんだ両足を濡らし、セレンはその心地よさに思わず声を漏らした。
過度の負荷に両腕の筋肉は悲鳴を上げており、肩を上下させながら呼吸を整える。
俯いて荒い息を繰り返すセレンの顔を覗き込むようにしてカティアが口を開いた。
「ほらぁ、抵抗するから疲れちゃったでしょ?最初から素直に言うこと聞いてくれてたらそんなにくすぐったい思いをしなくて済んだのにぃ」
「はぁ、はぁ、だ、だって、はぁ、はぁ・・・」
「あ、ひょっとして足の裏をコチョコチョしてほしかったからわざと頑張ってたのかな?やだ、マニアックねぇセレンちゃんたら♪」
「ち、違いますっ!」
「ふふ、まぁいいわ。それじゃあブドウ踏み、お願いね」
「うぅ・・・ほんとにやるんですの?」
「勿論♪」
セレンはがっくりとうなだれ、いかにも気の進まぬ様子で足元のブドウを踏み始めた。
熱く蒸れた足にぬるぬるとした果汁が絡みつき、セレンの足の火照りは染み出す果汁に徐々に吸収されてゆく。
小さな足指の間には、僅かな隙間をこじ開けようとでもするようにニュルリと果実が入り込む。
かわいらしい薄桃色の爪にへばりつく千切れた皮はまるで紫色のペディキュアのようで、その色彩の鮮やかさは柔らかそうな足に一層艶かしさを加える。
二人のメイドにくすぐられた際の感覚はまだ足裏に残っていたが、ぶちゅぶちゅと果実を踏み潰す感触がそのムズムズとした余韻を少しずつ消し去ってくれた。
しかしセレンの動きはあくまでも緩慢で、いつまでたっても足のすぐ周囲の果実しか踏もうとしない。
「ほらほら、もっとしっかり踏まないと終わらないわよ?」
再びカティアは指を鳴らし、リリィとマリィがそれに応えて羽を操り始める。
けぶるような細かな羽先が今度はセレンの膝小僧に狙いを定め、足踏みを促すようにこしょこしょと蠢き始めた。
「ひあっ!?うひゃは、あははははははは!や、やります!やりますからやめてぇっ!!あーっははははは!!」
両手が縛られていては防ぐこともかなわず、セレンはなんとか羽から逃れようと両足を暴れさせる。
膝のくすぐったさに耐えかねて足先で防ごうとすれば足裏や足指を狙われ、身を捩ってかわそうとすれば今度は膝の裏をくすぐられる。
「うひひひひ!ふ、踏みますっ!ちゃんと踏みますからあっはははは!!も、もうやめてぇっ!っははははは!!あーっはははははははは!!」
あまりのくすぐったさに食べ物を踏む事への抵抗感など脳裏に浮かべる余裕もなくなり、セレンは呼吸困難に陥りそうなほどの笑い声を上げながら狭い樽の中を駆け回り続けた。
濡れそぼった足先から跳ね上げられた果汁の飛沫が樽の内面をじわじわと染めてゆき、踏むたびに指の間に入り込む果実の欠片も足を上げるたびに四方八方に飛び散る。
「おー、いい感じ良い感じ」
いつしか敷き詰められていたブドウの果実はその殆どが踏み潰されてしまっており、セレンの体力の限界を見て取ったカティアはメイドたちの手を止めさせた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「上手よ、セレンちゃん。いいワインができそうだわ」
「はぁ、はぁ、ひどい、です、はぁ、はぁ、お腹が、はぁ、よじれるかと、はぁ、はぁ・・・」
「うふふ、ご苦労様」
カティアは樽の中を覗き込んで満足げにほほ笑むと、苦しい息の中から声をしぼり出して抗議するセレンの頭を撫でた。
「それじゃ、発酵させる前にちょっと味見をしちゃいましょうか」
そう言うと先ほど脱がせたセレンのブーツを手に取り、おもむろに台座部分についた注ぎ口に近づける。
その行為が意味するものを悟ったセレンは仰天して調子の外れた声を上げた。
「はわわわわ!?ちょ、ちょっと何をなさるんですか!!??」
「ん?何って味見よ。ジュースの段階で味を見ておこうと思って」
「そうじゃなくて!手に持ってらっしゃるそれです!それって私がさっきまで履いていた・・・」
「そうだけど、どうかした?」
カティアは平然とした表情でブーツの履き口を顔に近づけ、くんくんと匂いを嗅ぐ。
脱がせてからある程度の時間が経過しているとは思えないほどの生々しい臭気が立ち上り、湿り気を帯びた生温かい匂いが嗅覚細胞を強烈に刺激する。
「うっわぁ、すごい匂い・・・」
「や、やめてくださいっ!」
「ほら、セレンちゃんも嗅いでみたら?あなたの足のニ・オ・イ♪」
ブーツの中の匂いを嗅ぎつつ、片手でもう片方のブーツをセレンの鼻先に持ってゆく。
「いやぁっ!うっぷっ、げほっ、げほごほっ!!」
「噎せ返っちゃうほどいい匂いでしょ?」
逃れようとする肩をメイドたちが押さえつけ、背ける顔を追うようにブーツをぐりぐりと押し付ける。
「げほっ、く、くさいですっ!臭いですぅっ!!」
「あら、あなたの足の匂いよ?そんなに臭い?」
「臭いですっ!げほあっ、や、やめてぇぇっ!!」
首筋まで真っ赤に染めて嫌がる様子に満足したカティアは、ようやくセレンの鼻先からブーツを離した。
頭がクラクラするほどの激臭から開放され、セレンは咳き込みながらも新鮮な空気を求めてぜぇぜぇと息をつく。
「うーん、良い匂いだと思うけどなぁ」
カティアは改めて胸いっぱいにブーツの匂いを吸い込み、満足げに目を細める。
「ふぅ。さてさて、気を取り直して・・・」
しゃがみこんで注ぎ口にブーツをあてがい、コックをひねる。
同時に新鮮な果汁がトクトクとあふれ出し、音を立ててブーツの中に注ぎ込まれてゆく。
「ん、こんなもんかな」
適当なところでコックを閉め、ブーツを持って立ち上がる。
セレンの目の前に突き出して見せ付けるように揺らすと、ブーツの中でちゃぷちゃぷと水音が鳴った。
「イヤぁ・・・」
「うふふ、絞りたてのブドウの香りにセレンちゃんのあんよの匂いが混じってすっごく芳醇な香りになってるわ。なんだかもう発酵しちゃったみたいね」
カティアはブーツの履き口を鼻先に寄せ、目を閉じてじっくりとその芳香を堪能する。
「うぅ・・・変なこと・・・言わないで下さい・・・ヒック・・・」
「ほら、嗅いでみて?」
「んぐっ!?」
涙を滲ませて恥ずかしがり、背けようとする顔に無理矢理ブーツを押し付ける。
水音とともに妙な香ばしさを漂わせる甘酸っぱい香りが立ち上り、それはセレンの意思に反して確実に鼻腔に這い込んでゆく。
「どう?素敵だと思わない?」
「うっぷ・・・へ、変なニオイです・・・」
「ふふ、自分の足の匂いなのに変ってことはないでしょ?」
445 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 21:21:57 ID:fnvd1B3x0
(*´д`*)ハァハァ
しとどに濡れたブーツの内部では、揺れる果汁がてらてらと光を反射している。
傾けてその深紫色の液体をつま先部分に移動させると、かわいらしい足の形にくっきりとつけられた踵から土踏まず辺りにかけての黒っぽい足型がはっきりと見て取れた。
「それじゃ、いっただっきまーす♪」
「グスン・・・ヤだぁ・・・ヒック・・・ヒック・・・」
乾杯をするように両手でブーツを軽く掲げ、つややかな唇を履き口に触れさせた。
ゆっくりとブーツを傾け、少しずつ口中に流れ込む果汁を舌の上で転がす。
どこかしょっぱさを含んだブドウの味と香りが広がり、咽喉の奥へ通した瞬間、一際強く少女の足の匂いが味覚と嗅覚を刺激する。
「うんうん、おいしいおいしい。ほら、セレンちゃんも飲んでみて」
「い、イヤですっ!」
「まぁそう言わないで、ね?」
ブーツをセレンの口元に押し当ててゆっくりと傾けるが、桜色の小さな唇は頑なに開くことを拒む。
「ほらほら、飲まないと全部下にこぼれちゃうわよ?素足で潰しただけじゃなく、汗だくの貴方の全身まで伝ったワインが見ず知らずの人に飲まれても良いの?」
「うぅぅ〜っ!」
その指摘に観念したのか、拗ねたような涙目でカティアを見据えながら僅かに唇を開く。
すかさずブーツの中身がちょろちょろと注ぎ込まれ、セレンは嫌悪と羞恥に強く瞼を閉じながらそれを飲み下し始めた。
「良い子ね〜。運動して咽喉乾いたでしょうからたくさん飲んでね♪」
朱に染まった咽喉が上下するのを確認したカティアは、更にブーツを傾け、中身を一気に流し込む。
「うえっぷ、むぐぶぐっ・・・ごぶっ、ごほごほっ!はぁ、はぁ・・・」
「どう?おいしいでしょ?」
「うぅう〜っ、ヒック、ヒック・・・」
カティアは空になったブーツを手にしゃがみこみ、再びどぼどぼと果汁を注ぎ入れた。
「あなたの足から染み出した汗がた〜っぷり混じった特製ですものねぇ。
ブーツを脱ぎたての蒸れて臭い足で踏むだけでも十分だったのに、
わざわざ暴れて汗まみれになってくれたおかげで最高の仕上がりになりそうだわ。ありがとうね、セレンちゃん♪」
ブーツを揺らして中身を攪拌すると、今度は咽喉越しを楽しもうとするように一気に呷る。
一度果汁がブーツの中をゆすいだ後だというのに、その風味は一度目と寸分違わぬほど濃厚に少女の足のエキスを主張していた。
「っぷふぅ〜。さっき注いだ時と遜色ない味だわ。ふふふ、随分履きこんでたのねぇ、このブーツ」
「うぅっ、ううううっ、うっく、うぐぅ・・・っうわわわーーん」
段階的に幾度も幾度も羞恥を煽る言葉を投げつけられ、ついにセレンは泣き出してしまった。
ぽろぽろと流れる涙をローブの肩で拭いながら、耐えかねたように号泣する。
「ありゃりゃ、ちょっと苛めすぎちゃったかな・・・」
慌ててセレンの両手を戒めていたベルトを外すと、セレンは自由になった両手で顔を覆って後ろを向いてしまった。
「ごめんなさいね。セレンちゃんがあんまり可愛かったから、つい調子に乗っちゃった」
「ひっ、ヒック、ひどいですっ、えぐっ、わ、私もう、ヒック、恥ずかしくて、ヒック、死んじゃいたいっ、ヒック・・・」
「大丈夫よ、出来たワインはごく一部の好事家のお客様に配られるだけで、市販されるわけじゃないんだから。ね?」
「ヒック・・・でも・・・でも・・・ヒック・・・」
「なんてったって特・製・の・最・高・級・品ですしね♪」
嬉しげな声で"特製"と強調され、静まり始めていた泣き声は再び大きくなり始める。
「うぅっ!ううぅ〜っ!!」
「あー、ごめんごめん!ほらほら、もう泣かないの。リリィ、マリィ、セレンちゃんを隣の部屋で宥めてあげて。私も仕込みの処理が終わったらそっちに行くから」
「「かしこまりました」」
二人のメイドは震える肩を左右から抱くようにしてセレンを隣室へと誘う。
その表情はカティアの指示に従っていた際のきりりとした顔から一変して、泣き続けるかよわい少女を心から労るような同情に満ちていた。
やがて三人が退室すると、カティアは使用していなかったほうのブーツを手に取り、果汁をその中に注ぎこんだ。
板張りの床にぺたぺたと残されたセレンの足型をうっとりと見つめながら、ブーツの中身の芳香を楽しむ。
「なんだか売り物にするのがもったいないくらい。熟成後も楽しみね。ふふふ・・・」
一人呟き、一滴一滴を味わうように時間をかけて果汁を飲み干す。
カティア自身が明言したように、確かに熟成後のワインは決して市場に流れることは無い。
しかし、極限られた数人の特別な顧客に対しては、"製造者"の肖像画と名前が記された状態で売り渡されることになっているのである。
隣室で泣き続けるセレンは当然そのことを知る由も無く、ただひたすらに今日のこの事実を忘れようと念じ続けていた。
すっかり陽も沈み、漆黒の空に星の光が満ちた頃、ようやくフィリスは鍛冶屋巡りを終えて宿に帰ってきた。
機嫌よく鼻歌を歌いながら軽快な足取りで階段を上がり、投宿している部屋のドアを勢いよく開く。
「たっだいま〜!いやぁ、さすがに良い鍛冶屋さんが多くて迷っちゃ・・・ってあれ?どしたの?セレン?」
セレンは扉のほうを振り向きもせず、ローブ姿のままでベッドの上にうつ伏せになり、枕にあごを乗せて壁の一点を見つめていた。
「ぬゎんでもありませんわぁ・・・」
姿勢も変えずに陰鬱な声を返され、そのあまりに暗い雰囲気に気圧されるようにフィリスは表情を引き攣らせた。
「い、いや明らかに何か変じゃん!一体何が・・・ってあれ?なんか甘い匂い・・・?ブドウみたいな・・・」
その一言にビクリと全身を震わせたセレンは、枕を顔にぎゅうっと押し当てて嗚咽を漏らしはじめる。
「うぅっ!うううぅ〜っ!!」
「ちょっ、ど、どうしたのセレン!?私何かマズイこと言った?ちょっと、セレンってば〜!」
事情が解らないままに必死に慰めにかかるが、優しく抱き寄せてみても、何があったのかを問いかけてみても、セレンは何も言わずにただ泣き続ける。
いつしか彼女は泣き疲れてそのまま眠ってしまい、フィリスはその安らかな寝顔を見つめて苦笑を浮かべた。
「全く、何がどうしたんだか・・・」
頬に残った涙の跡を指先で軽く拭い、はだけていたシーツをきちんと掛け直す。
「まぁいいや。良い夢見なよ、セレン」
すやすやと眠る少女の髪を一撫でし、自身も着替えてベッドに入る。
程なく室内には規則正しい寝息だけが静かに響き始めたが、ふいにセレンがシーツからそっと顔を出し、フィリスのほうを向いて小さな小さな声で囁いた。
「慰めてくれてありがと、フィリスさん」
「・・・どう致しまして」
「っ!?」
眠っていると思っていたフィリスに小声で返され、真っ暗闇の中でセレンはこれ以上ないというほどに顔を真っ赤に染めた。
がばり、とシーツで顔を隠し、物音からそれを感じ取ったフィリスはくすくすと小さく忍び笑いを漏らす。
他愛の無いやりとりに、それぞれが表現し難い気恥ずかしさと確かな安堵を感じながら、二人は今度こそ、ゆっくりと夢の世界に足を踏み入れた。
(おわり)
451 :
1:2007/10/26(金) 22:04:40 ID:SJHewGTX0
21さん、完結乙です!!
いやぁ・・・今までで一番のツボかもでした(^^)
中盤のリアルな葡萄踏みの描写や最後のフィリスとセレンのかけあいも最高でした!
最高にいいものを見させてもらいました、ありがとうございましたm(__)m
>>書いておられる途中で投下始めちゃってすみません
私が勝手に書いたものですのでお気になさらないでください〜(^^)
なかなか萌えましたが、前フリのハイヒールネタを期待していただけにちょっと・・・・
番外編のリリィとマリィを期待して待ってます。
きついハイヒールで足をネチネチと虐めてほしいww
リリィとマリィ禿げしく期待しています。
ひょっとして双子なのかな?
同じ形の足に別々の攻め?
超不安定な出来の悪いピンヒールパンプスとか希望ですね。
普通に体重かけると左右にグラグラするとか。
454 :
21:2007/10/27(土) 16:05:35 ID:LVlGi4N70
>>1さん
どうもありがとうございます!気に入っていただけて激しく嬉しいです。 (´ω`*)ゞ
最後の部分はかなりベタですが普通の萌えを意識してみますた。
そして試行錯誤してるうちに方向性が変わってきてウッカリ食べ物系入れるの忘れてました orz
しかし未だに1さんのツボがどのあたりなのかはっきり掴みきれないのが悔しい・・・!
>>452 今回は314=336の方の「ブーツに酒(水)」な提案に基づいてましたので
シチュ的にハイヒールは入れにくかったのですすみません。 (´・ω・`)
>>453 一応血のつながりは無しで考えてますが双子というのも新鮮ですねぇ・・・。
御想像とは違うかもですが、不安定な・・・というのは仕掛としてちょっと考えてました。
というわけで御期待に沿えるか不安ですが気長にお待ちいただけるとありがたいです。
455 :
1:2007/10/27(土) 20:42:29 ID:dizxUD110
今回のはシチュもそうですが何よりセレンちゃんが可愛くて・・・w
シチュでなら結構前に書いてもらった未来ちゃんのが最高にツボでしたね〜
セレンちゃんであのシチュなら完全完璧にツボですww
番外編も期待してお待ちしております〜
456 :
314:2007/10/27(土) 23:06:14 ID:GHtrV9ab0
100回ぬきますた。
まさに自分好みのものに仕上がって最高でした。
こんなビデオが出れば何万出してでも買う。
本当に書いてもらえるとは思わなかったです。
感動した。
457 :
21:2007/10/28(日) 20:53:16 ID:9WpE1QKc0
>>1さん
なんともありがたいお言葉で冥利に尽きます・・・! (うω;)
そしてシチュ的には3つ目に書いたアレですか・・・フムフム・・・
今後の参考にさせて頂きますです〜。
>>314さん
どうもありがとうございます!
一応飲み物ならイイかなぁと勝手に拡大解釈したのですが気に入っていただけて非常に嬉しいです (*´ω`)
もちょっと濃厚にできれば良かったんですが力及びませんですた
次もなるべく早く書けるよう善処しますです
458 :
1:2007/10/28(日) 20:57:43 ID:BMynoAea0
>>21さん
次もよろしくです
私も頑張りますのでリクありましたらお願いします
もちろん他の方も〜
>21さん
一生のお願いです。
小人ネタで一つ書いてもらえませんか?
(登場人物)
明るい女の子1人(大学生くらい)
その男友達3人くらい
(シチュエーション)
1、気がついたら女の子は密室の中で倒れていた。
2、目を覚ますと、さっきまで遊んでた男友達3人はいない。
3、実は男性陣は身長3センチくらいの小人にされてて、同じ密室の中にいる。&ヘルプサイン。
4、女の子はそれに気付くも助け方が分からない。
5、このシチュエーションを作りあげた犯人は監視カメラで密室を見てて、
「小人を元に戻してほしければ、足の匂いを小人に嗅がせて、踏むなどしていじめること」
を条件とするアナウンスを流す。
6、女の子さブーツかパンプスを履いてて足が蒸れまくってる。
7、抵抗しつつも任務を果たして、みんな元に戻る。
以上が希望シチュです。
細かい設定はお任せします。
長々とすいません。
21さん、よろしくお願いします。
460 :
21:2007/10/29(月) 22:06:33 ID:SHNcj5EH0
>>1さん
もちょっと書けてからとも思ったんですがチャンスぽいのでお言葉に甘えて・・・ (*・∀・)
【主人公】 いかにも読書とかが好きそうな大人しい優等生の眼鏡っ娘
【年齢・性別】 できれば小学高学年くらい (書きにくい場合は高校生位までの間でお任せします)
【ジャンル】 水虫系
【簡単な流れ】
主人公の右足に棲む菌と左足に棲む菌が、互いに競い合って主人公の女の子の足を痒くしてゆく様子を、
水虫菌視点で
>>332-335で書かれたような軽めのノリでお願いしたいです。
水虫菌はちょっと幼めの女の子のような口調で、無邪気故の残酷さで容赦なく主人公の足を痒くし、
主人公が痒みに苦しめば苦しむほどはしゃいで大喜び。
主人公が耐え切れば残念がり、ガマンできずに掻き毟れば大喜びするような感じで。
感染時から始まって、日常の様々な場面で突発的に大暴れして主人公が苦しむ様子をお願いします。
普段はそれほどでもないのに、「今だけはやめてほしい」という時に限って猛烈に痒くなるという展開で。
(登下校中、授業中、就寝時、友人と遊び・会話中、ピアノの練習時or発表会、等々)
最終的には、痒みに耐えかねた主人公が恥ずかしさを必死に堪えつつなけなしのお小遣いで水虫薬を購入、
毎日塗って少しずつ痒みが収まり、薬が無くなった頃に痒みが止まって「治った」と思ったら、
菌は薬をやりすごすために大人しくしていただけで暫くすると痒みが復活、
もう薬を買うお金もない主人公は大ショックで、対照的に菌は絶望する主人公を見て大喜び、みたいな。
毎度同じような方向性ですが可能でしたら宜しくお願いしますです (*・ω・)人
>>459 なんか難しそうなお題が! Σ(・∀・;)
ちょっと期間は明言しかねますが、とりあえず今書きかけの2つの後で宜しければ挑んでみますです。
正直あまり自信がないですが、その場合どのあたりが肝なのか後程色々お伺いすることになるかと思います。
ちっす、お久!
色々あって最近ご無沙汰してたポンコツ頭が帰ってきたよ!
さて、早速本題に入ろうか。今日は人外ならではの魅力を語りたい、だから予告通り吸血鬼
深い森の奥のお城に住んでる吸血鬼
ガキだからか知らんが人を殺したりはしない
が、いたずら好き
人にはない魔力で連日大暴れ
あんまりにも悪さをするもんだから村の人は困ってバンパイアハンターを呼んでみた
バンパイアハンターは首尾よく吸血鬼を捕らえた、まあ相手が未熟だからサクサクといけます
ここからが普通の人間と違うとこ
捕らえた吸血鬼をどう裁くかで村人達は考えた、まあ殺すのは流石に可哀想です
結論、気絶するまでくすぐりの刑。何でそうなるのかはさっぱりわからん謎
吸血鬼ちゃんが動けないのを良いことに足枷して椅子に座らせて建物の中に放置
後は吸血鬼にいたずらされたなりなんなりで恨みを持つ人が好きにしていいことに
普通人間なら五分くらいで気絶しておしまいだが相手は吸血鬼、タフさが裏目に
泣こうが喚こうが気絶するまでノンストップ五時間!いつもバカにしている人間ならとっとと気絶出来たのに、嗚呼残念
まあ要するに体が丈夫なのは良いことばかりではないってこった
今回本当は触手を出したかったが上手く出来んかった!嗚呼残念
462 :
1:2007/10/30(火) 05:47:45 ID:X4jSQ6jd0
21さん、リク了解しました
また書く時に詳しく聞かせていただきます〜
妄想屋さん、お久しぶりです
触手も使えたら使いたいと考えています
463 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 16:38:59 ID:YMGMaBT50
(*´д`*)ハァハァ
464 :
1:2007/11/01(木) 18:11:21 ID:KgWiFS4d0
21さんのリク途中まで投下です
軽めのノリでは無理でした・・・orz
申し訳ないです・・・一応皮肉やギャグ等は少しずついれてあるつもりですが・・・
ともかくどうぞ・・・
そいつらは突然目覚めた。
林朋子の両足にそいつらは生まれた。
<はじめまして〜、右足に生まれた私はみぃちゃん!!>
<はじめまして〜、左足に生まれた私はひぃちゃん!!>
<でもなんて安易な名前・・・右足だからみぃ、左足だからひぃなんて・・・>
<仕方ないよ〜、恨むなら作者のボキャブラリーと学のなさを恨みなさいな>
<むぅぅ・・・ところでせっかく生まれたからには頑張りたいよねっ>
<そうねっ!!まずは気づかせてあげないとねっ!!>
「う〜ん・・・痒いなぁ・・・」
小学六年生の林朋子は騒がしい教室の中で、自らの足を見つめて呟いた。
ここ一週間足の微弱な痒みに少し悩んでいたが、それほどでもなかったため放置しておいたのだが・・・
「う〜〜〜っ!!痒いっ!!痒いぃ!!」
足指の付け根や足指の間に生じた痒みを和らげようと、上履きを脱ぎ靴下の上からかかとで踏みつけ始める。
<きたきたぁっ!!この刺激たまらないねっ!!>
<こういう刺激が私たちの力をUpさせてるっての知らないのかな、あははっ!!>
朋子の足に生まれたのは・・・そう、水虫菌。
もちろん二人の声は人間には聞こえない。
「くぅぅっ!!くぅっ!!」
「あれ?朋ちゃん、どうしたの?」
夏休みを目前に控えた騒がしい教室では自分の事を気にとめる人もいないだろうと、隠れることもせずおおっぴらに足を踏みつけていたのをクラスメートの一人、美沙に見られてしまったのだった。
「あっ・・・いや・・・なんでもないよっ!!」
「足・・・痛いの?見てあげようか?」
「いっ・・・いいよいいよ!!私行くところがあるから・・・じゃねっ!!」
朋子は小学六年生にしては発育のいい方で、すらっと伸びた手足やキュッとしまったウエストや周りに比べると少し大きな胸、そして大人っぽい顔立ち、背中まで伸びたサラサラの美しい黒髪、人当たりもよく成績優秀とまさに優等生タイプの美少女である。
朋子は普段からクラスでも大人しいほうであり、暇な時間には本を読んで過ごしている。
小さい頃から本が大好きでそのせいか目は悪くいつも眼鏡をかけている。
しかし、その眼鏡が朋子の大人っぽさをぐんと際立たせていた。
「うぁぁぁっ!!痒いよぅっ!!」
突然痒くなり始めた足を、トイレの個室で掻き始める。
完璧と思われていた朋子にも欠点はあった。
ひどい脂足で靴と靴下に包まれる足はいつも汗まみれになってしまっていた。
白い靴下はいつも薄黒く足型に汚れてしまうので、なるべく黒っぽい靴下を履くことにしていた。
欠点と言えるほどの事でもないような気もするが、女性を意識し始める年頃の女の子にとって足に汗をかきやすく蒸れやすいということは何よりも恥ずかしかった。
今年の梅雨はいつもより湿度が高く、雨もよく降ったため例年より足の汗がひどく、そのせいで水虫になってしまったのだった。
<キターッ!!この刺激が一番元気が出るね〜>
<掻けば掻くほど痒くなるのにね〜、もっと暴れてやろうよ〜>
二人(二匹?)は足の指付近を激しく暴れまわる。
それは直接ともこの足指の痒みとなってあらわれる。
「くぅぅっ!!掻いてるのにぃ・・・痒みが止まらないぃぃ・・・痒いっ!!かゆ〜〜〜〜いっ!!」
<あはははっ♪痒がってる痒がってる♪>
<それ〜っ!!もっと暴れてやれ〜!!>
「くあぁぁぁぁっ!!痒いっ!!痒いよぅっ!!」
掻けば掻くほど痒くなるということを知らない朋子は、昼休みが終わるまでトイレの個室にこもりきり足を掻き続けた。
午後からの授業中も二匹は容赦なく暴れまわり、その激しさに比例し足の痒みもどんどんと酷くなっていく。
(くぅっ!!うぅぅぅっ!!痒いっ!!痒いぃぃっ!!)
<あれ?声出さなくなっちゃったね・・・>
<授業中だもん・・・必死に我慢してるんだと思うよ〜、あ、そうだ、いい事思いついた>
<何何〜?>
<あのね・・・>
声を出さなくなった朋子に不満がり、絶対声を出させてやろうと奇策を繰り出した。
(あれ・・・?痒みが止まった・・・よかった〜・・・)
<ひぃちゃんッ!ゴー!!>
(あぁぁっ!!左足が・・・痒いっっ!!何で・・・左足だけぇ・・・)
<ひぃちゃん、ストップ>
(ふぅ・・・ふぅ・・・また・・・止まったぁ・・・)
<みぃちゃんッ!ゴー!!>
(うくぅっ!!今度は・・・右足ぃっ!?か・・・かゆいぃっ!!!)
<みぃちゃん、ストップ>
(はぁぁ・・・また・・・止まった・・・)
交互に方足ずつ、まるで腹痛の波のように痒みが来たり止まったりとそれが何度も繰り返される。
そして、チャイムがなると同時に・・・
<<ゴー!!!>>
「うぅぅぅっ!!!!(りょ・・・両足ぃっ!!!?もう無理ぃっ!!!)」
今まで片足ずつだった痒みが突如両足にあらわれ、ついに声を出してしまう。
「朋ちゃんっ!?大丈夫?何処か悪いの??」
クラスメートたちが心配して駆け寄ってくるが、もちろん足が水虫で痒い等と告白できるわけもなく・・・
「っ・・・何でも・・・ないっ・・・よ・・・・(あぁぁっ・・・痒い・・・痒いっ!!)」
額に汗を浮かべ歯を食いしばりながら、必死に言葉を紡いでいく。
「何でもない」と言う言葉とは対照的すぎるその表情に、不思議がりながらもクラスメートたちは四方へと散らばって行く。
チャンスとばかりに再びトイレの個室に駆け込む。
すると先ほどまでの痒みが嘘のようにひいていき、両足の痒みは治まった。
「あ・・・あれ?止まった・・・んもぅっ・・・何なんだろぅ・・・」
<やっぱり一人の時に痒がっても面白くないもんね〜>
<次はいつ痒くしてやろうか〜、はははっ♪>
こうして朋子の地獄の日々は幕をあけた。
470 :
1:2007/11/01(木) 18:57:28 ID:KgWiFS4d0
とりあえずここまでです
更なる要望や改善点等があればご指摘お願いします
471 :
21:2007/11/01(木) 20:34:05 ID:Otbf3zu/0
おぉぉぉぉ、ありがとうございます!
この主人公があからさまに弄ばれてる感じがタマランです!! (*´Д`)=3
この歳で黒っぽい靴下が多いというのも周囲から見たらいかにも訳ありぽくて素晴らスィ・・・!
感染されたんじゃなく自然発生的というのもネタに非常にマッチしてて最高です!
そして軽めのノリとお願いしましたのはあくまで傾向程度の気持ちでしたのであまりお気になさらないで下さい〜。
といいますかこのみぃちゃんひぃちゃんのノリがまさに思い描いていたモノでありますよ!
欲を言えば、後半もっと悪化した際には土踏まずのほうもお願いしたいです。
「足指と違って擦ることもできず気を紛らわせる手段が無いので一層辛い」みたいな感じで・・・。
マターリ正座でお待ちしてますので続きも宜しくお願い致します。 (*´ω`)人
こちらも一応ある程度書き進んではいますがまだ4分の1程度(予定)です。
がんばらねば・・・ (・∀・;)
472 :
1:2007/11/02(金) 00:59:00 ID:0A0M+Jft0
21さん、ありがとうございます
一応足裏全体まで及ぶ予定にしてあるのでその辺は大丈夫ですよ(^^)
> 21氏
リリィとマリィマダーーーーー?
ハイヒールネタ激しく期待してますw
474 :
21:2007/11/03(土) 15:28:54 ID:hcR8jmv90
>>1さん
期待してます・・・! (0・∀・)wktk
ところで書いて頂いてる最中に申し訳ないのですが、こちらで書いてる分の一部を投下しても構いませんでしょか?
>>473 お言葉は非常にありがたいのですが、書き進んでは戻って修正の繰り返しなのでちょっと投下しにくいのです。
進捗状況としては現在1万字ちょいで、そのうち投下しても大丈夫そうなのは3千字程(5レス分位)です。
書くの遅くて面目無いス (´・ω・`)
執筆途中でも出来上がった分だけ投下して下さい!!
476 :
1:2007/11/03(土) 20:22:33 ID:JcoS2F3U0
21さん、全然おkですよ(^o^)
むしろどんどんやっちゃってください〜
477 :
21:2007/11/03(土) 20:59:55 ID:hcR8jmv90
んではまだ5レス分ですがお言葉に甘えて↓以降投下させて頂きますです。
しかし何か見直せば見直すほど受けなさそうに思えてくる・・・
>>1さん
書いて頂いてる分の続きを投下して下さる際も何卒ご遠慮なくお願いします〜。
自分が最初にやっといて勝手ですが纏めてtxtよりスレのほうがwktk感が大きい気がしますので・・・ (*・∀・)人
今朝もいつもと同じように、朝日が昇り始める頃に目が覚めました。
両足を強く締め付ける感覚が、起きたばかりの曖昧な意識を徐々に覚醒させ、私は一日の始まりを実感します。
「・・・ンっ!」
起き上がろうとベッドの上で身じろぎをすると、ハイヒールの先端にシーツがひっかかって思わず呻き声が漏れました。
心臓を掴まれるような新鮮な痛みに耐えつつ呼吸を整え、今度は足先にできるだけ力が加わらないように気をつけながら身を起こします。
被っていたシーツをゆっくりと退け、ふくらはぎの辺りを持って片足ずつ慎重にベッドの下に下ろします。
「うっく・・・」
ハイヒールの靴底が床についた瞬間、足全体をハンマーで殴られたような激痛が走り、又も呻き声を上げてしまいました。
ベッドに腰掛けた状態で、両手でシーツをがっしりと掴みながら激痛の残響が緩むのを待ちます。
毎朝のことで慣れっこ・・・と言いたいところですが、こればかりはどうにも慣れることが出来ないようです。
隣のベッドでは、同僚のリリィ=シュミットがやはり辛そうな様子を見せています。
彼女の場合は私と違って両足の猛烈な痒みに叩き起こされ、毎朝ベッドの上でハイヒールを鷲づかみにしながら身を捩っているのです。
そのまま暫しの時間が流れ、私の両足の痛みがある程度収まった頃、リリィの両足の痒みも少し落ち着いたようです。
「おはよう、マリィ」
「おはよう、リリィ」
私達は互いに朝の挨拶を交わし、身支度を整えて部屋を出ました。
それぞれが両足から生じ続ける耐え難い感覚に歯を食いしばりながら、リリィはご主人様の身支度を手伝いに、私は朝食の準備にとりかかります。
食卓を整え、厨房から料理を運び、丁度配膳を済ませた頃にご主人様がお見えになりました。
リリィと共に給仕をし、お食事を終えられると食器を下げます。
ここ数日と同じように、今日もご主人様はすぐにお出かけになるとのことで、私達は玄関フロアまでお見送りに立ちます。
ご主人様は用意された馬車に乗り込むと、近くにある西方領城塞都市へ向けて出立されました。
毎年この時期になると、ご主人様は"特別なワイン"を製造するために必要な人材を確保すべく、城塞都市に赴かれます。
先日何気なく漏らされたお言葉では、今年はどうやら、間に人を立てて偽名で経営しておられる喫茶店で、その人材を探そうとなさっているご様子です。
ご主人様のお見送りが済むと、ようやく私達も朝食を摂ることができます。
リリィと二人、互いに支えあうようにしながら厨房へと向かいます。
ここは王国西部の山中に置かれたとある大きなお屋敷。
私達はこのお屋敷で、ご主人様であるカティア様の身の回りのお世話をさせて頂いているのです。
─あれは今から4年前のことでした。
王国北西部の小さな村の孤児院で暮らしていた私とリリィは、ある日院長先生に呼ばれて応接室へと向かいました。
ノックをして扉を開けると、そこにはいつも私達と過ごしているカタリナ先生と院長先生、そして見たこともないほど綺麗な服を着た若く美しい女性が待っていました。
「マリィ、リリィ、貴方達にとっても良いお話があるの」
そう切り出して院長先生は話し始められました。
その女性が王国有数の資産家の長女、カティア=フォン=アルノー様であること。
弱冠18歳で、アルノー家が手がける事業の中でもかなりの規模を誇るワイン関連の事業を任されていること。
彼女自身の身の回りの世話をしてくれるメイドを探しており、そのために国内にあるいくつかの孤児院を見学していたこと。
そして、その候補として私達二人が選ばれたこと─。
「どうかしら?貴方達さえ良ければ、是非私の元で働いて欲しいのですけれど・・・」
そう言って微笑むカティア様はとてもお優しそうな方でした。
私達と4つしか違わないとは思えないほどに大人びた物腰で、失礼に当たるかもしれませんが、本当の姉のような印象を抱いたことをはっきりと覚えています。
院長先生の言われたようにそれは本当にありがたいお話でしたし、元より翌年には孤児院を出ることになっていた私達に否やのあろう筈もありません。
とんとん拍子で話は進み、それから一週間もしないうちに私達は孤児院を出て、西方領城塞都市の側にある山中のお屋敷でカティア様にお仕えすることとなりました。
カティア様は最初の印象に違わずとてもお優しい方でした。
又、以前からお屋敷で働いている先輩のメイドさんや執事さん、その他の使用人の方々も皆親切で、私達はこの幸運に深く感謝しながら充実した日々を送っていました。
私達はとても・・・そう、とても幸せでした。
そして新しい環境にもすっかり慣れ、日々の仕事も滞りなくこなせるようになった頃、カティア様は私達2人を呼び出して"ある物"を手渡されました。
それはとても頑丈そうなハイヒールで、足首部分を固定するためのベルトがついており、更にそのベルトには小さな金具のようなものがついていました。
私達は命じられるままに、それまで履いていたごく普通の革靴を脱ぎ、手渡されたハイヒールを履いてみました。
しかしこれまでに履いたことの無い形状のその靴はとても歩きにくく、そのせいかどうかはわかりませんがサイズも少しきつく感じました。
おそるおそるその事を申し上げようとしたのですが、カティア様はそれより早く小さな南京錠を4つ取り出し、私達に2つずつお渡しになって、ハイヒールの足首ベルトについている金具を施錠するようにお命じになりました。
内心首を傾げつつもそれに従うと、カティア様は満足そうに頷かれ、次のように言われました。
「あなたたちもすっかり今の環境に慣れたみたいだし、次は私のメイドとして相応しい立ち居振る舞いを身に着けて欲しいの。
そのハイヒールはその為の、言ってみれば矯正具のようなものです。それを履き続けていれば自然に上品な所作が身につきますから、少し窮屈かもしれないけどガマンしてね」
と。
それまで孤児院での生活しか経験の無かった私達は、「そういうものなのか」と疑問の一つも抱くことなくハイヒールを履いたままでの生活を始めました。
しかし、その慣れない靴は最初に想像していた以上に私達を苦しめたのです。
履き始めて暫くの間は少し窮屈に感じるだけだったのですが、それは一日も経たないうちにジンジンとした痛みに変わりはじめます。
足先は全ての指が完全に密着してしまうほどに左右から押し縮められ、指先の爪もその付け根の方向へと常時押し付けられます。
勿論足の裏や足の甲も、まるで何者かに強く握られているかのように圧迫され、次第にじっとしていてもズキズキとした痛みを感じるようになってきます。
更にきついだけではなく、靴の構造的に通気性が全く無いようで、体温や汗は完全に内部にこもります。
足は常に熱を持って酷く蒸れた状態で、その強烈な不快感は止まない痛みを更に助長するかのようでした。
せめて夜間だけでも素足になることができれば相当楽だったのではないかと思うのですが、
ベッドに入るときでさえ、いえ、湯浴みをするときでさえそれを脱ぐことは許されなかったのです。
唯一ハイヒールを脱ぐことが許されたのは、毎週一度、カティア様が自室へ私達をお呼びになった時だけでした。
それはほんの僅かな時間でした。
毎回カティア様は私達に一人ずつ順に靴を脱いで足を見せるように言われ、靴を脱いだ私達の足をまんべんなく御覧になると、すぐに又靴を履くようにお命じになるのです。
その行為が何を意味するのかは後になってから知ったのですが、その当時は、
きつめのハイヒールを履いて生活している私達の足に致命的な異常が生じていないかどうかを直々に調べてくださっているのだろうと思っておりました。
受けなさそうなんてとんでもない!
1レス目からギン勃ちですよw
続きも期待してます!!
幼い足に訳もわからずきついハイヒールを履かされるとは・・・
しかも週に一度わずかな時間だけしか脱ぐことを許されないなんて・・・
激しく勃起してしまいました。
やっぱりかわいい足に無理やりきつくて通気性のない履きなれないパンプスでしかも自由に脱げない、どれを取っても最高のシチュです^^b
続き期待してます。
485 :
1:2007/11/04(日) 04:03:03 ID:pKx7097q0
私は週に一度部屋で何が行われてるかが気になりますw
4年前でもかなりきついのに成長期に入ったら
足が大きくなったりしてもっときついんでしょうねぇ・・・
同じく続き期待してます(^o^)/
486 :
1:2007/11/04(日) 07:57:00 ID:pKx7097q0
21さんのお言葉に甘えて私も続きを投下します〜
「今日から夏休みね〜」
「そうね・・・でもこの夏が勝負よ」
「毎日学校で勉強会か〜、私別に公立中学校でもいいんだけどな〜」
夏休み初日のこの日、美沙と話をしながら学校に向かっていた。
朋子の通う小学校は県でも有数の名門私立であり、毎年ほとんどの生徒が県トップの陵櫻学園中等部へと進学する。
その為、陵櫻への進学希望者は夏休みは普段以上に学校で勉強をすることとなっていた。
朋子も母に言われ仕方なく陵櫻への進学を決めていた。
「ふぅ・・・今年の夏は忙しいなぁ・・・」
「朋ちゃん、ピアノの発表会いつだっけ?」
「五日後よ、見に来てくれるの?」
「うん、頑張ってね!!」
「もちろんっ!!まかせて・・・っっ!!!?(痒いぃっ!!また・・・こんな時にぃっ!!)」
水虫が発症してからその痒みももちろんだったが、朋子はむしろそれよりも厄介な事に悩んでいた。
自分ひとりの時はそれほどでもないのに、誰かといるときは決まって痒みがひどくなるのである。
この日も美沙が隣にいるにもかかわらず、容赦なく両足は痒みはじめる。
「どうしたの?最近なんか辛そうなときあるよ?」
「ッ大丈夫・・・大丈夫だから・・・(お願いぃっ・・・静まってぇ・・・)」
朋子は痒みに耐えながらスニーカーの中で靴下に包まれた足指を激しく蠢かす。
しかし、痒みは和らがずむしろどんどんひどくなっていく。
少し歩くだけで汗ばむほどの暑さで、脂足の朋子の足はどんどん蒸れ汗にまみれていく。
隣の美沙は素足で解放感のあるサンダルを履いていたが、朋子は人前で水虫の素足を出すわけにもいかず、仕方なく靴下とスニーカーを履いていた。
靴下でサンダルを履くことも考えたが、汗をかき過ぎると靴下から汗が染み出してしまう恐れがあるためそれもなくなく却下した。
<いやぁ・・・この汗まみれの足・・・元気が出るね〜>
<やっぱり蒸れた足が最高の環境ね〜>
しかし、恥ずかしさのあまり靴と靴下を履くことが水虫菌を元気にしてしまっている事を朋子は気づいていなかった。
結局登校中も講習中も水虫の痒みは治まらず、掻こうとトイレなどで一人になるときに決まって治まるのである。
<最近なんか飽きてきたね〜、どっちが痒くできるか競争しようか〜>
<やってみようか〜、負けないよ!!>
「うぁぁぁっ!!痒いっ!!痒いよぉっ!!」
講習を終え家に帰ってきた朋子の右足に突然痒みが生じた。
一人の時はそれほど痒くならない日が長く続いたので朋子は少し油断していた。
いきなり痒くなり始めた右足を掻き始めるが、右足を掻けば掻くほど左足の痒みがひどくなっていく。
「な・・・なんでぇっ!!」
今度は左足を掻き始めるが、同じように掻いていないほうの足が強烈な痒みに襲われてしまう。
両足を同時に掻き始めると、掻けば掻くほど痒みがひどくなり一向に治まる気配がない。
<右足の方が痒がってたよね〜、私の勝ちだね>
<何言ってんのっ!!左足の方が痒がってたじゃん!!>
<むぅ・・・最大パワーで痒くしてやる!!>
<こっちだって!!>
「痒いッ!!痒いよぅっ!!もう・・・やだぁっ!!痒いぃぃっ!!」
朋子は履いていた蒸れ切った靴下を脱ぎ捨て、素足を思い切り掻き毟るが完全に逆効果でどんどん痒みは酷くなっていく。
<アハハッ!!♪すごく痒がってるよ〜>
<サイコー!!めっちゃ面白―いww>
「もう・・・無理ぃッ!!グスッ・・・!ヒック・・・痒いッ!!かゆ〜〜〜〜いっ!!」
限界を超えた激しい痒みが長時間続き、泣きながらも両足を掻き毟る手は止まらない。
<泣き出しちゃったよ〜、わたし達も疲れちゃったね・・・>
<ちょっと休もうか・・・>
<じゃあまた今度〜>
<おやすみ〜>
フルパワーで暴れまわった二匹は疲れてしまい、休息をとる事にした。
それと同時に急に朋子の両足の痒みは治まる。
「はぁ・・・ぐすっ・・・お・・・治まったぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
手も足も破れた水泡や流れでた血で汚れてしまった。
「はぁ・・・こんな時間だ・・・ピアノの練習行かなきゃ・・・」
汚れた手足、特に足はかなり蒸れてしまっていたので、強烈な匂いを放っていた。
それらをそのままにしてピアノの先生の元にはさすがにいけないと判断し、朋子は念入りに蒸れた足を指の股まで丁寧に洗ってから清潔な靴下に履き変えピアノ教室へと向かった。
491 :
1:2007/11/04(日) 08:23:58 ID:pKx7097q0
今回は以上!!ノシ
492 :
21:2007/11/04(日) 13:03:14 ID:+8YLlO1b0
続き(*゚∀゚)キターーーー!!!!
弄ばれ続ける朋子ちゃん・・・そして更になんだかwktkがひたすら加速するような伏線がっ!
革靴も好きですが、スニーカー+靴下は上履きと並んでそれ以上に好きです。
止まらない痒みに泣きながら悶える姿も可愛すぎる・・・!
続きも大人しく正座でマターリ待たせていただきますです。
何卒宜しくお願いします (*´ω`)人
そして1さん&483の方&484の方、レスどうもありがとうございました〜。
次はなるべく早く投下できるよう心がけますです。
成長期に入ったら・・・参考にさせていただきます。 |∀・)σ イタダキ!
493 :
1:2007/11/04(日) 18:57:06 ID:pKx7097q0
21さん
>>wktkがひたすら加速するような伏線
コレはどこの事でしょう・・・この少し先まで書き進んでいますので
予想を裏切るかたちになっちゃってるかもです・・・
494 :
21:2007/11/04(日) 20:25:32 ID:+8YLlO1b0
>>1さん
ぐむむ、すみません。
一応
>>487の大部分を意図してたんですが何卒お気になさらないで下さい。
先の展開を細かくお願いしてしまうのもwktk感が減る気もしますし、
予想と違っても書いて頂いた分は全て宝物フォルダ行き確定ですので・・・ (・∀・*)
ご無理の無いようマターリお願いします〜。
495 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 21:26:23 ID:xqJVzO2B0
(*´д`*)ハァハァ
496 :
1:2007/11/05(月) 18:29:53 ID:P2GIRvtw0
伏線・・・自分でもよくわかってないので適当に流し読みしてくださいw
> 21氏
マリィマダー?
このスレは・・・キレイな足を好きな人はいないのかな?
499 :
1:2007/11/07(水) 08:15:59 ID:NGDl2V4E0
キレイな足も好きですよ〜
リクくださればご希望のシチュで書きますが・・・
500 :
21:2007/11/07(水) 21:30:18 ID:nPO8/6aB0
>>1さん
wktkしながら色々想像するのも又楽しみですし、
又感想時に何か口走ってしまうかもですが、こちらこそ適当に流して下さい〜。
>>497 ありがとうそしてスンマソン。 (´・ω・`;)
今回のはツボからずれてる気もしますが一応5レス分投下させて頂きます。
>>498 自分もキレイな足も好きですよ。
水虫好きと矛盾しますが画像とかでの視覚的なのは特にしっとりスベスベの足がイイ。
文字媒体でも舐めとかくすぐりだと綺麗なほうが好きかも。
しかしなかなか進まない上に終点が遠い・・・。
孤児院に居た頃の私達は裸足で過ごすことが多く、当然かもしれませんが足はとても健康的な形状をしていました。
たまに擦り傷や切り傷を作ることはありましたが、そういった小さな傷も痕が残ることは無く、自分で言うのも何ですが、綺麗な足はちょっぴり自慢でもあったのです。
リリィも私と同じで足には密かな自信があったようで、私達は時折隠れてそのしっとりとした足裏に指を這わせてくすぐりっこをしたり、互いに相手の足を両手に包んで愛でながら語り合ったことさえあるほどです。
しかし、ハイヒールを履き続けることを強いられた生活が続き、私達の足は次第に変形してゆきました。
最初の一週間で足指の関節などの肉の薄い部分に少し腫れが生じ、二週間目にはその部分の肌はやや硬くなり始め、三週目になると足指の関節自体が少しずつ変形してきているのが見て取れました。
当然その変化に伴って痛みも増してゆき、四週目に入ると足を動かす度に目に涙が滲むほどになり、上品な所作が身につくどころか自然に歩くことさえ困難になり始めました。
それでもカティア様は私達がハイヒールを脱いで生活することをお許しにはなりません。
そしてその生活が五週目に入った頃、私達の足に新たな変化が起きました。
最初に異変が生じたのはリリィです。
相変わらず頻繁に痛みに顔を顰めてはいるのですが、痛み以外に新たな不快感が生じてきたそうなのです。
詳しく聞いてみると、どうも彼女の左足、小指と薬指の間に異様な痒みが生じ始めているとのことでした。
常に痒いわけではないらしいのですが、時折突発的にひどい痒みに襲われ、右足のヒールで踏まないと耐えられないほどだと言いました。
私はカティア様にそのことを申し上げるように勧めましたが、リリィは「どうせ週末には足を見て下さるのだから、それまで我慢する」と答えました。
正直なところ、私はいつにも増して辛そうな様子のリリィが非常に心配だったのですが、翌日になるとそういった気遣いをする余裕は薄れてしまいました。
リリィの左足に起こったのと同じ異変が私の右足を襲ったのです。
その週は何をしていても足が気になり、日常の注意も散漫になって、眠りも一層浅くなりました。
何しろ痒みが生じ始めたからといって代わりに痛みが消えたわけでは当然無く、関節から起こるズキズキとした痛みと皮膚に湧き上がるじくじくとした痒みとの双方に耐えなければならなかったのですから。
私達は互いに励ましあいながら懸命に耐え、一日千秋の思いでようやく週末を迎えました。
その日、お部屋に伺った私達をお迎えになると、カティア様はいつものようにソファに掛けるよう促されました。
まずカティア様はリリィの右足に手をかけ、南京錠を外してハイヒールを脱がせにかかります。
一週間の間一度も靴を脱ぐことなく過ごしてきた足は強烈な匂いを放ち、その臭気は側で順番を待つ私の鼻腔にも入り込んでくるほどです。
リリィも私もそれが酷く恥ずかしいのですが、カティア様はそれを非難することも揶揄することも無く、何故か少し嬉しげな表情すら浮かべておられるようでした。
繊細な両手で包み込むように右足を手に取ると、赤く腫れた趾の付け根や関節部を指先で優しく撫で、押し縮められた足を揉み解すように両手の親指で指圧しながら、細部までじっくりと観察なさいます。
じっとりと汗にぬれた土踏まずをカリカリと軽く引っ掻いたり、趾を広げて趾間に溜まった垢を突っついたり。
変形し始めた足を強く押される痛み、予期せぬ動きで足裏を這う指のくすぐったさ、そして汚れて匂いを放つ蒸れた足を見つめられる恥ずかしさ。
それらの感覚が渾然一体となって襲い掛かり、リリィは呻きを堪えるのに必死な様子でした。
暫く経って右足の観察を終えられると、カティア様は左足にかかる前にハイヒールを履きなおすようにお命じになりました。
リリィは痛む足を思い切って一気にハイヒールに突っ込み、踵を中に押し込んで足首のベルトをかけます。
手渡された南京錠を自らの手で掛け、右足のチェックは完了です。
続いてカティア様は同様の手順で左足を観察し始められましたが、小指と薬指の間を開くと同時に暫し手を止められました。
口元に薄く笑みを浮かべると、小指と薬指の間を強く開いたり、軽く擦りあわせたりして刺激を与えます。
その動きが始まって程なく、リリィの顔は、明らかに痛み以外の何かに耐える表情へと変化してゆきます。
それを察したカティア様は再び手を止めてリリィの目を見つめ、それに促されるようにリリィはおずおずと言葉を発します。
「あ、あの・・・数日前からその趾の間が痒くて・・・」
「そう。どれくらい?」
「えと・・・普段はそれほどでも無いのですが・・・時々、靴の上から踏まないと耐えられないくらい・・・」
「でもこれ履いてると足先も痛むでしょ?」
「はい・・・でも・・・踏むと痛いんですけど、踏まないと痒いのがガマンできなくて・・・」
「なるほどね・・・わかりました。とりあえずハイヒールを履きなおして」
「あ、はい」
何らかの対応をして頂けると思っていただけに、何事も無かったかのようなカティア様の反応には戸惑いましたが、そういった思いを口に出すわけにもいきません。
リリィは言われるままに靴を履きなおし、カティア様は次に私の足に手を伸ばされました。
同じように靴を脱がされ、右足の小指と薬指の間を御覧になると、今度はカティア様のほうから問いかけられました。
「あなたもここが痒いの?」
「はい、やはり数日前から・・・」
「やっぱり踏まないとガマンできない?」
「あ、いえ・・・確かに酷く痒いのですが・・・踏んだ時の痛みを想像すると踏めなくて・・・」
「んー、夜は?よく眠れる?」
「えと・・・今までも痛くて寝付くまでに少し時間がかかったのですが・・・痒くなり始めてからは眠りも浅くなったみたいで・・・」
「ふむ・・・わかりました。じゃあ次は左足ね」
続けて左足に移りましたが、そちらのほうは観察されるだけで特に何か仰ることもなく、今週の足のチェックは全て終了しました。
痛みを堪えつつ左足の靴を履きなおし、きちんとソファに座りなおします。
いつもならばその後二言三言お言葉を賜ると、すぐに退室することになるのですが、その日はカティア様も向かいのソファにお掛けになり、おもむろに口を開かれました。
「あなたたち、『水虫』って聞いたことがあるかしら?」
「いえ・・・」
「虫・・・ですか?」
「ふむ・・・あなたたちが住んでいた村は空気が乾いた寒冷地だったしね・・・知らないか、やっぱり」
並んで首を傾げる私達にカティア様は説明して下さいました。
水虫というのは、湿度の高い暖かい地方に多い病気で、ハイヒールやブーツなど通気性の悪いきつい靴を履いているとかかりやすく、罹ると足が猛烈に痒くなるということ。
そして現在の症状まだ初期の初期に過ぎず、これから症状も範囲も更に悪化していくであろうということ。
私達はそれを聞いてゾッとしました。
だって今でさえ、小指と薬指の間という小さな小さな範囲でさえ、身を捩りたくなるほどの痒みだったのですから。
「で、それが解っていながら、どうして何も対処せずに又靴を履かせられたのか疑問に思う?」
私達は躊躇いつつも小さく頷きました。
「貴方達にそれを履かせた時にも言ったけど、これも当家の主筋直属のメイドとして相応しい存在になってもらうためなの」
─歩きにくい不安定な靴を履いて生活し、どのような条件下でも正確に行動できるバランスを保てるように努めることで、身体の芯にまで美しい所作を叩き込む。
─足の蒸れ・締め付けられる痛み・水虫による痒み等を敢えて味わわせ、いかなる過酷な状況下でも冷静に行動できるような強靭な精神を養う。
─足首にかけられたベルトの鍵を視認することで、主に対する忠誠心を刻み付ける。
これらの3つの要素が一体となったこのハイヒールは、この家に代々伝わる独特のメイド育成具である、と説明されました。
「まぁ、要約しちゃうと"物心両面での修練"ってところかしら。とっても奇妙に感じるかもしれないけど、
私もいずれはこの家を継ぐことになるわけだし、それまでに貴方達には誰に見せても恥ずかしくない立派なメイドに成長してほしいの。だからがんばって耐えて。ね?」
そう言ってカティア様はリリィと私の目を交互に見つめ、優しく微笑まれました。
正直内心困惑しましたし、納得し難い気持ちが無かったといえば嘘になります。
しかしこの拘束具のようなハイヒールによる苦痛さえ除けば、このお屋敷での生活は身に余るほどの幸福です。
何しろ、2人部屋とはいえ使用人に与えるとは思えないほど立派な立派な寝室をあてがわれ、
食事の質もカティア様が召し上がるものと遜色のない内容で、日々の仕事も過酷ではなく適度でやり甲斐があり、
そして何よりご主人様も同僚の皆も本当にいい方ばかりなのですから。
このお屋敷で私達を使ってくださるカティア様には常々深く感謝しておりますし、その言いつけに背くことなど考えられないことです。
私達は心の隅に湧き上がった僅かな疑念を即座に振り払い、心からの忠誠を込めて肯定の言葉を口にしたのです。
>501
GJ! 今後の展開に期待!!
507 :
1:2007/11/08(木) 01:04:15 ID:mztrxk3w0
21さん、乙です
リリィとマリィが互いに足を撫であうというところがよいですねぇ(^^)
水虫の事を知らないのも実によいです・・・
何ものかもわからぬ痒みに戸惑う二人が萌えポイントでした(^o^)
ちなみにこちらで書いているものは週末くらいまで時間かかってしまいそうです・・・
508 :
21:2007/11/08(木) 21:02:27 ID:Nu8iZ41r0
レスどうもです〜。
元の時制に戻るまで今しばらく回想シーンの予感です。
>>1さん
元々今書いてる分が書き上がってからお願いしようと思ってたくらいですし
何卒ご無理の無いようごゆるりとお願いしますです。 (*´ω`)人
509 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 13:19:08 ID:7WmSklo40
(*´д`*)ハァハァ
使い捨てキャラばかり作りまくるのは環境によくない!
なので今回はリサイクル、個人的に一番気に入ってるちびっ子科学者を再登場させる
正義の味方に星をぶっつぶされて命からがら逃げてきたちびっ子
準備が整ってなかったせいで訳わからん星に不時着陸
どうやら見た目には恐ろしい生物も居ないので散策開始
しばらく歩いて行くと湖発見
もう敏感な余り歩くのも限界が近い(正義の味方に散々擽られたし)左足を少しでも休ませようと足を浸してみる
ところがどっこい湖の中にはヌルヌルウナギさんがいたのです
気がつけば沢山足の周りに絡まり湖から足を抜くことも出来なくなってちびっ子涙目
しかもウナギ達が一斉に足をつつき始めたからもう大変
ちびっ子は再び大ピンチに、どうするちびっ子!
触手を絡ませたかった
今は反省している
敏感になってたのは右足だったorz
512 :
1:2007/11/11(日) 22:15:52 ID:Hq0yHVqW0
21さん、遅くなってしまい申し訳ありませんが続き投下します〜
妄想屋さん、了解です
遅くなるかもですが・・・^_^;
「うん、いいんじゃない?じゃあ発表会用の曲を通しでやってみましょうか」
「はい」
五日後に迫ったピアノの発表会の為に猛練習してきた朋子は、基礎や練習曲をすんなり終え発表用の曲へと移る。
しかし、その時・・・
「じゃあ始めて?」
<じゃ〜んっ!!>
<その登場音はどうかと思うなぁ・・・>
<作者の頭が古いからしょうがないのっ!!>
<まぁいいや・・・また暴れますか!!>
<了解っ!!>
「はい・・・っっ!!?くぅぅっ!!(また・・・こんな・・・くぅぅ!!痒いぃ・・・)
ピアノのペダルを踏む為の足に強烈な痒みが再び生じたのである。
「どうしたの?」
「何でも・・・ありませんっ・・・(痒いっ・・・でも・・・やるしかないっ・・・!)」
当然ピアノの先生にも水虫が痒いなどとは言えず、必死に耐えながら手の指を滑らせていく。
しかし、ペダルを踏む部分では足にうまく力が入らずタイミングをずらしてしまう。
「何やってるのっ!!そんなんじゃ発表会に間に合わないわよ!!」
「っ・・・すみ・・・ません・・・(あぁぁっ・・・!痒いよっ!!痒いよぅ!!)」
<はははっ♪怒られてる〜、面白い面白いっ♪>
<足に力が入らなくてうまくペダルが踏めないんだね〜、可哀想・・・あははっ♪>
<きたきた〜っ!!足が汗ばんできたよ〜、元気が出てくる〜>
怒られている恥ずかしさと、両足の痒さで朋子の足は再び汗ばみ始める。
怒られながらも何度も繰り返し演奏をするが、ペダルを踏む部分でピンポイントに足指に痒みが生じ失敗してしまう。
靴下から汗が染み出しはじめ、ペダルが朋子の足の脂で汚れていく。
(あぁっ・・・ペダルが汚れちゃうぅ・・・気づかれたらどうしよう・・・恥ずかしいぃ・・・うぅぅっ・・・痒いっ・・・痒いぃぃっ!!)
「もういいわ・・・今日は調子悪いみたいね・・・」
「すみません・・・(だってぇ・・・足が・・・痒いぃぃっ!!)」
「ちゃんと調子あげてきて、また明日同じ時間にね」
「はい・・・さようなら・・・」
たった一時間ほどの練習にもかかわらず、水虫の痒みで足が火照り汗まみれになってしまっていた。
フローリングにうっすらと足型を残しながらピアノの先生の家を出る。
「うぅぅぅ・・・くぅぅ・・・」
<<あははははっ♪>>
靴を履き歩き始めるだけで足が蒸れ、二匹はいっそう元気に暴れまわる。
「うぎぃぃ・・・もういやぁ・・・こんな足痒いの・・・もうやだぁっ!!」
<何か言ってるねぇ・・・>
<残念ながら一生付きあってもらうよん♪>
朋子は帰り道、商店街の薬局の前で立ち止まった。
「薬局・・・(水虫の薬っていくらするんだろう・・・)」
薬局に入り水虫薬のコーナーの前で立ち止まる。
「一番安くても千五百円・・・ギリギリ買えるかなぁ・・・」
それなりに裕福な家庭で育った朋子だったが、お小遣いをもらったことはあまりなかった。
両親が厳しく買いたいものは一度報告し、両親の許しが出た場合のみそれを買うお金がもらえる。
もちろん水虫薬が買いたいなどと親に言えるはずもなく、小さい時からこつこつとためてきたお金で買うことにした。
(あっ・・・キレイな人・・・恥ずかしいよぅ・・・)
レジのお姉さんはとても若くきれいな人だった。
そんな人に水虫薬を買うのを知られるのが恥ずかしくて、レジの少し前で立ちつくしてしまう。
その間も水虫菌たちは暴れまわり、歯を食いしばり叫びそうになるのを必死に耐えていた。
すると・・・
「どうしたの?買いたいものがあるんじゃないの?」
レジのお姉さんが近くに来て話しかけてきた。
「あっ・・・あの・・・」
いきなり話しかけられビクビクしながら反応する。
お姉さんは朋子の手に持つ水虫薬に気がつき言った。
「水虫薬?お父さんのかな?」
「あ・・・い・・・いえ・・・」
「え!?まさか自分用?」
「・・・・・・(コクン・・・)」
気が動転していてお父さんのものにすればよかったことなど思いつかずに正直に自分用だと告白してしまった。
お姉さんの驚きように朋子はいっそう恥ずかしくなり、目の端には涙が光っていた。
その涙に気がつきお姉さんは慌てて言葉を捜しながら話し始めた。
518 :
1:2007/11/11(日) 22:48:53 ID:Hq0yHVqW0
今回はここまでです
もう少し続く予定・・・
ちなみにまだまだ苦しませますよww
519 :
21:2007/11/12(月) 21:17:01 ID:aLRkNHXg0
続きキテター!! (*゚∀゚)=3
この靴下足でピアノペダル踏みは自分のフェチの源流にかなり近いものがありますですよ。
薬局のお姉さんとの羞恥プレイ的な雰囲気もwktk感が募ります・・・!
朋子嬢には是非ともまだまだ苦しんで頂きたいと願いつつ、続きも宜しくお願いします〜。
520 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:06:00 ID:8U6pDN320
(*´д`*)ハァハァ
> 21氏
マリィマダー?
522 :
21:2007/11/14(水) 22:07:39 ID:kIcnS/bD0
ぐぬぬ、今度こそレス貰う前に投下できるかと思ったのにダメだった。 (;・∀・)
とりあえずようやく区切りのいいとこまで来れたので書けてる分全部投下させて頂きますです。
次はこれまで以上に間隔が開くかもしれないですが御了承の程を・・・。
それからというもの、私達の苦悩はこれまでに輪をかけて膨れ上がりました。
足先の痒い範囲は少しずつ広がってきました。
小指と薬指の間から、中指、人差し指と、じわじわと水虫は勢力を増して行き、片方の足の指が全て侵されるのにそう時間はかかりませんでした。
ぐちゅぐちゅと蒸れた足指の間は猛烈にムズ痒く、圧迫されて変形し始めていた足指関節の痛みも気にしていられないほどになってきました。
爪先を踏み、足裏を床にガンガンと叩きつけ、靴の中では必死になって指に力を込めたり、付け根の裏側を靴底に擦りつけようと試みて、なんとか痒みを紛らわせるための悪足掻きを繰り返します。
しかし一週間の間一度も外気に触れることを許されないまま蒸らし続けられるこの環境では、当然ながら病状はどんどん進行してゆきます。
右足の足先の痒みに喘ぎ続けること数日、今度は左足の小指と薬指の間にも症状が出始めました。
こちらは全ての指があっという間に侵されてしまい、痒みのつらさは倍加しました。
更にそれだけにとどまらず、痒い範囲は少しずつ少しづつ足裏全体に及んで行きます。
足指付近から踵のほうへゆっくりと広がり、足裏の中敷に接触する部分、足の側面、踵側、そして最後には両足の土踏まず・・・。
一ヶ月も経つと、ハイヒールに隠れている部分は、足の甲と爪を除いてほぼ全てが凄まじい痒みに襲われるようになりました。
その苦しみは拷問と言っても全く差し支えの無いほどで、痒みが酷くなってくると自らの意思を無視して両足に力がこもり、脹脛や腿は勝手にピクピクと痙攣し、時折身震いが起きるほどです。
あまりの痒さに神経が焼き切れそうで、何もしていないときなどは、気が付くと掌に深々と爪を食い込ませて両手を強く握り締めていたり、歯が砕けそうなほど強く奥歯を噛み締めていたりしました。
同じ生活をしているリリィの足も悪化の程度やタイミングは私と同じくらいだったようで、夜間ベッドに横たわった時には、二人してシーツの上を転げまわっていました。
不思議なことに普段の生活では両足の患部全てが同時に痒くなるということは滅多に無く、それがせめてもの救いといえば救いでした。
勿論部分的な症状でも耐え切れないほどの激しさだったことは申し上げるまでもないのですが。
そんな日々でしたから、素足になれる唯一の機会である、毎週末の足のチェック時には、もう掻き毟りたくて掻き毟りたくてたまりませんでした。
しかしカティア様は私達に掻くどころか足に触れることすら許しては下さらず、そのかわりに、足を観察しながら小さな硬めのブラシのようなもので足裏全体を軽く擦って下さるようになりました。
ですがそのチクチクとした中途半端な刺激は痒みを癒すにはあまりにも弱々しく、却って痒みが呼び起こされ、それまで痒みが収まっていた部分までが激しく騒ぎ出してしまいます。
そうなったが最後、少しでも気を緩めると、カティア様の手を振り払ってでも両足を引き寄せて足の裏や足指を血が出るまで掻き毟ってしまいそうになります。
私達は両腕を抱くようにして二の腕に爪を立て、自制心の全てを搾り出さねばなりません。
そうして両足の全ての部分の痒みが最大限に達した時、カティア様は無情にも手を止めてハイヒールを履きなおすようにお命じになるのです。
私達は自らの痒い痒い足に指一本触れることも許されず、抑え難い欲望に手を震わせながら涙を浮かべて再び足を密閉しなければなりません。
両足全体で暴れだした水虫は気が狂うほどの痒みでしたが、カティア様は「これも修練だから」と仰るばかりで、一切救いの手を差し伸べては下さいません。
退室するように促されても痒すぎてまともに歩くことはできず、力の限り足裏を床に擦り付けて、痛みで痒みを打ち消そうと試みながら少しずつ歩を進めます。
以前語られた"正しい所作を身につけるため"という目的を考えれば確実に叱責を受けるような歩き方だと思うのですが、何故かカティア様はお叱りの言葉は口にされませんでした。
1ヶ月が経ち、2ヶ月が経ち、やがて季節が夏に向かうと両足の痒みは恐ろしいほどに私達を苦しめました。
靴の窮屈さにはなんとか慣れてきたのですが、酷さを増す蒸れは痒みを確実に悪化させ、常時睡眠不足だった私達は体調を崩すことも多くなりました。
しかも残酷なことに、体調が悪くなると水虫は一層酷く私達を苦しめます。
発熱して起き上がることができず、仕事を休ませていただいている時でも水虫は全く容赦してくれないのです。
少しでも眠って体力を回復させなければいけないのに、眠ろうとすればするほど両足の水虫は活発に暴れだし、一睡もさせてはくれません。
この苦しみがいつまで続くのかと考えるとさすがに目の前が暗くなりそうでしたが、幸か不幸か、水虫の痒みはそういった思考を進めることすら許してくれませんでした。
ところがそんな生活が続き、お屋敷に来てからおよそ1年程が経過した頃、私の足に又変化が訪れました。
あれほど酷く苦しんだ激烈な痒みが少しずつ和らぎ始め、爆発的な痒みの発作も回数が減ってきたのです。
その代わりに指の間や踵にピリリと裂けたような痛みが走ることが多くなってきたのですが、それまでの脳が煮えそうなほどの痒みと比べればその程度は極楽のようなものでした。
少しずつですが睡眠もしっかりとれるようになり、私は痒みが楽になってきたことが本当に嬉しくてたまりませんでした。
でも、心では喜んでいてもそれを表に出すことはできませんでした。
何故なら足の痒みが楽になったのは私だけで、リリィのほうは相変わらず、いえ、それまで以上に物凄い痒さに苦しんでいる様子だったからです。
リリィはこれまでよりもよく眠れるようになった私を横目で見ながら一晩中両足の痒みに身悶えし続け、一睡もできないまま脂汗びっしょりで朝を迎えることも多くなりました。
実際に痒みの程度がどれだけ悪化したのかは本人で無いとわかりませんが、痒みが軽快した私を目にすることで強烈なもどかしさと羨望が湧き上がり、肉体的なもの以上に精神的な理由で苦しみが深まったのかもしれません。
ですが原因がわからない以上私にはなす術もなく、ただそれまで以上に普段のリリィを気遣い、支えるよう心がけることしかできませんでした。
リリィは私に八つ当たりすることもせずに、只ひたすら孤独に両足の痒みと戦っていました。
気丈に振舞うその姿を見るたびに、私の心には理由の無い罪悪感と申し訳なさがこみ上げてきます。
それから更に1ヶ月ほどが経過して真冬になると、私の両足の痒みは殆ど気にならない程度に軽くなっていました。
ですが運の悪いことにリリィの両足は霜焼けも併発してしまい、水虫の痒みとの相乗効果でその苦しみは絶大なものとなっていました。
まるで私が受けるはずだった痒みを代わりに全て引き受けてくれたかのようで、ベッドに入って足が暖まってきた時などは、ハイヒールの上からガリガリと爪を立てて半狂乱でのたうちまわります。
そうなると私も眠るわけにもいかず、一晩中リリィを抱きしめて背を撫で続けることもしばしばでした。
そんな時リリィは痒みに身悶えながらも心底申し訳なさそうな様子を見せ、その反応に私は一層申し訳なさが募りました。
そうこうするうちにその年最後の週末を迎え、私達はいつものようにカティア様のお部屋を訪れました。
いつもと同じようにソファに掛けるよう促されましたが、その日は普段何も置かれていない傍らのテーブルの上に紙製の箱が2つ置かれていました。
「マリィ、リリィ。まずは一年間ご苦労様。本当によく働いてくれて、あなた達が来てくれて助かってるわ。どうもありがとうね」
改まって感謝の言葉を賜り、私達は恐縮してしまいました。
「ただね、お仕事のほうは文句の付けようも無いのだけれど、どうもまだ・・・身のこなしとかそういったところが・・・少し、ね」
そう続けられた言葉に、別の意味で身が縮みます。
窮屈なハイヒールに慣れてきたとはいえ、どうしてもその痛みを無視して動くことはできず、歩き方は不自然にならざるを得ないのです。
リリィにしても同様で、両足の痒みを耐え切ることは到底適わず、頻繁に両膝をモジモジさせたり腰をくねらせたりする有様で、良家のメイドの振る舞いとしては眉を顰められても仕方がありません。
「それでね、あなた達には辛いことだと思うんだけど・・・」
カティア様はテーブルの上の箱の一方に手をかけ、中に入っていたものを取り出されました。
それは新たなハイヒールで、デザインとしては私達が現在履いているものと大差ありません。
ただ、今履いているものよりもややサイズが大きめで、靴底が厚いように見えます。
「あなた達には新しく用意した別のハイヒールに履き替えてもらいます」
そう仰り、そのハイヒールをリリィの前に置かれました。
「今日は履き替えてもらうだけにするけれど、その前にまず色々と説明するわね」
カティア様は、最初に私達の足の状態についてお話しになりました。
きつめのハイヒールで少し足指が変形し始めていること。
常時酷く蒸れていたせいで肌もかなり荒れていること。
そして、何故か私だけ痒みが楽になった水虫ついて。
お話によると、どうもこの水虫という病気は、最初は確実に誰もが痒みに悩まされるものの、感染してから一定期間が経過すると症状の明暗が大きく二つに分かれるそうなのです。
一つは、リリィのように際限なくどこまでも痒みが酷くなってゆく型。
もう一つは、私のように痒みが収まる代わりに皮膚が厚くなり、所々が裂けて痛みを生じ始める型。
どうしてそうなるのかは不明らしいのですが、ほぼ同じ条件下で生活してきた私達の場合を考えると、何らかの体質が原因なのかもしれません。
私とリリィは元々双子に間違われることもあるほど容貌が似ており、足の形や大きさもそっくりだったのですが、水虫に対する体質に関してはどうやら大きな違いがあったということのようです。
「─ということで、リリィにはこれを」
カティア様はリリィの前に置かれた新しいハイヒールをお示しになりました。
ベルトや鍵などの構造はこれまで履いていたものと同様ですが、靴全体の革はかなり厚めに見えます。
ただ、靴底に分厚く柔らかい層が設けられており、靴の内部も妙にツルツルとした素材でできているようです。
「大きさはあなたの足よりほんの少しだけ小さめな程度だから、これまでよりも圧迫される痛みはかなり軽減される筈よ。その代わり・・・うーん、まぁ履いてもらえばわかるかな」
カティア様はリリィに鍵を手渡し、自分で履き替えるように指示なさいました。
リリィは足の痒みに震える手で履いていた靴を脱ぎ、これまでのチェック時と同じように痒い足を掻きたい気持ちを必死に抑えながら新しいハイヒールに足を押し込みます。
履き替えて暫くは何の変化も無く、リリィ本人も横にいた私も違いがわかりませんでした。
しかしある程度時間が経つと、次第にリリィの様子がおかしくなり始めます。
「あ、あの、カティア様・・・」
「どうしたの、リリィ?」
「あ、足が、足がものすごくっ、ものすごくっ・・・痒い・・・ですっ・・・!!」
リリィは堪えきれないように腰をクネクネと捩り、柔らかい絨毯の上で両足を激しくバタつかせ始めました。
今まで幾度も激しい痒みに襲われてきた筈ですが、カティア様の前で耐え切れずにこれほどまでに乱れてしまうのは初めてのことで、私は少し驚きました。
「ん?さっきからずっと痒かったんじゃないの?」
「そ、そうですけど・・・うっ!・・・うぐぅぅぅぅぅっ!!」
顔を真っ赤にして脂汗を浮かべ、歯を食いしばりつつ肩を震わせています。
両足はガタガタと痙攣するかのように小刻みに床を叩き、僅かでも痒みを和らげようとするかのように両足を遠慮がちに擦り始めています。
ハイヒールのサイズが少し大きめになったことで、これまでのように締め付けられる痛みで痒みを誤魔化すことができなくなったせいかもしれません。
足先部分の革の陰影の変化から、靴の中で足指を激しく蠢かせているのがわかりました。
「痒くて我慢できない?」
「は、はいっ!」
「でしょうねぇ。そのハイヒールは足の痒みを強めることを目的に作らせてあるんだから」
「っ!?」
「本当は今までのハイヒールを履いている間にきちんとした所作を身に着けて欲しかったんだけど、1年経っても慣れることができなかったでしょ?」
「そ、それは・・・っ」
「だからもう少し厳しい条件で生活してもらおうと思って、2人それぞれに見合った特注のハイヒールを用意したの」
私達に憂いを含んだ視線を投げかけて、カティア様はお話を続けられました。
リリィが履いている靴は水虫の症状を悪化させ、その痒みで苦しめるための様々な仕掛が施されているとのことでした。
通気性が皆無の素材と足に張り付くようなややきつめのサイズは、水虫の生息環境を最適に整える。
靴底のツルツルとした素材や、足指を僅かに動かせるだけの微妙な空間、そして靴底の柔らかい素材は、足の痒みを紛らわせる手段を完全に奪い去る。
更に靴の内部の素材には汗と反応して痒みを悪化させる薬剤が染み込ませてあり、痒みのストレスで足に汗をかけばかくほど更に痒みが酷くなる。
要は完全に逃げ場を封じた状態で、常時最悪の痒みを味わわせる構造になっているのです。
「だから今『ものすごく痒い』って感じてるかもしれないけど、まだまだそんなもんじゃないの。これからあなたの足はもっともっと痒くなるわ。頑張って耐えてね」
「そ、そんなぁっ!くぅぅっ!!こんなのっ、こんなのガマンできませんっ!」
あまりの痒さに思考が乱れているようで、リリィはお屋敷に来て初めてカティア様の命に背く言葉を口にしました。
「そんなに痒いの?」
「も、もうっ、もうっ!!ガマンできませんっ!!」
「痒いのは嫌?」
「い、嫌ですっ!助けてくださいっ!お許しを!お許し下さいっ!!」
泣きながら訴えるリリィをカティア様はお叱りにはなりませんでしたが、静かに、突き放すように仰いました。
「ダメよ。どれだけ痒くても我慢しなきゃダメ。あなたがその痒みに耐えて平静を装えるようになったら考えてあげるから、頑張って耐えなさい」
「そんなぁっ!?か、痒くて痒くてもう頭が変になりそうですっ!!ど、どうかお慈悲を、お慈悲をっ!!」
リリィは泣き喚き、痒みに両足を痙攣させながら土下座までして見せました。
しかしカティア様はもうそれにお言葉を返されることは無く、無言で扉を指して退室をお命じになります。
それでも暫くの間リリィは突っ伏していましたが、やがて諦めたかのように立ち上がると、必死に自制心を振り絞って一礼を施し、部屋を後にしました。
一歩ごとに身を捩り、狂人のように両足を激しく床に打ちつけながら・・・。
「・・・さて、次は貴方ね。マリィ」
リリィに対する同情で激しく胸が締め付けられていた私の意識は、カティア様の声で現実に引き戻されました。
同時にこれからどのような仕打ちを受けるのかという恐怖が心を占め、顔からスッと血の気が引いてゆきます。
「あの・・・私も同じ物を・・・?」
「いいえ。あなたには又別のものを用意してあるの」
カティア様はそう仰りながら残された箱から新たな一足を取り出されました。
「え・・・と・・・それ・・・は・・・?」
それが目に入った瞬間、私は思わず絶句してしまいました。
取り出されたハイヒールは、形状はやはり今履いているものと大差ありません。
ただ、問題はそのサイズです。
「これがあなたの新しい履物よ」
目の前に押しやられたそのハイヒールは、これまで履いていたものよりも遥かに小さいサイズのものでした。
もしヒールを取り払って靴底にぴたりと足裏を合わせたとしたら、縦方向にも横方向にも足のほうが大きくはみ出すことは間違いなさそうです。
「どうしたの、マリィ?」
「いえ、その・・・少しサイズが小さすぎるように思えるのですが・・・」
「そうかしら?」
「足が入らないのでは無いかと・・・」
「私はあなたに履き替えて欲しいと言っているのだけれど。従えないの?」
「い、いえ・・・」
カティア様は言葉を荒げることこそされませんが、有無を言わさぬ静かな語調で促されました。
止むを得ず私は履いていたハイヒールを脱ぎ、新しいものに右足を押し込み始めます。
「っく・・・」
革の材質は想像以上に柔軟性に乏しく、足の半分ほどを入れるだけでも一苦労でした。
足指の関節が軋み、ギュウギュウと押し付けられた5本の指はみっちりと密着してしまっています。
木材にキリで穴を開けるときのように、左右に足をよじりながらなんとか押し込もうと試みます。
ですが、元々変形し始めていた足指は全方向から加わる圧力で更に強い痛みを生じ、そのせいでどうしても最後まで足を押し込むことができません。
「どうしたの、まだきちんと履けてないわよ?」
「あの・・・きつくて・・・」
「何?」
「これ以上は・・・きつくて入りません・・・」
既に足指の先端は靴の爪先部分に接触しており、完全に靴の中に足を押し込むことは物理的に不可能に思えました。
「そうかしら?きっと大丈夫よ。はい、これ」
カティア様は笑顔で、やや湾曲した平たい金属板のようなものを手渡されました。
「その靴べらを使えば履けると思うわ。さ、履き替えて」
「でも・・・」
「早く」
「は、はい・・・」
私は靴べらを踵にあて、少しずつ足に体重を加えてゆきました。
しかしどうしても痛みのせいで踏ん切りがつかず、最後まで押し込むことができません。
「何をしているのかしら?」
「その・・・痛くてこれ以上は・・・」
涙を浮かべて見上げる私と視線を合わせ、カティア様は大きく溜息をつかれました。
「仕方ないわね、手伝ってあげる」
カティア様はそう仰ると、ソファに座ったままハイヒールを履きかけている私の膝に両手をあてがわれました。
「靴べらは当てているわね?」
「は、はい」
「それじゃあ脚の力を抜いて・・・えい!」
「っああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!?」
膝に置かれた手に全体重がかけられた瞬間、『ぐきり』と嫌な音がして、私の足にとんでもない激痛が走りました。
一瞬視界が真っ白になり、呼吸すら困難になるほどの痛みです。
額には嫌な汗が滲み、頭がくらくらして思考が曖昧になります。
焦点のあわなくなった視界に映った私の足は完全にハイヒールの中に押し込まれていましたが、中で足がどうなっているのかは想像したくもありませんでした。
「大きな声ね。まだ片足なんだから、そんな調子じゃもたないわよ?」
そう仰り、カティア様は靴と踵の間から靴べらを勢いよく引き抜かれました。
ハイヒールを掴まれた圧力と、靴べらを引き抜かれた際の衝撃で、私は又大きく絶叫を上げてしまいました。
しかしカティア様はもう私の声にはお構いにならず、足首のベルトをかけて鍵をおかけになります。
完全に履かせ終ると、顔をお上げになって私の表情を御覧になりました。
「んー・・・できれば全部自分の手でやってほしかったんだけど、これじゃ仕方ないわね」
私は余程限界に近い表情をしていたようで、カティア様は困ったようにそう仰いました。
実際その時はあまりの激痛に身動きをするどころか声も出ず、ただひたすら全身を汗で濡らしながらひゅうひゅうと喘ぐことしかできなかったのです。
激痛に転げまわる、という表現を耳にすることがありますが、本当に強烈な激痛に見舞われたときには転げまわるどころかピクリとも動けないという事を私は初めて知りました。
カティア様は私の足元にしゃがみこむと、左足首のベルトの鍵をお外しになります。
続いて素足にべったりと密着したハイヒールを抜き取られましたが、その際にカティア様の肘が私の右膝に接触しました。
「ぐうううっ・・・!」
膝に加えられた振動は瞬時に右足先に伝わり、私の口から再び苦痛の声が漏れます。
しかしカティア様は私の呻きを気にされるふうでもなく、新しいハイヒールを私の左足にあてがい、足先をギリギリとその中に押しまれます。
「舌、噛まないようにね」
言葉を終えると同時に、私の左足は右足と同じように強引にハイヒールに押し込まれました。
「っきゃあアァァァァァァァァァっ!!!」
鈍い音と共に左足に鮮烈な激痛が弾け、再び視界が真っ白になりました。
足先はまるで力自慢の巨漢に全力で握られたように押しつぶされ、足指も全て関節が歪むほどに押し曲げられているのがはっきりとわかります。。
足指先の爪にも亀裂が入ったような感触があり、両足それぞれに全方向から加わる圧迫感は頭までもがガンガンと痛むほどです。
両足首から下に血が巡る度に脈動に合わせて凄まじい激痛が波のように押し寄せ続け、気を失うことさえ許してくれません。
私はなるべく両足に振動を加えないように務めつつ引き攣ったような呼吸を繰り返し、例え僅かでも身体が痛みに慣れてくれることを切実に祈りました。
「・・・マリィ、マリィ、大丈夫?ちょっと刺激が強すぎたかしら・・・?」
カティア様は不安げに私の顔を覗いてそう仰り、私は苦痛に歯を軋らせながらなんとか応える声を絞り出します。
その応答で私に意識があることを確認されると、カティア様は小さく安堵の溜息をおつきになり、続けて私の足が押し込まれているハイヒールについて説明を始められました。
使われている皮革は非常に硬度が高く、長期に渡って履き続けても普通の靴のように足に合わせて緩んではくれないということ。
靴底の素材も緩衝性は皆無に等しく、歩行時の衝撃はほぼ全て足に伝わること。
ヒール部分は非常に細い形状で安定性を欠き、常時足に力を込めてバランスを保つことを強いられるということ・・・。
つまり、リリィが両足の猛烈な痒みに耐えながら生活することを強いられるのに対し、私は両足の凄まじい激痛に耐えながら生活しなければならないということだそうです。
「─そういうことだから。今日からはそのハイヒールで頑張ってね」
「は・・・い・・・」
私達二人は大恩あるカティア様に逆らうことなどできよう筈もありませんし、そのような考えを浮かべることすら許されないことは解っているつもりでした。
しかし、リリィのあの苦しみよう、そして私の足を締め付ける拷問具のような小さなハイヒールのことを思うと、『正しい所作を身につける為』というお言葉に対してこれまで以上に納得し難い思いが頭をもたげます。
「・・・・・・何か不満かしら?」
私の心の中を読み取られたかのようなお声がかかり、驚いて首を左右に振りました。
「い、いえ、滅相も・・・ございません・・・」
「そう?ならいいんだけど。それじゃあ今日はもう下がっていいわ」
「はい・・・それでは失礼致します・・・」
退出を促すお言葉を受け、私はそろそろと両足に力を込め始めました。
体重が徐々に足先にかかり、それに比例するように息が詰まるほどの痛みが襲い掛かります。
歯を食いしばって激痛を堪えようとするのですが、どうしても抑えきれずに咽喉の奥から苦痛の呻きが漏れてしまいます。
「どうしたの、マリィ?立てないの?」
「い、いえ・・・大丈夫・・・です・・・」
身体を支えるためにソファの肘掛けを掴んでいた手を離し、思い切って全体重を両足に乗せました。
その瞬間痛みの余り視界が暗転しそうになりますが、必死の思いで足を踏み出しました。
一歩足を進める度に脂汗が噴き出し、体中の筋肉が硬直します。
背後にカティア様の視線を感じながら少しずつ少しずつ歩を進め、通常の何十倍もの時間をかけてようやく扉の前までたどり着きました。
「はぁ、はぁ、それでは・・・・おやすみなさいませ・・・」
「おやすみなさい、マリィ」
「失礼・・・致します・・・」
部屋の外に出て一礼し、私は扉をゆっくりと閉じました。
扉が完全に閉まる寸前、カティア様のお顔が・・・少し上気した頬と潤んだ瞳の、妙に嬉しそうな表情が目に入りました。
その瞬間、私とリリィに与えられたハイヒールが何の為なのか、その本当のところがようやく解ったような気がしました。
それから現在に至るまで、私達の両足はそれぞれがそれぞれの責め苦に苛み続けられています。
勿論月日が経ったからといって苦痛が和らぐことも無く、慣れる事も到底できません。
ですが不思議なことに、1年ほど前からは、私もリリィもその苦しみを表情に出すことがだんだん少なくなってきました。
なす術のない諦めがそうさせたのか、それとも苦しみの大きさに変化は無くとも身体のほうだけが勝手に適応し始めたということなのでしょうか。
ひょっとすると心の一部か壊れてしまったのかもない、と考えると少し怖い気もしましたが、カティア様がかけて下さったお褒めの言葉を思い出すと、そういう不安も消えてしまいました。
確かに絶え間の無い苦痛は私達の精神を追い詰め、睡眠薬の力を借りなければ眠れないような日もしばしばあります。
しかしこの苦しみを考慮に入れても、私達はこのお屋敷での暮らしに不満があるとは言えなかったのです。
上手くは言えませんが、忠誠心や愛着、或いは愛情と呼べるようなものも心にあるのかもしれません。
ともかく私達はここで暮らし、ここで働き、ここで生活しています。
例えどれほど辛くとも、この苦痛に耐え切れなかったとしても、私達には他に選択肢はないのですから・・・。
538 :
21:2007/11/14(水) 23:15:47 ID:kIcnS/bD0
今回は以上であります。
回想はここまでで次から元の時制に戻ります。
自分で選択しといてアレですが思った以上に一人称で長いのって書きにくいかもしれない・・・。
なんかgdgdになってきた気がしないでもないですがもう暫く続く予定です。
うp乙です
それぞれが履かされた拷問ハイヒール、激萌えです!
時制が戻ると彼女たちの足はどうなってるんでしょう。
マリィの足は成長期でさらに締め付けられて、、、
リリィもマリィも、もっと痛めつけてくださいw
540 :
1:2007/11/15(木) 00:46:30 ID:wjireeSy0
乙でした〜
いやぁ、いいっすねぇ・・・
これまであまり興味がなかったハイヒールですが少し好きになれたかもしれません
では私も21さんのリク投下〜
「あっ・・・ごめんね。恥ずかしいよね、その・・・でも・・・誰でもなるものだから・・・えっと・・・恥ずかしがる事はないのよ・・・でもえらいわ・・・よく頑張ったわね・・・」
「うぅぅ・・・ヒック・・・ヒック・・・」
お姉さんはこらえきれずに泣き出してしまった朋子を慰めながらこっそりとレジを打ち、二重の紙袋に包んで薬を持ってきてくれた。
「ほら・・・これで何を買ったかわからないでしょ?」
「ぐすっ・・・ありがとう・・・ございます・・・」
朋子はお礼をいいながら手に持っていて握り締めてしまったくしゃくしゃの千円札を二枚渡した。
「はい・・・じゃあお釣りね・・・頑張って治してね!!私・・・誰にも言わないから・・・」
「ありがとう・・・ございます・・・」
「じゃあね・・・(ニヤリ)」
「はい・・・ありがとうございました・・・」
お姉さんの優しさと心遣いに胸が熱くなり、嬉し涙を流しながら店を後にする。
もちろん最後に見せた黒い笑みなどに気づきもしないで・・・。
(いい人だったな・・・恥ずかしかったけど・・・これで水虫が治せる!!)
家に帰ると食事もほどほどにすぐに自分の部屋に戻る。
スリッパと靴下を脱ぎ、紙袋から水虫薬を取り出す。
「えっと・・・一日一回・・・患部に塗るだけで痒みが治まる・・・か・・・よし・・・早速・・・」
説明書を読み、たっぷりと薬を練りだし一番症状がひどい足指の股に塗りこむ。
<ひぃぃっ!!こ・・・これはっ!!>
<水虫薬よっ!!まずいわ・・・殺されちゃうッ・・・>
<ど・・・どどどどど・・・どうしよっどうしよぅっ!!>
<ガードモードに変形よ!!>
<へ・・・?そんなのあった?>
<あるらしいわよ・・・後付け設定ぽいけど・・・>
<じゃあ私もガードモード!!ねぇ・・・なんかださくない?>
<私に言わないでよ・・考えたのは・・・>
<あぁ・・・わかったわかった・・・全く・・・ことごとく作者のネーミングセンスには脱帽だわ・・・>
<ガードモードとは・・・水虫薬にも負けない強靭な体に変形できるが、その間痒みを与える事はできなくなってしまう防御に徹した形状のことである・・・>
<へ・・・?ひぃちゃん・・・いきなり古いバトル漫画のナレーションみたくなってどうしたの?>
<いやぁ・・・読者に説明しろとの上からのお達しで・・・>
<読者?上から?もうわけわかんない・・・>
<と・・・とりあえず私もガードモード!!>
二匹は無駄に長いやり取りを繰り返し、しばらくおとなしくする事にしたのである。
「あぁぁっ・・・効くぅ・・・すぅっとして・・・痒みがひいていく・・・」
二匹がおとなしくなったので痒みもすぅっとひいていく。
「一日でコレなら毎日塗ればきっと治るよね・・・」
朋子は久しぶりに訪れた平和に安心しゆっくりと眠りについた。
「う〜んっ!!足が痒くないって最高っ!!」
翌日目覚めた朋子はいつもの足の痒みを今日は感じないことに大喜び。
いきなり消えたわけではなくまだ少しは痒みがあったが、今までの激しい痒みに比べたらなくなったも同然であった。
いつもどおり学校での講習中には、足が蒸れて少し痒くなったが足指を動かしたりするだけで簡単に治まってしまった。
(あぁ・・・足が痒くないだけでこんなに幸せなんだぁ・・・)
朋子は休み時間ごとにトイレに走り、何度も薬を塗りなおした。
一日一回で充分な効果があるのだが、痒みに対して神経質になっている朋子は少しでも痒みが生じると大量に薬を使ってしまっていた。
そんな使い方をしていたので、わずか五日で薬を使いきってしまった。
しかし、痒みはほとんどなくなり朋子は完全に治ったと信じていた。
足が痒くなければもともとセンスの持っていた朋子は、ピアノの練習も完璧にこなし発表会でも問題ないと褒められ、いよいよ発表会当日を迎えた。
「うぅぅ・・・緊張してきたよぅ・・・」
朋子の他にもこの日の為に練習して来た少女達が大勢いて、朋子の順番は一番最後だった。
演奏用のドレスに着替え、発表者の控え室で自分の番を待つ。
自分の出番はまだ先であるにもかかわらず、朋子の緊張はピークに達していた。
極度の緊張で朋子の足は既に汗まみれになっており、素足で靴を履いていたためいつも以上に足が蒸れてしまっていた。
<ねぇ・・・もう薬なくなったみたいだね・・・>
<多分ね・・・ガードモードとはいえ・・・かなり辛かったわよね・・・>
<もう我慢の限界だよ〜、絶対に許さないんだから!!>
<今まで我慢してたぶん力は有り余ってるしね〜、暴れますか〜!>
<おkおk、いつも以上に激しくね♪>
(うぅぅ・・・次が私の出番だよぉ・・・緊張するぅ・・・)
「では最後の演奏者です!!林朋子ちゃんどうぞ!!」
「はっ・・・はいっ!!(うぅぅ・・・いよいよだぁ・・・)」
緊張しながらステージにゆっくりと向かっていく。
そして、ピアノの前の椅子に腰掛けると発表用の曲を演奏しはじめた。
(大丈夫大丈夫・・・自信を持つのよ・・・練習どおりやれば・・・っっっ!!???)
気持ちを落ち着かせようと心の中で自分を励ましていた朋子に、突然足の痒みが襲いかかった。
(嘘・・・でしょっ!?こんな時にぃっ!!あぅぁあぁ・・・痒いっ!!今だけは・・・今だけはやめてぇっ!!)
<痒がってる?>
<う〜ん・・・何とか耐えてるって感じかなぁ・・・>
<もっと激しく泣き叫んだりしないかなぁ・・・>
<皆見てるしね〜・・・もっとパワーあげてみようか・・・>
<了解でありますっ!!>
演奏中に突如生じた足の痒みに朋子は泣きそうになりながら、必死に耐え演奏を続けていた。
しかし、完全に治ったと思い込んでいた朋子は信じられず戸惑いは大きくなるばかりである。
(何で今頃ぉっ!?やめてよぉっ!!う〜〜〜!!カユいぃっ!!くぁぁぁ・・・・ひぎぃっ!!)
<もっといろんなところ責めてみようよ〜>
<そうだね〜、土踏まずとか踵とかもねっ>
(うぎぃっ!!痒いっ!!かゆ〜〜〜いっ!!土踏まずぅっ!!痒いぃぃっ!!踵っ!!足指ぃッ!!全部・・・痒い痒い痒いかゆ〜〜〜〜〜〜いっ!!)
水虫菌達は朋子の足のいたるところを暴れまわる。
もう朋子は心ここにあらずといった様子で、体だけが勝手にピアノを演奏していた。
朋子がかわいそうだよ(⊃д`)
発表会くらいは無事に終わってほしい
…とか思ってしまう俺はおかしいかね
でもせめてハッピーエンドで終わってほしいなと思ったよ
(痒い痒い痒い痒いカユイカユイかゆいかゆい痒いカユイカユイカユイっっっ!!!!)
無事にかどうかはわからなかったがともかく演奏を終えた朋子は、観客に礼もせずにステージから下り一目散にトイレへと駆け込んだ。
「くぅっ!!早く早くぅっ!!」
個室の地べたにだらしなく座りこみ素早く靴を脱ぎ捨て両足全体を激しく掻き毟る。
「あぁぁぁぁっ!!いいっ!!気持ちぃぃっ!!くぅぅぅっっっ!!」
蒸れて汗まみれになった足を躊躇することなく掻きまくる。
所々皮膚が破け血がにじみ、手が血で汚れていく。
しかし朋子はそんな事は気にせずに一心不乱に痒い痒い両足を掻き続ける。
「朋ちゃ〜ん?いるのぉ?うぅぅ・・・何このトイレ・・・なんか臭いよぉ・・・」
発表会を見に来てくれていた美沙が朋子を探しに来たのだった。
トイレには蒸れ切った朋子の足の匂いが充満しており、美沙は顔をしかめる。
「朋ちゃん?いるんでしょ?大丈夫?」
「う・・・ん・・・大丈夫・・・すぐにいくから外で待ってて・・・」
「ほいほ〜い・・それにしても何の匂いだろ・・・」
トイレの悪臭に首をかしげながらも美沙はドアを開けて出て行った。
用を足していた様子に見せるため水を流し、個室から出て素早く手と足を水道の水で洗う。
(美沙ちゃんが言ってた匂いって・・・きっと私の足の匂いだ・・・凄く蒸れちゃってたし・・・恥ずかしいよぅ・・・)
直接的ではないにしろ友人に自分の足の匂いを指摘されたようで朋子は恥ずかしさでいっぱいだった。
手についた血と足の匂い、足の汗と血を洗い流しトイレから笑顔を作り出て行く。
「朋ちゃん、トイレ我慢してたの?」
「う・・・うん・・・ま・・・まぁね・・・」
「ピアノよかったよ、何か凄く怖い顔してたけどね・・・かなり集中してたんだね」
「そ・・・そう?とにかく必死でさぁ・・・あははは・・・」
美沙の口ぶりからすると発表自体は上手くいったようで朋子はひとまずほっと胸をなでおろした。
549 :
1:2007/11/15(木) 01:48:08 ID:wjireeSy0
今回はココまでです
546さん、レスどうもです
今回はハッピーエンドにはならないかなぁ・・・w
550 :
21:2007/11/15(木) 21:39:26 ID:vRuwV2uc0
>>539 どうもです〜。
なるべくションボリにならないようがんばりますです。
更に間が空くかもですがご容赦の程を・・・。
>>1さん
感想レス&続き投下どうもありがとうございます!
実際に水虫菌は生存に適さない環境下に置かれると胞子形態になってやり過ごす
(菌糸を延ばせない状態なので症状は出ない)ので、ガードモードというのは実に言いえて妙だと思いますです。
そして発表会での壇上で痒くなるのはまさに理想の展開!
その事実を知った上で観客の一人としてじっくり朋子嬢を観察したいです (*´Д`)=3 勿論最前列デ
発表会用の服でトイレの床に座り込んでしまうところも切羽詰った感じが実にスバラシイ・・・!
薬局のお姉さんも気になるところですが、正座でマターリお待ちしてますので続きも宜しくお願いします〜。
551 :
1:2007/11/16(金) 01:00:36 ID:RJzVmIv40
薬局のお姉さん・・・当初はこんな怪しいキャラじゃなかったのですが
途中で書きたい衝動に駆られつい怪しくしてしまいましたw
一応21さんの好きそうなシチュにするつもりなのですが
かすってもいなかったらごめんなさいm(__)m
552 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 19:34:32 ID:t8kB+Eoe0
sage
>>21様
マリィの痛む足を強引に硬いヒールに押し込むシーンに最高に萌えました。
爪先の折れてしまった足をもっと酷使してもらいたいですね。
リリィの絶えることにない脚の痒みも激しく期待します。
二人とも靴を脱がせたらどんな醜い足になっていることか・・・
清楚なメイド服にぎこちなく醜い足・・・最高すぎます。
554 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 22:51:28 ID:M3HQiYeE0
(*´д`*)ハァハァ
555 :
1:2007/11/21(水) 06:32:03 ID:570DHRIG0
21さんのリク一応完結したので朝から投下〜
その頃あるマンションの部屋では・・・
「由美・・・お前の足はやっぱり最高だよ・・・(ぴちゃ・・・ちゅば・・・)」
「あぁん・・・ダメぇ・・・汚いからぁ・・・足蒸れてるのにぃ・・・」
「汚くなんかないさ・・・たっぷり働いて蒸れ蒸れになった足だからいいんじゃないか・・・」
「んんんっ・・・彰・・・私・・・もう・・・」
「もうイくのか?しょうがないなぁ・・・由美は・・・足で感じる変態だもんな・・・」
「はいぃっ・・・由美は・・・足で感じちゃう変態女ですぅぅっ!あぁぁっ!もう・・・イく・・・あぁぁぁぁぁぁっ!!」
「っふぅ・・・やっぱり由美の足は美味いな・・・惜しむらくは水虫じゃない事だな・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・水虫が好きだなんて変わってるのね・・・」
「なぁ?水虫になってくれよ」
「いやよ・・・だってあれ凄く痒いらしいじゃない・・・あっ!!そう言えば・・・」
「ん?なんだ?」
「彰・・・日曜日にまた私の家に来て?楽しませてあげるから・・・」
三日前・・・
「うぅぅっ!!(痒いぃっ!!もう薬を買うお金もないし・・・どうしよぅ・・・)」
<私たちの頑張りで両足全部が水虫になっちゃったわね〜>
<毎日毎日『痒いぃぃっ!!』って泣き叫んで面白いわよね〜>
<いつも足が蒸れてるから私たちにとっては最高の環境だし>
<この子意外に足の痒さ楽しんでるんじゃない?だからわざと足蒸らして悪化させようとしてるとか>
<あはは♪何それ、変態じゃん>
<もっと苦しませててあげよう!>
<おぅよ!!>
発表会の日から二匹の活動は更に活発になり、朋子の両足は足の甲と側面を除いて全て水虫に侵されてしまった。
学校での講習を終え帰宅途中再びあの薬局に入っていった。
買えないとわかっていても使った時の爽快感が忘れられず水虫薬のコーナーで薬を眺め続けていた。
「あれ?この間の・・・?」
「(ビクッ!!)あ・・・(ダッ!!)」
薬屋のお姉さん―由美―に見つかり、わけもなく恥ずかしさを感じて逃げようと駆け出す。
「あっ・・・待って!!いい話があるんだけど・・・」
「いい・・・話・・・?」
由美の口から出たいい話と言う言葉に反応して立ち止まる。
「もう薬きれちゃったのよね?」
「はい・・・」
「お金がなくて薬が買えない」
「はい・・・」
「こんな暑い時期に靴と靴下で足は蒸れ蒸れになって凄く痒い」
「っ・・・!!うぅぅ・・は・・・はぃ・・・」
「そんなことだろうと思った・・・実はね私水虫の研究をしてるの・・・もしかしたら治せるかも・・・」
「ほっ・・・本当ですかっ!?」
朋子の顔がぱぁっと輝く。
「うん・・・そうねぇ・・・日曜日に私の家に来て?コレ住所の紙ね、あ・・・そう言えば名前聞いてなかったわね・・・」
「はいっ!!あのっ・・・林朋子です・・・よろしくお願いします・・・」
「朋子ちゃんね・・・了解・・・あっそうだ・・・今履いてる靴下日曜日までずっと履きっぱなしにしてほしいんだけど・・・」
「え・・・?靴下を・・・履きっぱなし・・・?」
「うん・・・できればお風呂も控えてほしいなぁ・・・」
「治療に必要なんですか・・・?」
「うん・・・かなり重要なのよ・・・お願いね?」
「はい・・・わかりました・・・」
「じゃあ・・・日曜日にね」
「はい・・・失礼します・・・」
由美は朋子が見えなくなると今までこらえていた笑いがつい顔に出てしまった。
(突然の思い付きだったけど・・・彰喜んでくれるかなぁ・・・うっふふふふふ・・・)
その頃朋子は・・・
(さっきはつい了承しちゃったけど三日も同じ靴下履き続けたら・・・凄く蒸れて臭くなっちゃうよね・・・それに痒みも・・・はぁぁ・・・)
自分の履いている黒のハイソックスを見て、大きなため息をついたのだった。
「ってことになって・・・どう?楽しそうでしょ?」
「あぁ・・・最高だよ・・・美少女の蒸れ蒸れ水虫足か・・・凄く楽しみだ・・・」
朋子の予想通りそれからは強烈な足の蒸れと痒みに襲われ続けた。
お風呂にも入れずハイソックスは汗をたっぷりと吸収しどんどん臭くなっていく。
もちろんその靴下に包まれた朋子の足も・・・。
そして土曜日・・・
「っはあぁぁぁぁっ!!痒いっ!痒すぎるぅっ!!あぁぁぁぁぁっ!!くぅぅっ!!!」
<最近凄く快適だよね〜>
<うんうん・・・ここんとこずと足蒸れ蒸れで汗まみれじゃん>
<何か力がわいて来るね〜、何時間でも暴れられそう>
学校からの帰り道、誰もいない公園のトイレで蒸れた足を掻き毟る。
しかし三日間同じ靴下という環境は、水虫菌達にとっては何よりも快適で二匹のパワーはとめどなく溢れてくる。
その為、掻いても掻いても痒みは和らがず、また水虫菌達の言葉どおり何時間もの長い間地獄の痒みは続いていた。
「くぅっ!うあぁぁぁっ!!かゆ〜〜〜〜いっ!!でも・・・明日・・・治療・・・我慢・・・明日までの我慢・・・」
今すぐにでも靴下を脱ぎ素足を掻き毟りたかったが、一時的にでも脱ぐことは由美との約束を破る事になってしまうと思いどうにか自制し、痒い足を引きずりながら家へと帰宅した。
その夜は治療への期待と激しすぎる足の痒みでほとんど眠れなかった。
そして日曜日・・・
―ピンポ〜ン―
「あら?いらっしゃい、どうぞ」
「・・・お邪魔します・・・」
朋子は「お邪魔します」と言いながらも玄関から動こうとせず立ち尽くしていた。
もちろん蒸れた足で上がることを躊躇してのことである。
「どうしたの?こっち来て?」
「はっ・・・はい・・・」
「あ・・・スリッパないからそのままね・・・」
「・・・(どうしよう・・・こんな臭い足で・・・あがったりなんか・・・)
「ほら・・・早く・・・」
「はいっ・・・」
朋子は思い切って靴を脱ぎ、玄関から家の中へと一歩踏み出した。
その瞬間部屋中に足特有の悪臭が立ち込める。
「ん?何かしらこの匂い・・・」
「(ビクゥッ!!)・・・」
「ねぇ朋子ちゃん凄く臭くない?何の匂いかなぁ?」
「あの・・・」
「下の方から漂ってくるような・・・」
「すっ・・・すみません・・・私の・・・足です・・・」
「えぇっ?!この臭ぁ〜い匂いって朋子ちゃんの足の匂いなのっ!?」
「うぅぅ・・・はい・・・そう・・・です・・・(いやだぁっ・・・恥ずかしいぃ・・・)」
「そういえば同じ靴下履きっぱなしだったんだっけ・・・これが三日間も同じ靴下で蒸れまくった朋子ちゃんの足の匂いなのかぁ・・・」
由美はわざと羞恥心をあおるような質問と反応をした。
朋子は耳まで真っ赤にし、両手を硬く握り締め泣き出しそうになるのを必死にこらえていた。
「さぁ・・・こっちよ・・・」
そんな朋子をしばらく観察した後、ベッドのある部屋へ朋子を案内した。
「さぁ・・・ベッドの真ん中に座って?」
「はい・・・あの・・・どんな治療なんですか?」
「ん〜、その前に状態を確かめるわね(・・・くんくん・・・)」
「っ!!!?何をっ・・・くぁぁぁ・・・痒いぃっ!!」
由美は朋子の足の裏に顔を近づけ、匂いを嗅ぎはじめた。
そのわずかな刺激で足の痒みは増大される。
「やっ・・・やめてくださいぃっ!!臭いですよぉっ!!あぁぁっ!!足かゆいぃぃっ!!」
「げほっごほっ・・・!ホントね・・・凄く蒸れてて・・・臭いわ・・・」
そう言いながらも今度は反対の足の裏の匂いを嗅ぎ始める。
「凄い・・・こんなに汗で湿って・・・じとじとしてる・・・なんかくせになる匂い・・・」
「やめてぇっ!やめてくださいぃっ!!うぁぁぁぁっ!!カユいぃぃ!!」
「由美・・・お前も足の匂いの良さがわかっただろ?」
「ヒッ・・・だ・・・誰・・・」
突然聞こえた男の声に朋子は怯える。
「あぁ彰、今来たの?」
「あぁ・・・おっ!その子が例の水虫小学生か・・・なかなか可愛いじゃん」
「えっ?えっ?ど・・・どういう・・・」
「彰・・・早速・・・」
「あぁ」
戸惑いはじめた朋子を無視し、由美は上半身の方へ移動し変わりに彰が朋子の足の前に座った。
そして、先ほどの由美のように朋子の足の匂いを嗅ぎはじめた。
「いやっ!!やめてぇっ!!な・・・何を・・・は・・・放してぇっ!!」
体を動かして抵抗しようとする朋子の上半身を由美ががっちりと固めた。
両足首も彰につかまれているため、ほとんど体を動かすことが出来なくなってしまった。
それでもどうにか抵抗しようと足を左右に振り動かす。
「おぉ・・・自分から俺の顔に臭い足を擦り付けるとは・・・変態だな・・・」
「違っ・・・!!くぁぁぁっ!!か・・・かゆ〜いっ!!痒いよぉ!!」
足を動かすことにより彰の顔に足の裏が擦り付けられる形となり、その刺激で足の痒みが更に敏感に感じる。
「さて・・・そろそろ素足を拝むとするか」
「あぁっ!!やめてぇっ!!」
彰は素早く朋子の両足にべったりと張り付く靴下を脱がし、片方を由美に放り投げた。
「臭い靴下だな・・・何日履いてるんだ?」
「ヒック・・・ヒック・・・もう・・・やだぁ・・・」
脂足で日頃から蒸れやすく臭くなってしまう足を何よりも気にしていた朋子にとって、靴下を嗅がれるということは何よりも羞恥心を感じることだった。
しかも直接足の匂いを指摘され、恥ずかしさからついに泣き出してしまった。
「おい、泣いてないで答えろよ・・・この臭い靴下はお前の何日分の足汗が染み込んでるのかな?」
「うぅぅ〜〜〜っ・・・ヒック・・・」
「三日よ・・・足を蒸らせて臭くするのが趣味なんですって・・・変態よねぇ・・・」
「違うっ・・・そんな・・・違う・・・私は・・・」
「そうか・・・自分で足を臭くさせるのが好きな水虫変態女か・・・」
「違うぅっ!!!あなたたちこそ変態だわ!!人の足の匂いを・・・んんっ!?もがぁっ!?(な・・・何・・・!?)」
「うるせぇな・・・少し黙ってろよ・・・」
彰は脱がせたばかりの朋子の靴下を朋子の口に押し込んだ。
すかさず由美がそばにあったタオルで口元を固く縛りつけ塞いでしまった。
「んんんっ!!んーっっ!!(気持ち悪いよぉ・・・く・・・臭いよぉ・・・)」
靴下から染み出した汗が口の中に広がり、さらにはその臭気が鼻へと抜ける。
「へへっ・・・自分の臭い靴下咥えて幸せだろ?」
「んんーっ!!もごぉっ!!」
「何?もっとやってほしいの?それじゃあ・・・」
由美は片手に朋子の靴下をはめ、その手で朋子の鼻を押さえつけた。
「んーーーーーーっ!!!!!!(臭いっ!!くさいよぉっ・・・!!)」
口を塞がれ鼻からしか呼吸ができない朋子は直に自らの足の匂いを吸い込むしかない。
その強烈な臭さに頭がクラクラし始める。
「では・・・いただきま〜す!!」
靴下を咥えさせてからずっと素足の匂いを嗅いでいた彰が舌を出し足を舐めはじめた。
「んんーーーー!!!もごぉぉっ!!(ひぁぁぁっ!!かっ!!かゆ・・・いぃっ!!)」
<キタッー!!この刺激は人間の舌!!>
<最高の恵みよ!!唾液も絡まってきて・・・あぁっ!!暴れたいっ!!>
<お・・・心なしか体も大きくなってきた気がする〜>
<レベルアップしたのよ・・・きっと>
<じゃあ痒さもすごくなってるかなぁ>
<多分ね>
<さっきからきっととか多分とかあいまいだね>
<まぁ・・・台本どおりにやってるだけだから・・・>
<ちょ・・・台本とかないから!!読者の夢を壊しちゃダメ!!>
<あ〜・・・今の所はカットで・・・>
<いやいやいや!!生!生!!>
<どんまいっ・・・てへっ・・・♪>
<もういいや・・・>
彰は唾液を含ませながら両足の全体をゆっくりと舐めていく。
水虫の患部は唾液が付着することにより更に痒みを増していく。
「んんーっ!!んーーっ!!(やめてぇ・・・!!気持ち悪い・・・痒いっ!カユイカユイカユイカユイ痒いかゆぅぅぅいいいぃぃっ!!)」
「ふふふっ・・・自分のとっても臭ぁぁぁい靴下の味と匂いを感じながら足を舐められる気分はどう?」
「んんっ・・!!ん〜っ!!(いやだぁ・・・臭くてしょっぱくて気持ち悪いぃぃっ!!ふぁぁ・・・足痒いよぅっ!!もうやめてぇぇっ!!)」
「最初の内はちょっと気持ち悪いかもだけど・・・すぐに彰の舌の虜になるわよ・・・」
「もがぁっっ!!むぐぅぅっ!!(そんなことないぃっ!!気持ち悪いだけぇっ・・・あ・・・あれ・・・?くぅぅ・・・)」
由美の言う通りいつの間にか気持ち悪さは消えており、体中が熱くなり始め全身の力が抜け始める。
「ふふふ・・・目がとろぉんとしてきたわね・・・感じてるのね・・・」
「(あ・・・あぁ・・・痒いのに・・・気持ちよくて・・・なんか変だよぉ・・・力が抜けてくぅ・・・)」
激しく暴れていた朋子の動きは止まり、今は時折ぐったりとした体を二、三度痙攣させるのみであった。
「もう抑えてる必要はないわね・・・靴下を鼻に巻きつけてっと・・・」
由美は手から靴下をとり、朋子の鼻の上にタオルで巻きつけ彰のいる朋子の足元へと移動した。
「彰・・・私も舐めたい・・・いいでしょ?」
「あぁ・・・いいぜ・・・感じ始めてきてるみたいだし二人でイかせてやろうぜ・・・」
彰は左足をゆっくりと、由美は右足を激しく舐めていく。
左足の土踏まずが下から上へゆっくりと何度も舐めあげられ、右足は一本ずつ足指を咥えられ由美の口内で舌に弄ばれる。
数分ごとに左足は踵、右足は拇指丘など左右でそれぞれ違った場所を舐められる。
「んんっ・・・!!っ!!っっっ〜〜!!(くぁぁ・・・きっ・・・きもちいぃっ!!でも痒いっ!!痒いぃぃっ!!かゆいのぉぉっ!!)」
その度に朋子は小さく何度も痙攣しながら、気持ちよさと共に感じる激しい痒みに必死に耐えていた。
しかし、徐々に痒みよりも絶頂を迎えてしまいそうになる感覚が朋子の頭を支配し始める。
つい最近自慰の存在を知ったばかりの朋子にとって足を舐められるだけでイくというのは全く未知であり、人に絶頂を迎えるところを見られるのは絶対に避けたいことだった。
しかし、心でいくらそのように思っていても体は確実に反応しておりすぐにでも絶頂へと果ててしまいそうだった。
「ふぅ・・・ちょっとストップ・・・」
「え?彰どうしてやめたの?」
「まぁいいから見てなよ・・・」
しかし、絶頂の直前で足舐めは中断され唾液まみれの足にはしつこく激しい痒みだけが残る。
「んんんっ!!もごがぁぁぁっ!!(どうしてぇっ!?どうしてやめるのぉっ?!くぁぁぁっ!!痒い痒いカユイかゆいかゆいかゆいカユイ痒い痒いぃぃっ!!カユ〜〜〜〜〜〜イイイぃぃっぁぁぁおぉぉぁぁっ!!)」
耐え切れずに二人が見ている前で思い切り両足を掻き毟る。
(うぐぉぉっぉぉぉっぉぉっ!!!気持ち・・・いいっ・・・!!きぼぢいいっぅぉぁぁっ!!!あははははぁぁっ!!ぎぼぢよぐでぇぇ・・・がゆいのに゛ぃぃっ!!がゆぐでぇぇ・・・イぐっ!!がゆぐでイぐぅぅぅぅぅっ!!!!)
<おぉぉっ!!やっぱこの掻き毟る刺激が何よりも最高〜!!>
<もうこの娘かなり痒みの虜だね〜、これから一生苦しめてあげるからね♪>
朋子は二人の舌によって敏感になった足を激しく掻き毟り自ら刺激を与え、理性は完全に崩壊し二人の前でだらしなく絶頂を迎えそのまま気絶し倒れこんだ。
<いやぁ・・・よかったね〜>
<何が・・・?>
<う〜ん・・・今の掻き毟る刺激もだけど・・・この話の全体的な感じとか・・・>
<何まとめようとしてるの?>
<え?終わりじゃないの?>
<だって後半私たちあまり出番なかったじゃん!!>
<まぁ・・・そこは触れないであげてよ・・・実力的にごまかしながら進んでるんだから・・・>
<そぅね・・・そろそろこの作者も引退の時期かもね・・・>
<ふむぅ・・・>
<そこは否定しないんだ・・・>
<あ・・・えへへ・・・まぁ作者もうっすら感じてたりするんじゃない?そろそろ限界かなぁとか・・・>
<と・・・とにかくエピローグに進もうか・・・>
「みろよ・・・幸せそうに眠ってるぜ・・・でもよだれやら鼻水やらで顔がぐちゃぐちゃだな・・・」
「このよだれと鼻水まみれの靴下どうする?まだこの娘の足の匂いはきつく染み込んでるけど・・・」
「履かせておこうぜ、それにしても楽しかったな」
「私足舐めでイかせたかったなぁ・・・」
「まぁまぁ・・・少し脅せば俺たちの言いなりさ、また今度一週間くらい足蒸らしたりしてその時に楽しもうぜ」
「そうね・・・あぁっ!!楽しみ〜」
朋子は二人の会話など知るはずもなく、幸せそうに眠っていた。
起きた時からが地獄の始まりだとも知らずに・・・
(終わり)
569 :
21:2007/11/21(水) 21:09:24 ID:cvAEsml90
>>1さん
完結乙です&どうもありがとうございます!!
まさかこの段階まで来て更に新展開とは・・・!
言葉責めから靴下匂い責めの流れ・・・そして何より絶頂寸前の寸止め放置が実にグっと来ました!
途中段階では「発表会→薬→受験時に再発」みたいな流れかと予想していたんですが、
書いて頂いた展開のほうがより踏み込んだ感じでイイですねぇ。 (*・∀・)o 迸る程GJ!
朋子嬢はきっとこの先水虫中毒になるに違いない・・・!
改めましてどうもありがとうございました!
しかし最後の部分で意味深な台詞が・・・
もしかしてこのスレもこのPart3で終わりということなのでしょか? (;・∀・)ドキドキ
>>553 どうもありがとうございます〜。
ご期待に沿えるかどうか自信が無いですが、ともあれ今しばらくのご猶予を・・・ (;・∀・)人
570 :
足舐め妖怪:2007/11/22(木) 00:48:18 ID:0lcN4FANO
1さん、21さん
かな〜りのお久しぶりですm(__)m
公私に忙しく、書き込みしないことはや2ヶ月・・・タイミングがはかれずに今になってしまいました
もう、忘れ去られてしまったかもしれませんがまた遊びにきます!
いま構想中のネタをまた書いていただければと思いました(^_^;)といっても、またゲームネタなんですが
とりあえず久しぶりの挨拶でした
もしや、パート3でほんとに終わりなんでしょうか?不安になります(・・;)
571 :
1:2007/11/22(木) 01:13:28 ID:0x/crHIi0
21さん、感想どうもです〜
最初は受験→水虫バレる→中学でそれをネタにイジメ
みたいなノリでいこうとしてたんですが21さんのリクで二度ほどあった
治療と称しての・・・みたいなのに落ち着きました
受験の方がよかったですかね?
足舐め妖怪さん、お久しぶりです!!
もう見切られたのかと思ってました(泣
いつでもリク大歓迎ですので〜
そして、意味深なセリフについては本気半分冗談半分って所でしょうか・・・
最近の人の集まりについてですとか自分の実力的にもそろそろ限界かなぁと・・・
でもとりあえずはまったりとでも続けていこうかな・・・
常連さんだけのまったり雑談とかできたりするだけでも嬉しいですし・・・
足フェチの本スレはそんな雰囲気じゃないし・・・って感じですかね
長文すみませんでしたm(__)m
572 :
21:2007/11/22(木) 23:22:39 ID:DBLIcTb30
>>足舐め妖怪さん
お久しぶりです〜。
丁度数日前にたまたま検索で辿りついたAV板のくノ一スレでくノ一+足フェチな人の書き込みがあったのを見て
ふと足舐め妖怪さん最近来られないなぁとか思ってたりしてたとこでした。 (´∀`)
ああいうところにももアイデアのヒントがあるかも・・・とか思ったり。
>>1さん
中学でそれをネタにイジメ・・・それも又極めて魅力的な案ですねぇ・・・甲乙付け難いです。
しかし以前お願いした分から傾向を予測していただいたお心遣いに感激であります! (*´ω`)人
以前書いたかもですが、治療系は昔激しくツボった成年コミックでのネタが源流だったりします。
スレ人口については元々スレ内容自体が性質的にフェチ板とエロパロ板の境界線上ぽいですし、
フェチ板だと画像・動画重視、エロパロ板だとノーマルエロが殆どぽいですので中々難しいかもですね。
書く方に関しましては自分も中々モチベーションが上げられず困ってます (´∀`;)
やっぱり狭いジャンルである程度量を書くと表現とかで行き詰まりがちですよねぇ・・・
573 :
493:2007/11/22(木) 23:29:50 ID:DclXDeWo0
>>1氏
小説読ませていただきましたが、足を掻き毟る時や痒みに耐え切れず大声をあげる
描写はいいなと思います。自分が描写する時はここまで激しさが出せないので。
水虫に悩む女の子4スレに今ネタが色々出ています。よかったら見てみて下さい。
もしかしたらいいネタになるかも・・・
>>21氏
窮屈なハイヒールに水虫、いいですね。
メイドがというのがそそります。
メイド好きなので(笑)
574 :
1:2007/11/22(木) 23:45:35 ID:0x/crHIi0
21さん、私も今AV板のくノ一スレみてきました
素足か足袋かについて語っておりましたね
私は最初は足袋→溶かすor破く→片足足袋片足素足が好きです(聞かれてなry
>>表現とかで行き詰まりがち
これはありますね
足フェチな部分のアイデアもですが文章表現が特に・・・
自分の拙い小説でも読んでくれる方がいるのはとても嬉しいです
これからも頑張りますです〜
493さん、どもです(^^)
私の場合は叫ばせて細かい描写をごまかすという逃げの手法ですw
575 :
493:2007/11/22(木) 23:56:44 ID:DclXDeWo0
>>1
そんなことないですよ。
主人公の心理描写とか細かいじゃないですか。
私の場合はCMがベースになっているので、少し淡白なフシがあります・・・
576 :
1:2007/11/23(金) 00:05:19 ID:IpMQe6cg0
ありがとうございます
会話部分や心の部分は状況描写より書きやすいのでつい多めになってしまうんですよね
CMですか〜
最近CMに出てくるのが男ばかりで切ないですw
私は水虫は21さんの影響なのでつい最近なんですよね
493さんはいつごろから水虫に目覚めたのですか?
577 :
493:2007/11/23(金) 11:18:34 ID:R3yNiF4N0
>>1氏
小学生位の頃でしょうか。
当時はCMに女性が多く出ていたので、それに惹かれて今に至るという感じです。
578 :
1:2007/11/23(金) 19:37:48 ID:IpMQe6cg0
小学生頃ですか〜
自分はもう少し上の中高くらいですかね〜
579 :
21:2007/11/23(金) 22:44:25 ID:Q53Dy4Gm0
>>493さん
どうもありがとうございます〜。
メイドは実に水虫の似合う職業ですよね!
>>1さん
靴下なら・・・靴下なら破り系のシチュ等については同感であります!
実は自分は足袋はちょっとストライクゾーン外だったりするのです。 (;・∀・)ゞ
考えたらペディキュア以上に苦手かもしれない・・・。
生地がどうしても好きになれないのと、あとどうも年配の方のイメージがありまして・・・。
580 :
1:2007/11/23(金) 22:56:06 ID:IpMQe6cg0
私も普通の足袋は範囲外ですがくノ一のならおkですww
くノ一つながりでもう一つ・・・
くノ一の履いているもので足の指だけ露出しているような履き物ご存知ですか?
あれ凄くいやらしいんですよw
581 :
21:2007/11/23(金) 23:05:00 ID:Q53Dy4Gm0
指だけと言われますとトレンカみたいな感じでしょか?
スト3のいぶきはちょっと違う・・・かな?
582 :
1:2007/11/23(金) 23:28:03 ID:IpMQe6cg0
583 :
21:2007/11/24(土) 06:17:31 ID:AuM56pCX0
むむ、消えてるぽい・・・?
検索してもそれらしいのが見つからなかったのですが
ひょっとして地下足袋の指先をカットしたような感じでしょか?
584 :
1:2007/11/24(土) 10:08:46 ID:sqKg3z6y0
ホントだ・・・消えてる・・・
検索してみたところサムライスピリッツに出てくる「いろは」というキャラでした
くノ一ではなかったみたいですw
画像はフィギュアばかりなのでわかりづらいと思いますので
もしよければ同人誌のサイトいっていただいてサムライスピリッツで検索すれば
いくつか出てくると思います
私が見たのは「MULTI−BODY」というタイトルのものでした
585 :
21:2007/11/24(土) 21:09:04 ID:AuM56pCX0
なるほど、タイツの足先部分だけカットしたような感じでしょか。
検索でひっかかった絵では親指-人差し指間と人差し指-中指間に通った生地でずれないように固定してるぽいですが、
構造的に実際の設定は親指-人差し指間のみなんじゃないかと勝手に予想。
いずれにしろ真冬とか露出部が真っ赤になりそうで中々イイすねぇ。 (*´∀`)
586 :
1:2007/11/24(土) 21:24:32 ID:sqKg3z6y0
かなりいいですww
名前とか知ってます?
そういえばそろそろ次スレ建てなきゃだなぁ・・・
587 :
21:2007/11/24(土) 22:23:16 ID:AuM56pCX0
おわ、ほんとだ。いつのまにやら487kbに。
うーむ、しかしやっぱあれも名前ついてるんですかねぇ。
つま先と踵がないタイプのものをトレンカと呼ぶことを別スレで知ったのもつい最近なくらいで
元々あんまり詳しくないので自分もわからないです。
588 :
1:2007/11/24(土) 22:28:27 ID:sqKg3z6y0
そうなんですかぁ・・・いつか小説に使えたら使いたいと思っていたのですが・・・
次スレ建ててきましたぁ(^^)
589 :
493:2007/11/25(日) 00:05:33 ID:GwgCmI+B0
>>1氏
ご存知かもしれませんが、
今、水虫ネタのいいイラストが水虫に悩む女の子4スレにUPされてますよ。
590 :
1:2007/11/25(日) 00:29:43 ID:mc+l4qLK0
493さん、今見て来ました
かなり萌えさせていただきました
情報ありがとうですm(__)m
591 :
21:2007/11/25(日) 10:53:54 ID:GXh8KKAQ0
うわーい褒められた。 (*´∀`)
あれの元画像のGIFアニメ、1年半ほど前に当の水虫スレに投下した際はほぼスルー状態だったですよ。
描いてから時間が経つとデッサン狂ってるのとか気づくんですがその割りに殆ど進歩していないとこがなんとも。
そして1さんスレ立て乙であります!
制限にひっかからないように暫く保守したほうがいいかもですねぇ。
592 :
1:2007/11/25(日) 11:29:59 ID:mc+l4qLK0
おぉ・・・あの絵は21さんだったですか・・・
似てるとは思ってたんですがまさか本人とは・・・
かなり萌えましたよ、いいものを見させてもらいました(^^)
そして次スレについてですが近いうちに作品を投下しようと
考えているので制限は大丈夫かと・・・
でも一応保守してこようw
韓国ってどんな国?
・ミシュラン東京ガイドで☆が続出。それは評価が甘いせいだと批判。日本が他国から評価されるのを許さない。
・金大中大統領事件(政治家・金大中を日本で拉致し、日本の主権を侵害)
・反日国是。日本を嫌うことでしか自分を保てない国。
・そのくせ日本に相手にしてもらわないと即座に窮地に陥る国。
・日本を誉めた web を作った高校生を逮捕してしまう国。
・日本を目の敵にすることにのみ生きがいを感じている国。
・日本人を嫌ってるくせに、他国へ行くと日本人になりすます奴が多い国。
・日の丸のことを「使用済みナプキン」と呼んでいる国。
・日本からの借金が国家予算の2倍ある国。
・日本からの借金で軍拡してる国。
・返すつもりのない借金をし続ける国。
・半万年の歴史上、戦争に一度も勝ったことのない国
・議論というのは大声での罵倒合戦だと思ってる国。
・他人に間違いを指摘されると、すぐに顔を真っ赤にして怒る人が大勢いる国。
・契約不履行が日常的な国。
・時間を守らないのが当たり前の国。
・何百年前の被害でも昨日のことのように恨み続けられる国。
・根拠不明な選民意識があり、黒人差別のひどい国。
・人を騙して出し抜くのを美徳とする国。
・デパートや橋が突然崩れ落ちる国。
・捏造をやらせたら世界一の国。
・柔道、剣道、華道、茶道、サッカーを創ったという文化大国。(爆笑)
・イチローが「異臭が漂う」(実際には「キムチくせー」(笑))と言った空港がある国。
・敵対関係にないベトナムに出かけていって民間人を多数殺したのに、賠償請求を拒んでいる国。
・ベトナムで農民の女子供を殺しまくり、耳を削いでアルコールにつけて持ちかえったくせに、それを自国の教科書には一切書かないでなかったことにして、あまつさえ隣国の教科書に文句をつけてくる国。
・独立維持派の伊藤博文を撃ち殺して、結局朝鮮併合を早めてしまった人物を英雄として祭り上げる国。
・小学校の教科書にでっち上げの残虐写真を載せて子供を洗脳している国。
・大戦中の日本軍の話になると、日本に攻め込んで同じ事をすればいいと答える小学生がいる国。
・強姦発生率日本の10倍の国。
・米国の外務省(にあたる所)の web に、唯一名指しで「強姦多し、渡航注意国」に指定されていた国。
21氏の絵のクオリティーでリリィとマリィが苦しむ姿が見たい!
595 :
足舐め妖怪:2007/11/27(火) 00:09:44 ID:2ZoKhWMFO
>>587 それは、餓狼伝説の不知火舞が素足に履いてるやつでしょうか?
前どこかのスレで、なんで急に3から足袋ではなく足先を露出したのかと疑問が出てましたね
たしかに、動きやすさを重視したのか?あんな格好で戦われたら、そっちにばかり目が行って戦いになりませんね、私なら・・・その前に、なんで素足になったといやらしく聞いてみたいです
足フェチの私はそれから舞が好きになりましたけど(/--)/
あと、古いゲームではワールドーローズ2の出雲良子という女性柔道家も似たようなのを装備してたなと
596 :
1:2007/11/27(火) 00:22:23 ID:yF173cKf0
多分あれも似たようなものですね
確かにあんな状態じゃ戦いにならなそう・・・
負かして露出している足をたっぷり責めたいですww
597 :
21:2007/11/27(火) 22:22:57 ID:iKcZ81rW0
>>1さん
以前昔描いたの固めた時は多分ウケないだろうと思ったのと、
あとGIFアニメだとサイズが巨大だったので入れなかったんですが
そう言って頂けて嬉しいです。 (*´∀`)
>>594の方
なんというありがたいお言葉・・・
描けるかどうかわかりませんが文の方が仕上がったら挑んでみますです。
>>足舐め妖怪さん
よく覚えてないんですが多分そうかと思います〜。
あと「ながされて藍蘭島」のすずとか。あれはくすぐりシーンもあって実に良かった・・・。
598 :
1:2007/11/27(火) 22:59:23 ID:yF173cKf0
絵については私もお願いしたいです
負担になってしまうかもですが・・・
ついででもいいのでセレンちゃんのブドウ踏みあたりの絵もお願いできませんでしょうか?
>>あと「ながされて藍蘭島」のすずとか。あれはくすぐりシーンもあって実に良かった・・・。
このシーンは私も見ました
確かブーツ脱がされて足裏くすぐられるヤツですよね(^^)
確かそのとき履いてたのは土踏まずで引っかかるタイプのものだった
ように記憶しております、あれも非常にイイです(^^)
599 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 21:49:31 ID:lgSLasJA0
(*´д`*)ハァハァ
600 :
493:2007/11/28(水) 23:02:06 ID:9i/XdwML0
>>21氏
あのイラストは21氏が作られたのですか。
とても素晴らしいです。
601 :
21:2007/11/28(水) 23:34:27 ID:/CKo3h3+0
>>1さん
おおお、嬉しいお言葉・・・。
純粋に技量的な問題で描けるかどうか謎ですが挑んでみます〜。
立ち絵の全身だと今まで以上に異次元になりそうな気がしないでもないですが・・・。 (;・∀・)
そして藍蘭島良かったですよねぇ。
コミックでくすぐりシーンがあるのは知ってたんですがアニメでもきっちりやってくれるとは。
個人的には超くせになりそうと並んでアニメの足裏くすぐりの双璧だと思いますですよ。
>>493さん
どうもありがとうございます!
以前描いた他のもありますので又HDDの奥からサルベージしときます〜。
602 :
1:2007/11/29(木) 00:37:40 ID:DUY76M110
21さん、負担にならない範囲でお願いします
いつまでもおとなしく待ちますので〜
603 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 21:21:02 ID:n3BT4k7P0
(*´д`*)ハァハァ
604 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 17:05:58 ID:Pu8EpoTb0
sage
605 :
足舐め妖怪:2007/12/10(月) 13:48:16 ID:Ym6kPll1O
保守埋め
606 :
1:2007/12/11(火) 07:30:27 ID:3xto1HkE0
保守埋めします
607 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 20:45:44 ID:yX3jrEzW0
(*´д`*)ハァハァ
608 :
1:2007/12/12(水) 19:08:21 ID:f3GwQWxF0
埋めます
609 :
493:2007/12/13(木) 23:04:56 ID:F/DyEJ4u0
最近ネタが浮かばない・・・
610 :
1:2007/12/14(金) 11:18:05 ID:/QtRyZN00
私もよくそういう事があります
誰かのリク募集してみてはいかがでしょう?
なんなら私がリクさせてもらいますかねぇ・・・
611 :
足舐め妖怪:2007/12/17(月) 17:49:39 ID:s52H9cKb0
612 :
足舐め妖怪:2007/12/17(月) 17:52:06 ID:s52H9cKb0
613 :
1:2007/12/18(火) 01:07:45 ID:EDuQ66Mj0
足舐め妖怪さん、埋め&誘導ありがとうございます
早く埋めないと・・・
614 :
493:2007/12/18(火) 10:02:50 ID:2zhtT+Hl0
>>1氏
最近、自分自身の小学生時代の妄想である「好きな子の水虫に薬を塗る」みたいな事を掻いているのですが、
薬のCM不足や水虫ネタの減少の為に滞ってしまっていたのです。
615 :
1:2007/12/19(水) 06:12:49 ID:k1lpOfAW0
ネタになるかはわかりませんが・・・
もやしもんというアニメの第一話で水虫菌がキャラクター化されて
女の足についているというのがみれましたよ
ご存知かもしれませんが・・・
616 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 21:20:53 ID:XWK35nbH0
(*´д`*)ハァハァ
617 :
1:2007/12/27(木) 14:04:36 ID:NhKeDED+0
埋めます
618 :
493:2007/12/27(木) 14:52:40 ID:sv0HRuVi0
619 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 22:22:47 ID:c/H3XS0R0
(*´д`*)ハァハァ
620 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 12:31:59 ID:cuKkvuHg0
(*´д`*)ハァハァ
621 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 22:33:29 ID:Cj9Qhk7A0
(*´д`*)ハァハァ
622 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:40:25 ID:pdlaPSVy0
(*´д`*)ハァハァ
623 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 23:10:16 ID:3WFu7tOf0
(*´д`*)ハァハァ
624 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 23:16:37 ID:kjP3P5V/0
(*´д`*)ハァハァ
625 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 20:26:52 ID:+c/dhLRZ0
(*´д`*)ハァハァ
627 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 22:23:42 ID:BOCpinXs0
(*´д`*)ハァハァ
628 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 21:19:55 ID:/VkQzQC70
(*´д`*)ハァハァ
629 :
足舐め妖怪:2008/02/06(水) 21:53:21 ID:OdwFS8P70
埋め
630 :
足舐め妖怪:2008/02/06(水) 21:53:28 ID:OdwFS8P70
埋めます
631 :
足舐め妖怪:2008/02/06(水) 21:53:37 ID:OdwFS8P70
とりあえずここまで
632 :
1:2008/02/06(水) 23:12:59 ID:Pk+3U+420
足舐め妖怪さん、埋めありがとうございます
早く埋めてしまわねば・・・
633 :
足舐め妖怪:2008/02/07(木) 21:34:17 ID:2ZoKhWMFO
1さん
そうですね、早めに埋めてしまいましょう
634 :
足舐め妖怪:2008/02/07(木) 21:37:04 ID:2ZoKhWMFO
また埋め
635 :
足舐め妖怪:2008/02/07(木) 21:37:44 ID:2ZoKhWMFO
埋めます
636 :
1:2008/02/08(金) 01:00:53 ID:U3USyijH0
あと1kb〜
埋めです
足舐め妖怪さんありがとうです
637 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 01:23:14 ID:wj5W2DhGO
なんで埋めなん?
638 :
足舐め妖怪:2008/02/08(金) 02:09:19 ID:QJ678RbXO
埋め
639 :
足舐め妖怪:2008/02/08(金) 02:11:47 ID:R2Qq4Aaf0
埋め
640 :
足舐め妖怪:2008/02/08(金) 02:11:54 ID:R2Qq4Aaf0
埋め
641 :
足舐め妖怪:2008/02/08(金) 02:12:00 ID:R2Qq4Aaf0
埋め
642 :
足舐め妖怪:2008/02/08(金) 02:12:05 ID:R2Qq4Aaf0
埋め
643 :
足舐め妖怪:2008/02/08(金) 02:16:03 ID:R2Qq4Aaf0
埋め
644 :
足舐め妖怪:2008/02/08(金) 02:16:13 ID:R2Qq4Aaf0
埋め
645 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 15:21:26 ID:TfPJfBiR0
ウ
メ
ッ
シ
ュ
は
う
ま
い
よ
646 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 18:07:31 ID:LU+viU23O
舐め
埋め立て工事中
♪Ю―(^O^ )オジャマシマース
よっしゃ^^
もうちょうやでw
勝手に踏切作ったらあかんで!
651 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 23:34:41 ID:tb8atnjA0
あげ
あ
〜
ん
ち
ょ
っ
と
待
っ
て
よ
ぉ
〜
足最高だぜ☆
∩_
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
∩___∩ | |
| ノ ヽ ! !
/ ● ● | /
| ( _●_) ミ/ <こいつ最高にアホ
彡、 |∪| /
/ __ ヽノ /
(___) /